JPH08285208A - ボイラの制振支持構造 - Google Patents
ボイラの制振支持構造Info
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- JPH08285208A JPH08285208A JP8676995A JP8676995A JPH08285208A JP H08285208 A JPH08285208 A JP H08285208A JP 8676995 A JP8676995 A JP 8676995A JP 8676995 A JP8676995 A JP 8676995A JP H08285208 A JPH08285208 A JP H08285208A
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持鉄骨によるボイラの制振支持装置におい
て、振動減衰装置に加わる振動質量を増加せしめること
により、地震応答の低減効果を増大せしめるとともに、
これに伴い支持鉄骨の軽量化が実現されたボイラの制振
支持構造を提供する。 【構成】 ボイラ本体(2)と支持鉄骨(1)との間に
振動減衰装置(8)を介装するとともに、脱硝装置
(4)、エアヒータ(5)等の附帯機器と支持鉄骨との
間にも振動減衰装置(10,12,14)を介装し、さ
らに、上記附帯機器と支持鉄骨との間には積層ゴム
(9,11,13)等の弾性体を介装して、附帯機器も
振動減衰装置に加わる振動質量として機能するように構
成する。
て、振動減衰装置に加わる振動質量を増加せしめること
により、地震応答の低減効果を増大せしめるとともに、
これに伴い支持鉄骨の軽量化が実現されたボイラの制振
支持構造を提供する。 【構成】 ボイラ本体(2)と支持鉄骨(1)との間に
振動減衰装置(8)を介装するとともに、脱硝装置
(4)、エアヒータ(5)等の附帯機器と支持鉄骨との
間にも振動減衰装置(10,12,14)を介装し、さ
らに、上記附帯機器と支持鉄骨との間には積層ゴム
(9,11,13)等の弾性体を介装して、附帯機器も
振動減衰装置に加わる振動質量として機能するように構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電用石炭焚きボイ
ラ、重油焚きボイラ等、支持鉄骨に支持された大型ボイ
ラの制振支持構造に関する。
ラ、重油焚きボイラ等、支持鉄骨に支持された大型ボイ
ラの制振支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】発電用石炭焚きボイラ、重油焚きボイラ
等の大型ボイラは、通常脱硝装置、エアヒータ等の附帯
機器とともに支持鉄骨に取付けて支持されている。
等の大型ボイラは、通常脱硝装置、エアヒータ等の附帯
機器とともに支持鉄骨に取付けて支持されている。
【0003】図4(a),(b)には、かかる発電用石
炭焚き大型ボイラ及び附帯機器の支持構造の従来の1例
の側面図が示されている。図4(a)において1は支持
鉄骨、2はボイラ本体であり、同ボイラ本体2は支持鉄
骨1の略中央部にこれの頂部から複数本の吊り棒6によ
り吊下されることにより鉛直方向に支持されている。
炭焚き大型ボイラ及び附帯機器の支持構造の従来の1例
の側面図が示されている。図4(a)において1は支持
鉄骨、2はボイラ本体であり、同ボイラ本体2は支持鉄
骨1の略中央部にこれの頂部から複数本の吊り棒6によ
り吊下されることにより鉛直方向に支持されている。
【0004】3は支持鉄骨1の前部に配設されたコール
バンカー、4及び5は支持鉄骨1の後部に配設された脱
硝装置及びエアヒータである。これらの附帯機器3,
4,5は支持鉄骨1を構成する水平方向の梁1b上の支
持鉄骨1の前部及び後部に載置、固定されている。
バンカー、4及び5は支持鉄骨1の後部に配設された脱
硝装置及びエアヒータである。これらの附帯機器3,
4,5は支持鉄骨1を構成する水平方向の梁1b上の支
持鉄骨1の前部及び後部に載置、固定されている。
【0005】上記支持鉄骨1は、鉛直方向の柱1a、水
平方向の梁1b、柱1aと梁1bとの節部を結合する鉛
直ブレース1c及び水平ブレース1d(詳細は後述)か
ら構成され、鉛直方向の自重や水平方向の地震力に耐え
る構造となっている。
平方向の梁1b、柱1aと梁1bとの節部を結合する鉛
直ブレース1c及び水平ブレース1d(詳細は後述)か
ら構成され、鉛直方向の自重や水平方向の地震力に耐え
る構造となっている。
【0006】7は上記ボイラ本体2と支持鉄骨1との間
に複数個介装された水平方向の振れ止め機構である。こ
