JPH08301116A - 列車運転制御装置 - Google Patents

列車運転制御装置

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Publication number
JPH08301116A
JPH08301116A JP7113210A JP11321095A JPH08301116A JP H08301116 A JPH08301116 A JP H08301116A JP 7113210 A JP7113210 A JP 7113210A JP 11321095 A JP11321095 A JP 11321095A JP H08301116 A JPH08301116 A JP H08301116A
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JP
Japan
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command
train
driving
brake
ground
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JP7113210A
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English (en)
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Kyo Mitsuyoshi
京 三吉
Yuji Fujiwara
裕二 藤原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定閉塞区間を有しない新交通システムにお
いて、地上側で各列車の運転指令を集中的に管理し、シ
ステムの簡素化、保守の容易性を図る。 【構成】 地上の運行管理装置40によって列車20,30 の
ダイヤ、走行位置、軌道状態などを総合的に管理し、列
車位置検出装置51a,51b,…によって各列車の位置を検出
し、運転指令判断部41によってこれらの運行管理情報と
各列車の位置情報とに基づき力行、だ行、ブレーキ指令
などの運転指令を作成し、運転指令送信部42によってそ
の運転指令を列車ごとに送信する。各列車20,30 側で
は、自車宛の運転指令を運転指令受信装置21,31 によっ
て受信すると、運転指令表示装置22,32 が受信した運転
指令を運転者に対して表示する。これによって、運転者
は運転指令表示装置22,32 の運転指令にしたがって運転
操作することにより、移動閉塞方式であっても安全に運
転できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道システムにおける列
車運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】列車の追突や衝突を防止するための列車
間隔制御方式として、従来は、軌道に沿って閉塞区間を
固定的に設定する固定閉塞方式を採用し、その区間単位
で列車の存在を検知し、また列車制御信号を地上信号機
により灯火したり、列車に個別に伝送したりしている。
図6は従来の固定閉塞区間方式の列車運転制御装置を示
しており、閉塞区間i,i−1,…とあり、先行列車1
が閉塞区間iを走行しているとき、後続列車2が先行列
車1の存在している閉塞区間iに進入しないようにその
直前の閉塞区間i−1に停止信号を現示し、後続列車2
をその閉塞区間i−1に停止させるようにしている。
【0003】また各区間の列車の存在を検知するため
に、軌道10を長手方向に複数の区間に分割してループ
状に信号電流を流して軌道回路5,6を形成し、列車の
車輪がこの電流を短絡することによって列車の存在を判
定する列車検知回路3,4を地上に設置し、例えば、列
車1が閉塞区間iに存在していて列車検知回路3が検知
すれば、その列車検知信号を隣接する閉塞区間i−1の
列車検知回路4に伝送し、この閉塞区間i−1の地上信
号機を灯火させ、また閉塞区間i−1を走行する後続列
車2に伝送して自動停止させるようにしている。
【0004】また列車操縦は運転士が行う場合がほとん
どであるが、一部の鉄道では、列車上に設備された車上
装置に自動列車制御装置を備えさせ、列車停止信号その
他の列車制御信号を受けると標準運転速度にしたがって
自動で列車を走行させる自動列車運行システムも実用化
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の列車運転制御装置では、列車検知及び列車制御信
号現示のための地上設備の保守に時間と労力がかかるこ
と、また列車自動運転においては個々の車上装置にイン
