JPH08285493A - 熱交換器の洗浄体捕集方法及び洗浄体捕集装置 - Google Patents

熱交換器の洗浄体捕集方法及び洗浄体捕集装置

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JPH08285493A
JPH08285493A JP8373995A JP8373995A JPH08285493A JP H08285493 A JPH08285493 A JP H08285493A JP 8373995 A JP8373995 A JP 8373995A JP 8373995 A JP8373995 A JP 8373995A JP H08285493 A JPH08285493 A JP H08285493A
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cooling water
pipe
heat exchanger
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JP8373995A
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Koji Ishibashi
光司 石橋
Norio Yasugadaira
紀雄 安ヶ平
Shigeo Oda
繁夫 織田
Fujio Watanabe
不二雄 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】捕集器胴体径が大型化しても、安定した洗浄体
の捕集ができるとともに、捕集器胴体径の大型化に伴う
洗浄体抽出部の設置個数を最小限に抑えることができ、
構成シンプルにして、洗浄体回収率の向上を図ることが
できる熱交換器の洗浄体捕集装置を提供する。 【構成】捕集格子2の上流側に、捕集格子2にて捕集し
た洗浄体を洗浄体抽出管3の洗浄体吸い込み口側に追い
やる噴水流手段(7、11、12、13)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱交換器の洗浄体捕集方
法および洗浄体捕集装置に係り、特に冷却水中に、例え
ばスポンジボール等の洗浄体を投入し、この冷却水とと
もに流動するスポンジボールにより熱交換器の伝熱管内
を洗浄するようになした管式熱交換器の洗浄体捕集方法
および捕集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に採用されているこの種の捕集
装置には、例えば特開昭58−186411号公報にも
記載されているように、冷却水流中に冷却水と洗浄体と
を分離するフィルタの役目をする捕集格子を備え、そし
てこの捕集格子の最下流部側を洗浄体の収集容器とし、
斜めに延びた収集容器端の範囲に案内部材を設け、この
案内部材の幅が、収集容器側壁の間隔より狭く、かつ洗
浄体抽出口の方向に向く構成としているもの、また、特
開平4−214199号公報に記載されているように、
洗浄体を抽出する抽出管を捕集格子によって狭まれる空
間に開口部を下流側に向けて設置し、ダクトの最下部に
集められた洗浄体を洗浄体抽出管により上流側に吸引し
外部に取り出す構成としたものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のもので
は上流側からの偏流に対して、清掃部材(洗浄体)を安
定して捕集することが難しく、また上流側から一時的に
大量の異物(例えば、冷却水流路壁面からの脱落貝等)
が流入することにより、上流側に向かって開口する洗浄
体抽出口が閉塞する恐れがあり、また後者のものは洗浄
体抽出管の開口部が下流側を向いていることから、これ
ら異物により洗浄体抽出口が閉塞することは少ないが、
しかし捕集器胴体が大口径の場合には洗浄体抽出部を多
数必要とするため構造が複雑化するきらいがあり、また
その洗浄体抽出部の数およびその洗浄体抽出範囲の明確
化などについての課題が残されていた。
【0004】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、捕集器胴体径が大型化しても、安
