JPH08297653A - アドレス付与機構付きアレイプロセッサ - Google Patents

アドレス付与機構付きアレイプロセッサ

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JPH08297653A
JPH08297653A JP7124232A JP12423295A JPH08297653A JP H08297653 A JPH08297653 A JP H08297653A JP 7124232 A JP7124232 A JP 7124232A JP 12423295 A JP12423295 A JP 12423295A JP H08297653 A JPH08297653 A JP H08297653A
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Japan
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JP7124232A
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English (en)
Inventor
Nobuo Takayanagi
信夫 高柳
Yoshihiro Yamada
義浩 山田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各プロセッサ要素においてID情報を保持す
るためだけに占有されるメモリ領域を削減することがで
き、しかもアドレス信号線を配線するための面積を可及
的に小さく抑えることができるようにする。 【構成】 複数個のプロセッサ要素PEが縦方向および
横方向に配置されて成るアレイプロセッサにおいて、縦
方向のn列のプロセッサ要素に対して接続可能に縦方向
アドレス線1、2、3を配設するとともに、横方向のm
行のプロセッサ要素に対して接続可能に横方向アドレス
線11、12、13を配設し、これらのアドレス線に接
続されているか否かによって、上記プロセッサ要素PE
に“1”か“0”の論理値をそれぞれ付与して行/列方
向のアドレスを与えるようにすることにより、アドレス
を付与したい場合には、その都度付与できるようにし
て、各プロセッサ要素にID情報を予め持たせておかな
くても済むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アドレス付与機構付き
アレイプロセッサに関し、特に、1つのLSI上に多数
のプロセッサ要素を格子状に結合して構成した単一命令
多重データ型(SIMD型)のアレイプロセッサに用い
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つのLSI上に多数のプロ
セッサ要素を格子状に結合して構成したプロセッサアレ
イでは、上記多数のプロセッサ要素のそれぞれで並列演
算を行うことにより、処理速度を速くできるようにして
いる。そして、このような並列演算を実現するために、
処理の制御にSIMD型(単一命令多重データ型)の制
御を用いたものがある。
【0003】上記プロセッサ要素は、種々のデータを処
理するようになされており、また、アレイプロセッサ上
には非常に多くのプロセッサ要素が設けられている。そ
こで、従来より、各プロセッサ要素を個別に識別するた
めに、各プロセッサ要素にID情報を予め付与してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のア
レイプロセッサにおいては、ID情報を保持するための
みに使用されるレジスタの領域が複数のプロセッサ要素
のそれぞれに必要であった。このため、各プロセッサ要
素においては、必要なメモリの容量が多くなってしまう
ので、その分だけ各プロセッサ要素毎の回路面積が大き
くなってしまうという問題点があった。
【0005】このような問題が生じないようにするため
に、必要に応じて各プロセッサ要素にアドレスを付与す
るようにして、ID情報を保持するためのみに使用され
るレジスタの領域を各プロセッサ要素に設けなくても済
むようにすることが考えられる。
【0006】しかし、このようにした場合には、各プロ
セッサ要素にアドレスを付与するためのアドレス信号線
が各プロセッサ要素の数だけ必要となるので、アドレス
信号線を配設するための面積が多く必要となってしまう
問題が生じる。
【0007】したがって、各プロセッサ要素においてメ
モリ容量を削減できても、アドレス信号線を配線するた
めの面積が多く必要となってしまうと、アレイプロセッ
サ全体としては大きな利点が得られないことになる。
