JPH08284837A - クラッチレス圧縮機における冷却構造 - Google Patents
クラッチレス圧縮機における冷却構造Info
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- JPH08284837A JPH08284837A JP7082740A JP8274095A JPH08284837A JP H08284837 A JPH08284837 A JP H08284837A JP 7082740 A JP7082740 A JP 7082740A JP 8274095 A JP8274095 A JP 8274095A JP H08284837 A JPH08284837 A JP H08284837A
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- refrigerant gas
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Landscapes
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧縮機の大型化を回避しつつ冷却効果を高め
る。 【構成】クランク室2-1から外部へ突出する回転軸4の
突出端部にはプーリ5が止着されている。プーリ5には
ファン5-1が一体形成されている。ファン5-1はプーリ
5の外周と内周との中間部に形成されており、ファン5
-1の外径はプーリ5の外径よりも小さい。プーリ5の外
径はフロントハウジング2の外径と同程度である。ファ
ン5-1は矢印Sの方向へ送風する。フロントハウジング
2には多数枚の放熱フィン46が一体形成されている。
放熱フィン46はフロントハウジング2の前端部の表面
から外周面にかけて回転軸4の軸線方向へ続いている。
る。 【構成】クランク室2-1から外部へ突出する回転軸4の
突出端部にはプーリ5が止着されている。プーリ5には
ファン5-1が一体形成されている。ファン5-1はプーリ
5の外周と内周との中間部に形成されており、ファン5
-1の外径はプーリ5の外径よりも小さい。プーリ5の外
径はフロントハウジング2の外径と同程度である。ファ
ン5-1は矢印Sの方向へ送風する。フロントハウジング
2には多数枚の放熱フィン46が一体形成されている。
放熱フィン46はフロントハウジング2の前端部の表面
から外周面にかけて回転軸4の軸線方向へ続いている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチレス圧縮機に
おける冷却構造に関するものである。
おける冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置に用いられる圧縮機潤滑用の潤
滑油は冷媒ガスと共に流動するが、潤滑油及びシール用
ゴム部材の劣化の防止を図るために圧縮機の温度上昇を
抑制する対策がとられる。その1つの対策として実開昭
50−86312号公報に開示されるように圧縮機の外
面に放熱フィンを設ける対策がある。
滑油は冷媒ガスと共に流動するが、潤滑油及びシール用
ゴム部材の劣化の防止を図るために圧縮機の温度上昇を
抑制する対策がとられる。その1つの対策として実開昭
50−86312号公報に開示されるように圧縮機の外
面に放熱フィンを設ける対策がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開昭50−8631
2号公報では車両エンジンの駆動力を電磁クラッチを介
して回転軸に伝達するクラッチ付圧縮機が対象となって
おり、放熱フィンに送風するためのファンはプーリに止
着されている。プーリと圧縮機のハウジングとの間には
ソレノイドがあるため、ファンはプーリの外周に配設さ
れることになる。プーリの外径はハウジングの外径と同
程度であるため、ファンからの送風を放熱フィンに効率
よく当てるためにはハウジングの半径方向へ放熱フィン
を長くする必要がある。しかし、このような構成は圧縮
機の大型化に繋がる。
2号公報では車両エンジンの駆動力を電磁クラッチを介
して回転軸に伝達するクラッチ付圧縮機が対象となって
おり、放熱フィンに送風するためのファンはプーリに止
着されている。プーリと圧縮機のハウジングとの間には
ソレノイドがあるため、ファンはプーリの外周に配設さ
れることになる。プーリの外径はハウジングの外径と同
程度であるため、ファンからの送風を放熱フィンに効率
よく当てるためにはハウジングの半径方向へ放熱フィン
を長くする必要がある。しかし、このような構成は圧縮
機の大型化に繋がる。
【0004】本発明は、圧縮機の大型化を回避しつつ冷
却効果を高めることを目的とする。
却効果を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
外部駆動源の駆動力をプーリからクラッチを介すること
なく回転軸に直接伝達するクラッチレス圧縮機を対象と
し、請求項1の発明では、前記プーリと一体的に回転し
てハウジングの外周に送風するファンと、ハウジングの
前端部の外面から外周にかけて設けられた放熱フィンと
を備えたクラッチレス圧縮機における冷却構造を構成し
た。
外部駆動源の駆動力をプーリからクラッチを介すること
なく回転軸に直接伝達するクラッチレス圧縮機を対象と
し、請求項1の発明では、前記プーリと一体的に回転し
てハウジングの外周に送風するファンと、ハウジングの
前端部の外面から外周にかけて設けられた放熱フィンと
を備えたクラッチレス圧縮機における冷却構造を構成し
た。
【0006】請求項2の発明では、前記ファンをプーリ
に一体形成した。請求項3の発明では、圧縮室から吐出
される冷媒ガスの吐出通路の出口をハウジングの外周に
開口すると共に、吐出通路の出口に消音室を設け、前記
ファンの送風を前記放熱フィンによって消音室の外壁に
案内した。
に一体形成した。請求項3の発明では、圧縮室から吐出
される冷媒ガスの吐出通路の出口をハウジングの外周に
開口すると共に、吐出通路の出口に消音室を設け、前記
ファンの送風を前記放熱フィンによって消音室の外壁に
案内した。
【0007】請求項4の発明では、前記放熱フィンを消
音室の外壁に繋げた。請求項5の発明では、前記消音室
内に筒状のオイルセパレータを収容し、筒状のオイルセ
