JPH08295237A - 列車通過時刻予測装置 - Google Patents

列車通過時刻予測装置

Info

Publication number
JPH08295237A
JPH08295237A JP10425595A JP10425595A JPH08295237A JP H08295237 A JPH08295237 A JP H08295237A JP 10425595 A JP10425595 A JP 10425595A JP 10425595 A JP10425595 A JP 10425595A JP H08295237 A JPH08295237 A JP H08295237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
data
time
passage
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10425595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Fukuda
義久 福田
Teruomi Izawa
輝臣 井澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishi Nippon Denki System KK
Original Assignee
Nishi Nippon Denki System KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishi Nippon Denki System KK filed Critical Nishi Nippon Denki System KK
Priority to JP10425595A priority Critical patent/JPH08295237A/ja
Publication of JPH08295237A publication Critical patent/JPH08295237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定路線の所定位置において列車の通過する
時刻を容易に把握できるようにした列車通過時刻予測装
置を提供する。 【構成】 各駅の位置データと各駅を発着する各列車の
発着時刻データを予め記憶しておき、所望の位置データ
を入力することにより、その位置を通過する列車の通過
予測時刻を算出し、表示する。 【効果】 従来のようにダイヤグラムで確認する場合に
比較して、夜間や強風のもとでも読み誤るおそれがな
く、今後通過する列車に対して確実に備えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定路線の所定位置
において列車の通過する時刻を予測する列車通過時刻予
測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば鉄道または列車の保守
作業はダイヤを乱さないために、通常のダイヤ通りに列
車が運行している間に行われている。従って、作業の安
全を確保するため、列車の通過する3分前に保守員は退
避準備にかかり、1分前には退避を完了する必要があ
り、またこのことは義務付けられてもいる。しかし作業
現場には列車の通過時刻に関する情報がないため、作業
に当たる現場作業者の他に、列車の接近を見張る専任の
列車見張監視員を配置しなければならない。この列車見
張監視員は、作業現場より前方および後方に所定距離離
れた位置で列車の接近を見張り監視し、列車が接近する
のを確認すれば無線等で作業現場へ知らせる。その際、
列車見張監視員は、その路線における各列車の運行スケ
ジュールを各駅での発着時刻を基に表したダイヤグラム
を見て、作業現場の駅からの距離と現在時刻とを考慮し
て、その作業現場を通過する列車の接近時刻を予測し、
監視に備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ダイヤグラムから列車の通過時刻を予測する方法では、
特に夜間や強風のもとではダイヤグラムが読み辛く、読
み誤るおそれもあった。
【0004】さらに時間的に接近して上り方向と下り方
向から次々に列車が通過するような場合には、ダイヤグ
ラムと実際の通過する列車との対応を確実にチェックし
なければ、判断を誤るおそれもあった。
【0005】この発明の目的は、上述したダイヤグラム
の読み取り時に生じる問題を解消した列車通過時刻予測
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の列車通過時刻
予測装置は、所定路線の所定位置において通過する列車
の通過時刻を予測し、その列車通過予測データを表示す
るために、請求項1に記載の通り、対象とする路線の各
駅の位置データと、各駅を発着する各列車の識別データ
および発着時刻データを記憶するデータ記憶手段と、路