定した洗浄体の捕集ができるとともに、捕集器胴体径の
大型化に伴う洗浄体抽出部の設置個数を最小限に抑える
ことができ、構成をシンプルにして、洗浄体回収率の向
上を図ることができる熱交換器の洗浄体捕集装置および
洗浄体捕集方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、伝熱
管を有する熱交換器と、前記伝熱管内を冷却水とともに
流通して伝熱管内壁面を洗浄する洗浄体と、前記熱交換
器の下流側配管部に設けられている捕集器胴体内に配置
され、前記洗浄体を捕集する捕集格子と、該捕集格子に
て捕集された洗浄体を冷却水配管から冷却水配管外へ導
きだす洗浄体抽出管とを備え、前記洗浄体抽出管の洗浄
体吸い込み口が前記捕集格子に対向するように配置され
るとともに、洗浄体抽出管により前記洗浄体を吸い込み
冷却水配管外へ導きだすようにした熱交換器の洗浄体捕
集装置において、前記捕集格子の上流側に、捕集格子に
て捕集した洗浄体を前記洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み
口側に追いやる噴水流手段を設けるようになし、所期の
目的を達成するようにしたものである。
【0006】また、この場合、捕集胴体の中央部で、か
つ捕集格子の上流側に、冷却水の流通方向と平行に平板
を配置し、かつこの平板の側端部に冷却水が流入する補
助水流ダクトを設けるとともに、この補助水流ダクトの
尻部に捕集格子にて捕集した洗浄体を前記洗浄体抽出管
の洗浄体吸い込み口側に追いやる噴流口を設けるように
したものである。
【0007】また、前記補助水流ダクトの冷却水流入口
に、多数の桟を所定の間隔をおいて並置するようにした
ものである。また、この桟の間隔を、前記洗浄体が通過
でき、かつ前記抽出管の吸い込み口よりも小さな間隔と
したものである。また、前記補助水流ダクトの噴流口の
形状をノズル状の絞り構造としたものである。さらに、
前記捕集器胴体内の流路を仕切板を設置して分割すると
ともに、各流路に洗浄体抽出管および補助水流ダクトを
設置するようにしたものである。
【0008】また、前記捕集格子の底部に下流側ベーン
を設けるとともに、前記洗浄体抽出管の吸い込み口側に
は上流側ベーンを設けて捕集格子の底部にダクトを形成
し、かつこのダクトを前記補助水流ダクトの噴流口と連
結させるようにしたものである。
【0009】
【作用】すなわちこのように形成された洗浄体捕集装置
であると、洗浄体捕集装置胴体の中央部に冷却水流方向
に平行に設けられている整流部材が、上流側からの偏流
に対して、洗浄体捕集装置胴体入口側の流線を整流する
働きをし、これによって、洗浄体は整流された流線に沿
って捕集装置胴体内に直進流として流入し、また、整流
部材の下端に設けられた上流側ベーンは、捕集格子との
間に洗浄体の最大径よりも大きく、洗浄体抽出管直径よ
りも小さな間隔をもって設置されていることから、流入
異物の大きなものは上流側ベーンと捕集格子間に捕捉さ
れ、洗浄体のみがダクト内に流入する。
【0010】また、下流側ベーンは上流側ベーンと適宜
な一定の間隔を保ちつつ捕集格子と接しながらダクトを
形成し、洗浄体を抽出管へ導くことから、洗浄体を捕集
格子下流に流出させることなく確実に洗浄体抽出口にて
抽出することができる。また、捕集器胴体に流入する流
体と洗浄体の一部は垂直平板上流側に開口した補助水流
導入口より補助水流ダクトへ流入し、補助水流流出口よ
りダクトに至るこの補助水流により、捕集器胴体内壁近
傍で淀んでいたダクト内流れを、ダクト最下部の洗浄体
抽出管方向へ向かう流れとすることができ、洗浄体抽出
能力を高めることができる。
【0011】ここで、補助水流導入口に適宜な間隔で並
置した多数の桟は、補助水流ダクト或いは洗浄体抽出管
を閉塞させるような大型の異物が流入するのを防止す
る。また、補助水流流出口は上流側ベーンと下流側ベー
ンが適宜な間隔を保ちつつ形成されるダクト部の両端が
接する垂直平板上に開口しており、これをノズル状の絞
り形状とすることにより、ダクト内流れをより一層高速
化するに伴い、捕集器胴体内壁近傍で淀んでいたダクト
