JPH08296455A - ターボエンジン - Google Patents
ターボエンジンInfo
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- JPH08296455A JPH08296455A JP10390495A JP10390495A JPH08296455A JP H08296455 A JPH08296455 A JP H08296455A JP 10390495 A JP10390495 A JP 10390495A JP 10390495 A JP10390495 A JP 10390495A JP H08296455 A JPH08296455 A JP H08296455A
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- Japan
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- turbine
- compressed air
- guide duct
- turbo engine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターボエンジンの中間負荷時の熱効率を向上
し得るようにする。 【構成】 タービン冷却空気案内ダクト23の入口開口
27に、感温変形材料からなる開度自動調整用部材30
を設けて、ターボエンジンの最大負荷時には開度が大き
くなってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮空気
13の流量が多くなるようにし、中間負荷時には開度が
小さくなってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮
空気13の流量が絞られるようにする。
し得るようにする。 【構成】 タービン冷却空気案内ダクト23の入口開口
27に、感温変形材料からなる開度自動調整用部材30
を設けて、ターボエンジンの最大負荷時には開度が大き
くなってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮空気
13の流量が多くなるようにし、中間負荷時には開度が
小さくなってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮
空気13の流量が絞られるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボエンジンに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は航空機エンジンとしてのアフタバ
ーナ付きジェットエンジン(ターボファンエンジン)の
一例を示すものであり、空気を取入れるファン1と、取
入れた空気を圧縮する圧縮機2と、圧縮した空気に燃料
を混合して燃焼させる燃焼器3と、燃焼器3の燃焼ガス
によりファン1及び圧縮機2を駆動するタービン4と、
新たに付加した燃料の燃焼を行うアフタバーナ部5とを
備えている。
ーナ付きジェットエンジン(ターボファンエンジン)の
一例を示すものであり、空気を取入れるファン1と、取
入れた空気を圧縮する圧縮機2と、圧縮した空気に燃料
を混合して燃焼させる燃焼器3と、燃焼器3の燃焼ガス
によりファン1及び圧縮機2を駆動するタービン4と、
新たに付加した燃料の燃焼を行うアフタバーナ部5とを
備えている。
【0003】そして、アフタバーナ部5には、下流側に
乱流域6を形成するための保炎器7と、燃料を噴出させ
るための燃料ノズル8と、点火トーチ9とが配され、ア
フタバーナ部5による燃焼ガスをエンジン外筒10の内
側に設けられたライナ11から噴出させることにより、
推力の増加を図るようにしている。
乱流域6を形成するための保炎器7と、燃料を噴出させ
るための燃料ノズル8と、点火トーチ9とが配され、ア
フタバーナ部5による燃焼ガスをエンジン外筒10の内
側に設けられたライナ11から噴出させることにより、
推力の増加を図るようにしている。
【0004】又、ファン1から分岐されたファン流12
と、圧縮機2、燃焼器3、及びタービン4から排出され
るコア流(圧縮空気)13とは、混合器14を経由させ
ることにより、混合促進が図られるようになっている。
と、圧縮機2、燃焼器3、及びタービン4から排出され
るコア流(圧縮空気)13とは、混合器14を経由させ
ることにより、混合促進が図られるようになっている。
【0005】上記ターボエンジンにおける燃焼器3は、
図6〜図8に示すように、圧縮機2からの圧縮空気13
が導入される燃焼器ケーシング15と、燃焼器ケーシン
グ15内部に設けられた多数の空気取入口16を有する
燃焼器ライナ17と、燃焼器ライナ17へ燃料18を噴
射する燃料噴射ノズル19とで構成されており、燃焼器
ケーシング15の後端部には、タービンローター20を
構成するタービンディスク21に形成された冷却孔22
へ圧縮空気13を送るためのタービン冷却空気案内ダク
ト23が形成されており、該タービン冷却空気案内ダク
ト23の内部には、タービンディスク21の回転方向2
4へ向けて圧縮空気13の流れを偏向させるための案内
羽根25が周方向に多数取付けられている。
