JPH08287645A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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Publication number
JPH08287645A
JPH08287645A JP9284195A JP9284195A JPH08287645A JP H08287645 A JPH08287645 A JP H08287645A JP 9284195 A JP9284195 A JP 9284195A JP 9284195 A JP9284195 A JP 9284195A JP H08287645 A JPH08287645 A JP H08287645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cartridge
loading space
lid
outer peripheral
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9284195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Higuchi
新太郎 樋口
Shinichiro Kato
新一郎 加藤
Hiroyuki Honma
博幸 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9284195A priority Critical patent/JPH08287645A/ja
Publication of JPH08287645A publication Critical patent/JPH08287645A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動等によってテープリールから弛み出した
磁気テープが、ローディング空間部内で弛んでカートリ
ッジ本体から外方へ飛び出すことを防止する。 【構成】 上ハーフ3と下ハーフ8とを組み合わせて構
成したカートリッジ本体2の前方部に設けたローディン
グ空間部Sを開閉するリッド20の内面に、ローディン
グ空間部Sを閉塞した状態においてテープガイド14の
側方側の外周面に対向して延在するテープ弛出し防止手
段24を一体に形成する。振動等によって回転方向に遊
転するテープリール15から弛み出した磁気テープ17
は、テープ弛出し防止手段24によって、ローディング
空間部S内への弛み出しが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを巻回した
一対のテープリールをカートリッジ本体の内部に回転自
在に収納するとともに、このカートリッジ本体の前面部
に磁気テープを保護するリッドを回動自在に設けて構成
したテープカートリッジに関し、さらに詳しくはテープ
リールから弛み出した磁気テープがカートリッジ本体か
ら外方へ飛び出すことを防止するように構成したテープ
カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】テープカートリッジは、一般に上下ハー
フを組み合わせて構成したカートリッジ本体の内部に、
磁気テープを巻回した一対のテープリールが回転自在に
収納されて構成されている。例えば、デジタルオーディ
オ・テープレコーダ(DAT)用のテープカートリッ
ジ、データ記録用テープカートリッジ或いはビデオテー
プレコーダ用のテープカートリッジ等においては、記録
再生装置に装填されることにより、この記録再生装置側
のテープ引出し手段によって磁気テープが記録再生部へ
と引き出されるテープローディングが行われる。
【0003】これらテープカートリッジには、カートリ
ッジ本体の前面部にテープ引出し手段が進入するための
ローディング空間部が構成されるとともに、一方のハー
フ側にこのローディング空間部の両側に位置して一対の
テープガイドが設けられている。テープリールから繰り
出された磁気テープは、これらテープガイドに掛け合わ
されることによってカートリッジ本体のローディング空
間部に沿って延在される。
【0004】例えば、図10に示したDAT用テープカ
ートリッジ100は、乱暴な取り扱いにも耐え得る信頼
性の高い構造であること、2時間以上の情報信号の記
録、再生を可能とすること、或いは上述したように記録
再生装置側でテープパスを構成することによって大幅な
コストダウンを達成すること等の仕様を満足したテープ
カートリッジであり、様々な構造的特徴を有している。
【0005】すなわち、このDAT用テープカートリッ
ジ100は、横長の略矩形浅皿状に形成された上ハーフ
102と下ハーフ103とを互いに突き合わせて結合す
ることによってカートリッジ本体101が構成されてい
る。また、テープカートリッジ100は、このカートリ
ッジ本体101にリッド104やリールロック部材10
5或いはスライダー106が組み合わされて、一対のテ
ープリール107A、107Bを回転自在に収納する筐
体部が構成されている。
【0006】テープリール107A、107Bは、いわ
ゆるフランジレス構造が採用されており、芯材となるハ
ブの周面に磁気テープ108が直接巻回されている。ハ
ブには、上面部に軸方向に突出形成されたボス部が一体
に形成されるとともに、このボス部の外周面に全周に亘
ってそれぞれ歯車状のロック部が設けられている。テー
プリール107A、107Bは、リール穴がそれぞれ下
ハーフ103に設けた図示しないリール軸進入用開口に
臨ませられている。
【0007】リッド104は、全体が略コ字状に形成さ
