JPH08296927A - 複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクル - Google Patents
複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクルInfo
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- JPH08296927A JPH08296927A JP7123125A JP12312595A JPH08296927A JP H08296927 A JPH08296927 A JP H08296927A JP 7123125 A JP7123125 A JP 7123125A JP 12312595 A JP12312595 A JP 12312595A JP H08296927 A JPH08296927 A JP H08296927A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/38—Expansion means; Dispositions thereof specially adapted for reversible cycles, e.g. bidirectional expansion restrictors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流体の流れ方向に対して異なる流通抵抗を付
与することができるとともに騒音を防止できる複合弁及
びこの複合弁を用いた冷凍サイクルを提供する。 【構成】 管内に固定されたストッパバルブ37に内側
流路43と抵抗の大きい外側流路45を形成し、弁体3
9を着座させて内側流路を閉じる構成とし、管内を流体
が一方向に流れる場合には内側流路43を開き、流体が
他方向に流れる場合には内側流路43を閉じて外側流路
45に流体を流す構成であるから、流れ方向の変化に対
して、軽い弁体39のみが移動するので、音の発生がほ
とんどなく、騒音を防止できる。しかも構成が簡易であ
り、抵抗の変更が容易であるからに、流体に抵抗を付与
するシステムの設計及び変更が容易になる。
与することができるとともに騒音を防止できる複合弁及
びこの複合弁を用いた冷凍サイクルを提供する。 【構成】 管内に固定されたストッパバルブ37に内側
流路43と抵抗の大きい外側流路45を形成し、弁体3
9を着座させて内側流路を閉じる構成とし、管内を流体
が一方向に流れる場合には内側流路43を開き、流体が
他方向に流れる場合には内側流路43を閉じて外側流路
45に流体を流す構成であるから、流れ方向の変化に対
して、軽い弁体39のみが移動するので、音の発生がほ
とんどなく、騒音を防止できる。しかも構成が簡易であ
り、抵抗の変更が容易であるからに、流体に抵抗を付与
するシステムの設計及び変更が容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体が流れる管内に設
けられ、流体に対する抵抗の少ない流れと、流体の流れ
抵抗の大きい流れとを生じさせる複合弁及びこの複合弁
を用いた冷凍サイクルに関するものである。
けられ、流体に対する抵抗の少ない流れと、流体の流れ
抵抗の大きい流れとを生じさせる複合弁及びこの複合弁
を用いた冷凍サイクルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】管内を流れる流体に異なる抵抗を付与す
る場合として、例えば、ヒートポンプ式の空気調和装置
等に用いられる冷媒回路がある。この種の冷媒回路で
は、一般に、圧縮機、利用側熱交換器、キャピラリチュ
ーブ、熱源側熱交換器、四方弁から構成されていて、暖
房運転時には、この順序で冷媒が循環されて利用側熱交
換器が凝縮機として作用し、冷房運転時には、暖房運転
時とは逆方向に冷媒が循環されて、利用側熱交換器が蒸
発器として作用する。このような冷媒の流れ方向の切り
換えにより、1つの冷媒回路により暖房運転と冷房運転
とをおこなうようになっている。尚、キャピラリチュー
ブは冷媒に所定の抵抗を付与して蒸発器で冷媒を減圧さ
せるものである。
る場合として、例えば、ヒートポンプ式の空気調和装置
等に用いられる冷媒回路がある。この種の冷媒回路で
は、一般に、圧縮機、利用側熱交換器、キャピラリチュ
ーブ、熱源側熱交換器、四方弁から構成されていて、暖
房運転時には、この順序で冷媒が循環されて利用側熱交
換器が凝縮機として作用し、冷房運転時には、暖房運転