図6〜図8に示すように、圧縮機2からの圧縮空気13
が導入される燃焼器ケーシング15と、燃焼器ケーシン
グ15内部に設けられた多数の空気取入口16を有する
燃焼器ライナ17と、燃焼器ライナ17へ燃料18を噴
射する燃料噴射ノズル19とで構成されており、燃焼器
ケーシング15の後端部には、タービンローター20を
構成するタービンディスク21に形成された冷却孔22
へ圧縮空気13を送るためのタービン冷却空気案内ダク
ト23が形成されており、該タービン冷却空気案内ダク
ト23の内部には、タービンディスク21の回転方向2
4へ向けて圧縮空気13の流れを偏向させるための案内
羽根25が周方向に多数取付けられている。
【0006】尚、図中、26は燃焼器3で発生した燃焼
ガス、27はタービン冷却空気案内ダクト23の入口開
口、28はタービン動翼、29はタービン静翼である。
ガス、27はタービン冷却空気案内ダクト23の入口開
口、28はタービン動翼、29はタービン静翼である。
【0007】そして、圧縮機2で圧縮された高圧の圧縮
空気13は、燃焼器ケーシング15内へ導かれ、空気取
入口16から燃焼器ライナ17内へ入り、燃料噴射ノズ
ル19からの燃料18と混合されて燃焼され、燃焼によ
り発生した燃焼ガス26のエネルギーにより、タービン
動翼28を介してタービンローター20を回転するが、
この時、燃焼に利用されなかった残りの圧縮空気13
が、燃焼器ケーシング15の後端からタービン冷却空気
案内ダクト23を介してタービンディスク21の冷却孔
22へと送られ、回転しているタービンディスク21を
冷却する。
空気13は、燃焼器ケーシング15内へ導かれ、空気取
入口16から燃焼器ライナ17内へ入り、燃料噴射ノズ
ル19からの燃料18と混合されて燃焼され、燃焼によ
り発生した燃焼ガス26のエネルギーにより、タービン
動翼28を介してタービンローター20を回転するが、
この時、燃焼に利用されなかった残りの圧縮空気13
が、燃焼器ケーシング15の後端からタービン冷却空気
案内ダクト23を介してタービンディスク21の冷却孔
22へと送られ、回転しているタービンディスク21を
冷却する。
【0008】タービン冷却空気案内ダクト23に設けら
れた案内羽根25は、圧縮空気13をタービンディスク
21の回転方向24へ偏向させて、圧縮空気13が冷却
孔22へ入り易くなるようにしている。
れた案内羽根25は、圧縮空気13をタービンディスク
21の回転方向24へ偏向させて、圧縮空気13が冷却
孔22へ入り易くなるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のターボエンジンには、以下のような問題があった。
来のターボエンジンには、以下のような問題があった。
【0010】即ち、タービン冷却空気案内ダクト23を
介してタービンディスク21の冷却孔22へ送られる圧
縮空気13の量は、ターボエンジンの最大負荷時におい
て充分な冷却能力が確保されるよう決定されていたが、
このようにした場合、ターボエンジンの中間負荷時に、
タービンディスク21が冷却され過ぎてしまうこととな
って、熱効率が低下する。
介してタービンディスク21の冷却孔22へ送られる圧
縮空気13の量は、ターボエンジンの最大負荷時におい
て充分な冷却能力が確保されるよう決定されていたが、
このようにした場合、ターボエンジンの中間負荷時に、
タービンディスク21が冷却され過ぎてしまうこととな
って、熱効率が低下する。
【0011】このことは、最大負荷か停止かのいずれか
の状態しか選択されない産業用ターボエンジンでは問題
にならないが、中間負荷で運転される時間が最も長くな
る航空機用ターボエンジンでは大きな問題となる。
の状態しか選択されない産業用ターボエンジンでは問題
にならないが、中間負荷で運転される時間が最も長くな
る航空機用ターボエンジンでは大きな問題となる。
【0012】本発明は、上述の実情に鑑み、中間負荷時
の熱効率を向上し得るようにしたターボエンジンを提供
することを目的とするものである。
の熱効率を向上し得るようにしたターボエンジンを提供
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の手段は、
燃焼器の圧縮空気を、タービンディスクに形成された冷
却孔へ導くタービン冷却空気案内ダクトの入口開口に、
感温変形材料からなる開度自動調整用部材を設けたこと
を特徴とするターボエンジンにかかるものである。
燃焼器の圧縮空気を、タービンディスクに形成された冷
却孔へ導くタービン冷却空気案内ダクトの入口開口に、
感温変形材料からなる開度自動調整用部材を設けたこと
を特徴とするターボエンジンにかかるものである。
【0014】本発明の第二の手段は、燃焼器の圧縮空気
を、タービンディスクに形成された冷却孔へ導くタービ
ン冷却空気案内ダクトの内部に、感温変形材料からなる
角度自動調整式案内羽根を設けたことを特徴とするター
ボエンジンにかかるものである。
を、タービンディスクに形成された冷却孔へ導くタービ
ン冷却空気案内ダクトの内部に、感温変形材料からなる
角度自動調整式案内羽根を設けたことを特徴とするター
ボエンジンにかかるものである。
【0015】この場合において、感温変形材料をバイメ
タルとしても良い。
