JPH08291969A - 円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法 - Google Patents
円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法Info
- Publication number
- JPH08291969A JPH08291969A JP9700095A JP9700095A JPH08291969A JP H08291969 A JPH08291969 A JP H08291969A JP 9700095 A JP9700095 A JP 9700095A JP 9700095 A JP9700095 A JP 9700095A JP H08291969 A JPH08291969 A JP H08291969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical member
- drying
- peripheral surface
- cylindrical
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被乾燥の対称となる円筒部材の径の大小に拘
らず効率的にその外周面の乾燥を行うことのできる円筒
部材の乾燥装置およびその乾燥方法を提供および提案す
る。 【構成】 円筒部材(ドラム)1の外周面を乾燥させる
ための線量出力手段(UVランプ)2を有する円筒部材
の乾燥装置において、冷却空気供給用通路10を円筒部
材1の内周面との間に形成可能な円筒状の通路形成部材
7を円筒部材1と同心に設けた。
らず効率的にその外周面の乾燥を行うことのできる円筒
部材の乾燥装置およびその乾燥方法を提供および提案す
る。 【構成】 円筒部材(ドラム)1の外周面を乾燥させる
ための線量出力手段(UVランプ)2を有する円筒部材
の乾燥装置において、冷却空気供給用通路10を円筒部
材1の内周面との間に形成可能な円筒状の通路形成部材
7を円筒部材1と同心に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒部材の乾燥装置お
よびその乾燥方法に関し、詳しくは、画像形成用感光ド
ラムなどのように外周面に形成される被膜を乾燥定着さ
せるのに好適な円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法
に関する。
よびその乾燥方法に関し、詳しくは、画像形成用感光ド
ラムなどのように外周面に形成される被膜を乾燥定着さ
せるのに好適な円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真複写機等では、光学
的情報に応じて感光ドラム上に静電潜像を形成するため
の高絶縁性の誘電体層が形成されるが、かかる層を保護
するための被膜を安定した状態でドラム外周面に定着さ
せるために、例えばUVランプ(紫外線ランプ)による
UV光での乾燥が用いられてきた。かかるUV光等によ
る乾燥はその光束が大きく、また、効率が良い点から円
筒部材の外周面を照射し、被膜を定着させるには好適な
ものである。
的情報に応じて感光ドラム上に静電潜像を形成するため
の高絶縁性の誘電体層が形成されるが、かかる層を保護
するための被膜を安定した状態でドラム外周面に定着さ
せるために、例えばUVランプ(紫外線ランプ)による
UV光での乾燥が用いられてきた。かかるUV光等によ
る乾燥はその光束が大きく、また、効率が良い点から円
筒部材の外周面を照射し、被膜を定着させるには好適な
ものである。
【0003】ところで、この種の円筒部材(以下ではド
ラムという)の外周面を均等に照射し、乾燥させるため
には、ドラムをその軸心の周りに回転させつつその周囲
部からUV光を照射するのが好適である。また、UV光
による照射での過熱による層の劣化を防止するために、
これ迄一般にはドラムの周囲部およびドラムの中空部に
向けて冷却用の空気流を流すように構成されている。
ラムという)の外周面を均等に照射し、乾燥させるため
には、ドラムをその軸心の周りに回転させつつその周囲
部からUV光を照射するのが好適である。また、UV光
による照射での過熱による層の劣化を防止するために、
これ迄一般にはドラムの周囲部およびドラムの中空部に
向けて冷却用の空気流を流すように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法で
は、ドラムの周囲部に沿って冷却用の空気を流すように
しているので、ドラム外周面を塵埃の付着から防止する
ためには清浄空気でなければならず、それ丈の設備が必
要となる。また、ドラムの中空部、すなわち、ドラムの
内周面を冷却する場合、ドラムの径が大きくなる程、流
