JPH0829212B2 - 薬液中または水中の微生物及びパイロジエンの除去用濾過シ−ト - Google Patents
薬液中または水中の微生物及びパイロジエンの除去用濾過シ−トInfo
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- JPH0829212B2 JPH0829212B2 JP62105905A JP10590587A JPH0829212B2 JP H0829212 B2 JPH0829212 B2 JP H0829212B2 JP 62105905 A JP62105905 A JP 62105905A JP 10590587 A JP10590587 A JP 10590587A JP H0829212 B2 JPH0829212 B2 JP H0829212B2
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- sheet
- filtration
- pyrogen
- water
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は薬液中又は水中の微生物及びパイロジェンを
除去するための濾過シートに関するものである。
除去するための濾過シートに関するものである。
(従来の技術) 製薬、医療関係で薬液中又は水中の微生物及びパイロ
ジェンの除去は極めて大切であり、又屡々実施されてい
る操作である。
ジェンの除去は極めて大切であり、又屡々実施されてい
る操作である。
特にパイロジェンは注射製剤関係で問題になり、これ
で汚染された注射剤を投与すると副作用として悪寒、発
熱などの現象が見られる。更にこのパイロジェンについ
ては血管作用、骨髄反応、細胞傷害作用、抗しゅよう作
用、致死作用、内毒素過敏症等多くの生体反応が報告さ
れている。パイロジェンは最近の内毒素とほぼ考えてよ
く、その主成分は燐脂質多糖体(リポ多糖)であり、特
にグラム陰性菌からのものが発熱性が強いといわれてい
る。
で汚染された注射剤を投与すると副作用として悪寒、発
熱などの現象が見られる。更にこのパイロジェンについ
ては血管作用、骨髄反応、細胞傷害作用、抗しゅよう作
用、致死作用、内毒素過敏症等多くの生体反応が報告さ
れている。パイロジェンは最近の内毒素とほぼ考えてよ
く、その主成分は燐脂質多糖体(リポ多糖)であり、特
にグラム陰性菌からのものが発熱性が強いといわれてい
る。
パイロジェンの除去法としては従来から高圧蒸気、乾
熱、煮沸等の加熱法、濾過法、放射線、紫外線、高周波
等の照射法、エチレンオキサイドやホルムアルデヒド等
のガス法、エタノール、フェノール水、ホルマリン水等
による薬液法等が、それぞれの目的、対象によって使い
分けられている。
熱、煮沸等の加熱法、濾過法、放射線、紫外線、高周波
等の照射法、エチレンオキサイドやホルムアルデヒド等
のガス法、エタノール、フェノール水、ホルマリン水等
による薬液法等が、それぞれの目的、対象によって使い
分けられている。
特に濾過法は「対象試料を多抗性媒体中に通過させる
だけ」の操作のため試料を変質させる心配が一番少な
く、そのため気体(ガス)、水を始め、可溶性で熱に不
安定な物質を含む液状培地や液状の各種医薬品等の場合
に屡々用いられている。
だけ」の操作のため試料を変質させる心配が一番少な
く、そのため気体(ガス)、水を始め、可溶性で熱に不
安定な物質を含む液状培地や液状の各種医薬品等の場合
に屡々用いられている。
この濾過による液体中の微生物、パイロジェン除去用
の濾材としては、古くからのアスベスト濾過シートの他
にケイソウ土濾過シート、荷電処理濾過シート等があ
り、最近は更に逆浸透膜、限外濾過膜等の「膜」濾材に
よる方法も提案されている。しかし、これらはいずれも
除去性能、濾過速度、取り扱い性、価格等で実際に満足
できるものはない。特にアスベスト濾過シートは人体に
対する医学的問題からその使用がのぞましくない。
の濾材としては、古くからのアスベスト濾過シートの他
にケイソウ土濾過シート、荷電処理濾過シート等があ
り、最近は更に逆浸透膜、限外濾過膜等の「膜」濾材に
よる方法も提案されている。しかし、これらはいずれも