内流れを、ダクト最下部の洗浄体抽出管方向へ向かう流
れとすることができ、より洗浄体抽出能力を高めること
ができる。
【0012】共に捕集器胴体径の大口径化にも対応でき
るのである。したがって捕集器胴体径が大型化しても、
安定した洗浄体の捕集ができるとともに、捕集器胴体径
の大型化に伴う洗浄体抽出部の設置個数を最小限に抑え
ることができ、シンプルな構造にして、洗浄体回収率の
向上を図ることができるのである。
【0013】
【実施例】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図1および図2にはその洗浄体捕集装置の
要部がそれぞれ断面で示されている。洗浄体捕集装置
は、主として、内部に熱交換器から流出した冷却水が流
通する捕集器胴体1、この捕集器胴体の内部に設けら
れ、冷却水と共に流れてくる洗浄体を下流に流出させな
いための捕集格子2、この捕集格子で捕らえられた洗浄
体を回収するための洗浄体抽出管3とから形成されてい
る。
【0014】さらに、この洗浄体捕集装置には、冷却水
の流線を整流するために、捕集格子2の近傍に整流部材
4が設けられ、また、整流部材4の下流側端部には、上
流側ベーン5および上流側ベーン5と適宜な間隔を保っ
て,すなわちダクト7を介して設置された下流側ベーン
6、それに前記捕集格子2を設置するための垂直平板8
等を備えている。
【0015】捕集器胴体1は、熱交換器(図示なし)か
らの冷却水配管に接続可能なようにその両端は、フラン
ジ構造となっており、捕集器胴体1の径方向中央部に
は、軸方向に伸びた洗浄体抽出管3が設置され、洗浄体
抽出管の一方側端部は胴体外に導き出され、そしてその
端部は図示しない洗浄体循環系統に接続されるようにな
っている。
【0016】洗浄体抽出管3の他方側の端部は、冷却水
の下流側に向けて開口しており、後述するダクト内に流
入した洗浄体を主流(冷却水の流れ)と逆方向に抽出す
る機構になっている。
【0017】捕集格子2は洗浄体が捕集格子下流側へ通
過しないよう、洗浄体抽出管3の両脇に上流側が開口す
るように設置され、すなわち蝶が羽根をひろげた格好に
配置され、多数の桟が冷却水の流れ方向に沿って適宜な
間隔で並置されている。また、捕集格子2には捕集格子
軸9が装着されており、この捕集格子軸9は捕集器胴体
1と垂直平板8を貫通して、一端は捕集器胴体1の外部
に突出して支持され、他端は捕集器胴体1の外部にて捕
集格子駆動装置10に連結されている。したがって、こ
の捕集格子駆動装置10を起動することにより図2に示
すように捕集格子2を揺動することができる。洗浄体を
捕集する時は捕集格子2をV字型にして冷却水流路を塞
ぎ、捕集しない時は波線で示すように冷却水流れ方向と
ほぼ平行なハの字状にして開放しておく。
【0018】整流部材4は捕集格子2に挟まれる空間に
冷却水流路をほぼ二分する中央に沿って形成され、洗浄
体抽出管3の両脇と垂直平板8の間に設置されている。
そのため、上流側からの偏流に対して、この整流部材4
が洗浄体捕集装置胴体入口側の流線を整流する働きを
し、偏流による洗浄体の捕集格子2面への付着、停滞を
防止できる。
【0019】一方、前記整流部材4の下流側端部には上
流側ベーン5が設けられている。上流側ベーン5は洗浄
体抽出管開口部を最下点として互いに反対方向の垂直平
板8に向かって上流方向へ傾斜した勾配を有し、冷却水
上流側に向かって幅広に広がる形状を有しており、捕集
格子2との間に洗浄体の最大径よりも大きく、且つ洗浄
体抽出管内径よりも小さな一定間隔を保って設置されて
いる。このため、貝などの大型異物が一時的に捕集器内
に流入しても、上流側ベーン5と捕集格子2間のギャッ
プにより捕捉され、抽出管の閉塞など洗浄体の捕集を阻
害することはない。
【0020】また、小型の異物が上流側ベーン5と捕集
格子2間を通過しても、その間隔が洗浄体抽出管3の内
径よりも小さいため、洗浄体と一緒に抽出し、図示しな
い洗浄体循環系統にて分離される。また、比重が大きく
抽出できないような異物は後述するダクト内にて浮遊
し、上流側ベーン5と捕集格子2間のギャップにより捕
捉された異物と共に、洗浄体捕集後の捕集格子2の開放
により捕集器下流に排出される。
