JPH08296830A - 灰の減容処理方法及びその装置 - Google Patents
灰の減容処理方法及びその装置Info
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
かつ熱エネルギーの節約を可能とする。 【構成】 溶融炉13で燃焼手段7により灰を予熱しか
つ溶融して減容する灰の減容処理方法であって、溶融炉
13からの高温排ガスの少なくとも一部をエジェクター
25により誘引し、高温排ガスとエジェクター25の駆
動流体とをエジェクタ25で混合し、混合されて温度調
節された混合ガスをエジェクター25より出口配管18
へ排出し、出口配管18内に灰を導入しかつ灰を混合ガ
スにより予熱しながら気流搬送し、灰を分離回収して溶
融炉13へ供給する。 【効果】 構造が簡単になるとともに溶融炉のガスもれ
などのトラブルが防止されて安全性及び信頼性が向上す
る。
Description
溶融し減容する設備に係り、特に設備の簡素化と省エネ
ルギー化とを図るのに好適な灰の減容処理方法及びその
装置に関する。
に使用されていたが、最近、ごみ処理量の増加によって
埋立用地の確保が困難となってきたことに伴い、灰(例
えば焼却灰)の溶融固化による減容処理が求められてい
る。しかし、灰の溶融温度は1300〜1500℃と非
常に高いため、灰を溶融するのに1500〜1700℃
の高温火炎を有するバーナが使用される。溶融した灰自
身の温度が1300〜1500℃にもなるため、溶融炉
より排出される高温排ガスの温度も1300〜1500
℃以上となる。
た塩素及びアルカリ類が大量に含まれているため、金属
材料に対する腐食性が強く通常の熱交換器では熱回収が
困難で、多くの場合、溶融炉からの高温排ガスは熱回収
されることなく、単に煙道中に水を噴射しガス温度を下
げて除塵するのみで大気中に排出していた。灰の溶融炉
における数少ない熱回収技術として灰と高温燃焼ガスと
を直接接触させ、灰を予熱し減容処理する図3に示す技
術が公知となっている。
7を経て送給された灰がフィーダ31を経由して造粒機
32に送られる。その際に水、場合によっては固化剤を
含む水が配管30を経由してフィーダ31に供給され、
灰に混合される。造粒機32で造粒された造粒灰11は
溶融炉13の受入ホッパ34に入る。受入ホッパ34の
下部より流出した造粒灰11はその安息角により定まる
傾斜角度を持つ斜面を形成する。その斜面をバーナ7で
加熱し表面を溶融する。溶融された造粒灰11は斜面を
流下し灰ピット15に滴下される。灰ピット15には水
が入れられており、滴下した溶融灰は急冷されて減容さ
れ底部に沈積される。
た空気とともにバーナ7で燃焼され、バーナ7からの高
温燃焼ガスは灰予熱ゾーン35内の造粒灰11の斜面の
未溶融部を通り、受入ホッパ34の下部より造粒灰11
を予熱しながら上方に流れ、高温排ガスとなって排出配
管33を経由し図示しない後段の排煙処理設備に入る。
すなわち、下向きに流れる造粒灰と上向きに流れる高温
燃焼ガスとは向流で接触しながら流れ、熱交換する。
設備には、以下に示す種々の問題点がある。 a.受入ホッパ34の下部より溶融炉13の炉内に流出
した造粒灰11の斜面の全面が溶融灰で覆われてしまう
と高温燃焼ガスが造粒灰11の斜面を通過し受入ホッパ
34に入ることができない。その結果、バーナ7からの
高温燃焼ガスの逃げ場がなくなるため溶融炉13の炉内
圧力が高くなり炉外にガスもれを生じる恐れがある。 b.受入ホッパ34内の造粒灰11の層(移動層)を通
過する高温燃焼ガスの温度は1300〜1500℃にも
なるため、移動層下部の造粒灰11の粒子が半溶融状態
となり焼結して粘着性を帯び、受入ホッパ34内の造粒
灰11が円滑に下方に移動することができず閉塞する恐
れがある。 c.高温燃焼ガス中の低沸点物(アルカリ塩類、鉛、カ
ドミウムなど)が受入ホッパ34内の温度降下にともな
い造粒灰11の表面に凝縮し粘着するため、受入ホッパ
34内の造粒灰11が粘着性を帯びて円滑に移動するこ
とができず閉塞する恐れがある。
灰11の強度が低下し移動層内で粉化する、あるいは運
転操作を誤ったため高温燃焼ガス量が一時的に増加し移
動層を通過するガス流速が増加し、受入ホッパ34内の
移動層部が流動化する、などのトラブルにより受入ホッ
パ34内の大量の造粒灰11が一気に流れ出て(フラッ
シング)溶融炉13内に充満し運転不能となる恐れがあ
る。 e.灰の性状、特に造粒性及び固化性は焼却するごみの