路断面積が大きくなるので、同等の冷却効果を得るため
には必要な冷却用空気の流量が径の2乗に比例して増大
する。
このような円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法で
は、ドラムの周囲部に沿って冷却用の空気を流すように
しているので、ドラム外周面を塵埃の付着から防止する
ためには清浄空気でなければならず、それ丈の設備が必
要となる。また、ドラムの中空部、すなわち、ドラムの
内周面を冷却する場合、ドラムの径が大きくなる程、流
路断面積が大きくなるので、同等の冷却効果を得るため
には必要な冷却用空気の流量が径の2乗に比例して増大
する。
【0005】さらにまた、UV光の照射を受けるドラム
外周面が乾燥に適切な温度に保たれるように冷却用空気
流量を設定してもUV光の照射を受けないドラム内周面
側では過冷却となり、乾燥効率を低下させる虞がある。
外周面が乾燥に適切な温度に保たれるように冷却用空気
流量を設定してもUV光の照射を受けないドラム内周面
側では過冷却となり、乾燥効率を低下させる虞がある。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題に着目
し、その解決を図るべく、径の大小に拘らず効率的にそ
の外周面の乾燥を行うことのできる円筒部材の乾燥装置
およびその乾燥方法を提供および提案することにある。
し、その解決を図るべく、径の大小に拘らず効率的にそ
の外周面の乾燥を行うことのできる円筒部材の乾燥装置
およびその乾燥方法を提供および提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明による円筒部材の乾燥装置は、円筒部材の
外周面を乾燥させる線量出力手段を有する円筒部材の乾
燥装置において、前記円筒部材の前記線量出力手段によ
る過熱を防止する冷却空気供給用通路を前記円筒部材の
内周面との間に形成可能な円筒状の通路形成部材を前記
円筒部材と同心に設けたことを特徴とするものである。
めに、本発明による円筒部材の乾燥装置は、円筒部材の
外周面を乾燥させる線量出力手段を有する円筒部材の乾
燥装置において、前記円筒部材の前記線量出力手段によ
る過熱を防止する冷却空気供給用通路を前記円筒部材の
内周面との間に形成可能な円筒状の通路形成部材を前記
円筒部材と同心に設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明による円筒部材の乾燥方法
は、線量出力手段により円筒部材の外周面を乾燥させる
にあたり、前記円筒部材と同心の円筒状通路形成部材に
より前記円筒部材の内周面との間に空気通路を形成し、
該空気通路に冷却用空気を供給し、前記線量出力手段に
よる過熱を防止することを特徴とするものである。
は、線量出力手段により円筒部材の外周面を乾燥させる
にあたり、前記円筒部材と同心の円筒状通路形成部材に
より前記円筒部材の内周面との間に空気通路を形成し、
該空気通路に冷却用空気を供給し、前記線量出力手段に
よる過熱を防止することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、通路形成部材により円筒部材
の内周面との間に冷却空気供給用通路を形成し、これに
冷却空気を供給し線量出力手段による円筒外周面の過熱
を防止するようにしたことで、乾燥の対象となる円筒部
材の外周面に冷却空気を直接接触させることなく、冷却
を行うことができるので、冷却空気を格別に清浄にする
必要がなく、また、限られた冷却空気供給用通路に空気
を供給することで効率良く冷却を行うことができる。ま
た、通路形成部材を交換するだけでサイズの異なる円筒
部材の乾燥に対応させることができ、さらにまた、組立
ライン中に組込んで流れ作業的に乾燥を実施するように
制御が可能となる。
の内周面との間に冷却空気供給用通路を形成し、これに
冷却空気を供給し線量出力手段による円筒外周面の過熱
を防止するようにしたことで、乾燥の対象となる円筒部
材の外周面に冷却空気を直接接触させることなく、冷却
を行うことができるので、冷却空気を格別に清浄にする
必要がなく、また、限られた冷却空気供給用通路に空気
を供給することで効率良く冷却を行うことができる。ま
た、通路形成部材を交換するだけでサイズの異なる円筒
部材の乾燥に対応させることができ、さらにまた、組立
ライン中に組込んで流れ作業的に乾燥を実施するように
制御が可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細にかつ具体的に説明する。
細にかつ具体的に説明する。
【0011】図1は本発明による構成の一例を示す。こ
こで、1はその外周面の乾燥が図られる被乾燥体の円筒
部材(ドラム)、2は乾燥のための光を出力する線量出
力手段である光源ランプ例えばUVランプ、3はUVラ
