JPH0828629A - 2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置 - Google Patents
2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置Info
- Publication number
- JPH0828629A JPH0828629A JP16569894A JP16569894A JPH0828629A JP H0828629 A JPH0828629 A JP H0828629A JP 16569894 A JP16569894 A JP 16569894A JP 16569894 A JP16569894 A JP 16569894A JP H0828629 A JPH0828629 A JP H0828629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- counterweight
- flywheel
- crank
- drive pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランク軸単独でバランスをとる際に、釣合
重りW1・W2の質量誤差が生じることがあっても、事
後的にその質量誤差を容易に調量可能にし、第2の釣合
重りW2の質量を小さくしてエネルギーロスを小さくす
る。 【構成】 第1クランクピン11aと第2クランクピン
11bとをクランク角180°に設定したクランク軸1
0にファン駆動プーリ20とフライホイール25を固設
する。クランク軸10の振れモーメントMを抑制する第
1釣合重りW1は、クランク軸10の一端寄りのクラン
クアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクランク軸
10の他端寄りに固設したフライホイール25に設け
る。
重りW1・W2の質量誤差が生じることがあっても、事
後的にその質量誤差を容易に調量可能にし、第2の釣合
重りW2の質量を小さくしてエネルギーロスを小さくす
る。 【構成】 第1クランクピン11aと第2クランクピン
11bとをクランク角180°に設定したクランク軸1
0にファン駆動プーリ20とフライホイール25を固設
する。クランク軸10の振れモーメントMを抑制する第
1釣合重りW1は、クランク軸10の一端寄りのクラン
クアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクランク軸
10の他端寄りに固設したフライホイール25に設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2気筒4サイクルエ
ンジンのクランク軸装置に関し、さらに詳しくは、クラ
ンク軸の振れモーメントを抑制する技術に関する。
ンジンのクランク軸装置に関し、さらに詳しくは、クラ
ンク軸の振れモーメントを抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】2気筒4サイクルエンジンのクランク軸
としては、例えば図3(A)(B)に示すように、第1
クランクピン11aと第2クランクピン11bとをクラ
ンク角180°に設定したものがあり、この場合には、
一次慣性力は第1ピストン1と第2ピストン2により相
互に打ち消し合うが、クランク軸10に図3(B)に示
すような振れモーメントMが作用する。この振れモーメ
ントMを抑制するにはクランク軸10の一端寄りに第1
釣合重りW1を、他端寄りに第2釣合重りW2を設けれ
ばよい。
としては、例えば図3(A)(B)に示すように、第1
クランクピン11aと第2クランクピン11bとをクラ
ンク角180°に設定したものがあり、この場合には、
一次慣性力は第1ピストン1と第2ピストン2により相
互に打ち消し合うが、クランク軸10に図3(B)に示
すような振れモーメントMが作用する。この振れモーメ
ントMを抑制するにはクランク軸10の一端寄りに第1
釣合重りW1を、他端寄りに第2釣合重りW2を設けれ
ばよい。
【0003】この振れモーメントMを抑制する技術とし
ては、従来より例えば図3に示すもの(以下、従来例1
という)、あるいは図4に示すもの(以下、従来例2と
いう)が知られている。ここで、図3(A)は従来例1
に係るクランク軸装置の概要図、同図(B)は同クラン
ク軸装置の模式図、図4(A)は従来例2に係るクラン
ク軸装置の概要図、同図(B)は同クランク軸装置の模
式図である。
ては、従来より例えば図3に示すもの(以下、従来例1