れており、カートリッジ本体101の前面部に構成され
た図示しない開放部を開閉するように、両側面部が上ハ
ーフ102の両側面部に回動自在に支持されて組み合わ
される。リッド104は、図示しない支点部に設けられ
たスプリング部材の弾性力によって、通常カートリッジ
本体101の開放部を閉塞している。リッド104は、
テープカートリッジ100が記録再生装置に装填される
と、スライダー106との係合状態が解除されるととも
に、記録再生装置側のリッド駆動手段により回動動作さ
れてカートリッジ本体101の開放部を開放する。
【0008】リールロック部材105は、全体が略下向
きコ字状に形成されており、上ハーフ102の内面部に
前後方向に移動自在に組み合わされている。リールロッ
ク部材105は、側縁部にテープリール107A、10
7Bに対応して一対のロック片が幅方向に離間して一体
に形成されている。リールロック部材105は、通常、
ロック片の先端がテープリール107A、107Bのロ
ック部にそれぞれ相対係合することによってこれらテー
プリール107A、107Bをロック状態に保持する。
リールロック部材105は、テープカートリッジ100
が記録再生装置に装填されてリッド104がカートリッ
ジ本体101の開放部を開放するように回動動作するこ
とにより、このリッド104によって前方側へと移動動
作され、ロック片によるテープリール107A、107
Bのロック状態を解除する。
【0009】下ハーフ103には、カートリッジ本体1
01の前面部に構成された開放部の両側に位置して、一
対のテープガイド109A、109Bが配設されてい
る。磁気テープ108は、一方のテープリール107A
から繰り出されてこれらテープガイド109A、109
B間に掛け渡されて他方のテープリール107Bに巻き
取られる。したがって、磁気テープ108は、テープガ
イド109A、109Bに折り返しガイドされてカート
リッジ本体101の開放部に延在し、通常、前方部に位
置するリッド104によって保護されている。
【0010】テープカートリッジ100は、記録再生装
置に装填されると、上述したようにリッド駆動手段によ
ってリッド104が回動動作されてカートリッジ本体1
01の開放部が開放されるとともに、リールロック部材
105によるテープリール107A、107Bのロック
状態が解除される。また、テープカートリッジ100
は、この状態で、カートリッジ本体101の開放部に記
録再生装置側のテープローディング手段が進入し、磁気
テープ108をカートリッジ本体101から引き出して
記録再生部へとローディングする。このように、カート
リッジ本体101の開放部は、記録再生装置側のテープ
ローディング手段が進入するローディング空間部として
構成される。
【0011】スライダー106は、下ハーフ107Bの
底面部に、図示しないスプリング手段によってリッド1
04側に付勢されるとともに2位置に亘って移動自在に
組み合わされている。スライダー106は、第1の位置
において、リッド104と相対係合してこのリッド10
4をカートリッジ本体101のローディング空間部を閉
塞した状態に保持するとともに、下ハーフ107Bのリ
ール軸進入用開口を閉塞する。
【0012】また、スライダー106は、テープカート
リッジ100が記録再生装置に装填されることによって
第2の位置へと移動動作してリッド104との係合状態
が解除されるとともに、下ハーフ107Bのリール軸進
入用開口を開放する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
たテープカートリッジ100においては、磁気テープ1
08が適当な巻回テンションを付与されてテープリール
107A、107Bに巻回される。また、これらテープ
リール107A、107Bは、通常、リールロック部材
105によってロック状態に保持されている。ところ
で、テープカートリッジ100は、輸送時等に振動、衝
撃等が加えられると、テープリール107A、107B
のロック部とリールロック部材105のロック片との間
の係合ギャップに起因して、テープリール107A、1
07Bが回転方向に往復振動することがある。
【0014】このため、テープカートリッジ100は、
磁気テープ108が、図11に示すように、巻回された
テープリール107A、107Bから次第に弛み出ると
いった現象を生じさせる。この磁気テープ108の弛み
現象は、巻回テンションが比較的小さい場合において顕
著に発生する。弛み出た磁気テープ108は、カートリ
ッジ本体101のローディング空間部内に弛み出て、こ
のローディング空間部から外方へと飛び出す状態を呈す
ることがある。外方へと飛び出した磁気テープ108
は、リッド104とカートリッジ本体101の前方部と
の間に挟み込まれて、ダメージを受けてしまう。
【0015】また、磁気テープ108は、この状態でテ
ープカートリッジ100が記録再生装置へと装填されて
ローディング空間部に進入するテープローディング手段
によってカートリッジ本体101から引き出されると、
記録再生装置側の各テープガイド手段に適正な状態で掛
け合わされなくなり、いわゆるジャミング現象が発生す
る。この磁気テープ108のジャミング現象は、記録再
生操作を不能とするばかりでなく、貴重な情報信号が記
録された磁気テープ108を損傷させたり、テープガイ
ド手段等に引っ掛かってテープカートリッジ100のイ
ジェクト操作を不能とするといった重大事故の原因とな
る。
【0016】したがって、本発明は振動、衝撃等が加え
られた場合でも、テープリールから弛み出した磁気テー
プがローディング空間部内に弛み出て、カートリッジ本
体から外方へと飛び出すことを確実に防止したテープカ