ンプ2が固定されている乾燥筐、4はUVランプ2の点
灯、消灯用スイッチ手段、5は乾燥筐3のほぼ中心部に
ドラム1を鉛直状態に固定保持し回転自在なドラム支持
部材、6はドラム支持部材5と一体に構成され、ドラム
支持部材5と共にドラム1を回転させる回転軸部材であ
る。
こで、1はその外周面の乾燥が図られる被乾燥体の円筒
部材(ドラム)、2は乾燥のための光を出力する線量出
力手段である光源ランプ例えばUVランプ、3はUVラ
ンプ2が固定されている乾燥筐、4はUVランプ2の点
灯、消灯用スイッチ手段、5は乾燥筐3のほぼ中心部に
ドラム1を鉛直状態に固定保持し回転自在なドラム支持
部材、6はドラム支持部材5と一体に構成され、ドラム
支持部材5と共にドラム1を回転させる回転軸部材であ
る。
【0012】また、7は本発明にかかる円筒状の通路形
成部材であり、部材7についてはさらにあとで詳述す
る。8は通路形成部材7の基部近傍に穿設されている空
気流通孔である。通路形成部材7はドラム支持部材5上
にドラム1と同心に固定される。一方、ドラム支持部材
5および回転軸部材6にはその中心部に空気通路9が形
成されていて、この空気通路9から空気流通孔8を介し
て通路形成部材7とドラム1の内周面との間に形成され
る空気通路(以下では冷却通路という)10に冷却空気
が矢印のようにして導かれる。11は回転軸部材6と同
心1対に固定され、不図示の駆動手段により駆動される
円筒状の被駆動筒であり、その中空部には空気通路9が
形成されている。12は被駆動筒11の周りに取付けら
れ駆動手段と噛合して被駆動筒11と共に回転軸部材
6、ドラム支持部材5、通路形成部材7およびドラム1
を回転させるためのギヤである。
成部材であり、部材7についてはさらにあとで詳述す
る。8は通路形成部材7の基部近傍に穿設されている空
気流通孔である。通路形成部材7はドラム支持部材5上
にドラム1と同心に固定される。一方、ドラム支持部材
5および回転軸部材6にはその中心部に空気通路9が形
成されていて、この空気通路9から空気流通孔8を介し
て通路形成部材7とドラム1の内周面との間に形成され
る空気通路(以下では冷却通路という)10に冷却空気
が矢印のようにして導かれる。11は回転軸部材6と同
心1対に固定され、不図示の駆動手段により駆動される
円筒状の被駆動筒であり、その中空部には空気通路9が
形成されている。12は被駆動筒11の周りに取付けら
れ駆動手段と噛合して被駆動筒11と共に回転軸部材
6、ドラム支持部材5、通路形成部材7およびドラム1
を回転させるためのギヤである。
【0013】13は被駆動筒11を気密、かつ、回転自
在に支承する支承部であり、支承部13と空気供給管1
4とは接続されていて、空気供給管14から支承部13
の開口部13Aを介して被駆動筒11、回転軸部材6、
ドラム支持部材5に設けられている空気通路9に空気を
供給する。15は空気の送給制御にかかわる空気制御弁
である。なお、被駆動筒11は基台16の軸受部17に
軸受18を介して回転自在に保持されている。
在に支承する支承部であり、支承部13と空気供給管1
4とは接続されていて、空気供給管14から支承部13
の開口部13Aを介して被駆動筒11、回転軸部材6、
ドラム支持部材5に設けられている空気通路9に空気を
供給する。15は空気の送給制御にかかわる空気制御弁
である。なお、被駆動筒11は基台16の軸受部17に
軸受18を介して回転自在に保持されている。
【0014】続いて図2および図3に従い、円筒状通路
形成部材7の構成について説明する。
形成部材7の構成について説明する。
【0015】図2は通路形成部材7の基本的構成を示す
もので、部材7の底部近傍には複数の空気流通孔8が周
方向等分の位置に穿設させている。また、これら空気流
通孔8の直上には通路形成部材7の長手方向を上下に遮
断する遮断部7Aが設けられていて、下方の空気通路9
から導かれてきた空気流を矢印で示すように空気流通孔
8を介して通路形成部材7の外周面に沿った冷却通路1
0に導くようにしている。なお、このような通路形成部
材7の外径は、乾燥の対象となるドラム(ワーク)1の
内径に応じて設定されるもので、通路形成部材7の外周
面とドラム1の内周面との間に冷却空気を適切に流通さ
せるための冷却通路10が形成される。
もので、部材7の底部近傍には複数の空気流通孔8が周
方向等分の位置に穿設させている。また、これら空気流
通孔8の直上には通路形成部材7の長手方向を上下に遮
断する遮断部7Aが設けられていて、下方の空気通路9
から導かれてきた空気流を矢印で示すように空気流通孔
8を介して通路形成部材7の外周面に沿った冷却通路1
0に導くようにしている。なお、このような通路形成部
材7の外径は、乾燥の対象となるドラム(ワーク)1の
内径に応じて設定されるもので、通路形成部材7の外周
面とドラム1の内周面との間に冷却空気を適切に流通さ
せるための冷却通路10が形成される。
【0016】図3の(A)および(B)は径の異なる2
種類のドラム1に対し、それぞれに対応した冷却通路1
0が形成可能なように2種類の通路形成部材7を用意
し、ドラム1および通路形成部材7をドラム支持部材5
上に固定した状態を示す。5Aはドラム支持部材5の上
面に穿設した係着部であり、この係着部5Aを介してド
ラム1および通路形成部材7をドラム支持部材5の上面
上に鉛直方向に固定支持することができる。なお、本例
では上述の状態にドラム1および通路形成部材7を保つ
ために2種類の回転軸部材6を用意したが、回転軸部材
6とドラム支持部材5とを着脱自在な別体に形成し、ド
ラム支持部材5のみをドラム1および通路形成部材7の
サイズに応じて取替えるようにしてもよい。
種類のドラム1に対し、それぞれに対応した冷却通路1
0が形成可能なように2種類の通路形成部材7を用意
し、ドラム1および通路形成部材7をドラム支持部材5
上に固定した状態を示す。5Aはドラム支持部材5の上
面に穿設した係着部であり、この係着部5Aを介してド
ラム1および通路形成部材7をドラム支持部材5の上面
上に鉛直方向に固定支持することができる。なお、本例
では上述の状態にドラム1および通路形成部材7を保つ
ために2種類の回転軸部材6を用意したが、回転軸部材
6とドラム支持部材5とを着脱自在な別体に形成し、ド
ラム支持部材5のみをドラム1および通路形成部材7の
サイズに応じて取替えるようにしてもよい。
【0017】ついで、このように構成した円筒部材の乾
燥装置による基本的な乾燥動作について説明する。
燥装置による基本的な乾燥動作について説明する。
【0018】なお、かかる乾燥装置は、例えば対象の円
筒部材が電子写真式複写機の感光ドラムである場合な
ど、ドラムの自動製造過程のラインに組込みが可能なも
のであって、外周面に均一な被膜が塗布された状態のド
ラム1に対し、乾燥筐3内で一連の乾燥硬化動作を行わ
せるようにすることが可能である。
筒部材が電子写真式複写機の感光ドラムである場合な
ど、ドラムの自動製造過程のラインに組込みが可能なも
のであって、外周面に均一な被膜が塗布された状態のド
ラム1に対し、乾燥筐3内で一連の乾燥硬化動作を行わ
せるようにすることが可能である。
【0019】図4にその基本的動作の手順を示す。ま
ず、ステップS1で上述のような状態のドラム1がNC
オートハンド等によりドラム支持部材5上に取付けら
れ、ステップS2で冷却通路10に冷却用の空気が流さ
れる。ついで、ステップS3でスイッチ4の操作により
乾燥用の光源ランプ(UVランプ)2による照射を開始
し、ステップS4で被膜の硬化定着を待ってステップS
5でUVランプ2による照射を停止する。そして、ステ
ップS6でドラム1が冷却されるのを待って次のステッ
プS7に進み冷却用空気の供給を停止し、ステップS8
でドラム1をNCオートハンド等によりドラム支持部材
5上から取外し、次の製造過程に搬送する。なお、以上
に述べた手順において、ステップS2とS3、ステップ
S5とS7とは同時であってもよい。
ず、ステップS1で上述のような状態のドラム1がNC
オートハンド等によりドラム支持部材5上に取付けら
れ、ステップS2で冷却通路10に冷却用の空気が流さ
れる。ついで、ステップS3でスイッチ4の操作により
乾燥用の光源ランプ(UVランプ)2による照射を開始
し、ステップS4で被膜の硬化定着を待ってステップS
5でUVランプ2による照射を停止する。そして、ステ
ップS6でドラム1が冷却されるのを待って次のステッ
プS7に進み冷却用空気の供給を停止し、ステップS8
でドラム1をNCオートハンド等によりドラム支持部材
5上から取外し、次の製造過程に搬送する。なお、以上
に述べた手順において、ステップS2とS3、ステップ
S5とS7とは同時であってもよい。
【0020】図5は本発明にかかる通路形成部材7の他
の形態を示す。本例はドラム1の冷却効果を高めるため
に通路形成部材7の外周面に複数の定型的な突起20を
均等配置したものである。すなわち、冷却通路10に導
かれてきた冷却用空気流をここで突起20の作用により
意図的に乱流若しくは旋回流とすることでドラム1の内
周面から奪う熱エネルギの移動量を高めることができ
る。なお、突起20の形状としては、図5の(A)に示
すように点在する分散型のもの20A、あるいは図5の
(B)に示すように空気流を旋回流とするための帯状の
もの20B等、いずれであってもよく、要は冷却通路1
0において、ドラム1から効率良く熱を奪うに好適な形
状の突起であればどのような形状のものであってもよ
い。
の形態を示す。本例はドラム1の冷却効果を高めるため
に通路形成部材7の外周面に複数の定型的な突起20を
均等配置したものである。すなわち、冷却通路10に導
かれてきた冷却用空気流をここで突起20の作用により
意図的に乱流若しくは旋回流とすることでドラム1の内
周面から奪う熱エネルギの移動量を高めることができ
る。なお、突起20の形状としては、図5の(A)に示
すように点在する分散型のもの20A、あるいは図5の
(B)に示すように空気流を旋回流とするための帯状の
もの20B等、いずれであってもよく、要は冷却通路1
0において、ドラム1から効率良く熱を奪うに好適な形
状の突起であればどのような形状のものであってもよ
い。
【0021】なお、以上に述べた実施例では円筒状の冷
却通路形成部材をドラムの内側にこれと同心に保つこと
でドラム内周面と冷却通路形成部材との間に冷却通路を
形成し、ドラムおよび通路形成部材をその軸心の周りに
回転させることでその回転中にドラム外周部からUVラ
ンプによる熱乾燥を行う一方、過熱されないように冷却
通路に空気流を送給するという基本的構成とその乾燥動
作について述べてきた。
却通路形成部材をドラムの内側にこれと同心に保つこと
でドラム内周面と冷却通路形成部材との間に冷却通路を
形成し、ドラムおよび通路形成部材をその軸心の周りに
回転させることでその回転中にドラム外周部からUVラ
ンプによる熱乾燥を行う一方、過熱されないように冷却
通路に空気流を送給するという基本的構成とその乾燥動
作について述べてきた。
【0022】ところで、以下に述べるようにドラム外周
面の温度を検出すると共にその温度に見合うように冷却
のための空気流量を制御し、またUVランプによる照
射、照射中止を制御部によって自動的に行わせることも
可能である。図6はこのような制御用の回路構成の一例
を示す。ここで、21はドラム1の例えば外周部の温度
を検知する温度検出センサ、22は制御部である。かか
る場合の制御手順を図7に従って説明する。まず、空気
制御弁15による空気流量を対象のドラム冷却に適切な
ように調整しておくものとし、ドラム1の位置決めに続
いて制御されるものとする。まず、ステップS11で空
気制御弁15を開弁し、ステップS12およびステップ
S13でUVランプ2による照射により上述のドラム外
周面温度が乾燥に適切な所定温度に到達するのを待つ。
そして、温度検出セン21からの情報によりステップS
14において乾燥に必要な温度に到達したか否かを判断
する。かくして、ステップS15で所定時間経過後にス
テップS16に進みUVランプ2による照射を停止し、
ステップS17で冷却用空気の供給を停止してステップ
S18により上記センサ21からの情報に基づき十分に
ドラム1が冷却されたところで、ドラム1が乾燥筐3か
ら取り出される。
面の温度を検出すると共にその温度に見合うように冷却
のための空気流量を制御し、またUVランプによる照
射、照射中止を制御部によって自動的に行わせることも
可能である。図6はこのような制御用の回路構成の一例
を示す。ここで、21はドラム1の例えば外周部の温度
を検知する温度検出センサ、22は制御部である。かか
る場合の制御手順を図7に従って説明する。まず、空気
制御弁15による空気流量を対象のドラム冷却に適切な
ように調整しておくものとし、ドラム1の位置決めに続
いて制御されるものとする。まず、ステップS11で空
気制御弁15を開弁し、ステップS12およびステップ
S13でUVランプ2による照射により上述のドラム外
周面温度が乾燥に適切な所定温度に到達するのを待つ。
そして、温度検出セン21からの情報によりステップS
14において乾燥に必要な温度に到達したか否かを判断
する。かくして、ステップS15で所定時間経過後にス
テップS16に進みUVランプ2による照射を停止し、
ステップS17で冷却用空気の供給を停止してステップ
S18により上記センサ21からの情報に基づき十分に
ドラム1が冷却されたところで、ドラム1が乾燥筐3か
ら取り出される。
【0023】また、ステップS13において、所定時間
照射したに拘らず、ステップS14で乾燥温度に到達し
ないとの判断の場合はステップS19に分岐してここで
空気制御弁15による供給空気量を絞り所定温度が得ら
れるようにする。さらにまた、ステップS15で乾燥に
必要な時間が経過するまでの間でステップS20におい
て、乾燥に要する温度が過熱になるのを監視し、ステッ
プS20で過熱との判断の場合はステップS21に進ん
で、空気制御弁15による冷却空気供給量を増すように
制御してステップS14に戻る。このように制御するこ
とでドラム(円筒部材)1を適切な乾燥温度に保ちつ
つ、所定の時間で乾燥が得られるように制御することが
できる。
照射したに拘らず、ステップS14で乾燥温度に到達し
ないとの判断の場合はステップS19に分岐してここで
空気制御弁15による供給空気量を絞り所定温度が得ら
れるようにする。さらにまた、ステップS15で乾燥に
必要な時間が経過するまでの間でステップS20におい
て、乾燥に要する温度が過熱になるのを監視し、ステッ
プS20で過熱との判断の場合はステップS21に進ん
で、空気制御弁15による冷却空気供給量を増すように
制御してステップS14に戻る。このように制御するこ
とでドラム(円筒部材)1を適切な乾燥温度に保ちつ
つ、所定の時間で乾燥が得られるように制御することが
できる。
【0024】なお、乾燥の対象となる円筒部材が感光ド
ラムの場合、上述の乾燥に適切な温度は+20℃〜+8
0℃であり、これ以上にドラム外周面の温度が高められ
ると、被膜の劣化を招く虞が生じる。
ラムの場合、上述の乾燥に適切な温度は+20℃〜+8
0℃であり、これ以上にドラム外周面の温度が高められ
ると、被膜の劣化を招く虞が生じる。
【0025】また、上述の実施例では乾燥筐内で乾燥の
対象となる円筒部材を冷却通路形成部材と共に回転させ
ながら、円筒部材の外周面を固定されたUVランプ(乾
燥用光源ランプ)により照射させるようにしたが、逆に
円筒部材およびこれと同心の冷却通路形成部材の方を固
定しておき、円筒部材外周面から等間隔に配置された光
源ランプの方を円筒部材の周りに回動させるようにして
もよい。さらにまた、上記実施例では円筒部材および冷
却通路形成部材を組立ライン中での着脱の容易さとごみ
などの付着を考慮して鉛直方向に保つようにしたが、そ
の回転軸あるいは支持軸は必ずしも鉛直方向に限られる
ものでないことはいうまでもない。
対象となる円筒部材を冷却通路形成部材と共に回転させ
ながら、円筒部材の外周面を固定されたUVランプ(乾
燥用光源ランプ)により照射させるようにしたが、逆に
円筒部材およびこれと同心の冷却通路形成部材の方を固
定しておき、円筒部材外周面から等間隔に配置された光
源ランプの方を円筒部材の周りに回動させるようにして
もよい。さらにまた、上記実施例では円筒部材および冷
却通路形成部材を組立ライン中での着脱の容易さとごみ
などの付着を考慮して鉛直方向に保つようにしたが、そ
の回転軸あるいは支持軸は必ずしも鉛直方向に限られる
ものでないことはいうまでもない。
【0026】また、本実施例では円筒部材外周面乾燥の
ためにUVランプを用いたが、かかるランプはUVラン
プに限らず、乾燥の目的に応じたものを使用して良い。
ためにUVランプを用いたが、かかるランプはUVラン
プに限らず、乾燥の目的に応じたものを使用して良い。
【0027】さらにまた、これ迄に述べてきた冷却通路
形成部材7には空気流通孔8および遮断部7Aを設けて
下方の空気通路9から冷却通路10に冷却用の空気を設
けるようにしたが、円筒状をなす冷却通路形成部材7と
ドラム1との間の冷却通路10に下方の空気通路9から
直接空気が導かれるようにドラム支持部材5自体に空気
分配通路を設けるようにしてもよい。また、空気流通孔
8に代えて冷却通路形成部材7の下端部に空気流通用の
切り欠きを設けるようにしてもよい。
形成部材7には空気流通孔8および遮断部7Aを設けて
下方の空気通路9から冷却通路10に冷却用の空気を設
けるようにしたが、円筒状をなす冷却通路形成部材7と
ドラム1との間の冷却通路10に下方の空気通路9から
直接空気が導かれるようにドラム支持部材5自体に空気
分配通路を設けるようにしてもよい。また、空気流通孔
8に代えて冷却通路形成部材7の下端部に空気流通用の
切り欠きを設けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、円筒部材の外周面を乾燥させる線量出力手段を有す
る円筒部材の乾燥装置において、前記円筒部材の前記線
量出力手段による過熱を防止する冷却空気供給用通路を
前記円筒部材の内周面との間に形成可能な円筒状の通路
形成部材を前記円筒部材と同心に設けたので、少ない冷
却用空気の供給で有効に円筒部材を冷却することができ
る上、冷却用空気にクリーンエアを用いなくて済み、ま
た、円筒部材の径のいかんに拘らず効率良く円筒部材に
対する冷却を行うことができる。
ば、円筒部材の外周面を乾燥させる線量出力手段を有す
る円筒部材の乾燥装置において、前記円筒部材の前記線
量出力手段による過熱を防止する冷却空気供給用通路を
前記円筒部材の内周面との間に形成可能な円筒状の通路
形成部材を前記円筒部材と同心に設けたので、少ない冷
却用空気の供給で有効に円筒部材を冷却することができ
る上、冷却用空気にクリーンエアを用いなくて済み、ま
た、円筒部材の径のいかんに拘らず効率良く円筒部材に
対する冷却を行うことができる。
【図1】本発明による円筒部材乾燥装置の構成例を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図2】本発明にかかる冷却通路形成部材の構成例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】径の異なる円筒部材に対する本発明の適用例を
