JPH0829787A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0829787A
JPH0829787A JP7112975A JP11297595A JPH0829787A JP H0829787 A JPH0829787 A JP H0829787A JP 7112975 A JP7112975 A JP 7112975A JP 11297595 A JP11297595 A JP 11297595A JP H0829787 A JPH0829787 A JP H0829787A
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Mitsutoshi Miyasaka
光敏 宮坂
Satoru Miyashita
悟 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】明るく高精細な液晶表示装置を提供する。 【構成】基板1と基板2との間に高分子分散型やゲスト
ホスト型の液晶層3を挟持する。基板1はガラス基板1
0と透明電極14と、ブラックマトリクス15とを備え
る。基板2はガラス基板20と、マトリクス状の複数の
TFT110、120、130と、TFT110、12
0、130にそれぞれ接続するドットマトリクス状の透
明電極51、52、53と、透明電極51、52、53
の下の蛍光物質含有赤色発色層41、蛍光物質含有緑色
発色層42、蛍光物質含有青色発色層43と、その下の
反射層61、62、63とを備える。光をガラス基板1
0側から入射し、同じ側から観察する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置、特にカラー液晶表示装置
においては、カラーフィルタや偏光板を用い、バックラ
イト照明を使用したものが広く使用されるに至ってい
る。
【0003】また、液晶を2枚の透明電極を形成した透
明基板で挾持し、透明基板の外側に偏光板を貼り付けて
作製した液晶パネルの背後に、反射基板を配置した液晶
表示装置も既に市販されている。この液晶表示装置はバ
ックライト照明を用いないため省電力化が可能で、特に
ワードプロセッサーや電気卓上計算機等の中小パネルに
広く普及している。また、ポータブルのパーソナルコン
ピュータにも用いられるようになっている。
【0004】さらに、外光の利用率を上げるため、偏光
板を使用しないゲストホスト型の液晶パネルを用いた
り、高分子分散型の液晶パネルを用いることが検討され
ている。ゲストホスト型の液晶中に混入した2色性色素
の吸収による影響を補正し反射基板の反射特性を改善す
るため、昼光蛍光顔料を反射基板の反射層に混入させた
ゲストホスト型の液晶表示装置も提示されている(特開
昭58−10785)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バックライト
を用いたものは消費電力が大きいという問題があった。
また、反射型の液晶表示装置は一般的に表示が暗い、コ
ントラストが低い、カラー化が困難などの問題点を有し
ている。特に透過型のカラーフィルタを用いた液晶カラ
ー表示装置は、光の利用効率が極端に低く、反射型表示
に用いるには無理があった。さらに、前述の昼光蛍光顔
料を反射基板の反射層に混入させたゲストホスト型の液
晶表示装置は、単に液晶パネルの外側の反射基板の反射
率を波長に対してフラットなものとなるようにして表示
全体の色調や輝度を補正したものにすぎず、高精細で明
るい表示が行えるような機構にはなっていない。
【0006】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、その目的とするところは、明るく高精細な液晶
表示装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、キャラ
クタ形状の第1の電極をその一主面に有する第1の基板
と、第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、前
記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一主
面との間に挾持された液晶層とを有するキャラクタ表示
型の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有する発
色層が前記第1の電極または前記第2の電極と積層して
形成されていることを特徴とする液晶表示装置が提供さ
れる。
【0008】好ましくは、前記発色層が積層されている
前記第1の電極または前記第2の電極が透明電極であ
り、前記透明電極が前記発色層に対して前記液晶層側に
設けられている。
【0009】さらに好ましくは、前記発色層と前記第1
の基板の前記一主面または前記第2の基板の前記一主面
との間に反射層がさらに設けられている。
【0010】また、好ましくは、前記発色層が積層され
る前記第1の電極または前記第2の電極が反射電極であ
り、この場合には、前記発色層が前記反射電極に対して
前記液晶層側に設けられている。
【0011】また、本発明によれば、複数の帯状の第1
の電極をその一主面に有する第1の基板と、複数の帯状
の第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、前記
第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一主面
との間に挾持された液晶層とを有する単純マトリクス型
の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有する発色
層が前記第1の電極または前記第2の電極と積層して形
成されていることを特徴とする液晶表示装置が提供され
る。
【0012】この液晶表示装置において、好ましくは、
前記発色層が積層される前記第1の電極または前記第2
の電極が透明電極であり、前記透明電極が前記発色層に
対して前記液晶層側に設けられている。
【0013】さらに好ましくは、前記発色層と前記第1
の基板の前記一主面または前記第2の基板の前記一主面
との間に反射層がさらに設けられている。
【0014】また、好ましくは、前記発色層が積層され
る前記第1の電極または前記第2の電極が反射電極であ
り、前記発色層が前記反射電極に対して前記液晶層側に
設けられている。
【0015】さらに、また、本発明によれば、その一主
面にマトリクス状に配置された複数のスイッチイング素
子と、前記複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に
接続して前記一主面にマトリクス状に配置された複数の
第1の電極とを有する第1の基板と、第2の電極をその
一主面に有する第2の基板と、前記第1の基板の前記一
主面と前記第2の基板の前記一主面との間に挾持された
液晶層とを有するアクティブマトリクス型の液晶表示装
置において、昼光蛍光物質を含有する発色層が前記複数
の第1の電極とそれぞれ積層して形成され、前記第1の
電極が透明電極であり、透明電極である前記第1の電極
が前記発色層に対して前記液晶層側に設けられているこ
とを特徴とする液晶表示装置が提供される。
【0016】好ましくは、前記透明電極が前記スイッチ
イング素子から前記発色層上に延在し前記発色層を覆っ
て形成されている。
【0017】前記発色層を前記昼光蛍光物質をポリイミ
ド中に分散した発色層とすることもできる。
【0018】さらに、好ましくは、前記発色層と前記第
1の基板の前記一主面との間に反射層がさらに設けられ
ている。
【0019】前記反射層が反射電極であることがより好
ましい。
【0020】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、前
記複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して
前記一主面にマトリクス状に配置された複数の第1の電
極とを有する第1の基板と、第2の電極をその一主面に
有する第2の基板と、前記第1の基板の前記一主面と前
記第2の基板の前記一主面との間に挾持された液晶層と
を有するアクティブマトリクス型の液晶表示装置におい
て、昼光蛍光物質を含有する発色層が前記第2の電極と
積層して形成されていることを特徴とする液晶表示装置
が提供される。
【0021】好ましくは、前記第2の電極が透明電極で
あり、前記透明電極である前記第2の電極が前記発色層
に対して前記液晶層側に設けられている。
【0022】さらに、好ましくは、前記発色層と前記第
2の基板の前記一主面との間に反射層がさらに設けられ
ている。
【0023】また、好ましくは、前記第2の電極が反射
電極であり、前記発色層が前記反射電極である前記第2
の電極に対して前記液晶層側に設けられているまた、本
発明によれば、その一主面にマトリクス状に配置された
複数のスイッチイング素子と、前記複数のスイッチング
素子にそれぞれ電気的に接続して前記一主面にマトリク
ス状に配置された複数の第1の電極とを有する第1の基
板と、第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、
前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
主面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマ
トリクス型のカラー液晶表示装置において、第1の昼光
蛍光物質を含有し昼光下で赤色に見える赤色発色層、第
2の昼光蛍光物質を含有し昼光下で緑色に見える緑色発
色層および第3の昼光蛍光物質を含有し昼光下で青色に
見える青色発色層がそれぞれ前記複数の第1の電極のそ
れぞれまたは前記第2の電極の前記複数の第1の電極に
対応する部分のそれぞれと積層して形成され、前記青色
発光層の面積が前記赤色発光層の面積よりも大きく、前
記青色発光層の面積が前記緑色発光層の面積よりも大き
いことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
【0024】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、前
記複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して
前記一主面にマトリクス状に配置された複数の第1の電
極とを有する第1の基板と、第2の電極をその一主面に
有する第2の基板と、前記第1の基板の前記一主面と前
記第2の基板の前記一主面との間に挾持された液晶層と
を有するアクティブマトリクス型のカラー液晶表示装置
において、第1の昼光蛍光物質を含有する第1の発色
層、第2の昼光蛍光物質を含有する第2の発色層および
第3の昼光蛍光物質を含有する第3の発色層がそれぞれ
前記複数の第1の電極のそれぞれまたは前記第2の電極
の前記複数の第1の電極に対応する部分のそれぞれと積
層して形成され、昼光下で前記第1の発色層から射出す
る光と、昼光下で前記第2の発色層から射出する光と、
昼光下で前記第3の発色層から射出する光との混色が白
色にはならないが、前記第1の昼光蛍光物質の蛍光効率
と、前記第2の昼光蛍光物質の蛍光効率と前記第3の昼
光蛍光物質の蛍光効率との和が、昼光下で赤色に見える
赤色蛍光物質の蛍光効率と、昼光下で緑色に見える緑色
蛍光物質の蛍光効率と昼光下で青色に見える青色蛍光物
質の蛍光効率の和よりも大きいことを特徴とする液晶表
示装置が提供される。
【0025】好ましくは、前記第1の昼光蛍光物質が昼
光下で赤色に見える赤色蛍光物質であり、前記第2の昼
光蛍光物質が昼光下で緑色に見える緑色蛍光物質であ
り、前記第3の昼光蛍光物質の蛍光効率が昼光下で青色
に見える青色蛍光物質の蛍光効率よりも大きい。
【0026】この場合に、好ましくは、前記第3の昼光
蛍光物質が昼光下で黄色に見える蛍光物質である。
【0027】前記液晶層が好ましくは高分子分散型の液
晶層である。
【0028】また、好ましくは、前記液晶層がゲストホ
スト型の液晶層である。
【0029】
【作用】本発明において使用される昼光蛍光物質は、昼
光のうちの大きい部分である紫外から可視短波長域の光
によって励起されて蛍光を発し、昼光下で実用的な発光
効果を持つものである。この昼光蛍光物質、いわゆる蛍
光染料を、合成樹脂微粒子中に固溶体として含有させた
ものが昼光蛍光顔料である。昼光蛍光物質や昼光蛍光顔
料は、昼光または昼光に似た照明のもとで、極めて光輝
性の色を呈する特徴があり、顔料を高濃度で充填しても
複数の顔料を混合しても消光しない点に特徴がある。昼
光蛍光物質、例えば昼光蛍光顔料をインク化して成膜し
発色層とした場合、特定波長域では反射成分と蛍光成分
とが加算され、反射率が100%を越えることもある。
いろんな色の発色が可能であり、もちろん白色の発色も
得られる。
【0030】このような昼光蛍光物質を含有する発色層
を液晶表示装置に使用すれば光の利用効率を高めること
ができ、明るい液晶表示装置が得られる。特に、昼光下
で赤色に見える昼光蛍光物質、昼光下で緑色に見える昼
光蛍光物質および昼光下で青色に見える昼光蛍光物質を
使用すると、カラーフィルタをなくすることができて明
るいカラー表示が可能となる。
【0031】また、昼光蛍光物質を含有する発色層を液
晶表示装置の基板の内側に設けることにより高精細な表
示が可能となると共に開口率を大きくできる。すなわ
ち、液晶表示装置のセルギャップは通常5〜10μmで
あり、基板の厚みは通常1mm程度である。従って、発
色層を基板の外側に設けると、基板の内側に設けた電極
や液晶層との位置合わせ精度が悪くなり、また、基板の
外側の発色層からの光も基板内部に到達するまでに広が
ってしまうために、各表示要素の微細化も困難であり、
また各表示要素間の間隔も大きくとる必要がある。これ
に対して発色層を基板の内側に設けると、基板の内側に
設けられ液晶を駆動する電極や液晶層との位置合わせ精
度が著しく向上し、また、発色層からの光も基板内部の
電極や液晶層に到達するまでに広がってしまうことは殆
どないので、高精細で開口率の大きい液晶表示装置が得
られる。
【0032】このように、発色層を基板の内側に設けた
場合、コントラストをいかに高めるかが課題となる。通
常のTN液晶と偏光板を組み合わせた液晶表示装置で
は、液晶への入射光を偏光板により偏光させ、この偏光
状態を液晶により調整することで液晶表示装置が構成さ
れている。これに対して昼光蛍光物質を含有する発色層
を基板の内側に設けると、発色層から発光された蛍光は
偏光板を通ることができないために液晶の偏光状態にか
かわりなく常に一定量の光が液晶表示装置からでてきて
しまう。すなわち、液晶の偏光状態を制御し表示を行う
液晶表示装置では発色層を基板の内側に設けるとコント
ラストの低下を招いてしまうことになる。
【0033】液晶層は光の偏光方向を変化させるタイプ
のものよりも寧ろ液晶そのものによって光のオン・オフ
を行うタイプのものを使用することが好ましい。すなわ
ち、本発明の液晶層には、光の散乱・透過を利用した高
分子分散型の液晶(PDLC)や光の吸収・透過を利用
したゲストホスト型の液晶(GHLC)、あるいはこれ
ら両者を組み合わせたゲストホスト高分子分散型液晶
(GH−PDLC)が好ましく用いられる。
【0034】この原理を図44を用いて説明する。図4
4ではガラス基板20上に赤色発色層401、緑色発色
層402、青色発色層403が設けられ、液晶にはGH
−PDLCが用いられている液晶表示装置100を一例
として示している。ただし、説明を簡略化するために画
素電極やスイッチング素子等は省略している。白色光4
10が各発色層401、402、403に入射すると、
赤色発色層401、緑色発色層402、青色発色層40
3からそれぞれ赤色蛍光411、緑色蛍光412、青色
蛍光413が発光する。図44の例では赤と青に対応す
る液晶430がオフ状態で赤色蛍光411と青色蛍光4
13とは液晶層3で散乱・吸収され液晶表示装置100
の外側にはほとんど出てこない。すなわち、赤と青の所
は黒表示となる。一方、緑に対応する液晶430はオン
状態で緑色蛍光412は液晶層3を透過し、液晶表示装
置100の外側に出てくる。すなわち、ここでは緑表示
となる。
【0035】この例が示すように液晶自身により光の透
過(オン)や非透過(オフ:散乱又は吸収)を定める液
晶を用いて発色層を基板の内側に設ければ、少ない光量
で明るくコントラストの高い鮮やかな表示が可能とな
る。その他コントラストを高めるために、GHLCの液
晶パネルに一枚の偏光板を張り付けてもよい。GHLC
の液晶層は通常ネマティック液晶であるが、コレステリ
ック液晶の相転移効果を用いたり、垂直配向型の液晶層
でもよく、ともに優れた調光が得られる。
【0036】発色層は液晶を挟持する2枚の基板のどち
ら側に設けてもかまわないが、前述のコントラストをよ
くし鮮明な表示を得るとの観点からは発色層は外光(液
晶表示装置を見る視点)から遠い方の基板上に設けるこ
とが好ましい。このことを図45を用いて説明する。図
45では図44と同じ状況を想定し、バックライト等に
よる白色光410が液晶表示装置100に入射し、視点
は上方にあるものとする。図45(A)は赤色発色層4
01、緑色発色層402、青色発色層403が外光42
0から遠い方のガラス基板20上に設けられている場合
を示し、図45(B)は赤色発色層401、緑色発色層
402、青色発色層403が外光420に近い方のガラ
ス基板10上に設けられている場合を示している。ま
た、図45(A)、(B)は共に図44の場合と同様に
赤と青がオフで緑のみが見える状況を例としている。
【0037】図45(A)に示した場合では、赤と青に
ついては白色光410から生じた赤色蛍光411と青色
蛍光413はオフ状態の液晶層3で散乱・吸収され、外
光420も液晶層3を透過しないため、赤と青のところ
は完全な黒表示となる。緑のところは白色光410によ
り生じた緑色蛍光412がオン状態の液晶層3を通過
し、さらに外光420も液晶層3を通過し緑色発色層4
02に到達することから外光420による蛍光も生じ、
より明るい緑表示となる。すなわち、明るい外光環境で
は発色すべき画素はより明るく発光し、コントラストは
さらに高まる。一方、図45(B)に示した場合では、
赤と青のところには白色光410は到達しないものの外
光420が赤色発色層401や青色発色層403に入る
ため外光420による赤色蛍光411や青色蛍光413
が生じてしまい、本来表示したくない色まで見える事態
に陥ることになる。
【0038】このように、発色層が外光に近い方の基板
に設けられている場合(図45(B)参照)では、明る
い外光の環境下ではコントラストが低下してしまう。こ
れに対してGH−PDLCのような光の透過・非透過を
利用した液晶を用い、昼光蛍光物質を含有した発色層を
外光から遠い方の基板の内側に設けた場合(図45
(A)参照)においては、単に光の利用効率が高まるの
みならず、明るい外光環境では発色すべき画素はより明
るく発光し、見やすい鮮明な表示が得られる。
【0039】また、コントラストが高く鮮明な表示を得
るためには発色層の表面粗さが重要となる。本発明のよ
うに、液晶がオフ状態のときに光の液晶による散乱およ
び吸収を利用して非透過状態を作り出す場合、液晶がオ
ン状態のときに光の散乱があるとその分オン状態の光の
透過率が下がり、オン状態の光が暗くなってしまう。す
なわち、オフ状態の液晶以外に余分な散乱があるとコン
トラストが低下してしまう。余分な散乱をなくすために
は基板と発色層の表面粗さが重要となる。
【0040】ガラス基板等の基板の内側の表面粗さは中
心線平均粗さ(Ra)で3nm以下が好ましく、Raが
0.8nm以下となればガラス表面での散乱は全く問題
とならない。一方、発色層の表面粗さは蛍光物質の粒径
やその分散状態によって異なる。発色層そのものが導電
性を有し画素電極になっている場合や、液晶と発色層と
の間にインジウム・錫酸化物(ITO)等の導電膜によ
る画素電極が設けられている場合、発色層のRaは少な
くとも100nm以下であることが好ましい。これより
も大きいと、液晶層の厚みに変動が生じ、均一な電界を
液晶に印加するのが困難となるからである。すなわち、
発色層のRaが100nm以下であれば、液晶のオン・
オフを精度よくコントロールできる。さらに、発色層の
Raが50nm以下であれば、発色層またはその上の画
素電極での散乱は小さくなり、コントラストの低下が避
けられる。発色層のRaは理想的には安価な無研磨ガラ
スの表面粗さと同程度のオーダーである10nm以下が
好ましい。
【0041】昼光蛍光物質に固体を利用する場合、昼光
蛍光物質をポリイミド樹脂やユリア樹脂といった樹脂中
に分散させ、それらを塗布することで発色層を形成する
ことが好ましい。この分散は、ボール・ミルまたはサン
ド・ミル等の分散器を用いると比較的容易に均一な分散
を得ることができ、上述の平滑な発色層が形成される。
サンド・ミル等を用いて昼光蛍光物質を樹脂中に分散さ
せる際、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムや高位
飽和樹脂酸(例えば、ラウリン酸やミリスチン酸)、ホ
スファチジルコリン等の表面活性剤を添加してもよい。
表面活性剤の添加量は昼光蛍光物質の重量を100とし
たとき、0.1〜10程度の重量が好ましい。
【0042】昼光蛍光物質を含有する発色層を用いる本
発明の液晶表示装置は、反射型の液晶表示装置または透
過型の液晶表示装置として用いることができる。
【0043】透過型の液晶表示装置として用いる場合に
は、いずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためには昼
光蛍光物質を含有する発色層が設けられる基板の裏側か
ら光を入射する方が好ましい。この場合には、昼光蛍光
物質を含有する発色層が設けられていない基板側から観
察する。昼光蛍光物質を含有する発色層が導電性を有す
る場合にはそれ自体によって電極を兼ねることができ
る。しかしながら、昼光蛍光物質を含有する発色層のみ
では導電性が十分でない場合や昼光蛍光物質を含有する
発色層が非導電性の場合には昼光蛍光物質を含有する発
色層に透明電極を積層して用いることが好ましい。この
透明電極には好ましくはITO(Indium−Tin
−Oxide)が用いられる。この透明電極と 昼光蛍
光物質を含有する発色層とは、いずれを液晶層側になる
ようにして積層してもよいが、透明電極を発色層に対し
て液晶側に設けた方が好ましい。液晶表示装置に印加す
る電圧を下げることができ、また液晶層に正確に電圧を
印加することができるからである。また、透明電極を発
色層を覆うように設けることによって発色層のパッシベ
ーションとしても使用できる。
【0044】反射型の液晶表示装置として用いる場合に
は、昼光蛍光物質を含有する発色層が設けられる基板と
は反対側の基板から光が入射される。昼光蛍光物質のみ
によっても光を反射することができるが、より反射率を
