JPH08288701A - マイクロ波集積回路装置 - Google Patents

マイクロ波集積回路装置

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JPH08288701A
JPH08288701A JP7089106A JP8910695A JPH08288701A JP H08288701 A JPH08288701 A JP H08288701A JP 7089106 A JP7089106 A JP 7089106A JP 8910695 A JP8910695 A JP 8910695A JP H08288701 A JPH08288701 A JP H08288701A
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JP
Japan
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integrated circuit
microwave integrated
metal frame
package
feedthrough
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Application number
JP7089106A
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English (en)
Inventor
Koji Yamada
浩嗣 山田
Yoichi Kitamura
洋一 北村
Kiyoharu Kiyono
清春 清野
Tomohiko Ono
智彦 小野
Nobuo Watanabe
伸夫 渡辺
Takashi Takahama
隆 高浜
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10WGENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W90/00Package configurations
    • H10W90/701Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
    • H10W90/751Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
    • H10W90/753Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between laterally-adjacent chips

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  • Waveguide Connection Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波集積回路用パッケージの直流バイ
アス印加用フィードスルーからの不要波の漏洩あるいは
流入を防止することにより、マイクロ波集積回路装置の
高性能化を図ることを目的とする。 【構成】 直流バイアス印加用フィードスルーとして、
PZT系などの高誘電率材料からなる誘電体基板と誘電
体ブロックとを用い、かつ、誘電体基板上には中央部の
幅が他の部分よりも広い配線パターンを設ける構成とし
た。 【効果】 配線パターンと金属フレーム間および配線パ
ターンと底板間に大容量のキャパシタが形成される。こ
のキャパシタにより、外部からの不要波の流入あるいは
マイクロ波集積回路からの不要波の漏洩を防ぐことがで
きるため、高性能なマイクロ波集積回路装置を得ること
ができるとともに他の機器への悪影響をなくすこともで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星通信、地上マイ
クロ波通信、移動体通信等に使用する高周波信号を制御
するためのマイクロ波集積回路装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】FET(Field Effect T
ransistor)やHEMT(High Elec
tron Mobility Transistor)
等の半導体の性能向上や微細加工技術の進歩に伴い、通
信用またはレーダー等に用いる増幅器、発振器あるいは
逓倍器等のマイクロ波集積回路装置では小形化、軽量化
のために、マイクロ波集積回路技術が用いられ、通常、
これらは信頼性向上のためにマイクロ波集積回路用パッ
ケージに収納されて用いられる。
【0003】図15は、例えば特開平1−164052
に示されている従来のマイクロ波集積回路装置の構造の
一例を示すもので、図15(a)は上面図、図15
(b)は図15(a)のA−A´断面図である。図にお
いて、1はチップキャパシタ、2,3はFe−Ni−C
oや42Alloyなどの合金材料からなる金属フレー
ムおよび底板、4はマイクロ波集積回路、5はリードフ
レーム、6はパッケージ・リッド、7はセラミック製の
フィードスルー、8は直流バイアス印加用配線パター
ン、9,10は信号印加用の配線パターン、11,12
は金属細線、13は誘電体基板、14は誘電体ブロック
である。
【0004】この装置は、ロの字型の金属フレーム2と
この金属フレーム2の底面を塞ぐように設けられた底板
3と金属フレーム2の一つの側面から対抗する面に向か
って金属フレーム2の側壁を貫通して設けられたフィー
ドスルー7と金属フレーム2の上面を塞ぐように設けら
れたパッケージ・リッド6とからなるマイクロ波集積回
路用パッケージとこのパッケージの底板3のほぼ中央部
に装着されたマイクロ波集積回路4およびマイクロ波集
積回路4の周りに装着されたチップキャパシタ1とから
なる。この装置の組立は、まず、マイクロ波集積回路用
パッケージの底板3にマイクロ波集積回路4とチップキ
ャパシタ1とを半田付等で装着し、次に、マイクロ波集
積回路4と信号を印加するための配線パターン9,10
間を金属細線11で、また、直流バイアス印加用の配線
パターン8とマイクロ波集積回路4とはチップキャパシ
タ1を介してそれぞれ金属細線12で接続し、最後に、
気密封止するためのパッケージ・リッド6を取付ける手
順で行われており、各配線パターン8,9,10には他
回路装置との接続を容易にせるためにリードフレーム5
が接続されている。なお、図では省略しているが、この
装置は金属フレーム2の外周に沿って、底板3に設けら
れた穴にネジ等を挿入することにより、シャーシに固定
されている。
【0005】また、マイクロ波集積回路用パッケージの