という)、あるいは図4に示すもの(以下、従来例2と
いう)が知られている。ここで、図3(A)は従来例1
に係るクランク軸装置の概要図、同図(B)は同クラン
ク軸装置の模式図、図4(A)は従来例2に係るクラン
ク軸装置の概要図、同図(B)は同クランク軸装置の模
式図である。
【0004】従来例1は、図3(A)(B)に示すよう
に、上記クランク軸10の一端軸部14にファン駆動プ
ーリ20を、他端軸部15にフライホイール25をそれ
ぞれ固設し、ファン駆動プーリ20に第1釣合重りW1
を、フライホイール25に第2釣合重りW2を設けて構
成されている。なお、第1釣合重りW1及び第2釣合重
りW2は、ファン駆動プーリ20及びフライホイール2
5にそれぞれ所要の厚肉部を一体形成して設けられる
が、振れモーメントMを抑制するための調量は、当該厚
肉部に適宜キリ穴(27a・27b)(28a・28
b)を施して調節する。
に、上記クランク軸10の一端軸部14にファン駆動プ
ーリ20を、他端軸部15にフライホイール25をそれ
ぞれ固設し、ファン駆動プーリ20に第1釣合重りW1
を、フライホイール25に第2釣合重りW2を設けて構
成されている。なお、第1釣合重りW1及び第2釣合重
りW2は、ファン駆動プーリ20及びフライホイール2
5にそれぞれ所要の厚肉部を一体形成して設けられる
が、振れモーメントMを抑制するための調量は、当該厚
肉部に適宜キリ穴(27a・27b)(28a・28
b)を施して調節する。
【0005】上記クランク軸10の各クランクアーム1
2a〜12dには、それぞれ所要の厚肉部を一体形成し
てカウンターウエイトW3・W4が設けられ、これらの
カウンターウエイトW3・W4を設けることにより、ク
ランク軸単独(ピストンを装着しない状態をいい、以下
同じ)でバランスをとるように構成されている。なお、
符号16はフライホイール25に固設された動力取り出
し軸部である。
2a〜12dには、それぞれ所要の厚肉部を一体形成し
てカウンターウエイトW3・W4が設けられ、これらの
カウンターウエイトW3・W4を設けることにより、ク
ランク軸単独(ピストンを装着しない状態をいい、以下
同じ)でバランスをとるように構成されている。なお、
符号16はフライホイール25に固設された動力取り出
し軸部である。
【0006】従来例2は、図4(A)(B)に示すよう
に、上記クランク軸10の一端軸部14にファン駆動プ
ーリ20を、他端軸部15にフライホイール25をそれ
ぞれ固設し、このクランク軸10の一端寄りのクランク
アーム12aに第1釣合重りW1を設け、他端寄りのク
ランクアーム12dに第2釣合重りW2を設けて構成さ
れている。これらの第1釣合重りW1及び第2釣合重り
W2は、等量で各クランクアーム12a・12dのクラ
ンクピン11a・11bとは反対側にそれぞれ所要の厚
肉部を一体形成して設けられる。
に、上記クランク軸10の一端軸部14にファン駆動プ
ーリ20を、他端軸部15にフライホイール25をそれ
ぞれ固設し、このクランク軸10の一端寄りのクランク
アーム12aに第1釣合重りW1を設け、他端寄りのク
ランクアーム12dに第2釣合重りW2を設けて構成さ
れている。これらの第1釣合重りW1及び第2釣合重り
W2は、等量で各クランクアーム12a・12dのクラ
ンクピン11a・11bとは反対側にそれぞれ所要の厚
肉部を一体形成して設けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、いず
れもクランク軸10の一端軸部14にファン駆動プーリ
20を、他端軸部15にフライホイール25をそれぞれ
固設して構成されているが、エンジンによっては例えば
図1に示すように、クランク軸10の他端軸部15にフ
ライホイール25及びファン駆動プーリ20をそれぞれ
固設しているものがある。このような場合には、ファン
駆動プーリ20やフライホイール25に釣合重りW1・
W2を設けてもクランク軸10の振れモーメントMを抑
制することができないため、従来例1をそのまま適用す
ることができず、従来例2を適用することになる。つま
り、2種類のクランク軸を準備して使い分ける必要があ
る。
れもクランク軸10の一端軸部14にファン駆動プーリ
20を、他端軸部15にフライホイール25をそれぞれ
固設して構成されているが、エンジンによっては例えば
図1に示すように、クランク軸10の他端軸部15にフ
ライホイール25及びファン駆動プーリ20をそれぞれ
固設しているものがある。このような場合には、ファン
駆動プーリ20やフライホイール25に釣合重りW1・
