JPH08285831A - 珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方法 - Google Patents

珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方法

Info

Publication number
JPH08285831A
JPH08285831A JP8089742A JP8974296A JPH08285831A JP H08285831 A JPH08285831 A JP H08285831A JP 8089742 A JP8089742 A JP 8089742A JP 8974296 A JP8974296 A JP 8974296A JP H08285831 A JPH08285831 A JP H08285831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrolysis
concrete
test material
silicon
thermal decomposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8089742A
Other languages
English (en)
Inventor
Harald Dr Rotzsche
ロッチェ ハーラルト
Klaus-Peter Ditscheid
ディチャイト クラウス−ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huels AG, Chemische Werke Huels AG filed Critical Huels AG
Publication of JPH08285831A publication Critical patent/JPH08285831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/38Concrete; Lime; Mortar; Gypsum; Bricks; Ceramics; Glass
    • G01N33/383Concrete or cement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/06Preparation
    • G01N30/12Preparation by evaporation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N2030/022Column chromatography characterised by the kind of separation mechanism
    • G01N2030/025Gas chromatography
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/06Preparation
    • G01N30/12Preparation by evaporation
    • G01N2030/125Preparation by evaporation pyrolising

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水処理、ないしは改質のため珪素有機化合
物で処理した無機材料を経済的に検査でき使用した珪素
有機化合物をできる限り確実に同定できしかも定量でき
る検査方法を提供する。 【解決手段】 試験材料を数秒以内に熱分解し、熱分解
生成物をオンラインガスクロマトグラフィーでPLOT
−カラム(多孔層開放管式カラム)を用いて分析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、珪素有機化合物で
処理した無機材料の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無機材料、特に鉱物建築材料の防水剤を
通例水性エマルジョン、マイクロエマルジョンまたは有
機溶剤に溶解した形の珪素有機化合物で行うことは公知
である(Huels AGの製品情報:“Anwendungen von Organ
ofunktionellen Silanen-DYNASYLAN(R)”、15.0
1.002/07.94/gu/100;“Bautenschu
tzmit Alkylsilanen-DYNASYLAN(R) BSM”、15.0
1.006/09.90/gu;Ch.Fliedner、“Silane
als Hydrohobierungsmittel fuer Beton”、Sonderdruc
k15.07.023 der Huels AG、第IおよびII部
は:Bautenschutz Bausanierung3/94 und 4/9
4にある)。無機材料の表面に、多孔性物質の内部にま
で、珪素有機化合物の反応性基は物質のヒドロキシル基
と化学結合する。それに並行して水の存在下でケイ素化
合物の架橋反応は進行する、このことはついには表面に
かつまた孔中に化学的に定着した防水性フィルムを生
じ、これが水の分解吸収および移動を妨げるかまたは減
少させる。建築材料のうちここでは例えばコンクリー
ト、砂岩、石灰砂岩、煉瓦およびモルタルについて述べ
る。また、実用技術的特性を改良するため、粉末状およ
び粒状の材料例えば酸化アルミニウム、二酸化チタン、
酸化マグネシウム、ガラスおよび石英粉末、水酸化物、
ケイ酸塩およびその他の鉱物製品ならびに微細ガラス粒
子も相当な範囲で珪素有機化合物で表面改質される。
【0003】現在建築材料の表面保護の試験は水分吸収
(Technische Pruefvorschrift Oberflaechen Schutzsy
stem,Ausgabe 1990、Verkehrsblatt、Dokument-N
r.B5234-Vers.90.1.p.30)、含浸深度(1c
m以上掘り下げし水を噴霧する)、吸収プロフィール
(順次にのこ引きした円板の水分吸収、M.Roth:Das Wa
sser Saugprofil einer Silliconimpraegnierung、Baut
enschutz und Bausanierung、11、(1988)、4
3〜45)、加圧水保存(DIN52103)または吸
引水保存(DIN52617)に基づいて行う。防水処
理の品質のために決定的であるのは、防水剤の化学的構
造、表面および深部帯域で吸収された作用物質量および
建築材料の内側および外側表面上での疎水化剤の化学的
定着である;このためには上に記載した試験では実際に
証言を得ることができない、というのは撥水性効果をひ
とまとめに測定するにすぎないからである。
【0004】表面の検査のためにはさまざまな分析方
法、例えばTOF−SIMS(二次イオン質量スペクト
ロメトリー)、ESCA(化学分析のための電子スペク
トロメトリー)、DRIFT(拡散反射−赤外−フーリ
エ変換)およびオージェ電子スペクトロメトリーが開発
された。これらの方法は高価な機器および時間を要する
ことならびに膨大なコストを除いても、多くは試験材料
の最表面をナノメータ範囲で捕捉するにすぎないという
不利な点がある。
【0005】実地に近い条件下でのシラン防水剤の特徴
を把握するためにはまた分散赤外(赤外スペクトロメト
リー)−技術も適さない(Ghosh、S.Und handoo、S.