種類により千差万別といってもよく、地域的にも季節的
にも大きく変動しかつ事前の予測が難しい。従って、水
のみを使用したのでは年間を通じて確実に灰を造粒し固
化することはできない。事前に性状把握がほとんど不可
能なごみの焼却灰を確実に造粒し固化しようとすれば、
大量の固化剤を定常的に加える必要がある。しかし、こ
の場合、余分な固化剤を加えることにより灰量が増加
し、本来の目的である溶融による灰の減容効果が減殺さ
れてしまう。 f.灰の種類によっては造粒後、数日間もの間、養生を
行わないと十分な強度を得ることができない場合があ
り、そのような灰を処理する場合には新たに養生設備を
追設する必要を生じる恐れがある。
法にあっては、溶融炉内に流出した造粒灰の斜面の全面
が溶融灰で覆われると、高温燃焼ガスが造粒灰の斜面を
通過して受入ホッパに入ることができず、バーナからの
高温燃焼ガスにより溶融炉内圧力が高くなり炉外にガス
もれが生ずる恐れがある。また受入ホッパ内を通過する
高温燃焼ガスにより層下部の造粒灰が半溶融状態となっ
て粘着性を帯び、あるいは高温燃焼ガス中の低沸点物が
造粒灰の表面に凝縮して粘着性を帯び円滑に下方に移動
することができず閉塞する恐れがある。
内で粉化する、運転操作を誤ったため高温燃焼ガス量が
一時的に増加し流動化する、などのトラブルにより受入
ホッパ内の大量の造粒灰が一気に流れ出て溶融炉内に充
満し運転不能となる恐れがある。
みを使用したのでは確実に灰を造粒し固化することはで
きない恐れがあり、大量の固化剤を定常的に加えると灰
量が増加し、溶融による灰の減容効果が減殺される問題
点がある。
ンテナンスが容易でかつ熱エネルギーの節約可能な灰の
減容処理方法及びその装置を提供することにある。
め、本発明に係る灰の減容処理方法は、溶融炉で燃焼手
段により灰を予熱しかつ溶融して減容する灰の減容処理
方法において、溶融炉より排出する高温排ガスの少なく
とも一部をエジェクターで誘引し、エジェクターの駆動
流体と高温排ガスとの混合により温度調節された混合ガ
スをエジェクターより出口配管へ排出し、出口配管内に
灰を導入しかつ灰を混合ガスにより予熱しながら気流搬
送し、灰を分離回収して溶融炉へ供給する構成とする。
れた灰と混合ガスとにより固気2相流が形成され、固気
2相流を、集塵装置を通過させて分離回収した灰を溶融
炉へ供給する構成でもよい。
ともに燃焼手段をバーナにより形成し、集塵装置を通過
させることにより灰を分離回収した後のガスを、バーナ
の燃焼用空気の一部として使用する構成でもよい。
るとともに燃焼手段を電極により形成し、集塵装置を通
過させることにより灰を分離回収した後のガスを、電気
抵抗式溶融炉で発生した発生ガス中の可燃分の燃焼用空
気の一部として使用する構成でもよい。
高温煙道とエジェクターとに接続する連絡煙道に制御弁
を設けた大気吸引配管を接続し、制御弁により大気の吸
引量を調節しエジェクターより排出される混合ガスの温
度及び圧力を制御する構成でもよい。
スの温度及び圧力を所定の範囲に保つようにエジェクタ
ーの駆動流体量を制御する構成でもよい。
炉で燃焼手段により灰を予熱しかつ溶融する灰の減容処
理装置において、溶融炉からの高温排ガスの少なくとも
一部を駆動流体により誘引し駆動流体と高温排ガスとの
混合ガスを排出するエジェクターと、駆動流体と高温排
ガスとを調節し混合ガスを制御する制御手段と、混合ガ
スが流通する出口配管に前記灰を導入する灰導入手段
と、出口配管に接続され混合ガスにより灰を予熱しなが
ら気流搬送する搬送手段とを備えた構成とする。
により予熱しながら気流搬送する固気2相流を形成させ
る搬送配管と、この固気2相流を通過させて分離回収し
た灰を溶融炉に供給する集塵装置とよりなる構成でもよ
い。
とともに燃焼手段をバーナにより形成し、集塵装置は、
灰を分離回収した後のガスを、バーナの燃焼用空気の一
部として使用可能に前記バーナ式溶融炉へ導出するもの
である構成でもよい。
るとともに燃焼手段を電極により形成し、集塵装置は、
灰を分離回収した後のガスを、電気抵抗式溶融炉で発生
した発生ガス中の可燃分の燃焼用空気の一部として使用
可能に電気抵抗式溶融炉へ導出するものである構成でも
よい。
温煙道とエジェクターとに接続する連絡煙道に制御弁を
設けた大気吸引配管を接続し、制御手段は、制御弁によ
り大気の吸引量を調節し前記エジェクターより排出され
る混合ガスの温度及び圧力を制御するものである構成で
もよい。
される混合ガスの温度及び圧力を所定の範囲に保つよう
