JPH08295249A - 衝撃吸収ステアリング装置 - Google Patents

衝撃吸収ステアリング装置

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JPH08295249A
JPH08295249A JP10630295A JP10630295A JPH08295249A JP H08295249 A JPH08295249 A JP H08295249A JP 10630295 A JP10630295 A JP 10630295A JP 10630295 A JP10630295 A JP 10630295A JP H08295249 A JPH08295249 A JP H08295249A
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博司 山口
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茂 星野
Masakazu Ishikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付性がよくまた構成がシンプルでありしか
も安定したしごき作用が得られる衝撃吸収ステアリング
装置を提供すること。 【構成】 ステアリング装置側部材と車体側部材との相
対移動時に、前記両部材の何れか一方の部材に固定され
て移動方向に延びる帯状の可撓部材が他方の部材に設け
た押圧手段によりしごかれてステアリング装置側部材に
加わる衝撃が吸収される衝撃吸収ステアリング装置にお
いて、前記可撓部材として中間部に湾曲部16bを有し
て同湾曲部16bを前記他方の部材(ブレイクアウェイ
ブラケット12)に設けた閉じた形状の開口12bに嵌
入される可撓部材16を採用し、また前記押圧手段とし
て前記湾曲部16b及び開口12bに嵌入されて同開口
12bの端部に両端にて係合し前記他方の部材12に両
持支持されて前記他方の部材12とにより可撓部材16
を挟むクリップ部材30を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両においてステアリ
ング装置に加わる衝撃を吸収するように構成した衝撃吸
収ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衝撃吸収ステアリング装置の一つとし
て、ステアリング装置側部材と車体側部材との相対移動
時に、前記ステアリング装置側部材と車体側部材の何れ
か一方の部材に固定されて移動方向に延びる帯状の可撓
部材が他方の部材に設けた押圧手段によりしごかれて前
記ステアリング装置側部材に加わる衝撃が吸収されるよ
うにしたものがあり、例えば、実公平6−30599号
公報及び実開昭49−68127号公報に示されてい
る。
【0003】実公平6−30599号公報に示されてい
る衝撃吸収ステアリング装置においては、ステアリング
装置側部材としてのクランプブラケットに一端が開放し
た一対の平行スリットが設けられていて、この平行スリ
ットに車体側部材に設けられてコラム軸方向に延設され
る帯状の可撓部材が挿通してあり、クランプブラケット
と車体側部材の相対移動時にクランプブラケットにより
可撓部材のしごき作用が得られるようになっている。
【0004】また、実開昭49−68127号公報に示
されている衝撃吸収ステアリング装置においては、ステ
アリング装置側部材としてのステアリングコラムに円弧
状膨出部を有する可撓部材としての衝撃吸収板が両端を
固着されて設けられ、また車体側部材としての支持ブラ
ケットに衝撃吸収板の円弧状膨出部を挟む3個の転動ロ
ーラーがそれぞれ支持軸を介して軸支されていて、ステ
アリングコラムと支持ブラケットの相対移動時に3個の
転動ローラーにより衝撃吸収板のしごき作用が得られる
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した実公平6−3
0599号公報の衝撃吸収ステアリング装置において
は、一端が開放した一対の平行スリットに可撓部材が挿
通されるものであるため組付性がよく、しかもクランプ
ブラケット自体により可撓部材のしごき作用が得られる
ようになっているため構成がシンプルであるものの、し
ごき作用が得られるときの大きな荷重(しごき荷重)に
より一対の平行スリットによって強度を弱められた部位
のクランプブラケットが変形することがあり、安定した
しごき作用が得られないことがある。
【0006】また、上記した実開昭49−68127号