タルとしても良い。
【0016】又、感温変形材料を形状記憶合金としても
良い。
良い。
【0017】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0018】タービン冷却空気案内ダクトの入口開口
に、感温変形材料からなる開度自動調整用部材を設け
て、ターボエンジンの最大負荷時には開度が大きくなっ
てタービン冷却空気案内ダクトへの圧縮空気の流量が多
くなるようにし、中間負荷時には開度が小さくなってタ
ービン冷却空気案内ダクトへの圧縮空気の流量が絞られ
るようにする。
に、感温変形材料からなる開度自動調整用部材を設け
て、ターボエンジンの最大負荷時には開度が大きくなっ
てタービン冷却空気案内ダクトへの圧縮空気の流量が多
くなるようにし、中間負荷時には開度が小さくなってタ
ービン冷却空気案内ダクトへの圧縮空気の流量が絞られ
るようにする。
【0019】これにより、中間負荷時において、燃焼に
寄与する圧縮空気の割合が増加され、タービンの冷却に
寄与する圧縮空気の割合が減少されるので、全体として
の熱効率が向上する。
寄与する圧縮空気の割合が増加され、タービンの冷却に
寄与する圧縮空気の割合が減少されるので、全体として
の熱効率が向上する。
【0020】更に、タービン冷却空気案内ダクトの内部
に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽根を設
けて、ターボエンジンの最大負荷時には下流側の部分の
角度が大きくなって、タービンディスク回転方向に対す
る成分が大きくなることにより圧縮空気が冷却孔へ流入
し易くなるようにし、中間負荷時には下流側の部分の角
度が小さくなって、タービンディスク回転方向に対する
成分が小さくなることにより圧縮空気が冷却孔へ流入し
難くなるようにする。
に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽根を設
けて、ターボエンジンの最大負荷時には下流側の部分の
角度が大きくなって、タービンディスク回転方向に対す
る成分が大きくなることにより圧縮空気が冷却孔へ流入
し易くなるようにし、中間負荷時には下流側の部分の角
度が小さくなって、タービンディスク回転方向に対する
成分が小さくなることにより圧縮空気が冷却孔へ流入し
難くなるようにする。
【0021】これにより、中間負荷時において、燃焼に
寄与する圧縮空気の割合が増加され、タービンの冷却に
寄与する圧縮空気の割合が減少されるので、全体として
の熱効率が向上する。
寄与する圧縮空気の割合が増加され、タービンの冷却に
寄与する圧縮空気の割合が減少されるので、全体として
の熱効率が向上する。
【0022】この際、感温変形材料として、バイメタル
を用いた場合には、タービン冷却空気案内ダクト周辺の
温度変化に伴い、開度自動調整用部材の開度や、角度自
動調整式案内羽根の角度を、連続的に変更させることが
できるので、熱効率を向上させる効果が大きい。
を用いた場合には、タービン冷却空気案内ダクト周辺の
温度変化に伴い、開度自動調整用部材の開度や、角度自
動調整式案内羽根の角度を、連続的に変更させることが
できるので、熱効率を向上させる効果が大きい。
【0023】又、感温変形材料として、形状記憶合金を
用いた場合には、ある温度を境に記憶した形状を再現さ
せることができるので、開度自動調整用部材の開度や、
角度自動調整式案内羽根の角度について、大小二値的な
作動状態を得ることができる。
用いた場合には、ある温度を境に記憶した形状を再現さ
せることができるので、開度自動調整用部材の開度や、
角度自動調整式案内羽根の角度について、大小二値的な
作動状態を得ることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0025】図1〜図4は、本発明の一実施例である。
【0026】又、図中、3は燃焼器、13は燃焼器3へ
導入される圧縮空気、15は燃焼器3を構成する燃焼器
ケーシング、17は燃焼器ケーシング15内に設けられ
た燃焼器ライナ、20はタービンローター、21はター
ビンローター20を構成するタービンディスク、22は
タービンディスク21に形成された冷却孔、23は燃焼
器3の圧縮空気13を、タービンディスク21に形成さ
れた冷却孔22へ導くタービン冷却空気案内ダクト、2
6は燃焼器3で発生された燃焼ガス、27はタービン冷
却空気案内ダクト23の入口開口、28はタービンロー
ター20に取付けられた圧縮機駆動タービン動翼、29
は圧縮機駆動タービン静翼である。
導入される圧縮空気、15は燃焼器3を構成する燃焼器
ケーシング、17は燃焼器ケーシング15内に設けられ
た燃焼器ライナ、20はタービンローター、21はター
ビンローター20を構成するタービンディスク、22は
タービンディスク21に形成された冷却孔、23は燃焼
器3の圧縮空気13を、タービンディスク21に形成さ
れた冷却孔22へ導くタービン冷却空気案内ダクト、2
6は燃焼器3で発生された燃焼ガス、27はタービン冷
却空気案内ダクト23の入口開口、28はタービンロー
ター20に取付けられた圧縮機駆動タービン動翼、29
は圧縮機駆動タービン静翼である。
【0027】本発明では、タービン冷却空気案内ダクト