【0021】下流側ベーン6は上流側ベーン5と適宜な
一定の間隔を保ちつつ、捕集格子2と接しながら、両端
は垂直平板8に向かって上流方向へ傾斜してダクト7を
形成する。ダクト7は上流側ベーン5と捕集格子2の間
を通過した洗浄体を洗浄体抽出管3に導くような形状を
しており、その両端は垂直平板に挟まれる構造になって
いる。
【0022】補助水流導入口11は垂直平板8と捕集器
胴体1を連結する部材に開口しており、主流からの冷却
水がそのまま流入できるようになっている。また、図5
に示す様に補助水流導入口11に多数の桟を適宜な間隔
で並置することにより、大型の異物などが補助水流ダク
ト12や洗浄体抽出管3へ流入することを防止してい
る。
【0023】補助水流ダクト12は垂直平板8と捕集器
胴体1の空間に設置され、補助水流導入口11から流入
する冷却水を補助水流流出口13へ導くためのものであ
り、図6の様に補助水流を他系統から導く場合は補助水
流導入配管14と連結する。
【0024】補助水流流出口13は補助水流導入口11
および補助水流導入配管14からの水流をダクト7に噴
出するためのもので、上流側ベーン5と下流側ベーン6
が接する垂直平板8上に開口している。また、図5に示
す様に補助水流流出口13の形状をノズル状の絞り構造
とすることにより、より強力な水流をダクト7に噴出す
ることができる。
【0025】上述した補助水流の効果を図7および図8
を用いて説明する。図7は図8に示す補助水流の効果を
表すグラフのX軸およびY軸の関係を模式的に表現した
図であり、捕集器胴体1から抽出管3に至るまでのダク
ト内の各位置をX軸に、ダクト内の各位置における抽出
管方向速度vをY軸として示している。
【0026】図8は定量的な補助水流効果の一例とし
て、捕集器胴体直径がφ1000mmの場合の実機と同
サイズ同条件のモデルで行った流動解析の結果である。
なお、主流速度Vd=2.6m/s、抽出速度Vu=
3.06m/s、補助水流速度Vsは0〜2.0m/s
に変化させている。
【0027】この図において、Vs=0m/sの従来条
件でのダクト高さ方向中央部におけるダクト内抽出管方
向速度は、洗浄体の抽出が確実に行える抽出管近傍にお
いて約0.5m/sであることから、洗浄体抽出範囲を
拡大するには胴体内壁近傍から抽出管近傍までのダクト
内全域の抽出管方向速度を約0.5m/s以上に保てば
良いことになる。そこで、Vs=0.5,1.0,2.
0m/sと変化させた場合、どのケースもダクト内全域
にわたりダクト内抽出管方向速度Vを0.5m/s以上
に高めることが可能となることから、補助水流が洗浄体
抽出範囲の拡大に効果的であることがわかる。
【0028】さらに、補助水流Vsの流入速度について
は、どのケースも抽出管近傍においてダクト内抽出管方
向速度が約0.5m/sとなることから、必要以上にV
sを高めなくとも本一例における結果においてはVs=
0.5m/sで十分な効果を得ることができる。
【0029】次に図9と図10により本発明の他の実施
例について説明する。捕集器胴体1の直径が大口径化し
た場合、前記図1から図6に示す実施例と同一構成にし
た場合、捕集格子および捕集器胴体長が巨大化するた
め、装置の構成を小型化および簡略化するのに適用した
ものである。基本構成は図9および図10に示すよう
に、捕集器胴体1の中心部を仕切板15にて2個の流路
に分割する。
【0030】さらに各流路の中心部に対向する一対の捕
集格子2を捕集格子軸9を中心にして揺動自在に設置し
たものである。なお、補助水流の導入および噴出方法に
ついては、前記図1から図6に示す実施例と同一である
ため、これらの説明を省略する。
【0031】以上のように、本発明特有の補助水流をダ
クト内へ導くことによりダクト内抽出管方向速度を高め
ることができるので、洗浄体抽出可能領域が広範囲であ
り、捕集器胴体経の大口径化に対応できると共に構造の
簡略化および洗浄体回収性能の向上にも極めて有効であ
る。
【0032】以上種々説明してきたようにこの本発明に
よれば、従来デッドスペースであった垂直平板内部を活
用することにより、従来仕様を大幅に変更することもな
く、捕集器内へ流入する冷却水を補助水流として利用す