ートリッジを提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るテープカートリッジは、上下ハーフを組み合わ
せて構成されたカートリッジ本体の前方部に設けられた
ローディング空間部を閉塞するリッドの内面部に、ロー
ディング空間部を閉塞した状態においてテープガイドの
側方側の外周面に対向して延在されるテープ弛出し防止
手段を一体に形成して構成される。
【0018】
【作用】以上のように構成された本発明に係るテープカ
ートリッジによれば、振動等によってテープリールが回
転方向に往復遊動して巻回された磁気テープが次第に弛
み出した場合にも、ローディング空間部に延在する磁気
テープがテープ弛出し防止手段とテープガイドとの間で
弛み現象を生じること無く保持される。したがって、テ
ープカートリッジは、記録再生装置に装填されると、ロ
ーディング空間部に進入するテープローディング手段に
よって引き出される磁気テープがジャミングを生じるこ
と無く、各テープガイド手段に適正な状態で掛け合わさ
れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。図1乃至図6によって第1の実施
例として示すDAT用テープカートリッジ1は、基本的
な構成を上述した従来のテープカートリッジとほぼ同様
とされる。テープカートリッジ1は、横長の略矩形浅皿
状に形成された上ハーフ3と下ハーフ8とを互いに突き
合わせて結合することによってカートリッジ本体2を構
成している。また、テープカートリッジ1は、カートリ
ッジ本体2にリッド20やリールロック部材25或いは
スライダー29等の部材を組み合わせて、一対のテープ
リール15A、15Bを回転自在に収納する筐体部が構
成されている。
【0020】上ハーフ3は、前方部5を除く他の外周部
に立上り周壁4が一体に形成されるとともに、主面にウ
ィンド6が設けられている。ウィンド6には、透明板が
嵌め込まれており、カートリッジ本体2の内部に収納さ
れたテープリール15A、15Bの状態が外部より識別
可能とされている。上ハーフ3には、開放された前面部
5の長手方向の両側に位置して検出機構取付け部7A、
7Bが一体に形成されている。これら検出機構取付け部
7A、7Bには、テープ始端検出機構36A及びテープ
終端検出機構36Bが取り付けられる。
【0021】下ハーフ8は、矩形の主面部9の前方部を
除く他の外周部に立上り周壁10が一体に形成されると
ともに、主面部9に長手方向に離間してリール軸進入用
開口13A、13Bが設けられている。下ハーフ8に
は、前方部に略凸字状の切欠き部12が形成されてい
る。この切欠き部12は、上ハーフ3の前方部5ととも
に記録再生装置側のテープローディング手段が進入する
ローディング空間部Sを構成する。下ハーフ8には、主
面部9に切欠き部12に面して略々ヘ字状を呈するガイ
ド壁11が立ち上がり形成されている。
【0022】下ハーフ8には、切欠き部12を構成する
両側部にそれぞれテープガイド14A、14Bが一体に
形成されている。これらテープガイド14A、14B
は、それぞれ平滑な外周面14a、14bを有する筒状
体を呈して、下ハーフ8の前方部の両側に位置して一体
に立ち上がり形成されている。なお、テープガイド14
A、14Bは、上ハーフ3と下ハーフ8とを組み合わせ
た状態において、上ハーフ3側に立設した図示しない嵌
合凸部が中心穴に嵌合されることによって軸精度が保持
される。
【0023】下ハーフ8には、図示しないが、底面部の
背面縁に沿って、磁気テープ17の種類や厚み等、テー
プカートリッジ1の仕様を識別するための複数の識別穴
や、このテープカートリッジ1を記録再生装置に装填し
た際に位置決め手段が嵌合する位置決め穴が設けられて
いる。
【0024】以上のように構成された上ハーフ3と下ハ
ーフ8には、詳細を省略するが、主面部にそれぞれ相対
向する複数個の軸穴及びボスが一体に形成されている。
上ハーフ3と下ハーフ8とは、これら軸穴とボスとを互
いに突き合わせるとともに、止めねじをねじ込むことに
より、一体に組み合わされてカートリッジ本体2を構成
する。カートリッジ本体2には、内部にテープリール1
5A、15Bが回転自在に収納されるとともに、前方部
にローディング空間部Sが構成される。
【0025】テープリール15A、15Bは、全体が筒
状に形成されたいわゆるフランジレス構造が採用されて
おり、芯材となるハブの周面に磁気テープ17が直接巻
回される。テープリール15A、15Bには、詳細を省
略するが、上面部に軸方向に突出形成されたボス部が一
体に形成されるとともに、このボス部の外周面に全周に
亘ってそれぞれ歯車状のロック部が設けられている。ま
た、テープリール15A、15Bは、内周部に複数の係
合リブが形成されて記録再生装置側のリール駆動軸が相
対係合するリール軸穴16A、16Bを有している。
【0026】テープリール15A、15Bは、リール軸
穴16A、16Bがそれぞれリール軸進入用開口13
A、13Bに臨ませられてカートリッジ本体2の内部に
回転自在に収納される。テープカートリッジ1は、図4
に示すように、磁気テープ17を一方のテープリール1
5Aから立上り周壁に沿って引き出して一方のテープガ
イド14Aに掛け合わせて前面部と平行にローディング
空間部Sに臨ませて導くとともに、他方のテープガイド
14Bに掛け合わせて立上り周壁に沿って他方のテープ
リール15Bへと導いたテープ走行路をカートリッジ本
体2の内部に構成する。
【0027】磁気テープ17は、両端部にセンシングテ
ープ19を介してそれぞれ透明なリーダテープ18が接
合されており、これらリーダテープ18の先端部を外周