フィードスルー7はアルミナセラミックなどの誘電体基
板13上に直流バイアス印加用配線パターン8および信
号印加用配線パターン9,10を設け、これらの配線パ
ターン8,9,10を挟むようにアルミナセラミックな
どの誘電体ブロック14を設けた構造のものであり、金
属フレーム2の側壁の切欠き部へ挿入されるように底板
3に銀ろう付等で固定されている。このフィードスルー
7は、例えばセラミックを薄いテープに成形(グリーン
シート)し、これに直接高融点金属(タングステン、モ
リブデンなど)で内部配線を印刷し、これを複数枚(こ
の場合は2枚)熱圧着して積層した後、同時焼成して内
部配線と外部配線を形成し、焼成した後金めっきで仕上
げた積層多層法によって作られている。
【0006】通常、マイクロ波集積回路用パッケージの
電気的な影響をできるだけ小さくするために、信号が通
るフィードスルー7の特性インピーダンスは50Ωとな
るように決められており、また、直流バイアスを印加す
るためのフィードスルー7はそこへ流れる電流を考慮し
て配線パターン8の幅が決められている。
【0007】さらにフィードスルー7とマイクロ波集積
回路4との間に挿入したチップキャパシタ1は、配線パ
ターン8を通して電源等からマイクロ波集積回路4へ不
要波が入射するのを防ぐとともにマイクロ波集積回路4
から発生した不要波がパッケージ外部へ漏洩するのを防
ぐために設けている。
【0008】次に動作について説明する。この装置にお
いて、配線パターン8に直流バイアスを印加することに
より、直流バイアスはマイクロ波集積回路4に供給さ
れ、マイクロ波集積回路4は動作状態となる。この状態
において、例えばマイクロ波集積回路4として増幅器で
あるような場合、配線パターン9から供給された信号は
マイクロ波集積回路4へ供給され、そこで増幅される。
さらに増幅された信号は配線パターン10から取り出す
ことができる。
【0009】このようにこの装置は電気的に悪影響を与
えることなくマイクロ波集積回路4へ直流バイアスおよ
び信号を印加するとともに、マイクロ波集積回路4から
の信号の取り出すことのできるマイクロ波集積回路用パ
ッケージ内に、マイクロ波集積回路4を装着する事によ
り、高性能で信頼性の高いマイクロ波集積回路装置を得
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波集積
回路装置ではマイクロ波集積回路4の外周に沿ってマイ
クロ波集積回路4と同一平面上にチップキャパシタ1を
設ける構造になっているため、マイクロ波集積回路用パ
ッケージの内寸が大きくなる。このため、所要周波数帯
においてパッケージ内で共振が発生し、マイクロ波集積
回路装置の特性が著しく劣化する問題点があった。
【0011】また、マイクロ波集積回路4とチップキャ
パシタ1とを同一半田ではんだ付するような場合、両者
を固定する必要があり作業性が悪くなる。また、異種半
田を用いる場合は、例えばマイクロ波集積回路4を取り
付けた半田がチップキャパシタ1の方へ流れ込み、チッ
プキャパシタ1を取り付けられなくなる問題点もある。
【0012】また、図15に示す直流バイアス印加用の
フィードスルー7では配線パターン8とチップキャパシ
タ1間およびチップキャパシタ1とマイクロ波集積回路
4間をそれぞれ接続する金属細線12間で直接、不要波
の結合が生じる。このため、外部から配線パターン8を
介して流入した不要波がマイクロ波集積回路4へ入力
し、マイクロ波集積回路装置の特性が劣化するか、マイ
クロ波集積回路4で発生した不要波が配線パターン8を
通って外部へ漏洩し、他の機器へ悪影響をあたえてしま
う問題点もあった。
【0013】また、例えば、マイクロ波集積回路4で不
要波が発生した場合、チップキャパシタ1で大部分反射
され、反射された不要波は再びマイクロ波集積回路4側
へ戻り、チップキャパシタ1とマイクロ波集積回路4間
で多重反射が生じる。この多重反射により、マイクロ波
集積回路装置が発振したり、著しく特性劣化を生じる問
題点もあった。
【0014】さらに、マイクロ波集積回路装置ではパッ
ケージにマイクロ波集積回路4を装着し、その後、パッ
ケージ・リッド6で気密封止する。この気密封止するこ
とによってマイクロ波集積回路4の出力電力、消費電
力、利得平坦度、通過位相、スプリアス等の特性が変化
してしまうような場合、特性調整が不可能となり、マイ
クロ波集積回路装置の特性が劣化してしまう問題点もあ
った。
【0015】この発明は上記に示すような問題点を解消
するためになされたもので、マイクロ波集積回路装置の
高性能化、低価格化および小形化を図ることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるマイク
ロ波集積回路装置の実施例1では、マイクロ波集積回路
用パッケージ内の金属フレームの側壁に抵抗体を設けた
ものである。
【0017】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例2では、パッケージ・リッドに、マイク
ロ波集積回路用パッケージ内に突き出るように凸部を設
け、この凸部には抵抗体を設けたものである。
【0018】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例3では、マイクロ波集積回路用パッケー
ジの底板にマイクロ波集積回路を装着するための凹部を
設けたものである。
【0019】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例4では、マイクロ波集積回路用パッケー
ジの底板に、装着されるマイクロ波集積回路の外周の一
部あるいは外周に沿って溝を設けたものである。
【0020】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例5では、マイクロ波集積回路用パッケー
ジの直流バイアス印加用フィードスルーとして、高誘電
率材料からなる誘電体基板および誘電体ブロックで形成
し、且つ、誘電体基板上に形成された配線パターンの中
央部の幅を他の部分より広くしたものである。
【0021】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例6では、実施例5で示した配線パターン
に接触するような抵抗体を誘電体基板上に設けたもので
ある。
【0022】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例7では、実施例6で示した抵抗体の形状
をテーパ状にしたものである。