ることができるため、捕集器胴体直径が大口径化しても
ダクト内の液体は淀んだり停滞することもなく、常に流
線を洗浄体抽出管方向へ向かわせる効果が得られる。こ
の効果により、従来捕集器胴体直径が3m程度に及ぶと
洗浄体抽出部を4基設置していたものを2基あるいは1
基に低減することができるため、構造を簡略化できると
共にコスト低減にも寄与できる。
【0033】さらに補助水流導入配管を設置することに
より、他の系統からも補助水流を導くことができるた
め、捕集器内へ流入する冷却水を補助水流とした場合よ
りも高いダクト内抽出管方向速度を得ることができる。
【0034】ここで、定量的なダクト内抽出管方向速度
の一例として、捕集器胴体直径がφ1000mmの場合
について説明する。ダクト高さ方向中央部におけるダク
ト内抽出管方向速度は、前記φ1000mmの実機と同
サイズ同条件で行った流動解析より、洗浄体の抽出が確
実に行える抽出管近傍において約0.5m/sであるこ
とから、胴体内壁近傍から抽出管近傍までのダクト内全
域の抽出管方向速度を約0.5m/s以上に保てば良い
ことになる。
【0035】前記流動解析より、補助水流速度を0.
5,1.0,2.0m/sと変化させた場合、どのケー
スもダクト内全域にわたりダクト内抽出管方向速度を
0.5m/s以上に高めることが可能となることから、
補助水流が洗浄体抽出範囲の拡大に効果的であることが
わかる。さらに、補助水流の流入速度については、補助
水流速度が1.0,2.0m/sの場合は抽出管近傍に
おいてダクト内抽出管方向速度が約0.5m/sに低下
する。
【0036】また、補助水流速度が0.5m/sの場合
にはダクト内の全域にわたってダクト内抽出管方向速度
が約0.5m/sと一定である。よって、どのケースも
抽出管近傍においてダクト内抽出管方向速度が約0.5
m/sとなることから、必要以上に補助水流速度を高め
なくとも本一例における結果においてはVs=0.5m
/sで捕集器が大口径化しても確実かつ安定した洗浄体
捕集が可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、捕集器胴体径が大型化しても、安定した洗浄体の捕
集ができるとともに、捕集器胴体径の大型化に伴う洗浄
体抽出部の設置個数を最小限に抑えることができ、構成
をシンプルにして、洗浄体回収率の向上を図ることがで
きる熱交換器の洗浄体捕集装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器の洗浄体捕集装置の一実施例
を示す縦断側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う平面図である。
【図4】本発明の熱交換器の洗浄体捕集装置の一実施例
を示す一部破断斜視図である。
【図5】本発明の熱交換器の洗浄体捕集装置の一実施例
を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の熱交換器の洗浄体捕集装置の他の実施
例を示す縦断側面図である。
【図7】本発明の洗浄体捕集装置のダクト断面をグラフ
化して示す図である。
【図8】本発明の効果により得られるダクト内速度を示
す特性図である。
【図9】本発明の熱交換器の洗浄体捕集装置の他の実施
例を示す平面図である。
【図10】図9のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…捕集器胴体、2…捕集格子、3…洗浄体抽出管、4
…整流部材、5…上流側ベーン、6…下流側ベーン、7
…ダクト、8…垂直平板、9…捕集格子軸、10…捕集
格子駆動装置、11…補助水流導入口、12…補助水流
ダクト、13…補助水流流出口、14…補助水流導入配
管、15…仕切板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 不二雄 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱管を有する熱交換器と、前記伝熱管
    内を冷却水とともに流通して伝熱管内壁面を洗浄する洗
