JPH08299912A - 紙葉類区分装置の垂直搬送機構 - Google Patents

紙葉類区分装置の垂直搬送機構

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JPH08299912A
JPH08299912A JP28451595A JP28451595A JPH08299912A JP H08299912 A JPH08299912 A JP H08299912A JP 28451595 A JP28451595 A JP 28451595A JP 28451595 A JP28451595 A JP 28451595A JP H08299912 A JPH08299912 A JP H08299912A
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JP
Japan
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vertical transport
gear
vertical
transmitted
planetary gear
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Application number
JP28451595A
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English (en)
Inventor
Taketo Toyoda
武人 豊田
Hiroshi Sakamoto
浩 坂本
Kiyoshi Tsukada
潔 塚田
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Japan Radio Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機構の簡略化,低コスト化及び軽量化を図ると
ともに、動作の円滑性,安定性及び確実性、さらに信頼
性を高める。 【解決手段】垂直搬送テーブル2を、離間した一対の空
転ローラ4と5間に架け渡した無端搬送ベルト6…と、
空転ローラ4を回転させる被伝達ギア7を備えて構成す
るとともに、モータ駆動部10により回転する固定ギア
11と、この固定ギア11に対して噛合しつつ公転自在
に支持され、かつ固定ギア11よりも垂直搬送テーブル
2の搬送方向前方Hfとなる待機位置Dsで弾性変位可
能に支持される遊星ギア12を備える駆動機構部8,9
…を、垂直搬送部3に対向し、かつ遊星ギア12が前記
基準停止位置における被伝達ギア7よりも搬送方向前方
Hfで当該被伝達ギア7に噛合する位置に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は郵便物を郵便番号毎
に区分けする際などに用いて好適な紙葉類区分装置の垂
直搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる多数の紙葉類(郵便物等)を区分
けする紙葉類区分装置に用いる垂直搬送機構としては、
特開昭57−102446号公報で開示される移送コン
ベア装置に備える垂直搬送機構等が知られている。
【0003】ところで、従来、分配機能を有する垂直搬
送部を備えた垂直搬送機構は、一定間隔置きに配した複
数の垂直搬送テーブルを循環移動させることにより、基
準停止位置となる搬入位置で、垂直搬送テーブルに郵便
物(紙葉類)を送り込むとともに、基準停止位置となる
複数段の搬出位置における指定された搬出位置で、郵便
物は垂直搬送テーブルから取り出される。なお、各搬出
位置には対応する水平搬送テーブル(搬出テーブル)が
配され、取り出された郵便物は水平搬送テーブルを介し
て指定された区分ボックスまで搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙葉類区分装
置に備える従来の垂直搬送機構は、垂直搬送テーブルが
単なる載置板で形成されるため、垂直搬送テーブルに対
する郵便物の送り込み及び取り出しを円滑に行えないと
ともに、垂直搬送テーブルに対して紙葉類の送り込み及
び取り出しを行う機構の複雑化及び大型化を招く問題が
あった。
【0005】一方、このような問題を解決するために
は、垂直搬送テーブルに自力で郵便物を取り込み又は送
り出す自走式の搬送ベルト機構を用いればよいが、反
面、垂直搬送テーブルに駆動機構部を搭載する必要があ
るなど、垂直搬送テーブルの複雑化,コストアップ及び