W2を設けてもクランク軸10の振れモーメントMを抑
制することができないため、従来例1をそのまま適用す
ることができず、従来例2を適用することになる。つま
り、2種類のクランク軸を準備して使い分ける必要があ
る。
【0008】また、従来例2を適用した場合には、以下
のような不都合がある。通常、クランク軸10を製作す
る場合には、前記のようにクランク軸単独でバランスを
とる必要がある。つまり、各クランクアーム12a・1
2dにそれぞれ所要の厚肉部を一体形成して等量の第1
釣合重りW1及び第2釣合重りW2を設けるため、クラ
ンク軸単独でバランスをとるには、図3(B)中の破線
で示すように、クランクアーム12a・12dのそれぞ
れにダミー重りV1・V2を第1釣合重りW1及び第2
釣合重りW2に対向して取り付ける必要があるため、煩
わしい。しかも、従来例2の場合には、中央のクランク
ジャーナル13bと釣合重りW1・W2を設けた各クラ
ンクアーム12a・12dまでの寸法Dが比較的小さい
ため、振れモーメントMを抑制するための釣合重りW1
・W2の質量を大きくする必要があるので、エネルギー
ロスが多くなる。
のような不都合がある。通常、クランク軸10を製作す
る場合には、前記のようにクランク軸単独でバランスを
とる必要がある。つまり、各クランクアーム12a・1
2dにそれぞれ所要の厚肉部を一体形成して等量の第1
釣合重りW1及び第2釣合重りW2を設けるため、クラ
ンク軸単独でバランスをとるには、図3(B)中の破線
で示すように、クランクアーム12a・12dのそれぞ
れにダミー重りV1・V2を第1釣合重りW1及び第2
釣合重りW2に対向して取り付ける必要があるため、煩
わしい。しかも、従来例2の場合には、中央のクランク
ジャーナル13bと釣合重りW1・W2を設けた各クラ
ンクアーム12a・12dまでの寸法Dが比較的小さい
ため、振れモーメントMを抑制するための釣合重りW1
・W2の質量を大きくする必要があるので、エネルギー
ロスが多くなる。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、 クランク軸10の一端側にファン駆動プーリ20を
設け、他端側にフライホイール25を設ける場合と、ク
ランク軸10の他端側にフライホイール25及びファン
駆動プーリ20を設ける場合とで、2種類のクランク軸
を準備する必要をなくし、単一のクランク軸で共用でき
るようにすること クランク軸単独でバランスをとる際に、クランクア
ームに取り付けるダミー重りの数を少なくして、その煩
わしさを軽減すること 第2の釣合重りW2の質量を小さくしてエネルギー
ロスを小さくすることを技術課題とする。
たもので、 クランク軸10の一端側にファン駆動プーリ20を
設け、他端側にフライホイール25を設ける場合と、ク
ランク軸10の他端側にフライホイール25及びファン
駆動プーリ20を設ける場合とで、2種類のクランク軸
を準備する必要をなくし、単一のクランク軸で共用でき
るようにすること クランク軸単独でバランスをとる際に、クランクア
ームに取り付けるダミー重りの数を少なくして、その煩
わしさを軽減すること 第2の釣合重りW2の質量を小さくしてエネルギー
ロスを小さくすることを技術課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、第1クランクピン11aと第2クランク
ピン11bとをクランク角180°に設定したクランク
軸10にファン駆動プーリ20とフライホイール25を
固設し、このクランク軸10の一端寄りに第1釣合重り
W1を、他端寄りに第2釣合重りW2を設けて構成した
2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置において、
上記第1釣合重りW1はクランク軸10の一端寄りのク
ランクアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクラン
ク軸10の他端寄りに固設したフライホイール25に設
けたことを特徴とするものである。
決するために、第1クランクピン11aと第2クランク
ピン11bとをクランク角180°に設定したクランク
軸10にファン駆動プーリ20とフライホイール25を
固設し、このクランク軸10の一端寄りに第1釣合重り
W1を、他端寄りに第2釣合重りW2を設けて構成した
2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置において、
上記第1釣合重りW1はクランク軸10の一端寄りのク
ランクアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクラン
ク軸10の他端寄りに固設したフライホイール25に設
けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用・効果】本発明は、以下のような作用・効果を奏
する。 第1釣合重りW1はクランク軸10の一端寄りのク
ランクアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクラン
ク軸10の他端寄りに固設したフライホイール25に設
けたことから、クランク軸10の一端側にファン駆動プ
ーリ20を設け、他端側にフライホイール25を設ける
場合と、クランク軸10の他端側にフライホイール25
及びファン駆動プーリ20を設ける場合とで、2種類の
クランク軸を準備して使い分ける必要がなく、単一のク
ランク軸で共用できる。
する。 第1釣合重りW1はクランク軸10の一端寄りのク
ランクアーム12aに設け、第2釣合重りW2はクラン
ク軸10の他端寄りに固設したフライホイール25に設
けたことから、クランク軸10の一端側にファン駆動プ
ーリ20を設け、他端側にフライホイール25を設ける
場合と、クランク軸10の他端側にフライホイール25
及びファン駆動プーリ20を設ける場合とで、2種類の
クランク軸を準備して使い分ける必要がなく、単一のク
ランク軸で共用できる。
【0012】 第1釣合重りW1は一端寄りの第1ク
ランクアーム13aに設けたことから、クランク軸単独
でバランスをとるには、図1(B)中の破線で示すよう
に、ダミー重りV1を第1釣合重りW1に対向して取り
付けるが、取り付けるダミー重りの数は1個で足りるの
で、ダミー重りの取り付けの煩わしさを半減することが
できる。
ランクアーム13aに設けたことから、クランク軸単独
でバランスをとるには、図1(B)中の破線で示すよう
に、ダミー重りV1を第1釣合重りW1に対向して取り
付けるが、取り付けるダミー重りの数は1個で足りるの
で、ダミー重りの取り付けの煩わしさを半減することが
できる。
【0013】 第2釣合重りW2は、クランク軸10
の他端寄りに固設したフライホイール25に設けたこと
から、図1(B)に示すように、中央のクランクジャー
ナル13bと第2釣合重りW2を設けたフライホイール
25までの寸法Lが、中央のクランクジャーナル13b
と第1釣合重りW1までの寸法Dに比較して大きいた
め、振れモーメントMを抑制するための第2釣合重りW
2の質量を第1釣合重りW1の質量より小さくすること
ができる。この第2釣合重りW2の質量を小さくする分
だけエネルギーロスを小さくできる。
の他端寄りに固設したフライホイール25に設けたこと
から、図1(B)に示すように、中央のクランクジャー
ナル13bと第2釣合重りW2を設けたフライホイール
25までの寸法Lが、中央のクランクジャーナル13b
と第1釣合重りW1までの寸法Dに比較して大きいた
め、振れモーメントMを抑制するための第2釣合重りW
2の質量を第1釣合重りW1の質量より小さくすること
ができる。この第2釣合重りW2の質量を小さくする分
だけエネルギーロスを小さくできる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1(A)は本発明の第1の実施例に
係るクランク軸装置の概要図、同図(B)は同クランク
軸装置の模式図である。この実施例に係るクランク軸装
置は、図1(A)(B)に示すように、以下の構成を備
える。ここで図1(A)中の符号3はエンジン本体の第
1気筒、4は第2気筒であり、5はファンプーリ、6は
冷却ファン、7はファンベルト、26はフライホイール
25の外周に固設されたリングギヤである。
詳しく説明する。図1(A)は本発明の第1の実施例に
係るクランク軸装置の概要図、同図(B)は同クランク
軸装置の模式図である。この実施例に係るクランク軸装
置は、図1(A)(B)に示すように、以下の構成を備
える。ここで図1(A)中の符号3はエンジン本体の第
1気筒、4は第2気筒であり、5はファンプーリ、6は
冷却ファン、7はファンベルト、26はフライホイール
25の外周に固設されたリングギヤである。
【0015】このクランク軸10は、第1クランクピン
11a、第2クランクピン11b、クランクアーム12
a・12b・12c・12d、クランクジャーナル13
a・13b・13c、一端軸部14、及び他端軸部15
から成り、第1クランクピン11aと第2クランクピン
