JPH08297461A - 分割照明ホログラム - Google Patents
分割照明ホログラムInfo
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- JPH08297461A JPH08297461A JP10154795A JP10154795A JPH08297461A JP H08297461 A JPH08297461 A JP H08297461A JP 10154795 A JP10154795 A JP 10154795A JP 10154795 A JP10154795 A JP 10154795A JP H08297461 A JPH08297461 A JP H08297461A
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- light
- hologram
- image
- mask plate
- illumination
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 照明光の質に依存しないシャープな画像を再
生することが可能な分割照明ホログラムを提供する。 【構成】 参照光を局所的に限定して複数の領域に分割
しながら画像を撮影して形成されるフレネルホログラム
4aに、分割された個々の領域に対応するピンホール1
6を有する再生用のマスク板1を介して任意の照明源か
らの照明光14を拡散板15を介して照射し、再生像1
7を再生する。また、マスク板1とフレネルホログラム
4a間に遮光手段を設け、マスク板1の各開口部から出
射した光の相互干渉を防止する。
生することが可能な分割照明ホログラムを提供する。 【構成】 参照光を局所的に限定して複数の領域に分割
しながら画像を撮影して形成されるフレネルホログラム
4aに、分割された個々の領域に対応するピンホール1
6を有する再生用のマスク板1を介して任意の照明源か
らの照明光14を拡散板15を介して照射し、再生像1
7を再生する。また、マスク板1とフレネルホログラム
4a間に遮光手段を設け、マスク板1の各開口部から出
射した光の相互干渉を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ再生型,イメー
ジ型,レインボウ型等の透過型のホログラムにおける記
録画像の再生において、光源の質に関係なくシャープな
再生像を得ることが出来る分割照明ホログラムに関す
る。
ジ型,レインボウ型等の透過型のホログラムにおける記
録画像の再生において、光源の質に関係なくシャープな
再生像を得ることが出来る分割照明ホログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な透過型ホログラムにはフレネル
ホログラムのようなレーザ再生型のものやイメージ型,
レインボウ型等のものがある。しかしながら、これ等の
ホログラムはいずれも再生のための光源の質によって再
生像が大きく影響を受けるため、光源の形状や配置につ
いて色々な考慮がされていた。
ホログラムのようなレーザ再生型のものやイメージ型,
レインボウ型等のものがある。しかしながら、これ等の
ホログラムはいずれも再生のための光源の質によって再
生像が大きく影響を受けるため、光源の形状や配置につ
いて色々な考慮がされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の透過型ホログラムの場合には再生像が光源の質によっ
て大きく影響を受ける。すなわち、拡散光で再生すると
ボケが生じ、平行光や点光源からの光ではシャープの像
が結像される。また、光源の個数が複数になるとその分
だけゴーストが生じる。また、再生像の奥行きが大きい
ほど光源による差異が大きくなるため、蛍光灯などの通
常の室内照明で再生像を鑑賞する場合には像の奥行きを
小さく設計することが必要になる。従って、大きな奥行
きを持った像を再生するにはスポットライト等の点光源
を準備して離れた位置から照明する必要があり、照明装
置の配置場所の確保が必要になる。また、配置スペース
が拡大する問題点があると共に場所設定に多くの手間を
要する問題点がある。また、これ等の光源は高価であ
り、かつ照明効果が悪い問題点がある。
の透過型ホログラムの場合には再生像が光源の質によっ
て大きく影響を受ける。すなわち、拡散光で再生すると
ボケが生じ、平行光や点光源からの光ではシャープの像