K.:Infrared and Roman Spectral Studies in Cement
and Concrete、Cement and Concrete Research、10、
(1980)、p.771〜782)。最も防水性のコ
ンクリートに侵入する深度をFT(フーリエ変換)−I
R−スペクトロメトリーにより測定することができた
(A.Gerdes, T.Mueller und F.H.Wittmann著:Werkstof
fwissenschaften und Bausanierung、Teil 1、Tagungsb
ericht des 3.Internat.Kolloqu., Hrsg.F.H.Wittman
n、Expert-Verlag(Kontakt & Studium Bd.420)Ehn
ingen hei Boehling、1993、460〜475)。分
析用微粉のコンクリート粉を臭化カリウムと混合し
(1:25)、250バールで透明なタブレットにプレ
スし、それによって2900〜2940cm-1の吸収帯
域でFT−IR分光写真を撮った。2930cm-1帯域
のCH2−価電子振動を、検出を妨げるかも知れない有
機化合物は存在しないという仮定で、珪素有機物をベー
スとする防水剤の定性的ないしは半定量的検出に使用し
た。この方法は機器および調製の費用を除外してもさら
に欠点がある:異なる防水剤ないしは改質剤間の識別が
できない;約0.2%未満の作用物質含有率は検出でき
ない;粗粒子は微粉にすることなしには分析ができな
い;防水剤混合物はそのものとしては認められない;共
有結合定着および物理的被覆間の識別ができない;例え
ばガラスビーズ、酸化アルミニウムまたはケイ酸の改質
は該方法の感度不足のため認めることはできない。
【0006】また29Si−MAS−NMR−分光分析法
(29−Si−マジック−アングル−スピニング−原子
核共鳴分光分析法)も高価な費用および限られた検出感
度のため防水剤および改質剤の使用の際の定性試験のた
めには日常の実際には適さないが、この方法はむしろ基
礎的研究のために使用される(J.Grobe,K.Stoppek-Lang
ner、W.Mueller-Warmuth、S.Thomas、A.Benninghoven u
nd B.Hagenhoff:Nachr.Chem.Tech.Lah.、41、(19
93)、Nr.11,1233〜1240;Hagenhoff、A.
Benninghoven、K.stoppek-Langner und J.Grobe:Adv.Ma
ter.、(1994)、6、No.2、p.142〜14
4;K.Albert、R.Brindle、J.Schmid、B.Buszenski und
E.Bayer:Chromatographia、38、(1994)、2
83〜290)。
【0007】シラン被覆充填剤、特にタルクの熱分解
は、比較的多量の充填剤(10g)を720℃で例えば
30分間熱分解することにより、被覆に使用した有機官
能性シランの検出に利用された;0.01〜0.1%の
検出限界に到達するためには大量を必要としかつ個々の
シランの識別を容易にすべき二次反応(人工物生成)を
助長するためには大量の試料と結びついて長い熱分解時
間を必要とした。熱分解生成物を0℃で有機溶剤(トリ
エチレングリコールジメチルエーテル)中に採り、この
吸収溶液を、吸収前に分離できる凝縮物と一緒に、引き
続いてガスクロマトグラフィーで(オフ・ライン)分析
した、分離カラム:60mDB−Wax薄膜毛管、層
厚:0.5μm(R.Doiber und N.Wamser:Fresenius
J.Anal.Chem.、342、(1992)、381〜38
6)。
【0008】この方法における欠点は、例外的場合にの
み、一定の被覆剤のために特徴のあるまたは選択的であ
る反応生成物(アンモニア、硫化水素、アセトン)が生
じること、および数多くの見当のつかない熱分解生成物
の大部分が全シランと同一であることであり、その結果
ガスクロマトグラフィーのピーク分布で単に定量的差違
を同定の対象にできるにすぎない。また多くの防水剤お
よび改質剤の特徴であるアルコキシ基(メトキシ基また
はエトキシ基)を検出することもできない。
【0009】酢酸中のN−フェニル−1−アミノ−プロ
ピルトリメトキシシランがE−ガラスファイバーのシラ
ン処理の差違に化学結合されているかないしはメタノー
ルで洗浄することができるかを確定するため、非常に費
用を要しかつその上高価なFI−IR−分析法(フーリ
エ変換−赤外分光法による熱分解ガスクロマトグラフィ
ー)が使用された(N.Ikuta、T.Hori、H.Naitoh、Y.KER
A、E.Nishio und I.Abe、Compos.Interfaces(199
3)、1(6)、455〜462)。
【0010】また熱分解ガスクロマトグラフィーを用い
てポリ(ジオルガノシロキサン)も検査された(S.Fuji
moto、H.Ohtani und S.Tsuge:Fresenius Z.Anal.Che
m.,331、(1988)、342〜350)、その際
主として数多くの環状オリゴマーが生じたが、これは薄
層毛管(WCOT−カラム)で分離され、その定量分析
は費用のかかる方法を用いてのみ屡々19種よりも多い
成分に基づき可能にしたにすぎない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】無機材料の防水処理な
いしは表面改質を定性的に判断するためには、これに使
用した珪素有機化合物をできるだけ特定検出し、無機基
体の表面上のおよび場合によりまたさまざまな深さにお
ける濃度も定量的に測定することができる検査方法の必
要が生じる。
【0012】従って本発明の課題は、防水処理ないしは
表面改質化のために珪素有機化合物で処理した無機材料
を是認できる費用で検査し、使用した珪素有機化合物を
できるだけ確実に同定ししかもまた定量することを可能
