JPH0829153A - 形状測定機 - Google Patents

形状測定機

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JPH0829153A
JPH0829153A JP15999494A JP15999494A JPH0829153A JP H0829153 A JPH0829153 A JP H0829153A JP 15999494 A JP15999494 A JP 15999494A JP 15999494 A JP15999494 A JP 15999494A JP H0829153 A JPH0829153 A JP H0829153A
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Junichi Fukuda
順一 福田
Akinori Tanada
哲憲 棚田
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定対象物の位置決めを容易かつ正確に行う
ことができるとともに高精度な測定を行うことができる
形状測定機の提供。 【構成】 稜線を有する測定対象物の形状測定を行う形
状測定機10に、測定対象物の姿勢の仮測定を行う仮測
定手段51と、この仮測定手段51による測定結果に基
づいて測定対象物の姿勢の基準姿勢(本測定を行う際の
姿勢)に対する誤差を算出する演算手段52と、この演
算手段52による演算結果に基づいて駆動手段40を操
作して測定対象物の姿勢を修正する姿勢制御手段53と
を設け、これらにより測定対象物の位置決めを自動的に
行った後に、本測定手段54により検出器24を用いて
本測定を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粗さ測定や輪郭測定等
の形状測定を行う形状測定機に係り、円筒形状や円錐形
状等の稜線を有する測定対象物の位置決め(芯出し、レ
ベル出し等)に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、形状測定機を用いて円筒形状や
円錐形状等の稜線を有する測定対象物の粗さ測定あるい
は輪郭測定が行われている。このような稜線を有する測
定対象物の粗さ測定あるいは輪郭測定においては、測定
者自身が形状測定機の微動ツマミを調整することによ
り、テーブル上に載置された測定対象物の姿勢を基準姿
勢(本測定を行う際の姿勢)に修正し、測定対象物の芯
出し、レベル出し等の位置決めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような測定者による微動ツマミの調整では、測定者に
負担がかかる、測定者の熟練を要する、測定の準備時間
が長くなる等の問題があった。また、測定者による手動
調整で測定対象物の姿勢の修正が行われるので、測定対
象物を所望の姿勢(基準姿勢)に正確に設定することが
できないおそれがあり、測定精度が低下するおそれがあ
った。
【0004】本発明の目的は、測定対象物の位置決めを
容易かつ正確に行うことができるとともに高精度な測定
を行うことができる形状測定機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定対象物の
位置決めを自動的に行って前記目的を達成しようとする
ものである。具体的には、本発明の形状測定機は、稜線
を有する測定対象物を支持する支持手段と、この支持手
段により支持された前記測定対象物の形状測定を行う検
出器と、これらの支持手段と検出器とを相対運動させる
駆動手段と、前記支持手段により支持された測定対象物
の姿勢の仮測定を行う仮測定手段と、この仮測定手段に
よる測定結果に基づいて前記測定対象物の姿勢の基準姿
勢に対する誤差を算出する演算手段と、この演算手段に
よる演算結果に基づいて前記駆動手段を操作して前記測
定対象物の姿勢を前記基準姿勢に修正する姿勢制御手段
と、前記基準姿勢に修正された前記測定対象物の形状測
定を前記検出器により行う本測定手段とを備えたことを
特徴とする。
【0006】ここで、稜線を有する測定対象物とは、円
筒形状(円柱形状)や円錐形状の測定対象物の他、かま
ぼこ形状、三角柱、五角柱等の角柱形状、三角錐、五角
錐等の角錐形状などの測定対象物も含む。また、稜線が
把握できるように支持手段により支持すれば、四角柱、
六角柱等の角柱形状、四角錐、六角錐等の角錐形状など
の測定対象物であってもよい(例えば、後述の図6参
照)。さらに、稜線は、直線の他、曲線の場合(例え
ば、測定対象物が屈曲した円筒形状の場合等、後述の図