時とは逆方向に冷媒が循環されて、利用側熱交換器が蒸
発器として作用する。このような冷媒の流れ方向の切り
換えにより、1つの冷媒回路により暖房運転と冷房運転
とをおこなうようになっている。尚、キャピラリチュー
ブは冷媒に所定の抵抗を付与して蒸発器で冷媒を減圧さ
せるものである。
【0003】しかし、キャピラリチューブの抵抗は一定
であるため、通常は周囲温度が高い冷房運転時において
も吐出冷媒の圧力は非常に高く、温度も高温であるが、
周囲温度が低い暖房運転時には圧縮機の吐出圧力はそれ
ほど高くならない。このため冷媒回路にキャピラリチュ
ーブを設けたのみでは、冷房運転時には充分な能力が得
られても、暖房時に充分な暖房能力を得ることができな
い。
であるため、通常は周囲温度が高い冷房運転時において
も吐出冷媒の圧力は非常に高く、温度も高温であるが、
周囲温度が低い暖房運転時には圧縮機の吐出圧力はそれ
ほど高くならない。このため冷媒回路にキャピラリチュ
ーブを設けたのみでは、冷房運転時には充分な能力が得
られても、暖房時に充分な暖房能力を得ることができな
い。
【0004】これに対して、実公昭51ー16519号
公報には、冷媒回路に配置されたキャピラリに対して直
列に抵抗弁(複合弁)を設ける構成が開示されている。
この抵抗弁は、管に弁座を形成し、弁座に対して中央に
毛細管を有した可動弁体を移動させ、冷房時には可動弁
体を着座させて所定の抵抗を付与し、暖房運転のときに
は弁座から離して流通抵抗を小さくしたものである。
公報には、冷媒回路に配置されたキャピラリに対して直
列に抵抗弁(複合弁)を設ける構成が開示されている。
この抵抗弁は、管に弁座を形成し、弁座に対して中央に
毛細管を有した可動弁体を移動させ、冷房時には可動弁
体を着座させて所定の抵抗を付与し、暖房運転のときに
は弁座から離して流通抵抗を小さくしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の可動弁体を設けた構成によれば、冷房時のみなら
ず、暖房時にも充分な能力を得られるものの、重量の重
い可動弁体が移動しあるいは着座する度に音が発生し、
騒音の原因になるという問題点がある。
来の可動弁体を設けた構成によれば、冷房時のみなら
ず、暖房時にも充分な能力を得られるものの、重量の重
い可動弁体が移動しあるいは着座する度に音が発生し、
騒音の原因になるという問題点がある。
【0006】本発明は、流体の流れ方向に対して異なる
流通抵抗を付与することができるとともに騒音を防止で
きる複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクルを提供
することを目的とする。
流通抵抗を付与することができるとともに騒音を防止で
きる複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクルを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、管内に固定されて管内を仕切るストッパバルブと、
このストッパバルブに対して移動可能に設けられた弁体
とを備え、前記ストッパバルブの内側には流体が流通す
る内側流路が形成され、前記ストッパバルブの外周には
前記管内を連通して前記内側流路より抵抗の大きい外側
流路が形成され、前記弁体が前記ストッパバルブに着座
した場合に前記内側流路を閉じて外側流路のみに流体が
通過するのを許容し、前記弁体が前記ストッパバルブか
ら離れた場合に前記内側流路を開いてその流体の流れを
許容するものである。
は、管内に固定されて管内を仕切るストッパバルブと、
このストッパバルブに対して移動可能に設けられた弁体
とを備え、前記ストッパバルブの内側には流体が流通す
る内側流路が形成され、前記ストッパバルブの外周には
前記管内を連通して前記内側流路より抵抗の大きい外側
流路が形成され、前記弁体が前記ストッパバルブに着座
した場合に前記内側流路を閉じて外側流路のみに流体が
通過するのを許容し、前記弁体が前記ストッパバルブか
ら離れた場合に前記内側流路を開いてその流体の流れを
許容するものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の複合弁において、前記外側流路を螺旋状の溝としたも
のである。
の複合弁において、前記外側流路を螺旋状の溝としたも
のである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の複合弁において、前記外側流路を流体の流れに沿って