線上または路線付近の指定位置の位置データを入力する
位置データ入力手段と、前記指定位置に対する前記路線
上の前後の少なくとも2つの駅の位置データおよび該駅
における各列車の発着時刻データを前記データ記憶手段
から読み出すとともに、読み出した2つの駅の位置デー
タと各列車の発着時刻データおよび前記指定位置の位置
データとに基づいて、指定位置における各列車の将来の
通過予測時刻を算出する列車通過予測時刻算出手段と、
前記列車通過予測時刻算出手段により求められた各列車
の通過予測時刻のうち、現在時刻に最も近い通過予測時
刻またはその通過予測時刻とともに該当の列車識別デー
タを表示する列車通過予測データ表示手段とを備える。
【0007】また、この発明の列車通過時刻予測装置
は、順次通過する複数の列車についての時間的な関係を
明確にするために、請求項2に記載の通り、対象とする
路線の各駅の位置データと、各駅を発着する各列車の識
別データおよび発着時刻データを記憶するデータ記憶手
段と、路線上または路線付近の指定位置の位置データを
入力する位置データ入力手段と、前記指定位置に対する
前記路線上の前後の少なくとも2つの駅の位置データお
よび該駅における各列車の発着時刻データを前記データ
記憶手段から読み出すとともに、読み出した2つの駅の
位置データと各列車の発着時刻データおよび前記指定位
置の位置データとに基づいて、指定位置における各列車
の将来の通過予測時刻を算出する列車通過予測時刻算出
手段と、前記列車通過予測時刻算出手段により求められ
た各列車の通過予測時刻と現在時刻とを比較し、現在時
刻から所定時間以内の列車についての通過予測時刻また
は列車識別データを他の列車についての通過予測時刻ま
たは列車識別データとは区別して、現在時刻に近いもの
から順に複数の列車についての通過予測時刻または列車
識別データを表示する列車通過予測データ表示手段とを
備える。
【0008】さらに、この発明の列車通過時刻予測装置
は、列車の通過予測時刻や列車識別データの表示だけで
なく、音響、音声、振動または光によって列車の接近を
警告するために、請求項3に記載の通り、前記列車通過
予測時刻算出手段により求められた各列車の通過予測時
刻のうち、現在時刻に最も近い通過予測時刻と現在時刻
とを比較するとともに、現在時刻が該通過予測時刻に対
し所定時間以内となったとき、音響、音声、振動または
光による警告信号を発する警告信号発生手段を設ける。
【0009】
【作用】この発明の請求項1に係る列車通過時刻予測装
置では、データ記憶手段に、対象とする路線の各駅の位
置データと、各駅を発着する各列車の列車番号や列車名
等の識別データおよび発着時刻のデータが予め記憶され
ている。操作者等が路線上または路線付近の、見張りを
行うべき所望の位置データを入力すると、位置データ入
力手段はその入力データを読み取る。これにより列車通
過予測時刻算出手段は、入力された位置に対する路線上
の前後の少なくとも2つの駅の位置データおよび該駅に
おける各列車の発着時刻データを上記データ記憶手段か
ら読み出して、入力された位置における各列車の将来の
通過予測時刻を算出する。そして、列車通過予測データ
表示手段は求められた各列車の通過予測時刻のうち、現
在時刻に最も近い通過予測時刻またはその通過予測時刻
とともに該当の列車識別データを表示する。
【0010】ここで上記列車通過予測時刻算出手段の算
出方法の例について示す。図3は各駅の位置データと各
駅を発着する各列車の発着時刻データを部分的にダイヤ
グラムとして表した図である。例えば新大阪駅の位置デ
ータは東京からの営業キロ数として552.6 、大阪駅の位
置データは東京駅からの営業キロ数として556.4 であ
る。上記位置データ入力手段により入力された指定位置
が営業キロ数として555.0 であれば、今後先ず時刻Ta
に上りの列車が通過し、時刻Tbに下りの列車、時刻T
cに上りの列車、時刻Tdに下りの列車が順次通過する
ことになる。これらの列車通過予測時刻は、前後の駅の
営業キロ数に対する指定位置の距離的位置関係と、対象
とする列車の前駅の発車時刻と後駅の到着時刻間の時間
的位置との間に比例関係があるものとして算出する。例
えば、時刻Taについては、その列車が大阪駅を発車す
る時刻をT111 、新大阪駅に到着する時刻をT203 とす
れば、次の式で求められる。
【0011】 同様に時刻Tbについては次の式で求められる。
【0012】 Tc,Tdについても同様である。
【0013】上記データ記憶手段は、例えは図1に示す
ようにICカード1であり、上記列車通過予測データ表
示手段は例えば本体装置2の表示/入力パネル3に所定
の表示を行う。例えば図2(A)に示すように、この装
置の使用者は表示/入力パネルのテンキー表示部分から
営業キロ数を555.0と入力すれば、上記位置データ
入力手段はこれを読み取り、列車通過予測時刻算出手段
が上述した方法によりその位置における各列車の将来の