反軽量化を招く問題を生ずる。
【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、垂直搬送テーブルに対する
紙葉類の送り込み及び取り出しを円滑に行うとともに、
機構の簡略化,低コスト化及び軽量化を図り、しかも、
動作の安定性及び確実性、さらには信頼性を高めること
ができる紙葉類区分装置の垂直搬送機構の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明は
一定間隔置きに配した複数の垂直搬送テーブル2…を循
環移動させ、基準停止位置となる搬入位置Diで垂直搬
送テーブル2に紙葉類、例えば、郵便物Mを受け入れ、
かつ基準停止位置となる複数段の搬出位置Do…におけ
る指定された搬出位置Doで垂直搬送テーブル2から郵
便物Mを送り出す垂直搬送部3を有する紙葉類区分装置
の垂直搬送機構1を構成するに際して、垂直搬送テーブ
ル2を、離間した一対の空転ローラ4,5と、各空転ロ
ーラ4と5間に架け渡した無端搬送ベルト6…と、空転
ローラ4を回転させる被伝達ギア7を備えて構成すると
ともに、モータ駆動部10と、このモータ駆動部10に
より回転する固定ギア11と、この固定ギア11に対し
て噛合しつつ公転自在に支持され、かつ固定ギア11よ
りも垂直搬送テーブル2の搬送方向前方Hfとなる待機
位置Dsで弾性変位可能に支持される遊星ギア12を備
える駆動機構部8,9…を、垂直搬送部3に対向し、か
つ遊星ギア12が前記基準停止位置における被伝達ギア
7よりも搬送方向前方Hfで当該被伝達ギア7に噛合す
る位置に配設してなることを特徴とする。
【0008】この場合、好適な実施の形態により、固定
ギア11は遊星ギア12を被伝達ギア7側に押す方向に
回転させる。また、駆動機構部8は搬入位置Diに対応
させて配設するとともに、駆動機構部9…は複数の搬出
位置Do…に対応させて配設する。
【0009】これにより、一定間隔置きに配した複数の
垂直搬送テーブル2…は、垂直搬送部3により循環移動
せしめられる。そして、垂直搬送テーブル2…は基準停
止位置となる搬入位置Diで停止し、郵便物Mを受け入
れるとともに、複数段の搬出位置Do…まで移動し、指
定された基準停止位置となる搬出位置Doで郵便物Mを
送り出す。この際、停止した搬入位置Di及び搬出位置
Doでは、駆動機構部8,9…におけるモータ駆動部1
0により固定ギア11が回転し、さらに、遊星ギア12
が回転せしめられるため、この遊星ギア12に噛合する
垂直搬送テーブル2の被伝達ギア7も回転せしめられ
る。この結果、垂直搬送テーブル2の空転ローラ4が回
転し、空転ローラ4と5間に架け渡した無端搬送ベルト
6が移動する。よって、郵便物Mは、搬入位置Diでは
垂直搬送テーブル2上に円滑に搬入されるとともに、指
定された搬出位置Doでは垂直搬送テーブル2から円滑
に搬出される。
【0010】また、この際において、遊星ギア12は、
固定ギア11よりも垂直搬送テーブル2の搬送方向前方
Hfの待機位置Dsで弾性変位可能に支持されるととも
に、基準停止位置における被伝達ギア7よりも搬送方向
前方Hfで当該被伝達ギア7に噛合するため、垂直搬送
テーブル2の停止位置が正規の基準停止位置に対してズ
レたとしても、遊星ギア12の弾性変位によりそのズレ
は吸収され、遊星ギア12から被伝達ギア7に対して確
実かつ安定に回転伝達される。なお、垂直搬送テーブル
2の循環移動時には、被伝達ギア7によって遊星ギア1
2は固定ギア11を公転する方向に押し退けられる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、本実施例に係る紙葉類区分装置の全
体構成について説明する。なお、実施例は紙葉類区分装
置として、書留郵便物を区分けする郵便物区分装置Aを
例示する。
【0013】郵便物区分装置Aは図13〜図15に示す
ように、スタッカPsと区分装置本体Pを備える。さら
に、区分装置本体PはフィーダユニットP1、本発明に
係る垂直搬送機構1を内蔵する垂直搬送ユニットP2及
び一又は二以上の水平搬送ユニットP3…を備える。
【0014】スタッカPsは区分装置本体Pにおける供
給部Piの近傍にセッティングするもので、上方が開放
されたケーシング20の内部に、多数の郵便物M…(図
15参照)を積重ねて収容できる。
【0015】一方、フィーダユニットP1は、ピックア
ンドプレイス部Q1、フィーダ本体部Q2及び情報読取
部Q3を備える。ピックアンドプレイス部Q1は、水平
に配したアーム機構部21と、このアーム機構部21の