直線状に形成したものである。
の複合弁において、前記外側流路を流体の流れに沿って
直線状に形成したものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、圧縮機、四方切
換弁、利用側熱交換器、減圧装置、熱源側熱交換器を管
を接続して、四方切換弁の切換えで利用側熱交換器によ
る冷暖房運転を可能にした冷凍サイクルにおいて、前記
減圧装置と前記利用側熱交換器との間に複合弁を備え、
この複合弁は管内に固定されて管内を仕切るストッパバ
ルブと、このストッパバルブに対して移動可能に設けら
れた弁体とを備え、前記ストッパバルブの内側には流体
が流通する内側流路が形成され、前記ストッパバルブの
外周には前記管内を連通して前記内側流路より抵抗の大
きい外側流路が形成され、前記弁体が前記ストッパバル
ブに着座した場合に前記内側流路を閉じて外側流路のみ
に流体が通過するのを許容し、前記弁体が前記ストッパ
バルブから離れた場合に前記内側流路を開いてその流体
の流れを許容するものである。
換弁、利用側熱交換器、減圧装置、熱源側熱交換器を管
を接続して、四方切換弁の切換えで利用側熱交換器によ
る冷暖房運転を可能にした冷凍サイクルにおいて、前記
減圧装置と前記利用側熱交換器との間に複合弁を備え、
この複合弁は管内に固定されて管内を仕切るストッパバ
ルブと、このストッパバルブに対して移動可能に設けら
れた弁体とを備え、前記ストッパバルブの内側には流体
が流通する内側流路が形成され、前記ストッパバルブの
外周には前記管内を連通して前記内側流路より抵抗の大
きい外側流路が形成され、前記弁体が前記ストッパバル
ブに着座した場合に前記内側流路を閉じて外側流路のみ
に流体が通過するのを許容し、前記弁体が前記ストッパ
バルブから離れた場合に前記内側流路を開いてその流体
の流れを許容するものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、管内を流体が
一方向に流れる場合には、弁体がストッパバルブに対し
て離れた位置にあり、流体は流通抵抗の小さい内側流路
を通って流れる。一方、管内を流体が他方向に流体が流
れる場合には、弁体がストッパバルブに着座して内側流
路を閉じる。従って、流体は流通抵抗の大きい外側流路
を流れるので、流体の流れ方向に対して異なる流通抵抗
を付与することができる。しかも、重量の重いストッパ
バルブは管内に固定されており、流体の流れ方向が変わ
ってもストッパバルブは移動することがなく、弁体のみ
がストッパバルブに対して移動する構成であるから、音
の発生がほとんどなく、騒音を防止できる。
一方向に流れる場合には、弁体がストッパバルブに対し
て離れた位置にあり、流体は流通抵抗の小さい内側流路
を通って流れる。一方、管内を流体が他方向に流体が流
れる場合には、弁体がストッパバルブに着座して内側流
路を閉じる。従って、流体は流通抵抗の大きい外側流路
を流れるので、流体の流れ方向に対して異なる流通抵抗
を付与することができる。しかも、重量の重いストッパ
バルブは管内に固定されており、流体の流れ方向が変わ
ってもストッパバルブは移動することがなく、弁体のみ
がストッパバルブに対して移動する構成であるから、音
の発生がほとんどなく、騒音を防止できる。
【0012】また、請求項2に記載の発明によれば、外
側流路を螺旋状の溝としているので、抵抗値の調整が容
易にでき、且つ製造が容易である。
側流路を螺旋状の溝としているので、抵抗値の調整が容
易にでき、且つ製造が容易である。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、外側流路
を直線状の溝形状としているので、このような形状にお
いても抵抗値の調整が容易にでき、且つ製造が容易であ
る。
を直線状の溝形状としているので、このような形状にお
いても抵抗値の調整が容易にでき、且つ製造が容易であ
る。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、冷凍サイ
クルであって、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れ
方向を変えた場合に、その冷媒の流れ方向に応じて、流
通抵抗を変化させ、運転状態に応じた能力を確保でき
る。また、冷房運転と暖房運転時との切り換えの他、暖
房運転時における除霜運転の切り換え等においても、騒
音の発生を防止できる。
クルであって、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れ