通過予測時刻を算出する。
【0014】請求項2に係る列車通過時刻予測装置で
は、列車通過予測データ表示手段は列車通過予測時刻算
出手段が求めた各列車の通過予測時刻と現在時刻とを比
較し、現在時刻から所定時間以内の列車についての通過
予測時刻または列車識別データを他の列車についての通
過予測時刻または列車識別データとは区別して、複数の
列車について現在時刻に近いものから順に通過予測時刻
または列車識別データを表示する。例えば図2(B)に
示すように、4つの列車について通過予測時刻と列車識
別データを表示し、その後、現在時刻が12時32分と
なって、列車番号1234M,2345Dの2つの列車
の通過予測時刻が所定時間(3分)以内となれば、図2
(C)に示すように、この2つの通過予測時刻および列
車識別データを他の列車(1236M,1237M)に
ついての通過予測時刻または列車識別データとは区別し
て表示する。
【0015】この発明の請求項3に係る列車通過時刻予
測装置では、列車通過予測時刻算出手段により求められ
た各列車の通過予測時刻のうち、現在時刻に最も近い通
過予測時刻と現在時刻とが比較されて、現在時刻がその
通過予測時刻に対して所定時間(例えば3分)以内とな
ったとき音響、音声、振動または光による警告用の信号
を発生して、その旨を使用者(列車見張監視員)に知ら
せる。これにより列車見張監視員は表示内容を確認し、
必要な退避準備の指示等を行う。
【0016】
【実施例】この発明の実施例である列車通過時刻予測装
置の構成を図に基づき以下説明する。
【0017】この実施例における列車通過時刻予測装置
は図1に示したように、基本的にICカード1と本体装
置2とから構成している。警告音を鳴らせる場合には、
イヤホンジャックを設けた警告音出力アダプタ4を本体
装置2に装着し、そのイヤホンジャックにイヤホン5を
接続する。
【0018】図4は図1に示した列車通過時刻予測装置
の構成を示すブロック図である。図4においてCPU1
1はROM12に予め書き込んだプログラムを実行し、
後述する各種処理を行う。RAM13はそのプログラム
を実行時の各種変数およびワーキングエリアとして用い
る。時計回路14は現在の日付、曜日、時刻をカウント
する。表示制御部15は表示パネル3aの表示制御を行
う。入力制御部16は入力パネル3bの入力制御を行
う。この表示パネル3aと入力パネル3bは図1に表示
/入力パネル3として示すように、同一面を構成する。
ICカード1は接続部17に接続することによって、C
PU11はそのICカード1内の内容を読み取る。通信
インタフェース18は外部との間でシリアルデータの入
出力制御を行う。CPU11はこの通信インタフェース
18を介して警告音出力アダプタ4へ警告音発生用の信
号を出力する。警告音出力アダプタ4は入力したシリア
ル信号を増幅して、イヤホン5から警告音を発する。通
信アダプタ9はモデムを内蔵し、通信回線を介してデー
タの送受信制御を行う。CPU11はこの通信アダプタ
を介して、後述する通信回線に接続されているホスト装
置との間でデータの送受信を行う。音声出力アダプタ8
は予め定めた単語単位の音声データを記憶していて、C
PU11より音声報知すべき単語のコードを受ける毎に
その単語音声の信号を出力する。GPS受信機6につい
ては後述する。
【0019】図5はICカード1内に予め書き込まれて
いるデータの例を示す図である。1つのICカードには
図5の(A)に示すように、そのICカードがどの路線
についてのデータであるかを表す路線名データを記録し
ている。このデータは、このICカードを装置本体に装
着した際に表示/入力パネルに表示させるために用い
る。またICカードには(B)に示すように、各駅の駅
名コード、駅名の文字列データおよび基準とする駅(こ
の例では東京駅)からの営業キロ数のデータを対応付け
て予め記憶している。また、(C)に示すように、各駅
ごとの各列車の発着時刻と、その列車が上りであるか下
りであるかを区別するデータ、およびその列車が臨時列
車であるか通常列車であるかを区別するデータを記憶し
ている。さらに、(D)に示すように、列車番号と列車
名の文字列データとを対応付けて予め記憶している。
【0020】図6は上記ICカードに対し各種データを
書き込むための2つの方法を示す図である。(A)の例
では、鉄道会社などが作成した時刻表データDDを基に
これをパソコンPCで編集し、図5に示した必要なデー
タを路線ごとにICカードに書き込む。その後、このI
Cカードを本体装置2へ装着して用いる。また、(B)
に示す例では、時刻表データDDをパソコンPC1で読
み込み、路線ごとに必要なデータを編集し、電話回線に
よるネットワークを介して編集後のデータをホスト局と
なるパソコンPC2へ転送する。本体装置2はネットワ
ークを介してホスト局であるPC2から所望の路線のデ
ータを選択的に受信し、これを既に装着しているICカ
ード内に書き込む。その後、通信アダプタ9を取外し、