が結像される。また、光源の個数が複数になるとその分
だけゴーストが生じる。また、再生像の奥行きが大きい
ほど光源による差異が大きくなるため、蛍光灯などの通
常の室内照明で再生像を鑑賞する場合には像の奥行きを
小さく設計することが必要になる。従って、大きな奥行
きを持った像を再生するにはスポットライト等の点光源
を準備して離れた位置から照明する必要があり、照明装
置の配置場所の確保が必要になる。また、配置スペース
が拡大する問題点があると共に場所設定に多くの手間を
要する問題点がある。また、これ等の光源は高価であ
り、かつ照明効果が悪い問題点がある。
【0004】本発明は、点光源や平行光源などの特別な
照明装置を必要とせず、拡散光を含む多様な光質の照明
装置でシャープな再生画像を再生することが出来る分割
照明ホログラムを提供することを目的とする。
照明装置を必要とせず、拡散光を含む多様な光質の照明
装置でシャープな再生画像を再生することが出来る分割
照明ホログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、任意の光源から発する拡散光により後
方から照明され、記録された画像を前方に向かって再生
する分割再生型のホログラムであって、参照光を用いて
画像を記録するとき、該参照光を局所的に限定して複数
の領域に分割しながら画像の撮影を行い、拡散光を用い
て前記画像を再生するとき、分割された個々の前記領域
に対応する開口を有するマスク板を介して後方からの照
明を行うようにした分割照明ホログラムを構成するもの
である。更に具体的に、前記マスク板が、格子状に分割
された前記領域に対応して縦横に配置される多数個のピ
ンホール形状の開口を有するものからなる。あるいは前
記マスク板が、短冊状に分割された前記領域に対応して
スリット形状の開口を並設したものからなることを特徴
とするものである。また、再生すべき画像を記録した媒
体とマスク板との間に、該マスク板のそれぞれの開口か
ら出る光の干渉を防止する遮光手段を設けてなる分割照
明ホログラムを特徴とするものである。更に具体的に、
前記遮光手段が、前記媒体とマスク板間に架設され媒体
側に向かって傾斜して配設される傾斜遮光板であり、前
記遮光手段が、内部に媒体側に向かって傾斜する傾斜路
を有する厚肉遮光板である。あるいは前記遮光手段が、
干渉縞を有するホログラフィック光学素子からなり、前
記干渉縞が、前記マスク板の各開口から出る光の干渉を
防止する形状および位置に形成されることを特徴とする
ものである。
達成するために、任意の光源から発する拡散光により後
方から照明され、記録された画像を前方に向かって再生
する分割再生型のホログラムであって、参照光を用いて
画像を記録するとき、該参照光を局所的に限定して複数
の領域に分割しながら画像の撮影を行い、拡散光を用い
て前記画像を再生するとき、分割された個々の前記領域
に対応する開口を有するマスク板を介して後方からの照
明を行うようにした分割照明ホログラムを構成するもの
である。更に具体的に、前記マスク板が、格子状に分割
された前記領域に対応して縦横に配置される多数個のピ
ンホール形状の開口を有するものからなる。あるいは前
記マスク板が、短冊状に分割された前記領域に対応して
スリット形状の開口を並設したものからなることを特徴
とするものである。また、再生すべき画像を記録した媒
体とマスク板との間に、該マスク板のそれぞれの開口か
ら出る光の干渉を防止する遮光手段を設けてなる分割照
明ホログラムを特徴とするものである。更に具体的に、
前記遮光手段が、前記媒体とマスク板間に架設され媒体
側に向かって傾斜して配設される傾斜遮光板であり、前
記遮光手段が、内部に媒体側に向かって傾斜する傾斜路
を有する厚肉遮光板である。あるいは前記遮光手段が、
干渉縞を有するホログラフィック光学素子からなり、前
記干渉縞が、前記マスク板の各開口から出る光の干渉を
防止する形状および位置に形成されることを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】例えば矩形形状や短冊形状の透過孔を有する撮
影用マスクを介して被写体からの物体光と参照光を通過
させ、感光材料上に分割画像を記録する。前記透過孔を
移動させることにより分割領域ごとに画像を記録するホ
ログラムが形成される。このホログラムを用いて被写体
の画像を再生するために任意の光源からの照明光(拡散
光を含む)をマスク板を介して前記ホログラムに後方か
ら入射する。マスク板はホログラムの分割領域に対応す