パレータの一方の開口部を消音室内に配置すると共に、
他方の開口部を外部冷媒回路に接続し、筒状のオイルセ
パレータの周囲を旋回して前記一方の開口部に到達する
冷媒ガスの旋回流を発生させるように消音室における冷
媒ガスの入口を設けた。
音室の外壁に繋げた。請求項5の発明では、前記消音室
内に筒状のオイルセパレータを収容し、筒状のオイルセ
パレータの一方の開口部を消音室内に配置すると共に、
他方の開口部を外部冷媒回路に接続し、筒状のオイルセ
パレータの周囲を旋回して前記一方の開口部に到達する
冷媒ガスの旋回流を発生させるように消音室における冷
媒ガスの入口を設けた。
【0008】
【作用】クラッチレス圧縮機では、プーリとハウジング
との間に電磁クラッチ用のソレノイドがないため、プー
リとハウジングとの間にファンを入れることができる。
このファンはプーリの外径よりも小径にでき、ファンか
らの送風は効率よく放熱フィンに当たる。
との間に電磁クラッチ用のソレノイドがないため、プー
リとハウジングとの間にファンを入れることができる。
このファンはプーリの外径よりも小径にでき、ファンか
らの送風は効率よく放熱フィンに当たる。
【0009】プーリにファンを一体形成した構成は圧縮
機の長さを抑える上で有利である。請求項3の発明で
は、吐出室から吐出通路を経由して外部冷媒回路に吐出
される冷媒ガスは消音室を経由する。ファンからの送風
は放熱フィンによって容積の大きい消音室の外壁に案内
される。消音作用をもたらす消音室の外壁で熱交換を行
なう構成は冷却効果を高める。
機の長さを抑える上で有利である。請求項3の発明で
は、吐出室から吐出通路を経由して外部冷媒回路に吐出
される冷媒ガスは消音室を経由する。ファンからの送風
は放熱フィンによって容積の大きい消音室の外壁に案内
される。消音作用をもたらす消音室の外壁で熱交換を行
なう構成は冷却効果を高める。
【0010】放熱フィンを消音室の外壁に繋げた構成は
消音作用をもたらす消音室の外壁における熱交換効率を
高める。請求項5の発明では、吐出室から吐出通路を経
由して外部冷媒回路に吐出される冷媒ガスは筒状のオイ
ルセパレータの周囲を旋回し、冷媒ガス中の油が遠心分
離される。この遠心分離により冷媒ガス中の油が外部冷
媒回路に出てゆくことを抑制される。オイルセパレータ
の周囲を旋回した冷媒ガスはオイルセパレータの筒内に
入って外部冷媒回路へ出て行く。このようなオイルセパ
レータでは高温化し易いが、ファンからの送風がオイル
セパレータで分離された潤滑油の高温化を抑制し、潤滑
油の劣化防止効果が高い。
消音作用をもたらす消音室の外壁における熱交換効率を
高める。請求項5の発明では、吐出室から吐出通路を経
由して外部冷媒回路に吐出される冷媒ガスは筒状のオイ
ルセパレータの周囲を旋回し、冷媒ガス中の油が遠心分
離される。この遠心分離により冷媒ガス中の油が外部冷
媒回路に出てゆくことを抑制される。オイルセパレータ
の周囲を旋回した冷媒ガスはオイルセパレータの筒内に
入って外部冷媒回路へ出て行く。このようなオイルセパ
レータでは高温化し易いが、ファンからの送風がオイル
セパレータで分離された潤滑油の高温化を抑制し、潤滑
油の劣化防止効果が高い。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。図1に示すようにシリンダ
ブロック1の前端にはフロントハウジング2が接合され
ており、シリンダブロック1の後端にはリヤハウジング
3が接合されている。シリンダブロック1、フロントハ
ウジング2及びリヤハウジング3は圧縮機のハウジング
を構成する。クランク室2-1を形成するフロントハウジ
ング2とシリンダブロック1との間には回転軸4が回転
可能に架設支持されている。回転軸4の前端はクランク
室2-1から外部へ突出している。回転軸4の前端部とフ
ロントハウジング2との間にはリップシール47が介在
されている。リップシール47はクランク室2-1内の圧
力洩れを防止する。
〜図5に基づいて説明する。図1に示すようにシリンダ
ブロック1の前端にはフロントハウジング2が接合され
ており、シリンダブロック1の後端にはリヤハウジング
3が接合されている。シリンダブロック1、フロントハ
ウジング2及びリヤハウジング3は圧縮機のハウジング
を構成する。クランク室2-1を形成するフロントハウジ
ング2とシリンダブロック1との間には回転軸4が回転
可能に架設支持されている。回転軸4の前端はクランク
室2-1から外部へ突出している。回転軸4の前端部とフ
ロントハウジング2との間にはリップシール47が介在
されている。リップシール47はクランク室2-1内の圧
力洩れを防止する。
【0012】フロントハウジング2には支持筒2-2が一
体形成されており、支持筒2-2にはプーリ5がアンギュ
ラベアリング6を介して回転可能に支持されている。ア
ンギュラベアリング6はスラスト方向の荷重及びラジア
ル方向の荷重の両方を受け止める。プーリ5はベルト7
を介して外部駆動源となる車両エンジン(図示略)に連
結されている。クランク室2-1から外部へ突出する回転
軸4の突出端部にはプーリ5がねじ9により締め付け固
定されている。図2に示すようにプーリ5にはファン5
-1が一体形成されている。ファン5-1はプーリ5の外周
と内周との中間部に形成されており、ファン5-1の外径
はプーリ5の外径よりも小さい。プーリ5の外径はフロ
ントハウジング2の外径と同程度である。プーリ5は図
2の矢印Rの方向へ回転し、ファン5-1は図1の矢印S
の方向へ送風する。
体形成されており、支持筒2-2にはプーリ5がアンギュ
ラベアリング6を介して回転可能に支持されている。ア
ンギュラベアリング6はスラスト方向の荷重及びラジア
ル方向の荷重の両方を受け止める。プーリ5はベルト7
を介して外部駆動源となる車両エンジン(図示略)に連
結されている。クランク室2-1から外部へ突出する回転
軸4の突出端部にはプーリ5がねじ9により締め付け固
定されている。図2に示すようにプーリ5にはファン5
-1が一体形成されている。ファン5-1はプーリ5の外周
と内周との中間部に形成されており、ファン5-1の外径
はプーリ5の外径よりも小さい。プーリ5の外径はフロ
ントハウジング2の外径と同程度である。プーリ5は図
2の矢印Rの方向へ回転し、ファン5-1は図1の矢印S
の方向へ送風する。
【0013】回転軸4には回転支持体8が止着されてい
