JPH08287601A - デイスク装置の再生方法 - Google Patents

デイスク装置の再生方法

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JPH08287601A
JPH08287601A JP7107981A JP10798195A JPH08287601A JP H08287601 A JPH08287601 A JP H08287601A JP 7107981 A JP7107981 A JP 7107981A JP 10798195 A JP10798195 A JP 10798195A JP H08287601 A JPH08287601 A JP H08287601A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、記録データの読出し順序を最適化す
ることにより、各チヤンネルに途切れの無い再生データ
を供給し得るデイスク装置の再生方法を実現する。 【構成】複数のチヤンネルからの複数の要求に応じて、
各チヤンネルそれぞれに所定時間内に所定量の記録デー
タをデイスク状記録媒体から再生して送出するデイスク
装置の再生方法において、各チヤンネル毎に、前の時点
に要求された記録データから次の時点に要求された記録
データを再生するまでに必要な時間間隔を予め求め、当
該時間間隔が所定時間以上になる要求についての記録デ
ータを優先的に再生するようにしたことにより、各チヤ
ンネルに途切れの無い再生データを供給することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題(図10〜図15) 課題を解決するための手段 作用 実施例 (1)AVサーバシステムの構成(図1) (2)サーバ部の構成(図2〜図5) (3)実施例の記録データ再生処理(図6〜図9) (4)実施例の動作 (5)実施例の効果 (6)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイスク装置の再生方法
に関し、例えばAVサーバシステムに用いられるデイス
ク装置の再生方法に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、放送局等に配設された一つの映像
供給源から、複数の視聴者のそれぞれに映像を供給する
装置としてAV(Audio Vidual:音響・映像)サーバシ
ステムが提案されている。AVサーバシステム1は、図
10に示すように、映像データ発生部2から出力される
圧縮された音響映像データD1をサーバ部3のメデイア
ユニツト4に与える。
【0004】メデイアユニツト4には、音響映像データ
D1を記録再生可能な複数のデイスク装置が内蔵されて
おり、メデイアコントロール部5によつて制御されて、
音響映像データD1を所定のデイスク状記録媒体に記録
すると共に記録された音響映像データD1を再生する。
再生された音響映像データはメデイアコントロール部5
によつて伸長及び分配された後、各モニタ6A1 〜6A
N (以下、各モニタ6A1 〜6AN を各チヤンネルと呼
ぶ)に送出される。
【0005】このときメデイアコントロール部5のメデ
イアユニツト4からの読出し動作及びモニタ6A1 〜6
N への送出動作は、システムコントロール部6によつ
て指定される制御信号SCONTによつて制御される。この
ようにAVサーバシステム1においては、一旦メデイア
ユニツト4に記録された多数の映像情報のうち、所望の
映像情報を所望のチヤンネル6A1 〜6AN に送出し得
るようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、AVサーバ
システム1においては、各チヤンネル6A1 〜6AN
対して途切れのない映像を送出する必要がある。このた
めAVサーバシステム1のメデイアユニツト4は、各チ
ヤンネル6A1 〜6AN に対して常に一定のデータ量を
供給するようにデイスク状記録媒体からのデータ再生を
行わなければならない。
【0007】ここでデイスク装置によるデータの再生動
作について述べる。ここではデイスク装置としてハード
デイスク装置を用いた場合について説明する。ハードデ
イスク装置はデイスク状記録媒体を回転させ、記録再生
ヘツドによつてメデイア上にデータを記録し再生する構
成となつている。このとき記録再生ヘツドは一般に1つ
なので、データへのアクセスはシーケンシヤルにしかで
きない。
【0008】また記録再生ヘツドは機械的に動作するこ