部に形成した係合部に差し込むことによってテープリー
ル15A、15Bに固定されている。リーダテープ18
は、後述するようにテープ始端検出機構36A及びテー
プ終端検出機構36Bによって検出される。
【0028】磁気テープ17は、ローディング空間部S
に臨む部分、すなわちテープカートリッジ1が記録再生
装置に装填された状態においてテープローディング手段
よって引き出される引出し部17Aが、上ハーフ3に回
動自在に支持されたリッド20によって保護される。リ
ッド20は、上ハーフ3と下ハーフ8の前面部に構成さ
れたローディング空間部Sを閉塞するに足る外形を有す
る主面部21と、この主面部21の両側に一体に折曲形
成された支点部22A、22Bとからなる全体が略コ字
状に形成されている。リッド20は、詳細を省略する
が、支点部22A、22Bに形成した軸穴に上ハーフ3
の内側面に形成した支点軸が嵌合されることによって、
カートリッジ本体2の前方部に回動自在に支持されてい
る。
【0029】リッド20は、一方の支点部22A側に組
み付けたトーションスプリング23によって、図3にお
いて時計方向の弾性力が付与されることにより、通常カ
ートリッジ本体2のローディング空間部Sを閉塞してい
る。リッド20は、ローディング空間部Sを閉塞した状
態において、磁気テープ17の引出し部17Aの前方部
に位置してこの引出し部17Aを保護している。
【0030】リッド20は、主面部21の内面側に、テ
ープガイド14A、14Bと対応する領域部に凹部21
Bが形成されている。この凹部21Bは、リッド20が
ローディング空間部Sを閉塞した状態において、このロ
ーディング空間部Sに臨む磁気テープ17の引出し部1
7Aが主面部21の内面に張り付くことを防止する張付
き防止手段を構成している。なお、この磁気テープ17
の張付き防止手段は、例えば主面部21の内面にテープ
ガイド14A、14Bに対向するやや中央側に位置して
突設した高さ方向のリブ状凸部等によって構成してもよ
い。
【0031】リッド20には、支点部22A、22Bの
内方に位置して、主面部21の内面にテープ弛出し防止
リブ24A、24Bが一体に形成されている。これらテ
ープ弛出し防止リブ24A、24Bは、内側面35A、
35Bがテープガイド14A、14Bの外周面14a、
14bの曲率とほぼ等しい曲率を有している。
【0032】また、テープ弛出し防止リブ24A、24
Bは、内側面35A、35Bの一端部36Aから他端部
36Bに至る円弧面の長さが、テープガイド14A、1
4Bの外周面14a、14bの約1/4周に亘って対向
する長さ寸法を有している。さらに、テープ弛出し防止
リブ24A、24Bは、内側面35A、35Bが全体粗
面に構成されている。
【0033】これらテープ弛出し防止リブ24A、24
Bは、図4に示すように、リッド20がローディング空
間部Sを閉塞した状態において、下ハーフ8の前方部に
形成したテープガイド14A、14Bの外側にそれぞれ
対応位置される。この状態において、テープ弛出し防止
リブ24A、24Bの内側面35A、35Bは、磁気テ
ープ17の厚みよりも大きな間隔を以ってテープガイド
14A、14Bの外周面14a、14bに約1/4周に
亘って対向位置する。
【0034】したがって、テープ弛出し防止リブ24
A、24Bは、リッド20がローディング空間部Sを閉
塞した状態において、図5に示すように、一端部36A
の端面がリッド20の主面部21と平行面を構成すると
ともに、他端部36Bの端面がリッド20の主面部21
と直交面を構成する。テープ弛出し防止リブ24A、2
4Bの一端部36Aは、詳しくは、最大径に巻回された
状態のテープリール15Aから引き出されてテープガイ
ド14Aの外周面14aに掛け合わされる磁気テープ1
7の掛合せ位置に対応位置されている。
【0035】テープ弛出し防止リブ24A、24Bは、
内側面35A、35Bとテープガイド14A、14Bの
外周面14a、14bとの間に間隙を構成することによ
って、通常磁気テープ17の走行動作に負荷を与えるこ
とは無い。また、テープ弛出し防止リブ24A、24B
は、後述するようにテープカートリッジ1が記録再生装
置に装填されてリッド20が回動動作されることによ
り、カートリッジ本体2の前方部から後退する。したが
って、テープ弛出し防止リブ24A、24Bは、ローデ
ィング手段による磁気テープ17のローディング操作或
いは記録、再生等に際しての磁気テープ17の走行動作
に対して支障を与えることは無い。
【0036】リールロック部材25は、上ハーフ3の長
手方向寸法よりもやや小とされた長さを有する板状基部
26の両端部に下方へと折曲された立上り片を有する全
体が略下向きコ字状に形成されており、上ハーフ3の内
面部に前後方向に移動自在に組み合わされている。リー
ルロック部材25は、後方側の側縁部に幅方向に離間し
て一対のロック片28A、28Bが一体に形成されてい
る。これらロック片28A、28Bは、リッド20がロ
ーディング空間部Sを閉塞した状態において、図1に示
すように、ロック部にそれぞれ相対係合することによっ
てテープリール15A、15Bをロック状態とする。
【0037】リールロック部材25には、立上り片の側
縁に前方側へと突出する係合片27A、27Bが一体に
形成されている。これら係合片27A、27Bは、先端
部に係合部が形成されており、リールロック部材25を
上ハーフ3に組み合わせた状態において、リッド20の
支点部22A、22Bに形成された図示しない作動片と
相対係合されている。したがって、リールロック部材2
5は、テープカートリッジ1が記録再生装置に装填され
てリッド20が回動動作されることによって上ハーフ3