【0023】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例8では、マイクロ波集積回路用パッケー
ジのバイアス印加用フィードスルーとして、金属フレー
ムの側壁を貫通する穴を設け、この貫通孔に高誘電率の
誘電体材料を充填するとともに、誘電体を貫通するリー
ドフレームを設けて構成したものである。
【0024】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例9では、実施例8のリードフレームと金
属フレーム間にキャパシタを設けたものである。
【0025】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例10では、マイクロ波集積回路用パッケ
ージのバイアス印加用フィードスルーとして、金属フレ
ームの上面の外周に沿って高誘電率材料からなる誘電体
を設け、かつ、この誘電体を貫通するリードフレームを
設けて構成したものである。
【0026】また、この発明に係わるマイクロ波集積回
路装置の実施例11では、マイクロ波集積回路用パッケ
ージの金属フレームの外周に沿って底板に垂直に貫通コ
ンデンサを設けたものである。
【0027】さらに、この発明に係わるマイクロ波集積
回路装置の実施例12では、マイクロ波集積回路の信号
経路の途中を一旦、マイクロ波集積回路用パッケージ外
に取り出すようにし、そこに外部調整回路を接続したも
のである。
【0028】
【作用】この発明におけるマイクロ波集積回路装置の実
施例1では、金属フレームの側壁に設けられた抵抗体で
パッケージ内の空間を伝搬する不要波を吸収させること
ができる。
【0029】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例2では、凸部に抵抗体を塗布したパッケ
ージ・リッドを用いることにより、簡単な構成でパッケ
ージ内の空間を伝搬する不要波を吸収させることができ
る。
【0030】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例3では、マイクロ波集積回路とその外周
に沿って設けられたチップキャパシタの装置面を別にす
ることができる。
【0031】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例4では、マイクロ波集積回路とチップキ
ャパシタとの装着面間に溝を設け、半田の流れ込みを防
ぐことができる。
【0032】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例5では、直流バイアス印加用のフィード
スルーの配線パターンと金属フレームとの間に大容量の
キャパシタを形成することができる。
【0033】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例6では、直流バイアス印加用のフィード
スルーの配線パターンと金属フレームとの間に大容量の
キャパシタを形成することができるとともに、配線パタ
ーンを通る不要波を抵抗体で減衰させることができる。
【0034】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例7では、直流バイアス印加用のフィード
スルーの配線パターンと金属フレームとの間に大容量の
キャパシタを形成することができるとともに、テーパ形
状の抵抗体を用いることにより、配線パターンを通る不
要波をより多く減衰させることができる。
【0035】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例8では、簡単な構成で直流バイアス印加
用のリードフレームと金属フレームとの間に大容量のキ
ャパシタを形成させることができる。
【0036】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例9では、リードフレームと金属フレーム
との間にキャパシタを外付けすることにより、リードフ
レームと金属フレームとの間の容量値を制御することが
できる。
【0037】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例10では、リードフレームと金属フレー
ム間およびリードフレームとパッケージ・リッド間に大
容量のキャパシタを形成することができる。
【0038】また、この発明におけるマイクロ波集積回
路装置の実施例11では、金属フレームの外周に沿って
底板に設けられたねじ付き貫通コンデンサによって、マ
イクロ波集積回路用パッケージをシャーシに取付けるこ
とができる。
【0039】さらに、この発明のマイクロ波集積回路装
置の実施例12では、気密封止後のマイクロ波集積回路
の特性を調整することができる。
【0040】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。
【0041】実施例1.図1は、この発明の実施例1を
示すマイクロ波集積回路装置の斜視図であり、15は抵
抗体である。ここで用いているマイクロ波集積回路用パ
ッケージでは直流バイアス印加用と信号印加用のフィー
ドスルー7の誘電体基板13がそれぞれ分離したものに
なっているが、抵抗体15を設けている以外は基本的に
は従来の装置で用いているマイクロ波集積回路用パッケ
ージと同じである。なお、図中では気密封止するための
パッケージ・リッド6を省略して示している。
【0042】この抵抗体15は射出成型にて造られた金
属フレーム2の内壁に、例えばRuO2 (3.5×10
-5Ω−cm)やRb2 Ru26 (2.0×10-2Ω−
cm)などの高熱に耐える厚膜抵抗体15を塗布したも
のである。このように高熱に耐える厚膜抵抗体15を用
いることにより、マイクロ波集積回路用パッケージにマ
イクロ波集積回路4を半田付する際の熱による特性劣化
を防ぐことができる。
【0043】このように金属フレーム2の内壁に抵抗体
15を設けることにより、この抵抗体15は電波吸収体
の役割を果たすため、パッケージの共振を防ぐことがで
きる。従って、マイクロ波集積回路4の外周に沿ってチ
ップキャパシタ1を配置することにより、パッケージの
内寸が大きくなることによる所要周波数帯でのパッケー
ジの共振を防ぐことができ、マイクロ波集積回路装置の
特性劣化を防ぐことができる利点がある。
【0044】実施例2.図2は、また、この発明の実施
例2を示すマイクロ波集積回路装置の断面図であり、1
6は凸部である。
【0045】この凸部16はパッケージ・リッド6に、
かつ、マイクロ波集積回路4側に突き出るように設けら