とにより、記録再生ヘツドのアクセス位置を変える場合
(いわゆるシーク時)には、連続する位置をアクセスす
る場合と比較して多くの時間を要する。また記録再生ヘ
ツドの移動後も、指定データの記録された円周上にヘツ
ドが到達するまで回転待ちをする必要がある。
【0009】ここで上述したAVサーバシステム1等に
用いられるデイスク装置のように、各チヤンネル6A1
〜6AN に常に一定のデータ量を供給しなければならな
い場合には、シークから、回転待ち、データの読出しま
でを含めた合計アクセス時間内に決められた以上のデー
タ量を再生する能力が要求される。
【0010】また性能上の最大送出チヤンネル数を実現
するためには、1チヤンネル当りから要求されるアクセ
ス速度にチヤンネル数を掛けただけの高い性能が要求さ
れることになり、ハードデイスク装置には時間的な余裕
がなくなる。従つて、シークにかかる時間をできるだけ
短くする必要がある。通常、シーク時間を短くするため
には、同時に複数のアクセス要求がある場合に、その要
求を整理してシーク時間が短くなるようにアクセスの順
番を変更した後に、その順番でアクセスを行うようにす
る。
【0011】これを、例えば図11に示すように、デイ
スクの内周側から外周側に向つて、アドレスを0から1
0まで付けたデイスクで考えるとする。このデイスクに
対して、図12に示すように、同時に6個のチヤンネル
から各アドレスにアクセスすることを示す指示がされた
とする。このときハードデイスク装置のヘツドは0番地
にあるとする。この場合、ハードデイスク装置は指定さ
れたアクセス順番を並べ替えることにより、アドレス
1、アドレス2、アドレス3、アドレス5、アドレス
7、アドレス8の順番で、デイスクの外周側から内周側
へとヘツドを移動しながらアクセスする。従つて、各チ
ヤンネルには、チヤンネル2、チヤンネル3、チヤンネ
ル1、チヤンネル0、チヤンネル4、チヤンネル5の順
番で再生データが送出される。
【0012】ここでシークからデータの読出しまでの1
回のアクセスによつて1チヤンネルにつき1秒間の再生
データを転送するハードデイスク装置について考える
と、図の例では、6回のアクセスを1秒以内で終了させ
て、6個のチヤンネルそれぞれに1秒間の再生データを
供給し、次の秒のアクセスを開始する必要がある。
【0013】別の例として図13に示すように、各チヤ
ンネルが2秒間の再生データを要求した場合を考える。
この例においてハードデイスク装置は、1秒目にはアド
レス1、2、3、5、7、8の順でアクセスし、2秒目
には、アドレス2、3、4、6、8、9の順でアクセス
することになる。ここでハードデイスク装置が、1チヤ
ンネルについて1秒分のアクセスを0.1 秒で行うことが
できる性能を有するとすると、6チヤンネル分のアクセ
スには0.6 秒だけかかる。この場合には、図14に示す
ように、2秒目のデータを1秒以内にアクセスすること
ができるので、2秒目の再生が間に合う。
【0014】ところが、同じ例で、チヤンネル2が1秒
目のデータとしてアドレス1を、2秒目のデータとして
アドレス10を要求したとすると、図15に示すよう
に、アドレス1からアドレス10までのアクセスに1.1
秒かかつてしまい、チヤンネル2に対してデータの供給
不足が生じ、この結果チヤンネル2の映像が途切れてし
まう問題があつた。このようにデイスク装置から常に一
定以上のデータ量を常に出力しなければならないシステ
ムにおいては、デイスク装置がアクセスするアドレスを
単純に並べ替えるだけでは、要求されるデータ量を出力
することはできなかつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、記録データの読出し順序を最適化することにより、
各チヤンネルに途切れの無い再生データを供給し得るデ
イスク装置の再生方法を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のチヤンネルからの要求に応
じて、各チヤンネルそれぞれに所定時間内に所定量の記
録データをデイスク状記録媒体から再生して送出するデ
イスク装置の再生方法において、各チヤンネル毎に、前
の時点に要求された記録データから次の時点に要求され
た記録データを再生するまでに必要な時間間隔を予め求
め、当該時間間隔が所定時間以上になる要求についての
記録データを優先的に再生するようにする。
【0017】
【作用】各チヤンネル毎に、前の時点に要求された記録
データから次の時点に要求された記録データを再生する
までに必要な時間間隔を予め求め、当該時間間隔が所定