にする方法を提供することであった。
【0013】
【課題を解決するための手段】意外にも、無機材料上
の、特に建築材料上および中での珪素有機防水剤および
改質剤は、一般に試験材料を先ず始めに数秒以内で熱分
解し、この熱分解生成物をオン−ラインガスクロマトグ
ラフィーにより薄膜毛管(PLOTカラム−多孔層開放
管式カラム、すなわち、毛管カラムおよび多孔層)を用
いて分析することにより、特定検出しかつ定量的に再現
可能に測定することができることを見出した。有利に
は、熱分解の際優先的に形成される主成分を同定および
定量的測定に適切に利用する。
【0014】従って前記課題は本発明により、珪素有機
化合物で処理される無機材料を検査する方法において解
決され、該方法は試験材料を数秒以内で熱分解しかつそ
の熱分解生成物をオンラインガスクロマトグラフィーで
PLOTカラム(多孔層開放管方式カラム、すなわち多
孔層を有する毛管)を用いて分析することを特徴とす
る。
【0015】適切には本発明による方法において珪素有
機化合物の同定、有利にはまたその定量的測定を、予め
与えられた熱分解条件下で主に形成される熱分解生成物
に基づき行う。
【0016】図1はそれぞれコンクリートに0.4重量
%で塗被し従来の方法で熱分解ガスクロマトグラフィー
で検査(薄膜毛管、WCOTカラム)した4種の防水剤
(メチル−、エチル−、プロピル−およびイソブチルト
リエトキシシラン)の熱分解生成物を示す。個々の建築
保護剤間の差違はほんの少しだけであり、このようなシ
ラン層の同定および識別のためには不適当である。
【0017】図2は、図1のための検査の際にも使用し
たと同じ試験材料であるが、本発明による方法に従って
検査した熱分解ガスクロマトグラムを示す;このために
適切にPLOTカラムI−Pora PLOTQ、長さ
10m、内径0.32mm、層厚10μm(Chrom
pack GmbH、フランクフルト/マイン)を使用
した。その際、コンクリート上のメチルトリエトキシシ
ランは熱分解生成物として実際にメタンのみ、エチルト
リエトキシシランはエタンのみ、プロピルトリエトキシ
シランは主としてプロパンおよびイソブチルトリエトキ
シシランは主にイソブタンを生じることは意想外であ
る、それというのも29Si−NMR検査に基づき、防水
処理された建築材料表面にはモノマー建築材料保護剤の
加水分解および重縮合の結果モノ−、ジ−およびトリ官
能性のポリシロキサンからなるポリマー網状構造が存在
する(J.Grobe et al.、Nachr.C
hem.Tech.Lah、41、(1993)、N
r.11、頁1233〜1240)および化学的表面構
造の数多くは同じ熱分解生成物を生成するはずがないか
らである。
【0018】試験材料の熱分解時間は本発明による方法
では一般に10秒未満、有利には8〜0.001秒、特
に有利には5〜0.1秒である。
【0019】適切には本発明による方法においては試験
材料の熱分解のためには、例えば電熱線熱分解器、キュ
リー点熱分解器、レーザー熱分解器またはマイクロ波熱
分解器またはエネルギー発生のための多の方法を使用す
る。有利には本発明による方法では舟型熱分解器を使用
する。
【0020】本発明による方法においては生成物はオン
ラインガスクロマトグラフィーによりPLOT−カラム
で、有利には各中間過程、例えば吸着冷却沈殿技術、低
温集中、カラム切換技術、別個のかつ一般には検出器に
よることなしに、有利には火炎イオン化検出器により表
示する。
【0021】熱分解生成物のガスクロマトグラフィーに
よる検査のためには本発明による方法では、有利にはK
ClまたはNa2SO4により不活性化された酸化アルミ
ニウム、またはシリカゲルまたは黒鉛化されたサーマル
ブラックまたはスチレン/ジビニルベンゼンをベースと
する有機ポリマーを固定多孔層として含有するPLOT
カラムを使用する。これら毛管カラムは通常前述の材料
の1種からなる多孔層を有する石英毛管または適当な金
属毛管である。
【0022】試験材料の熱分解は本発明による方法では
有利には800〜500℃の温度範囲で行うが、またほ
ぼ300〜900℃の温度範囲でも行うことができる。
その際一般にはキャリヤーガス、例えば希ガス、有利に
はヘリウムまたはアルゴンまたはネオンを試験材料上に
導入し、そうして試験材料の熱分解を適切にはガスクロ
マトグラフィーのキャリヤーガス中で行う。しかしまた
本発明による方法の際は酸素不含の窒素または水素もキ
ャリヤーガスとして使用することができる。
【0023】図3は同一の、すでに図2に関して記載し
た試験材料の熱分解ガスクロマトグラムを示す;適切に
はここではPLOT−カラム2(長さ25m、内径0.
32mm、Al23/KClからなる層、層厚5μm、
Chrompack GmbH、フランクフルト/マイ
ン)を使用した。ここに選んだ熱分解装置(また本発明
による例1も参照のこと)すでにほぼ500℃でケイ素
に結合していたオルガノ基を完全に分離することがで
き、またそれに相応するアルカンはここでは、熱分解生
成物として大量に形成される唯一の成分でもある。
【0024】その上本発明による方法はまたほぼ800
℃の熱分解温度でも行うことができ、その際他の小さい
断片の数および量は通常は実質的には増加しない。
【0025】図4は例えばコンクリートでの耐熱性の低
いn−オクチルトリエトキシシランの温度影響を示す。
熱分解温度としては特に300〜900℃の範囲で検査
した;500℃より下ではオクチル基の弱い分離(オク
タンとして発生)が生じるにすぎない。900℃より上
ではこの基は充分に分解する。熱分解温度のために有利
な範囲はまたここでも500〜800℃であり、その際
コンクリートに塗被したオクチルトリエトキシシランな
らびにその、コンクリート表面上にまたは内部に形成さ
れかつ定着された熱分解生成物、重縮合生成物および架
橋生成物は分解し特にn−オクタンになる。
【0026】また本発明による方法は他の、珪素有機化