イヤホンジャックを備えた警告音出力アダプタ4を装着
して用いる。
【0021】次に、図4に示した本体装置2内のCPU
11の処理手順を図7および図8のフローチャートを基
に説明する。
【0022】図7に示すように、ICカードが装着され
たなら、先ずそのICカードから図5(A)に示した路
線名データを読み取り、これを図2(A)に示したよう
に、例えば“東海道本線”と表示する。これにより、操
作者は挿入したICカードが所望のカードであることを
確認する。またこのときテンキーも表示して指定位置の
営業キロ数の入力を促す。(n1→n2)。作業現場ま
たは列車見張監視員のいる位置は、線路沿いに一定間隔
で設置されている杭に書かれた営業キロ数を読み取るこ
とによって知ることができるので、操作者はその値を表
示/入力パネル上に表示されているテンキーをタッチす
ることによって入力する。例えば555.0の入力を読
み取れば、図5(B)に示したデータを基に、その前後
の駅名コードと駅名データを抽出し、これを図2(B)
に示したように、例えば“新大阪〜大阪”と表示する
(n4→n5)。操作者はこのアンサーバック表示を見
ることによって、正しく位置指定を行ったことを確認す
る。続いて時計回路14から読み取ったデータのうち日
付および曜日のデータから本日のダイヤが平日ダイヤに
相当する日であるか、休日ダイヤに相当する日であるか
を判定し、これを図2(B)に示したように、例えば
“平日ダイヤ”と表示する(n6→n7)。操作者はこ
の表示を見ることによって、本日のダイヤの区別を確認
する。その後、ステップn4で抽出した前後の駅におけ
る各列車の発着時刻と両駅の営業キロ数およびステップ
n3で入力した指定位置の営業キロ数とに基づいて、指
定位置の各列車の通過予測時刻を算出する(n8)。こ
れは図3を基に既に説明したように、前後の駅の営業キ
ロ数に対する該当地点の距離的位置関係と、対象とする
列車の前駅の発車時刻と後駅の到着時刻間の時間的位置
との間に比例関係があるものとして通過予測時刻を算出
する。すなわち、前駅の発車時刻をT1、後駅の到着時
刻をT2、前駅の営業キロ数をK1、後駅の営業キロ数
をK2、指定位置の営業キロ数をKoとすれば、指定位
置における通過予測時刻Toは次の式で求める。
【0023】 以上のようにして図7のステップn8で各列車の通過予
測時刻を算出し、現在時刻に近いものから順次所定数
(この実施例では4つ)のデータを抽出する。図9は上
記ステップn8で抽出したデータの一時記憶エリアの内
容を示す。このように各列車の列車番号と通過予測時刻
とともに、その列車が臨時列車であるか通常列車である
かを区別するフラグ、その列車が上りであるか下りであ
るかを区別するフラグおよびこれらを表示/入力パネル
に表示する際に反転表示するか否かを区別するフラグ
(反転表示フラグ)を記憶する。図7のステップn9で
は列車の通過予測時刻が現在時刻より3分以内となった
場合に上記反転表示フラグをセットする。このようにし
て4つの列車についてのデータを揃えた後、このデータ
を基にステップn10で表示/入力パネルに表示を行
う。図9に示した状態では図2(C)に示すように、列
車番号1234Mと2345Dの2つの列車について反
転表示し、列車番号1236Mと1237Mについては
非反転表示する。図7のステップn11では反転表示フ
ラグの状態を判定し、セット状態の反転表示フラグが有
って、図9に示した抽出データが今回変化したことを検
出したのなら、警告発生フラグをセットする(n12→
n13)。後述するように、警告発生フラグのセット状
態で警告音が発生される。その後、ステップn16で現
在表示されているデータのうち通過予測時刻が現在時刻
より過ぎるものがあるか否かの判定を行い、無ければス
テップn9へ戻り、有ればその過去のデータをステップ
n17で消去し、ステップn8へ戻る。もし警告音が発
生されている状態すなわち警告発生フラグがセットされ
ている状態で表示/入力パネルのタッチ入力があれば警
告発生フラグを一旦リセットする(n14→n15)。
その後、現在時刻の変化に伴い、非反転表示のものが反
転表示に変化すれば、再び警告発生フラグをセットする
(n12→n13)。また、タッチ入力がなくても、過
去のデータの消去に伴って4つのデータの反転表示フラ
グがすべてリセット状態となれば、警告発生フラグをリ
セットして、警告音を自動停止する(n11→n1
8)。
【0024】図8は警告音発生のための処理内容を示す
フローチャートである。この手続きは図7に示した手続
きと実質上並行して行われる。図8に示すように、まず
警告発生フラグの状態を判定し、セット状態であれば図
9に示した抽出データのうち臨時/通常フラグ、上り/
下りフラグおよび反転表示フラグのデータに基づいて、
後述するように、その組み合わせに応じた警告音を発生
させるためのシリアルデータを作成する(n21→n2
2)。そして、このシリアルデータを警告音出力アダプ