異なる位置に位置が変更可能に支持される複数の吸着部
22,23及び24と、アーム機構部21を上下方向及
び前後方向に移動させる移動機構部25を有し、供給部
Piの近傍にセッティングされたスタッカPsの内部に
積重ねられた郵便物M…を、吸着部22,23及び24
により上から吸着し、一つずつ順次取り出して供給部P
i(フィーダ本体部Q2)に送り込む機能を有する。
【0016】フィーダ本体部Q2は図15に示すよう
に、スタッカPs寄りに配した第一フィーダ部31と垂
直搬送ユニットP2寄りに配した第二フィーダ部32を
備える。第一フィーダ部31は前後に配した駆動ローラ
33及び空転ローラ34に架け渡した4本の無端搬送ベ
ルト35…により構成する。なお、第二フィーダ部32
も第一フィーダ部31と同様に構成する。また、第一フ
ィーダ部31には郵便物Mが置かれた後、通過したこと
を検出する第一センサ36を設けるとともに、第二フィ
ーダ部32には郵便物Mが通過したことを検出する第二
センサ37及び郵便物Mのサイズを検出する第三センサ
38を配設する。さらに、第一フィーダ部31と第二フ
ィーダ部32間には第一シャッタ機構39を配設すると
ともに、第二フィーダ部32の搬送方向前方には第二シ
ャッタ機構40を配設する。なお、41は郵便物Mのミ
スセットを検出するセンサである。また、42は操作パ
ネルであり、各種操作キー及び表示ランプ類を配設す
る。
【0017】他方、情報読取部Q3はフィーダ本体部Q
2の上方に位置し、フィーダ本体部Q2上の郵便物(書
留郵便物)Mを走査することにより、郵便物Mのバーコ
ード,郵便番号を読み取る機能を有する。
【0018】次に、垂直搬送ユニットP2に内蔵する本
発明に係る垂直搬送機構1の構成について、図1〜図1
1を参照して説明する。垂直搬送機構1は図4に示すよ
うに、十四台の垂直搬送テーブル2…を上下方向に循環
させる垂直搬送部3を備える。垂直搬送部3は左面循環
機構部52と右面循環機構部53を備える。左面循環機
構部52は図4に示すように、四隅に配した四つのスプ
ロケットギア54…にメインチェーン55を架け渡して
構成したメイン循環部56と、上下に配した一対のスプ
ロケットギア57…にサブチェーン58を架け渡して構
成したサブ循環部59からなり、サブ循環部59はメイ
ン循環部56に対して、フィーダユニットP1側に離間
して配する。なお、図8に示すように、各スプロケット
ギア54…,57…,メインチェーン55及びサブチェ
ーン58はそれぞれ二つずつ組み合わせたツイン構成と
して安定化を図っている。
【0019】他方、右面循環機構部53も図5に示すよ
うに、メイン循環部56と同様に構成したメイン循環部
60及びサブ循環部59と同様に構成したサブ循環部6
1を備えるが、位置関係は左面循環機構部52に対して
反対となる。なお、右面循環機構部53において、62
…及び63…はスプロケットギア、64はメインチェー
ン、65はサブチェーンを示す。
【0020】一方、垂直搬送テーブル2は、図7に示す
ように、ベース部71に回動自在に支持される一対の離
間した空転ローラ4,5に、四本の無端搬送ベルト6…
を架け渡して構成する。これにより、上面に郵便物Mを
載せることができる平面視が矩形状の垂直搬送テーブル
2となる。そして、垂直搬送テーブル2の一方の対角線
上における両隅部のベース部71には、ブラケット7
5,76をそれぞれ固定し、各ブラケット75,76に
は支軸77…を介して、ガイドローラ78,79をそれ
ぞれ回動自在に取付ける。また、各支軸77…にはジョ
イント部材80,81を回動自在に取付け、このジョイ
ント部材80,81をメインチェーン55,64に固定
する。このように、各垂直搬送テーブル2…は一方の対
角線上における両隅部がメインチェーン55,64に対
して回動自在に取付けられるとともに、十四台の垂直搬
送テーブル2…はメインチェーン55,64に沿って等
間隔で取付けられる。
【0021】さらに、垂直搬送テーブル2の他方の対角
線上における両隅部のベース部71には係合プレート8
2…を固定し、各係合プレート82…には図6に示すよ
うな横U形のピン係合凹部83…を形成する。また、一
方(左面循環機構部52寄り)の係合プレート82には
支軸84を介してガイドローラ85を回動自在に取付け
るとともに、他方(右面循環機構部53寄り)の係合プ
レート82の近傍に位置する空転ローラ4の軸端部には
被伝達ギア7を取付ける。一方、右面循環機構部53寄
りに位置するベース部71であって、ガイドローラ79
と被伝達ギア7間にはガイドローラ87を配設する。こ