れており、この凸部16には例えばRuO2 (3.5×
10-5Ω−cm)やRb2 Ru26 (2.0×10-2
Ω−cm)などの高熱に耐える厚膜からなる抵抗体15
が設けられている。このようにパッケージ・リッド6に
凸部16を設け、さらに、この凸部16には抵抗体15
を設けることにより、マイクロ波集積回路4とチップキ
ャパシタ1間あるいはチップキャパシタ1と配線パター
ン8間を接続する金属細線12に接近させて抵抗体15
を固定することができる。この抵抗体15は実施例1で
述べたように電波吸収体の役割を果たすため、マイクロ
波集積回路用パッケージの共振を防ぐとともに、マイク
ロ波集積回路4とチップキャパシタ1間およびチップキ
ャパシタ1と配線パターン8間をそれぞれ接続する金属
細線12間で直接結合する不要波を著しく減衰させるこ
とができる。
【0046】このように、この発明のマイクロ波集積回
路装置ではパッケージの共振を防ぐことができるととも
に、金属細線12間で直接結合する不要波を著しく減衰
させることができるため、高性能なマイクロ波集積回路
装置を得ることができる。また、パッケージ・リッド6
に凸部16を設け、さらに抵抗体15を設ける構造にし
ているため、実施例1のように金属フレーム2の側壁に
抵抗体15を設けるものに比べ、マイクロ波集積回路用
パッケージの構造が簡単であり、安価にできる利点もあ
る。
【0047】なお、上記、実施例1,2では抵抗体15
を用いてマイクロ波集積回路用パッケージの共振を防ぐ
場合について述べた。以下に半田の流れ込みを防ぎ、マ
イクロ波集積回路装置の製作性向上を図る場合について
述べる。
【0048】実施例3.図3は、また、この発明の実施
例3を示すマイクロ波集積回路装置の断面図であり、1
7は凹部である。
【0049】この凹部17はマイクロ波集積回路用パッ
ケージの底板3のほぼ中央部に設けられており、この凹
部17にはマイクロ波集積回路4が装着されている。こ
のようにマイクロ波集積回路4を凹部17に装着するこ
とにより、マイクロ波集積回路4とチップキャパシタ1
との装着面を別にする事ができる。
【0050】このように、この発明のマイクロ波集積回
路装置ではパッケージの底板3のほぼ中央部に凹部17
を設けることにより、半田の流れ込みを防ぐことがで
き、マイクロ波集積回路4とチップキャパシタ1とをそ
れぞれ融点の異なる異種半田で半田付けすることができ
る。このため、従来のように同一半田を用いる場合のマ
イクロ波集積回路4とチップキャパシタ1とを固定する
作業がなくなるため、マイクロ波集積回路装置の製作が
容易になる利点がある。また、マイクロ波集積回路4と
チップキャパシタ1との装着面を別にできるため、異種
半田を用いる場合に生じる半田の流れ込みにより、他部
品が半田付けできなくなってしまうこともない。
【0051】実施例4.図4は、また、この発明の実施
例4を示すマイクロ波集積回路装置の断面図であり、1
8は溝である。
【0052】この溝18はマイクロ波集積回路用パッケ
ージの底板3に、マイクロ波集積回路4の外周に沿って
設けられており、この溝18によって、マイクロ波集積
回路4とチップキャパシタ1との装着面を分離する事が
できる。
【0053】このように、マイクロ波集積回路4とチッ
プキャパシタ1との間に溝18を設けることにより、例
えばマイクロ波集積回路4を装着した半田がチップキャ
パシタ1の装着面へ流れ込むのを防ぐことができる。従
って、異種半田の使用が可能となり、マイクロ波集積回
路装置の製作が容易になるとともに、実施例3で示した
底板3に凹部17を設けるマイクロ波集積回路用パッケ
ージよりも構造が簡単であるため、マイクロ波集積回路
装置を安価にできる利点もある。
【0054】なお、上記、実施例3,4ではパッケージ
の底板3に凹部17あるいは溝18を設けてマイクロ波
集積回路装置の製作性向上を図る場合について述べた。
以下、マイクロ波集積回路用パッケージの直流バイアス
印加用の配線パターン8からの不要波の漏れ込み、ある
いは漏れ出しを防ぐことのできるマイクロ波集積回路装
置について述べる。
【0055】実施例5.図5は、また、この発明の実施
例5を示すマイクロ波集積回路装置の斜視図であり、1
9は誘電体基板、20は誘電体ブロック、21は配線パ
ターン、22はフィードスルーである。また、図6にフ
ィードスルー22部の斜視図を示す。
【0056】このフィードスルー22は図6に示すよう
に、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の高誘電
率材料からなる誘電体基板19上に中央部が他の部分よ
りも広い配線パターン21を設け、さらに、この配線パ
ターン21の中央部に高誘電率材料からなる誘電体ブロ
ック20を設けた構造のものであり、図5のように金属
フレーム2の側壁の切欠き部へ挿入されるように底板3
に銀ろう付等で固定されている。
【0057】このように誘電率が1000〜2000の
PZT系高誘電率材料からなる誘電体基板19、誘電体
ブロック20を用い、さらに配線パターン21の中央部
の幅を広くすることにより、フィードスルー22の中央
部に大容量のキャパシタを得ることができる。例えば、
配線パターン21の導体幅(w)を1mm、誘電体基板
19および誘電体ブロック20の厚さをそれぞれ0.1
mmとした場合、約180pFの静電容量が得られ、こ
の値はマイクロ波帯の不要波の漏洩を防ぐのに十分な値
である。
【0058】このフィードスルー22を図5のように、
直流バイアス印加用フィードスルーとして用いることに
より、配線パターン21と金属フレーム2間、配線パタ
ーン21と底板3間にそれぞれ大容量のキャパシタが形
成される。このため、フィードスルー22の中央部で非
常に低いインピーダンスとなり、例えば、マイクロ波集
積回路4で不要波が発生した場合、フィードスルー22
の中央部で大部分がマイクロ波集積回路4側へ反射され
るため、パッケージの外部へ不要波が漏れなくなる。即
ち、このキャパシタは従来のチップキャパシタ1と同じ
機能をもつ。
【0059】従って、従来、用いていたチップキャパシ
タ1が不要となるため、マイクロ波集積回路用パッケー
ジの内寸を小さくでき、所要周波数帯でのパッケージの
共振を防ぐことができる。このため、マイクロ波集積回
路装置の高性能化を図ることができるとともに、安価に
できる利点もある。また、配線パターン8とチップキャ
パシタ1間、チップキャパシタ1とマイクロ波集積回路
4間とをそれぞれ接続する金属線12間での不要波の結
合がなくなるため、外部から不要波が入力し、マイクロ
波集積回路4の特性が劣化する事もなく、マイクロ波集