の内面に沿って前方側へと移動動作され、ロック片28
A、28Bによるテープリール15A、15Bのロック
状態を解除する。
【0038】スライダー29は、主面部30が前後方向
の長さを下ハーフ8の主面9よりもやや小とされた矩形
板を呈しており、この主面部30の両側にガイド壁31
A、31Bが一体に立ち上がり形成されている。スライ
ダー29には、主面部30に長手方向に離間して円形の
リール軸進入用開口32A、32Bが設けられるととも
に、前方側の中央部には軸状のスプリング掛止め部33
が一体に突設されている。
【0039】スライダー29は、詳細を省略するが、ガ
イド壁31A、31Bの上縁部に形成した係合部を両側
の立上り周壁14Bに形成した係合部に相対係合させる
ことによって、下ハーフ8に前後方向に移動自在に組み
合わされる。スプリング掛止め部33は、スライダー2
9が下ハーフ8に組み合わされた状態において、ローデ
ィング空間部Sに臨んで下ハーフ8側のガイド壁11に
対向位置している。
【0040】スプリング掛止め部33には、両端がコイ
ル部から延長されたトーションスプリング34が組み付
けられている。このトーションスプリング34は、両端
をガイド壁11に当接させることによって、スライダー
29に対して前方側へと付勢する。スライダー29は、
これによって前方縁に形成した係合部30Aが、リッド
20の主面部21の下端縁に形成した係合部21Aと相
対係合して第1の位置に保持される。スライダー29
は、この第1の位置において、主面部30が下ハーフ8
のリール軸進入用開口13A、13B及びローディング
空間部Sを閉塞する。
【0041】スライダー29は、テープカートリッジ1
が記録再生装置に装填されることによって、スライダー
開放手段によってトーションスプリング34の弾性力に
抗して背面側の第2の位置へと移動動作してされる。ス
ライダー29は、第2の位置において、リール軸進入用
開口32A、32Bが下ハーフ8のリール軸進入用開口
13A、13Bに対応位置してこれを開放状態とすると
ともに、ローディング空間部Sも開放状態とする。な
お、スライダー29は、上ハーフ3との間に圧縮状態で
介挿されたロックスプリング36A、36Bの弾性力に
よって、第1の位置と第2の位置とに安定した状態でロ
ックされる。
【0042】ところで、上ハーフ3と下ハーフ8には、
テープリール保持シート35A、35Bがそれぞれ介挿
される。これらテープリール保持シート35A、35B
は、滑性及び弾性を有する合成樹脂材料によって成形さ
れており、テープリール15A、15Bをカートリッジ
本体2の内部で円滑に回転動作させるとともに、磁気テ
ープ17がこれらテープリール15A、15Bに適正な
状態で巻回されるように上下方向から押さえ付けて保持
する。
【0043】テープ始端検出機構36A及びテープ終端
検出機構36Bは、詳細を省略するが、取付け基板に実
装されたプリズムによって構成されている。これらテー
プ始端検出機構36A及びテープ終端検出機構36B
は、テープカートリッジ1が記録再生装置に装填される
と、カートリッジ本体2の前方側の側方に位置する発光
素子と受光素子とを備える光学検出部に対応位置する。
【0044】テープ始端検出機構36A及びテープ終端
検出機構36Bは、光学検出部の発光素子から出射され
る検出光をプリズムによって磁気テープ17の表面に導
く。テープ始端検出機構36A及びテープ終端検出機構
36Bは、磁気テープ17が始端或いは終端まで駆動さ
れて透明なリーダテープ18が対応位置すると、発光素
子から出射された検出光が受光素子側で受光されること
により、テープ始端の検出或いはテープ終端の検出を行
わさせる。
【0045】実施例テープカートリッジ1は、記録再生
装置に装填されると、上述したようにリッド駆動手段に
よってリッド20が回動動作されてカートリッジ本体2
のローディング空間部Sが開放される。テープカートリ
ッジ1は、リッド20の回動動作に伴ってリールロック
部材25によるテープリール15A、15Bのロック状
態が解除される。テープカートリッジ1は、スライダー
20がスライダー開放手段によって第1の位置から第2
の位置へと移動動作される。
【0046】テープカートリッジ1は、テープリール1
5A、15Bのリール軸穴16A、16Bに、互いに対
応位置された下ハーフ8のリール軸進入開口13A、1
3B及びスライダー29のリール軸進入開口32A、3
2Bから進入する記録再生装置側のリール駆動軸が相対
係合される。テープカートリッジ1は、ローディング空
間部Sに記録再生装置側のテープローディング手段が進
入して、このローディング空間部Sに延在された磁気テ
ープ17の引出し部17Aが引き出されて各テープガイ
ドに掛け合わせながら記録再生部へとローディングす
る。
【0047】テープカートリッジ1は、記録再生装置の
再生操作或いは記録操作等のテープ駆動操作が行われる
ことによって、リール駆動軸を介してテープリール15
A、15Bが回転駆動される。磁気テープ17は、例え
ば一方のテープリール15Aから繰り出されて所定のテ
ープ走行路に沿って走行されて情報信号の再生或いは記
録が行われた後、他方のテープリール15Bに巻き取ら
れる。
【0048】テープカートリッジ1は、再生操作或いは
記録操作等が終了するとテープローディング手段が復旧
動作して引き出された磁気テープ17のアンローディン
グ操作が行われる。テープカートリッジ1は、イジェク
ト操作が行われることによって、記録再生装置から排出
される。テープカートリッジ1は、リッド20がトーシ
ョンスプリング23の弾性力によってローディング空間
部Sを閉塞する状態へと復帰回動するとともに、リール
