JPH08301249A - 袋内の粉体取り出し装置 - Google Patents
袋内の粉体取り出し装置Info
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- JPH08301249A JPH08301249A JP13114995A JP13114995A JPH08301249A JP H08301249 A JPH08301249 A JP H08301249A JP 13114995 A JP13114995 A JP 13114995A JP 13114995 A JP13114995 A JP 13114995A JP H08301249 A JPH08301249 A JP H08301249A
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- powder
- cutting
- suction
- clamp
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外表面に付着している異物が粉体に混入する
ことを確実に防止すること。 【構成】 袋の上端部をクランプする2個のクランプ工
具と、袋の上端部を切断して開封する切断刃と、開封口
を上方に向けた状態で袋を保持するための一対の吸引パ
ッドと、開封口を通して袋内に挿入される吸引口部を有
する粉体吸引装置とを備えている、袋内の粉体取り出し
装置。
ことを確実に防止すること。 【構成】 袋の上端部をクランプする2個のクランプ工
具と、袋の上端部を切断して開封する切断刃と、開封口
を上方に向けた状態で袋を保持するための一対の吸引パ
ッドと、開封口を通して袋内に挿入される吸引口部を有
する粉体吸引装置とを備えている、袋内の粉体取り出し
装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袋を切断して開封した
後、袋内の粉体を外部に取り出す、袋内の粉体取り出し
装置に関する。
後、袋内の粉体を外部に取り出す、袋内の粉体取り出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙製(あるいは合成樹脂製等)の袋を切
断刃により切断して開封した後、袋内に収納されている
粉体(粉、粒子状のもの、比較的小さい塊状のもの等)
を外部に取り出す、袋内の粉体取り出し装置としては、
従来から種々の形態のものが提案され、実用に供されて
いる。この種の、袋内の粉体取り出し装置の第1の従来
例は、袋を水平に移動させて、袋の2つの側部を切断刃
により切断し、あるいは3つの側部を回転する切断刃に
よって切断することにより開封した後、袋を叩いて、あ
るいは袋を開封口から広く開いて粉体を落下させ、取り
出すよう構成されている。また第2の従来例は、袋を、
2本の爪を突き刺すことによって水平状態に固定し、切
断刃を移動させ、あるいは袋を切断刃に対して移動させ
て、中央部から二つに切断することにより開封した後、
二分された各袋の開封口を下方に向けることにより粉体
を落下させ、取り出すよう構成されている。また第3の
従来例は、立てた状態に支持された袋の下端面に吸引口
部(ノズル先端部)を刺し込み、真空ポンプにより吸引
することによって、粉体を取り出すよう構成されてい
る。更に、第4の従来例は、袋を傾斜させた状態でその
上方のコーナ部を切断刃により切断して開封し、その
後、開封口が下になるよう袋を反転させ、開封口から粉
体を落下させ、取り出すよう構成されている。
断刃により切断して開封した後、袋内に収納されている
粉体(粉、粒子状のもの、比較的小さい塊状のもの等)
を外部に取り出す、袋内の粉体取り出し装置としては、
従来から種々の形態のものが提案され、実用に供されて
いる。この種の、袋内の粉体取り出し装置の第1の従来
例は、袋を水平に移動させて、袋の2つの側部を切断刃
により切断し、あるいは3つの側部を回転する切断刃に
よって切断することにより開封した後、袋を叩いて、あ
るいは袋を開封口から広く開いて粉体を落下させ、取り
出すよう構成されている。また第2の従来例は、袋を、
2本の爪を突き刺すことによって水平状態に固定し、切
断刃を移動させ、あるいは袋を切断刃に対して移動させ
て、中央部から二つに切断することにより開封した後、
二分された各袋の開封口を下方に向けることにより粉体
を落下させ、取り出すよう構成されている。また第3の
従来例は、立てた状態に支持された袋の下端面に吸引口
部(ノズル先端部)を刺し込み、真空ポンプにより吸引
することによって、粉体を取り出すよう構成されてい
る。更に、第4の従来例は、袋を傾斜させた状態でその
上方のコーナ部を切断刃により切断して開封し、その
後、開封口が下になるよう袋を反転させ、開封口から粉
体を落下させ、取り出すよう構成されている。
【0003】
(1)前記第1〜第3の従来例として挙げた、袋内の粉
体取り出し装置は、何れも、切断刃、爪あるいは吸引口
部が、袋の、粉体が存在する部分(充填されている部
分)を切断するよう構成されている。すなわち、切断
刃、爪あるいは吸引口部は、袋を切断して袋の内部に入
り込み、直接粉体に接触する。したがって、袋の外表面
に付着したゴミ、泥、その他の異物が、袋の切断の際、
切断刃、爪あるいは吸引口部と共に袋の内部に入り込
み、粉体に混入してしまう。更に、切断刃が回転する形
態のものにおいては、袋の切断に付随して、特に、袋の
切屑、糸屑が多く発生し、それらが粉体に混入してしま
うおそれが多分にある。 (2)前記第1及び第2の従来例として挙げた、袋内の
粉体取り出し装置は、袋を切断した後、開封口を、叩い
たり、開いたり、下方に向けたりして、粉体を落下さ
せ、取り出すよう構成されている。その結果、袋の外表
面に付着しているゴミ、泥、その他の異物が離脱、飛
散、落下して粉体に混入してしまう。
体取り出し装置は、何れも、切断刃、爪あるいは吸引口
部が、袋の、粉体が存在する部分(充填されている部
分)を切断するよう構成されている。すなわち、切断
刃、爪あるいは吸引口部は、袋を切断して袋の内部に入
り込み、直接粉体に接触する。したがって、袋の外表面
に付着したゴミ、泥、その他の異物が、袋の切断の際、
切断刃、爪あるいは吸引口部と共に袋の内部に入り込
み、粉体に混入してしまう。更に、切断刃が回転する形
態のものにおいては、袋の切断に付随して、特に、袋の
切屑、糸屑が多く発生し、それらが粉体に混入してしま
うおそれが多分にある。 (2)前記第1及び第2の従来例として挙げた、袋内の