11bとをクランク角180°に設定して構成されてい
る。こりらの第1クランクピン11aには第1ピストン
1が、第2クランクピン11bには第2ピストン2がコ
ンロッドを介して連結され、一次慣性力は、第1ピスト
ン1と第2ピストン2により相互に打ち消し合う。
11a、第2クランクピン11b、クランクアーム12
a・12b・12c・12d、クランクジャーナル13
a・13b・13c、一端軸部14、及び他端軸部15
から成り、第1クランクピン11aと第2クランクピン
11bとをクランク角180°に設定して構成されてい
る。こりらの第1クランクピン11aには第1ピストン
1が、第2クランクピン11bには第2ピストン2がコ
ンロッドを介して連結され、一次慣性力は、第1ピスト
ン1と第2ピストン2により相互に打ち消し合う。
【0016】このクランク軸10の他端軸部15には固
定ボルト22によりフライホイール25が固定され、こ
のフライホイール25には固定ボルト23によりファン
駆動プーリ20が固設されている。また、このクランク
軸10の各クランクアーム12a〜12dには、従来例
1と同様にそれぞれ所要の厚肉部を一体形成してカウン
ターウエイトW3・W4が設けられ、さらに一端寄りの
クランクアーム12aには、第1釣合重りW1が一体形
成して設けられ、上記フライホイール25に第2釣合重
りW2が一体形成して設けられている。これにより、ク
ランク軸10に作用する振れモーメントMは、上記第1
釣合重りW1と第2釣合重りW2とにより抑制される。
また、このクランク軸10の一端軸部14は動力取り出
し部として構成されている。
定ボルト22によりフライホイール25が固定され、こ
のフライホイール25には固定ボルト23によりファン
駆動プーリ20が固設されている。また、このクランク
軸10の各クランクアーム12a〜12dには、従来例
1と同様にそれぞれ所要の厚肉部を一体形成してカウン
ターウエイトW3・W4が設けられ、さらに一端寄りの
クランクアーム12aには、第1釣合重りW1が一体形
成して設けられ、上記フライホイール25に第2釣合重
りW2が一体形成して設けられている。これにより、ク
ランク軸10に作用する振れモーメントMは、上記第1
釣合重りW1と第2釣合重りW2とにより抑制される。
また、このクランク軸10の一端軸部14は動力取り出
し部として構成されている。
【0017】以下本実施例に係るクランク軸装置の作用
について説明する。上記のように、第1釣合重りW1は
クランク軸10の一端寄りのクランクアーム12aに設
け、第2釣合重りW2はクランク軸10の他端寄りに固
設したフライホイール25に設けたことから、クランク
軸10の一端側にファン駆動プーリ20を設け、他端側
にフライホイール25を設ける場合と、クランク軸10
の他端側にフライホイール25及びファン駆動プーリ2
0を設ける場合とで、2種類のクランク軸を準備して使
い分ける必要がなく、単一のクランク軸で共用できると
いう利点がある。
について説明する。上記のように、第1釣合重りW1は
クランク軸10の一端寄りのクランクアーム12aに設
け、第2釣合重りW2はクランク軸10の他端寄りに固
設したフライホイール25に設けたことから、クランク
軸10の一端側にファン駆動プーリ20を設け、他端側
にフライホイール25を設ける場合と、クランク軸10
の他端側にフライホイール25及びファン駆動プーリ2
0を設ける場合とで、2種類のクランク軸を準備して使
い分ける必要がなく、単一のクランク軸で共用できると
いう利点がある。
【0018】第1釣合重りW1は一端寄りの第1クラン
クアーム12aに設けたことから、クランク軸単独でバ
ランスをとるには、図1(B)中の破線で示すように、
ダミー重りV1を第1釣合重りW1に対向して取り付け
るが、取り付ける数は1個で足りるので、ダミー重りの
取り付けの煩わしさを半減することができる。また、図
1(A)に示すように、フライホイール25の厚肉部に
キリ穴28a・28bの加工を施すことにより、第1釣
合重りW1に対して第2釣合重りW2を実質的にバラン
スさせることができる。
クアーム12aに設けたことから、クランク軸単独でバ
ランスをとるには、図1(B)中の破線で示すように、
ダミー重りV1を第1釣合重りW1に対向して取り付け
るが、取り付ける数は1個で足りるので、ダミー重りの
取り付けの煩わしさを半減することができる。また、図
1(A)に示すように、フライホイール25の厚肉部に
キリ穴28a・28bの加工を施すことにより、第1釣
合重りW1に対して第2釣合重りW2を実質的にバラン
スさせることができる。