時間以上になる要求についての記録データを優先的に再
生すれば、各チヤンネルに途切れの無い再生データを供
給することができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】(1)AVサーバシステムの構成 図1において、20は全体として本発明を適用するAV
サーバシステムの構成を示し、ビデオテープレコーダ
(VTR)21等でなるデータ供給源22から出力され
る映像音声データD20をエンコード部23のエンコー
ダ24に与える。エンコーダ24は映像音声データD2
0をMPEG2の規格に従つたフオーマツトで符号化す
ることにより符号化データD21を形成し、当該符号化
データD21をサーバ部25に送出する。
【0020】サーバ部25はメデイア制御部26及び複
数のメデイアユニツト27A1 〜27A7 により構成さ
れており、符号化データD21をメデイア制御部26に
入力する。各メデイアユニツト27A1 〜27A7 はそ
れぞれ複数のハードデイスク装置を内蔵している。そし
てサーバ部25のメデイア制御部26は入力した符号化
データD21を、コントロール部28からの書込み制御
信号S1に応じていずれかのメデイアユニツト27A1
〜27A6 又は27A7 のハードデイスク装置を選択し
て記録する。またメデイア制御部26はコントロール部
28からの読出し制御信号S2に応じて、所望の符号化
データが記録されたハードデイスク装置を駆動して再生
データを得る。
【0021】またメデイア制御部26にはデコーダが内
蔵されており、ハードデイスク装置によつて再生された
再生データを復号する。さらにメデイア制御部26はデ
ータ分配機能を有し、復号データD20をコントロール
部28によつて指定された指定信号に従つて分配し、例
えばテレビジヨン受像機でなる端末28A1 〜28A
N-1 又は28AN に選択的に送出するようになされてい
る。
【0022】なお、AVサーバシステム20において
は、データ供給源22による映像音声データD20の送
出動作及びエンコーダ24の符号化動作をコントロール
部28からの制御信号S3によつて制御する。またコン
トロール部28はデータ供給源22及びエンコーダ24
の動作状態を状態信号S4に基づいて監視すると共に、
メデイア制御部26の動作状態を状態信号S5に基づい
て監視するようになされている。
【0023】(2)サーバ部の構成 サーバ部25は、図2に示すように構成されている。な
お図2では、説明を簡略化するため、7つのメデイアユ
ニツト27A1 〜27A7 のうち1つのメデイアユニツ
ト27A1 に対応する構成部分のみを示した。
【0024】サーバ部25はエンコーダ24からの符号
化データD21を記録する際、当該符号化データD21
をエンコーダインターフエース(エンコーダI/F)3
0及びエラーコードエンコーダ31を介して入出力部3
2A〜32Cに送出する。このときエラーコードエンコ
ーダ31は符号化データD21を5分割し、この5分割
したデータからパリテイを生成する。
【0025】メデイア制御部26のメインCPU33
は、コントロール部28からの書込み制御信号S1及び
読出し制御信号S2を入力し、当該制御信号S1及びS
2に基づいてハードデイスク装置HDD1〜HDD6及
びHDDPを駆動制御するための駆動制御信号S6を入
出力部32A〜32Cに送出する。
【0026】この結果入出力部32A〜32Bはエラー
コードエンコーダ31から与えられた符号化データを駆
動制御信号S6に応じたハードデイスク装置HDD1〜
HDDPによつて記録するようになされている。因に、
ハードデイスク装置HDD1〜HDD5は映像音声デー
タ記録用のハードデイスク装置であり、ハードデイスク
装置HDDPはパリテイ用のハードデイスク装置であ
る。
【0027】一方、サーバ部25は再生時に、駆動制御
信号S6に基づいて各ハードデイスクHDD1〜HDD
Pによつて読み出した再生データを、入出力部32A〜
32Cを介してエラーコードデコーダ34に送出する。
エラーコードデコーダ34は記録時に生成されたパリテ
イに基づいて再生データに対してエラー訂正処理を施す
と共にこれを分配して、デコーダ部35を構成する複数
のデコーダ35A〜35Fに選択的に送出する。
【0028】実際上、メデイア制御部26においては、
入出力部32A〜32C及びエラーコードデコーダ34
の間、並びにエラーコードデコーダ34及びデコーダ部
35の間がバスによつて接続されており、各ハードデイ
スク装置HDD1〜HDD5によつて読み出された再生