れにより、垂直搬送テーブル2の両側には、位置の異な
る前後一対のガイドローラが設けられる。他方、サブチ
ェーン58,65には、それぞれ図6及び図8に示すよ
うな十四個の係合ピン88…をチェーンに沿って等間隔
に取付ける。
【0022】このような構成により、メインチェーン5
5,64及びサブチェーン58,65は、図中矢印Hf
方向に移動し、メインチェーン55,64が垂直方向に
あるときの垂直搬送テーブル2…は、メインチェーン5
5,64に支持されることに加え、サブチェーン58,
65の一方に支持される。即ち、垂直搬送テーブル2…
が下降するときは左面循環機構部52側のサブチェーン
58における係合ピン88…にピン係合凹部83…が係
合し、垂直搬送テーブル2…は水平状態に三点支持され
るとともに、垂直搬送テーブル2…が上昇するときは右
面循環機構部53側のサブチェーン65における係合ピ
ン88…にピン係合凹部83…が係合し、垂直搬送テー
ブル2…は水平状態に三点支持される。これに対して、
メインチェーン55,64が水平方向にあるときの上端
及び下端に位置する垂直搬送テーブル2…は、いずれも
ピン係合凹部83…と係合ピン88…の係合が解除され
て二点支持となるが、ピン係合凹部83…と係合ピン8
8…の係合が解除される移動区間には、図9に示すよう
に、前記ガイドローラ78,85をガイドする上下一対
のガイドプレート89,90、さらに、91,92を配
設して、垂直搬送テーブル2…を水平状態に維持する。
なお、図9は左面循環機構部52の上端のみを示した
が、右面循環機構部53にもガイドローラ79,87を
ガイドする同様のガイドプレートを備えるとともに、各
循環機構部52及び53の下端側にも同様のガイドプレ
ートを付設する。
【0023】ところで、図9に示すように、メイン循環
路56における上側のスプロケットギア54,54は支
持プレート93に取付けるとともに、この支持プレート
93を機体フレーム94に取付ける。支持プレート93
と機体フレーム94は垂直方向に形成した長孔95…と
ネジ96…用いてネジ止し、固定された機体フレーム9
4に対して支持プレート93の上下方向位置を変更でき
るように構成する。また、サブ循環路59における上側
のスプロケットギア57は支持プレート97に取付ける
とともに、この支持プレート97を機体フレーム94に
取付ける。支持プレート97と機体フレーム94は垂直
方向に形成した長孔98…とネジ99…用いてネジ止
し、固定された機体フレーム94に対して支持プレート
97の上下方向位置を変更できるように構成する。この
ような構成は右面循環機構部53も同様である。
【0024】これにより、長期間使用し、メインチェー
ン55及びサブチェーン58に弛みを生じた際は、支持
プレート93及び97を上方に変位させて、弛みを取る
ことができる。したがって、前記ガイドプレート89,
90,91,92の一部又は全部は、支持プレート93
に取付けることが望ましい。これにより、支持プレート
93の位置を変更した際には、同時にガイドプレート8
9,90,91,92の位置が変更される。
【0025】他方、図4に示すように、垂直搬送部3の
搬入側には前記第二フィーダ部32の搬出側が臨み、こ
の第二フィーダ部32は垂直搬送部3の搬入搬出時の基
準停止位置における下から二段目の垂直搬送テーブル2
に対向する。第二フィーダ部32に対向する垂直搬送テ
ーブル2の位置は搬入位置Diとなる。なお、100は
垂直搬送部3の駆動機構であり、サーボモータ101の
回転が伝達機構102を介して下端のスプロケットギア
54,57及び右面循環機構部53側に伝達される。こ
の場合、図10に示すように、サーボモータ101、サ
ーボモータ101の回転数(回転角)を検出するパルス
エンコーダ103及びサーボモータ位置決め制御部10
4によりサーボ制御系が構成され、正確な送り制御が行
われる。即ち、垂直搬送部3における垂直搬送テーブル
2…は、各垂直搬送テーブル2…間の距離だけ正確かつ
間欠的に移動する必要がある。このため、プログラム制
御部105に、各垂直搬送テーブル2…間の距離に対応
する所定のモータ制御量(設定パルス数X)を予め実測
等により求めて記憶させておき、稼働時に、この設定パ
ルス数Xをサーボモータ位置決め制御部104に指令値
として付与する。これにより、各垂直搬送テーブル2…
は正確な基準停止位置に停止しつつ間欠送りされる。
【0026】また、搬出側における搬出位置Do…で停
止する六台の垂直搬送テーブル2…には、機体フレーム
側における垂直搬送部3に対向する位置に固定して配設