る開口部を有するものからなり、拡散光は開口部毎に対
応した点光源の集合となる。これによりホログラムの各
領域ごとの画像がボケることなくシャープに再生され
る。なお、この場合、マスク板の開口部から出射した光
がホログラムの対応領域を超えた広いエリアを照明しな
いように遮光手段が設けられる。この遮光手段により隣
り合った開口部からの光は互いに干渉することなく所定
の領域に点光源光として照射される。
影用マスクを介して被写体からの物体光と参照光を通過
させ、感光材料上に分割画像を記録する。前記透過孔を
移動させることにより分割領域ごとに画像を記録するホ
ログラムが形成される。このホログラムを用いて被写体
の画像を再生するために任意の光源からの照明光(拡散
光を含む)をマスク板を介して前記ホログラムに後方か
ら入射する。マスク板はホログラムの分割領域に対応す
る開口部を有するものからなり、拡散光は開口部毎に対
応した点光源の集合となる。これによりホログラムの各
領域ごとの画像がボケることなくシャープに再生され
る。なお、この場合、マスク板の開口部から出射した光
がホログラムの対応領域を超えた広いエリアを照明しな
いように遮光手段が設けられる。この遮光手段により隣
り合った開口部からの光は互いに干渉することなく所定
の領域に点光源光として照射される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1および図2はフレネルホログラムの撮影光学系
および再生光学系を示し、図3は図1に示した光学系を
用いる撮影用マスクを示し、図7は再生用のマスク板を
示す。また、図4乃至図6は遮光手段の実施例を示すも
のである。図8および図9はイメージホログラムの撮影
光学系および再生光学系を示し、図10はレインボウホ
ログラムの撮影光学系を示す構成図である。また、図1
1および図12は図10のレインボウホログラムの撮影
光学系および再生光学系に使用される撮影用マスクおよ
び再生用のマスク板をそれぞれ示すものである。
る。図1および図2はフレネルホログラムの撮影光学系
および再生光学系を示し、図3は図1に示した光学系を
用いる撮影用マスクを示し、図7は再生用のマスク板を
示す。また、図4乃至図6は遮光手段の実施例を示すも
のである。図8および図9はイメージホログラムの撮影
光学系および再生光学系を示し、図10はレインボウホ
ログラムの撮影光学系を示す構成図である。また、図1
1および図12は図10のレインボウホログラムの撮影
光学系および再生光学系に使用される撮影用マスクおよ
び再生用のマスク板をそれぞれ示すものである。
【0008】まず、図1によりフレネルホログラムの撮
影光学系の概略を説明する。被写体3と感光材料4との
間には感光材料4側に近接して撮影用マスク2が介設さ
れる。撮影用マスク2は図3に示すように分割される領
域に相当する大きさの透過孔5を有する薄板部材からな
り、その総面積は例えば感光材料4を覆う広さのものか
らなる。なお、本実施例では透過孔5は四角孔からなる
がこれに限定するものではない。レーザ6から発したレ
ーザ光7は、反射ミラー8,9および凸レンズ10を介
して凹面鏡11に照射され集光されて参照光12とな
る。この参照光12は透過孔5を通過するように調整さ
れる。一方、被写体3からは物体光13が放射するが、
物体光13の内、図1の実線で示した光束のみが透過孔
5を通過する。なお、それ以外の物体光13(点線で示
す)はマスク2により遮断され撮影に寄与しない光であ
る。透過孔5を通過した参照光12と物体光13の干渉
により感光材料4は分割された領域のみが露光され、分
割画像が記録される。一箇所の領域の記録が終了したら
撮影用マスク2の透過孔5の位置を次の領域と対応する
位置に移動すると共に、参照光12を移動し透過孔と合
致させるため反射ミラー9と凸レンズ10および凹面鏡
11を移動させる。以下、同様の記録作業を繰り返し行
うことにより感光材料4には各領域ごとの分割画像を記
録したフレネルホログラム4aが形成される。
影光学系の概略を説明する。被写体3と感光材料4との
間には感光材料4側に近接して撮影用マスク2が介設さ
れる。撮影用マスク2は図3に示すように分割される領
域に相当する大きさの透過孔5を有する薄板部材からな
り、その総面積は例えば感光材料4を覆う広さのものか
らなる。なお、本実施例では透過孔5は四角孔からなる
がこれに限定するものではない。レーザ6から発したレ
ーザ光7は、反射ミラー8,9および凸レンズ10を介