タへ出力する(n23)。これによりシリアルデータに
応じた警告音がイヤホンから発生されることになる。例
えば、ASCII コードの“U”は01010101というパターン
であり、“3”は00110011というパターンであるため、
所定のデータ転送レートで、“U”コードを所定数続け
て出力することによって“ピー”音に相当する矩形波信
号が警告音出力アダプタへ出力され、“3”コードを所
定数続けて出力することによって“プー”音に相当する
矩形波信号が警告音出力アダプタへ出力されることにな
る。
【0025】図10は図9に示した抽出データのうち反
転表示フラグがセットされているデータの臨時/通常フ
ラグと上り/下りフラグの組み合わせと警告音との関係
を示す図である。図10に示すように、通常の下り列車
が3分以内に通過する状態であれば、プープープーとい
う警告音を発生し、臨時の下り列車が3分以内に通過す
る状態であれば、ププーププーププーという警告音を発
生する。また、通常の上り列車が3分以内に通過する状
態であれば、ピーピーピーという警告音を発生し、臨時
の上り列車が3分以内に通過する状態であれば、ピピー
ピピーピピーという警告音を発生する。また、通常の下
り列車と通常の上り列車が3分以内に通過する状態であ
れば、ピープーピープーという警告音を発生し、臨時の
下り列車と通常の上り列車が3分以内に通過する状態で
あれば、ピーププーピーププーという警告音を発生す
る。また、通常の下り列車と臨時の上り列車が3分以内
に通過する状態であれば、ピピープーピピープーという
警告音を発生し、さらに臨時の下り列車と臨時の上り列
車が3分以内に通過する状態であれば、ピピーププーピ
ピーププーという警告音を発生する。尚、この例では3
つ以上の反転表示フラグが同時にセット状態となる場合
が無いものとして扱っているが、例えば複々線などにお
いて、上り下りの列車の組み合わせがさらに多い場合に
は、さらに異なった警告音のパターンを採用すれば、同
時に3つ以上の列車について警告音を発生させることも
同様にして可能である。
【0026】上記警告音出力アダプタ4は、基本的に本
体装置から受け取ったシリアル信号を増幅するだけのも
のであったが、本体装置から警告音の種別に応じたコー
ドデータを受けて、それに対応した警告音信号を発生す
る回路としてもよい。
【0027】また、上記の例ではイヤホンから警告音を
出力するようにしたが、例えば電源、増幅回路およびス
ピーカを備えた装置をイヤホンジャックに接続して、大
音量の警告音を周囲に報知するようにしてもよい。ある
いはまた、トリガ信号が与えられたときにサイレン音を
発生する回路と、電源、増幅回路およびスピーカを外部
装置として構成し、この外部装置を本体装置に接続し
て、本体装置からトリガ信号を与えることによって、サ
イレン音を周囲に報知するようにしてもよい。さらに、
このような外部装置と本体装置との間の信号を無線によ
り伝送するようにしてもよい。
【0028】さらに、上記の例では音響信号によって警
告を与える例であったが、振動や光によって警告を与え
るように構成してもよい。振動によって警告を与える場
合、振動発生器として例えばロータに偏心ウェイトを付
与したマイクロモータやウェイトによって共振周波数を
低くした圧電共振子を用い、図10に示したような警告
の種別は振動の断続パターン(マーク/スペースのパタ
ーン)によって区別する。また、光信号によって警告を
与える場合、光信号発生器としては赤色発光LEDチッ
プと緑色発光LEDチップを内蔵した、赤,緑,黄,橙
などの複数種の発光色に発光可能なLED素子を用い、
これを線路の数に相当する数だけ例えば使用者(列車見
張監視員)の視界内に入るように、ヘルメットの前縁付
近に装着して、その発光色によって列車接近までの時間
を表すようにする。また、例えば単色発光の発光素子を
用いる場合には、列車接近までの時間が迫る程その点滅
周期を短くすること等によって列車接近までの時間を表
すようにしてもよい。
【0029】次に、この発明の第2の実施例に係る列車
通過時刻予測装置の構成を図11〜図13を基に説明す
る。
【0030】第1の実施例では、指定位置として営業キ
ロ数を表示/入力パネルのテンキーから入力するように
したが、この指定位置の入力を第2の実施例では自動化
している。図11は列車通過時刻予測装置の外観図であ
り、図において6はGPS受信機、7はそのアンテナ部
である。図に示すように、GPS受信機6を本体装置2
に接続することによって、この本体装置2は現在位置の
緯度,経度データをGPS受信機6から読み取る。
【0031】この第2の実施例に係る列車通過時刻予測
装置の構成をブロック図で表せば、図4においてGPS
受信機6を接続した状態となる。このGPS受信機6は
複数のGPS衛星からの電波を受信し、アンテナ7の位
置を測位し、緯度,経度データを求める。CPU11は
この緯度,経度データを読み取る。
【0032】図12はICカードに予め記憶されている