る。回転軸4には斜板13が回転軸4の軸線方向へスラ
イド可能かつ傾動可能に支持されている。図4に示すよ
うに斜板13は回転支持体8上の支持アーム8-1と一対
のガイドピン15,16との連係により回転軸4の軸線
方向へ傾動可能かつ回転軸4と一体的に回転可能であ
る。斜板13の傾動は、支持アーム8-1とガイドピン1
5,16とのスライドガイド関係、回転軸4のスライド
支持作用により案内される。
る。回転軸4には斜板13が回転軸4の軸線方向へスラ
イド可能かつ傾動可能に支持されている。図4に示すよ
うに斜板13は回転支持体8上の支持アーム8-1と一対
のガイドピン15,16との連係により回転軸4の軸線
方向へ傾動可能かつ回転軸4と一体的に回転可能であ
る。斜板13の傾動は、支持アーム8-1とガイドピン1
5,16とのスライドガイド関係、回転軸4のスライド
支持作用により案内される。
【0014】回転軸4の後端部は深溝玉軸受け部材17
及び遮断体18を介してシリンダブロック1内の収容孔
19の内周面で支持される。リヤハウジング3の中心部
には吸入通路20が形成されている。吸入通路20は収
容孔19に連通しており、収容孔19側の吸入通路20
の開口の周囲には位置決め面21が形成されている。遮
断体18の先端は位置決め面21に当接可能である。遮
断体18の先端が位置決め面21に当接することにより
遮断体18が斜板13から離間する方向への移動を規制
されると共に、吸入通路20と収容孔19との連通が遮
断される。
及び遮断体18を介してシリンダブロック1内の収容孔
19の内周面で支持される。リヤハウジング3の中心部
には吸入通路20が形成されている。吸入通路20は収
容孔19に連通しており、収容孔19側の吸入通路20
の開口の周囲には位置決め面21が形成されている。遮
断体18の先端は位置決め面21に当接可能である。遮
断体18の先端が位置決め面21に当接することにより
遮断体18が斜板13から離間する方向への移動を規制
されると共に、吸入通路20と収容孔19との連通が遮
断される。
【0015】斜板13が遮断体18側へ移動するに伴
い、斜板13が伝達筒22に当接し、伝達筒22及び深
溝玉軸受け部材17を位置決め面21側へ押す。深溝玉
軸受け部材17は回転軸4のラジアル方向のみならずス
ラスト方向の荷重も受け止める。そのため、遮断体18
は吸入通路開放ばね23のばね力に抗して位置決め面2
1側へ付勢され、遮断体18の先端が位置決め面21に
当接する。
い、斜板13が伝達筒22に当接し、伝達筒22及び深
溝玉軸受け部材17を位置決め面21側へ押す。深溝玉
軸受け部材17は回転軸4のラジアル方向のみならずス
ラスト方向の荷重も受け止める。そのため、遮断体18
は吸入通路開放ばね23のばね力に抗して位置決め面2
1側へ付勢され、遮断体18の先端が位置決め面21に
当接する。
【0016】斜板13の最小傾角は図1に鎖線で示すよ
うに0°よりも僅かに大きい。この最小傾角状態は遮断
体18が吸入通路20と収容孔19との連通を遮断する
閉位置に配置されたときにもたらされる。斜板13の最
大傾角は回転支持体8の傾角規制突部8-2と斜板13と
の当接によって規制される。
うに0°よりも僅かに大きい。この最小傾角状態は遮断
体18が吸入通路20と収容孔19との連通を遮断する
閉位置に配置されたときにもたらされる。斜板13の最
大傾角は回転支持体8の傾角規制突部8-2と斜板13と
の当接によって規制される。
【0017】斜板13の回転運動はシュー24を介して
シリンダボア1-1内の片頭ピストン25の前後往復揺動
に変換される。図1及び図5に示すようにリヤハウジン
グ3内には吸入室3-1及び吐出室3-2が区画形成されて
いる。吸入室3-1内の冷媒ガスは片頭ピストン25の復
動動作により吸入ポート26から吸入弁27を押し退け
てシリンダボア1-1内へ流入する。シリンダボア1-1内
へ流入した冷媒ガスは片頭ピストン25の往動動作によ
り吐出ポート28から吐出弁29を押し退けて吐出室3
-2へ吐出される。吸入室3-1は通口31を介して収容孔
19に連通している。遮断体18が前記閉位置に配置さ
れると、通口31は吸入通路20から遮断される。
シリンダボア1-1内の片頭ピストン25の前後往復揺動
に変換される。図1及び図5に示すようにリヤハウジン
グ3内には吸入室3-1及び吐出室3-2が区画形成されて
いる。吸入室3-1内の冷媒ガスは片頭ピストン25の復
動動作により吸入ポート26から吸入弁27を押し退け
てシリンダボア1-1内へ流入する。シリンダボア1-1内
へ流入した冷媒ガスは片頭ピストン25の往動動作によ
り吐出ポート28から吐出弁29を押し退けて吐出室3
-2へ吐出される。吸入室3-1は通口31を介して収容孔
19に連通している。遮断体18が前記閉位置に配置さ
れると、通口31は吸入通路20から遮断される。
【0018】回転支持体8とフロントハウジング2との
間にはスラストベアリング30が介在されている。スラ
ストベアリング30はシリンダボア1-1から片頭ピスト
ン25、シュー24、斜板13及びガイドピン15,1
6を介して回転支持体8に作用する圧縮反力を受け止め
る。
間にはスラストベアリング30が介在されている。スラ
ストベアリング30はシリンダボア1-1から片頭ピスト
ン25、シュー24、斜板13及びガイドピン15,1
6を介して回転支持体8に作用する圧縮反力を受け止め
る。
【0019】回転軸4内には通路32が形成されてい
る。通路32はクランク室2-1と遮断体18の筒内とを
連通している。遮断体18の先端には放圧通口18-1が
貫設されている。放圧通口18-1は収容孔19と遮断体
18の筒内とを連通する。
る。通路32はクランク室2-1と遮断体18の筒内とを
連通している。遮断体18の先端には放圧通口18-1が
貫設されている。放圧通口18-1は収容孔19と遮断体
18の筒内とを連通する。
【0020】図1に示すようにクランク室2-1と吸入室
3-1とは圧力供給通路33で接続されている。圧力供給
通路33上には電磁開閉弁34が介在されている。電磁
開閉弁34のソレノイド35の励磁により弁体36が弁
孔34-1を閉鎖する。ソレノイド35が消磁すれば弁体
36が弁孔34-1を開放する。
3-1とは圧力供給通路33で接続されている。圧力供給
通路33上には電磁開閉弁34が介在されている。電磁
開閉弁34のソレノイド35の励磁により弁体36が弁
