JPH08285977A - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents
沸騰水型原子炉用燃料集合体Info
- Publication number
- JPH08285977A JPH08285977A JP7092210A JP9221095A JPH08285977A JP H08285977 A JPH08285977 A JP H08285977A JP 7092210 A JP7092210 A JP 7092210A JP 9221095 A JP9221095 A JP 9221095A JP H08285977 A JPH08285977 A JP H08285977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- rod
- fuel assembly
- long
- boiling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
ルに用いる場合に、十分な熱的余裕を有する沸騰水型原
子炉用燃料集合体を提供する。 【構成】長尺燃料棒と長尺燃料棒よりも有効部分が短い
短尺燃料棒とを格子状に束ねた燃料束をチャンネルボッ
クスで包囲して構成し、かつ、最外周から2層目に位置
する燃料棒群のすべてのコーナー位置に前記短尺燃料棒
を配置した燃料集合体において、最外周から2層目に位
置する燃料棒群のうちコーナー位置の複数箇所に、可燃
性毒物を含有する符号Aの短尺燃料棒を配置することに
より、コーナー付近の局所出力の増加を抑制する。
Description
られる燃料集合体に係わり、特に、高燃焼度化および長
期運転サイクルに適した沸騰水型原子炉用燃料集合体に
関する。
に、燃料の高燃焼度化が進められている。このような高
燃焼度用燃料集合体の一例を図15に示す。図15
(a)は燃料集合体を一部縦断面で示す立面図であり、
(b)は(a)のB−B矢視断面図、(c)は(a)の
C−C矢視断面図である。図15に示されるように、燃
料集合体1は、濃縮ウランなどの核燃料物質を充填した
長尺燃料棒2、この長尺燃料棒2よりも有効部分が短い
短尺燃料棒3および内部を冷却材が流れる太径ウォータ
ロッド6をスペーサ8で正方格子状に束ねて、これを上
部タイプレート4および下部タイプレート5に固定して
燃料棒束とし、この燃料棒束をチャンネルボックス7で
包囲して構成されている。さらに、外部スプリング9を
長尺燃料棒2と上部タイプレ−ト4との間に介在し、燃
料棒を固定している。
296192号公報に開示されている従来の低燃焼度用
燃料集合体と比較して以下のような特徴を有している。
すなわち、高燃焼度化を達成するために、燃料を高濃縮
度化するため、(1)ボイド分布に起因する軸方向出力
ピーキングがより一層増大する、(2)炉内滞在期間が
異なる多種の燃料が炉心に混在するため、径方向出力ピ
ーキングも増大する、等である。
比などの熱的余裕が減少する。これらを改善するため
に、図15の燃料集合体1では、燃料棒配列を従来燃料
の8行8列から9行9列にして燃料棒本数を増加させて
いる。これにより、燃料棒1本当たりの最大線出力密度
を低減することができる。
間の流路が狭くなり、冷却材の圧損が増大する。特に、
冷却材が二相流であるため燃料上部での圧損が大きく、
原子炉の安定性が損なわれる恐れもある。そこで図15
の燃料集合体1では、一部の燃料棒の長さを長尺燃料棒
2よりも短くした短尺燃料棒3を使用して、燃料棒本数
の増加による圧損の増大を打ち消している。短尺燃料棒
3の長さは長尺燃料棒2の約2/3である。
ら冷却材への熱伝達が効率のよい核沸騰から効率の悪い
膜沸騰へ沸騰遷移するが、このときの燃料集合体の出力
が限界出力である。この沸騰遷移は燃料棒上部で発生す
る可能性が高いので、短尺燃料棒3の位置は燃料棒の冷
却効率の悪い場所を選定しており、これにより最小限界
出力比を増大させている。
層目に位置する燃料棒のうち4箇所のコーナーと、コー
ナーとコーナーの中点(4箇所)に短尺燃料棒3を計8
本配置している。これらの位置の燃料棒は、自分自身の
周りをすべて熱源である8本の燃料棒に囲まれているの
で、最外周燃料棒またはウォータロッドに隣接する燃料
棒に比べて冷却効率の悪い場所となっている。特に、短
尺燃料棒3を有している従来の燃料集合体においては、
最外周から2層目の4箇所のコーナー位置には短尺燃料
棒3を配置している場合が多い。
させる効果がある。原子炉停止時においては、炉心上端
から全長の1/4ないし1/3だけ下の部位において中
性子束がピークを形成する。原子炉停止時には冷却材
は、温度が低く密度が高いため中性子吸収材として作用
するので、軸方向上部において燃料棒本数を減らし冷却
材量を増すことによって、炉停止余裕を向上させること
ができる。
から構成され、かつ、最外周から2層目に位置する燃料
棒群のコーナー位置に前記短尺燃料棒3のうち少なくと
も4本配置した燃料集合体の濃縮度分布の一例を図16
に示す。なお、図中、図15と同一部分には同一符号を
符し、重複する説明は省略する。
り、(b)は(a)の燃料集合体の軸方向長さおよび濃
縮度を示したものである。図16(a)において燃料棒
を示す円の中の1〜4,G1〜G4および記号無しは燃
料棒の種類を示し、(b)に対応する濃縮度および燃料
棒有効長が示されている。
燃料集合体ではさらなる高燃焼度化を進める上で、以下
のような課題を生じる。一般に、沸騰水型原子炉用の燃
料集合体は、チャンネルボックスとチャンネルボックス
の間を非沸騰水(水ギャップ領域)が流れており、水に
よる中性子の減速効果によって燃料集合体外周部分、特
に燃料集合体コーナー付近の熱中性子束が高く、その部
分の局所出力が高くなる傾向がある。そのため、従来燃
料においては熱的特性を改善するため、燃料集合体の外
周部分の燃料棒の濃縮度を下げ、燃料集合体内の局所出
力分布を平坦化していた。
転サイクル用燃料等のように、燃料集合体の平均濃縮度
を従来燃料以上に高める必要がある場合は、ペレット最
高濃縮度4.9wt%の制限があるため、外周部分の燃料
棒の濃縮度を上げざるを得ず、その分だけ熱的特性が悪
化することになる。なお、ペレット最高濃縮度4.9wt
%の制限は燃料製造施設の臨界安全性の制限から定めら
れたものであり、これを容易に変更することはできな
い。
燃料集合体においては、短尺燃料棒3の有効部分の上端