して凹面鏡11に照射され集光されて参照光12とな
る。この参照光12は透過孔5を通過するように調整さ
れる。一方、被写体3からは物体光13が放射するが、
物体光13の内、図1の実線で示した光束のみが透過孔
5を通過する。なお、それ以外の物体光13(点線で示
す)はマスク2により遮断され撮影に寄与しない光であ
る。透過孔5を通過した参照光12と物体光13の干渉
により感光材料4は分割された領域のみが露光され、分
割画像が記録される。一箇所の領域の記録が終了したら
撮影用マスク2の透過孔5の位置を次の領域と対応する
位置に移動すると共に、参照光12を移動し透過孔と合
致させるため反射ミラー9と凸レンズ10および凹面鏡
11を移動させる。以下、同様の記録作業を繰り返し行
うことにより感光材料4には各領域ごとの分割画像を記
録したフレネルホログラム4aが形成される。
【0009】次に、例えば薄膜型媒体に記録されるフレ
ネルホログラム4aの再生方法を図2により説明する。
任意の照明光源からの照明光14を拡散板15に当て一
旦拡散光とする。拡散板15とフレネルホログラム4a
とは相対向して配置され、拡散板15のフレネルホログ
ラム4a側には拡散板15に近接して再生用のマスク板
1が配設される。マスク板1は本実施例では図7に示す
ような多数個のピンホール16を開口したものからな
る。但し、図では理解を容易にするため、ピンホール1
6の開口寸法を誇張して大きく描いている。実際には微
小な開口となっている。ピンホール16はフレネルホロ
グラム4aの分割された画像領域に対応しており、拡散
板15からの拡散光はピンホール16を通過するとそれ
ぞれ点光源からの照明光と等価になりフレネルホログラ
ム4aの分割領域を照明する。なお、この点光源からの
照明光の方向は撮影時における参照光12の方向と合致
することが望ましい。フレネルホログラム4aにより点
光源の照明光は回折され被写体3の再生像17が再生さ
れる。なお、本実施例では照明光14の照明源として前
記のように任意のものを採用してもよいが、レーザ光も
しくは白色光源をフィルタを通して単色化した光を使用
することにより一層シャープな再生像17を得ることが
出来る。
ネルホログラム4aの再生方法を図2により説明する。
任意の照明光源からの照明光14を拡散板15に当て一
旦拡散光とする。拡散板15とフレネルホログラム4a
とは相対向して配置され、拡散板15のフレネルホログ
ラム4a側には拡散板15に近接して再生用のマスク板
1が配設される。マスク板1は本実施例では図7に示す
ような多数個のピンホール16を開口したものからな
る。但し、図では理解を容易にするため、ピンホール1
6の開口寸法を誇張して大きく描いている。実際には微
小な開口となっている。ピンホール16はフレネルホロ
グラム4aの分割された画像領域に対応しており、拡散
板15からの拡散光はピンホール16を通過するとそれ
ぞれ点光源からの照明光と等価になりフレネルホログラ
ム4aの分割領域を照明する。なお、この点光源からの
照明光の方向は撮影時における参照光12の方向と合致
することが望ましい。フレネルホログラム4aにより点
光源の照明光は回折され被写体3の再生像17が再生さ
れる。なお、本実施例では照明光14の照明源として前
記のように任意のものを採用してもよいが、レーザ光も
しくは白色光源をフィルタを通して単色化した光を使用
することにより一層シャープな再生像17を得ることが
出来る。
【0010】再生用のマスク板1のピンホール16を出
射した光はマスク板1のピンホール16に対応するフレ
ネルホログラム4aの領域にのみ照射されることが望ま
しいが、その領域を越えてより広いエリアを照明する恐
れがある。その結果、再生像17の画品質が低下する。
これを防止するためマスク板1の隣合うピンホール16
から出た光の干渉を防止する遮光手段が必要になる。図
4はその遮光手段の1つである傾斜遮光板18を示す。
傾斜遮光板18はマスク板1とフレネルホログラム4a
間に架設され、各ピンホール16ごとに配置される。な
お、図示のように傾斜遮光板18はピンホール16の位
置からフレネルホログラム4aの対応する領域側に向か
って傾斜して配設される。これは、フレネルホログラム
4aの前方から見た場合にピンホール16による明るい
点(ホットスポット)が生じないようにするためであ
る。この傾斜遮光板18によりピンホール16の点光源
からの照明光の干渉がなくなり、シャープな再生像17
が得られる。