ロック部材25によってテープリール15A、15Bが
ロックされる。
【0049】テープカートリッジ1は、スライダー29
が第2の位置から第1の位置へと復帰動作して、主面部
30によって下ハーフ8のリール軸進入用開口13A、
13Bが閉塞されるとともに、ローディング空間部Sが
閉塞される。
【0050】テープカートリッジ1は、輸送時等に際し
て、連続的な振動、衝撃等が加えられる。テープカート
リッジ1は、上述したようにテープロック部材25によ
ってテープリール15A、15Bがロック状態に保持さ
れているが、連続的な振動等によってテープリール15
A、15Bが回転方向に往復遊動する。
【0051】このため、テープカートリッジ1は、磁気
テープ17が、図4に示すように、巻回されたテープリ
ール15A、15Bから次第に弛み出てカートリッジ本
体2の立上り周壁側に膨らんだ弛み部17Bを生じさせ
る。この磁気テープ17の弛み部17Bは、図6に示す
ように、テープガイド14A、14Bの外周部14a、
14bから離れてテープ弛出し防止リブ24A、24B
の内側面35A、35Bに接触する。
【0052】ところで、磁気テープ17は、材料特性に
よっていわゆる“こし”を有しており、テープ弛出し防
止リブ24A、24Bの内側面35A、35Bに対して
弛み部17Bがそれぞれが所定の押付け力を以って圧接
される。この弛み部17Bの押付け力は、詳しくは図6
に示すように、テープ弛出し防止リブ24A、24Bの
内側面35A、35Bの一端部36A、36Bに作用す
る。したがって、磁気テープ17は、自らの押付け力に
よってテープ弛出し防止リブ24A、24Bに係止さ
れ、テープガイド14A、14B間への弛み出しが防止
される。
【0053】したがって、ローディング空間部Sに位置
する磁気テープ17の引出し部17Aは、テープカート
リッジ1に振動等が加えられてテープリール15A、1
5Bから磁気テープ17が次第に弛み出した場合にも、
リッド20の主面部21の背面にやや張った状態のまま
保持され、一部がローディング空間部Sから外方へと飛
び出すといった状態の発生が防止される。
【0054】なお、テープ弛出し防止リブ24A、24
Bは、内側面35A、35Bが粗面に形成されているこ
とにより、接触する磁気テープ17との間により大きな
摩擦力を生じさせる。したがって、磁気テープ17は、
これらテープ弛出し防止リブ24A、24Bによってロ
ーディング空間部Sに位置する引出し部17Aが張った
状態に保持され、ローディング空間部Sから外方へと飛
び出すことがさらに確実に防止する。
【0055】テープカートリッジ1は、カートリッジ本
体2の内部で磁気テープ17の一部に弛み部17Bが生
じた状態で記録再生装置に装填された場合でも、ローデ
ィング空間部Sに臨む引出し部17Aがテープ弛出し防
止リブ24A、24Bによってやや張った状態のまま保
持されているため、ローディング手段によって適正な状
態でローディング操作される。
【0056】なお、実施例テープカートリッジ1は、上
述したように、リッド20の内面に形成されたテープ弛
出し防止リブ24A、24Bが内側面35A、35Bの
一端部36Aから他端部36Bに至る円弧面をテープガ
イド14A、14Bの外周面14a、14bの約1/4
周に亘って対向する長さ寸法に構成されている。テープ
弛出し防止リブ24A、24Bは、上述した説明から明
らかなように、テープガイド14A、14Bと対向する
内側面35A、35Bが、少なくとも磁気テープ17が
テープリール15A、15Bに最大径に巻回された状態
と最小径に巻回された状態とから引き出されてテープガ
イド14A、14Bの外周面14a、14bに掛け合わ
される磁気テープ17の掛合せ位置に対応位置する範囲
の長さ寸法に構成されればよい。
【0057】本発明は、上述した実施例テープカートリ
ッジ1に限定されるものでは無く、例えば図7及び図8
に示した第2の実施例テープカートリッジ40或いは図
9に示した第3の実施例テープカートリッジ50のよう
に種々の仕様に展開される。なお、これらテープカート
リッジ40、50は、基本的な構成を上述した第1の実
施例テープカートリッジ1とほぼ同様としており、対応
する各部材については同一符号を付すことにより、詳細
な説明を省略する。
【0058】第2の実施例テープカートリッジ40は、
リッド20の主面部21に形成されるテープ弛出し防止
手段が一対の弾性片41A、41Bによって構成された
ことを特徴としたものである。弾性片41A、41B
は、接触状態においても磁気テープ17を傷付けること
がない材料、例えばポリエチレンテレフタレート(PE
T)等の弾性を有する合成樹脂材料によって断面形状が
略ヘ字状を呈して形成されている。
【0059】弾性片41A、41Bは、自由端部が内方
へと突出されるように、それぞれ一端部がリッド20の
主面部21の内面に接着剤や超音波溶着等の方法によっ
て片持ち状態に固定される。この場合、弾性片41A、
41Bは、固定側をリッド20の中央側に位置させて自
由端部を側方に向けて主面部21の内面に固定されてい
る。したがって、弾性片41A、41Bは、図7に示す
ように、リッド20がローディング空間部Sを閉塞した
状態において、自由端がテープガイド14A、14Bの
やや側方側に位置する外周面14a、14bに軽微な圧
接力を以って当接している。
【0060】弾性片41A、41Bは、テープリール1
5A、15Bから引き出されてテープガイド14A、1
4Bに掛け合わされた磁気テープ17を、外周面14
a、14bとの間で軽く挟み込むことによって、ローデ
ィング空間部Sに延在する引出し部17Aをやや張った
状態に保持する。