データを時分割で伝送することにより、複数の再生デー
タを指定された各チヤンネルCH1〜CH12に容易に
分配し得るようになされている。なお、各デコーダ35
A〜35Fは2チヤンネル分の復号データを同時に出力
し得るようになされている。
【0029】各入出力部32A〜32Cは、図3に示す
ように構成されている。ここで入出力部32Aと入出力
部32B及び32Cは同様の構成でなることにより、以
下入出力部32Aについて説明する。入出力部32A
は、エラーコードエンコーダ31から出力された符号化
データをバツフア40、41に一旦蓄え、規定量のデー
タが蓄えられた時点で一気に記録用インターフエース
(I/F)42、43を介してハードデイスク装置HD
D1、HDD2に与えることによりハードデイスク上に
記録する。
【0030】また入出力部32Aはハードデイスク装置
HDD1、HDD2によつて再生された再生データを、
インターフエース42、43及びバツフア40、41を
介してエラーデコーダ34に送出する。このように入出
力部32Aにおいては、バツフア40、41に一旦デー
タを蓄積してある程度まとまつたデータ量でデータの書
込み及び読出しを行うことにより、ハードデイスク装置
HDD1、HDD2のシーク時間を減らし、ハードデイ
スク装置HDD1、HDD2の実効速度を速くするよう
になされている。
【0031】因に、入出力部32Aでは、バツフア4
0、41の容量をできるだけ少なくすることにより、構
成を簡易化しコストを削減し得るにようになされてい
る。また各バツフア40、41としてそれぞれフレーム
メモリを2つ用いることにより、記録データと再生デー
タとのアクセスが衝突しないようになされている。
【0032】すなわちバツフア40、41は1つのフレ
ームメモリにハードデイスク装置HDD1、HDD2か
らの再生データを蓄積し、もう一方のフレームメモリに
エラーコードエンコーダ31からのデータを蓄積するよ
うになされている。従つてバツフア40、41には、最
大2秒分のデータが記憶される。そして1フレーム分の
記録又は再生が終了した時点でアクセスフレームを交換
することにより、データ衝突が回避された記録及び再生
ができるようになされている。
【0033】また各入出力部32A〜32CはCPU4
4を有し、このCPU44にメインCPU33からの駆
動制御信号S6を入力し、当該駆動制御信号S6に基づ
く駆動信号S8をインターフエース42、43を介して
各ハードデイスク装置HDD1、HDD2に送出するこ
とにより、ハードデイスク装置HDD1、HDD2の読
出し及び書込み動作を制御するようになされている。
【0034】またCPU44は再生時にインターフエー
ス42、43から出力される再生データを入力すること
により、各ハードデイスク装置HDD1、HDD2のデ
ータアクセス状態を監視することができるようになされ
ている。そしてこの監視結果を監視結果信号S7として
メインCPU33に送出する。
【0035】メインCPU33は監視結果信号S7を入
力すると、当該監視結果をコントロール部28に状態信
号S5により伝え、コントロール部28は監視結果をモ
ニタに表示するようになされている。これによりユーザ
は、各ハードデイスク装置HDD1〜HDDPの動作状
態をコントロール部28のモニタ上で容易に確認でき
る。
【0036】さらにCPU44には、ソーテイング回路
45、タイマ46及びFAT(FileAllocation Table)
メモリ47が接続されている。CPU44はデータ記録
時にFATメモリ47に映像音声データのハードデイス
ク上の記録位置をクラス単位で記録する。CPU44は
データの読出し要求があると、FATメモリ47からソ
ーテイング回路45に読出し要求があつたデータの記録
位置を抜き出し、当該ソーテング回路45を用いて後述
する読出し順序の並べ替えを行うようになされている。
またCPU44はタイマ46によつてデータの読出し要
求時間を管理するようになされている。
【0037】ここでAVサーバシステム20によるハー
ドデイスク上の記録フオーマツトを、図4に示す。AV
サーバシステム20は、ハードデイスクデイスクの外周
側から内周側に向つて順次、フオーマツト方式が記録さ
れる「ID領域」、デイスク内での各情報の記録開始セ
クタと大きさが記録される「フオーマツト領域」、符号
化された映像音声データが記録される「映像データ領
域」、デイスクの管理情報や映像の管理情報であるクリ
ツプ情報が記録される「コントロールデータ領域」を形
成する。
【0038】なお、管理情報が記録された「コントロー
