JPH0828680A - ロックアップクラッチの制御装置 - Google Patents
ロックアップクラッチの制御装置Info
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- JPH0828680A JPH0828680A JP19090994A JP19090994A JPH0828680A JP H0828680 A JPH0828680 A JP H0828680A JP 19090994 A JP19090994 A JP 19090994A JP 19090994 A JP19090994 A JP 19090994A JP H0828680 A JPH0828680 A JP H0828680A
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Abstract
た後であってもエンジン回転数が低回転数であることに
よってロックアップクラッチが急激に係合することを防
止する。 【構成】エンジン1がアイドリング状態から非アイドリ
ング状態に切り替わった場合に、流体継手2における駆
動部材3と従動部材4との間でトルク伝達するロックア
ップクラッチ5を解放状態から次第に係合させるロック
アップクラッチの制御装置であって、エンジン1がアイ
ドリング状態から非アイドリング状態に切り替わったこ
とを検出するアイドルOFF検出手段6と、エンジン回
転数と従動部材4の回転数とを比較する比較手段7と、
エンジン回転数が従動部材回転数以下の場合にこれらの
回転数の差が零を含む所定の設定値以下になるまで前記
ロックアップクラッチ5が完全に係合することを禁止す
る禁止手段8とを備えている。
Description
におけるトルクコンバータに設けられているロックアッ
プクラッチを制御する装置に関するものである。
として、ロックアップクラッチを内蔵したものが多用さ
れていることは周知のとおりである。ロックアップクラ
ッチはトルクコンバータの駆動側の部材と従動側の部材
とを機械的に直接連結するものであるから、燃費の向上
と乗心地とを両立させるために、ロックアップクラッチ
を係合させるいわゆるロックアップ領域を例えば車速と
スロットル開度に基づいて設定している。
クを自動変速機に対して直接伝達するものであるから、
車両の走行状態が上記のロックアップ領域に属している
か否かによる制御以外に、エンジンの駆動状態に応じた
制御も従来行っている。例えばエンジンがアイドリング
状態にあるときには、アクセルペダルを踏み込んでアイ
ドルONからアイドルOFFに切り替わる際のチップイ
ンショックを防止するなどのために、ロックアップクラ
ッチを解放状態に維持している。
切り替わる際には、急激な係合によるショックを防止す
るために、リニアソレノイドバルブなどによって油圧を
制御することにより、ロックアップクラッチの係合力を
次第に高め、最終的にはロックアップクラッチを完全に
係合(ロックアップON)させている。この種のロック
アップクラッチを係合させる際の過渡的な制御の例が、
特公昭63−24192号公報に記載されている。
に切り替わった場合のロックアップクラッチの制御例を
示すタイムチャートであって、アイドル接点が閉じたア
イドルONの状態ではロックアップラッチを解放(ロッ
クアップOFF)しており、アクセルペダルが踏み込ま
れてスロットル開度が増大することによりアイドルOF
Fとなると、ロックアップ信号をONとすることにより
ロックアップクラッチ用のソレノイドバルブがONに切
り替わり、これと同時にロックアップクラッチのトルク
容量を制御するリニアソレノイドバルブSLUのデューテ
ィ比が最大(100%)に設定される。すなわちロック
アップクラッチの制御油圧を、これを解放させる油圧に
設定する。一方、エンジン回転数NE はアイドルON状
態ではタービン回転数NT より低回転となっているが、
スロットル開度の増大によってエンジン回転数NE がタ
ービン回転数NT より増大し、その後にリニアソレノイ
ドバルブSLUのデューティ比が次第に低下させられてロ
ックアップクラッチのトルク容量が増大することによ
り、すなわち次第に係合することによりエンジン回転数
NE が低下し、ロックアップクラッチが係合した時点で
は、エンジン回転数NE がタービン回転数NT に一致す
