JPH08290137A - 洗浄方法及び洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄方法及び洗浄剤組成物

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JPH08290137A
JPH08290137A JP12048495A JP12048495A JPH08290137A JP H08290137 A JPH08290137 A JP H08290137A JP 12048495 A JP12048495 A JP 12048495A JP 12048495 A JP12048495 A JP 12048495A JP H08290137 A JPH08290137 A JP H08290137A
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liquid
polymer compound
soluble polymer
film
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JP12048495A
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English (en)
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Masazumi Uematsu
正純 植松
Kunihito Narita
国士 成田
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Yokohama Oils and Fats Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、(a)造膜作用を有する水溶性高分
子化合物を含む水溶液を被洗浄物の表面に施す工程、
(b)前記施工表面を乾燥し、高分子膜を形成させる工
程、(c)水又は水性洗浄溶液を高圧で噴射して前記膜
を剥離除去することにより、同時に前記被洗浄物表面の
汚れを除去せしめる工程、を含む洗浄方法を提供する。
より好ましくは、前記水溶性高分子を水難溶化させる薬
剤を含む液を、高分子膜表面に施す工程を、工程(b)
と(c)の間に挿入させる。 【効果】本発明の洗浄方法は、傷つき、変色、膨潤等の
被洗浄物表面に影響を及ぼすことなく汚れをほとんど完
全に除去することができる。また、水洗可能な材質であ
れば特に被洗浄物の材質を選ばずに本発明の洗浄方法を
適用することができる。特に、塗装面等の傷み易い被洗
浄物表面の洗浄に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な洗浄方法及びその
ための洗浄剤組成物に関するものである。更に詳しく
は、被洗浄物表面を傷つけることなく汚れのみを除去す
る洗浄方法及びそのための洗浄剤組成物に関し、特に塗
装面、中でも車輛の洗浄を目的とする。
【0002】
【従来の技術】車輛の機械洗浄は、物理力として、ブラ
シの摩擦力を利用したものと噴射圧力を利用したもの、
或いはこれらを併用したものなどが主流である。
【0003】代表的な門型洗車機は低圧で洗浄剤を噴霧
しながら、回転式ブラシを車体表面に押し当てその摩擦
力により汚れを除去している。
【0004】一方、高圧スプレー洗車機は、水溶性洗剤
を高圧でスプレーし、その噴射圧力により汚れを除去し
ている。この水溶性洗剤には、中性付近の界面活性剤が
配合されているもの、或いは汚れの可溶化力に優れる強
アルカリ性薬剤が配合されているものが使用されてい
る。
【0005】また、最近では水溶性洗浄剤溶液に水不溶
性の研磨剤を配合し、これを噴射することでブラスト効
果により汚れを除去する技術が開発され、例えば特開昭
61−190599号公報及び特開平2−114040号公報などに提
案されている。
【0006】特開昭61−190599号公報には、粒径が0.
1〜5μmの珪藻土、タルク、ゼオライト、炭酸カルシ
ウム、ベントナイト、カオリン、ドロマイトなどのモー
ス硬度が6以下の研磨剤を配合した高圧スプレー用車輛
洗浄剤が開示されている。一方、特開平2−114040号公
報には、比重1.6以下、粒径10〜30ミクロンであ
って、例えばポリエチレン、塩化ビニル、塩素化塩化ビ
ニル、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、塩
化ゴム及びメタクリレートなどの熱可塑性プラスチッ
ク、又は珪藻土、タルク、ゼオライト、小麦粉の微粉末
などのモース硬度1前後の研磨剤が配合された洗浄剤に
ついて記載されている。いずれの場合も、洗浄剤は30
kg/cm2以上の吐出圧でスプレーされる。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】しかし、上記に挙げた方