より上の領域と下の領域で燃料棒の本数が異なるため、
燃料集合体の上下の運転時の反応度特性が異なることに
なる。すなわち、減速材対燃料体積比の大きい上部の方
が中性子が減速されやすいため上部の無限増倍率が下部
よりも大きくなる。
中性子の多い上部の方が可燃性毒物の反応度効果が高く
なるので、燃料集合体上下での可燃性毒物の本数が等し
い場合は、上部の無限増倍率が下部よりも小さくなる。
沸騰水型原子炉ではもともと、出力運転中は軸方向のボ
イド分布のために下部に出力ピークを生じやすいため、
新燃料または運転サイクル初期における下部の出力ピー
クをより強調する効果となる。
または長期運転サイクルに用いる場合に、燃料集合体の
外周部から2層目のコーナー位置に短尺燃料棒を有する
前記燃料集合体のもつ2つの問題、すなわち、濃縮度増
加に伴う燃料集合体コーナー付近の局所出力の増加を抑
制することが困難なこと、および新燃料または運転サイ
クル初期における下部の出力ピークが増加することの双
方を解決し、十分な熱的余裕を有する沸騰水型原子炉用
燃料集合体を提供することにある。
めに、請求項1の発明においては、長尺燃料棒とこの長
尺燃料棒よりも燃料有効部分が短い短尺燃料棒とを格子
状に束ねて成る燃料束をチャンネルボックスで包囲し、
この燃料束の最外周から2層目に位置する燃料棒群のす
べてのコーナー位置に短尺燃料棒を配置した沸騰水型原
子炉用燃料集合体において、最外周から2層目に位置す
る燃料棒群のうち複数箇所のコーナー位置に、可燃性毒
物を含有する複数本の短尺燃料棒を配置したことを特徴
とする。
料棒の燃料有効部分の上端より上の領域を上部とし、こ
の燃料有効部分にあたる領域を下部とし、燃料棒軸方向
を上下端のブランケット領域を除いて上下2領域に分
け、可燃性毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本
の長尺燃料棒を備えたことを特徴とする。
毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃料
棒のうち、複数本は可燃性毒物を上部のみに含有するこ
とを特徴とする。
毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃料
棒のうち、複数本は下部をさらに中央部と下部に2分
し、可燃性毒物を中央部を除いて含有させ、下部よりも
上部に多く含有することを特徴とする。
棒群のうち4箇所のコーナー位置に、可燃性毒物を含有
する4本の短尺燃料棒を配置し、かつ、可燃性毒物を下
部よりも上部に多く含有する長尺燃料棒を1本ないし4
本配置したことを特徴とする。
この長尺燃料棒よりも有効部分が短い短尺燃料棒とを格
子状に束ねて成る燃料束をチャンネルボックスで包囲
し、隣り合う燃料集合体の各々のチャンネルボックス外
壁間の非沸騰水領域の幅が制御棒挿入側の方が非挿入側
より大きくなるように構成し、かつ、最外周から2層目
に位置する燃料棒群のすべてのコーナー位置に前記短尺
燃料棒を配置した燃料集合体において、最外周から2層
めに位置する燃料棒群のうち非制御棒側のコーナー位置
を除く複数箇所のコーナー位置に、可燃性毒物を含有す
る複数本の短尺燃料棒を配置したことを特徴とする。
棒の燃料有効部分の上端より上の領域を上部とし、この
燃料有効部分にあたる領域を下部とし、燃料棒軸方向を
上下端のブランケット領域を除いて上下2領域に分け、
可燃性毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長
尺燃料棒を備えたことを特徴とする。
物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃料棒
のうち、複数本は可燃性毒物を上部のみに含有すること
を特徴とする。
物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃料棒
のうち、複数本は下部をさらに中央部と下部に2分し、
可燃性毒物を中央部を除いて含有させ、下部よりも上部
に多く含有することを特徴とする。
周から2層目に位置する燃料棒群のうち非制御棒側のコ
ーナー位置を除く3箇所のコーナー位置に、可燃性毒物
を含有する3本の短尺燃料棒を配置し、かつ、可燃性毒
物を下部よりも上部に多く含有する長尺燃料棒を1本な
いし3本配置したことを特徴とする。
燃性毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺
燃料棒をウォータロッドに隣接する位置に配置したこと
を特徴とする。
毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃料
棒をウォータロッドに隣接せず、かつ、最外周を除く位
置に配置したことを特徴とする。
性毒物を下部よりも上部に多く含有する複数本の長尺燃
料棒の濃縮度が上下端のブランケット領域を除く大部分
の領域において、燃料集合体で使用されているものの中
で最高の値となっていることを特徴とする。
ば、燃料集合体の外周部から2層目の複数箇所のコーナ
ー位置に可燃性毒物を含有する複数本の短尺燃料棒を配
置することにより、可燃性毒物の熱中性子吸収効果によ
り短尺燃料棒に隣接する燃料集合体のコーナー周辺の局
所出力を低減でき、その分、コーナー周辺の燃料棒の濃
縮度を高めることができる。さらに、短尺燃料棒の上端
より上の領域の可燃性毒物の本数を下の領域より複数本
だけ減らすことができるので、上下の可燃性毒物の本数
差を適切につければ、燃焼初期における軸方向上下反応
度差を調整でき、運転サイクル前半の下部領域の出力ピ
ークを抑制することができる。
の燃料格子(C,D,S,N格子)に適用可能である。
ここで、C,D,S,N格子は沸騰水型原子炉用燃料集
合体格子の種類を表し、燃料格子によってチャンネルボ
ックスの大きさ、チャンネルボックス間の水ギャップ領
域の幅が異なっている。
燃性毒物を含有する短尺燃料棒を配置したことにより、
短尺燃料棒に隣接する燃料集合体のコーナー周辺の局所
出力を低減でき、コーナー周辺の燃料棒の濃縮度を高め
ることができた。しかしながら、可燃性毒物の軸方向上
下の本数差は、可燃性毒物を含有する短尺燃料棒の本数
と同じ数になるので、軸方向出力分布の制御のために、
短尺燃料棒の本数が限定されることになる。
せることなく、短尺燃料棒の本数を多くし、よりコーナ
ー周辺の局所出力を低減しコーナー周辺の燃料棒の濃縮