テリジェンスをもたせるために相応の計算機が必要とな
り、その保守に時間と労力がかかる問題点があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、鉄道交通システム全体としての装置の
集中化、簡素化、価格の低廉化、保守の容易性、運転の
省力化を可能とする列車運転制御装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の列車運
転制御装置は、各列車の位置を検出する地上の列車位置
検出手段と、各列車に対し、列車間の衝突防止のために
列車位置検出手段が検出する各列車の位置関係に基づ
き、いずれかの列車にブレーキ指令を指示する必要があ
るかどうか判断する地上のブレーキ指令判断手段と、ブ
レーキ指令を所定の列車に送信する地上のブレーキ指令
送信手段と、自車宛のブレーキ指令を受信する列車上の
ブレーキ指令受信手段と、運転席近くに設置され、ブレ
ーキ指令受信手段が受信するブレーキ指令を提示するブ
レーキ指令提示手段とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明の列車運転制御装置は、軌
道上の各列車の運行を管理する地上の運行管理手段と、
各列車の位置を検出する列車位置検出手段と、運行管理
手段が有する運行管理情報と列車位置検出手段が検出す
る各列車の位置情報とに基づき、力行指令、だ行指令、
衝突防止のためのブレーキ指令又は駅停車あるいは速度
制限遵守のためのブレーキ指令を指示する必要があるか
どうか各列車ごとに判断する地上の運転指令判断手段
と、力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を各列車に送
信する地上の運転指令送信手段と、自車宛の力行指令、
だ行指令又はブレーキ指令を受信する列車上の運転指令
受信手段と、運転席近くに設置され、運転指令受信手段
が受信する力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を提示
する運転指令提示手段とを備えたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明の列車
運転制御装置において、さらに、ブレーキ指令受信手段
がブレーキ指令を受信する時に列車にブレーキをかける
自動ブレーキ手段を備えたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項2の発明の列車
運転制御装置において、さらに、運転指令受信手段が自
車宛の力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を受信する
ときに列車を力行、だ行又はブレーキ走行させる自動運
転手段を備えたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明の列車
運転制御装置において、さらに、所定のスポットを撮像
する列車上の撮像手段と、撮像手段の画像信号を運行管
理手段に送信する画像送信手段と、画像送信手段からの
画像信号を受信する地上の画像受信手段と、画像受信手
段が受信する画像信号を表示する画像表示手段と、運転
指令判断手段の運転指令に対して手動介入するための運
転指令補佐手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明の列車運転制御装置では、地上
の列車位置検出手段によって各列車の位置を検出し、ブ
レーキ指令判断手段が各列車の位置関係に基づき、列車
間の衝突防止のためにいずれかの列車にブレーキ指令を
指示する必要があるかどうか判断する。そしてブレーキ
指令の必要があると判断すれば、ブレーキ指令送信手段
によってブレーキ指令を所定の列車に送信する。列車側
では、自車宛にブレーキ指令が送られてくれば、ブレー
キ指令受信手段によって受信し、ブレーキ指令提示手段
によってブレーキ指令を運転者に対して提示し、ブレー
キをかけさせる。
【0013】これによって、移動閉塞方式で列車運行さ
せていても、運転者に後続列車を先行列車と安全車間距
離をとって運転させることができる。
【0014】請求項2の発明の列車運転制御装置では、
運行管理手段によって各列車のダイヤ、走行位置、軌道
状態などを総合的に管理し、また列車位置検出手段によ
って各列車の位置を検出し、運転指令判断手段によっ
て、これらの運行管理情報と各列車の位置情報とに基づ
き、力行指令、だ行指令、衝突防止のためのブレーキ指
令又は駅停車あるいは速度制限遵守のためのブレーキ指
令を指示する必要があるかどうかを各列車ごとに判断す
る。そして各列車に力行指令、だ行指令又はブレーキ指
