JPH0828962A - 風呂用給湯装置 - Google Patents

風呂用給湯装置

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JPH0828962A
JPH0828962A JP6167592A JP16759294A JPH0828962A JP H0828962 A JPH0828962 A JP H0828962A JP 6167592 A JP6167592 A JP 6167592A JP 16759294 A JP16759294 A JP 16759294A JP H0828962 A JPH0828962 A JP H0828962A
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JP
Japan
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hot water
temperature
heating
reheating
water supply
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Application number
JP6167592A
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English (en)
Inventor
Takeshi Irie
武志 入江
Naoki Tanaka
直己 田中
Kenichi Kitada
賢一 北田
Hironao Matsunaga
洋直 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追焚き用循環路を特に大径にする必要がな
く、しかも、湯温調整手段からの給湯温度が目標温度に
達せずに、給湯路から追焚き用循環路に供給された湯を
追焚き用加熱手段で加熱する場合においても、比較的短
時間で浴槽への給湯を行い得る風呂用給湯装置の提供に
ある。 【構成】 目標温度で給湯する湯温調整手段Bと追焚き
用加熱手段Cとを備え、給湯温度を目標温度に基づいて
調整するように湯温調整手段Bを制御し、かつ、追焚き
用加熱手段Cを制御する制御手段Hを備え、追焚き用循
環路16の途中に給湯路9を連通接続して、浴槽2への
給湯時に給湯路9からの湯を追焚き用循環路16で2方
向に分流して浴槽2へ供給するように構成し、給湯温度
が目標温度に達しないとき、2方向に分流したままで、
追焚き用循環路16を通流する湯を追焚き用加熱手段C
で加熱する風呂用給湯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水路からの水を加熱
し目標温度に調整して給湯する湯温調整手段を有する給
湯器本体と、浴槽内の湯水を追焚きする追焚き用加熱手
段とを備えるとともに、前記湯温調整手段からの給湯温
度を前記目標温度に基づいて調整するように前記湯温調
整手段の作動を制御し、かつ、前記追焚き用加熱手段の
作動を制御する制御手段を備え、前記追焚き用加熱手段
と前記浴槽とを接続する追焚き用循環路の途中に、前記
湯温調整手段によって調整された湯を供給する給湯路を
連通接続して、前記浴槽への給湯時に、前記給湯路から
の湯を前記追焚き用循環路で2方向に分流して前記浴槽
へ供給するように構成してある風呂用給湯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の風呂用給湯装置において、例え
ば、給水路からの水が極端に低温であったり、湯温調整
手段の能力が十分でなかったりすると、湯温調整手段か
らの給湯温度が目標の温度にまで達しないことがあり、
かかる場合には、浴槽への給湯が完了した後に、この浴
槽内の湯を再度追焚き用加熱手段で追焚きするように構
成されているのが一般的である。しかし、このような構
成のものでは、浴槽への給湯完了後にかなりの時間追焚
きしなければならず、浴槽内に目標温度の湯を給湯し終
わるまでに長時間を要することになる。
【0003】そこで、従来において、湯温調整手段から
の給湯温度が目標の温度に達しないとき、給湯路から追
焚き用循環路に供給される湯を2方向に分流せずに、給
湯路からの湯の全量を追焚き用加熱手段のある方の循環
路へのみ通流させ、この全量の湯を追焚き用加熱手段で