大きくするためには、昼光蛍光物質を含有する発色層の
裏側に反射層を形成することが好ましい。反射層として
は、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化マグネ
シウム、炭酸カルシウム等の白色顔料を主成分とした白
色反射層やAl、Cr等の金属からなる反射電極が好ま
しく用いられる。なお、本明細書において単に反射層と
いうときは非導電性の反射層と反射電極の両者をいう。
【0045】昼光蛍光物質を含有する発色層が導電性を
有する場合にはそれ自体によって反射電極を兼ねること
ができる。しかしながら、昼光蛍光物質を含有する発色
層のみでは導電性が十分でない場合や昼光蛍光物質を含
有する発色層が非導電性の場合には昼光蛍光物質を含有
する発色層に電極を積層して用いることが好ましい。発
色層に積層される電極としてITO等の透明電極を用い
る場合には、この透明電極と昼光蛍光物質を含有する発
色層とは、いずれを液晶層側になるようにして積層して
もよいが、透明電極を発色層に対して液晶側に設けた方
が好ましい。液晶表示装置に印加する電圧を下げること
ができ、また液晶層に正確に電圧を印加することができ
るからである。なお、透明電極は発色層を覆うように設
けることによって発色層のパッシベーションとしても使
用できる。この場合に、反射率を大きくするためには、
昼光蛍光物質を含有する発色層の裏側に反射層を形成し
て、基板上に反射層、発色層、透明電極の順に積層した
構造とすることが好ましい。発色層の裏側に積層される
反射層として反射電極を用いても発色層の導電性を補う
ことができる。しかしながら、この場合においても、さ
らに透明電極を発色層に対して液晶側に設けた方が好ま
しい。液晶表示装置に印加する電圧を下げることがで
き、また液晶層に正確に電圧を印加することができ、さ
らに、発色層を覆うように設けることによって発色層の
パッシベーションとしても使用できるからである。
【0046】上記のようにして発色層を反射層に用い、
液晶層で調光すればカラー表示も可能な明るい反射型の
液晶表示装置が提供できる。光吸収型の2色性染料を添
加したゲストホスト型の液晶カラー表示と比較して、1
0倍以上の視認性効果が得られる。
【0047】なお、本発明において好ましく使用される
昼光蛍光物質としては、Rhodamine6G(赤)、Basic yel
low HG(黄)、Eoine(赤)、Brilliantsulfoflavine F
F(青)、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛(緑)、Dioxa
zine violet(青)、Lumogen L Yellow Orenge(橙)、
Lumogen L Brilliant Yellow(黄)、Lumogen L Yellow
(黄)、Lumogen L Blue(青)、Lumogen Brilliant Gr
een(緑)、LumogenWater Blue(青)、Fluorol 5G、エ
オシン、チオフラビン、MnCl2 (赤)、Sm2 (S
O4 )3 ・8H2 O(橙)、Eu2 (SO4 )3 ・8H
2 O(赤)、CaWO4 (青)、CaMoO4 (黄
緑)、BaPt(CN)4 ・4H2 O(緑)、UO2
(NO3 )2 ・6H2 O(緑)、NaCl:Mn
(赤)、KCl:Tl(青)、CaF2 :Sm(橙)、
ZnS:Cu(黄緑)、ZnS:Ag(青)、ZnO:
Zn(白緑)、CaS:Bi(紫)、Zn2 SiO4 :
Mn(緑)、3Ca3 (PO4 )2 ・Ca(F,Cl)
2 :Sb,Mn、BaSi2 O5 :Pb(紫外)、(Z
n,Be)2 SiO4 :Mn(橙)、CaSiO3 :P
b(深赤)、CaSiO3 :Mn(深赤)、6MgO・
As2 O5 :Mn(深赤)、Sr2 P2 O7 :Eu(青
紫)、BaMg2 Al16O27:Eu(青)、MgGa2
O4 :Mn(青緑)、(Ce,Tb)MgAl11O
19(緑)、Y2 SiO5 :Ce,Tb(緑)、Y2 O
3 :Eu(赤)、YVO4 :Eu(赤)、(Sr,M
g,Ba)3 (PO4 )2 :Sn(橙)、3.5MgO
・5MgF2 ・GeO2 :Mn(赤)、MgWO4
(青)等が挙げられる。
【0048】本発明によれば、キャラクタ形状の第1の
電極をその一主面に有する第1の基板と、第2の電極を
その一主面に有する第2の基板と、第1の基板の一主面
と第2の基板の一主面との間に挾持された液晶層とを有
するキャラクタ表示型の液晶表示装置において、昼光蛍
光物質を含有する発色層を第1の電極または第2の電極
と積層して形成することにより、高精細で明るいキャラ
クタ表示型の液晶表示装置が提供される。
【0049】発色層が積層されている第1の電極または
第2の電極を透明電極とし、透明電極を発色層に対して
液晶層側に設けることにより、発色層の導電性が足りな
い場合にはその導電性を補うことができ、さらに液晶表
示装置に印加する電圧を下げることができ、また液晶層
に正確に電圧を印加することができる。この場合には、
発色層が積層されていない第1の電極または第2の電極
の他方も透明電極であり、透過型の液晶表示装置の場合
にはいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためには発
色層が設けられている基板側から光を入射する方が好ま
しい。反射型の液晶表示装置の場合には発色層が設けら
れていない基板側から光が入射される。
【0050】反射型の液晶表示装置の場合には、発色層
と発色層が積層される第1の基板の一主面または第2の
基板の一主面との間に反射層をさらに設けることによ
り、反射率をより大きくすることができる。なお、この
場合にも、透明電極を発色層に対して液晶層側に設ける
ことにより、透明電極は、発色層や反射層の導電性が足
りない場合にはその導電性を補うことができ、さらに液
晶表示装置に印加する電圧を下げることができ、また液
晶層に正確に電圧を印加することができる。
【0051】また、反射型液晶表示装置の場合には、発
色層が積層される第1の電極または第2の電極を反射電
極とし、発色層を反射電極に対して液晶層側に設けるこ
ともできる。反射電極を発色層と積層して設けることに
より、反射率をより大きくすることができる。なお、こ
の場合にも、透明電極を発色層に対して液晶層側にさら
に設けることにより、液晶表示装置に印加する電圧を下
げることができ、また液晶層に正確に電圧を印加するこ
とができる。
【0052】また、本発明によれば、複数の帯状の第1
の電極をその一主面に有する第1の基板と、複数の帯状
の第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、第1
の基板の一主面と第2の基板の一主面との間に挾持され
た液晶層とを有する単純マトリクス型の液晶表示装置に
おいて、昼光蛍光物質を含有する発色層を第1の電極ま
たは第2の電極と積層して形成した液晶表示装置が提供
される。
【0053】液晶の駆動法としては、帯状の形状をした
複数の透明電極を上下基板で直交させた、いわゆる単純
マトリクス法が知られている。開口率を大きくできるた
め、反射型の表示には適しており、本発明を上記のよう
に適用することにより高精細で明るい単純マトリクス型
の液晶表示装置が得られる。
【0054】発色層が積層されている第1の電極または
第2の電極を透明電極とし、透明電極を発色層に対して
液晶層側に設けることにより、発色層の導電性が足りな
い場合にはその導電性を補うことができ、さらに液晶表
示装置に印加する電圧を下げることができ、また液晶層
に正確に電圧を印加することができる。この場合には、
発色層が積層されていない第1の電極または第2の電極
の他方も透明電極であり、透過型の液晶表示装置の場合
にはいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためには発
色層が設けられている基板側から光を入射する方が好ま
しい。反射型の液晶表示装置の場合には発色層が設けら
れていない基板側から光が入射される。なお、発色層が
非導電性の場合には、発色層は基板の全面に設けても良
く、発色層が積層されている第1の電極または第2の電
極と同じ帯状の形状としてもよく、また、第1の電極と
第2の電極が重なる部分にドット状に設けてもよい。さ
らに、発色層が導電性の場合には、発色層が積層されて
いる第1の電極または第2の電極と同じ帯状の形状とし
てもよく、また、第1の電極と第2の電極が重なる部分
にドット状に設けてもよい。
【0055】反射型の液晶表示装置の場合には、発色層
と発色層が積層される第1の基板の一主面または第2の
基板の一主面との間に反射層をさらに設けることによ
り、反射率をより大きくすることができる。なお、この
場合にも、透明電極を発色層に対して液晶層側に設ける
ことにより、透明電極は、発色層や反射層の導電性が足
りない場合にはその導電性を補うことができ、さらに液
晶表示装置に印加する電圧を下げることができ、また液
晶層に正確に電圧を印加することができる。また、発色
層が非導電性の場合には、発色層は基板の全面に設けて
も良く、発色層が積層されている第1の電極または第2
の電極と同じ帯状の形状としてもよく、また、第1の電
極と第2の電極が重なる部分にドット状に設けてもよ
い。さらに、発色層が導電性の場合には、発色層が積層
されている第1の電極または第2の電極と同じ帯状の形
状としてもよく、また、第1の電極と第2の電極が重な
る部分にドット状に設けてもよい。また、さらに、この
場合において反射層が非導電性の場合には、反射層は基
板の全面に設けても良く、第1の電極または第2の電極
と同じ帯状の形状としてもよく、また、第1の電極と第
2の電極が重なる部分にドット状に設けてもよい。さら
に、反射層が導電性の場合には、第1の電極または第2
の電極と同じ帯状の形状としてもよく、また、第1の電
極と第2の電極が重なる部分にドット状に設けてもよ
い。
【0056】また、反射型液晶表示装置の場合には、発
色層が積層される第1の電極または第2の電極を反射電
極とし、発色層を反射電極に対して液晶層側に設けるこ
ともできる。反射電極を発色層と積層して設けることに
より、反射率をより大きくすることができる。なお、こ
の場合にも、透明電極を発色層に対して液晶層側にさら
に設けることにより、液晶表示装置に印加する電圧を下
げることができ、また液晶層に正確に電圧を印加するこ
とができる。なお、この透明電極は帯状の形状をしてい
ることが好ましい。また、発色層が非導電性の場合に
は、発色層は基板の全面に設けても良く、発色層が積層
されている反射電極と同じ帯状の形状としてもよく、ま
た、第1の電極と第2の電極が重なる部分にドット状に
設けてもよい。さらに、発色層が導電性の場合には、発
色層が積層されている反射電極と同じ帯状の形状として
もよく、また、第1の電極と第2の電極が重なる部分に
ドット状に設けてもよい。
【0057】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、複
数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一主
面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを有
する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する第
2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主面
との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマトリ
クス型の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有す
る発色層を複数の第1の電極とそれぞれ積層して形成
し、第1の電極を透明電極とし、透明電極である第1の
電極を発色層に対して液晶層側に設けることにより、高
コントラスト、高精細であり、明るく、駆動電圧の小さ
い液晶表示装置が提供される。
【0058】スイッチング素子としては、ポリシリコン
やアモルファスシリコン等の半導体薄膜を使用した薄膜
トランジスタ(TFT)やMIM(Metal−Ins
ulator−Metal)が好ましく使用される。こ
のようなスイッチング素子を使用したアクティブマトリ
クス型の液晶表示装置においては、開口率はあまり大き
く取れないものの、大容量表示においてコントラストの
高い表示が可能である。 なお、この場合のように、第
1の基板にスイッチング素子および発色層を形成し、第
2の基板にスイッチング素子を形成しない場合は、特に
反射型の液晶表示装置において、スイッチング素子によ
って発色層に入射する昼光の光量が減衰することを防止
でき、更に発光層から反射する光量も減衰することが防
止できるので、明るい反射型の液晶表示が可能となる。
【0059】発色層が積層されている第1の電極を透明
電極とし、透明電極を発色層に対して液晶層側に設ける
ことにより、発色層の導電性が足りない場合にはその導
電性を補うことができ、さらに液晶表示装置に印加する
電圧を下げることができ、また液晶層に正確に電圧を印
加することができる。さらに、この場合には、発色層が
積層されていない第2の電極も透明電極であり、透過型
の液晶表示装置の場合にはいずれの基板側から光を入射
してもよいが、表面反射の影響を少なくしてコントラス
トを高めるためには発色層が設けられている基板側から
光を入射する方が好ましい。反射型の液晶表示装置の場
合には発色層が設けられていない基板側から光が入射さ
れる。
【0060】透明電極をスイッチング素子から発色層上
に延在させ発色層を覆って形成することにより発色層の
パッシベーションとすることができる。
【0061】また、発色層を昼光物質をポリイミド中に
分散した発色層とすることもでき、層間膜と発色層とを
兼ねることができる。
【0062】反射型の液晶表示装置の場合には、発色層
と第1の基板の一主面との間に反射層をさらに設けるこ
とにより、反射率をより大きくすることができる。
【0063】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、複
数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一主
面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを有
する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する第
2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主面
との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマトリ
クス型の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有す
る発色層を第2の電極と積層して形成することにより高
コントラスト、高精細で、明るい液晶表示装置が提供さ
れる。
【0064】発色層が積層されている第2の電極を透明
電極とし、透明電極を発色層に対して液晶層側に設ける
ことにより、発色層の導電性が足りない場合にはその導
電性を補うことができ、さらに液晶表示装置に印加する
電圧を下げて、駆動電圧を下げることができ、また液晶
層に正確に電圧を印加することができる。この場合に
は、発色層が積層されていない第1の電極も透明電極で
あり、透過型の液晶表示装置の場合にはいずれの基板側
から光を入射してもよいが、表面反射の影響を少なくし
てコントラストを高めるためには発色層が設けられてい
る基板側から光を入射する方が好ましい。反射型の液晶
表示装置の場合には発色層が設けられていない基板側か
ら光が入射される。
【0065】反射型の液晶表示装置の場合には、発色層
と第1の基板の一主面または第2の基板の一主面との間
に反射層をさらに設けることにより、反射率をより大き
くすることができる。この場合にも、透明電極を発色層
に対して液晶層側にさらに設けることにより、発色層の
導電性が足りない場合にはその導電性を補うことがで
き、液晶表示装置に印加する電圧を下げて駆動電圧を下
げることができ、また液晶層に正確に電圧を印加するこ
とができる。
【0066】また、反射型液晶表示装置の場合には、発
色層が積層される第2の電極を反射電極とし、発色層を
反射電極に対して液晶層側に設けることもできる。反射
電極を発色層と積層して設けることにより、反射率をよ
り大きくすることができる。なお、この場合にも、透明
電極を発色層に対して液晶層側にさらに設けることによ
り、液晶表示装置に印加する電圧を下げて駆動電圧を下
げることができ、また液晶層に正確に電圧を印加するこ
とができる。
【0067】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、複
数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一主
面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを有
する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する第
2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主面
との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマトリ
クス型のカラー液晶表示装置において、第1の昼光蛍光
物質を含有し昼光下で赤色に見える赤色発色層、第2の
昼光蛍光物質を含有し昼光下で緑色に見える緑色発色層
および第3の昼光蛍光物質を含有し昼光下で青色に見え
る青色発色層をそれぞれ複数の第1の電極のそれぞれま
たは第2の電極の複数の第1の電極に対応する部分のそ
れぞれと積層して形成し、青色発光層の面積を赤色発光
層の面積よりも大きくし、青色発光層の面積を緑色発光
層の面積よりも大きくすることにより、優れた表示特性
のフルカラー表示をすることができる。青色発色層は赤
色発色層や緑色発色層に比較して発光効率が一般的に低
いので、その面積を他の色の発色層よりも大きくするこ
とによって3色のバランスを取ることができ、優れた表
示特性が得られる。
【0068】また、本発明によれば、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、複
数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一主
面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを有
する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する第
2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主面
との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマトリ
クス型のカラー液晶表示装置において、第1の昼光蛍光
物質を含有する第1の発色層、第2の昼光蛍光物質を含
有する第2の発色層および第3の昼光蛍光物質を含有す
る第3の発色層をそれぞれ複数の第1の電極のそれぞれ
または第2の電極の複数の第1の電極に対応する部分の
それぞれと積層して形成し、昼光下で第1の発色層から
射出する光と、昼光下で第2の発色層から射出する光
と、昼光下で第3の発色層から射出する光との混色が白
色にはならないが、第1の昼光蛍光物質の蛍光効率と、
第2の昼光蛍光物質の蛍光効率と第3の昼光蛍光物質の
蛍光効率との和を、昼光下で赤色に見える赤色蛍光物質
の蛍光効率と、昼光下で緑色に見える緑色蛍光物質の蛍
光効率と昼光下で青色に見える青色蛍光物質の蛍光効率
の和よりも大きくすることにより、混色としては白色に
はならないが、全体としての発光効率が高く明るい液晶
表示装置が得られる。
【0069】特に、第1の昼光蛍光物質を昼光下で赤色
に見える赤色蛍光物質とし、第2の昼光蛍光物質を昼光
下で緑色に見える緑色蛍光物質とし、第3の昼光蛍光物
質の蛍光効率を昼光下で青色に見える青色蛍光物質の蛍
光効率よりも大きくすることにより、容易に明るい液晶
表示装置が得られる。そしてこの第3の昼光蛍光物質と
しては、好ましくは、昼光下で黄色に見える昼光蛍光物
質が用いられる。
【0070】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0071】(実施例1)図1は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0072】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
キャラクタ形状の透明電極12とを備えており、基板2
はガラス基板20と、その主面上に形成された昼光蛍光
物質を含有する発色層21と、その上に形成された透明
電極22とを備えている。
【0073】ガラス基板10上にITO透明電極をスパ
ッタ法で形成し、フォトエッチングによりキャラクタ形
状にパターンニングしてキャラクタ形状の透明電極12
を形成して基板1とした。次に昼光蛍光物質Rhodamine
6Gをユリア樹脂に固溶体として含有させて粉砕し、粒径
3μm程度の昼光蛍光顔料とした。この顔料をワニス中
に分散させてインクとし、ガラス基板20上にロールコ
ート法で塗膜した。加熱して定着し、昼光下で赤く見え
る発色層21とした。その上にITO透明電極22をス
パッタ法で形成し、基板2とした。
【0074】次に基板1と基板2との間に、黒色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0075】スタティック駆動により電圧を印加する
と、鮮明な赤色のキャラクターが遠方からも視認するこ
とができ、非印加時においてはほとんど発色がなかっ
た。列車の停車駅表示や、ショウウインドー等の広告表
示に用いることができる。透過型として用いる場合に
は、いずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためにはガ
ラス基板20側から光を入射することが好ましい。反射
型として用いる場合にはガラス基板10側から光を入射
する。
【0076】本実施例においては、ITO透明電極22
を発色層21上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、また液晶層3
に正確に電圧を印加することができた。
【0077】(実施例2)図2は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0078】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