法は、それぞれ次に示すような課題を抱えている。ブラ
シを利用した門型洗車機で車輛塗装表面を洗浄すると、
ブラッシングによるブラシ傷が塗装面につき、艶ボケ、
光沢不良、塗膜の摩耗などを起こす。また、車輛の凹部
や突起物の後方などにブラシが当たり難く、完全な洗浄
が行えず、さらに高速回転するブラシを使用するため、
車輛の突起部が破損することがある。
【0008】高圧スプレー洗車機を用いた場合にはこの
ような問題は生じない。しかし、水溶性洗浄剤として
は、一般に中性付近を示す界面活性剤を配合するものが
使用されているが、水の噴射圧及び界面活性作用のみで
は、汚れの除去効果に不足する。また、汚れの可溶化作
用に優れる強アルカリ性薬剤を含む洗浄剤が使用される
場合には、洗浄力は高くなるが、強アルカリの作用によ
り塗膜の変色、膨潤、剥離、光沢不良を起こしたり、上
記薬剤のタレ跡が残り、外観が損なわれる。
【0009】また、高圧スプレー洗車機に水不溶性の研
磨剤を配合した場合、洗浄効果の大きい堅い研磨剤を汚
れ箇所に高圧で繰り返し噴射すると、塗装面の傷は避け
難く、光沢の消失や艶ボケが生じ、美観を損ねる。一
方、タルク、カオリンなどの塗装面を傷つけないような
柔らかい研磨剤では洗浄力に不足するだけでなく、硬度
の大きいものを使用した場合と同様に、塗装面の艶ボケ
が生じる。従って、高圧スプレー洗車機用の研磨剤を配
合した洗浄剤は実用化されるに到っていない。
【0010】そこで、本発明は、この様な上記の従来技
術の欠点を改善し、塗装面のような傷み易い被洗浄面に
対しても悪影響を及ぼすことなく、表面の汚れをほぼ完
全に除去できる優れた洗浄方法及びそのための洗浄剤組
成物を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らが、上記目的
に従い鋭意研究を進めた結果、次に示す本発明を完成す
るに到った。
【0012】即ち、本発明は、(a)造膜作用を有する
水溶性高分子化合物を含む水溶液を被洗浄物の表面に施
す工程、(b)前記施工表面を乾燥し、高分子膜を形成
させる工程、(c)水又は水性洗浄溶液を高圧で噴射し
て前記膜を剥離除去することにより、同時に前記被洗浄
物表面の汚れを除去せしめる工程、を含むことを特徴と
する洗浄方法に関する。
【0013】当該方法は、前記水溶性高分子を水難溶化
させる薬剤を含む液を、高分子膜表面に施す工程を、前
記工程(b)と(c)の間に挿入することで、膜が剥離
することによる汚れの除去能力を高めることができる。
【0014】本発明はまた、造膜作用を有する水溶性高
分子化合物を含む水溶液からなる洗浄剤組成物、並びに
造膜作用を有する水溶性高分子化合物を含む水溶液の一
と前記水溶性高分子を水難溶化させる薬剤を含む水溶液
の一からなる二液型洗浄剤組成物にも関する。
【0015】
【作用】本発明の洗浄方法は被洗浄物表面に水溶性高分
子による皮膜を形成させ、該表面の汚れを皮膜に粘着さ
せ、これを剥し取ることにより該表面に付着した汚れを
上記皮膜とともに除去せしめるものである。
【0016】この本発明の方法には、ブラシや研磨剤な
どを用いて被洗浄物表面を引っ掻くような動作は含まれ
ないので、該表面を傷つけることがない。また、反応性
の小さい高分子化合物を選択しているので、被洗浄物を
変質させることがない。しかしながら、該表面に付着し
た汚れは勿論のこと、更には該表面に突き刺さった汚れ
をも粘着把持して、除去せしめる。
【0017】本発明では、高分子膜の剥離作業に水又は
水性洗浄溶液の高圧噴射力を利用したものであり、この
ように設計したことで、労力の軽減を図り、広い又は複
雑な表面の洗浄を容易にした。特に、本発明は、塗装面
等の傷み易い被洗浄物表面の洗浄に好適である。また、
ガラスやプラスチック、金属面等にも適用することがで
きる。具体的には、車輛や壁、彫塑物等の洗浄に好適で
ある。
【0018】本発明において、高分子化合物は、溶剤の
除去により皮膜を形成する造膜作用を有するものでなけ
ればならない。更に、皮膜形成後に高圧水の噴射により
皮膜が除去されるためには、水溶性であることも必須要
件である。疎水性の皮膜が形成される場合には、高圧水
を噴射しても水と馴染まずはじいてしまい、皮膜の剥離
が困難になるからである。また、水性であるためノズル
噴射等の機械力を使用する場合には、周囲に飛散した
り、余剰した洗浄廃液を産業廃棄物として処理する必要
が無く、取扱性に優れる。
【0019】高分子膜の剥離除去を利用した洗浄剤(ク
リーナー)又は/及び洗浄方法は、特開昭63−189476号
公報及び特開平2−129299号公報に提案されている。し
かし、これらは主にガラスを対象とし、皮膜形成後の剥
離作業を手で行う点で相違し、高分子化合物が水溶性を
表わすものに限定されていない。
【0020】これらの技術について更に説明を付する
