JPH08286562A - ベルト搬送装置 - Google Patents

ベルト搬送装置

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JPH08286562A
JPH08286562A JP9280995A JP9280995A JPH08286562A JP H08286562 A JPH08286562 A JP H08286562A JP 9280995 A JP9280995 A JP 9280995A JP 9280995 A JP9280995 A JP 9280995A JP H08286562 A JPH08286562 A JP H08286562A
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JP
Japan
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belt
tension
image
actuator
thickness
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JP9280995A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Kitano
賀久 北野
Takeshi Noguchi
武史 野口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトに局部的な波打ちやばたつき等が生じ
ないようにすること。 【構成】 無端状のベルト25が掛け回された複数のベ
ルト搬送用ロール21〜24と、ベルト25の形状を測
定するベルト形状測定装置51と、前記ベルト形状測定
装置51の測定値に対応するテンション制御データを記
憶する制御データ記憶手段58と、前記ベルト形状測定
装置51の測定値に応じて定まる前記テンション制御デ
ータにより前記無端ベルト25のテンションを調整する
テンション制御装置Cとを備えたベルト搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動ロールおよびテン
ションロール等に掛け回され、前記駆動ロールの回転に
伴って搬送される無端状のベルトのベルトテンションを
調整可能なベルト搬送装置に関し、特に、画像形成装置
で使用されるベルト搬送装置に関する。前記画像形成装
置で使用されるベルト搬送装置が搬送するベルトとして
は、画像が形成される感光体ベルト、ドラム状の像担持
体(感光体ドラム)に形成されたトナー像が転写される
用紙を搬送する用紙搬送ベルト、ドラム状の像担持体に
形成されたトナー像を用紙に転写する前に一時的にトナ
ー像が転写される中間転写ベルト等がある。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置におけるベルトテンション
は、短周期的にはベルト固有の厚みムラ、個体間の厚み
バラツキ、端部の加工精度、長周期的には周囲環境の変
化やベルト支持機構の幾何学的な寸法変化などに応じて
調整される必要がある。テンション調整が必要であるの
に実施されず、テンション値が適正値に設定されていな
い場合、ベルトの応力状態が場所によって不均一とな
る。この場合、ベルトには局部的なひずみが生じて波打
ちやばたつきが発生する。この局部的な波打ちやばたつ
きがベルト面上に発生すると、ベルトの動きを駆動制御
しているコントローラの駆動指令信号が時間遅れなく、
かつ正確にベルトやベルトを張架するロール系に伝達さ
れなくなる。このような状況が生じるとコントローラが
ベルトの動きを望ましい状態で駆動制御できなくなり転
写像が乱れ、その結果レジストレーションエラーが増大
し、画像品質の低下を招く。つまり常に高画質を保つに
は、ベルトの状態に応じて適宜テンション調整を行うこ
とが望ましい。そのためにはベルトテンション調整の自
動化が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置で
使用されるベルトテンション調整装置としては、次の技
術(J01)が知られている。 (J01)特開平2−225234号公報記載の技術 この公報には、ベルト付近の温度を測定しその結果を用
いてタイトナー(ベルトテンション調整装置)の位置の
自動制御を行う装置、および同記載のモーターヘの負荷
電流を測定しその結果を用いてタイトナーの位置の自動
制御を行う装置が記載されている。この構成により温度
変化に伴うベルトの伸び縮みが生じる場合や、ベルトへ
の負荷が変化しそれに伴いベルトの伸び縮みが生じる場
合でも、ベルトテンションを一定に保つことができ、ジ
ャム(搬送用紙の紙詰まり)の原因を減らすことが可能
となる。
【0004】(前記(J01)の問題点)前記(J01)の
技術では、ベルト周辺の温度変化やベルト駆動モータへ
の負荷電流変化を検知しテンション調整を実施していた
ので、温度変化や負荷変化に伴うベルトの幾何学的な寸
法変化には対応可能であった。しかしながら、ベルト個
体間にバラツキがある場合や、温度変化以外の環境変化
や\uベルトの磨耗に伴う\u幾何学的な寸法変化が生じた
場合等にベルトテンションの調整が行われない場合が生
じるという問題点があった。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)ベルト個体間のバラツキがある場合や、環境変
化や材質の劣化などに伴うベルトの幾何学的な寸法変化
が生じた場合に、ベルトに局部的な波打ちやばたつきな
どが生じないようなベルト搬送装置を提供すること。
【0006】\u本発明者は前記課題を解決する方法につ
いて研究した結果、ある画像形成装置用のベルトの断面