度を高めることが可能となるように構成したのが請求項
2ないし6に記載の発明である。
を上下2領域に分け、可燃性毒物を下部よりも上部に多
く含有する。この構成により、下部の可燃性毒物の効果
によりサイクル初期の下部の出力ピークをより抑制する
ことができる。なお、特開平6−118188号公報に
記載されているように、下部に添加した可燃性毒物の濃
度は、サイクル初期の下部の出力ピークを抑制するのに
最低限必要な濃度でなければならず、必要以上に濃度が
高いとサイクル中期の下部の燃焼が抑制され逆にサイク
ル後半に下部の出力ピークを生じてしまうことになる。
したがって、請求項2記載の構成のように、少なくとも
下部の可燃性毒物の濃度は上部よりも薄い濃度である必
要がある。
可燃性毒物を含有した長尺燃料棒を配置せさせることに
より、可燃性毒物を含有した燃料棒の軸方向の上下本数
差がより自由に調整できるようになるので、燃料集合体
の取出燃焼度・運転期間に応じて、軸方向の出力分布を
より適切に調整できるようになる。
の中央部から可燃性毒物を含有させないので、サイクル
初期の中央部の出力を高めることになり、その分だけサ
イクル初期の下部の出力ピークを抑制することができ
る。また、可燃性毒物の本数、濃度の調整が上下2領域
から上中下3領域で可能となるので、運転サイクルを通
じての軸方向の出力分布の制御をより適切に行うことが
できる。
毒物を含有する短尺燃料棒を、燃料集合体のすべてのコ
ーナー付近の局所出力を低減するのに必要最小限である
4本に限定することにより、燃料集合体のすべてのコー
ナー付近の出力を低減し、その分だけ燃料集合体の平均
濃縮度をより高めることが可能となる。
応じて、可燃性毒物を下部よりも上部に多く含有する長
尺燃料棒の本数を1本ないし4本とし、可燃性毒物を含
有した燃料棒の軸方向の上下本数差を0本から3本まで
の範囲に限定し、下部の可燃性毒物を含有した燃料棒本
数を上部より多くしている。これは、短尺燃料棒を有す
る沸騰水型原子炉用燃料集合体では、もともと燃焼初期
において上部の無限増倍率が下部よりも小さくなり、運
転サイクル前半で軸方向下部の出力ピークが高くなる傾
向があるためで、これを抑制するために0本から3本ま
での上下本数差をつけている。
対象としたものである。D格子燃料では、隣り合う燃料
集合体の各々のチャンネルボックス外壁とチャンネルボ
ックス外壁の間の非沸騰水領域の幅が制御棒挿入側の方
が非挿入側より大きくなっているので、制御棒挿入側の
方が熱中性子束分布が大きく局所出力が高くなりやすい
傾向がある。
出力が比較的低い非制御棒側に配置した可燃性毒物を含
有する短尺燃料棒(1本)を可燃性毒物を含有しない燃
料棒とした構成であり、この構成により、可燃性毒物を
含有した燃料棒の本数・位置の自由度が増加する。
求項8の構成については請求項3と、請求項9の構成に
ついては請求項4と、請求項10の構成については請求
項5と同様の作用を有する。
下部よりも上部に多く含有する長尺燃料棒を非沸騰水で
あるウォーターロッドに隣接する位置に配置したので、
運転時と冷温時の可燃性毒物の反応度価値の差が小さく
なる。これにより、可燃性毒物が燃え残っている期間
は、運転時冷温時反応度差が小さくなり、炉停止余裕を
高めることができる。
毒物を下部よりも上部に多く含有する長尺燃料棒をウォ
ータロッドに隣接せず、かつ、最外周を除く位置に配置
したので、中性子減速効果の高い非沸騰水領域から、熱
伝導率の悪い可燃性毒物を含有した燃料棒を遠ざけ、そ
れらの燃料棒の燃焼後半の局所出力を低減することがで
きる。これにより、燃料棒の健全性が確保できる。
含有する長尺燃料棒の濃縮度を燃料集合体で使用されて
いるものの中の最高値としたので、燃料集合体の平均濃
縮度をより高めることができる。
ついて説明する。図1は、本発明に係る沸騰水型原子炉
用燃料集合体の第1実施例であり、請求項1に係るもの
である。図1(a)は燃料集合体の横断面概略図、
(b)はこの燃料集合体内の燃料棒について、濃縮度と
ガドリニアの濃度とを軸方向分布で示し、上方の燃料集
合体の丸で囲んだ番号または符号と、下方の燃料棒の番
号または符号とは一致している。なお、図1の燃料集合
体は、図12に示した燃料集合体と同様の構造を有し、
同一の構成には同一の符号を付し重複する説明は省略す
る。
間13か月、平均取出燃焼度55GWd/tを目指した
もので、燃料棒を9行9列に配列したC格子燃料であ
る。燃料棒束は、66本の長尺燃料棒2と8本の短尺燃
料棒3および2本の太径ウォーターロッドで構成されて
いる。
/24の部分(以下、上下端部という)に天然ウランブ
ランケット部を設けている。各長尺燃料棒は、この上下
端部を除いて、番号1は燃料濃縮度e、番号2は燃料濃
縮度d、番号3は燃料濃縮度c、番号無は燃料濃縮度a
の燃料ペレットが軸方向一様に充填されている。
を除き、燃料濃縮度aであり、上部の燃料有効長の8/
24の部分に可燃性毒物であるガドリニアが2.5wt
%、下部の燃料有効長の14/24の部分に3.5wt
%含有されている。符号G2は燃料濃縮度b、ガドリニ
アが2.5wt%含有されている。番号4は長尺燃料棒
よりも短い短尺燃料棒で、長尺燃料棒の燃料有効長の1
4/24の長さの燃料有効長を有し、燃料濃縮度aであ
り、符号Aは短尺燃料棒で燃料濃縮度はbでガドリニア
が2.5wt%含有されている。
順に高くなっている。燃料集合体の平均濃縮度は4.4
3wt%である。この燃料集合体では、最外周から2層
目に位置する燃料棒群のコーナー位置4ヶ所には、番号
4および符号Aの短尺燃料棒が配置され、このうち、2
本は可燃性毒物(ガドリニア)を含有した符号Aの短尺
燃料棒である。
収効果により符号Aの短尺燃料棒に隣接する燃料集合体
の周辺の局所出力を低減でき、符号Aの短尺燃料棒に隣
接する4本の最外周燃料棒の濃縮度を最高濃縮度aに高
めることができる。
の領域の可燃性毒物の本数を下の領域より2本だけ減ら
すことができるので、燃焼初期における軸方向上下反応
度差を調整でき、運転サイクル前半の下部領域の出力ピ
ークを抑制することができる。
明しているが、その他の種々の種類の燃料格子(D,
S,N格子)に適用可能である。ここで、C,D,S,
N格子は沸騰水型原子炉用燃料集合体の格子の種類を表
し、燃料格子の種類によってチャンネルボックスの大き
さ、チャンネルボックス間の水ギャップ領域の幅が異な
っている。特に、D格子燃料では、隣り合う燃料集合体