各駅の位置データを示す。このデータは第1の実施例で
示した図5の(B)に対応するデータであり、ICカー
ドには図5(A),(C),(D)と同様のデータとと
もに図12に示した各駅の位置データを予め記憶してい
る。図12に示すように、各駅の位置データは駅名コー
ド,駅名とともに営業キロ数および各駅の緯度,経度デ
ータからなる。
【0033】図13は装置本体内のCPUの処理手順を
示すフローチャートであり、第1の実施例で図7に示し
たフローチャートと異なる部分のみを示している。図1
3に示すように、ICカードが装着されたなら、先ずそ
のICカードから路線名データを読み取り、これを表示
/入力パネルに表示する(n31→n32)。続いてG
PS受信機6から現在位置の緯度,経度データを読み取
り、図12に示した各駅の緯度,経度データと営業キロ
数との関係から、現在位置の営業キロ数を求める(n3
3→n34)。すなわち、GPS受信機6から読み取っ
た現在位置の緯度,経度データと図12に示した各駅の
緯度,経度データとを比較し、両者間の距離(直線距
離)を算出し、最も近い2つの駅を前後の駅と見なし、
この2つの駅から現在位置までの距離で、その2つの駅
の営業キロ数間を比例配分した値を現在位置の営業キロ
数として求める。以降は図7に示したステップn4以降
に示したものと同様の処理を行う。このようにして列車
見張監視員は指定位置の手動入力を行うことなく、軌道
内または軌道に沿って移動しつつ、現在地点における各
列車の通過予測時刻を常に読み取ることができる。
【0034】次に、第3の実施例に係る列車通過時刻予
測装置の構成を図14を基に説明する。第1の実施例で
は列車通過予測時刻が現在時刻より3分以内となった場
合に警告音を発するようにしたが、この第3の実施例で
は合成音声によって報知する。この場合、装置の構成を
ブロック図で示せば、図4において警告音出力アダプタ
4の代わりに音声出力アダプタ8を接続した構成とな
る。この音声出力アダプタ8は予め定められた単語単位
の音声データを記憶していて、CPU11が音声報知す
べき単語のコードを順に与えることによって音声出力ア
ダプタ8はその単語音声の信号を順次出力する。
【0035】第3の実施例におけるCPUの処理手順は
第1の実施例として図7に示したものと同一であるが、
これとともに図14に示す音声報知のための処理を並行
して行う。先ず、図9に示した4つの抽出データから所
定のデータを読み出す際のポインタpをリセットする
(n41)。続いて警告発生フラグの状態を判別し、こ
れがセット状態であれば、ポインタpで示される図9の
抽出データの反転表示フラグの状態を判定する(n42
→n43)。もし反転表示フラグがセット状態であれ
ば、そのデータの上り/下りフラグの状態を読み取っ
て、これが1なら“上り”という単語音声を発生させる
ためのコードを図4に示した音声出力アダプタ8へ出力
する(n44)。続いて該当する列車番号のデータを図
9に示した抽出データから読み出し、その各桁の文字列
コードを音声出力アダプタ8へ順次出力する(n4
5)。その後、“接近”という単語音声を出力するため
のコードを音声出力アダプタ8へ出力する(n46)。
これによって、図9に示した例では、“上り 1234
M 接近”という音声報知を行う。その後、ポインタp
を1インクリメントし、ステップn42以降の処理を繰
り返す(n47→n48→n42・・・)。従って、図
9に示した例では上述の音声報知に続いて、“下り 2
345D 接近”という音声報知を行う。図14のステ
ップn42〜n46の処理はポインタpを1インクリメ
ントするとともに繰り返し行うが、ポインタpが3に達
すれば再びポインタpを0に戻して同様の処理を繰り返
す。これにより、図9に示した抽出データのうち反転表
示フラグがセット状態のデータについて音声報知を繰り
返し行うことになる。
【0036】なお、上記の例ではイヤホンから合成音声
を出力するようにしたが、例えば電源、増幅回路および
スピーカを備えた装置をイヤホンジャックに接続して、
大音量の警告音を周囲に報知するようにしてもよい。ま
た、合成音声信号を発生する回路、電源、増幅回路およ
びスピーカを1つの外部装置として構成し、発生させる
べき音声のコードを本体装置から外部装置へ出力するよ
うにしてもよい。さらに、このような外部装置と本体装
置との間の信号を無線により伝送するようにしてもよ
い。
【0037】
【発明の効果】この発明の列車通過時刻予測装置によれ
ば、操作者等が路線上または路線付近の、所望の位置デ
ータを入力するだけで、その位置における各列車の将来
の通過予測時刻が表示されるため、従来のようにダイヤ
グラムで確認する場合に比較して、夜間や強風のもとで
も読み誤るおそれがなく、今後通過する列車に対して確
実に備えることができる。
【0038】特に、請求項2に係る列車通過時刻予測装
置によれば、複数の列車について現在時刻に近いものか
ら順に通過予測時刻または列車識別データが表示され、