形状(厚み、幅等)にバラツキがある場合、厚みが分厚
い程テンションを高くすることにより、前記ベルトの局
部的な波打ちやばたつき等を減少させ得ることを発見し
た。\u本発明は前記発見にもとづいてなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明のベルト搬送装置は、下記の構成要件を備えたこと
を特徴とする、(Y01)無端状のベルト(25)、(Y
02)前記無端状のベルト(25)が掛け回された複数の
ベルト搬送用ロール(21〜24)、(Y03)前記ベル
ト(25)の形状を測定するベルト形状測定装置(5
1)、(Y04)前記ベルト形状測定装置(51)の測定
値に対応するテンション制御データを記憶する制御デー
タ記憶手段(58)、(Y05)前記ベルト形状測定装置
(51)の測定値に応じて定まる前記テンション制御デ
ータにより前記無端ベルト(25)のテンションを調整
するテンション制御装置(C)。
【0009】(本発明の補足説明)前記ベルト形状測定
装置により測定するベルトの「形状」としては、ベルト
厚、ベルト長、ベルト断面形状、ベルト幅等を採用する
ことが可能である。
【0010】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (本発明の作用)前述の特徴を備えた本発明のベルト搬
送装置では、無端状のベルト(25)は、複数のベルト
搬送用ロール(21〜24)に掛け回された状態で搬送
される。ベルト形状測定装置(51)は、前記ベルト
(25)の形状を測定する。制御データ記憶手段(5
8)には、前記ベルト形状測定装置(51)の測定値に
対応するテンション制御データが記憶されている。前記
テンション制御データとしては、測定されたベルト形状
のベルト(25)に局部的な波打ちやばたつきなどが生
じないように、ベルトテンションを調節するためのデー
タを記憶させることができる。テンション制御装置
(C)は、前記ベルト形状測定装置(51)の測定値に
応じて定まる前記テンション制御データにより前記無端
ベルト(25)のテンションを調整する。したがって、
ベルト形状にバラツキが有ったり、ベルト(25)の劣
化等によりベルト形状が変化した場合でも、ベルト(2
5)に局部的な波打ちやばたつきなどが生じないように
することができる。このため、加工精度の悪いベルト
(安価)でも、精度よく制御することが可能となる。し
たがって、本発明のベルト搬送装置を画像形成装置に適
用することにより、画像品質の悪化を防ぐことが可能と
なる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例の
色ずれ補正用の画像位置センサを有する画像形成装置を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。こ
の場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向)は後方、
Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向
(上方)と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、前
方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向又
はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方
向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方
向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方
向ということにする。さらに図中、「○」の中に「・」
が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味
し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表か
ら裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0012】(実施例1)図1は本発明の実施例1のベ
ルト搬送装置を有する画像形成装置の全体説明図であ
る。図2は図1に示す実施例1のベルトモジュールBの
説明図である。図3は同実施例1の要部拡大説明図であ
る。図1において、画像形成装置としてのデジタルカラ
ー複写機Uは、上部に原稿1を載置する透明なプラテン
ガラス2を有している。プラテンガラス2の下側には、
前記原稿1を照明しながら走査する原稿照明ユニット3
が配置されている。原稿照明ユニット3は、原稿照明用
光源4および第1ミラー5を有している。また、プラテ
ンガラス2の下側には、前記原稿照明ユニット3の移動
速度の1/2の速度で移動するミラーユニット6が配置
されている。ミラーユニット6は、前記照明用光源から
出射して原稿1で反射し、前記第1ミラー5で反射した
原稿画像光を反射する第2ミラー7および第3ミラー8
を有している。前記第3ミラーで反射した原稿画像光は
結像レンズ9を通って、カラー画像読取センサ10によ
りR,G,Bのアナログ信号として読み取られる。カラ
ー画像読取センサ10により読み取られた信号は、画像
処理部S1によりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、およびK(黒)のデジタル画像信号に変換
されて、画像処理部S1のメモリに一時的に記憶され
る。
【0013】デジタルカラー複写機Uは、4つのトナー
像形成装置Uy,Um,Uc,Ukを備えている。前記トナ
ー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK
(黒)の各色のトナー像を形成する装置である。前記Y
のトナー像形成装置Uyは、像担持体Dy、その周囲に配
置されたレーザ走査系16y、現像装置17y、クリーナ
18y、帯電器19y等を有している。前記トナー像形成
装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yのトナー像形成装
置Uyと同様に構成されている。Yのトナー像形成装置
Uyの下方に配置された吸着ロール20(図1,2参
照)は、転写材Pを、ベルトモジュールBに押し付けて
吸着させるための部材である。
【0014】前記画像処理部S1は、そのメモリに一時
的に記憶した前記Y,M,C,Kのデジタル画像信号を
前記トナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukに出力する。
トナー像形成装置Uy,Um,Uc,Ukは、画像信号処理
部S1から入力された前記各色のデジタル画像信号に応
じてレーザ走査系16y,16m,16c,16kを駆動
し、帯電器19y,19m,19c,10kにより一様に帯
電された像担持体Dy,Dm,Dc,Dkに静電潜像を書き
込む。像担持体Dy,Dm,Dc,Dkの前記静電潜像は現
像装置17y,17m,17c,17kによりトナー像に現
像される。
【0015】前記像担持体Dy,Dm,Dc,Dkの下側に
は転写材搬送装置Hが配置されている。転写材搬送装置
Hは、図2に示すベルトモジュールB(図1,2参照)
を有している。ベルトモジュールBは、フロントプレー
トPfおよびリアプレートPrにより回転自在に支持され
たベルト支持用の駆動ロール21、剥離ロール22、テ
ンションロール23、およびアイドラロール24を有し
ている。前記ロール21〜24によって転写材搬送用の
ベルト25が支持されている。図2,3において、前記
駆動ロール21は、フロントプレートPfおよびリアプ
レートPrに支持されたベアリング21aにより回転自在
に支持された回転軸21bおよび回転軸21bと一体的に
回転するロール部21cを有している。そして、回転軸
21bの後端部には被駆動歯車21dが装着されている。
前記被駆動歯車21dは、リアプレートPrの後面に装着
された図示しない駆動モータの出力軸に装着された駆動
歯車(図示せず)と噛み合うように構成されている。
【0016】前記テンションロール23はテンションロ
ール軸23aおよびテンションロール軸23a上に回転自
在に支持されたロール部分23bとから構成されてい
る。図3において、フロントプレートPfにはテンショ
ンロールガイド溝26が形成されている。図示しない
が、リアプレートPrにも同様のテンションロールガイ
ド溝26が形成されている。そして図3から分かるよう
に、前記テンションロール23のテンションロール軸2
3aは、前記ガイド溝26,26によって回転可能に嵌
合している。フロントプレートPfおよびリアプレート
Prにはそれぞれ揺動軸心27回りに揺動可能な揺動レ
バー28が設けられている。揺動レバー28の先端部に
は前記テンションロール軸23aの外端部を挟む二股状
先端部29が設けられている。
【0017】フロントプレートPfおよびリアプレート
Prにはそれぞれ突出量が調整可能な進退ロッド31aを
有するアクチュエータ31が設けられている。アクチュ
エータ31は、電磁石を有し、その電磁石への給電量に
よって前記進退ロッド31aの突出量を制御できるよう
になっている。前記進退ロッド31aの先端は引張ばね
32を介して、前記揺動レバー28に連結されている。
そして、揺動レバー28は、常時前記引張ばね32によ
り二股状先端部29が下方に移動させられる方向の回転
モーメントを受けている。したがって、前記二股状先端
部29に挟まれたテンションロール軸23aはテンショ
ンロールガイド溝26に沿って常時外方(下方)に移動
する力を受けている。その力により、前記ベルト25に
はテンションが発生させられるようになっている。そし
て、前記ベルト25のテンションは前記アクチュエータ
31の進退ロッド31aの突出量によって調節できるよ
うになっている。
【0018】前記各像担持体Dy,Dm,Dc,Dkとベル
ト25とが接触する転写位置には転写器36y,36m,
36c,36kが配置されている。前記剥離ロール22の
上流側には剥離コロトロン37が配置され、下流側には
ストリッパ(剥離爪)38が配置されている。前記ベル
ト25の左側には定着装置39が配置され、また、前記
転写ロール23と駆動ロール21との間にはベルト25
の表面に付着したトナーを回収するためのベルトクリー
ナ40が配置されている。図1において、ベルトモジュ
ールBの下方に配置された給紙カセット41には、転写
材(用紙)Pが収容されている。その転写材Pは、転写
材取出ロール42により取り出されてレジロール43に
搬送される。レジロール43は、搬送された転写材Pを
所定のタイミングで、前記ベルト25と吸着ロール20
との間の転写材吸着位置に搬送する。
【0019】前記転写材吸着位置でベルト25に吸着さ
れた転写材Pは、ベルト25により搬送される。その
際、ベルト25によって搬送される転写材P上の画像形
成開始位置と、転写材搬送方向の最も上流側に配置され
たY(イエロー)の像担持体Dy上のY(イエロー)画
像の先端は、転写器36yと像担持体Dyとの間の転写ポ
イントで一致するように、転写材Pの搬送タイミングお
よび画像書込タイミングが決められている。転写ポイン
トに達した転写材Pは、前記転写器36yにより像担持
体Dy上の前記トナー像が転写される。このYトナー像
が転写された転写材Pは順次、像担持体Dm,Dc,Dk
と転写器36m,36c,36kとの間の転写ポイントに