の各々のチャンネルボックス外壁とチャンネルボックス
外壁の間の非沸騰水領域の幅が制御棒挿入側の方が非挿
入側より大きくなっているので、制御棒挿入側の方が熱
中性子束分布が大きく局所出力が高くなりやすい傾向が
ある。
料集合体の第2の実施例であり、請求項1に係るもので
ある。図2(a)は燃料集合体の横断面概略図、(b)
はこの燃料集合体内の燃料棒について、濃縮度とガドリ
ニアの濃度とを軸方向分布で示し、上方の燃料集合体の
丸で囲んだ番号または符号と、下方の燃料棒の番号また
は符号とは一致している。なお、図2の燃料集合体は、
図12に示した燃料集合体と同様の構造を有し、同一の
構成には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
間13か月、平均取出燃焼度55GWd/tを目指した
もので、燃料棒を10行10列に配列したものである。
燃料棒束は、80本の長尺燃料棒2と12本の短尺燃料
棒3および2本の太径ウォーターロッドで構成されてい
る。
端部を除いて、番号2は燃料濃縮度f、番号無は燃料濃
縮度aの燃料ペレットが軸方向一様に充填されている。
また、符号G1は燃料濃縮度bであり、ガドリニアが
3.5wt%含有されている。符号G2は、燃料濃縮度
bであり、上部の燃料有効長の8/24の部分に可燃性
毒物であるガドリニアが3.0wt%、下部の燃料有効
長の14/24の部分に4.0wt%含有されている。
番号1は長尺燃料棒よりも短い短尺燃料棒で、長尺燃料
棒の燃料有効長の14/24の長さの燃料有効長を有
し、燃料濃縮度aである。符号AおよびG3は、短尺燃
料棒で燃料濃縮度はbでガドリニアが3.0wt%含有
されている。
なっている。なお、燃料集合体の平均濃縮度は4.45
wt%である。図2において、可燃性毒物(ガドリニ
ア)を含有した4本の符号Aの短尺燃料棒が、燃料集合
体の外周部から2層目の複数箇所のコーナー位置に配置
されている。さらに、本第2実施例では可燃性毒物を含
有した燃料棒の軸方向上下の本数差は4本である。第1
実施例と比べて燃料棒の本数差が大きいが、10行10
列燃料の方が燃料棒径が小さく可燃性毒物を含有した燃
料棒1本当たりの反応度価値が小さいので、軸方向上下
の反応度差は第1実施例と同程度に設定されている。
接する8本の最外周燃料棒の濃縮度を最高濃縮度aとす
ることができ、また、可燃性毒物を含有した燃料棒の軸
方向上下差により、運転サイクル前半の下部領域の出力
ピークを抑制することができる。
料集合体の第2の実施例であり、請求項3または請求項
5に係るものである。図3(a)は燃料集合体の横断面
概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料棒について、
濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布で示し、上方
の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号と、下方の燃
料棒の番号または符号とは一致している。なお、図3の
燃料集合体は、図12に示した燃料集合体と同様の構造
を有し、同一の構成には同一の符号を付し重複する説明
は省略する。
間21か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指した
もので、燃料棒を9行9列に配列したものである。燃料
棒束は、66本の長尺燃料棒2と8本の短尺燃料棒3お
よび2本の太径ウォーターロッドで構成されている。
端部を除いて、番号1は燃料濃縮度g、番号2は燃料濃
縮度f、番号無は燃料濃縮度aの燃料ペレットが軸方向
一様に充填されている。また、符号G1は、燃料濃縮度
hであり、上部の燃料有効長の15/24の部分に可燃
性毒物であるガドリニアが6.5wt%、下部の燃料有
効長の7/24の部分に7.5wt%含有されている。
符号G2は、燃料濃縮度fであり、上部の燃料有効長の
8/24の部分に可燃性毒物であるガドリニアが7.5
wt%、下部の燃料有効長の14/24の部分に6.5
wt%含有されている。
上下端部を除き、上部の燃料有効長の8/24の部分の
みに可燃性毒物であるガドリニア6.5wt%部分が含
有されている。番号3は長尺燃料棒よりも短い短尺燃料
棒で、長尺燃料棒の燃料有効長の14/24の長さの燃
料有効長を有し、燃料濃縮度aである。符号Aの短尺燃
料棒は燃料濃縮度はiでガドリニアが6.5wt%含有
されている。
順に高くなっている。なお、燃料集合体の平均濃縮度は
4.17wt%である。図3において、可燃性毒物(ガ
ドリニア)を含有した4本の符号Aの短尺燃料棒が、燃
料集合体の外周部から2層目の複数箇所のコーナー位置
に配置され、上部のみ可燃性毒物を含有した4本の符号
Bの長尺燃料棒が、太径ウォーターロッドに隣接して配
置されている。
減する目的においては、第1実施例と同様の効果を有す
る。この効果に加えて、上部のみに可燃性毒物を含有し
た符号Bの燃料棒を設けたことにより、可燃性毒物を含
有した燃料棒の軸方向の上下本数差がより自由に調整で
きるようになるので、燃料集合体の取出燃焼度・運転期
間に応じて、軸方向の出力分布をより適切に調整できる
ようになる。
べてのコーナー付近の局所出力を低減するのに最外周か
ら2周目のコーナー部のみに必要最小限の4本の符号A
の短尺燃料集合体を配置することにより、燃料集合体の
すべてのコーナー付近の出力を低減し、その分だけ燃料
集合体の平均濃縮度をより高めることが可能となる。
た燃料棒の本数差がない構成としたので、第1実施例ま
たは第2実施例の場合と比べて運転サイクル前半の下部
領域の出力ピークが強調される。したがって、特開平6
−118188号公報に記載されているようなスペクト
ルシフト効果による運転サイクル末期の反応度利得によ
り、燃料経済性が向上する。
たは第2実施例の場合と比べ運転期間が長く平均取出燃
焼度が小さいので、取替燃料の体数割合が小さくなり炉
心径方向の集合体出力ピーキング係数が小さくなる。し
たがって、運転サイクル前半の軸方向下部領域の出力ピ
ークが強調されても最大線出力密度は第1実施例または
第2実施例と比べて大きく悪化することはない。
と、図3に示す第3実施例の燃料集合体を比較する。図
16において、燃料集合体を構成する燃料棒の径方向配
置と、その軸方向濃度分布は、上下端を除き可燃性毒物
を含有している符号G3の長尺燃料棒と、可燃性毒物を