公報に示されている衝撃吸収ステアリング装置において
は、支持ブラケットに支持軸を介してそれぞれ軸支され
ている3個の転動ローラーにより衝撃吸収板をしごくも
のであるため、安定したしごき作用が得られるものの、
3個の各転動ローラーを各支持軸を用いて支持ブラケッ
トに組付ける必要があって組付性が悪く、しかもしごき
作用を得るための部材として少なくとも3個の転動ロー
ラーと3個の支持軸が必要であって部品数が多くコスト
面で不利である。本発明は、上記した各問題に対処すべ
くなされたものであり、その目的は組付性がよくまた構
成がシンプルでありしかも安定したしごき作用が得られ
る衝撃吸収ステアリング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、ステアリング装置側部材と
車体側部材との相対移動時に、前記ステアリング装置側
部材と車体側部材の何れか一方の部材に固定されて移動
方向に延びる帯状の可撓部材が他方の部材に設けた押圧
手段によりしごかれて前記ステアリング装置側部材に加
わる衝撃が吸収されるようにした衝撃吸収ステアリング
装置において、前記可撓部材として中間部に湾曲部を有
して同湾曲部を前記他方の部材に設けた閉じた形状の開
口に嵌入される可撓部材を採用し、また前記押圧手段と
して前記可撓部材の湾曲部及び前記開口に嵌入されて同
開口の端部に両端にて係合し前記他方の部材に両持支持
されて前記他方の部材とにより前記可撓部材を挟むクリ
ップ部材を採用した(請求項1の構成)。
【0008】前記クリップ部材は、前記可撓部材に摺動
可能に係合する係合面を有して前記可撓部材を横切って
延在する押圧部と、この押圧部の両延在端部からそれぞ
れ延びて前記開口に弾撥的に係合する一対の腕部と、こ
れら各腕部の基部に設けられて前記開口の端部との係合
により外れ方向の移動を規制する規制部を備えたクリッ
プ部材であること(請求項2の構成)が望ましく、前記
クリップ部材に対する前記可撓部材の移動方向側に前記
規制部を設ける(請求項3の構成)のが望ましい。
【0009】また、前記押圧部が前記可撓部材の長手方
向に対して略直交して配置され、また前記両腕部が前記
押圧部の配置方向にて可撓であること(請求項4の構
成)が望ましい。更に、前記押圧部の両延在端部の各外
側面が前記各腕部に向かって外方へ傾斜する傾斜面であ
ること(請求項5の構成)が望ましく、前記傾斜面の一
方は他方に比して傾斜角が小さいこと(請求項6の構
成)が望ましい。また、前記押圧部が前記両腕部側を上
側とする船底形状に形成されて断面略U字状の底面にて
前記可撓部材に摺動可能に係合すること(請求項7の構
成)が望ましく、前記クリップ部材に対する前記可撓部
材の移動方向側に位置する前記押圧部の壁丈より反対側
に位置する前記押圧部の壁丈が高いこと(請求項8の構
成)が望ましい。また、前記可撓部材と前記他方の部材
が係合する部位に硬質樹脂製のガイドが介在すること
(請求項9の構成)が望ましい。
【0010】
【発明の作用・効果】本発明による衝撃吸収ステアリン
グ装置においては、ステアリング装置側部材と車体側部
材の何れか他方の部材に設けた閉じた形状の開口に可撓
部材の湾曲部を嵌入した状態でクリップ部材を可撓部材
の湾曲部及び開口に嵌入して組付ければ、クリップ部材
が同開口の端部に両端にて係合し他方の部材に両持支持
されて他方の部材とにより可撓部材を挟むようになる。
したがって、ステアリング装置側部材と車体側部材の何
れか一方の部材に固定される可撓部材と他方の部材との
相対移動時には、可撓部材が他方の部材とクリップ部材
によりしごかれてステアリング装置側部材に加わる衝撃
が吸収される。
【0011】このように、本発明による衝撃吸収ステア
リング装置においては、他方の部材に設けた閉じた形状
の開口に可撓部材の湾曲部を嵌入し、またクリップ部材
を可撓部材の湾曲部及び他方の部材の開口に嵌入するこ
とにより、衝撃を吸収する部位が構成されるものである
ため組付性がよく、また衝撃を吸収する部位の構成が他
方の部材と可撓部材とクリップ部材によって構成されて
いるためシンプルであり、しかも閉じた形状の開口を設
けた強度が高い他方の部材とこの他方の部材に両端にて
両持支持されて支持剛性の高いクリップ部材によって可
撓部材をしごくものであるため安定したしごき作用(し
ごき荷重)が得られて安定した衝撃吸収が得られる(請
求項1の作用効果)。
【0012】また、クリップ部材を、可撓部材に摺動可
能に係合する係合面を有して可撓部材を横切って延在す
る押圧部と、この押圧部の両延在端部からそれぞれ延び