搬送されるが、像担持体Dm,Dc,Dkの画像書込タイ
ミングはM,C,Kの各トナー像の先端が転写材Pに転
写されたYのトナー像の先端と一致するように決められ
ている。
【0020】前記各色のトナー像が転写された転写材P
は、前記剥離コロトロン37およびストリッパ38等に
よって剥離ローラ22外周の剥離ポイントで剥離されて
定着装置39に搬送される。定着装置39でカラーのト
ナー像が定着された転写材Pは排出ロール44から排出
トレイ45に排出される。なお、前記トナー像が転写さ
れた後の像担持体Dy,Dm,Dc,Dk表面はクリーナ1
8y,18m,18c,18kによってクリーニングされ、
ベルト25はベルトクリーナ40によってクリーニング
される。
【0021】次に図1,4,5により、前述の画像形成
装置Uのベルト搬送装置Hで使用されるベルト形状測定
装置について説明する。図4はベルトテンション調整装
置の説明図で、制御部分を機能ブロック図で示した図で
ある。図5は前記図4に示す各機能ブロックの機能をマ
イコンにより実現した場合のベルトテンション調整装置
の説明図である。図1,4,5において、ベルト形状測
定装置51は、厚み測定用レーザ光発振器52および厚
み測定用受光センサ53を有している。厚み測定用レー
ザ光発振装器52は、ベルト25の厚みよりも直径の大
きなコリメート光を出射するように構成されている。ま
た厚み測定用受光センサ53は厚み方向(上下方向、す
なわち、Z軸方向)に延びるラインセンサにより構成さ
れている。前記ラインセンサにより構成された厚み測定
用受光センサ53には、厚み測定用レーザ光発振器52
から出射したコリメート光が入射するが、ベルト25の
厚み部分に対向する受光部分には前記コリメート光が入
射しない。したがって、コリメート光が入射しない部分
の長さを検出することによってベルト25の厚みを測定
することができる。前記厚み測定用受光センサ53の検
出信号はテンションコントロールボックスS2に入力さ
れている。
【0022】また、ベルト形状測定装置51は、ベルト
25の幅方向(前後方向、すなわち、X軸方向)の両端
部にそれぞれ配置された幅測定用レーザ光発振器54,
54(後側の1個は図示せず)を有している。前記幅測
定用レーザ光発振器54,54はベルト25の内側にお
いてベルト25端部に対向して配置されており、前記厚
み測定用レーザ光発振器52と同様にコリメート光を出
射するように構成されている。そしてそのコリメート光
の出射方向は上方向である。前記前後一対の幅測定用レ
ーザ光発振装器54,54に対向して、前記ベルト25
の外側には幅測定用受光センサ55が配置されている。
幅測定用受光センサ55は、ベルト25の幅方向(前後
方向、X軸方向)に延びて配置されており、ベルト25
の幅よりも長く構成されている。
【0023】なお、幅測定用受光センサ55は、前記ベ
ルト25の幅方向両端部に配置された幅測定用レーザ光
発振装器54,54に対向する位置にのみ受光部が設け
られている。すなわち、幅測定用受光センサ55の幅方
向の中央部の所定長さ部分には受光部が設けられていな
い。そして、前記幅方向両端部に設けた各受光部の間隔
(幅方向中央部の受光部が設けられていない部分の長
さ)は一定値に設定されている。前記幅測定用レーザ光
発振装器54,54から出射するコリメート光は一部は
ベルト25に遮断されるが残部は前記幅測定用受光セン
サ55の両端部の受光部に入射する。この場合、前記コ
リメート光がベルト25によって遮断された部分の長さ
(受光部がコリメート光を受光しなかった部分の長さ)
と、前記受光部が設けられていない前記幅方向中央部分
の一定の長さとを加算した長さがベルト25の長さとな
る。前記幅測定用受光センサ55の検出信号はテンショ
ンコントロールボックスS2に入力されている。
【0024】図4において、テンションコントロールボ
ックスS2は、次の符号56〜61で示された要素から
構成されている。 レーザ制御信号出力手段56:レーザ制御信号出力手段
56は、所定のタイミングで前記厚み測定用レーザ光発
振器52および幅測定用レーザ光発振装器54,54の
駆動を制御するための信号を出力する機能を有してい
る。 ベルト断面積演算手段57:ベルト断面積演算手段57
は、前記厚み測定用受光センサ53および幅測定用受光
センサ55から入力されるベルト25の厚み信号および
幅信号に基づいてベルト25の断面積を演算する機能を
有している。
【0025】データテーブル(制御データ記憶手段)5
8:データテーブル(制御データ記憶手段)58は、前
記ベルト25の断面積に応じた制御データを記憶してい
る。すなわち、ベルト25の断面積が基準値の場合には
制御データの値として「0」が記憶されている。そし
て、ベルト25の断面積が基準値より大きい場合には制
御データの値として正(プラス)の値が記憶され、基準
値よりも小さいときには負(マイナス)の値が記憶され
ている。\u前記制御データはベルトの種類(材質、厚み
等)毎に実験を行って得ることができる。 アクチュエータ制御信号出力手段59:アクチュエータ
制御信号出力手段59は、前記ベルト断面積演算手段5
7の出力信号に応じて、前記データテーブル58から読
出されるデータ、すなわち、アクチュエータ制御信号を
出力する機能を有している。
【0026】前記符号56〜59で示された要素は、図
5に示すように、マイコンMにより構成されている。マ
イコンMは、接続機器に対する入出力信号のレベルを調
節するI/O(入出力インターフェース)、アクチュエ
ータ31の制御プログラムが記憶されROM(リードオ
ンリメモリ)、前記ROMに記憶されたプログラムに従
った処理を実行するCPU(中央処理装置)、前記処理
の実行時にデータを一時的に記憶したりするのに使用す