粉体取り出し装置は、袋を切断した後、開封口を、叩い
たり、開いたり、下方に向けたりして、粉体を落下さ
せ、取り出すよう構成されている。その結果、袋の外表
面に付着しているゴミ、泥、その他の異物が離脱、飛
散、落下して粉体に混入してしまう。
【0004】(3)他方、前記第4の従来例として挙げ
た、袋内の粉体取り出し装置は、切断刃が、袋の、粉体
が実質上存在しない空の部分(粉体が充填されていない
空の部分)を切断するよう構成されているので、袋の切
断に際して、袋の外表面に付着している異物が切断刃と
共に袋の内部に入り、粉体に混入してしまう、との不具
合は発生しない。しかしながら、袋を反転させて開封口
から粉体を落下させることにより粉体を取り出すので、
その際に、袋の外表面に付着している異物が落下し、粉
体に混入してしまう。
た、袋内の粉体取り出し装置は、切断刃が、袋の、粉体
が実質上存在しない空の部分(粉体が充填されていない
空の部分)を切断するよう構成されているので、袋の切
断に際して、袋の外表面に付着している異物が切断刃と
共に袋の内部に入り、粉体に混入してしまう、との不具
合は発生しない。しかしながら、袋を反転させて開封口
から粉体を落下させることにより粉体を取り出すので、
その際に、袋の外表面に付着している異物が落下し、粉
体に混入してしまう。
【0005】以上の説明から明らかなように、前記従来
の、袋内の粉体取り出し装置は、何れも、袋を切断する
際及び/又は袋内の粉体を取り出す際において、袋の外
表面に付着しているゴミ、泥、その他の異物が、粉体に
混入してしまうのを確実に防ぐことができない、といえ
る。したがって、特に、異物の混入が厳しく管理されな
ければならない医薬品、食品等の分野においては、一層
改善された、袋内の粉体取り出し装置の出現が望まれて
いるのが実情である。
の、袋内の粉体取り出し装置は、何れも、袋を切断する
際及び/又は袋内の粉体を取り出す際において、袋の外
表面に付着しているゴミ、泥、その他の異物が、粉体に
混入してしまうのを確実に防ぐことができない、といえ
る。したがって、特に、異物の混入が厳しく管理されな
ければならない医薬品、食品等の分野においては、一層
改善された、袋内の粉体取り出し装置の出現が望まれて
いるのが実情である。
【0006】本発明は、以上の事実に基づいてなされた
もので、その目的は、袋の外表面に付着している異物が
粉体に混入することを確実に防止できる、改良された、
袋内の粉体取り出し装置を提供することである。
もので、その目的は、袋の外表面に付着している異物が
粉体に混入することを確実に防止できる、改良された、
袋内の粉体取り出し装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、袋の上
端部を解除自在にクランプするクランプ手段と、該上端
部が該クランプ手段にクランプされて垂下せしめられて
いる袋の該上端部を切断して開封する切断手段と、該切
断により形成された開封口を上方に向けた状態で袋を保
持するための袋保持手段と、該袋保持手段に保持されて
いる袋の該開封口を通して袋内に挿入される吸引口部を
有する粉体吸引手段とを備えている、ことを特徴とする
袋内の粉体取り出し装置、が提供される。
端部を解除自在にクランプするクランプ手段と、該上端
部が該クランプ手段にクランプされて垂下せしめられて
いる袋の該上端部を切断して開封する切断手段と、該切
断により形成された開封口を上方に向けた状態で袋を保
持するための袋保持手段と、該袋保持手段に保持されて
いる袋の該開封口を通して袋内に挿入される吸引口部を
有する粉体吸引手段とを備えている、ことを特徴とする
袋内の粉体取り出し装置、が提供される。
【0008】上記構成を有する袋内の粉体取り出し装置
は、更に、切断手段が袋の上端部を切断している時又は
その直後に、袋の切断口に沿って吸引するクリーニング
手段を含むよう構成されることが好ましい。
は、更に、切断手段が袋の上端部を切断している時又は
その直後に、袋の切断口に沿って吸引するクリーニング
手段を含むよう構成されることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明における、袋内の粉体取り出し装置にお
いて、袋は、その上端部がクランプ手段によりクランプ
されて垂下せしめられる。この状態でクランプされた上
端部が切断手段により切断され、開封される。袋の上端
部は粉体が実質上存在しない空の部分である。すなわち
袋内の粉体は自重により下方に沈み、上端部には粉体が
充填されていない空の部分が形成される。すなわち本発
明においては、切断手段が、袋の、粉体が実質上存在し
ない空の部分である上端部を切断するよう構成されてい
る。その結果、袋の外表面に付着しているゴミ、泥、そ
の他の異物が、切断の際、切断刃と共に袋の内部に入
り、粉体に混入してしまう、との不具合は確実に防止さ
れる。
いて、袋は、その上端部がクランプ手段によりクランプ
されて垂下せしめられる。この状態でクランプされた上
端部が切断手段により切断され、開封される。袋の上端
部は粉体が実質上存在しない空の部分である。すなわち
袋内の粉体は自重により下方に沈み、上端部には粉体が
充填されていない空の部分が形成される。すなわち本発
明においては、切断手段が、袋の、粉体が実質上存在し
ない空の部分である上端部を切断するよう構成されてい
る。その結果、袋の外表面に付着しているゴミ、泥、そ
の他の異物が、切断の際、切断刃と共に袋の内部に入
り、粉体に混入してしまう、との不具合は確実に防止さ
れる。
【0010】袋は、切断により形成された開封口を上方
に向けた状態で、袋保持手段によって保持される。この
保持は切断前から遂行されることが好ましい。この開封
口を通して粉体吸引手段の吸引口部が袋内に挿入され
る。粉体吸引手段の作動により袋内の粉体は吸引口部を
介して外部に吸引、排出される。すなわち本発明におい
ては、袋を反転させ、開封口から粉体を落下させて粉体
を取り出すのではなく、開封口は上方に向けられた状態
で、内部の粉体が外部へ吸引される。その結果、袋の外
表面に付着している異物が、粉体に混入してしまう、と
の不具合は確実に防止される。
に向けた状態で、袋保持手段によって保持される。この
保持は切断前から遂行されることが好ましい。この開封
口を通して粉体吸引手段の吸引口部が袋内に挿入され
る。粉体吸引手段の作動により袋内の粉体は吸引口部を
介して外部に吸引、排出される。すなわち本発明におい