除去性能、濾過速度、取り扱い性、価格等で実際に満足
できるものはない。特にアスベスト濾過シートは人体に
対する医学的問題からその使用がのぞましくない。
(発明が解決しようとする問題点) 現在、製薬、医療関係で実際におこなわれている薬液
や水中のパイロジェン除去法としては活性炭ボディフィ
ード法がある。この方法は所要量の粉末活性炭を薬液や
水等の対象液体に添加し、よく混合後一定時間放置し、
液中の微生物、パイロジェンを吸着させた活性炭を濾別
する方法である。この方法は最も確実なパイロジェン除
去方法として広く実施されているが、尚次ぎの様な欠点
が指摘されている。
や水中のパイロジェン除去法としては活性炭ボディフィ
ード法がある。この方法は所要量の粉末活性炭を薬液や
水等の対象液体に添加し、よく混合後一定時間放置し、
液中の微生物、パイロジェンを吸着させた活性炭を濾別
する方法である。この方法は最も確実なパイロジェン除
去方法として広く実施されているが、尚次ぎの様な欠点
が指摘されている。
(イ)操作がバッチ式のため煩雑で能率がわるい。
(ロ)濾過機のケーク捕集容積上の制約がある。
(ハ)使用済み粉末活性炭の処理が必要で、且つ此の為
の設備が必要である。
の設備が必要である。
(ニ)粉末活性炭の秤量操作及びその設備が必要であ
り、又その為に作業環境が汚染されやすい。
り、又その為に作業環境が汚染されやすい。
(ホ)工程の完全なクローズ化が困難であり、このため
製造工程での細菌、パイロジェン等の汚染の恐れがあ
る。等 そしてこれらの欠点のないパイロジェン防止法が望ま
れていた。
製造工程での細菌、パイロジェン等の汚染の恐れがあ
る。等 そしてこれらの欠点のないパイロジェン防止法が望ま
れていた。
(発明の目的) 本発明はこの様な点に鑑み、濾過法によって、薬液中
または水中の微生物及びパイロジェンをより能率的且つ
完全に除去できる濾過シートを提供することを目的とし
ている。即ち、微生物、パイロジェンの除去性能にすぐ
れ、処理量が大きく、操作しやすく作業環境を汚染する
恐れな少ない低価格の濾過シートを装填した濾過機によ
って薬液又は水等を濾過することによって微生物、パイ
ロジェンを除去する濾過シートを提供することを目的と
する。
または水中の微生物及びパイロジェンをより能率的且つ
完全に除去できる濾過シートを提供することを目的とし
ている。即ち、微生物、パイロジェンの除去性能にすぐ
れ、処理量が大きく、操作しやすく作業環境を汚染する
恐れな少ない低価格の濾過シートを装填した濾過機によ
って薬液又は水等を濾過することによって微生物、パイ
ロジェンを除去する濾過シートを提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、少なくとも粉末活性炭
及びパーライトを繊維マトリックスと混抄してシート状
とし、かつ両面に多孔性シートを熱圧により貼付したこ
とを特徴とする薬液中または水中の微生物及びパイロジ
ェンの除去用濾過シートにある。
及びパーライトを繊維マトリックスと混抄してシート状
とし、かつ両面に多孔性シートを熱圧により貼付したこ
とを特徴とする薬液中または水中の微生物及びパイロジ
ェンの除去用濾過シートにある。
濾過シートには従来からケイソウ土をセルローズ繊維
等と混抄したものがあり、清澄、滅菌濾過用として使わ
れているが、特にパイロジェンの除去性能の点では実用
的でない。更に活性炭を繊維マトリックスに混抄してシ
ート状にしたものも従来からあり、着色液の脱色、脱臭
等に使われているが、薬液又は水中の微生物、パイロジ
ェンを濾過によって除去するものは見いだされていなか
った。これらの点に鑑み、本発明者らは鋭意研究し結
果、活性炭及びパーライトを繊維状マトリックスと混抄
してつくった濾過シートで濾過することによって、薬液
中又は水中の微生物、パイロジェンを効率的に除去でき
ることを見出し、本発明をなすに至った。
等と混抄したものがあり、清澄、滅菌濾過用として使わ
れているが、特にパイロジェンの除去性能の点では実用
的でない。更に活性炭を繊維マトリックスに混抄してシ
ート状にしたものも従来からあり、着色液の脱色、脱臭
等に使われているが、薬液又は水中の微生物、パイロジ
ェンを濾過によって除去するものは見いだされていなか
った。これらの点に鑑み、本発明者らは鋭意研究し結
果、活性炭及びパーライトを繊維状マトリックスと混抄
してつくった濾過シートで濾過することによって、薬液
中又は水中の微生物、パイロジェンを効率的に除去でき
ることを見出し、本発明をなすに至った。
活性炭は木炭、やしがら、鋸屑などの木質或いは石炭
などを原料として炭化後、高温水蒸気法や塩化亜鉛法に
よって活性化(賦活)させて作った比表面積が大きく、
高い吸着能を示す炭素系物質である。主成分である炭素
以外に酸素、水素等の構成元素やその他の無機成分(灰
分)を含む。又形状別に粒状炭、粉末炭の二つがあり、
かさ密度は約0.3g/cm3、平均細孔半径は1〜2nm、比表
面積は800〜1500m2/g程度である。一般に活性炭は疎水
性(非極性)吸着剤として取り扱われ、非極性物質を選
択的によく吸着する性質があるほか、炭素表面の官能基
による化学吸着能、触媒能あるいはイオン交換等の機能
があり、それらの性質を利用されて各種液体、気体の脱
色、脱臭、精製、分離などに幅広く使われているもので
ある。
などを原料として炭化後、高温水蒸気法や塩化亜鉛法に
よって活性化(賦活)させて作った比表面積が大きく、
高い吸着能を示す炭素系物質である。主成分である炭素
以外に酸素、水素等の構成元素やその他の無機成分(灰
分)を含む。又形状別に粒状炭、粉末炭の二つがあり、
かさ密度は約0.3g/cm3、平均細孔半径は1〜2nm、比表
面積は800〜1500m2/g程度である。一般に活性炭は疎水
性(非極性)吸着剤として取り扱われ、非極性物質を選
択的によく吸着する性質があるほか、炭素表面の官能基
による化学吸着能、触媒能あるいはイオン交換等の機能
があり、それらの性質を利用されて各種液体、気体の脱
色、脱臭、精製、分離などに幅広く使われているもので
ある。
本発明においては粉末活性炭が好ましく、特に一般に
「製薬用」と呼ばれている精製度の高く、灰分などの不
純物の少ないものが好ましい。この粉末活性炭の比表面
積は800〜1500m2/g、カラメル吸着量(JIS−K1470)は8
5〜98%、メチレンブルー吸着量(JIS−K1470)は120〜
170ml/g、かさ密度は0.20〜0.35g/cm3程度のものがよ
い。
「製薬用」と呼ばれている精製度の高く、灰分などの不
純物の少ないものが好ましい。この粉末活性炭の比表面
積は800〜1500m2/g、カラメル吸着量(JIS−K1470)は8
5〜98%、メチレンブルー吸着量(JIS−K1470)は120〜
170ml/g、かさ密度は0.20〜0.35g/cm3程度のものがよ
い。
パーライトは濾過助剤の一種で真珠岩を800−1200℃
で加熱、膨張させ、粉砕、分級したもので、その代表的
組成はSiO2:76%、Al2O3:14%、Fe2O3:0.8%、CaO:0.8
%、MgO:0.3%、TiO2:0.1%、Na2O:4%、K2O:5%程度で
ある。又「かさ密度」は0.2〜0.3g/cm3、粒径は平均1
ミクロンから20ミクロン程度のものまである。本発明の
用途には粒径はなるべく細かいものが好ましく、その代
表的粒径分布は20ミクロン以上:1.8%、20〜10ミクロ
ン:3.8%、10〜5ミクロン:14.1%、5〜2ミクロン57.
8%、2ミクロン以下:22.5%、真比重:2.2、かさ密度:
0.26g/cm3、pH:8〜9である。マトリックス繊維として
は天然セルロース繊維、例えば精製リンターパルプや晒
クラフトパルプのような精製木材パルプが一般的である
が、場合によってはガラス繊維等の無機繊維や、各種合
成繊維等も使用しうる。
で加熱、膨張させ、粉砕、分級したもので、その代表的
組成はSiO2:76%、Al2O3:14%、Fe2O3:0.8%、CaO:0.8
%、MgO:0.3%、TiO2:0.1%、Na2O:4%、K2O:5%程度で
ある。又「かさ密度」は0.2〜0.3g/cm3、粒径は平均1
ミクロンから20ミクロン程度のものまである。本発明の
用途には粒径はなるべく細かいものが好ましく、その代
表的粒径分布は20ミクロン以上:1.8%、20〜10ミクロ
ン:3.8%、10〜5ミクロン:14.1%、5〜2ミクロン57.
8%、2ミクロン以下:22.5%、真比重:2.2、かさ密度:
0.26g/cm3、pH:8〜9である。マトリックス繊維として
は天然セルロース繊維、例えば精製リンターパルプや晒
クラフトパルプのような精製木材パルプが一般的である
が、場合によってはガラス繊維等の無機繊維や、各種合
成繊維等も使用しうる。
一般にセルロース繊維の叩解度はクレム沈降時間(パ
ルプ濃度:0.1)で20〜100sec/180ml程度であるが、特に
大きい方が好ましい。大きい沈降時間は濾過シート中の
粉末活性炭やパーライトの移動、脱落を防ぐのに有効で
あり、又濾過効率を高め、シートの強度をあげる。
ルプ濃度:0.1)で20〜100sec/180ml程度であるが、特に
大きい方が好ましい。大きい沈降時間は濾過シート中の
粉末活性炭やパーライトの移動、脱落を防ぐのに有効で
あり、又濾過効率を高め、シートの強度をあげる。
セルロース繊維の叩解は単独で行った後に活性炭、パ
ーライトを混合するのが一般的であるが、場合によって
は予め活性炭、パーライトと混ぜてから一緒に叩解を行
ってもよい。いずれにしても粉末活性炭、パーライト及
び繊維マトリックスは均一に混合していることが必要で
あり、それによって最適の吸着、除去性能と濾過量をも
ったシートが得られる。活性炭の添加量はセルロース繊
維に対して140%以上は必要で、一般に160〜240%程度
が最も好ましい。一方、パーライトの添加量はセルロー
ス繊維に対して70%以上、好ましくは80〜120%程度で
ある。シート強度をあげ、或いは吸着性を更に増加させ
るためにポリアミドエピクロールヒドリン縮合体等のカ
チオン性高分子化合物を固形物全体量に対して0.5〜5.0
%程度添加することも可能である。又これらのカチオン
性高分子化合物で予めカチオン変性させたパーライトを
使用することも可能である。
ーライトを混合するのが一般的であるが、場合によって
は予め活性炭、パーライトと混ぜてから一緒に叩解を行
ってもよい。いずれにしても粉末活性炭、パーライト及
び繊維マトリックスは均一に混合していることが必要で
あり、それによって最適の吸着、除去性能と濾過量をも
ったシートが得られる。活性炭の添加量はセルロース繊
維に対して140%以上は必要で、一般に160〜240%程度
が最も好ましい。一方、パーライトの添加量はセルロー
ス繊維に対して70%以上、好ましくは80〜120%程度で
ある。シート強度をあげ、或いは吸着性を更に増加させ
るためにポリアミドエピクロールヒドリン縮合体等のカ
チオン性高分子化合物を固形物全体量に対して0.5〜5.0
%程度添加することも可能である。又これらのカチオン
性高分子化合物で予めカチオン変性させたパーライトを
使用することも可能である。
本発明の濾過シートの厚さは一濾過室当たり3〜9m
m、特に4〜8mm程度がよい。厚さが薄いと液体の透過流
路が短すぎて吸着が不完全になりやすいし、10mm以上で
は「わき洩れ」(エッジリーク)の恐れがある。通常は
一濾過室当たり1枚のシートで作られるが、場合によっ
ては薄いものを2枚以上積層して所要の厚さにしてもよ
い。又シートの重量は一濾過室当たり1700〜2000g/m2程
度で、その時の水透過速度は濾過面積18.8cm2、濾過圧
力1kg/cm2の条件下で水100ml当たり10〜30sec、特に20s
ec程度がこのましい。60sec以上では濾過速度がかかり
すぎ実用的でない。又10sec以下と速すぎるとシートの
空隙が大きく、吸着時間が不十分である。
m、特に4〜8mm程度がよい。厚さが薄いと液体の透過流
路が短すぎて吸着が不完全になりやすいし、10mm以上で
は「わき洩れ」(エッジリーク)の恐れがある。通常は
一濾過室当たり1枚のシートで作られるが、場合によっ
ては薄いものを2枚以上積層して所要の厚さにしてもよ
い。又シートの重量は一濾過室当たり1700〜2000g/m2程
度で、その時の水透過速度は濾過面積18.8cm2、濾過圧
力1kg/cm2の条件下で水100ml当たり10〜30sec、特に20s
ec程度がこのましい。60sec以上では濾過速度がかかり
すぎ実用的でない。又10sec以下と速すぎるとシートの
空隙が大きく、吸着時間が不十分である。
取り扱い中及び濾過作業中の濾過シートからの活性炭
やパーライト粒子等の脱落を防止するため、第2図に示
す如く予めシートの二次側に目の細かいセルロース繊維
やガラス繊維製濾紙、或は精密濾過膜等の多孔性シート
濾材を、一次側には比較的目の粗い濾紙や不織布等の不
織シートを貼付して該透過シートの保護を行うことも可
能である。この時の接着材料としては液状、固状等いろ
いろあるが、特にポリプロピレン等の熱溶融性の不織布
が衛生上から好ましい。濾過シートの上に熱溶融性繊維
不織布を置き、更にその上に保護用の上記シートをおい
て軽く熱圧することによって貼付出来る。
やパーライト粒子等の脱落を防止するため、第2図に示
す如く予めシートの二次側に目の細かいセルロース繊維