した六台の搬出側駆動機構部9…から回転が伝達され
る。なお、図4には最上段における駆動機構部9のみを
示し、他の段における駆動機構部9は省略した。
【0027】この駆動機構部9は、図1に示すように、
ベースプレート14に支持されるモータ駆動部10、こ
のモータ駆動部10の回転出力軸に取付けた駆動ギア1
5、この駆動ギア15に噛合し、かつ支軸16により回
動自在に支持された固定ギア11、前記支軸16により
一端が回動自在に支持された可動プレート17の他端に
支軸18を介して回動自在に取付けた遊星ギア12を有
する。そして、この遊星ギア12は固定ギア11に噛合
するとともに、固定ギア11の回りを公転自在となる。
一方、可動プレート17はスプリング18により垂直搬
送テーブル2…の搬送方向後方に付勢され、かつ図3に
示すストッパ19により規制される。規制されるこの位
置は遊星ギア12の待機位置Dsとなり、これにより、
遊星ギア12は待機位置Dsにおいて垂直搬送テーブル
2の搬送方向前方Hfに対して弾性変位可能に支持され
る。
【0028】この待機位置Dsは図3に示すように、固
定ギア11の支軸16を通る水平線Khよりも上方、即
ち、固定ギア11よりも垂直搬送テーブル2の搬送方向
前方Hfであって、支軸16を通る垂直線Kvよりも被
伝達ギア7側となる領域Z内に位置するように設定す
る。また、図1に示すように、垂直搬送テーブル2の基
準停止位置では、被伝達ギア7の軸心が、遊星ギア12
の支軸18と固定ギア11の支軸16を結ぶ直線Ksよ
りも下方領域に位置するようにし、遊星ギア12を基準
停止位置における垂直搬送テーブル2の被伝達ギア7よ
りも搬送方向前方Hfで当該被伝達ギア7に噛合させ
る。
【0029】これにより、垂直搬送テーブル2の停止時
には、図1に示すように、遊星ギア12に被伝達ギア7
が噛合して回転伝達される。この際、垂直搬送テーブル
2の停止位置が多少ズレても、そのズレは遊星ギア12
の弾性変位により吸収される。また、この場合、固定ギ
ア11は遊星ギア12を被伝達ギア7側に押す方向に回
転するため、遊星ギア12の回転は被伝達ギア7に食い
込む方向となり、回転は確実に伝達される。一方、モー
タ駆動部10には、常時、微弱な励磁電流を流し、円滑
かつ確実な起動及び回転伝達が行われるようにする。な
お、垂直搬送テーブル2を送り出す際は、モータ駆動部
10は停止し、被伝達ギア7は遊星ギア12を押し退け
て移動する。
【0030】また、搬入側においても、下から二段目の
垂直搬送テーブル2に対して回転伝達する搬入側駆動機
構部8を配設する。この駆動機構部8の基本的な構成及
び条件は搬出側駆動機構部9と同じであるが、上下方向
が反転する。この駆動機構部8を図2に示す。同図にお
いて、10はモータ駆動部、15iは駆動ギア、11は
固定ギア、12は遊星ギアを示す。
【0031】他方、垂直搬送部3の搬出側には、左面循
環機構部52及び右面循環機構部53に対向する六台の
搬出テーブル106…を上下方向に一定間隔置きに配設
する。搬出テーブル106…の間隔は垂直搬送テーブル
2…の間隔と同一に設定するとともに、垂直搬送テーブ
ル2…の基準停止位置となる搬出位置Do…に一致す
る。なお、図4には最上段の搬出テーブル106のみを
図示し、他の段の搬出テーブル106は省略した。な
お、搬出テーブル106…の構成及び駆動系については
後述する。
【0032】次に、水平搬送ユニットP3について、図
4及び図13を参照して説明する。水平搬送ユニットP
3には上下方向に六段、搬送方向に四列の区分ボックス
107…を有する。なお、水平搬送ユニットP3…は複
数用意し、順次連結して使用できる。したがって、一台
の水平搬送ユニットP3は24個の区分ボックス107
…を備えるため、n台の水平搬送ユニットP3…を利用
した場合には24×n個の区分ボックス107…に区分
けできる。
【0033】水平搬送ユニットP3における最上位に位
置する一段目は図4に示すように構成する。なお、同図
において、二段目から六段目は図示しないが一段目の構
成と同一である。一段目の構成は着脱式の四個の区分ボ
ックス107…が水平方向に順次配されており、各区分
ボックス107…の上方には四つの水平搬送テーブル1
08…をそれぞれ配する。各水平搬送テーブル108…
は前述した搬出テーブル106とともに、同一水平面上
に配列する。一台の水平搬送テーブル108及び搬出テ
ーブル106は、前述した垂直搬送テーブル2と同様、
離間した一対の空転ローラ間に4本の無端ベルトを架け