23の入口開口27に、感温変形材料からなる開度自動
調整用部材30を設ける。
23の入口開口27に、感温変形材料からなる開度自動
調整用部材30を設ける。
【0028】該開度自動調整用部材30は、図2に示す
ような、テーパ状をした円筒部材31の大径部側を軸方
向に切り込んだ分割部分に形成される。尚、円筒部材3
1の小径部側は、燃焼器ケーシング15への取付部32
となる。
ような、テーパ状をした円筒部材31の大径部側を軸方
向に切り込んだ分割部分に形成される。尚、円筒部材3
1の小径部側は、燃焼器ケーシング15への取付部32
となる。
【0029】又、開度自動調整用部材30は、ターボエ
ンジンの最大負荷時に開度が大きく、中間負荷時に開度
が小さくなるようにする。
ンジンの最大負荷時に開度が大きく、中間負荷時に開度
が小さくなるようにする。
【0030】加えて、タービン冷却空気案内ダクト23
の内部に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽
根33を設ける。
の内部に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽
根33を設ける。
【0031】該角度自動調整式案内羽根33は、図3に
示すように、上流側の部分を溶接34などによってター
ビン冷却空気案内ダクト23の内壁に固定し、下流側の
部分が自由に動けるようにする。
示すように、上流側の部分を溶接34などによってター
ビン冷却空気案内ダクト23の内壁に固定し、下流側の
部分が自由に動けるようにする。
【0032】角度自動調整式案内羽根33は、ターボエ
ンジンの最大負荷時に角度が大きく、中間負荷時に角度
が小さくなるようにする。
ンジンの最大負荷時に角度が大きく、中間負荷時に角度
が小さくなるようにする。
【0033】そして、前記感温変形材料として、図4に
示すような、熱膨張率の異なる二枚の部材35,36の
両端を溶接37やリベットやボルトなどで止めてなるバ
イメタル38か、或いは、形状記憶合金を用いる。
示すような、熱膨張率の異なる二枚の部材35,36の
両端を溶接37やリベットやボルトなどで止めてなるバ
イメタル38か、或いは、形状記憶合金を用いる。
【0034】尚、ターボエンジンの最低負荷から最大負
荷までの間に、タービン冷却空気案内ダクト23周辺の
温度は、エンジン回転数に応じて連続的に変化するの
で、この間に開度自動調整用部材30により開度αを全
開から全閉まで、又、角度自動調整式案内羽根33の角
度βを出側の圧縮空気13に与える周速が冷却孔22の
周速と同じになるように連続的に変更させるには、バイ
メタル38の部材35,36として、ニッケル基耐熱合
金とコバルト基耐熱合金との組合せを用いるのが適して
いる(温度が上昇した時に屈曲する側に熱膨張率の小さ
いニッケル基耐熱合金を使用する)。
荷までの間に、タービン冷却空気案内ダクト23周辺の
温度は、エンジン回転数に応じて連続的に変化するの
で、この間に開度自動調整用部材30により開度αを全
開から全閉まで、又、角度自動調整式案内羽根33の角
度βを出側の圧縮空気13に与える周速が冷却孔22の
周速と同じになるように連続的に変更させるには、バイ
メタル38の部材35,36として、ニッケル基耐熱合
金とコバルト基耐熱合金との組合せを用いるのが適して
いる(温度が上昇した時に屈曲する側に熱膨張率の小さ
いニッケル基耐熱合金を使用する)。
【0035】又、形状記憶合金を使用する場合には、燃
焼ガス26の温度がタービン動翼28の許容部材温度で
ある900〜1000度となった時を境として変形させ
るよう設定すると中間負荷時の熱効率が良くなるので、
この範囲の温度で形状を記憶させることが可能な材料を
用いる。
焼ガス26の温度がタービン動翼28の許容部材温度で
ある900〜1000度となった時を境として変形させ
るよう設定すると中間負荷時の熱効率が良くなるので、
この範囲の温度で形状を記憶させることが可能な材料を
用いる。
【0036】次に、作動について説明する。
【0037】ターボエンジンの作動及び、タービンディ
スク21を冷却する過程については図5〜図8と同様な
ので説明を省略する。
スク21を冷却する過程については図5〜図8と同様な
ので説明を省略する。
【0038】一般に、航空機用ターボエンジンでは、離
陸時に最大負荷とする以外は、最大負荷で運転されるこ
とが余りなく、最も長時間行われる巡航中などは、中間
負荷で運転される。
陸時に最大負荷とする以外は、最大負荷で運転されるこ
とが余りなく、最も長時間行われる巡航中などは、中間
負荷で運転される。
【0039】そのため、タービン冷却空気案内ダクト2
3を介してタービンディスク21の冷却孔22へ送られ
る圧縮空気13の量を、ターボエンジンの最大負荷時に
おいて充分な冷却能力が確保されるよう決定してしまう
と、中間負荷時に、タービンディスク21が冷却され過
ぎて、熱効率が低下してしまう。
3を介してタービンディスク21の冷却孔22へ送られ
る圧縮空気13の量を、ターボエンジンの最大負荷時に
おいて充分な冷却能力が確保されるよう決定してしまう
と、中間負荷時に、タービンディスク21が冷却され過
ぎて、熱効率が低下してしまう。
【0040】そこで、本発明では、タービン冷却空気案