ルデータ領域」は、クリツプ情報の登録情報が記録され
る「システム情報領域」、各クリツプの情報が記録され
る「フアイル情報領域」、映像音声データのハードデイ
スク上の記録位置をクラスタ単位で管理する「FAT領
域」により形成されている。因に、各ブロツクの境界に
は将来の拡張用に予約領域が設けられている。また容量
が2.15〔ギガ〕のハードデイスクに図4に示すような記
録フオーマツトを施した場合の、各領域へのセクタ割当
て例を、図5に示す。
【0039】(3)実施例の記録データ再生処理 ここでこの実施例のサーバ部25においては、各チヤン
ネルCH1〜CH12からあるアドレスのデータを再生
するための要求があると(すなわちコントロール部28
から読出し制御信号S2が出力されると)、各チヤンネ
ル毎に、前の時点に要求された記録データから次の時点
に要求された記録データをアクセスするまでに必要な時
間を求め、このアクセスに必要な時間間隔を考慮してア
クセスするデータの順番を入れ換えることにより、各チ
ヤンネルに途切れの無い映像音声データ(再生データ)
を供給し得るようになされている。
【0040】すなわちサーバ部25においては、チヤン
ネル毎にアクセス時の時間間隔を監視し、前のアクセス
から次のアクセスに1秒以上かかりそうなときには、デ
イスク上の記録セクタの順序に関係なく(すなわち従来
のように単に外周側から内周側、又は内周側から外周側
に順に付された記録セクタの番号順に記録データを読み
出すのではでなく)優先してそのアドレスの記録データ
を読み出すようにする。
【0041】これを、図6に示すように、従来の再生順
序ではデータ供給が間に合わなかつた場合を例にとつて
説明する。なおここではチヤンネル数を6個とし、時間
の監視単位を1/1000(1ミリ)秒とする。またアクセス
間隔(すなわち1つのチヤンネルについて前のアクセス
から次のアクセスまでにかかる時間)が750 ミリ秒以上
となると優先してその記録データをアクセスするように
する。
【0042】実施例の場合では、図7に示すように、チ
ヤンネル1からの2秒目の要求であるアドレス4の読出
しが終了した後に、チヤンネル2からの2秒目の要求で
あるアドレス10をアクセスすることになる。この結果
チヤンネル2について、1秒目の要求を読み出してから
2秒目の要求を読み出すまでに800 ミリ秒で済ませるこ
とができる。
【0043】かくして、実施例のサーバ部25において
は、そのシステムに適合したアクセス間隔の最大時間
(実施例の場合750 ミリ秒)を設定し、この最大時間を
基準としながら各チヤンネル毎のアクセス時間を管理
し、その最大時間を越えたものを優先的にアクセスする
ようにしたことにより、各チヤンネルに映像音声データ
を途切れなく供給することができる。
【0044】実際上、サーバ部25は、図8及び図9に
示すような処理手順を実行することにより、上述したよ
うにアクセス時間を管理し、各チヤンネルの映像音声デ
ータが途切れないような最適な読出し動作を行うように
なされている。
【0045】すなわちメインCPU33がステツプSP
1においてデコーダ35A〜35Fからアクセス要求が
あるか否かを判断し、アクセス要求があるまで待機して
アクセス要求があると、入出力部のCPU44にデータ
アクセスコマンド(すなわち駆動制御信号S6)を発信
する。
【0046】CPU44は、図9に示すように、ステツ
プSP11においてメインCPU33からのデータアク
セスコマンドを受信し、コマンドの内容を内部メモリに
記録すると共に受信時間をタイマ46に記録する。CP
U44はステツプSP12でコマンドを待機状態とし、
続くステツプSP13でタイマ46の内容を参照するこ
とにより受付終了時間か否か判断し、終了時間でない場
合はステツプSP11に戻つて再び新しいコマンドを受
信する。このようにCPU44は、受け付け終了時間迄
ステツプSP11−S12−S13−S11を繰り返し
てコマンドを受け付けることにより、複数のコマンドを
記憶するようになされている。
【0047】CPU44はステツプSP13において肯
定結果が得られ、コマンドの受付終了時間になると、ス
テツプSP14に移つて待機中のコマンドの中で規定時
間(例えば750 ミリ秒)を越えているコマンドがあるか
否か判断する。
【0048】そしてCPU44はステツプSP14で否
定結果が得られると、このことは優先してアクセスしな
ければならないコマンドが無いことを表し、このときス
テツプSP15に移り、ここでFATメモリ47からソ
ーテイング回路45にコマンドに応じたデータを抜き出