の振れ止め機構7は地震発生時にボイラ本体2が水平方
向に大きく振れることができるよう、剛性の低い支持構
造となっている。
に複数個介装された水平方向の振れ止め機構である。こ
の振れ止め機構7は地震発生時にボイラ本体2が水平方
向に大きく振れることができるよう、剛性の低い支持構
造となっている。
【0007】即ち、図4(b)に示されるように、上記
振れ止め機構7は、ボイラ本体2から突設された片持ち
梁状の柔構造のビーム7aを支持鉄骨1に設けられた爪
部7bにて挟み込むような構造となっている。
振れ止め機構7は、ボイラ本体2から突設された片持ち
梁状の柔構造のビーム7aを支持鉄骨1に設けられた爪
部7bにて挟み込むような構造となっている。
【0008】さらに、支持鉄骨1とボイラ本体2との間
には、油圧ダンバ等の振動減衰装置8が複数個介装さ
れ、地震発生時に同減衰装置8により支持鉄骨1とボイ
ラ本体2との変位の差(相対変位)を利用して振動エネ
ルギを吸収するようになっている。
には、油圧ダンバ等の振動減衰装置8が複数個介装さ
れ、地震発生時に同減衰装置8により支持鉄骨1とボイ
ラ本体2との変位の差(相対変位)を利用して振動エネ
ルギを吸収するようになっている。
【0009】一方、コールバンカー3、脱硝装置4、エ
アヒータ5等の附帯機器は支持鉄骨1の梁1b上に載置
されボルトにて固定されている。
アヒータ5等の附帯機器は支持鉄骨1の梁1b上に載置
されボルトにて固定されている。
【0010】上記のように構成された支持鉄骨1を含む
ボイラ支持構造における装置の総重量に対する重量割合
は、概ねボイラ本体2=20%、コイルバンカー3=2
0%、脱硝装置4=6%、エアヒータ5=4%、支持鉄
骨1その他の付属物=50%程度である。
ボイラ支持構造における装置の総重量に対する重量割合
は、概ねボイラ本体2=20%、コイルバンカー3=2
0%、脱硝装置4=6%、エアヒータ5=4%、支持鉄
骨1その他の付属物=50%程度である。
【0011】以上のように構成されたボイラの支持構造
において、地震発生時には、振れ止め機構7により支持
鉄骨1に支持されたボイラ本体2は、支持鉄骨1に対し
て大きく変位して両者間に大きな相対変位を生じ、この
相対変位による振動エネルギを支持鉄骨1とボイラ本体
2との間に介装した振動減衰装置8により吸収する。こ
れにより、装置全体の減衰能が向上し、地震応当性が低
減される。
において、地震発生時には、振れ止め機構7により支持
鉄骨1に支持されたボイラ本体2は、支持鉄骨1に対し
て大きく変位して両者間に大きな相対変位を生じ、この
相対変位による振動エネルギを支持鉄骨1とボイラ本体
2との間に介装した振動減衰装置8により吸収する。こ
れにより、装置全体の減衰能が向上し、地震応当性が低
減される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のボ
イラの支持構造にあっては、地震発生時において、上記
のように、装置全体重量の約20%の重量を有するボイ
ラ本体2を振れ止め機構7により水平支持することによ
りボイラ本体2を積極的に変位(振動)させ、同振れ止
め機構7と併設された振動減衰装置8にて振動エネルギ
を吸収し、地震応答を低減せしめている。
イラの支持構造にあっては、地震発生時において、上記
のように、装置全体重量の約20%の重量を有するボイ
ラ本体2を振れ止め機構7により水平支持することによ
りボイラ本体2を積極的に変位(振動)させ、同振れ止
め機構7と併設された振動減衰装置8にて振動エネルギ
を吸収し、地震応答を低減せしめている。
【0013】この地震応答の低減効果は、変位させる
(振動させる)重量物の重量が重くなる程向上する。し
かるに、上記従来のボイラ支持構造にあっては、上記の
通り、装置全体の20%程度であるボイラ本体2の質量
のみを使用していることから、地震応答低減効果を向上
せしめるには質量面から限界があった。
(振動させる)重量物の重量が重くなる程向上する。し
かるに、上記従来のボイラ支持構造にあっては、上記の
通り、装置全体の20%程度であるボイラ本体2の質量
のみを使用していることから、地震応答低減効果を向上
せしめるには質量面から限界があった。
【0014】本発明の目的は、振動減衰装置に加わる振
動質量を増加せしめることにより、地震応答の低減効果
を増大せしめるとともに、これに伴い支持鉄骨の軽量化
が実現されたボイラの制振支持構造を提供することであ
る。
動質量を増加せしめることにより、地震応答の低減効果
を増大せしめるとともに、これに伴い支持鉄骨の軽量化