にエジェクターの駆動流体量を制御するものである構成
でもよい。
耐えるエジェクターを用い、駆動流体により高温排ガス
を誘引させ、駆動流体と高温排ガスとを混合して混合ガ
スとしてエジェクターより排出させ、微粉の灰と混合ガ
スとを接触して搬送中に灰粒子と混合ガスとの間に熱交
換を行わせる。その際、常温の空気あるいは排煙処理設
備の下流より誘引した低温の排ガスが駆動流体として使
用される。混合ガスは焼結などのトラブルを防止しなが
ら灰粒子を搬送し予熱させる。駆動流体のみでは高温排
ガスが十分冷却されない場合は、高温排ガスの高温煙道
とエジェクターとを接続する連絡煙道に制御弁を有する
大気吸引配管を接続し、大気を吸引することにより混合
ガスの温度及び圧力が制御される。そして混合ガスによ
り気流搬送されかつ熱交換された灰は集塵装置に送ら
れ、分離された灰が溶融炉に供給される。
を通過させる必要がないため、元々微粉で通気性が悪い
灰の通気性を改善するための造粒といった前処理を行う
必要がなくなる。従って、灰の造粒に伴う灰の固化性及
び造粒性の維持と改善及びフラッシング等を生じない安
定な移動層の維持といった問題が回避される。また高温
燃焼ガスを直接、灰に接触させないため、灰の部分溶融
や燃焼などのトラブルも避けられる。
する。図1に示すように、溶融炉(バーナ式溶融炉又は
電気抵抗式溶融炉)で燃焼手段(バーナ又は電極)によ
り灰を予熱しかつ溶融して減容する灰の減容処理方法で
あって、溶融炉13からの高温排ガスの少なくとも一部
をエジェクター25により誘引し、高温排ガスとエジェ
クター25の駆動流体とをエジェクタ25で混合し、混
合されて温度調節された混合ガスをエジェクター25よ
り出口配管18へ排出し、出口配管18内に灰を導入し
かつ灰を混合ガスにより予熱しながら気流搬送し、灰を
分離回収して溶融炉13へ供給する構成とする。そして
エジェクター25の出口配管18に、導入された灰と混
合ガスとにより固気2相流が形成され、この固気2相流
を、サイクロンなどの集塵装置9を通過させて分離回収
した灰を溶融炉13に供給するものとする。
燃焼用空気は送風機1より弁4及び配管3を経由してバ
ーナ7に送気される。燃料である油は配管6を経てバー
ナ7に送られる。バーナ7からの高温燃焼ガスは灰の加
熱と溶融とに使用された後、高温煙道14を経由して排
出される。溶融灰11は斜面を流下し灰ピット15に滴
下する。滴下した溶融灰11は灰ピット15内の水で冷
却され固化される。
た空気を駆動流体とするエジェクター25により、連絡
煙道10を経て高温煙道14より1300〜1500℃
の高温燃焼ガスを吸引し、駆動流体と混合した700〜
800℃以下の混合ガスを出口配管18に送り出す。そ
の際、エジェクター25は、高温煙道14に近接して設
置する方が高価な高温煙道部分を短くするといった点で
経済的である。また、エジェクター25の駆動流体とし
て空気の代りに他の低温煙道から吸引し昇圧した燃焼ガ
スを使用してもよい。
14との間に制御弁23を設けた大気吸引配管26が接
続してあり、温度計20及び圧力計21によりエジェク
ター25の出口配管18内の混合ガスの温度及び圧力を
検出し、検出した温度及び圧力に応じて演算制御器22
を介して制御弁24及び/又は制御弁23を開閉するこ
とにより、エジェクター25より排出する混合ガスの温
度及び圧力を所定の範囲に制御するものとする。
度が設定温度よりも高くなり過ぎた場合は演算制御器2
2を介して制御弁24及び/又は制御弁23を開け、常
温の大気の吸引量を増加する。エジェクター25の出口
配管18内の圧力は灰ホッパ16よりダブルロータリー
弁29を経て供給される灰の供給量の多寡により変動す
るが、正常に搬送されていればある圧力変動幅内に入っ
ている。灰の搬送量が0の場合は配管の圧力損失のみで
最も低圧の状態である。常に灰が一時的に多量に供給さ
れた場合には、灰を搬送できずダブルロータリー弁29
の出口よりサイクロン9に至る搬送配管19が閉塞し、
エジェクター25の出口配管18内の圧力が設定上限値
を超える。この場合には、制御弁24を開けて搬送配管
19内に閉塞した灰を吹き飛ばすなどの操作を行う。
よりなる灰導入手段を経由して灰がエジェクター25の
出口配管18に送り込まれ、出口配管18と接続する搬
送配管19内でガスと熱交換しつつ気流搬送され、搬送
配管19とともに搬送手段を形成するサイクロン9に至
る。サイクロン9では灰と搬送気体とが分離されて灰は
溶融炉13の受入ホッパ34に送られ、さらに溶融炉1