て前記開口に弾撥的に係合する一対の腕部と、これら各
腕部の基部に設けられて前記開口の端部との係合により
外れ方向の移動を規制する規制部を備えた構成とした場
合には、可撓部材からクリップ部材の押圧部に作用する
押圧力がクリップ部材の規制部から他方の部材に伝わっ
て受け止められるため、可撓部材からの押圧力を確実に
受けることができ、衝撃吸収を安定させることができる
(請求項2の作用効果)。また、クリップ部材に対する
可撓部材の移動方向側すなわち荷重を多く受ける側に前
記規制部を設けた場合には、可撓部材からの押圧力を更
に確実に受けることができ、衝撃吸収を更に安定させる
ことができる(請求項3の作用効果)。
【0013】また、クリップ部材の押圧部が可撓部材の
長手方向に対して略直交して配置され、また両腕部が押
圧部の配置方向にて可撓である場合には、クリップ部材
の両腕部を撓ませて開口に嵌入することができてクリッ
プ部材の組付性を良好にすることができるとともに、可
撓部材からクリップ部材の押圧部に作用する押圧力が略
均等に加わるようにすることができる(請求項4の作用
効果)。更に、押圧部の両延在端部の各外側面が各腕部
に向かって外方へ傾斜する傾斜面である場合には、クリ
ップ部材を開口に嵌入する際に傾斜面に沿って押し込む
ことにより容易に組付けることができ(請求項5の作用
効果)、また傾斜面の一方を他方に比して傾斜角を小さ
くした場合には、傾斜面の傾斜角の大きい方から先に開
口に嵌め込むことにより傾斜角の小さい方にて腕部の撓
みを有効に活用して良好な組付性を得るとともに組付後
のクリップ部材と開口との間でのガタの発生を抑制する
ことができ、また可撓部材からの押圧力を受ける部分の
長さを十分に確保することができる(請求項6の作用効
果)。なお、両方の傾斜面の傾斜角が大きい場合には、
可撓部材からの押圧力を受ける部分の長さを十分に確保
することができるものの、腕部の撓みを有効に活用でき
ない。また、両方の傾斜面の傾斜角が小さい場合には、
腕部の撓みを有効に活用することができるものの、可撓
部材からの押圧力を受ける部分の長さを十分に確保する
ことができない。
【0014】また、押圧部が両腕部側を上側とする船底
形状に形成されて断面略U字状の底面にて可撓部材に摺
動可能に係合する場合には、押圧部の剛性を上げること
ができてクリップ部材の小型化を図ることができ(請求
項7の作用効果)、この場合においてクリップ部材に対
する可撓部材の移動方向側に位置する押圧部の壁丈より
反対側に位置する押圧部の壁丈が高い場合には、クリッ
プ部材により可撓部材がしごかれる時に可撓部材が押圧
部の上端エッジと干渉して削られることがなく円滑なし
ごき作用が阻害される(しごき荷重が設定値より異常に
高くなる)ことがない(請求項8の作用効果)。また、
可撓部材と他方の部材(両部材共に通常は鉄系金属で製
作される)が係合する部位に硬質樹脂製のガイドが介在
する場合には、可撓部材の3箇所中2箇所での摺動摩擦
の安定が図られて安定したしごき作用(しごき荷重)が
得られる(請求項9の作用効果)。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1及び図2は本発明による衝撃吸収ステア
リング装置の要部(上方支持部の左側部分)を示してい
て、この衝撃吸収ステアリング装置においてはコラムチ
ューブ11の外周に溶接したステアリング装置側部材と
してのブレイクアウェイブラケット12がカプセル13
にてボルト14により車体側部材としての支持ブラケッ
ト15に組付けられるとともに、車両の前後方向に延び
る帯状の可撓部材16がカプセル13と支持ブラケット
15に基端を挟持された状態でボルト14により支持ブ
ラケット15に組付けられている。
【0016】ブレイクアウェイブラケット12は、鋼板
製でプレス成形されており、カプセル13を取付けるた
めの車両後方(図1及び図2の右方)が開放した略コ字
状の開口12aと、後述するガイド20及びクリップ部
材30を取付けるための略ロ字状すなわち閉じた形状の
開口12b(図3参照)を有している。カプセル13
は、中央にボルト挿通孔13aを有していて、樹脂でイ
ンジェクションされた4本の連結ピン17(図1参照)
によりブレイクアウェイブラケット12に固着されてお
り、コラムチューブ11に設定値以上の荷重が車両前方
に向けて作用した場合に連結ピン17が剪断されてブレ
イクアウェイブラケット12と分離して支持ブラケット
15側に取り残されるようになっている。
【0017】可撓部材16は、薄い鋼板からなるもの