【0019】第2釣合重りW2は、クランク軸10の他
端寄りに固設したフライホイール25に設けたことか
ら、図1(B)に示すように、中央のクランクジャーナ
ル13bと第2釣合重りW2を設けたフライホイール2
5までの寸法Lが、中央のクランクジャーナル13bと
第1釣合重りW1までの寸法Dに比較して大きいため、
振れモーメントMを抑制するための第2釣合重りW2の
質量を第1釣合重りW1の質量より小さくすることがで
きる。この第2釣合重りW2の質量を小さくする分だけ
エネルギーロスを小さくできる。
端寄りに固設したフライホイール25に設けたことか
ら、図1(B)に示すように、中央のクランクジャーナ
ル13bと第2釣合重りW2を設けたフライホイール2
5までの寸法Lが、中央のクランクジャーナル13bと
第1釣合重りW1までの寸法Dに比較して大きいため、
振れモーメントMを抑制するための第2釣合重りW2の
質量を第1釣合重りW1の質量より小さくすることがで
きる。この第2釣合重りW2の質量を小さくする分だけ
エネルギーロスを小さくできる。
【0020】図2は本発明の第2の実施例に係るクラン
ク軸装置を示す図1相当図である。このクランク軸装置
は、図2(A)(B)に示すように、クランク軸10の
一端軸部14にファン駆動プーリ20を固設し、他端軸
部15にフライホイール25を固設し、第1釣合重りW
1はクランク軸10の一端寄りの第1クランクアーム1
2aに設け、第2釣合重りW2は他端寄りに固設したフ
ライホイール25に設け、クランクアーム12a〜12
dにはカウンターウエイトW3・W4を設けていない。
この第2の実施例においても、第1の実施例(図1)と
同様の作用、効果を奏する。
ク軸装置を示す図1相当図である。このクランク軸装置
は、図2(A)(B)に示すように、クランク軸10の
一端軸部14にファン駆動プーリ20を固設し、他端軸
部15にフライホイール25を固設し、第1釣合重りW
1はクランク軸10の一端寄りの第1クランクアーム1
2aに設け、第2釣合重りW2は他端寄りに固設したフ
ライホイール25に設け、クランクアーム12a〜12
dにはカウンターウエイトW3・W4を設けていない。
この第2の実施例においても、第1の実施例(図1)と
同様の作用、効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例に係るクランク軸装置を
示し、同図(A)は同クランク軸装置の概要図、同図
(B)は同クランク軸装置の模式図である。
示し、同図(A)は同クランク軸装置の概要図、同図
(B)は同クランク軸装置の模式図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るクランク軸装置を
示す図1相当図である。
示す図1相当図である。
【図3】従来例1に係るクランク軸装置を示す図1相当
図である。
図である。
【図4】従来例2に係るクランク軸装置を示す図1相当
図である。
図である。
10…クランク軸、11a…第1クランクピン、11b
…第2クランクピン、12a…一端寄りのクランクアー
ム、20…ファン駆動プーリ、25…フライホイール、
W1…第1釣合重り、W2…第2釣合重り。
…第2クランクピン、12a…一端寄りのクランクアー
ム、20…ファン駆動プーリ、25…フライホイール、
W1…第1釣合重り、W2…第2釣合重り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 信裕 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 早谷 章 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 第1クランクピン(11a)と第2クラ
ンクピン(11b)とをクランク角180°に設定した
クランク軸(10)にファン駆動プーリ(20)とフラ
イホイール(25)を固設し、このクランク軸(10)
の一端寄りに第1釣合重り(W1)を、他端寄りに第2
釣合重り(W2)を設けて構成した2気筒4サイクルエ
ンジンのクランク軸装置において、 上記第1釣合重り(W1)はクランク軸(10)の一端
寄りのクランクアーム(12a)に設け、第2釣合重り
(W2)はクランク軸(10)の他端寄りに固設したフ
ライホイール(25)に設けたことを特徴とする2気筒