るRAM(ランダムアクセスメモリ)、クロック発振器
等から構成されている。
【0027】レーザ発振器駆動回路61:レーザ発振器
駆動回路61は、前記レーザ制御信号出力手段56の出
力する制御信号に応じて、前記厚み測定用レーザ光発振
器52および幅測定用レーザ光発振装器54,54の駆
動信号を出力する機能を有している。 アクチュエータ駆動回路62:アクチュエータ駆動回路
62は、前記アクチュエータ制御信号出力手段59の出
力する制御信号に応じて、前記電磁石により構成された
アクチュエータ31の駆動電力を出力する機能を有して
いる。
【0028】前記レーザ制御信号出力手段56、レーザ
発振器駆動回路61、ベルト断面積演算手段57及び前
記符号52〜55で示された要素等により、前記ベルト
形状測定装置51が構成されている。また、前記アクチ
ュエータ制御信号出力手段59、アクチュエータ駆動回
路62、及び前記符号26〜31で示された要素等か
ら、ベルト25のテンションを調整するテンション制御
装置Cが構成されている。
【0029】前記アクチュエータ駆動回路62は、図6
に例示した構成を有し、前記アクチュエータ制御信号出
力手段59から入力された制御信号をD/A変換するD
/Aコンバータ63、増幅器64、サーボ機構65、お
よび演算増幅器66等により構成されている。演算増幅
器66は、電圧Viを供給する電源、固定抵抗R1、可変
抵抗R2により構成されており、可変抵抗R2の値は、前
記増幅器64の出力信号によって作動するサーボ機構6
5によって制御されるように構成されている。
【0030】前述したように、前記データテーブル58
には、ベルト断面積演算手段57の出力したベルト断面
積が基準値より大きい場合はプラスの値の制御データが
記憶され、基準値よりも小さい場合はマイナスの値の制
御データが記憶されている。そして、サーボ機構65
は、前記アクチュエータ制御信号出力手段59によりテ
ーブルから読出されて出力された制御信号が正(プラ
ス)のときには演算増幅器66の出力電圧Voが大きく
なるように可変抵抗R2を作動させ、負(マイナス)の
ときには出力電圧Voが小さくなるように可変抵抗R2を
作動させるように構成されている。
【0031】(実施例1の作用)次に、図7のフローチ
ャートを用いて前述の構成を備えた前記実施例1の作用
を説明する。図7はベルトテンション調整ジョブのフロ
ーチャートである。図7のフローチャートの各ステップ
の処理は、前述のマイコンM(図5参照)のROMに記
憶されたプログラムに従って行われる。図7に示すベル
トテンション調整ジョブは、画像形成装置の電源がON
されたときに自動的に実行される。図7において、ベル
トテンション調整ジョブが開始されると、ステップST
1において、厚み測定用レーザ光発振器52および幅測
定用レーザ光発振装器54,54を作動させる。
【0032】次にステップST2において、厚み測定用
受光センサ53によりベルト25の厚みを測定する。そ
してその厚み測定信号をテンションコントロールボック
スS2のベルト断面積演算手段57に入力させる。次に
ステップST3において、幅測定用レーザ光発振装器5
4,54によりベルト25の幅を測定する。そしてその
幅測定信号をテンションコントロールボックスS2のベ
ルト断面積演算手段57に入力させる。次にステップS
T4において、厚み測定用レーザ光発振器52および幅
測定用レーザ光発振装器54,54を停止させる。
【0033】次にステップST5において、ベルト断面
積演算手段57によりベルト25の断面積を演算する。
次にステップST6において、アクチュエータ制御信号
出力手段59により、データテーブル(制御データ記憶
手段)58から、前記演算により得られた断面積に応じ
た制御データを読出して、アクチュエータ駆動回路62
に出力する。次にステップST7において、前記アクチ
ュエータ駆動回路62のサーボ機構65(図6参照)に
より可変抵抗R2を調整する。そうすると、演算増幅器
66の出力電圧Voが調節される。
【0034】次にステップST8では、前記演算増幅器
66の出力電圧によって作動するアクチュエータ31の
進退ロッド31aの突出量が調整されるので、引張ばね
32のテンションが調節される。次にステップST9で
は、ベルト25のテンションが調整される。以上の処理
により、テンションの変化をベルトの断面積の変化によ
り調整することができる。そして、不適切なテンション
のもとでの動作で生じるベルトの局所的な波打ち、ばた
つき等を小さくすることができる。
【0035】(実施例2)次に図8により本発明の実施
例2を説明する。図8は本発明のベルト搬送装置の実施
例2の要部説明図で、前記実施例1の図3に対応する図
である。なお、この実施例2の説明において、前記実施
例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下
記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前
記実施例1と同様に構成されている。前記実施例1の揺
動軸心27回りに揺動する揺動レバー28の代わりに、
複数(3本)のガイドピン67によりスライド可能に支
持されたスライド部材68を有している。前記スライド
部材68には、テンションローラ軸23aを挟む二股状
先端部69が設けられている。図8において、フロント
プレートPfの前面に設けられた前記複数(3本)のガ
イドピン67は頭部に大径の脱落防止部67aを有して
いる。スライド部材68は、前記複数のガイドピン67
によりフロントプレートPf前面にスライド可能、且つ
前記大径の脱落防止部67によりフロントプレートPf
からの脱落不能に支持されている。なお図示していない
が、前記リアプレートPrの後面にも前記スライド部材