方向を変えた場合に、その冷媒の流れ方向に応じて、流
通抵抗を変化させ、運転状態に応じた能力を確保でき
る。また、冷房運転と暖房運転時との切り換えの他、暖
房運転時における除霜運転の切り換え等においても、騒
音の発生を防止できる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0016】図1乃至図4に、本実施例による複合弁の
構成を示すが、まず、図5を参照してその複合弁が用い
られている空気調和機の冷媒回路について説明する。
構成を示すが、まず、図5を参照してその複合弁が用い
られている空気調和機の冷媒回路について説明する。
【0017】図5に示す冷媒回路1において、圧縮機3
はマフラ5、四方弁7、室外熱交換器9、キャピラリチ
ューブ11、二方弁(サービスバルブ)15、室内熱交
換器17、三方弁(サービスバルブ)19、マフラ2
1、四方弁7の順序で冷媒管により接続されて冷媒回路
が構成されて、圧縮機3と四方弁7との間にはアキュム
レータ27が配置されている。また、マフラ5及び四方
弁7の間と室外熱交換器9及びキャピラリ11の間には
除霜運転時に高温冷媒の一部を室外熱交換器に流すため
の除霜回路23が設けられており、その除霜回路23は
電磁弁25により開閉されるようになっている。
はマフラ5、四方弁7、室外熱交換器9、キャピラリチ
ューブ11、二方弁(サービスバルブ)15、室内熱交
換器17、三方弁(サービスバルブ)19、マフラ2
1、四方弁7の順序で冷媒管により接続されて冷媒回路
が構成されて、圧縮機3と四方弁7との間にはアキュム
レータ27が配置されている。また、マフラ5及び四方
弁7の間と室外熱交換器9及びキャピラリ11の間には
除霜運転時に高温冷媒の一部を室外熱交換器に流すため
の除霜回路23が設けられており、その除霜回路23は
電磁弁25により開閉されるようになっている。
【0018】キャピラリチューブ11と二方弁15との
間には、複合弁31が配置されている。
間には、複合弁31が配置されている。
【0019】この複合弁31は、キャピラリチューブ1
1との作用により、室外熱交換器9または室内熱交換器
17が蒸発器として作用する場合に、冷媒に付与する抵
抗を変えるものである。
1との作用により、室外熱交換器9または室内熱交換器
17が蒸発器として作用する場合に、冷媒に付与する抵
抗を変えるものである。
【0020】即ち、室外熱交換器9が蒸発器として作用
する場合には、冷媒にはキャピラリチューブ11と複合
弁31の抵抗33とが付与され、室内熱交換器17が蒸
発器として作用する場合には、キャピラリチューブ11
のみの抵抗が付与される。従って室内熱交換器17が蒸
発器として作用する場合にその手前で冷媒に付与する抵
抗を小さくしている。
する場合には、冷媒にはキャピラリチューブ11と複合
弁31の抵抗33とが付与され、室内熱交換器17が蒸
発器として作用する場合には、キャピラリチューブ11
のみの抵抗が付与される。従って室内熱交換器17が蒸
発器として作用する場合にその手前で冷媒に付与する抵
抗を小さくしている。
【0021】複合弁31は、図1に示すように、概略的
には、冷媒の他方向の流れ(室内暖房運転時)には抵抗
33を付与し、一方向の流れ(室内冷房運転時)には一
方向弁35を開き抵抗33をバイパスするもので、具体
的には、ストッパバルブ37と弁体39とを備えてお
り、ストッパバルブ37は、冷媒管41内に固定されて
管内を冷媒の流れに対して仕切っている。
には、冷媒の他方向の流れ(室内暖房運転時)には抵抗
33を付与し、一方向の流れ(室内冷房運転時)には一
方向弁35を開き抵抗33をバイパスするもので、具体
的には、ストッパバルブ37と弁体39とを備えてお
り、ストッパバルブ37は、冷媒管41内に固定されて
管内を冷媒の流れに対して仕切っている。
【0022】このストッパバルブ37にはその中央部に
冷媒管の長さ方向に沿って内側流路43が形成されてい
る。内側通路43は、冷媒管41に対して十分広い口径
を有しており、ここを流れる冷媒(流体)にほとんど抵
抗を付与することがない。
冷媒管の長さ方向に沿って内側流路43が形成されてい
る。内側通路43は、冷媒管41に対して十分広い口径
を有しており、ここを流れる冷媒(流体)にほとんど抵
抗を付与することがない。
【0023】ストッパバルブ37は、本実施例では、冷
媒管41内に圧入されて固定されているが、冷媒管41
内に固定されていればよく、溶接による固定やビードを
管に形成してストッパとする構成であってもよい。