孔34-1を閉鎖する。ソレノイド35が消磁すれば弁体
36が弁孔34-1を開放する。
【0021】シリンダブロック1の周面及びフロントハ
ウジング2の周面には消音室10が形成されている。消
音室10を形成する外壁1-2はシリンダブロック1に一
体形成されており、消音室10を形成する外壁2-3はフ
ロントハウジング2に一体形成されている。消音室10
内には筒状のオイルセパレータ11が収容されている。
オイルセパレータ11はシリンダブロック1に一体形成
されており、その軸線は回転軸4の軸線と平行である。
オイルセパレータ11の一方の開口部11-1は外壁2-2
を向いており、消音室10内に開口している。オイルセ
パレータ11の他方の開口部11-2は外壁1-2の周面に
開口している。
ウジング2の周面には消音室10が形成されている。消
音室10を形成する外壁1-2はシリンダブロック1に一
体形成されており、消音室10を形成する外壁2-3はフ
ロントハウジング2に一体形成されている。消音室10
内には筒状のオイルセパレータ11が収容されている。
オイルセパレータ11はシリンダブロック1に一体形成
されており、その軸線は回転軸4の軸線と平行である。
オイルセパレータ11の一方の開口部11-1は外壁2-2
を向いており、消音室10内に開口している。オイルセ
パレータ11の他方の開口部11-2は外壁1-2の周面に
開口している。
【0022】消音室10は、区画壁1-3,2-4によって
冷媒ガス旋回室10-1と油貯留室10-2とに区画されて
いる。冷媒ガス旋回室10-1と油貯留室10-2とは区画
壁2-4上の油通路2-6によって連通している。冷媒ガス
旋回室10-1と吐出室3-2とは吐出通路12を介して連
通している。図3に示すように吐出通路12の出口12
-1は冷媒ガス旋回室10-1における区画壁1-3とオイル
セパレータ11との間の部位を指向している。出口12
-1は消音室10における冷媒ガスの入口となる。油貯留
室10-2は絞り通路2-5を介してクランク室2-1に連通
している。
冷媒ガス旋回室10-1と油貯留室10-2とに区画されて
いる。冷媒ガス旋回室10-1と油貯留室10-2とは区画
壁2-4上の油通路2-6によって連通している。冷媒ガス
旋回室10-1と吐出室3-2とは吐出通路12を介して連
通している。図3に示すように吐出通路12の出口12
-1は冷媒ガス旋回室10-1における区画壁1-3とオイル
セパレータ11との間の部位を指向している。出口12
-1は消音室10における冷媒ガスの入口となる。油貯留
室10-2は絞り通路2-5を介してクランク室2-1に連通
している。
【0023】フロントハウジング2には多数枚の放熱フ
ィン46が一体形成されている。放熱フィン46はフロ
ントハウジング2の前端部の表面から外周面にかけて回
転軸4の軸線方向へ続いている。図2及び図4に示すよ
うに一部の放熱フィン46の後端は消音室10の外壁2
-3に接続している。
ィン46が一体形成されている。放熱フィン46はフロ
ントハウジング2の前端部の表面から外周面にかけて回
転軸4の軸線方向へ続いている。図2及び図4に示すよ
うに一部の放熱フィン46の後端は消音室10の外壁2
-3に接続している。
【0024】吸入室3-1へ冷媒ガスを導入する吸入通路
20と開口部11-2とは外部冷媒回路14で接続されて
いる。外部冷媒回路14上には凝縮器37、膨張弁38
及び蒸発器39が介在されている。膨張弁38は蒸発器
39の出口側のガス温度の変動に応じて冷媒流量を制御
する。蒸発器39の近傍には温度センサ40が設置され
ている。制御コンピュータCは温度センサ40から得ら
れる検出温度情報に基づいてソレノイド35を励消磁制
御する。制御コンピュータCは空調装置作動スイッチ4
1のON状態のもとに検出温度が設定温度以下になると
ソレノイド35の消磁を指令する。この設定温度以下の
温度は蒸発器39においてフロストが発生しそうな状況
を反映する。又、制御コンピュータCは空調装置作動ス
イッチ41のON状態のもとに回転数検出器42からの
特定の回転数変動検出情報によってソレノイド35を消
磁する。さらに制御コンピュータCは空調装置作動スイ
ッチ41のOFFによってソレノイド35を消磁する。
ソレノイド35が消磁されると圧力供給通路33が開
き、吸入室3-2とクランク室2-1とが連通する。従っ
て、吐出室3-2内の高圧冷媒ガスがクランク室2-1へ流
入し、クランク室2-1内の圧力が高くなる。クランク室
2-1内の圧力上昇により斜板13の傾角が最小傾角側へ
移行する。遮断体18の先端が位置決め面21に当接す
ると、斜板傾角は最小となり、外部冷媒回路14から吸
入室3-1への冷媒ガス流入が阻止される。
20と開口部11-2とは外部冷媒回路14で接続されて
いる。外部冷媒回路14上には凝縮器37、膨張弁38
及び蒸発器39が介在されている。膨張弁38は蒸発器
39の出口側のガス温度の変動に応じて冷媒流量を制御
する。蒸発器39の近傍には温度センサ40が設置され
ている。制御コンピュータCは温度センサ40から得ら
れる検出温度情報に基づいてソレノイド35を励消磁制
御する。制御コンピュータCは空調装置作動スイッチ4
1のON状態のもとに検出温度が設定温度以下になると
ソレノイド35の消磁を指令する。この設定温度以下の
温度は蒸発器39においてフロストが発生しそうな状況
を反映する。又、制御コンピュータCは空調装置作動ス
イッチ41のON状態のもとに回転数検出器42からの
特定の回転数変動検出情報によってソレノイド35を消
磁する。さらに制御コンピュータCは空調装置作動スイ
ッチ41のOFFによってソレノイド35を消磁する。
ソレノイド35が消磁されると圧力供給通路33が開
き、吸入室3-2とクランク室2-1とが連通する。従っ
て、吐出室3-2内の高圧冷媒ガスがクランク室2-1へ流
入し、クランク室2-1内の圧力が高くなる。クランク室
2-1内の圧力上昇により斜板13の傾角が最小傾角側へ
移行する。遮断体18の先端が位置決め面21に当接す
ると、斜板傾角は最小となり、外部冷媒回路14から吸
入室3-1への冷媒ガス流入が阻止される。
【0025】斜板最小傾角は0°ではないため、斜板傾
角が最小の状態においてもシリンダボア1-1から吐出室
3-2への吐出は行われている。吸入室3-1内の冷媒ガス
はシリンダボア1-1内へ吸入されて吐出室3-2へ吐出さ