合物で処理した無機材料にも行うことができる;例えば
鉱物製品、砂岩、石灰岩、粘土またはケイ酸含有材料、
煉瓦、モルタル、顔料、酸化アルミニウム含有材料、酸
化チタン含有材料、酸化マグネシウム含有材料または相
応する物質、石英製品または石英粉末、ガラス製品、例
えばガラスマット、ガラスファイバー、ガラスビーズ、
微粉ガラス、ガラス粉末、光学ガラスまたは断熱材料例
えばガラスウールまたは岩石ウール、しかしまた充填剤
または金属または合金にも行うことができる。これらの
材料は固形、可延性、粉末状、粒状および/またはガラ
ス状の酸化物、水酸化物、炭酸塩、金属および/または
ケイ酸塩状密なおよび/または多孔状形であってもよ
い。
【0027】先に例として挙げた材料の処理のために、
また熱的かつ化学的に不安定なシラン、例えば3−メタ
クリロキシプロピル−トリメトキシシラン(MEMO)
および3−アミノプロピル−トリメトキシシラン(AM
MO)も使用できる。これらの化合物の際は500〜8
00℃の有利な温度範囲では主として小さいC1〜C3
フラクションは形成されず、むしろまた驚異的にも熱分
解過程の間本発明による方法の条件下で維持される特徴
的高沸物が形成される。
【0028】図5のaは例えば1%の3−アミノプロピ
ル−トリエトキシシラン(AMEO:H2N−(CH2
3Si(OC253)を配量したコンクリート粉末(主
成分Aは9.133分の保持時間を有する)の熱分解ガ
スクロマトグラムを示す。図5のbは0.5%の3−メ
タクリルオキシプロピル−トリメトキシシラン(MEM
O:CH2=C(CH3)COO(CH23Si(OCH
33)で被覆したコンクリート粉末試料(ここで生じた
主成分Bの保持時間は8.743分である)の熱分解ガ
スクロマトグラムを示し、図5のcはコンクリートでA
MEOおよびMEMOからなる混合物の検査線図を示
す。熱分解生成物をそれぞれの試験材料で防水処理ない
しは改質のために使用した珪素有機化合物に分類するこ
とは通常そう困難ではない。また元来被覆するために使
用したシラン、例えばオルガノトリメトキシないしはオ
ルガノトリエトキシシランのアルコキシ基も少ない副成
分として生成するメタノールないしはエタノールピーク
に基づいて同定することができる。
【0029】本発明による方法では、珪素有機化合物、
すなわち防水剤ないしは被覆剤または改質剤を、所定の
熱分解条件下で主に形成される成分に基づきただ同定す
るだけでなく、また定量的に決定することもできる。
【0030】図6はコンクリートでのイソブチルトリエ
トキシシラン(IBTEO)および石灰砂岩でのイソブ
チルトリメトキシシラン(IBTMO)のための補正曲
線を示す。縦座標は検出器表示(mv・min)および
横座標は熱分解で得たシランのマイクログラムを示す。
例えばシラン2.57%を含有するコンクリートの3m
gの秤量はシラン77μgの絶対量に相当し、22.3
mv・min検出器信号は特有の熱分解生成物イソブタ
ンを証明し、かつ0.01%のIBTEOを有するコン
クリート30mg(=3μgIBTEO)は1.8mv
・minの検出信号を結果として生じる(両点は上記曲
線に記入してある)。従って使用したシランに特有な熱
分解ピークの面積に基づき広い範囲で秤量分を変化させ
ることによりシラン濃度の測定を行うことができる。
【0031】通常は防水処理ないしは改質のために無機
材料に塗被されるないしはここで使用される珪素有機化
合物またはその二次生成物ないしは加水分解生成物また
重縮合生成物の濃度は、存在する試験材料に対して、ほ
ぼ5〜0.01重量%にある。しかしその濃度はまた上
下に変動することもある。
【0032】建築材料保護剤の測定の反復標準変動は約
0.12、反復可能性は0.34および例えば1.5%
の防水剤の平均値の際の変動係数は8%である。
【0033】石英粉末(クリストバライト)での別の補
正曲線(3−メタクリルオキシプロピル−トリメトキシ
シラン、MEMO)を図7に示す、そこでは積分器で測
ったピーク面積値が重量%に対してカウント/mg秤量
で示されている。
【0034】また、シランを塗被してある無機材料(防
水処理では、例えばコンクリート、石灰砂岩、外壁煉
瓦、被覆では例えば石英、ガラス粉末、金属粉末、酸化
アルミニウム、二酸化チタン等)は熱分解に影響を与え
る可能性があることも見出した。このため補正曲線を適
切には充分比較し得る材料、有利には同じ材料で作成す
る。
【0035】本発明による方法においては熱分解に与え
る基体の影響を、有利には試験材料の一部を熱分解し、
その熱分解残留物のブラインド値を本発明により決定
し、その後で熱分解残留物を珪素有機化合物含有の比較
化合物で処理し再度検査することにより十分に排除する
ことができる。
【0036】本発明による方法において熱分解する試料
の量を考慮して、試料をできる限り均一にすべきであ
る、このため粉末の際良く混合することが有利である。
熱分解のためには本発明による方法では有利には0.1
mg〜500mg、特に有利には0.5mg〜100m
g、全く有利には1mg〜50mgの、適切には珪素有
機化合物の含有率5〜0.01重量%を有する試験材料
を使用する。
【0037】多孔性材料、例えば建築材料例としてコン
クリートまたは石灰砂岩での侵入深さの測定のためには
適切には、試験体の表面および/または異なる深さから
注意深い研磨、穿孔または切削により試料を採取し、本
発明の手段により検査するように操作する。
【0038】またそのため試験体を適当なチャック装置
に挟み込み、例えばマイクロ切断機(例えばダイヤモン
ド切断板、直径10〜30mm、切断巾0.1〜0.2
mm)またはマイクロボーリング機(ダイヤモンドドリ
ル、直径≦1mm)で試験体の表面ならびにまた試験す
べき深さ(例えば1mm、2mm、4mm、8mmの深
さにまたは非常に多くかつ僅少または大きな間隔で)か
ら試験材料を、有利には約10〜100mgの粉末がた