【0061】テープカートリッジ40は、輸送時等に際
して、連続的な振動、衝撃等が加えられることによって
テープリール15A、15Bが回転方向に往復振動し、
巻回された磁気テープ17が次第に弛み出る。しかしな
がら、磁気テープ17は、弾性片41A、41Bによっ
てテープガイド14A、14Bの外周部14a、14b
に押付け保持されていることにより、テープガイド14
A、14B間への弛み出しが防止される。磁気テープ1
7は、引出し部17Aの一部がローディング空間部Sか
ら外方へと飛び出してリッド20との間に挟まれてダメ
ージを受ける等の事態の発生が確実に防止される。
【0062】また、テープカートリッジ40は、カート
リッジ本体2の内部で磁気テープ17の一部に弛み部1
7Bが生じた状態で記録再生装置に装填された場合で
も、ローディング空間部Sに臨む引出し部17Aが弾性
片41A、41Bによってテープガイド14A、14B
間にやや張った状態のまま保持されているため、ローデ
ィング手段によって適正な状態でローディング操作され
る。
【0063】さらに、テープカートリッジ40において
は、弾性片41A、41Bが磁気テープ17の引出し部
17Aに対して、図8矢印で示すようにカートリッジ本
体2の内部側へと引込む方向に弾性力を作用させてい
る。したがって、テープカートリッジ40は、万一、テ
ープリール15A、15Bに巻回された磁気テープ17
が弛み出してローディング空間部Sから外方へと飛び出
しており、運搬等に際して振動、衝撃等が加えられた場
合にも、飛び出した磁気テープ17が弾性片41A、4
1Bの振動により次第にカートリッジ本体2の内部へと
引き込まれる。
【0064】また、テープカートリッジ40は、リッド
20がローディング空間部Sを開放した状態から閉塞す
る状態へと回動動作される際に、このリッド20に設け
た弾性片41A、41Bがローディング空間部Sに延在
する磁気テープ17をカートリッジ本体2の内部へと引
き込ませながらテープガイド14A、14Bの外周面1
4a、14bに当接する。したがって、テープカートリ
ッジ40は、ローディング空間部S内に延在する磁気テ
ープ17の引出し部17Aが常に張った状態に保持さ
れ、弛んだ状態を呈することは無い。
【0065】図9に示した第3の実施例テープカートリ
ッジ50は、リッド20の内面に一体に形成したテープ
弛出し防止リブ51A、51Bの内側面35A、35B
に、発泡ウレタン樹脂等で成形した弾性を有する充填材
52A、52Bをそれぞれ接合して構成したことを特徴
とする。充填材52A、52Bは、リッド20がローデ
ィング空間部Sを閉塞した状態において、テープ弛出し
防止リブ51A、51Bの内側面35A、35Bとテー
プガイド14A、14Bの外周面14a、14bとの間
に構成される間隙に充填される。
【0066】したがって、充填材52A、52Bは、図
9に示すように、リッド20がローディング空間部Sを
閉塞した状態において、テープリール15A、15Bか
ら引き出されてテープガイド14A、14Bに掛け合わ
された磁気テープ17を、外周面14a、14bとの間
で軽く挟み込む。磁気テープ17は、充填材52A、5
2Bの作用によって、ローディング空間部Sに延在する
引出し部17Aがやや張った状態で保持される。
【0067】テープカートリッジ50は、輸送時等に際
して、連続的な振動、衝撃等が加えられることによって
テープリール15A、15Bが回転方向に往復振動し、
巻回された磁気テープ17が次第に弛み出る。テープカ
ートリッジ50は、テープ弛出し防止リブ51A、51
Bが、上述した第1の実施例テープカートリッジ1のテ
ープ弛出し防止リブ24A、24Bと同様に、ローディ
ング空間部S内への磁気テープ17の弛み出しを防止す
る。
【0068】さらに、テープカートリッジ50は、テー
プ弛出し防止リブ51A、51Bの内側面35A、35
Bに接合された充填材52A、52Bが、上述した第2
の実施例テープカートリッジ40の弾性片41A、41
Bと同様に、磁気テープ17をテープガイド14A、1
4Bの外周面14a、14bに圧接させることによっ
て、ローディング空間部S内への磁気テープ17の弛み
出しをさらに確実に防止する。
【0069】したがって、テープカートリッジ50は、
磁気テープ17の引出し部17Aの一部がローディング
空間部Sから外方へと飛び出してリッド20との間に挟
まれてダメージを受ける等の事態の発生が確実に防止さ
れる。また、テープカートリッジ50は、カートリッジ
本体2の内部で磁気テープ17の一部に弛み部17Bが
生じた状態で記録再生装置に装填された場合でも、ロー
ディング空間部Sに延在する引出し部17Aがテープガ
イド14A、14Bにやや張った状態のまま保持されて
いるため、ローディング手段によって適正な状態でロー
ディング操作される。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るテープカートリッジによれば、カートリッジ本体の前
方部に構成されたローディング空間部を開閉するリッド
の内面に、ローディング空間部を閉塞した状態において
テープガイドの側方側の外周面に対向して延在されるテ
ープ弛み防止手段を一体に形成したことにより、運搬等
に際して加えられる振動、衝撃によってテープリールが
回転方向に往復遊動して巻回された磁気テープが弛み出
した場合にも、これらテープ弛み防止手段によってロー
ディング空間部内での磁気テープの弛み現象の発生が確
実に防止される。したがって、テープカートリッジは、
磁気テープがカートリツジ本体から外方へと飛び出すこ
とによるダメージの発生が防止され、また記録再生装置
に装填されてローディング操作が行われる際にジャミン