含有しない番号4の短尺燃料棒を除いては、図3に示す
ものと同じである。図3においては、図16における番
号4の短尺燃料棒を可燃性毒物を含有した短尺燃料棒と
し、さらに図16における符号G3長尺燃料棒を上部の
み可燃性毒物を含有した長尺燃料棒とした構成の燃料集
合体となっている。
料集合体は、軸方向各領域の平均で見れば、可燃性毒物
の本数・濃度は等しい設計となっている。図3および図
16の燃料下部領域の局所出力分布(燃焼初期,40%
ボイド状態)を、図4および図17に示す。これより、
可燃性毒物を含有した短尺燃料棒Aの燃料集合体コーナ
ー付近の局所出力低減効果は明らかであり、局所出力分
布の最大値(LPF)についても1.350から1.2
96と4%程度低減されている。
性毒物を含有した長尺燃料集合体を4本とし、軸方向上
下の本数差が無いものとしたが、これに限るものではな
い。すなわち、符号Aの短尺燃料棒を4本としたことに
応じて、上部のみに可燃性毒物を含有した長尺燃料棒の
本数を1本ないし4本とすれば、可燃性毒物を含有した
燃料棒の軸方向の上下本数差は0本から3本となる。こ
れにより、下部の可燃性毒物を含有した燃料棒本数を上
部と同じかより多くできる。この結果、短尺燃料棒を有
する沸騰水型原子炉用燃料集合体では、もともと燃焼初
期において上部の無限増倍率が下部よりも小さくなり、
運転サイクル前半で軸方向下部の出力ピークが高くなる
という傾向を抑制することができる。
料集合体の第4の実施例であり、請求項2または請求項
5に係るものである。図5(a)は燃料集合体の横断面
概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料棒について、
濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布で示し、上方
の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号と、下方の燃
料棒の番号または符号とは一致している。なお、図3と
同一の構成には同一の符号を付し重複する説明は省略す
る。
1か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指したもの
で、燃料棒を9行9列に配列したものである。燃料棒束
は、66本の長尺燃料棒2と8本の短尺燃料棒3および
2本の太径ウォーターロッドで構成されている。
のみに可燃性毒物を含有した4本の符号Bの長尺燃料棒
を、下部領域に薄い濃度0.5wt%のガドリニアを添加
した符号Cの長尺燃料棒に置き換えて構成されている。
加した薄い可燃性毒物の効果によりサイクル初期の下部
の出力ピークをより抑制することができる。すなわち、
下部に添加した可燃性毒物の濃度は、サイクル初期の下
部の出力ピークを抑制するのに最低限必要な濃度でなけ
ればならず、必要以上に濃度が高いとサイクル中期の下
部の燃焼が抑制され逆にサイクル後半に下部の出力ピー
クを生じてしまうことになる。
部よりも薄い濃度である必要があり、薄い濃度のガドリ
ニアが存在するサイクル初期においては、可燃性毒物を
含有した燃料棒の軸方向上下の本数差は4本となるので
下部の出力ピークが抑えられる。
料集合体の第5の実施例であり、請求項4、請求項5ま
たは請求項11に係るものである。図6(a)は燃料集
合体の横断面概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料
棒について、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布
で示し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号
と、下方の燃料棒の番号または符号とは一致している。
1か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指したもの
で、燃料棒を9行9列に配列したものである。燃料棒束
は、66本の長尺燃料棒2と8本の短尺燃料棒3および
2本の太径ウォーターロッドで構成されている。
のみに可燃性毒物を含有した4本の符号Bの長尺燃料棒
を、符号Dの長尺燃料棒に置き換えて構成されている。
ここで、符号Dの長尺燃料棒は、燃料濃縮度hであり、
上下端部を除き、上部の燃料有効長の8/24の部分に
ガドリニア6.5wt%、下部の燃料有効長の7/24
の部分に0.5wt%が含有され、中央部の燃料有効長
の7/24の部分にはガドリニアは含有されていない。
ガドリニアを無くすことにより、第4の実施例よりも、
サイクル初期の中央部の出力を高めることになり、その
分だけサイクル初期の下部の出力ピークを抑制すること
ができる。また、可燃性毒物の本数、濃度の調整が上下
2領域から上中下3領域で可能となるので、運転サイク
ルを通じての軸方向の出力分布の制御をより適切に行う
ことができる。
の長尺燃料棒が2本の太径ウォータロッド6に隣接する
位置に配置されている。これにより、運転時と冷温時の
可燃性毒物の反応度価値の差を小さくできるので、可燃
性毒物が燃え残っている期間は、運転時冷温時反応度差
が小さくなり、炉停止余裕を高めることができる。
燃料集合体の第6の実施例であり、請求項12または請
求項13に係るものである。図7(a)は燃料集合体の
横断面概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料棒につ
いて、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布で示
し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号と、
下方の燃料棒の番号または符号とは一致している。
か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したN格子燃料である。N格子燃料
は、C格子燃料よりも水ギャップが広いもので、ABW
R等に用いられる。
の本数が符号Aの短尺燃料棒より1本少ない。すなわ
ち、上部領域のガドリニア入り燃料棒を中央部より1本
少なくしている。これにより、サイクル前半の上部の出
力を高めて、さらに下部の出力ピークを低減できる。
長尺燃料棒がウォータロッドに隣接せず、最外周を除く
位置に配置されているため、燃料集合体平均濃縮度を高
めるられる。ここで、燃料棒の濃縮度は最高値4.9wt