し、抜き出したFATデータに基づいてアクセスアドレ
スの並べ替えを行う。
【0049】次にCPU44はステツプSP16におい
て、並べ替えられたアドレスのうち最外周のアドレスを
読み出すことを指示する駆動信号S8をハードデイスク
装置HDD1〜HDD4又はHDD5に送出し、そのア
ドレスのデータを読み出させる。CPU44は続くステ
ツプSP17において、実行したコマンドを待機中のコ
マンドから除き、続くステツプSP18において待機中
のコマンドがあるか否か判断し、待機中のコマンドがあ
る場合はステツプSP14に戻る。このようにCPU4
4は、ステツプSP14−SP15−SP16−SP1
7−SP18−SP14の処理ループを繰り返すことに
より、従来と同様に外周側から内周側へと順次要求され
たアドレスのデータを再生させる。またCPU44はス
テツプSP18において肯定結果が得られると、ステツ
プSP11に戻つて再び次のコマンドを受信する。
【0050】これに加えて、CPU44はステツプSP
14において肯定結果が得られると、このことは待機中
のコマンドの中に直ぐに読み出さないと要求される時間
を越えてしまう、すなわち映像音声データが途切れてし
まうコマンドがあることを表し、このときステツプSP
19に移つて、規定時間を越えているコマンドの中で一
番規定時間を越えているコマンドを実行する。この結
果、チヤンネルから出力される映像の途切れを未然に回
避し得る。
【0051】(4)実施例の動作 以上の構成において、AVサーバシステム20のサーバ
部25は、各チヤンネルCH1〜CH12からの要求に
応じて例えばハードデイスク装置HDD1〜HDDPを
駆動して各チヤンネルCH1〜CH12に再生データを
供給する。このときサーバ部25は第1の時刻(例えば
1秒目)に各チヤンネルCH1〜CH12から複数の要
求があり、第2の時刻(例えば2秒目)に各チヤンネル
CH1〜CH12から複数の要求があると、先ず第1の
時刻の要求をハードデイスク上でのシーク時間が短くな
るように外周側から内周側に順番に並び替え、次に第2
の時刻にあつた要求を同じく外周側から内周側に順番に
並び替えて再生する順番を決定する。
【0052】ここでサーバ部25は第2の時刻にあつた
要求を並べ替える際、各チヤンネルCH1〜CH12毎
に、第1の時刻の要求を再生してから、第2の時刻の要
求を再生するまでにかかる時間を予め求め、この時間間
隔が所定以上の要求を優先して再生するようにする。こ
の結果ハードデイスク装置HDD1〜HDDPは各チヤ
ンネルCH1〜CH12に途切れのない映像音声データ
を供給できるようになる。
【0053】(5)実施例の効果 以上の構成によれば、各チヤンネルCH1〜CH12か
らの要求に対応した記録データをシーク時間が短くなる
順序で再生すると共に、このとき各チヤンネル毎のアク
セス時間間隔を予め求め、当該時間間隔が所定以上とな
る要求を優先して再生するようにしたことにより、各チ
ヤンネルCH1〜CH12に途切れのない再生映像音声
データを供給することができる。
【0054】またこのように各チヤンネル毎のアクセス
時間を管理したことにより、ハードデイスク装置HDD
1〜HDDPの見かけ上のアクセス速度を向上させるこ
とができる。また低いデータ転送速度でも、システムか
ら要求される各チヤンネルCH1〜CH12への再生デ
ータ供給量を満たすことができる。
【0055】さらにハードデイスク装置を複数台並列に
接続して転送能力を高めているようなシステムにおい
て、一台のハードデイスク装置当りのデータ読出し能力
が向上することにより、並列接続するハードデイスク装
置の個数を低減でき、構成を簡易化できる。
【0056】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、本発明によるデイスク装
置の再生方法を、AVサーバシステム20に適用した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々のデ
イスク装置の再生方法に適用することができる。例えば
デイスク装置として光磁気デイスク装置を用いた場合に
も適用でき、要はデイスク状記録媒体に記録された記録
データを複数のチヤンネルからの要求に応じて再生する
デイスク装置に広く適用し得る。
【0057】また上述の実施例においては、各チヤンネ
ルからの要求をハードデイスクの外周側から内周側に順
に読み出すことによりシーク時間を短くする場合につい
て述べたが、勿論各チヤンネルからの要求をハードデイ