【0008】本発明は上述の問題点にかんがみ、各プロ
セッサ要素においてID情報を保持するためだけに占有
されるメモリ領域を削減することができ、しかも各プロ
セッサ要素にアドレスを付与するためのアドレス信号線
を配線するための面積を可及的に小さく抑えることがで
きるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアドレス付与機
構付きアレイプロセッサは、複数個のプロセッサ要素が
縦方向および横方向にマトリックス状に配置されて成る
アレイプロセッサにおいて、縦方向のn列のプロセッサ
要素に対して接続可能に縦方向アドレス線を配設すると
ともに、横方向のm行のプロセッサ要素に対して接続可
能に横方向アドレス線を配設し、上記縦方向アドレス線
に接続されているか否かによって、上記プロセッサ要素
に“1”か“0”の論理値を付与して行方向のアドレス
を与えるようにするとともに、上記横方向アドレス線に
接続されているか否かによって、上記プロセッサ要素に
“1”か“0”の論理値を付与して列方向のアドレスを
与えるようにして、上記アレイプロセッサにおける各行
のアドレスをnビットのディジタル値で表すとともに、
各列のアドレスをmビットのディジタル値で表すように
したことを特徴としている。
【0010】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記縦方向のn列の数、および横方向のm行の数を示す
mは3であることを特徴としている。
【0011】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、複数個のプロセッサ要素が縦方向および横方向にマ
トリックス状に配置されて成るアレイプロセッサにおい
て、縦方向にn個および横方向にn個のプロセッサ要素
を一つの単位グループとして複数個の単位グループを形
成するとともに、上記各単位グループを構成する個々の
プロセッサ要素に接続可能に縦方向アドレス線および横
方向アドレス線をそれぞれ配設し、上記各プロセッサ要
素が上記縦方向アドレス線に接続されているか否かによ
って“1”か“0”の論理値を付与することにより、上
記単位グループの行方向におけるアドレスをディジタル
値で表すようにするとともに、上記各プロセッサ要素が
上記横方向アドレス線に接続されているか否かによって
“1”か“0”の論理値を付与することにより、上記単
位グループの列方向におけるアドレスをディジタル値で
表すようにようにしている。
【0012】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記単位グループは縦方向に2個、横方向に2個の
プロセッサ要素に構成され、各行および各列のアドレス
が4ビットで表されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、縦方向に
配設するアドレス線および横方向に配設するアドレス線
の本数を少なくして、各プロセッサ要素にアドレス値与
えることができるようになるので、各プロセッサ要素に
ID情報を保持させないで後からアドレスを付与するよ
うにしても、アドレス信号線を配設するために必要な面
積をあまり増大させないようにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の代表点認
識方法の一実施例を説明する。図1は、本発明のアドレ
ス付与機構付きアレイプロセッサの一例を示すアレイプ
ロセッサの全体構成図である。
【0015】図1に示すように、本実施例のアドレス付
与機構付きアレイプロセッサは、所定のデータ処理を実
行する複数個のプロセッサ要素が縦方向および横方向に
8個ずつ配設されてアレイプロセッサAが構成されてい
る。なお、実際のアレイプロセッサは、一般に、縦方向
および横方向に数十個、或いはそれ以上の多数が配設さ
れて構成されている。
【0016】各プロセッサ要素PEは、入力端子20、
演算論理ユニット(ALU)21、レジスタ22、出力
端子23を有しており、図示しない光センサからの画像
データ(1画素分)が上記入力端子20を介して入力さ
れる。
【0017】上記光センサから入力された画像データ
は、演算論理ユニット21に与えられて所定の処理が行
われ、その処理結果がレジスタ22に記憶される。ま
た、出力端子23を介して隣接プロセッサ要素PEに出
力される。
【0018】また、隣接プロセッサ要素PEからの画像
データが入力端子20を介して入力され、この画像デー
タも上記光センサから入力された画像データと同様に演
算論理ユニット21に与えられて所定の処理が行われ、
その処理結果がレジスタ22に記憶される。