る。
ONからアイドルOFFに切り替わった場合、従来で
は、ロックアップクラッチを次第に係合させ、かつその
係合力の増大傾向を一定に維持し、あるいはまた運転状
態に拘らずに一定に設定していた。
FFに切り替わった場合であっても、アクセルペダルの
踏み込み量が少ない場合には、エンジン回転数がタービ
ン回転数以下に維持される場合がある。このいわゆるロ
ードロード以下の場合、すなわちエンジンが被駆動状態
の場合、ロックアップクラッチを係合させるように作用
する油圧とロックアップクラッチのトルク容量あるいは
スリップ状態との関係が直線的な特性(リニアリティ)
から大きく外れることがある。その原因としては、ポン
プインペラの回転速度に対してタービンランナの回転速
度が速いいわゆる逆駆動状態においてはトルクコンバー
タ内のオイルの流れが駆動状態とは逆になるために、ト
ルクコンバータの内部の圧力分布が通常の場合とは大き
く異なったものとなり、あるいはポンプインペラとター
ビンランナとの間のオイルの漏れの状態が変化するな
ど、トルクコンバータの内部のオイルの状態、あるいは
油圧の分布の状態が駆動状態とは大きく変化することが
考えられる。
に切り替わることに伴ってロックアップクラッチを次第
に係合させた場合、係合させるための油圧とロックアッ
プクラッチのトルク容量とのリニアリティが崩れている
ことに伴い、ロックアップクラッチのトルク容量が円滑
に増大しなかったり、あるいは反対にロックアップクラ
ッチが急激に係合してしまうなどの事態が生じる。そし
てこれが原因となってエンジン回転数が急激に変化し、
ショックが発生するおそれがあった。
たものであって、アイドルONからアイドルOFFに切
り替わった場合、たとえロードロード以下の場合であっ
てもエンジン回転数を急激に変化させることなくロック
アップクラッチを円滑に係合させることのできる制御装
置を提供することを目的とするものである。
を達成するために、アイドルOFFに切り替わった場合
にロードロード以下の状態であれば、ロックアップクラ
ッチを解放状態に維持し、あるいは係合力を低係合力に
維持するようにしたものである。
に示すように、エンジン1がアイドリング状態から非ア
イドリング状態に切り替わった場合に、流体継手2にお
ける駆動部材3と従動部材4との間でトルク伝達するロ
ックアップクラッチ5を解放状態から次第に係合させる
ロックアップクラッチの制御装置であって、エンジン1
がアイドリング状態から非アイドリング状態に切り替わ
ったことを検出するアイドルOFF検出手段6と、エン
ジン回転数と前記従動部材4の回転数とを比較する比較
手段7と、エンジン回転数が従動部材回転数以下の場合
にこれらの回転数の差が零を含む所定の設定値以下にな
るまで前記ロックアップクラッチ5が完全に係合するこ
とを禁止する禁止手段8とを備えていることを特徴とす
るものである。
すように、エンジン1がアイドリング状態から非アイド
リング状態に切り替わった場合に、流体継手2における
駆動部材3と従動部材4との間でトルク伝達するロック
アップクラッチ5を解放状態から次第に係合させるロッ
クアップクラッチの制御装置であって、エンジン1がア
イドリング状態から非アイドリング状態に切り替わった
ことを検出するアイドルOFF検出手段6と、エンジン
回転数と前記従動部材4の回転数とを比較する比較手段
7と、エンジン回転数が従動部材4の回転数より低回転
数の場合の前記ロックアップクラッチ5の係合力の増加
率を、エンジン回転数が従動部材回転数以上の場合のロ
ックアップクラッチ5の係合力の増加率より小さくする
係合力調整手段9とを備えていることを特徴とするもの
である。
は、エンジン1がアイドリング状態にあれば解放状態に
設定される。そしてエンジン1がアイドリング状態から
非アイドリング状態に切り替わると、これをアイドルO
FF検出手段6が検出し、また比較手段7がエンジン回
転数と従動部材4の回転数とを比較する。この比較手段
7による回転数の比較の結果、エンジン回転数が従動部
材回転数以下であることが検出されると、ロックアップ
クラッチ5は禁止手段8によって完全に係合することが
禁止される。このロックアップクラッチ5の係合の禁止
制御は、エンジン回転数と従動部材回転数との差が零を
含む所定の設定値以下になるまで、すなわち両者の回転