且つ現在時刻から所定時間以内の列車についての通過予
測時刻または列車識別データが他の列車についての通過
予測時刻または列車識別データと区別して表示されるた
め、時間的に接近して上り方向と下り方向から次々に列
車が通過するような場合にもその判断を誤るおそれがな
くなる。
【0039】また、請求項3に係る列車通過時刻予測装
置によれば、現在時刻が列車の通過予測時刻に対して所
定時間以内となったとき音響、音声、振動または光によ
る警告信号を発生するため、使用者は退避準備の指示等
の必要な処理を忘れることなく行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例に係る列車通過時刻予測装置の
外観図である。
【図2】 列車通過時刻予測装置の表示例を示す図であ
る。
【図3】 各駅の位置データと各駅を発着する各列車の
発着時刻データを部分的にダイヤグラムとして表した図
である。
【図4】 列車通過時刻予測装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】 ICカード内のデータ構成の例を示す図であ
る。
【図6】 ICカードに対するデータの書込み方法を示
す図である。
【図7】 第1の実施例に係る列車通過時刻予測装置の
処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 第1の実施例に係る列車通過時刻予測装置の
処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 図7のステップn8で抽出されるデータの例
を示す図である。
【図10】 抽出データの内容と警告音との関係を示す
図である。
【図11】 第2の実施例に係る列車通過時刻予測装置
の構成を示す図である。
【図12】 第2の実施例におけるICカード内の1つ
のデータの構成を示す図である。
【図13】 第2の実施例に係る列車通過時刻予測装置
の処理手順の一部を示すフローチャートである。
【図14】 第3の実施例に係る列車通過時刻予測装置
の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−ICカード(データ記憶手段) 2−本体装置 3−表示/入力パネル 4−警告音出力アダプタ 5−イヤホン 6−GPS受信機 7−アンテナ 9−通信アダプタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象とする路線の各駅の位置データと、
    各駅を発着する各列車の識別データおよび発着時刻デー
    タを記憶するデータ記憶手段と、 路線上または路線付近の指定位置の位置データを入力す
    る位置データ入力手段と、 前記指定位置に対する前記路線上の前後の少なくとも2
    つの駅の位置データおよび該駅における各列車の発着時
    刻データを前記データ記憶手段から読み出すとともに、
    読み出した2つの駅の位置データと各列車の発着時刻デ
    ータおよび前記指定位置の位置データとに基づいて、指
    定位置における各列車の将来の通過予測時刻を算出する
    列車通過予測時刻算出手段と、 前記列車通過予測時刻算出手段により求められた各列車
    の通過予測時刻のうち、現在時刻に最も近い通過予測時
    刻またはその通過予測時刻とともに該当の列車識別デー
    タを表示する列車通過予測データ表示手段とを備えてな
    る列車通過時刻予測装置。
  2. 【請求項2】 対象とする路線の各駅の位置データと、
    各駅を発着する各列車の識別データおよび発着時刻デー
    タを記憶するデータ記憶手段と、 路線上または路線付近の指定位置の位置データを入力す
    る位置データ入力手段と、 前記指定位置に対する前記路線上の前後の少なくとも2
    つの駅の位置データおよび該駅における各列車の発着時
    刻データを前記データ記憶手段から読み出すとともに、
    読み出した2つの駅の位置データと各列車の発着時刻デ
    ータおよび前記指定位置の位置データとに基づいて、指
    定位置における各列車の将来の通過予測時刻を算出する
    列車通過予測時刻算出手段と、 前記列車通過予測時刻算出手段により求められた各列車
    の通過予測時刻と現在時刻とを比較し、現在時刻から所
    定時間以内の列車についての通過予測時刻または列車識
    別データを他の列車についての通過予測時刻または列車
    識別データとは区別して、現在時刻に近いものから順に
    複数の列車についての通過予測時刻または列車識別デー
    タを表示する列車通過予測データ表示手段とを備えてな
    る列車通過時刻予測装置。
  3. 【請求項3】 前記列車通過予測時刻算出手段により求
    められた各列車の通過予測時刻のうち、現在時刻に最も
    近い通過予測時刻と現在時刻とを比較するとともに、現