令を指示する必要があると判断すると、運転指令送信手
段によって列車ごとに力行指令、だ行指令又はブレーキ
指令を送信する。
【0015】これに対して各列車側では、自車宛の力行
指令、だ行指令又はブレーキ指令を運転指令受信手段に
よって受信すると、運転指令提示手段が受信した力行指
令、だ行指令又はブレーキ指令を運転者に対して提示す
る。
【0016】これによって、運転者は運転指令提示手段
の提示情報にしたがって運転操作することにより、移動
閉塞方式であっても安全に運転することができるように
なる。
【0017】請求項3の発明の列車運転制御装置では、
ブレーキ指令受信手段がブレーキ指令を受信する時に自
動ブレーキ手段によって列車にブレーキを自動的にか
け、運転者のブレーキ操作のし忘れが発生した場合でも
安全に後続列車の停止ができ、安全性の向上が図れる。
【0018】請求項4の発明の列車運転制御装置では、
運転指令受信手段が自車宛の力行指令、だ行指令又はブ
レーキ指令を受信するときに自動運転手段によって列車
を自動的に力行運転、だ行運転又はブレーキ走行させる
ことができ、運転者が運転指令提示手段の運転指令の提
示を見過ごしたり見忘れたりしても自動運転ができ、列
車運転の安全性の向上が図れる。
【0019】請求項5の発明の列車運転制御装置では、
所定のスポットを列車上の撮像手段で撮像し、その画像
信号を地上の運行管理手段に画像送信手段によって送信
する。地上側では、その画像信号を画像受信手段で受信
して画像表示手段によって表示させる。
【0020】そこで、地上の監視員が画像表示手段の画
像を見ながら、必要と判断すれば、運転指令補佐手段に
よって運転指令判断手段の運転指令に対して手動介入し
て、補佐的な運転指令を列車側に送信する。
【0021】これによって、地上の監視員が画像情報に
基づき必要と判断すれば自動運転指令に対して補佐的な
運転指令を各列車に送信することができ、システム運用
の柔軟性が向上する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説す
る。図1は請求項1及び請求項2の発明の共通する実施
例の機能ブロック図を示している。この実施例の列車運
転制御装置は、列車運転間隔が1時間に6本程度の、幹
線鉄道と住宅地との間を結ぶ新交通システムのような鉄
道システムに適用することを想定している。軌道10は
複線で、駅11,12が設置されている。軌道10上を
2台の列車、先行列車20と後続列車30が走行してい
るとして、以下、説明する。列車20,30それぞれは
各駅11,12に停車し、規定の時刻になれば駅を出発
して一定速度まで加速し、一定速度になれば定速運転を
行い、次駅に所定距離まで近づくと減速し、定位置停止
するパターンで運転される。
【0023】これらの列車20,30には運転指令受信
装置21,31とこの運転指令受信装置21,31が受
信した運転指令、例えば、力行、だ行、ブレーキノッチ
段数などを表示する運転指令表示装置22,32が運転
室に備えられていて、この運転指令表示装置22,32
の表示を見て運転士は列車を操縦する。
【0024】一方、地上側にこの鉄道システム全線の列
車運行を統括して監視、制御する運行管理装置40が設
置されている。この運行管理装置40には運転指令判断
部41と運転指令送信部42が備えられている。
【0025】運転指令判断部41は、軌道10上に設置
されている列車検知装置51a,51b,…から入力さ
れる各列車の位置情報に基づいて列車同士の衝突を防止
し列車の間隔を調整するために、周期的に各列車20,
30にブレーキをかけさせるべきかどうか判断し、また
列車走行のためのガイダンスとして力行ノッチ、だ行、
ブレーキノッチといった操縦にかかわる運転指令を作成
し、それらのブレーキ指令、力行ノッチ指令、だ行指
令、ブレーキノッチ指令を出力し、運転指令送信部42
は運転指令判断部41の運転指令を列車20,30に送
信するようになっている。
【0026】なお、位置検知装置51a,51b,…に
は、従来の軌道回路を用いるのではなく、例えば、トラ
ンスポンダのように、列車検知装置の設置点を列車が通
過することにより列車の走行位置が把握できるような形
のものを使用する。また、より精度高く位置検出するた
めに、列車ごとにその車輪の回転数を計測して走行位置
を算出する位置検出装置を搭載させ、その位置検出装置
からの検出信号を運行管理装置40側に送信させ、運行
管理装置40側で上記の位置検知装置51a,51b,
…による位置検出値を補正する方式にすることも可能で
ある。
【0027】そして列車20,30では自車宛の運転指
令を運転指令受信装置21,31によって受信し、運転
士に対して運転指令表示装置22,32により表示す