渡して構成する。これにより、上面に郵便物Mを載せる
ことができる平面視が矩形状の水平搬送テーブル108
及び搬出テーブル106となる。また、搬送方向におい
て後側の空転ローラのシャフトは機体フレーム側にその
位置が固定されて支持されるとともに、シャフトの一端
に被駆動ギア109を取付ける。そして、駆動機構11
0から被駆動ギア109に対して回転伝達される。この
場合、搬出テーブル106及び水平搬送テーブル108
…の前側は上下に変位可能となり、郵便物Mを次のテー
ブルへ搬送可能な水平に位置する搬送位置又は前下がり
に傾斜して次の水平搬送テーブル108の下方に位置す
る区分ボックス107に郵便物Mを投入可能な排出位置
へ選択的に位置させることができる。
【0034】次に、垂直搬送機構1の動作を含む郵便物
区分装置Aの全体動作について、図1〜図15を参照し
て説明する。
【0035】まず、積重ねられた多数の郵便物M…を収
容したスタッカPsは区分装置本体Pにおける供給部P
i近傍の定位置にセッティングする。次に、電源スイッ
チをONにする。電源スイッチのONにより、垂直搬送
機構1の補正処理が行われる。この補正処理により垂直
搬送テーブル2の基準停止位置に対する正確な位置決め
が担保される。この補正処理について、図12に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0036】まず、図11(a)に示すように、14台
の垂直搬送テーブル2…中の一台にはシャッタプレート
120を取付けるとともに、機体フレーム121側には
シャッタプレート120の通過を検出できる光学式の原
点位置センサ122を配設する。なお、原点位置センサ
122は、例えば、搬出側における最下段の垂直搬送テ
ーブル2を検出できるように配設するとともに、図10
に示すように、プログラム制御部105に接続する。
【0037】電源スイッチのON(又はイニシャル時)
により、垂直搬送テーブル2の送り動作が行われる(ス
テップS1,S2)。この場合、送り動作はシャッタプ
レート120を原点位置センサ122が検出(ON)す
るまで連続移動させる。そして、原点位置センサ122
がシャッタプレート120を検出したなら、低速送りに
変更する(ステップS3,S4)。一方、シャッタプレ
ート120が原点位置センサ122を通過し、原点位置
センサ122がOFFしたなら、即時停止させる(ステ
ップS5,S6)。この状態を図11(a)に示す。こ
の停止位置は正確な原点となる。
【0038】一方、垂直搬送テーブル2は、サーボモー
タ101に対して設定パルス数Xを与えらることにより
順次一段ずつ送られる(ステップS7)。今、シャッタ
プレート120を有する垂直搬送テーブル2が一巡して
原点に戻ってきた場合を想定する。設定パルス数Xは予
め正確に設定されるため、正常であれば、一巡した後で
あってもシャッタプレート120は図11(a)の原点
位置に停止するから、原点位置センサ122はONしな
い。したがって、そのまま設定パルス数Xにより運転で
きる(ステップS8)。
【0039】しかし、バックラッシュの増大やチェーン
の伸び等により、一巡した後のシャッタプレート120
が図11(b)に示すように原点位置の手前で停止すれ
ば、原点位置センサ122はONする(ステップS
9)。よって、この場合には、設定パルス数Xに対して
予め設定したパルス数aを加算する補正を行う(ステッ
プS10)。これにより、次からは補正された設定パル
ス数X+aに基づいてサーボモータ101が制御され
る。ところで、このような補正を行う理由は次のとおり
である。垂直搬送テーブル2から郵便物Mが搬出される
際に、垂直搬送テーブル2が搬出テーブル106よりも
下方に停止した場合は、郵便物Mが垂直搬送テーブル2
の端部に当たり、搬出されなくなる弊害を生ずる虞れが
ある。一方、垂直搬送テーブル2が搬出テーブル106
よりも上方に停止した場合はさほど問題とはならない。
したがって、原点位置センサ122とシャッタプレート
120により、垂直搬送テーブル2が搬出テーブル10
6よりも下方に停止する場合のみを、稼動開始時である
電源スイッチのON時に検出し、上記弊害を確実に防止
する。なお、一回の補正では不十分の場合には繰り返し
て同様の補正処理が行われる。
【0040】他方、郵便物Mの区分処理は次のように行
われる。まず、操作パネル42におけるスタートボタン
を押すことにより、ピックアンドプレイス部Q1が作動
し、スタッカPsに収容された一番上の郵便物Mを吸着
して第一フィーダ部31おける供給部Piに搬入する。