キャラクタ形状の透明電極12を備えており、基板2は
ガラス基板20と、その主面上に形成された反射層23
と、反射層23上に形成された昼光蛍光物質を含有する
発色層21とを備えている。
【0079】実施例1と同様にして基板1を作製した。
次に、ガラス基板20上にAl電極をスパッタ法で形成
して反射層23を形成し、その後実施例1と同様にして
発色層21を形成して基板2を作製した。
【0080】次に基板1と基板2との間に、黒色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0081】スタティック駆動により電圧を印加する
と、鮮明な赤色のキャラクタが遠方からも視認すること
ができ、非印加時においてはほとんど発色がなかった。
本実施例の液晶表示装置100は反射型であるのでガラ
ス基板10側から光を入射した。
【0082】本実施例においては、反射層23を設けて
いるから、発色層21による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい赤色のキャラクタが観察された。
【0083】(実施例3)図3は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0084】本実施例においては、発色層21上にさら
にITOからなる透明電極22をスパッタ法により作製
した点が実施例2(図2)と異なるが他の点は同様であ
り、製造方法も同様である。
【0085】本実施例においても、スタティック駆動に
より電圧を印加すると、鮮明な赤色のキャラクタが遠方
からも視認することができ、非印加時においてはほとん
ど発色がなかった。
【0086】本実施例においては、反射層23を設けて
いるから、発色層21による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい赤色のキャラクタが観察された。また、
ITO透明電極22を発色層21上に設けているから、
液晶表示装置100に印加する電圧を小さくすることが
でき、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
た。
【0087】(実施例4)図4は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0088】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
キャラクタ形状の発色層11と発色層11上に形成され
たキャラクタ形状の透明電極12とを備えており、基板
2はガラス基板20と、その主面上に形成された透明電
極22とを備えている。
【0089】昼光蛍光物質Rhodamine 6Gをユリア樹脂に
固溶体として含有させて粉砕し、粒径3μm程度の昼光
蛍光顔料とした。この顔料をワニス中に分散させてイン
クとし、ガラス基板10の主面上にキャラクタ形状にオ
フセット印刷した。加熱して定着し、昼光下で赤く見え
るキャラクタ形状の発色層11とした。その上にITO
透明電極をスパッタ法で形成し、フォトエッチングによ
りキャラクタ形状にパターンニングしてキャラクタ形状
の透明電極12を発色層11上に形成して基板1とし
た。
【0090】次に、ガラス基板20の主面上にITO透
明電極22をスパッタ法で形成し、基板2とした。
【0091】次に基板1と基板2との間に、黒色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0092】スタティック駆動により電圧を印加する
と、鮮明な赤色のキャラクターが遠方からも視認するこ
とができ、非印加時においてはほとんど発色がなかっ
た。本実施例の液晶表示装置100は透過型として用
い、ガラス基板10側から光を入射した。
【0093】本実施例においては、ITO透明電極12
を発色層11上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、また液晶層3
に正確に電圧を印加することができた。
【0094】(実施例5)図5は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0095】本実施例においては、発色層1とガラス基
板10の主面との間にさらに反射層13を設けた点が実
施例4と異なるが他の点は同様であり、製造方法も同様
である。なお、反射層13は酸化チタンの白色顔料を含
有したインクをガラス基板10の主面上に塗布し、加熱
して定着させることによって作製した。
【0096】本実施例においても、スタティック駆動に
より電圧を印加すると、鮮明な赤色のキャラクタが遠方
からも視認することができ、非印加時においてはほとん
ど発色がなかった。本実施例の液晶表示装置100は反
射型として用い、ガラス基板20側から光を入射した。
【0097】本実施例においては、反射層13を設けて
いるから、発色層11による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい赤色のキャラクタが観察された。また、
ITO透明電極12を発色層11上に設けているから、
液晶表示装置100に印加する電圧を小さくすることが
でき、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
た。
【0098】(実施例6)図6は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0099】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の形状をした透明電極12とを備えており、
基板2はガラス基板20と、その主面上に形成された反
射層23と、反射層23状に形成された昼光蛍光物質を
含有する発色層21と、その上に形成された複数の帯状
の形状の透明電極22とを備えている。
【0100】ガラス基板10上にITO透明電極をスパ
ッタ法で形成し、フォトエッチングにより複数の帯状の
形状をした透明電極12を形成して基板1とした。
【0101】次にガラス基板20上に酸化チタン、硫酸
バリウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシウ
ム等の白色顔料を含有したインクを塗膜し、加熱して定
着させ反射層23とした。昼光蛍光物質Basic yellow H
Gをメラミン樹脂に固溶体として含有させて粉砕し、粒
径2μm程度の昼光蛍光顔料とした。この顔料をワニス
中に分散させてインクとし、反射層23上にバーコート
法で塗膜した。加熱して定着し、昼光下で黄色く見える
発色層21とした。発色層21上にITO透明電極をス
パッタ法で形成し、フォトエッチングにより複数の帯状
の形状をした透明電極22を形成して基板2とした。
【0102】次に基板1と基板2との間に、重合性物質
を添加した液晶を常法で挾持させ、紫外線を照射して重
合させ、ネガ型高分子分散型の液晶パネル100を作製
した。
【0103】1/16デューティで線順次走査駆動によ
り電圧を印加すると、鮮明な黄色の表示を視認すること
ができ、非印加時においては白濁して反射率が低く、ま
たほとんど発色も認められず、高コントラストの明るい
表示が得られた。ワードプロセッサーや電気卓上計算機
等の中小パネルに用いることができる。なお、光はガラ
ス基板10側から入射させた。
【0104】本実施例においては、反射層23を設けて
いるから、発色層21による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい黄色の表示が観察された。また、ITO
透明電極22を発色層21上に設けているから、液晶表
示装置100に印加する電圧を小さくすることができ、
また液晶層3に正確に電圧を印加することができた。
【0105】(実施例7)本実施例においては、反射層
23を設けていない点が実施例6と異なるが、他の点は
同様であり、製造方法も同様である。
【0106】本実施例においても、1/16デューティ
で線順次走査駆動により電圧を印加すると、鮮明な黄色
の表示が視認することができ、非印加時においては白濁
しており、またほとんど発色も認められず、高コントラ
ストの明るい表示が得られた。透過型として用いる場合
にはいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためにはガ
ラス基板20側から光を入射する方が好ましい。反射型
として用いる場合にはガラス基板10側から光を入射す
る。
【0107】本実施例においては、ITO透明電極22
を発色層21上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、また液晶層3
に正確に電圧を印加することができた。
【0108】(実施例8)図8は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0109】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の形状をした透明電極12とを備えており、
基板2はガラス基板20と、その主面上に形成された複
数の帯状の形状をした反射電極23と、反射電極23上
に形成された複数のドット状の昼光蛍光物質を含有する
発色層21とを備えている。なお、複数のドット状の発
色層21は帯状の透明電極12と帯状の反射電極23と
の交点に設けられている。
【0110】ガラス基板10上にITO透明電極をスパ
ッタ法で形成し、フォトエッチングにより複数の帯状の
形状をした透明電極12を形成して基板1とした。
【0111】次にガラス基板20上にクロム電極をスパ
ッタ法で形成し、フォトエッチングにより複数の帯状の
形状をした反射電極23を形成した。
【0112】昼光蛍光物質Lumogen L Yellow Orengeの
存在下、アクリル樹脂を乳化重合し、粒径0.5μm程
度の昼光蛍光顔料とした。この顔料をワニス中に分散さ
せてインクとし、反射電極23上に表示画素と重なるよ
うドットマトリクス状にスクリーン印刷した。加熱して
定着し、膜厚2μm程度の昼光下で橙色に見える発色層
21を形成して基板2とした。
【0113】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0114】1/16デューティで線順次走査駆動によ
り電圧を印加すると、鮮明な橙色の表示を視認すること
ができ、非印加時においては白濁して反射率が低く、ま
たほとんど発色も認められず、高コントラストの明るい
表示が得られた。ワードプロセッサーや電気卓上計算機
等の中小パネルに用いることができる。なお、光はガラ
ス基板10側から入射させた。
【0115】本実施例においては、反射電極23を設け
ているから、発色層21による実効的な反射率が大きく
なり、より明るい橙色の表示が観察された。
【0116】なお、本実施例において、帯状の形状をし
た反射電極23上にドット状の昼光蛍光物質を含有する
発色層21を形成したが、発色層21を帯状として同じ
く帯状の反射電極23上に形成することもできる。
【0117】(実施例9)図9は本実施例の液晶表示装
置を説明するための模式的な断面図である。
【0118】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の形状をした透明電極12とを備えており、
基板2はガラス基板20と、その主面上に形成された複
数のドット状の昼光蛍光物質を含有する発色層21と、
その上に形成された複数の帯状の透明電極22とを備え
ている。なお、複数のドット状の発色層21は帯状の透
明電極12と帯状の透明電極22との交点に設けられて
いる。
【0119】実施例8と同様にして基板1を作製した。
次に、昼光蛍光物質Lumogen L Yellow Orengeの存在
下、アクリル樹脂を乳化重合し、粒径0.5μm程度の
昼光蛍光顔料とした。この顔料をワニス中に分散させて
インクとし、ガラス基板20上に表示画素と重なるよう
ドットマトリクス状にスクリーン印刷した。加熱して定
着し、膜厚2μm程度の昼光下で橙色に見える発色層2
1を形成した。次にガラス基板20上にITO透明電極
をスパッタ法で形成し、フォトエッチングにより複数の
帯状の形状をした透明電極22形成して基板2とした。
【0120】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0121】1/16デューティで線順次走査駆動によ
り電圧を印加すると、鮮明な橙色の表示が視認すること
ができ、非印加時においては白濁しており、またほとん
ど発色も認められず、高コントラストの明るい表示が得
られた。透過型として用いる場合にはいずれの基板側か
ら光を入射してもよいが、表面反射の影響を少なくして
コントラストを高めるためにはガラス基板20側から光
を入射する方が好ましい。反射型として用いる場合には
ガラス基板10側から光を入射する。
【0122】本実施例においては、ITO透明電極22
を発色層21上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、また液晶層3
に正確に電圧を印加することができた。
【0123】なお、本実施例において、帯状の形状をし
た透明電極22の下にドット状の昼光蛍光物質を含有す
る発色層21を形成したが、発色層21を帯状として同
じく帯状の透明電極22の下に形成することもできる。
【0124】(実施例10)図10は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0125】本実施例においては、発色層21上にさら
にITOからなる複数の帯状の透明電極22をスパッタ
法により作製した点が実施例8と異なるが他の点は同様
であり、製造方法も同様である。
【0126】本実施例においても、1/16デューティ
で線順次走査駆動により電圧を印加すると、鮮明な橙色
の表示が視認することができ、非印加時においては白濁
して反射率が低く、またほとんど発色も認められず、高
コントラストの明るい表示が得られた。
【0127】本実施例においては、反射電極23を設け
ているから、発色層21による実効的な反射率が大きく
なり、より明るい橙色の表示が観察された。また、IT
O透明電極22を発色層21上に設けているから、液晶
表示装置100に印加する電圧を小さくすることがで
き、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
た。
【0128】なお、本実施例において、帯状の形状をし
た反射電極23と透明電極22との間にドット状の昼光
蛍光物質を含有する発色層21を形成したが、発色層2
1を帯状として同じく帯状の反射電極23と透明電極2
2との間に形成することもできる。
【0129】(実施例11)図11は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0130】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
透明電極14と、透明電極14上に設けられたブラック
マトリクス15とを備えており、基板2はガラス基板2
0と、その主面上にマトリクス状に形成された複数のT
FT110、120、130と、複数のTFT110、
120、130にそれぞれ接続してマトリクス状に形成
された複数のドット状の透明電極51、52、53と、
複数の透明電極51、52、53の下にそれぞれ形成さ
れた赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43
とを備えている。
【0131】TFT110はソース111、ドレイン1
12、ゲート電極113を備えている。TFT120は
ソース121、ドレイン122、ゲート電極123を備
えている。TFT130はソース131、ドレイン13
2、ゲート電極133を備えている。TFT110、1
20、130はSiO2 からなる層間絶縁膜26によっ
て覆われている。ソース111、121、131は層間
絶縁膜26に設けられたコンタクトホールを介してそれ
ぞれソース電極114、124、134に接続されてい
る。ドレイン112、122、132は層間絶縁膜26
に設けられたコンタクトホールを介してそれぞれ透明電
極51、52、53に接続されている。赤色発色層4
1、緑色発色層42、青色発色層43は層間絶縁膜26
上に形成され、透明電極51、52、53によってそれ
ぞれ覆われている。ブラックマトリクス15は、赤色発
色層41、緑色発色層42、青色発色層43が設けられ
ていない領域上に設けられている。
【0132】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成して透明電極14を形成した。次に透明
電極上に選択的にブラックマトリクス15を形成して基
板1とした。
【0133】次にガラス基板20上にポリシリコンを使
用したTFT110、120、130をそれぞれ640
×400個マトリクス状に形成した。その後TFT11
0、120、130を覆う層間絶縁膜26を形成した。
次に、CaSiO3 :Pbを含むインクを使用して、3
00μm×100μmの大きさのドットを640×40
0個マトリクス状に選択的に層間絶縁膜26上にオフセ
ット印刷し、Zn2 SiO4 :Mnを含むインクを使用
して、300μm×100μmの大きさのドットを64
0×400個マトリクス状に選択的に層間絶縁膜26上
にオフセット印刷し、ZnS:Agを含むインクを使用
して、300μm×100μmの大きさのドットを64
0×400個マトリクス状に選択的に層間絶縁膜26上
にオフセット印刷した。その後乾燥して定着し、昼光下
で赤色に見える赤色発色層41、昼光下で緑色に見える
緑色発色層42、昼光下で青色に見える青色発色層43
をそれぞれ層間絶縁膜26上にドットマトリクス状に形
成した。
【0134】次に、ソース111、121、131の表
面、ドレイン112、122、132の表面までそれぞ
れ到達するコンタクトホールを層間絶縁膜26に選択的
に形成した。次に、ソース電極114、124、134
を層間絶縁膜26に設けられたコンタクトホールを介し
てそれぞれソース111、121、131に接続して形
成した。また、透明電極51を層間絶縁膜26に設けら
れたコンタクトホールを介してドレイン112から赤色
発色層41上に赤色発色層41を覆うように延在して形
成し、透明電極52を層間絶縁膜26に設けられたコン
タクトホールを介してドレイン122から緑色発色層4
2上に緑色発色層42を覆うように延在して形成し、透
明電極53を層間絶縁膜26に設けられたコンタクトホ
ールを介してドレイン132から青色発色層43上に青
色発色層43を覆うように延在して形成して、基板2と
した。
【0135】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0136】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高く、ポータブル
のパーソナルコンピュータに用いることができる。な
お、このように反射型の液晶表示装置として用いる場合
には光はガラス基板10側から入射する。また、本実施
例の液晶表示装置100は透過型として使用することも
でき、その場合はいずれのガラス基板側から光を入射し
てもよいが、表面反射の影響を少なくしてコントラスト
を高めるためにはガラス基板20側から光を入射する方
が好ましい。
【0137】本実施例においては、透明電極51、5
2、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層42、
青色発色層43上に設けているから、液晶表示装置10
0に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆
動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧
を印加することができる。また、透明電極51、52、
53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層42、青色
発色層43を覆って形成しているから、これらの発色層
のパッシベーションの役割も果たしている。
【0138】また、本実施例においては、ガラス基板2
0側にTFT110、120、130と赤色発色層4
1、緑色発色層42、青色発色層43とを設け、ガラス
基板10側にはTFTを設けていないので、特に反射型
の液晶表示装置とした場合には、TFT110、12
0、130によって赤色発色層41、緑色発色層42、
青色発色層43に入射する昼光の光量が減衰したり、赤
色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43から反
射する光量が減衰することが防止されるので、明るい反
射型の液晶表示が可能となる。
【0139】(実施例12)実施例11においては、C
aSiO3 :Pbを含むインクを使用して昼光下で赤色
に見える赤色発色層41を、Zn2 SiO4 :Mnを含
むインクを使用して昼光下で緑色に見える緑色発色層4
2を、ZnS:Agを含むインクを使用して昼光下で青
色に見える青色発色層43をそれぞれ層間絶縁膜26上
にドットマトリクス状に形成したが、本実施例において
は、昼光蛍光物質Eoine、Lumogen L Brilliant Yello
w、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛を原料として、昼光
蛍光顔料を3色用意し、この顔料をワニス中に分散させ
てインクとし、層間絶縁膜26上にオフセット印刷し、
加熱して定着して、昼光下でそれぞれ赤色、黄色、緑色
に見える発色層をそれぞれ発色層41、発色層42、発
色層43とした点および実施例11においては基板1と
基板2との間に、白色の2色性染料を添加した液晶を常
法で挾持させ、ポジ型ゲストホスト型の液晶パネル10
0を作製したが、本実施例においては、基板1と基板2
との間に、黒色の2色性染料を添加した液晶を常法で挾
持させ、ネガ型ゲストホスト型の液晶パネルを作製した
点が実施例11と異なるが他の点は同様であり、製造方
法も同様である。
【0140】TFT110、120、130により液晶
層3に電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が
鮮明に発色し、非印加時においては黒く散乱していて反
射率が低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラ
ストの明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高
く、ポータブルのパーソナルコンピュータに用いること
ができる。