加熱して浴槽へ給湯するように構成したものが存在し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、追焚き用循
環路は、そもそも給湯を目的とするものではなく、少量
の湯水を追焚きするためのもので、当然のことながら、
給湯路に比べてかなり内径が小さいのが現状である。し
たがって、上述した従来のものでは、給湯路からの湯の
全量が小径の循環路内を通流することになり、結局、流
動抵抗が増加するだけで、多量の湯を追焚き用循環路に
通流させることができず、やはり浴槽への給湯に長時間
を要するという欠点があった。もちろん、追焚き用循環
路の内径を大きくすれば問題はないが、これでは循環路
の配管費用が高くなり過ぎる嫌いがある。特に、追焚き
用加熱手段が給湯器本体に設けられ、この給湯器本体と
浴槽とが遠く離れているような条件下においては、この
ような傾向が顕著となる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的とするところは、追焚き用循環路
として特に大径のものを使用する必要がなく、しかも、
湯温調整手段からの給湯温度が目標温度に達せずに、給
湯路から追焚き用循環路に供給された湯を追焚き用加熱
手段で加熱する場合においても、比較的短時間で浴槽へ
の給湯を行い得る風呂用給湯装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の風呂用給湯装置の第1の特徴構成は、上述
したように、追焚き用循環路の途中に湯温調整手段によ
って調整された湯を供給する給湯路を連通接続して、浴
槽への給湯時に、前記給湯路からの湯を前記追焚き用循
環路で2方向に分流して前記浴槽へ供給するように構成
してある風呂用給湯装置であって、前記湯温調整手段に
よる加熱能力が上限に達しても前記目標温度に調整でき
ないとき、前記制御手段が、前記給湯路からの湯を前記
追焚き用循環路で2方向に分流したままで、前記追焚き
用循環路を通流する湯を前記追焚き用加熱手段で加熱す
るように構成してある点にある。
【0007】本発明の第2の特徴構成は、前記制御手段
が、前記湯温調整手段からの給湯温度を検出する給湯温
度検出手段による検出温度に基づいて、前記追焚き用加
熱手段の加熱量を制御するように構成してある点にあ
る。
【0008】本発明の第3の特徴構成は、前記追焚き用
加熱手段が、前記給湯器本体に設けられている点にあ
る。
【0009】本発明の第4の特徴構成は、前記追焚き用
加熱手段による加熱後の湯温を検出する湯温検出手段を
備え、前記制御手段が、前記湯温検出手段による検出温
度に基づいて、前記追焚き用加熱手段の加熱量をフィー
ドバック制御するように構成してある点にある。
【0010】本発明の第5の特徴構成は、前記追焚き用
加熱手段へ供給する湯量を検出する湯量検出手段を備
え、前記制御手段が、前記湯量検出手段による検出湯量
と前記給湯温度検出手段による検出温度に基づいて、前
記追焚き用加熱手段の加熱量をフィードフォワード制御
するように構成してある点にある。
【0011】
【作用】このように、本発明の第1の特徴構成によれ
ば、湯温調整手段による加熱能力が上限に達しても目標
温度に調整できないとき、給湯路からの湯を追焚き用循
環路で2方向に分流したままで、この追焚き用循環路を
通流する湯を追焚き用加熱手段で加熱するものであるか
ら、追焚き用加熱手段で加熱する際においても、給湯路
からの湯は、追焚き用循環路で2方向に分流されて浴槽
に給湯されることになる。したがって、この循環路の径
を特別大きくしなくても流動抵抗が増加するようなこと
がなく、比較的短時間で浴槽への給湯を行い得るのであ
る。
【0012】本発明の第2の特徴構成によれば、給湯温
度検出手段による検出温度に基づいて、前記追焚き用加
熱手段の加熱量を制御するものであるから、この追焚き
用加熱手段の加熱量を一定にして、給湯温度検出手段に
よる検出温度のいかんにかかわらず一律に加熱するもの
に比して、浴槽への給湯温度をより目標の温度に近づけ
ることができ、浴槽への給湯をより短時間で完了するこ
とができる。
【0013】本発明の第3の特徴構成によれば、前記追
焚き用加熱手段が、給湯器本体に設けられているが故
に、湯温調整手段を有する給湯器本体に追焚き用加熱手
段をも組み込んで、設置作業の容易化を図るのみなら
ず、設置場所の面からも、その後の取扱いの面からも有