れる。即ち、斜板傾角が最小状態では、吐出室3-2、圧
力供給通路33、クランク室2-1、通路32、放圧通口
18-1、吸入室3-1、シリンダボア1-1を経由する循環
通路が圧縮機内にできている。冷媒ガスと共に流動する
潤滑油は前記循環通路を経由して圧縮機内を潤滑する。
吐出室3-2、クランク室2-1及び吸入室3-1の間では圧
力差が生じている。この圧力差及び放圧通口18-1にお
ける通過断面積が斜板13を最小傾角に安定的に保持す
る。
角が最小の状態においてもシリンダボア1-1から吐出室
3-2への吐出は行われている。吸入室3-1内の冷媒ガス
はシリンダボア1-1内へ吸入されて吐出室3-2へ吐出さ
れる。即ち、斜板傾角が最小状態では、吐出室3-2、圧
力供給通路33、クランク室2-1、通路32、放圧通口
18-1、吸入室3-1、シリンダボア1-1を経由する循環
通路が圧縮機内にできている。冷媒ガスと共に流動する
潤滑油は前記循環通路を経由して圧縮機内を潤滑する。
吐出室3-2、クランク室2-1及び吸入室3-1の間では圧
力差が生じている。この圧力差及び放圧通口18-1にお
ける通過断面積が斜板13を最小傾角に安定的に保持す
る。
【0026】ソレノイド35が励磁すると圧力供給通路
33が閉じる。クランク室2-1内と吸入室3-1内との間
では圧力差があるため、クランク室2-1の圧力が通路3
2及び放圧通口18-1を介した放圧に基づいて減圧して
ゆく。この減圧により斜板13の傾角が最小傾角から最
大傾角へ移行する。
33が閉じる。クランク室2-1内と吸入室3-1内との間
では圧力差があるため、クランク室2-1の圧力が通路3
2及び放圧通口18-1を介した放圧に基づいて減圧して
ゆく。この減圧により斜板13の傾角が最小傾角から最
大傾角へ移行する。
【0027】このような動作を行なうクラッチレス圧縮
機では、シリンダボア1-1内の圧縮室から吐出室3-2へ
吐出された冷媒ガスが吐出通路12から冷媒ガス旋回室
10-1へ吐出する。冷媒ガス旋回室10-1及び油貯留室
10-2からなる消音室10は吐出脈動を低減する。
機では、シリンダボア1-1内の圧縮室から吐出室3-2へ
吐出された冷媒ガスが吐出通路12から冷媒ガス旋回室
10-1へ吐出する。冷媒ガス旋回室10-1及び油貯留室
10-2からなる消音室10は吐出脈動を低減する。
【0028】吐出通路12から冷媒ガス旋回室10-1へ
吐出された冷媒ガスは図1及び図3に矢印Pで示すよう
に筒状のオイルセパレータ11の周囲を旋回する。この
旋回流はオイルセパレータ11の一方の開口部11-1に
向かい、この開口部11-1からオイルセパレータ11の
筒内に入る。オイルセパレータ11の筒内に入った冷媒
ガスは他方の開口部11-2から外部冷媒回路14へ出て
ゆく。オイルセパレータ11の周囲を旋回する冷媒ガス
中のミスト状潤滑油は遠心作用によって冷媒ガス中から
分離される。従って、冷媒ガス中の油が冷媒ガスと共に
圧縮機外部へ出てゆくことが効率良く抑制される。遠心
作用によって分離された潤滑油は冷媒ガス旋回室10-1
の底部に落ちる。冷媒ガス旋回室10-1内の冷媒ガスは
図3に矢印Pで示すように旋回しており、冷媒ガス旋回
室10-1の底部の潤滑油が旋回流Pによって油通路1-
4,2-6を通って油貯留室10-2へ流入する。
吐出された冷媒ガスは図1及び図3に矢印Pで示すよう
に筒状のオイルセパレータ11の周囲を旋回する。この
旋回流はオイルセパレータ11の一方の開口部11-1に
向かい、この開口部11-1からオイルセパレータ11の
筒内に入る。オイルセパレータ11の筒内に入った冷媒
ガスは他方の開口部11-2から外部冷媒回路14へ出て
ゆく。オイルセパレータ11の周囲を旋回する冷媒ガス
中のミスト状潤滑油は遠心作用によって冷媒ガス中から
分離される。従って、冷媒ガス中の油が冷媒ガスと共に
圧縮機外部へ出てゆくことが効率良く抑制される。遠心
作用によって分離された潤滑油は冷媒ガス旋回室10-1
の底部に落ちる。冷媒ガス旋回室10-1内の冷媒ガスは
図3に矢印Pで示すように旋回しており、冷媒ガス旋回
室10-1の底部の潤滑油が旋回流Pによって油通路1-
4,2-6を通って油貯留室10-2へ流入する。
【0029】油貯留室10-2は吐出圧領域であり、油貯
留室10-2に溜まっている油面には吐出圧が加わってい
る。しかし、油貯留室10-2とクランク室2-1とを連通
する絞り通路2-5は油貯留室10-2内の潤滑油のクラン
ク室2-1への流出を制限する。従って、遠心作用によっ
て効率良く分離される潤滑が油貯留室10-2に常に貯留
され、吐出圧状態の冷媒ガスが絞り通路1-4からクラン
ク室2-1へ流入することは殆どない。このような油回収
作用によってクランク室2a内には十分な油量が保たれ
る。このように回収された潤滑油がクランク室2-1内の
潤滑必要部位の潤滑に供される。
留室10-2に溜まっている油面には吐出圧が加わってい
る。しかし、油貯留室10-2とクランク室2-1とを連通
する絞り通路2-5は油貯留室10-2内の潤滑油のクラン
ク室2-1への流出を制限する。従って、遠心作用によっ
て効率良く分離される潤滑が油貯留室10-2に常に貯留
され、吐出圧状態の冷媒ガスが絞り通路1-4からクラン
ク室2-1へ流入することは殆どない。このような油回収
作用によってクランク室2a内には十分な油量が保たれ
る。このように回収された潤滑油がクランク室2-1内の
潤滑必要部位の潤滑に供される。
【0030】このように効率良く回収される潤滑油が劣
化しては良好な潤滑が行えない。圧縮機の高温化は潤滑
油の劣化の大きな原因である。又、圧縮機の高温化はゴ
ム製のリップシール47の劣化を早める。クラッチレス
圧縮機では車両エンジンが作動している間は斜板13も
回転しているため、実質的な吐出作用がない場合にも摺
動熱が発生し、クラッチレス圧縮機はクラッチ付圧縮機
に比して高温化し易い。
化しては良好な潤滑が行えない。圧縮機の高温化は潤滑
油の劣化の大きな原因である。又、圧縮機の高温化はゴ
ム製のリップシール47の劣化を早める。クラッチレス
圧縮機では車両エンジンが作動している間は斜板13も
回転しているため、実質的な吐出作用がない場合にも摺
動熱が発生し、クラッチレス圧縮機はクラッチ付圧縮機
に比して高温化し易い。
【0031】本実施例ではフロントハウジング2の周面