【0019】すなわち、図2に示したプロセッサ要素P
Eは、対応する光センサから入力される画像データに所
定の処理を施すとともに、隣接プロセッサ要素PEから
入力される画像データに所定の処理を施して出力する機
能を有している。
【0020】そして、本実施例のアレイプロセッサにお
いては、図1中の右側から3列を行方向のアドレスを与
えるために用い、下側から3行を列方向のアドレスを与
えるために用いて、行方向および列方向にそれぞれ3ビ
ットのアドレスを付与するようにしている。
【0021】すなわち、右側の3列に沿って第1〜第3
の縦方向アドレス線1、2、3を設けるとともに、下側
の3行に沿って第1〜第3の行方向アドレス線11、1
2、13を設けている。
【0022】そして、一番右側の列のプロセッサ要素P
Eにおいては、上から2番目、4番目、6番目、8番目
のプロセッサ要素PEが上記第1の縦方向アドレス線1
に接続されている。
【0023】また、右側から2番目の列のプロセッサ要
素PEにおいては、上から3番目、4番目、7番目、8
番目のプロセッサ要素PEが上記第1の縦方向アドレス
線2に接続されている。
【0024】さらに、右側から3番目の列のプロセッサ
要素PEにおいては、上から5番目、6番目、7番目、
8番目のプロセッサ要素PEが上記第1の縦方向アドレ
ス線3に接続されている。
【0025】一方、第1の横方向アドレス線11に対し
ては、一番下側の行のプロセッサ要素PEのうち、左側
から2番目、4番目、6番目、8番目のプロセッサ要素
PEが接続されている。
【0026】また、第2の横方向アドレス線12に対し
ては、一番下から2行目のプロセッサ要素PEのうち、
左側から3番目、4番目、7番目、8番目のプロセッサ
要素PEが接続されている。
【0027】さらに、第3の横方向アドレス線13に対
しては、一番下から3行目のプロセッサ要素PEのう
ち、左側から5番目、6番目、7番目、8番目のプロセ
ッサ要素PEが接続されている。
【0028】本実施例においては、このようにして各プ
ロセッサ要素PEに縦横のアドレス線1〜3、11〜1
3を接続して、アドレス線が接続されているプロセッサ
要素PEに“1”の論理値を付与するようにしている。
【0029】したがって、本実施例の場合には、論理値
が付与される対象が縦方向に3列、横方向に3行である
ので、各行および各列に3ビットの論理値が付与される
ことになる。
【0030】すなわち、各行について言えば、上側から
順番に“000”、“001”、“010”、“01
1”、“100”、“101”、“110”、“11
1”のようにアドレスが付与されることになる。
【0031】また、各列について言えば、左側から順番
に“000”、“001”、“010”、“011”、
“100”、“101”、“110”、“111”のよ
うにアドレスが付与されることになる。
【0032】これにより、各プロセッサ要素PEにおい
ては行方向に3ビット、列方向に3ビットのアドレスが
レジスタ22に必要に応じて格納されることになる。上
記アドレスの格納は必要に応じて行われるので、常時は
上記レジスタのメモリ容量を演算等のようなアドレスの
保持以外の用途に使用することができるので、メモリ容
量を効率的に使用することができる。
【0033】したがって、本実施例のアレイプロセッサ
の場合には、必要最小限の容量のレジスタを設ければよ
いので、プロセッサ要素PEの小型化が図れる。このた
め、プロセッサ要素PEを形成する際の集積度を向上さ
せることが可能となり、所定の面積内に多くのプロセッ
サ要素PEを形成することができる。なお、本実施例で
は縦方向のアドレス線および横方向のアドレス線をそれ
ぞれ3本ずつ設けた例を示したが、これらのアドレス線
は2本ずつでもよく、また、1本ずつ設けるようにして
もよい。また、接続するプロセッサ要素PEの個数が多
くなった場合にはアドレスを4ビット、或いは5ビット
以上付与するようにすればよい。
【0034】次に、図3を参照しながら本発明の第2の
実施例を説明する。本実施例においては、縦方向に2個
および横方向に2個のプロセッサ要素を一つの単位グル
ープとして複数個の単位グループを形成するとともに、
上記各単位グループを構成する個々のプロセッサ要素に
接続可能に縦方向アドレス線1、2および横方向アドレ
ス線11、12をそれぞれ配設している。なお、本実施
例においては、図3中の右側の2列と、下側の2行を各
行および各列にアドレスを付与するために使用してい
る。
【0035】そして、本実施例においても、上記各プロ
セッサ要素PEが上記縦方向アドレス線11、12に接
続されているか否かによって“1”か“0”の論理値を