%となっている。
燃料集合体の第7の実施例であり、請求項12または請
求項13に係るものである。図8(a)は燃料集合体の
横断面概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料棒につ
いて、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布で示
し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号と、
下方の燃料棒の番号または符号とは一致している。
か月、平均取出燃焼度50GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したC格子燃料である。この燃料集
合体では、符号Dの長尺燃料棒の本数が符号Aの短尺燃
料棒より1本少ない。すなわち、上部領域のガドリニア
入り燃料棒を中央部より1本少なくしている。これによ
り、サイクル前半の上部の出力を高めて、さらに下部の
出力ピークを低減できる。
縮度を使用したので、その分、燃料集合体平均濃縮度を
より高めることができる。図9は、本発明に係わる沸騰
水型原子炉用燃料集合体の第8の実施例であり、請求項
3、請求項5または請求項11に係るものである。図8
(a)は燃料集合体の横断面概略図、(b)はこの燃料
集合体内の燃料棒について、濃縮度とガドリニアの濃度
とを軸方向分布で示し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ
番号または符号と、下方の燃料棒の番号または符号とは
一致している。
か月、平均取出燃焼度55GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したC格子燃料である。この燃料集
合体では、可燃性毒物を含有した符号Aの短尺燃料棒を
4本とし、その分、上部のみ可燃性毒物をが含有した2
本の符号Bの長尺燃料棒を配置している。これにより、
可燃性毒物を含有した燃料棒の軸方向本数差は2本とな
っているので、運転サイクル前半の下部領域の出力ピー
クを抑制することができる。
いので、燃料棒のコーナー付近の濃縮度を高めることが
できる。すなわち、図1に示された燃料集合体にに比べ
て、燃料集合体平均濃縮度が0.04wt%高くできる。
用燃料集合体の第9の実施例であり、請求項3または請
求項11に係るものである。図10(a)は燃料集合体
の横断面概略図、(b)はこの燃料集合体内の燃料棒に
ついて、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸方向分布で示
し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号または符号と、
下方の燃料棒の番号または符号とは一致している。
3か月、平均取出燃焼度55GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したC格子燃料である。この燃料集
合体において、図9に示した燃料集合体との違いは、可
燃性毒物を含有した符号Aの短尺燃料棒以外の4本の短
尺燃料棒1を燃料集合体の最外周位置に配置したところ
である。この短尺燃料棒1の配置は、原子炉停止時にお
いて水ギャップ領域を大きくするという効果があり、水
の中性子吸収効果により炉停止余裕を改善できる。
騰水型原子炉用燃料集合体の第10および第11の実施
例である。これらの燃料集合体は10行10列に配列し
たもので、燃料集合体形状自体は既に開発されている。
また、両者とも、運転期間13か月、平均取出燃焼度5
5GWd/tを目指した設計となっている。なお、図1
2は、図11と比べると、太径ウォータロッド6の代わ
りにウォータボックス6´を用いており、また、短尺燃
料棒の総本数が14本から8本に変わっている。
用燃料集合体の第12の実施例であり、請求項6、請求
項9または請求項10に係るものである。図13(a)
は燃料集合体の横断面概略図、(b)はこの燃料集合体
内の燃料棒について、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸
方向分布で示し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号ま
たは符号と、下方の燃料棒の番号または符号とは一致し
ている。
3か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したD格子燃料である。この燃料集
合体は、可燃性毒物を含有した3本の符号Aの短尺燃料
棒および上部と下部に可燃性毒物を含有した2本の符号
Dの長尺燃料棒が設けられている。D格子燃料では、非
制御棒側の水ギャップ領域の幅が制御棒側よりも小さ
く、非制御棒側コーナー付近の局所出力は高くならな
い。このため、符号Eの短尺燃料棒はガドリニアが含ま
れておらず、また、最高濃縮度となっている。
有した燃料棒の軸方向本数差が1本となっており、運転
サイクル前半の下部領域の出力ピークを抑制することが
できる。
用燃料集合体の第13の実施例であり、請求項6、請求
項9または請求項11に係るものである。図14(a)
は燃料集合体の横断面概略図、(b)はこの燃料集合体
内の燃料棒について、濃縮度とガドリニアの濃度とを軸
方向分布で示し、上方の燃料集合体の丸で囲んだ番号ま
たは符号と、下方の燃料棒の番号または符号とは一致し
ている。
3か月、平均取出燃焼度45GWd/tを目指したもの
で、9行9列に配列したD格子燃料である。この燃料集
合体は、可燃性毒物を含有した3本の符号A1,A2の
短尺燃料棒と上部と下部に可燃性毒物を含有した2本の
符号Dの長尺燃料棒を設けているので、可燃性毒物を含
有した燃料棒の軸方向本数差が1本となっている。この
ため、運転サイクル前半の下部領域の出力ピークを抑制
することができる。
ば、高燃焼度化または長期運転サイクルを目指した場合
に、燃料集合体の外周部から2層目のコーナー位置に短
尺燃料棒を有する燃料集合体の持つ2つの問題(濃縮度
増加に伴う燃料集合体コーナー付近の局所出力の増加、
新燃料または運転サイクル初期における下部の出力ピー
クの増加)を同時に解決し、十分に熱的余裕を有する燃
料集合体を提供することができる。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