【0141】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0142】(実施例13)図12は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0143】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
透明電極14と、透明電極14上に設けられたブラック
マトリクス15とを備えており、基板2はガラス基板2
0と、その主面上にマトリクス状に形成された複数のT
FT150と、複数のTFT150にそれぞれ接続して
マトリクス状に形成された複数のドット状の透明電極5
5と、複数の透明電極55の下にそれぞれ形成された発
色層45とを備えている。
【0144】TFT150はソース151、ドレイン1
52、ゲート電極153を備えている。TFT150は
SiO2 からなる層間絶縁膜26によって覆われてい
る。ソース151は層間絶縁膜26に設けられたコンタ
クトホールを介してソース電極154に接続されてい
る。ドレイン152は層間絶縁膜26に設けられたコン
タクトホールを介して透明電極55に接続されている。
発色層45は層間絶縁膜26上に形成され、透明電極5
5によって覆われている。ブラックマトリクス15は、
発色層45が設けられていない領域上に設けられてい
る。
【0145】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成して透明電極14を形成した。次に透明
電極上に選択的にブラックマトリクス15を形成して基
板1とした。
【0146】次にガラス基板20上にポリシリコンを使
用したTFT150を1920×1200個マトリクス
状に形成した。その後TFT150を覆う層間絶縁膜2
6を形成した。次に、ZnO:Znを含むインクを使用
して、300μm×100μmの大きさのドットを19
20×1200個マトリクス状に選択的に層間絶縁膜2
6上にオフセット印刷した。その後乾燥して定着し、昼
光下で白緑色に見える発色層45を層間絶縁膜26上に
ドットマトリクス状に形成した。
【0147】次に、ソース151の表面、ドレイン15
2の表面までそれぞれ到達するコンタクトホールを層間
絶縁膜26に選択的に形成した。次に、ソース電極15
4を層間絶縁膜26に設けられたコンタクトホールを介
してソース151に接続して形成した。また、透明電極
55を層間絶縁膜26に設けられたコンタクトホールを
介してドレイン152から発色層45上に発色層45を
覆うように延在して形成して、基板2とした。
【0148】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0149】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子150により液晶層3に電圧を印加す
ると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
白黒表示が得られた。解像度も高かった。なお、このよ
うに反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガ
ラス基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表
示装置100は透過型として使用することもでき、その
場合はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面
反射の影響を少なくしてコントラストを高めるためには
光をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0150】本実施例においては、透明電極55を発色
層45上に設けているから、液晶表示装置100に印加
する電圧を小さくすることができ、その結果駆動電圧を
下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を印加す
ることができる。また、透明電極55を発色層45を覆
って形成しているから、発色層45のパッシベーション
の役割も果たしている。
【0151】(実施例14)図13は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0152】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
透明電極14と、透明電極14上に設けられたブラック
マトリクス15とを備えており、基板2はガラス基板2
0と、その主面上にマトリクス状に形成された複数のT
FT150と、TFT150を覆って形成された層間絶
縁膜26と、層間絶縁膜26上に形成され、昼光蛍光物
質を分散させた蛍光物質分散ポリイミド膜27と、複数
のTFT150にそれぞれ接続して蛍光物質分散ポリイ
ミド膜27上にマトリクス状に形成された複数のドット
状の透明電極55とを備えている。
【0153】TFT150はソース151、ドレイン1
52、ゲート電極153を備えている。TFT150は
SiO2 からなる層間絶縁膜26および蛍光物質分散ポ
リイミド膜27によって覆われている。ソース151は
層間絶縁膜26に設けられたコンタクトホールを介して
ソース電極154に接続されている。ドレイン152は
層間絶縁膜26および蛍光物質分散ポリイミド膜27に
設けられたコンタクトホールを介して透明電極55に接
続されている。ブラックマトリクス15は、透明電極5
5が蛍光物質分散ポリイミド膜27上に設けられていな
い領域上に設けられている。
【0154】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成して透明電極14を形成した。次に透明
電極上に選択的にブラックマトリクス15を形成して基
板1とした。
【0155】次にガラス基板20上にポリシリコンを使
用したTFT150を1920×1200個マトリクス
状に形成した。その後TFT150を覆う層間絶縁膜2
6を形成した。次に、ソース151の表面にまで到達す
るコンタクトホールを層間絶縁膜26に選択的に形成
し、ソース電極154を層間絶縁膜26に設けられたコ
ンタクトホールを介してソース151に接続して形成し
た。次に、昼光蛍光物質であるZnO:Znを分散させ
たポリイミド膜27を層間絶縁膜26上に形成した。そ
の後、ドレイン152の表面まで到達するコンタクトホ
ールを層間絶縁膜26および蛍光物質分散ポリイミド膜
27に選択的に形成した。次に、透明電極55を層間絶
縁膜26および蛍光物質分散ポリイミド膜27に設けら
れたコンタクトホールを介してドレイン152から蛍光
物質分散ポリイミド膜27上に延在させて、300μm
×100μmの大きさのドット状の透明電極55を19
20×1200個マトリクス状に選択的に蛍光物質分散
ポリイミド膜27上に形成して、基板2とした。
【0156】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0157】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子150により液晶層3に電圧を印加す
ると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
白黒表示が得られた。解像度も高かった。なお、このよ
うに反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガ
ラス基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表
示装置100は透過型として使用することもでき、その
場合はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面
反射の影響を少なくしコントラストを高めるためには光
をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0158】本実施例においては、透明電極55を蛍光
物質分散ポリイミド膜27上に設けているから、液晶表
示装置100に印加する電圧を小さくすることができ、
その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に
正確に電圧を印加することができる。また、昼光蛍光物
質を分散させた蛍光物質含有ポリイミド膜27を使用し
ているから、この膜によって層間膜と発光層とを兼ねる
ことができる。
【0159】(実施例15)図14は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0160】本実施例においては、Alからなる反射電
極61、62、63を赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43と層間絶縁膜26との間にそれぞれ
さらに設けた点が実施例11と異なるが他の点は同様で
あり製造方法も同様である。なお、Alからなる反射電
極61、62、63は、Alをスパッタし、その後フォ
トエッチングによりドットマトリクス状に選択除去する
ことにより作製した。
【0161】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0162】本実施例においては、Alからなる反射電
極61、62、63を赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43と層間絶縁膜26との間にそれぞれ
さらに設けているから、赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい表示が得られた。
【0163】また、本実施例においても、透明電極5
1、52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確
に電圧を印加することができる。また、透明電極51、
52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43を覆って形成しているから、これら
の発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0164】(実施例16)実施例15においては、C
aSiO3 :Pbを含むインクを使用して昼光下で赤色
に見える赤色発色層41を、Zn2 SiO4 :Mnを含
むインクを使用して昼光下で緑色に見える緑色発色層4
2を、ZnS:Agを含むインクを使用して昼光下で青
色に見える青色発色層43をそれぞれ反射電極61、6
2、63上にドットマトリクス状に形成したが、本実施
例においては、昼光蛍光物質Eoine、Lumogen L Brillia
nt Yellow、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛を原料とし
て、昼光蛍光顔料を3色用意し、この顔料をワニス中に
分散させてインクとし、反射電極61、62、63上に
それぞれオフセット印刷し、加熱して定着して、昼光下
でそれぞれ赤色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ
発色層41、発色層42、発色層43とした点および実
施例15においては基板1と基板2との間に、白色の2
色性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲス
トホスト型の液晶パネル100を作製したが、本実施例
においては、基板1と基板2との間に、黒色の2色性染
料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲストホス
ト型の液晶パネルを作製した点が実施例15と異なるが
他の点は同様であり、製造方法も同様である。
【0165】TFT110、120、130により液晶
層3に電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が
鮮明に発色し、非印加時においては黒く散乱していて反
射率が低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラ
ストの明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高
かった。
【0166】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0167】(実施例17)図15は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0168】本実施例においては、Alからなる反射電
極65を発色層45と層間絶縁膜26との間にさらに設
けた点が実施例12と異なるが他の点は同様であり製造
方法も同様である。なお、Alからなる反射電極65
は、Alをスパッタし、その後フォトエッチングにより
ドットマトリクス状に選択除去することにより作製し
た。
【0169】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子150により液晶層3に電圧を印加す
ると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
白黒表示が得られた。解像度も高かった。
【0170】本実施例においては、Alからなる反射電
極65を発色層45と層間絶縁膜26との間にさらに設
けているから、発色層45による実効的な反射率が大き
くなり、より明るい表示が得られた。
【0171】また、本実施例においては、透明電極55
を発色層45上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆動
電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を
印加することができる。また、透明電極55を発色層4
5を覆って形成しているから、発色層45のパッシベー
ションの役割も果たしている。
【0172】(実施例18)図16は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0173】実施例15においては、ITOからなる透
明電極51、52、53をTFT110、120、13
0のドレイン112、122、132から層間絶縁膜2
6上にそれぞれ延在させて形成したが、本実施例におい
ては、Alからなる反射電極61、62、63をTFT
110、120、130のドレイン112、122、1
32から層間絶縁膜26上にそれぞれ延在させて形成し
ている点が実施例15と異なるが他の点は同様であり製
造方法も同様である。
【0174】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0175】(実施例19)図17は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0176】本実施例においては、Alからなる反射電
極61、62、63をTFT110、120、130を
覆うように形成している点、およびブラックマトリクス
24を基板1の側ではなく、基板2の側に形成している
点が実施例18と異なるが他の点は同様であり製造方法
も同様である。
【0177】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0178】本実施例においては、Alからなる反射電
極61、62、63をTFT110、120、130を
覆うように形成しているので開口率が大きくなりより明
るい表示が得られた。
【0179】(実施例20)図18は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0180】本実施例においては、Alからなる反射電
極65を蛍光物質分散ポリイミド層27と層間絶縁膜2
6との間にさらに設けた点が実施例14と異なるが他の
点は同様であり製造方法も同様である。なお、Alから
なる反射電極65は、Alをスパッタし、その後フォト
エッチングによりドットマトリクス状に選択除去するこ
とにより作製した。
【0181】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子150により液晶層3に電圧を印加す
ると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
白黒表示が得られた。解像度も高かった。
【0182】本実施例においては、Alからなる反射電
極65を蛍光物質分散ポリイミド層27と層間絶縁膜2
6との間にさらに設けているから、発色層27による実
効的な反射率が大きくなり、より明るい表示が得られ
た。
【0183】また、本実施例においては、透明電極55
を蛍光物質分散ポリイミド層27上に設けているから、
液晶表示装置100に印加する電圧を小さくすることが
でき、その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶
層3に正確に電圧を印加することができる。
【0184】(実施例21)図19は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0185】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくした点が実施例11と異なるが他の点は同様で
あり製造方法も同様である。
【0186】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0187】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくしているので3色のバランスを取ることがで
き、優れたフルカラーの表示品質が得られる。
【0188】また、本実施例においても、透明電極5
1、52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができる。また、透明電極5
1、52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43を覆って形成しているから、これ
らの発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0189】(実施例22)図20は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0190】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくし、青色発色層43の下の反射層63の面積を
他の反射層61、62の面積よりも大きくした点が実施
例15と異なるが他の点は同様であり製造方法も同様で
ある。
【0191】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子110、120、130により液晶層3に電圧を印加
すると、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなっ
た。ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい
フルカラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0192】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくしているので3色のバランスを取ることがで
き、優れたフルカラーの表示品質が得られる。
【0193】本実施例においては、Alからなる反射電
極61、62、63を赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43と層間絶縁膜26との間にそれぞれ
さらに設けているから、赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい表示が得られた。
【0194】また、本実施例においても、透明電極5
1、52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確
に電圧を印加することができる。また、透明電極51、
52、53をそれぞれ赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43を覆って形成しているから、これら
の発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0195】(実施例23)図21は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0196】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上にマトリクス
状に形成された複数のTFT16、17、18と、複数
のTFT16、17、18にそれぞれ接続してマトリク
ス状に形成された複数のドット状の透明電極31、3
2、33とを備えており、基板2はガラス基板20と、
その主面上にガラス基板10上に形成された透明電極3
1、32、33とそれぞれ対応してマトリクス状に形成
された複数のドット状の赤色発色層41、緑色発色層4
2、青色発色層43と、赤色発色層41、緑色発色層4
2および青色発色層43が設けられていないガラス基板
20の主面上に設けられたブラックマトリクス54と、
赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43およ
びブラックマトリクス54上に設けられた透明電極57
とを備えている。
【0197】まず、ガラス基板10上にTFT16、1
7、18をそれぞれ640×400個マトリクス状に形
成した。その後表示画素用のITOをスパッタ法により
形成し、フォトエッチングにより透明電極31、32、
33をドットマトリクス状にそれぞれ640×400個
選択的に形成して基板1とした。
【0198】次に、昼光蛍光物質Eoine、Brilliantsulf
oflavine FF、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛と若干の
光吸収剤を原料として、昼光蛍光顔料を3色分用意し
た。この顔料をワニス中にそれぞれ分散させてインクと
し、ガラス基板20上に基板1の表示画素である透明電
極31、32、33と重なるように300μm×100
μmの大きさで、ドットマトリクス状にそれぞれオフセ
ット印刷した。発色層は1色につき640×400箇所
に形成した。加熱して定着し、昼光下でそれぞれ赤色、
緑色、青色に見える赤色発色層41、緑色発色層42、
青色発色層43をそれぞれ形成した。その後、赤色発色
層41、緑色発色層42、青色発色層43が設けられて
いないガラス基板20上にブラックマトリクス54を形
成した。その後、赤色発色層41、緑色発色層42、青
色発色層43およびブラックマトリクス54上にITO
透明電極57をスパッタ法で形成し、基板2とした。