利で、そのために、浴槽と追焚き用加熱手段とが遠く離
れることがあっても、両者を接続する追焚き用循環路
は、上述したように大径のものを使用する必要がないた
め、配管のための費用が特別高くなるようなこともな
い。
【0014】本発明の第4の特徴構成によれば、前記追
焚き用加熱手段による加熱後の湯温を検出する湯温検出
手段を備えていて、前記制御手段が、前記湯温検出手段
による検出温度に基づいて、前記追焚き用加熱手段の加
熱量をフィードバック制御するものであるから、浴槽へ
の給湯温度をより一層目標温度に近づけることができ
る。
【0015】本発明の第5の特徴構成によれば、前記追
焚き用加熱手段へ供給する湯量を検出する湯量検出手段
を備えていて、前記制御手段が、前記湯量検出手段によ
る検出湯量と前記給湯温度検出手段による検出温度に基
づいて、前記追焚き用加熱手段の加熱量をフィードフォ
ワード制御するものであるから、上述したフィードバッ
ク制御との協働で、より正確で緻密な制御が可能とな
り、浴槽への給湯完了後において再度追焚きするような
事態を回避することも可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の特
徴構成によれば、湯温調整手段による調整湯温が目標温
度に達せずに追焚き用加熱手段で加熱する際において
も、給湯路からの湯は、追焚き用循環路で2方向に分流
されて浴槽に給湯されるので、追焚き用循環路の径を特
別大きくする必要もなく、比較的短時間で浴槽への給湯
を行い得るのである。
【0017】第2の特徴構成によれば、追焚き用加熱手
段の加熱量を制御手段で制御することにより、浴槽への
給湯温度をより目標の温度に近づけることができ、浴槽
への給湯をより短時間で完了することが可能となる。
【0018】第3の特徴構成によれば、湯温調整手段を
有する給湯器本体に追焚き用加熱手段を組み込むこと
で、設置作業やその後の取扱いを容易にし、設置場所の
面からも有利であるばかりか、そのために、追焚き用循
環路の配管費用が特別高くなることもない。
【0019】第4の特徴構成によれば、追焚き用加熱手
段の加熱量をフィードバック制御することにより、浴槽
への給湯温度をより一層目標温度に近づけることができ
る。
【0020】第5の特徴構成によれば、追焚き用加熱手
段の加熱量を上述のフィードバック制御に加えて、さら
に、フィードフォワード制御することにより、より正確
で緻密な制御が可能となり、浴槽への給湯完了後におい
て再度追焚きするような事態を回避することも可能とな
る。
【0021】
【実施例】本発明の風呂用給湯装置の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、全体の概略を示し、給湯器本
体Aには、給水路1からの水を加熱し目標温度に調整し
て出湯する湯温調整手段Bと、浴槽2内の湯水を追焚き
するための追焚き用加熱手段Cなどが備えられている。
前記湯温調整手段Bは、給水路1に連通された熱交換器
3、この熱交換器3を加熱するガス燃焼式のバーナ4、
このバーナ4への燃料ガスの供給量を調節する電磁比例
弁5などからなる。
【0022】前記給水路1には、この給水路1を通流す
る水の量を検出する給水量センサ6と水の温度を検出す
る給水サーミスタ7とが配設され、前記熱交換器3に連
通して浴槽2や給湯栓8に給湯する給湯路9には、熱交
換器3によって加熱された後の湯の温度、換言すると、
湯温調整手段Bからの給湯温度を検出する給湯温度検出
手段としての給湯サーミスタ10が配設されている。そ
して、前記給水量センサ6、給水サーミスタ7、給湯サ
ーミスタ10、ならびに、給湯路9の一部は、前記給湯
器本体A内に収納されている。
【0023】ガス燃焼式バーナ4には、一般家庭用の燃
料ガスが供給されるように構成されていて、このバーナ
4に接続のガス供給路11には、燃料ガスの供給を断続
する断続弁12と前述の電磁比例弁5とが設けられてい
る。このバーナ4には、さらに、バーナ4に点火するた
めのイグナイタ13、着火したか否かを検出するフレー
ムロッド14、ならびに、このバーナ4に燃焼用空気を
供給するファン15なども設けられ、これら断続弁1
2、電磁比例弁5、イグナイタ13、フレームロッド1
4、ファン15なども、全て給湯器本体A内に収納され
ている。
【0024】追焚き用加熱手段Cは、追焚き用循環路1