積回路4で発生した不要波が外部へ漏洩し、他の機器へ
悪影響を与えてしまうこともない。なお、この実施例で
示したフィードスルー22は実施例1〜実施例4のマイ
クロ波集積回路装置に用いてもよい。
【0060】実施例6.図7は、また、この発明の実施
例6のマイクロ波集積回路装置に用いるフィードスルー
22の斜視図である。このフィードスルー22は図6の
ものに、さらに、配線パターン21に接触するような抵
抗体15を誘電体基板19上に設けたものである。この
抵抗体15は焼成した誘電体基板19上に高抵抗率の被
膜として、例えばRuO2 (3.5×10-5Ω−cm)
やRb2 Ru26 (2.0×10-2Ω−cm)などの
厚膜抵抗体をスクリーン印刷し、製作したものである。
【0061】このように高誘電率材料からなる誘電体基
板19、誘電体ブロック20を用い、さらに、配線パタ
ーン21に接触するように抵抗体15を誘電体基板19
上に設けることにより、例えばマイクロ波集積回路4で
発生した不要波は配線パターン21を電ぱんする間に減
衰されるため、フィードスルー22の中央部で反射され
た不要波はマイクロ波集積回路4側へ戻らなくなる。一
方、リードフレーム5から印加された直流バイアスはこ
の抵抗体15で減衰されることなく配線パターン21を
通ってマイクロ波集積回路4へ供給される。
【0062】従って、このフィードスルー22を用いる
マイクロ波集積回路装置では不要波のパッケージ外への
漏洩あるいはパッケージ外からの入射を防ぐことができ
るとともに、マイクロ波集積回路4とフィードスルー2
2間での不要波の多重反射がなくなるため、この多重反
射によりマイクロ波集積回路4が発振したり、特性劣化
を防ぐことができ、高性能なマイクロ波集積回路装置を
得ることができる。
【0063】実施例7.図8は、また、この発明の実施
例7を示すマイクロ波集積回路装置のフィードスルーの
斜視図である。このフィードスルー22は実施例6で示
した抵抗体15を図のように金属細線12側から徐々に
広がるテーパ状にしたものである。
【0064】このように抵抗体15をテーパ状にするこ
とにより、マイクロ波集積回路4で発生した不要波を金
属細線12側の抵抗体15の端面で反射させることな
く、より、多くの不要波を減衰させることができる。従
って、この実施例で示すようなフィードスルー22を有
するマイクロ波集積回路用パッケージを用いることによ
り、マイクロ波集積回路装置のより高性能化を図ること
ができる利点がある。
【0065】実施例8.図9は、また、この発明の実施
例8を示すマイクロ波集積回路装置の斜視図であり、2
3はTiO2 あるいはPZT系の高誘電率材料からなる
誘電体である。
【0066】このマイクロ波集積回路装置では直流バイ
アス印加用のフィードスルー22として、金属フレーム
2の側壁に貫通穴を設け、この貫通穴に例えば誘電率が
85〜170のTiO2 からなるなる誘電体23を充填
するとともに、この誘電体23を貫通し、パッケージの
内外を電気的に接続するリードフレーム5を設けたこと
構造のものである。
【0067】この構造のフィードスルー22では例えば
リードフレーム5の幅を2mm、誘電体23の厚みを
0.1mmとし、また、金属フレーム2の厚みを1mm
とした場合、金属フレーム2とリードフレーム5間には
約60pFのキャパシタンスが得られる。また、誘電体
23として、PZT系の高誘電率材料を用いることによ
り、それ以上のキャパシタンスを得ることも可能であ
る。
【0068】従って、このような構造のフィードスルー
22を用いたマイクロ波集積回路装置でも直流バイアス
ラインを通るマイクロ波帯の不要波を十分阻止できるキ
ャパシタンスを金属フレーム2とリードフレーム5間に
得ることができる。このため、外部から不要波が入力
し、マイクロ波集積回路4の特性が劣化する事もなく、
マイクロ波集積回路4で発生した不要波が外部へ漏洩
し、他の機器へ悪影響を与えてしまうこともない。ま
た、実施例5のように配線パターン21を設けた誘電体
基板19と誘電体ブロック20およびリードフレーム5
とで構成したフィードスルー22に比べ、この実施例の
ものでは誘電体23にリードフレーム5を挿入するのみ
で構成できるためマイクロ波集積回路装置の低価格化を
図ることができる利点がある。
【0069】実施例9.図10は、また、この発明の実
施例9のマイクロ波集積回路装置の斜視図であり、24
はキャパシタである。この装置では実施例8のリードフ
レーム5と金属フレーム2間にチップ状のキャパシタ2
4を導電性接着剤等で取付けたものである。
【0070】このようにリードフレーム5と金属フレー
ム2間に新たにキャパシタ24を接続することにより、
もともと誘電体23を介してリードフレーム5と金属フ
レーム2間に形成されたキャパシタに、新たにキャパシ
タ24が加わる構成となる。この構造のパッケージでは
任意のキャパシタ24を接続することができるため、リ
ードフレーム5と金属フレーム2間のキャパシタを任意
に設定できる。実施例8のものではフィードスルー22
の物理的な形状の制約からリードフレーム5と金属フレ
ーム2間のキャパシタに制約があったのに対し、この発
明のものでは制約がない。
【0071】従って、より大容量のキャパシタをリード
フレーム5と金属フレーム2間に得ることができるた
め、フィードスルー22を通る低周波数帯からマイクロ
波帯までの不要波を十分阻止することが可能となる。こ
のため、より高性能なマイクロ波集積回路装置を得るこ
とができる利点がある。
【0072】実施例10.図11は、また、この発明の
実施例10を示すマイクロ波集積回路装置の斜視図であ
り、25は誘電体23上に設けられたメタライズ部であ
る。このマイクロ波集積回路装置では直流バイアス印加
用のフィードスルー22として、金属フレーム2の上面
の外周に沿ってPZT系等の高誘電率材料からなる誘電
体23を設け、この誘電体23にはパッケージの内外部
をつなぐリードフレーム5が挿入して形成したものであ
り、上面には半田付け等でパッケージ・リッド6の取付
けを容易にするためにメタライズ部25が設けられてい
る。このメタライズ部25は例えばCrとAuを蒸着
し、その後、約5μmの金めっきを施して製作したもの
である。
【0073】この構造のフィードスルー22は基本的に
は実施例8で示したものと同じであり、この場合も実施
例8で説明したように、金属フレーム2とリードフレー
ム5間にマイクロ波帯の不要波を阻止するための十分な
キャパシタが得られる。従って、高性能なマイクロ波集
積回路装置を得ることができる。特に、この発明に用い
たマイクロ波集積回路用パッケージでは直流バイアス印