媒管41内に圧入されて固定されているが、冷媒管41
内に固定されていればよく、溶接による固定やビードを
管に形成してストッパとする構成であってもよい。
【0024】ストッパバルブの外周面には外側流路であ
る、ねじ溝45が形成されている。このようにねじ溝4
5を形成することによって、ここを通過する流体は所定
の抵抗を受けることになる。抵抗値は、ねじ溝のピッ
チ、幅、深さ等により決定されるほか、ねじ溝45の長
さであるストッパバルブ37の長さLによっても決定さ
れる。従って、簡単な構成で所定の抵抗を付与すること
ができ、要求される抵抗が変わった場合には、容易にそ
の値を変更できる。また、システムのコンパクト設計が
可能になる。
る、ねじ溝45が形成されている。このようにねじ溝4
5を形成することによって、ここを通過する流体は所定
の抵抗を受けることになる。抵抗値は、ねじ溝のピッ
チ、幅、深さ等により決定されるほか、ねじ溝45の長
さであるストッパバルブ37の長さLによっても決定さ
れる。従って、簡単な構成で所定の抵抗を付与すること
ができ、要求される抵抗が変わった場合には、容易にそ
の値を変更できる。また、システムのコンパクト設計が
可能になる。
【0025】ストッパバルブ37の中央部には流体をほ
とんど抵抗なく流す内側流路43が形成されている。こ
の内側流路43に流体を流すことにより、簡単な構成で
抵抗を与えることなく流体を流すことができる。
とんど抵抗なく流す内側流路43が形成されている。こ
の内側流路43に流体を流すことにより、簡単な構成で
抵抗を与えることなく流体を流すことができる。
【0026】弁体39は、内側流路43の開口43aを
開閉するものであり、図2に示す如く一方向に流体が流
れる場合には流体に押されてストッパバルブ37に着座
して開口43aを閉じ、図1に示す如く他方向に流体が
流れる場合には、ストッパバルブ37の内側流路43を
通過して流れる流体に押されて移動して、開口43aを
開くものである。弁体39は、図4に示すように、開口
43aを閉じるために、中央部39aがこの開口43a
よりも広い面積を有しており、その外周部には四方に凸
部39bが形成されており、凸部39b間の空間Aを流
体が流れるようになっている。尚、弁体39の形状は、
特に限定されるものでなく、中央部が開口43aを閉じ
る一方、外周部から流体が流れる構成であればよく、例
えば、図4に示すように、凸部39bは4個に限らず、
図6に示すように3個形成されているものであってもよ
い。また、この凸部39bは管内を移動する際に冷媒管
41の内壁に摺動して移動を案内する。
開閉するものであり、図2に示す如く一方向に流体が流
れる場合には流体に押されてストッパバルブ37に着座
して開口43aを閉じ、図1に示す如く他方向に流体が
流れる場合には、ストッパバルブ37の内側流路43を
通過して流れる流体に押されて移動して、開口43aを
開くものである。弁体39は、図4に示すように、開口
43aを閉じるために、中央部39aがこの開口43a
よりも広い面積を有しており、その外周部には四方に凸
部39bが形成されており、凸部39b間の空間Aを流
体が流れるようになっている。尚、弁体39の形状は、
特に限定されるものでなく、中央部が開口43aを閉じ
る一方、外周部から流体が流れる構成であればよく、例
えば、図4に示すように、凸部39bは4個に限らず、
図6に示すように3個形成されているものであってもよ
い。また、この凸部39bは管内を移動する際に冷媒管
41の内壁に摺動して移動を案内する。
【0027】また、冷媒管41には、図1に示すよう
に、弁体39の移動を制限するビード47が形成されて
いる。ストッパバルブ37の端面である開口43aから
ビード47までの距離Mは、管内径をHよりも小さい寸
法に設定されており、弁体39が倒れるのを防止してい
る。
に、弁体39の移動を制限するビード47が形成されて
いる。ストッパバルブ37の端面である開口43aから
ビード47までの距離Mは、管内径をHよりも小さい寸
法に設定されており、弁体39が倒れるのを防止してい
る。
【0028】次に、上記実施例の作用を説明する。
【0029】冷房運転時には、図5に実線の矢印で示す
ように、圧縮機3、マフラ5、四方弁7、室外熱交換器
9、キャピラリチューブ11、複合弁31、二方弁1
5、室内熱交換器17、三方弁19、マフラ21、四方
弁7、アキュムレータ27の順序で冷媒が循環される。
ように、圧縮機3、マフラ5、四方弁7、室外熱交換器
9、キャピラリチューブ11、複合弁31、二方弁1