る。
【0028】次に、上記の列車運転制御装置の動作につ
いて説明する。まず衝突防止のためのブレーキ制御につ
いて、図4に基づいて説明する。地上の運行管理装置4
0の運転指令判断部41は、各列車20,30について
その列車間隔を調べる。そして先行列車20の尾端から
余裕距離(例えば、列車長と等しいとして100mに設
定する)A、制動距離B、運転士確認距離Cを加算した
距離Lになるまで接近した地点Dをブレーキ指令開始タ
イミングとする。
【0029】ここで制動距離Bには、この路線では高密
度運転する必要がないので、簡素化を優先させて、最高
運転速度から停止までに、空走時間を考慮し、また通常
運転に用いる減速度の中で最大である常用最大ブレーキ
を使用した場合の制動距離のうち、走行する列車のすべ
ての車種を通じて一番長いものに一律に設定する。また
運転士確認距離Cは、ブレーキ指令を運転指令表示装置
22,32で確認してから実際にブレーキをかけるまで
にかかる時間の間、最高運転速度で走行した場合に要す
る距離であり、伝送遅れ時間もここに含ませる。
【0030】ここでいったん送信されたブレーキ指令
は、監視制御周期(例えば、0.5秒)ごとに見直さ
れ、先行列車20が加速するなどして列車間隔がL以上
に開けばいつでも解除し、後続列車30はノッチ切替の
ための空走時間経過後、また決められた運転速度まで加
速することになる。逆にブレーキ指令によって後続列車
30がブレーキをかけても列車間隔が狭まる一方であれ
ば、後続列車30が停止するまでブレーキ指令が与え続
けられる。
【0031】次に、運行管理装置40において列車走行
のためのガイダンスとして、力行ノッチ、だ行、ブレー
キノッチといった操縦にかかわる運転指令を作成して送
信する動作について、図5に基づいて説明する。ある列
車(ここでは先行列車20とする)がA駅11を出発す
る際、ノッチを力行のフルノッチに設定し、路線の最高
運転速度に達するまで加速を続ける。そして最高運転速
度に達すると定速走行を維持する。そして図5の運転パ
ターンでは、A駅11とB駅12との途中に速度制限区
間Eが設定されているが、この速度制限区間Eではその
制限速度を下回る速度で通過するためにだ行を開始す
る。そしてこの速度制限区間Eを列車20の尾端が通過
すると見込まれるタイミングがなれば、再び力行を開始
する。次のB駅12の手前では、乗り心地が悪くならな
いよう配慮し、かつ駅ホーム停止位置に精度よく停止で
きるようにブレーキ開始位置を予め決定しておき、また
決められた減速度が出るようにブレーキノッチのノッチ
数を決定する。
【0032】なおここで、力行ノッチやブレーキノッチ
は路線の特性、例えば勾配、曲率などの走行抵抗に関係
する線路条件に応じて予め設定され、また上記の標準走
行パターンも運行管理装置40に予め登録されているも
のとする。
【0033】そこで、運行管理装置40の運転指令判断
部41は、各列車20の走行位置を列車検知装置51
a,51b,…からの信号に基づいて検出し、予め登録
されている標準走行パターンと照らし合わせて列車20
の実際の走行位置が標準走行パターンのどこに当たるか
を決定し、いまの地点では力行ノッチをいくつにすべき
か、だ行運転すべきか、駅停車のためにブレーキノッチ
をいくつにすべきかなどを判断し、その運転指令を運転
指令送信部42から列車20に送信する。
【0034】列車20では運転指令受信装置21におい
てこれらの運転指令を受信し、力行ノッチ指令、だ行指
令、又はブレーキノッチ指令を運転指令表示装置22に
表示して運転士に知らせる。運転士はその運転指令を見
て操縦することになる。もっとも予期しないケースも発
生するので、運転士は前方を注視しながら、状況に応じ
て安全を確保するために運転指令表示装置21に表示さ
れている運転指令とは異なった操縦を行うこともある。
【0035】さらに、運行管理装置40は先行列車20
と後続列車30それぞれの走行位置を検知し、上記の監
視制御周期ごとにそれらの位置関係から列車間隔も監視
しており、間隔がブレーキ開始距離L以下まで詰まれば
衝突防止のために他の運転指令に優先させて上述した保
安ブレーキ指令を後続列車30に出力することになる。
【0036】この場合、いったんブレーキ指令が働き、
ブレーキをかけた後は、予め決められている上記の標準
走行パターンで走行するのは現実的ではなく、路線の最
高運転速度並びに速度制限の制約の中で可能な限り走行
時間が回復できるような走行パターンに則った運転指令
を運転指令判断部41で作成し、力行ノッチ指令、だ
行、ブレーキノッチ指令を運転指令送信部42から列車
30に対して送信することになる。
【0037】このようにしてこの第1の実施例の列車運