加用のフィードスルー22をパッケージの外周に沿って
多数設けることができるため、マイクロ波集積回路4と
して、例えばバイアス端子が多数必要となる多段増幅器
などのマイクロ波集積回路装置に有効である。
【0074】実施例11.図12は、また、この発明の
実施例11を示すマイクロ波集積回路装置の斜視図であ
る。図において、26は貫通コンデンサ、27は貫通コ
ンデンサ26の中心導体、28は貫通穴、29はマイク
ロ波回路用パッケージを装着するためのシャーシ、30
はマイクロ波集積回路用パッケージをシャーシ29に固
定するための取付ネジ穴である。
【0075】この装置ではパッケージの金属フレーム2
の外周に沿って底板3に、垂直に貫通穴28が設けられ
ており、この貫通穴28の径は貫通コンデンサ26の外
周部に設けたネジ部の径よりもやや大きくできている。
パッケージのシャーシ29への取付は貫通穴28を介し
て、貫通コンデンサ26を取付ネジ穴30に挿入する事
により行うことができる。即ち、従来のパッケージでは
シャーシ29への取付はネジ等を用いていたのに対し、
この発明のものでは貫通コンデンサ26を用いている。
【0076】また、図では省略しているが、取付ネジ穴
30に挿入され、垂直に固定された貫通コンデンサ26
の中心導体27と配線パターン8間は金属で電気的に接
続されている。一般に貫通コンデンサ26の中心導体2
7と外周部には大容量のキャパシタが形成されている。
このように中心導体27と配線パターン8間を接続する
ことにより、等価的に配線パターン8と金属フレーム2
間に大容量のキャパシタが装加されたものと見なすこと
ができる。このため、配線パターン8を介して漏洩する
不要波を抑圧することができる。
【0077】以上のように、この発明ではパッケージの
シャーシ29への取付を貫通コンデンサ26を用い、且
つ、直流バイアスをこの貫通コンデンサ26を介してマ
イクロ波集積回路4へ印加することにより、従来、必要
であったチップキャパシタ1を用いることなくフィード
スルー7からの不要波の漏洩を防ぐことができる。従っ
て、高性能なマイクロ波集積回路装置を得ることができ
る。特に、パッケージのシャーシ29への取付、不要波
の漏洩防止を貫通コンデンサ26のみで行うことによ
り、実装密度が向上し、マイクロ波集積回路装置の小形
化を図ることができる利点がある。
【0078】実施例12.図13は、さらに、この発明
の実施例12を示すマイクロ波集積回路装置の斜視図で
あり、図14はそのブロック図である。図中、31,3
2はそれぞれマイクロ波集積回路、33は外部調整回路
である。
【0079】この発明のマイクロ波集積回路装置ではマ
イクロ波集積回路用パッケージ内に2個のマイクロ波集
積回路31,32を入出力端子が互いに逆方向となるよ
うに底板3に装着されている。また、パッケージの底板
3には金属フレーム2を貫通するように、信号を印加す
るためのフィードスルー7、信号を取り出すためのフィ
ードスルー7´およびマイクロ波集積回路31,32に
所望の直流バイアスを印加するための高誘電率材料から
なるフィードスルー22が設けられている。さらに、マ
イクロ波集積回路31,32の入力端子とフィードスル
ー7間、マイクロ波集積回路31,32の出力端子とフ
ィードスルー7´間およびマイクロ波集積回路31,3
2のバイアス端子とフィードスルー22間はそれぞれ金
属細線11,12で接続されている。
【0080】この装置では手前のフィードスルー7から
印加され信号は、マイクロ波集積回路31へ供給され、
その出力はフィードスルー7´を介してパッケージの外
に取り出すことができる。一方、マイクロ波集積回路3
2への信号は奥のフィードスルー7から供給され、手前
のフィードスルー7´から取り出すことができる。従っ
て、このような構成にすることにより、マイクロ波集積
回路31とマイクロ波集積回路32間の信号を一旦マイ
クロ波集積回路用パッケージの外に取り出すことができ
る。このように、信号はマイクロ波集積回路31、外部
調整回路32、マイクロ波調整回路33の順に流れる。
このため、マイクロ波集積回路用パッケージの外に外部
調整回路33接続することにより、図14に示すように
マイクロ波集積回路31と32間に外部調整回路31を
挿入することができ、この外部調整回路33を調整する
ことにより、マイクロ波集積回路装置の特性調整が可能
となる。
【0081】このように、マイクロ波集積回路用パッケ
ージ内に装着されたマイクロ波集積回路31,32の信
号経路の途中を一旦マイクロ波集積回路ようパッケージ
外に取り出すことにより、外部調整回路33の接続が容
易になる。このため、従来のように気密封止のため、パ
ッケージ・リッド6を取付けた後、マイクロ波集積回路
31,32の特性が変化しても外部調整回路33によ
り、電気的な調整が容易になるため高性能なマイクロ波
集積回路装置を得ることができる。
【0082】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、マイクロ
波集積回路用パッケージの金属フレームの側壁に高熱に
耐え、高抵抗率の抵抗体を設けることにより、パッケー
ジ内で発生する共振を防ぐことができ、良好な特性のマ
イクロ波集積回路装置を得ることができる。
【0083】また、この発明の実施例2によれば、気密
封止するためのパッケージ・リッドに凸部を設け、か
つ、この凸部に抵抗体を設けることにより、簡単な構造
でパッケージ内の共振を防ぐことができ、安価で良好な
特性のマイクロ波集積回路装置を得ることができる。
【0084】また、この発明の実施例3によれば、パッ
ケージを構成する底板にマイクロ波集積回路を装着する
ための凹部を設けることにより、マイクロ波集積回路と
チップキャパシタとの装着面を別にでき、例えばマイク
ロ波集積回路を装着するための半田がチップキャパシタ
側へ流れ込むのを防ぐことができるため、マイクロ波集
積回路装置の組立作業性が著しく改善できる効果があ
る。
【0085】また、この発明の実施例4によれば、パッ
ケージを構成する底板にマイクロ波集積回路とチップキ
ャパシタとの装着面間に溝を設けることにより、簡単な
構造で、例えばマイクロ波集積回路を装着するための半
田がチップキャパシタ側へ流れ込むのを防ぐことができ
るため、マイクロ波集積回路装置の組立作業性が著しく
改善でき、しかも、安価にできる効果がある。
【0086】また、この発明の実施例5によれば、パタ
ーンを構成する直流バイアス印加用のフィードスルーを
高誘電率材料からなる誘電体基板および誘電体ブロック
で形成し、しかも誘電体基板上の配線パターンの中央部
の幅を他の部分よりも広くすることにより、チップキャ