が実現されたボイラの制振支持構造を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向の振
れ止め機構を介して支持鉄骨に支持されたボイラ本体と
支持鉄骨との間に振動減衰装置を介装するとともに、支
持鉄骨上に載設された脱硝装置、エアヒータ等の附帯機
器と支持鉄骨との間にも振動減衰装置を介装し、さら
に、附帯機器と支持鉄骨との間には積層ゴム等の弾性体
を介装して、附帯機器も振動減衰装置に加わる振動質量
として機能するように構成したことを要旨とするもので
ある。上記振動減衰装置は、油圧ダンパ、ダッシュポッ
ト等公知のものを用いる。
れ止め機構を介して支持鉄骨に支持されたボイラ本体と
支持鉄骨との間に振動減衰装置を介装するとともに、支
持鉄骨上に載設された脱硝装置、エアヒータ等の附帯機
器と支持鉄骨との間にも振動減衰装置を介装し、さら
に、附帯機器と支持鉄骨との間には積層ゴム等の弾性体
を介装して、附帯機器も振動減衰装置に加わる振動質量
として機能するように構成したことを要旨とするもので
ある。上記振動減衰装置は、油圧ダンパ、ダッシュポッ
ト等公知のものを用いる。
【0016】
【作用】本発明は上記のように構成されているので、地
震発生時には、ボイラ本体とともに独立した振動質量と
なった附帯機器も振動することとなって従来のものより
も振動減衰装置に作用する振動質量が大幅に増加し、振
動エネルギの吸収量が増大する。これにより地震応答低
減効果が増大せしめられる。
震発生時には、ボイラ本体とともに独立した振動質量と
なった附帯機器も振動することとなって従来のものより
も振動減衰装置に作用する振動質量が大幅に増加し、振
動エネルギの吸収量が増大する。これにより地震応答低
減効果が増大せしめられる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1には本発明の実施例に係る発電用石炭焚
きボイラの制振支持構造が示され、図2には図1の平面
図(A−A線視図)が示されている。
説明する。図1には本発明の実施例に係る発電用石炭焚
きボイラの制振支持構造が示され、図2には図1の平面
図(A−A線視図)が示されている。
【0018】図1,2において1は支持鉄骨、2はボイ
ラ本体であり、同ボイラ本体2は支持鉄骨1の略中央部
にこれの頂部から複数本の吊り棒6により吊下されるこ
とにより鉛直方向に支持されている。
ラ本体であり、同ボイラ本体2は支持鉄骨1の略中央部
にこれの頂部から複数本の吊り棒6により吊下されるこ
とにより鉛直方向に支持されている。
【0019】上記支持鉄骨1は、鉛直方向に延びる柱1
a、水平方向に延びる梁1b、柱1aと梁1bとの節部
を結合する鉛直ブレース1c及び水平ブレース1dから
構成され、鉛直方向の自重や水平方向の地震力に耐える
構造となっている。
a、水平方向に延びる梁1b、柱1aと梁1bとの節部
を結合する鉛直ブレース1c及び水平ブレース1dから
構成され、鉛直方向の自重や水平方向の地震力に耐える
構造となっている。
【0020】7は上記ボイラ本体2と支持鉄骨1との間
に複数個介装された水平方向の振れ止め機構である。こ
の振れ止め機構7は地震発生時にボイラ本体2が水平方
向に大きく振れることができるよう、剛性の低い支持構
造となっており、図4(b)に示されるように、上記振
れ止め機構7は、ボイラ本体2から突設された片持ち梁
状の柔構造のビーム7aを支持鉄骨1に設けられた爪部
7bにて挟み込むように構成されている。
に複数個介装された水平方向の振れ止め機構である。こ
の振れ止め機構7は地震発生時にボイラ本体2が水平方
向に大きく振れることができるよう、剛性の低い支持構
造となっており、図4(b)に示されるように、上記振
れ止め機構7は、ボイラ本体2から突設された片持ち梁
状の柔構造のビーム7aを支持鉄骨1に設けられた爪部
7bにて挟み込むように構成されている。
【0021】8は支持鉄骨1とボイラ本体2との間に複
数個介装された油圧ダンパ等の振動減衰装置であり、支
持鉄骨1とボイラ本体2との間の水平方向変位の差(相
対変位)を利用して振動エネルギを吸収する。同振動減
衰装置は油圧ダンパ、ダッシュポット等公知のものを用
いる。
数個介装された油圧ダンパ等の振動減衰装置であり、支
持鉄骨1とボイラ本体2との間の水平方向変位の差(相
対変位)を利用して振動エネルギを吸収する。同振動減
衰装置は油圧ダンパ、ダッシュポット等公知のものを用
いる。
【0022】以上の構成は図4に示される従来のものと
同様である。
同様である。
【0023】3は支持鉄骨1の前部に配設されたコール
バンカー、4及び5は支持鉄骨1の後部に配設された脱