転制御装置によれば、地上の運行管理装置側で衝突防止
のためのブレーキ指令、一定の標準走行パターンに則っ
た力行ノッチ指令、だ行、ブレーキノッチ指令を作成し
て各列車に送信し、各列車上では自列車宛の運転指令を
受信して運転指令表示装置に表示して運転士に知らせ、
運転士がその運転指令を見て操縦するようにしているの
で、運転士の負担を軽減することができ、しかも他列車
との位置関係も考慮した安全な運転ができ、安全性が向
上する。
【0038】なお、上記の第1の実施例では各列車2
0,30上に運転指令表示装置22,32を搭載して運
転指令を表示して運転士に知らせるようにしたが、運転
士に耳からも知らせるように運転指令表示装置と共に運
転指令音声報知装置を設置することもできる。
【0039】また、上記の第1の実施例において、運転
指令を決定して運転士に表示する際、予め次駅までの運
転指令画面を用意し、図5に示したような標準走行パタ
ーンの運転指令ポイントと現在位置と現在の運転指令ノ
ッチを表示させるようにしてもよい。
【0040】またさらに、上記の第1の実施例では衝突
防止のためのブレーキ指令を力行ノッチ指令、だ行指
令、駅停止のためのブレーキノッチ指令などと共に運転
指令として扱う実施例を示したが、請求項1の発明の実
施例としては、この衝突防止のためにブレーキ指令のみ
を運転指令として地上側の運行管理装置40から後続列
車30に送信し、後続列車30ではそのブレーキ指令を
受けて図4に示した所定の停止ブレーキパターンで停止
するブレーキ指令を運転指令表示装置32に表示させる
機能だけを持たせることもでき、これによって安全性を
維持しつつもシステムの簡素化が図れることになる。
【0041】次に、請求項3及び請求項4の発明の共通
する実施例について、図2に基づいて説明する。この第
2の実施例は、図1に示した第1の実施例に対して、各
列車20,30に運転指令受信装置21,31と運転指
令表示装置22,32と共に、さらに自動運転装置2
3,33を設置したことを特徴とし、その他の構成は第
1の実施例と同じである。
【0042】この自動運転装置23,33は、運行管理
装置40側から衝突防止のためのブレーキ指令を受けた
ときに運転士に運転指令表示装置22,32に表示して
知らせるだけでなく、自動運転装置23,33によって
図4に示したブレーキパターンに従うブレーキ制御を自
動的に実行し、また運行管理装置40側から標準走行パ
ターンに基づく力行ノッチ指令、だ行指令、ブレーキノ
ッチ指令を受けたときにもそれらの運転指令を運転指令
表示装置22,32に表示するだけでなく、自動運転装
置23,33によって図5に示した標準走行パターンに
従うノッチ操作を自動的に行うものである。
【0043】したがって、運転士が運転指令表示装置2
2,23の表示を見落としても必要な運転操作が遅れる
ようなことがなく、自動運転装置23,33が運行管理
装置40からの運転指令に応じて即時に必要な運転を行
うことができるようになり、列車制御の集中化による車
上装置の簡素化や価格の低廉化が図れ、加えて運転士に
対する負担が軽減されるために運転士と車掌とを兼務さ
せることも可能となり、省力化にも寄与することができ
る。
【0044】なお、この第2の実施例においても、運転
指令表示装置22,32に加えて運転士に耳からも知ら
せるように運転指令音声報知装置を設置することもでき
る。
【0045】また、この第2の実施例では、衝突防止の
ためのブレーキ指令を力行指令、駅停止のためのブレー
キノッチ指令などと共に運転指令として扱う実施例を示
したが、請求項3の発明の実施例としては、衝突防止の
ためのブレーキ指令のみを運転指令として地上側の運行
管理装置40から後続列車30に送信し、後続列車30
ではそのブレーキ指令を受けて図4に示した所定の停止
ブレーキパターンで停止するブレーキ指令を運転指令表
示装置32に表示させ、また自動運転装置33によって
自動的にブレーキをかける機能だけを持たせることもで
き、これによって安全性を維持しつつもシステムの簡素
化が図れることになる。
【0046】次に、請求項5の発明の一実施例を図3に
基づいて説明する。この第3の実施例は、図2に示した
第2の実施例と同様に、各列車20,30が運転指令受
信装置21,31、運転指令表示装置22,32及び自
動運転装置23,33を備え、さらにこの実施例の特徴
として、列車先頭部及び側面、尾端、内部などに設置さ
れ、前方の様子、側方のドア近辺の様子、後方の様子、
車内の様子などを撮像するITVカメラ(工業用テレビ
カメラ)25,35と、このITVカメラ25,35が
撮像する画像信号を運行管理装置40に送信する画像送
信装置26,36とを備えている。
【0047】そして運行管理装置40は、第2の実施例