68が設けられている。
【0036】(実施例2の作用)図8において、前述の
構成を備えた実施例2は前記実施例1と同様に、アクチ
ュエータ31に印加される電圧を調節することにより、
スライド部材68の位置を制御して、二股状先端部29
により挟まれたテンションロール軸23aの位置を制御
することができる。すなわち、この実施例2も前記実施
例1と同様に、アクチュエータ31への印加電圧を制御
することにより、テンションロール軸23aの位置を制
御してベルト25のテンションを制御することができ
る。
【0037】(実施例3)次に図9,10により本発明
の実施例3のベルト搬送装置を説明する。この実施例3
のベルト搬送装置は、ベルト支持機構の寸法誤差等に起
因するベルト歪みを調整することができるように構成さ
れている。図9は、本発明の実施例3のベルト搬送装置
の説明図で、前記実施例1の図4に対応する図である。
図10は同実施例3の作用説明図である。なお、この実
施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応
する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1
と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構
成されている。この実施例3は、前記実施例1の前記厚
み測定用レーザ光発振器52、厚み測定用受光センサ5
3、幅測定用レーザ光発振装器54,54、および幅測
定用受光センサ55を有するベルト形状測定装置51の
代わりに、前後(X軸方向)に配置したCCDカメラ7
1,72を有するベルト形状測定装置73が用いられて
いる。また、アクチュエータ駆動回路62は、前側アク
チュエータ駆動回路62aおよび後側アクチュエータ駆
動回路62bを有している。
【0038】(実施例3の作用)本発明の実施例3のベ
ルト搬送装置Hは、ベルト形状測定装置73を構成する
前記CCDカメラ71,72によりベルト25の幅方向
(前後方向、X軸方向)から見たベルト側端縁の画像を
撮像する。前記CCDカメラ71,72により撮像した
画像は、図10A,図10Bに例示する様な画像であ
り、テンションコントロールボックスS2のベルト断面
積演算手段57に入力される。ベルト断面積演算手段5
7は、前側に配置したCCDカメラ71からの図10A
に示す画像を各画素ごとにベルト領域(●参照)とそれ
以外の領域(○参照)の2領域に分割する。そして縦方
向(Z方向)に画素1列ずつスキャンする。その際ベル
ト領域の画素数をカウントしベルト25の厚みを算出す
る。この繰作を画像全体で行った後平均を取りベルト2
5の前側の厚み(すなわち、前側ベルト厚測定値)とす
る。
【0039】テンションコントロールボックスS2のア
クチュエータ制御信号出力手段59は、前側ベルト厚測
定値に応じて、データテーブルに記憶された制御データ
を読出し、前側アクチュエータ制御信号として前側アク
チュエータ駆動回路62aに出力する。前側アクチュエ
ータ駆動回路62aは前記実施例1のアクチュエータ駆
動回路62と同様にフロントプレートPfに支持された
アクチュエータ31を作動させる。
【0040】また、ベルト断面積演算手段57は後側に
配置したCCDカメラ72からの図10Bに例示する画
像についても、前述と同様の処理を行い、後側アクチュ
エータ制御信号を後側アクチュエータ駆動回路62bに
出力する。後側アクチュエータ駆動回路62bは前記実
施例1のアクチュエータ駆動回路62と同様にリアプレ
ートPrに支持されたアクチュエータ31(図示せず)
を作動させる。
【0041】そしてその結果、前後の端部(X軸方向両
端部)の厚み差に合わせて、前後のアクチュエータ31
に別々の電庄を出力することで、前後に適したベルトテ
ンションを同時に与えることが可能となる。つまり図1
0Aに例示するように前側(X側)から見た場合ベルト
厚が基準値より厚く、後側(−X側)から見た場合基準
値よりも薄い場合、ベルト厚が厚い方、つまり前側には
より強いテンションを、ベルト厚が薄い方つまり後側の
方にはより弱いテンションを与えるように制御する。以
上の処理により、ベルト支持機構の歪みに起因して生じ
るベルト25の歪みに応じたベルトテンションの適値を
前後方向(X軸方向)から見た時のベルト厚の違いによ
り調整することが可能となる。なお、この実施例3は、
ベルト自体の前後の厚みに僅かなバラツキが有る場合で
も、ベルトテンションが調節されることになる。
【0042】(実施例4)次に図11により本発明の実
施例4のベルト搬送装置を説明する。この実施例4のベ
ルト搬送装置は、ベルト形状を複数箇所で測定してその
測定値の平均値をベルト形状とすることにより、測定箇
所におけるベルト形状の測定値のバラツキを平均化し
て、ベルト形状の測定値の精度を上げるように構成され
ている。図11は、本発明の実施例4のベルト搬送装置
の説明図で、前記実施例1の図4に対応する図である。
なお、この実施例4の説明において、前記実施例1の構
成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。この実施例4は、下記の点で
前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例
1と同様に構成されている。この実施例4は、前記実施
例1の前記厚み測定用レーザ光発振器52、厚み測定用
受光センサ53、幅測定用レーザ光発振装器54,5
4、および幅測定用受光センサ55を有するベルト形状
測定装置51の代わりに、ベルト25の上部および下部
の後側(−X側)端部をそれぞれ撮像するCCDカメラ
74および75と、ベルト25の上部および下部の幅を