【0199】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0200】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子16、17、18により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高く、ポータブルのパ
ーソナルコンピュータに用いることができる。なお、こ
のように反射型の液晶表示装置として用いる場合には光
はガラス基板10側から入射する。また、本実施例の液
晶表示装置100は透過型として使用することもでき、
その場合はいずれの基板側から光を入射してもよいが、
表面反射の影響を少なくしてコントラストを高めるため
には光をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0201】本実施例においては、透明電極57を赤色
発色層41、緑色発色層42、青色発色層43上に設け
ているから、液晶表示装置100に印加する電圧を小さ
くすることができ、その結果駆動電圧を下げることがで
き、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
る。また、透明電極57を赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上の全面に形成しているから、こ
れらの発色層のパッシベーションの役割も果たしてい
る。
【0202】(実施例24)実施例23においては、昼
光蛍光物質Eoine、Brilliantsulfoflavine FF、3,6-テトラ
メチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛を使用して昼光下で赤色に見え
る赤色発色層41と、昼光下で緑色に見える緑色発色層
42と、昼光下で青色に見える青色発色層43とを形成
したが、本実施例においては、昼光蛍光物質Eoine、Lum
ogen L Brilliant Yellow、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイ
ミト゛を原料として、昼光蛍光顔料を3色用意し、この顔
料をワニス中に分散させてインクとし、層間絶縁膜26
上にオフセット印刷し、加熱して定着して、昼光下でそ
れぞれ赤色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ発色
層41、発色層42、発色層43とした点および実施例
23においては基板1と基板2との間に、白色の2色性
染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲストホ
スト型の液晶パネル100を作製したが、本実施例にお
いては、基板1と基板2との間に、黒色の2色性染料を
添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲストホスト型
の液晶パネルを作製した点が実施例23と異なるが他の
点は同様であり、製造方法も同様である。
【0203】TFT16、17、18により液晶層3に
電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が鮮明に
発色し、非印加時においては黒く散乱していて反射率が
低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラストの
明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高く、ポ
ータブルのパーソナルコンピュータに用いることができ
る。
【0204】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0205】(実施例25)図22は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0206】本実施例においては、赤色発色層41、緑
色発色層42、青色発色層43とガラス基板20との間
にさらに反射層66を設けた点が実施例23と異なるが
他の点は同様であり製造方法も同様である。なお、反射
層66は酸化チタンの白色顔料を含有したインクをガラ
ス基板20の主面全面上に塗布し、加熱して定着させる
ことによって作製した。
【0207】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子16、17、18により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0208】本実施例においては、反射層66を赤色発
色層41、緑色発色層42、青色発色層43とガラス基
板20との間に設けているから、赤色発色層41、緑色
発色層42、青色発色層43による実効的な反射率が大
きくなり、より明るい表示が得られた。
【0209】また、本実施例においても、透明電極57
を赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43上
に設けているから、液晶表示装置100に印加する電圧
を小さくすることができ、その結果駆動電圧を下げるこ
とができ、また液晶層3に正確に電圧を印加することが
できる。また、透明電極57を赤色発色層41、緑色発
色層42、青色発色層43上の全面に形成しているか
ら、これらの発色層のパッシベーションの役割も果たし
ている。
【0210】(実施例26)図22は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0211】本実施例においては、発色層41、発色層
42、発色層43とガラス基板20との間にさらに反射
層66を設けた点が実施例24と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。なお、反射層66は酸化
チタンの白色顔料を含有したインクをガラス基板20の
主面上に塗布し、加熱して定着させることによって作製
した。
【0212】TFT16、17、18により液晶層3に
電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が鮮明に
発色し、非印加時においては黒く散乱していて反射率が
低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラストの
明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高く、ポ
ータブルのパーソナルコンピュータに用いることができ
る。
【0213】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0214】本実施例においては、反射層66を発色層
41、発色層42、発色層43とガラス基板20との間
に設けているから、発色層41、発色層42、発色層4
3による実効的な反射率が大きくなり、より明るい表示
が得られた。
【0215】また、本実施例においても、透明電極57
を発色層41、発色層42、発色層43上に設けている
から、液晶表示装置100に印加する電圧を小さくする
ことができ、その結果駆動電圧を下げることができ、ま
た液晶層3に正確に電圧を印加することができる。ま
た、透明電極57を発色層41、発色層42、発色層4
3上の全面に形成しているから、これらの発色層のパッ
シベーションの役割も果たしている。
【0216】(実施例27)図23は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0217】実施例25においては、赤色発色層41、
緑色発色層42、青色発色層43とガラス基板20との
間の反射層66をガラス基板20の主面全面上に設けた
が、本実施例においては、赤色発色層41とガラス基板
20の主面との間にドット状の反射層67を設け、緑色
発色層42とガラス基板20の主面との間にドット状の
反射層68を設け、青色発色層43とガラス基板20の
主面との間にドット状の反射層69を設け、赤色発色層
41と反射層67との積層体、緑色発色層42と反射層
68との積層体、および青色発色層43と反射層69と
の積層体が設けられていないガラス基板20上にブラッ
クマトリクス54を形成した点が実施例25と異なるが
他の点は同様であり製造方法も同様である。なお、反射
層67、68、69は酸化チタンの白色顔料を含有した
インクをガラス基板20の主面上にオフセット印刷し、
加熱して定着させることによって作製した。
【0218】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子16、17、18により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0219】本実施例においては、反射層67、68、
69を赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層4
3とガラス基板20との間にそれぞれ設けているから、
赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43によ
る実効的な反射率が大きくなり、より明るい表示が得ら
れた。
【0220】また、本実施例においても、透明電極57
を赤色発色層41、緑色発色層42、青色発色層43上
に設けているから、液晶表示装置100に印加する電圧
を小さくすることができ、その結果駆動電圧を下げるこ
とができ、また液晶層3に正確に電圧を印加することが
できる。また、透明電極57を赤色発色層41、緑色発
色層42、青色発色層43上の全面に形成しているか
ら、これらの発色層のパッシベーションの役割も果たし
ている。
【0221】(実施例28)図24は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0222】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上にマトリクス
状に形成された複数のTFT19と、複数のTFT19
にそれぞれ接続してマトリクス状に形成された複数のド
ット状の透明電極34とを備えており、基板2はガラス
基板20と、その主面上に透明電極34とそれぞれ対応
してマトリクス状に形成された複数のドット状の発色層
45と、発色層45が設けられていないガラス基板20
の主面上に設けられたブラックマトリクス54と、発色
層45およびブラックマトリクス54上に設けられた透
明電極57とを備えている。
【0223】まず、ガラス基板10上にTFT19を1
920×1200個マトリクス状に形成した。その後表
示画素用のITOをスパッタ法により形成し、フォトエ
ッチングにより透明電極34をドットマトリクス状にそ
れぞれ1920×1200個選択的に形成して、基板1
とした。
【0224】次に、昼光蛍光物質ZnO:Znを含むイ
ンクを使用して、ガラス基板20上に基板1の表示画素
である透明電極34と重なるように300μm×100
μmの大きさのドットを、1920×1200個ドット
マトリクス状にそれぞれオフセット印刷した。その後乾
燥して定着し、昼光下で白緑色に見える発色層45をガ
ラス基板20の主面上に形成した。その後、発色層45
が設けられていないガラス基板20上にブラックマトリ
クス54を形成した。発色層45およびブラックマトリ
クス54上にITO透明電極57をスパッタ法で形成
し、基板2とした。
【0225】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0226】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子19により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高かった。なお、このように
反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガラス
基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表示装
置100は透過型として使用することもでき、その場合
はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反射
の影響を少なくしてコントラストを高めるためには光を
ガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0227】本実施例においては、透明電極57を発色
層45上に設けているから、液晶表示装置100に印加
する電圧を小さくすることができ、その結果駆動電圧を
下げることができる。また、透明電極57を発色層45
上の全面に形成しているから、これらの発色層のパッシ
ベーションの役割も果たしている。
【0228】(実施例29)図25は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0229】本実施例においては、発色層45とガラス
基板20との間にさらに反射層66を設けた点が実施例
28と異なるが他の点は同様であり製造方法も同様であ
る。なお、反射層66は酸化チタンの白色顔料を含有し
たインクをガラス基板20の主面全面上に塗布し、加熱
して定着させることによって作製した。
【0230】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。TFT素子19により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高かった。
【0231】本実施例においては、反射層66を発色層
45とガラス基板20との間に設けているから、発色層
45による実効的な反射率が大きくなり、より明るい表
示が得られた。
【0232】また、本実施例においても、透明電極57
を発色層45上に設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆動
電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を
印加することができる。また、透明電極57を発色層4
5上の全面に形成しているから、この発色層45のパッ
シベーションの役割も果たしている。
【0233】(実施例30)図26は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0234】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくした点、および青色発色層43に対応する透明
電極33の面積を他の透明電極31、32の透明電極よ
りも大きくした点が実施例23と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。
【0235】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子16、17、18により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0236】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくし、青色発色層43に対応する透明電極33の
面積を他の透明電極31、32の透明電極よりも大きく
しているので3色のバランスを取ることができ、優れた
フルカラーの表示品質が得られる。
【0237】本実施例においても、透明電極57を赤色
発色層41、緑色発色層42、青色発色層43上に設け
ているから、液晶表示装置100に印加する電圧を小さ
くすることができ、その結果駆動電圧を下げることがで
き、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
る。また、透明電極57を赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上の全面に形成しているから、こ
れらの発色層のパッシベーションの役割も果たしてい
る。
【0238】(実施例31)図27は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0239】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくした点、および青色発色層43に対応する透明
電極33の面積を他の透明電極31、32の透明電極よ
りも大きくした点が実施例25と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。
【0240】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。TFT素
子16、17、18により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0241】本実施例においては、青色発色層43の面
積を赤色発色層41の面積、緑色発色層42の面積より
も大きくし、青色発色層43に対応する透明電極33の
面積を他の透明電極31、32の透明電極よりも大きく
しているので3色のバランスを取ることができ、優れた
フルカラーの表示品質が得られる。
【0242】本実施例においては、反射層66を赤色発
色層41、緑色発色層42、青色発色層43とガラス基
板20との間に設けているから、赤色発色層41、緑色
発色層42、青色発色層43による実効的な反射率が大
きくなり、より明るい表示が得られた。
【0243】本実施例においても、透明電極57を赤色
発色層41、緑色発色層42、青色発色層43上に設け
ているから、液晶表示装置100に印加する電圧を小さ
くすることができ、その結果駆動電圧を下げることがで
き、また液晶層3に正確に電圧を印加することができ
る。また、透明電極57を赤色発色層41、緑色発色層
42、青色発色層43上の全面に形成しているから、こ
れらの発色層のパッシベーションの役割も果たしてい
る。
【0244】(実施例32)図28は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0245】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の透明電極76、77、78と、透明電極7
6、77、78が設けられていないガラス基板10の主
面上に設けられたブラックマトリクス74とを備えてお
り、基板2はガラス基板20と、その主面上にマトリク
ス状に形成された複数のMIM210、220、230
と、複数のMIM210、220、230にそれぞれ接
続してマトリクス状に形成された複数のドット状の透明
電極71、72、73と、複数の透明電極71、72、
73の下にそれぞれ形成された赤色発色層46、緑色発
色層47、青色発色層48とを備えている。
【0246】MIM210はTa層211、Ta層21
1を陽極酸化して形成された陽極酸化膜212、陽極酸
化膜212上に形成されたCr層213を備えている。
MIM220はTa層221、Ta層221を陽極酸化
して形成された陽極酸化膜222、陽極酸化膜222上
に形成されたCr層223を備えている。MIM230
はTa層231、Ta層231を陽極酸化して形成され
た陽極酸化膜232、陽極酸化膜232上に形成された
Cr層233を備えている。透明電極71、72、73
はそれぞれCr層213、223、233上に延在して
形成されている。赤色発色層46、緑色発色層47、青
色発色層48はガラス基板20の主面上に形成され、透
明電極71、72、73によってそれぞれ覆われてい
る。ブラックマトリクス74は、赤色発色層46、緑色
発色層47、青色発色層48が設けられていない領域上
に設けられている。
【0247】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成し、フォトエッチングにより複数の帯状
の形状をした透明電極76、77、78を形成した。そ
の後、透明電極76、77、78が設けられていないガ
ラス基板10の主面上にブラックマトリクス74を形成
して基板1とした。
【0248】次にガラス基板20上にMIM210、2
20、230をそれぞれ640×400個マトリクス状
に形成した。次に、CaSiO3 :Pbを含むインクを
使用して、300μm×100μmの大きさのドットを
640×400個マトリクス状に選択的にガラス基板2
0上にオフセット印刷し、Zn2 SiO4 :Mnを含む
インクを使用して、300μm×100μmの大きさの
ドットを640×400個マトリクス状に選択的にガラ
ス基板20上にオフセット印刷し、ZnS:Agを含む
インクを使用して、300μm×100μmの大きさの
ドットを640×400個マトリクス状に選択的にガラ
ス基板20上にオフセット印刷した。その後乾燥して定
着し、昼光下で赤色に見える赤色発色層46、昼光下で
緑色に見える緑色発色層47、昼光下で青色に見える青
色発色層48をそれぞれガラス基板20上にドットマト
リクス状に形成した。
【0249】次に、ITOを基板20上の全面にスパッ
タ法により形成し、フォトエッチングによりCr層21
3、223、233上からそれぞれ赤色発色層46、緑
色発色層47、青色発色層48上にこれらの赤色発色層
46、緑色発色層47、青色発色層48をそれぞれ覆う
ように延在する形状に透明電極71、72、73をそれ
ぞれ形成して、基板2とした。
【0250】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0251】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高く、ポータブルのパ
ーソナルコンピュータに用いることができる。なお、こ
のように反射型の液晶表示装置として用いる場合には光
はガラス基板10側から入射する。また、本実施例の液
晶表示装置100は透過型として使用することもでき、
その場合はいずれの基板側から光を入射してもよいが、
表面反射の影響を少なくしコントラストを高めるために
は光をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0252】本実施例においては、透明電極71、7
2、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層47、
青色発色層48上に設けているから、液晶表示装置10
0に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆
動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧
を印加することができるまた、透明電極71、72、7
3をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層47、青色発