料集合体の燃焼度0.0GWd/t、ボイド率40%に
おける軸方向下部領域の燃料集合体横断面内の局所出力
分布図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒の
構成を概略的に示す縦断面図。
実施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料棒
の構成を概略的に示す縦断面図。
の実施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料
棒の構成を概略的に示す縦断面図。
の実施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料
棒の構成を概略的に示す縦断面図。
の実施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料
棒の構成を概略的に示す縦断面図。
の実施例を示す横断面図、(b)は(a)における燃料
棒の構成を概略的に示す縦断面図。
示す立面図、(B)は(A)のB−B矢視断面図、
(C)は(A)のC−C矢視断面図。
集合体の横断面図、(b)は(a)における燃料棒の構
成を概略的に示す縦断面図。
0.0GWd/t、ボイド率40%における軸方向下部
領域の横断面内の局所出力分布図。
Claims (13)
- 【請求項1】 長尺燃料棒とこの長尺燃料棒よりも燃料
有効部分が短い短尺燃料棒とを格子状に束ねて成る燃料
束をチャンネルボックスで包囲し、この燃料束の最外周
から2層目に位置する燃料棒群のすべてのコーナー位置
に前記短尺燃料棒を配置した沸騰水型原子炉用燃料集合
体において、最外周から2層目に位置する燃料棒群のう
ち複数箇所のコーナー位置に、可燃性毒物を含有する複
数本の短尺燃料棒を配置したことを特徴とする沸騰水型
原子炉用燃料集合体。 - 【請求項2】 前記短尺燃料棒の燃料有効部分の上端よ
り上の領域を上部とし、この燃料有効部分にあたる領域
を下部とし、燃料棒軸方向を上下端のブランケット領域
を除いて上下2領域に分け、可燃性毒物を下部よりも上
部に多く含有する複数本の長尺燃料棒を備えたことを特
徴とする請求項1記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項3】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多く
含有する複数本の長尺燃料棒のうち、複数本は可燃性毒
物を上部のみに含有することを特徴とする請求項2記載
の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項4】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多く
含有する複数本の長尺燃料棒のうち、複数本は下部をさ
らに中央部と下部に2分し、可燃性毒物を中央部を除い
て含有させ、下部よりも上部に多く含有することを特徴
とする請求項2記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項5】 最外周から2層目に位置する燃料棒群の
うち4箇所のコーナー位置に、可燃性毒物を含有する4
本の短尺燃料棒を配置し、かつ、可燃性毒物を下部より
も上部に多く含有する長尺燃料棒を1本ないし4本配置
したことを特徴とする請求項2ないし4記載の沸騰水型
原子炉用燃料集合体。 - 【請求項6】 長尺燃料棒とこの長尺燃料棒よりも有効
部分が短い短尺燃料棒とを格子状に束ねて成る燃料束を
チャンネルボックスで包囲し、隣り合う燃料集合体の各
々のチャンネルボックス外壁間の非沸騰水領域の幅が制
御棒挿入側の方が非挿入側より大きくなるように構成
し、かつ、最外周から2層目に位置する燃料棒群のすべ
てのコーナー位置に前記短尺燃料棒を配置した燃料集合
体において、最外周から2層めに位置する燃料棒群のう
ち非制御棒側のコーナー位置を除く複数箇所のコーナー
位置に、可燃性毒物を含有する複数本の短尺燃料棒を配
置したことを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項7】 前記短尺燃料棒の燃料有効部分の上端よ
り上の領域を上部とし、この燃料有効部分にあたる領域
を下部とし、燃料棒軸方向を上下端のブランケット領域
を除いて上下2領域に分け、可燃性毒物を下部よりも上
部に多く含有する複数本の長尺燃料棒を備えたことを特
徴とする請求項6記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項8】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多く
含有する複数本の長尺燃料棒のうち、複数本は可燃性毒
物を上部のみに含有することを特徴とする請求項7記載
の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項9】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多く
含有する複数本の長尺燃料棒のうち、複数本は下部をさ
らに中央部と下部に2分し、可燃性毒物を中央部を除い
て含有させ、下部よりも上部に多く含有することを特徴
とする請求項7記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項10】 最外周から2層目に位置する燃料棒群
のうち非制御棒側のコーナー位置を除く3箇所のコーナ
ー位置に、可燃性毒物を含有する3本の短尺燃料棒を配
置し、かつ、可燃性毒物を下部よりも上部に多く含有す
る長尺燃料棒を1本ないし3本配置したことを特徴とす
る請求項7ないし9記載の沸騰水型原子炉用燃料集合
体。 - 【請求項11】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多
く含有する複数本の長尺燃料棒をウォータロッドに隣接
する位置に配置したことを特徴とする請求項2ないし5
または7ないし10記載の沸騰水型原子炉用燃料集合
体。 - 【請求項12】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多
く含有する複数本の長尺燃料棒をウォータロッドに隣接
せず、かつ、最外周を除く位置に配置したことを特徴と
する請求項2ないし5または7ないし10記載の沸騰水