    浄体と、前記熱交換器の下流側配管部に設けられている
    捕集器胴体内に配置され、前記洗浄体を捕集する捕集格
    子と、該捕集格子にて捕集された洗浄体を冷却水配管か
    ら冷却水配管外へ導きだす洗浄体抽出管とを備え、前記
    洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口が前記捕集格子に対向
    するように配置されるとともに、洗浄体抽出管により前
    記洗浄体を吸い込み冷却水配管外へ導きだすようにした
    熱交換器の洗浄体捕集装置において、 前記捕集格子の上流側に、捕集格子にて捕集した洗浄体
    を前記洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口側に追いやる噴
    水流手段を設けたことを特徴とする熱交換器の洗浄体捕
    集装置。
  2. 【請求項2】 伝熱管を有する熱交換器と、前記伝熱管
    内を冷却水とともに流通して伝熱管内壁面を洗浄する洗
    浄体と、前記熱交換器の下流側配管部に設けられている
    捕集器胴体内に配置され、前記洗浄体を捕集する捕集格
    子と、該捕集格子にて捕集された洗浄体を冷却水配管か
    ら冷却水配管外へ導きだす洗浄体抽出管とを備え、前記
    洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口が前記捕集格子に対向
    するように配置されるとともに、洗浄体抽出管により前
    記洗浄体を吸い込み冷却水配管外へ導きだすようにした
    熱交換器の洗浄体捕集装置において、 前記捕集格子の上流側でかつ捕集器胴体の内壁面に、冷
    却水の流通方向と平行に冷却水が流入する補助水流ダク
    トを設けるとともに、この補助水流ダクトの尻部に捕集
    格子にて捕集された洗浄体を前記洗浄体抽出管の洗浄体
    吸い込み口側に追いやる噴流口を設けたことを特徴とす
    る熱交換器の洗浄体捕集装置。
  3. 【請求項3】 伝熱管を有する熱交換器と、前記伝熱管
    内を冷却水とともに流通して伝熱管内壁面を洗浄する洗
    浄体と、前記熱交換器の下流側配管部に設けられている
    捕集器胴体内に配置され、前記洗浄体を捕集する捕集格
    子と、該捕集格子にて捕集された洗浄体を冷却水配管か
    ら冷却水配管外へ導きだす洗浄体抽出管とを備え、前記
    洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口が前記捕集格子に対向
    するように配置されるとともに、洗浄体抽出管により前
    記洗浄体を吸い込み冷却水配管外へ導きだすようにした
    熱交換器の洗浄体捕集装置において、 前記捕集器胴体の中央部で、かつ捕集格子の上流側に、
    冷却水の流通方向と平行に平板を配置し、かつこの平板
    の側端部に冷却水が流入する補助水流ダクトを設けると
    ともに、この補助水流ダクトの尻部に捕集格子にて捕集
    した洗浄体を前記洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口側に
    追いやる噴流口を設けたことを特徴とする熱交換器の洗
    浄体捕集装置。
  4. 【請求項4】 前記補助水流ダクトの冷却水流入口に、
    多数の桟を所定の間隔をおいて並置してなる請求項2若
    しくは3記載の熱交換器の洗浄体捕集装置。
  5. 【請求項5】 前記桟の間隔は、前記洗浄体が通過で
    き、かつ前記抽出管の吸い込み口よりも小さな間隔であ
    る請求項4記載の熱交換器の洗浄体捕集装置。
  6. 【請求項6】 前記補助水流ダクトの噴流口の形状をノ
    ズル状の絞り構造としてなる請求項2、3、4若しくは
    5記載の熱交換器の洗浄体捕集装置。
  7. 【請求項7】 前記捕集器胴体内の流路を仕切板を設置
    して分割するとともに、各流路に洗浄体抽出管および補
    助水流ダクトを設置してなる請求項2、3、4、5若し
    くは6記載の熱交換器の洗浄体捕集装置。