と、特開昭63−189476号公報は、高分子溶液に界面活性
剤、アルカリ性物質及びシリコーン油を混合してなるガ
ラスクリーナーであって、ガラス等の被洗浄表面に塗布
し、乾燥後生成した皮膜を剥離する事によって、前記表
面の汚れを皮膜と共に除き清掃する事を特徴とする。高
分子化合物としては、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、アクリルアミド等の重合体、或いはこれらと酢酸ビ
ニルとの共重合体、ビニル重合体及びその誘導体、各種
合成ゴム、ウレタンエラストマー、エステル樹脂、ニト
ロセルローズ等の繊維素誘導体、天然ゴムラテックスな
どが例示されている。溶剤には各種有機溶剤又は水或い
はこれらの混合物が挙げられ、高分子溶液ではなくエマ
ルジョンでも構わない旨記載されている。
【0021】このガラスクリーナーには、ガラス表面の
汚れを溶解溶出するためにアルカリ性物質が必須の構成
成分であるが、前述の如くこれは塗装面等の被洗浄物に
変質をきたすことがあるため好ましくない。更に、撥水
性を有するシリコーン油が配合されているため、生成さ
れる皮膜は水をはじき易く、また、塗装面との密着性も
高くなることから、高圧水の噴射による皮膜の剥離性が
悪い。
【0022】特開平2−129299号公報は、高分子物質溶
液をガラス面に塗布し被膜を形成させ、乾燥後この被膜
を剥離させることによりガラスに付着したゴミ、ホコリ
等の汚れを除去するようにしたガラス汚れ除去法及びそ
のためのガラスクリーナーに関する。ガラスクリーナー
は、被膜形成性高分子物質から成り、必要に応じて界面
活性剤、顔料などを含み得る。高分子物質被膜としては
粘着力があるが、ガラスと剥離する柔軟性物質が望まし
いとし、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、
ポリウレタン、スチレン・ブタジエン共重合体及びこれ
らの混合物が例示されている。溶剤としては、人体に無
害な揮発性のものが好ましいとし、アルコール系、ケト
ン系、芳香族系溶媒又はこれらの混合物が挙げられてい
る。
【0023】このガラスクリーナーに使用される高分子
物質は疎水性のものばかりであり、形成される被膜は、
耐水性を示し、塗装面との密着性も高いことから、高圧
水の噴射によっては剥離し難い。また、溶剤も有機溶剤
を使用しているため、洗浄廃液の処理などの取扱性に劣
る。
【0024】そこで、本発明は、広く又は複雑な表面或
いは傷み易い表面を有する物、例えば塗装面などに適し
た洗浄方法及びそのための洗浄剤組成物を提供する。
【0025】
【好適な実施態様】本発明の洗浄方法及び洗浄剤組成物
に適用される高分子化合物は、皮膜形成性の水溶性高分
子化合物であり、例えばメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、アル
ギン酸ソーダ、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸
ソーダ、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリド
ン等又はこれらの混合物が挙げられる。
【0026】水溶性高分子化合物の使用時の濃度は、好
ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜5重
量%である。0.5重量%未満では、皮膜形成が不十分
であり、満足する効果が得られない。一方、10重量%
を越えて配合すると形成される皮膜が厚過ぎて、高圧水
の噴射によっては、容易に剥離除去することができなく
なるため不適である。
【0027】この水溶性高分子化合物を含む水溶液から
なる洗浄剤組成物(以下、「A液」という)には、界面
活性剤を含有させることが好ましく、被洗浄表面を高分
子水溶液に対して濡れ易くし、また皮膜形成されるまで
の間に該表面の汚れを膨潤し、更には溶出させる作用を
し、汚れを除去し易くする。更に、洗浄助剤として無機
ビルダー、有機ビルダーなどを配合させることも可能で
あるが、後述するように、形成された高分子皮膜を水に
対して難溶化させる際に、この難溶化を妨げる場合があ
るので注意を要する。また、A液には、防錆剤、アルコ
ールなどの水溶性溶剤等を配合することも可能である。
【0028】このようなA液は、表面に施し易く且つ液
だれせず均一に塗り広げられる程度の粘度を有すること
が好ましく、大体10〜100cP程度が好ましい。
【0029】被洗浄面に対して前記A液を施す方法は、
洗浄を目的とする表面全体を被うように施すことができ
れば手段は問題とせず、例えば刷毛塗りやスプレー噴霧
などが挙げられ、省力化の観点からスプレー噴霧が好ま
しい。塗布ないし噴霧の量は、特に限定的ではないが、
大体0.01〜0.1g/cm2程度が好ましい。0.