と同様に運転指令判断部41、運転指令送信部42を備
え、さらにこの実施例の特徴として、各列車20,30
からの画像信号を受信する画像受信部43と、この画像
受信部43の受信した画像信号を表示するITVモニタ
のような画像データ表示部44と、この画像データ表示
部44の画像データを監視することにより特別に手動介
入するための運転指令補佐部45とを備えている。
【0048】特にこの第3の実施例では、列車20,3
0が自動運転可能になれば、運転士が不要になったり、
運転士が車掌を兼務して運転室に在室しない時間も多く
なるが、ITVカメラ26,36が撮像する画像データ
を地上側に送信することにより、各列車の前方監視、さ
らにはドアなどの側方、後方、車内監視を地上の運行管
理装置40側で集中して行うことができる。
【0049】なお、運行管理装置40の画像データ表示
部44は、1エリアについて1台のモニタとし、同時在
線列車数を10本とすると、6秒周期でサイクリックに
各列車の前方の映像を表示し、監視員に監視させるシス
テムにすれば、各列車について1分に1回6秒間、列車
前方の監視を行えることになる。
【0050】こうしてこの第3の実施例によれば、地上
の運行管理装置40から集中して各列車の運転指令を与
え、また自動運転ができる上に、画像データ表示部44
の画像表示によって各列車の前方、側方、後方さらには
車内監視を行うことができ、必要に応じて運転指令補佐
部45によって自動運転に対する手動介入もでき、列車
運行の柔軟性を向上させることができ、安全性をさらに
向上させることができる。
【0051】なお、この第3の実施例において運行管理
装置40に設置する画像データ表示部44のモニタ台数
は特に限定されることはないが、この画像データ表示部
44のモニタ台数を増やすことによって各列車ごとの監
視時間を長くすることができる。また1台のモニタの表
示画面を分割して前方画像と共に側方画像、後方画像、
内部画像も同時に表示させる構成とすることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
地上側で各列車の位置を検出し、各列車の位置関係に基
づき、列車間の衝突防止のためにいずれかの列車にブレ
ーキ指令を指示する必要があるかどうか判断し、ブレー
キ指令の必要があると判断すればブレーキ指令を所定の
列車に送信し、列車側では、自車宛にブレーキ指令が送
られてくればブレーキ指令を運転者に対して提示するよ
うにしているので、移動閉塞方式で列車運行させていて
も、運転者に後続列車を先行列車と安全車間距離をとっ
て運転させることができ、しかもそのための各列車の運
行を地上側で集中的に監視することができ、システムの
簡素化、これに伴う保守作業の低減化を図ることができ
る。
【0053】請求項2の発明によれば、地上側で各列車
のダイヤ、走行位置、軌道状態などを総合的に管理し、
また各列車の位置を検出し、これらの運行管理情報と各
列車の位置情報とに基づき、力行指令、だ行指令、衝突
防止のためのブレーキ指令又は駅停車あるいは速度制限
遵守のためのブレーキ指令を指示する必要があるかどう
かを各列車ごとに判断し、各列車に力行指令、だ行指令
又はブレーキ指令を指示する必要があると判断すると列
車ごとに力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を送信
し、各列車側では自車宛の力行指令、だ行指令又はブレ
ーキ指令を受信すると、受信した力行指令、だ行指令又
はブレーキ指令を運転者に対して提示するようにしてい
るので、運転者はこの運転指令の提示情報にしたがって
運転操作することにより、移動閉塞方式であっても安全
に運転することができ、しかもそのための各列車の運行
を地上側で集中的に監視することができ、軌道上に運転
者が確認するための標識などを設置する必要性が少なく
なり、また列車ごとに線路条件などのデータを持たせる
必要がなく、システムの簡素化、これに伴う保守作業の
低減化を図ることができる。
【0054】請求項3の発明によれば、各列車がブレー
キ指令を受信する時に自動ブレーキ手段によって列車に
ブレーキを自動的にかけるようにしているので、運転者
のブレーキ操作のし忘れが発生した場合でも安全に後続
列車の停止ができ、安全性の向上が図れる。
【0055】請求項4の発明によれば、各列車が自車宛
の力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を受信するとき
に自動運転手段によって列車を自動的に力行運転、だ行
運転又はブレーキ走行させるようにしているので、運転
者が運転指令提示手段の運転指令の提示を見過ごしたり
見忘れたりしても自動運転ができ、列車運転の安全性の