で、基端にボルト挿通孔16aを有するとともに、中間
部にU字状の湾曲部16bを有していて、湾曲部16b
はガイド20を介してブレイクアウェイブラケット12
の開口12bに嵌入しており、図1及び図2に示したよ
うに組み付けられた状態ではブレイクアウェイブラケッ
ト12の支持ブラケット15に対する車両前方への移動
時にクリップ部材30によりしごかれてコラムチューブ
11に加わる衝撃を吸収するようになっている。
【0018】ガイド20は、図4〜図6にて詳細に示し
たように、硬質の樹脂により略U字状に形成されてい
て、開口12bの前面部に係合する切欠21と、開口1
2bの後面部下端に係合する突起22と、開口12bの
左右各面に係合する一対のアーム23,24と、可撓部
材16の左右各端面に係合する二対の保持爪25,2
6,27,28を有しており、可撓部材16とクリップ
部材30の組付に先だってブレイクアウェイブラケット
12の開口12bに上方からの嵌合により組付けられる
ようになっている。
【0019】クリップ部材30は、図7〜図10にて詳
細に示したように、可撓部材16に摺動可能に係合する
係合面を有して可撓部材16を略直角に横切って延在す
る押圧部31と、この押圧部31の両延在端部からそれ
ぞれ上方に延びて前記開口12bに設けた切欠12b
1,12b2に弾撥的に係合する一対の腕部32,33
と、これら各腕部32,33の基部に設けられて前記開
口12bの左右各下端部との係合により外れ方向の移動
を規制する規制部34,35を備えている。
【0020】押圧部31は、両腕部32,33側を上側
とする船底形状に形成されていて、断面略U字状とした
底面にて可撓部材16の上面に摺動可能に係合してお
り、左右に延びる延在端部の各外側面は各腕部32,3
3に向かって外側に傾斜する傾斜面S1,S2となって
いて、左側の傾斜面S1の傾斜角θ1が右側の傾斜面S
2の傾斜角θ2に比して小さくされている。また、押圧
部31の車両前方側に配置される前面壁丈H1が車両後
方側すなわち可撓部材16の移動方向側に配置される後
面壁丈H2より高くされている。
【0021】各腕部32,33は、先端が外側に折り曲
げられていて車両の左右方向すなわち押圧部31の配置
方向にて可撓であり、左側の腕部32の幅が右側の腕部
33の幅より狭く形成されており、これに合わせて前記
開口12bに設けた切欠12b1,12b2の幅も形成
されていて、誤組付の防止が図られている。各規制部3
4,35は、各腕部32,33の車両後方側すなわちク
リップ部材30に対する可撓部材16の移動方向側に長
く設けられていて、可撓部材16をしごく時の荷重が主
として後方に延びる各突部34a,35aにて受け止め
られるようになっている。
【0022】ところで、本実施例においては、ブレイク
アウェイブラケット12の開口12bにガイド20を嵌
め込んだ後に可撓部材16をその湾曲部16bが開口1
2bに嵌入するようにして組付け、その後にクリップ部
材30を図11に示した手順で組付けることにより組み
立てられている。図11の(a)の状態においては、右
側の腕部33が開口12bの切欠12b2に入れられて
いて、右側の規制部35の上端が開口12bの右側下端
に当接しており、また左側の傾斜面S1が開口12bの
左側上端に当接している。また図11の(b)は図11
の(a)の状態で左側の腕部32を矢印方向の力で押し
た状態を示していて、この(b)の状態では右側の腕部
33が弾性変形により撓むとともに、左側の傾斜面S1
が開口12bの左側上端との当接部で滑って開口12b
に嵌入する。また図11の(c)は図11の(b)の状
態を経てクリップ部材30が開口12bに組付けられた
状態を示していて、この(c)の状態では両腕部32,
33が両切欠12b1,12b2の深部に弾撥的に係合
するとともに両規制部34,35の上端が開口12bの
両側下端にそれぞれ弾撥的に係合している。
【0023】上記のように構成した本実施例において
は、ブレイクアウェイブラケット12に設けた閉じた形
状の開口12bにガイド20と可撓部材16の湾曲部1
6bを嵌入した状態でクリップ部材30を図11に示し
たように可撓部材16の湾曲部16b及び開口12bに
嵌入して組付ければ、クリップ部材30が両規制部3
4,35の上端にて開口12bの両側下端にそれぞれ弾
撥的に係合しブレイクアウェイブラケット12に両持支
持されてブレイクアウェイブラケット12とにより可撓
部材16を挟むようになる。したがって、ブレイクアウ
ェイブラケット12が支持ブラケット15に対して車両