01g/cm2程度より少ないと皮膜形成が不十分であ
ったり、或いは形成される皮膜が薄過ぎて汚れの粘着効
果が十分に表われない場合がある。逆に、0.1g/c
2程度あれば十分であり、これより多くなっても汚れ
除去効果に顕著な差異がなくなるので却って不経済であ
るし、場合によっては皮膜が強固になり過ぎて、噴射圧
力によって剥離されなくなってしまう傾向があり、自ず
と上限は実用上定められる。
【0030】スプレー噴霧をする場合には、目的とする
表面全体に汚れを除去するに十分な量の溶液を噴霧す
る。この溶液を被洗浄物表面に均一に施すためには低圧
で噴霧することが好ましく、凡そ5〜15kg/cm2
程度の噴霧圧力が好ましい。前記範囲以外の噴霧圧力で
は、被洗浄物表面に高分子水溶液が付着(塗布)し難い
傾向にある。
【0031】表面に施されたA液は、乾燥させて、水等
の溶剤を蒸発させることにより皮膜を形成する。乾燥は
自然乾燥でも構わないが、風乾が好ましく、温風乾燥が
より好ましい。大体40〜60℃程度の温風で乾燥させ
るのが好ましい。
【0032】最後に、この水溶性高分子化合物による皮
膜を水又は水性洗浄溶液の高圧噴射により剥離除去する
訳であるが、その前に、この皮膜を水に対して難溶化さ
せることが好ましい。皮膜を水難溶性とすることで、剥
離除去性が強化される。即ち、水又は水性洗浄溶液の高
圧噴射により、皮膜が剥し取られるのではなく、皮膜が
水に単に再溶解するといった状態が生じるのを抑制し、
汚れの除去能力を向上させる。
【0033】皮膜の水難溶化は、水溶性高分子化合物を
水難溶化させる剤を形成された皮膜の上に施すことによ
り行う。
【0034】皮膜の水難溶化剤は、皮膜の種類により好
適なものが選択され、例えば、水溶性高分子にポリビニ
ルアルコールを適用する場合にはホウ砂が選択され、水
溶性高分子にアルギン酸ナトリウムを適用する場合に
は、塩化カルシウムなどのカルシウム塩などが選択され
る。また、高分子膜と反対荷電を持つ高分子化合物を使
用することも可能である。例えば、正電荷を有する高分
子化合物としては、カチオン変性セルロースエーテル誘
導体、ポリビニルピロリドン誘導体四級アンモニウム、
ポリアクリル酸誘導体四級アンモニウム等が挙げられ、
負電荷を有する高分子化合物としては、アルギン酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル
酸ナトリウム等が挙げられる。
【0035】これらの水難溶化剤は、保存性、取扱性を
考慮し水溶液として適用される。本発明の洗浄方法にお
いては、この水難溶化剤を含む水溶液(以下、「B液」
という)は、常に先のA液と組合されて使用される。B
液には、更に防錆剤、アルコール等の水溶性溶剤などを
配合させることができる。
【0036】水難溶化剤の使用量は水溶性高分子化合物
の種類により適宜調整される訳であるが、目安として
は、水溶性高分子化合物の水溶液が難溶化剤によりゲル
形成が生じる程度以上が好ましく、より好ましくは、ゲ
ル形成される範囲内である。ゲル形成が生じる量より少
ないと、難溶化剤による汚れ除去の増強効果が十分に表
われない。また、完全に不溶化される量まで添加される
と、水又は水性洗浄溶液の噴射により除去し得ない膜片
の残存の問題が生じる場合もあるからである。上述の事
情も考慮し、一般的なB液中における水難溶化剤の好適
な濃度は0.1〜10重量%程度である。
【0037】B液は、A液中の水溶性高分子化合物によ
る皮膜が完全に形成されてから施されることを要する。
皮膜形成前にB液を施すと、前記水溶性高分子物質の難
溶性塩が塗布表面に析出し、膜形成がされなくなるため
汚れ除去能力に著しく劣るからである。
【0038】表面に施すための手段は問わず、刷毛塗
り、スプレーによる噴霧などが挙げられる。スプレー噴
霧の場合には、A液の場合と同様に全体に均一に施すこ
とができる程度の低圧で行うことが好ましい。好ましい
塗布ないし噴霧量は0.01〜0.1g/cm2程度で
ある。
【0039】B液を施した後は、皮膜を難溶化させるに
足る時間放置されることが望ましく、その時間はおよそ
B液が乾燥する程度であり、具体的には約1〜10分程
度である。より好ましくは反応を促進させる意味で40
〜70℃程度の温風下で乾燥させる。
【0040】次いで、水又は水性洗浄溶液を高圧で被洗
浄物表面に噴射することによって、高分子膜を汚れと共
に剥離除去する。この際の噴射圧力は、好ましくは50
〜100kg/cm2程度である。50kg/cm2未満の圧力で
は膜を破くのに不十分であり、剥離されずに被洗浄物表
面に膜片が残存する。一方、100kg/cm2を越える圧
力で噴射しても格別の効果は表われないので、不経済で
ある。水量は大体0.1〜0.5g/cm2程度が好まし
い。この範囲より少ないと、膜の剥離が不十分である場
合が多く、この範囲を越えると、却って不経済であり、
節水の観点からも避けられることが好ましい。
【0041】ここでいう水性洗浄溶液とは、界面活性
剤、及び必要に応じて更に無機ビルダー、有機ビルダー
などを含む水溶液であり、皮膜の剥離を促進する作用及
び膜に粘着して除去されなかったが、膜の剥離により浮
き上がった汚れの除去を促進する作用がある。使用濃度
としては0.1〜1.0%が適当である。この膜の剥離
除去工程に水性洗浄溶液を使用した場合には、その後に
水洗工程が必要である。
【0042】また、最初に被洗浄物表面にA液を施す工
程に先立って、水又は上記の水性洗浄溶液を高圧噴射
し、該表面に付着したほこり等の付着力の弱い汚れを予
め除去しておいても構わない。
【0043】このような本発明の洗浄方法では、被洗浄
物表面に影響を与えることなくきれいに洗浄することが
できる。従って、塗装面等の傷つき易い表面の洗浄に好
適であり、特に車輛等の洗浄に適している。
【0044】本発明は、上述してきた本発明の洗浄方法
に好適に使用される洗浄剤組成物をも提供する。即ち、
造膜作用を有する水溶性高分子化合物を含む水溶液から
なる洗浄剤組成物、並びに造膜作用を有する水溶性高分
子化合物を含む水溶液の一と前記水溶性高分子を水難溶
化させる薬剤を含む水溶液の一からなる二液型洗浄剤組
成物を提供する。これらには既に述べたように、界面活
性剤等の洗浄剤、防錆剤、アルコール等の水溶性溶剤、
更には着色料、香料等の成分を含有させることができ
る。また、使用時に好適な濃度に希釈するように濃縮液
として提供しても、或いはそのまま使用できるような濃
度に調整したものであっても構わない。
【0045】また、本発明の洗浄方法は、圧力調整装置
のついたスプレー洗浄機を用いれば、各工程を一連して
行うことができ、省力化が図れる。更には、自動化する
ことも可能である。
【0046】本発明の洗浄方法を自動車に適用する場
合、例えば、自動車の自動洗浄のための公知のスプレー
洗車機に改良を加えることで、本発明の方法を容易に実
施することができる。本発明の洗浄方法を実施するため
の洗車機の一実施態様について、次に説明する。尚、こ
れは特開平2−274643号公報記載の洗車装置を応
用したものである。
【0047】この洗車機は、図1〜図7に参照される如
く、洗浄すべき自動車の車体表面にA液を噴霧するノズ
ル1aとB液を噴霧するノズル2aと高圧水流を噴射す
るノズル3aと、前記各ノズル1a、2a、3aを前記
車体表面から一定距離に調整すると共に前記各ノズルの
噴射角を調整できる調整駆動装置17と、ワックス液を
噴霧するノズル4a及び前記車体表面を乾燥させる送風
装置5とが、門型可動式台車6に搭載され、該台車6
は、車輛乗入れ台9の両側に敷設されたレール7上を転
動する車輪8が付設されたものである。
【0048】上記洗車装置は、図8のフローチャートに
示す工程により洗車作業が行われる。第一に、洗浄すべ
き車輛を図1に示す乗入台9に停止させ、洗車装置を作
動させると、図2(A)に示す洗浄用の昇降電動機10
aが回り、スプロケット11a、チェーン12aを介し
てパイプホルダー13aを引き下げ、平面噴霧用A液ノ
ズル1aを下端まで下げる。下端まで下がると電動機1
0aが停止し、次に移動電動機15が回りパイプ16に
取り付けた公知構造の光電式等の距離検知器(以下セン
サーと呼ぶ)Saにより、車輛前面との距離が一定にな
るまで前進し、停止する。
【0049】次に、平面噴霧用A液パイプ1の平面噴霧
用A液ノズル1aより放液を始め、両電動機10a、1
5が交互に回って、車輛形状に合わせて、前記ノズル1
aを移動させてA液の噴霧を行う。
【0050】車輛頂部の噴霧に移ると、パイプ16に取
り付けたセンサーSbが働いて、図3に示すパイプホル
ダ13aに支持されたシリンダ18を作動させて、これ
にピン18aで連結されたアーム19、ギヤー20に依
り平面噴霧用A液パイプ1を回転させ、ノズル1aの噴
霧方向を変えて、再び電動機10a、15を回しながら
噴霧を行う。
【0051】次に、上記と同様に今度は車輛後部形状に
合わせて前記ノズル1aを移動し、ならびに噴射角を変
えてA液の噴霧を行う。最下端まで下がると、平面噴霧
用A液ノズル1aを上端まで引き上げて噴霧を終える。
【0052】次に、図4に示す側面噴霧用A液パイプ2
1の側面噴霧用A液ノズル21aより放液が始まり、電
動機15が回って車輛後部より前部へ向かって側面への
A液の噴霧が行われる。この時、前記ノズル21aは、
センサーScが働いて、シリンダー26を作動させ、車
輛巾に合わせて最適の洗浄効果が得られる様調整され、
以後洗車終了まで、この状態を維持する。
【0053】車輛表面全体へのA液の噴霧が終了する
と、図5に示される如く、送風装置5の送風機29によ
り送り出された風は、電熱ヒーター40を通過する際に
温められ、吹出口30、31、32から吹出され、車体
表面に噴霧されたA液の溶媒を乾燥除去し、皮膜を形成
させる。
【0054】Sdは吹出口32と車体間の距離を一定に
するためのセンサー、34は吹出口32を上下させるシ
リンダーであり、35はアーム、36は吹出口33の吹
出口方向を常に一定にする為の補助アームである。
【0055】車体表面に皮膜が形成されたなら、平面噴
霧用A液ノズル1aと同様に、平面噴霧用B液パイプ2
の平面噴霧用B液ノズル2aによるB液の噴霧が行われ
る。次いで、側面噴霧用A液ノズル21aと同様に、側
面噴霧用B液パイプ22の側面噴霧用B液ノズル22a
によりB液噴霧が行われる。
【0056】B液の噴霧が終了すると、送風装置5によ
り温風乾燥し反応を進行させ、皮膜を水難溶化させる。
【0057】次に、高圧水を噴射し、皮膜の剥離除去を
行う。図2(A)に示された平面噴霧用A液ノズル1a
の場合と同様に、図2(B)に示される昇降電動機10
bが回り、スプロケット11b、チェーン12bを介し
てパイプホルダー13bを引き下げ、平面洗浄用高圧水
ノズル3aを下端まで下げる。以下、A液噴霧の時と同
様に動作し、平面噴射用高圧水パイプ3の平面噴射用高
圧水ノズル3aから高圧水流が噴射され、その後、側面
噴射用高圧水パイプ23の側面噴射用高圧水ノズル23
aから高圧水流が噴射される。
【0058】洗車が終了すると、図6に示すワックス液
噴霧パイプ4のノズル4aよりワックス液が放液され、
車体にワックス処理が行われる。ワックス処理が終わる
と、送風装置5により車体表面に付着した水滴を取り除
く。以上の工程終了後、洗車装置は、元の場所に戻り、
洗車を完了する。
【0059】上記各パイプへのA液、B液、ワックス液
及び高圧水の分配配送は、例えば図7に示すようにする
ことができる。各洗浄用パイプは、低圧の液送ポンプP
1からA液、B液或いはワックス液のいずれか一が、電
磁弁ユニットU1に送られる配送系統X、及び水を高圧
水噴射用プランジャーポンプP2から高圧水蓄圧タンク
T0を経由して電磁弁ユニットU1に送られる配送系統
Yを持つ。電磁弁ユニットU1に送られたA液、B液、
ワックス液若しくは高圧水は、前記電磁弁ユニットU1
により電磁弁の開閉が選択制御され、適切なノズルへ分
配されるよう構成されている。
【0060】水タンクT3の水は、電磁式二方弁U0に
より配送系統Xへ連なるL1か配送系統Yへ連なるL3
に選択配送される。前記二方弁U0によりL3が選択さ
れた場合には、ポンプP2から配送系統Yを通り電磁弁
ユニットU1へ送られ高圧水が噴射される。一方、前記
二方弁U0によりL1が選択されると、水タンクT3の
水はポンプP1により電磁弁ユニットU1へ送られる。
同時に、電磁弁ユニットU2の電磁弁の開閉制御により
A液の原液タンクT1、B液の原液タンクT2若しくは
ワックス液の原液タンクT4よりいずれか一の原液が、
液送ポンプP3によりL2を通じてL1へ供給されるの
で、ラインL1中でA液、B液或いはワックス液の原液
が水と混合され濃度が調整される。この適当に濃度が調
整されたA液、B液若しくはワックス液は、ポンプP1
から配送系統Xを通り電磁弁ユニットU1を経て低圧で
噴霧される。
【0061】但し、本発明の洗浄方法を自動化するため
の洗浄機械の実施態様はこれに限定されるものではな
い。
【0062】
【実施例】以下、実施例により本発明について更に詳説
する。但し、これらは、具体的な本発明の実施態様を示
したに過ぎず、本発明は決して下記実施例に限定される
ものではない。尚、特に断わりのない限り実施例中の
「%」とは「重量%」を表わすこととする。
【0063】《評価試験》白色塗装の自動車用ボンネッ
ト板にワックスがけを行い、1ヶ月屋外曝露して汚れを
付着させたものを試験板とし、処方イ〜トの洗浄剤と洗
浄方法イ〜ホを表1に示されるように適宜組合せて洗浄
試験を行った。洗浄後の汚れの落ち程度を下記評価基準
に従って目視判定した。結果は表1に示す通りであっ
た。
【0064】(評価基準) ○:汚れが落ちている。 △:一部汚れが落ちている。 ×:殆ど汚れが落ちていない。
【0065】
【表1】
【0066】<処方例イ> (A液) ヒドロキシメチルセルロース 2% 水 98%
【0067】<処方例ロ> (A液) ポリビニルアルコール 2% 水 98% (B液) ホウ砂 1% 水 99%
【0068】<処方例ハ> (A液) アルギン酸ナトリウム 2% 水 98% (B液) 塩化カルシウム 1% 水 99%
【0069】 <処方例ニ> ポリオキシエチレン(9)アルキルエーテル 0.01% トリポリリン酸ナトリウム 0.99% 水 99.0 %
【0070】<処方例ホ> ポリブタジエンゴム 5% トルエン 95%
【0071】<処方例ヘ> メタクリル酸エステル共重合体 2% トルエン 98%
【0072】<処方例ト> ブチラール樹脂 5% イソプロピルアルコール 95%
【0073】<洗浄方法イ>A液を噴霧→乾燥→高圧ス
プレーで水洗浄
【0074】<洗浄方法ロ>A液を噴霧→乾燥→B液を
噴霧→乾燥→高圧スプレーで水洗浄
【0075】<洗浄方法ハ>A液を噴霧→高圧スプレー
で水洗浄
【0076】<洗浄方法ニ>A液を噴霧→B液を噴霧→
高圧スプレーで水洗浄
【0077】<洗浄方法ホ>高圧スプレーで洗剤洗浄→
高圧スプレーで水洗浄
【0078】但し、以上の洗浄方法において、A液及び
B液は洗浄塗装面900cm2当たり30g施されるよ
うに使用した。また、高圧スプレー洗浄での水又は洗浄
剤の噴射量は10L/分、噴射圧力は50kg/cm2
である。
【0079】表1の結果からわかる様に、本発明の洗浄
方法及び洗浄剤組成物は優れた洗浄力を示し、従来の高
圧スプレー洗浄方法(比較例3)では取り切れなかった
汚れまでも除去することが可能である。また、アルカリ
洗浄剤による通常の高圧スプレー洗浄においてもこれら
の汚れは除去できない。
【0080】しかし、本発明の洗浄剤組成物であるA液
を使用しても、皮膜形成のための乾燥工程のない洗浄方
法では十分な洗浄力を得ることができなかった(比較例
1及び比較例2参照)。一方、親油性高分子化合物を使
用したものは、塗装面との密着性が高く、高圧水のスプ
レー噴射では膜を剥離させることができなかった(比較
例4〜6参照)。
【0081】従って、本発明の洗浄剤組成物を用い且つ
本発明の洗浄方法を適用して初めて、優れた洗浄効果が
得られるのである。
【0082】
【発明の効果】本発明の洗浄方法では、ブラシ及び研磨
剤を使用することなく、また強アルカリ剤を使用しない
ため、傷つき、変色、膨潤等の被洗浄物表面に影響を及
ぼすことなく汚れをほとんど完全に除去することができ
る。また、水洗可能な材質であれば特に被洗浄物の材質
を選ばずに本発明の洗浄方法を適用することができる。
例えば、ガラス、プラスチック、金属及び塗装面等であ
る。特に傷み易い塗装面の洗浄に本発明の方法は適して
いる。
【0083】更に、スプレー洗浄機により一連して行う
ことが可能であり、更には全工程を自動化させることも
できるため、省力化が図れる。また、好ましくはノズル
噴射により洗浄工程を行うことができるので、広く又は
複雑な表面を持つ物の洗浄に好適である。例えば、車輛
や壁、彫塑物等の洗浄に好適である。
【0084】本発明の洗浄剤組成物は、被洗浄物表面に
影響を及ぼすことなくほぼ完全に汚れを除去することが
できる優れた洗浄剤である。また、全て水系溶液である
ため取扱も容易であり、廃液処理等の問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法の一実施態様を表わす洗車機
の平面図である。
【図2】上記洗車機の平面噴霧又は噴射用パイプ部及び
ノズル部の正面図であり、(A)は、A液及びB液のた
めの平面噴霧用パイプ部及びノズル部の正面図を表わ
し、(B)は、高圧水のための平面噴射用パイプ部及び
ノズル部の正面図である。
【図3】上記洗車機のパイプホルダー部の縦断面図であ
る。
【図4】上記洗車機の側面噴霧又は噴射用パイプ部及び
ノズル部の側面図である。
【図5】上記洗車機の送風装置部の正面図である。
【図6】上記洗車機のワックス液噴霧用パイプ部及びノ
ズル部の正面図である。
【図7】上記洗車機のA液、B液、高圧水及びワックス
液の分配配送を説明する系統図である。
【図8】上記洗車機の洗車工程を表わしたフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1a…平面噴霧用A液ノズル 2a…平面噴霧用B液ノズル 3a…平面噴射用高圧水ノズル 4a…ワックス液噴霧用ノズル 5…送風装置 6…門型可動式台車 7…レール 8…車輪 9…車輛乗入れ台 15…移動電動機 21a…側面噴霧用A液ノズル 22a…側面噴霧用B液ノズル 23a…側面噴射用高圧水ノズル 29…送風機 30、31、32…吹出口 40…電熱ヒーター Sa、Sb、Sc、Sd…センサー U0…電磁式二方弁 U1、U2…電磁弁ユニット P1、P3…液送ポンプ P2…高圧水噴射用プランジャーポンプ T0…蓄圧タンク T1…A液原液タンク T2…B液原液タンク T3…水タンク T4…ワックス液原液タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 17/00 C11D 17/00 // C09D 129/04 PFL C09D 129/04 PFL

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)造膜作用を有する水溶性高分子化合
    物を含む水溶液を被洗浄物の表面に施す工程、 (b)前記施工表面を乾燥し、高分子膜を形成させる工
    程、 (c)水又は水性洗浄溶液を高圧で噴射して前記膜を剥
    離除去することにより、同時に前記被洗浄物表面の汚れ
    を除去せしめる工程、 を含むことを特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】前記水溶性高分子化合物がメチルセルロー
    ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
    ルロース、アルギン酸ソーダ、ポリビニルアルコール、
    ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンオキサイド、ポリ
    ビニルピロリドンからなる群から少なくとも一種以上選
    択されることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 【請求項3】前記水溶性高分子を水難溶化させる薬剤
    (以下、「水難溶化剤」という)を含む液を、高分子膜
    表面に施す工程を、前記工程(b)と(c)の間に挿入
    することを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】前記水溶性高分子化合物にポリビニルアル
    コールを選択し、前記水難溶化剤にはホウ砂を選択する
    ことを特徴とする請求項3記載の洗浄方法。
  5. 【請求項5】前記水溶性高分子化合物にアルギン酸ナト
    リウムを選択し、前記水難溶化剤には塩化カルシウムを
    選択することを特徴とする請求項3記載の洗浄方法。
  6. 【請求項6】前記水溶性高分子化合物と反対荷電を持つ
    高分子化合物を、前記水難溶化剤として選択することを
    特徴とする請求項3記載の洗浄方法。
  7. 【請求項7】前記工程(c)における水又は水性洗浄溶
    液の噴射が、50〜100kg/cm2の圧力で行われるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載の洗
    浄方法。
  8. 【請求項8】造膜作用を有する水溶性高分子化合物を含
    む水溶液からなることを特徴とする洗浄剤組成物。
  9. 【請求項9】造膜作用を有する水溶性高分子化合物を含
    む水溶液の一と前記水溶性高分子を水難溶化させる薬剤
    (以下、「水難溶化剤」という)を含む水溶液の一から
    なることを特徴とする二液型洗浄剤組成物。
  10. 【請求項10】前記水溶性高分子化合物がメチルセルロ
    ース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチル
    セルロース、アルギン酸ソーダ、ポリビニルアルコー
    ル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンオキサイド、
    ポリビニルピロリドンからなる群から少なくとも一種以
    上選択されることを特徴とする請求項8又は9記載の洗
    浄剤組成物。
  11. 【請求項11】前記水溶性高分子化合物にポリビニルア
    ルコールを選択し、前記水難溶化剤にはホウ砂を選択す
    ることを特徴とする請求項9記載の洗浄剤組成物。
  12. 【請求項12】前記水溶性高分子化合物にアルギン酸ナ
    トリウムを選択し、前記水難溶化剤には塩化カルシウム
    を選択することを特徴とする請求項9記載の洗浄剤組成
    物。
  13. 【請求項13】前記水溶性高分子化合物と反対荷電を持
    つ高分子化合物を、前記水難溶化剤として選択すること
    を特徴とする請求項9記載の洗浄剤組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045811A (ja) * 2000-05-22 2002-02-12 Shimizu Corp 表面の清浄化方法
WO2007116918A1 (ja) * 2006-04-04 2007-10-18 Toto Ltd. 徐溶性被膜を有する複合材及びコーティング組成物
JP2009256434A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Shimizu Corp 建物外壁の洗浄方法
CN106609064A (zh) * 2015-10-22 2017-05-03 李继成 洗车用吸附颗粒成膜液

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