まるように削り取ることができる、そして引き続いて本
発明による方法により試験材料の検査を行うことができ
る。
【0039】それぞれの侵入深さに分けて採取した粉末
状材料を有利には粗すぎる断片を除去し(均一性を確実
にするために)、よく混合しその一部試料を分析する。
研磨または穿孔または切削の際、研磨板、ドリルないし
はフライスの回転速度を、研磨すべき材料の余りに強い
加熱を避けるために、できるだけ低く保持することに注
意すべきである。熱分解ガスクロマトグラフィーを用い
てつきとめた作用物質の濃度および、試料を採取した深
さから作用物質のプロフィール(深さに対する塗被濃
度)を構成することができる。
【0040】防水剤が物理的に外部および内部表面だけ
に位置し、ひいてはまた洗い出すことができるかまたは
それが化学的に表面に結びついていてそれによって永続
的な含浸が保証されるかどうかは建築材料保護の定性の
ために決定的であるから、それぞれの試料を先に記載し
たように分析することおよびそれに追加して熱分解前の
試料の一部を適当な溶剤、例えばn−またはi−ペンタ
ン、n−またはi−またはシクロ−ヘキサン、n−また
はi−ヘプタン、n−またはi−オクタンまたはトルエ
ン、キシレンまたはメタノール、エタノールまたはメチ
レンクロリドまたはトリフルオロトリクロロエタン(R
113)または他のクロロ−またはフルオロクロロ炭化
水素で抽出し、乾燥し、次いで分析するのが有利である
(これにはまた例3を参照のこと)。
【0041】従ってまた本発明による方法においては、
適切には試験材料の少なくとも一部を熱分解する前に溶
剤で抽出し、乾燥し、その後で別々に熱分解し分析すれ
ば、無機材料の処理後の防水剤ないしは改質材の結合特
性について付加的情報を得ることができる。
【0042】本発明による方法は簡単にかつ経済的に無
機材料、特に建築材料でのシラン含有の防水剤および改
質材を検出し、同定しさらに許容し得る定量を行うこと
ができる。さらに本発明による方法は簡単かつ許容され
る形式でまた珪素有機化合物で相当して防水処理ないし
は改質した材料の侵入深さの測定も可能である。
【0043】
【実施例】本発明を以下の実施例ならびに図1〜図10
により詳細に説明する。
【0044】例1 イソブチルトリエトキシシラン(IBTMO)で防水処
理した(120g/m2)コンクリート試料(これは防
水処理したコンクリート壁からボーリングにより採り、
円筒体として存在した)からダイヤモンド切断円板(板
厚0.1mm)で表面から、表面から下4.5mm、8
mm下および18mm下からそれぞれ約20mgコンク
リート粉末を削り取った、その際、切断板の回転数を、
防水剤の早期の分解を避けるために、低く抑えることお
よび例えばコンクリート中に閉じ込められた小石(防水
剤を吸収していない)でなく、それぞれの深さの異なる
位置のかなり代表的なコンクリート塊を削り取ることに
常に注意した。異なる深さからのそれぞれの試料を個々
に徹底的に混合し、不均一性を生じるかも知れない大き
い塊は選び出し捨てた。
【0045】削り取った粉末約1〜5mgをShima
dzu Europa GmbHのPyrolyzer
PYR−2に適合する白金舟で秤量し、マイクロボー
トを有する挿入桿を700℃の加熱帯域に挿入して70
0℃で熱分解した、そうして急激に生じる熱分解生成物
を直ちにキャリヤーガスヘリウムでオンラインでガスク
ロマトグラフィーの分離カラムに吹き込み、そこで分離
させ、火炎イオン検出器により表示させた。
【0046】 分離カラム:10m石英毛管PoraPLOTQ、 内径:0.32mm、 層厚:10μm、Chrompack GmbH(フラ
ンクフルト/マイン) 温度プログラム:60℃/2分(等温)、 10℃/分 120℃まで、9分等温。
【0047】これに相応するガスクロマトグラムを図8
に示す。秤量分に対してピーク面積値(カウントまたは
mv・min)からコンクリートでの作用物質の重量%
を補正曲線に基づき計算した:表面1.05%、深さ
4.5mm:0.36%、深さ8mm:0.14%、深
さ18mm:<0.01%。
【0048】補正曲線(例えば図6および図7)は次の
ようにして得た:適当なコンクリート約200mgを削
り取る。該コンクリートが熱分解ガスクロマトグラフィ
ーの条件下で何ら評価を妨げる有機成分を放出しないこ
とを調べた後、それからそれぞれ20mgを丸底フラス
コに秤って入れ、該当するシランのエタノール溶液(オ
ルガノエトキシシラン)またはメタノール溶液(オルガ
ノメトキシシラン)の異なる濃度を加え、閉じて24時
間室温で放置する。その後で溶剤(メタノールまたはエ
タノール)を窒素気流中で吹き飛ばし(吸引)、今や乾
燥した残留物を、残留アルコール痕跡を追い出すため、
30分間乾燥器で開放して70℃に保つ。個々の試料を
熱分解し、オルガノアルコキシシランの量に対して該当
する主ピークのピーク面積値(与えた量および秤量分か
ら算出μg、図6)またはオルガノアルコキシシラン濃
度に対する秤量分mg当たりピーク面積値(コンクリー
トでのオルガノアルコキシシランの重量%、図7)を記
録し曲線を作成する。
【0049】例2 防水剤が化学的に結合して存在するかまたは物理的に吸
着しているだけかどうかを確定するために、次のように
行った:イソブチルトリオキシシランで防水処理したコ
ンクリートの3mmの深さから150mgを注意深く削
り取りそのうち5.362mgないしは4.111mg
を例1に相当して分析した(図9のaおよびb)。
【0050】分離カラムとしてここでは25m石英毛管
Pora PLOT Al23/KCl、内径:32m
m、層厚:5μm、Chrompack GmbH(フ
ランクフルト/マイン) 温度プログラム:60℃/2分(等温)、12℃/分〜
180℃、12分等温。
【0051】作用物質 0.40重量%を検出した。
【0052】それに並行して同じコンクリート粉末の1
25mgをn−ヘプタン(沸点98℃)40mlで3.