射した光はマスク板1のピンホール16に対応するフレ
ネルホログラム4aの領域にのみ照射されることが望ま
しいが、その領域を越えてより広いエリアを照明する恐
れがある。その結果、再生像17の画品質が低下する。
これを防止するためマスク板1の隣合うピンホール16
から出た光の干渉を防止する遮光手段が必要になる。図
4はその遮光手段の1つである傾斜遮光板18を示す。
傾斜遮光板18はマスク板1とフレネルホログラム4a
間に架設され、各ピンホール16ごとに配置される。な
お、図示のように傾斜遮光板18はピンホール16の位
置からフレネルホログラム4aの対応する領域側に向か
って傾斜して配設される。これは、フレネルホログラム
4aの前方から見た場合にピンホール16による明るい
点(ホットスポット)が生じないようにするためであ
る。この傾斜遮光板18によりピンホール16の点光源
からの照明光の干渉がなくなり、シャープな再生像17
が得られる。
【0011】図5は遮光手段の他の実施例である厚肉遮
光板19を配置した再生光学系を示す。厚肉遮光板19
は内部に傾斜路20を形成するものであり、ピンホール
16からの点光源状の照明光は互いに分割され傾斜路2
0に沿ってフレネルホログラム4aの各画像領域を照明
する。以上により、前記実施例と同様にシャープな再生
像17を得ることが出来る。なお、厚肉遮光板19は傾
斜路20をマスク板1のピンホール16と対応する位置
に形成することによりマスク板1の機能を兼ねることが
出来る。
光板19を配置した再生光学系を示す。厚肉遮光板19
は内部に傾斜路20を形成するものであり、ピンホール
16からの点光源状の照明光は互いに分割され傾斜路2
0に沿ってフレネルホログラム4aの各画像領域を照明
する。以上により、前記実施例と同様にシャープな再生
像17を得ることが出来る。なお、厚肉遮光板19は傾
斜路20をマスク板1のピンホール16と対応する位置
に形成することによりマスク板1の機能を兼ねることが
出来る。
【0012】図6は遮光手段として遮光特性のあるホロ
グラフィック光学素子21を用いた再生光学系を示す。
干渉縞22をピンホール16から出射した光の干渉を防
止可能な形状および位置に形成することにより光の方向
を制限し前記の遮光手段と同様の効果を上げることが出
来る。なお、干渉縞22の形状,位置等を所望のものに
形成することが比較的簡単に出来るため、本実施例によ
り遮光効果の向上を図ることが可能である。
グラフィック光学素子21を用いた再生光学系を示す。
干渉縞22をピンホール16から出射した光の干渉を防
止可能な形状および位置に形成することにより光の方向
を制限し前記の遮光手段と同様の効果を上げることが出
来る。なお、干渉縞22の形状,位置等を所望のものに
形成することが比較的簡単に出来るため、本実施例によ
り遮光効果の向上を図ることが可能である。
【0013】再生用の照明光源として白色光を用いる場
合には前記のフレネルホログラム4aよりも2ステップ
型のイメージホログラム又はレインボウホログラムが適
している。図8および図9は2ステップ型のイメージホ
ログラムの撮影光学系および再生光学系を示す。まず、
撮影光学系を説明する。マスターホログラム23はフレ
ネルホログラム4aと同様のものである。マスターホロ
グラム23と適宜間隔を介して感光材料24を配置し、
感光材料24のマスターホログラム23側には近接して
撮影用マスク2が配置される。撮影用マスク2は図3に
示したものが適用される。レーザ25から出たレーザ光
26はハーフミラー27で2分され、一方はレンズ28
および凹面鏡29を介しマスターホログラム23に照射
され物体光30を形成する。他方、ハーフミラー27で
反射したレーザ光26は反射ミラー31およびレンズ3
2を介し凹面鏡33で反射し、集光され参照光34とな
り撮影用マスク2の透過孔5を通り感光材料24に照射
される。また、物体光30の一部も透過孔5を通り、参
照光34と干渉する。これにより感光材料24上に分割
された領域毎にマスターホログラム23の各分割画像が
露光されイメージホログラム35が形成される。
合には前記のフレネルホログラム4aよりも2ステップ
型のイメージホログラム又はレインボウホログラムが適
している。図8および図9は2ステップ型のイメージホ
ログラムの撮影光学系および再生光学系を示す。まず、
撮影光学系を説明する。マスターホログラム23はフレ
ネルホログラム4aと同様のものである。マスターホロ
グラム23と適宜間隔を介して感光材料24を配置し、