それぞれ撮像するCCDカメラ76,77によりベルト
形状測定装置78が構成されている。
【0043】(実施例4の作用)本発明の実施例4のベ
ルト搬送装置は、ベルト形状測定装置78を構成する前
記CCDカメラ74,75によりベルト25の幅方向
(前後方向、−X軸方向)から見たベルト側端縁の画像
を撮像する。また、CCDカメラ76,77によりベル
ト25を上下方向から見たベルトの平面形状の画像を撮
像する。前記各CCDカメラ74〜77により撮像した
画像は、テンションコントロールボックスS2のベルト
断面積演算手段57に入力される。ベルト断面積演算手
段57は前記実施例3と同様にして、CCDカメラ7
4,75からの画像データによりベルト25の上部およ
び下部の厚みをそれぞれ算出し、それらの平均値をベル
ト厚とする。また、ベルト断面積演算手段57は前記実
施例3と同様にして、CCDカメラ76,77からの画
像データによりベルト25の上部および下部の幅をそれ
ぞれ算出し、それらの平均値をベルト幅とする。そし
て、ベルト断面積演算手段57は前記演算により得られ
たベルト厚およびベルト幅からベルト断面積を演算す
る。
【0044】テンションコントロールボックスS2のア
クチュエータ制御信号出力手段59は、前記ベルト断面
積演算手段57により得られたベルト断面積に応じて、
データテーブルに記憶された制御データを読出し、アク
チュエータ制御信号としてアクチュエータ駆動回路62
に出力する。アクチュエータ駆動回路62は前記実施例
1のアクチュエータ駆動回路62と同様にフロントプレ
ートPfおよびリアプレートPrに支持されたアクチュエ
ータ31,31(リアプレートPrに設けたアクチュエ
ータ31は図示せず)を作動させる。前述のようにベル
ト厚およびベルト幅を上下2箇所で測定してその平均値
をベルト厚およびベルト幅の測定値とすることにより、
ベルト形状の測定位置による測定値のバラツキを平均化
できるので、大きな測定誤差が生じないようにすること
ができる。したがって、より高精度のテンション制御を
行うことが可能となる。
【0045】(実施例5)次に図12により本発明の実
施例5のベルト搬送装置を説明する。この実施例5のベ
ルト搬送装置は、ベルト長を測定して、その測定値をベ
ルト形状の測定値として、ベルトテンションを調節する
ように構成されている。図12は、本発明の実施例5の
ベルト搬送装置の説明図で、前記実施例1の図4に対応
する図である。なお、この実施例5の説明において、前
記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符
号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4
は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点
では前記実施例1と同様に構成されている。
【0046】この実施例5は、前記実施例1の前記厚み
測定用レーザ光発振器52、厚み測定用受光センサ5
3、幅測定用レーザ光発振装器54,54、および幅測
定用受光センサ55を有するベルト形状測定装置51の
代わりに、後側(−X側)に配置した反射型光センサ8
1により構成されたベルト形状測定装置81が用いられ
ている。そして、ベルト25には前記反射型光センサ8
1に対向する部分に光反射率が高いマーク(図示せず)
が設けられている。ベルト25が搬送されている時に前
記反射型光センサ81が前記マークを検出するとその検
出信号は反射型光センサ81からテンションコントロー
ルボックスS2のベルト断面積演算手段57に入力され
る。ベルト25が搬送されている間、ベルトが一周する
毎に前記マークの検出信号がベルト断面積演算手段57
に入力される。ベルト断面積演算手段57は、ベルト2
5が一周するのに要する時間によりベルト形状(ベルト
長さ)を測定する。
【0047】前記データテーブル58には、ベルト断面
積演算手段57の出力したベルト長が基準値より大きい
場合はマイナスの値の制御データが記憶され、基準値よ
りも小さい場合はプラスの値の制御データが記憶されて
いる。そして、サーボ機構65は、前記アクチュエータ
制御信号出力手段59によりテーブルから読出されて出
力された信号が正(プラス)のときには演算増幅器66
の出力電圧Voが大きくなるように可変抵抗R2を作動さ
せ、負(マイナス)のときには出力電圧Voが小さくな
るように可変抵抗R2を作動させるように構成されてい
る。すなわち、ベルト長が基準値よりも長い場合は、マ
イナスのデータがデータテーブル58から読出され、演
算増幅器66の出力電圧Voが小さくなるように可変抵
抗R2が調整される。したがって、アクチュエータ31
の吸引力が低下して、ベルトテンションが低下するよう
に構成されている。
【0048】(実施例5の作用)本発明の実施例5のベ
ルト搬送装置は、ベルト形状測定装置を構成する前記反
射型光センサ81の検出信号(ベルト25上のマーク検
出信号)によりベルト25の長さを測定する。そして、
測定したベルト長が基準値よりも長い場合にはベルトテ
ンションが高過ぎるものとして、ベルトテンションを低
下させるようにアクチュエータ31の吸引力を弱める。
また、測定したベルト長が基準値よりも短い場合にはベ
ルトテンションが低過ぎるものとして、ベルトテンショ
ンを高くするようにアクチュエータ31の吸引力を高め
る。したがって、適切なテンション制御を行うことが可
能となる。
【0049】(実施例6)次に図13により本発明の実
施例6のベルト搬送装置を説明する。図13は本発明の
ベルト搬送装置の実施例6のベルトテンション調整ジョ
ブのフローチャートである。この実施例6のベルト搬送
装置は、ベルトテンション調整を実行するタイミングが