付与することにより、上記単位グループの行方向におけ
るアドレスをディジタル値で表すようにしている。
【0036】また、上記各プロセッサ要素PEが上記横
方向アドレス線11、12に接続されているか否かによ
って“1”か“0”の論理値を付与することにより、上
記単位グループの列方向におけるアドレスを4ビットの
ディジタル値で表すようにようにしている。
【0037】これを具体的に説明すると、図3中の右側
2列に着目すれば、第1の単位グループ4の各プロセッ
サ要素PEは縦方向アドレス線1、2のいずれにも接続
されていない。したがって、上記第1の単位グループ4
に対しては“0000”のアドレスが付与される。
【0038】また、第2の単位グループ5の各プロセッ
サ要素PEは、第2の単位グループ5における下側の左
に位置するプロセッサ要素PEが第2の縦方向アドレス
線2に接続されている。したがって、この第2の単位グ
ループ5のアドレスは“0010”となる。
【0039】また、第3の単位グループ6の各プロセッ
サ要素PEは、第3の単位グループ6における上側の右
に位置するプロセッサ要素PEが第1の縦方向アドレス
線1に接続されている。したがって、この第2の単位グ
ループ5のアドレスは“0100”となる。
【0040】また、第4の単位グループ7の各プロセッ
サ要素PEは、第4の単位グループ7における上側の右
に位置するプロセッサ要素PEが第1の縦方向アドレス
線1に接続され、下側の左に位置するプロセッサ要素P
Eが第2の縦方向アドレス線2に接続されている。した
がって、この第2の単位グループ5のアドレスは“01
10”となる。
【0041】本実施例においては、上述のようにしてア
ドレスを与えるので、2行に対して一つのアドレスが与
えられることになる。しかし、場合にはよっては各行ご
とにアドレスを与えた方が便利なことがある。そこで、
各行毎にアドレスを与えたい場合には、以下のようにす
ればよい。
【0042】すなわち、各単位グループ4〜7毎に与え
たアドレスを、各単位グループにおける上の行のアドレ
スとして割り当てる。したがって、各単位グループにお
ける下側の行においてはアドレスがないことになるが、
各単位グループにおける下側の行については、上側の行
のアドレスに対して論理値“1”をインクリメントした
アドレスが割り当てられるようにオフセット処理するよ
うにしておけば、各行毎にアドレスを付与することがで
きるようになる。
【0043】次に、各列方向にアドレスを付与する場合
も上述したのと基本的にはおなじである。すなわち、図
3の下側2行において区画した第5の単位グループ8、
第6の単位グループ9、第7の単位グループ10、第8
の単位グループ15において、第5の単位グループ8の
プロセッサ要素PEには第1の横方向アドレス線11お
よび第2の横方向アドレス線12のどちらも接続されて
いない。したがって、上記第5の単位グループ8に対し
ては、列方向のアドレスとして“0000”が与えられ
る。
【0044】また、第6の単位グループ9のプロセッサ
要素PEには、第6の単位グループ9における下側の右
に位置するプロセッサ要素PEに第2の横方向アドレス
線12が接続されている。したがって、上記第6の単位
グループ9に対しては、列方向のアドレスとして“00
10”が与えられる。
【0045】また、第7の単位グループ10のプロセッ
サ要素PEには、第7の単位グループ10における上側
の左に位置するプロセッサ要素PEが第2の横方向アド
レス線12に接続されている。したがって、上記第7の
単位グループ10に対しては、列方向のアドレスとして
“0100”が与えられる。また、第8の単位グループ
15のプロセッサ要素PEには、第8の単位グループ1
5における上側の左に位置するプロセッサ要素PEが第
2の横方向アドレス線12に接続され、下側の右に位置
するプロセッサ要素PEに第1の横方向アドレス線11
に接続されている。したがって、上記第8の単位グルー
プ15に対しては、列方向のアドレスとして“011
0”が与えられる。
【0046】列方向についてもこのようにしてアドレス
を割り当てているので、個別に与えられるのは単位グル
ープ毎となる。したがって、この場合も、各列ごとにア
ドレスを与えたい場合には、上述したように、割り当て
られたアドレスを例えば、各単位グループにおける左側
に位置する列に割り当てる。
【0047】そして、各単位グループにおいて右側に位
置している列に対しては、左側の列のアドレスに対して
論理値“1”をインクリメントしたアドレスを割り当て
るようにオフセット処理するようにして、各列毎にアド
レスを付与するようにすればよい。なお、本実施例では