感光材料24のマスターホログラム23側には近接して
撮影用マスク2が配置される。撮影用マスク2は図3に
示したものが適用される。レーザ25から出たレーザ光
26はハーフミラー27で2分され、一方はレンズ28
および凹面鏡29を介しマスターホログラム23に照射
され物体光30を形成する。他方、ハーフミラー27で
反射したレーザ光26は反射ミラー31およびレンズ3
2を介し凹面鏡33で反射し、集光され参照光34とな
り撮影用マスク2の透過孔5を通り感光材料24に照射
される。また、物体光30の一部も透過孔5を通り、参
照光34と干渉する。これにより感光材料24上に分割
された領域毎にマスターホログラム23の各分割画像が
露光されイメージホログラム35が形成される。
【0014】図9は図8に示した方法によって作成され
たイメージホログラム35の再生光学系を示す。図8に
おける参照光34の放射点と対応する位置にピンホール
16を配置した再生用のマスク板1を拡散板15に近接
して設け、マスク板1と相対向する位置にイメージホロ
グラム35を配置し、照明光14を背後から照射するこ
とによりシャープな再生像17が再生される。なお、本
実施例の場合にも前記の各種の遮光手段が適用される。
たイメージホログラム35の再生光学系を示す。図8に
おける参照光34の放射点と対応する位置にピンホール
16を配置した再生用のマスク板1を拡散板15に近接
して設け、マスク板1と相対向する位置にイメージホロ
グラム35を配置し、照明光14を背後から照射するこ
とによりシャープな再生像17が再生される。なお、本
実施例の場合にも前記の各種の遮光手段が適用される。
【0015】図10は本発明を適用したレインボウホロ
グラムの撮影光学系を示す。レインボウホログラムは白
色光を用いる再生時にホログラムからの回折光が波長に
応じて分かれ、単色の像が観察出来るため色による収差
が小さくなりイメージホログラム35よりも更にシャー
プな再生像を得ることが出来る。図10において、感光
材料36の表面側には図11に示す長窓状の透過孔37
を有する撮影用マスク38が配置される。一方、マスタ
ーホログラム39は前記の実施例のフレネルホログラム
4aと同一のものが使用される。マスターホログラム3
9に近接してスリットマスク40が配置される。スリッ
トマスク40には撮影用マスク38の透過孔37と直交
する水平のスリット41が形成される。レーザ42から
のレーザ光43はハーフミラー44で2分され、その一
方はレンズ45から凹面鏡46を介してマスターホログ
ラム39に照射され、他の1つは反射ミラー47とレン
ズ48および凹面鏡49を介し参照光50となり、シリ
ンドリカルレンズ51により集光され長窓形状の透過孔
37を透過する。マスターホログラム39に照射された
レーザ光43は、スリット41から物体光52となって
放射され、透過孔37に入射される。物体光52と参照
光50との干渉により感光材料36上には各領域ごとに
画像が露光される。撮影用マスク38の縦長の透過孔3
7とスリットマスク40の横長のスリット41により、
感光材料36には領域ごとに分割された画像が露光形成
される。以下、同様の処理を繰り返し行うことによりレ
インボウホログラムが形成される。再生時には参照光5
0の収束点の位置に、図12に示す短冊状(スリット
状)の開口部53を有する再生用のマスク板1aを配置
し、照明光を当てることによりシャープな再生像を得る
ことが出来る。なお、本実施例の場合も前記の各種の遮
光手段が適用される。
グラムの撮影光学系を示す。レインボウホログラムは白
色光を用いる再生時にホログラムからの回折光が波長に
応じて分かれ、単色の像が観察出来るため色による収差
が小さくなりイメージホログラム35よりも更にシャー
プな再生像を得ることが出来る。図10において、感光
材料36の表面側には図11に示す長窓状の透過孔37
を有する撮影用マスク38が配置される。一方、マスタ
ーホログラム39は前記の実施例のフレネルホログラム
4aと同一のものが使用される。マスターホログラム3
9に近接してスリットマスク40が配置される。スリッ
トマスク40には撮影用マスク38の透過孔37と直交
する水平のスリット41が形成される。レーザ42から
のレーザ光43はハーフミラー44で2分され、その一
方はレンズ45から凹面鏡46を介してマスターホログ
ラム39に照射され、他の1つは反射ミラー47とレン
ズ48および凹面鏡49を介し参照光50となり、シリ
ンドリカルレンズ51により集光され長窓形状の透過孔