グが生じることも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカートリッジの斜視図であ
る。
【図2】同テープカートリッジにおいて、リッドを開い
た状態の斜視図である。
【図3】同テープカートリッジの分解斜視図である。
【図4】同テープカートリッジにおいて、テープ弛み防
止リブによる磁気テープのローディング空間部への弛出
し防止動作を説明する要部平面図である。
【図5】同テープカートリッジにおいて、テープ弛み防
止部の構成を説明する要部平面図である。
【図6】同テープ弛み防止部による磁気テープのローデ
ィング空間部への弛出し防止動作を説明する要部平面図
である。
【図7】本発明に係るテープカートリッジの第2の実施
例を示す要部平面図である。
【図8】同テープカートリッジのテープ弛み防止部の構
成並びに磁気テープのローディング空間部への弛出し防
止動作を説明する要部平面図である。
【図9】本発明に係るテープカートリッジの第3の実施
例を示す要部平面図である。
【図10】従来のテープカートリッジの斜視図である。
【図11】同テープカートリッジの要部平面図である。
【符号の説明】
1 テープカートリッジ 2 カートリッジ本体 3 上ハーフ 8 下ハーフ 13 リール軸進入用開口 14 テープガイド 15 テープリール 17 磁気テープ 17A 引出し部 20 リッド 24 テープ弛み防止リブ(テープ弛み防止手段) 25 テープロック部材 29 スライダー S ローディング空間部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ハーフを組み合わせて内部に一対の
    テープリールを回転自在に収納するとともに前面部が開
    放されてローディング空間部が構成されたカートリッジ
    本体と、 このカートリッジ本体のローディング空間部の両側に位
    置して一方のハーフに設けられた一対のテープガイド
    と、 一方のテープリールから繰り出されて他方のテープリー
    ルに巻き取られるとともに、一対のテープガイドに掛け
    合わされることによってカートリッジ本体のローディン
    グ空間部に沿って延在される磁気テープと、 カートリッジ本体の前面部に回動自在に支持され、ロー
    ディング空間部を閉塞した状態において磁気テープの前
    方側に位置されるリッドとを備え、 リッドには、カートリッジ本体のローディング空間部を
    閉塞した状態においてテープガイドの側方側の外周面に
    対向して延在されるテープ弛出し防止手段が内面部に一
    体に形成されたことを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 テープ弛出し防止手段は、各テープガイ
    ドの側方側の外周面にそれぞれ近接して延在される円弧
    状ガイド壁を有してリッドの内面部に一体に突設された
    一対のテープ弛出し防止リブによって構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 テープ弛出し防止リブは、円弧状ガイド
    壁の始端位置が、最大径に巻回された状態のテープリー
    ルから引き出されてテープガイドの外周面に掛け合わさ
    れる磁気テープの掛合位置に対応されたことを特徴とす
    る請求項2に記載のテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 テープ弛出し防止リブは、少なくとも円
    弧状ガイド壁が、テープリールに最大径に巻回された状
    態と最小径に巻回された状態とから引き出されてテープ
    ガイドの外周面に掛け合わされる磁気テープの掛合せ位
    置に対応位置する範囲の長さ寸法を有することを特徴と
    する請求項3に記載のテープカートリッジ。
  5. 【請求項5】 テープ弛出し防止リブは、円弧状ガイド
    壁が粗面として形成されたことを特徴とする請求項2乃
    至請求項4のいずれか1項に記載のテープカートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】 テープガイドの側方側の外周面とテープ
    弛出し防止リブの円弧状ガイド壁との間には、弾性を有
    する充填材が充填されたことを特徴とする請求項2乃至
    請求項4のいずれか1項に記載のテープカートリッジ。
  7. 【請求項7】 テープ弛出し防止手段は、それぞれ一端
    部がリッドの内面部に固定されるとともに自由端部がテ
    ープガイドの外周面に延在して磁気テープをテープガイ
    ドの外周面に圧接する一対の弾性片によって構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 磁気テープは、テープガイドの外周面に
    掛け合わされてカートリッジ本体のローディング空間部
    に沿って延在される引出し部が、弾性片の自由端により
    テープガイドの側方側の外周面に押圧されることによっ
    て、リッドの内面部から離間する方向に付勢されること
    を特徴とする請求項7に記載のテープカートリッジ。
  9. 【請求項9】 リッドの内面部には、一対のテープ弛出
    し防止手段間の領域にテープ張付き防止手段が形成され
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1
    項に記載のテープカートリッジ。
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