ては、袋を反転させ、開封口から粉体を落下させて粉体
を取り出すのではなく、開封口は上方に向けられた状態
で、内部の粉体が外部へ吸引される。その結果、袋の外
表面に付着している異物が、粉体に混入してしまう、と
の不具合は確実に防止される。
【0011】本発明において、更に、切断手段が袋の上
端部を切断している時又はその直後に、袋の切断口に沿
って吸引するクリーニング手段を含むよう構成された場
合には、切断口及びその周縁に付着している切屑、ゴミ
等の異物が吸引されるため、周囲に飛散することがな
い。その結果、開封口が開かれた際に、異物が開封口か
ら袋内に侵入して粉体に混入することも防止される。
端部を切断している時又はその直後に、袋の切断口に沿
って吸引するクリーニング手段を含むよう構成された場
合には、切断口及びその周縁に付着している切屑、ゴミ
等の異物が吸引されるため、周囲に飛散することがな
い。その結果、開封口が開かれた際に、異物が開封口か
ら袋内に侵入して粉体に混入することも防止される。
【0012】本発明において、更に、一対の吸引パッド
により保持されている袋の上方位置には袋開口手段が配
置され、袋開口手段は、鉛直方向に昇降自在に配置され
た支持体と、支持体に回動自在に支持された一対のロッ
ド部材と、ロッド部材の各々の下端に設けられた針部材
と、ロッド部材の各々の上端に連結されてそれぞれロッ
ド部材の各々を回動させることにより針部材の各々を相
互に接近した位置と離隔した位置とに選択的に開閉移動
せしめる移動手段とを含むよう構成された場合には、二
層である袋において、内側の袋を、付帯吸引手段の吸引
口部が挿入されるに充分な広さをもって開口することが
できる。したがって二層である袋においても、円滑かつ
確実に粉体を吸引排出(輸送)することができ、本発明
の前記目的を達成することができる。
により保持されている袋の上方位置には袋開口手段が配
置され、袋開口手段は、鉛直方向に昇降自在に配置され
た支持体と、支持体に回動自在に支持された一対のロッ
ド部材と、ロッド部材の各々の下端に設けられた針部材
と、ロッド部材の各々の上端に連結されてそれぞれロッ
ド部材の各々を回動させることにより針部材の各々を相
互に接近した位置と離隔した位置とに選択的に開閉移動
せしめる移動手段とを含むよう構成された場合には、二
層である袋において、内側の袋を、付帯吸引手段の吸引
口部が挿入されるに充分な広さをもって開口することが
できる。したがって二層である袋においても、円滑かつ
確実に粉体を吸引排出(輸送)することができ、本発明
の前記目的を達成することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
改良された袋内の粉体取り出し装置の一実施例を詳細に
説明する。なお説明の便宜上、図1〜図4において、
「前後方向」とは、図1の左右方向(図2の表裏方向)
を意味し、また「幅方向」とは、図2の左右方向(図1
の表裏方向)を意味するものとする。図1、図2及び図
4を参照して、全体を番号2で示す袋内の粉体取り出し
装置は、直方体状に組み立てられたフレーム4を備えて
いる。フレーム4の所定の高さ位置には、フレーム4の
幅方向に水平に延在する支持フレーム6及び8が設けら
れ、支持フレーム6及び8上には、水平に延在するラッ
ク支持枠10及び12が、図示しないガイドレール手段
を介して幅方向に移動自在に設けられている。ラック支
持枠10及び12は実質上同一の構成をなし、それぞれ
中空角形のフレーム部材から形成され、上面からみて矩
形をなしている。したがって、ラック支持枠10及び1
2はそれぞれ周囲をフレーム部材により囲まれた矩形の
空間を有している。
改良された袋内の粉体取り出し装置の一実施例を詳細に
説明する。なお説明の便宜上、図1〜図4において、
「前後方向」とは、図1の左右方向(図2の表裏方向)
を意味し、また「幅方向」とは、図2の左右方向(図1
の表裏方向)を意味するものとする。図1、図2及び図
4を参照して、全体を番号2で示す袋内の粉体取り出し
装置は、直方体状に組み立てられたフレーム4を備えて
いる。フレーム4の所定の高さ位置には、フレーム4の
幅方向に水平に延在する支持フレーム6及び8が設けら
れ、支持フレーム6及び8上には、水平に延在するラッ
ク支持枠10及び12が、図示しないガイドレール手段
を介して幅方向に移動自在に設けられている。ラック支
持枠10及び12は実質上同一の構成をなし、それぞれ
中空角形のフレーム部材から形成され、上面からみて矩
形をなしている。したがって、ラック支持枠10及び1
2はそれぞれ周囲をフレーム部材により囲まれた矩形の
空間を有している。
【0014】ラック支持枠10及び12にはそれぞれ1
2個のラック10a及び12aが着脱自在に支持されて
いる。ラック10a及び12aはそれぞれ実質上同一の
構成をなしている。各ラック10aは上端が開口した直
方体形状をなし、図2に示すように、左右方向の両側部
には下面が水平な支持フランジが備えられている。そし
てこれら一対の支持フランジをラック支持枠10の左右
方向両側部上に載置・固定することにより、各ラック1
0aは相互に隣接した状態でラック支持枠10の空間内
に整然と支持されている。各ラック12aも同様にして
それぞれに備えられた支持フランジを利用してラック支
持枠12に支持されている。各ラック10a及び12a
は、それぞれその内部に所定の大きさの袋Zが直立状態
で取り出し自在に収納(載置)でき、かつ少なくとも袋
Zの上端部が所定の高さ上方へ突出するような大きさに
形成されている。なお図7及び図9から明らかなよう
に、各ラック10a及び12aの底部中央には、実質上
矩形の細長い孔13が形成されている。この孔13は、
後述するように、補助移動台車18に設けられたエアシ
リンダ22によって昇降動させられる支持板26が、各
ラック10a及び12aの底部に干渉しないで通過しう
る大きさに形成されている(図9参照)。
2個のラック10a及び12aが着脱自在に支持されて
いる。ラック10a及び12aはそれぞれ実質上同一の
構成をなしている。各ラック10aは上端が開口した直
方体形状をなし、図2に示すように、左右方向の両側部
には下面が水平な支持フランジが備えられている。そし
てこれら一対の支持フランジをラック支持枠10の左右
方向両側部上に載置・固定することにより、各ラック1
0aは相互に隣接した状態でラック支持枠10の空間内
に整然と支持されている。各ラック12aも同様にして
それぞれに備えられた支持フランジを利用してラック支