6に配設された熱交換器17と、この熱交換器17を加
熱するガス燃焼式バーナ18とからなり、前記追焚き用
循環路16の両開口部は、アダプタ19を介して浴槽2
に連通されている。この追焚き用循環路16の途中に
は、電磁開閉弁20、逆流防止用ホッパ21、逆止弁2
2などを介して前記給湯路9が連通接続され、この接続
箇所より浴槽2側の循環路16には、浴槽2からの湯水
の温度を検出する風呂戻り温度サーミスタ23、浴槽2
内の水位が一定値に達したか否かを検出する水位センサ
24、ならびに、追焚きポンプ25などが配設されてい
る。
【0025】前記給湯路9の接続箇所より熱交換器17
側の追焚き用循環路16には、この循環路16を通流す
る湯水の量を検出する湯量検出手段としての風呂水量セ
ンサ26が配設され、熱交換器17より下流側の循環路
16には、この熱交換器17によって追焚きされた後の
湯の温度を検出する湯温検出手段としての風呂往き温度
サーミスタ27が配設されている。そして、前記電磁開
閉弁20、逆流防止用ホッパ21、逆止弁22、風呂戻
り温度サーミスタ23、水位センサ24、追焚きポンプ
25、風呂水量センサ26、ならびに、風呂往き温度サ
ーミスタ27なども、全て前記給湯器本体A内に収納さ
れ、この給湯器本体Aと浴槽2との間には、追焚き用循
環路16のみが配設された構造となっている。
【0026】追焚き用加熱手段Cのバーナ18には、湯
温調整手段Bのバーナ4へ燃料ガスを供給するガス供給
路11から分岐された分岐ガス供給路28が接続され、
この分岐ガス供給路28にも、バーナ18へのガス供給
量を調節する電磁比例弁29が配設されている。この追
焚き用加熱手段Cのバーナ18には、湯温調整手段Bの
バーナ4と同様に、点火用のイグナイタ30、フレーム
ロッド31、燃焼用空気を供給するファン32などが設
けられ、これら分岐ガス供給路28、電磁比例弁29、
イグナイタ30、フレームロッド31、ならびに、ファ
ン32も、給湯器本体A内に収納されている。
【0027】前記湯温調整手段Bや追焚き用加熱手段C
の作動は、マイコンからなる制御手段としての制御部H
によって制御され、この制御部Hも給湯器本体A内に収
納されていて、この制御部Hは、有線または無線によっ
て通信可能なリモコンRからの指令で作動する。このリ
モコンRは、台所や浴室などに設置されるもので、給湯
の開始および停止を指示する運転スイッチ33、湯温調
整手段Bから出湯される湯の目標温度を設定する温度設
定スイッチ34、湯はりスイッチ35、追焚きスイッチ
36、ならびに、種々の情報を表示する表示部37など
が設けられている。
【0028】つぎに、制御部Hによる湯はり制御の作動
を図2のフローチャートを参照しながら説明する。浴槽
2に給湯して湯はりを行う場合には、リモコンRの運転
スイッチ33を入れ、温度設定スイッチ34により目標
温度Tsを設定して、湯はりスイッチ35を押す。する
と、電磁開閉弁20が開き、給水路1を設定値以上の水
が通流したことを給水量センサ6が検出し、ファン15
を駆動するとともに、ガス供給路11の断続弁12を開
け、かつ、電磁比例弁5を調整して、イグナイタ13で
湯温調整手段Bのバーナ4に点火し、給湯バーナ燃焼制
御が実行される。
【0029】この給湯バーナ燃焼制御において、給水サ
ーミスタ7による検出水温をTi、設定した目標温度T
sと給湯サーミスタ10の検出給湯温Toとの温度差を
ΔT、給水量センサ6による単位時間当たりの検出水量
をQとすると、バーナ4の加熱量Ipは、つぎの数1に
基づいて求められる。ただし、Ka、Kp、Kiは、そ
れぞれ定数である。
【0030】
【数1】Ip=Ka×(Ts−Ti)×Q+Kp×ΔT
+Ki×∫ΔTdt
【0031】この数1において、第1項のKa×(Ts
−Ti)×Qは、フィードフォワード制御の演算値であ
り、第2項と第3項のKp×ΔT+Ki×∫ΔTdt
は、フィードバック制御の演算値である。つまり、給湯
バーナ燃焼制御においては、フィードフォワード制御と
フィードバック制御とが実行されて、湯温調整手段Bか
ら目標温度Tsの湯が給湯され、追焚き用循環路16に
至って分流され、図1に破線で示すように、追焚き用循
環路16の両開口部から浴槽2内に供給される。
【0032】この場合、バーナ4の加熱量Ipが最大加
熱量以下で、湯温調整手段Bの加熱能力が上限に達して
いなければ、追焚き用加熱手段Cのバーナ18は燃焼さ