5時間マイクロソックスレー抽出器で抽出し、その後1
時間90℃で真空乾燥器でさらに1時間標準の乾燥器で
80℃で残留ヘプタンを除去した。この抽出したコンク
リートから同様に2つの熱分解ガスクロマトグラフィー
分析を行った(秤量分:4.821ないし4.943m
g、図9のcおよびd)。
【0053】試験結果:作用物質0.39重量%、すな
わちイソブチルトリエトキシシラン97.5%はそれに
よればコンクリートに結合しそのために抽出できなかっ
た、および2.5%だけが物理的に吸着されて存在する
にすぎない。この試験結果に相応して抽出した試料の熱
分解ガスクロマトグラム(図9のcおよびd)は抽出し
なかった試料のもの(図9のaおよびb)とは殆ど異な
っていない。
【0054】例3 鉱物性粉末状材料の検査:予想されるシラン濃度に依存
して約1mg(2重量%より大きい場合)〜50mg
(0.02重量より少ない場合)までを正確に秤量し、
記載のように熱分解する。主にアルキルアルコキシシラ
ンである建築材料保護剤に対照的に、被覆するために、
化学的にかつ熱的に不安定の官能基を持つ有機官能性ア
ルコキシシラン例えばアクリロキシプロピルシラン、3
−メタクリルオキシプロピルシラン、グリシドキシプロ
ピルシラン、3−アミノプロピル−トリアルコキシシラ
ンが主として使用されているから、また熱分解に与える
基体の影響も強い。このことを図10のa〜cに示した
が、そこでは同一のシラン(3−アミノ−プロピル−ト
リメトキシシラン)をそれぞれコンクリート粉末(図1
0のa)、酸化アルミニウム水和物Al23/3H2
(図10のb)およびタルク(図10のc)に塗被し
た。それぞれの場合に確かに特徴ある非常に高沸点の熱
分解生成物(保持時間9.8分)が生じたが、それでも
基体の活性度に従って低沸点の分離生成物が異なる程度
に現れる:保持時間7.2分を有する成分、例えば(n
−プロパノール)が主としてタルクで生じ、しかし活性
酸化アルミニウムでは痕跡にすぎなかった。この理由か
ら、このようなシランが存在するときは、次のように行
うことを推奨する。
【0055】試料の一部を700℃で熱分解する。その
数ミリグラムを、熱分解できる成分が完全に分解される
かどうか管理するため、あらためて熱分解を、但し50
0℃で行う。この材料が予想したように無視できる小さ
いブラインド値を生ずるにすぎない場合には、それを推
測したシランのアルコール溶液で塗被し、24時間反応
させ、アルコールを除去して全体をなお70℃で30分
間乾燥器で乾燥する。次いで500℃で熱分解し、熱分
解ガスクロマトグラフを未知の試料と比較する。一致す
ればそのときは700℃で熱分解した材料に異なるシラ
ン量を塗被し、既述のように、補正曲線を作成する。こ
のようにして該基体は完全に検査すべき試料に相応し、
そうして基体の影響に基づく誤った解釈を避けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1のaはコンクリートでのメチルトリエトキ
シシラン0.4重量%の従来の熱分解ガスクロマトグラ
ム(GC)の図であり、bはコンクリートでのエチルト
リエトキシシラン0.4重量%の従来の熱分解ガスクロ
マトグラム(GC)の図であり、cはコンクリートでの
プロピルトリエトキシシラン0.4重量%の従来の熱分
解ガスクロマトグラム(GC)の図であり、dはコンク
リートでのイソブチルトリエトキシシラン0.4重量%
の従来の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であ
る。
【図2】図2のaはコンクリートでのメチルトリオキシ
シラン0.4重量%の本発明による方法のPLOT−カ
ラム1による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図で
あり、bはコンクリートでのエチルトリエトキシシラン
0.4重量%の本発明による方法のPLOT−カラム1
による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり、
cはコンクリートでのプロピルトリエトキシシラン0.
4重量%の本発明による方法のPLOT−カラム1によ
る熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり、dは
コンクリートでのイソブチルトリエトキシシラン0.4
重量%の本発明による方法のPLOT−カラム1による
熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図である。
【図3】図3のaはコンクリートでのメチルトリエトキ
シシラン0.4重量%の本発明による方法のPLOT−
カラム2による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図
であり、bはコンクリートでのエチルトリエトキシシラ
ン0.4重量%の本発明による方法のPLOT−カラム
2による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であ
り、cはコンクリートでのプロピルトリエトキシシラン
0.4重量%の本発明による方法のPLOT−カラム2
による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり、
dはコンクリートでのイソブチルトリエトキシシラン
0.4重量%の本発明による方法のPLOT−カラム2
による熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図である。
【図4】図4のaはコンクリートでのn−オクチルトリ
エトキシシランの熱分解温度300℃での本発明による
方法の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり、
bはコンクリートでのn−オクチルトリエトキシシラン
の熱分解温度400℃での本発明による方法の熱分解ガ
スクロマトグラム(GC)の図であり、cはコンクリー
トでのn−オクチルトリエトキシシランの熱分解温度5
00℃での本発明による方法の熱分解ガスクロマトグラ
ムの図(GC)であり、dはコンクリートでのn−オク
チルトリエトキシシランの熱分解温度600℃での本発
明による方法の熱分解ガスクロマトグラムの図(GC)
であり、eはコンクリートでのn−オクチルトリエトキ
シシランの熱分解温度700℃での本発明による方法の
熱分解ガスクロマトグラムの図(GC)であり、fはコ
ンクリートでのn−オクチルトリエトキシシランの熱分
解温度800℃での本発明による方法の熱分解ガスクロ
マトグラムの図(GC)であり、gはコンクリートでの
n−オクチルトリエトキシシランの熱分解温度900℃
での本発明による方法の熱分解ガスクロマトグラムの図
(GC)である。
【図5】図5のaはコンクリートでの3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン(AMEO)1重量%の本発明に
よる方法の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であ
り(熱分解温度:500℃、秤量分:3.050mg、
PLOT−カラム:Pora PLOTQ)、bはコン
クリートでの3−メタクリルオキシプロピルトリエトキ
シシラン(MEMO)0.5重量%の本発明による方法
の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり(熱分
解温度:500℃、秤量分:5.130mg、PLOT
−カラム:Pora PLOTQ)、cはコンクリート
での3−アミノプロピルトリエトキシシラン(AME
O)1重量%およびコンクリートでのMEMO0.5重
量%の混合物の本発明による方法の熱分解ガスクロマト
グラム(GC)の図である。秤量分:4.5mgAME
O−付与および3.1mgMEMO−付与コンクリート
(熱分解温度:500℃、PLOT−カラム:Pora
PLOTQ)。
【図6】図6のaはコンクリートでのイソブチルトリエ
トキシシラン(IBTEO)の補正曲線の図であり、b
は石灰砂岩でのイソブチルトリメトキシシラン(IBT
MO)の補正曲線の図である。
【図7】石英粉末(クリストバライト)での3−メタク
リルオキシプロピルトリメトキシシラン(MEMO)の
補正曲線の図である。
【図8】図8のaはイソブチルトリメトキシシラン(I
BTMO)で処理したコンクリートの表面の本発明によ
る方法の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり
(秤量分:1.524mg)、bはIBTMOで処理し
たコンクリートの深さ4.5mmでの本発明による方法
の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり(秤量
分:2.471mg)、cはIBTMOで処理したコン
クリートの深さ8mmでの本発明による方法の熱分解ガ
スクロマトグラム(GC)の図であり(秤量分:3.6
84mg)、dはIBTMOで処理したコンクリートの
深さ18mmでの本発明による方法の熱分解ガスクロマ
トグラム(GC)の図である(秤量分:4.109m
g)。
【図9】図9のaはAl23/KClを有するPora
PLOT−カラムを使用してのイソブチルトリエトキ
シシランで処理したコンクリート(深さ3mm)の抽出
前の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり(秤
量分:5.362mg)、bはAl23/KClを有す
るPora PLOT−カラムを使用してのイソブチル
トリエトキシシランで処理したコンクリート(深さ3m
m)の抽出前の熱分解ガスクロマトグラムの図であり
(秤量分:4.111mg)、cはAl23/KClを
有するPora PLOT−カラムを使用してのイソブ
チルエトキシシランで処理したコンクリート(深さ3m
m)のn−ヘプタンで充分抽出した後の熱分解ガスクロ