縦方向のアドレス線および横方向のアドレス線をそれぞ
れ2本ずつ設けた例を示したが、これらのアドレス線は
1本ずつでもよい。
【0048】本実施例においては、このようにして各プ
ロセッサ要素PEにアドレスを付与するので、各プロセ
ッサ要素PEにおいては個々の位置を識別するためのI
Dを保持しなくても済むようになる。
【0049】したがって、IDを保持しておくためのレ
ジスタの容量を削減することができるので、本実施例の
場合もプロセッサ要素PEを集積化する際に必要な小型
化に寄与することができる。しかも、本実施例の場合に
は少ないアドレス線、すなわち、64個のプロセッサ要
素PEのそれぞれに個別のアドレスを付与するために、
必要なアドレス線は縦方向に2本、横方向に2本の合計
4本のみである。
【0050】したがって、各プロセッサ要素PEにアド
レスを付与するためのアドレス線を配設するのに必要な
配設面積を増大させることがなく、IDを保持しておく
ためのレジスタの容量を削減することができることにな
る。なお、上述したように、合計2本のアドレス線を用
いて同様にアドレスを付与するようにすることもでき
る。
【0051】次に、図4の機能ブロック図、および図5
のフローチャートを参照しながら、本発明のアレイプロ
セッサで行う重心計算方法を説明する。図4において、
26は演算命令手段、27は出力の和演算手段、28は
出力の和転送手段、29はアドレス乗算手段、30は各
行/各列の和計算手段、31は割算手段である。
【0052】これらの各手段のうち、演算命令手段26
および割算手段31は制御部25に設けられている。ま
た、出力の和演算手段27、出力の和転送手段28、ア
ドレス乗算手段29、各行/各列の和計算手段30はア
レイプロセッサAに設けられている。
【0053】上記演算命令手段26は、重心計算の処理
がスタートしたら演算開始命令をアレイプロセッサAに
出力(図5のステップP1)する。
【0054】また、出力の和演算手段27は、上記演算
命令手段26から出力演算開始命令が出されたら、各行
/各列毎にプロセッサ要素PEの出力の和を計算し(ス
テップP2)、その計算結果を出力する。
【0055】出力の和転送手段28は、上記出力の和演
算手段27によって計算された出力の和を各行/各列の
端部に位置するプロセッサ要素PEに転送する(ステッ
プP3)。
【0056】アドレス乗算手段29は、各行/各列の出
力の和に対してnビットのアドレスを掛けるためのもの
である。ところで、上記各行/各列の出力の和はnビッ
トのデータであり、上記nビットのデータに対してnビ
ットのアドレスを掛ける処理を行う。そこで、本実施例
においては、以下に示すようにして乗算の負荷を軽減し
ている。
【0057】すなわち、上記のようにnビットのデータ
に対してnビットのアドレスを掛ける場合、乗算器を用
いないで加算器を用いると、加算をn回実行することに
なる。そこで、本実施例では隣合う2つのプロセッサ要
素PEで次に示すような計算を行ってnビットのデータ
に対してnビットのアドレスを掛ける処理(ステップP
4)を行うようにしている。すなわち、
【0058】s0x0+s1x1 ・・・(1式) ここで、s0はアドレスx0の行/列の和である。ま
た、s1はアドレスx1の行/列の和を表している。
【0059】上記(1式)は、 x1=x0+1 ・・・(2式) であることを利用して、以下に示すように変形すること
ができる。 (s0+s1)+s1 ・・・(3式)
【0060】そこで、隣合う2つのプロセッサ要素PE
で計算を実行する場合には、2つのプロセッサ要素PE
で乗算を1回行えばよいので、この乗算を2つのプロセ
ッサ要素PEに分担させることができる。
【0061】各行/各列の和計算手段30は、上述のよ
うにして各行/各列の出力の和に対してnビットのアド
レスを掛ける処理を行った計算結果を転送しながら各行
/各列毎の和を計算する処理(ステップP5)を行う。
【0062】割算手段31は、上記各行/各列の和計算
手段30によって行われた計算結果が出力されたら(ス
テップP6)、これらの計算結果をプロセッサ要素PE
の全出力で割り算する処理を行う。なお、プロセッサ要
素PEの全出力は予め計算して求めておくようにする。
【0063】本実施例では、上述のようにしてプロセッ
サ要素PEの出力画像の重心を求めるようにしているの
で、各プロセッサ要素PEが実行する乗算が従来の半分
で済む。また、各プロセッサ要素PEで保持するアドレ
スのビット幅も半分で済むので、アドレスを保持するた
めに必要なメモリ容量を削減できる利点がある。
【0064】次に、重心計算の具体的な例を詳細に説明
する。先ず、図6にアレイプロセッサを用いた重心計算