パシタを用いなくとも直流バイアス印加用のフィードス
ルーからのマイクロ波帯の不要波の漏洩あるいは流入を
防ぐことができ、また、パッケージの内寸も小さくでき
るため小形で安価なマイクロ波集積回路装置を得ること
ができる効果がある。
【0087】また、この発明の実施例6によれば、実施
例5のフィードスルーの配線パターンに接触する抵抗体
を誘電体基板上に設けたものであり、この抵抗体により
不要波を吸収でき、直流バイアス印加用のフィードスル
ーとマイクロ波集積回路間で生じる不要波の多重反射を
防ぐことができるため、高性能なマイクロ波集積回路装
置を得ることができる効果がある。
【0088】また、この発明の実施例7によれば、実施
例6で示した抵抗体をテーパ状にすることにより、フィ
ードスルーを通る不要波をより吸収させることができ、
直流バイアス印加用のフィードスルーとマイクロ波集積
回路間で生じる不要波の多重反射を非常に小さく抑える
ことができるため、実施例6よりも高性能なマイクロ波
集積回路装置を得ることができる効果がある。
【0089】また、この発明の実施例8によれば、パッ
ケージの直流バイアス印加用のフィードスルーとして、
金属フレームの側壁に貫通穴を設け、この貫通穴に高誘
電率の誘電体材料を充填するとともに、誘電体を貫通す
るリードフレームを設けた構造としているため、フィー
ドスルーの構造を簡単にでき、しかも不要波の流入ある
いは漏洩を防ぐことができる。このため安価で高性能な
マイクロ波集積回路装置を得ることができる効果があ
る。
【0090】また、この発明の実施例9によれば、実施
例8のリードフレームと金属フレーム間にキャパシタを
設けたものであり、フィードスルーを通るマイクロ波帯
の不要波の抑圧はフィードスルーで、また、低周波帯の
不要波の抑圧はキャパシタで行うことができるため、広
帯域にわたって高安定なマイクロ波集積回路装置を得る
ことができる効果がある。
【0091】また、この発明の実施例10によれば、パ
ッケージの直流バイアス用のフィードスルーとして、金
属フレームの上面に沿って高誘電率材料からなる誘電体
を設け、かつ、この誘電体を貫通するリードフレームを
設けた構造としているため、金属フレームの上面に沿っ
て多数のフィードスルーを取付ができ、多数のバイアス
端子を有するマイクロ波集積回路を装着するためのパッ
ケージとして有効である。
【0092】また、この発明の実施例11によれば、パ
ッケージの金属フレームの外周に沿って底板に垂直に設
けた貫通コンデンサでパッケージをシャーシへ取付ける
ようにしたものでシャーシへのパッケージの取付をネジ
で、また、貫通コンデンサをシャーシへ取付ける従来の
ものに比べ、高密度実装が可能となり、装置の著しい小
形化が図れる。また、この貫通コンデンサを介してパッ
ケージの直流バイアス印加用のフィードスルーにバイア
スを印加する事により、フィードスルーを通る不要波の
他機器への漏洩あるいは他機器からの不要波の流入を防
ぐことができ、高性能なマイクロ波集積回路装置を得る
ことができる効果もある。
【0093】また、この発明の実施例12によれば、マ
イクロ波集積回路用パッケージ内に装着されたマイクロ
波集積回路の信号経路の途中を一旦パッケージ外に取り
出すようにしたので、気密封止後、マイクロ波集積回路
装置の特性が変化した場合であっても外部調整回路によ
り、調整が可能となるため高性能なマイクロ波集積回路
装置を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すマイクロ波集積回
路装置の斜視図である。
【図2】 この発明の実施例2を示すマイクロ波集積回
路装置の断面図である。
【図3】 この発明の実施例3を示すマイクロ波集積回
路装置の断面図である。
【図4】 この発明の実施例4を示すマイクロ波集積回
路装置の断面図である。
【図5】 この発明の実施例5を示すマイクロ波集積回
路装置の斜視図である。
【図6】 図5を示す実施例5のフィードスルー部の斜
視図である。
【図7】 この発明の実施例6を示すフィードスルー部
の斜視図である。
【図8】 この発明の実施例7を示すフィードスルー部
の斜視図である。
【図9】 この発明の実施例8を示すマイクロ波集積回
路装置の斜視図である。
【図10】 この発明の実施例9を示すマイクロ波集積
回路装置の斜視図である。
【図11】 この発明の実施例10を示すマイクロ波集
積回路装置の斜視図である。
【図12】 この発明の実施例11を示すマイクロ波集
積回路装置の斜視図である。
【図13】 この発明の実施例12を示すマイクロ波集
積回路装置の斜視図である。
【図14】 図13に示す実施例12のマイクロ波集積
回路装置のブロック図である。
【図15】 従来のマイクロ波集積回路装置の斜視図お
よび断面図である。
【符号の説明】
1 チップキャパシタ、2 パッケージ用金属フレー
ム、3 底板、4 マイクロ波集積回路、5 リードフ
レーム、6 パッケージ・リッド、7,7´ フィード
スルー、8 配線パターン、9 配線パターン、10
配線パターン、11 金属細線、12 金属細線、13
誘電体基板、14 誘電体ブロック、15 抵抗体、
16 凸部、17 凹部、18 溝、19 誘電体基
板、20 誘電体ブロック、21 配線パターン、22
フィードスルー、23 誘電体、24 キャパシタ、
25 メタライズ部、26 貫通コンデンサ、27 中
心導体、28 貫通穴、29 シャーシ、30 取付ネ
ジ穴、31 マイクロ波集積回路、32 マイクロ波集
積回路、33 調整回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 智彦 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 鎌倉製作所内 (72)発明者 渡辺 伸夫 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 鎌倉製作所内 (72)発明者 高浜 隆 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 鎌倉製作所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe−Ni−Coや42Alloyなど
    の合金材料からなるロの字型の金属フレームと、上記金
    属フレームの一方の開口面を塞ぐように設けられ、合金
    材料からなる底板と、上記金属フレームの一つの側面か
    ら対抗する面に向かって、金属フレームの側壁を貫通す
    るように設けられ、且つ、マイクロ波集積回路にバイア