数がほぼ等しくなるまで継続され、その後、ロックアッ
プクラッチ5の完全係合が許可される。したがってロッ
クアップクラッチ5が係合する時点においてはエンジン
回転数と流体継手2における従動部材4の回転数との差
がほとんどなくなっているので、ロックアップクラッチ
5が係合することによるエンジン回転数の急変が生じる
ことがなく、したがってショックを防止することができ
る。
ルONからアイドルOFFに切り替わった場合のエンジ
ン回転数が前記従動部材4の回転数より低回転数である
ことが検出されれば、アイドルONからアイドルOFF
に切り替わることに伴うロックアップクラッチ5の係合
力の増加率を、エンジン回転数が従動部材回転数以上の
場合よりも小さく設定する。すなわちロードロード以下
の状態ではロックアップクラッチ5の係合力がゆっくり
増大させられる。これはロックアップクラッチ5を係合
させる油圧の立ち上がり速度を緩慢にすることにより達
成され、その結果、ロックアップクラッチ5の係合力と
油圧との直線的特性が崩れているとしても、ロックアッ
プクラッチ5が急激に係合することが防止されるので、
エンジン回転数の急激な変化やそれに起因するショック
を防止することができる。
る。図3はこの発明の一実施例を模式的に示すブロック
図であって、エンジン10にはロックアップクラッチ付
きトルクコンバータ11および歯車変速装置12を主体
とする自動変速機13が連結されている。このエンジン
10は、減速時に燃料の供給停止(フューエルカット)
を行うことのできる従来から知られている構成のエンジ
ンであって、エンジン用電子制御装置(E−ECU)1
4によってフューエルカットや変速時のトルクダウンの
ための点火時期の遅角制御などを電気的に制御するよう
構成されている。このエンジン用電子制御装置14は、
中央演算処理装置(CPU)および記憶素子(RAM,
ROM)ならび入出力インタフェースを主体とするもの
であって、制御のためのデータとしてアイドルスイッチ
からの信号、水温、エンジン回転数、スロットル開度、
その他の信号が入力されている。
ントカバー15と一体となって回転するポンプインペラ
16と、このポンプインペラ16に対向させたタービン
ランナ17と、一方向クラッチ18を介して所定の固定
部に連結したステータ19と、フロントカバー15の内
面に対向させて配置したロックアップクラッチ20とを
主体とするものである。このロックアップクラッチ20
は、タービンランナ17と共に入力軸21に連結されて
いる。そして歯車変速装置12は、複数組の遊星歯車機
構を主体とするものであって、図示しないクラッチやブ
レーキを適宜に係合させてトルクの伝達経路を変えるこ
とより、複数の変速段に設定するよう構成されている。
解放およびその中間の状態であるスリップ状態の各制御
および歯車変速装置12での変速制御は、油圧制御装置
22によって制御される油圧により実行される。またこ
の油圧制御装置22は、ロックアップクラッチ20のた
めの油圧や変速のための油圧をソレノイドバルブによっ
て制御するように構成されており、そのソレノイドバル
ブに信号を出力する装置として自動変速機用電子制御装
置(T−ECU)23が設けられている。この自動変速
機用電子制御装置23は、前述したエンジン用電子制御
装置14と同様に、中央演算処理装置(CPU)および
記憶素子(RAM,ROM)ならびに入出力インターフ
ェースを主体とするものであって、制御データとして前
述したアイドルスイッチからの信号、エンジン回転数、
スロットル開度のほかに、車速、タービン回転数ならび
にその他の信号が入力されている。
これらの入力データおよび予め記憶している制御マップ
に基づいて油圧制御装置22のソレノイドバルブに信号
を送ることにより、前記ロックアップクラッチ20の係
合・解放の制御およびスリップ制御ならびに歯車変速装
置12における変速制御を実行するよう構成されてい
る。また、エンジン用電子制御装置14と自動変速機用
電子制御装置23とは相互にデータ通信可能に接続され
ており、エンジン10でのフューエルカット制御に必要
なデータあるいはロックアップクラッチ20の制御に必
要なデータを各電子制御装置14,23の間で通信する
ようになっている。
制御するための手段について説明する。図4において、
ロックアップクラッチ20を挟んでフロントカバー側の