マトグラム(GC)の図であり(秤量分:4.821m
g)、dはAl23/KClを有するPora PLO
T−カラムを使用してのイソブチルエトキシシランで処
理したコンクリート(深さ3mm)のn−ヘプタンで充
分抽出した後の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図
である(秤量分:4.943mg)。
【図10】図10のaは3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン(AMEO)0.5重量%で処したコンクリー
トの本発明による方法の熱分解ガスクロマトグラム(G
C)の図であり(熱分解温度:500℃、秤量分:6.
229mg PLOT−カラム:10m Pora P
LOTQ)、bはAMEO0.5重量%で処した酸化ア
ルミニウム水和物(Al23/3H2O)の本発明によ
る方法の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図であり
(熱分解温度:500℃、秤量分:11.752mg
PLOT−カラム:10m Pora PLOTQ)、
cはAMEO0.5重量%で処したタルクの本発明によ
る方法の熱分解ガスクロマトグラム(GC)の図である
(熱分解温度:500℃、秤量分:5.351mg P
LOT−カラム:10m Pora PLOTQ)。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素有機化合物で処理した無機材料の検
    査方法において、試験材料を数秒以内で熱分解しかつそ
    の熱分解生成物をオン−ラインガスクロマトグラフィー
    により1種のPLOTカラムを用いて分析することを特
    徴とする珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方
    法。
  2. 【請求項2】 珪素有機化合物の同定を、その場を支配
    する条件下で主に形成される成分に基づき行う請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 珪素有機化合物の定量的測定を、その場
    を支配する熱分解条件下で形成される成分に基づき行う
    請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 試験材料の熱分解を800℃〜500℃
    の温度範囲で行う請求項1から3までのいずれか1項記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 試験材料の熱分解をガスクロマトグラフ
    ィーのキャリヤーガス中で行う請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 試験材料の熱分解時間が10秒未満であ
    る請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 熱分解のため試験材料0.1mg〜50
    0mgを使用する請求項1から6までのいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 熱分解のため5〜0.01重量%の珪素
    有機化合物の含有率を有する試験材料を使用する請求項
    1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 熱分解生成物のガスクロマトグラフィー
    試験のため、KClまたはNa2SO4により不活性化さ
    れた酸化アルミニウム、またはシリカゲルまたは黒鉛化
    サーマルブラックまたはスチレン/ジビニルベンゼンを
    ベースとする有機ポリマーを固定多孔層として含有する
    PLOTカラムを使用する請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 試験体の表面および/または異なる深
    部から注意深く研磨、穿孔または切削により試料を採取
    しかつ検査する請求項1から9までのいずれか1項記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 試験材料の少なくとも一部試料を熱分
    解前に溶剤で抽出し、乾燥し、その後で別個に熱分解し
    分析する請求項1から10までのいずれか1項記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 試験材料の一部を熱分解し、その熱分
    解残留物のブランク値を測定し、その後熱分解残留物を
    珪素有機物含有の比較化合物で処理し、再度検査するこ
    とにより、熱分解への基質影響を十分に排除する請求項
    1から11までのいずれか1項記載の方法。
JP8089742A 1995-04-13 1996-04-11 珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方法 Pending JPH08285831A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19514033.8 1995-04-13
DE19514033A DE19514033A1 (de) 1995-04-13 1995-04-13 Verfahren zur Untersuchung silanbehandelter, anorganischer Materialien

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08285831A true JPH08285831A (ja) 1996-11-01

Family

ID=7759651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8089742A Pending JPH08285831A (ja) 1995-04-13 1996-04-11 珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5928956A (ja)
EP (1) EP0741293A3 (ja)
JP (1) JPH08285831A (ja)
CN (1) CN1103921C (ja)
AU (1) AU695743B2 (ja)
DE (1) DE19514033A1 (ja)
HU (1) HU219681B (ja)
IL (1) IL117856A (ja)
NO (1) NO961484L (ja)
NZ (1) NZ286338A (ja)
ZA (1) ZA962912B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210618A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 住友大阪セメント株式会社 表面処理酸化亜鉛粒子、分散液、化粧料、表面処理酸化亜鉛粒子の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808808B2 (en) * 2003-01-14 2004-10-26 Freeman Gary M Coating composition containing surface treated clay mixture, the surface treated clay mixture used therefor, and methods of their use
FI117179B (fi) * 2004-01-23 2006-07-14 Environics Oy Kaasukromatografi
JP2011141271A (ja) * 2009-12-08 2011-07-21 Yokogawa Electric Corp ガスクロマトグラフ用カラム及びその製造方法
JP5657095B2 (ja) 2010-04-01 2015-01-21 エボニック デグサ ゲーエムベーハーEvonik Degussa GmbH 硬化可能な混合物
CN101817980B (zh) * 2010-04-22 2012-05-23 复旦大学 一种氧化硅超疏水薄膜的溶胶凝胶制备方法
DE102010045491B4 (de) * 2010-09-16 2012-10-11 Continental Automotive Gmbh Verfahren zum Nachweis von makromolekularen Silicium-organischen Verbindungen und Vorrichtung hierfür
WO2013044980A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Akzo Nobel Chemicals International B.V. Curable mixture
RS57513B1 (sr) * 2014-03-26 2018-10-31 Am Tech Limited Fotokatalitička kompozicija na bazi cementa, i njena upotreba za dobijanje vodenih boja, naročito za spoljašnje primene

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2591587A1 (fr) * 1985-12-17 1987-06-19 Saint Gobain Vitrage Film organo-mineral depose sur un substrat en verre eventuellement revetu d'une ou plusieurs couches metalliques minces.