5、室内熱交換器17、三方弁19、マフラ21、四方
弁7、アキュムレータ27の順序で冷媒が循環される。
【0030】この冷房運転の場合には、複合弁31では
冷媒は一方向弁35を通過し、抵抗33を通過しないの
で、冷媒にはキャピラリチューブ11のみの抵抗が付与
され、これにより冷媒が減圧される。従って、蒸発器と
して作用する室内熱交換器17の能力は、キャピラリチ
ューブ11により十分に得ることができる。
冷媒は一方向弁35を通過し、抵抗33を通過しないの
で、冷媒にはキャピラリチューブ11のみの抵抗が付与
され、これにより冷媒が減圧される。従って、蒸発器と
して作用する室内熱交換器17の能力は、キャピラリチ
ューブ11により十分に得ることができる。
【0031】この冷房運転時に複合弁31では、図1に
示すように、冷媒はストッパバルブ37の内側流路43
を通り、更にストッパバルブ37から離れた位置にある
弁体39の外側空間Aを通過して流れる。従って、複合
弁31では冷媒に抵抗を付与することなく流れる。
示すように、冷媒はストッパバルブ37の内側流路43
を通り、更にストッパバルブ37から離れた位置にある
弁体39の外側空間Aを通過して流れる。従って、複合
弁31では冷媒に抵抗を付与することなく流れる。
【0032】暖房運転時には、図5の破線矢印で示すよ
うに、四方弁7が切り換わって位置し、圧縮機3、マフ
ラ5、四方弁7、マフラ21、三方弁19、室内熱交換
器17、二方弁15、複合弁31、キャピラリチューブ
11、室外熱交換器9、四方弁7、アキュムレータ27
の順序で冷媒が循環される。
うに、四方弁7が切り換わって位置し、圧縮機3、マフ
ラ5、四方弁7、マフラ21、三方弁19、室内熱交換
器17、二方弁15、複合弁31、キャピラリチューブ
11、室外熱交換器9、四方弁7、アキュムレータ27
の順序で冷媒が循環される。
【0033】この暖房運転の場合には、複合弁31では
抵抗33を通過するので、キャピラリチューブ11と共
同して高負荷の抵抗が付与される。従って、蒸発器とし
て作用する室外熱交換器9の能力を高くでき、外気温度
が低い場合であっても熱を十分に汲み上げることがで
き、十分な暖房を得ることができる。
抵抗33を通過するので、キャピラリチューブ11と共
同して高負荷の抵抗が付与される。従って、蒸発器とし
て作用する室外熱交換器9の能力を高くでき、外気温度
が低い場合であっても熱を十分に汲み上げることがで
き、十分な暖房を得ることができる。
【0034】暖房運転時に複合弁31では、図2に示す
ように、弁体39は冷媒に押されてストッパバルブ37
側に移動して、内側流路43の開口43aを閉じる。従
って、冷媒はストッパバルブ37の内側流路を通らない
で、外側のねじ溝45を通過するので、このねじ溝45
により流体に所定の抵抗が付与される。
ように、弁体39は冷媒に押されてストッパバルブ37
側に移動して、内側流路43の開口43aを閉じる。従
って、冷媒はストッパバルブ37の内側流路を通らない
で、外側のねじ溝45を通過するので、このねじ溝45
により流体に所定の抵抗が付与される。
【0035】しかも、冷房運転から暖房運転に切り換え
る場合や、暖房運転時に除霜運転をする場合には、冷媒
の流れ方向が反対の方向に切り換わるが、その場合に
も、重量の軽い弁体39が移動してストッパバルブ37
の開口43aを開閉するだけであるから開閉時に騒音と
なることがほとんどない。特に、重量のあるストッパバ
ルブ37は移動することなく管内に固定されているの
で、開口43aの開閉時における衝撃も少ない。
る場合や、暖房運転時に除霜運転をする場合には、冷媒
の流れ方向が反対の方向に切り換わるが、その場合に
も、重量の軽い弁体39が移動してストッパバルブ37
の開口43aを開閉するだけであるから開閉時に騒音と
なることがほとんどない。特に、重量のあるストッパバ
ルブ37は移動することなく管内に固定されているの
で、開口43aの開閉時における衝撃も少ない。
【0036】本発明は、上述した実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0037】例えば、ストッパバルブ37の外側流路は
ねじ溝45に限らず、図7に示すように、ストッパバル
ブ37の縦に直線状に形成された溝49であっても、上
述した実施例と同様な効果を得ることができる。
ねじ溝45に限らず、図7に示すように、ストッパバル
ブ37の縦に直線状に形成された溝49であっても、上
述した実施例と同様な効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ストッ