色層48を覆って形成しているから、これらの発色層の
パッシベーションの役割も果たしている。
【0253】また、本実施例においては、ガラス基板2
0側にMIM210、220、230と赤色発色層4
6、緑色発色層47、青色発色層48とを設け、ガラス
基板10側にはMIMを設けていないので、特に反射型
の液晶表示装置とした場合には、MIM210、22
0、230によって赤色発色層46、緑色発色層47、
青色発色層48に入射する昼光の光量が減衰することが
防止され、赤色発色層46、緑色発色層47、青色発色
層48から反射する光量が減衰することが防止されるの
で、明るい反射型の液晶表示が可能となる。
【0254】(実施例33)実施例32においては、C
aSiO3 :Pbを含むインクを使用して昼光下で赤色
に見える赤色発色層46を、Zn2 SiO4 :Mnを含
むインクを使用して昼光下で緑色に見える緑色発色層4
7を、ZnS:Agを含むインクを使用して昼光下で青
色に見える青色発色層48をそれぞれガラス基板20上
にドットマトリクス状に形成したが、本実施例において
は、昼光蛍光物質Eoine、Lumogen L Brilliant Yello
w、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛を原料として、昼光
蛍光顔料を3色用意し、この顔料をワニス中に分散させ
てインクとし、ガラス基板20上にオフセット印刷し、
加熱して定着して、昼光下でそれぞれ赤色、黄色、緑色
に見える発色層をそれぞれ発色層46、発色層47、発
色層48とした点および実施例32においては基板1と
基板2との間に、白色の2色性染料を添加した液晶を常
法で挾持させ、ポジ型ゲストホスト型の液晶パネル10
0を作製したが、本実施例においては、基板1と基板2
との間に、黒色の2色性染料を添加した液晶を常法で挾
持させ、ネガ型ゲストホスト型の液晶パネルを作製した
点が実施例32と異なるが他の点は同様であり、製造方
法も同様である。
【0255】MIM210、220、230により液晶
層3に電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が
鮮明に発色し、非印加時においては黒く散乱していて反
射率が低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラ
ストの明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高
く、ポータブルのパーソナルコンピュータに用いること
ができる。
【0256】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0257】(実施例34)図29は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0258】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の透明電極79と、透明電極79が設けられ
ていないガラス基板10の主面上に設けられたブラック
マトリクス74とを備えており、基板2はガラス基板2
0と、その主面上にマトリクス状に形成された複数のM
IM250と、複数のMIM250にそれぞれ接続して
マトリクス状に形成された複数のドット状の透明電極7
5と、複数の透明電極75の下にそれぞれ形成された発
色層49とを備えている。
【0259】MIM250はTa層251、Ta層25
1を陽極酸化して形成された陽極酸化膜252、陽極酸
化膜252上に形成されたCr層253を備えている。
透明電極75はそれぞれCr層253上に延在して形成
されている。発色層49はガラス基板20の主面上に形
成され、透明電極75によってそれぞれ覆われている。
ブラックマトリクス74は、発色層49が設けられてい
ない領域上に設けられている。
【0260】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成し、フォトエッチングにより複数の帯状
の形状をした透明電極79を形成した。その後、透明電
極79が設けられていないガラス基板10の主面上にブ
ラックマトリクス74を形成して基板1とした。
【0261】次にガラス基板20上にMIM250をそ
れぞれ1920×1200個マトリクス状に形成した。
次に、ZnO:Znを含むインクを使用して、300μ
m×100μmの大きさのドットを1920×1200
個マトリクス状に選択的にガラス基板20上にオフセッ
ト印刷した。その後乾燥して定着し、昼光下で白緑色に
見える発色層49をガラス基板20上にドットマトリク
ス状に形成した。
【0262】次に、ITOを基板20上の全面にスパッ
タ法により形成し、フォトエッチングによりCr層25
3上から発色層49上にこの発色層49を覆うように延
在する形状に透明電極75を形成して、基板2とした。
【0263】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0264】電圧の非印加時においては白緑色の表示と
なった。MIM250により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高かった。なお、このように
反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガラス
基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表示装
置100は透過型として使用することもでき、その場合
はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反射
の影響を少なくしてコントラストを高めるためには光を
ガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0265】本実施例においては、透明電極75を発色
層49上に設けているから、液晶表示装置100に印加
する電圧を小さくすることができ、その結果駆動電圧を
下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を印加す
ることができる。また、透明電極75を発色層49を覆
って形成しているから、これらの発色層のパッシベーシ
ョンの役割も果たしている。
【0266】(実施例35)図30は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0267】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上に形成された
複数の帯状の透明電極79と、透明電極79が設けられ
ていないガラス基板10の主面上に設けられたブラック
マトリクス74とを備えており、基板2はガラス基板2
0と、その主面上にマトリクス状に形成された複数のM
IM250と、複数のMIM250を覆って形成され、
昼光蛍光物質を分散させた蛍光物質分散ポリイミド層9
1と、複数のMIM250にそれぞれ接続して蛍光物質
分散ポリイミド層91上にマトリクス状に形成された複
数のドット状の透明電極75とを備えている。
【0268】MIM250はTa層251、Ta層25
1を陽極酸化して形成された陽極酸化膜252、陽極酸
化膜252上に形成されたCr層253を備えている。
MIM250は蛍光物質分散ポリイミド層91によって
覆われている。MIM250のCr層253は蛍光物質
分散ポリイミド層91に設けられたコンタクトホールを
介して透明電極75に接続されている。ブラックマトリ
クス74は、透明電極75が設けられていない領域上お
よびMIM250が設けられている領域上に設けられて
いる。
【0269】まず、ガラス基板10上にITOをスパッ
タ法により形成し、フォトエッチングにより複数の帯状
の形状をした透明電極79を形成した。その後、透明電
極79が設けられていないガラス基板10の主面上にブ
ラックマトリクス74を形成して基板1とした。
【0270】次にガラス基板20上にMIM250をそ
れぞれ1920×1200個マトリクス状に形成した。
次に、昼光蛍光物質であるZnO:Znを分散させた蛍
光物質分散ポリイミド層91をMIM250を覆ってガ
ラス基板20上に形成した。その後、Cr層253まで
到達するコンタクトホールを蛍光物質分散ポリイミド層
91に選択的に形成した。次に、ITOからなる透明電
極75を蛍光物質分散ポリイミド層91に設けられたコ
ンタクトホールを介してCr層253から蛍光物質含有
ポリイミド層91上に延在させて、300μm×100
μmの大きさのドット状の透明電極75を1920×1
200個マトリクス状に選択的に蛍光物質含有ポリイミ
ド層91上に形成して、基板2とした。
【0271】次に基板1と基板2との間に、白色の2色
性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲスト
ホスト型の液晶パネル100を作製した。
【0272】電圧の非印加時においては白緑色の表示と
なった。MIM250により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高かった。なお、このように
反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガラス
基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表示装
置100は透過型として使用することもでき、その場合
はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反射
の影響を少なくしてコントラストを高めるためには光を
ガラス基板20側から入射する方が好ましい。。
【0273】本実施例においては、透明電極75を蛍光
物質含有ポリイミド層91上に設けているから、液晶表
示装置100に印加する電圧を小さくすることができ、
その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に
正確に電圧を印加することができる。また、昼光蛍光物
質を分散させた蛍光物質分散ポリイミド層91を使用し
ているから、この層によって層間膜と発光層とを兼ねる
ことができる。
【0274】(実施例36)図31は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0275】本実施例においては、Alからなる反射電
極81、82、83を赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48とガラス基板20との間にそれぞれ
さらに設けた点が実施例32と異なるが他の点は同様で
あり製造方法も同様である。なお、Alからなる反射電
極81、82、83は、Alをスパッタし、その後フォ
トエッチングによりドットマトリクス状に選択除去する
ことにより作製した。
【0276】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0277】本実施例においては、Alからなる反射電
極81、82、83を赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48とガラス基板20との間にそれぞれ
さらに設けているから、赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい表示が得られた。
【0278】また、本実施例においても、透明電極7
1、72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層
47、青色発色層48上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確
に電圧を印加することができる。また、透明電極71、
72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48を覆って形成しているから、これら
の発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0279】(実施例37)実施例36においては、C
aSiO3 :Pbを含むインクを使用して昼光下で赤色
に見える赤色発色層46を、Zn2 SiO4 :Mnを含
むインクを使用して昼光下で緑色に見える緑色発色層4
7を、ZnS:Agを含むインクを使用して昼光下で青
色に見える青色発色層48をそれぞれ反射電極81、8
2、83上にドットマトリクス状に形成したが、本実施
例においては、昼光蛍光物質Eoine、Lumogen L Brillia
nt Yellow、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛を原料とし
て、昼光蛍光顔料を3色用意し、この顔料をワニス中に
分散させてインクとし、反射電極81、82、83上に
それぞれオフセット印刷し、加熱して定着して、昼光下
でそれぞれ赤色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ
発色層46、発色層47、発色層48とした点および実
施例36においては基板1と基板2との間に、白色の2
色性染料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲス
トホスト型の液晶パネル100を作製したが、本実施例
においては、基板1と基板2との間に、黒色の2色性染
料を添加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲストホス
ト型の液晶パネルを作製した点が実施例36と異なるが
他の点は同様であり、製造方法も同様である。
【0280】MIM210、220、230により液晶
層3に電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が
鮮明に発色し、非印加時においては黒く散乱していて反
射率が低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラ
ストの明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高
かった。
【0281】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0282】(実施例38)図32は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0283】実施例36においては、ITOからなる透
明電極71、72、73をMIM210、220、23
0のCr層213、223、233からそれぞれ延在さ
せて形成したが、本実施例においては、Alからなる反
射電極81、82、83をMIM210、220、23
0のCr層213、223、233からそれぞれ延在さ
せて形成している点が実施例36と異なるが他の点は同
様であり製造方法も同様である。
【0284】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0285】(実施例39)図33は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0286】本実施例においては、Alからなる反射電
極81、82、83をMIM210、220、230を
覆うように形成している点、およびブラックマトリクス
97を基板1の側ではなく、基板2の側に形成している
点が実施例38と異なるが他の点は同様であり製造方法
も同様である。
【0287】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0288】本実施例においては、Alからなる反射電
極81、82、83をMIM210、220、230を
覆うように形成しているので開口率が大きくなりより明
るい表示が得られた。
【0289】(実施例40)図34は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0290】本実施例においては、Alからなる反射電
極84を蛍光物質分散ポリイミド層91とガラス基板2
0との間にさらに設けた点が実施例35と異なるが他の
点は同様であり製造方法も同様である。なお、Alから
なる反射電極84は、Alをスパッタし、その後フォト
エッチングによりドットマトリクス状に選択除去するこ
とにより作製した。
【0291】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。MIM250により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高かった。
【0292】本実施例においては、Alからなる反射電
極84を蛍光物質分散ポリイミド層91とガラス基板2
0との間にさらに設けているから、発色層91による実
効的な反射率が大きくなり、より明るい表示が得られ
た。
【0293】また、本実施例においては、透明電極75
を蛍光物質分散ポリイミド層91上に設けているから、
液晶表示装置100に印加する電圧を小さくすることが
でき、その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶
層3に正確に電圧を印加することができる。
【0294】(実施例41)図35は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0295】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくした点が実施例32と異なるが他の点は同様で
あり製造方法も同様である。
【0296】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0297】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくしているので3色のバランスを取ることがで
き、優れたフルカラーの表示品質が得られる。
【0298】また、本実施例においても、透明電極7
1、72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層
47、青色発色層48上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確
に電圧を印加することができる。また、透明電極71、
72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48を覆って形成しているから、これら
の発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0299】(実施例42)図36は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0300】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくし、青色発色層43の下の反射層83の面積を
他の反射層81、82の面積よりも大きくした点が実施
例36と異なるが他の点は同様であり製造方法も同様で
ある。
【0301】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM2
10、220、230により液晶層3に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るいフル
カラー表示が得られた。解像度も高かった。
【0302】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくしているので3色のバランスを取ることがで
き、優れたフルカラーの表示品質が得られる。
【0303】本実施例においては、Alからなる反射電
極81、82、83を赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48とガラス基板20との間にそれぞれ
さらに設けているから、赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48による実効的な反射率が大きくな
り、より明るい表示が得られた。
【0304】また、本実施例においても、透明電極7
1、72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層
47、青色発色層48上に設けているから、液晶表示装
置100に印加する電圧を小さくすることができ、その
結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確
に電圧を印加することができる。また、透明電極71、
72、73をそれぞれ赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48を覆って形成しているから、これら
の発色層のパッシベーションの役割も果たしている。
【0305】(実施例43)図37は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0306】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上にマトリクス
状に形成された複数のMIM93、94、95と、複数
のMIM93、94、95にそれぞれ接続してマトリク
ス状に形成された複数のドット状の透明電極35、3
6、37とを備えており、基板2はガラス基板20と、
その主面上に形成された帯状の赤色発色層46、緑色発
色層47、青色発色層48と、赤色発色層46、緑色発
色層47、青色発色層48上にそれぞれ形成された帯状
の透明電極101、102、103と、赤色発色層46
と透明電極101との積層体、緑色発色層47と透明電
極102との積層体、および青色発色層48と透明電極
103との積層体が設けられていない領域のガラス基板
20上に形成されたブラックマトリクス98とを備えて
いる。
【0307】まず、ガラス基板10上にMIM93、9
4、95をそれぞれ640×400個マトリクス状に形
成した。その後表示画素用のITOをスパッタ法により
形成し、フォトエッチングにより透明電極35、36、
37をドットマトリクス状にそれぞれ640×400個
選択的に形成して基板1とした。
【0308】次に、昼光蛍光物質Rhodamine 6G、3,6-テト
ラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト゛、Dioxazine violetと若干の光
吸収剤を原料として、昼光蛍光顔料を3色用意した。こ
の顔料をワニス中に分散させてインクとし、ガラス基板
20上に基板1に設けられた表示画素である透明電極3
5、36、37と重なるように帯状にオフセット印刷し
た。加熱して定着し、昼光下でそれぞれ赤色、緑色、青
色に見える帯状の赤色発色層46、緑色発色層47、青