持枠12に支持されている。各ラック10a及び12a
は、それぞれその内部に所定の大きさの袋Zが直立状態
で取り出し自在に収納(載置)でき、かつ少なくとも袋
Zの上端部が所定の高さ上方へ突出するような大きさに
形成されている。なお図7及び図9から明らかなよう
に、各ラック10a及び12aの底部中央には、実質上
矩形の細長い孔13が形成されている。この孔13は、
後述するように、補助移動台車18に設けられたエアシ
リンダ22によって昇降動させられる支持板26が、各
ラック10a及び12aの底部に干渉しないで通過しう
る大きさに形成されている(図9参照)。
【0015】ラック10aが支持されたラック支持枠1
0はフレーム4の左側に配置され、ラック12aが支持
されたラック支持枠12は同右側に配置されている。ラ
ック支持枠10及び12は、それぞれ、フレーム4の幅
方向内側のセット位置(図2及び図4の実線で示す位置
−図4ではラック10a及び12aのみ示されている)
と、同外側の袋収納位置(図2及び図4の2点鎖線で示
す位置−図4ではラック10a及び12aのみ示されて
いる)との間を移動自在である。ラック支持枠10及び
12がそれぞれ袋収納位置に引き出された状態で、各ラ
ック10a及び12a内に粉体入りの袋Zが直立状態で
収納される。次いでラック支持枠10及び12は、それ
ぞれ押し込まれてセット位置に位置付けられる。ラック
支持枠10及び12のセット位置は、ラック支持枠10
及び12と支持フレーム6及び8間にそれぞれ設けられ
た図示しない周知の解除自在のロック機構(例えばピン
とクリップ)により規定される。このようなラック支持
枠10及び12が存在する領域は袋載置域を規定し、ラ
ック支持枠10に支持された各ラック10a及びラック
支持枠12に支持された各ラック12aはそれぞれ袋載
置手段を構成する。
0はフレーム4の左側に配置され、ラック12aが支持
されたラック支持枠12は同右側に配置されている。ラ
ック支持枠10及び12は、それぞれ、フレーム4の幅
方向内側のセット位置(図2及び図4の実線で示す位置
−図4ではラック10a及び12aのみ示されている)
と、同外側の袋収納位置(図2及び図4の2点鎖線で示
す位置−図4ではラック10a及び12aのみ示されて
いる)との間を移動自在である。ラック支持枠10及び
12がそれぞれ袋収納位置に引き出された状態で、各ラ
ック10a及び12a内に粉体入りの袋Zが直立状態で
収納される。次いでラック支持枠10及び12は、それ
ぞれ押し込まれてセット位置に位置付けられる。ラック
支持枠10及び12のセット位置は、ラック支持枠10
及び12と支持フレーム6及び8間にそれぞれ設けられ
た図示しない周知の解除自在のロック機構(例えばピン
とクリップ)により規定される。このようなラック支持
枠10及び12が存在する領域は袋載置域を規定し、ラ
ック支持枠10に支持された各ラック10a及びラック
支持枠12に支持された各ラック12aはそれぞれ袋載
置手段を構成する。
【0016】フレーム4の下部(底部)には、図示しな
い一対の下部ガイドレールが前後方向に延びるよう設け
られている。この下部ガイドレールの各々は、フレーム
4の幅方向両側部に近い位置に沿って設けられている。
下部ガイドレール上には4個の車輪を有する下部移動台
車14が移動自在に支持されている。下部移動台車14
は、図1及び図2に示すように、前後方向寸法は比較的
短く、幅方向寸法は、下部ガイドレールの幅に合わせて
比較的長く形成されている。下部移動台車14には走行
用の電動モータ16が装着され、電動モータ16の駆動
力は、伝動手段であるプーリ、ベルト等を介して下部移
動台車14の前輪に伝達されるよう構成されている(図
5も参照)。電動モータ16の正転、逆転に応じて、下
部移動台車14は下部ガイドレールに沿って前後方向に
自由に移動させられる。前記一対の下部ガイドレール
は、前記袋載置域を下部移動台車14が往復移動できる
ような範囲で設けられている。
い一対の下部ガイドレールが前後方向に延びるよう設け
られている。この下部ガイドレールの各々は、フレーム
4の幅方向両側部に近い位置に沿って設けられている。
下部ガイドレール上には4個の車輪を有する下部移動台
車14が移動自在に支持されている。下部移動台車14
は、図1及び図2に示すように、前後方向寸法は比較的
短く、幅方向寸法は、下部ガイドレールの幅に合わせて
比較的長く形成されている。下部移動台車14には走行
用の電動モータ16が装着され、電動モータ16の駆動
力は、伝動手段であるプーリ、ベルト等を介して下部移
動台車14の前輪に伝達されるよう構成されている(図
5も参照)。電動モータ16の正転、逆転に応じて、下
部移動台車14は下部ガイドレールに沿って前後方向に
自由に移動させられる。前記一対の下部ガイドレール
は、前記袋載置域を下部移動台車14が往復移動できる
ような範囲で設けられている。
【0017】下部移動台車14上には、図示はされてい
ないが、一対の補助ガイドレールが幅方向に延びるよう
設けられている。この補助ガイドレールには、4個の車
輪を有する補助移動台車18が移動自在に支持されてい
る。下部移動台車14の、図2の左端部には、エアシリ
ンダ19が水平方向に延在するよう装着されている。エ
アシリンダ19のピストンロッドは、補助移動台車18
の左端部に連結されている。したがってエアシリンダ1
9のピストンロッドの収縮、伸張作用に応じて、補助移
動台車18は、図2に示すように、下部移動台車14の
左側のA位置と、右側のB位置との間を自由に移動させ
られる。
ないが、一対の補助ガイドレールが幅方向に延びるよう
設けられている。この補助ガイドレールには、4個の車
輪を有する補助移動台車18が移動自在に支持されてい
る。下部移動台車14の、図2の左端部には、エアシリ
ンダ19が水平方向に延在するよう装着されている。エ
アシリンダ19のピストンロッドは、補助移動台車18
の左端部に連結されている。したがってエアシリンダ1
9のピストンロッドの収縮、伸張作用に応じて、補助移
動台車18は、図2に示すように、下部移動台車14の
左側のA位置と、右側のB位置との間を自由に移動させ
られる。
【0018】補助移動台車18上には袋押上手段20が
設けられている。すなわち補助移動台車18上の所定の
高さ位置には、水平に延びる板状のブラケットが設けら
れ、このブラケットの中央部には、袋押上用のエアシリ
ンダ22が、またその両側には円筒状のガイドが、それ
ぞれ鉛直方向に平行に延在するよう装着されている。各