37を透過する。マスターホログラム39に照射された
レーザ光43は、スリット41から物体光52となって
放射され、透過孔37に入射される。物体光52と参照
光50との干渉により感光材料36上には各領域ごとに
画像が露光される。撮影用マスク38の縦長の透過孔3
7とスリットマスク40の横長のスリット41により、
感光材料36には領域ごとに分割された画像が露光形成
される。以下、同様の処理を繰り返し行うことによりレ
インボウホログラムが形成される。再生時には参照光5
0の収束点の位置に、図12に示す短冊状(スリット
状)の開口部53を有する再生用のマスク板1aを配置
し、照明光を当てることによりシャープな再生像を得る
ことが出来る。なお、本実施例の場合も前記の各種の遮
光手段が適用される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)撮影時に参照光を局所的に限定して複数の領域に分
割しながら画像の記録を行ってホログラムを作成すると
共に、再生時には分割された領域に対応する開口を有す
るマスク板を介して前記ホログラムを照明することによ
り再生像を形成することにより再生用の照明光の質に依
存しないシャープな再生像を得ることが出来る。 2)マスク板の互いに隣り合う開口部から発した光の干
渉を防止する遮光手段をマスク板とホログラム間に設け
ることによりシャープでボケのない再生像を得ることが
出来る。 3)ホログラムとしてはレーザ再生型のフレネルホログ
ラムを始め、白色光再生型のイメージホログラム,レイ
ンボウホログラム等のすべてのものに適用され、幅広い
用途に適用される。 4)撮影用および再生用にマスクおよびマスク板を使用
するだけの簡単なもので容易に、かつ安価に実施出来
る。
を奏する。 1)撮影時に参照光を局所的に限定して複数の領域に分
割しながら画像の記録を行ってホログラムを作成すると
共に、再生時には分割された領域に対応する開口を有す
るマスク板を介して前記ホログラムを照明することによ
り再生像を形成することにより再生用の照明光の質に依
存しないシャープな再生像を得ることが出来る。 2)マスク板の互いに隣り合う開口部から発した光の干
渉を防止する遮光手段をマスク板とホログラム間に設け
ることによりシャープでボケのない再生像を得ることが
出来る。 3)ホログラムとしてはレーザ再生型のフレネルホログ
ラムを始め、白色光再生型のイメージホログラム,レイ
ンボウホログラム等のすべてのものに適用され、幅広い
用途に適用される。 4)撮影用および再生用にマスクおよびマスク板を使用
するだけの簡単なもので容易に、かつ安価に実施出来
る。
【図1】本発明の一実施例におけるフレネルホログラム
の撮影光学系を示す構成図。
の撮影光学系を示す構成図。
【図2】図1におけるフレネルホログラムの再生光学系
を示す構成図。
を示す構成図。
【図3】本実施例のフレネルホログラムの作成に用いる
撮影用マスクの概要構造を示す斜視図。
撮影用マスクの概要構造を示す斜視図。
【図4】本発明における遮光手段の一実施例を示す概要
断面図。
断面図。
【図5】本発明における遮光手段の他の実施例を示す概
要断面図。
要断面図。
【図6】本発明における遮光手段の更に別の実施例を示
す概要断面図。
す概要断面図。
【図7】本発明に係るホログラムの再生用に用いるマス
ク板の一実施例を示す斜視図。
ク板の一実施例を示す斜視図。
【図8】本発明のイメージホログラムの撮影光学系を示
す構成図。
す構成図。
【図9】図8に示した方法を用いて作成したイメージホ
ログラムの再生光学系を示す構成図。
ログラムの再生光学系を示す構成図。
【図10】本発明のレインボウホログラムの撮影光学系
を示す構成図。
を示す構成図。
【図11】レインボウホログラムの撮影に用いるマスク
の一例を示す斜視図。
の一例を示す斜視図。
【図12】レインボウホログラムの再生用のマスク板の
一実施例を示す斜視図。
一実施例を示す斜視図。