パバルブに内側流路と抵抗の大きい外側流路を形成し、
弁体を着座させて内側流路を閉じる構成とし、管内を流
体が一方向に流れる場合には内側流路を開き、流体が他
方向に流れる場合には、内側流路を閉じる構成であるか
ら、重量のあるストッパバルブは管内に固定されてお
り、軽い弁のみが移動するので、音の発生がほとんどな
く、騒音を防止できる。しかも構成が簡易であり、抵抗
の変更が容易であるから、流体に抵抗を付与するシステ
ムの設計が容易になる。
パバルブに内側流路と抵抗の大きい外側流路を形成し、
弁体を着座させて内側流路を閉じる構成とし、管内を流
体が一方向に流れる場合には内側流路を開き、流体が他
方向に流れる場合には、内側流路を閉じる構成であるか
ら、重量のあるストッパバルブは管内に固定されてお
り、軽い弁のみが移動するので、音の発生がほとんどな
く、騒音を防止できる。しかも構成が簡易であり、抵抗
の変更が容易であるから、流体に抵抗を付与するシステ
ムの設計が容易になる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、外
側流路を螺旋状の溝としているので、抵抗値の調整が容
易にでき、且つ製造が容易である。
側流路を螺旋状の溝としているので、抵抗値の調整が容
易にでき、且つ製造が容易である。
【0040】請求項3に記載の発明によれば、外側流路
を直線状の溝形状としているので、抵抗値の調整が容易
にでき、且つ製造が容易である。
を直線状の溝形状としているので、抵抗値の調整が容易
にでき、且つ製造が容易である。
【0041】請求項4に記載の発明によれば、冷凍サイ
クルであって、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れ
方向を変えた場合に、その冷媒の流れ方向に応じて、流
通抵抗を変化させ、運転状態に応じた能力を確保する。
また、冷房運転と暖房運転時との切り換えの他、暖房運
転時における除霜運転の切り換え等においても、騒音の
発生を防止できる。
クルであって、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れ
方向を変えた場合に、その冷媒の流れ方向に応じて、流
通抵抗を変化させ、運転状態に応じた能力を確保する。
また、冷房運転と暖房運転時との切り換えの他、暖房運
転時における除霜運転の切り換え等においても、騒音の
発生を防止できる。
【図1】本発明の実施例による複合弁の配置状態を示
し、内側流路の開状態を示す断面図である。
し、内側流路の開状態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例による複合弁の配置状態を示
し、内側流路の閉状態を示す断面図である。
し、内側流路の閉状態を示す断面図である。
【図3】図1に示す複合弁のストッパバルブを抜き出し
て示す側面図である。
て示す側面図である。
【図4】図1に示す弁体の管内における配置状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の実施例にかかる冷凍サイクルの回路図
である。
である。
【図6】他の実施例による弁体の形状を示す断面図であ
る。
る。
【図7】他の実施例による外側流路の形状を示す断面図
である。
である。
31 複合弁 37 ストッパバルブ 43 内側流路 45 ねじ溝(外側流路) 49 縦溝(外側流路)
Claims (4)
- 【請求項1】 管内に固定されて管内を仕切るストッパ
バルブと、このストッパバルブに対して移動可能に設け
られた弁体とを備え、前記ストッパバルブの内側には流
体が流通する内側流路が形成され、前記ストッパバルブ
の外周には前記管内を連通して前記内側流路より抵抗の
大きい外側流路が形成され、前記弁体が前記ストッパバ
ルブに着座した場合に前記内側流路を閉じて外側流路の
みに流体が通過するのを許容し、前記弁体が前記ストッ
パバルブから離れた場合に前記内側流路を開いてその流
体の流れを許容することを特徴とする複合弁。 - 【請求項2】 前記外側流路は螺旋状の溝であることを
特徴とする請求項1に記載の複合弁。 - 【請求項3】 前記外側流路は流体の流れに沿って直線
状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
複合弁。 - 【請求項4】 圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、