7参照)も含むとともに、ある程度の長さだけ連続して
いれば、測定対象物の全長、全体に渡って連続している
必要はない。
【0007】また、基準姿勢とは、本測定を行う際の姿
勢であり、一つの測定対象物につき一姿勢である必要は
なく、複数姿勢あってもよい。例えば、測定対象物が円
筒形状である場合には、円筒の軸方向に沿って粗さ測定
や輪郭測定を行う場合に対応した基準姿勢と、円筒の半
径方向(軸と直交する方向)に沿って粗さ測定や輪郭測
定を行う場合に対応した基準姿勢とがある。さらに、支
持手段としては、測定対象物を載置するテーブル、Mブ
ロック、万力、クリップ等、あるいはこれらの組み合わ
せを採用することができる。また、仮測定手段による仮
測定で使用される検出器は、本測定手段による本測定で
使用される前記検出器と同一のものであってもよく、異
なるものであってもよい。しかし、測定機の構造簡略
化、コスト低減、小型化等の点で、同一のものとするこ
とが好ましい。
【0008】また、本発明の形状測定機は、前記仮測定
手段が少なくとも二本以上の各々平行な走査を行うとと
もに、前記演算手段が前記各走査で得られた測定値の頂
点により前記測定対象物の稜線の方向を算出することを
特徴とする。ここで、稜線の方向とは、二次元的な方向
(例えば、水平面内における方向のみを考慮する場合)
であってもよく、あるいは三次元的な方向(例えば、水
平面内における方向および水平面に対する傾きを考慮す
る場合)であってもよい。
【0009】さらに、本発明の形状測定機は、前記駆動
手段が、前記本測定手段による測定方向とされたX軸方
向に直交するZ軸方向に沿った旋回軸を中心として前記
支持手段を旋回させる旋回機構と、前記X軸方向および
前記Z軸方向に対してそれぞれ直交するY軸方向に沿っ
た揺動軸を中心として前記支持手段を揺動させる揺動機
構と、前記Y軸方向に前記支持手段を直線移動させる直
動機構とを備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】このような本発明においては、稜線を有する測
定対象物を支持手段により支持して仮置きの姿勢とし、
駆動手段を操作して支持手段と検出器とを相対運動させ
ることにより測定対象物の姿勢を基準姿勢に修正し、そ
の後、本測定手段により基準姿勢の状態の測定対象物の
形状測定を行う。この際、測定対象物の姿勢を修正する
にあたって、仮測定手段により支持手段で支持された測
定対象物の姿勢の仮測定を行い、この仮測定手段による
測定結果に基づいて演算手段により測定対象物の姿勢の
基準姿勢に対する誤差を算出し、さらにこの演算手段に
よる演算結果に基づいて姿勢制御手段により駆動手段を
操作して測定対象物の姿勢を自動的に基準姿勢に修正す
る。
【0011】このため、測定対象物の姿勢を修正するに
あたって、従来のように測定者自身が形状測定機の微動
ツマミを調整する必要はなくなるので、測定者の負担が
軽減されるとともに、熟練者でなくとも測定対象物の位
置決めを容易かつ正確に行うことが可能となるうえ、測
定の準備に要する時間(測定段取り時間)が短縮され
る。また、測定者による手動調整ではなく、仮測定手
段、演算手段、および姿勢制御手段により自動的に修正
が行われるので、測定対象物の位置決めが正確に行わ
れ、高精度の測定が可能となり、これらにより前記目的
が達成される。
【0012】また、仮測定手段を少なくとも二本以上の
各々平行な走査を行う構成とし、かつ演算手段を各走査
で得られた測定値の頂点により測定対象物の稜線の方向
を算出する構成とすれば、仮置きの状態の測定対象物の
姿勢を容易にかつ短時間で把握することが可能となる。
【0013】さらに、本発明の形状測定機に、支持手段
を旋回させる旋回機構と、支持手段を傾けて揺動させる
揺動機構と、支持手段を直線移動させる直動機構とを備
えた駆動手段を設けておけば、測定対象物をどのような
姿勢で仮置き状態としても、本測定を行う際の基準姿勢
に確実に修正することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2には、本実施例の形状測定機1
0が示されている。図1は、形状測定機10の測定機本
体10Aの斜視図であり、図2は、測定機本体10Aお
よびこの測定機本体10Aの制御を行う制御手段50の
構成図である。図1において、形状測定機10の測定機
本体10Aは、ベース11と、このベース11上にY軸
方向に移動自在に設けられたY軸テーブル12と、この
Y軸テーブル12上にR方向に揺動自在に設けられたR
軸テーブル13と、このR軸テーブル13上にθ方向に
旋回自在に設けられた旋回テーブル14と、ベース11