に形成された放熱フィン46における放熱作用がクラッ
チレス圧縮機における高温化を抑制する。又、プーリ5
に一体形成したファン5-1がフロントハウジング2の前
端部に向けて送風しており、この送風作用が放熱フィン
46における放熱作用を助長する。クラッチレス圧縮機
ではプーリ5とフロントハウジング2の前端部との間に
電磁クラッチ用のソレノイドがないため、フロントハウ
ジング2の前端部に放熱フィン46の一部を配置するこ
とができる。又、電磁クラッチ用のソレノイドがないた
め、プーリ5の外周と内周との中間部にファン5-1を配
置することができる。このようなファン5-1及び放熱フ
ィン5-1の配置構成により、ファン5-1からの送風がフ
ロントハウジング2の前端部の放熱フィン5-1の部位に
当たる。フロントハウジング2の前端部に当たった送風
は、フロントハウジング2の外周面の放熱フィン5-1の
部位に沿ってフロントハウジング2の後方へ案内され
る。従って、クラッチレス圧縮機における放熱作用が効
率良く助長され、クラッチレス圧縮機における高温化が
効率良く抑制される。その結果、潤滑油及びリップシー
ル47の劣化が抑制される。
に形成された放熱フィン46における放熱作用がクラッ
チレス圧縮機における高温化を抑制する。又、プーリ5
に一体形成したファン5-1がフロントハウジング2の前
端部に向けて送風しており、この送風作用が放熱フィン
46における放熱作用を助長する。クラッチレス圧縮機
ではプーリ5とフロントハウジング2の前端部との間に
電磁クラッチ用のソレノイドがないため、フロントハウ
ジング2の前端部に放熱フィン46の一部を配置するこ
とができる。又、電磁クラッチ用のソレノイドがないた
め、プーリ5の外周と内周との中間部にファン5-1を配
置することができる。このようなファン5-1及び放熱フ
ィン5-1の配置構成により、ファン5-1からの送風がフ
ロントハウジング2の前端部の放熱フィン5-1の部位に
当たる。フロントハウジング2の前端部に当たった送風
は、フロントハウジング2の外周面の放熱フィン5-1の
部位に沿ってフロントハウジング2の後方へ案内され
る。従って、クラッチレス圧縮機における放熱作用が効
率良く助長され、クラッチレス圧縮機における高温化が
効率良く抑制される。その結果、潤滑油及びリップシー
ル47の劣化が抑制される。
【0032】プーリ5にファン5-1を一体形成した構成
は圧縮機の長さを抑える上で有利である。消音室10で
は高温化した冷媒ガスが旋回してオイル分離が行われる
と共に、貯留されるため、消音室10内では潤滑油が高
温化し易い。そのため、消音室10の冷却が緊急であ
る。本実施例では一部の放熱フィン46が消音室10の
外壁2-3に接続しているため、ファン5-1からの送風が
消音室10の外壁2-3,1-2へ案内される。このような
送風案内作用が消音室10の高温化の抑制に寄与する。
前記一部のフィン46は消音室10の外壁2-3に一体に
接続しているため、外壁2-3の熱が前記一部のフィン4
6を経由して放散し易くなっている。即ち、外壁2-3に
一部のフィン46を一体に接続した構成は、潤滑油の劣
化抑制に重要な消音室10の高温化抑制に寄与する。
は圧縮機の長さを抑える上で有利である。消音室10で
は高温化した冷媒ガスが旋回してオイル分離が行われる
と共に、貯留されるため、消音室10内では潤滑油が高
温化し易い。そのため、消音室10の冷却が緊急であ
る。本実施例では一部の放熱フィン46が消音室10の
外壁2-3に接続しているため、ファン5-1からの送風が
消音室10の外壁2-3,1-2へ案内される。このような
送風案内作用が消音室10の高温化の抑制に寄与する。
前記一部のフィン46は消音室10の外壁2-3に一体に
接続しているため、外壁2-3の熱が前記一部のフィン4
6を経由して放散し易くなっている。即ち、外壁2-3に
一部のフィン46を一体に接続した構成は、潤滑油の劣
化抑制に重要な消音室10の高温化抑制に寄与する。
【0033】アンギュラベアリング6は支持筒2-2に打
ち込まれ、支持筒2-2がアンギュラベアリング6の内周
内に圧入される形となる。このような圧入構成はフロン
トハウジング46の前端部の変形を引き起こし兼ねな
い。フロントハウジング46の前端部が変形すれば、圧
縮反力によってフロントハウジング46の前端部側へ付
勢される回転支持体8の位置も狂う。この位置の狂いは
プーリ5側へ接近する方向への変位であり、結果的には
片頭ピストン25の上死点位置が狂う。片頭ピストン2
5の上死点位置の狂いは、斜板傾角が最小状態における
圧縮機内の圧力バランスを崩し、斜板13の最小傾角か
ら最大傾角への復帰が円滑に行われないおそれがある。
しかし、本実施例ではフロントハウジング2の前端部か
ら放熱フィン46が立ち上がる構成となっていおり、こ
のような構成がフロントハウジング46の前端部の強度
を高める。従って、前記圧入構成によってフロントハウ
ジング46の前端部が変形することはない。
ち込まれ、支持筒2-2がアンギュラベアリング6の内周
内に圧入される形となる。このような圧入構成はフロン
トハウジング46の前端部の変形を引き起こし兼ねな
い。フロントハウジング46の前端部が変形すれば、圧
縮反力によってフロントハウジング46の前端部側へ付
勢される回転支持体8の位置も狂う。この位置の狂いは
プーリ5側へ接近する方向への変位であり、結果的には
片頭ピストン25の上死点位置が狂う。片頭ピストン2
5の上死点位置の狂いは、斜板傾角が最小状態における
圧縮機内の圧力バランスを崩し、斜板13の最小傾角か
ら最大傾角への復帰が円滑に行われないおそれがある。
しかし、本実施例ではフロントハウジング2の前端部か
ら放熱フィン46が立ち上がる構成となっていおり、こ
のような構成がフロントハウジング46の前端部の強度
を高める。従って、前記圧入構成によってフロントハウ
ジング46の前端部が変形することはない。
【0034】次に、図6及び図7の実施例を説明する。
第1実施例と同じ構成の部材には同一の符号が付してあ
る。この実施例ではフロントハウジング2側の消音室1
0の一部が複数の小室10-3に分けられており、一部の
放熱フィン46が小室10-3の外癖10-4に接続してい
る。即ち、外壁10-4が放熱フィン46の一部となって
いる。このような構成は消音室10における放熱性を一
層高める。
第1実施例と同じ構成の部材には同一の符号が付してあ