れず、そのまま給湯が続行され、水位センサ24が一定
の水位に達したこと検出すると、バーナ4を含む湯温調
整手段Bの作動を停止するとともに、追焚きポンプ25
を駆動し、浴槽2内の湯を実線で示す方向に循環させ
る。その際、風呂戻りサーミスタ23が湯温を検出し
て、もし、目標温度に達していなければ、バーナ18を
含む追焚き用加熱手段Cを作動させて、目標温度になる
まで追焚きを実行する。
【0033】なお、この給湯実行中に、給湯栓8を開け
ると、この給湯栓8の近くに配設した図外の水流スイッ
チが検出して、電磁開閉弁20を閉じ、この給湯栓8へ
優先的に給湯し、給湯栓8を閉じると、再び上述の給湯
バーナ燃焼制御を再開することになる。
【0034】また、バーナ4の加熱量Ipが最大加熱量
であるにもかかわらず、給湯サーミスタ10による検出
給湯温Toが目標温度Tsにまで達しない場合、換言す
ると、湯温調整手段Bによる加熱能力が上限に達しても
目標温度Tsに調整できない場合には、湯温調整手段B
のバーナ4の燃焼に加えて、さらに、追焚き用加熱手段
Cのバーナ18も燃焼される。つまり、湯温調整手段B
によって加熱され、追焚き用循環路16に至って分流さ
れた湯のうち、追焚き用加熱手段Cのある側の循環路1
6を通流する湯が、さらに、この追焚き用加熱手段Cに
よって加熱される追焚きバーナ燃焼制御が実行される。
【0035】この追焚きバーナ燃焼制御において、設定
した目標温度をTs、給湯サーミスタ10による検出給
湯温をTo、給水量センサ6による単位時間当たりの検
出水量をQとすると、バーナ18の加熱量ipは、つぎ
の数2に基づいて求められる。ただし、ka、kp、k
iは、それぞれ定数である。
【0036】
【数2】ip=ka×(Ts−To)×Q+kp×Δt
+ki×∫Δtdt
【0037】ここで、Δtは、追焚き用加熱手段Cによ
る加熱後の目標温度tsと風呂往き温度サーミスタ27
の検出給湯温toとの温度差であり、前記目標温度ts
は、風呂水量センサ26による単位時間当たりの検出水
量をqとすると、つぎの数3に基づいて求められる。
【0038】
【数3】ts=ka×(Ts−To)×Q/q+To
【0039】前記数2において、第1項のka×(Ts
−To)×Qは、フィードフォワード制御の演算値であ
り、第2項と第3項のkp×Δt+ki×∫Δtdt
は、フィードバック制御の演算値である。つまり、追焚
きバーナ燃焼制御においても、給湯バーナ燃焼制御と同
様に、フィードフォワード制御とフィードバック制御と
が実行され、追焚き用循環路16の両開口部から浴槽2
内に供給された時点で、この浴槽2内の湯温が設定され
た目標温度Tsになるように制御されるのである。
【0040】この場合にも、水位センサ24が一定の水
位に達したこと検出すると、湯温調整手段Bと追焚き用
加熱手段の作動を停止し、その後、追焚きポンプ25を
駆動して浴槽2内の湯を実線で示す方向に循環させ、風
呂戻りサーミスタ23で湯温を検出し、目標温度に達し
ていなければ、バーナ18を含む追焚き用加熱手段Cを
作動させて、目標温度になるまで追焚きを実行するので
ある。
【0041】なお、この追焚きバーナ燃焼制御による給
湯実行中においても、給湯栓8を開けると、電磁開閉弁
20が閉じて追焚き用加熱手段Cの作動が停止し、この
給湯栓8へ優先的に給湯し、給湯栓8を閉じると、上述
の追焚きバーナ燃焼制御を再開することになる。
【0042】〔別実施例〕これまでの実施例において
は、湯温調整手段Bを有する給湯器本体Aに追焚き用加
熱手段Cを設けたものを示したが、本発明においては、
この追焚き用加熱手段Cを給湯器本体Aと別体に構成し
た給湯装置に実施することもできる。また、浴槽2への
給湯の態様として、湯はりを例にとって説明したが、浴
槽2内に前日の残り湯などがあって、この残り湯に足し
湯をする場合にも実施することができる。
【0043】また、これまでの実施例においては、湯温
調整手段Bと追焚き用加熱手段Cとの作動をフィードフ
ォワード制御とフィードバック制御とで実行するものを
示したが、フィードフォワード制御のみで実行すること
も、フィードバック制御のみで実行することも可能であ
る。さらに、追焚き用加熱手段Cについては、この種の
複雑な制御を行わず、追焚き用加熱手段Cのバーナ18
を経験的に定められる一定の加熱量ipで一律に燃焼さ
せるようにして実施することもでき、この場合には、湯