の後部の図中右側位置に立設されたコラム15と、この
コラム15にZ軸方向に昇降自在に設けられたZ軸スラ
イダ16と、このZ軸スライダ16にX軸方向(測定方
向)に移動自在に設けられた測定機構20とを備えてい
る。また、Y軸テーブル12は、このY軸テーブル12
とベース11との間に設けられた図示されない移動部材
を、ベース11上に形成された溝19に沿って移動させ
ることにより、手動操作でX軸方向に位置調整可能にな
っている。
【0015】旋回テーブル14の上には、測定対象物1
7が直接に載置されるか、あるいは図示のようにMブロ
ック18等の治具を介して載置されるようになってい
る。そして、旋回テーブル14と、必要に応じて用いら
れるMブロック18等の治具とにより、測定対象物17
を支持する支持手段30が構成されている。
【0016】測定機構20は、Z軸スライダ16に対し
てX軸方向(測定方向)に移動自在に設けられたX軸駆
動装置21と、このX軸駆動装置21に対してX軸方向
に移動自在に取り付けられた測定アーム22と、測定ア
ーム22の端部に取り付けられかつ先端にスタイラス
(接触子)23を有する接触式の検出器24とを備えて
いる。測定機構20は、旋回テーブル14上に載置され
た測定対象物17にスタイラス23を接触させた状態を
保ちながら測定アーム22をX軸方向に移動させること
により、スタイラス23を測定対象物17の表面輪郭形
状の凹凸に従って上下方向に変位させ、この時のスタイ
ラス23の揺動量を検出し、その揺動量から測定対象物
17の輪郭形状や表面粗さ等を測定できるようになって
いる。
【0017】また、測定機本体10Aには、支持手段3
0と測定機構20とを相対運動させる駆動手段40が設
けられている(図2参照)。この駆動手段40は、Z軸
方向に沿った旋回軸を中心としてR軸テーブル13に対
して旋回テーブル14をθ方向に旋回させる旋回機構4
1と、Y軸方向に沿った揺動軸Kを中心としてY軸テー
ブル12に対してR軸テーブル13をR方向に揺動させ
る(つまり、水平面に対してR軸テーブル13を傾ける
ようにして揺動させる)揺動機構42と、ベース11に
対してY軸テーブル12をY軸方向に直線移動させる直
動機構43とを備えている。従って、支持手段30は測
定機構20に対して、旋回機構41によりθ方向に旋回
可能、揺動機構42によりR方向に揺動可能、直動機構
43によりY軸方向に直線移動可能となっている。
【0018】図2において、制御手段50は、測定機構
20を制御して支持手段30により支持された仮置き状
態の測定対象物17の姿勢の仮測定を行う仮測定手段5
1と、仮測定手段51による測定結果に基づいて測定対
象物17の姿勢の基準姿勢に対する誤差を算出する演算
手段52と、この演算手段52による演算結果に基づき
駆動手段40に制御信号を送って駆動手段40を操作し
て測定対象物17の姿勢を基準姿勢に修正する姿勢制御
手段53と、基準姿勢に修正された測定対象物17の形
状測定を測定機構20により行う本測定手段54とを備
えている。この制御手段50は、マイクロコンピュータ
やデータ処理装置、およびこれらに内蔵された各種のプ
ログラムなどにより構成されている。
【0019】仮測定手段51は、測定機構20に指令を
送ってX軸駆動装置21により検出器24(スタイラス
23)をX軸方向に移動させるとともに、駆動手段40
の直動機構43に指令を送って支持手段30をY軸方向
に移動させることにより、少なくとも二本以上の各々平
行な走査を行って各走査における測定値を得るようにな
っている。
【0020】演算手段52は、仮測定手段51による各
走査で得られた測定値の頂点により測定対象物17の稜
線の方向を算出する稜線方向算出部52Aと、この稜線
方向算出部52Aにより算出された稜線方向の基準姿勢
における稜線方向に対する誤差を算出する誤差算出部5
2Bとを備えている。
【0021】このような本実施例においては、以下のよ
うにして測定対象物17の形状測定を行う。先ず、Mブ
ロック18等の治具を適宜用いて測定対象物17を旋回
テーブル14上に載置し、測定機構20の測定範囲内に
測定対象物17が収まるようにY軸テーブル12の位置
の設定を行う(仮置きの状態)。ここでは、測定対象物
17の形状は、円筒形状とし、円筒の軸方向に沿った測
定を行うものとする。この仮置きの状態において、仮測
定手段51により測定対象物17の姿勢の仮測定を行
う。例えば、図3に示すように、仮測定手段51からの
指令に基づき検出器24をX軸方向に沿って移動させて
三本の各々平行な走査(走査〜)を行う。
【0022】この際、各走査〜間の間隔は、それぞ
れ同一であってもよいが、異なっていてもよい。また、
各走査〜間のY軸方向の移動は、本実施例では、直
動機構43を操作して測定対象物17をY軸方向に移動
させることにより行っているが、検出器24をX軸方向
だけではなくY軸方向にも移動可能な測定機構を構成し
ておき、検出器24をY軸方向に移動させることにより
行ってもよい。さらに、仮測定を行うにあたって、測定
機構20のZ軸方向の昇降(コラム15とZ軸スライダ
16との相対移動)、および測定機構20のスタイラス
23の初期位置の設定は、仮測定手段51により自動的
に行うようにしてもよく、測定者が行うようにしてもよ
い。
【0023】次に、仮測定手段51による測定結果に基
づいて演算手段52により測定対象物17の姿勢の基準
姿勢に対する誤差を算出する。図4には、仮測定手段5
1による測定結果の一例が示されている。図4におい
て、走査〜による各測定値の頂点T1,T2,T3
を結んだ線(図中一点鎖線)が仮置きの状態の測定対象
物17の稜線方向を示している。稜線方向算出部52A
は、これらの頂点T1,T2,T3の各座標(X1,Y
1,Z1),(X2,Y2,Z2),(X3,Y3,Z
3)により、稜線の(X,Y,Z)軸に対する方向を算
出する。
【0024】そして、誤差算出部52Bにより、稜線方
向算出部52Aで算出された稜線の方向(XY平面内に
おける方向およびXY平面に対する傾き)と、予め設定
されている基準姿勢における測定対象物17の稜線の方
向との誤差を算出する。ここでは、円筒の軸方向に沿っ
た測定を行うものとしているので、基準姿勢における測
定対象物17の稜線の方向は、測定方向であるX軸方向
と一致している。
【0025】その後、姿勢制御手段53により、誤差算
出部52Bによる算出結果に基づき、駆動手段40の旋
回機構41を操作して旋回テーブル14をθ方向に旋回
させて測定対象物17の稜線のXY平面内における方向
を修正し、揺動機構42を操作してR軸テーブル13を
揺動させて測定対象物17の稜線のXY平面に対する傾
きを修正し、さらに直動機構43を操作してY軸テーブ
ル12をY軸方向に直線移動させて測定対象物17の稜
線を測定機構20のスタイラス23の直下の位置等に配
置する。なお、姿勢制御手段53による旋回機構41、
揺動機構42、および直動機構43の操作の順序は、最
終的に測定対象物17の姿勢を基準姿勢に修正すること
ができれば任意である。
【0026】最後に、姿勢制御手段53から修正完了信
号を受けた本測定手段54により、測定機構20に指令
を送って検出器24をX軸方向に移動(走査)させ、基
準姿勢とされた測定対象物17の本測定を行う。この
際、本測定を行うにあたって、測定機構20のZ軸方向
の昇降、および測定機構20のスタイラス23の初期位
置の設定は、仮測定手段51による仮測定の場合と同様
に、本測定手段54により自動的に行うようにしてもよ
く、測定者が行うようにしてもよい。しかし、仮測定手
段51による仮測定で測定対象物17の姿勢が正確に把
握されているので、省人化の点から本測定手段54によ
り自動的に行うことが好ましい。また、本測定を開始す
るタイミングの指示は、姿勢制御手段53からの修正完
了信号ではなく、修正完了を確認した測定者からの指令
であってもよい。
【0027】また、以上に述べたような円筒形状の測定
対象物17の形状測定において、円筒の半径方向(軸と
直交する方向)に沿った測定を行ってもよい。この場合
には、基準姿勢における測定対象物17の稜線の方向
は、測定方向であるX軸方向と直交する方向(Y軸方
向)となる。図5には、この場合の仮置きの状態の測定
対象物17の姿勢の一例が示されており、この場合も前
述した図3の場合と同様に、仮測定手段51からの指令
に基づき検出器24をX軸方向に移動させて三本の各々
平行な走査(走査〜)を行う。
【0028】その後、同様にして仮測定手段51による
測定結果に基づいて演算手段52により測定対象物17
の姿勢の基準姿勢に対する誤差を算出し、姿勢制御手段
53により駆動手段40の旋回機構41、揺動機構4
2、および直動機構43を操作して測定対象物17の姿
勢を基準姿勢に修正し、最後に、本測定手段54により
基準姿勢とされた測定対象物17の本測定を行う。
【0029】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、測定対象物17の姿勢の仮測定
を行う仮測定手段51と、この仮測定手段51による測
定結果に基づいて測定対象物17の姿勢の基準姿勢に対
する誤差を算出する演算手段52と、演算手段52によ
る演算結果に基づいて駆動手段40を操作して測定対象
物17の姿勢を自動的に修正する姿勢制御手段53が設
けられているので、測定対象物17の姿勢を修正するに
あたって、従来のように測定者自身が形状測定機の微動
ツマミを調整する必要はなくなるので、測定者の負担を
軽減できるとともに、熟練者でなくとも測定対象物17
の位置決めを容易かつ正確に行うことができるうえ、測
定の準備に要する時間(測定段取り時間)を短縮でき
る。
【0030】そして、測定者による手動調整ではなく、
仮測定手段51、演算手段52、および姿勢制御手段5
3により自動的に修正が行われるので、測定対象物17
の位置決めを正確に行うことができ、高精度の測定を行
うことができる。
【0031】また、本測定手段54による本測定で使用
する測定機構20を、仮測定手段51による仮測定でも
兼用して使用しているので、仮測定用の別の測定機構を
用意する必要はないため、測定機の構造簡略化、コスト
低減、小型化を図ることができる。
【0032】さらに、制御手段50は、仮測定手段51
により、三本の各々平行な走査〜を行い、演算手段
52の稜線方向算出部52Aにより、各走査〜で得
られた測定値の頂点T1〜T3により測定対象物17の
稜線の方向を算出する構成となっているので、仮置きの
状態の測定対象物17の姿勢を容易にかつ短時間で把握
することができる。
【0033】そして、姿勢制御手段53により操作され
る駆動手段40は、支持手段30を旋回させる旋回機構
41と、支持手段30を傾けて揺動させる揺動機構42
と、支持手段30を直線移動させる直動機構43とを備
えた構成となっているので、測定対象物17をどのよう
な姿勢で仮置き状態としても、本測定を行う際の基準姿
勢に確実に修正することができる。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる他の構成も含
み、例えば以下に示すような変形等も本発明に含まれる
ものである。すなわち、前記実施例では、検出器24
は、測定対象物17にスタイラス23を接触させて形状
測定を行う構成の接触式検出器となっていたが、本測定
に用いる検出器あるいは仮測定に用いる検出器は、この
ような構成の検出器に限定されるものではなく、例え
ば、光学式の非接触式検出器などであってもよい。
【0035】また、前記実施例では、仮測定手段51に
よる走査は、各々平行に三本行われていたが、三本に限
定されるものではなく、二本以上であれば任意の本数で
あってよく、要するに稜線の方向を把握できればよい。
そして、各々平行な走査である必要もなく、例えば、交
差するように走査してもよい。
【0036】さらに、前記実施例では、測定対象物17
は、円筒形状のものとなっていたが、このような形状に
限定されるものではなく、要するに、稜線を有する測定
対象物であればよい。例えば、図6に示すように、稜線
が把握できるように支持手段71により支持すれば、角
柱形状の測定対象物72などであってもよい。
【0037】また、測定対象物の稜線は、前記実施例の
ような直線である必要はなく、曲線であってもよく、例
えば、図7に示すように、屈曲した円筒形状の測定対象
物74の形状測定を行ってもよい。そして、このような
場合には、仮測定手段51による走査の本数を増加させ
ることで、測定対象物の姿勢をより正確に所望の姿勢
(基準姿勢)に修正することができる。
【0038】さらに、前記実施例では、仮測定手段51
による仮測定は、一回であったが、仮測定を複数回行っ
て各測定結果を平均するようにしてもよい。この際、姿
勢を変えた状態で複数回の仮測定を行うようにしてもよ
く、例えば、旋回テーブル14を90度旋回させて二つ
の姿勢で仮測定を行うようにしてもよく、そうすること
でより正確な仮測定を行うことができる。
【0039】そして、前記実施例では、駆動手段40
は、旋回機構41と、揺動機構42と、直動機構43と
を備えた構成となっていたが、このような構成に限定さ
れるものではなく、要するに、測定対象物17を本測定
を行う際の基準姿勢に確実に修正できればよい。例え
ば、旋回機構41、揺動機構42、直動機構43に加
え、姿勢制御手段53からの制御信号によりY軸テーブ
ル12をX軸方向に移動させる機構を設けた駆動手段と
してもよい。
【0040】また、前記実施例では、駆動手段40は、
姿勢制御手段53からの制御信号により支持手段30を
ベース11に対して運動させて測定対象物17を基準姿
勢に修正する構成となっていたが、測定機構20をベー
ス11に対して運動させる構成となっていてもよく(図
2中点線)、あるいは支持手段30および測定機構20
の両方をベース11に対して運動させる構成になってい
てもよく、要するに、姿勢制御手段53からの制御信号