    在時刻が該通過予測時刻に対し所定時間以内となったと
    き、音響、音声、振動または光による警告信号を発する
    警告信号発生手段を設けた請求項1または2記載の列車
    通過時刻予測装置。
JP10425595A 1995-04-27 1995-04-27 列車通過時刻予測装置 Pending JPH08295237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10425595A JPH08295237A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 列車通過時刻予測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10425595A JPH08295237A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 列車通過時刻予測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08295237A true JPH08295237A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14375829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10425595A Pending JPH08295237A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 列車通過時刻予測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08295237A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316263B2 (ja) * 1978-07-21 1988-04-08 Bridgestone Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316263B2 (ja) * 1978-07-21 1988-04-08 Bridgestone Corp

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101796720B1 (ko) 미세먼지 정보 알림기능을 구비한 마스크 자판기
KR101650629B1 (ko) 플랜트 감시 서버 및 플랜트 감시 방법
US10207726B2 (en) Enhanced rail worker protection warning system (PWS)
JP4785031B2 (ja) 鉄道用作業区間防護システム、そのための列車用搭載装置及び作業員用携帯装置
US5170164A (en) Apparatus and method for recording customized road feature descriptions with feature location data
JP2003532208A (ja) イベント駆動型情報システム
WO2005013172A2 (en) Inspection data recording apparatus and method
JP2013238058A (ja) 標識具の状態監視システム及び方法
KR100750679B1 (ko) 열차 접근 검출 및 경보 시스템
CN112184079A (zh) 一种基于实时空间位置的水务工程安全管理系统及其应用
JPH09128690A (ja) 配車システム
JP2006118998A (ja) Icタグリーダ位置特定装置およびicタグリーダ位置特定方法
JP2012075481A (ja) トンネル消火器装置及び消火器管理システム
JPH08295237A (ja) 列車通過時刻予測装置
JP2022002062A (ja) 駐車料金設定システム
JP6206932B1 (ja) 登山情報中継システム
KR20070052435A (ko) 버스도착 안내 시스템 및 그 방법
CN110159348A (zh) 防冲区人员安全管理系统及管理方法
JP5856275B2 (ja) トンネル消火器装置及び消火器管理システム
JP5722708B2 (ja) 列車接近警報システム
JPH08272855A (ja) 鉄道保守員安全管理システム
JP2006199088A (ja) 車輌事故情報伝達装置および車輌事故情報伝達方法
JP3249430U (ja) 管理システム
JP2021185467A (ja) 緊急性もしくは重大性または有用性に関する情報提供システム、情報提供サーバ、情報受信端末及びプログラム
NL1003511C2 (nl) Systeem voor het op afstand bewaken van voertuigen.