油室が解放側油室24とされ、ロックアップクラッチ2
0を挟んで解放側油室24とは反対側の油室が係合側油
室25とされている。そして解放側油室24から油圧を
供給するとともに係合側油室25から排圧することによ
り、ロックアップクラッチ20がフロントカバー15の
内面から離れて解放状態となり、また反対方向に油圧を
供給・排出することによりロックアップクラッチ20が
フロントカバー15の内面に押し付けられて係合状態と
なる。さらにこの解放側油室24と係合側油室25との
間の油圧の圧力差を適宜に制御することによりロックア
ップクラッチ20がフロントカバー15に対して滑り状
態で接触させられ、いわゆるスリップ制御するように構
成されている。
バルブを示しており、このリニアソレノイドバルブ26
は、ライン圧を調圧して得られたモジュレータ圧Pmodu
を、電子制御装置23から入力されるデューティ比に応
じて調圧し、その調圧された信号圧Plin をロックアッ
プコントロールバルブ27に出力するよう構成されてい
る。ロックアップコントロールバルブ27はセカンダリ
ーレギュレータバルブ(図示せず)で調圧された油圧を
元圧とし、これを調圧してロックアップリレーバルブ2
8に出力する調圧バルブであり、前記信号圧Plin はス
プールを挟んでスプリング29とは反対側に入力されて
いる。また、この信号圧Plin と同じ端部側に前記解放
側油室24の油圧Poff が加えられ、また反対にスプリ
ング29と同じ側に係合側油室25の油圧Ponが加えら
れている。すなわちこれらの油圧Plin 、Poff 、Pon
ならびにスプリング29の弾性力によって調圧レベルを
適宜に設定し、その調圧レベルに応じた油圧を出力する
ように構成されている。
ソレノイドバルブ30によって選択的に供給されるライ
ン圧PL を、スプールを挟んでスプリング31とは反対
側の端部に作用させることにより切換動作するバルブで
あって、セカンダリーレギュレーターバルブで調圧され
たレギュレータ圧PClの供給される第1ポート32と、
ロックアップコントロールバルブ27から出力された油
圧の供給される第2ポート33と、解放側油室24に接
続された第3ポート34と、係合側油室25に接続され
た第4ポート35とを備えている。
に示す状態は、ソレノイドバルブ30をOFF制御して
いる状態であって、第1ポート32が第3ポート34に
連通してレギュレータ圧PClを解放側油室24に供給
し、また第2ポート33が閉じられると共に第4ポート
35がドレインポート36に連通して係合側油室25か
ら排圧されている。したがって解放側油室24に油圧を
供給して係合側油室35から排圧しているので、ロック
アップクラッチ20はフロントカバー15の内面から離
されて解放状態となる。
N制御すると、ロックアップリレーバルブ28にはスプ
リング31に対向する方向に油圧が加えられてスプール
が移動するので、第1ポート32が第4ポート35に連
通するとともに第2ポート33が第3ポート34に連通
する。したがって係合側油室25にレギュレータ圧PCl
が供給されるとともに解放側油室24にロックアップコ
ントロールバルブ27で調圧された油圧が供給される。
そのためロックアップコントロールバルブ27の調圧レ
ベルを低くして解放側油室24の油圧を下げれば、ロッ
クアップクラッチ20がフロントカバー15の内面に押
し付けられて係合状態となる。これに対してロックアッ
プコントロールバルブ27の調圧レベルを高くすれば解
放側油室24の油圧が高くなるので、ロックアップクラ
ッチ20をフロントカバー15の内面に押し付ける荷重
が小さくなり、その結果、ロックアップクラッチ20は
スリップ制御される。
アイドリング状態のとき、すなわちアイドルONのとき
には、従来と同様にチップインショックなどを防止する
ために、ロックアップクラッチ20を解放状態に維持す
る。またアクセルペダル(図示せず)が踏み込まれてス
ロットル開度が増大した場合、すなわちアイドルOFF
となった場合にはロックアップクラッチ20を徐々に係
合させるが、この発明にかかる上述した制御装置では、
ロックアップクラッチ20を係合させる制御をアイドル
ONからアイドルOFFに切り替わったことのみに基づ
いて行わずに、以下に述べるようにして実行する。
ーチャートであって、アイドルONからアイドルOFF