GB2223184B (en) * 1988-09-13 1992-07-15 Dow Chemical Co A multidimensional chromatographic system
US5070116A (en) * 1989-06-02 1991-12-03 Massachusetts Institute Of Technology Preceramic organosilicon-metal carbonyl polymers
US5086146A (en) * 1990-09-07 1992-02-04 Dow Corning Corporation Methylalkoxy-methylalkyl cyclosiloxane copolymer
EP0588505A3 (en) * 1992-09-01 1995-03-08 Chromatofast Inc Device for measuring non-methane organic gases in gas samples.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210618A1 (ja) * 2022-04-27 2023-11-02 住友大阪セメント株式会社 表面処理酸化亜鉛粒子、分散液、化粧料、表面処理酸化亜鉛粒子の製造方法
JP2023162678A (ja) * 2022-04-27 2023-11-09 住友大阪セメント株式会社 表面処理酸化亜鉛粒子、分散液、化粧料、表面処理酸化亜鉛粒子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ZA962912B (en) 1996-10-17
NO961484L (no) 1996-10-14
IL117856A0 (en) 1996-08-04
AU5062296A (en) 1996-10-24
DE19514033A1 (de) 1996-10-17
HU9600978D0 (en) 1996-06-28
NO961484D0 (no) 1996-04-12
AU695743B2 (en) 1998-08-20
EP0741293A2 (de) 1996-11-06
NZ286338A (en) 1997-04-24
IL117856A (en) 2000-01-31
CN1103921C (zh) 2003-03-26
US5928956A (en) 1999-07-27
EP0741293A3 (de) 1998-05-06
CN1155080A (zh) 1997-07-23
HU219681B (hu) 2001-06-28
HUP9600978A3 (en) 1999-08-30
HUP9600978A2 (en) 1997-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wang et al. Experimental investigation on the wettability of respirable coal dust based on infrared spectroscopy and contact angle analysis
Sander et al. Shape selectivity in reversed-phase liquid chromatography for the separation of planar and non-planar solutes
Sandrolini et al. An operative protocol for reliable measurements of moisture in porous materials of ancient buildings
Sassoni et al. Influence of porosity on artificial deterioration of marble and limestone by heating
Dunster An investigation of the carbonation of cement paste using trimethylsilylation
JPH08285831A (ja) 珪素有機化合物で処理した無機材料の検査方法
Rückriem et al. Inverse gas chromatography for determining the dispersive surface energy of porous silica
Araujo et al. Wettability of silane-treated glass slides as determined from X-ray photoelectron spectroscopy
Moundoungou et al. Reduction of ASR expansion in concretes based on reactive chert aggregates: Effect of alkali neutralisation capacity
Caggiani et al. Diffuse Reflectance Infrared Fourier Transform Spectroscopy (DRIFTS) as a potential on site tool to test geopolymerization reaction
Zheng et al. A novel and highly sensitive gaseous n-hexane sensor based on thermal desorption/cataluminescence
Lee et al. Surface deactivation in glass capillary columns and its investigation by Auger electron spectroscopy
Navea et al. A comparative evaluation of water uptake on several mineral dust sources
KR930001594B1 (ko) 크로마토 그라피용 박층 로드
Kiliusheva et al. Organic-mineral modifier for petrification of wood
Kanth et al. Spectroscopic and X-ray based microstructural investigation of the early-Harappan potsherds and estimation of firing temperature from Kunal archaeological site, India
Adolphs Surface energies of hardenned cement paste depending on relative humidity
Thornley et al. Thermogravimetry/evolved water analysis (TG/EWA) combined with XRD for improved quantitative whole-rock analysis of clay minerals in sandstones
Kim Experimental study of the weight increase of the oven dried weathered granite soil due to moisture absorbed during air exposure
Pacaud et al. High-temperature diffusion of oxygen in synthetic diopside measured by nuclear reaction analysis
Muller et al. Water concentration and diffusivity in silicates obtained by vacuum extraction
Schaut et al. Surface Chemistry and Adsorption on Glass Fibers
Gao et al. Determining firing temperature of clay‐based archaeological materials with FTIR absorptivity method
Wu et al. Three dimensional calcite consolidation network from calcium ethylene glycol complex solution for stone heritage conservation
Hien et al. Surface structure of commercial Si3N4 powders analyzed by X-Ray Photoelectron Spectroscopy (XPS)