ガイドにはガイドロッド24が摺動自在に嵌合されてい
る。エアシリンダ22のピストンロッドの上端及び各ガ
イドロッド24の上端は、それぞれ、幅方向に水平に延
びる細長い1枚の支持板26の下面に連結されている。
したがってエアシリンダ22のピストンロッドの収縮、
伸張作用に応じて、支持板26は、図1及び図2に示す
ように、水平状態を維持しながら昇降動させられる。
設けられている。すなわち補助移動台車18上の所定の
高さ位置には、水平に延びる板状のブラケットが設けら
れ、このブラケットの中央部には、袋押上用のエアシリ
ンダ22が、またその両側には円筒状のガイドが、それ
ぞれ鉛直方向に平行に延在するよう装着されている。各
ガイドにはガイドロッド24が摺動自在に嵌合されてい
る。エアシリンダ22のピストンロッドの上端及び各ガ
イドロッド24の上端は、それぞれ、幅方向に水平に延
びる細長い1枚の支持板26の下面に連結されている。
したがってエアシリンダ22のピストンロッドの収縮、
伸張作用に応じて、支持板26は、図1及び図2に示す
ように、水平状態を維持しながら昇降動させられる。
【0019】フレーム4の天井部には、図示しない一対
の上部ガイドレールが前後方向に延びるよう設けられて
いる。この上部ガイドレールの各々は、フレーム4の幅
方向両側部に近い位置に沿って設けられている。上部ガ
イドレール上には4個の車輪を有する上部移動台車28
が移動自在に支持されている。上部移動台車28は、下
部移動台車14と実質上同一の構成を有している。上部
移動台車28には走行用の電動モータ30が装着され、
電動モータ30の駆動力は、伝動手段であるプーリ、ベ
ルト等を介して上部移動台車28の前輪に伝達されるよ
う構成されている。電動モータ30の正転、逆転に応じ
て、上部移動台車28は上部ガイドレールに沿って前後
方向に自由に移動させられる。前記一対の上部ガイドレ
ールは、フレーム4の前後方向の、略全域にわたる範囲
で設けられている。
の上部ガイドレールが前後方向に延びるよう設けられて
いる。この上部ガイドレールの各々は、フレーム4の幅
方向両側部に近い位置に沿って設けられている。上部ガ
イドレール上には4個の車輪を有する上部移動台車28
が移動自在に支持されている。上部移動台車28は、下
部移動台車14と実質上同一の構成を有している。上部
移動台車28には走行用の電動モータ30が装着され、
電動モータ30の駆動力は、伝動手段であるプーリ、ベ
ルト等を介して上部移動台車28の前輪に伝達されるよ
う構成されている。電動モータ30の正転、逆転に応じ
て、上部移動台車28は上部ガイドレールに沿って前後
方向に自由に移動させられる。前記一対の上部ガイドレ
ールは、フレーム4の前後方向の、略全域にわたる範囲
で設けられている。
【0020】また上部移動台車28上には、図示しない
一対の補助ガイドレールが、幅方向に延びるよう設けら
れている。この補助ガイドレールには、4個の車輪を有
する補助移動台車32が移動自在に支持されている。上
部移動台車28の、図2の左端部には、エアシリンダ3
4が水平方向に延在するよう装着されている。エアシリ
ンダ34のピストンロッドは、補助移動台車32の左端
部に連結されている。したがってエアシリンダ34のピ
ストンロッドの収縮、伸張作用に応じて、補助移動台車
32は、図2に示すように、上部移動台車28の左側の
A位置と、右側のB位置との間を自由に移動させられ
る。これらの構成は、前記した下部移動台車14の補助
移動台車18まわりのそれと実質上同一である。
一対の補助ガイドレールが、幅方向に延びるよう設けら
れている。この補助ガイドレールには、4個の車輪を有
する補助移動台車32が移動自在に支持されている。上
部移動台車28の、図2の左端部には、エアシリンダ3
4が水平方向に延在するよう装着されている。エアシリ
ンダ34のピストンロッドは、補助移動台車32の左端
部に連結されている。したがってエアシリンダ34のピ
ストンロッドの収縮、伸張作用に応じて、補助移動台車
32は、図2に示すように、上部移動台車28の左側の
A位置と、右側のB位置との間を自由に移動させられ
る。これらの構成は、前記した下部移動台車14の補助
移動台車18まわりのそれと実質上同一である。
【0021】図1〜図3を参照して、補助移動台車32
の底部の下方位置には、水平に延びる板状のブラケット
が設けられ、このブラケットの中央部には、袋懸吊用の
エアシリンダ36が、またその両側には円筒状のガイド
が、それぞれ鉛直方向に平行に延在するよう装着されて
いる。各ガイドにはガイドロッド38が摺動自在に嵌合
されている。エアシリンダ36のピストンロッドの下端
及び各ガイドロッド38の下端には、クランプフレーム
39が装着されている。エアシリンダ36のピストンロ
ッドの収縮、伸張作用に応じて、クランプフレーム39
は、図2及び図3に示すように、水平状態を維持しなが
ら昇降動させられる。図1〜図3と共に更に図5及び図
6を参照して、クランプフレーム39には、クランプ手
段40が備えられている。クランプ手段40は、クラン
プフレーム39の上下方向に間隔を置いて配置された2
個のクランプ工具を含んでいる。クランプ工具の各々は
実質上同一の構成を有しているので、以下下側のクラン
プ工具の構成を説明し、上側のクランプ工具については
同一部分に同一符号を付し、説明は省略する。
の底部の下方位置には、水平に延びる板状のブラケット
が設けられ、このブラケットの中央部には、袋懸吊用の
エアシリンダ36が、またその両側には円筒状のガイド
が、それぞれ鉛直方向に平行に延在するよう装着されて
いる。各ガイドにはガイドロッド38が摺動自在に嵌合
されている。エアシリンダ36のピストンロッドの下端
及び各ガイドロッド38の下端には、クランプフレーム
39が装着されている。エアシリンダ36のピストンロ
ッドの収縮、伸張作用に応じて、クランプフレーム39
は、図2及び図3に示すように、水平状態を維持しなが
ら昇降動させられる。図1〜図3と共に更に図5及び図
6を参照して、クランプフレーム39には、クランプ手
段40が備えられている。クランプ手段40は、クラン
プフレーム39の上下方向に間隔を置いて配置された2
個のクランプ工具を含んでいる。クランプ工具の各々は
実質上同一の構成を有しているので、以下下側のクラン
プ工具の構成を説明し、上側のクランプ工具については
同一部分に同一符号を付し、説明は省略する。
【0022】下側のクランプ工具は、袋Zの幅方向の実
質上全幅にわたって延在する大きさを有する一対のクラ