硝装置及びエアヒータである。
バンカー、4及び5は支持鉄骨1の後部に配設された脱
硝装置及びエアヒータである。
【0024】上記コールバンカー3、脱硝装置4、エア
ヒータ5は支持鉄骨1の水平方向梁1b上に積層ゴム
9,11,13を介して載置されている。この積層ゴム
9,11,13は、上記各附帯機器3,4,5の静的安
定性を確保することを考慮すると、各機器の隅部4箇所
に挿設する(図2参照)のが好適である。
ヒータ5は支持鉄骨1の水平方向梁1b上に積層ゴム
9,11,13を介して載置されている。この積層ゴム
9,11,13は、上記各附帯機器3,4,5の静的安
定性を確保することを考慮すると、各機器の隅部4箇所
に挿設する(図2参照)のが好適である。
【0025】また、上記積層ゴム9,11,13は、建
築物の免震構造で採用されているもので、鉛直方向には
高い剛性と大きな荷重負荷能力を持つとともに、水平方
向には柔軟な剛性と大きな水平方向変形能を持つもので
ある。
築物の免震構造で採用されているもので、鉛直方向には
高い剛性と大きな荷重負荷能力を持つとともに、水平方
向には柔軟な剛性と大きな水平方向変形能を持つもので
ある。
【0026】尚上記積層ゴム9,11,13に代えて、
ばね、単一材のゴムパッド等の弾性体を用いてもよい。
ばね、単一材のゴムパッド等の弾性体を用いてもよい。
【0027】上記各附帯機器3,4,5の底部と支持鉄
骨1の梁との間には、油圧ダンパ等からなる振動減衰装
置10,12,14が介装される。これらの振動減衰装
置10,12,14は、各機器の捩れの発生を防止する
ため、各機器の両側に配置される。
骨1の梁との間には、油圧ダンパ等からなる振動減衰装
置10,12,14が介装される。これらの振動減衰装
置10,12,14は、各機器の捩れの発生を防止する
ため、各機器の両側に配置される。
【0028】上記のように構成されたボイラの支持構造
において、地震発生時には支持鉄骨1に水平方向の振れ
止め機構7及び振動減衰装置8を介して支持されたボイ
ラ本体2、並びに支持鉄骨1に積層ゴム9,11,13
及び振動減衰装置10,12,14を介して支持された
コールバンカー3、脱硝装置4、エアヒータ5は、支持
鉄骨1に対しこれよりも大きな相対変位で以って振動す
る。
において、地震発生時には支持鉄骨1に水平方向の振れ
止め機構7及び振動減衰装置8を介して支持されたボイ
ラ本体2、並びに支持鉄骨1に積層ゴム9,11,13
及び振動減衰装置10,12,14を介して支持された
コールバンカー3、脱硝装置4、エアヒータ5は、支持
鉄骨1に対しこれよりも大きな相対変位で以って振動す
る。
【0029】この振動系の質量は、ボイラ本体2とコー
ルバンカー3、脱硝装置4及びエアヒータ5とを加えた
質量であり、図4に示される従来の振動系即ちボイラ本
体2のみが振動系として作用する振動系の2.5倍の質
量を有する。これにより、振動エネルギーの吸収効果が
向上する。
ルバンカー3、脱硝装置4及びエアヒータ5とを加えた
質量であり、図4に示される従来の振動系即ちボイラ本
体2のみが振動系として作用する振動系の2.5倍の質
量を有する。これにより、振動エネルギーの吸収効果が
向上する。
【0030】上記の現象を図3(a)〜(c)を使用し
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
【0031】図3(a)は固有振動特性を求めるため
に、ボイラ本体2、コールバンカー3、脱硝装置4、エ
アヒータ5と支持鉄骨1との間の支持構造を単純にモデ
ル化したものである。
に、ボイラ本体2、コールバンカー3、脱硝装置4、エ
アヒータ5と支持鉄骨1との間の支持構造を単純にモデ
ル化したものである。
【0032】即ち、支持鉄骨1を等価なビーム要素と集
中質量1mで、ボイラ本体2を等価なビーム要素と集中
質量2mで、コールバンカー3、脱硝装置4、エアヒー
タ5についても同様に等価なビーム要素と集中質量3
m,4m,5mでモデル化している。
中質量1mで、ボイラ本体2を等価なビーム要素と集中
質量2mで、コールバンカー3、脱硝装置4、エアヒー
タ5についても同様に等価なビーム要素と集中質量3
m,4m,5mでモデル化している。
【0033】また、支持鉄骨とボイラ本体2間を結合す
る振れ止め機構7をバネ要素7で、支持鉄骨1とコール
バンカー3、脱硝装置4、エアヒータ5を結合する積層
ゴム9,11,13を同じくバネ要素9,11,13で
モデル化している。
る振れ止め機構7をバネ要素7で、支持鉄骨1とコール
バンカー3、脱硝装置4、エアヒータ5を結合する積層