に切り替わった時点で、まずロックアップクラッチ20
が係合しているか否か(ロックアップONか否か)を判
断する(ステップ1)。ロックアップクラッチ20が解
放されていれば、エンジン回転数NE とタービン回転数
NT との偏差NSLP (=NE −NT )が“0”以上か否
かを判断する(ステップ2)。このステップ2の判断結
果が、“ノー”であればエンジン回転数NE よりも従動
部材であるタービン回転数NT のほうが大きいことにな
り、これはいわゆるロードロード以下の状態であって、
この場合はロックアップクラッチ20を解放状態とする
ロックアップOFF制御を実行する(ステップ3)。す
なわちこの発明の制御装置によればアイドルONからア
イドルOFFに切り替わったとしてもエンジン回転数N
E が充分に上昇せずにタービン回転数NT 以下であれ
ば、たとえアイドルOFF状態であってもロックアップ
クラッチ20を解放状態に維持することになる。
回転数NT との偏差NSLP が“0”以上であれば、これ
はエンジン回転数NE が充分増大していることになり、
この場合は走行状態がロックアップ領域に入っているか
否かを判断する(ステップ4)。走行状態がロックアッ
プ領域に入っていれば、直ちにロックアップクラッチ2
0を係合させる制御(ロックアップON制御)を実行す
る(ステップ5)。これに対してロックアップ領域に入
っていなければステップ3に進んでロックアップOFF
制御を実行する。
の場合、すなわちロックアップクラッチ20が係合して
いた場合には、走行状態がロックアップOFF領域に入
っているか否かを判断し(ステップ6)、ロックアップ
OFF領域に入っていればステップ3に進んでロックア
ップOFF制御を実行する。また、ロックアップOFF
領域に入っていなければステップ5に進んでロックアッ
プON制御を実行する。
れた時間ごとに繰り返し実行され、したがってアイドル
ONからアイドルOFFに切替わった後、エンジン回転
数NE がタービン回転数NT よりも低いためにロックア
ップクラッチ20が解放状態に維持されているとして
も、アクセルペダルが踏み込まれてアイドルOFFとな
っていることによりエンジン回転数が次第に増大し、そ
の結果、前記ステップ2の判断結果が“イエス”となれ
ば、その時点の走行状態がロックアップ領域に入ってい
ることを条件としてロックアップON制御が実行され
る。
ドルOFF後のロードロード以下の状態ではロックアッ
プクラッチが解放状態に維持され、図4に示す油圧回路
においては係合側油室25に油圧が供給されない。その
結果、制御油圧とロックアップクラッチのトルク容量と
の直線的特性(リニアリティ)が崩れている状態でロッ
クアップクラッチを係合させるように油圧がかからない
ので、ロックアップクラッチ20が急激に係合すること
が未然に防止され、エンジン回転数NE の急激な変化に
よるショックが生じることはない。
転数NE とタービン回転数NT との偏差NSLP が“0”
より小さい場合にロックアップOFF制御を実行するこ
ととしたが、その偏差NSLP を判断する基準値は“0”
である必要は特にはなく、“0”に近い所定数αを判断
基準値としてもよい。
ン回転数NE がタービン回転数NTよりも大きければロ
ックアップON制御を実行することになり、これは前述
した図7に示す制御と同様である。したがってこのステ
ップ5におけるロックアップON制御は、ロックアップ
クラッチ20を係合させる油圧を徐々に高めて最終的に
はロックアップクラッチ20を完全に係合させる制御で
ある。
F制御はロックアップクラッチ20がロードロード以下
の状態で急激に係合することのない状態に制御すること
を含み、したがってロックアップクラッチ20が完全に
解放している以外に極めて低い係合力でフロントカバー
に接触してスリップしている状態に制御することを含
む。
アップクラッチ20が急激に係合する可能性は、エンジ
ン回転数NE とタービン回転数NT との偏差NSLP が小
さいほど(マイナスの値で絶対値が大きいほど)高く、
反対にエンジン回転数NE がタービン回転数NT に近く
なればロックアップクラッチ20を係合させる油圧があ
る程度高くなってもロックアップクラッチが急激に係合
する可能性は少なくなる。したがってロードロード以下
の状態であってもロックアップクラッチ20が急激に係
