JPH08292955A - 言語処理方法及びそれを適用するデータ処理装置 - Google Patents

言語処理方法及びそれを適用するデータ処理装置

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JPH08292955A
JPH08292955A JP8092838A JP9283896A JPH08292955A JP H08292955 A JPH08292955 A JP H08292955A JP 8092838 A JP8092838 A JP 8092838A JP 9283896 A JP9283896 A JP 9283896A JP H08292955 A JPH08292955 A JP H08292955A
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JP8092838A
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Buan De Buiin Eburin
ヴァン デ ヴィーン エブリン
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの入力言語による入力文をその意味表
現に変換し、意味の表現を出力言語の出力文に変換する
効率的な言語処理方法及びデータ処理装置を提供する。 【解決手段】 入力信号プロセッサ122から、第1の
言語の一連の要素の意味を表す複数のデータ単位を入力
する。各データ単位は、1つ以上の他の前記データ単位
の1つ以上の識別子に関連づけられた1つ以上の識別子
を含む。出力信号プロセッサ124は、前記データ単位
によって表される意味に対応する前記第2の言語の要素
を提供し、前記データ単位によって表される意味と、前
記関連づけられた識別子と、表5に記憶された第2の言
語の文法規則に基づく処理命令とに対応して、前記第2
の言語の一連の要素において前記要素を整列させること
で、第1の言語の一連の要素の意味を表す複数のデータ
単位から、前記第1の言語の一連の要素の意味を表現す
る第2の言語の一連の要素を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、言語処理方法及び
データ処理装置に関するものである。本発明は、それに
限定はされないが、入力言語の複数組の単語または他の
要素の意味が表現される形式の入力、特に自然言語を、
自然言語も含めた出力言語の個々の単語または他の要素
を表現する形式の出力に変換するために適用される。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータシステムは、ビジネ
スに使用され、工業的なプロセス制御、データベースシ
ステムの開発と検索におけるような検索用情報記憶、及
びネットワーク通信等、広範なビジネスアプリケーショ
ンに使用されているが、現在のシステムの多くは、ユー
ザの言葉というよりも、システム自体によって指図され
た形式で出力されている。同様に、現在のシステムは、
命令や情報がユーザの言葉というよりも、システム自体
によって指図された形式で入力されることが要求されて
もいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自然言語を、出力また
は入力あるいはその両方として処理できるコンピュータ
システムの必要条件は、自然言語での出力の意味の表現
を、ユーザの言語出力に変換するための効率的な言語処
理方法であり、さらに好ましいのは、ユーザの入力言語
による入力をその意味表現に変換するための効率的な言
語処理方法である。この分野においてかなりの研究が行
われ、言語インタフェースとして知られるシステムが提
案されたが、上記の要件に適合するものは無かった。
【0004】本発明の目的は、上記の目的に特によく適
合し、ユーザの入力言語による入力をその意味表現に変
換し、意味の表現を出力言語の出力に変換する効率的な
言語処理方法及びデータ処理装置を提供することであ
る。
【0005】本発明の他の目的は、意味を表し他の前記
ユニットの識別子に関係する識別子を包含する複数のデ
ータ単位に対応して、出力言語で表された一連の要素を
生成するための言語処理方法及びデータ処理装置を提供
することである。
【0006】本発明の他の目的は、意味を表す入力デー
タに対応して、出力言語の要素の言語学的分類に依存す
る検索コードを含むノードが生成され、さらに、前記検
索コードと前記データに包含される識別子またはポイン
タとの関係のなさを利用して前記ノードを検索すること
により、出力言語の要素の順序が決定される出力言語で
表された一連の要素を生成するための言語処理方法及び
データ処理装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、ある自然言語から別
の自然言語に効率的に翻訳する、または、データベース
から得た意味のデータ表現に応じた出力言語を生成する
ために有用なで言語処理方法及びデータ処理装置を提供
することである。
【0008】
【問題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のデータ処理装置は、第1の言語の一連の要
素に対応する複数のデータ単位から、前記第1の言語の
一連の要素の意味を表現する第2の言語の一連の要素を
生成するデータ処理装置であって、各前記データ単位
が、前記第1の言語の対応する要素の意味を表し、1つ
以上の他の前記データ単位の1つ以上の識別子に関連づ
けられた1つ以上の識別子を含み、(a)前記第2の言
語の文法規則に基づく処理命令を記憶する命令手段と、
(b)前記データ単位によって表される意味に対応する
前記第2の言語の要素を提供し、前記データ単位によっ
て表される意味と、前記関連づけられた識別子と、前記
命令手段に記憶された前記命令とに対応して、前記第2
の言語の一連の要素において前記要素を整列させる処理
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】ここで、前記データ単位が述語と引数とか
ら成り、前記引数が前記識別子として使用される。ま
た、1つの前記データ単位の識別子が、前記関連づけら
れた識別子に共通の値を割り当てることによって、別の
前記データ単位の識別子と関連づけられる。また、自然
言語入力を受け取るための入力手段と、前記自然言語入
力から前記データ単位を導出する構文解析手段とを更に
備える。また、第1の自然言語から第2の自然言語への
翻訳をするために使用される。また、前記第1の言語の
一連の要素を生成することなしに、データ源から前記デ
ータ単位を導出する手段を更に備える。また、前記処理
手段は、少なくとも2個の前記データ単位に対して、デ
ータ単位に対応する前記第2の言語の要素の言語学的分
類に対応して選択された検索コードを含むそれぞれの節
点を生成し、前記検索コードと前記関連づけられた識別
子とを用いて前記節点の検索を行い、前記検索の結果に
応じて、前記第2の言語の要素を整列する。
【0010】又、本発明の言語処理方法は、第1の言語
の一連の要素に対応する複数のデータ単位から、前記第
1の言語の一連の要素の意味を表現する第2の言語の一
連の要素を生成するための言語処理方法であって、各前
記データ単位が、前記第1の言語の対応する要素の意味
を表し、1つ以上の他の前記データ単位の1つ以上の識
別子に関連づけられた1つ以上の識別子を含み、(a)
前記第2の言語の文法的規則に基づく処理命令を記憶す
るステップと、(b)前記データ単位によって表される
意味に対応する前記第2の言語の要素を提供し、前記デ
ータ単位によって表される意味と、前記関連づけられた
識別子と、前記命令手段に記憶された前記命令とに対応
して、前記第2の言語の一連の要素において前記要素を
整列させるステップとを備えることを特徴とする。
【0011】ここで、前記データ単位が述語と引数とか
ら成り、前記引数が前記識別子として使用される。ま
た、1つの前記データ単位の識別子が、前記関連づけら
れた識別子に共通の値を割り当てることによって、別の
前記データ単位の識別子と関連づけられる。また、自然
言語入力を受け取るためのステップと、前記自然言語入
力から前記データ単位を導出するステップとを更に備え
る。また、第1の自然言語から第2の自然言語への翻訳
をするために使用される。また、前記第1の言語の一連
の要素を生成することなしに、データ源から前記データ
単位を導出するステップを更に備える。また、前記ステ
ップ(b)は、少なくとも2個の前記データ単位に対し
て、データ単位に対応する前記第2の言語の要素の言語
学的分類に対応して選択された検索コードを含むそれぞ
れの節点を生成するステップと、前記検索コードと前記
関連づけられた識別子とを用いて前記節点の検索を行う
ステップと、前記検索の結果に応じて、前記第2の言語
の要素を整列するステップとからなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1の装置は、データまたはコマ
ンドをコンピュータシステム100に入力するためのキ
ーボード106に接続されたコンピュータシステム10
0を備えている。また、本コンピュータシステム100
は、それぞれ視覚的及び聴覚的な形式でシステムからの
出力ができるように、ディスプレイ(VDU)108、
プリンタ110、及びスピーカ112にも接続されてい
る。
【0013】本コンピュータシステム100は、プロセ
ッサ114と、本システムの動作のためのプログラムと
データを記憶し、ワーキング記憶空間を提供するメモリ
116と、テキスト形式のプロセッサからの出力を音声
を表す電気信号に変換してスピーカ112に供給するた
めの出力音声インタフェース120とを備えている。
【0014】本コンピュータシステム100は、システ
ムのオペレータが、本実施例では英語である自然言語
で、キーボード116より入力できるように構成されて
いる。メモリ116はデータとプログラムとを記憶し、
プロセッサ114がキーボード106から入力されて入
力自然言語を表している信号を処理し、入力された自然
言語の意味を、ディスプレイ108またはプリンタ11
0のどちらかへテキスト形式で表示するため、または、
その代わりに出力音声インタフェースに入力するため
に、入力自然言語の意味を出力自然言語で表現している
出力を生成できるようにする。
【0015】キーボード106からの入力言語の処理に
おいて、本コンピュータシステム100は、下記の2つ
の基本プロセスを実行する:1)第1のプロセス、つま
り構文解析プロセスで、先ず入力される単語に依存し、
次に使用される入力言語の文法に関連して単語間に存在
する可能性のある関係またはリンクに依存する、一組の
信号が生成される。また、この一組の信号は入力単語で
発生する可能性がある曖昧さにも依存し、その結果、入
力単語は別の解釈をされることがある。この時点で、コ
ンピュータシステム100が動作し、入力文章の単語間
の関係またはリンクを確立している入力言語の意味表現
を生成する。
【0016】2)第2のプロセス、つまり生成及び動詞
化プロセスで、第1プロセスで得られた意味表現は、出
力言語での意味表現によって表される意味を伝えるのに
適した単語や単語の順序を定義する出力言語辞書及び出
力言語文法に基づいて、処理される。
【0017】図2は、上記の2つのプロセスを実行する
ためにメモリ116に備えられたプログラムモジュール
と表形式のデータ構造とを、ブロック図で表している。
これらは、図2で、第1プロセスを実行する入力信号プ
ロセッサ122、第2プロセスを実行する出力信号プロ
セッサ124、及び入力信号プロセッサ122と出力信
号プロセッサ124との間のインタフェースをするイン
タフェース部122に分かれている。先ず、入力信号プ
ロセッサ122とインタフェース126とを説明する。
その後で、出力信号プロセッサ124を説明する。
【0018】<入力信号プロセッサ122>入力信号プ
ロセッサ122は、入力バッファ130から各入力単語
を得るが、その際に先ずルックアップ・テーブル(以下
入力言語辞書と呼ぶ)132を参照する分析プログラム
モジュール128を備えている。入力言語辞書132
は、キーボード経由の入力に関して処理される全単語の
表を包含し、これらの単語の文法的な分類、つまりそれ
らの単語が、名詞か、前置詞か、他動詞か等を定義す
る。本実施例では、入力言語辞書は比較的少ない語数し
か含まず、また少ない分類の単語を使うことしかできな
いが、入力信号プロセッサ122は、多数の異なったア
プリケーションで使用される汎用システムとして設計さ
れている。従って、入力言語辞書132は、下記の分類
の単語を包含するように構成されている:名詞、前置
詞、助動詞、否定、他動詞、自動詞、決定詞(限定
詞)、形容詞、副詞、強意語、"to"(不定詞用小辞)、
連結詞、代名詞、感嘆詞、及び、それ自体で分類され
る、動詞の"have"、"promise" 、及び"persuade"。
【0019】上記の分類は多数のアプリケーションに適
合する。しかし、必要に応じて、単語の他の分類も提供
できる。
【0020】処理可能な入力単語分類の表示の具備に加
えて、入力言語辞書132は、各入力単語の意味表現も
包含している。各表現は1つ以上の引数を持つ述語形式
になっており、具備された引数の数は入力言語の分類に
依存する。
【0021】例として、入力言語辞書132の内容を、
表1に示している。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】上記の表1を見ると、左側の列は、キーボ
ード116から入力されてシステム100により処理さ
れる単語リストを含み、中間の列は、各単語の分類を含
み、さらに右側の列は、入力単語の意味を包含している
ことは明白である。入力言語辞書の語彙は比較的少ない
が、それにも関わらず、システムの特定のアプリケーシ
ョンへの指向が無い多種類の単語を包含していることに
注意されたい。異なるアプリケーションに適用する多種
類の単語を包含する目的は、本発明に基づくシステムの
汎用性を説明するためである。従って、本発明によれ
ば、本発明の特別な実施例が多数の異なるアプリケーシ
ョンに使用され、さらにその各アプリケーションが共通
の語彙の異なる部分を使えるように、入力言語辞書に多
くの語彙が必要な場合にはそれを具備することは可能で
ある。
【0026】出力信号プロセッサ124は、入力言語辞
書の第3列に含まれている意味表現を認識するために設
計されている。表1のある意味表現の述語の名前は対応
する入力単語自体と同一であるが、それは不可欠なもの
でなく、むしろ、単に説明の都合によるものである。従
って、実際には、意味の表現に便利なものが使用される
ことが分かる。
【0027】英語は、上記の分類よりさらに多数の単語
分類を含んでいる。他の実施例は、上記の分類の一部の
みを使用するか、または既述のようにさらに多数の分類
を使用できる。
【0028】各入力単語が入力バッファ130から分析
モジュール128によって引き出され、分析モジュール
128は、表1の左側の列にある単語の中から入力単語
と同じ単語を検索し、それを検出すると表1の第3列に
示される対応する意味を得て、その引数に独自の値を割
り当て、さらに、最初は空(から)であるメモリ136
の区画134にその引数に割り当てた値を持つ意味を挿
入して、意味のリストを区画134内に構築する。その
値は、ある単語から他の単語へ一連の番号として割り当
てられる。本実施例で、値の順番は数字の900から始
まることを仮定している。つまり、最初の入力単語が名
詞で、その分類が2つの引数をその意味の中に持ってい
る場合、その意味には値900と901とが割り当てら
れる。次の入力単語が他動詞で、その分類が3つの値を
必要な場合は、その意味には値902,903,及び9
04が割り当てられる。その後の入力単語が決定詞(限
定詞)で、その分類が2つの値を必要な場合、その意味
には値905と906とが割り当てられ、これらが繰り
返される。
【0029】表1から、文章 "activate the camera on
the third floor" が、キーボードから入力された場
合、下記の意味が表Xの区画134に記憶される: activate(900,901,902) the(903,904) camera(905,906) on(907,908,909) the(910,911) third(912,913) floor(914,915)。
【0030】上記の例では、辞書から得られる各入力単
語の意味は単一の述語から成っている。しかし、表1を
見ると、多数の入力単語では、意味はそれぞれ引数を持
つ2つ以上の述語から成っている。2つ以上の述語を持
つ単語が処理されるときは、全述語が表Xの現在の意味
区画134に記憶される。引数の値は、特定の入力単語
に関係づけて入力言語辞書に示された最初の述語を取り
出し、(場合に応じて)その引数に値の順序で次の2つ
または3つの数字を割り当て、さらにその入力単語に関
係する他の述語の引数に、数字1または2等で示される
ように同じ値を入れることにより、決定される。このこ
とは、以下に示す複数の単語 "the guard activated i
t" の処理を考えることにより理解できるよう、引数に
割り当てられた数値と共に、辞書の意味列にある対応す
る項目は、下記の左側の列にある入力単語と右側の列に
ある意味と引数とによって示されている:
【0031】任意の言語において、文法は、それぞれが
お互いを修飾できる単語の種々の分類と、所望の意味を
伝えるために単語が話されたり書かれたりする順序とを
定義する。例えば、英語では、形容詞は修飾する名詞に
先行する。副詞は、修飾する動詞に先行するか、後続す
ることができる。名詞は、名詞を修飾する動詞の主語ま
たは目的語になれる。名詞が他動詞の主語である場合
は、通常その名詞がその動詞に先行する。名詞が他動詞
の目的語である場合は、通常その動詞がその名詞に先行
する。従って、他動詞は、その動詞の主語を形成する先
行名詞と、目的語を形成する後続名詞との両方を修飾で
きる。形容詞によって修飾され、他動詞の主語または目
的語を形成している名詞は、その形容詞と他動詞との両
方に接続されている。つまり、句、節または文が話され
るか書かれているときに、新しい単語は、前の単語また
は複数の単語を修飾するか、修飾されるか、または、未
だ書かれるかタイプされるかあるいは話されてはいない
次の単語または複数の単語を修飾するか、または修飾さ
れるか、あるいはその両方の可能性がある。ある単語が
他の単語を修飾するか、あるいはそれに修飾される場合
に、ここでは2つの単語が相互接続されていると呼ぶ。
この接続は、2つの単語のそれぞれの意味を表す述語の
引数間を連結することにより、表現される。
【0032】本実施例において、これらの連結は、現在
の単語の意味の選択された引数値が、現在の単語を修飾
するかあるいはそれに修飾される前に受け取った単語の
意味の選択された引数値と等しいという等式の形式で、
記憶される。現在の単語が先行している単語を修飾する
場合は、現在の単語の意味の選択された引数値は等式の
左辺に置かれ、先行している単語の引数値は右辺に置か
れる。現在の単語が先行している単語に修飾される場合
は、現在の単語の意味の選択された引数値は等式の右辺
に置かれ、先行している単語の値は左辺に置かれる。つ
まり、上記の最初の例から複数の単語 "the camera" を
取り上げると、決定詞"the" は名詞"camera"を修飾する
ので、連結 904=905 が形成される。もう一つの例として複数の単語 "camera
on"を取り上げると、前置詞"on"は名詞"camera"を修飾
するので、連結 908=906 が形成される。
【0033】入力信号プロセッサ122は、現在及び先
行している単語の分類とその言語の文法とに依存して、
現在の単語と先行している単語との意味間の接続または
連結を確立するための命令を包含する表2(138)を
備えている。分析モジュール128の処理は、下記のス
テップから成る: a)記憶領域136の検索空間140に、現在の単語の
分類に依存する1つまたは複数の検索コードを記憶し、
さらに、各検索コードを付けて現在の単語の意味の選択
された引数の値を記憶する。
【0034】b)前に記憶した1つまたは複数の検索コ
ードの1つ以上の出現について、検索空間140内の検
索を実施するが、その実施される検索は現在の単語の分
類に依存する。 c)検索が成功した場合には、前に記憶した検索コード
と共に記憶した値と現在の単語の意味の選択された引数
に割り当てられた値とを使用して、連結を定義し、さら
に、記憶領域136の区画142にその連結を記憶す
る。
【0035】d)ある分類の単語の場合は、検索空間1
40から前に記憶した検索コードを除去して、これらの
検索コードが次の検索で見つけられないようにする。
【0036】下記の表2は、図2の表138に記憶され
た命令を表している:
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】
【0041】観察で分かるように、表2の最初の列には
単語の分類が載っている。第2列には、第1列で示され
た分類の単語を処理するときに検索する、前に記憶され
た検索コードが載っている。第3列は、検索が成功した
場合に形成される連結に使用される現在の単語の意味の
引数を表している。第4列は、その引数が連結を形成す
る等式の右辺に置かれるか、または左辺なのかを示して
いる。既述のように、これは、処理されている現在の入
力単語が、その処理に応じて検索された検索コードが記
憶された前の単語に、修飾されるかまたはそれを修飾す
るかに依存する。第5列には、現在の単語の処理する場
合に検索空間140に記憶される検索コード数と、その
検索コードと共に値が記憶される現在の単語の引数とが
記憶されている。表2の第6列には、現在の単語の処理
に対応して実施される検索で検出された場合に検索空間
から取り除かれる、前に記憶された検索コードが示され
ている。表2の第5列に示されている検索コードと引数
との記憶は、第2列に関連して説明した検索と第6列に
関連して説明した除去の後で、実施される。
【0042】検索は、最後に記憶された検索コードから
開始し、それから遡って実施される。検索が、現在の単
語を修飾するある分類の前の単語に応じて記憶された検
索コードに対するものである場合には、その検索は、検
索コードの最新の出現で終了する。つまり、表2の第4
列にある指示"R" は、その連結がどの方向に記録される
かだけでなく、関連する検索コードの最初の(つまり、
最後に記憶された)出現を見つけて検索が終了したこと
をも示す。検索が、現在の単語が先行している単語を修
飾するように、ある分類の前の単語の処理に応じて記憶
された検索コードに対するものである場合には、その検
索は、現在検索空間140に存在する関連する検索コー
ドの全ての出現に対するものとなる。つまり、表2の第
4列の指示"L" は、形成される連結の方向を示すだけで
なく、関連する検索コードの全出現が検索されるべきで
あることと、連結が、その検索コードの出現の度に形成
されるべきであることをも示す。
【0043】連結の確立のために異なる分類の単語が表
2の命令に応じて処理される方法は、表2と図3から図
20までの参照と共に、それぞれの単語分類の処理につ
いての詳しい下記の説明により理解される。これらの図
面のそれぞれで強調されたブロックは、処理されている
現在の単語の分類を示し、その左側のブロック群は、現
在の単語分類を修飾するかまたはそれに修飾される、前
に受け取った単語の分類を示し、さらに、それの右側に
あるブロック群は、現在の単語分類を修飾するかまたは
それに修飾される、次に来る単語の分類を示す。また、
そのブロック群は、数字1、2、3及び4でそれぞれこ
れらの分類に入る単語の意味の引数を示す。矢印は、ど
の引数が連結の定義に使用されたかを示し、矢印の方向
は、現在の単語が他の分類の単語を修飾するかまたはそ
れに修飾されるかを示す。現在の単語分類を指している
矢印は、その単語が他の単語に修飾されていることを示
す。現在の単語分類から出ている矢印は、その単語が他
の単語を修飾していることを示す。現在の単語とそれに
修飾されるかまたはそれを修飾する単語との間の独立し
た連結の供給への要求を考慮して、各分類用の引数の数
の選択が行われる。
【0044】上記の説明から、現在の入力単語分類とそ
の前の単語分類との間の図3から図20までの矢印の方
向は、問題の特定コードの検索が最新の出現検出で終了
するのか、全ての出現検出を継続するのかを示してい
る。現在の分類からその前の分類を指す矢印は、現在の
単語がその前の単語を修飾し、さらに検索は関連コード
の全出現に対して継続されることを示している。前の単
語の分類から現在の単語の分類を指している矢印は、現
在の単語がその前の単語に修飾され、さらに検索は関連
コードの最初の出現(つまり、最後に記憶された出現)
の検出で終了することを示している。矢印で示される連
結の形成のために検索されるコードが、図3から図20
までの図面上に付けられている。図3から図20までの
図面上に付けられている各矢印の位置には、その値がそ
れぞれのコードと共に検索空間140に記憶されている
引数を示している。
【0045】<名詞(図3)>本実施例の入力言語の文
法では、名詞は、その前の形容詞、決定詞または連結詞
に修飾され、また、その前の前置詞、他動詞、動詞"pro
mise" 、動詞"persuade"、または"have"を修飾すること
ができる。つまり、名詞の意味とその引数を表している
図3のブロック200は、そこに示されたタイプの単語
の意味をそれぞれが表しているブロック202から21
8までの右側にある。前記の表2の第5列に示すよう
に、形容詞の処理では、検索空間140に記憶されてい
るその形容詞の意味の第2引数でコード"an"となり、決
定詞の処理では、検索空間140に記憶されているその
決定詞の意味の第2引数でコード "dn"となり、前置
詞、他動詞、動詞"promise" 、動詞"persuade"、また
は"have の処理では、検索空間140に記憶されている
それぞれの単語の意味の第3引数でコード"obj" とな
り、さらに、連結詞の処理では、検索空間に記憶されて
いるその連結詞の意味の第3引数でコード"prd" とな
る。つまり、名詞が処理され、その名詞の意味の第1と
第2引数の値の下記の割り当てのとき、表2の第2列に
ある名詞用の命令で示されているように、コード"a
n"、"dn"、"obj" 、及び"prd" の検索が検索空間140
で実施される。
【0046】コード"an"の検索に成功した場合は、表2
の第3列に示されているような名詞の意味の第2引数を
形成する変数と、前に処理された形容詞の意味の第2引
数を形成する変数であるコード"an"と共に記憶されてい
る変数との間に、連結が形成される。その名詞は形容詞
により修飾されその逆ではないので、表2の第4列か
ら、その名詞の意味の第2引数に割り当てられた変数
は、その連結を構成している等式の右辺に置かれなけれ
ばならないが、これは、図3で関連する連結を表してい
る矢印230の方向で表されている。検索空間140に
コード"an"が2度以上出現した場合は、その検索は最初
の出現検出で終了する。既に説明したように、各検索空
間140に記憶されたコードは、挿入された最後のコー
ドから開始するという逆順で検索されるので、任意のコ
ードの出現が2つ以上存在する場合には、その連結は最
後に記憶された出現によって形成される。
【0047】名詞を処理するときに実施される第2の検
索は、コード"dn"に対するものであり、図3の矢印23
2と表2の第3列と第4列にある命令とで示されるよう
に、その検索が成功した場合には、名詞の意味の第1引
数を形成している変数と、決定詞の意味の第2引数を形
成している変数であるコード"dn"に関連した変数との間
に、連結が形成される。繰り返すと、矢印232の方向
と表2の第4列にある命令"R" は、名詞は決定詞に修飾
され、従って、検索はこの時点で終了することを示して
いる。
【0048】図3の矢印236は、名詞の処理のときに
実施された第3の検索、つまり、コード"obj" の検索の
結果として形成される連結を示している。図示のよう
に、このコードは、前置詞、他動詞、動詞"promise" 、
動詞"persuade"、または"have" の処理に応じて検索空
間140に記憶される。図3の矢印238は、名詞の処
理のときに実施された第4の検索、つまり、コード"pr
d" の検索の結果として形成される連結を示している。
矢印236の方向と表2の第4列の命令"L" とで示され
ているように、名詞は分類208から218までのそれ
ぞれの分類を修飾しているので、その検索は、関連コー
ドの各出現の検出を継続することになる。矢印238の
方向で示され表2の第4列の命令"R" で決定されるよう
に、名詞は分類218に修飾されているので、この検索
は、関連コードの初めての出現で連結が形成されたとき
に終了する。つまり、図3の左辺から名詞が処理される
とき、メモリ126の区画140に記憶された連結の数
は、前に処理された単語の分類に依存することが分か
る。連結の内の1つは、名詞の意味の第2引数の割り当
てられた値と、最後に受け取った形容詞の意味の第2引
数に割り当てられた値との間にあり、他の連結は、その
名詞の意味の第1引数に割り当てられた値と、最後に受
け取った決定詞の意味の第2引数に割り当てられた値と
の間にあり、さらに、別の連結は、その名詞の意味の第
2引数に割り当てられた値と、ブロック208から21
8までに示されたタイプの、その前に処理された各単語
分類の意味の第3引数に割り当てられた値との間にあ
る。
【0049】表2の第5列によれば、名詞が処理される
ときに、その名詞の意味の第2引数に割り当てられた値
と共にコード"n" が検索空間140に記憶される。表2
の第2列に示すように、コード"n" は前置詞と補文標識
(complementizer)とによって検索される。つまり、そ
の処理の次の段階で前置詞を受け取った場合、その前置
詞に対応して実施される検索は、コード"n" とその前置
詞の意味の第2引数に割り当てられた値と名詞の意味の
第2引数に割り当てられた値との間に結果的に実施され
る連結とを検出する。同様に、次に来る補文標識の意味
の第2引数と名詞の意味の第2引数との間に連結が形成
される。これは、図3の右辺に示され、その図中の参照
番号244と245は、それぞれ前置詞と補文標識との
処理を表しているブロックを示している。矢印250と
252は、それぞれ次の前置詞及び補文標識の意味の第
2引数と、その前置詞または補文標識を修飾する名詞の
意味の第2引数との間の連結を示す。
【0050】また、表2の第5列に示しているように、
名詞が処理されるときに、その名詞の意味の第2引数に
割り当てられた値と共にコード"subj"が検索空間140
に記憶される。表2の第2列に示すように、コード"sub
j"は、他動詞、自動詞、動詞"promise" 、動詞"persuad
e"、助動詞、連結詞、"have"、及び"to"によって検索さ
れる。つまり、今の処理の次に来る段階で自動詞を受け
取った場合、その自動詞に応じて実施される検索では、
コード"subj"を検出し、さらに、その自動詞の意味の第
2引数に割り当てられた値と名詞の意味の第2引数の割
り当てられた値との間に、連結が形成される。これは、
図3の右辺に示され、その図中の参照番号254は次に
処理される自動詞を表しているブロックを示し、矢印2
56は、次に来る自動詞の意味の第2引数とその自動詞
を修飾する名詞の意味の第2引数との間の連結を示す。
同様に、次に来る単語分類の意味の第2引数と次に来る
単語分類を修飾する名詞の意味の第2引数との間の連結
を表す272から284までの矢印によって、258か
ら270までのブロックで示される次に処理される単語
分類の意味の間で連結が形成される。
【0051】図3は、名詞の意味と、名詞と前に受け取
った単語分類との間で実施される連結を示すだけでな
く、次に来る単語の分類との間で実施される連結を示す
が、本発明の好ましい実施例は、前の単語の処理に応じ
て記憶されたコードのみで検索空間140を検索するこ
とにより、動作することが分かる。
【0052】<前置詞(図4)>好ましい実施例の入力
言語の文法によれば、前置詞は、前の名詞、代名詞、他
動詞、自動詞、動詞"promise" 、動詞"persuade"、助動
詞、連結詞、"to"、及び"have"を修飾できる。表1に示
すように、前置詞の意味は3つの引数を持ち、また、表
2には、前置詞に対応してコードの"v" 、"n" 、及び"p
rd" の検索が実行されることが示されている。表2の第
5列で分かるように、コード"n" は、その意味の第2引
数に割り当てられた変数と共に前の名詞または代名詞の
処理に対応して空間140に記憶され、コード"v" は、
その意味の第1引数に割り当てられた変数と共に前の他
動詞、自動詞、動詞"promise" 、動詞"persuade"、助動
詞、連結詞、"to"、または"have"の処理に対応して記憶
され、コード"prd" は、その意味の第3引数に割り当て
られた変数と共に前の連結詞の処理に対応して記憶され
る。
【0053】図4の286と288の矢印は、現在の前
置詞の意味の第2引数に割り当てられた変数と、先行す
る名詞または代名詞の意味のそれぞれの第2引数に割り
当てられた変数とが、これらの先行する単語の分類が現
在の前置詞に修飾されていることを示す連結の定義のた
めに使用されることを示している。このような連結は、
コード"n" の検索の結果として確立される。290の矢
印は、前置詞の意味の第2引数に割り当てられた値が、
任意の先行する"to"の意味の第3引数と共に、この分類
の単語の意味で連結を定義するのに使用されることを示
している。292から304までの矢印は、前置詞の意
味の第2引数に割り当てられた値が、任意の先行する他
動詞、自動詞、動詞"promise" 、動詞"persuade"、助動
詞、連結詞、または"have"の意味の第1引数と共に、こ
れらの分類の単語の意味で連結を定義するのに使用され
ることを示している。矢印305は、前置詞の意味の第
2引数に割り当てられた値が、任意の先行する連結詞の
意味の第3引数と共に、その分類の単語の意味で連結を
定義するのに使用されることを示す。上記の説明で明白
なように、コード"n" 、"v" 、及び"prd" の検索は、各
コードのそれぞれの出現を検出することで終了する。
【0054】表2の第3列にある前置詞用の命令に示す
ように、コード"dn"の検索も前置詞の処理の際に実施さ
れる。しかし、そのコードが検出されても連結は形成さ
れない。表2の第6列に示すようにコード"dn"は除去さ
れる。これにより、間に前置詞を挟んだ名詞と先行する
決定詞の変数間の連結を防止する。また、コード"prd"
の出現が上記検索中に検出されると、表2の第6列に示
すように、このコードは検索空間140から除去され
る。
【0055】表2の第5列にある前置詞の処理用の命令
に示すように、前置詞が処理される際に、コード"obj"
は、現在の前置詞の第3引数に割り当てられた値と共に
検索空間140に記憶される。図4の306と308の
矢印は、検索が、次に来る名詞または代名詞の処理に応
じて実施されることを示し、その検索がコード"obj"を
検出して、その結果、前置詞の意味の第3引数の意味に
割り当てられた値と、その次に来る名詞または代名詞の
意味の第2引数に割り当てられた値との間に、連結を形
成することを示している。つまり、矢印306は、図3
のブロック208に達している矢印236の枝と一致す
る。矢印306と308は、前置詞が次に来る名詞と代
名詞を修飾することを示す。
【0056】表2と図3及び図4を参照しながら、名詞
と前置詞との処理について詳しく説明したので、単語の
残りの分類に関する分析モジュール128による処理
は、表2と図5から図20までの図面について考えるこ
とにより広く理解されるはずであり、従って、残りの分
類の処理については簡単な説明に止める。
【0057】<助動詞(図5)>図5と表2から分かる
ように、助動詞はコード"aux" の検索を始動する。この
コードを検索空間140に記憶している単語の分類は、
助動詞と"have"とである。矢印312と314は、それ
ぞれ現在の助動詞によって始動された検索が、このコー
ドの出現の検出に成功した場合に、その前の助動詞また
は"have"の意味の第3引数との間の連結が形成されて、
現在の助動詞がその前の助動詞または"have"に修飾され
ることを示す。検索は、"aux" の最初の出現が検出され
たときに終了する。
【0058】また、助動詞は、副詞により検索空間14
0に記憶されるコード"adv" の検索も始動する。矢印3
16は、現在の助動詞によって始動される検索が、この
コードの出現の検出に成功した場合に、現在の助動詞は
その副詞に修飾されているので、前の副詞の意味に割り
当てられた第2引数との間に連結が形成される。その検
索は、"adv" の最初の出現が検出されたときに終了す
る。
【0059】また、助動詞は、代名詞、名詞、"have"、
補文標識、及び助動詞によって、検索空間140に記憶
されるコード"subj"の検索も始動する。矢印320は、
現在の助動詞によって始動された検索がこのコードの検
出に成功した場合、現在の助動詞は、その前の代名詞、
名詞、"have"、補文標識、または助動詞に修飾されてい
るので、前に処理された関連する分類の意味に割り当て
られた第2引数と現在の助動詞の意味の第2引数との間
に、連結が形成される。
【0060】助動詞が処理されるときに、その意味の第
2引数を持つコード"subj"、その第1引数を持つコー
ド"v" 、及びその意味の第3引数を持つコード"aux"
は、検索空間140に記憶される。
【0061】前置詞、否定、及び副詞は、処理の際にコ
ード"v" の検索を始動する。図の矢印322は、連結
が、次に来る前置詞、否定、または副詞の意味の第2引
数と現在の助動詞の第1引数との間に形成されることを
示している。図5の矢印322の方向は、現在の助動詞
が次に来る任意のそれらの単語に修飾される事を示して
いる。図5の矢印326は、コード"subj"の次の検索の
結果として、現在の助動詞の意味の第2引数と、次に来
る助動詞、他動詞、自動詞、動詞"promise" 、動詞"per
suade"、連結詞、または"have"の意味の第2引数との間
に形成される連結を示す。図5の矢印326の方向は、
現在の助動詞がこれらの分類の次に来る単語を修飾する
ことを示している。
【0062】矢印330は、次に来る助動詞によるコー
ド"aux" の検索の結果、現在の助動詞の意味の第3引数
と、次に来る助動詞の意味の第1引数との間に形成され
る連結を示し、その矢印330の方向は、次に来る助動
詞が現在の助動詞によって修飾されることを示してい
る。図5の332から340までの矢印は、これらの分
類の中の1つの単語によるコード"aux" の検索として、
現在の助動詞の第3引数と、次に来る自動詞、他動詞、
動詞"promise" 、動詞"persuade"、連結詞、または"hav
e"の意味の第2引数との間に形成される連結を示し、ま
た、その矢印の方向は、後者が現在の助動詞によって修
飾されることを示している。
【0063】322から340までの矢印は多くの連結
の可能性を示しているが、例え現在の助動詞に、それを
修飾するかそれに修飾されるいくつかの分類を持つ複数
の単語が後続するとしても、実際には可能な連結の中の
1つだけかまたは少数の連結のみが形成される。形成さ
れる連結の数は、その後続の単語の順序と、その後続の
単語に応じた検索が検出されると同時に終了するか、及
び、後続の単語の処理のときにその関連コードが削除さ
れるか否かに依存する。
【0064】<否定(図6)>否定は、検索空間140
におけるコード"v" の単一の検索を始動する。そのコー
ドは、助動詞、他動詞、自動詞、動詞"promise" 、動
詞"persuade"、"to"、または"have"の処理に応じて記憶
されるので、図6の矢印342は、現在の否定の処理に
応じて形成される可能性のある連結を示している。検索
は、そのコードの出現毎に終了し、任意の連結が形成さ
れる。検索空間140に存在するコード"v" の任意の出
現は、表2の第6列の命令に従って削除される。
【0065】否定は、検索空間140にいかなるコード
も記憶しないので、次に来る単語と現在の否定との間に
は、何も連結は生成されない。
【0066】<"to"(不定詞用小辞;図7)>単語"to"
の処理(前置詞でなく、不定詞用小辞)は、コード"to"
の検索を始動する。このコードの記憶を始動する単語の
分類は、各分類の意味の第3引数を有する動詞"promis
e" と動詞"persuade"とである。図7における、矢印3
44と346は、検索がコード"to"の出現を検出するた
めに実施され、関連する連結が形成されたことを示して
いる。また、単語"to"の処理は、その意味の第2引数を
有する単語"to"の前に処理した出現によって記憶されて
いるコード"sto" の検索を始動する。図7における矢印
348は、検索がコード"sto" の最初の出現の検出を継
続si,対応する連結を形成することを示す。単語"to"
が処理されるときに、その意味の第3引数を有するコー
ド"v" が検索空間140に記憶される。このコードの検
索の実施をする単語分類は、既に図5の説明で示されて
いる。つまり、図7において、252から256までの
矢印は、後続の単語のこれらの分類によって形成される
連結を示している。252から256までの矢印の方向
は、現在の単語"to"がこれら後続の単語に修飾されるこ
とを示している。また、単語"to"が処理されるときに、
その意味の第2引数を有するコード"sto" が検索空間1
40に記憶される。上記のように、このコードは、単
語"to"及び助動詞以外の全ての動詞により検索され、連
結が形成される。図7において、矢印258はその連結
を示している。
【0067】表2の第2列にある"to"用の命令に示され
ているように、単語"to"の処理の際にコード"subj"の検
索も実施される。しかし、表2の第6列に示されている
ように、そのコード"subj"は削除される。さらに、上記
の、これらのコードの検索にあるコード"to"と"sto" の
どの出現も、検索空間から削除される。
【0068】<他動詞(図8)>矢印262と264
は、現在の他動詞の処理に応じて始動されたコード"au
x"の検索の結果として、前の助動詞または"have"と現在
の他動詞との意味の間に形成される連結を示している。
コード"aux" の検索は、そのコードの最新の出現の検出
で終了する。矢印266は、コード"adv" の検索の結果
として、前の副詞と現在の他動詞との意味の間に形成さ
れた連結を示している。コード"adv" の検索は、その最
新の出現の検出によって終了する。268から276ま
での矢印は、コード"subj"の検索の結果として、前の名
詞、"have"、代名詞、補文標識、または助動詞と、現在
の他動詞との意味の間に形成される連結を示している。
コード"subj"の検索は、それの最新の出現の検出により
終了する。矢印280は、コード"sto" の検索の結果と
して、前の"to"、動詞"promise" 、または動詞"persuad
e"の意味との間に形成される連結を示している。コー
ド"sto" の検索は、それの最新の出現の検出により終了
する。矢印282は、現在の他動詞の処理に応じて始動
されるコード"whobj" の検索の結果として、前の補文標
識の意味との間に形成される連結を示している。そのコ
ード"whobj" の検索は、それの最新の出現の検出で終了
する。
【0069】また、表2の第6列に示しているように、
コード"n" の検索が他動詞の処理の際にも実施される。
しかし、そのコードが検出された場合にも、連結は形成
されない。しかし、表2の第6列に示すように、コー
ド"n" は削除される。さらに、上記の検索で検出された
コード"subj"または"sto" のどちらかも、表2の第6列
に示しているように、検索空間140から削除される。
【0070】矢印286は、コード"obj" の検索の結果
として、現在の他動詞の意味と後続の名詞または代名詞
の意味との間に形成される可能性のある連結を示してい
る。矢印288は、他動詞の処理に応じて記憶されたコ
ード"v" に対するこれらの単語分類によって始動された
検索の結果として、現在の他動詞の意味と後続の前置
詞、否定、または副詞の意味との間に形成される連結を
示している。上記で明白なように、これらの1つ以上の
連結が形成されるか否かは、後続の単語分類の順序に依
存する。
【0071】<自動詞(図9)>自動詞の処理は、他動
詞の場合のような検索空間140内か、またはその検索
空間140にあるコード"obj" の記憶の中に存在するコ
ード"whoj"の検索を含んでいないことを除いて、図8を
参照しながら前に説明した他動詞の処理と同じである。
【0072】<決定詞(図10)>図10において、空
白のブロック307は、決定詞が処理されるときには検
索空間140での検索は行われないので、前の単語の意
味との連結は決定詞の処理のときには行われず、また検
索空間140からコードは削除されないことを示してい
る。
【0073】決定詞の処理の結果、コード"dn"は検索空
間140に記憶される。矢印309は、後続の名詞の処
理の間に実施されるコード"dn"の検索の結果として可能
性のある今後の連結を示している。
【0074】<形容詞(図11)>矢印310は、形容
詞の処理のときに実施されるコード"a" の検索の結果と
して、現在の形容詞の意味と前の強意語の意味との間に
形成される連結を示している。表2から明白なように、
検索が成功した場合、コード"a" はその後検索空間14
0から削除され、その結果、例え別の形容詞または後続
の副詞が処理された場合でも、そのコードとの追加の連
結は形成されない。
【0075】検索は、"a" の最新の出現を検出して終了
する。矢印313は、現在の形容詞の処理のときに実施
されるコード"prd" の検索の結果として、現在の形容詞
の意味と前の連結詞の意味との間に連結が形成されるこ
とを示している。
【0076】形容詞の処理によりコード"an"が検索空間
140に記憶され、また、図11の矢印315は、現在
の形容詞の意味と処理の際に検索空間140でコード"a
n"を検索する後続の名詞の意味との間に形成される連結
を示している。
【0077】<副詞(図12)>318から333まで
の矢印は、現在の副詞の処理に応じて実施されるコー
ド"a" と"v" との検索の結果として、現在の副詞の意味
と前の単語の意味との間に形成される連結を示してい
る。コード"a" の検索が成功すると、表2の第6列に示
すようにそのコードは削除される。検索は、"a" の最新
の出現の検出により終了する。コード"v" の検索は、そ
れぞれの出現の検出で停止する。この検索でのコード"
v" の検出ではその削除は行われない。
【0078】副詞の処理により、コード"adv" が検索空
間140に記憶される。334から345までの矢印
は、図示されている異なる分類の後続の単語によるこの
コードの検索の結果として、可能性のある今後の連結を
表している。
【0079】<強意語(図13)>図13の矢印346
は、現在の強意語の処理に応じて実施されるコード"a"
の検索の結果として、現在の強意語の意味と前の強意語
の意味との間に形成される連結を示している。強意語の
処理により、コード"a" を検索空間140に記憶する。
図13の矢印348、350及び352は、後続の形容
詞、強意語、または副詞の処理で実施される可能性のあ
る今後の連結を示している。
【0080】<感嘆詞(図14)>図14に示す空白ブ
ロック376と378とは、検索空間の検索は行われ
ず、検索空間140からコードの削除は行われず、さら
に感嘆詞の処理の結果として、検索空間140にコード
は記憶されないことを示している。
【0081】<動詞"promise" (図15)>動詞"promi
se" の処理は、他動詞の処理の結果として記憶されるコ
ードだけでなく、動詞"promise" の処理によりコード"t
o"と"sto" とが記憶されることを除いて、図8を参照し
ながら説明した他動詞の処理と同一である。矢印380
と381は、図15に示す今後の単語によるコードの検
索の結果として、可能性のある今後の連結を表してい
る。
【0082】<連結詞(図16)>連結詞の処理は、図
8を参照しながら説明した他動詞の処理と似ているが、
2カ所の違いがある。最初の違いは、連結詞の処理の間
に実施される検索において、コード"whobj" の検索が行
われないことである。
【0083】第2の違いは、連結詞の処理により、他動
詞の処理の結果として記憶されるコード"obj" の代わり
に、コード"prd" が記憶されることである。385から
390までの矢印は、図示されている異なった分類の今
後の単語によるこれらのコードの検索の結果として、可
能性のある今後の連結を表している。
【0084】<"have"(図17)>単語"have"の処理
は、図8を参照しながら説明した他動詞の処理と似てい
る。相違点は、"have"の処理により、検索空間140に
コード"subj"と"aux" とがさらに記憶されることであ
る。矢印408と410とは、図示の異なる分類の今後
の単語によるこの追加コードの検索の結果として、可能
性のある今後の連結を表している。
【0085】<代名詞(図18)>代名詞の処理は、名
詞の処理のときに実施されたコード"an"と"dn"との検索
が省略されることを除けば、図3を参照しながら説明し
た名詞の処理と似ている。
【0086】<動詞"persuade"(図19)>動詞"persu
ade"の処理は、図15を参照しながら説明した動詞"pro
mise" の処理に似ているが、唯一の違いは、動詞"persu
ade"の場合にはコード"sto" は、動詞"promise" の場合
のように第2引数というよりは、むしろ検索空間140
に置かれたときに動詞"persuade"の意味の第3引数に関
係づけられることである。
【0087】<補文標識(図20)>矢印382と38
4とは、現在の補文標識の処理に応じて実施されるコー
ド"n" の検索の結果として、現在の補文標識の意味と前
の単語の意味との間に形成される連結を示している。コ
ード"n" の検索は、それの最初の出現の検出で終了す
る。
【0088】補文標識の処理により、コード"subj"が検
索空間140に記憶される。矢印386は、図示の異な
る分類の今後の単語によるこのコードの検索の結果とし
て、可能性のある今後の連結を表している。
【0089】<2つ以上の述語の意味>表2と図3から
図20までの図面を参照しながら処理を説明した上記の
説明には、その意味が2つ以上の述語を持っている単語
の処理についての言及がなかった。そのような意味が処
理される方法は、関連する意味の複数の述語のリストに
ある最初の述語を表すように、これらの図面のそれぞれ
で強調されたブロックを取り扱うことにより、理解され
る。従って、例えば単語"turned"の意味は、表1から分
かるように: turn(1,2,3) past( ,1) となる。単語"turned"は他動詞"turn"の過去時制であ
る。"turned"の意味に関するリストにある最初の述語
は"turn(1,2,3)" であり、また他動詞に関して表2で与
えられ図8で示される引数の数は、述語"turn(1,2,3)"
の引数に適用するものとして捉えられなければならな
い。辞書の説明の際に述べたように、述語"past( ,1)の
第2引数にある数値"1" の挿入は、この引数に割り当て
られた値が述語"turn(1,2,3)" の最初の引数に割り当て
られた値と同じであることを示している。これらの注釈
は、その意味が2つ以上の述語から成る他の分類の単語
に適用できる。
【0090】<曖昧な表現>入力信号プロセッサ122
は、文法の結果として文、節、または句の中の2つ以上
の他の単語にリンクされて、文、節、または句の解釈を
2つ以上発生させる可能性のある単語を、文、節、また
は句が含んでいるときに発生する種類の曖昧さを処理す
るよう準備されている。ある場合には、曖昧なリンク
(以後、曖昧リンクとする)は、特定の単語とその文、
節、または句の中の2つ以上の先行する単語との間に存
在することがある。他の場合には、曖昧リンクは、文、
節、または句の中の特定の単語と2つ以上の後続の単語
との間に発生することもある。前者の曖昧リンクの例
は、文"activate the camera on the third floor"の議
論の際に提示されている。つまり、単語"on"には、単
語"activate"または単語"camera"のどちらかにリンクで
きる曖昧さがある。後者の例は、文"activate the thir
d camera switch"である。この文において「カメラの第
3のスイッチを起動する」と解釈される場合、単語"thi
rd" は名詞"switch"を修飾するものとして読み取られ
る。一方、その文の解釈が「第3のカメラのスイッチを
起動する」である場合は、形容詞"third" は、形容詞"c
amera"にリンクするか、またはそれを修飾していると読
み取られる。つまり、ある単語は、単語がその一部を形
成している文、節、または句の中の先行する単語を曖昧
に修飾したり、また、他の単語は後続の単語を曖昧に修
飾している。しかし、以下の単語は2つ以上の他の単語
に明確にリンクすることができる。例えば、文"the swi
tch controls the camera" において、他動詞"control
s"は、その動詞の主部を形成している名詞"switch"とそ
の動詞の目的語を形成している名詞"camera"との両方
を、明瞭に修飾している。上記の連結は、許される曖昧
さを定義するために使用される。特に、例"ativated th
e camera on the third floor"において、表2を考慮す
れば、下記の連結は、他動詞"actrivate" の意味と前置
詞"on"の意味との間にリンクを定義することが分かる: 909=901
【0091】また、下記の連結は、名詞"camera"の意味
と前置詞"on"の意味との間にリンクを定義することであ
ることが分かる: 909=907
【0092】つまり、これら2つの連結は、単語"on"に
属する値909 が、単語"activate"に属する値901 に等し
く、単語"camera"に属する値907 にも等しいとして表示
されている。便宜上、曖昧リンクと呼ばれる連結は下記
のように表記される: 909=907,901
【0093】ある単語は、2つ以上の他の単語を曖昧に
修飾することができるので、曖昧な連結と明瞭な連結と
の区別をする方法が必要になる。本実施例では、左辺に
共通の引数値を有する2つ以上の連結があるという事実
によって、曖昧さを特定できる(連結の右辺の共通引数
値は、(存在したとしても)曖昧さがあることを示すこ
とができないため)。例として上記で与えられた2つの
連結909=901 と909=907 は、この規則に従っていること
が分かる。
【0094】本発明に従ってシステムを設計する場合
に、好ましくない曖昧さを防ぎ、所望の曖昧さを維持か
つ定義することを確かにするために、文法の中でどの分
類の単語が他の分類の単語を修飾できるか、またはそれ
に修飾されるか、あるいはその両方であるかを決定し、
その意味に対して適切な数の引数を適切に割り当て、さ
らに、表138の命令を構築することが可能である。
【0095】<例1>下記の例は、分析モジュール12
8の動作と表Xの構築とを、さらに十分に説明してい
る。
【0096】この例の辞書は表1に記載されているよう
なもので、表138は表2に記載のデータを含み、入力
単語に割り当てられた識別子は数値900 から始まること
を仮定している。入力文"the guard activated the cam
era on the third floor" が処理される方法は、最初に
入力バッファ130と表Xとの区画134、140及び
142が消去されることを仮定して説明される。また、
コンピュータ100は、キーボード116を経由して文
字入力が入力バッファ130に記憶され、分析モジュー
ル128による単語の処理がキーボード上のスペースバ
ーを押すことにより始動されるように準備されているこ
とも仮定している。
【0097】単語は、キーボード106からの単語"th
e" で始まり単語"floor" で終わる順序で入力される。
スペースバーが押されると、分析モジュール128は、
最初の単語"the" を取り上げて入力辞書132にアクセ
スし、さらに対応する意味を"the(900,901)"の形式で現
在の意味区画134に記憶する。
【0098】分析モジュール128は表138にアクセ
スし、決定詞を処理するための命令を獲得する。表2の
第2列は、検索が検索空間140で実施されないことを
示している。いずれにしても検索空間140は空であ
り、単語"the" は最初の単語入力である。表2の第5列
は、検索コード"dn"が決定詞の意味の第2引数に割り当
てられた値と関連づけられることと、このコードとその
関連づけられた値が検索空間140に記憶されなければ
ならないことを示す。つまり、分析モジュール128
は、検索空間140にデータ"dn/901"を挿入する。この
時点で、表Xの内容は下記の通りである: 現在の意味: the(900,901) 検索空間: dn/901 連結: なし
【0099】単語"the" に関連して上記のステップを完
了すると、分析モジュール128は、次に単語"guard"
を処理する。その意味を読み取るために、辞書132に
アクセスする。表1から名詞の意味は2つの引数を持つ
ので、分析モジュール128は、これらの引数に対し一
連の値の次の2つの数字、つまり902 と903 を割り当て
る。つまり、データ"guard(902,903)"が表Xの現在の意
味区画134に挿入される。
【0100】表2の第2列は、名詞を受け取った場合に
は検索空間140の4回の検索が実施されなければなら
ないことを示す。最初の検索はコード"an"についてなさ
れる。この例では、このコードは前もって検索空間14
0に挿入されていないので、この検索では次の行動に結
びつかない。
【0101】名詞"guard" を受け取った結果として実施
されるべき第2の検索は、コード"dn"についてなされ
る。データ"dn/901"は、決定詞"the" が処理されたとき
に検索空間140に挿入されたので、この検索はそのコ
ードを探し出し、その結果として、分析モジュール12
8が単語"the" の意味と単語"guard" の意味との間にリ
ンクを定義する。このリンクは、表Xの区画142に連
結901=902 を記憶することで定義される。表2のデータ
で示されるように、この連結は、決定詞の意味の第2引
数の値(901 )を読み取って、さらにその値を名詞の意
味の第1引数(902 )と等しいとすることによって得ら
れている。"R" は、その名詞の意味の引数が連結を形成
する等式の右辺に置かれるべきであることを示してい
る。コード"dn"を検出した時点でこの検索は終了するの
で、例えさらに前のコード"dn"があったとしても、この
検索はそれらが検出される段階に進むことはない。表2
に示すように、名詞"guard" の受け取りの後で実施され
る第3の検索は、検索空間140にあるコード"obj" に
ついてなされる。この例では、そのコードは前もって検
索空間140に挿入されていないので、第2の検索は次
の行動に結びつかない。実施される第3の検索はコー
ド"prd" についてなされるので、この検索も次の行動に
結びつかない。
【0102】表2の第5列は、それぞれ名詞の意味の第
2引数に割り当てられた値を持つコード"n" と"subj"と
が、検索空間140に記憶されるべきであることを示し
ている。分析モジュール128が、先ずデータ"n/903"
を検索空間140に記憶し、次に"subj/903"を記憶す
る。従って、この時点で、表Xの内容は下記の通りであ
る:
【0103】次に、分析モジュール128は、単語"act
ibvated"について入力辞書132をアクセスし、さらに
対応する意味を現在の意味区画134に"activate(904,
905,906)" とこれに続いて"past( ,904)" の形式で記憶
する。また、分析モジュールは、表138をアクセスし
て他動詞の取り扱いのための命令を得る。表2の第2列
は、6回の検索、つまり、コード"aux" 、"adv" 、"sub
j"、"sto" 、"whoj"、及び"n" の検索が、検索空間14
0で実施されるべきであることを示している。他動詞"a
ctivate"の受け取りの結果として実施される最初と2回
目の検索は、検索空間140でコード"aux" と"adv" に
ついてなされる。この例では、このコードは前もって検
索空間140に挿入されていないので、これらの検索は
次の行動に結びつかない。表2に示すような他動詞"act
ivate"の受け取りに続いて実施される第3の検索は、検
索空間140でコード"subj"についてなされる。名詞"g
uard" を受け取った時点でデータ"subj/903"が検索空間
140に挿入されたので、それに従ってこの検索により
このコードを探す。分析モジュール128は、表Xの区
画142に連結903=905 を挿入する。この検索はこれで
終了する。
【0104】表2に示されているように、他動詞"activ
ate"の受け取りに続いて実施される第4と第5の検索
は、それぞれ、検索空間140の中にあるコード"sto"
と"wobj"とについてなされる。この例では、このコード
は前もって検索空間140に挿入されていないので、第
4と第5の検索は次の行動に結びつかない。
【0105】表2に示されているように、他動詞"activ
ate"の受け取りに続いて実施される第6の検索は、検索
空間140の中にあるコード"n" についてなされる。名
詞"guard" を受け取った時点でデータ"n/903" が検索空
間140に挿入されたので、それに従ってこの検索にお
いてこのコードを探す。表2の第3列の観察により、こ
のコードの探索結果として連結は生成されるべきではな
いことが分かる。しかし、その代わりに、表2の第6列
に示されているように、探索されたコードは検索空間1
40から削除される。さらに、表2の第6列は、コー
ド"subj"が検出されるかまたはコード"sto" が検出され
た場合にも、これらのコードとその関連する値が検索空
間140から削除されなければならないことを示してい
る。表2の第5列は、コード"v" が他動詞の意味の第1
引数に割り当てられた値に関係づけられることと、コー
ド"obj" が他動詞の意味の第3引数の値に関係づけられ
ることと、さらにこれらのコードと関連づけられた値
は、前述の検索の実施後に、検索空間140に記憶され
なければならないことを示している。つまり、それらの
検索の完了後、分析モジュール128は、検索空間14
0にデータ"v/904" と"obj/906" とを挿入する。この時
点で、表Xの内容は下記の通りである:
【0106】単語"activate"に関連する上記のステップ
の完了後、分析モジュール128は、次に単語"the" の
処理をする。その意味を得るために辞書132をアクセ
スする。表1から、決定詞の意味は2つの引数を持つの
で、分析モジュール128は、これらの引数に対し一連
の値の次の2つの数字、つまり907 と908 とを割り当て
る。つまり、データ"the(907,908)"が表Xの現在の意味
区画134に挿入される。
【0107】また、分析モジュール128は表138に
アクセスする。表2は、決定詞の処理のときに、検索空
間140にある前のコードの検索が実施されないことを
示している。しかし、表2の第5列は、コード"dn"がそ
の決定詞の意味の第2引数に割り当てられた値と共に検
索空間140に記憶されなければならないことを示して
いる。つまり、分析モジュール128は、データ"dn/90
8"を検索空間140に記憶する。表2の第6列に決定詞
に関係する任意のコードに関する項が無いのは、決定詞
を受け取ったときに検索空間140からは何も削除され
てはならないことを示している。この時点で、表Xの内
容は下記の通りである:
【0108】分析モジュール128は次に単語"camera"
の処理をする。単語"camera"の意味を得るために辞書1
32をアクセスする。辞書132は、"camera"は名詞で
あり、名詞の意味は2つの引数を割り当てられることを
示す。分析モジュール128は、"camera"の意味の第1
と第2の引数に対して一連の値の次の2つの識別子、つ
まり909 と910 とを割り当て、さらにデータ"camera(90
9,910)" を表Xの現在の意味区画134に記憶する。
【0109】表2の第2列は、名詞を受け取った場合に
は、検索空間140で4回の検索を実施しなければなら
ないことを示している。名詞"camera"を受け取った結果
として実施される最初の検索は、検索空間140でコー
ド"an"についてなされる。この例では、そのコードは前
もって検索空間140に挿入されていないので、最初の
検索は次の行動に結びつかない。
【0110】第2の検索はコード"dn"についてなされ
る。決定詞"the" の処理の際にデータ"dn/908"が検索空
間140に挿入されたので、この検索は、そのコードを
探索し、その結果として、分析モジュール128は、単
語"the" の意味と単語"camera"の意味との間のリンクを
定義する。表2の区画142に連結908=909 を記憶する
ことによりこのリンクが定義される。表2のデータで示
されているように、決定詞の意味の第2引数の値(908
)を取り出し、さらに、それを名詞の意味の第1引数
(909 )と等しいとすることによって、この連結が得ら
れる。"R" は、その名詞の意味の引数はその連結を形成
している等式の右辺に置かれなければならないことを示
している。次に、コード"dn"を検出したこの検索は終了
し、例えさらに前のコード"dn"が存在したとしても、こ
の検索はそれらを検出するための段階に進むことはな
い。
【0111】表2に示しているように、名詞"camera"の
受け取り後に実施される3回目の検索は、検索空間14
0でコード"obj" について行われる。他動詞"activate"
を受け取るとデータ"obj/906" が検索空間140に挿入
されているので、この検索はこのコードを探索する。分
析モジュール128は、表Xの区画142に連結906=91
0 を挿入する。次にこの検索は終了する。
【0112】表2に示すように、名詞"camera"の受け取
り後に実施される第4の検索は、検索空間140でコー
ド"prd" について行われる。この例では、そのコードは
前もって検索空間140に挿入されていないので、第4
の検索は次の行動に結びつかない。
【0113】表2の第5列は、コード"n" と"subj"とを
名詞の意味の第2引数に割り当てられた値と共に検索空
間140に記憶しなければならないことを示している。
分析モジュール128は、データ"n/910" と"subj/910"
を検索空間140に記憶する。従って、この時点での表
Xの内容は下記の通りである:
【0114】次に処理される単語は"on"である。分析モ
ジュール128は、辞書132をアクセスして、デー
タ"on(911,912,913)" を表Xの現在の意味区画134に
記憶する。
【0115】分析モジュール128は、次に表2で前置
詞に対して示している4回の検索の内の最初の検索、つ
まり、検索空間140におけるコード"v" の検索を実施
する。
【0116】他動詞"activate"の処理の際にデータ"v/9
04" は検索空間140に挿入されていたので、この検索
では、検索空間140でコード"v" を探索する。次に、
分析モジュール128は、表Xの区画142に連結912=
904 を挿入することにより、他動詞"activate"の意味と
単語"on"の意味との間にリンクを定義する。
【0117】受け取った単語が前置詞である場合に実施
される2回目の検索は、検索空間140においてコー
ド"n" について行われる。この検索は、前の名詞"camer
a"の処理の際に検索空間140に挿入されたデータ"n/9
10" を探索する。分析モジュール128は、次に単語"o
n"が単語"camera"を修飾できるか、または単語"activat
e"を修飾できるかを確認する。既述のように、言語学的
分析では処理される文に曖昧さがあるので、言語学的に
はどちらの可能性もある。本実施例では、その曖昧さは
連結に表現されている。つまり、この時点では、前もっ
て挿入された連結912=904 は912=904,910 に変更されて
いるので、今後の処理で解決される可能性のある曖昧さ
を保持している。
【0118】次に、コード"dn"について3回目の検索が
実施される。この検索はエントリ"dn/908"を探索する。
しかし、"x" で表された命令が表2に記憶されているの
で、連結は形成されず、xは処理の間にどの引数に割り
当てられる値とも違うように設定され、また、表2はエ
ントリ"dn/908"がこの時点で検索空間140から削除さ
れなければならないことを示している。次に、コード"p
rd" についての第4の検索が実施される。この例では、
このコードは検索空間140に存在しないので、4回目
の検索は次の行動に結びつかない。
【0119】次に、分析モジュール128は、表2の第
5列の命令に従って検索空間140にエントリ"obj/91
3" を挿入する。従って、この時点での表Xの内容は下
記の通りである:
【0120】単語"on"が上記のように処理された後、次
の単語"the" が処理される。上記の説明と表から考慮す
ると、単語"the" の処理の完了で、表Xの内容は下記の
通りであろうと推測できる:
【0121】上記で分かるように、データ"dn/915"が検
索空間140に追加されたが、前述のように決定詞は検
索空間の検索を始動しないので、単語"the" の処理の結
果として連結は挿入されていない。
【0122】単語"third" の処理により、上記の説明と
表から推測できるように、表Xの内容は下記の通りであ
る:
【0123】単語"third" は、この文法では形容詞とし
て扱われるので、実施される検索の結果として連結は形
成されないために、再び、連結の表には何ら変化がな
い。形容詞の処理により、検索コード"an"は検索空間1
40に挿入された適切な値を持つ。
【0124】この文の最後の単語である"floor" の処理
により、表Xの内容は下記の通りである:
【0125】これで分かるように、単語"floor" の処理
により、空間136の連結区画148に3つの連結が追
加されている。これで、文"the guard activated the c
amera on the third floor" について表Xの構築が終了
した。
【0126】まとめると、連結表の連結の起源は下記の
通りである: 1)連結901=902 は、入力文における決定詞"the" の最
初の出現と名詞"guard" との間の文法的なリンクの結果
として、定義された。 2)連結903=905 は、入力文における他動詞"activate"
と名詞"guard" との間の文法的なリンクの結果として、
定義された。
【0127】3)連結908=909 は、入力文における決定
詞"the" の最初の出現と名詞"camera"との間の文法的な
リンクの結果として、定義された。 4)連結906=910 は、入力文における他動詞"activate"
と名詞"camera " との間の文法的なリンクの結果とし
て、定義された。 5)連結912=904,910 は、勿論曖昧さを表すが、入力文
における単語" on" と単語"camera"と"activate"との間
の曖昧なリンクの結果として、定義された。
【0128】6)連結917 =919は、入力文における決定
詞"the" の第2の出現と名詞"floor" との間の文法的な
リンクの結果として、定義された。 7)連結915 =918は、入力文における形容詞"third "と
名詞"floor" との間の文法的なリンクの結果として、定
義された。 8)連結913 =919は、入力文における単語"on"と名詞"f
loor" との間の文法的なリンクの結果として、定義され
た。
【0129】上記の説明から、意味表現は、意味の要素
の順番のない組から成っていることが分かる。引数を有
する述語で表されている意味の各要素は、状況及びその
中の関係者を示している。状況の種類は、述語名と述語
の引数の個数で示されている。
【0130】状況における関係者は、その状況を表して
いる述語の1つの引数位置を占める識別子で表される。
各関係者は異なった役割を持ち、その関係者の識別子に
占める引数の位置によって表現に反映される。さらに、
追加の引数位置はその状況自体を表す識別子によって占
められる。例えば、"John seeing Mary"という状況は、
人物John、人物Mary、及び出来事seeingについての識別
子である3つの引数を有する述語で表現される。この状
況を表す述語名を"see" とする。Johnについての識別子
が"j" であり、Maryについては"m" であり、出来事seei
ngについては"s" であるとすると、状況(John seeing
Mary)は下記のように表現される: see(s,j,m)
【0131】過去に出来事seeingが発生していた場合に
は、この述語はJohn seeing Maryという文の意味表現の
1つとなることができる。"p" が過去の出来事seeingの
状況の識別子である場合、この文の意味は下記のように
表現される: see(s,j,m) past(p,s) これを、文の意味表現と呼ぶこととする。
【0132】<連結の実行>このステップの目的は、表
Xの連結で表現された情報を意味表現の各関連要素と統
合することである。これの達成のために、分析モジュー
ル128は順番に各連結を取り上げ、その連結が曖昧さ
を表していない場合には、先ず、その連結の右辺に対応
する現在の意味のリストにある値をその連結の左辺の値
と同じ値にすることにより、現在の意味区画134にお
いて対応する値を統合する。さらに、分析モジュール1
28は、現在実行されている連結の右辺と同じ値を含む
任意の他の連結に関して連結区画142の残りの連結を
検索し、その値を実行されている連結の左辺の値に対応
する値に変更する。言い換えると、連結が実行される場
合には、現在の意味区画134にある値"b" の全ての出
現と残りの連結とが、値"a" に変更される。
【0133】分析モジュール128は、曖昧さを示して
いる連結を除いて、同じ方法で残りの連結を1つずつ実
行する。このプロセスは、上記の例1の連結の実行につ
いて考えると、さらによく理解できるはずである。
【0134】つまり、上記のように、表Xが終了した時
点から例1の説明を続けると、その連結を実行するため
に、分析モジュール128は、上記の例において、901=
902である区画142の最初の連結を取り出し、現在の
意味区画134において値"902" の出現を探索し、さら
にその値を値"901" に変更する。つまり、上記の例では
現在の意味区画はデータ"guard(902,903)"を包含してい
るので、これは"guard(901,903)"に変更される。
【0135】また、分析モジュール128は連結リスト
の残りを検索する(この例では、連結903=905 から開始
して、連結リストの最後まで)。その連結の中には値"9
02"を有する他の出現は無いので、この例のこの段階で
は連結リストは変更されない。その連結リストで最初の
連結の処理が終了すると、その連結は放棄される。つま
り、この時点で、現在の表Xの意味区画134と連結区
画142の内容は下記の通りである:
【0136】このようなリストの最初の連結の処理の
後、分析モジュール128は、同じ方法で第2の連結、
つまり連結903=905 を処理する。この処理により、現在
の意味区画134にあるデータ"activate(904.,905,90
6)"は、"atcivate(904,903,906)" に変更される。現在
の意味区画134には、連結905 の別の出現は存在しな
い。分析モジュールは、次に、連結908=909 を同じ方法
で処理し、その結果、データ"camera(909,910)" を"cam
era(908,910)に変更する。現在の意味区画134には、
連結909 の別の出現は無い。さらに、分析モジュール
は、そのリストの4つ目の連結、つまり連結906=910 を
取り出す。このプロセスにより、データ"camera(908,91
0)" を"camera(908,906)" に変更する。現在の意味区画
134には、連結910 の別の出現は無い。次に、分析モ
ジュールは、全ての連結で、連結912=904,910 から始め
て値910 と値906 の同一化を進め、これにより912=904,
906 に変更される。第4の連結の処理後この連結は放棄
されて、現在の表Xの意味区画と連結区画の内容は、下
記の通りである:
【0137】リストの次の連結は、912=904,906 (当初
の連結表では、912=904,910 であった)であり、これは
曖昧さを示している。曖昧さを示している連結は処理さ
れず、単に連結リストに保持されるのみであるが、その
リストのその後の連結の実行時に発生する別の統一化の
対象となる。
【0138】従って、分析モジュール128は、そのリ
ストにある次の連結、つまり917=919 を取り出し、上記
のように、現在の意味のリストと連結リストの両方で統
一化を実施し、さらに連結リストからその連結を削除
し、その結果、表Xの現在の意味区画と連結区画の内容
は、下記の通りになる:
【0139】残りの2つの連結、つまり、915=918 と91
3=917 (以前は913=919 )とについて同様の処理の後、
上記に代わって、表Xの現在の意味区画と連結区画の内
容は、下記の通りになる:
【0140】上記の例のように、曖昧さがある場合は、
分析モジュール128は、順次それぞれの可能な解釈を
行う。
【0141】最初の解釈は、曖昧さを表している連結か
ら同一化が可能なものの1つを取り出し、表Xに記憶さ
れた引数にある識別子を統一し、次に、表144に最終
の解釈を記憶する。従って、上記の表Xに示すように、
例1のデータ、つまり曖昧さで表現されている同一なも
のの1つを取り出して:912=904,906 を912=906 とし、
現在の意味の引数にある識別子912 の任意の出現を識別
子906 で置換することにより、統一化が実行される。従
って、例1において、表144に書き込まれたデータ
は、下記のように、表B(1)の状態である。再度上記
の表Xを参照すると、曖昧さで表現された他の同一な識
別子は、下記の処理がされる:912=904,906 を912=904
と、この同一性で表現された解釈が処理されるとき、現
在の意味の引数にある識別子912 の任意の出現を識別子
904 に置換することで統一化がなされ、従って、例1に
おいて、表144に書き込まれたデータは、下記のよう
に、表B(2)の状態である。
【0142】
【表8】
【0143】
【表9】
【0144】分析モジュール128は、入力処理を終了
すると、その終了を対話マネージャー160に知らせ
る。対話マネージャー160は、入力信号プロセッサ1
22の出力に存在する曖昧さを解消するために設けられ
た曖昧さ処理プロセッサ162に信号を送る。曖昧さ処
理プロセッサ162は本発明に必須ではないが、入力デ
ータのどの解釈が出力信号プロセッサ124で処理され
るべきかを決定することができる。上記の例において
は、表B(1)に含まれるデータが選択される。曖昧さ
処理プロセッサ162は、解釈を無作為に選択するよう
に設定するか、または、さらに高度な処理、例えば推論
や知識ベースを使用することも可能である。従って、曖
昧さ処理プロセッサ162は、表144の表B(1)と
B(2)にあるデータを、その処理結果と置換する。こ
れらの結果を、下記の表Cに表す:
【0145】
【表10】
【0146】この時点で、曖昧さ処理プロセッサ162
は、対話マネージャー160に処理の終了の信号を出
す。
【0147】<拡張性>上記の説明で、何らかの処理の
開始前に受け取るべき句、節、または文等のグループに
ある全ての単語を待たずに、各単語は入力されながら分
析モジュール128に処理されることは、理解されるは
ずである。この時点までにスペースバーを押すことによ
り、入力バッファ130から各単語が取り出されること
が仮定されていることは、上記で示されている。また、
この時点までの処理は、先ず、現在の意味区画134に
意味のリストと記憶域136の区画142における連結
リストとの構築作業と、次に、その連結の実行から成っ
ていることと、これら2つの処理が終了する前に次の処
理が発生することも仮定してきた。本発明が、本実施例
においてこの方法で動作するように設定されることは、
実用的である。インタフェース126に含まれる対話マ
ネージャー160は、分析モジュール128が、入力バ
ッファ130から次の単語を得るために起動される好適
な手段であり、その対話マネージャー160はスペース
バーを押されることに対応する。また、対話マネージャ
ー160は、意味と曖昧さを記憶域136から表144
に転送するために、リターンキーまたはストップ(期
間)キーが押されることにも対応でき、その後、記憶域
136は、新しいグループの単語処理のための準備とし
て、消去される。
【0148】上記の説明では、現在のグループの全ての
単語が形成された後でのみ連結が実行されると仮定して
きたが、連結が形成されながら実行され、さらに、今ま
で実行された連結を有する現在の意味が、そのグループ
の全単語の受領や処理を待たずに次の処理のために受け
渡しされることは可能であり、また最高の処理速度を達
成するためにも好ましいことである。この処理が採用さ
れると、後続の処理は、どの時点でも今までの意味に基
づいて動作しているが、これは、後続の単語が処理され
るにつれて変化する可能性がある。そのような拡張動作
が可能であることは、本発明の大きな利点である。
【0149】<表138(表2)の操作>上記の説明で
は、入力言語の文法に依存する表Xの区画142に記憶
される連結を得るために、キーボード経由で単語入力か
らシステムに入力される信号の処理を制御するために、
表138(表2)のデータがどのような方法で使用され
るかを、一般的な用語と例1における特定の例とにより
説明してきた。他の文法を考慮し、または本発明の別の
アプリケーションの要求に応えるため、ないしはその両
方のために、本発明は表138のデータを操作すること
ができる。
【0150】例えば、上記の表2で説明したデータは、
現在の単語が前置詞である場合は、曖昧さが定義される
ような種類のものである。上記の表2に示すように、現
在の単語が前置詞である場合は、以下の理由で、これら
の曖昧さが定義される: a)2つ以上の前の単語分類に応じて記憶されたコード
の検索が行われ、特に他動詞、自動詞、"to"不定詞、助
動詞、連結詞、及び"have"に応じて記憶されたコードの
検索、及び前の名詞または代名詞に応じて記憶されたコ
ードの検索は、全て実施される。
【0151】b)表2の、それぞれ第3列と第4列とに
ある文字2とLとは、先ず、前置詞の意味の第2引数が
これらの検索の結果として形成される連結に対して使用
され、第2に、その前置詞の第2引数の値は、上記の説
明のように、曖昧さを示す連結の左辺に置かれることを
示す。
【0152】本発明の任意の特定のアプリケーションに
おいて、前置詞と先行の動詞または先行の前置詞との間
のリンクの結果としての連結の定義を禁止し、また現在
の前置詞と先行する名詞との間のリンクの結果として形
成される連結だけを認めることが望まれる場合には、2
つの検索命令vまたはnの内の1つまたは両方は、前置
詞に関係している表2の第2列にあるエントリから削除
される。その代わりに、本発明のある特定のアプリケー
ションにおいて、ある理由で前置詞の意味と異なる分類
のいくつかの前の単語の意味との間の曖昧でない連結を
定義したい場合は、表2の命令は適当に変更される。可
能性のある変更の1つは、その前置詞の意味の異なる引
数が異なる分類の前の単語の意味に対してリンクを定義
する連結のために使用されるように、設定することであ
る。もう1つの可能性のある変更は、2つ以上の異なる
分類の前の単語の意味に対する連結を定義するために、
現在の前置詞の意味の同じ引数を使用するが、表の記
号"L" と"R" との再設定をすることである。
【0153】従って、上記の説明から、与えられた分類
の現在の単語の意味と前の単語の意味との間の曖昧な連
結を定義する可能性を提供するか、または必要に応じて
防止するために、表2のデータを操作する方法が理解さ
れるはずである。
【0154】また、与えられた単語と2つ以上の今後の
単語との間の曖昧なリンクを定義する連結の可能性を提
供するか、または防止するために、表2のデータを操作
することができる。例えば、上記の表2に示すデータ
は、形容詞と2つ以上の後続の名詞との間の曖昧な連結
の定義を許容するが、それは、各名詞が処理されるにつ
れて、任意の前の形容詞の処理の結果として検索空間1
40に挿入されたコード"an"の検索を引き起こすためで
ある。そのような曖昧なリンクの防止のために、名詞に
関係する行の表2の第五列に命令an/2を挿入することに
より、表2を変更できる。このようにして、名詞が処理
され、また検索が前の形容詞のコードを探索する場合
に、そのコードは不能にされ、その結果、後続の名詞が
どのようなものであっても(または、受け取ったとき
に、前の形容詞のコードの検索を始動する、任意の別分
類の後続の単語がどのようなものであっても)、その前
の形容詞に関係する連結は形成されない。
【0155】まだ説明していない曖昧さの形式は、丁度
2つの単語、例えば名詞が後続する形容詞、の間に発生
するものである。例えば、句"good historian"は、好人
物の歴史家か、または歴史において優秀な人のどちらか
を意味している。表2は、そのような曖昧さの定義を設
けるために使用できる。その定義は、名詞が処理された
ときにコード"an"が検索中に検出された場合に、最終的
な連結がその名詞の意味の第2引数とだけ形成される代
わりに、その第1引数と第2引数の両方との間で形成さ
れる。この結果、記憶されたコード"an"と関連づけられ
た値が、2つの連結の左辺に置かれる。1つは、その値
がその名詞の意味の第1引数と等しいとされるもので、
もう1つは、その名詞の意味の第2引数と等しいとされ
るものである。従って、曖昧さは、上記の規則に応じて
定義される。
【0156】従って、任意の言語の文法を考慮するため
に、表2のデータを操作することができる。それでも、
本発明の図示された実施例で使用された文法を考える
と、英語の完全な文法が使用されている訳ではなく、む
しろ、その文法の簡易版が採用されていることが分か
る。実際、英語のような言語の完全な文法は、非常に複
雑なので、本発明の実用化において、完全な文法で発生
する複雑さを考慮することは必須ではなく、好ましい実
施例で実際的に説明したように、単純化された文法が相
当に実用的であることを理解するべきである。しかしな
がら、英語のさらに完全な文法等の更に複雑な文法に従
って言語を処理する本発明の実施例の拡張が、種々の異
なる可能性での実験後に必要な場合には、やはり表2の
操作で達成され得る。
【0157】<出力信号プロセッサ>出力信号プロセッ
サ124は、入力信号プロセッサ122で生成されて表
144に収納されている意味表現の処理をするために設
けられている。その意味表現から、出力信号プロセッサ
は出力自然言語による出力を生成する。出力信号プロセ
ッサ124は、生成モジュール146と動詞化モジュー
ル148とから成り、その両方とも、その処理の段階毎
の結果を記憶するために、データ構造150を使用す
る。データ構造150は、表144に記憶された意味表
現に関係するデータを出力信号プロセッサ124により
記憶するために使用される、ここでは「節点」と呼ぶ1
つ以上の基本要素から、生成モジュール146によって
構築される。
【0158】生成モジュール146は、下記の5つのス
テップを実行することができる: 1.対話マネージャー160から受け取った信号に応じ
て表144にアクセスし、それから意味の要素を得るス
テップ; 2.表152から、出力自然言語でその意味を表現して
いる単語と、表152に存在している場合にはその単語
の後続の処理のための命令とを獲得し、新しい節点を生
成し、さらに、その節点に前記の解釈と命令とを記憶す
るステップ; 3.新しく生成された節点を挿入するためのデータ構造
の適切な点を識別する(該識別は表154に記憶された
規則に従っている)ために、所定の検索戦略に従ってデ
ータ構造150を検索するステップ; 4.データ構造の中の識別点に節点を挿入し、表156
で説明される規則に従ってデータ構造の次の処理を実行
し、さらに、それらに従ってデータ構造を更新するステ
ップ;さらに、 5.データ構造150が更新されたことを示すために、
動詞化モジュール148に信号を送るステップ。
【0159】上記のステップ5の信号送出に応じて、動
詞化モジュール148は下記の2つのステップを実行す
る: 1.更新されたデータ構造150にアクセスし、所定の
順序で各節点を処理し、表158に含まれる命令に従っ
て、出力言語状態の単語になっている節点からの出力を
生成するステップ; 2.そのようにして生成された任意の出力言語を出力バ
ッファ160に置くステップ。
【0160】生成モジュール146は、今度は、表14
4から意味の各要素を得て、各意味を得ると、ここでは
出力言語辞書と呼ぶルックアップテーブル152を参照
する。出力言語辞書は、生成モジュール146によって
処理される全ての意味のリストと、その意味を表す出力
自然言語に使用される単語の基本的な形式の表示(ここ
ではストリングと呼ぶ)とを含む。入力の意味に対応す
る単語に加えて、出力自然言語でその単語の文法的な分
類を定義する。尚、本実施例においては、上記の入力信
号プロセッサ122用の辞書と同じように、出力言語辞
書は比較的少ない語彙しか収納していないし、少ない分
類で単語を使用するけれども、出力信号プロセッサ12
4は、多くの異なるアプリケーションに使用される汎用
システムとして構成されるのが好ましい。このため、出
力言語辞書は、下記の分類の出力言語の単語を収納する
ように構成されている:自動詞、他動詞、助動詞、連結
詞、"to"(不定詞に使用されるかまたはそれ自体の分類
としての不定詞型の小辞)、副詞、強意語、形容詞、名
詞、前置詞、否定、数量形容詞、「"to " 動詞」と呼ば
れそれ自体を分類の1つとする動詞"promise" 及び"per
suade"、それ自体が分類の1つである動詞"have"、決定
詞(限定詞)、代名詞、感嘆詞、及び、補文標識であ
る。
【0161】上記の分類は、多くのアプリケーションに
適しているはずである。しかし、必要に応じて単語の他
の分類も設定できる。
【0162】入力の意味を表現するのに使用される単語
の分類の表示の包含に加えて、出力言語辞書152は、
後続の処理で使用するための命令や情報を収納できる。
それらの命令や情報は、例えば、ストリングを出力用の
正しい形式、つまり正しい表層形式にするために、スト
リングに対してなされるべき変更を定義する。
【0163】例えば、出力言語辞書152の内容は、下
記の表3で説明するようなものである:
【0164】
【表11】
【0165】
【表12】
【0166】
【表13】
【0167】
【表14】
【0168】
【表15】
【0169】
【表16】
【0170】左側の列は、入力信号プロセッサ122の
出力の際に出力信号プロセッサ124によって処理され
る意味の述語リストを含んでいるということが、表3の
観察によって明白となる。第4列は、出力における単語
の形式が得られる基本ストリングを含んでいる。第2列
は、出力言語における単語分類を含んでいる。また、分
類が動作として指定されている若干のエントリがあると
いうことも、表3の最後の数行の観察から明白となる。
出力言語の文法によれば、動作分類はその動作が修飾す
る動詞の時制を示す入力の意味に関係する。従って、動
作のために、第4列にあるエントリは動作の型の表示を
含み括弧で括られている。その動作を表している節点の
後続の処理結果として、どのような単語も出力されな
い。第3列と第4列とは、その節点の後続の処理に使用
するために節点に記憶されるべき、それぞれここでは設
定命令及び要件情報と呼ぶ、命令と情報とを含んでい
る。
【0171】<節点構造>上記のように、データ構造1
50は、生成モジュール及び動詞化モジュールの処理結
果を記憶するために使用されるデータ構造である1つ以
上の節点から、生成モジュール146により構築され
る。各節点は下記の基本構造を有している: 節点 : (独特の節点識別番号) リンク: (2つの別の節点の節点識別番号) 機能 : (a) 意味 :(入力の意味) (b) 分類 :(例えば、名詞等) (c) ストリング:(基本出力言語の単語) (d) 要件 :(関連付けされた動詞に必要な形
式) (e) 格 :(主格/対格) (f) 限定 :(定冠詞/不定冠詞) (g) 性 :(男性/女性/中性等) (h) 数 :(単数/複数) (i) 表層形式 :(出力用のストリングの変更) (j) 主語機能 :(節点が動詞の場合は主語の格に
設定し、そうでない場合はブランク) (k) 動詞連鎖 :(あり/なし) (l) 動詞形式 :(不定形/非不定形等) (m) 母音字 :(プラス/マイナス) 左側コード: 右側コード:
【0172】ここで「節点エントリ」と呼ぶ節点の最初
のデータエントリは、各節点を独自に識別する独特の番
号を記憶するために使用され、生成モジュールが節点を
生成するときに、生成モジュールによってそこに挿入さ
れる。ここで「リンクエントリ」と呼ぶ第2のエントリ
は、現在の節点が連結されているデータ構造に他の節点
の節点識別番号を記憶するために、既に概略説明した生
成モジュール146の処理ステップ4で使用される。こ
こで「機能」と呼ぶ第3のエントリは、上記の出力言語
辞書152から得られる情報を記憶するために使用され
るか、または、その節点の後続の処理の間に情報を記憶
するために使用される13個のサブエントリから成るエ
ントリである。
【0173】各機能の目的は、下記の通りである:機能
(a)は、ここでは「意味エントリ」と呼ぶが、その節
点で表される単語が出力言語に伝達すると意図されてい
る入力の意味のコピーを記憶するために使用される;機
能(b)は、ここでは「分類エントリ」と呼ぶが、節点
が表している単語の辞書分類の表示を記憶するために使
用され、出力言語辞書152の第2列によって決定され
る;機能(c)は、ここでは「ストリングエントリ」と
呼ぶが、節点が表す単語の基本形式の表現を記憶するた
めに使用され、出力言語辞書152の第4列によって決
定される;機能(d)は、ここでは「要件エントリ」と
呼ぶが、その節点が、特定の動詞、または、動詞や節点
が表している動作に関連づけられる別の動詞が取るべき
形式を示すような動作を表しているときに、使用され
る;機能(e)は、ここでは「格エントリ」と呼ぶが、
節点が格に依存して語形変化する名詞、代名詞、または
形容詞を表しているときに、ある言語で使用される;機
能(f)は、ここでは「限定エントリ」と呼ぶが、決定
詞の型、つまり英語では定冠詞か不定冠詞かを表示する
ために、節点が決定詞を表しているときに使用される;
機能(g)は、ここでは「性エントリ」と呼ぶが、節点
で表されている単語が、出力言語で女性形か男性形か中
性形のどれで使用されるべきかの表示を記憶するため
に、ある言語で使用される;機能(h)は、ここでは
「数エントリ」と呼ぶが、節点で表されている単語が、
出力言語で単数形か複数形かのどちらで使用されるべき
かの表示を記憶するために使用される;機能(i)は、
ここでは「表層形式エントリ」と呼ぶが、ストリングエ
ントリに記憶された基本出力単語の語形変化形式を記憶
するために使用され、下記の動詞化モジュール148の
処理によって決定される;機能(j)は、ここでは「主
語機能エントリ」と呼ぶが、その動詞の主語の格を記憶
するため、動詞の場合に使用される;機能(k)は、こ
こでは「動詞連鎖エントリ」と呼ぶが、動詞のある組み
合わせの処理で生成モジュール146によって使用さ
れ、以下にさらに詳しく説明されている;機能(l)
は、ここでは「動詞形式エントリ」と呼ぶが、周囲の単
語に依存して出力言語で動詞が取るべき形式、つまり不
定形、非不定形等の表示を記憶するため、動詞の場合に
使用される;機能(m)は、ここでは「母音字エント
リ」と呼ぶが、節点で表されている単語が、母音字で始
まっているのか母音で始まっているのかを示すために使
用される。また、本エントリは、先行の不定形詞が表層
形式"a" または"an"を取るべきか否かを判断するため
に、動詞化モジュール148によって使用される。
【0174】それぞれの意味が、表144から生成モジ
ュール146によって獲得されると、生成モジュール
は、その意味に含まれる述語と同じ述語について表3の
左側の列に示す意味を検索し、これを検出するとさらに
第4列からストリングを、第2列から出力言語の単語分
類を、また、存在する場合は第3列から設定命令と第5
列から要件情報を獲得する。得られたエントリは新しい
節点に入力される。
【0175】表152の第2列から得られる出力言語の
単語分類は、分類エントリに記憶され、第4列から得ら
れたストリングは、その節点のストリングエントリに記
憶され、第5列のエントリは、対応する要件エントリに
記憶され、また、特定の機能を特定の状態に設定するた
めの命令である表152の第3列からの任意の設定コマ
ンドは、そこに定義されている特定の機能について実行
される。設定コマンドは任意の機能の状態を設定するた
めに使用されるが、このコマンドの目的は、後述の動詞
化モジュール148の処理によりさらに明快に理解され
るはずである。
【0176】節点には、さらに2つのエントリ、つま
り、「左側コード」と呼ぶ1つのエントリと、「右側コ
ード」と呼ぶもう1つのエントリとがあることに注意す
べきである。これらのエントリは、現在の節点によって
表現される単語の左に置かれるべき出力自然言語による
単語と右に置かれるべき単語とを識別する目的で、生成
モジュールによってステップ3で使用する各節点用のコ
ードを記憶するために使用される。
【0177】既述のように、どのような言語において
も、文法は、お互いに修飾することのできる異なる分類
の単語と、単語が特定の意味を伝達するために話された
り書かれるたりする順序とを定義する。例えば、英語の
場合に、形容詞はその形容詞が修飾する名詞に先行す
る。名詞はその名詞を修飾する動詞の主語または目的語
であり、名詞が動詞の主語である場合は、通常、その名
詞は通常動詞に先行する。名詞が他動詞の目的語である
場合は、通常、動詞はその名詞に先行する等である。分
析モジュール122は入力単語間のリンクを確立し、任
意のそのようなリンクに基づいて表Aに記憶される意味
表現を生成する。
【0178】意味の要素とそれらの意味を表している出
力言語による1つまたは複数の単語の表示とが与えられ
ると、その言語の文法を参照することで、所与の言語で
所与の意味を伝達するために複数の単語が話されたり、
タイプされたりまたは書かれたりする順序を認識するこ
とが可能となる。
【0179】表154は、実施例で使用された出力言語
の文法に従って、他の節点に関係する特定の分類の出力
単語を表わす所与の節点の位置を確立するのに使用され
るコードを定義する。この表は、節点が生成されると
き、及び生成されている節点に関する出力単語の分類に
対応するコードがその節点に入力されるときには、常
に、生成モジュール146によって参照される。下記の
表4は、表154に記憶された命令を表す:
【0180】
【表17】
【0181】
【表18】
【0182】
【表19】
【0183】表4の第1列には、入力の意味を出力言語
に伝達するために使用される単語の単語分類がリストさ
れている。第2列には、生成モジュールによって使用さ
れる対応するコードと引数との組み合わせがリストされ
ているので、生成モジュールは、出力言語において現在
の節点によって表される単語の左に置かれるべき出力単
語を表わす節点を識別できる。第3列には、生成モジュ
ールによって使用されるコードと引数との組み合わせが
リストされているので、生成モジュールは、出力言語に
おいて現在の節点によって表される単語の右に置かれる
べき出力単語を表わす節点を識別できる。コードと引数
との組み合わせが所与の単語分類に対して決定される方
法は、本実施例の出力言語のために使用される文法と語
順についての考慮からさらに後述される。図21から図
39までの図面は、出力言語の中の各単語分類に対し
て、各分類の単語間に存在する可能な文法的リンクを示
している。さらに、単語の分類は列に並べられ、各列
は、実施例の出力言語において所望の語順をモデル化す
るように、特定の形態の当の単語分類に関連して位置決
めされる。
【0184】<名詞(図21)>図21によれば、本実
施例の出力言語文法において、名詞は、形容詞の第2引
数からその名詞の第2引数までのリンク430によっ
て、形容詞により修飾され、また、図21に示すよう
に、ブロック402は形容詞を表し、また名詞を表わす
ブロック400のすぐ左に置かれている。また、名詞4
00が、決定詞または数量形容詞の第2引数からその名
詞の第1引数までのリンク432,434によって、決
定詞404または数量形容詞406により修飾される場
合に、その決定詞または数量形容詞は、その名詞の左及
び上記のように名詞を修飾する任意の形容詞の左に置か
れるべきである。同様に、その名詞の左方向の第3列目
にある408から418までのブロックに示す任意の単
語分類は、その名詞の第2引数から左方向の第3列目に
ある単語の分類までのリンク436と438とで表示さ
れるように名詞によって修飾される場合は、それらの分
類の単語は、その名詞の左及び上記のようにその名詞を
修飾する任意の決定詞、数量形容詞、または形容詞の左
に置かれなければならない。図21において、名詞40
0の右にある単語分類の列を取り上げると、右方向の第
1列は前置詞と補文標識とを含み、これらが名詞に修飾
され、その修飾がその名詞の第2引数から前置詞または
補文標識の第2引数までのリンクによって示されている
場合に、それらの分類の単語は出力言語においてその名
詞のすぐ右に置かれるべきである。その名詞の右から第
2列目の454から470までのブロックで示されてい
る分類の任意の単語は、その名詞の第2引数からそれら
の分類の単語の第2引数までのリンクにより示されてい
るように、その名詞によって修飾されている。図21に
示すように、そのような単語は、その名詞の右及び上記
のようにその名詞によって修飾される任意の前置詞また
は補文標識の右に置かれなければならない。
【0185】これらの位置関係は、表4から各節点に入
力されたコードと引数との組み合わせに従って、生成モ
ジュールによって確立され、その中に含まれる節点の順
序づけによりデータ構造150内でモデル化される。
【0186】表4の第3列に示すように、形容詞を表す
節点の処理により、コード"+an" がそれの意味の第2引
数と共にその節点の右側コード区画に記憶され、決定詞
または数量形容詞を表している節点の処理により、コー
ド"+dn" がそれの意味の第2引数と共にその単語用の節
点の右側コード区画に記憶され、前置詞、他動詞、"to"
動詞、または"have"の処理により、コード"-obj"がそれ
の意味の第3引数と共にその分類の単語を表している節
点の右側コード区画に記憶され、連結詞の処理により、
コード"-prd"がそれの意味の第3引数と共にその分類の
単語を表している節点の右側コード区画に記憶される。
また、前置詞または補文標識の処理により、コード"-n"
がその単語の意味の第2引数と共にその単語を表してい
る節点の左側のコード区画に記憶され、また、自動詞、
他動詞、"to"動詞、助動詞、連結詞、または"have"の処
理により、コード"-subj:vc"がそれの意味の第2引数と
共にその単語を表している節点の左側のコード区画に記
憶される。
【0187】表4を観察すると、名詞が処理されると、
コード"-an" がその名詞の第2引数、コード"-dn" がそ
の名詞の第1引数、またコード"+obj:prd"がその名詞の
第2引数と共にその名詞を表している節点の左側のコー
ド区画に記憶されることが示されている。表4の第3列
によれば、コード"+n"がその名詞の第2引数、コード"+
subj" がその名詞の第2引数と共にその名詞の節点の右
側コード区画に記憶される。
【0188】従って、例えば、生成モジュールが前置
詞、決定詞、形容詞、及び補文標識を処理した場合に
は、各単語用の節点が生成され、各節点についてのコー
ドと引数との組み合わせの獲得のために表4を参照し、
データ構造150に各節点を記憶する。この時点では、
データ構造150は下記のようであり、各ボックスは節
点を表している。尚、説明を容易にするために、この時
点では、各節点の機能は意味エントリを除いて省略され
ている。さらに、各節点用の意味エントリは、入力の意
味の述語の代わりに、各単語用の単語分類から成ってい
る。:
【0189】節点:1 意味 : 前置詞(912,902,907) 左側コード: -n:v/902 右側コード: -obj/907 節点:2 意味 : 決定詞(904,905) 左側コード: 右側コード: -obj/907 節点:3 意味 : 形容詞(906,907) 左側コード: +a/906 +prd/907 右側コード: +an/907 節点:4 意味 : 補文標識(908,907) 左側コード: -n/907 右側コード: +subj:whobj/907
【0190】上記概略を述べたように、生成モジュール
146が節点を生成し、データを辞書152及び表15
4から節点に入力したとき、生成モジュールは、処理さ
れている現在の節点がリンクされる節点について、デー
タ構造150で検索を実施する。その検索は、コードと
引数との組み合わせを調和させるために実施されるが、
2つを調和させるためには、下記の判定基準のそれぞれ
に適合しなければならない: 1.一方のコードがある節点の左側コードからのもので
あり、他方のコードが別の節点の右側コードからのもの
でなければならない; 2.一方のコードは、"+" で始まり、他方のコード
は、"-" で始まらなければならない; 3.各コードは全く同じコード文字を含んでいなければ
ならない。(いくつかのコードがコロン(:)で分割さ
れた2つ以上のコード文字を含んでいることは、表4の
観察で分かるはずである。これらの場合には、数組のコ
ード文字の内の1つだけが適合すればよい); 4.各同一コードは同じ引数を含んでいなければならな
い。
【0191】生成モジュールは、現在処理中の節点の左
側コードのリストの最上段にあるコードと、現在の節点
の直前に処理した節点の右側コードのリストの最上段に
あるコードとが合致するかを試みることで始動する。最
後に処理された節点の右側コードのリストにある最初の
コードが合わない場合は、生成モジュールはそのリスト
の次のコードに移動する。最後に処理された節点の右側
コードに現在の節点の最初の左側コードが合わない場合
は、生成モジュールは、現在の節点用の左側コードのリ
ストにある次にコードを取り出し、そのコードと最後に
処理された節点の右側コードのリストにある最初のコー
ドから、再度合致するものを探す。生成モジュールは、
このようにして現在の節点の全ての左側コードに合致す
るコードが最後に処理された節点の右側コードの中から
検索されるまで検索を続け、これが成功しない場合に
は、生成モジュールは、現在の節点用の右側コードのリ
ストの最上段にあるコードと直前に処理した節点の左側
コードとの間の合致の検索に進む。これが不成功の場合
に、検索は、最後に処理された節点の左側コードに対し
て、現在の節点の次の右側コードとの合致の試行を継続
する。合致が検出されるか、または現在の節点の全ての
右側コードの合致するコードが、最後に処理された節点
の左側コードについて検索されるまで、この方法が実施
される。合致が取れない場合は、生成モジュールは、最
後に処理された節点の1つ前の節点を使用して同じ検索
方法を続ける。
【0192】従って、上記の節点1から4までの左右の
コードの観察により、合致の取れるコードは無いので、
これらのコードの処理においては、2つのコードがリン
クすることがなかったことが明白である。
【0193】上記の例で、生成モジュールが次に他動詞
の処理をする場合、生成モジュールは、表4を参照し、
データが下記のような他動詞用の節点を生成する(その
機能の意味エントリを除いた全ての内容は、説明を簡単
にするために省略されている)。
【0194】節点:5 意味 : 他動詞(910,907,909) 左側コード: +v:va/910 -subj:vc/907 +va/910 -whobj/909 右側コード: -op/910 -obj/909 +v/910
【0195】節点5の左側コードの観察から、節点5の
第2の左側コード"-subj:vc/907"と節点4の右側コー
ド"+subj:whobj/907" との間に合致が存在していること
が分かり、従って、節点4で表される補文標識によって
修飾される節点5によって表される他動詞が、出力言語
において補文標識の右側に置かれるべきであることが分
かる。
【0196】この方法で合致を検出すると、合致したコ
ードを有する節点をリンクするための生成モジュール1
46の処理の第4ステップがトリガされる。第4ステッ
プは、そのリンクエントリに数字5と4とを有すること
で節点4と節点5との間のリンクを定義するのに使用さ
れる新しい節点、節点6を生成することによって、実施
される。数字5の数字4への先行は、出力言語におい
て、節点5によって表される単語が節点4によって表さ
れる単語の左側に置かれることを示す。
【0197】このようにしてリンクを形成する節点の場
合に、新しい節点6に対するコードは表154から取得
できず、その代わりに、節点4と節点5との処理によっ
て得られる。コードは、節点4と節点5からの左右のコ
ードを所定の方法で新しい節点6の左右のコードにコピ
ーすることにより、処理される。左端の単語を表してい
る節点の左側コードがリンクを形成している節点の左側
コードにコピーされた後、リストにある合致が取られた
次のコードから開始して、右端の単語を表している節点
の左側コードのコピーが続く。次に、右端の単語を表し
ている節点の右側コードがリンクを表している節点の右
側コードにコピーされた後、リストにある合致が取られ
た次のコードから開始して、左端の単語を表している節
点の右側コードのコピーが続く。ある節点の左右のコー
ドが合致の取れたコードのみで構成されている場合、コ
ードはそのリストからコピーされない。その合致の取れ
たコードは、そうするような特定の命令が表156に現
れた場合にのみ、そのリンクを形成している節点のコー
ドにコピーされる。この場合、その合致の取れたコード
は親節点にコピーされるそのリストからの初めてのコー
ドである。さらに、それぞれコピーされた節点は、その
起源(つまり、その節点がコピーされた元の節点)の表
示を有している。下記の表5は、表156に記憶された
命令を表している:
【0198】
【表20】
【0199】
【表21】
【0200】
【表22】
【0201】表5の第1列は、合致の取れた2つの節点
の単語分類を示し(用語「動詞分類」は、自動詞、他動
詞、"to"動詞、"have"、助動詞、または連結詞を表すた
めに使用する)、第2列は、合致の取れたコードを定義
する。第3列は、合致の取れているコードの1個または
複数の節点の機能に関して実行される1つ以上の動作を
定義し、また第4列は、各節点において合致の取れたコ
ードに関して実行される動作を定義する。
【0202】節点5は他動詞を表し、節点4は補文標識
を表し、また合致を取るコードは"subj"型であった。従
って、表5の観察から、適用可能な命令は表5の第18
行に含まれ、第4列には、その合致の取れたコードに関
して実行される動作を含んでいない。
【0203】上記の例における新しい節点6の場合の処
理の後、この節点の内容は下記の通りである:
【0204】節点:6 リンク : 4+5 左側コード: -n/907(節点4から) +va/910 (節点5から) -whobj/909(節点5から) 右側コード: -op/910 (節点5から) -obj/909(節点5から) +v/910(節点5から)
【0205】上記の場合、ただ1つの合致の取れるコー
ド対がコードの関連リストに存在した。しかし、ある場
合には、合致の取れたコードの最初の対に関係する表5
の第4列にある命令が無視され、第2の合致に適用可能
な命令がリンクを表している節点に対するコードの処理
に適用された状況で、2つ以上の合致が存在することが
ある。また、その後からのコードがその親に対する関連
リストにコピーされるコードリストにおける位置が、最
終の合致が取られる点である。各合致についての表5の
第3列における命令は、関連する節点上で合致の取れた
コードが検出された順番で実行される。
【0206】図40(a)は、上記の処理後のデータ構
造150の状態を図示したものである。節点は円で表さ
れ、その円は内側に表示された節点番号とその円を結ぶ
直線で表されている節点間のリンクとを有している。図
40(a)は、節点1、2及び3はリンクが無く、一
方、節点4と5は節点6を経由してリンクしていること
を示している。節点4、5及び6はバイナリ・ツリーを
形成している。上記のような独立節点とバイナリ・ツリ
ーの両方とも、ここでは「断片」と呼ぶことにする。新
しい断片が新しい入力の結果として生成された独立節点
であり、その断片を、データ構造150において独立節
点で構成されている現在の断片と合致させようという試
みがなされるときに、生成モジュールによって実行され
る検索方法は、上記の通りである。同様に、現在の断片
が多数の節点で構成されているときには、最上段の節点
が取り出されて、合致するコードを有する節点に対して
検索がデータ構造150にある残りの断片の中で実行さ
れる。その検索では、最後に処理された断片を最初に取
り出し、最後に処理された断片の1つ前の断片で合致が
検出されなければ継続する。生成モジュールが、現在の
断片と多数の節点から成る前に処理された断片との間の
合致を検出しようと試みる場合は、その検索戦略が拡張
される。この場合、現在の断片の最上段の節点が取り出
され、前に処理された断片の最上段の節点で検索が実行
される。この検索が失敗した場合には、生成モジュール
は、その最上段の節点の右側の子節点を取り出して、合
致する節点を検出しようと試みる。合致を検出しようと
いうこの試みが成功しなかった場合に、生成モジュール
は、あれば次の右側の子節点を取り出し、無ければその
最上段の節点の左側の子節点を取り出し、その節点のコ
ードの中で合致を検出しようと試みる。合致が検出され
るかその断片の中の全節点が検索されるまで、この検索
は最右端の深さを優先する方法で継続される。合致が検
出されず、現在の断片が多数の節点で構成されている場
合には、生成モジュールは検索された断片を取り出し、
その最上段の節点のコードを取り出して、最上段の節点
のコードの検索はせずに、同様の最右端の深さを優先す
る方法を使用して、現在の断片の中で合致のための検索
する。再度、全節点が検索されるか合致が検出されるま
で、この戦略が継続される。上記の例で、データ構造に
おいてリンクされないで残っている節点1、2及び3が
合致するコードを含んでいないことは、新しく生成され
た断片の最上段の節点、節点6の観察により明白であ
る。
【0207】上記の例で、名詞が生成モジュール146
によって処理され、図21に関して上述した方法で、そ
の名詞が前に処理された決定詞と形容詞とに修飾され、
また前に処理された前置詞、補文標識、及び他動詞を修
飾する場合には、現在の実施例において、生成モジュー
ルは、表4を参照して名詞に対する下記のようなデータ
の節点を生成する(再度、説明を簡単にするために、機
能の意味エントリを除く全てが省略されている):
【0208】節点:7 意味 : 名詞(905,907) 左側コード: -an/907 -dn/905 +obj:prd/907 右側コード: +n/907 +subj/907
【0209】節点7の左右のコードの観察から、その中
のコードと節点1、2、3及び6のそれぞれのコードと
の間で、複数の合致が可能であることが分かる。生成モ
ジュールは、最後に処理された断片の最上段の節点であ
る節点6を取り出すことによって、検索を始める。節点
7の左側コードと節点6の右側コードとの観察によれば
合致が無く、従って、生成モジュールは、節点7の右側
コードを取り出し、これらのコードの1つと節点6の左
側コードとの合致の検出を試みることが分かる。節点7
からのコード"+n/907"と、節点6(節点4から由来した
として表示されている)からのコード"-n/907"との間
に、合致が検出される。
【0210】これらの合致の取れるコードの検出に応じ
て、節点6と7との間のリンクを定義するために使用さ
れ、そのリンクエントリに数字6と7が入力される新し
い節点である節点8を生成モジュールが生成するが、そ
の数字7は数字6に先行し、出力言語において節点7に
よって表される単語が節点6によって表される単語の左
側に置かれることを示す。節点7は名詞を表し、節点6
からの合致の取れたコードは補文標識を表している節点
4から得たものであり、コード文字は"n" であった。従
って、生成モジュールが表5を参照するとき、その中の
第5エントリが適用可能である。表5の第4列には命令
が無いので、節点6と7にある合致の取れたコードは親
節点に追加されない。そのときに、生成モジュールは、
節点7の左側コードを節点8の左側コードにコピーし、
さらに節点6の左側コードのコピーを行い、さらに、節
点6の右側コードを節点8の右側コードにコピーし、さ
らに、節点7の右側コードのコピーを行うことにより、
新しい節点8用のコードを生成する。この処理が完了す
ると、節点8の内容は下記の通りである:
【0211】節点:8 リンク : 7+6 左側コード: -an/907 (節点7から) -dn/905 (節点7から) +obj:prd/907(節点7から) +va/910 (節点5から) -whobj/909(節点5から) 右側コード: -op/910 (節点5から) -obj/909(節点5から) +v/910(節点5から) +subj/907 (節点7から)
【0212】図40(b)は、上記の処理後のデータ構
造の状態を図示したものである。図40(b)は、節点
1、2及び3はリンクが無く、一方、節点4から節点8
までは、新しい独立断片を形成するために組み合わされ
ていることを示している。
【0213】生成モジュールは、最新の断片の最上段の
節点8を取り出し、またそれの最初の左側コード"-an/9
017"についての合致の検出を試みることにより、処理を
継続する。生成モジュールは、先ず、最後に処理されま
だ連結されていない節点で、合致がコード"+an/907" で
検出された節点3の右側コードを検索する。従って、生
成モジュールは、新しい節点9を生成し、そのリンクエ
ントリにエントリ“3+8”を入力する。
【0214】節点3は形容詞を表し、また節点8の合致
の取れたコードは名詞を表している節点7から得られた
ので、生成モジュールは表5の第3命令にアクセスし、
その表の第4列は生成モジュールに、節点8からの合致
の取れたコードを新しい節点9のコードに加えるように
命令する。また、表5は第3列に命令を収納し、その命
令に応じて、生成モジュールが節点6の母音字エントリ
を節点3の母音字エントリと同じに設定するが、これは
下記に詳述する。
【0215】生成モジュールは、次に、合致の取れたコ
ードを含めて節点3の左側コードを新しい節点9の左側
コードにコピーし、さらに節点8の左側コードをコピー
し、また、唯一のコードが合致の取れたコードであった
ので、節点3からは何もコピーせず、節点8の右側コー
ドを節点9の右側コードにコピーすることにより、新し
い節点9用のコードを生成する。上記の処理後、節点9
の内容は下記の通りである:
【0216】節点:9 リンク : 3+8 左側コード: +a/906(節点3から) +prd/907(節点3から) -an/907 (節点7から) -dn/905 (節点7から) +obj:prd/907(節点7から) +va/910 (節点5から) -whobj/909(節点5から) 右側コード: -op/910 (節点5から) -obj/909(節点5から) +v/910(節点5から) +subj/907 (節点7から)
【0217】図40(c)は、上記の処理の後のデータ
構造150の状態を図示している。そのデータ構造15
0は、2つのリンクされていない節点1,2と、最上段
の節点として節点9を有する断片とを備えている。
【0218】最上段の節点9にある左側コードを順番に
取り出し、生成モジュールは処理を継続して、さらに最
後に処理され連結されていない節点2の右側コードにお
ける合致の取れているコードについての検索をする。節
点9の左側コードについて考えると、コード"-dn/905"
が処理されるときに合致が検出されることが分かり、従
って生成モジュールが節点2と節点9との間のリンクを
形成するために新しい節点10が生成される。節点10
は、そのリンクエントリに、節点2がデータ構造150
において節点9の左側に置かれなければならないことを
示すエントリ“2+9”を有している。節点2は決定詞
を表しているし、節点9の合致の取れたコードは名詞を
表している節点7から得られたものであるので、生成モ
ジュールは、合致の取れたコードを処理するために表5
の第1規則を使用する。表5の第4列は、合致の取れた
コードに関係する命令を含んでいないので、生成モジュ
ールは、合致が取られたコードリストにある位置の後ろ
からの節点9の左側コードを新しい節点10の左側コー
ドにコピーし、また節点9の右側コードを新しい節点1
0の右側コードにコピーすることにより、新しい節点1
0用のコードを生成する。表5の第3列にある命令に応
じて、生成モジュールは、決定詞を表している節点と名
詞を表している節点7との母音字エントリを同じ値に設
定する。これらの値が、既に競合しているエントリに設
定されている場合(即ち、あるものは「プラス」に、他
のものは「マイナス」に設定)には、節点2と9とのリ
ンクは失敗し、生成モジュールは、現在の合致を検出し
た点から合致の取れるコードの検索を継続する。上記の
処理後、節点10の内容は下記の通りである:
【0219】節点:10 リンク : 2+9 左側コード: +obj:prd/907(節点7から) +va/910 (節点5から) -whobj/909(節点5から) 右側コード: -op/910 (節点5から) -obj/909(節点5から) +v/910(節点5から) +subj/907 (節点7から)
【0220】図40(d)は、上記の処理後のデータ構
造150の状態を図示している。そのデータ構造150
は、1つの独立節点1と、最上段の節点として節点10
を有する新しく更新された断片から成っている。生成モ
ジュール146は、最後に生成された断片の最上段の節
点10の最初の左側コードを取り出すことで処理を継続
し、また残りの連結していない節点1において、合致の
取れるコードを検索する。これらのコードの観察から、
節点10からのコード"+obj:prd/907"と節点1からの"-
obj:prd/907"との間の最初の検索で、合致が検出される
ことが分かるはずである。節点1は前置詞を表し、節点
10の合致の取れたコードは名詞を表している節点7か
ら得られたものなので、生成モジュールは、表5の第1
8規則を参照するが、その表の第4列は合致の取れたコ
ードを処理するための命令を含んでいない。生成モジュ
ールは、次に、節点1からの左側コードを、続いて節点
10の左側コードを、節点11の左側コードにコピー
し、また節点10の右側コードを節点11の右側コード
にコピーすることにより、新しい節点11に関するコー
ドを生成する。上記の処理後、節点11の内容は下記の
通りである:
【0221】節点:11 リンク : 1+10 左側コード: -n:v/902(節点1から) +va/910 (節点5から) -whobj/909(節点5から) 右側コード: -op/910 (節点5から) -obj/909(節点5から) +v/910(節点5から) +subj/907 (節点7から)
【0222】図40(e)は、上記の処理の後の1つの
独立断片から成るデータ構造150の状態を図示してい
る。
【0223】上記の処理から、節点は、出力言語で1つ
の単語を表す、または2つの異なる節点をリンクすると
いう2つの機能の内の1つを実行し、これら両方の機能
を果す独立節点はないことが明白である。さらに、図4
0(a)から図40(e)までに示す図面の観察で、処
理の各段階の後に、連結された節点の順序が、各節点で
表されている単語が出力言語において有する順序をモデ
ル化していることが分かる。図40(e)を参照する
と、名詞を表している節点7は、それに最も近い左側の
節点として形容詞を表している節点3と、節点7の左で
の2つ目の節点である決定詞を表している節点2と、節
点7の左での3つ目の節点である前置詞を表している節
点1を有している。また、節点7のすぐ右側の節点であ
る節点4は補文標識を表し、節点7の右への2つ目の節
点である節点5は他動詞を表している。つまり、図40
(e)に示す断片のツリー構造からは、その名詞に関係
する図21に示す単語の順序をモデル化していること
と、その意味を入力される順序とは無関係にモデル化し
ていることとが分かる。図40(a)から図40(e)
までの観察により、各断片は処理の各段階でこの順序を
維持することが分かる。また、表4の第1行からは、リ
ストの最上段にあるコードが最も近くの単語用であり、
名詞に関するコードと任意の分類とがリンクを生成する
単語分類の近似的な順序になっていることが注目され
る。
【0224】名詞を表している節点の処理により、名詞
の右側コード"subj"と助動詞の左側コードとの合致が取
られる。この場合、生成モジュールは表5の第6規則を
使用するが、その規則の第4列は、その生成モジュール
にその名詞を表している"subj"コードを"vc"に変更し、
それを2つの合致の取れた節点間のリンクを形成する節
点の右側コードに加えることを命令している。また、表
5の第3列は、生成モジュールに、合致の取れたコード
が得られる節点の数エントリを同一に設定することを命
令し、また助動詞を表している節点の主語機能エントリ
をその名詞を表している節点の格エントリに含まれるエ
ントリに設定するように命令する。これらの動作のいず
れかが可能ではない場合には、これら合致の取れたコー
ドの処理は失敗であり、生成モジュールは、合致の取れ
るコードの検索を再開する。名詞が右側の助動詞にリン
クされるという事実は、動詞の連鎖、つまり、先行する
助動詞をそれぞれ修飾する1つ以上の助動詞があり、そ
の後に最も右側の助動詞を修飾する主動詞が続き、その
連鎖状の動詞が共通の主語を修飾しているという状態が
入力に存在する可能性を示している。名詞及び助動詞の
組み合わせは、その名詞がそのような動詞連鎖の共通の
主語となることができ、従って、その"subj"コードがそ
の親節点のコードに追加されるので、それを動詞連鎖中
のこれから処理される動詞に使用可能となる。また、"v
c"に変更されたコードは、そのコードがリンクを作る節
点に制限を与える。その制限下では、このコードに関す
る合致は、合致が取られる節点が動詞連鎖の一部を形成
する動詞を表している場合にのみ成功する。動詞は、動
詞連鎖機能が"plus"であるときだけ動詞連鎖の一部を形
成しているものとして識別される。これは、処理により
コード"v" または"aux"を使用する動詞分類の単語また
は別の助動詞を表している節点との合致が取れたときに
発生する。この場合、生成モジュールは、表5の12番
目のエントリを使用する。このエントリに対するの表5
の第3列は、生成モジュールに、合致の取れた動詞分類
または最も右側の助動詞を表している節点の動詞形式エ
ントリを、処理される最も左側の助動詞を表している節
点にある所望のエントリによって定義される状態に設定
するように命令する。生成モジュールは、動詞分類また
は最も右側の助動詞を表している節点の動詞連鎖エント
リを"plus"に設定し、また各節点の数機能を同一に設定
する。また、上記の合致が検出されたコードリストが、
助動詞に関するコードリストにある対応コードと共にコ
ード"vc"を含んだ合致をも包含し、その際最右端の動詞
が助動詞である場合には、生成モジュールは、合致の取
れた節点をさらに処理するために、表5の第7エントリ
を使用する。表5の第3列は、最右端の助動詞を表して
いる節点の動詞連鎖エントリが"plus"に設定されている
か、または合致の取れたコードの処理が失敗しているか
を点検するように、生成モジュールに命令する。これに
より、最右端の助動詞が動詞連鎖の一部を形成している
場合に、最右端の助動詞は共通主語にのみリンクされる
ことが確認される。また、第3列は、生成モジュール
に、合致の取れた節点の数エントリを同一にすることも
命令する。これらの点検の内のいずれかが失敗したら、
合致の取れたコードの処理は中止される。また、表5の
第4列は、名詞を表している節点から得た合致の取れた
コードを合致の取れたコードとの間のリンクを表してい
る節点に追加することを、生成モジュールに命令するの
で、後に処理される動詞が動詞連鎖の一部を形成してい
る場合は、それらの動詞が共通の主語にリンクされるこ
とが可能になる。
【0225】2回目に合致の取れたコード"vc"が、他動
詞、自動詞、"to"動詞または"have"、または動詞連鎖中
の主動詞から得られる場合は、生成モジュールは、合致
の取れた節点の機能を処理するために、表5の第8エン
トリを使用する。表5の第3列は、動詞化モジュール
に、最右端の動詞の動詞連鎖エントリが"plus"に設定さ
れ、従って、その動詞が確かに動詞連鎖の一部であるこ
とを点検するように命令する。第3列は、また、生成モ
ジュールに、各節点の数エントリを同一値にするように
命令する。表5の第4列は、合致の取れた"vc"コードを
リンクの形成をしている節点の関連コードに追加するた
めの命令を含んでなく、主動詞はその連鎖の最右端の要
素であるために、動詞連鎖の主語への"vc"コード経由の
主動詞の右側へのリンクは妨げられる。名詞の処理によ
り、コード"n" を使用して前置詞を表している節点との
合致が取られる。この場合、合致の取れたコードを処理
するために、生成モジュールは、表5の第4エントリを
参照するが、その第4列は、生成モジュールに、その名
詞に関係するコードを2つの合致の取れた節点間のリン
クを表している節点のコードに追加するように命令す
る。
【0226】<前置詞(図22)>図22の考察で、本
実施例の出力言語文法において、前置詞は、名詞または
代名詞の第2引数から前置詞の第2引数までのリンク4
86または488により、前置詞を修飾する名詞または
代名詞によって先行されることが分かる。また、前置詞
は、それぞれ自動詞、他動詞、"to"動詞、助動詞、連結
詞、または"have"から、再度、前置詞の第2引数へのリ
ンク492、494、496、500、502、または
504によって、修飾される場合もある。図22に示す
ように、これらの分類の各単語は、出力言語において前
置詞のすぐ左に置かれなければならない。表4の第2列
の観察により、前置詞を表している節点の左側コードは
節点"-n:v/2"を含むことが示され、名詞と代名詞に対す
る表4の第3列の観察により、その分類の単語を表して
いる節点がその右側コード中にコード"+n/2"を持つはず
で、同様に表4の第3列によれば、自動詞、他動詞等
は、その右側コード中にコード"+v/1"を有するはずであ
る。
【0227】図22に示すように、本実施例の出力言語
において、名詞または代名詞の第2引数からその第3引
数へのリンク506または508によって修飾されてい
る前置詞は、そのすぐ右に置かれたその分類の単語を有
するはずである。表4の第3列は、前置詞を表している
節点はその右側コード中にコード"-obj/3"を有し、その
対応するコードは、表4における関連エントリで示すよ
うに、名詞または代名詞の左側コードにも存在する。
【0228】<助動詞(図23)>図23は、本実施例
の文法において、助動詞の第1引数から助動詞の第3引
数または"have"及び副詞の第2引数へのリンクにより、
助動詞が他の助動詞、副詞、または"have"を修飾する場
合、その単語は出力言語において修飾している助動詞の
すぐ左に置かれなければならない。その助動詞が、その
第2引数に関して代名詞、名詞、または補文標識の第2
引数により修飾されている場合、それらの分類の単語は
助動詞の左に置かれ、また、その助動詞に修飾される助
動詞、副詞、または"have"の左に置かれなければならな
い。さらに、その助動詞が図23の矢印518に示すよ
うに副詞を修飾する場合、この単語は出力言語において
その助動詞の左側で最も遠い位置に置かれることもあ
る。同様に、その第2引数により助動詞の第1引数を修
飾している動作はすぐ右に置かれるべきで、第2引数が
助動詞の第1引数に修飾されている否定、副詞、または
前置詞はその隣に置かれるべきで、第1引数が助動詞の
第3引数を修飾する自動詞、他動詞、"to"動詞、助動
詞、連結詞、または"have"は最右端に置かれるべきべき
である。助動詞に関する表4のエントリは、その助動詞
を表している節点の左側コードに対して、リンクが生成
される単語分類の近似的な順序でコードと引数との組み
合わせのリストを定義する。助動詞の右側コードに対す
る表4のエントリについても、同様である。
【0229】助動詞の処理により、その節点の右側コー
ドとある動作を表している節点の左側コードとの間のコ
ード"op"を使った合致が取れた場合に、生成モジュール
がこれらの型の2つの節点の組み合わせに適用できる規
則について表5を検査すれば、第16番目のエントリを
検出するはずである。表5の第16エントリの第3列
は、生成モジュールに、その助動詞の動詞形式エントリ
をその動作を表している節点の所望のエントリに定義さ
れた形式に設定し、またその動作を表している節点の表
層形式エントリをブランクにするように命令している。
【0230】<否定(図24)>図24の考察により、
本実施例の出力言語文法において、否定はそれぞれ助動
詞、"have"、または連結詞の第1引数からその否定の第
2引数へのリンク542または543によって、その否
定を修飾する助動詞、連結詞、または"have"により先行
される場合があることが分かる。否定に関する表4のエ
ントリの観察で、コード"-aux/2"は否定を表している新
しく生成された節点の左側コードに置かれ、コード"+au
x/1"は助動詞を表している節点の右側コードに入力さ
れ、また、コード"+v:aux/1"は連結詞または"have"の右
側コードに入力されることが分かる。従って、助動
詞、"have"、または連結詞を表している節点が否定を表
している節点の左に置かれた状態で、否定を表している
節点と助動詞または連結詞を表している節点との間のリ
ンクを生成するときに、否定の処理ではこれらのコード
を探索する。そのリンクを形成している新しい節点に対
するコードは、表5の最後のエントリに含まれている命
令に従って処理される。
【0231】<"to"(図25)>図25の考察により、
本実施例の出力言語文法において、不定詞補語"to"は、
その不定詞補語の第1引数から"to"動詞の意味の第3引
数へのリンクにより修飾する"to"動詞に先行される。ま
た、不定詞補語"to"は、不定詞補語の意味の第3引数か
らそれぞれの意味の第1引数へのリンク450によっ
て、それぞれがその不定詞補語を修飾する自動詞、他動
詞、"to"動詞または"have"により後続される。さらに、
これらの動詞はそれぞれ、不定詞補語の第2引数からそ
の動詞の第2引数への452から460までのリンクに
より、不定詞補語によって修飾される。"to"に対する表
4のエントリの観察により、不定詞補語を表している節
点は左側コードにコード"+comp/1" を有し、またその右
側コードに"+subj/2" と"-v/3"とを有していることが分
かる。図25に関連して上述したように、不定詞補語に
先行する単語分類に関する表4の関連エントリの観察に
より、これらの分類の単語を表している節点は、それら
の右側コードにおいてコード"-comp/3" を有している。
同様に、図25に関連して上述したように、不定詞補語
節に後続する分類の単語を表している節点は、それらの
左側コードに"+subj/2" と"+v/1"とを有していることが
分かる。
【0232】不定詞補語の右側コードと、コード"subj"
を含む他動詞、自動詞、"to"動詞、連結詞、または"hav
e"との間の合致により、生成モジュール146は、表5
の第11エントリを使用して、その合致の取れたコード
間のリンクを表す新しい節点に対するコードを生成す
る。このエントリの第3列は、その合致の取れたコード
が得られた動詞分類を表している節点の動詞形式エント
リが、不定詞補語を表している節点の必要なエントリで
定義されたエントリに、設定されなければならないこと
を示している。
【0233】<他動詞(図26)>図26は、本実施例
の出力言語文法において、他動詞は、その意味の第1引
数とそれぞれの分類の単語の意味の最後の引数との間の
リンク462、464、466、または470によって
修飾する助動詞、"to"、副詞、または"have"に、直前を
先行されることを示している。他動詞は、名詞、代名
詞、または補文標識の意味の引数からその他動詞の意味
の第2引数へのリンク476、478、480によりそ
の他動詞を修飾する名詞、代名詞、または補文標識によ
って、直前を先行されることは少ない。他動詞は、それ
の意味の第1引数から副詞の意味の最後の引数へのリン
ク482によって修飾される2つ目の副詞によってさら
に離れて先行される。他動詞は、補文標識の第2引数か
ら他動詞の意味の第3引数へのリンク484により、他
動詞を修飾する補文標識によって最も離れて先行され
る。
【0234】図26に示すように、その第2引数と他動
詞の第1引数との間のリンク485により他動詞を修飾
する動作は、他動詞の直後に位置する。次に、他動詞の
意味の第3引数と各分類の単語の意味の第2引数との間
のリンク486により動詞を修飾する任意の名詞または
代名詞が、その他動詞に追随する。更に、他動詞の意味
の第1引数と前置詞または副詞の意味の第2引数との間
のリンク488により他動詞が修飾する前置詞または副
詞が、最も離れた位置で他動詞に追随する。表4を観察
すると、他動詞が処理されるときに、コード"+v:va" が
第1引数と共に、コード"-subj:vc"がその第2引数と共
に、コード"+va" がその第1引数と共に、またコード"-
whobj"が他動詞の意味の第3引数と共に、他動詞を表し
ている節点の左側コード区画に記憶される。表4の第3
列から、コード"-op" が第1引数と共に、コード"-obj"
が第3引数と共に、またコード"+v"が他動詞の意味の第
1引数と共に、他動詞に対する節点の右側コード区画に
記憶されることが分かる。さらに、表4の観察により、
対応するコードは他動詞にリンクされる単語の分類に関
する節点に入力され、またそのコードは、出力言語にお
いて、他動詞の左または右に単語分類の相対的な距離の
順序で記載されることが分かる。
【0235】他動詞に関する表4のエントリの観察で、
左側コードは、コード"subj"を使用して、名詞、代名
詞、または補文標識を表している節点から得られた右側
コードと合致が取れることが分かる。合致の取れたコー
ドの処理において、生成モジュールは表5の第9エント
リを使用するが、そのエントリの第3列は、生成モジュ
ールに、合致の取れるコードが得られた節点の数エント
リを同一に設定するように命令し、他動詞を表している
節点の主語機能エントリを名詞を表している節点の格エ
ントリと同一に設定することように命令し、また、その
名詞の格エントリが対格である場合には、その動詞を表
している節点の動詞形式エントリを「非定形(語幹)」
に設定するように命令する。これらの動作の内のどれか
が可能でない場合は、そのリンクを形成している節点の
処理は中止され、代わりの合致の取れるコードの検索が
続行される。
【0236】また、他動詞の処理により、その他動詞の
右側コードとコード"obj" を含む名詞または代名詞の左
側コードとの間の合致が取られる。この場合、生成モジ
ュール146は、表5の第10エントリを参照する。そ
の第3列は、生成モジュールに名詞を表している節点の
格エントリを「対格」に設定するように命令する。この
エントリが既に「対格」以外のものに設定されている場
合は、合致の取れた節点の処理は放棄され、代わりの合
致の取れるコードの検索が続行される。
【0237】他動詞の処理により、他動詞の左側コード
とコード"v" を使用して助動詞、副詞、または"have"と
の合致が取られる。これらの場合、生成モジュールは表
5の第13、14、及び15エントリを使用するが、そ
れの第4列は、生成モジュールに、他動詞から得られた
コードをその合致の取れた節点間のリンクを表している
節点のコードに追加するように命令する。その合致の取
れた節点のどの機能を設定したり点検したりする命令
も、表5の第3列には無い。他動詞の処理により、コー
ド"v" を使用してその他動詞の左側コードと"to"との合
致が取られる。この場合、生成モジュールは、表5の第
11エントリを使用するが、それの第3列は、他動詞の
動詞形式エントリを"to"を表している節点の要件エント
リで定義されているエントリに設定するように、生成モ
ジュールに命令する。表5の第4列には、どのような検
索コードが親節点のコードに追加されるべきであるかを
示す命令は無い。
【0238】<自動詞(図27)>図27は、自動詞を
修飾し、また自動詞に修飾される単語分類の出力言語文
法により定義された相対位置を示す。自動詞の場合、単
語分類の名詞及び代名詞は自動詞を修飾しないので、図
26における他動詞の右から2つ目の列にある単語分類
が削除されていることを除いて、相対位置は図26に示
す他動詞に似ている。また、他動詞は、図26における
リンク484に示すように補文標識に修飾されることは
ない。従って、その第2引数から自動詞の意味の第1引
数へのリンクにより自動詞を修飾する動作が自動詞に追
随し、また自動詞の意味の第1引数からそれらの単語分
類のどちらかの意味の第2引数へのリンクによって、修
飾される任意の前置詞または副詞がさらに離れて自動詞
に追随する。自動詞に関する表4のエントリの観察によ
り、適切なコードが自動詞を表している節点の左右のコ
ード区画に入力され、これらのコードは、自動詞にリン
クされるそれらの単語分類の自動詞からの相対的な距離
の順序で記載されていることが分かる。
【0239】<決定詞(限定詞;図28)>図28は、
本実施例の出力言語文法において、決定詞の意味の第2
引数から名詞の意味の第1引数へのリンク506により
修飾されている任意の名詞が、決定詞の直後に追随する
ことを示している。決定詞に関する表4のエントリの観
察により、適切なコードが決定詞を表している節点の左
右のコード区画に入力され、これらのコードは、決定詞
にリンクされるそれらの単語分類の決定詞からの相対的
な距離の順序で記載されていることが分かる。
【0240】<形容詞(図29)>図29は、本実施例
において、形容詞が、形容詞の意味の第1引数から強意
語の意味の第2引数へのリンク510によりその強意語
を修飾し、形容詞の意味の第2引数から連結詞の意味の
第3引数へのリンク512によりその連結詞を修飾し、
その形容詞は強意語または連結詞に直前を先行されるこ
とを示す。また、形容詞は、形容詞の第2引数から名詞
の意味の第2引数へのリンク514により修飾される名
詞に直後を追随される。これらの単語分類のそれぞれに
関する表4のエントリを観察すると、適切なコードが個
々の分類に対する左右のコードに入力されて、検索によ
り正しい合致が取られることが分かる。形容詞に関する
表4のエントリの観察により、適切なコードが形容詞を
表している節点の左右のコード区画に入力され、これら
のコードが、形容詞にリンクされるそれらの単語分類の
形容詞からの相対的な距離の順序で記載されていること
が分かる。
【0241】強意語の右側コードとコード"a" を含む形
容詞の左側コードとの間の合致により、第3列が、形容
詞の母音字エントリを強意語を表している節点の母音字
エントリの値に設定することを決定する表5の第17エ
ントリを、プロセッサが参照する。
【0242】<図30から図39まで>これらの図面は
それぞれ、残りの単語分類が修飾するかまたは修飾され
る単語に対する相対的な位置を示す。これらの単語分類
が処理される方法は、表4と表5の内容と共に図30か
ら図39までの考察によって明白である。
【0243】<動詞化モジュール148>動詞化モジュ
ール148は、生成モジュール146からの信号に応じ
て2つのステップを実行することができることが、上述
されている。これらの2つのステップは下記の6つのス
テップに分割される: 1.生成モジュールが新しい断片をその中に生成するこ
とにより、データ構造150の更新を終了したことを示
す生成モジュール146からの信号を受け取るステッ
プ; 2.データ構造にアクセスしてその新しい断片を識別す
るステップ; 3.先ず最左端の葉節点から取り出して、順番に新しい
断片の中の各葉節点(つまり、リンクよりむしろ単語を
表している節点)を識別するステップ; 4.上記のステップ3で識別された各葉節点に対して、
その節点により表されている単語が出力言語で取るべき
形式を決定するために、表158に記憶された命令と規
則を適用するステップ; 5.上記のステップ4で決定された単語の形式を、出力
バッファ160に置くステップ;及び 6.生成モジュール146からの次の命令を待つステッ
プ。
【0244】この記述のために、生成モジュール146
は、動詞化モジュール148に対して、データ構造15
0が更新されたという信号を送る。ここで、更新された
データ構造は、図40(e)に図示されている独立の新
しい断片を備えているということを仮定している。動詞
化モジュールの第2ステップは、最左端の葉節点から始
めて、順番に各葉節点を取り出すことである。従って、
図40(e)では、動詞化モジュールは節点1から処理
を開始し、次に、節点2、3、7、4、及び5が後続
し、順番に各節点に対して既に概説したステップ4と5
とを実行する。ステップ4において動詞化モジュール
は、その内容が本実施例において下記の表6により表さ
れ表158に保持されている出力言語の形態素命令を参
照する:
【0245】
【表23】
【0246】
【表24】
【0247】
【表25】
【0248】
【表26】
【0249】
【表27】
【0250】
【表28】
【0251】
【表29】
【0252】動詞化モジュール148は、表6の第1部
分にアクセスし、現在処理中の節点により表されている
単語の分類に依存して、記憶されている3つの規則の内
の1つを使用する。
【0253】現在処理中の節点が決定詞を表している場
合は第1規則が使用されるて、動詞化モジュールはその
節点の限定性エントリにアクセスする。その中にあるエ
ントリが「不定」であれば、動詞化モジュールはその節
点の母音字エントリにアクセスし、さらに、その中のエ
ントリが「プラス」であれば、単語"an"が出力バッファ
160に置かれる。しかし、母音字エントリが「マイナ
ス」に設定されているか、または全く設定されていない
場合は、単語"a" が出力バッファ160に置かれる。一
方、限定性エントリが限定に設定されている場合は、表
層形式エントリがストリングエントリに設定され、出力
バッファ160にコピーされる。
【0254】現在処理中の節点が名詞を表している場合
は、動詞化モジュール148は表6の第1部分の第2規
則を使用してその節点の数エントリにアクセスする。そ
の数エントリが「複数」に設定されている場合は、スト
リングエントリがアクセスされ、ここで「名詞表」と呼
ぶ表6の第3部分を参照するために使用される。ストリ
ングエントリがその名詞表の第1列に合致した場合、そ
の節点の表層形式エントリは名詞表の第2列に示される
形式に(複数形として)設定され、次に、出力バッファ
160にコピーされる。ストリングエントリが名詞表の
第1列で識別されない場合には、表層形式エントリは文
字"s" を追加したストリングエントリと同じ内容に設定
される。また、表層形式エントリも出力バッファ160
にコピーされる。しかし、数エントリが設定されていな
いか「単数」に設定されている場合は、表層形式エント
リは設定されず、ストリングが出力バッファ160にコ
ピーされる。
【0255】動詞化モジュールによって現在処理されて
いる節点が動詞分類の単語を表している場合には、表6
の第3規則が動詞化モジュールに使用される。第3規則
に従って、生成モジュールはその節点の動詞形式エント
リにアクセスする。その中に含まれるエントリが完全に
定義されていない場合、つまり、定形(変数)、非定形
(変数)または不定のいづれかが定義されていない場合
は、動詞化モジュールは第3規則の初めの3行で決まる
値を仮定する。実際のまたは仮定した値が非定形(語
幹)である場合は、その節点に対するストリングエント
リが出力バッファ160にコピーされる。しかし、動詞
形式エントリが他の値に設定されているか、または仮定
されている場合は、ここで「動詞表」と呼ぶ表6の副表
3aがアクセスされる。動詞表は、その節点のストリン
グエントリを取り出し、動詞表の第1列にあるエントリ
に対して合致を取り、さらに、出力バッファ160にコ
ピーされる動詞の適切な形式を決めるために、動詞形式
エントリを使って、そのエントリに従ってその表の第
2、第3、または第4列にアクセスすることによって、
参照される。動詞を表している節点の表層形式エントリ
は、動詞形式が完全に定義された、つまり、動詞化モジ
ュールがその設定を仮定する必要がない場合にのみ設定
される。これにより、動詞を表している節点が再処理さ
れる場合に、動詞化モジュールが表層形式の再計算を保
存できるようになる(この例が、さらに詳しく後述され
る)。
【0256】各節点処理されるときに、ストリングエン
トリは、出力バッファ160にコピーされ、ディスプレ
イ108に表示され、プリンタ110に印刷され、また
は出力音声インタフェース120に供給される。動詞化
モジュールはこのようにして断片中の各節点を処理する
と、次の更新がデータ構造150に対してなされたこと
を示す生成モジュールからの次の信号を待つ。
【0257】<例1−続き>下記の例1の続行により、
出力バッファ160に出力を生成するための、生成モジ
ュール146の動作、データ構造150の構築、そのデ
ータ構造の動詞化モジュール148による処理を、より
詳細に説明する。
【0258】この例の続行においては、出力言語辞書1
52は表3で説明したものと同じであり、表154と表
156はそれぞれ表4と表5で説明したデータを含むこ
とを仮定している。入力の意味は、参照を容易にするた
めに、下に繰り返している表Cで説明したものと同じで
あり、データ構造150は空(から)であることを仮定
している。
【0259】
【表30】
【0260】対話マネージャー160が生成モジュール
146に、データが表Cに入力されたという信号を送る
と、生成モジュール146は表Cにアクセスし、その中
の最初の意味、つまり"the(900,901)"を得る。次に、生
成モジュールは、新しい節点1を生成し、その中の機能
(a)にその入力の意味を記憶し、さらに述語"the"に
関して出力言語辞書152にアクセスして、機能(b)
にその対応する出力言語の単語分類を記憶し、また対応
するストリングを節点1の機能(c)に記憶する。さら
に、出力言語辞書152は、それの第3列に限定性エン
トリを設定する設定命令、機能(f)を含み、従って、
「限定」が節点1のその機能に記憶される。次に、生成
モジュールは、決定詞を表している節点に関する左右の
コードを得るために、表154にアクセスする。表4の
第2列は、新しい節点1の左側コードには何のコードも
入力されていないことを示している。表4の第3列のエ
ントリの結果として、コード"+dn/901" が節点1の右側
コードエントリに記憶される。新しい節点1は、次に、
現時点では節点1だけしか含まないデータ構造150に
記憶されるので、他の節点におけるコードと合致を取る
ための検索は実行されない。データ構造150の内容
は、数字1を内側に持つ円が節点1を表している図41
(a)に図解されており、節点1の内容は下記の通りで
ある:
【0261】節点:1 リンク : − 機能 (a)意味 : the(900,901) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : 右側コード : +dn/901
【0262】次に、生成モジュールは意味"guard(905,9
09)"を処理して、新しい節点2を生成し、その機能
(a)にその意味を記憶する。出力言語辞書152は、
その意味を表している出力単語の分類は「名詞」で、ス
トリングは"guard" で、また、これらのエントリは、そ
れぞれ新しい節点2の機能(b)と機能(c)に記憶さ
れることを示している。また、出力言語辞書152は、
第3列に、エントリ「マイナス」は、母音字エントリで
ある機能(m)に記憶されるべきであることを示してい
る。さらに生成モジュールは、新しい節点2に関する左
右のコードを得るために、表154の名詞に関するエン
トリにアクセスする。表3の第2列は、コード"-an/90
2" 、"/dn/901" 、及び"+obj:prd/902"が左側コードに
記憶されるべきであり、コード"+n/902"と"+subj/902"
とは節点2の右側コードに記憶されるべきであることを
示している。節点2の内容は下記の通りである:
【0263】節点:2 リンク : − 機能 (a)意味 : guard(901,902) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : guard (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0264】上記のように、新しい節点の生成により、
新しい節点のコードに合致の取れるコードを有するデー
タ構造150にある節点に関する検索が始動される。最
初の検索はコード"-an/902" に関してであり、生成モジ
ュールは、先ずデータ構造150において最後に処理さ
れた節点、つまり節点1の右側コードを検索する。節点
1のコードの観察から、その中には合致の取れるコード
が無いことが分かる。従って、生成モジュールは、節点
の左側コードのリストにある次のコード"-dn/901" を取
り出し、再度節点1の右側コードにある合致の取れるコ
ードを検索し、合致が取れる。従って、生成モジュール
148は、節点1と節点2との間のリンクを表すために
新しい節点3を生成する。節点1の右側コードからのコ
ードと節点2の左側コードからのコードとで合致が取れ
たという事実は、節点2がデータ構造において節点1の
右側に置かれるべきであることを示し、従って、これら
の節点間のリンクは、新しい節点3のリンクエントリに
おいてエントリ“1+2”の記憶によって表されてい
る。
【0265】節点1は決定詞を表し節点2は名詞を表し
ているので、生成モジュールは、新しい節点3の左右の
コードを生成するための命令を得るために、表156の
中の対応エントリにアクセスする。表5の第4列には特
別な命令は無いので、生成モジュールは、節点1の左側
コードを、そのコードが得られた節点の表示である「節
点1から」と共に、新しい節点3の左側コードにコピー
し、続いて、合致の取れたコードの後ろのコードから開
始して節点2の左側コードを、新しい節点3の左側コー
ドにコピーすることにより、新しい節点3に対する左側
コードを生成する。新しい節点3の右側コードは、節点
2の右側コードをコピーし、続いて、合致の取れたコー
ドの後のコードから始まる節点1の右側コードをコピー
することにより、生成される。節点1の右側コードにお
ける合致の取れたコードの後ろにはコードは無いので、
この場合にはコピーされない。さらに、表5の第3列
は、生成モジュールに、合致の取れた節点のそれぞれの
機能(m)の母音字エントリを同一に設定するように命
令し、従って、節点の母音字機能は、既に“マイナス”
に設定されているので、同じエントリが節点1の母音字
機能に記憶される。
【0266】節点1と節点2とは新しい節点3によって
一緒にリンクされているので、その3つの節点はデータ
構造において断片を形成し、その断片が図41(b)に
図解されている。新しい節点3の内容は下記の通りであ
る:
【0267】節点:3 リンク : 1+2 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) 右側コード : +n/902(節点2から) +subj/902 (節点2から)
【0268】データ構造は、現在独立の断片から成って
いるので次の検索は実行されず、また生成モジュール1
46は表Cにアクセスして、その中の次の意味"activat
e(912,902,909)" を得る。次に、生成モジュールは、新
しい節点4を生成し、それの機能(a)に入力の意味を
記憶し、また、述語"activate"について出力言語辞書1
52にアクセスして、対応する出力言語の単語分類を機
能(b)に、対応するストリングを新しい節点4の機能
(c)に記憶する。次に、生成モジュールは、他動詞を
表している節点に対する左右のコードを得るために、表
154にアクセスする。表4の第2列は、最初の左側コ
ード"+v:va" は他動詞の意味の第1引数に割り当てられ
た値と関連づけされるべきで、第2の左側コード"-sub
j:vc"は第2引数の値と関連づけされるべきであり、第
3の左側コード"+va" は第1引数の値と関連づけされる
べきで、また第4の左側コード"whobj" は他動詞の意味
の第3引数と関連づけされるべきであることを示してい
る。従って、コード"+v:va/912" 、"-subj:vc/902"、"+
va/912" 、及び"whobj/909" が、新しい節点4の左側コ
ードエントリに入力される。同様に、表4の第3列にお
けるエントリの結果として、コード"-op/912" 、"-obj/
909"、及び"+v/912"が、新しい節点4の右側コードエン
トリに入力される。節点4の内容は下記の通りである:
【0269】節点:4 リンク : − 機能 (a)意味 : activate(912,902,909) (b)分類 : 他動詞 (c)ストリング : activate (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 :
【0270】新しい節点の生成により、その新しい節点
のコードに合致が取れるコードを有するデータ構造15
0における節点の検索が開始される。生成モジュール
は、その表の最上段にあるコードから始めて節点4の左
側コードを取り出し、合致の取れるコードについて最後
に処理された節点3の右側コードを検査する。節点4の
左側コードと節点3の右側コードとの検査により、節点
4の第2の左側コードと節点3の第2の右側コードとの
間の合致が検出されることが分かる。従って、生成モジ
ュールは、節点3と節点4との間で検出されたリンクを
表すために、新しい節点5を生成する。節点3の右側コ
ードが節点4の左側コードと合致が取れたという事実に
より、節点3はデータ構造において節点4の左に置かれ
るべきであることが示されているので、エントリ“3+
4”が新しい節点5のリンクエントリに入力される。節
点3における合致の取れたコードは名詞を表している節
点2から得たもので、節点4は他動詞を表しているの
で、生成モジュールは、新しい節点5の内容を生成する
ための命令を得るために、表156における対応するエ
ントリにアクセスする。そのエントリはコード"subj"を
含んでいるので、表5の第9エントリが適用可能で、こ
のエントリは、表5の第3列で、生成モジュールに、各
節点の数エントリを同一に設定し、動詞を表している節
点の主語エントリを名詞を表している節点の格エントリ
と同じに設定することを、また前記の格エントリが「対
格」である場合は、動詞を表している節点の動詞形式エ
ントリを「非定形(語幹)」に設定することを、命令し
ている。
【0271】次に、生成モジュールは、節点3の左側コ
ードを節点5の左側コードにコピーし、続いて、合致の
取れたコードの後から開始する節点4の左側コードを節
点5の左側コードにコピーすることにより、新しい節点
5に対する左側コードを生成する。同様に、節点5に対
する右側コードは、節点4からの右側コードをコピー
し、合致の取れたコードの後から開始する節点3の右側
コードをコピーすることによって、生成される。
【0272】従って、節点4は、図41(c)で図解さ
れているデータ構造150に新しい断片を形成している
節点5によって、データ構造150に含まれている前の
断片とリンクされている。節点5の内容は下記の通りで
ある:
【0273】節点:5 リンク : 3+4 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) +va/912 (節点4から) -whobj/909(節点4から) 右側コード : -op/912 (節点4から) -obj/909(節点4から) +v/912(節点4から)
【0274】全ての節点が1つの断片にリンクされたの
で、検索をさらに実行することはできない。従って、生
成モジュールは表Cから次の意味"past(913,912)" を取
り出して、新しい節点6を生成し、それの機能(a)に
その意味を入力する。次に、生成モジュールは、出力言
語辞書152を参照して、出力言語の単語分類"operati
on" とストリング"past"とを得て、それらをそれぞれ新
しい節点6の機能(b)と機能(c)とに入力する。生
成モジュール146は、さらに動作を表している節点に
対する検索コードを得るために表154を参照して、新
しい節点6の左側コードにコード"+op/912" を入力し、
右側コードには何も入力しない。また、生成モジュール
は、節点6の左側コードのみに合致が取れるコードの検
索を始動し、現在の断片における最後に処理された節点
である節点5の右側コードで先ず検索する。節点5の右
側コードの検索によりその中の第1コードと合致が取れ
るので、生成モジュールは、その合致の取れた節点間の
リンクを表すために、新しい節点である節点7を生成す
る。新しい節点7では、リンクする節点7と節点5が、
データ構造150において、節点6の左に置かれるべき
であることを示しているエントリ“5+6”がリンクエ
ントリに入力される。節点5の合致の取れたコードは他
動詞を表している節点4から得たもので、節点6は動作
を表し合致の取れたコードはコード"op"を含むので、表
5の第16エントリが合致の取れた節点を処理するため
に生成モジュールにより使用される。表5の第3列は、
生成モジュールに、動詞を表している節点、つまり節点
4の動詞形状エントリを、節点6の要件エントリによっ
て定義されるエントリに設定するように命令する。従っ
て、節点4の機能(1)は、“定形(過去)”に設定さ
れ、さらに動作を表している節点のエントリに対する表
層はブランクに設定される。
【0275】次に、節点5の左側コードを節点7の左側
コードにコピーし、節点5からの右側コードを、合致の
取れたコードの後から始めて節点7の右側コードにコピ
ーすることにより、節点7に対する検索コードが生成さ
れる。従って、新しい節点6は、節点7によってデータ
構造150にある現在の断片にリンクされる。現時点で
のそのデータ構造の内容は図41(d)に図解されてい
る。節点6と節点7の内容は下記の通りである:
【0276】節点:6 リンク : − 機能 (a)意味 : past(913,912) (b)分類 : 動作 (c)ストリング : (past) (d)要件 : 定形(過去) (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +op/912 右側コード :
【0277】節点:7 リンク : 5+6 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) +va/912 (節点4から) -whobj/909(節点4から) 右側コード : -obj/909(節点4から) +v/912(節点4から)
【0278】全ての節点が1つの断片にリンクされたの
で、検索をさらに実行することはできない。従って、生
成モジュールは、表Cから次の意味"the(904,905)"を取
り出して、新しい節点8を生成し、それの機能(a)に
その意味を入力する。次に、生成モジュール146は、
出力言語辞書152を参照して、出力言語の単語分類
「決定詞」とストリング"the" を得て、それらをそれぞ
れ機能(b)と機能(c)とに入力し、表152の第3
列にある設定命令に応じて、限定性エントリを「限定」
に設定する。生成モジュール146は、さらに決定詞を
表している節点に対する検索コードを得るために、表1
54を参照して節点8の右側コードにコード"+dn/905"
を入力する。節点8はこれで完全になり、この節点の生
成により、最初の左側コードと合致の取れるコードの検
索が開始される。節点8には左側コードが無いので、検
索は最初で唯一の右側コード"+dn/905" から開始され
る。そのデータ構造における現在の断片にある各節点の
左側コードの観察により、節点8の最初の右側コードに
関して合致は取れないことは明白であり、従って、現時
点では2つの断片を含み、図41(e)に図解されてい
るようにデータ構造150に節点8が記憶される。節点
8の内容は下記の通りである:
【0279】節点:8 リンク : − 機能 (a)意味 : the(904,905) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : 右側コード : +dn/905
【0280】次に、生成モジュールは、表Cから次の意
味"camera(905,909)" を取り出して、新しい節点9を生
成し、それの機能(a)にその意味を入力する。次に、
生成モジュール146は、出力言語辞書152を参照し
て、その中のエントリに従って、分類エントリに“名
詞”を、またストリングエントリには"camera"を入力
し、さらに母音字エントリを“マイナス”に設定する。
次に、生成モジュールは、検索コードを得るために表1
54を参照して、節点9の左側コードにコード"-an/90
9" 、"-dn/905" 、及び"+obj:prd/909"を、またそれの
右側コードにはコード"+n/909"と"+subj/909" を入力す
る。新しい節点の生成により、新しい節点9の最初の左
側コードから開始してコードの合致を取り、この場合
は、節点8である最後に処理された断片の右側コードを
検出するための検索が開始される。節点9の左側コード
と節点8の右側コードとの観察により、節点9の第2の
左側コードと節点8の唯一の右側コードとの間に合致が
取れることが示される。従って、生成モジュールは、合
致の取れた節点8と節点9との間のリンクを表すため
に、新しい節点である節点10を生成し、またエントリ
“8+9”を新しい節点10のリンクエントリに記憶す
る。節点8は決定詞を表しており、節点9は名詞を表し
ているので、生成モジュールは、その合致の取れた節点
の処理において表5の第1エントリを使用し、その中の
命令に従って各節点の母音字エントリを同一に設定す
る。節点9の母音字エントリは既に“マイナス”に設定
されているので、節点8の母音字機能が同一に設定され
る。次に、生成モジュールは、合致の取れたコードの後
から開始する節点9の左側コードを節点10の左側コー
ドにコピーし、節点9の右側コードを節点10の右側コ
ードにコピーすることにより、表されている節点10に
対する検索コードを生成する。この時点で、データ構造
150の状態は、そのデータ構造が2つの断片から成っ
ていることを示す図41(f)の(i)に図解されてい
る。節点9と節点10の内容は下記の通りである:
【0281】節点:9 リンク : − 機能 (a)意味 : camera(905,909) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : camera (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0282】節点:10 リンク : 8+9 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/909(節点9から) 右側コード : +n/909(節点9から) +subj/909 (節点9から)
【0283】新しい節点10の生成により、節点10が
リンクしている別の節点の検索が開始される。節点10
の唯一の左側コードが検索され、また、最後に処理され
た断片で、その断片の最上段の節点である節点7から検
索が実行される。節点7の右側コードの観察から、節点
4から得られたコード"-obj/909"と節点10の左側コー
ドである節点9から得られた左側コード"+obj:prd/909"
との間に合致が取れることが分かる。従って、生成モジ
ュールは、節点7がデータ構造150において節点10
の左に置かれており、節点7は節点10にリンクされて
いることを示すために、リンクエントリにエントリ“7
+10”を有する新しい節点である節点11を生成す
る。節点7における合致の取れたコードは他動詞を表し
ている節点4から得たものであり、節点10における合
致の取れたコードは名詞を表している節点9から得たも
のであり、また合致の取れたコードはコード文字"obj"
を含んでいたので、合致の取れた節点の次の処理にため
の命令を得るために、生成モジュールは、表5の第10
エントリを参照する。表5の第3列に従って、名詞を表
している節点である節点9の格エントリを“対格”に設
定する。節点7の左側コードを節点11の左側コードに
コピーし、次に合致の取れたコードの後の節点7の右側
コードが後続する節点10の右側コードを節点11の右
側コードにコピーすることにより、新しい節点11に対
する検索コードが生成される。節点11の処理はこの時
点で終了し、データ構造150は図41(f)の(ii)
に図解されている独立断片となる。節点11の内容は下
記の通りである:
【0284】節点:11 リンク : 7+10 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) +va/912 (節点4から) -whobj/909(節点4から) 右側コード : +n/909(節点9から) +subj/909 (節点9から) +v/912(節点4から)
【0285】全ての節点が1つの断片にリンクされたの
で、検索をさらに実行することはできない。従って、生
成モジュールは、表Cから次の意味"on(908,909,910)"
を取り出して、新しい節点12を生成し、それの機能
(a)にその意味を入力する。次に、生成モジュール1
46は、出力言語辞書152を参照して、出力言語の単
語分類「前置詞」とストリング"on"を得て、それらを、
それぞれ新しい節点12の機能(b)と機能(c)とに
入力する。生成モジュール146は、前置詞を表してい
る節点に対する検索コードを得るために、表154を参
照して、新しい節点12の左側コードにコード"-n:v/90
9"を、右側コードに"-obj/910"を入力する。新しい節点
12はこれで完全になり、下記の内容を有する:
【0286】節点:12 リンク : − 機能 (a)意味 : on(908,909,910) (b)分類 : 前置詞 (c)ストリング : on (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : -n:v/909 右側コード : -obj/910
【0287】新しい節点12の生成により、データ構造
150における最後に生成された断片の節点である節点
11の右側コードから始めて、新しい節点の最初の左側
コード"-n:v/909"と合致が取れるコードの検索が開始さ
れる。節点11の右側コードの観察により、最初の右側
コード"+n/909"は新しい節点12の最初の左側コードと
合致することが示されるので、生成モジュールは、合致
の取れた節点11と節点12との間のリンクを形成する
ために、新しい節点である節点13を生成する。リンク
している節点13と節点11は、節点12の左に置かれ
るべきであることを示すために、新しい生成13はその
リンクエントリに入力されるエントリ“11+12”を
有している。節点12は前置詞を表し、節点11におけ
る合致の取れたコードは名詞を表している節点9から得
たものであり、また、合致の取れたコードはコード"n"
を含んでいる。従って、生成モジュールは、その合致の
取れたコードの特別な処理を命令していない表5におけ
る最後のエントリを使用する。先ず、合致の取れたコー
ドを除いて節点12の左側コードが後続する、節点11
の左側コードを新しい節点13の左側コードにコピー
し、また、合致の取れたコードを除いて節点11からの
右側コードが後続する、節点12の右側コードを新しい
節点13の右側コードにコピーすることによって、新し
い節点13のコードが生成される。全ての節点が1つの
断片にリンクされたので、検索がさらに実行されること
はなく、この時点でデータ構造150に含まれている断
片が図41(g)に図解されている。節点13の内容は
下記の通りである:
【0288】節点:13 リンク : 11+12 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) +va/912 (節点4から) -whobj/909(節点4から) 右側コード : -obj/910(節点12から) +n/909(節点9から) +subj/909 (節点9から) +v/912(節点4から)
【0289】次に、生成モジュール146は、表Cから
次の意味"the(911,914)"を取り出して、新しい節点14
を生成し、それの機能(a)にその意味を入力する。次
に、生成モジュールは、出力言語辞書154を参照し
て、出力言語の単語分類とストリング"the" を得て、そ
れらを新しい節点14の機能(b)と機能(c)とに入
力する。次に、生成モジュールは、表4において決定詞
に関するエントリを参照し、その結果、節点14の左側
コードに何のコードも入力せず、節点14の右側コード
にコード"+dn/914" を入力する。節点14は、左側コー
ドを含まないので、最初の右側コードが取り出され、デ
ータ構造150に含まれる断片の各節点の左側コードに
おいて検索が実施され、それは、節点13から始まって
節点12に進み、さらに節点11、10、9、8、7、
6、5、4、3、2、及び1に進むが、合致は検出され
ない。従って、節点14の現在の処理は完了し、データ
構造150にリンクされない状態で記憶され、その内容
は図41(h)に図解されている。節点14の内容は下
記の通りである:
【0290】節点:14 リンク : − 機能 (a)意味 : the(911,914) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : 右側コード : +dn/914
【0291】次に、生成モジュール146は、表Cから
次の意味"third(915,910)"を取り出して、新しい節点で
ある節点15の意味エントリに記憶する。さらに、生成
モジュールは、機能(a)に記憶された意味の述語に対
応するエントリについて、出力言語辞書152を参照
し、それから出力言語の単語分類「形容詞」とストリン
グ"third" を得て、それらをそれぞれ機能(b)と機能
(c)とに記憶する。さらに、表3の第3列から分かる
ように、出力言語辞書は母音字エントリに“マイナス”
を記憶するための設定指令も含んでいる。生成モジュー
ルは、形容詞に関係するエントリに関して表154を参
照し、表5の第2列に従って、コード"+a/915"と"+prd/
910"とを新しい節点15の左側コードに挿入し、また表
4の第3列に従って、コード"+an/910" を新しい節点1
5の右側コードに記憶する。次に、生成モジュールは、
節点15の左側コードを取り出し、節点14から始めて
合致の取れるコードの検出のための試みとしてそのコー
ドの右側コードを検索する。節点14の右側コードには
合致の取れるコードは無いので、生成モジュールは、節
点14の左側コードに移動し、再度合致の取れるコード
が無いことを検出する。さらに、生成モジュールは、最
後に処理された節点の次の断片の最上段の節点である節
点13に移動し、節点13の右側コードに対して節点1
5の左側コードを比較するが合致を検出せず、次に節点
13の左側コードに対して節点15の右側コードを比較
するが、再度合致を検出しない。生成モジュールは、こ
のようにして、節点12、11、10、9、8、7、
6、5、4、3、2、及び1について進めるが、合致を
検出しない。従って、新しい節点15と節点14、また
は節点1から節点13までを含む断片との間の連結は発
生せず、新しい節点15は、図41(j)にこの時点で
の状態が図解されているデータ構造に記憶される。節点
15の内容は下記の通りである:
【0292】節点:15 リンク : − 機能 (a)意味 : third(915,910) (b)分類 : 形容詞 (c)ストリング : third (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 :
【0293】生成モジュールは、表Cから最後の意味、
つまり"floor(914,910)"を取り出し、新しい節点である
節点16を生成し、その新しい意味を節点16の機能
(a)に挿入する。次に、生成モジュールは、出力言語
辞書152を参照して、出力言語の単語分類"noun"(名
詞)とストリング"floor" とを得て、さらにそれらを機
能(b)と機能(c)とにそれぞれ入力する。さらに、
意味"floor" に関する出力言語辞書152におけるエン
トリは、その表の第3列に、母音字エントリである新し
い節点16の機能(m)に、エントリ“マイナス”を記
憶するための設定指令を有する。次に、生成モジュール
は、表4において名詞に関するエントリを参照して、新
しい節点10に挿入されるコードを確定し、またその第
2列により、コード"-an/910" 、"-dn/914" 、及び"+ob
j:prd/910"を節点16の左側コードに記憶し、一方、コ
ード"+n/910"と"+subj/910" を節点16の右側コードに
記憶することが決定される。さらに、生成モジュール
は、左側コードを取り出し、節点15の右側コードの検
索が存在を示す合致に関して節点15の右側コードの検
索を開始する。従って、新しい節点17が形成され、そ
の節点17は、節点15が節点16の左側に置かれるべ
きであることを示しているエントリ“15+16”がリ
ンクエントリに記憶された、節点15と節点16との間
のリンクを生成する。節点15は形容詞を表し、節点1
6は名詞を表し、また合致の取れたコードは"an"である
ので、生成モジュールは表4の第3エントリを参照する
が、その第4列は、生成モジュールに、節点16からの
合致の取れたコードを節点17に追加するように命令す
る。従って、表5の第4列に定義されているように、合
致の取れたコードは追加されなければならないので、そ
のコードを含んだ節点16の左側コードが後続する、節
点15の左側コードを節点17の左側コードにコピーす
ることによって、生成モジュールは新しい節点17に関
するコードを生成する。現在、データ構造は、図41
(j)の(i)に図解しているように、3つの断片から
成っている。この時点で、節点16と節点17との内容
は下記の通りである:
【0294】節点:16 リンク : − 機能 (a)意味 : floor(914,910) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : floor (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0295】節点:17 リンク : 15+16 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +a/915(節点15から) +prd/910(節点15から) -an/910 (節点16から) -dn/914 (節点16から) +obj:prd/910(節点16から) 右側コード : +n/910(節点16から) +subj/910 (節点16から)
【0296】生成モジュール146は、次に、新しい節
点17の左側コードを取り出し、最後に処理された断片
から節点14を初めとして、他の断片のそれぞれの節点
のコードの検索を開始する。節点14の右側コードの観
察により、節点17の第4の左側コードと節点14の最
初の右側コードとの間で合致が取れることが明白にな
る。リンクエントリにエントリ“14+17”を有する
新しい節点である節点18が生成され、節点14は節点
17にリンクされて、節点14はデータ構造150にお
いて節点17の右側に置かれている。節点14は決定詞
を表し、節点17における合致の取れたコードは名詞を
表している節点16から得られたものであり、さらにそ
の合致はコード"dn"を含んでいた。従って、表5の最初
のエントリの第3列が参照され、そこには、合致の取れ
たコードが得られた節点の母音字機能は同一の値に設定
されるべきで、また、節点17からの合致の取れたコー
ドが得られた節点16の母音字エントリは“マイナス”
に設定されているので、節点14の母音字エントリは
“マイナス”に設定されることが、示されている。節点
14の左側コードは空(から)なので、合致が取られた
コードリストにおけるその位置から節点17の左側コー
ドをコピーすることにより、節点18の左側コードが生
成され、従って、節点16からの唯一のコード"+obj:pr
d/910"がコピーされる。節点17の右側コード"+n/910
from node 16" と"+subj/910 from node 16"とを節点1
8の右側コードにコピーすることによって、節点18の
右側コードが生成される。処理のこの時点において、デ
ータ構造150が図41(i)の(ii)に図解されてい
る、2つの断片から成っていて、節点18の内容は下記
の通りである:
【0297】節点:18 リンク : 14+17 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/910(節点16から) 右側コード : +n/910(節点16から) +subj/910 (節点16から)
【0298】新しい節点18の生成により、その新しい
節点の最初の左側コードに合致するコードの検索が開始
される。節点13の右側コードが先ず検索され、その中
の最初のコードとの合致が検出される。新しい節点19
が生成され、その節点19はリンクエントリに、節点1
3はデータ構造150において節点18の左側に置かれ
るべきであるということを示す、エントリ“13+1
8”を有している。節点13において合致の取れたコー
ドは前置詞を表している節点12から得られたもので、
節点18において合致の取れたコードは名詞を表してい
る節点16から得られたものであり、その合致に含まれ
るコードは"obj" であった。従って、表5の第10エン
トリが生成モジュールに使用されて合致の取れたコード
が処理されるが、このエントリの第4列は命令を含んで
いない。このエントリの第3列は、生成モジュールに名
詞を表している節点の格エントリを“対格”に設定する
ように命令する。従って、存在する唯一のコードがその
合致の取れたコードであるので、節点13からの左側コ
ードをコピーし、節点18からは何もコピーしないこと
によって、新しい節点19に対する新しい左側コードが
生成される。合致が取られた点の後ろからの節点13の
右側コードが後続する、節点18の右側コードを新しい
節点19の右側コードにコピーすることによって、新し
い節点19の右側コードが生成される。現在、データ構
造150は、図41(i)の(iii)に示すように独立の
断片から成っているので、次の検索が実施されることは
ない。節点19の内容は下記の通りである:
【0299】節点:19 リンク : 13+18 機能 (a)意味 : (b)分類 : (c)ストリング : (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +obj:prd/902(節点2から) +va/912 (節点4から) -whobj/909(節点4から) 右側コード : +n/910(節点16から) +subj/910 (節点16から) +n/909(節点9から) +subj/909 (節点9から) +v/912(節点4から)
【0300】生成モジュール146による表Cにおける
意味の処理がこれで完了した。この時点で、生成モジュ
ールは、動詞化モジュールにデータ構造150が更新さ
れたという信号を送る。
【0301】動詞化モジュールは、最左端の葉節点であ
る節点1を検出することにより、データ構造150の処
理を開始する。そのときに、動詞化モジュールは、機能
(b)におけるエントリを使用して表158における出
力言語形態素命令を参照する。節点1は、その機能
(b)に定義されているように、決定詞を表しているの
で、動詞化モジュールは表6の第1規則を使用する。機
能(f)はエントリ“限定”を含んでいるので、その規
則に従ってストリング"the" が出力バッファ160にコ
ピーされる。処理のこの時点で、節点1の内容は下記の
通りである:
【0302】節点:1 リンク : − 機能 (a)意味 : the(900,901) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス 左側コード : 右側コード : +dn/901
【0303】動詞化モジュールは、次の葉節点である節
点2に移動する。この節点2は名詞を表しているので、
表6の第2規則が動詞化モジュールによって使用され
る。節点2の数エントリは設定されていないので、動詞
化モジュールは、ストリングエントリを出力バッファ1
60にコピーする。処理のこの時点で、節点2の内容は
下記の通りである:
【0304】節点:2 リンク : − 機能 (a)意味 : guard(901,902) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : guard (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0305】次に、動詞化モジュールは、最後に処理さ
れた節点の右側の次の葉節点である節点4に移動する。
節点4は他動詞を表しているので、表6の第3規則が使
用されて、出力バッファ160に置かれる単語の形式が
決定される。その第規則に従って、節点4の動詞形状エ
ントリは“定形(過去)”であるので、動詞化モジュー
ルは、ストリングエントリの中のエントリを使用して、
動詞表の第4列を参照する。動詞表の観察により、第4
列は現在の節点に対する表層形式を"activated" として
定義していることが分かる。動詞化モジュールは、この
エントリを表層形式エントリにコピーし、さらに出力バ
ッファ160にもコピーする。節点4の処理はこれで完
了し、この時点での内容は下記の通りである:
【0306】節点:4 リンク : − 機能 (a)意味 : activate(912,902,909) (b)分類 : 他動詞 (c)ストリング : activate (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : activated (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : 定形(過去) (m)母音字 :
【0307】さらに、動詞化モジュールは、最後に処理
された節点の右側の次の葉節点である節点6に移動す
る。節点6は、それの機能に定義されているように、動
作を表している。上記のように本実施例では、動作は動
作が修飾する単語の時制を判断するために使用されるの
で、動作を表している節点は本実施例での出力言語にお
ける単語を表してはいない。従って、現在の節点処理の
結果として、出力バッファ160には何もエントリされ
るべきではない、動詞化モジュールは、節点6について
これ以上の処理はしないので、節点6の内容は変わらず
下記の通りである:
【0308】節点:6 リンク : − 機能 (a)意味 : past(913,912) (b)分類 : 動作 (c)ストリング : (past) (d)要件 : 定形(過去) (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : +op/912 右側コード :
【0309】動詞化モジュールは、最後に処理された節
点の右隣の葉節点である節点8に移動する。節点8は、
それの機能(b)に定義されているように、決定詞を表
しているので、動詞化モジュールは、表6の第1規則を
使用する。機能(f)はエントリ“限定”を含んでいる
ので、その規則に従って、ストリング"the" が出力バッ
ファ160にコピーされる。処理のこの時点で、節点8
の内容は下記の通りである:
【0310】節点:8 リンク : − 機能 (a)意味 : the(904,905) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : 右側コード : +dn/905
【0311】次に、動詞化モジュールは、隣の葉節点で
ある節点9に移動する。この節点9は名詞を表している
ので、表6の名詞用の第2規則が動詞化モジュールによ
って使用され、また、節点3の数エントリは設定されて
いないので、動詞化モジュールは、ストリングエントリ
を出力バッファ160にコピーする。処理のこの時点
で、節点9の内容は下記の通りである:
【0312】節点:9 リンク : − 機能 (a)意味 : camera(905,909) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : camera (d)要件 : (e)格 : 対格(直接目的格) (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0313】さらに、動詞化モジュールは、次の葉節点
であり前置詞を表している節点12に移動する。表6に
は特定の規則がないので、動詞化モジュールは、ストリ
ングエントリを出力バッファ160にコピーすることに
よって、その表層形式を決定し、この節点の処理を完了
する。この節点の内容は下記の通りである:
【0314】節点:12 リンク : − 機能 (a)意味 : on(908,909,910) (b)分類 : 前置詞 (c)ストリング : on (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : -n:v/909 右側コード : -obj/910
【0315】動詞化モジュールは、節点12の右隣の葉
節点であり決定詞を表している節点14に移動する。動
詞化モジュールは、表6の第1規則を使用し、また、こ
の節点の限定性エントリは、“限定”に設定されている
ので、動詞化モジュールは、ストリングエントリを出力
バッファ160にコピーする。これで、この節点の処理
は完了し、この時点でのこの節点の内容は下記の通りで
ある:
【0316】節点:14 リンク : − 機能 (a)意味 : the(911,914) (b)分類 : 決定詞 (c)ストリング : the (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : 限定 (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : 左側コード : 右側コード : +dn/914
【0317】次に、動詞化モジュールは、節点14の右
隣の葉節点であり形容詞を表している節点15に移動す
るが、形容詞に対する表層形式エントリを判断する特定
の規則は無いので、動詞化モジュールは、ストリングエ
ントリを出力バッファ160にコピーすることで、この
節点の処理をする。この時点で、節点15の処理は終了
し、その内容は下記の通りである:
【0318】節点:15 リンク : − 機能 (a)意味 : third(915,910) (b)分類 : 形容詞 (c)ストリング : third (d)要件 : (e)格 : (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 :
【0319】動詞化モジュールは、次に、節点15の右
隣の葉節点であり名詞を表している節点16に移動す
る。従って、動詞化モジュールは、表6の第2規則を使
用するが、数エントリが設定されていないので、表層形
式はストリングエントリを出力バッファ160にコピー
することによって決定される。この時点で、節点16の
処理は終了し、それの内容は下記の通りである:
【0320】節点:16 リンク : − 機能 (a)意味 : floor(914,910) (b)分類 : 名詞 (c)ストリング : floor (d)要件 : (e)格 : 対格 (f)限定性 : (g)性 : (h)数 : (i)表層形式 : (j)主語機能 : (k)動詞連鎖 : (l)動詞形式 : (m)母音字 : マイナス
【0321】全ての葉節点が処理されたので、動詞化モ
ジュール148によるデータ構造150の処理はここで
完了し、出力バッファの内容は下記の通りである: "the guard activated the camera on the third floo
r"
【0322】出力バッファ160の内容は、ディスプレ
イ108またはプリンタ110上に表示されるか、また
は出力単語を表現するスピーカ112に供給する目的で
音声信号を生成するために、出力音声インタフェース1
20に供給される。
【0323】<拡張性>上記の分析モジュール128の
処理の説明で処理は拡張的に実行されるので、分析モジ
ュール128は処理の開始前に全ての単語入力を待つ必
要がないことが分かる。同様に、対話マネージャー16
0が意味を転送する度に、生成モジュール146が意味
を処理しても良く、また、データ構造150が生成モジ
ュール146によって更新される度に、動詞化モジュー
ル148がデータ構造150を処理しても良い。
【0324】動詞化モジュール148がデータ構造15
0を拡張的に処理するためには、どのような前の処理の
繰り返しも避けるように、動詞化モジュールが、その処
理における任意の所与の時点で、まだ処理しなければな
らない1つまたは複数の節点を決定できることが必要で
ある。このようにして、動詞化モジュールがデータ構造
を処理できるようにするために、各節点は、別のエント
リ、ここで動詞化済みエントリと呼ぶエントリを備え、
そのエントリは、節点が生成モジュール146によって
生成されたときには"no"と設定され、動詞化モジュール
がその節点の処理を終了したときに動詞化モジュールに
よって"yes" に設定される。データ構造150の次の処
理において、動詞化済みエントリの観察により、動詞化
モジュールはその節点を前に処理したか否かを判断する
ことができる。各節点が処理されたときに、動詞化済み
エントリを"yes" に設定するだけでなく、動詞化モジュ
ールは、葉節点または子節点が動詞化されたときに、2
つの節点または断片の間でリンクを形成する節点にも同
じエントリを設定する。これにより、動詞化モジュール
は、断片の最上段の検査により、その断片が前に処理さ
れたか否かを判断することができる。このような処理に
より、全ての葉節点が動詞化されたか否かを確認するた
めに、動詞化モジュールが断片の各葉節点を検索する必
要性が無くなる。
【0325】動詞化済みエントリの使用について、例1
についての上記の生成モジュールの処理の結果として、
データ構造150に入力される最初の少数の節点の図解
である図42(a)から図42(c)までを参照しなが
ら説明する。図42(a)から図42(c)までに示す
例において、生成モジュール146は、動詞化モジュー
ル148が拡張を基礎としてデータ構造150の内容を
処理できるように、データ構造150を更新したことに
ついて、動詞化モジュール148に信号を送る。従っ
て、生成モジュールが、先ず動詞化モジュールに信号を
送るときに、データ構造は図42(a)に示すように単
一の節点を含んでいる。この断片は、動詞化モジュール
によって処理されなければならず、そしてその通りに処
理され、単語"the" が出力バッファ160に置かれ、節
点1の動詞化済みエントリが"yes"に設定される。
【0326】図42(b)は、生成モジュールが次に動
詞化モジュールに信号を送るときのデータ構造150の
図示である。節点1を表している円の中の"v" は、その
節点が既に動詞化モジュールによって処理されているの
で、その節点の動詞化済みエントリは"yes" に設定され
ていることを示す。従って、動詞化モジュールは、節点
1を再処理せずに節点2に移動し、その処理により単
語"guard" が出力バッファに置かれ、動詞化済みエント
リが"yes" に設定される。また、動詞化モジュールは節
点3の動詞化済みエントリも"yes" に設定するので、そ
の後の処理において、動詞化モジュールは、節点3以下
の全ての葉節点が順番にそれらの節点のそれぞれの動詞
化済みエントリの検査の必要無しに、前に処理されたこ
とを判断できる。
【0327】図42(c)は、生成モジュールによる次
の更新の信号が動詞化モジュールに送られた後のデータ
構造150の状態を示す。データ構造は、新しい節点4
が節点5を経由して前に処理された節点3にリンクされ
ている独立の断片から成っている。節点3の検査に関し
て、動詞化モジュールは、節点3以下の全ての葉節点が
処理されたことを判断する。次に、動詞化モジュール
は、右隣の葉節点であり、節点の動詞化済みエントリが
まだ動詞化モジュールに処理されていないことを示して
いる節点4を検査する。従って、動詞化モジュールは、
この節点を処理して、単語"activate"を出力バッファ1
60に入力し、節点4の動詞化済みエントリをそれに従
って設定する。また、動詞化モジュールは、節点5の動
詞化済みエントリも"yes" に設定するので、動詞化モジ
ュールは、その後の処理において、節点5以下の全ての
葉節点が前に処理されたことを判断できる。
【0328】上記の例で、意味は、これらの意味を表し
ている単語がその文法に従って出力言語に置かれるべき
順序と同一の順序で、生成モジュール146に提供され
ている。しかし、ある入力は、出力に要求されるものと
同じ順序ではないこともある。上記の説明から、この状
況は、動詞化モジュールによって既に処理された節点ま
たは断片が、生成モジュールによる処理の結果として、
データ構造150において再整列される結果となること
を理解できるはずである。従って、さらに別のエント
リ、ここで修正エントリと呼ぶエントリが各節点に設け
られる。生成モジュールが、既に動詞化モジュールによ
って処理されたデータ構造150における断片または節
点が、さらに処理を必要とすることを検知したときに、
このエントリは"yes" に設定される。動詞化モジュール
が節点を処理するとき、修正エントリが"yes" に設定さ
れている場合、これは動詞化済みエントリを無効にし、
動詞化モジュールは関連する断片の再処理を進めるの
で、修正動作が実行されたことを出力で示す文字列"...
er..."が先行した後、修正された順序で出力が繰り返さ
れる。図43(a)から図43(g)までを参照しなが
ら説明されている下記の状況で、生成モジュールにより
修正エントリが設定される。
【0329】図43(a)の(i)には、データ構造1
50が、動詞化モジュールによって処理され出力に単
語"camera"を生成した名詞"camera"を表している例示用
の独立節点を含んでいる場合の、最初の例が示されてい
る。次に、生成モジュールは、決定詞を表し、図43
(a)の(ii) に示すように、新しい節点3を経由して
節点1の左側にリンクされている節点2を、処理する。
動詞化モジュールに処理されていない新しい節点は、動
詞化モジュールに処理された節点の左側に置かれている
ので、これら2つの節点を支配する節点はそれに応じ
て"yes" を含む修正エントリを有し、その結果、動詞化
モジュールは新しい節点2の処理後に、節点1を再処理
する。動詞化モジュールは、出力バッファ160に修正
がなされたことを示す"...er..."が置き、その後に単
語"the" と"camera"とが後続する。上記の例の処理によ
る動詞化モジュールからの出力は、下記の通りである: "... camera ... er ... the camera"
【0330】修正エントリが使用される第2の状況は、
データ構造150がリンクされていず、また両方とも動
詞化モジュールに処理されている2つの節点を含んでい
る場合である。これは、図43(b)の(i)に図解さ
れ、そこでは、節点1が決定詞"the" を表し、節点2が
副詞"quickly" を表している。次に生成モジュールに処
理される節点が名詞、例えば"switch"である場合、これ
は節点3によって表され、新しい節点4を経由して節点
1にリンクされる。この時点で、図43(b)の(ii)
に図解しているように、新しい節点がデータ構造におい
て節点1の右側で且つ節点2の左側に追加される。この
状況で、生成モジュールは、節点1と節点3との間でリ
ンクを形成している節点4の修正エントリに"yes" を記
録し、その結果、動詞化モジュールが現在のデータ構造
を処理するときに、現在節点3にリンクされている節点
1を再処理する。従って、上記の例における処理結果と
しての動詞化モジュールの出力は、下記の通りである: "the ... quickly ... er ... the switch"
【0331】動詞化モジュールが2つの非連結断片を処
理するとき、動詞化モジュールは、その時点では断片が
非連結であることを示すために、各断片に関係する出力
の間に出力" ... " を挿入する。
【0332】生成モジュールが修正エントリを設定する
第3の状況は、データ構造150が、図43(c)の
(i)に示すような既に動詞化モジュールによって処理
された2つの節点を含んでいるときであり、そこでは、
例えば、最初の節点は決定詞"the" を表し、第2の節点
は前置詞"in"を表しているとする。例えば、名詞"basem
ent"を表し、節点2によって表されている前置詞の右側
に新しい節点4を経由してリンクされる節点3の処理に
続いて、今度は、決定詞"the" を表す節点1が、新しい
節点5によって節点2と節点3の間に挿入される場合
に、節点4は"yes"が記録されている修正エントリを有
することになる。この例において、図43(c)の(i
i) に示すように、節点2と節点1の順番は、節点4を
経由する節点2への新しい節点3のリンク、及び新しい
節点5を経由する節点3への節点1のその後のリンクに
よって逆転している。節点4における修正に関する断片
のマーク付けにより、節点2と節点1とは、新しい節点
3の処理の前に動詞化モジュールによって再処理され
る。上記の例の処理の結果として、動詞化モジュールか
らの出力は、下記の通りである: "... the ... in ... er ... in the basement"
【0333】修正エントリの次の使用例は、図43
(d)の(i)に示すように、データ構造150が、3
つの節点から成る1つの断片と独立で非連結の1つの節
点から成っているときに発生する。各節点は、動詞化モ
ジュールによって処理され、例えば、節点1は動詞"swi
tch"を表し、節点2は副詞"quickly" を表し、節点4は
決定詞"the" を表しているとする。例えば、名詞"ligh
t" を表している新しい節点5の生成モジュールによる
この後の処理により、図43(d)の(ii) に示す1つ
の独立断片が形成される。図43(d)の(ii) は、節
点5が、決定詞を表している節点4と節点6によって組
み合わされていることと、節点6が、代わりに新しい節
点7を経由して節点1と連結しているので、動詞化モジ
ュールによって処理されていない節点5が既に処理され
た節点2の左側に挿入されていることを示している。節
点3は"yes" のマークが付いた修正エントリを有してい
るので、この断片が動詞化モジュールに処理されると
き、前に処理された節点1と節点4とは、動詞化モジュ
ールが節点2を処理する前に処理される節点5より、さ
らに前に処理される。この例における動詞化モジュール
からの出力は、下記の通りである: "switch quickly ... er ... switch the light quickl
y"
【0334】修正エントリを使用する5番目の例では、
データ構造は図43(e)の(i)に示すようになって
いて、2つの非連結の節点から成り、第1の節点は決定
詞"the" を表し、第2の節点は形容詞"first" を表し、
両方の節点は動詞化モジュールによって既に処理されて
いる。例えば、名詞"floor" を表している節点3の生成
モジュールによる処理によって、図43(e)の(ii)
に示すように、データ構造において独立した断片が生成
され、そこでは新しい節点3は節点4経由で節点2と組
み合わされ、節点4はその代わりに節点5経由で節点1
と連結している。図43(e)の(ii) の検索により、
前は非連結であって動詞化された2つの節点が新しい節
点の左側に連結され、従って、その断片の端にある節
点、つまり節点5は、その修正エントリに"yes" が記憶
された適切なエントリを有する。従って、図43(e)
の(ii) に示すような断片が動詞化モジュールに渡され
ると、前に処理された節点1と節点2は、新しい節点3
の処理の前に再処理される。上記の例の処理結果として
の出力は、下記の通りである: "the ... first ... er ... the first floor"
【0335】修正エントリを使用する第6の例は、デー
タ構造が動詞化モジュールによって処理された単独節点
を含み、その処理中に、動詞化モジュールがその節点の
特定の機能の値を仮定したときである。仮定されたエン
トリは、実際のエントリと共に、問題のエントリの中に
エントリ“仮定”が置かれることによって表示されるの
で、その中の実際のエントリは動詞化モジュールによる
その後の処理では無視されることを示している。図43
(f)の(i)は、この時点でのデータ構造150の状
態を示し、節点1は動詞、例えば"activate"を表し、そ
の節点においては、動詞形式エントリが動詞化モジュー
ルによるこの節点の処理の間、“定形(現在)”である
と仮定される。その後の処理において、生成モジュール
はある入力を処理し、その入力により新しい節点2が生
成され、その節点が図43(f)の(ii) に示すように
動作を表し、また節点3を経由して節点1にリンクされ
ている。節点2と節点1との組み合わせにより、節点1
の仮定された機能が設定指令によって無効にされ、また
これが格である場合に、節点3は修正のためにマーク付
けされ、節点1は新しく定義された機能を考慮して動詞
化モジュールによって再処理されることが可能である。
節点2が修飾する節点の動詞形状エントリが“定形(過
去)”であるべきであると決定する時制動作である場
合、上記の例の動詞化モジュールによる処理の結果とし
ての出力は、下記の通りである: "activate ... er ... activated"
【0336】修正エントリを使用する第7の例は、語彙
的曖昧さが発生したときに起きるものである。上記の表
3に示した出力言語辞書の検索により、入力の意味"sud
den"は形容詞または副詞のどちらかとして処理されるこ
とが可能である。この場合、生成モジュールはそれぞれ
の可能性を表すためにデータ構造150を2つ作るよう
に準備されているので、それが解消されるまで曖昧さを
保持する。その後の節点の処理の結果として、他の可能
性が不成功で別の可能性が断片へのリンクに成功したと
きに、その曖昧さが解消される。この場合、生成モジュ
ールは他の可能性を破棄するか、またはそれらの一部ま
たは全てを保ち続ける。
【0337】2つ以上の可能性が動詞化モジュールに送
られた場合、動詞化されるべきその1つまたは複数の断
片は、ランダムにまたはある規則を用いて選定される。
例えば、最少の節点数から成る断片が選定される。いっ
たん断片が選定されると、動詞化モジュールは選定され
た断片以外の全断片を破棄するか、全断片を保持し続け
て選択された断片のみを動詞化するが、そのデータ構造
が動詞化される度に最も成功した断片を選ぶか、また
は、動詞化モジュールは、選ばれた断片と同じ数の節点
から成る断片以外の全断片を破棄する。そのデータ構造
が、同数の節点を有する多数の断片を含んでいる場合
は、動詞化モジュールは、成功する断片をランダムに選
択するように設定されている。本発明のあるアプリケー
ションでは、曖昧さから起こるそれぞれの可能性を処理
して、ユーザに複数の代替出力を提供する方が適切な場
合がある。
【0338】複数の可能性の中から1つが動詞化モジュ
ールによる処理のために選定されたとき、残りの可能性
は修正フラグを設定され、その後の処理の結果としてそ
れらの可能性の中から1つが選定された場合、その新し
く選定された可能性が適切に再処理される。
【0339】図43(g)は、副詞または形容詞のどち
らとしても取り扱われる可能性のある入力の意味"sudde
n"から発生する語彙的曖昧さの結果として、データ構造
の状態を示している。最初の可能性は副詞であり、図4
3(g)の(i)の左側に表され、一方、第2の可能性
は形容詞であり、その図面の右側に示されている。動詞
化モジュールは、図43(g)の(i)に示すように、
ランダムに第1可能性を動詞化するために選定する。し
かし、その後の処理において、生成モジュールは名詞を
処理するが、形容詞を表している節点2とのリンクの形
成に失敗し、一方、副詞を表している節点2とのリンク
には成功する。従って、第2の可能性は成功した解であ
り、図43(g)の(ii) に示すように、"yes" とマー
ク付けされた修正エントリをその最上段の節点である節
点5に有する断片が生成され、その結果、動詞化モジュ
ールはこの新しい断片について修正処理を実行する。従
って、上記の例の動詞化モジュールによる処理の結果と
して、出力は下記の通りである: "the ... suddenly ... er ... the sudden impact"
【0340】<動詞化モジュールの出力形式>動詞化モ
ジュールは、ユーザによって選ばれるいくつかの代替形
式に従って、その処理結果を出力するように準備されて
いることが好ましい。適切な実施例において、形式は下
記の通りである: 1)冗長形式:この形式に従って動詞化モジュールが動
作するとき、生成モジュールによって更新される度に、
動詞化モジュールはデータ構造150の内容を動詞化す
る; 2)簡潔形式:この形式に従って動作するとき、生成モ
ジュールがデータ構造150の内容の処理に進む前に、
その完全な入力の処理を終了するまで、動詞化モジュー
ルは待つように設定されている; 3)凝集形式:この形式に従って動作するとき、データ
構造が単独の断片から成っている場合にのみ、動詞化モ
ジュールはデータ構造150の内容の処理をする。
【0341】4)完全形式:この形式に従って動作する
とき、動詞化モジュールは、現在のデータ構造において
点検を実施し、先ずそのデータ構造が単独の断片のみか
ら成っていることを点検し、次に、言語学的に必要で断
片から抜けている節点が無いことを点検する。言語学的
に必要な要素は、例えば、単数名詞を修飾する決定詞、
主語または動詞または前置詞の目的語である。データ構
造が、言語学的に必要な要素を全て含んでいる単独の断
片から成っている場合にのみ、動詞化モジュールはデー
タ構造の内容の処理をする。
【0342】本実施例において、名詞を修飾する決定
詞、動詞または前置詞の目的語、及び動詞の主語は、全
て言語学的に必要なデータ構造の要素として取り扱われ
る。節点がコード文字"-dn" 、"-subj" 、または"-obj"
(ここで「必須コード」と呼ぶ)を含むコードを有して
いる場合は、その節点は上記の言語学的に必要な要素の
1つを表している節点とリンクされる必要がある。必須
コードが検出されたコードリストの中の次のコードを取
り出して、そのコードが親節点(つまり、現在の節点と
その断片の残りとの間にリンクを生成する節点)の関連
する対応コードリストに含まれていることを点検するこ
とによって、その言語学的に必要な要素が節点にリンク
されているか否かを、動詞化モジュールが証明する。そ
のコードが親節点に存在する場合、これは、必須要素の
合致が取れていることと、その結果言語学的に必要な要
素を表している節点が現在の断片に包含されていること
とを示す。そのコードが親節点に関するコードの関連リ
ストに無い場合、これは、言語学的に必要な要素が現在
の断片に含まれていず、従って、現在の断片は動詞化さ
れないことを示している。断片の最上段の節点の左側の
子節点の右側コードを取り出して、その最上段の節点の
右側コードに対して、上記のようにこれらのコードを点
検することにより、動詞化モジュールは抜けている要素
を検索する。検索が終了して、動詞化モジュールが中断
された断片を処理する位置で抜けている要素が検出され
るか、断片が動詞化モジュールによってさらに処理され
る位置で全てのサブツリーが点検されるまで、最左端か
ら深さ優先の方法で動詞化モジュールはこれらの検索を
実行する。
【0343】ある場合には、一部分だけ動詞化された断
片が生成されることがある。例えば、抜けている必須要
素があって動詞化されていない断片が、完全に動詞化さ
れた断片とリンクされるかもしれない。必須要素が抜け
ているので、動詞化モジュールは新しく形成された断片
の動詞化をせず、従って、それの最上段の節点は動詞化
済みエントリは"no"に設定される。その後の処理で、こ
の断片が別の動詞化されでいない断片の右側にリンクさ
れた場合、その右側の断片の最上段の節点の検査をして
も、いづれかの葉節点が動詞化されたこと、そのために
新しく生成された断片に対する修正の実施が必要である
ことを、生成モジュールが検知できるようにする情報を
含んでいない。従って、各節点の機能の中に別のエント
リ、ここでは「動詞化済みエントリ」と呼ぶエントリを
生成し、そのエントリは節点が生成されると"no"に設定
され、生成モジュールが動詞化されていない節点から成
る断片を組み合わせたときに"yes" に変更される。従っ
て、上記のような状況で、必須要素が抜けている断片が
動詞化されていない別の断片の右側に組み合わされたと
き、生成モジュールは「動詞化済みエントリ」の検査に
より、新たに生成された断片の最上段の節点は"yes" に
設定された修正エントリを持つべきであることを検知で
きる。これにより、生成モジュールが、前に動詞化モジ
ュールに処理された任意の節点に関して各断片を検索す
る必要性が無くなる。
【0344】5)必須要素代用形式:この形式に従って
動作するときに、動詞化モジュールは、上記の完全形式
に対するような処理を行い、また言語学的に必要な要素
が抜けていることが検出されたとき、動詞化モジュール
は、その要素の代用要素をデータ構造に加えて、他に言
語学的に必要な要素の抜けの検出を進めて、検出したも
のは同様に処理する。また、親節点と子節点のコードの
点検に加えて、動詞化モジュールは、この形式で動作し
ているときは、何らかの必須コードがその中に含まれて
いないかを確認するために、最上段の節点のコードも検
査する。必須コードが最上段の節点の右または左のコー
ドに存在する場合は、動詞化モジュールは、言語学的に
必要な要素の代用要素を表しその最上段の節点にリンク
される新しい節点を生成する。
【0345】本実施例において、動詞化モジュールは、
現在のデータ構造から抜けていると確認された言語学的
に必要な要素の代用要素を生成するために、下記の表を
使用する。この表の内容は下記の通りである:
【0346】
【表31】
【0347】代用要素の生成のために、動詞化モジュー
ルは、上記の表を使用して代用要素に含まれなければな
らない分類とストリングとを決定し、生成モジュール
に、現在の断片を再処理して、その断片に上記の表で定
めた分類とストリング、さらに、通常の節点と同じく表
4で定めたコードを有する、新しい節点を加えるように
命令する。データ構造に配置される言語学的に必要では
あるが抜けている各要素がこのようにして処理されると
きに、そのデータ構造は動詞化モジュールによって完全
に処理される。
【0348】この形式に従って動作しているとき、デー
タ構造における代用要素を考慮するために、生成モジュ
ールの処理も変更される。代用要素を表している各節点
は、追加機能、ここで「代用エントリ」と呼ぶエントリ
を有し、このエントリは節点が生成されると"yes" に設
定される。生成モジュールの処理は変更され、その結果
新しい断片が生成されるか、または入力された結果とし
て、コードの合致の検索が行われているとき生成モジュ
ールは代用エントリも点検する。代用エントリが"yes"
に設定されると、生成モジュールは、その新しい節点が
代用された節点から交替できるか否かを確認し、それが
可能な場合はその代用された節点は破棄され、また断片
は、上記のように、生成モジュールの通常の処理によっ
て、新しい節点で再構成され、またその断片の最上段の
節点の修正エントリは、"yes" に設定される。
【0349】上記の実施例において、独立した表132
と表138とが、それぞれ各入力単語について、その分
類と意味とを示している入力辞書と、各分類を取り扱う
ための命令とを示す表2のために用意されているが、本
発明の範囲内で、これら2つの表のデータを単独の表に
まとめることができる。この場合、表1の中央列は表2
の命令に置換される。同様に、上記の実施例において、
独立した表152と表154とは、それぞれ各入力の意
味に関して、出力言語において対応する単語を示す出力
言語辞書と、出力単語の各分類を取り扱うための命令と
を示している表4のために用意されている。再度、本発
明の範囲内で、これら2つの表のデータを単独の表にま
とめることができる。この場合、表3の第2列は表4の
第2列と第3列の関連命令と置換される。
【0350】上記の図解された本発明の実施例は、入力
言語と出力言語とに英語を使用しているが、自然言語で
はない言語を含めて任意の言語が処理されることが可能
であることは、専門家にとっては明白であろう。例え
ば、各節点に関する表154におけるコードリストの順
序は、他の言語における異なる相対的な語順を考慮して
変更可能である。節点の機能は他の言語の機能を考慮し
て変更可能であり、合致を取るための機能に関する表5
の第3列の命令は、それに従って変更できる。また、ツ
リー構造が使用されているが、各節点によって運ばれる
情報の相対的な順番を維持することのできるデータ構造
であれば、どのようなものでも適用可能であり、例え
ば、組み込みリスト等であることも専門家には明白であ
ろう。
【0351】上記の本発明の実施例は、例えば、異なっ
た文法に従って動作するシステム間のインタフェースを
提供することができる。適切な文法及び辞書情報、さら
に必要な変更をされたデータ構造の提供によって、入力
信号プロセッサか出力信号プロセッサのどちらかが、1
つ以上の他の言語を同時に処理することが可能である。
本発明の実施例は、日本語やドイツ語と1つ以上の他の
言語間の翻訳をするために、日本語またはドイツ語等の
他の言語で動作するように構築できる。
【0352】本発明の1つの適用例は図44に図解して
いるが、そこでは、通信システムが、最初の言語から複
数の他の言語への同時的な翻訳を提供するために使用さ
れている。そのシステムは、4つの言語分析装置60
0、602、604、及び606から成り、それぞれ入
力言語(それぞれi11、i12、i13、及びi1
4)を分析し、最初の実施例に関連して、上記の意味表
現の形式で出力を生成するための動作ができる。各分析
装置610、612、614、及び616は、通信網6
08経由で、意味表現を1つ以上の生成装置に同報通信
することができる。各生成装置610、612、61
4、及び616は、通信網608経由で受け取った意味
を出力言語(それぞれo11、o12、o13、及びo
14)に表現する出力を生成可能である。
【0353】上記のシステムで、分析装置A(600)
の入力言語i11は英語であり、生成装置B(312)
の出力言語o12はドイツ語で、生成装置C(614)
の出力言語o13は日本語であり、また、生成装置D
(616)の出力言語o14はオランダ語である場合、
入力i11における任意の入力の分析装置A(600)
によって得られた意味表現の同報通信によって、それの
ドイツ語、日本語、及びオランダ語への翻訳が、それぞ
れ生成装置B(612)、生成装置C(614)、及び
生成装置D(616)によって行われる。
【0354】その通信網は、単独のコンピュータシステ
ム内に含まれても、または、それぞれシステム内に分析
装置と生成装置の対を有する複数のコンピュータシステ
ム間の通信を提供することもできる。各コンピュータシ
ステムは、ファクシミリまたは電子メールシステム等の
さらに大きいシステムの要素を形成することも可能であ
り、また、同報情報の送信または受信のみが必要な場合
には、それぞれ分析装置または生成装置が、そのシステ
ムから削除される。
【0355】本発明は、ソフトウェア、例えばProlog言
語を使用して、容易に実施されるが、他の言語が本発明
の実施のために使用可能であり、また、本発明は、ハー
ドウェア、または、いわゆるファームウェア、あるいは
その両方で、部分的、または全てを実施することもでき
る。例えば、表1、2、3、4、及び5は、ソフトウェ
アで実施される代わりに、システムはさらに複雑にはな
るが、ディジタル回路配線で実施することもできる。
【0356】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明の目
的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあ
るいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実
施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することにな
る。
【0357】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。また、コンピュータが読出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
OS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0358】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0359】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、少なくとも分析モジュール、あるいは生成モ
ジュール及び動詞化モジュールの各モジュールのプログ
ラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0360】
【発明の効果】本発明により、ユーザの入力言語による
入力をその意味表現に変換し、意味の表現を出力言語の
出力に変換する効率的な言語処理方法及びデータ処理装
置を提供できる。
【0361】又、意味を表し他の前記ユニットの識別子
に関係する識別子を包含する複数のデータ単位に対応し
て、出力言語で表された一連の要素を生成するための言
語処理方法及びデータ処理装置を提供できる。
【0362】又、意味を表す入力データに対応して、出
力言語の要素の言語学的分類に依存する検索コードを含
むノードが生成され、さらに、前記検索コードと前記デ
ータに包含される識別子またはポインタとの関係のなさ
を利用して前記ノードを検索することにより、出力言語
の要素の順序が決定される出力言語で表された一連の要
素を生成するための言語処理方法及びデータ処理装置を
提供できる。
【0363】又、ある自然言語から別の自然言語に効率
的に翻訳する、または、データベースから得た意味のデ
ータ表現に応じた出力言語を生成するために有用なで言
語処理方法及びデータ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ある自然言語から他の自然言語に翻訳するため
の装置で、しかも本発明の好ましい実施例に内蔵される
装置のブロック図である。
【図2】入力自然言語から単語または他のユニットを処
理するために、図1のシステムに包含され、その意味表
現をしている出力を提供し、さらに出力自然言語に単語
または他のユニットを生成するコンピュータメモリの内
容を表したブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図4】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図5】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図6】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図7】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図8】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図9】本発明の好ましい実施例における、多数の異な
る分類の単語から生成された信号の処理を理解するため
の補助をする図である。
【図10】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図11】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図12】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図13】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図14】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図15】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図16】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図17】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図18】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図19】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図20】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の単語から生成された信号の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図21】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図22】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図23】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図24】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図25】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図26】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図27】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図28】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図29】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図30】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図31】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図32】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図33】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図34】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図35】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図36】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図37】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図38】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図39】本発明の好ましい実施例における、多数の異
なる分類の信号から生成された単語の処理を理解するた
めの補助をする図である。
【図40(a)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図40(b)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図40(c)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図40(d)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図40(e)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(a)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(b)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(c)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(d)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(e)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(f)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(g)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(h)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(i)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図41(j)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図42(a)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図42(b)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図42(c)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(a)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(b)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(c)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(d)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(e)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(f)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図43(g)】本発明の好ましい実施例における、特
定の入力例の処理を理解するための補助をする図であ
る。
【図44】本発明の実施例のアプリケーションを、ブロ
ック図で示した図である。
【符号の説明】
100 コンピュータシステム 106 キーボード 108 ディスプレイ 110 プリンタ 112 スピーカ 114 プロセッサ 116 メモリ 120 出力音声インタフェース

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の言語の一連の要素に対応する複数
    のデータ単位から、前記第1の言語の一連の要素の意味
    を表現する第2の言語の一連の要素を生成するデータ処
    理装置であって、 各前記データ単位が、前記第1の言語の対応する要素の
    意味を表し、1つ以上の他の前記データ単位の1つ以上
    の識別子に関連づけられた1つ以上の識別子を含み、 (a)前記第2の言語の文法規則に基づく処理命令を記
    憶する命令手段と、 (b)前記データ単位によって表される意味に対応する
    前記第2の言語の要素を提供し、前記データ単位によっ
    て表される意味と、前記関連づけられた識別子と、前記
    命令手段に記憶された前記命令とに対応して、前記第2
    の言語の一連の要素において前記要素を整列させる処理
    手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ単位が述語と引数とから成
    り、前記引数が前記識別子として使用されることを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 1つの前記データ単位の識別子が、前記
    関連づけられた識別子に共通の値を割り当てることによ
    って、別の前記データ単位の識別子と関連づけられるこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 自然言語入力を受け取るための入力手段
    と、前記自然言語入力から前記データ単位を導出する構
    文解析手段とを更に備えることを特徴とする請求項1記
    載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の自然言語から第2の自然言語への
    翻訳をするために使用されることを特徴とする請求項4
    記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の言語の一連の要素を生成する
    ことなしに、データ源から前記データ単位を導出する手
    段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つに記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、少なくとも2個の前記
    データ単位に対して、データ単位に対応する前記第2の
    言語の要素の言語学的分類に対応して選択された検索コ
    ードを含むそれぞれの節点を生成し、前記検索コードと
    前記関連づけられた識別子とを用いて前記節点の検索を
    行い、前記検索の結果に応じて、前記第2の言語の要素
    を整列することを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれか1つに記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の言語の一連の要素に対応する複数
    のデータ単位から、前記第1の言語の一連の要素の意味
    を表現する第2の言語の一連の要素を生成するための言
    語処理方法であって、 各前記データ単位が、前記第1の言語の対応する要素の
    意味を表し、1つ以上の他の前記データ単位の1つ以上
    の識別子に関連づけられた1つ以上の識別子を含み、 (a)前記第2の言語の文法的規則に基づく処理命令を
    記憶するステップと、 (b)前記データ単位によって表される意味に対応する
    前記第2の言語の要素を提供し、前記データ単位によっ
    て表される意味と、前記関連づけられた識別子と、前記
    命令手段に記憶された前記命令とに対応して、前記第2
    の言語の一連の要素において前記要素を整列させるステ
    ップとを備えることを特徴とする言語処理方法。
  9. 【請求項9】 前記データ単位が述語と引数とから成
    り、前記引数が前記識別子として使用されることを特徴
    とする請求項8記載の言語処理方法。
  10. 【請求項10】 1つの前記データ単位の識別子が、前
    記関連づけられた識別子に共通の値を割り当てることに
    よって、別の前記データ単位の識別子と関連づけられる
    ことを特徴とする請求項9記載の言語処理方法。
  11. 【請求項11】 自然言語入力を受け取るためのステッ
    プと、前記自然言語入力から前記データ単位を導出する
    ステップとを更に備えることを特徴とする請求項8記載
    の言語処理方法。
  12. 【請求項12】 第1の自然言語から第2の自然言語へ
    の翻訳をするために使用されることを特徴とする請求項
    11記載の言語処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の言語の一連の要素を生成す
    ることなしに、データ源から前記データ単位を導出する
    ステップを更に備えることを特徴とする請求項8乃至1
    0のいずれか1つに記載の言語処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(b)は、少なくとも2
    個の前記データ単位に対して、データ単位に対応する前
    記第2の言語の要素の言語学的分類に対応して選択され
    た検索コードを含むそれぞれの節点を生成するステップ
    と、前記検索コードと前記関連づけられた識別子とを用
    いて前記節点の検索を行うステップと、前記検索の結果
    に応じて、前記第2の言語の要素を整列するステップと
    からなることを特徴とする請求項8乃至請求項13のい
    ずれか1つに記載の言語処理方法。
  15. 【請求項15】 第1の言語の一連の要素に対応する複
    数のデータ単位から、前記第1の言語の一連の要素の意
    味を表現する第2の言語の一連の要素を生成するための
    プログラムを格納するコンピュータ可読メモリであっ
    て、 前記プログラムは、 第1の言語の一連の要素を分析して複数のデータ単位を
    生成する分析モジュールと、 前記複数のデータ単位から第2の言語に基づくデータ構
    造を構築する生成モジュールと、 前記データ構造に基づいて第2の言語の一連の要素を生
    成する動詞化モジュールとの内、 少なくとも分析モジュール、又は生成モジュール及び動
    詞化モジュールを備えることを特徴とするコンピュータ
    可読メモリ。
  16. 【請求項16】 第1の言語に対応する言語辞書と、前
    記第1の言語に対応する言語学的分類と命令とを含むテ
    ーブル、及び/又は、 第2の言語に対応する言語辞書と、前記第2の言語に対
    応する言語学的分類と命令とを含むテーブルと、前記第
    2の言語に対応する処理命令を含むテーブルと、前記第
    2の言語に対応する形態素命令を含むテーブルとを更に
    含むことを特徴とする請求項15記載のコンピュータ可
    読メモリ。
JP8092838A 1995-04-13 1996-04-15 言語処理方法及びそれを適用するデータ処理装置 Pending JPH08292955A (ja)

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