前記実施例1と相違するだけで、その他の構成は前記実
施例1と同様である。すなわち、この実施例6では、複
写開始ボタンがN回押される度にベルトテンションの調
整を行うように構成されている。
【0050】(実施例6の作用)図13に示すベルトテ
ンション調整ジョブは、画像形成装置の電源がONされ
たときに自動的に開始される。図13において、ベルト
テンション調整ジョブが開始されると、ステップST1
において、複写開始ボタンがONされたか否か判断す
る。ノー(N)の場合はステップST1を繰り返し実行
する。イエス(Y)の場合はステップST2に移る。ス
テップST2において、複写回数nをカウントする。次
にステップST3において、複写回数nが設定値Nより
も大きいか否か、すなわち、n≧Nか否か判断する。ノ
ー(N)の場合は最初(ステップST1)に戻る。イエ
ス(Y)の場合はステップST4に移る。このステップ
ST4からステップST12までは前記実施例1のステッ
プST1からステップST9と同じ処理であるので、説明
は省略する。ステップST12の次にステップST13に移
る。ステップST13において、複写回数nをカウントす
るカウンタの値をリセットして0とする。そして、最初
(ステップST1)に戻る。この実施例6は、テンショ
ン調整を行うタイミングが前記実施例1と異なるだけ
で、その他の作用については前記実施例1と同様であ
る。
【0051】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。 (H01)ベルトにテンションを付与する機構としては、
実施例に例示した構成以外に従来公知の種々の機構を採
用することが可能である。
【0052】
【発明の効果】前述の本発明のベルト搬送装置は、下記
の効果を奏することができる。 (E01)ベルト個体間のバラツキがある場合や、環境変
化や材質の劣化などに伴うベルトの幾何学的な形状変化
が生じた場合に、ベルトに局部的な波打ちやばたつきな
ど発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1のベルト搬送装置を
有する画像形成装置の全体説明図である。
【図2】 図2は図1に示す実施例1のベルトモジュー
ルBの説明図である。
【図3】 図3は同実施例1の要部拡大説明図である。
【図4】 図4はベルトテンション調整装置の説明図
で、制御部分を機能ブロック図で示した図である。
【図5】 図5は前記図4に示す機能ブロックの機能を
マイコンにより実現した場合のベルトテンション調整装
置の説明図である。
【図6】 図6は実施例1で使用するアクチュエータ駆
動回路62の説明図である。
【図7】 図7はベルトテンション調整ジョブのフロー
チャートである。
【図8】 図8は本発明のベルト搬送装置の実施例2の
要部説明図で、前記実施例1の図3に対応する図であ
る。
【図9】 図9は、本発明の実施例3のベルト搬送装置
の説明図で、前記実施例1の図4に対応する図である。
【図10】 図10は同実施例3の作用説明図である。
【図11】 図11は、本発明の実施例4のベルト搬送
装置の説明図で、前記実施例1の図4に対応する図であ
る。
【図12】 図12は、本発明の実施例5のベルト搬送
装置の説明図で、前記実施例1の図4に対応する図であ
る。
【図13】 図13は本発明のベルト搬送装置の実施例
6のベルトテンション調整ジョブのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
C…テンション制御装置、21,22,23,24…ベ
ルト搬送用ロール、25…ベルト、51…ベルト形状測
定装置、58…制御データ記憶手段(データテーブル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65G 43/02 B65G 43/02 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の構成要件を備えたことを特徴とす
    るベルト搬送装置、(Y01)無端状のベルト、(Y02)
    前記無端状のベルトが掛け回された複数のベルト搬送用
    ロール、(Y03)前記ベルトの形状を測定するベルト形
    状測定装置、(Y04)前記ベルト形状測定装置の測定値
    に対応するテンション制御データを記憶する制御データ
    記憶手段、(Y05)前記ベルト形状測定装置の測定値に
    応じて定まる前記テンション制御データにより前記無端
    ベルトのテンションを調整するテンション制御装置。
JP9280995A 1995-04-18 1995-04-18 ベルト搬送装置 Pending JPH08286562A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6085053A (en) * 1997-11-26 2000-07-04 Nec Corporation Recording device
JP2020200164A (ja) * 2019-06-12 2020-12-17 太陽金網株式会社 メッシュベルト検査装置およびメッシュベルト検査方法
JP2021070561A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 コニカミノルタ株式会社 ベルト搬送装置、画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法
CN119142720A (zh) * 2024-11-01 2024-12-17 苏州天成涂装系统股份有限公司 一种用于汽车零部件加工用稳定输送装置

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