4サイクルエンジンのクランク軸装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569894A JPH0828629A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569894A JPH0828629A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828629A true JPH0828629A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15817357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16569894A Pending JPH0828629A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828629A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100936985B1 (ko) * | 2008-06-04 | 2010-01-15 | 현대자동차주식회사 | 플라이휠을 구비한 2기통 엔진의 크랭크샤프트 |
| CN104179572A (zh) * | 2013-05-22 | 2014-12-03 | 三菱自动车工业株式会社 | 发动机 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP16569894A patent/JPH0828629A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100936985B1 (ko) * | 2008-06-04 | 2010-01-15 | 현대자동차주식회사 | 플라이휠을 구비한 2기통 엔진의 크랭크샤프트 |
| CN104179572A (zh) * | 2013-05-22 | 2014-12-03 | 三菱自动车工业株式会社 | 发动机 |
| JP2014227909A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61197838A (ja) | 内燃機関の振動消去装置 | |
| JP5231788B2 (ja) | 自動車のエンジンにおけるカウンターウエイトの配置構造 | |
| US5000141A (en) | Crankshaft assembly | |
| JPH0828629A (ja) | 2気筒4サイクルエンジンのクランク軸装置 | |
| JPS5881250A (ja) | V型多気筒内燃機関におけるバランシング構造 | |
| US7252060B2 (en) | Torsional damper for balance shafts | |
| JP6650765B2 (ja) | エンジン | |
| JP3206114B2 (ja) | バランサシャフト付きエンジン | |
| KR100222822B1 (ko) | V형 6기통 엔진 크랭크 샤프트의 관성 우력 저감장치 | |
| CA2099677A1 (en) | Crankshaft of V-Type 6-Cylinder Internal Combustion Engine | |
| JPS5881251A (ja) | V型3倍数気筒内燃機関 | |
| JP2000130181A (ja) | バランサ機構を備えた3気筒エンジン | |
| JP2591224B2 (ja) | エンジンのクランクシャフト | |
| JP2998472B2 (ja) | 2サイクル4気筒エンジンの振動低減装置 | |
| JP3550156B2 (ja) | パワープラントのバランサ装置 | |
| JP3156254B2 (ja) | 3気筒エンジンのバランサ装置 | |
| JPS60146934A (ja) | 水平対向形3気筒エンジン | |
| JPH07117122B2 (ja) | 機関のクランク軸 | |
| KR100412558B1 (ko) | 브이8 엔진의 크랭크축 밸런싱 장치 | |
| KR100242181B1 (ko) | V형 6기통 엔진의 크랭크 샤프트 | |
| JPS597643Y2 (ja) | 往復動機関の二次バランサ | |
| JP2004162859A (ja) | クランクシャフト | |
| JPH0537062Y2 (ja) | ||
| JP6613201B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
| JPS6145091B2 (ja) |