これにより、郵便物Mは第一フィーダ部31により搬送
される。この際、郵便物Mは第一センサ36により検出
されるとともに、搬送中に第一シャッタ機構39により
止められることにより、斜めの郵便物Mは搬送方向に平
行に揃えられる。
【0041】そして、マニュアル処理の場合は、使用者
が郵便物Mの郵便番号を読み取り、キーボードから郵便
番号を入力した後、エンタキーを押せば、第一シャッタ
機構39が開き、郵便物Mは第二フィーダ部32に送ら
れる。また、自動処理の場合は、第一シャッタ機構39
により停止した郵便物Mの郵便番号が情報読取部Q3に
より読み取られた後、第一シャッタ機構39が開き、郵
便物Mは第二フィーダ部32に送られる。
【0042】一方、郵便物Mは第二フィーダ部32によ
り搬送されるとともに、第二センサ37により検出さ
れ、第二シャッタ機構40により止められる。なお、第
二フィーダ部32による搬送中において、郵便物Mのバ
ーコードが情報読取部Q3により読み取られる。
【0043】そして、垂直搬送テーブル2が基準停止位
置となる搬入位置Diに停止すれば、駆動機構部8によ
り垂直搬送テーブル2の無端搬送ベルト6…が移動する
とともに、第二シャッタ機構40が開いて、第二フィー
ダ部32上の郵便物Mは垂直搬送テーブル2に搬入され
る。この場合、停止した搬入位置Diでは、駆動機構部
8におけるモータ駆動部10により固定ギア11が回転
し、遊星ギア12を介して搬送テーブル2の被伝達ギア
7が回転せしめられる。この結果、空転ローラ4が回転
し、空転ローラ4と5間に架け渡した無端搬送ベルト6
が移動する。よって、郵便物Mは第二フィーダ部32か
ら垂直搬送テーブル2上に円滑かつ確実に搬入される。
【0044】また、遊星ギア12は、固定ギア11より
も垂直搬送テーブル2の搬送方向前方Hfの待機位置D
sで弾性変位可能に支持されるとともに、遊星ギア12
は基準停止位置における被伝達ギア7よりも搬送方向前
方Hfで当該被伝達ギア7に噛合するため、垂直搬送テ
ーブル2の停止位置が正規の基準停止位置に対してズレ
たとしても、遊星ギア12の弾性変位によりそのズレは
吸収され、遊星ギア12から被伝達ギア7に対して確実
かつ安定に回転伝達される。
【0045】なお、郵便物Mのサイズは、第三センサ3
8により検出され、駆動機構部8の動作は停止するとと
もに、垂直搬送テーブル2…は、サーボモータ101に
付与される設定パルス数X(又はX+a)の制御により
一段送られる。この際、遊星ギア12は、被伝達ギア7
により押し退けられ、固定ギア11の公転方向に変位す
る。
【0046】他方、垂直搬送ユニットP2における搬出
側では、垂直搬送テーブル2が基準停止位置となる指定
された搬出位置Doに停止した際に、郵便物Mを搬送す
る区分ボックス107が存在する段における駆動機構部
9が作動する。この際、搬入側と同様に、停止した搬出
位置Doでは、駆動機構部9のモータ駆動部10により
固定ギア11が回転し、遊星ギア12を介して垂直搬送
テーブル2の被伝達ギア7が回転せしめられる。この結
果、空転ローラ4が回転し、空転ローラ4と5間に架け
渡した無端搬送ベルト6が移動する。よって、郵便物M
は指定された搬出位置Doにおいて垂直搬送テーブル2
から円滑かつ確実に搬出される。
【0047】一方、搬出された郵便物Mは搬出テーブル
106及び水平搬送テーブル108により搬送される。
そして、投入すべき区分ボックス107の手前における
搬出テーブル106又は水平搬送テーブル108が前下
がりに傾斜する排出位置に変位制御されることにより、
郵便物Mは指定された目的の区分ボックス107に投入
される。
【0048】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、郵便物区分装置を例示したが、任意の紙葉類を
区分けする紙葉類区分装置として利用できる。その他、
細部の構成、形状、数量、手法等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0049】
【発明の効果】このように、本発明に係る紙葉類区分装
置の垂直搬送機構は、垂直搬送テーブルを、離間した一
対の空転ローラと、各空転ローラ間に架け渡した無端搬
送ベルトと、前記空転ローラを回転させる被伝達ギアを
備えて構成するとともに、モータ駆動部と、このモータ
駆動部により回転する固定ギアと、この固定ギアに対し
て噛合しつつ公転自在に支持され、かつ固定ギアよりも
垂直搬送テーブルの搬送方向前方となる待機位置で弾性
変位可能に支持される遊星ギアを備える駆動機構部を、