る。この実施例ではフロントハウジング2側の消音室1
0の一部が複数の小室10-3に分けられており、一部の
放熱フィン46が小室10-3の外癖10-4に接続してい
る。即ち、外壁10-4が放熱フィン46の一部となって
いる。このような構成は消音室10における放熱性を一
層高める。
【0035】次に、図8及び図9の実施例を説明する。
第1実施例と同じ構成の部材には同一の符号が付してあ
る。この実施例では消音室43を形成する筒状の外壁1
-5がシリンダブロック1の周面に一体に突設されてお
り、外壁1-5の筒内の消音室43には筒状のオイルセパ
レータ44が垂立状態に収容されている。オイルセパレ
ータ44の下端は消音室43の底面から離れており、オ
イルセパレータ44の下部側の開口部44-1は消音室4
3に開口している。オイルセパレータ44の上部側の開
口部44-2は外部冷媒回路14に接続している。消音室
43は絞り通路45を介してクランク室2-1に連通して
いる。消音室43と吐出室3-2とを連通する吐出通路1
2の出口12-1はオイルセパレータ44の上部の周面と
外壁1-5の内周面との間を指向している。
第1実施例と同じ構成の部材には同一の符号が付してあ
る。この実施例では消音室43を形成する筒状の外壁1
-5がシリンダブロック1の周面に一体に突設されてお
り、外壁1-5の筒内の消音室43には筒状のオイルセパ
レータ44が垂立状態に収容されている。オイルセパレ
ータ44の下端は消音室43の底面から離れており、オ
イルセパレータ44の下部側の開口部44-1は消音室4
3に開口している。オイルセパレータ44の上部側の開
口部44-2は外部冷媒回路14に接続している。消音室
43は絞り通路45を介してクランク室2-1に連通して
いる。消音室43と吐出室3-2とを連通する吐出通路1
2の出口12-1はオイルセパレータ44の上部の周面と
外壁1-5の内周面との間を指向している。
【0036】外壁1-5の外周面には放熱フィン48が形
成されている。一部の放熱フィン46はファン5-1から
の送風を放熱フィン48へ案内する。吐出通路12から
消音室43に吐出する冷媒ガスは図8及び図9に矢印Q
で示すようにオイルセパレータ44の周囲を旋回しつつ
下部側の開口部44-1に向かい、開口部44-1からオイ
ルセパレータ44内を通って外部冷媒回路14へ出る。
オイルセパレータ44の周囲を旋回する冷媒ガス中の潤
滑油は遠心作用によって分離し、消音室43の底部に落
ちる。消音室43の底部に溜まった潤滑油は絞り通路4
5からクランク室2-1へ流入する。
成されている。一部の放熱フィン46はファン5-1から
の送風を放熱フィン48へ案内する。吐出通路12から
消音室43に吐出する冷媒ガスは図8及び図9に矢印Q
で示すようにオイルセパレータ44の周囲を旋回しつつ
下部側の開口部44-1に向かい、開口部44-1からオイ
ルセパレータ44内を通って外部冷媒回路14へ出る。
オイルセパレータ44の周囲を旋回する冷媒ガス中の潤
滑油は遠心作用によって分離し、消音室43の底部に落
ちる。消音室43の底部に溜まった潤滑油は絞り通路4
5からクランク室2-1へ流入する。
【0037】この実施例においても潤滑油回収が第1実
施例と同様に効率良く行われる。そして、ファン5-1か
らの送風が放熱フィン46によって放熱フィン48へ案
内され、消音室43における冷却が効率良く行われる。
施例と同様に効率良く行われる。そして、ファン5-1か
らの送風が放熱フィン46によって放熱フィン48へ案
内され、消音室43における冷却が効率良く行われる。
【0038】又、本発明ではプーリとは別体にファンを
形成してもよい。前記した実施例から把握できる請求項
記載以外の発明について以下にその効果と共に記載す
る。 (1)請求項3において、消音室の外壁に放熱フィンを
形成したクラッチレス圧縮機における冷却構造。
形成してもよい。前記した実施例から把握できる請求項
記載以外の発明について以下にその効果と共に記載す
る。 (1)請求項3において、消音室の外壁に放熱フィンを
形成したクラッチレス圧縮機における冷却構造。
【0039】消音室における放熱性が向上する。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の発明で
は、プーリと一体的に回転してハウジングの外周に送風
するファンと、ハウジングの前端部の外面から外周にか
けて設けられた放熱フィンとを備えたクラッチレス圧縮
機における冷却構造を構成したので、圧縮機の大型化を
回避しつつファンからの送風を効率よく放熱フィンに当
てて冷却効果を高め得る。
は、プーリと一体的に回転してハウジングの外周に送風
するファンと、ハウジングの前端部の外面から外周にか
けて設けられた放熱フィンとを備えたクラッチレス圧縮
機における冷却構造を構成したので、圧縮機の大型化を
回避しつつファンからの送風を効率よく放熱フィンに当
てて冷却効果を高め得る。
【0041】請求項2の発明では、ファンをプーリに一
体形成したので、圧縮機の長さを抑える上で有利であ
る。請求項3の発明では、圧縮室から吐出される冷媒ガ
スの吐出通路の出口をハウジングの外周に開口すると共
に、吐出通路の出口に消音室を設け、前記ファンの送風
を前記放熱フィンによって消音室の外壁に案内したの
で、消音作用をもたらす消音室における冷却効果を高め
得る。
体形成したので、圧縮機の長さを抑える上で有利であ
る。請求項3の発明では、圧縮室から吐出される冷媒ガ
スの吐出通路の出口をハウジングの外周に開口すると共
に、吐出通路の出口に消音室を設け、前記ファンの送風
を前記放熱フィンによって消音室の外壁に案内したの
で、消音作用をもたらす消音室における冷却効果を高め
得る。
【0042】請求項4の発明では、放熱フィンを消音室
の外壁に繋げたので、消音作用をもたらす消音室の外壁
における放熱性を高め得る。請求項5の発明では、前記
消音室内に筒状のオイルセパレータを収容したので、オ
イルセパレータで分離された潤滑油の高温化を抑制して
潤滑油の劣化を防止し得る。
の外壁に繋げたので、消音作用をもたらす消音室の外壁
における放熱性を高め得る。請求項5の発明では、前記
消音室内に筒状のオイルセパレータを収容したので、オ
イルセパレータで分離された潤滑油の高温化を抑制して
潤滑油の劣化を防止し得る。
【図1】本発明を具体化した第1実施例の圧縮機全体の