により支持手段30と測定機構20とを相対運動させて
測定対象物17を基準姿勢に修正できる構成となってい
ればよい。
【0041】さらに、前記実施例では、測定機構20
は、X軸駆動装置21により検出器24をベース11に
対してX軸方向に移動させて走査を行う構成となってい
たが、測定対象物17(支持手段30)をベース11に
対してX軸方向に移動させて走査を行う構成の測定機構
としてもよく、要するに、検出器24と測定対象物17
とがX軸方向(測定方向)に相対移動する構成となって
いれば、測定(本測定または仮測定)の際の走査を行う
ことができる。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、本
測定を行うにあたって、仮測定手段、演算手段、および
姿勢制御手段により、測定対象物の姿勢が自動的に修正
されるので、測定者の負担を軽減でき、熟練者でなくと
も測定対象物の位置決めを容易かつ正確に行うことがで
きるうえ、測定の準備に要する時間(測定段取り時間)
を短縮できるとともに、高精度な測定を行うことができ
るという効果がある。
【0043】また、仮測定手段を少なくとも二本以上の
各々平行な走査を行う構成とし、かつ演算手段を各走査
で得られた測定値の頂点により測定対象物の稜線の方向
を算出する構成とすれば、仮置きの状態の測定対象物の
姿勢を容易にかつ短時間で把握することができるという
効果がある。
【0044】さらに、本発明の形状測定機に、支持手段
を旋回させる旋回機構と、支持手段を傾けて揺動させる
揺動機構と、支持手段を直線移動させる直動機構とを備
えた駆動手段を設けておけば、測定対象物をどのような
姿勢で仮置き状態としても、本測定を行う際の基準姿勢
に確実に修正することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の測定機本体を示す斜視図。
【図2】前記実施例の測定機本体および制御手段を示す
構成図。
【図3】前記実施例の仮測定の走査状態を示す説明図。
【図4】前記実施例の仮測定の測定結果を示す説明図。
【図5】前記実施例の別の仮測定の走査状態を示す説明
図。
【図6】本発明の変形例を示す説明図。
【図7】本発明の別の変形例を示す説明図。
【符号の説明】
10 形状測定機 10A 測定機本体 17 測定対象物 24 検出器 30 支持手段 40 駆動手段 41 旋回機構 42 揺動機構 43 直動機構 50 制御手段 51 仮測定手段 52 演算手段 53 姿勢制御手段 54 本測定手段 T1,T2,T3 測定値の頂点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稜線を有する測定対象物を支持する支持
    手段と、この支持手段により支持された前記測定対象物
    の形状測定を行う検出器と、これらの支持手段と検出器
    とを相対運動させる駆動手段と、前記支持手段により支
    持された測定対象物の姿勢の仮測定を行う仮測定手段
    と、この仮測定手段による測定結果に基づいて前記測定
    対象物の姿勢の基準姿勢に対する誤差を算出する演算手
    段と、この演算手段による演算結果に基づいて前記駆動
    手段を操作して前記測定対象物の姿勢を前記基準姿勢に
    修正する姿勢制御手段と、前記基準姿勢に修正された前
    記測定対象物の形状測定を前記検出器により行う本測定
    手段とを備えたことを特徴とする形状測定機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した形状測定機におい
    て、前記仮測定手段は少なくとも二本以上の各々平行な
    走査を行うとともに、前記演算手段は前記各走査で得ら
    れた測定値の頂点により前記測定対象物の稜線の方向を
    算出することを特徴とする形状測定機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した形状
    測定機において、前記駆動手段は、前記本測定手段によ
    る測定方向とされたX軸方向に直交するZ軸方向に沿っ
    た旋回軸を中心として前記支持手段を旋回させる旋回機
    構と、前記X軸方向および前記Z軸方向に対してそれぞ
    れ直交するY軸方向に沿った揺動軸を中心として前記支
    持手段を揺動させる揺動機構と、前記Y軸方向に前記支
    持手段を直線移動させる直動機構とを備えていることを
    特徴とする形状測定機。
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