合しない範囲でロックアップクラッチ20を係合させる
方向に油圧を制御してもよい。その例を図6にタイムチ
ャートで示してある。
れてスロットル開度θが増大するとアイドルONからア
イドルOFFへの切り替えの判断がなされ、これと同時
にロックアップON信号が出力される。そして図4に示
すソレノイドバルブ30にON信号が出力される。ま
た、これと同時にリニアソレノイドバルブ26のデュー
ティ比が最大(100%)に設定される。その結果、ロ
ックアップコントロールバルブ27の調圧レベルが高く
なって解放側油室24に高い油圧が供給されるのでロッ
クアップクラッチ20は解放状態となる。
によりスロットル開度が小さく、エンジン回転数NE が
タービン回転数よりも小さければ、リニアソレノイドバ
ルブ26のデューティ比の減少率すなわちロックアップ
クラッチ20を係合させる油圧の増大率は図6に破線で
示すようにゆるい勾配で制御される。したがってエンジ
ン回転数NE はスロットル開度θが増大することによ
り、その開度θに応じた回転数まで増大するものの、ロ
ックアップクラッチ20の係合力が低いためにある程度
以上には増大せず、デューティ比が所定値以下まで次第
に減少することにより、換言すればロックアップクラッ
チ20が次第に係合して大きなトルク容量を持ち始める
ことにより、エンジン回転数NE がいわゆる引き上げら
れてタービン回転数に次第に近くなる。これは図6に破
線で示してあるとおりであって、エンジン回転数NE が
タービン回転数NT に一致した後にデューティ比が
“0”まで下げられ、ロックアップクラッチ20が完全
に係合する。
ーティ比の実線で示す変化は、従来の制御によるもので
あり、この発明によるデューティ比の減少率すなわちロ
ックアップクラッチ20の係合力の増大率よりも大きい
値となっている。これはアイドルONからアイドルOF
Fに切り替わった場合のエンジン回転数NE がタービン
回転数NT よりも大きい場合に実行される制御と同じで
あるが、ロックアップクラッチ20をこのように急激に
係合させた場合、換言すればロックアップクラッチ20
を係合させる油圧の立ち上がりを急激にした場合には、
エンジン回転数NE は図6に実線で示すようにロックア
ップクラッチ20の係合力が急激に増大することに伴っ
て急激にタービン回転数NT まで増大し、その結果、エ
ンジン回転数NE のこのような急激な変化がショックと
して現れ、乗心地を損なうことになる。この発明の制御
装置はロックアップクラッチ20を係合させる油圧の立
上りを緩慢にすることによりこのような不都合を解消す
るものである。
るものではないのであって、ロックアップクラッチを制
御するための油圧回路は図4に示す構成以外のものも採
用することができる。例えばソレノイドバルブ30を用
いずにリニアソレノイドバルブ26の信号圧でロックア
ップリレーバルブ28を切替え制御するように構成して
もよい。またそのリニアソレノイドバルブ26はデュー
ティ比に応じた信号圧を出力する構成のものに替え、電
流値に応じた信号圧を出力する構成のものを用いてもよ
い。
ップクラッチの制御装置によれば、アイドルONからア
イドルOFFに切替わったとしても、タービン回転数よ
りもエンジン回転数が低回転数であるロードロード以下
の場合には、ロックアップクラッチを解放状態に維持
し、あるいはロックアップクラッチを係合させる油圧の
立上りを緩慢にするので、ロックアップクラッチが急激
に係合してエンジン回転数が急に増大するなどの事態を
防止し、またそれに伴うショックを未然に回避して乗心
地の悪化を防止することができる。
ロック図である。
ロック図である。
である。
路を示す油圧回路図である。
た後のエンジン回転数とタービン回転数との偏差に応じ
たロックアップクラッチのON・OFF制御ルーチンの
一例を示すフローチャートである。
た後のこの発明によるデューティ比の制御例を従来例と
比較して示すタイムチャートである。
た後のエンジン回転数がタービン回転数より大きいこと
によるデューティ比の一般的な制御例を示すタイムチャ
ートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンがアイドリング状態から非アイ
ドリング状態に切り替わった場合に、流体継手における
駆動部材と従動部材との間でトルク伝達するロックアッ