ンプ部材である挟持板42と、一対の挟持板42を相互
に接近し離隔する方向に移動せしめる一対のエアシリン
ダ44とを備えている。移動手段を構成する各エアシリ
ンダ44は、同軸上に相互に向き合って水平に位置付け
られている。エアシリンダ44の両側には、円筒状のガ
イド45(図6参照)が水平方向に平行に延在するよう
クランプフレーム39に装着されている。各ガイド45
にはガイドロッド46が摺動自在に嵌合されている。挟
持板42は、エアシリンダ44のピストンロッド及びガ
イドロッド46の先端にそれぞれに連結、支持されてい
る。したがって各エアシリンダ44のピストンロッドの
収縮、伸張作用に応じて、一対の挟持板42は、図5及
び図6に示すように相互に間隔をおいて離隔し、あるい
は図7及び図8に示すように接近して相互に押圧される
(このとき袋Zの上端部が挟持される)よう移動され
る。このような作動は、上下の各クランプ工具において
同期して遂行されるよう制御される。なお各クランプ工
具を備えた補助移動台車32、上部移動台車28等は袋
移送手段を構成する。
質上全幅にわたって延在する大きさを有する一対のクラ
ンプ部材である挟持板42と、一対の挟持板42を相互
に接近し離隔する方向に移動せしめる一対のエアシリン
ダ44とを備えている。移動手段を構成する各エアシリ
ンダ44は、同軸上に相互に向き合って水平に位置付け
られている。エアシリンダ44の両側には、円筒状のガ
イド45(図6参照)が水平方向に平行に延在するよう
クランプフレーム39に装着されている。各ガイド45
にはガイドロッド46が摺動自在に嵌合されている。挟
持板42は、エアシリンダ44のピストンロッド及びガ
イドロッド46の先端にそれぞれに連結、支持されてい
る。したがって各エアシリンダ44のピストンロッドの
収縮、伸張作用に応じて、一対の挟持板42は、図5及
び図6に示すように相互に間隔をおいて離隔し、あるい
は図7及び図8に示すように接近して相互に押圧される
(このとき袋Zの上端部が挟持される)よう移動され
る。このような作動は、上下の各クランプ工具において
同期して遂行されるよう制御される。なお各クランプ工
具を備えた補助移動台車32、上部移動台車28等は袋
移送手段を構成する。
【0023】なお前記した説明から明らかなように、下
部移動台車14の前後方向の移動範囲は略袋載置域の範
囲であるが、上部移動台車28の前後方向の移動範囲は
袋載置域を越えて更に前方(図1の左方)に移動するこ
とができる。また袋載置域の範囲においては、下部移動
台車14と上部移動台車28とは相互に同期して移動す
るよう制御される。下部移動台車14及び上部移動台車
28において、それぞれの補助移動台車18及び32が
A位置に位置付けられて前後方向に移動するラインを図
2〜図4では符号Xで示し、またそれぞれの補助移動台
車18及び32がB位置に位置付けられて前後方向に移
動するラインを符号Yで示す。
部移動台車14の前後方向の移動範囲は略袋載置域の範
囲であるが、上部移動台車28の前後方向の移動範囲は
袋載置域を越えて更に前方(図1の左方)に移動するこ
とができる。また袋載置域の範囲においては、下部移動
台車14と上部移動台車28とは相互に同期して移動す
るよう制御される。下部移動台車14及び上部移動台車
28において、それぞれの補助移動台車18及び32が
A位置に位置付けられて前後方向に移動するラインを図
2〜図4では符号Xで示し、またそれぞれの補助移動台
車18及び32がB位置に位置付けられて前後方向に移
動するラインを符号Yで示す。
【0024】次に図1、図10及び図11を参照して、
袋Zの上端部を切断して開封する切断手段50について
説明する。フレーム4の前端部(図1の左端部)であっ
て、略ラインX上の部位には、移動手段を構成する一対
のエアシリンダ51が幅方向に間隔を置いて水平方向に
平行に延在するよう設けられている。各エアシリンダ5
1の中間部には、円筒状のガイド52がエアシリンダ5
1と平行に水平方向に延在するよう配置されている。ガ
イド52には中空丸パイプからなるガイドロッド54が
摺動自在に嵌合されている。各エアシリンダ51のピス
トンロッド及びガイドロッド54の先端には、中空の角
形部材からなる支持体56が連結され、支持体56の先
端部に切断刃58が連結、支持されている。支持体56
及び切断刃58はフレーム4の幅方向に水平に延在し、
切断刃58は袋Zの全幅を越える幅を有している。切断
刃58は各エアシリンダ51のピストンロッドの収縮、
伸張作用に応じて、支持体56と共にフレーム4の前後
方向に往復移動させられる。
袋Zの上端部を切断して開封する切断手段50について
説明する。フレーム4の前端部(図1の左端部)であっ
て、略ラインX上の部位には、移動手段を構成する一対
のエアシリンダ51が幅方向に間隔を置いて水平方向に
平行に延在するよう設けられている。各エアシリンダ5
1の中間部には、円筒状のガイド52がエアシリンダ5
1と平行に水平方向に延在するよう配置されている。ガ
イド52には中空丸パイプからなるガイドロッド54が
摺動自在に嵌合されている。各エアシリンダ51のピス
トンロッド及びガイドロッド54の先端には、中空の角
形部材からなる支持体56が連結され、支持体56の先
端部に切断刃58が連結、支持されている。支持体56
及び切断刃58はフレーム4の幅方向に水平に延在し、
切断刃58は袋Zの全幅を越える幅を有している。切断
刃58は各エアシリンダ51のピストンロッドの収縮、
伸張作用に応じて、支持体56と共にフレーム4の前後
方向に往復移動させられる。
【0025】図15及び図16をも参照して、支持体5
6の、切断刃58を挟んだ上下部には、一対の吸引スリ
ット59が形成されている。すなわち各吸引スリット5
9は、切断刃58の後方を切断刃58に沿って延びるよ
う位置付けられている。ガイドロッド54の中空部と支
持体56の中空部とは連通し、ガイドロッド54の図示
しない端部(図11の左方)は、蛇腹からなる伸縮部材
及びパイプ部材、集塵装置等を介して吸引源である真空
ポンプに接続されている(何れも図示せず)。これら各
部材は各吸引スリット59と共にクリーニング手段を構
成する。真空ポンプを作動させると、図16に示すよう
に、各吸引スリット59から切断刃58の上面及び下面
周縁の空気が吸い込まれ、支持体56、ガイドロッド5
4、伸縮部材及びパイプ部材等を通って集塵装置に吸引
される。なお切断刃58が存在する領域は袋切断域を規
定する。
6の、切断刃58を挟んだ上下部には、一対の吸引スリ