ゴム9,11,13を同じくバネ要素9,11,13で
モデル化している。
【0034】次に図3(b)(c)は、図3(a)のモ
デルに対して固有振動計算を行った場合の、計算結果を
模式的に示したものである。
デルに対して固有振動計算を行った場合の、計算結果を
模式的に示したものである。
【0035】図3(b)は1次振動の振動モードを示し
ており、支持鉄骨1とボイラ本体2、コールバンカー
3、脱硝装置4およびエアヒータ5は同一方向に動いて
おり、かつ支持鉄骨1の変位に対してボイラ本体2や附
帯機器7の変位が大きく、支持鉄骨1との間に大きな相
対変位を生じる振動モードとなる。
ており、支持鉄骨1とボイラ本体2、コールバンカー
3、脱硝装置4およびエアヒータ5は同一方向に動いて
おり、かつ支持鉄骨1の変位に対してボイラ本体2や附
帯機器7の変位が大きく、支持鉄骨1との間に大きな相
対変位を生じる振動モードとなる。
【0036】図3(c)は、同じく2次振動の振動モー
ドを示しており、支持鉄骨1とボイラ本体2、コールバ
ンカー3、脱硝装置4およびエアヒータ5は逆の方向に
変位し、1次振動と同様に、支持鉄骨1との間に大きな
相対変位を生じる振動モードとなる。
ドを示しており、支持鉄骨1とボイラ本体2、コールバ
ンカー3、脱硝装置4およびエアヒータ5は逆の方向に
変位し、1次振動と同様に、支持鉄骨1との間に大きな
相対変位を生じる振動モードとなる。
【0037】この傾向は、図示しないが高次振動でも同
様であり、いずれも支持鉄骨1とボイラ本体2や附帯機
器3,4,5の間に大きな相対変位を生じる振動モード
となる。
様であり、いずれも支持鉄骨1とボイラ本体2や附帯機
器3,4,5の間に大きな相対変位を生じる振動モード
となる。
【0038】この様な固有振動特性を持つため、地震発
生時にも支持鉄骨1と、ボイラ本体2及びコールバンカ
ー3、脱硝装置4、エアヒータ5の間には大きな相対変
位を生じることとなる。
生時にも支持鉄骨1と、ボイラ本体2及びコールバンカ
ー3、脱硝装置4、エアヒータ5の間には大きな相対変
位を生じることとなる。
【0039】この際において、併設した減衰装置8,1
0,12,14により地震により供給される振動エネル
ギが吸収され、構造全体の減衰性が向上し、地震応答が
大きく低減される。即ち、支持鉄骨1に作用する地震水
平力が低減されることにより、支持鉄骨1の柱1a、梁
1b、鉛直ブレース1cに作用する力が減少することに
より、これら部材の断面を小さくすることができ、経済
的なボイラ制振支持構造を得ることができる。
0,12,14により地震により供給される振動エネル
ギが吸収され、構造全体の減衰性が向上し、地震応答が
大きく低減される。即ち、支持鉄骨1に作用する地震水
平力が低減されることにより、支持鉄骨1の柱1a、梁
1b、鉛直ブレース1cに作用する力が減少することに
より、これら部材の断面を小さくすることができ、経済
的なボイラ制振支持構造を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボイラ本
体と支持鉄骨との間に振動減衰装置を介装するととも
に、脱硝装置、エアヒータ等の附帯機器と支持鉄骨との
間にも振動減衰装置を介装し、さらに、附帯機器と支持
鉄骨との間には積層ゴム等の弾性体を介装したので、地
震発生時には、独立した振動質量となった附帯機器が独
立した振動質量であるボイラ本体とともに振動すること
となり、従来のものに較べて振動減衰装置に作用する振
動質量が大幅に増加する。
体と支持鉄骨との間に振動減衰装置を介装するととも
に、脱硝装置、エアヒータ等の附帯機器と支持鉄骨との
間にも振動減衰装置を介装し、さらに、附帯機器と支持
鉄骨との間には積層ゴム等の弾性体を介装したので、地
震発生時には、独立した振動質量となった附帯機器が独
立した振動質量であるボイラ本体とともに振動すること
となり、従来のものに較べて振動減衰装置に作用する振
動質量が大幅に増加する。
【0041】これにより、振動エネルギーの吸収量が増
大し、支持構造全体の減衰性能が著しく向上することに
より、支持鉄骨に発生する地震荷重を確実に低減するこ
とができる。
大し、支持構造全体の減衰性能が著しく向上することに
より、支持鉄骨に発生する地震荷重を確実に低減するこ
とができる。
【0042】また、支持鉄骨に作用する地震水平力が低
減されることにより、支持鉄骨の構成部材を薄肉、軽量
化することが可能となり、低コストのボイラ支持構造を
得ることができる。
減されることにより、支持鉄骨の構成部材を薄肉、軽量
化することが可能となり、低コストのボイラ支持構造を