プクラッチを解放状態から次第に係合させるロックアッ
プクラッチの制御装置において、 エンジンがアイドリング状態から非アイドリング状態に
切り替わったことを検出するアイドルOFF検出手段
と、 エンジン回転数と前記従動部材の回転数とを比較する比
較手段と、 エンジン回転数が従動部材回転数以下の場合にこれらの
回転数の差が零を含む所定の設定値以下になるまで前記
ロックアップクラッチが完全に係合することを禁止する
禁止手段とを備えていることを特徴とするロックアップ
クラッチの制御装置。 - 【請求項2】 エンジンがアイドリング状態から非アイ
ドリング状態に切り替わった場合に、流体継手における
駆動部材と従動部材との間でトルク伝達するロックアッ
プクラッチを解放状態から次第に係合させるロックアッ
プクラッチの制御装置において、 エンジンがアイドリング状態から非アイドリング状態に
切り替わったことを検出するアイドルOFF検出手段
と、 エンジン回転数と前記従動部材の回転数とを比較する比
較手段と、 エンジン回転数が従動部材の回転数より低回転数の場合
の前記ロックアップクラッチの係合力の増加率を、エン
ジン回転数が従動部材回転数以上の場合のロックアップ
クラッチの係合力の増加率より小さくする係合力調整手
段とを備えていることを特徴とするロックアップクラッ
チの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090994A JP3102275B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090994A JP3102275B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828680A true JPH0828680A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3102275B2 JP3102275B2 (ja) | 2000-10-23 |
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ID=16265740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19090994A Expired - Fee Related JP3102275B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102275B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1047471A (ja) * | 1996-08-06 | 1998-02-20 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
| US6377883B1 (en) * | 1999-04-05 | 2002-04-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control apparatus for hybrid vehicle |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP19090994A patent/JP3102275B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1047471A (ja) * | 1996-08-06 | 1998-02-20 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
| US6377883B1 (en) * | 1999-04-05 | 2002-04-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control apparatus for hybrid vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3102275B2 (ja) | 2000-10-23 |
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