    スあるいは信号を印加するためのフィードスルーと、上
    記金属フレームの他方の開口面を塞ぐように設けられた
    パッケージ・リッドから成るマイクロ波集積回路用パッ
    ケージと、上記マイクロ波集積回路用パッケージ内の底
    板に装着されたマイクロ波集積回路と、上記マイクロ波
    集積回路用パッケージ内の金属フレームの側壁に設けら
    れたRuO2 などの抵抗体とからなることを特徴とする
    マイクロ波集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記マイクロ波集積回路用パッケージ内
    に突き出るように、パッケージ・リッドに凸部を設け、
    且つ、凸部にはRuO2 などの抵抗体を設けたことを特
    徴とするマイクロ波集積回路装置。
  3. 【請求項3】 Fe−Ni−Coや42Alloyなど
    の合金材料からなるロの字型の金属フレームと、上記金
    属フレームの一方の開口面を塞ぐように設けられ、合金
    材料からなる底板と、上記金属フレームの一つの側面か
    ら対抗する面に向かって、金属フレームの側壁を貫通す
    るように設けられ、且つ、マイクロ波集積回路にバイア
    スあるいは信号を印加するためのフィードスルーと、上
    記金属フレームの他方の開口面を塞ぐように設けられた
    パッケージ・リッドから成るマイクロ波集積回路用パッ
    ケージと、上記マイクロ波集積回路用パッケージ内の底
    板に設けられた凹部と、上記凹部に装着されたマイクロ
    波集積回路とからなることを特徴とするマイクロ波集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】 Fe−Ni−Coや42Alloyなど
    の合金材料からなるロの字型の金属フレームと、上記金
    属フレームの一方の開口面を塞ぐように設けられ、合金
    材料からなる底板と、上記金属フレームの一つの側面か
    ら対抗する面に向かって、金属フレームの側壁を貫通す
    るように設けられ、且つ、マイクロ波集積回路にバイア
    スあるいは信号を印加するためのフィードスルーと、上
    記金属フレームの他方の開口面を塞ぐように設けられた
    パッケージ・リッドから成るマイクロ波集積回路用パッ
    ケージと、上記マイクロ波集積回路用パッケージ内の底
    板に装着されたマイクロ波集積回路と、上記マイクロ波
    集積回路の外周の一部あるいは外周に沿って底板に設け
    られた溝とからなることを特徴とするマイクロ波集積回
    路装置。
  5. 【請求項5】 上記マイクロ波集積回路用パッケージの
    バイアス印加用フィードスルーとして、PZT(チタン
    酸ジルコン酸鉛)系物質などの高誘電率材料からなる誘
    電体基板に中央部の幅が他の部分よりも広い配線パター
    ンを設け、上記配線パターンの幅広部上にはPZT系物
    質などの高誘電率材料からなる誘電体ブロックを設けた
    ことを特徴とするマイクロ波集積回路装置。
  6. 【請求項6】 上記配線パターンに接触するように誘電
    体基板上にRuO2などの厚膜抵抗体を設けたことを特
    徴とする請求項5記載のマイクロ波集積回路装置。
  7. 【請求項7】 上記RuO2 などの厚膜抵抗体の形状を
    テーパ状にしたことを特徴とする請求項6記載のマイク
    ロ波集積回路装置。
  8. 【請求項8】 上記マイクロ波集積回路用パッケージの
    バイアス印加用フィードスルーとして、金属フレームの
    一つの側面から対抗する面に向かって、金属フレームの
    側壁を貫通するような穴を設け、この穴にTiO2 (二
    酸化チタン)などの高誘電率材料からなる誘電体を充填
    するとともに、誘電体を貫通するリードフレームを設け
    たことを特徴とするマイクロ波集積回路装置。
  9. 【請求項9】 上記リードフレームと金属フレーム間に
    チップキャパシタを接続したことを特徴とする請求項8
    記載のマイクロ波集積回路装置。
  10. 【請求項10】 上記マイクロ波集積回路用パッケージ
    のバイアス印加用フィードスルーとして、ロの字型の金
    属フレームの上面に沿ってPZT系物質などの高誘電率
    材料からなる誘電体を設け、かつ、金属フレームの一つ
    の側面から対抗する面に向かって、誘電体を貫通するリ
    ードフレームを設けたことを特徴とするマイクロ波周積
    回路装置。
  11. 【請求項11】 Fe−Ni−Coや42Alloyな
    どの合金材料からなるロの字型の金属フレームと、上記
    金属フレームの一方の開口面を塞ぐように設けられた合
    金材料からなる底板と、上記金属フレームの一つの側面
    から対抗する面に向かって、金属フレームの側壁を貫通
    するように設けられ、且つ、マイクロ波集積回路にバイ
    アスあるいは信号を印加するためのフィードスルーと、
    上記金属フレームの他方の開口面を塞ぐように設けられ
    たパッケージ・リッドから成るマイクロ波集積回路用パ
    ッケージと、上記マイクロ波集積回路用パッケージ内の
    底板に装着されたマイクロ波集積回路と、上記金属フレ
    ームの外周に沿って底板に垂直に設けられた貫通コンデ
    ンサとからなることを特徴とするマイクロ波集積回路装
    置。
  12. 【請求項12】 Fe−Ni−Coや42Alloyな
    どの合金材料からなるロの字型の金属フレームと、上記
    金属フレームの一方の開口面を塞ぐように設けられ、合
    金材料からなる底板と、上記金属フレームの一つの側面
    から対抗する面に向かって、金属フレームの側壁を貫通
    するように設けられ、且つ、マイクロ波集積回路にバイ
    アスあるいは信号を印加するためのフィードスルーと、
    上記金属フレームの他方の開口面を塞ぐように設けられ
    たパッケージ・リッドから成るマイクロ波集積回路用パ
    ッケージと、上記マイクロ波集積回路用パッケージ内の
    底板に装着されたマイクロ波集積回路と、上記マイクロ
    波集積回路用パッケージの外に設けられ、かつ、上記マ
    イクロ波集積回路の信号経路の途中に電気的に接続され
    た外部調整回路とからなることを特徴とするマイクロ波
    集積回路装置。
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