方法を示す。そこで、本実施例においては、以下のよう
にして重心を検出するようにしている。
【0065】すなわち、例えば、図3に示したようにア
ドレスが与えられているとともに、(16×16)のプ
ロセッサ要素PEからなるアレイプロセッサを例にして
説明する。先ず、
【0066】
【数1】
【0067】と表す。図3に示したように、各プロセッ
サ要素PEは1ビットずつデータを持つので、仮に、i
行目の全プロセッサ要素PEのデータが“1”である場
合、Si は最大値をとり、その値は16、すなわち、2
進数では「10000」である。なお、本実施例では、
便宜上、Si のとり得る値の桁数を少なめにしたいの
で、 0000≦Si ≦1111 ・・・(4式) として、Si を4桁で表すこととする。
【0068】今、仮に、S0110=1011 S0111=1100 だったとすると、
【0069】
【数2】
【0070】ここで、数1中の(1011+1100)
は、「10111」となるので、(1011+110
0)×0110の計算は、
【0071】
【数3】
【0072】そこで、図7のように、各単位グループに
おける上側の行のプロセッサ要素PEデータの総和と、
下側の行の総和とを加算し(S2K+S2K+1)する。そし
て、上記加算して求めた値を、その行の行番号を表して
いる4個のプロセッサ要素PEにコピーする。
【0073】次に、これらの4個のプロセッサ要素PE
において、上記加算して求めた値と、各プロセッサ要素
PEに付与されている1ビットの値とを乗算する。そし
て、この乗算して求めた値を、1ビットずつずらしなが
ら加算する。これにより、 (S2K+S2K+1)×2K ・・・(5式) の掛け算を完了したことになる。
【0074】次に、上記(5式)によって求めた値に、
その行の直後に続く行における総和を加算する。すなわ
ち、 (S2K+S2K+1)×2K+S2K+1 ・・・(6式)
【0075】そして、上記(6式)で求めた各2行毎の
値を、列方向に加算する。
【0076】
【数3】
【0077】以上の計算により、数4が求まるので、こ
の値を全プロセッサ要素PEのもつデータの総和、すな
わち、数5で割れば、重心XG が求まる。
【0078】
【数4】
【0079】
【数5】
【0080】なお、上述した実施例では各機能をハード
的に示しているが、これらの機能はコンピュータのプロ
グラムによって構成することができる。
【0081】
【発明の効果】本発明は上述したように、複数個のプロ
セッサ要素が縦方向および横方向にマトリックス状に配
置されて成るアレイプロセッサにおいて、縦方向のn列
のプロセッサ要素に対して接続可能に縦方向アドレス線
を配設するとともに、横方向のm行のプロセッサ要素に
対して接続可能に横方向アドレス線を配設し、上記縦方
向アドレス線に接続されているか否かによって、上記プ
ロセッサ要素に“1”か“0”の論理値を付与して行方
向のアドレスを与えるようにするとともに、上記横方向
アドレス線に接続されているか否かによって、上記プロ
セッサ要素に“1”か“0”の論理値を付与して列方向
のアドレスを与えるようにして、上記アレイプロセッサ
における各行のアドレスをnビットのディジタル値で表
すとともに、各列のアドレスをmビットのディジタル値
で表すようにしたので、各プロセッサ要素にアドレスを
付与したい場合には、その都度付与することができるの
で、各プロセッサ要素にID情報を予め持たせておかな
くても済む。これにより、ID情報を保持するためだけ
に占有されるメモリ領域を各プロセッサ要素において削
減することができるので、各プロセッサ要素において必
要なメモリ容量を少なくすることができる。
【0082】また、本発明の他の特徴によれば、飛び飛
びにアドレスを与えるようにしてアドレスを付与するた
めのアドレス線を少なくすることができるので、例え
ば、重心計算を行うためにアドレスを付与する場合に
は、アドレス線を少なくしても不都合が生じないように
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアドレス付与機構付きアレイプロセッ
サの全体構成を示すブロック図である。
【図2】プロセッサ要素の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】第2の実施例のアドレス付与機構付きアレイプ
ロセッサの全体構成を示すブロック図である。
【図4】重心計算装置の概略を示す機能構成図である。
【図5】重心計算方法を説明するためのフローチャート
である。
【図6】アレイプロセッサの重心計算方法を説明するた
めの図である。