1 マスク板(再生用) 1a マスク板(再生用) 2 撮影用マスク 3 被写体 4 感光材料 4a フレネルホログラム 5 透過孔 6 レーザ 7 レーザ光 8 反射ミラー 9 反射ミラー 10 凸レンズ 11 凹面鏡 12 参照光 13 物体光 14 照明光 15 拡散板 16 ピンホール 17 再生像 18 傾斜遮光板 19 厚肉遮光板 20 傾斜路 21 ホログラフィック光学素子(HOE) 22 干渉縞 23 マスターホログラム 24 感光材料 25 レーザ 26 レーザ光 27 ハーフミラー 28 レンズ 29 凹面鏡 30 物体光 31 反射ミラー 32 レンズ 33 凹面鏡 34 参照光 35 イメージホログラム 36 感光材料 37 透過孔 38 撮像用マスク 39 マスターホログラム 40 スリットマスク 41 スリット 42 レーザ 43 レーザ光 44 ハーフミラー 45 レンズ 46 凹面鏡 47 反射ミラー 48 レンズ 49 凹面鏡 50 参照光 51 シリンドリカルレンズ 52 物体光 53 開口部
Claims (7)
- 【請求項1】 任意の光源から発する拡散光により後方
から照明され、記録された画像を前方に向かって再生す
る分割再生型のホログラムであって、参照光を用いて画
像を記録するとき、該参照光を局所的に限定して複数の
領域に分割しながら画像の撮影を行い、拡散光を用いて
前記画像を再生するとき、分割された個々の前記領域に
対応する開口を有するマスク板を介して後方からの照明
を行うことを特徴とする分割照明ホログラム。 - 【請求項2】 前記マスク板が、格子状に分割された前
記領域に対応して縦横に配置される多数個のピンホール
形状の開口を有するものからなる請求項1の分割照明ホ
ログラム。 - 【請求項3】 前記マスク板が、短冊状に分割された前
記領域に対応してスリット形状の開口を並設したものか
らなる請求項1の分割照明ホログラム。 - 【請求項4】 再生すべき画像を記録した媒体と前記マ
スク板との間に、該マスク板のそれぞれの開口から出る
光の干渉を防止する遮光手段を設けることを特徴とする
請求項1又は2又は3の分割照明ホログラム。 - 【請求項5】 前記遮光手段が、前記媒体とマスク板と
の間に架設され媒体側に向かって傾斜して配設される傾
斜遮光板である請求項4の分割照明ホログラム。 - 【請求項6】 前記遮光手段が、内部に媒体側に向かっ
て傾斜する傾斜路を有する厚肉遮光板である請求項4の
分割照明ホログラム。 - 【請求項7】 前記遮光手段が、干渉縞を有するホログ
ラフィック光学素子からなり、前記干渉縞が、前記マス
ク板の各開口から出る光の相互干渉を防止する形状およ
び位置に形成されるものである請求項4の分割照明ホロ
グラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154795A JPH08297461A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 分割照明ホログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154795A JPH08297461A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 分割照明ホログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297461A true JPH08297461A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14303467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10154795A Pending JPH08297461A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 分割照明ホログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344526B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2002-07-24 | 주식회사 에이씨알 코리아 | 홀로그래픽 이미지 생성 장치 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10154795A patent/JPH08297461A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344526B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2002-07-24 | 주식회사 에이씨알 코리아 | 홀로그래픽 이미지 생성 장치 |
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