側断面図。
側断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】図1のC−C線断面図。
【図5】図1のD−D線断面図。
【図6】別例を示す要部側断面図。
【図7】図6のE−E線断面図。
【図8】別例を示す圧縮機全体の側断面図。
【図9】図8のF−F線断面図。
1-2,2-3…外壁、2…フロントハウジング、10…消
音室、10-1…冷媒ガス旋回室、10-2…油貯留室、1
1…オイルセパレータ、11-1,11-2…開口部、12
…吐出通路、46,48…放熱フィン。
音室、10-1…冷媒ガス旋回室、10-2…油貯留室、1
1…オイルセパレータ、11-1,11-2…開口部、12
…吐出通路、46,48…放熱フィン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園部 正法 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】外部駆動源の駆動力をプーリからクラッチ
を介することなく回転軸に直接伝達するクラッチレス圧
縮機において、 前記プーリと一体的に回転してハウジングの外周に送風
するファンと、 ハウジングの前端部の外面から外周にかけて設けられた
放熱フィンとを備えたクラッチレス圧縮機における冷却
構造。 - 【請求項2】前記ファンはプーリに一体形成されている
請求項1に記載のクラッチレス圧縮機における冷却構
造。 - 【請求項3】圧縮室から吐出される冷媒ガスの吐出通路
の出口をハウジングの外周に開口すると共に、吐出通路
の出口に消音室を設け、前記ファンの送風を前記放熱フ
ィンによって消音室の外壁に案内した請求項1及び請求
項2のいずれか1項に記載のクラッチレス圧縮機におけ
る冷却構造。 - 【請求項4】前記放熱フィンを消音室の外壁に繋げた請
求項3に記載のクラッチレス圧縮機における冷却構造。 - 【請求項5】前記消音室内に筒状のオイルセパレータを
収容し、筒状のオイルセパレータの一方の開口部を消音
室内に配置すると共に、他方の開口部を外部冷媒回路に
接続し、筒状のオイルセパレータの周囲を旋回して前記
一方の開口部に到達する冷媒ガスの旋回流を発生させる
ように消音室における冷媒ガスの入口を設けた請求項1
乃至請求項4のいずれか1項に記載のクラッチレス圧縮
機における冷却構造。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7082740A JPH08284837A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | クラッチレス圧縮機における冷却構造 |
| KR1019960006683A KR100202786B1 (ko) | 1994-04-07 | 1996-03-08 | 클러치레스 압축기의 방열구조체 |
| TW087215897U TW361555U (en) | 1995-04-07 | 1996-04-01 | Cooling structure for compressor |
| US08/626,398 US5893706A (en) | 1995-04-07 | 1996-04-02 | Cooling structure for compressor |
| CA002173287A CA2173287C (en) | 1995-04-07 | 1996-04-02 | Cooling structure for compressor |
| EP96105277A EP0736690A3 (en) | 1995-04-07 | 1996-04-02 | Cooling structure for compressor |
| CN96104578A CN1090716C (zh) | 1995-04-07 | 1996-04-05 | 压缩机的冷却结构 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7082740A JPH08284837A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | クラッチレス圧縮機における冷却構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08284837A true JPH08284837A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13782821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7082740A Pending JPH08284837A (ja) | 1994-04-07 | 1995-04-07 | クラッチレス圧縮機における冷却構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08284837A (ja) |
| TW (1) | TW361555U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006207391A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Sanden Corp | 流体機械 |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7082740A patent/JPH08284837A/ja active Pending
-
1996
- 1996-04-01 TW TW087215897U patent/TW361555U/zh unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006207391A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Sanden Corp | 流体機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW361555U (en) | 1999-06-11 |
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