3内に至りバーナ7で溶融される。一方、分離された搬
送気体は配管8を経由してバーナ7の近傍に吹き込まれ
燃焼用空気として使用される。
合ガスと搬送配管内で接触し、熱交換させることにより
灰の過度な予熱による部分溶融や焼結といったトラブル
を避けることができ、かつ灰の通気性を改善するため水
及び固化剤を使用して造粒するプロセスを必要とせず、
簡単なシステムで信頼性高く灰を予熱できる。
がら説明する。図2は本発明を電気抵抗式溶融炉に適用
した際の系統図である。図2に示すように、灰ホッパ1
6よりダブルロータリー弁29を経由して定量排出され
た灰は、出口配管18内に入りエジェクター25からの
混合ガスにより搬送配管19内を気流搬送され、サイク
ロン9でガスと灰とに分離されダブルロータリー弁44
で圧力シールを行いながら電気抵抗式溶融炉40に供給
される。
をかけて灰45に通電しその時のジュール熱により灰4
5を昇温し溶融する方式の溶融炉である。従って、燃焼
用空気を必要としない。しかし、灰45中に含まれる低
沸点のアルカリ塩類、鉛及びカドミウムが高熱によりガ
ス化しガスが発生する。これらをパージするため送風機
27より弁46及び配管47を経由して少量の空気が電
気抵抗式溶融炉40内に送られる。この空気中に含まれ
る酸素は灰中に含まれる未燃カーボンと反応しCO2及
びCOとなる。空気量が多すぎると残存O2により電気
抵抗式溶融炉40内が酸化性雰囲気となる。その場合、
カーボンを主成分とする電極41が急速に酸化焼損する
ため、パージ空気量は電気抵抗式溶融炉40内に酸素が
残存しない程度に抑える必要がある。すなわち、配管4
8より排出される発生ガス中に多量のCOが残存する状
態、いわゆる還元性雰囲気で運転することになる。
Gなどを燃料とするダクトバーナ42により発生ガスを
処理している。溶融炉発生ガスを配管48を経てダクト
バーナ42に送り、サイクロン9で分離したガス中に含
まれる酸素を、配管43を経て供給されるLPGを燃料
とするダクトバーナ42を用いて発生ガス中のCOなど
の可燃分とともに完全に焼却する。ダクトバーナ42か
らの高温排ガスは高温煙道14を経て図示しない排煙処
理設備に導かれる。高温煙道14には連絡煙道10が接
続されエジェクター25に連通している。さらに、連絡
煙道10には制御弁23を設けた大気吸引配管26が接
続されており、エジェクター25出口の混合ガスの温度
及び圧力に応じて大気吸引量が制御される。エジェクタ
ー25には送風機27より空気が駆動流体として制御弁
24を経由して送られる。高温煙道14からの高温排ガ
ス、大気吸引配管26より吸引した空気及び送風機27
より送られた空気の3種類の気体がエジェクター25で
混合され温度調節される。この混合ガスは出口配管18
及び搬送配管19を経由してサイクロン9に送られる
が、その途中に灰ホッパ16とダブルロータリー弁29
とよりなる灰導入手段を介して灰が出口配管18内に定
量供給される。出口配管18と接続する搬送配管(搬送
手段)19内で灰と混合ガスの熱交換により灰が予熱さ
れつつサイクロン9に送られる。サイクロン9では前述
のように灰と混合ガスが分離され灰はダブルロータリー
弁29を通じて電気抵抗式溶融炉40に送り込まれる。
うな機械的可動部分が多い機器を使用する必要がなく、
構造がシンプルでメインテナンスがほとんど不要のエジ
ェクターを使用した簡素な設備であるため設備費および
運転経費を低減できる。 b.構造上、下記(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示すトラ
ブルの発生を皆無にできるため、設備の安全性及び信頼
性を向上できる。
出した造粒灰の斜面の全面が溶融灰で覆われてしまうと
高温の燃焼ガスが造粒灰の斜面を通過し受入ホッパに入
ることができない。その結果、バーナの高温燃焼ガスの
逃げ場がなくなるため溶融炉の炉内圧力が高くなり炉外
にガスもれが生ずる。
層)を通過する高温燃焼ガスの温度は1300〜150
0℃にもなるため、移動層下部の造粒灰粒子が半溶融状
態となり焼結して粘着性を帯び、受入ホッパ内の造粒灰
が円滑に下方に移動することができず閉塞する。
類、鉛、カドミウムなど)が受入ホッパ内の温度降下に
ともない造粒灰の表面に凝縮し粘着するため造粒灰受入
ホッパ34内の造粒灰が粘着性を帯び円滑に移動するこ
とができず閉塞する。
粒灰の強度が低下し移動層内で粉化する。あるいは運転
操作を誤ったため燃焼ガス量が一時的に増加し移動層を