(A)および(B)の2形態で示す説明図である。
(A)および(B)の2形態で示す説明図である。
【図4】本発明による基本的動作の手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】本発明にかかる冷却通路形成部材の他の構成例
を(A)および(B)の2形態で示す斜視図である。
を(A)および(B)の2形態で示す斜視図である。
【図6】本発明による制御のための回路構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】本発明による制御動作の手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 円筒部材(ドラム) 2 (乾燥用)光源(UV)ランプ 3 乾燥筐 4 スイッチ手段 5 ドラム支持部材 6 回転軸部材 7 (冷却)通路形成部材 7A 遮断部 8 空気流通孔 9 空気通路 10 冷却通路 11 被駆動筒 12 ギヤ 13 支承部 14 空気供給管 15 空気制御弁 18 軸受 20,20A,20B 突起 21 温度検出センサ 22 制御部
Claims (12)
- 【請求項1】 円筒部材の外周面を乾燥させる線量出力
手段を有する円筒部材の乾燥装置において、 前記円筒部材の前記線量出力手段による過熱を防止する
冷却空気供給用通路を前記円筒部材の内周面との間に形
成可能な円筒状の通路形成部材を前記円筒部材と同心に
設けたことを特徴とする円筒部材の乾燥装置。 - 【請求項2】 前記通路形成部材は前記円筒部材と共に
その軸心の周りに回転させられることを特徴とする請求
項1に記載の円筒部材の乾燥装置。 - 【請求項3】 前記通路形成部材は外周面に複数の凸部
を有し、該複数の凸部により前記冷却空気供給用通路を
通過する空気流に乱流しない旋回流の形成を可能とした
ことを特徴とする請求項1または2に記載の円筒部材の
乾燥装置。 - 【請求項4】 前記通路形成部材は前記円筒部材のサイ
ズに応じて交換可能であることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかの項に記載の円筒部材の乾燥装置。 - 【請求項5】 前記線量出力手段は紫外線出力手段であ
り、前記円筒部材はその外周面に紫外線硬化性の被膜が
形成される電子写真記録用の感光ドラムであることを特
徴とする請求項1ないし4のいずれかの項に記載の円筒
部材の乾燥装置。 - 【請求項6】 前記紫外線硬化性被膜を形成するために
前記感光ドラムを乾燥中保持する温度は+20℃から+
80℃の範囲内であることを特徴とする請求項5に記載
の円筒部材の乾燥装置。 - 【請求項7】 線量出力手段により円筒部材の外周面を
乾燥させるにあたり、 前記円筒部材と同心の円筒状通路形成部材により前記円
筒部材の内周面との間に空気通路を形成し、 該空気通路に冷却用空気を供給し、前記線量出力手段に
よる過熱を防止することを特徴とする円筒部材の乾燥方
法。 - 【請求項8】 前記通路形成部材は前記円筒部材と共に
その軸心の周りに回転させられることを特徴とする請求
項7に記載の円筒部材の乾燥方法。 - 【請求項9】 前記通路形成部材は外周面に複数の凸部
を有し、該複数の凸部により前記冷却空気供給用通路を
通過する空気流に乱流しない旋回流の形成を可能とした
ことを特徴とする請求項7または8に記載の円筒部材の
乾燥方法。 - 【請求項10】 前記通路形成部材は前記円筒部材のサ
イズに応じて交換可能であることを特徴とする請求項7
ないし9のいずれかの項に記載の円筒部材の乾燥方法。 - 【請求項11】 前記線量出力手段は紫外線出力手段で
あり、前記円筒部材はその外周面に紫外線硬化性の被膜
が形成される電子写真記録用の感光ドラムであることを
特徴とする請求項7ないし10のいずれかの項に記載の
円筒部材の乾燥方法。 - 【請求項12】 前記紫外線硬化性被膜を形成するため
に前記感光ドラムを乾燥中保持する温度は+20℃から
+80℃の範囲内であることを特徴とする請求項11に
記載の円筒部材の乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9700095A JPH08291969A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9700095A JPH08291969A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291969A true JPH08291969A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14179947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9700095A Pending JPH08291969A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08291969A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002136914A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Bridgestone Corp | Oaローラーの製造方法 |
| JP2009501620A (ja) * | 2005-07-18 | 2009-01-22 | エアロソル−サービス アーゲー | 冷却流体を吐出するスプレー装置 |
| WO2013061573A1 (en) | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Yazaki Corporation | Ultraviolet ray radiation apparatus and method for curing photo-curable composition |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP9700095A patent/JPH08291969A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002136914A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Bridgestone Corp | Oaローラーの製造方法 |
| JP2009501620A (ja) * | 2005-07-18 | 2009-01-22 | エアロソル−サービス アーゲー | 冷却流体を吐出するスプレー装置 |
| WO2013061573A1 (en) | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Yazaki Corporation | Ultraviolet ray radiation apparatus and method for curing photo-curable composition |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5118176B2 (ja) | スピン処理装置及びスピン処理方法 | |
| JP5199531B2 (ja) | 層の厚さを制御するための方法および装置 | |
| JPH08291969A (ja) | 円筒部材の乾燥装置およびその乾燥方法 | |
| US20040244945A1 (en) | Cooling apparatus for wafer baking plate | |
| JPH03233885A (ja) | 熱処理装置およびこれを用いた機能性薄膜の乾燥方法 | |
| JP2007026517A (ja) | 紫外線照射装置 | |
| JP2008294276A (ja) | 基板処理方法及びその装置 | |
| KR100322331B1 (ko) | 가스레이저장치와이것을사용한노광장치 | |
| JP2009224377A (ja) | 基板処理方法及び基板処理装置 | |
| JPH0839030A (ja) | 光照射装置 | |
| JP3123284B2 (ja) | 紫外線ランプの冷却方法 | |
| JPH051302Y2 (ja) | ||
| JP2008112980A (ja) | 改善された温度均一性で半導体ウェハを加熱する装置及び方法 | |
| JPH07319080A (ja) | 光照射装置 | |
| KR20030033219A (ko) | 반도체 웨이퍼의 에지 노광 장치 | |
| JP2004359513A (ja) | 光ファイバ被覆硬化方法及び装置 | |
| JPH08139008A (ja) | ウェハ温度調節装置およびこれを用いた半導体製造装置 | |
| JP2008058899A (ja) | 露光装置、露光方法、及び表示用パネル基板の製造方法 | |
| JP2000221702A (ja) | 感光体ドラムの製造工程における乾燥設備 | |
| JP2000182918A (ja) | 現像装置 | |
| JPS58194062A (ja) | 電子写真装置 | |
| JP2001092146A (ja) | シート材加熱処理装置及び後露光装置 | |
| JP3396567B2 (ja) | 回転式基板処理装置 | |
| JPH09196556A (ja) | 中空円筒部材の乾燥装置及び乾燥方法 | |
| JP6501469B2 (ja) | 基板処理装置及び基板処理方法 |