ット59が形成されている。すなわち各吸引スリット5
9は、切断刃58の後方を切断刃58に沿って延びるよ
う位置付けられている。ガイドロッド54の中空部と支
持体56の中空部とは連通し、ガイドロッド54の図示
しない端部(図11の左方)は、蛇腹からなる伸縮部材
及びパイプ部材、集塵装置等を介して吸引源である真空
ポンプに接続されている(何れも図示せず)。これら各
部材は各吸引スリット59と共にクリーニング手段を構
成する。真空ポンプを作動させると、図16に示すよう
に、各吸引スリット59から切断刃58の上面及び下面
周縁の空気が吸い込まれ、支持体56、ガイドロッド5
4、伸縮部材及びパイプ部材等を通って集塵装置に吸引
される。なお切断刃58が存在する領域は袋切断域を規
定する。
【0026】図1、図3、図4及び図17を参照して、
フレーム4の、前記袋載置域の前方には、幅方向に水平
に延在する一対の支持フレーム62及び64が所定の高
さ位置に設けられている。各支持フレーム62及び64
上には、図示しないガイドレールがそれらに沿って設け
られている。ガイドレールには、4個の車輪を有する移
動台車66が移動自在に支持されている。フレーム4の
前方左側位置には、エアシリンダ68が水平方向に延在
するよう装着されている。エアシリンダ68のピストン
ロッドは、移動台車66の左端部に連結されている。エ
アシリンダ68のピストンロッドの収縮、伸張作用に応
じて、移動台車66は、フレーム4の左側のA位置(図
17の実線で示す位置)と、右側のB位置(図17の2
点鎖線で示す位置)との間を自由に移動させられる。
フレーム4の、前記袋載置域の前方には、幅方向に水平
に延在する一対の支持フレーム62及び64が所定の高
さ位置に設けられている。各支持フレーム62及び64
上には、図示しないガイドレールがそれらに沿って設け
られている。ガイドレールには、4個の車輪を有する移
動台車66が移動自在に支持されている。フレーム4の
前方左側位置には、エアシリンダ68が水平方向に延在
するよう装着されている。エアシリンダ68のピストン
ロッドは、移動台車66の左端部に連結されている。エ
アシリンダ68のピストンロッドの収縮、伸張作用に応
じて、移動台車66は、フレーム4の左側のA位置(図
17の実線で示す位置)と、右側のB位置(図17の2
点鎖線で示す位置)との間を自由に移動させられる。
【0027】次に袋保持手段70について説明する。図
17、図18及び図21を参照して、移動台車66上に
は、鉛直方向に延びる一対の支持部71及び72が前後
方向に間隔を置いて設けられている。各支持部71及び
72には、それぞれ吸引パッド74及び76が、支持作
動機構により支持されている。吸引パッド74及び76
並びに後述する支持作動機構は袋保持手段70を構成す
る。吸引パッド74及び76及びそれらの支持移動機構
は実質上同一の構成を有しているので、それらを代表し
て吸引パッド76及びその支持作動機構について説明す
る。支持部72の上端部には、移動手段を構成する一対
のエアシリンダ78が幅方向に間隔を置いて水平方向に
平行に延在するよう設けられている。各エアシリンダ7
8の中間部には、ガイドスリーブ80が各エアシリンダ
78と平行に水平方向に延在するよう配置(固定)され
ている。ガイドスリーブ80には中空丸パイプからなる
ガイドロッド82が回転自在かつ軸方向に摺動自在に嵌
合されている。ガイドロッド82にはドライベアリング
84を介してプレート部材86が相対回転自在に連結さ
れている。ドライベアリング84はガイドロッド82に
対して軸方向には移動できないよう装着されている。水
平方向に細長いプレート部材86の両端部には各エアシ
リンダ78のピストンロッドの先端が連結されている。
ガイドロッド82の先端には吸引パッド76が連結、支
持されている。吸引パッド76は、一端側(相互に向き
合う側)が広く開口する容器状の部材からなり、前後方
向からみて略矩形をなしている。吸引パッド76の開口
周縁には合成ゴムあるいは合成樹脂等からなるシール部
材(図示せず)が配置されている。
17、図18及び図21を参照して、移動台車66上に
は、鉛直方向に延びる一対の支持部71及び72が前後
方向に間隔を置いて設けられている。各支持部71及び
72には、それぞれ吸引パッド74及び76が、支持作
動機構により支持されている。吸引パッド74及び76
並びに後述する支持作動機構は袋保持手段70を構成す
る。吸引パッド74及び76及びそれらの支持移動機構
は実質上同一の構成を有しているので、それらを代表し
て吸引パッド76及びその支持作動機構について説明す
る。支持部72の上端部には、移動手段を構成する一対
のエアシリンダ78が幅方向に間隔を置いて水平方向に
平行に延在するよう設けられている。各エアシリンダ7
8の中間部には、ガイドスリーブ80が各エアシリンダ
78と平行に水平方向に延在するよう配置(固定)され
ている。ガイドスリーブ80には中空丸パイプからなる
ガイドロッド82が回転自在かつ軸方向に摺動自在に嵌
合されている。ガイドロッド82にはドライベアリング
84を介してプレート部材86が相対回転自在に連結さ
れている。ドライベアリング84はガイドロッド82に
対して軸方向には移動できないよう装着されている。水
平方向に細長いプレート部材86の両端部には各エアシ
リンダ78のピストンロッドの先端が連結されている。
ガイドロッド82の先端には吸引パッド76が連結、支
持されている。吸引パッド76は、一端側(相互に向き
合う側)が広く開口する容器状の部材からなり、前後方
向からみて略矩形をなしている。吸引パッド76の開口
周縁には合成ゴムあるいは合成樹脂等からなるシール部
材(図示せず)が配置されている。
【0028】図21に示すように、ガイドスリーブ76
には傾斜したスリット88が形成されている。スリット
88は、この実施例においては左側の一部の範囲が軸に
平行に形成され、右側の残りの範囲が軸に対して傾斜す
るよう形成されている。一方ガイドロッド82の外周部
には半径方向外方に突出するガイドピン89が固定され
ている。ガイドピン89はスリット88に係合されてい
る。各エアシリンダ78のピストンロッドが収縮された
図21のホームポジションから同時に左方に伸張する
と、プレート部材86、ドライベアリング84、ガイド
ロッド82及び吸引パッド76が一体に左方に移動す
る。ピン89もスリット88に沿って移動する。この移
動の間はスリット88は軸に平行に形成されているの
で、ガイドロッド82は回転しないで移動する。吸引パ