前方に移動する時には、可撓部材16がブレイクアウェ
イブラケット12とクリップ部材30によりしごかれて
コラムチューブ11に加わる衝撃が吸収される。
【0024】このように、本実施例の衝撃吸収ステアリ
ング装置においては、ブレイクアウェイブラケット12
の開口12bにガイド20と可撓部材16の湾曲部16
bを嵌入し、またクリップ部材30を可撓部材16の湾
曲部16b及び開口12bに嵌入することにより、衝撃
を吸収する部位が構成されるものであるため組付性がよ
く、また衝撃を吸収する部位の構成がブレイクアウェイ
ブラケット12とガイド20と可撓部材16とクリップ
部材30によって構成されているためシンプルであり、
しかも閉じた形状の開口12bを設けた強度が高いブレ
イクアウェイブラケット12とこれに両端にて両持支持
されて支持剛性の高いクリップ部材30によって可撓部
材16をしごくものであるため安定したしごき作用(し
ごき荷重)が得られて安定した衝撃吸収が得られる。
【0025】また、本実施例においては、可撓部材16
に摺動可能に係合する係合面を有して可撓部材16を横
切って延在する押圧部31と、この押圧部31の両延在
端部からそれぞれ延びて前記開口12bに弾撥的に係合
する一対の腕部32,33と、これら各腕部32,33
の基部に設けられて前記開口12bの端部との係合によ
り外れ方向の移動を規制する規制部34,35を備えた
クリップ部材30が採用されていて、可撓部材16から
クリップ部材30の押圧部31に作用する押圧力がクリ
ップ部材30の規制部34,35からブレイクアウェイ
ブラケット12に伝わって受け止められるため、可撓部
材16からの押圧力を確実に受けることができ、衝撃吸
収を安定させることができる。また、クリップ部材30
に対する可撓部材16の移動方向側すなわち荷重を多く
受ける側に規制部34,35の突部34a,35aが設
けられているため、可撓部材16からの押圧力を更に確
実に受けることができ、衝撃吸収を更に安定させること
ができる。
【0026】更に、本実施例においては、クリップ部材
30の押圧部31が可撓部材16の長手方向に対して略
直交して配置され、また両腕部32,33が押圧部31
の配置方向にて可撓であるため、クリップ部材30の両
腕部32,33を撓ませて開口12bに嵌入することが
できてクリップ部材30の組付性を良好にすることがで
きるとともに、可撓部材16からクリップ部材30の押
圧部31に作用する押圧力が略均等に加わるようにする
ことができる。また、押圧部31の両延在端部の各外側
面が各腕部32,33に向かって外方へ傾斜する傾斜面
S1,S2であるため、クリップ部材30を開口12b
に嵌入する際に傾斜面S1,S2に沿って押し込むこと
により容易に組付けることができ、また左側の傾斜面S
1を右側の傾斜面S2に比して傾斜角を小さくしたた
め、クリップ部材30において右側の傾斜面S2側から
先に開口12bに嵌め込むことにより右側の腕部33の
撓みを有効に活用して良好な組付性を得るとともに組付
後のクリップ部材30と開口12bとの間でのガタの発
生を抑制することができ、また可撓部材16からの押圧
力を受ける押圧部31のストレート部分の長さを十分に
確保することができる。
【0027】また、本実施例においては、クリップ部材
30の押圧部31が両腕部32,33側を上側とする船
底形状に形成されて断面略U字状の底面にて可撓部材1
6に摺動可能に係合するため、押圧部31の剛性を上げ
ることができてクリップ部材30の小型化を図ることが
でき、しかもクリップ部材30に対する可撓部材16の
移動方向側に位置する押圧部31の壁丈H2より反対側
に位置する押圧部31の壁丈H1が高くしてあるため、
クリップ部材30により可撓部材16がしごかれる時に
可撓部材16が押圧部31の上端エッジと干渉して削ら
れることがなく円滑なしごき作用が阻害される(しごき
荷重が設定値より異常に高くなる)ことがない。また、
可撓部材16とブレイクアウェイブラケット12が係合
する部位に硬質樹脂製のガイド30が介在しているた
め、可撓部材16の3箇所中2箇所での摺動摩擦の安定
が図られて安定したしごき作用(しごき荷重)が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による衝撃吸収ステアリング装置の一
実施例を示す要部平面図である。
【図2】 図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】 図1及び図2に示したブレイクアウェイブラ