向上が図れ、同時に運転士の運転負担を軽減することが
できて車掌と兼務させることができ、省力化が図れる。
【0056】請求項5の発明によれば、進行方向前方、
側方、後方、車内など必要な場所の様子を列車上の撮像
手段で撮像し、その画像信号を地上の運行管理手段に送
信し、地上側では、その画像信号を受信して画像表示手
段に表示させ、必要に応じて運転指令補佐手段によって
運転指令に手動介入できるようにしているので、地上の
監視員が画像情報に基づき必要と判断すれば自動運転指
令に対して補佐的な運転指令を各列車に送信することが
でき、システム運用の柔軟性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の共通する実施例
の機能ブロック図。
【図2】請求項3及び請求項4の発明の共通する実施例
の機能ブロック図。
【図3】請求項5の発明の一実施例の機能ブロック図。
【図4】上記の各実施例において衝突防止のために運行
管理装置が出力するブレーキパターンを示すグラフ。
【図5】上記の各実施例において運行管理装置が出力す
る標準走行パターンを示すグラフ。
【図6】従来例の機能ブロック図。
【符号の説明】
10 軌道 11,12 駅 20,30 列車 21,31 運転指令受信装置 22,32 運転指令表示装置 23,33 自動運転装置 25,35 ITVカメラ 26,36 画像送信装置 40 運行管理装置 41 運転指令判断部 42 運転指令送信部 43 画像受信部 44 画像データ表示部 45 運転指令補佐部 51a,51b,… 列車位置検知装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各列車の位置を検出する地上の列車位置
    検出手段と、 前記各列車に対し、列車間の衝突防止のために前記列車
    位置検出手段が検出する各列車の位置関係に基づき、い
    ずれかの列車にブレーキ指令を指示する必要があるかど
    うか判断する地上のブレーキ指令判断手段と、 前記ブレーキ指令を所定の列車に送信する地上のブレー
    キ指令送信手段と、 自車宛の前記ブレーキ指令を受信する列車上のブレーキ
    指令受信手段と、 運転席近くに設置され、前記ブレーキ指令受信手段が受
    信するブレーキ指令を提示するブレーキ指令提示手段と
    を備えて成る列車運転制御装置。
  2. 【請求項2】 軌道上の各列車の運行を管理する地上の
    運行管理手段と、 前記各列車の位置を検出する列車位置検出手段と、 前記運行管理手段が有する運行管理情報と前記列車位置
    検出手段が検出する各列車の位置情報とに基づき、力行
    指令、だ行指令、衝突防止のためのブレーキ指令又は駅
    停車あるいは速度制限遵守のためのブレーキ指令を指示
    する必要があるかどうか各列車ごとに判断する地上の運
    転指令判断手段と、 前記力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を各列車に送
    信する地上の運転指令送信手段と、 自車宛の前記力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を受
    信する列車上の運転指令受信手段と、 運転席近くに設置され、前記運転指令受信手段が受信す
    る力行指令、だ行指令又はブレーキ指令を提示する運転
    指令提示手段とを備えて成る列車運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ指令受信手段がブレーキ指
    令を受信する時に列車にブレーキをかける自動ブレーキ
    手段を備えて成る請求項1記載の列車運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運転指令受信手段が自車宛の力行指
    令、だ行指令又はブレーキ指令を受信するときに列車を
    力行、だ行又はブレーキ走行させる自動運転手段を備え
    て成る請求項2記載の列車運転制御装置。
  5. 【請求項5】 所定のスポットを撮像する列車上の撮像
    手段と、 前記撮像手段の画像信号を前記運行管理手段に送信する
    画像送信手段と、 前記画像送信手段からの画像信号を受信する地上の画像
    受信手段と、 前記画像受信手段が受信する画像信号を表示する画像表
    示手段と、 前記運転指令判断手段の運転指令に対して手動介入する
    ための運転指令補佐手段とを備えて成る請求項4記載の
    列車運転制御装置。
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