量検出手段26を省略することができる。
【0044】このように湯量検出手段26を省略した場
合においても、最終的には、追焚きポンプ25を駆動し
て風呂戻りサーミスタ23で浴槽2内の湯温を検出する
ので、その検出湯温に基づいて、追焚き用加熱手段Cの
ある側とない側との追焚き用循環路16を通流する湯量
の比率をある程度予測することは可能である。したがっ
て、この湯量の分配比率を制御部Hに記憶させて順次修
正すれば、特に湯量検出手段26を設けなくとも、正確
な作動が可能となる。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】風呂用給湯装置全体の概略構成図
【図2】給湯作動を示すフローチャート
【符号の説明】
A 給湯器本体 B 湯温調整手段 C 追焚き用加熱手段 H 制御手段 1 給水路 2 浴槽 9 給湯路 10 給湯温度検出手段 16 追焚き用循環路 26 湯量検出手段 27 湯温検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 洋直 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水路(1)からの水を加熱し目標温度
    に調整して給湯する湯温調整手段(B)を有する給湯器
    本体(A)と、浴槽(2)内の湯水を追焚きする追焚き
    用加熱手段(C)とを備えるとともに、前記湯温調整手
    段(B)からの給湯温度を前記目標温度に基づいて調整
    するように前記湯温調整手段(B)の作動を制御し、か
    つ、前記追焚き用加熱手段(C)の作動を制御する制御
    手段(H)を備え、前記追焚き用加熱手段(C)と前記
    浴槽(2)とを接続する追焚き用循環路(16)の途中
    に、前記湯温調整手段(B)によって調整された湯を供
    給する給湯路(9)を連通接続して、前記浴槽(2)へ
    の給湯時に、前記給湯路(9)からの湯を前記追焚き用
    循環路(16)で2方向に分流して前記浴槽(2)へ供
    給するように構成してある風呂用給湯装置であって、 前記湯温調整手段(B)による加熱能力が上限に達して
    も前記目標温度に調整できないとき、前記制御手段
    (H)が、前記給湯路(9)からの湯を前記追焚き用循
    環路(16)で2方向に分流したままで、前記追焚き用
    循環路(16)を通流する湯を前記追焚き用加熱手段
    (C)で加熱するように構成してある風呂用給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(H)が、前記湯温調整手
    段(B)からの給湯温度を検出する給湯温度検出手段
    (10)による検出温度に基づいて、前記追焚き用加熱
    手段(C)の加熱量を制御するように構成してある請求
    項1記載の風呂用給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記追焚き用加熱手段(C)が、前記給
    湯器本体(A)に設けられている請求項2記載の風呂用
    給湯装置。
  4. 【請求項4】 前記追焚き用加熱手段(C)による加熱
    後の湯温を検出する湯温検出手段(27)を備え、前記
    制御手段(H)が、前記湯温検出手段(27)による検
    出温度に基づいて、前記追焚き用加熱手段(C)の加熱
    量をフィードバック制御するように構成してある請求項
    3記載の風呂用給湯装置。
  5. 【請求項5】 前記追焚き用加熱手段(C)へ供給する
    湯量を検出する湯量検出手段(26)を備え、前記制御
    手段(H)が、前記湯量検出手段(26)による検出湯
    量と前記給湯温度検出手段(10)による検出温度に基
    づいて、前記追焚き用加熱手段(C)の加熱量をフィー
    ドフォワード制御するように構成してある請求項4記載
    の風呂用給湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022085059A (ja) * 2020-11-27 2022-06-08 愛知電機株式会社 ボイラ装置

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