スクの内周側から外周側に順に読み出すようにしてシー
ク時間を短くするようにしても良い。
【0058】さらに上述の実施例においては、各チヤン
ネルからの要求をハードデイスクの外周側から内周側に
順に読み出すことによりシーク時間を短くする場合につ
いて述べたが、必ずしもそうする必要はなく、要は各チ
ヤンネルに再生映像音声データが途切れないような順番
で再生するようにすれば良い。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数のチ
ヤンネルからの要求に応じて、各チヤンネルそれぞれに
所定時間内に所定量の記録データをデイスク状記録媒体
から再生して送出するデイスク装置の再生方法におい
て、各チヤンネル毎に、前の時点に要求された記録デー
タから次の時点に要求された記録データを再生するまで
に必要な時間間隔を予め求め、当該時間間隔が所定時間
以上になる要求についての記録データを優先的に再生す
るようにしたことにより、記録データの読出し順序を最
適化し得、各チヤンネルに途切れの無い再生データを供
給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVサーバシステムの全体構
成を示すブロツク図である。
【図2】サーバ部の構成を示すブロツク図である。
【図3】入出力部の構成を示すブロツク図である。
【図4】実施例のAVサーバシステムによる記録フオー
マツトを示す略線図である。
【図5】各データ領域へのセクタ割当て例を示す略線図
である。
【図6】各チヤンネルからの要求される読出しアドレス
の例を示す図表である。
【図7】実施例によるアクセス順序の説明に供する略線
図である。
【図8】チヤンネルからの読出し要求に対するサーバ部
メインCPUの処理手順を示すフローチヤートである。
【図9】実施例によるアクセス順序選定の説明に供する
処理手順を示すフローチヤートである。
【図10】従来のAVサーバシステムの構成を示すブロ
ツク図である。
【図11】デイスク上でのアドレス例を示す略線図であ
る。
【図12】各チヤンネルからの要求例を示す図表であ
る。
【図13】各チヤンネルからの要求例を示す図表であ
る。
【図14】図13の要求に基づいて再生データを読み出
す場合のアクセス順序例を示す略線図である。
【図15】アクセス順序に不適合が生じる例を示す略線
図である。
【符号の説明】
20……AVサーバシステム、22……データ供給源、
23……エンコード部、25……サーバ部、26……メ
デイア制御部、27A1 〜27A7 ……メデイアユニツ
ト、28……コントロール部、28A1 〜28AN ……
端末、32A〜32C……入出力部、33……メインC
PU、35……デコーダ部、35A〜35F……デコー
ダ、40、41……バツフア、42、43……インター
フエース、44……CPU、45……ソーテイング回
路、46……タイマ、47……FATメモリ、HDD1
〜HDD5、HDDP……ハードデイスク装置、D20
……映像音声データ、D21……符号化データ、D22
……復号データ、S1……書込み制御信号、S2……読
出し制御信号、S3……制御信号、S4、S5……状態
信号、S6……駆動制御信号、S7……監視結果信号、
S8……駆動信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチヤンネルからの要求に応じて、各
    チヤンネルそれぞれに所定時間内に所定量の記録データ
    をデイスク状記録媒体から再生して送出するデイスク装
    置の再生方法において、 各チヤンネル毎に、前の時点に要求された記録データか
    ら次の時点に要求された記録データを再生するまでに必
    要な時間間隔を予め求め、 当該時間間隔が所定時間以上になる要求についての記録
    データを優先的に再生することを特徴とするデイスク装
    置の再生方法。
  2. 【請求項2】上記複数チヤンネルからの要求に対応する
    記録データについての上記記録媒体上の記録位置を検出
    した後、当該検出結果に基づいて、デイスクの内周側か
    ら外周側へ、又は外周側から内周側へと順番に上記記録
    データが読み出されるような再生順序を設定し、設定し
    た再生順序に基づいて上記時間間隔を予め求めるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のデイスク装置の
    再生方法。
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