通過するガス流速が増加し、受入ホッパ内の移動層部が
流動化する、などのトラブルにより受入ホッパ内の大量
の造粒灰が一気に流れ出て(フラッシング)溶融炉内に
充満し運転不能となる恐れがある。
を加える必要がないため、溶融処理量をミニマムに抑え
ることができ、溶融エネルギーの節約及び溶融灰の排出
量の軽減ができる。
無関係に灰を予熱し溶融できるため、灰の性状変化に対
応するための余分な設備や薬剤が不要となり、運転及び
メインテナンスが容易となる。
エジェクターにより誘引し、エジェクターの駆動流体と
高温排ガスとの混合流体により灰を予熱しかつ気流搬送
して溶融炉へ供給するため、構造が簡単になるとともに
溶融炉のガスもれ、閉塞及び造粒灰のフラッシングなど
のトラブルが防止されて安全性及び信頼性が向上すると
ともに、熱エネルギーを節約できる効果がある。
系統を示す構成図である。
炉の系統を示す構成図である。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 溶融炉で燃焼手段により灰を予熱しかつ
溶融して減容する灰の減容処理方法において、前記溶融
炉より排出する高温排ガスの少なくとも一部をエジェク
ターで誘引し、該エジェクターの駆動流体と前記高温排
ガスとの混合により温度調節された混合ガスを前記エジ
ェクターより出口配管へ排出し、該出口配管内に前記灰
を導入しかつ該灰を前記混合ガスにより予熱しながら気
流搬送し、前記灰を分離回収して前記溶融炉へ供給する
ことを特徴とする灰の減容処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の灰の減容処理方法におい
て、エジェクターの出口配管に、導入された灰と混合ガ
スとにより固気2相流が形成され、該固気2相流を、集
塵装置を通過させて分離回収した灰を溶融炉へ供給する
ことを特徴とする灰の減容処理方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の灰の減容処理方法
において、溶融炉をバーナ式溶融炉で形成するとともに
燃焼手段をバーナにより形成し、集塵装置を通過させる
ことにより灰を分離回収した後のガスを、前記バーナの
燃焼用空気の一部として使用することを特徴とする灰の
減容処理方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の灰の減容処理方法
において、溶融炉を電気抵抗式溶融炉で形成するととも
に燃焼手段を電極により形成し、集塵装置を通過させる
ことにより灰を分離回収した後のガスを、前記電気抵抗
式溶融炉で発生した発生ガス中の可燃分の燃焼用空気の
一部として使用することを特徴とする灰の減容処理方
法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の灰の
減容処理方法において、溶融炉からの高温排ガスを排出
する高温煙道とエジェクターとに接続する連絡煙道に制
御弁を設けた大気吸引配管を接続し、該制御弁により大
気の吸引量を調節し前記エジェクターより排出される混
合ガスの温度及び圧力を制御することを特徴とする灰の
減容処理方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の灰の
減容処理方法において、エジェクターより排出される混
合ガスの温度及び圧力を所定の範囲に保つように前記エ
ジェクターの駆動流体量を制御することを特徴とする灰
の減容処理方法。 - 【請求項7】 溶融炉で燃焼手段により灰を予熱しかつ
溶融する灰の減容処理装置において、前記溶融炉からの
高温排ガスの少なくとも一部を駆動流体により誘引し該
駆動流体と前記高温排ガスとの混合ガスを排出するエジ
ェクターと、前記駆動流体と前記高温排ガスとを調節し
前記混合ガスを制御する制御手段と、前記混合ガスが流
通する出口配管に前記灰を導入する灰導入手段と、該出
口配管に接続され前記混合ガスにより前記灰を予熱しな
がら気流搬送する搬送手段とを備えたことを特徴とする
灰の減容処理装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の灰の減容処理装置におい
て、搬送手段は、導入された灰を混合ガスにより予熱し
ながら気流搬送する固気2相流を形成させる搬送配管
と、この固気2相流を通過させて分離回収した灰を溶融
炉に供給する集塵装置とよりなることを特徴とする灰の
減容処理装置。 - 【請求項9】 請求項7又は8記載の灰の減容処理装置