ケットに設けた閉じた形状の開口の平面図である。
【図4】 図1及び図2に示したガイドの側面図であ
る。
【図5】 図1及び図2に示したガイドの平面図であ
る。
【図6】 図1及び図2に示したガイドの背面図であ
る。
【図7】 図1及び図2に示したクリップ部材の背面図
である。
【図8】 図1及び図2に示したクリップ部材の平面図
である。
【図9】 図1及び図2に示したクリップ部材の左側面
図である。
【図10】 図1及び図2に示したクリップ部材の右側
面図である。
【図11】 ブレイクアウェイブラケットの開口にクリ
ップ部材を組付けるときの作動説明図である。
【符号の説明】
11…コラムチューブ、12…ブレイクアウェイブラケ
ット(ステアリング装置側部材)、12b…閉じた形状
の開口、15…支持ブラケット(車体側部材)、16…
可撓部材、16b…湾曲部、20…ガイド、30…クリ
ップ部材、31…押圧部、32,33…腕部、34,3
5…規制部、34a,35a…突部、S1,S2…傾斜
面、H1,H2…壁丈。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング装置側部材と車体側部材と
    の相対移動時に、前記ステアリング装置側部材と車体側
    部材の何れか一方の部材に固定されて移動方向に延びる
    帯状の可撓部材が他方の部材に設けた押圧手段によりし
    ごかれて前記ステアリング装置側部材に加わる衝撃が吸
    収されるようにした衝撃吸収ステアリング装置におい
    て、前記可撓部材として中間部に湾曲部を有して同湾曲
    部を前記他方の部材に設けた閉じた形状の開口に嵌入さ
    れる可撓部材を採用し、また前記押圧手段として前記可
    撓部材の湾曲部及び前記開口に嵌入されて同開口の端部
    に両端にて係合し前記他方の部材に両持支持されて前記
    他方の部材とにより前記可撓部材を挟むクリップ部材を
    採用したことを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記クリップ部材が、前記可撓部材に摺
    動可能に係合する係合面を有して前記可撓部材を横切っ
    て延在する押圧部と、この押圧部の両延在端部からそれ
    ぞれ延びて前記開口に弾撥的に係合する一対の腕部と、
    これら各腕部の基部に設けられて前記開口の端部との係
    合により外れ方向の移動を規制する規制部を備えたクリ
    ップ部材であることを特徴とする請求項1記載の衝撃吸
    収ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記クリップ部材に対する前記可撓部材
    の移動方向側に前記規制部を設けたことを特徴とする請
    求項2記載の衝撃吸収ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部が前記可撓部材の長手方向に
    対して略直交して配置され、また前記両腕部が前記押圧
    部の配置方向にて可撓であることを特徴とする請求項2
    または3記載の衝撃吸収ステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧部の両延在端部の各外側面が前
    記各腕部に向かって外方へ傾斜する傾斜面であることを
    特徴とする請求項2,3または4記載の衝撃吸収ステア
    リング装置。
  6. 【請求項6】 前記傾斜面の一方は他方に比して傾斜角
    が小さいことを特徴とする請求項5記載の衝撃吸収ステ
    アリング装置。
  7. 【請求項7】 前記押圧部が前記両腕部側を上側とする
    船底形状に形成されて断面略U字状の底面にて前記可撓
    部材に摺動可能に係合することを特徴とする請求項2,
    3,4,5または6記載の衝撃吸収ステアリング装置。
  8. 【請求項8】 前記クリップ部材に対する前記可撓部材
    の移動方向側に位置する前記押圧部の壁丈より反対側に
    位置する前記押圧部の壁丈が高いことを特徴とする請求
    項7記載の衝撃吸収ステアリング装置。
  9. 【請求項9】 前記可撓部材と前記他方の部材が係合す
    る部位に硬質樹脂製のガイドが介在することを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の衝
    撃吸収ステアリング装置。
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