色発色層48を形成した。その後、スパッタ法によりI
TOをガラス基板20の全面上に形成し、フォトエッチ
ングにより帯状の赤色発色層46、緑色発色層47、青
色発色層48上にそれぞれ帯状の透明電極101、10
2、103を選択的に形成した。その後、赤色発色層4
6と透明電極101との積層体、緑色発色層47と透明
電極102との積層体、および青色発色層48と透明電
極103との積層体が設けられていない領域のガラス基
板20上にブラックマトリクス98を形成して、基板2
とした。
【0309】次に基板1と基板2との間に、重合性物質
を添加した液晶を常法で挾持させ、電圧を印加しながら
紫外線を照射して重合させ、ポジ型高分子分散型の液晶
パネル100を作製した。
【0310】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM素
子93、94、95により液晶層に電圧を印加すると、
対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノー
マリホワイト表示の、高コントラストの明るいマルチカ
ラー表示が得られた。解像度も高く、ポータブルのパー
ソナルコンピュータに用いることができる。なお、この
ように反射型の液晶表示装置として用いる場合には光は
ガラス基板10側から入射する。また、本実施例の液晶
表示装置100は透過型として使用することもでき、そ
の場合いずれの基板側から光を入射してもよいが、表面
反射の影響を少なくしてコントラストをを高めるために
は光をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0311】本実施例においては、透明電極101、1
02、103を赤色発色層46、緑色発色層47、青色
発色層48上にそれぞれ設けているから、液晶表示装置
100に印加する電圧を小さくすることができ、その結
果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に
電圧を印加することができる。
【0312】(実施例44)実施例43においては、昼
光蛍光物質Rhodamine 6G、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミ
ト゛、Dioxazine violetを使用して昼光下で赤色に見える
赤色発色層46と、昼光下で緑色に見える緑色発色層4
7と、昼光下で青色に見える青色発色層48とを形成し
たが、本実施例においては、昼光蛍光物質Eoine、Lumog
en L Brilliant Yellow、3,6-テトラメチルシ゛アミノ-N-メチルフタルイミト
゛を原料として、昼光蛍光顔料を3色用意し、この顔料
をワニス中に分散させてインクとし、ガラス基板20上
にオフセット印刷し、加熱して定着して、昼光下でそれ
ぞれ赤色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ発色層
46、発色層47、発色層48とした点および実施例4
3においては基板1と基板2との間に、白色の2色性染
料を添加した液晶を常法で挾持させ、ポジ型ゲストホス
ト型の液晶パネル100を作製したが、本実施例におい
ては、基板1と基板2との間に、黒色の2色性染料を添
加した液晶を常法で挾持させ、ネガ型ゲストホスト型の
液晶パネルを作製した点が実施例43と異なるが他の点
は同様であり、製造方法も同様である。
【0313】MIM93、94、95により液晶層3に
電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が鮮明に
発色し、非印加時においては黒く散乱していて反射率が
低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラストの
明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高く、ポ
ータブルのパーソナルコンピュータに用いることができ
る。
【0314】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0315】(実施例45)図38は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0316】本実施例においては、赤色発色層46、緑
色発色層47、青色発色層48とガラス基板20との間
にさらに反射層85を設けた点が実施例43と異なるが
他の点は同様であり製造方法も同様である。なお、反射
層85は酸化チタンの白色顔料を含有したインクをガラ
ス基板20の主面全面上に塗布し、加熱して定着させる
ことによって作製した。
【0317】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM9
3、94、95により液晶層3に電圧を印加すると、対
応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノーマ
リホワイト表示の、高コントラストの明るいフルカラー
表示が得られた。解像度も高かった。
【0318】本実施例においては、反射層85を赤色発
色層46、緑色発色層47、青色発色層48とガラス基
板20との間に設けているから、赤色発色層46、緑色
発色層47、青色発色層48による実効的な反射率が大
きくなり、より明るい表示が得られた。
【0319】また、本実施例においても、透明電極10
1、102、103を赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48上にそれぞれ設けているから、液晶
表示装置100に印加する電圧を小さくすることがで
き、その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層
3に正確に電圧を印加することができる。
【0320】(実施例46)図38は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0321】本実施例においては、発色層46、発色層
47、発色層48とガラス基板20との間にさらに反射
層85を設けた点が実施例44と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。なお、反射層85は酸化
チタンの白色顔料を含有したインクをガラス基板20の
主面上に塗布し、加熱して定着させることによって作製
した。
【0322】MIM93、94、95により液晶層3に
電圧を印加すると、対応する表示画素の発色層が鮮明に
発色し、非印加時においては黒く散乱していて反射率が
低かった。ノーマリブラック表示の、高コントラストの
明るいマルチカラー表示が得られた。解像度も高く、ポ
ータブルのパーソナルコンピュータに用いることができ
る。
【0323】本実施例においては、昼光下でそれぞれ赤
色、黄色、緑色に見える発色層をそれぞれ使用している
ので、これらの混色は白色にはならないが、昼光下で青
色に見える発色層に代えて昼光下で黄色に見える発色層
を使用しているので液晶表示装置100全体の発光効率
が高く、明るい液晶表示装置が得られている。
【0324】本実施例においては、反射層85を発色層
46、発色層47、発色層48とガラス基板20との間
に設けているから、発色層46、発色層47、発色層4
8による実効的な反射率が大きくなり、より明るい表示
が得られた。
【0325】また、本実施例においても、透明電極10
1、102、103を発色層46、発色層47、発色層
48上にそれぞれ設けているから、液晶表示装置100
に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆動
電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を
印加することができる。
【0326】(実施例47)図39は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0327】実施例45においては、赤色発色層46、
緑色発色層47、青色発色層48とガラス基板20との
間の反射層85をガラス基板20の主面全面上に設けた
が、本実施例においては、帯状の赤色発色層46とガラ
ス基板20の主面との間に帯状の反射層86を設け、帯
状の緑色発色層47とガラス基板20の主面との間に帯
状の反射層87を設け、帯状の青色発色層48とガラス
基板20の主面との間に帯状の反射層88を設け、透明
電極101と赤色発色層46と反射層86との積層体、
透明電極102と緑色発色層47と反射層87との積層
体、および透明電極103と青色発色層48と反射層8
8との積層体が設けられていないガラス基板20上にブ
ラックマトリクス98を形成した点が実施例45と異な
るが他の点は同様であり製造方法も同様である。なお、
反射層86、87、88は酸化チタンの白色顔料を含有
したインクをガラス基板20の主面上にオフセット印刷
し、加熱して定着させることによって作製した。
【0328】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM9
3、94、95により液晶層3に電圧を印加すると、対
応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノーマ
リホワイト表示の、高コントラストの明るいフルカラー
表示が得られた。解像度も高かった。
【0329】本実施例においては、反射層86、87、
88を赤色発色層46、緑色発色層47、青色発色層4
8とガラス基板20との間にそれぞれ設けているから、
赤色発色層46、緑色発色層47、青色発色層48によ
る実効的な反射率が大きくなり、より明るい表示が得ら
れた。
【0330】また、本実施例においても、透明電極10
1、102、103を赤色発色層46、緑色発色層4
7、青色発色層48上にそれぞれ設けているから、液晶
表示装置100に印加する電圧を小さくすることがで
き、その結果駆動電圧を下げることができ、また液晶層
3に正確に電圧を印加することができる。
【0331】(実施例48)図40は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0332】本実施例の液晶表示装置100において
は、基板1と基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。基板1はガラス基板10とその主面上にマトリクス
状に形成された複数のMIM96と、複数のMIM96
にそれぞれ接続してマトリクス状に形成された複数のド
ット状の透明電極38とを備えており、基板2はガラス
基板20と、その主面上に形成された帯状の発色層49
と、発色層49上に形成された帯状の透明電極104
と、発色層49と透明電極104との積層体間のガラス
基板20上に形成されたブラックマトリクス98とを備
えている。
【0333】まず、ガラス基板10上にMIM96をそ
れぞれ1920×1200個マトリクス状に形成した。
その後表示画素用のITOをスパッタ法により形成し、
フォトエッチングにより透明電極38をドットマトリク
ス状にそれぞれ1920×1200個選択的に形成して
基板1とした。
【0334】次に、昼光蛍光物質ZnO:Znを含むイ
ンクを使用して、ガラス基板20上に基板1に設けられ
た表示画素である透明電極38と重なるように帯状にオ
フセット印刷した。加熱して定着し、昼光下で白緑色に
見える帯状の発色層49を形成した。その後、スパッタ
法によりITOをガラス基板20の全面上に形成し、フ
ォトエッチングにより帯状の発色層49上に帯状の透明
電極104を選択的に形成した。その後、発色層49と
透明電極104との積層体間のガラス基板20上にブラ
ックマトリクス98を形成して、基板2とした。
【0335】次に基板1と基板2との間に、重合性物質
を添加した液晶を常法で挾持させ、電圧を印加しながら
紫外線を照射して重合させ、ポジ型高分子分散型の液晶
パネル100を作製した。
【0336】電圧の非印加時においては白緑色の表示と
なった。MIM素子96により液晶層に電圧を印加する
と、対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。
ノーマリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒
表示が得られた。解像度も高く、ポータブルのパーソナ
ルコンピュータに用いることができる。なお、このよう
に反射型の液晶表示装置として用いる場合には光はガラ
ス基板10側から入射する。また、本実施例の液晶表示
装置100は透過型として使用することもでき、その場
合はいずれの基板側から光を入射してもよいが、表面反
射の影響を少なくしてコントラストを高めるためには光
をガラス基板20側から入射する方が好ましい。
【0337】本実施例においては、透明電極104を発
色層49上に設けているから、液晶表示装置100に印
加する電圧を小さくすることができ、その結果駆動電圧
を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧を印加
することができる。
【0338】(実施例49)図41は本実施例の液晶表
示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0339】本実施例においては、発色層49とガラス
基板20との間にさらに反射層85を設けた点が実施例
48と異なるが他の点は同様であり製造方法も同様であ
る。なお、反射層85は酸化チタンの白色顔料を含有し
たインクをガラス基板20の主面全面上に塗布し、加熱
して定着させることによって作製した。
【0340】電圧の非印加時においては白緑色表示とな
った。MIM96により液晶層3に電圧を印加すると、
対応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノー
マリホワイト表示の、高コントラストの明るい白黒表示
が得られた。解像度も高かった。
【0341】本実施例においては、反射層85を発色層
49とガラス基板20との間に設けているから、発色層
49による実効的な反射率が大きくなり、より明るい表
示が得られた。
【0342】また、本実施例においても、透明電極10
4を発色層49上に設けているから、液晶表示装置10
0に印加する電圧を小さくすることができ、その結果駆
動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に電圧
を印加することができる。
【0343】(実施例50)図42は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0344】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくした点、および青色発色層43に対応する透明
電極37の面積を他の透明電極35、36の透明電極よ
りも大きくした点が実施例43と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。
【0345】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM9
3、94、95により液晶層3に電圧を印加すると、対
応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノーマ
リホワイト表示の、高コントラストの明るいフルカラー
表示が得られた。解像度も高かった。
【0346】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくし、青色発色層48に対応する透明電極37の
面積を他の透明電極35、36の透明電極よりも大きく
しているので3色のバランスを取ることができ、優れた
フルカラーの表示品質が得られる。
【0347】本実施例においても、透明電極101、1
02、103を赤色発色層46、緑色発色層47、青色
発色層48上にそれぞれ設けているから、液晶表示装置
100に印加する電圧を小さくすることができ、その結
果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に
電圧を印加することができる。
【0348】(実施例51)図43は、本実施例の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【0349】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくした点、および青色発色層48に対応する透明
電極37の面積を他の透明電極35、36の透明電極よ
りも大きくした点が実施例45と異なるが他の点は同様
であり製造方法も同様である。
【0350】電圧の非印加時においては赤、緑、青の3
色の発色が混色し、明るい白色表示となった。MIM9
3、94、95により液晶層3に電圧を印加すると、対
応する表示画素は白濁して反射率が低くなった。ノーマ
リホワイト表示の、高コントラストの明るいフルカラー
表示が得られた。解像度も高かった。
【0351】本実施例においては、青色発色層48の面
積を赤色発色層46の面積、緑色発色層47の面積より
も大きくし、青色発色層48に対応する透明電極37の
面積を他の透明電極35、36の透明電極よりも大きく
しているので3色のバランスを取ることができ、優れた
フルカラーの表示品質が得られる。
【0352】本実施例においては、反射層85を赤色発
色層46、緑色発色層47、青色発色層48とガラス基
板20との間に設けているから、赤色発色層46、緑色
発色層47、青色発色層48による実効的な反射率が大
きくなり、より明るい表示が得られた。
【0353】本実施例においても、透明電極101、1
02、103を赤色発色層46、緑色発色層47、青色
発色層48上にそれぞれ設けているから、液晶表示装置
100に印加する電圧を小さくすることができ、その結
果駆動電圧を下げることができ、また液晶層3に正確に
電圧を印加することができる。
【0354】なお、以上の実施例においては、液晶層3
に、黒色の2色性色素を添加したネガ型ゲストホスト型
の液晶や、白色の2色性色素を添加したポジ型ゲストホ
スト型の液晶や、ネガ型の高分子分散型液晶や、ポジ型
の高分子分散液晶を使用したが、これらの液晶に代え
て、黒の異方性染料を添加したリバース型の高分子分散
液晶を使用してもよい。
【0355】
【発明の効果】本発明において、キャラクタ形状の第1
の電極をその一主面に有する第1の基板と、第2の電極
をその一主面に有する第2の基板と、第1の基板の一主
面と第2の基板の一主面との間に挾持された液晶層とを
有するキャラクタ表示型の液晶表示装置において、昼光
蛍光物質を含有する発色層を第1の電極または第2電極
と積層して形成することにより、高精細で明るいキャラ
クタ表示型の液晶表示装置が提供される。
【0356】この場合に、発色層が積層されている第1
の電極または第2の電極を透明電極とし、透明電極を発
色層に対して液晶層側に設けることにより、発色層の導
電性が足りない場合にはその導電性を補うことができ、
さらに液晶表示装置に印加する電圧を下げることがで
き、また液晶層に正確に電圧を印加することができる。
【0357】反射型のキャクタ表示型の液晶表示装置の
場合には、発色層と発色層が積層される第1の基板の一
主面または第2の基板の一主面との間に反射層をさらに
設けることにより、実効的な反射率を大きくすることが
できる。また、発色層が積層される第1の電極または第
2の電極を反射電極とし、発色層を反射電極に対して液
晶層側に設けることによっても、実効的な反射率を大き
くすることができる。
【0358】また、本発明において、複数の帯状の第1
の電極をその一主面に有する第1の基板と、複数の帯状
の第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、第1
の基板の一主面と第2の基板の一主面との間に挾持され
た液晶層とを有する単純マトリクス型の液晶表示装置に
おいて、昼光蛍光物質を含有する発色層を第1の電極ま
たは第2電極と積層して形成することにより、高精細で
明るい単純マトリクス型の液晶表示装置が得られる。
【0359】この場合にも、発色層が積層されている第
1の電極または第2の電極を透明電極とし、透明電極を
発色層に対して液晶層側に設けることにより、発色層の
導電性が足りない場合にはその導電性を補うことがで
き、さらに液晶表示装置に印加する電圧を下げることが
でき、また液晶層に正確に電圧を印加することができ
る。
【0360】反射型の単純マトリクス型の液晶表示装置
の場合には、発色層と第1の基板の一主面または第2の
基板の一主面との間に反射層をさらに設けることによ
り、実効的な反射率を大きくすることができる。また、
発色層が積層される第1の電極または第2の電極を反射
電極とし、発色層を反射電極に対して液晶層側に設ける
ことによっても、実効的な反射率を大きくすることがで
きる。
【0361】また、本発明において、その一主面にマト
リクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、複
数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一主
面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを有
する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する第
2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主面
との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマトリ
クス型の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有す
る発色層を複数の第1の電極とそれぞれ積層して形成
し、第1の電極を透明電極とし、透明電極である第1の
電極を発色層に対して液晶層側に設けることにより、高
コントラスト、高精細であり、明るく、駆動電圧の小さ
い液晶表示装置が提供される。
【0362】発色層が積層されている第1の電極を透明
電極とし、透明電極を発色層に対して液晶層側に設ける
ことにより、発色層の導電性が足りない場合にはその導
電性を補うことができ、さらに液晶表示装置に印加する
電圧を下げることができ、また液晶層に正確に電圧を印
加することができる。
【0363】透明電極をスイッチング素子から発色層上
に延在させ発色層を覆って形成することにより発色層の
パッシベーションとすることができる。
【0364】発色層を昼光物質をポリイミド中に分散し
た発色層とすることによって、層間膜と発色層とを兼ね
ることができる。
【0365】発色層と第1の基板の一主面との間に反射
層をさらに設けることにより、実効的な反射率を大きく