得ることができる。
【図1】本発明の実施例に係る発電用石炭焚きボイラの
制振支持構造を示す構成図。
制振支持構造を示す構成図。
【図2】図1のA−A矢視図(平面図)。
【図3】上記実施例における振動減衰作用説明図。
【図4】従来例を示す図1応答図。
1 支持鉄骨 2 ボイラ本体 3 コールバンカー 4 脱硝装置 5 エアヒータ 7 振れ止め機構 8,10,12,14 振動減衰装置 9,11,13 積層ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】 ボイラ本体を水平方向の振れ止め機構を
介して支持鉄骨に支持し、脱硝装置、エアヒータ等の附
帯機器を上記支持鉄骨上に載設してなるボイラの支持構
造において、上記ボイラ本体と支持鉄骨との間に油圧ダ
ンパ等の振動減衰装置を上記振れ止め機構と併設し、上
記附帯機器と支持鉄骨との間に油圧ダンパ等の振動減衰
装置及び積層ゴム等の弾性体を介装したことを特徴とす
るボイラの制振支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8676995A JPH08285208A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | ボイラの制振支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8676995A JPH08285208A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | ボイラの制振支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285208A true JPH08285208A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13895966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8676995A Withdrawn JPH08285208A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | ボイラの制振支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285208A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007063941A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボイラの制震支持構造 |
| JP2008127791A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 既設トラス鉄骨建屋の制震改修工法 |
| CN103267084A (zh) * | 2013-06-04 | 2013-08-28 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 立体框架式浮筏隔振装置 |
| JP2015121045A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラの支持構造体 |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP8676995A patent/JPH08285208A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007063941A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ボイラの制震支持構造 |
| JP2008127791A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 既設トラス鉄骨建屋の制震改修工法 |
| CN103267084A (zh) * | 2013-06-04 | 2013-08-28 | 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 | 立体框架式浮筏隔振装置 |
| JP2015121045A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラの支持構造体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |