JPH0829082A - 工業炉用蓄熱室、それに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法 - Google Patents
工業炉用蓄熱室、それに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法Info
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- JPH0829082A JPH0829082A JP6166643A JP16664394A JPH0829082A JP H0829082 A JPH0829082 A JP H0829082A JP 6166643 A JP6166643 A JP 6166643A JP 16664394 A JP16664394 A JP 16664394A JP H0829082 A JPH0829082 A JP H0829082A
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- checker brick
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスの偏流を防止して高い熱伝達効率が得ら
れるようにする。 【構成】 工業炉用蓄熱室の内部に複数のチェッカー煉
瓦を構築してなるチェッカー煉瓦構造体10を設ける。
そのチェッカー煉瓦構造体10は、ガスの移動方向に沿
った仕切壁12c、12d、12eを有する。それら仕
切壁12c、12d、12eにより、チェッカー煉瓦構
造体10のガスの流路が複数の領域10A、10D、1
0G、10Jに分割される。
れるようにする。 【構成】 工業炉用蓄熱室の内部に複数のチェッカー煉
瓦を構築してなるチェッカー煉瓦構造体10を設ける。
そのチェッカー煉瓦構造体10は、ガスの移動方向に沿
った仕切壁12c、12d、12eを有する。それら仕
切壁12c、12d、12eにより、チェッカー煉瓦構
造体10のガスの流路が複数の領域10A、10D、1
0G、10Jに分割される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工業炉用蓄熱室、そ
れに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法に関する。
れに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工業炉用蓄熱室の熱伝達効率
を向上させるため、種々の構造を持つチェッカー煉瓦と
その構築法が提案されている。その一例として、同一出
願人に係る特願平5−264484号特許出願に開示さ
れたチェッカー煉瓦を図17〜20に示す。この従来の
チェッカー煉瓦は、いわゆる正八角形のチェッカー煉瓦
であり、各煉瓦間に隙間を設定しながら構築するもので
ある。
を向上させるため、種々の構造を持つチェッカー煉瓦と
その構築法が提案されている。その一例として、同一出
願人に係る特願平5−264484号特許出願に開示さ
れたチェッカー煉瓦を図17〜20に示す。この従来の
チェッカー煉瓦は、いわゆる正八角形のチェッカー煉瓦
であり、各煉瓦間に隙間を設定しながら構築するもので
ある。
【0003】図18および図19に示すように、従来の
チェッカー煉瓦100は、上下両端が開口した断面正八
角形の筒体で、8個の矩形側壁101、102、10
3、104、105、106、107および108によ
り構成される。構築時の位置ズレ防止のために、側壁1
02、104、106および108の上面に突起102
b、104b、106bおよび108bがそれぞれ設け
てある。
チェッカー煉瓦100は、上下両端が開口した断面正八
角形の筒体で、8個の矩形側壁101、102、10
3、104、105、106、107および108によ
り構成される。構築時の位置ズレ防止のために、側壁1
02、104、106および108の上面に突起102
b、104b、106bおよび108bがそれぞれ設け
てある。
【0004】以上の構成を持つチェッカー煉瓦100
は、次のようにして構築される。まず、図17に示すよ
うに、4個のチェッカー煉瓦100を同一平面上で側壁
101が互いに平行になるように環状に配置する。その
際、それら4個の煉瓦100の互いに対向する側壁の間
には、それぞれ隙間tが形成される。この隙間tと煉瓦
100の内部の空間119がガス流路となる。
は、次のようにして構築される。まず、図17に示すよ
うに、4個のチェッカー煉瓦100を同一平面上で側壁
101が互いに平行になるように環状に配置する。その
際、それら4個の煉瓦100の互いに対向する側壁の間
には、それぞれ隙間tが形成される。この隙間tと煉瓦
100の内部の空間119がガス流路となる。
【0005】次に、それら4個のチェッカー煉瓦100
の中央に同じ構造のチェッカー煉瓦200を載せる。上
段の煉瓦200の4つの側壁201、203、205お
よび207は、それぞれ、下段の4個の煉瓦100の側
壁105、107、103および101により支持され
る。
の中央に同じ構造のチェッカー煉瓦200を載せる。上
段の煉瓦200の4つの側壁201、203、205お
よび207は、それぞれ、下段の4個の煉瓦100の側
壁105、107、103および101により支持され
る。
【0006】下段および上段のそれぞれについて、図1
7に示すように、他のチェッカー煉瓦100および20
0は、同様のパターンで配置される。また、上段より上
の各段についても同様にして構築される。その様子を図
20に示す。
7に示すように、他のチェッカー煉瓦100および20
0は、同様のパターンで配置される。また、上段より上
の各段についても同様にして構築される。その様子を図
20に示す。
【0007】図15および図16は、上記従来のチェッ
カー煉瓦とその構築法を用いた工業炉用蓄熱室の構造
と、その内部のガスの流れを示す概略断面図である。◆
両図において、従来の工業炉用蓄熱室83は、内部下方
に煙道88を備え、煙道88の上方に多数のチェッカー
煉瓦の積層構造90を備えている。一方の側壁の上部に
は、溶解槽などから発生したガスの吹出口85a、85
b、85cおよび85dが設けてある。
カー煉瓦とその構築法を用いた工業炉用蓄熱室の構造
と、その内部のガスの流れを示す概略断面図である。◆
両図において、従来の工業炉用蓄熱室83は、内部下方
に煙道88を備え、煙道88の上方に多数のチェッカー
煉瓦の積層構造90を備えている。一方の側壁の上部に
は、溶解槽などから発生したガスの吹出口85a、85
b、85cおよび85dが設けてある。
【0008】溶解槽などから発生した高温ガスは、4個
の吹出口85a、85b、85cおよび85dから工業
炉用蓄熱室83の内部に流入する。そして、チェッカー
煉瓦の積層構造90の各煉瓦間の隙間を通って下方に向
かい、煙道88を通って外部に放出される。チェッカー
煉瓦の積層構造90内を通って降下する間に、熱交換に
より、高温ガスの熱は各チェッカー煉瓦に伝達・蓄熱さ
れる。
の吹出口85a、85b、85cおよび85dから工業
炉用蓄熱室83の内部に流入する。そして、チェッカー
煉瓦の積層構造90の各煉瓦間の隙間を通って下方に向
かい、煙道88を通って外部に放出される。チェッカー
煉瓦の積層構造90内を通って降下する間に、熱交換に
より、高温ガスの熱は各チェッカー煉瓦に伝達・蓄熱さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の工業炉用蓄熱室
83では、隣接するチェッカー煉瓦相互間に隙間tが設
けられているため(図17および図20参照)、チェッ
カー煉瓦の積層構造90内でのガスの流れは円滑とな
り、その結果、それ以前のものに比べて熱効率が改善さ
れる。
83では、隣接するチェッカー煉瓦相互間に隙間tが設
けられているため(図17および図20参照)、チェッ
カー煉瓦の積層構造90内でのガスの流れは円滑とな
り、その結果、それ以前のものに比べて熱効率が改善さ
れる。
【0010】しかし、流入した高温ガスは、吹出口85
a、85b、85cおよび85dから煙道88に向かっ
て最短距離で流れようとする傾向がある。このため、高
温ガスが工業炉用蓄熱室83の内部を均一に流れない現
象、すなわち「偏流」が発生しやすい。「偏流」が発生
すると、図15に示すように、ガス流に熱授受に関与し
ない部分Xが生じ、熱効率が低下するという問題があ
る。
a、85b、85cおよび85dから煙道88に向かっ
て最短距離で流れようとする傾向がある。このため、高
温ガスが工業炉用蓄熱室83の内部を均一に流れない現
象、すなわち「偏流」が発生しやすい。「偏流」が発生
すると、図15に示すように、ガス流に熱授受に関与し
ない部分Xが生じ、熱効率が低下するという問題があ
る。
【0011】図21および図22に、理想的なガスの流
れが得られる工業炉用蓄熱室113を示す。この工業炉
用蓄熱室113では、4個の吹出口115a、115
b、115cおよび115dから流入した高温ガスは、
チェッカー煉瓦の積層構造120を通って煙道118か
ら外部に放出されるが、蓄熱室113の内部全体にわた
ってガス流は偏ることなく均一に流れている。この場
合、熱効率が最良となり、最も望ましい。
れが得られる工業炉用蓄熱室113を示す。この工業炉
用蓄熱室113では、4個の吹出口115a、115
b、115cおよび115dから流入した高温ガスは、
チェッカー煉瓦の積層構造120を通って煙道118か
ら外部に放出されるが、蓄熱室113の内部全体にわた
ってガス流は偏ることなく均一に流れている。この場
合、熱効率が最良となり、最も望ましい。
【0012】そこで、この発明の目的は、従来より高い
熱伝達効率が得られる工業炉用蓄熱室と、それに用いる
チェッカー煉瓦およびその構築法を提供することにあ
る。
熱伝達効率が得られる工業炉用蓄熱室と、それに用いる
チェッカー煉瓦およびその構築法を提供することにあ
る。
【0013】
(1) この発明の工業炉用蓄熱室は、複数のチェッカ
ー煉瓦を構築してなるチェッカー煉瓦構造体を備え、そ
のチェッカー煉瓦構造体は、ガスの移動方向に沿った仕
切壁を有していて、その仕切壁により前記チェッカー煉
瓦構造体のガスの流路が複数の領域に分割されているこ
とを特徴とする。
ー煉瓦を構築してなるチェッカー煉瓦構造体を備え、そ
のチェッカー煉瓦構造体は、ガスの移動方向に沿った仕
切壁を有していて、その仕切壁により前記チェッカー煉
瓦構造体のガスの流路が複数の領域に分割されているこ
とを特徴とする。
【0014】好ましくは、前記仕切壁は、(a)隣接す
る前記チェッカー煉瓦の間の隙間にその隙間を埋めるよ
うに配置された複数の耐火物により形成され、または、
(b)隣接する前記チェッカー煉瓦の間に配置された板
状の耐火物により形成され、または、(c)前記チェッ
カー煉瓦自体によって形成される。
る前記チェッカー煉瓦の間の隙間にその隙間を埋めるよ
うに配置された複数の耐火物により形成され、または、
(b)隣接する前記チェッカー煉瓦の間に配置された板
状の耐火物により形成され、または、(c)前記チェッ
カー煉瓦自体によって形成される。
【0015】(c)の場合、前記仕切壁の位置に、仕切
壁用に形成された変形チェッカー煉瓦を用いるのが好ま
しい。
壁用に形成された変形チェッカー煉瓦を用いるのが好ま
しい。
【0016】前記チェッカー煉瓦が正八角形の筒状煉瓦
の場合、前記変形チェッカー煉瓦として正方形の筒状煉
瓦を用いるのが好ましい。
の場合、前記変形チェッカー煉瓦として正方形の筒状煉
瓦を用いるのが好ましい。
【0017】また、前記変形チェッカー煉瓦として、隣
接する前記チェッカー煉瓦の間の隙間を埋めるような突
出部を側面に有する筒状煉瓦を用いてもよい。
接する前記チェッカー煉瓦の間の隙間を埋めるような突
出部を側面に有する筒状煉瓦を用いてもよい。
【0018】(2)この発明のチェッカー煉瓦は、上端
および下端が開口された断面八角形の筒体よりなるチェ
ッカー煉瓦であって、前記筒体が、互いに平行に配置さ
れ且つ同じ形状を持つ第1および第2の側壁と、互いに
平行に配置され且つ同じ形状を持つ、前記第1および第
2の側壁とに対して直交して配置された第3および第4
の側壁と、前記第1および第3の側壁の間と、前記第1
および第4の側壁の間と、前記第2および第3の側壁の
間と、前記第2および第4の側壁の間とにそれぞれ配置
された、互いに同じ形状を持つ第5の側壁とを備えてお
り、前記第5の側壁の少なくとも1つの外面には、突出
部が形成されており、第1および第2の当該チェッカー
煉瓦を同一平面上で、前記第1のチェッカー煉瓦の前記
第2の側壁と前記第2のチェッカー煉瓦の前記第1の側
壁の中央線が第1直線上に位置し、前記第1のチェッカ
ー煉瓦の前記第4の側壁と前記第2のチェッカー煉瓦の
前記第3の側壁の中央線が前記第1直線に直交する第2
直線上に位置するように配置した時に、前記第1および
第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の
側壁が互いに接触することを特徴とする。
および下端が開口された断面八角形の筒体よりなるチェ
ッカー煉瓦であって、前記筒体が、互いに平行に配置さ
れ且つ同じ形状を持つ第1および第2の側壁と、互いに
平行に配置され且つ同じ形状を持つ、前記第1および第
2の側壁とに対して直交して配置された第3および第4
の側壁と、前記第1および第3の側壁の間と、前記第1
および第4の側壁の間と、前記第2および第3の側壁の
間と、前記第2および第4の側壁の間とにそれぞれ配置
された、互いに同じ形状を持つ第5の側壁とを備えてお
り、前記第5の側壁の少なくとも1つの外面には、突出
部が形成されており、第1および第2の当該チェッカー
煉瓦を同一平面上で、前記第1のチェッカー煉瓦の前記
第2の側壁と前記第2のチェッカー煉瓦の前記第1の側
壁の中央線が第1直線上に位置し、前記第1のチェッカ
ー煉瓦の前記第4の側壁と前記第2のチェッカー煉瓦の
前記第3の側壁の中央線が前記第1直線に直交する第2
直線上に位置するように配置した時に、前記第1および
第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の
側壁が互いに接触することを特徴とする。
【0019】(3) この発明のチェッカー煉瓦の構築
法は、同一平面上で、前記突出部を2個有する上記
(2)の第1および第2のチェッカー煉瓦を、それらの
第1側壁を互いに平行にし、且つ、前記第1のチェッカ
ー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の一方を、
前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第
5の側壁の一方に接触させて配置する工程と、前記突出
部を2個有する上記(2)の上記(2)のチェッカー煉
瓦を、その第1側壁を前記第1および第2のチェッカー
煉瓦の第1側壁に平行にし、且つ、前記第3のチェッカ
ー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の一方を、
前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第
5の側壁の他方に接触させて配置する工程とを備えてな
ることを特徴とする。
法は、同一平面上で、前記突出部を2個有する上記
(2)の第1および第2のチェッカー煉瓦を、それらの
第1側壁を互いに平行にし、且つ、前記第1のチェッカ
ー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の一方を、
前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第
5の側壁の一方に接触させて配置する工程と、前記突出
部を2個有する上記(2)の上記(2)のチェッカー煉
瓦を、その第1側壁を前記第1および第2のチェッカー
煉瓦の第1側壁に平行にし、且つ、前記第3のチェッカ
ー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の一方を、
前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第
5の側壁の他方に接触させて配置する工程とを備えてな
ることを特徴とする。
【0020】
【作用】この発明の工業炉用蓄熱室では、高温ガスがチ
ェッカー煉瓦積層構造の内部を通過する際に、各領域内
を分流して降下するため、高温ガスは工業炉用蓄熱室の
内部を均一に流動するようになる。このため、高温ガス
の偏流が確実に防止され、その結果、熱伝達効率が向上
する。
ェッカー煉瓦積層構造の内部を通過する際に、各領域内
を分流して降下するため、高温ガスは工業炉用蓄熱室の
内部を均一に流動するようになる。このため、高温ガス
の偏流が確実に防止され、その結果、熱伝達効率が向上
する。
【0021】この発明のチェッカー煉瓦およびその構築
法によれば、その突出部を互いに接触させて配置するこ
とにより、前記仕切壁が容易に構築される。よって、こ
の発明の工業炉用蓄熱室が容易に得られる。
法によれば、その突出部を互いに接触させて配置するこ
とにより、前記仕切壁が容易に構築される。よって、こ
の発明の工業炉用蓄熱室が容易に得られる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。◆ [第1実施例] (工業炉用蓄熱室の構造)図1および図2はこの発明の
第1実施例の工業炉用蓄熱室の断面図、図3はその蓄熱
室を設置したガラス溶融用のガラス窯の断面図である。
て詳細に説明する。◆ [第1実施例] (工業炉用蓄熱室の構造)図1および図2はこの発明の
第1実施例の工業炉用蓄熱室の断面図、図3はその蓄熱
室を設置したガラス溶融用のガラス窯の断面図である。
【0023】図3において、ガラス溶融用のガラス窯1
は、第1蓄熱室3、第2蓄熱室4、およびそれら両蓄熱
室3、4の間に設置された溶解槽2から構成される。溶
解槽2は、内部にガラスが収容され、加熱手段(図示せ
ず)により所定温度に加熱される。溶解槽2の内部に
は、溶融ガラス7が生成される。溶解槽2の内部では、
溶融ガラス7により高温ガスが発生する。溶解槽2内で
発生した高温ガスは、吹出口5、6を通って第1および
第2蓄熱室3、4にそれぞれ流入する。
は、第1蓄熱室3、第2蓄熱室4、およびそれら両蓄熱
室3、4の間に設置された溶解槽2から構成される。溶
解槽2は、内部にガラスが収容され、加熱手段(図示せ
ず)により所定温度に加熱される。溶解槽2の内部に
は、溶融ガラス7が生成される。溶解槽2の内部では、
溶融ガラス7により高温ガスが発生する。溶解槽2内で
発生した高温ガスは、吹出口5、6を通って第1および
第2蓄熱室3、4にそれぞれ流入する。
【0024】第1および第2蓄熱室3、4の内部には、
多数のチェッカー煉瓦の積層構造10、11がそれぞれ
設けてあり、チェッカー煉瓦の積層構造10、11の下
方には、煙道8、9がそれぞれ設けてある。第1および
第2蓄熱室3、4に流入した高温ガスは、それらチェッ
カー煉瓦の積層構造10、11の内部をそれぞれ通って
降下し、煙道8および9を通って外部に流出する。積層
構造10、11の内部を降下する間に熱交換により、高
温ガスの熱は各チェッカー煉瓦に伝達・蓄熱される。
多数のチェッカー煉瓦の積層構造10、11がそれぞれ
設けてあり、チェッカー煉瓦の積層構造10、11の下
方には、煙道8、9がそれぞれ設けてある。第1および
第2蓄熱室3、4に流入した高温ガスは、それらチェッ
カー煉瓦の積層構造10、11の内部をそれぞれ通って
降下し、煙道8および9を通って外部に流出する。積層
構造10、11の内部を降下する間に熱交換により、高
温ガスの熱は各チェッカー煉瓦に伝達・蓄熱される。
【0025】次に、第1蓄熱室3の構成の詳細を図1、
図2および図4を参照しながら説明する。第2蓄熱室4
は第1蓄熱室3と同じ構成を持つので、第2蓄熱室4に
ついての説明は省略する。
図2および図4を参照しながら説明する。第2蓄熱室4
は第1蓄熱室3と同じ構成を持つので、第2蓄熱室4に
ついての説明は省略する。
【0026】図4に示すように、第1蓄熱室3の内部の
チェッカー煉瓦積層構造10には、その長手方向に延び
る2つの仕切壁12a、12bが形成され、それら仕切
壁12a、12bに直交して3つの仕切壁12c、12
d、12eが形成されている。これら仕切壁12a、1
2b、12c、12d、12eにより、チェッカー煉瓦
積層構造10は12個の領域10A、10B、10C、
10D、10E、10F、10G、10H、10I、1
0J、10K、10Lに分割されている。12個の領域
10A、10B、10C、10D、10E、10F、1
0G、10H、10I、10J、10K、10Lは、碁
盤の目のように配置されている。
チェッカー煉瓦積層構造10には、その長手方向に延び
る2つの仕切壁12a、12bが形成され、それら仕切
壁12a、12bに直交して3つの仕切壁12c、12
d、12eが形成されている。これら仕切壁12a、1
2b、12c、12d、12eにより、チェッカー煉瓦
積層構造10は12個の領域10A、10B、10C、
10D、10E、10F、10G、10H、10I、1
0J、10K、10Lに分割されている。12個の領域
10A、10B、10C、10D、10E、10F、1
0G、10H、10I、10J、10K、10Lは、碁
盤の目のように配置されている。
【0027】第1蓄熱室3の側壁には、4つのガス流入
口5a、5b、5c、5dが形成されている。それらガ
ス流入口5a、5b、5c、5dの出口は、領域10
A、10D、10G、10J側にあり、且つチェッカー
煉瓦積層構造10よりも上方に位置している。煙道8
は、チェッカー煉瓦積層構造10の下方にある。
口5a、5b、5c、5dが形成されている。それらガ
ス流入口5a、5b、5c、5dの出口は、領域10
A、10D、10G、10J側にあり、且つチェッカー
煉瓦積層構造10よりも上方に位置している。煙道8
は、チェッカー煉瓦積層構造10の下方にある。
【0028】溶解槽2内で発生した高温ガスは、4つの
ガス流入口5a、5b、5c、5dを通って第1蓄熱室
3の内部のチェッカー煉瓦積層構造10の上方の空間に
流入する。その高温ガスは、チェッカー煉瓦積層構造1
0の12個の領域10A、10B、10C、10D、1
0E、10F、10G、10H、10I、10J、10
K、10L内を分流して降下する。その後、12個の領
域10A、10B、10C、10D、10E、10F、
10G、10H、10I、10J、10K、10Lを通
って降下した高温ガスは、煙道8で再び合流し、第1蓄
熱室3の外部に排出される。
ガス流入口5a、5b、5c、5dを通って第1蓄熱室
3の内部のチェッカー煉瓦積層構造10の上方の空間に
流入する。その高温ガスは、チェッカー煉瓦積層構造1
0の12個の領域10A、10B、10C、10D、1
0E、10F、10G、10H、10I、10J、10
K、10L内を分流して降下する。その後、12個の領
域10A、10B、10C、10D、10E、10F、
10G、10H、10I、10J、10K、10Lを通
って降下した高温ガスは、煙道8で再び合流し、第1蓄
熱室3の外部に排出される。
【0029】このように、第1蓄熱室3では、高温ガス
がチェッカー煉瓦積層構造10の内部を通過する際に、
12個の領域10A、10B、10C、10D、10
E、10F、10G、10H、10I、10J、10
K、10Lに分かれて降下するため、高温ガスは均一に
チェッカー煉瓦積層構造10の内部を降下・流動するよ
うになる。このため、高温ガスの偏流が確実に防止さ
れ、熱交換の効率を向上させることができる。
がチェッカー煉瓦積層構造10の内部を通過する際に、
12個の領域10A、10B、10C、10D、10
E、10F、10G、10H、10I、10J、10
K、10Lに分かれて降下するため、高温ガスは均一に
チェッカー煉瓦積層構造10の内部を降下・流動するよ
うになる。このため、高温ガスの偏流が確実に防止さ
れ、熱交換の効率を向上させることができる。
【0030】(仕切壁に使用するチェッカー煉瓦の構
造)次に、図5および図6を参照しながら、仕切壁12
a、12b、12c、12d、12eに使用するチェッ
カー煉瓦について説明する。◆図5はチェッカー煉瓦を
基盤上に配置した状態の平面図であり、図6は仕切壁を
形成する煉瓦の斜視図である。
造)次に、図5および図6を参照しながら、仕切壁12
a、12b、12c、12d、12eに使用するチェッ
カー煉瓦について説明する。◆図5はチェッカー煉瓦を
基盤上に配置した状態の平面図であり、図6は仕切壁を
形成する煉瓦の斜視図である。
【0031】図5において、各チェッカー煉瓦30は、
図18および図19に示した従来のチェッカー煉瓦10
0と同じ構造を持つ。すなわち、上下両端が開口した断
面正八角形の筒体で、8個の矩形側壁31、32、3
3、34、35、36、37、38により構成される。
図18および図19に示した従来のチェッカー煉瓦10
0と同じ構造を持つ。すなわち、上下両端が開口した断
面正八角形の筒体で、8個の矩形側壁31、32、3
3、34、35、36、37、38により構成される。
【0032】図6に示すように、仕切壁用煉瓦20は立
方体形状を持ち、いわゆる矩形煉瓦の1種である。仕切
壁用煉瓦20の高さは、チェッカー煉瓦30の高さに等
しく、その幅は、チェッカー煉瓦30の矩形側壁31、
32、33、34、35、36、37、38の1つの幅
に等しい。また、その厚さは、矩形側壁31、32、3
3、34、35、36、37、38の対向・隣接する2
つの間の距離に等しい。
方体形状を持ち、いわゆる矩形煉瓦の1種である。仕切
壁用煉瓦20の高さは、チェッカー煉瓦30の高さに等
しく、その幅は、チェッカー煉瓦30の矩形側壁31、
32、33、34、35、36、37、38の1つの幅
に等しい。また、その厚さは、矩形側壁31、32、3
3、34、35、36、37、38の対向・隣接する2
つの間の距離に等しい。
【0033】チェッカー煉瓦30の構築は、図17およ
び図20に示す従来のそれと同じである。すなわち、4
個のチェッカー煉瓦30を同一平面上で側壁31が互い
に平行になるように環状に配置する。その際、それら4
個の煉瓦40の互いに対向する側壁の間には、それぞれ
隙間が形成される。この隙間と煉瓦30の内部の空間3
9がガス流路となる。
び図20に示す従来のそれと同じである。すなわち、4
個のチェッカー煉瓦30を同一平面上で側壁31が互い
に平行になるように環状に配置する。その際、それら4
個の煉瓦40の互いに対向する側壁の間には、それぞれ
隙間が形成される。この隙間と煉瓦30の内部の空間3
9がガス流路となる。
【0034】次に、それら4個のチェッカー煉瓦30の
中央に同じ構造のチェッカー煉瓦130を載せる。上段
の煉瓦130の4つの側壁131、133、135およ
び137は、それぞれ、下段の4個の煉瓦30の側壁3
5、37、33および31により支持される。
中央に同じ構造のチェッカー煉瓦130を載せる。上段
の煉瓦130の4つの側壁131、133、135およ
び137は、それぞれ、下段の4個の煉瓦30の側壁3
5、37、33および31により支持される。
【0035】下段および上段のそれぞれについて、他の
チェッカー煉瓦は同様のパターンで配置される。また、
この上段より上の各段についても同様にして構築され
る。
チェッカー煉瓦は同様のパターンで配置される。また、
この上段より上の各段についても同様にして構築され
る。
【0036】図5に示すように、仕切壁用煉瓦20は、
各段において、チェッカー煉瓦30の隣接・対向する2
つの側壁の間にその隙間を埋めるようにそれぞれ配置さ
れる。仕切壁用煉瓦20の一方の側面22は、チェッカ
ー煉瓦30の側壁34の外周面34aに接する。仕切壁
用煉瓦20の他方の側面21は、チェッカー煉瓦30の
側壁38の外周面38aに接する。
各段において、チェッカー煉瓦30の隣接・対向する2
つの側壁の間にその隙間を埋めるようにそれぞれ配置さ
れる。仕切壁用煉瓦20の一方の側面22は、チェッカ
ー煉瓦30の側壁34の外周面34aに接する。仕切壁
用煉瓦20の他方の側面21は、チェッカー煉瓦30の
側壁38の外周面38aに接する。
【0037】同様にして、図5に示すように、複数の仕
切壁用煉瓦20を直線に沿って配置すると、このチェッ
カー煉瓦30の積層構造のガス流路は、それら仕切壁用
煉瓦20によって左右二つの領域に分割される。よっ
て、これと同様にして各段について仕切壁用煉瓦20を
配置すれば、チェッカー煉瓦30の積層構造のガス流路
を上下方向に仕切る仕切壁12が形成される。
切壁用煉瓦20を直線に沿って配置すると、このチェッ
カー煉瓦30の積層構造のガス流路は、それら仕切壁用
煉瓦20によって左右二つの領域に分割される。よっ
て、これと同様にして各段について仕切壁用煉瓦20を
配置すれば、チェッカー煉瓦30の積層構造のガス流路
を上下方向に仕切る仕切壁12が形成される。
【0038】お、仕切壁12を形成する下段の仕切壁用
煉瓦20とその上に載せられた仕切壁用煉瓦20とは、
互いに直交して配置される。
煉瓦20とその上に載せられた仕切壁用煉瓦20とは、
互いに直交して配置される。
【0039】こうして形成した仕切壁12が、図4の仕
切壁12a、12b、12c、12d、12eとしてそ
れぞれ使用される。
切壁12a、12b、12c、12d、12eとしてそ
れぞれ使用される。
【0040】[第2実施例]図7〜図9は、この発明の
第2実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱炉は、仕
切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ構成であ
る。よって、それらの構成の相違点のみについて説明
し、他の説明は省略する。
第2実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱炉は、仕
切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ構成であ
る。よって、それらの構成の相違点のみについて説明
し、他の説明は省略する。
【0041】上記第1実施例では、チェッカー煉瓦間の
隙間に矩形煉瓦20を配置することにより仕切壁12を
形成しているが、この第2実施例では、チェッカー煉瓦
の積層構造とは別個に、矩形煉瓦の積層体からなる仕切
壁12−1を設けている。
隙間に矩形煉瓦20を配置することにより仕切壁12を
形成しているが、この第2実施例では、チェッカー煉瓦
の積層構造とは別個に、矩形煉瓦の積層体からなる仕切
壁12−1を設けている。
【0042】第1実施例と同じ構成のチェッカー煉瓦3
0を、第1実施例と同じパターンで配置して構築する
が、この実施例では、第1実施例とは異なり、仕切壁1
2−1を設ける位置にそれ用の隙間をあけて構築する
(図7参照)。
0を、第1実施例と同じパターンで配置して構築する
が、この実施例では、第1実施例とは異なり、仕切壁1
2−1を設ける位置にそれ用の隙間をあけて構築する
(図7参照)。
【0043】仕切壁12−1の右側に配置された八角形
のチェッカー煉瓦30は、側壁33の側面33aを仕切
壁12−1の右側面に接触させ、仕切壁12−1の左側
に配置された八角形のチェッカー煉瓦30は、側壁37
の側面37aを仕切壁12−1の左側面に接触させてい
る。
のチェッカー煉瓦30は、側壁33の側面33aを仕切
壁12−1の右側面に接触させ、仕切壁12−1の左側
に配置された八角形のチェッカー煉瓦30は、側壁37
の側面37aを仕切壁12−1の左側面に接触させてい
る。
【0044】仕切壁12−1は、チェッカー煉瓦30の
構築構造と同じ高さを持つので、チェッカー煉瓦30の
積層構造のガス流路は上下方向に仕切られ、左右二つの
領域に分割される。
構築構造と同じ高さを持つので、チェッカー煉瓦30の
積層構造のガス流路は上下方向に仕切られ、左右二つの
領域に分割される。
【0045】仕切壁12−1は、図8に示す矩形煉瓦4
0を複数個、組み合わせて構築される。矩形煉瓦40の
形状および大きさは、構築する仕切壁12−1の厚さな
どに応じて任意に決定される。◆この第2実施例におい
ても、第1実施例と同様の効果が得られる。
0を複数個、組み合わせて構築される。矩形煉瓦40の
形状および大きさは、構築する仕切壁12−1の厚さな
どに応じて任意に決定される。◆この第2実施例におい
ても、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0046】[第3実施例]図10および図11は、こ
の発明の第3実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱
炉は、仕切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ
構成である。よって、それらの構成の相違点のみについ
て説明し、他の説明は省略する。
の発明の第3実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱
炉は、仕切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ
構成である。よって、それらの構成の相違点のみについ
て説明し、他の説明は省略する。
【0047】この第3実施例では、図10に示すよう
に、第1実施例のチェッカー煉瓦30と同等の大きさの
矩形煉瓦50を用いて仕切壁12−2を形成している。
に、第1実施例のチェッカー煉瓦30と同等の大きさの
矩形煉瓦50を用いて仕切壁12−2を形成している。
【0048】矩形煉瓦50は、図11に示すように、4
つの側壁51、52、53、54から構成される。それ
ら角部の上面には、位置ズレ防止のために突起51b、
52b、53b、54bがそれぞれ形成されている。
つの側壁51、52、53、54から構成される。それ
ら角部の上面には、位置ズレ防止のために突起51b、
52b、53b、54bがそれぞれ形成されている。
【0049】仕切壁12−2は、図10に示すように、
同一平面上の隣接する矩形煉瓦50が、角部を互いに接
して2列に配置される。矩形煉瓦50の角部の外周面5
2aと、隣接する矩形煉瓦50の角部の外周面54aが
接し、角部の外周面53aは隣接する他の矩形煉瓦50
の角部の外周面51aと接する。こうして2列に配置さ
れた矩形煉瓦50により、仕切壁12−2が構築され
る。
同一平面上の隣接する矩形煉瓦50が、角部を互いに接
して2列に配置される。矩形煉瓦50の角部の外周面5
2aと、隣接する矩形煉瓦50の角部の外周面54aが
接し、角部の外周面53aは隣接する他の矩形煉瓦50
の角部の外周面51aと接する。こうして2列に配置さ
れた矩形煉瓦50により、仕切壁12−2が構築され
る。
【0050】仕切壁12−2の位置にあるチェッカー煉
瓦30に代えて、矩形煉瓦50を用いるだけであるか
ら、チェッカー煉瓦30および矩形煉瓦50の構築法
は、第1実施例のチェッカー煉瓦30のそれと同じであ
る。◆この第3実施例においても、第1実施例と同様の
効果が得られる。
瓦30に代えて、矩形煉瓦50を用いるだけであるか
ら、チェッカー煉瓦30および矩形煉瓦50の構築法
は、第1実施例のチェッカー煉瓦30のそれと同じであ
る。◆この第3実施例においても、第1実施例と同様の
効果が得られる。
【0051】[第4実施例]図12〜図14は、この発
明の第4実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱炉
は、仕切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ構
成である。よって、それらの構成の相違点のみについて
説明し、他の説明は省略する。
明の第4実施例の工業炉用蓄熱炉を示す。この蓄熱炉
は、仕切壁の構成を除いて、第1実施例のそれと同じ構
成である。よって、それらの構成の相違点のみについて
説明し、他の説明は省略する。
【0052】この第4実施例では、第1実施例の正八角
形のチェッカー煉瓦30の側壁に突出部を設けた変形煉
瓦60、70を用いて仕切壁12−3を構築している。
形のチェッカー煉瓦30の側壁に突出部を設けた変形煉
瓦60、70を用いて仕切壁12−3を構築している。
【0053】図14において、変形煉瓦70は、8つの
側壁71、72、73、74、75、76、77、78
からなる上端および下端が開口された筒体から構成さ
れ、これら側壁71、72、73、74、75、76、
77、78はほぼ正八角形をなしている。隣接する2つ
の側壁76、78には、隣接する側壁間の隙間を埋める
ため、外方に向かって突出した突出部76c、78cが
それぞれ形成されている。また、側壁72、74、76
および78の上面には、位置ズレ防止のために、突起7
2b、74b、76bおよび78bがそれぞれ形成され
ている。
側壁71、72、73、74、75、76、77、78
からなる上端および下端が開口された筒体から構成さ
れ、これら側壁71、72、73、74、75、76、
77、78はほぼ正八角形をなしている。隣接する2つ
の側壁76、78には、隣接する側壁間の隙間を埋める
ため、外方に向かって突出した突出部76c、78cが
それぞれ形成されている。また、側壁72、74、76
および78の上面には、位置ズレ防止のために、突起7
2b、74b、76bおよび78bがそれぞれ形成され
ている。
【0054】側壁71、75はそれぞれ第1および第2
の側壁に対応し、側壁73、77はそれぞれ第3および
第4の側壁に対応し、側壁72、74、76、78は第
5の側壁に対応する。突出部76c、78cは、いずれ
も第5の側壁の外面に形成されている。
の側壁に対応し、側壁73、77はそれぞれ第3および
第4の側壁に対応し、側壁72、74、76、78は第
5の側壁に対応する。突出部76c、78cは、いずれ
も第5の側壁の外面に形成されている。
【0055】変形煉瓦60は、仕切壁12−3の端部に
配置されるものであり、8つの側壁側壁61、62、6
3、64、65、66、67、68からなる上端および
下端が開口された筒体から構成され、これら側壁61、
62、63、64、65、66、67、68はほぼ正八
角形をなしている。1つの側壁68には、隣接する側壁
間の隙間を埋めるため、外方に向かって突出した突出部
68cが形成されている。また、側壁62、64、66
および68の上面には、位置ズレ防止のために、突起6
2b、64b、66bおよび68bがそれぞれ形成され
ている。
配置されるものであり、8つの側壁側壁61、62、6
3、64、65、66、67、68からなる上端および
下端が開口された筒体から構成され、これら側壁61、
62、63、64、65、66、67、68はほぼ正八
角形をなしている。1つの側壁68には、隣接する側壁
間の隙間を埋めるため、外方に向かって突出した突出部
68cが形成されている。また、側壁62、64、66
および68の上面には、位置ズレ防止のために、突起6
2b、64b、66bおよび68bがそれぞれ形成され
ている。
【0056】側壁61、65はそれぞれ第1および第2
の側壁に対応し、側壁63、67はそれぞれ第3および
第4の側壁に対応し、側壁62、64、66、68は第
5の側壁に対応する。突出部68cは第5の側壁の外面
に形成されている。
の側壁に対応し、側壁63、67はそれぞれ第3および
第4の側壁に対応し、側壁62、64、66、68は第
5の側壁に対応する。突出部68cは第5の側壁の外面
に形成されている。
【0057】変形煉瓦60、70は、図12のように配
置されて仕切壁12−3を形成するる。すなわち、変形
煉瓦60の外周面64aと、その隣接する変形煉瓦70
の外周面78aが接し、その外周面76aは隣接する他
の変形煉瓦70の外周面76aと接している。このよう
に、仕切壁12−3の端部には変形煉瓦60を用い、そ
の他の部分には変形煉瓦70を用いて、図12のように
2列に配置することにより、仕切壁12−3を構築す
る。
置されて仕切壁12−3を形成するる。すなわち、変形
煉瓦60の外周面64aと、その隣接する変形煉瓦70
の外周面78aが接し、その外周面76aは隣接する他
の変形煉瓦70の外周面76aと接している。このよう
に、仕切壁12−3の端部には変形煉瓦60を用い、そ
の他の部分には変形煉瓦70を用いて、図12のように
2列に配置することにより、仕切壁12−3を構築す
る。
【0058】この実施例では、仕切壁12−3の位置に
あるチェッカー煉瓦30に代えて、変形煉瓦60、70
を用いるだけである。したがって、仕切壁12−3の位
置において、各チェッカー煉瓦30の位置に、図12の
ように変形煉瓦60、70をそれぞれ配置すれば、仕切
壁12−3を構築することができる。
あるチェッカー煉瓦30に代えて、変形煉瓦60、70
を用いるだけである。したがって、仕切壁12−3の位
置において、各チェッカー煉瓦30の位置に、図12の
ように変形煉瓦60、70をそれぞれ配置すれば、仕切
壁12−3を構築することができる。
【0059】すなわち、変形煉瓦70については、ま
ず、同一平面上で、第1および第2の変形煉瓦70を、
それらの側壁71を互いに平行にし、且つ、第1の変形
煉瓦70の突出部76cの外周面76aを第2の変形煉
瓦70の突出部76cの外周面76aに対向・接触させ
て配置する。そして、第3の変形煉瓦70を第1の変形
煉瓦70と同じ姿勢とし、その第3の変形煉瓦70の突
出部78cの外周面78aを第2の変形煉瓦70の突出
部78cの外周面78aに対向・接触させて配置する。
以後、これと同じパターンを繰り返せばよい。
ず、同一平面上で、第1および第2の変形煉瓦70を、
それらの側壁71を互いに平行にし、且つ、第1の変形
煉瓦70の突出部76cの外周面76aを第2の変形煉
瓦70の突出部76cの外周面76aに対向・接触させ
て配置する。そして、第3の変形煉瓦70を第1の変形
煉瓦70と同じ姿勢とし、その第3の変形煉瓦70の突
出部78cの外周面78aを第2の変形煉瓦70の突出
部78cの外周面78aに対向・接触させて配置する。
以後、これと同じパターンを繰り返せばよい。
【0060】変形煉瓦60については、仕切壁12−3
の端部に配置される変形煉瓦70の突出部78cの外周
面78aに、変形煉瓦60の突出部68cの外周面68
aを対向・接触させて配置すればよい。
の端部に配置される変形煉瓦70の突出部78cの外周
面78aに、変形煉瓦60の突出部68cの外周面68
aを対向・接触させて配置すればよい。
【0061】変形煉瓦60、70は、チェッカー煉瓦3
0に代えて配置されるだけであるから、それらの突出部
68c、76c、78cの外方への突出高さは、仕切壁
12−3以外の位置に配置されるチェッカー煉瓦30の
対向する側壁間の距離の(1/2)に、それぞれ設定さ
れる。これにより、チェッカー煉瓦30の位置に変形煉
瓦60、70を適宜配置することにより、自動的に仕切
壁12−3が構築されることができる。◆この第4実施
例においても、第1実施例と同様の効果が得られる。
0に代えて配置されるだけであるから、それらの突出部
68c、76c、78cの外方への突出高さは、仕切壁
12−3以外の位置に配置されるチェッカー煉瓦30の
対向する側壁間の距離の(1/2)に、それぞれ設定さ
れる。これにより、チェッカー煉瓦30の位置に変形煉
瓦60、70を適宜配置することにより、自動的に仕切
壁12−3が構築されることができる。◆この第4実施
例においても、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0062】なお、上記実施例ではサイドポート型のガ
ラス窯について説明したが、この発明はこれら実施例に
限定されず、エンドポート型のガラス窯など他の任意の
型の窯にも適用可能である。また、チェッカー煉瓦積層
構造を有するものであれば、その他の任意の工業炉に適
用可能である。
ラス窯について説明したが、この発明はこれら実施例に
限定されず、エンドポート型のガラス窯など他の任意の
型の窯にも適用可能である。また、チェッカー煉瓦積層
構造を有するものであれば、その他の任意の工業炉に適
用可能である。
【0063】
【発明の効果】この発明の工業炉用蓄熱室によれば、従
来より高い熱効率が得られる。◆この発明のチェッカー
煉瓦およびその構築法によれば、この発明の工業炉用蓄
熱室が容易に得られる。
来より高い熱効率が得られる。◆この発明のチェッカー
煉瓦およびその構築法によれば、この発明の工業炉用蓄
熱室が容易に得られる。
【図1】この発明の第1実施例の蓄熱室の断面図であ
る。
る。
【図2】図1の蓄熱室の垂直方向の断面図である。
【図3】図1の蓄熱室をガラス窯に設置した状態の断面
図である。
図である。
【図4】図1の蓄熱室におけるガス遮蔽領域を示す平面
図である。
図である。
【図5】第1実施例のチェッカー煉瓦を基盤上に配置し
た状態の平面図である。
た状態の平面図である。
【図6】図5のガス遮蔽部を形成する矩形煉瓦の斜視図
である。
である。
【図7】第2実施例のチェッカー煉瓦を基盤上に配置し
た状態の平面図である。
た状態の平面図である。
【図8】図7のガス遮蔽部を形成する矩形煉瓦の斜視図
である。
である。
【図9】図7のガス遮蔽部を形成するガス遮蔽壁の斜視
図である。
図である。
【図10】第3実施例のチェッカー煉瓦を基盤上に配置
した状態の平面図である。
した状態の平面図である。
【図11】(a)は第3実施例のガス遮蔽部を形成する
矩形煉瓦の平面図、(b)はその側面図である。
矩形煉瓦の平面図、(b)はその側面図である。
【図12】第4実施例のチェッカー煉瓦を基盤上に配置
した状態の平面図である。
した状態の平面図である。
【図13】(a)は第3実施例のガス遮蔽部を形成し、
端部に使用される変形煉瓦の平面図、(b)はその側面
図である。
端部に使用される変形煉瓦の平面図、(b)はその側面
図である。
【図14】(a)は第3実施例のガス遮蔽部を形成する
変形煉瓦の平面図、(b)はその側面図である。
変形煉瓦の平面図、(b)はその側面図である。
【図15】従来の蓄熱室の断面図である。
【図16】図15の蓄熱室の垂直方向の断面図である。
【図17】従来のチェッカー煉瓦を基盤上に配置した状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図18】従来のチェッカー煉瓦の斜視図である。
【図19】(a)は従来のチェッカー煉瓦の平面図、
(b)はその側面図である。
(b)はその側面図である。
【図20】従来のチェッカー煉瓦構造の斜視図である。
【図21】理想的なガスの流れを示す蓄熱室の断面図で
ある。
ある。
【図22】図21の蓄熱室の垂直方向の断面図である。
1 ガラス窯 2 溶解槽 3、4 蓄熱室 5、6 吹出口 7 溶融ガラス 8、9 煙道 10、11 煉瓦 10A、10B、10C、10D、10E、10F、1
0G、10H、10I 、10J、10K、10L 仕切壁 12、12a、12b、12c、12d、12e、13
領域 20、120 矩形煉瓦 21a、21b、121a、121b、 側面 30、130 正八角形チェッカー煉瓦 31、32、33、34、35、36、37、38、1
34、138 側壁 34a、37a、38a、134a、138a 外周面 40 ガス遮蔽壁 50 矩形煉瓦 51、52、53、54 側壁 51a、52a、53a、54a 角部外周面 51b、52b、53b、54b 突起 60 変形煉瓦 61、62、63、64、65、66、67、68 側
壁 64a 外周面 62b、64b、66b、68b 突起 68c 突出部 70 変形煉瓦 71、72、73、74、75、76、77、78 側
壁 76a、78a 外周面 72b、74b、76b、78b 突起 76c、78c 突出部
0G、10H、10I 、10J、10K、10L 仕切壁 12、12a、12b、12c、12d、12e、13
領域 20、120 矩形煉瓦 21a、21b、121a、121b、 側面 30、130 正八角形チェッカー煉瓦 31、32、33、34、35、36、37、38、1
34、138 側壁 34a、37a、38a、134a、138a 外周面 40 ガス遮蔽壁 50 矩形煉瓦 51、52、53、54 側壁 51a、52a、53a、54a 角部外周面 51b、52b、53b、54b 突起 60 変形煉瓦 61、62、63、64、65、66、67、68 側
壁 64a 外周面 62b、64b、66b、68b 突起 68c 突出部 70 変形煉瓦 71、72、73、74、75、76、77、78 側
壁 76a、78a 外周面 72b、74b、76b、78b 突起 76c、78c 突出部
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のチェッカー煉瓦を構築してなるチ
ェッカー煉瓦構造体を備え、そのチェッカー煉瓦構造体
は、ガスの移動方向に沿った仕切壁を有していて、その
仕切壁により前記チェッカー煉瓦構造体のガスの流路が
複数の領域に分割されていることを特徴とする工業炉用
蓄熱室。 - 【請求項2】 前記仕切壁が、隣接する前記チェッカー
煉瓦の間の隙間にその隙間を埋めるように配置された複
数の耐火物により形成される請求項1に記載の工業炉用
蓄熱室。 - 【請求項3】 前記仕切壁が、隣接する前記チェッカー
煉瓦の間に配置された板状の耐火物により形成される請
求項1に記載の工業炉用蓄熱室。 - 【請求項4】 前記仕切壁が、前記チェッカー煉瓦自体
によって形成される請求項1に記載の工業炉用蓄熱室。 - 【請求項5】 前記仕切壁の位置に、仕切壁用に形成さ
れた変形チェッカー煉瓦が用いられる請求項4に記載の
工業炉用蓄熱室。 - 【請求項6】 前記チェッカー煉瓦が正八角形の筒状煉
瓦であり、前記変形チェッカー煉瓦として、正方形の筒
状煉瓦が用いられている請求項5に記載の工業炉用蓄熱
室。 - 【請求項7】 前記チェッカー煉瓦が正八角形の筒状煉
瓦であり、前記変形チェッカー煉瓦として、隣接する前
記チェッカー煉瓦の間の隙間を埋めるような突出部を側
面に有する筒状煉瓦が用いられている請求項5に記載の
工業炉用蓄熱室。 - 【請求項8】 上端および下端が開口された断面八角形
の筒体よりなるチェッカー煉瓦であって、 前記筒体が、互いに平行に配置され且つ同じ形状を持つ
第1および第2の側壁と、 互いに平行に配置され且つ同じ形状を持つ、前記第1お
よび第2の側壁とに対して直交して配置された第3およ
び第4の側壁と、 前記第1および第3の側壁の間と、前記第1および第4
の側壁の間と、前記第2および第3の側壁の間と、前記
第2および第4の側壁の間とにそれぞれ配置された、互
いに同じ形状を持つ第5の側壁とを備えており、 前記第5の側壁の少なくとも1つの外面には、突出部が
形成されており、 第1および第2の当該チェッカー煉瓦を同一平面上で、
前記第1のチェッカー煉瓦の前記第2の側壁と前記第2
のチェッカー煉瓦の前記第1の側壁の中央線が第1直線
上に位置し、前記第1のチェッカー煉瓦の前記第4の側
壁と前記第2のチェッカー煉瓦の前記第3の側壁の中央
線が前記第1直線に直交する第2直線上に位置するよう
に配置した時に、前記第1および第2のチェッカー煉瓦
の前記突出部を有する前記第5の側壁が互いに接触する
ことを特徴とするチェッカー煉瓦。 - 【請求項9】 同一平面上で、前記突出部を2個有する
請求項8に記載の第1および第2のチェッカー煉瓦を、
それらの第1側壁を互いに平行にし、且つ、前記第1の
チェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の
一方を、前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有す
る前記第5の側壁の一方に接触させて配置する工程と、 前記突出部を2個有する請求項8に記載の第3のチェッ
カー煉瓦を、その第1側壁を前記第1および第2のチェ
ッカー煉瓦の第1側壁に平行にし、且つ、前記第3のチ
ェッカー煉瓦の前記突出部を有する前記第5の側壁の一
方を、前記第2のチェッカー煉瓦の前記突出部を有する
前記第5の側壁の他方に接触させて配置する工程とを備
えてなることを特徴とするチェッカー煉瓦の構築法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166643A JPH0829082A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 工業炉用蓄熱室、それに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166643A JPH0829082A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 工業炉用蓄熱室、それに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0829082A true JPH0829082A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15835080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6166643A Pending JPH0829082A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 工業炉用蓄熱室、それに用いるチェッカー煉瓦およびその構築法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829082A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228186A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-11-07 | Jfe Engineering Corp | 収容容器、その集合要素、その集合体、蓄熱装置及び流動抑制部材、並びに、流動する熱媒体と蓄熱容器との熱交換効率の増加方法 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6166643A patent/JPH0829082A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228186A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-11-07 | Jfe Engineering Corp | 収容容器、その集合要素、その集合体、蓄熱装置及び流動抑制部材、並びに、流動する熱媒体と蓄熱容器との熱交換効率の増加方法 |
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