内ダクト23の入口開口27に、感温変形材料からなる
開度自動調整用部材30を設けて、ターボエンジンの最
大負荷時には図1に仮想線で示すように開度が大きくな
ってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮空気13
の流量が多くなるようにし、中間負荷時には実線で示す
ように開度が小さくなってタービン冷却空気案内ダクト
23への圧縮空気13の流量が絞られるようにする。
内ダクト23の入口開口27に、感温変形材料からなる
開度自動調整用部材30を設けて、ターボエンジンの最
大負荷時には図1に仮想線で示すように開度が大きくな
ってタービン冷却空気案内ダクト23への圧縮空気13
の流量が多くなるようにし、中間負荷時には実線で示す
ように開度が小さくなってタービン冷却空気案内ダクト
23への圧縮空気13の流量が絞られるようにする。
【0041】これにより、中間負荷時において、燃焼に
寄与する圧縮空気13の割合が増加され、タービン4の
冷却に寄与する圧縮空気13の割合が減少されるので、
全体としての熱効率が向上する。
寄与する圧縮空気13の割合が増加され、タービン4の
冷却に寄与する圧縮空気13の割合が減少されるので、
全体としての熱効率が向上する。
【0042】更に、タービン冷却空気案内ダクト23の
内部に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽根
33を設けて、ターボエンジンの最大負荷時には図3に
仮想線で示すように、下流側の部分の角度が大きくなっ
て、タービンディスク21回転方向に対する成分が大き
くなることにより圧縮空気13が冷却孔22へ流入し易
くなるようにし、中間負荷時には実線で示すように下流
側の部分の角度が小さくなって、タービンディスク21
回転方向に対する成分が小さくなることにより圧縮空気
13が冷却孔22へ流入し難くなるようにする。
内部に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽根
33を設けて、ターボエンジンの最大負荷時には図3に
仮想線で示すように、下流側の部分の角度が大きくなっ
て、タービンディスク21回転方向に対する成分が大き
くなることにより圧縮空気13が冷却孔22へ流入し易
くなるようにし、中間負荷時には実線で示すように下流
側の部分の角度が小さくなって、タービンディスク21
回転方向に対する成分が小さくなることにより圧縮空気
13が冷却孔22へ流入し難くなるようにする。
【0043】これにより、中間負荷時において、燃焼に
寄与する圧縮空気13の割合が増加され、タービン4の
冷却に寄与する圧縮空気13の割合が減少されるので、
全体としての熱効率が向上する。
寄与する圧縮空気13の割合が増加され、タービン4の
冷却に寄与する圧縮空気13の割合が減少されるので、
全体としての熱効率が向上する。
【0044】この際、感温変形材料として、図4に示す
ような、バイメタル38を用いた場合には、タービン冷
却空気案内ダクト23周辺の温度変化に伴い、開度自動
調整用部材30の開度や、角度自動調整式案内羽根33
の角度を、連続的に変更させることができるので、熱効
率を向上させる効果が大きい。
ような、バイメタル38を用いた場合には、タービン冷
却空気案内ダクト23周辺の温度変化に伴い、開度自動
調整用部材30の開度や、角度自動調整式案内羽根33
の角度を、連続的に変更させることができるので、熱効
率を向上させる効果が大きい。
【0045】又、感温変形材料として、形状記憶合金を
用いた場合には、ある温度を境に記憶した形状を再現さ
せることができるので、開度自動調整用部材30の開度
や、角度自動調整式案内羽根33の角度について、大小
二値的な作動状態を得ることができる。
用いた場合には、ある温度を境に記憶した形状を再現さ
せることができるので、開度自動調整用部材30の開度
や、角度自動調整式案内羽根33の角度について、大小
二値的な作動状態を得ることができる。
【0046】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、どちらか一方のみ設けるようにして
も良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、どちらか一方のみ設けるようにして
も良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターボエ
ンジンによれば、中間負荷時の熱効率を向上することが
できるという優れた効果を奏し得る。
ンジンによれば、中間負荷時の熱効率を向上することが
できるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の一実施例の拡大した側方断面図であ
る。
る。
【図2】図1の円筒部材の概略斜視図である。
【図3】図1の角度自動調整式案内羽根を半径方向から
見た概略図である。
見た概略図である。
【図4】バイメタルの説明図である。
【図5】ターボエンジンの概略側方断面図である。
【図6】図5のVI部分の拡大図である。
【図7】タービン冷却空気案内ダクト内部に設けられた
案内羽根と、タービンディスクに設けられた冷却孔との
関係を示す概略図である。