した反射型の液晶表示装置が得られる。
【0366】また、本発明においては、その一主面にマ
トリクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、
複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一
主面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを
有する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する
第2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主
面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマト
リクス型の液晶表示装置において、昼光蛍光物質を含有
する発色層を第2の電極と積層して形成することにより
高コントラスト、高精細で、明るい液晶表示装置が提供
される。
【0367】この場合に、発色層が積層されている第2
の電極を透明電極とし、透明電極を発色層に対して液晶
層側に設けることにより、発色層の導電性が足りない場
合にはその導電性を補うことができ、さらに液晶表示装
置に印加する電圧を下げて、駆動電圧を下げることがで
き、また液晶層に正確に電圧を印加することができる。
【0368】反射型の液晶表示装置の場合には、発色層
と第1の基板の一主面または第2の基板の一主面との間
に反射層をさらに設けることにより、実効的な反射率を
大きくすることができる。また、発色層が積層される第
2の電極を反射電極とし、発色層を反射電極に対して液
晶層側に設けることによっても、実効的な反射率を大き
くすることができる。
【0369】また、本発明においては、その一主面にマ
トリクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、
複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一
主面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを
有する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する
第2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主
面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマト
リクス型のカラー液晶表示装置において、第1の昼光蛍
光物質を含有し昼光下で赤色に見える赤色発色層、第2
の昼光蛍光物質を含有し昼光下で緑色に見える緑色発色
層および第3の昼光蛍光物質を含有し昼光下で青色に見
える青色発色層をそれぞれ複数の第1の電極のそれぞれ
または第2の電極の複数の第1の電極に対応する部分の
それぞれと積層して形成し、青色発光層の面積を赤色発
光層の面積よりも大きくし、青色発光層の面積を緑色発
光層の面積よりも大きくすることにより、優れた表示特
性のフルカラー表示が得られる。
【0370】また、本発明においては、その一主面にマ
トリクス状に配置された複数のスイッチイング素子と、
複数のスイッチング素子にそれぞれ電気的に接続して一
主面にマトリクス状に配置された複数の第1の電極とを
有する第1の基板と、第2の電極をその一主面に有する
第2の基板と、第1の基板の一主面と第2の基板の一主
面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマト
リクス型のカラー液晶表示装置において、第1の昼光蛍
光物質を含有する第1の発色層、第2の昼光蛍光物質を
含有する第2の発色層および第3の昼光蛍光物質を含有
する第3の発色層をそれぞれ複数の第1の電極のそれぞ
れまたは第2の電極の複数の第1の電極に対応する部分
のそれぞれと積層して形成し、昼光下で第1の発色層か
ら射出する光と、昼光下で第2の発色層から射出する光
と、昼光下で第3の発色層から射出する光との混色が白
色にはならないが、第1の昼光蛍光物質の蛍光効率と、
第2の昼光蛍光物質の蛍光効率と第3の昼光蛍光物質の
蛍光効率との和を、昼光下で赤色に見える赤色蛍光物質
の蛍光効率と、昼光下で緑色に見える緑色蛍光物質の蛍
光効率と昼光下で青色に見える青色蛍光物質の蛍光効率
の和よりも大きくすることにより、混色としては白色に
はならないが、全体としての発光効率が高く明るい液晶
表示装置が得られる。
【0371】特に、第1の昼光蛍光物質を昼光下で赤色
に見える赤色蛍光物質とし、第2の昼光蛍光物質を昼光
下で緑色に見える緑色蛍光物質とし、第3の昼光蛍光物
質の蛍光効率を昼光下で青色に見える青色蛍光物質の蛍
光効率よりも大きくすることにより、容易に明るい液晶
表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図2】本発明の実施例2の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図3】本発明の実施例3の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図4】本発明の実施例4の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図5】本発明の実施例5の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図6】本発明の実施例6の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図7】本発明の実施例7の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図8】本発明の実施例8の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図9】本発明の実施例9の液晶表示装置を説明するた
めの模式的な断面図である。
【図10】本発明の実施例10の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図11】本発明の実施例11および実施例12の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図12】本発明の実施例13の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図13】本発明の実施例14の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図14】本発明の実施例15および実施例16の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図15】本発明の実施例17の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図16】本発明の実施例18の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図17】本発明の実施例19の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図18】本発明の実施例20の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図19】本発明の実施例21の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図20】本発明の実施例22の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図21】本発明の実施例23および実施例24の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図22】本発明の実施例25および実施例26の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図23】本発明の実施例27の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図24】本発明の実施例28の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図25】本発明の実施例29の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図26】本発明の実施例30の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図27】本発明の実施例31の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図28】本発明の実施例32および実施例33の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図29】本発明の実施例34の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図30】本発明の実施例35の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図31】本発明の実施例36および実施例37の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図32】本発明の実施例38の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図33】本発明の実施例39の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図34】本発明の実施例40の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図35】本発明の実施例41の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図36】本発明の実施例42の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図37】本発明の実施例43および実施例44の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図38】本発明の実施例45および実施例46の液晶
表示装置を説明するための模式的な断面図である。
【図39】本発明の実施例47の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図40】本発明の実施例48の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図41】本発明の実施例49の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図42】本発明の実施例50の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図43】本発明の実施例51の液晶表示装置を説明す
るための模式的な断面図である。
【図44】本発明の作用を説明するための液晶表示装置
の模式的な断面図である。
【図45】本発明の作用を説明するための液晶表示装置
の模式的な断面図である。
【符号の説明】
1…基板 2…基板 3…液晶層 10…ガラス基板 11…発色層 12…透明電極 13…反射層 14…透明電極 15…ブラックマトリクス 16、17、18、19…TFT 20…ガラス基板 21…発色層 22…透明電極 23…反射層(反射電極) 24…ブラックマトリクス 26…層間絶縁膜 27…蛍光物質分散ポリイミド層 31、32、33、34、35、36、37、38…透
明電極 41…(赤色)発色層 42…(緑色)発色層 43…(青色)発色層 45…発色層 46…(赤色)発色層 47…(緑色)発色層 48…(青色)発色層 49…発色層 51、52、53、55、57…透明電極 54…ブラックマトリクス 61、62、63、65、66、67、68、69…反
射層(反射電極) 71、72、73、75、76、77、78、79…透
明電極 74…ブラックマトリクス 81、82、83、84、85、86、87、88…反
射層(反射電極) 91…蛍光物質分散ポリイミド層 92…層間絶縁膜 93、94、95、96…MIM 97、98…ブラックマトリクス 101、102、103、104…透明電極 110、120、130、150…TFT 111、121、131、151…ソース 112、122、132、152…ドレイン 113、123、133、153…ゲート電極 114、124、134、154…ソース電極 210、220、230、250…MIM 211、221、231、251…Ta層 212、222、232、252…陽極酸化膜 213、223、233、253…Cr層 401…赤色発色層 402…緑色発色層 403…青色発色層 410…白色光 411…赤色蛍光 412…緑色蛍光 413…青色蛍光 420…外光 430…液晶

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャラクタ形状の第1の電極をその一主面
    に有する第1の基板と、 第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有するキャラクタ表
    示型の液晶表示装置において、 昼光蛍光物質を含有する発色層が前記第1の電極または
    前記第2の電極と積層して形成されていることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記発色層が積層されている前記第1の電
    極または前記第2の電極が透明電極であり、前記透明電
    極が前記発色層に対して前記液晶層側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記発色層と前記第1の基板の前記一主面
    または前記第2の基板の前記一主面との間に反射層がさ
    らに設けられていることを特徴とする請求項2記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記発色層が積層される前記第1の電極ま
    たは前記第2の電極が反射電極であり、前記発色層が前
    記反射電極に対して前記液晶層側に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】複数の帯状の第1の電極をその一主面に有
    する第1の基板と、 複数の帯状の第2の電極をその一主面に有する第2の基
    板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有する単純マトリク
    ス型の液晶表示装置において、 昼光蛍光物質を含有する発色層が前記第1の電極または
    前記第2の電極と積層して形成されていることを特徴と
    する液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記発色層が積層される前記第1の電極ま
    たは前記第2の電極が透明電極であり、前記透明電極が
    前記発色層に対して前記液晶層側に設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記発色層と前記第1の基板の前記一主面
    または前記第2の基板の前記一主面との間に反射層がさ
    らに設けられていることを特徴とする請求項6記載の液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記発色層が積層される前記第1の電極ま
    たは前記第2の電極が反射電極であり、前記発色層が前
    記反射電極に対して前記液晶層側に設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】その一主面にマトリクス状に配置された複
    数のスイッチイング素子と、前記複数のスイッチング素
    子にそれぞれ電気的に接続して前記一主面にマトリクス
    状に配置された複数の第1の電極とを有する第1の基板
    と、 第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマ
    トリクス型の液晶表示装置において、 昼光蛍光物質を含有する発色層が前記複数の第1の電極
    とそれぞれ積層して形成され、前記第1の電極が透明電
    極であり、透明電極である前記第1の電極が前記発色層
    に対して前記液晶層側に設けられていることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  10. 【請求項10】前記透明電極が前記スイッチイング素子
    から前記発色層上に延在し前記発色層を覆って形成され
    ていることを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】前記発色層が前記昼光蛍光物質をポリイ
    ミド中に分散した発色層であることを特徴する請求項9
    または10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】前記発色層と前記第1の基板の前記一主
    面との間に反射層がさらに設けられていることを特徴と
    する請求項9乃至11のいずれかに記載の液晶表示装
    置。
  13. 【請求項13】前記反射層が反射電極であることを特徴
    とする請求項12記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】その一主面にマトリクス状に配置された
    複数のスイッチイング素子と、前記複数のスイッチング
    素子にそれぞれ電気的に接続して前記一主面にマトリク
    ス状に配置された複数の第1の電極とを有する第1の基
    板と、 第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマ
    トリクス型の液晶表示装置において、 昼光蛍光物質を含有する発色層が前記第2の電極と積層
    して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  15. 【請求項15】前記第2の電極が透明電極であり、前記
    透明電極である前記第2の電極が前記発色層に対して前
    記液晶層側に設けられていることを特徴とする請求項1
    4記載の液晶表示装置。
  16. 【請求項16】前記発色層と前記第2の基板の前記一主
    面との間に反射層がさらに設けられていることを特徴と
    する請求項15記載の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】前記第2の電極が反射電極であり、前記
    発色層が前記反射電極である前記第2の電極に対して前
    記液晶層側に設けられていることを特徴とする請求項1
    4記載の液晶表示装置。
  18. 【請求項18】その一主面にマトリクス状に配置された
    複数のスイッチイング素子と、前記複数のスイッチング
    素子にそれぞれ電気的に接続して前記一主面にマトリク
    ス状に配置された複数の第1の電極とを有する第1の基
    板と、 第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマ
    トリクス型のカラー液晶表示装置において、 第1の昼光蛍光物質を含有し昼光下で赤色に見える赤色
    発色層、第2の昼光蛍光物質を含有し昼光下で緑色に見
    える緑色発色層および第3の昼光蛍光物質を含有し昼光
    下で青色に見える青色発色層がそれぞれ前記複数の第1
    の電極のそれぞれまたは前記第2の電極の前記複数の第
    1の電極に対応する部分のそれぞれと積層して形成さ
    れ、 前記青色発光層の面積が前記赤色発光層の面積よりも大
    きく、前記青色発光層の面積が前記緑色発光層の面積よ
    りも大きいことを特徴とする液晶表示装置。
  19. 【請求項19】その一主面にマトリクス状に配置された
    複数のスイッチイング素子と、前記複数のスイッチング
    素子にそれぞれ電気的に接続して前記一主面にマトリク
    ス状に配置された複数の第1の電極とを有する第1の基
    板と、 第2の電極をその一主面に有する第2の基板と、 前記第1の基板の前記一主面と前記第2の基板の前記一
    主面との間に挾持された液晶層とを有するアクティブマ
    トリクス型のカラー液晶表示装置において、 第1の昼光蛍光物質を含有する第1の発色層、第2の昼
    光蛍光物質を含有する第2の発色層および第3の昼光蛍
    光物質を含有する第3の発色層がそれぞれ前記複数の第
    1の電極のそれぞれまたは前記第2の電極の前記複数の
    第1の電極に対応する部分のそれぞれと積層して形成さ
    れ、 昼光下で前記第1の発色層から射出する光と、昼光下で
    前記第2の発色層から射出する光と、昼光下で前記第3
    の発色層から射出する光との混色が白色にはならない
    が、前記第1の昼光蛍光物質の蛍光効率と、前記第2の
    昼光蛍光物質の蛍光効率と前記第3の昼光蛍光物質の蛍
    光効率との和が、昼光下で赤色に見える赤色蛍光物質の
    蛍光効率と、昼光下で緑色に見える緑色蛍光物質の蛍光
    効率と昼光下で青色に見える青色蛍光物質の蛍光効率の
    和よりも大きいことを特徴とする液晶表示装置。
  20. 【請求項20】前記第1の昼光蛍光物質が昼光下で赤色
    に見える赤色蛍光物質であり、前記第2の昼光蛍光物質
    が昼光下で緑色に見える緑色蛍光物質であり、前記第3
    の昼光蛍光物質の蛍光効率が昼光下で青色に見える青色
    蛍光物質の蛍光効率よりも大きいことを特徴とする請求
    項19記載の液晶表示装置。
  21. 【請求項21】前記第3の昼光蛍光物質が昼光下で黄色
    に見える蛍光物質であることを特徴とする請求項20記
    載の液晶表示装置。
  22. 【請求項22】前記液晶層が高分子分散型の液晶層であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項21のいずれか
    に記載の液晶表示装置。
  23. 【請求項23】前記液晶層がゲストホスト型の液晶層で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項21のいずれ
    かに記載の液晶表示装置。
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