において、溶融炉をバーナ式溶融炉で形成するとともに
燃焼手段をバーナにより形成し、集塵装置は、灰を分離
回収した後のガスを、前記バーナの燃焼用空気の一部と
して使用可能に前記バーナ式溶融炉へ導出するものであ
ることを特徴とする灰の減容処理装置。 - 【請求項10】 請求項7又は8記載の灰の減容処理装
置において、溶融炉を電気抵抗式溶融炉で形成するとと
もに燃焼手段を電極により形成し、集塵装置は、灰を分
離回収した後のガスを、前記電気抵抗式溶融炉で発生し
た発生ガス中の可燃分の燃焼用空気の一部として使用可
能に前記電気抵抗式溶融炉へ導出するものであることを
特徴とする灰の減容処理装置。 - 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1項記載の
灰の減容処理装置において、溶融炉からの高温排ガスを
排出する高温煙道とエジェクターとに接続する連絡煙道
に制御弁を設けた大気吸引配管を接続し、制御手段は、
前記制御弁により大気の吸引量を調節し前記エジェクタ
ーより排出される混合ガスの温度及び圧力を制御するも
のであることを特徴とする灰の減容処理方法。 - 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1項記載の
灰の減容処理装置において、制御手段は、エジェクター
より排出される混合ガスの温度及び圧力を所定の範囲に
保つように前記エジェクターの駆動流体量を制御するも
のであることを特徴とする灰の減容処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089695A JP3750027B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 灰の減容処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089695A JP3750027B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 灰の減容処理方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296830A true JPH08296830A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3750027B2 JP3750027B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=14286109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089695A Expired - Fee Related JP3750027B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 灰の減容処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3750027B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001027531A1 (en) * | 1999-10-11 | 2001-04-19 | Dongkuk Industries Co., Ltd. | System using substitute fuel on dry distilled gas of wastes |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP10089695A patent/JP3750027B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001027531A1 (en) * | 1999-10-11 | 2001-04-19 | Dongkuk Industries Co., Ltd. | System using substitute fuel on dry distilled gas of wastes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3750027B2 (ja) | 2006-03-01 |
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