案内羽根と、タービンディスクに設けられた冷却孔との
関係を示す概略図である。
【図8】図6のVIII部分の拡大図である。
3 燃焼器 13 圧縮空気 21 タービンディスク 22 冷却孔 23 タービン冷却空気案内ダクト 27 入口開口 30 開度自動調整用部材 33 角度自動調整式案内羽根 38 バイメタル
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼器の圧縮空気を、タービンディスク
に形成された冷却孔へ導くタービン冷却空気案内ダクト
の入口開口に、感温変形材料からなる開度自動調整用部
材を設けたことを特徴とするターボエンジン。 - 【請求項2】 燃焼器の圧縮空気を、タービンディスク
に形成された冷却孔へ導くタービン冷却空気案内ダクト
の内部に、感温変形材料からなる角度自動調整式案内羽
根を設けたことを特徴とするターボエンジン。 - 【請求項3】 感温変形材料がバイメタルである請求項
1又は2記載のターボエンジン。 - 【請求項4】 感温変形材料が形状記憶合金である請求
項1又は2記載のターボエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10390495A JPH08296455A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ターボエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10390495A JPH08296455A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ターボエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296455A true JPH08296455A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14366420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10390495A Pending JPH08296455A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ターボエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08296455A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005009382A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | タービンロータ、タービンディスク、及びタービン |
| US7037067B2 (en) | 2003-02-05 | 2006-05-02 | Inhikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Gas turbine engine |
| CN102121420A (zh) * | 2010-01-07 | 2011-07-13 | 通用电气公司 | 用于燃气涡轮的温度启动阀 |
| JP2012112382A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Alstom Technology Ltd | 回転機械、特にガスタービン |
| JP2014005829A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | General Electric Co <Ge> | ロータホイール内の流れを制御するシステムおよび方法 |
| US10577935B2 (en) | 2015-05-15 | 2020-03-03 | Ihi Corporation | Turbine blade mounting structure |
| CN115711160A (zh) * | 2021-08-23 | 2023-02-24 | 通用电气公司 | 冷却涡轮叶片的方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10390495A patent/JPH08296455A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9267382B2 (en) | 2010-11-19 | 2016-02-23 | Alstom Technology Ltd | Rotating machine |
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| CN115711160A (zh) * | 2021-08-23 | 2023-02-24 | 通用电气公司 | 冷却涡轮叶片的方法 |
| CN115711160B (zh) * | 2021-08-23 | 2025-10-03 | 通用电气公司 | 冷却涡轮叶片的方法 |
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