  8. 【請求項8】 前記捕集格子の底部に下流側ベーンを設
    けるとともに、前記洗浄体抽出管の吸い込み口側に上流
    側ベーンを設けて捕集格子の底部にダクトを形成し、か
    つこのダクトを前記補助水流ダクトの噴流口と連結させ
    てなる請求項2、3、4、5、6若しくは7記載の熱交
    換器の洗浄体捕集装置。
  9. 【請求項9】 伝熱管を有する熱交換器と、前記伝熱管
    内を冷却水とともに流通して伝熱管内壁面を洗浄する洗
    浄体と、前記熱交換器の下流側配管部に設けられている
    捕集器胴体内に配置され、前記洗浄体を捕集する捕集格
    子と、該捕集格子にて捕集された洗浄体を冷却水配管か
    ら冷却水配管外へ導きだす洗浄体抽出管とを備え、前記
    洗浄体抽出管の洗浄体吸い込み口が前記捕集格子に対向
    するように配置されるとともに、洗浄体抽出管により前
    記洗浄体を吸い込み冷却水配管外へ導きだすようにした
    熱交換器の洗浄体捕集装置において、 前記捕集格子の上流側でかつ捕集格子近傍に、捕集格子
    にて捕集された洗浄体を前記洗浄体抽出管の洗浄体吸い
    込み口側に追いやる噴流口を有する外部噴流装置を設け
    たことを特徴とする熱交換器の洗浄体捕集装置。
  10. 【請求項10】 冷却水流路内に上流側が広開するよう
    に設けられた捕集格子と、この捕集格子を設置するため
    に冷却水流路内壁の互いに対称な位置に設置され、前記
    捕集格子端部と接する形状を有する垂直平板と、前記捕
    集格子によって捕集された洗浄体を冷却水流路外へ抽出
    するため、その先端開口部が下流側に向かって開口する
    洗浄体抽出管とを有する熱交換器の洗浄体捕集装置にお
    いて、 前記垂直平板上流部に設けた補助水流導入口と、冷却水
    流路をほぼ二分する中央線に沿って形成された整流部材
    と、前記整流部材の下流側端部に設けられ、互いに反対
    方向の冷却水流路内壁に向かって上流方向へ傾斜した勾
    配を有し、かつ、冷却水上流に向かって幅広に開口する
    上流側ベーンと、前記抽出管開口部設置個所を最下点と
    して、前記上流側ベーンと適宜な間隔を保ちつつ前記捕
    集格子と接しながら冷却水流路内壁に向かって上流方向
    へ傾斜した下流側ベーンを具備し、前記上流側ベーンと
    下流側ベーンの空間により形成されるダクト部の両端が
    接する垂直平板上に補助水流流出口を設け、これを垂直
    平板内の空間に設置した補助水流ダクトにて連結したこ
    とを特徴とする熱交換器の洗浄体捕集装置。
  11. 【請求項11】 洗浄体を冷却水とともに熱交換器の伝
    熱管内を流通させて伝熱管内壁を洗浄し、洗浄後の洗浄
    体を冷却水流中に設けられている捕集格子で捕集し、捕
    集した洗浄体を吸い込み配管を介して冷却水配管外へ導
    きだすようにした熱交換器の洗浄体捕集方法において、 前記捕集格子で捕集した洗浄体を吸い込み配管にて吸い
    込むに際し、捕集格子で捕集された洗浄体を吸い込み配
    管の吸い込み口側へ水流を用いて追いやるようにしたこ
    とを特徴とする熱交換器の洗浄体捕集方法。
  12. 【請求項12】 前記洗浄体を吸い込み配管の吸い込み
    口側へ追いやる水流として、冷却水配管内の冷却水の流
    れを利用してなる請求項12記載の熱交換器の洗浄体捕
    集方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230301A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Chubu Electric Power Co Inc 復水器洗浄ボール滞留防止具
JP2016176641A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 三菱日立パワーシステムズ株式会社 熱交換器の細管洗浄装置及び方法

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