型原子炉用燃料集合体。 - 【請求項13】 前記可燃性毒物を下部よりも上部に多
く含有する複数本の長尺燃料棒の濃縮度が上下端のブラ
ンケット領域を除く大部分の領域において、燃料集合体
で使用されているものの中で最高の値となっていること
を特徴とする請求項12記載の沸騰水型原子炉用燃料集
合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09221095A JP3485999B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09221095A JP3485999B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285977A true JPH08285977A (ja) | 1996-11-01 |
| JP3485999B2 JP3485999B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=14048089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09221095A Expired - Lifetime JP3485999B2 (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3485999B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6434210B1 (en) | 1998-07-01 | 2002-08-13 | Hitachi, Ltd. | Fuel assembly |
| JP2009145363A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 燃料集合体 |
| JP2012122937A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP09221095A patent/JP3485999B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6434210B1 (en) | 1998-07-01 | 2002-08-13 | Hitachi, Ltd. | Fuel assembly |
| US6643350B2 (en) | 1998-07-01 | 2003-11-04 | Hitachi, Ltd. | Fuel assembly |
| US6885722B2 (en) | 1998-07-01 | 2005-04-26 | Hitachi, Ltd. | Fuel assembly |
| JP2009145363A (ja) * | 2009-03-30 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 燃料集合体 |
| JP2012122937A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nuclear Fuel Ind Ltd | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3485999B2 (ja) | 2004-01-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3531011B2 (ja) | 燃料集合体及び原子炉 | |
| EP1093129B1 (en) | Fuel assembly and nuclear reactor | |
| US5367547A (en) | Fuel assembly for boiling water reactor and core | |
| JP3485999B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP2723253B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP2007225624A (ja) | 原子炉炉心 | |
| JP3846810B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP3514869B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP3237922B2 (ja) | 燃料集合体および沸騰水型原子炉用炉心 | |
| JPH06273558A (ja) | 燃料棒 | |
| JP4046870B2 (ja) | Mox燃料集合体 | |
| JP3501406B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3347137B2 (ja) | 燃料集合体群および沸騰水型原子炉用炉心 | |
| JP4101944B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP4351798B2 (ja) | 燃料集合体および原子炉 | |
| JP2563287B2 (ja) | 原子炉用燃料集合体 | |
| JP2525802B2 (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JP3171957B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3212744B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP2577367B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP2003185775A (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3791201B2 (ja) | D格子燃料集合体 | |
| JP3597596B2 (ja) | 燃料集合体 | |
| JP3262723B2 (ja) | Mox燃料集合体及び原子炉の炉心 | |
| JP2005265696A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |