JPH08295015A - インクジェットヘッドの温度制御方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの温度制御方法

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JPH08295015A
JPH08295015A JP10214395A JP10214395A JPH08295015A JP H08295015 A JPH08295015 A JP H08295015A JP 10214395 A JP10214395 A JP 10214395A JP 10214395 A JP10214395 A JP 10214395A JP H08295015 A JPH08295015 A JP H08295015A
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JP
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temperature
ink
piezoelectric element
head
inkjet head
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JP10214395A
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English (en)
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Shigehiro Fuwa
不破  茂裕
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のインク室を有する圧電式インクジェッ
トヘッドの温度に依存する印字の濃淡をなくし、印字品
質を向上させる。 【構成】 隔離壁2によって隔離された複数のインク室
6を有し、弾性膜10を介して隔離壁2及びインク室6
にそれぞれ対向して支持用圧電素子20及び吐出用圧電
素子21を接合して形成するインクジェットヘッドにお
いて、ヘッドにその温度を検出する感温素子24を取り
付け、支持用圧電素子20をインクが吐出しない程度に
伸縮させて発熱させ、吐出用圧電素子21を伸縮させて
インク室6からインクを吐出させて印字を行い、感温素
子24の検出信号により支持用圧電素子20の伸縮によ
る発熱動作をON/OFF制御し、ヘッドの温度を一定
に保持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字信号に応じてイン
クを吐出し、記録媒体上に文字や画像などを形成する、
いわゆるオンデマンドタイプのインクジェットヘッドの
温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オンデマンドタイプのインクジェットプ
リンタの記録ヘッドに関しての技術は、例えば特開昭6
2ー82042号公報に示されるように圧電素子を応用
したものや、特開昭55ー128470号公報に示され
るように発熱素子を応用したものがある。この中で、圧
電式のものについては、印字品質の点から、複数の圧力
室有するものが注目されている。そしてその構造は、特
開平4ー361945号公報や特開平5ー318727
号公報に既に示されている。
【0003】従来のこの種の記録ヘッドの基本的な構造
の断面図を図13及び図14に示す。図13及び図14
に示すように、基板40の上に長手方向に平行な複数の
溝22を挟んで配列した支持用圧電素子20、吐出用圧
電素子21及び支え板41を設けて駆動部23を構成
し、更にその上に弾性膜10を介して、隔離壁2によっ
て隔離した長手方向に平行な複数のインク溝3及びこれ
らと直交する共通の供給液室4を持つ上蓋1を取付け
る。このとき隔離壁2に弾性膜10を接着することによ
り、インク溝3を塞ぎ、複数のインク室6を形成する。
インク室6の開口する上蓋1の端面には各インク室に対
応したノズル31を有するノズル板30が取り付けてあ
る。上蓋1には更に供給液室4と外部を連通するインク
供給パイプ5が取り付けてある。印字に先立って外部の
インクタンク等からインク供給パイプ5、供給液室4を
介してインク室6にインクを充填する。支持用圧電素子
20、吐出用圧電素子21は積層タイプであり、交互の
駆動電極52(50)、共通電極53(51)はFPC
55を介して独立した駆動パルスとGNDに接続してい
る。
【0004】特開平4ー361945号公報に示される
従来の駆動方法においては、吐出させたいインク室6の
真下の吐出用圧電素子21に駆動パルスを加える事によ
り、吐出用圧電素子21が伸縮張し、インク室6を押圧
しインク滴を吐出させる方法を採っていた。従来のこの
種のインクジェットヘッドにおいてはヘッドの温度が低
下し、インク室内のインクの温度が低くなると、インク
の粘度が増加し、これによりインクの吐出速度が低下
し、インク滴の径が減少し、印字ドットの径が減少し
て、印字がうすくなる。インクの温度は、外部環境やヘ
ッドの印字動作によって変化するので印字の濃淡を生
じ、印字品質が損なわれる。
【0005】このような欠点を除去するため、単一のノ
ズルを有するインクジェットヘッドに温度検出手段と加
熱手段を設ける技術が特開昭57ー83456号公報に
開示されている。しかしこの例では、付加的な加熱手段
をノズルに取り付けねばならず、構造が複雑となる。特
にマルチノズル方式のものに適用しようとすると加熱手
段の分だけノズルの集積度が低下し好ましくない。
【0006】一方、マルチノズル方式の圧電式インクジ
ェットヘッドに湿度検出手段を取り付けて、ヘッドの湿
度を制御する技術が特開平5ー220954号公報に開
示されている。しかし、この技術は湿度検出手段の出力
によりヘッドの印字動作を一時停止させるかまたは、ヘ
ッドの近傍に設けた除湿装置を動作させるという技術で
あり、印字速度の実質的な低下または装置スペースの拡
大を招くという欠点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上に述べた
従来技術の問題点を課題とする。すなわち、複数の圧力
室を備えた圧電式インクジェットヘッドにおいて、
(1)ヘッドに付加的な加熱装置を付加することによる
ノズルの集積度の低下、(2)印字速度の実質低下及び
装置スペースの拡大を起こすことなくインクジェットヘ
ッドの温度を一定値に保持することを課題とする。そし
て、本発明はこの課題を解決し、(1)温度に依存する
印字の濃淡がなく、(2)印字速度を低下させることな
く、(3)きめ細かい印字を行うことを(4)簡単な装
置を用いて行うことができるインクジェットヘッドの温
度制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として本発明の温度制御方法は、(1)長手方
向に平行な複数の溝を挟んで配列した圧電素子を備えた
駆動部、各々隔離壁によって隔離した長手方向に平行な
複数のインク溝を備えた上蓋、インク溝に連通するイン
ク供給手段、(2)前記複数のインク溝を塞ぎ、複数の
インク室を構成するように前記上蓋に接着した弾性膜、
(3)及び前記複数のインク室にのそれぞに対応して連
通するノズルを有し、(4)前記圧電素子が隔壁及びイ
ンク溝に交互に対向する位置において、弾性膜を介して
上蓋の下に圧電素子を取り付けて構成し、圧電素子の伸
縮ににより弾性膜を変形させてインク室のインクをノズ
ルから吐出するインクジェットヘッドにおいて、(5)
該インクジェットヘッドに、その温度を検出する温度検
出手段を取付け、該温度検出手段により検出した温度が
所定の温度より低いときは、隔離壁に対向する圧電素子
に、インク室のインクが吐出しない程度の駆動電圧波形
を加えて、伸縮させて発熱させ、インクジェットヘッド
の温度を一定に保つよう制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】前記の手段によれば (1)ヘッドの温度が所定の温度より低いときに、隔離
壁に対向する圧電素子の発熱作用により温度を上昇さ
せ、ヘッドの温度が所定の温度より高くなったら隔離壁
に対向する圧電素子の伸縮を停止して発熱作用を停止す
ることによりヘッドの温度を所定の温度の近傍に維持す
ることができる。従って印字温度による濃淡を阻止する
ことができる。 (2)隔離壁に対向する圧電素子はヘッドを構成する上
で本来必要なものであり、これを利用して温度制御を行
うことができるので、構造の複雑化、ノズルの集積度の
低下を起こすことがない。 (3)隔離壁に対向する圧電素子の発熱のための伸縮動
作はインクの吐出を起こさない範囲で行われ、後に詳述
するようにインク溝に対向する圧電素子の動作により印
字を行っているときでも、好ましくないインクの吐出を
起こすことなく平行して温度制御のための動作をさせる
ことができる。従って温度制御のために印字を中断する
必要はない。 (4)温度制御のための加熱を各インク室の近傍におい
て行うので、ヘッドの温度は均一に速やかに上昇し、安
定度に優れたインク温度の制御ができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例につき図面を参照し
て説明する。図1は本実施例の温度制御方法に用いる装
置を示すブロック図である。図1に示すヘッドの温度制
御関係以外の基本的な構造及び動作は、先に図13及び
図14を用いて説明した公知のインクジェットヘッドと
同様である。図1に示すように、吐出用圧電素子21の
駆動電極50、および共通電極51を第1の駆動回路1
2の出力側に接続する。第1の駆動回路の12の入力側
には駆動信号発生回路16から吐出用圧電素子21の各
々に対応した駆動信号を入力する複数の信号線17を接
続する。Vs1は第1の駆動回路12に接続される+電
源である。
【0011】支持用圧電素子20の駆動用の駆動電極5
2および接地用の共通電極53をは第2の駆動回路14
の出力側に接続する。駆動信号発生回路16からは支持
用圧電素子20を共通に駆動する駆動信号を伝える共通
の信号線18がアンド回路15の一方の入力端に接続す
る。アンド回路15の出力側を信号線19により第2の
駆動回路14の入力側に接続する。Vs2は第2の駆動
回路14に接続する+電源である。温度検出装置26は
感温素子24及び比較器25を有する。感温素子24を
インクジェットヘッドの基板40に取付け、比較器25
及び電源Vs3を図示しないメイン基板又はキャッリジ
上の基板に取り付ける。感温素子24を引き出し線2
7、28により比較器25に接続する。比較器25の出
力端を出力信号線33によりアンド回路15の一方の入
力端に接続する。
【0012】このような構造の装置において印字を開始
するときは、図示しないCPUまたはタイマー等によ
り、駆動信号発生回路16を制御し、先ず、信号線18
にのみ高周波の駆動信号を出力する。このとき、インク
ジェットヘッドの温度が所定の温度より高ければ比較器
25の出力電圧はLとなって信号線19には前記の高周
波の駆動信号は伝わらず、第2の駆動回路14は動作し
ないわけであるが、特別のアクシデントの場合を除き、
印字を開始する際にはインクジェットヘッドの温度は、
所定の温度より低いので、比較器25の出力電圧はHと
なっており、信号線19には前記の高周波の駆動信号が
伝わり、第2の駆動回路14を動作させて支持用圧電素
子20を伸縮し、発熱させ、ヘッドの温度を上昇させ
る。このようにしてヘッドの温度が所定値以上に上昇す
ると、比較器25の出力電圧はLとなり、アンド回路1
5の出力は常にLとなって信号線19には前記の高周波
の駆動信号は伝わらず、第2の駆動回路14は動作せ
ず、支持用圧電素子20による発熱が停止しする。する
と自然冷却によりヘッドの温度は低下し所定値以下とな
り、以後同様の動作を繰り返す。
【0013】図2、図3はそれぞれ第1の駆動回路12
が動作していないときと、動作しているときの温度制御
動作を示すタイムチャートである。図2に示すように信
号線19から第2の駆動回路14に入力する高周波の駆
動信号aのON/OFFにより、ヘッドの温度HTは当
初の温度HT0から上昇し、設定温度HT1を越えてか
らは設定温度HT1の近傍において鋸歯状に変動する。
【0014】次に温度制御動作が開始されてから一定時
間経過した後、図3に示すように駆動信号発生回路16
は複数の信号線17に第1の駆動回路12を駆動する駆
動信号bを出力する。印字が連続的に行われる場合の駆
動信号bの周期は駆動信号aの周期よりも長くなってい
る。駆動信号bにより第1の駆動回路12が動作し、選
択された吐出用圧電素子21が印字動作を行うために伸
縮すると吐出用圧電素子21が発熱する。従って、ヘッ
ドの温度HTが設定温度HT1より低いときは吐出用圧
電素子21及び支持用圧電素子20の発熱作用が重ね合
わされて、ヘッドの温度HTは急速に上昇する。一方、
ヘッドの温度HTが設定温度HT1より高いときは、支
持用圧電素子20の発熱作用は停止するが吐出用圧電素
子21の発熱作用は続いている。従って、ヘッドの温度
HTはヘッドの放熱作用の効果から吐出用圧電素子21
の発熱作用の効果を差し引いた自然冷却によりゆっくり
と低下する。この結果、ヘッドの温度HTは設定温度H
T1の近傍において立ち下がりの時間の長い鋸歯状に変
動する。このようにして印字動作の有無にかかわらずヘ
ッドの温度制御がなされる。なお、設定温度HT1およ
びヘッドの放熱特性は、ヘッドの放熱作用の効果が吐出
用圧電素子21の発熱作用の効果を下回ることがないよ
うに選定しておくことが望ましい。
【0015】次に、本実施例におけるインク室の変形動
作につき図面を用いて説明する。図4は第2の駆動回路
14の構成を示す原理図である。図5は吐出用圧電素子
21の伸縮がおこなわれない場合のインク室の変形を示
す図であり、図6は駆動信号、駆動電圧及びインク室の
容積変化形量を示すタイムチャートである。
【0016】第2の駆動回路14に入力する駆動信号a
がHのときは、図4に示す充電スイッチS1がON,放
電スイッチS2がOFFとなって、支持用圧電素子20
の駆動電極52は電源Vs2と接続し、駆動電極52は
共通電極53から切り離され、支持用圧電素子20の充
電が行われる。この結果、図6に示すように支持用圧電
素子20に加えられる駆動電圧v2は電源Vs2のレベ
ルV2達し、図5に示すように支持用圧電素子20の長
さはV2に応じた分d2だけだけ増加する。これにより
隔離壁2は上方に動くが、吐出用圧電素子21の長さは
変わらないので、弾性膜10は下に凸の形に変形し、イ
ンク室6の容積を拡大する。この容積の変化量△S2は
図6に示すようにインクの吐出に必要な変化量△S0の
絶対値より遥かに小さいので、元に戻る際にインクの吐
出を起こすことはない。
【0017】次に図6に示す駆動信号aがLとなると図
4に示す充電スイッチS1がOFF,放電スイッチS2
がONとなって、支持用圧電素子20の駆動電極52は
電源Vs2から切り放され、共通電極53はと接続し、
支持用圧電素子20の放電が行われる。この結果、図6
に示すように支持用圧電素子20に加えられる駆動電圧
v2はゼロレベルに低下し、支持用圧電素子20の長さ
は元に復元し、インク室6の変形もなくなり、変化量△
S2はゼロレベルになる。
【0018】次に吐出用圧電素子21のみの伸縮による
インク室の変形について説明する。図7は吐出用圧電素
子21のみの伸縮によるインク室の変形を示す図であ
る。第2の駆動回路14と同様の原理により図6の駆動
信号bにより第1の駆動回路12を動作させ、選択され
た吐出用圧電素子21のみの伸縮を行う。図6に示す駆
動信号bのレベルがLからHになると選択された吐出用
圧電素子21に加えられる駆動電圧v1は立ち上がり、
回路の充電の時定数できまる一定時間後に電源Vs1の
レベルの電圧V1になり、図7に示すように吐出用圧電
素子21の長さはV1に応じた分d1だけだけ拡大す
る。一方、支持用圧電素子20の長さは変わらないので
隔離壁2は動かず、弾性膜10は上に凸の形に変形し、
インク室6の容積を縮小し、ノズル31からインクを吐
出させる。このとき容積の変化量△S1の最大値の絶対
値は図6に示すようにインクの吐出に必要な変化量△S
0の絶対値を十分に越えている。
【0019】次に図6に示す駆動信号bがLとなると、
選択された吐出用圧電素子21に加えられる駆動電圧v
1は下がりはじめ、回路の放電の時定数できまる一定時
間後にゼロレベルに低下し、吐出用圧電素子21の長さ
は元にもどり、縮小されたインク室6は拡大して元に戻
る。容積の変化量△S1はゼロに復帰し、次の吐出動作
を待つ。
【0020】(1)以上に述べた支持用圧電素子20の
伸縮の動作は、装置の起動以後ヘッド温度HTが所定温
度HT1より低いときに行われる動作であり、 (2)吐出用圧電素子21の伸縮のみによる動作は、ヘ
ッドの温度HTが所定温度HT1より高いときに印字が
行われている場合の動作である。 (3)ヘッドの温度HTが所定温度HT1より低いとき
に印字が行われている場合には、支持用圧電素子20の
伸縮と吐出用圧電素子21の伸縮が共に行われる。
【0021】この場合のインク室の容積変化量を△S3
とすれば、圧電素子それぞれの単独の動作による容積変
化を加算したもの、すなわち △S3=△S1+△S2 となる。△S3の時間的変化の様子は図6に示すが、こ
れにより、駆動信号bの1パルスに対応して確実に1回
だけインクの吐出が行われ、好ましくない副次的な吐出
または吐出不良が起こらないことがわかる。これは、前
記のように支持用圧電素子20による容積の変化量△S
2はインクの吐出に必要な変化量△S0の絶対値より十
分小さくなるように、また吐出用圧電素子21による容
積の変化量△S1の絶対値は△S0の絶対値を十分に越
えるようにそれぞれの駆動電圧を選定してあるためであ
る。
【0022】図8は本実施例に用いる温度検出装置26
の一例を示す回路図である。この例においては、温度検
出装置の電源電圧Vs3を抵抗R1、R2により分圧し
て得られる基準電圧eとサーミスタH1と抵抗R3によ
り得られる検出電圧e1を比較器25の入力側に入力す
るように配線をしている。そしてヘッドの温度が所定温
度より低い時はサーミスタH1の抵抗が低く検出電圧e
1は基準電圧eよりも低くなっている。このとき比較器
の出力はHとなる。ヘッドの温度が上昇し、サーミスタ
H1の温度が所定温度を越えると、サーミスタH1の抵
抗の低下により検出電圧e1が上昇し、基準電圧eより
も高くなり、比較器の出力はLとなる。R1とR2の比
率を選択することにより前記の所定温度を選択すること
ができる。
【0023】また比較器25としては差動増幅器に正帰
還をかけてシュミット・トリガ動作を行う公知の比較回
路を用い、ヘッドの温度が上昇しているときに出力がH
からLに切り替わる所定温度とヘッドの温度が下降して
いるときに出力がLからHに切り替わる所定温度を若干
ずらせ、制御動作を更に確実にすることもできる。
【0024】本実施例の変形例につき以下に説明す
る。、 (1)吐出用圧電素子21に予め前記電源Vs1の電圧
V1をかけて、吐出用圧電素子21を伸長してインク室
6の容積を縮小しておき、駆動信号bがHからLに立ち
下がったときに、吐出用圧電素子21の印加電圧を放電
によりゼロレベルに低下させ、吐出用圧電素子21を元
の長さに縮小し、インク室6の容積を元の状態ににまで
拡大し、図14に示す共通液室4からインクを吸い込ま
せておき、次に駆動信号bがLからHに立ち上がったと
きに、再び吐出用圧電素子21に前記電圧V1をかけて
インク室6の容積を縮小することによりノズル31から
インクを吐出して印字を行う印字方式がある。この印字
方式を採用した場合でも、上記に説明した実施例の場合
と同様の理由により、同様の作用効果を有するものであ
る。
【0025】(2)図9は本実施例の他の変形例を示す
ブロック図である。図9に示すように図1に示すアンド
回路15を省き、信号線18を直接に第2の駆動回路1
4に接続する。温度検出装置の出力信号線33を駆動信
号発生回路を制御するマイクロプロセサー35の入力ポ
ート36に接続する。本例の動作の特徴は、装置の起動
の際、ヘッドの温度が所定の温度以上になったときには
じめてマイクロプロセサーが駆動信号発生回路16を制
御して第1の駆動回路12に対する印字信号を発生する
ことにより、立ち上がり動作がスムースにおこなわれ
る。なお、ヘッドの温度が所定温度より低いときは信号
線18には第2の駆動回路の駆動信号が発生し、所定温
度より低いときは信号が発生しないように制御を行う。
【0026】以上に述べたように、本実施例の方法によ
れば (1)付加的な加熱手段を用いることなくヘッドの温度
をほぼ一定に保ちつつ確実な印字を続行することができ
る。 (2)従って濃淡のない、きめの細かな印字を、印字速
度を低下させることなく行うことができる。
【0027】(実施例2)本発明の第2の実施例につき
図面を参照して説明する。図10は本実施例の温度制御
方法に使用する装置の構成を示すブロック図である。図
10に示すように、本例の装置は図1に示し第1の実施
例において使用した装置において、第2の駆動回路1
4、電源Vs2、アンド回路15、信号線18及び信号
線19を取り去り、代わりに、支持用圧電素子20を駆
動する発振器45、発振回路の電源Vs4、及び発振器
45と電源Vs4の間に接続されるスイッチ手段S4を
設ける。そして温度検出装置26の出力信号線33をス
イッチ手段S4の制御端子に接続する。
【0028】本装置においては、ヘッドの温度が所定温
度以下の場合は第1の実施例の場合と同様に温度検出装
置26の出力はHとなり、スイッチ手段S4を制御して
ONとし発振器45を動作させ、高周波の駆動電圧を出
力して、支持用圧電素子20に印加してこれを伸縮させ
て発熱させヘッドの温度を上昇させる。ヘッドの温度が
所定温度以上になると温度検出装置26の出力はLとな
り、スイッチ手段S4を制御してOFFとし、発振器4
5を停止させて、動作させ、支持用圧電素子20の発熱
動作を停止する。その他の動作については第1の実施例
と同様であり、説明を省略する。
【0029】本実施例に用いる発振器45はたとえば自
走マルチバイブレータである。図11は自走マルチバイ
ブレータの基本構成を示すモデル図であり、図12はそ
の出力電圧を波形を示すタイムチャートである。図11
に示すようにこの自走マルチバイブレータはTr1とT
r2がCRで構成される結合回路Kにより互いに正帰還
されるように結合され、回路の時定数で決まる周期で交
互にON/OFFとなる発振を行い出力端pから図12
に示すような電源Vs4の電圧V4に近い波高値の高周
波の出力電圧v4を発生する。従って、支持用圧電素子
20の駆動電極52を出力端pに、共通電極53をGN
に接続すれば支持用圧電素子20高周波で伸縮させ発熱
作用を行うことができる。本実施例の場合は第1の実施
例に比べ、駆動信号発生回路16の構成が簡単となる。
そのほか、第1の実施例と同様の長所を有する。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、
(1)温度に依存する印字の濃淡がなく、(2)印字速
度を低下させることなく、(3)きめ細かい印字を行う
ことを(4)簡単な装置を用いて行うことができるイン
クジェットヘッドの温度制御方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例において使用する装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における温度制御動作を
示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例における温度制御動作を
示すタイムチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例において使用する装置の
一部である圧電素子の駆動回路の構成を示す原理図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例におけるインク室の変形
を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるインク室の動作
を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例におけるインク室の変形
を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例に用いる温度検出装置を
示す回路図である。
【図9】本発明の第1の実施例の変形例おいて用いる装
置のブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例において使用する装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施例に使用する装置におけ
る発振器の構成を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例に使用する装置におけ
る発振器の出力波形を示す図である。
【図13】従来のインクジェットプリンタの記録ヘッド
の構造を示す断面図である。
【図14】従来のインクジェットプリンタの記録ヘッド
の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上蓋 2 隔離壁 3 インク溝 4 供給液室 5 インク供給パイプ 6 インク室 12 第1の駆動回路 14 第2の駆動回路 15 アンド回路 16 駆動信号発生回路 17 信号線 18 信号線 19 信号線 20 支持用圧電素子 21 吐出用圧電素子 22 溝 23 駆動部 24 感温素子 25 比較器 26 温度検出装置 27 引出し線 28 引出し線 30 ノズル板 31 ノズル 33 出力信号線 35 マイクロプロセサー 36 入力ポート 40 基板 41 支え板 45 発振器 50 駆動電極 51 共通電極 52 駆動電極 53 共通電極 55 FPC

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)長手方向に平行な複数の溝を挟ん
    で配列した圧電素子を備えた駆動部、各々隔離壁によっ
    て隔離した長手方向に平行な複数のインク溝を備えた上
    蓋、インク溝に連通するインク供給手段、(2)前記複
    数のインク溝を塞ぎ、複数のインク室を構成するように
    前記上蓋に接着した弾性膜、(3)及び前記複数のイン
    ク室にのそれぞに対応して連通するノズルを有し、
    (4)前記圧電素子が隔壁及びインク溝に交互に対向す
    る位置において、弾性膜を介して上蓋の下に圧電素子を
    取り付けて構成し、圧電素子の伸縮ににより弾性膜を変
    形させてインク室のインクをノズルから吐出するインク
    ジェットヘッドにおいて、(5)該インクジェットヘッ
    ドに、その温度を検出する温度検出手段を取付け、該温
    度検出手段により検出した温度が所定の温度より低いと
    きは、隔離壁に対向する圧電素子に、インク室のインク
    が吐出しない程度の駆動電圧波形を加えて、伸縮させて
    発熱させ、インクジェットヘッドの温度を一定に保つよ
    う制御することを特徴とするインクジェットヘッドの温
    度制御方法。
  2. 【請求項2】 インクジェットヘッドがインク室からイ
    ンクを吐出する印字動作を行っており、温度検出手段に
    より検出した温度が所定の温度より高いときに、隔離壁
    に対向する圧電素子の伸縮動作を停止し、印字動作を停
    止することなく、自然冷却により、前記検出温度が所定
    の温度より低くなるまで、インクジェットヘッドの温度
    を低下させることを特徴とする請求項1に記載するイン
    クジェットヘッドの温度制御方法。
  3. 【請求項3】 隔離壁に対向する圧電素子の伸縮による
    発熱により、インクジェットヘッドの温度を上昇させ、
    温度検出手段により検出した温度が所定の温度の近傍に
    達した後にインクジェットヘッドに印字動作をさせるこ
    とを特徴とする請求項1に記載するインクジェットヘッ
    ドの温度制御方法。
  4. 【請求項4】 隔離壁に対向する圧電素子の伸縮の周期
    は、インク溝に対向する圧電素子の伸縮の周期よりも短
    いことを特徴とする請求項1に記載するインクジェット
    ヘッドの温度制御方法。
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