垂直搬送部に対向し、かつ遊星ギアが前記基準停止位置
における被伝達ギアよりも前記搬送方向前方で当該被伝
達ギアに噛合する位置に配設してなるため、次のような
顕著な効果を奏する。
【0050】 垂直搬送テーブルに対する紙葉類の搬
入及び搬出を円滑かつ確実に行えるとともに、機構の簡
略化,低コスト化及び軽量化を図ることができる。
【0051】 垂直搬送テーブルの基準停止位置に対
するズレを吸収することにより、動作の安定性及び確実
性、さらには信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る垂直搬送機構における搬出側駆動
機構部の構成図、
【図2】同垂直搬送機構における搬入側駆動機構部の一
部構成図、
【図3】同垂直搬送機構における搬出側駆動機構部の原
理説明図、
【図4】同垂直搬送機構及び水平搬送ユニットの原理的
側面構成図、
【図5】同垂直搬送機構における垂直搬送部の原理的斜
視構成図、
【図6】同垂直搬送機構における垂直搬送テーブルの側
面図、
【図7】同垂直搬送機構における垂直搬送部の一部を示
す平面図、
【図8】同垂直搬送機構における垂直搬送テーブルとチ
ェーンとの結合状態を示す平面図、
【図9】同垂直搬送機構の一部を示す側面図、
【図10】同垂直搬送機構の駆動制御系のブロック図、
【図11】同垂直搬送機構におけるシャッタプレートと
原点位置センサの関係を示す作用説明図、
【図12】同垂直搬送機構における補正処理の手順を示
すフローチャート、
【図13】同垂直搬送機構を備える紙葉類区分装置の外
観側面図、
【図14】同紙葉類区分装置の外観正面図、
【図15】同紙葉類区分装置におけるフィーダ本体部の
平面図、
【符号の説明】
1 垂直搬送機構 2… 垂直搬送テーブル 3 垂直搬送部 4 空転ローラ 5 空転ローラ 6… 無端搬送ベルト 7 被伝達ギア 8 駆動機構部(搬入側) 9… 駆動機構部(搬出側) 10 モータ駆動部 11 固定ギア 12 遊星ギア M 郵便物 Di 搬入位置 Do 搬出位置 Ds 待機位置 Hf 搬送方向前方
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚田 潔 長野県長野市稲里町下氷鉋1163番地 長野 日本無線株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔置きに配した複数の垂直搬送テ
    ーブルを循環移動させ、基準停止位置となる搬入位置で
    垂直搬送テーブルに紙葉類を受け入れ、かつ基準停止位
    置となる複数段の搬出位置における指定された搬出位置
    で垂直搬送テーブルから紙葉類を送り出す垂直搬送部を
    有する紙葉類区分装置の垂直搬送機構において、垂直搬
    送テーブルを、離間した一対の空転ローラと、各空転ロ
    ーラ間に架け渡した無端搬送ベルトと、前記空転ローラ
    を回転させる被伝達ギアを備えて構成するとともに、モ
    ータ駆動部と、このモータ駆動部により回転する固定ギ
    アと、この固定ギアに対して噛合しつつ公転自在に支持
    され、かつ固定ギアよりも垂直搬送テーブルの搬送方向
    前方となる待機位置で弾性変位可能に支持される遊星ギ
    アを備える駆動機構部を、垂直搬送部に対向し、かつ遊
    星ギアが前記基準停止位置における被伝達ギアよりも前
    記搬送方向前方で当該被伝達ギアに噛合する位置に配設
    してなることを特徴とする紙葉類区分装置の垂直搬送機
    構。
  2. 【請求項2】 固定ギアは遊星ギアを被伝達ギア側に押
    す方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の紙
    葉類区分装置の垂直搬送機構。
  3. 【請求項3】 駆動機構部は搬入位置に対応させて配設
    したことを特徴とする請求項1記載の紙葉類区分装置の
    垂直搬送機構。
  4. 【請求項4】 駆動機構部は複数の搬出位置に対応させ
    て配設したことを特徴とする請求項1記載の紙葉類区分
    装置の垂直搬送機構。
  5. 【請求項5】 紙葉類は郵便物であることを特徴とする
    請求項1記載の紙葉類区分装置の垂直搬送機構。
JP28451595A 1995-10-04 1995-10-04 紙葉類区分装置の垂直搬送機構 Pending JPH08299912A (ja)

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