【図7】各プロセッサ要素にデータを付与して乗算を行
う様子を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第1の縦方向アドレス線 2 第2の縦方向アドレス線 3 第3の縦方向アドレス線 11 第1の横方向アドレス線 12 第2の横方向アドレス線 13 第3の横方向アドレス線 25 制御部 26 演算命令手段 27 出力の和演算手段 28 出力の和転送手段 29 アドレス乗算手段 30 各行/各列の和計算手段 31 割算手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】そして、上記(6式)で求めた各2行毎の
値を、下記の数4に示すように列方向に加算する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】
【数4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】以上の計算により、数5が求まるので、こ
の値を全プロセッサ要素PEのもつデータの総和、すな
わち、数6で割れば、重心XG が求まる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】
【数5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】
【数6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のプロセッサ要素が縦方向および
    横方向にマトリックス状に配置されて成るアレイプロセ
    ッサにおいて、 縦方向のn列のプロセッサ要素に対して接続可能に縦方
    向アドレス線を配設するとともに、横方向のm行のプロ
    セッサ要素に対して接続可能に横方向アドレス線を配設
    し、 上記縦方向アドレス線に接続されているか否かによっ
    て、“1”か“0”の論理値を上記プロセッサ要素に付
    与して行方向のアドレスを与えるようにするとともに、 上記横方向アドレス線に接続されているか否かによっ
    て、“1”か“0”の論理値を上記プロセッサ要素に付
    与して列方向のアドレスを与えるようにして、 上記アレイプロセッサにおける各行のアドレスをnビッ
    トのディジタル値で表すとともに、各列のアドレスをm
    ビットのディジタル値で表すようにしたことを特徴とす
    るアドレス付与機構付きアレイプロセッサ。
  2. 【請求項2】 上記縦方向のn列の数、および横方向の
    m行の数を示すmは3であることを特徴とする請求項1
    に記載のアドレス付与機構付きアレイプロセッサ。
  3. 【請求項3】 複数個のプロセッサ要素が縦方向および
    横方向にマトリックス状に配置されて成るアレイプロセ
    ッサにおいて、 縦方向にn個および横方向にm個のプロセッサ要素を一
    つの単位グループとして複数個の単位グループを形成す
    るとともに、上記各単位グループを構成する個々のプロ
    セッサ要素に接続可能に縦方向アドレス線および横方向
    アドレス線をそれぞれ配設し、 上記各プロセッサ要素が上記縦方向アドレス線に接続さ
    れているか否かによって“1”か“0”の論理値を付与
    することにより、上記単位グループの行方向におけるア
    ドレスをディジタル値で表すようにするとともに、 上記各プロセッサ要素が上記横方向アドレス線に接続さ
    れているか否かによって“1”か“0”の論理値を付与
    することにより、上記単位グループの列方向におけるア
    ドレスをディジタル値で表すようにようにしたことを特
    徴とするアドレス付与機構付きアレイプロセッサ。
  4. 【請求項4】 上記単位グループは縦方向に2個、横方
    向に2個のプロセッサ要素に構成され、各行および各列
    のアドレスが4ビットで表されていることを特徴とする
    請求項3に記載のアドレス付与機構付きアレイプロセッ
    サ。
JP7124232A 1995-04-25 1995-04-25 アドレス付与機構付きアレイプロセッサ Withdrawn JPH08297653A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000189422A (ja) * 1998-12-29 2000-07-11 Diasonics Israel Ltd 同時並列にコンピュ―タ命令を実行する超音波システム

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