やガラス繊維製濾紙、或は精密濾過膜等の多孔性シート
濾材を、一次側には比較的目の粗い濾紙や不織布等の不
織シートを貼付して該透過シートの保護を行うことも可
能である。この時の接着材料としては液状、固状等いろ
いろあるが、特にポリプロピレン等の熱溶融性の不織布
が衛生上から好ましい。濾過シートの上に熱溶融性繊維
不織布を置き、更にその上に保護用の上記シートをおい
て軽く熱圧することによって貼付出来る。
濾過装置は一般に加圧濾過機が使われるが、本発明の
濾過シートを安定的に支持可能の支持多孔部をもち、パ
ッキン等のシール部が完全で、「わき洩れ」の心配のな
い構造になっていることが必要である。材質はその用途
から考えてステンレスが好ましい。
濾過シートを安定的に支持可能の支持多孔部をもち、パ
ッキン等のシール部が完全で、「わき洩れ」の心配のな
い構造になっていることが必要である。材質はその用途
から考えてステンレスが好ましい。
(実施例) 以下、本発明の濾過シート及び比較用の濾過シートの
製造例を実施例として挙げ、次いで試験例を挙げて本発
明を具体的に説明する。
製造例を実施例として挙げ、次いで試験例を挙げて本発
明を具体的に説明する。
実施例1 表−1に示す様な組成で本発明に従った濾過シート2
種及び比較例3種の濾過シートを次の方法で作製した。
種及び比較例3種の濾過シートを次の方法で作製した。
所要量のセルロース繊維を水を張ったビーターに約1
%濃度に添加し、離解後にビーターの刃を下ろして所定
のクレム叩解度まで叩解し、ビーターの刃をあげて所定
量の活性炭及び助材を添加し、よくかきまぜ混合して抄
紙原料とする。この抄紙原料を使って減圧手抄き装置で
厚さ5〜7mm、乾燥重量1700〜1900g/m2の濾過シートを
作製し、105℃で乾燥した。
%濃度に添加し、離解後にビーターの刃を下ろして所定
のクレム叩解度まで叩解し、ビーターの刃をあげて所定
量の活性炭及び助材を添加し、よくかきまぜ混合して抄
紙原料とする。この抄紙原料を使って減圧手抄き装置で
厚さ5〜7mm、乾燥重量1700〜1900g/m2の濾過シートを
作製し、105℃で乾燥した。
試験例1 前記実施例1に示す濾過シートによって、パイロジェ
ン含有脱イオン水及びパイロジェン含有0.9%食塩水を
濾過し、その除去能及び除去容量を測定した。結果を表
−2に示す。
ン含有脱イオン水及びパイロジェン含有0.9%食塩水を
濾過し、その除去能及び除去容量を測定した。結果を表
−2に示す。
測定条件: 検液:E coli LPS 2.5ng/ml含有の脱イオン水及びパイロ
ジェン含有0.9%食塩水 濾過面積:50cm2 濾過速度:3cm/min パイロジェン検出法:リムラス法(Limulus Amebocyte
Lysate Test)による。
ジェン含有0.9%食塩水 濾過面積:50cm2 濾過速度:3cm/min パイロジェン検出法:リムラス法(Limulus Amebocyte
Lysate Test)による。
表中の記号: (W):パイロジェン含有脱イオン水 (S):パイロジェン含有0.9%食塩水 +:パイロジェン反応あり −:パイロジェン反応なし ±:パイロジェン反応やや有り 試験例2 前記の実施例1に示す濾過シートによって、パイロジ
ェン含有脱イオン水及びパイロジェン含有0.9%食塩水
を濾過速度をいろいろ変えて濾過し、その場合のパイロ
ジェン除去能力の変化を調べた。結果を表−3に示す。
ェン含有脱イオン水及びパイロジェン含有0.9%食塩水
を濾過速度をいろいろ変えて濾過し、その場合のパイロ
ジェン除去能力の変化を調べた。結果を表−3に示す。
測定条件:濾過速度以外は試験例1と同じ。
表中の記号: (W):パイロジェン含有脱イオン水 (S):パイロジェン含有0.9%食塩水 +:パイロジェン反応あり −:パイロジェン反応なし ±:パイロジェン反応やや有り 試験例3 前記の実施例1で作製した『本発明濾過シート2』を
使って表−4に示すごとき、パイロジェン含有濃度の違
った各種検液を濾過し、その場合のパイロジェン除去性
能を調べた。
使って表−4に示すごとき、パイロジェン含有濃度の違
った各種検液を濾過し、その場合のパイロジェン除去性
能を調べた。
測定条件: 濾過速度:2cm/min、これ以外は試験例1と同じ 試験例4 前記の実施例1で作成した「本発明濾過シート2」に
より、微生物含有0.9%食塩水を濾過し、微生物除去性
能を調べた。結果を表−5に示す。
より、微生物含有0.9%食塩水を濾過し、微生物除去性
能を調べた。結果を表−5に示す。
測定条件 検液:S.marcescens108/ml含有の0.9%食塩水 濾過面積:12.5cm2 濾過速度:3cm/min 濾過量:100ml (発明の効果) 以上詳しく説明したごとく、本発明濾過シートは薬液
中及び水中の微生物、パイロジェンを効率的に除去でき
るばかりか、作業環境を汚染する恐れがなく、処理量の
大きい、微生物及びパイロジェンの新規且つ実用的な濾
過シートであり、医療、医薬関係に益するところ極めて
大である。
中及び水中の微生物、パイロジェンを効率的に除去でき
るばかりか、作業環境を汚染する恐れがなく、処理量の
大きい、微生物及びパイロジェンの新規且つ実用的な濾
過シートであり、医療、医薬関係に益するところ極めて
大である。
第1図は本発明の濾過シートの断面模式図、第2図は両
面に多孔性シートを貼付した本発明の濾過シートの断面
模式図である。
面に多孔性シートを貼付した本発明の濾過シートの断面
模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−207519(JP,A) 特開 昭55−134620(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも粉末活性炭及びパーライトを繊
維マトリックスと混抄してシート状とし、かつ両面に多
孔性シートを熱圧により貼付したことを特徴とする薬液
中または水中の微生物及びパイロジェンの除去用濾過シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62105905A JPH0829212B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 薬液中または水中の微生物及びパイロジエンの除去用濾過シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62105905A JPH0829212B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 薬液中または水中の微生物及びパイロジエンの除去用濾過シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270516A JPS63270516A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0829212B2 true JPH0829212B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=14419890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62105905A Expired - Lifetime JPH0829212B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 薬液中または水中の微生物及びパイロジエンの除去用濾過シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829212B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997047330A1 (de) * | 1996-06-10 | 1997-12-18 | Johannes Eichenauer | Verfahren zum desinfizieren und/oder sterilisieren von medizinischen instrumenten oder materialien sowie vorrichtung zur durchführung des verfahrens |
| JP4641408B2 (ja) * | 2003-11-11 | 2011-03-02 | ヤマトヨ産業株式会社 | フィルター |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2045828B (en) * | 1979-04-06 | 1983-08-24 | Amf Inc | Filter and method of making same |
| US4361486A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-30 | Amf Incorporated | Filter media, method for oxidizing and removing soluble iron, method for removing and inactivating microorganisms, and particulate filter aid |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP62105905A patent/JPH0829212B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270516A (ja) | 1988-11-08 |
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