減圧装置、熱源側熱交換器を管を接続して、四方切換弁
の切換えで利用側熱交換器による冷暖房運転を可能にし
た冷凍サイクルにおいて、 前記減圧装置と前記利用側熱交換器との間に複合弁を備
え、この複合弁は管内に固定されて管内を仕切るストッ
パバルブと、このストッパバルブに対して移動可能に設
けられた弁体とを備え、前記ストッパバルブの内側には
流体が流通する内側流路が形成され、前記ストッパバル
ブの外周には前記管内を連通して前記内側流路より抵抗
の大きい外側流路が形成され、前記弁体が前記ストッパ
バルブに着座した場合に前記内側流路を閉じて外側流路
のみに流体が通過するのを許容し、前記弁体が前記スト
ッパバルブから離れた場合に前記内側流路を開いてその
流体の流れを許容することを特徴とする冷凍サイクル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123125A JPH08296927A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123125A JPH08296927A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296927A true JPH08296927A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14852810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7123125A Pending JPH08296927A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 複合弁及びこの複合弁を用いた冷凍サイクル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08296927A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005001346A1 (en) * | 2003-06-06 | 2005-01-06 | E.I. Dupont De Nemours And Company | Device for metering refrigerant flow to an evaporator and systems incorporating same |
| JP2006266541A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fuji Koki Corp | 電磁弁一体型膨張弁 |
| JP2010263922A (ja) * | 2010-08-31 | 2010-11-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
| CN106949676A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-07-14 | 吴亚妹 | 一种单向可变节流的双向节流阀 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP7123125A patent/JPH08296927A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005001346A1 (en) * | 2003-06-06 | 2005-01-06 | E.I. Dupont De Nemours And Company | Device for metering refrigerant flow to an evaporator and systems incorporating same |
| JP2006266541A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fuji Koki Corp | 電磁弁一体型膨張弁 |
| JP2010263922A (ja) * | 2010-08-31 | 2010-11-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
| CN106949676A (zh) * | 2017-05-12 | 2017-07-14 | 吴亚妹 | 一种单向可变节流的双向节流阀 |
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