ッド76は規定された最大伸張位置まで移動される。ピ
ストンロッドが右方に収縮すると、吸引パッド76は前
記ホームポジションまでは回転しないで移動する。ピス
トンロッドがホームポジションから更に右方に収縮する
と、ピン89はスリット88の傾斜に沿って移動させら
れる。ガイドロッド82は所定の方向に回転しながら右
方に移動する。吸引パッド76は規定された最大伸張位
置まで移動される。吸引パッド76の軸方向移動と回転
の関係は、スリット88の形状により自由に規定できる
ことはいうまでもない。
には傾斜したスリット88が形成されている。スリット
88は、この実施例においては左側の一部の範囲が軸に
平行に形成され、右側の残りの範囲が軸に対して傾斜す
るよう形成されている。一方ガイドロッド82の外周部
には半径方向外方に突出するガイドピン89が固定され
ている。ガイドピン89はスリット88に係合されてい
る。各エアシリンダ78のピストンロッドが収縮された
図21のホームポジションから同時に左方に伸張する
と、プレート部材86、ドライベアリング84、ガイド
ロッド82及び吸引パッド76が一体に左方に移動す
る。ピン89もスリット88に沿って移動する。この移
動の間はスリット88は軸に平行に形成されているの
で、ガイドロッド82は回転しないで移動する。吸引パ
ッド76は規定された最大伸張位置まで移動される。ピ
ストンロッドが右方に収縮すると、吸引パッド76は前
記ホームポジションまでは回転しないで移動する。ピス
トンロッドがホームポジションから更に右方に収縮する
と、ピン89はスリット88の傾斜に沿って移動させら
れる。ガイドロッド82は所定の方向に回転しながら右
方に移動する。吸引パッド76は規定された最大伸張位
置まで移動される。吸引パッド76の軸方向移動と回転
の関係は、スリット88の形状により自由に規定できる
ことはいうまでもない。
【0029】吸引パッド74の支持作動機構も前記した
吸引パッド76の支持作動機構と実質上同一の構成を有
しているので、吸引パッド74も前記したと実質上同一
の作用を遂行する。したがって、各支持作動機構におい
て、各エアシリンダ78のピストンロッドが同期して同
時に伸張させられると、各吸引パッド74及び76は、
図18の実線で示すように接近して袋Zの胴部の両面に
当接するよう移動され、また各エアシリンダ78のピス
トンロッドが同期して同時に収縮させられると、図18
の2点鎖線で示すように相互に間隔をおいて離隔する。
この離隔作用により袋Zの開口部は広げられかつ各吸引
パッド74及び76の回転により袋Zは実質上鉛直に延
びる直立状態(図17の実線で示す状態)から鉛直に対
して鋭角をなして延びる傾斜状態(図17の2点鎖線で
示す状態)に傾動せしめられる。各吸引パッド74及び
76の他端側とそれぞれのガイドロッド82の中空部と
は連通し、各ガイドロッド82の図示しない端部は、蛇
腹からなる伸縮部材及びパイプ部材等を介して図示しな
い吸引源である真空ポンプに接続されている(何れも図
示せず)。したがって各吸引パッド74及び76の開口
部すなわちシール部材が袋Zの胴部の両面に当接した状
態で、真空ポンプを作動させると、各吸引パッド74及
び76と袋Zの胴部の両面とで形成される空間内に真空
が生成され、袋Zはその胴部の両面が各吸引パッド74
及び76に吸引されることにより支持される(図20参
照)。なお各吸引パッド74及び76は、吸引作用中に
各吸引パッド74及び76の一方の側の各エアシリンダ
78のピストンロッドのみを収縮させてその間隔を広げ
ることもできる。なお各吸引パッド74及び76を傾動
せしめる前記回転機構(ピン86及びスリット84等)
は袋Zの傾動手段を構成する。
吸引パッド76の支持作動機構と実質上同一の構成を有
しているので、吸引パッド74も前記したと実質上同一
の作用を遂行する。したがって、各支持作動機構におい
て、各エアシリンダ78のピストンロッドが同期して同
時に伸張させられると、各吸引パッド74及び76は、
図18の実線で示すように接近して袋Zの胴部の両面に
当接するよう移動され、また各エアシリンダ78のピス
トンロッドが同期して同時に収縮させられると、図18
の2点鎖線で示すように相互に間隔をおいて離隔する。
この離隔作用により袋Zの開口部は広げられかつ各吸引
パッド74及び76の回転により袋Zは実質上鉛直に延
びる直立状態(図17の実線で示す状態)から鉛直に対
して鋭角をなして延びる傾斜状態(図17の2点鎖線で
示す状態)に傾動せしめられる。各吸引パッド74及び
76の他端側とそれぞれのガイドロッド82の中空部と
は連通し、各ガイドロッド82の図示しない端部は、蛇
腹からなる伸縮部材及びパイプ部材等を介して図示しな
い吸引源である真空ポンプに接続されている(何れも図
示せず)。したがって各吸引パッド74及び76の開口
部すなわちシール部材が袋Zの胴部の両面に当接した状
態で、真空ポンプを作動させると、各吸引パッド74及
び76と袋Zの胴部の両面とで形成される空間内に真空
が生成され、袋Zはその胴部の両面が各吸引パッド74
及び76に吸引されることにより支持される(図20参
照)。なお各吸引パッド74及び76は、吸引作用中に
各吸引パッド74及び76の一方の側の各エアシリンダ
78のピストンロッドのみを収縮させてその間隔を広げ
ることもできる。なお各吸引パッド74及び76を傾動
せしめる前記回転機構(ピン86及びスリット84等)
は袋Zの傾動手段を構成する。
【0030】次に図3及び図4を参照して粉体吸引手段
90について説明する。フレーム4の前方の右側には一
対のガイドフレーム91及び92が鉛直方向に延在する
よう配置されている。ガイドフレーム91及び92の上
端部にはエアシリンダ94が鉛直方向上方に突出するよ
う装着されている。エアシリンダ94のピストンロッド
には支持体96が連結されている。支持体96はガイド
フレーム90及び92との間に設けられた図示しないガ
イド手段によりガイドフレーム90及び92に沿って昇
降移動できるよう構成されている。支持体96には粉体
吸引管(吸引ノズル)98の上端部が一体に連結されて
いる。粉体吸引管98はその上端部が鉛直方向に延び中
間部が下方に延びるに従ってフレーム4の左方に向かっ
て傾斜し、下端部が鉛直方向に延びるよう、その形状が
規定されている。粉体吸引管98の下端は吸引口部を規
定し、上端は、可撓管、パイプ部材等を介して吸引源で
ある吸引ポンプに接続されている(何れも図示せず)。
したがって粉体吸引管98は、エアシリンダ94のピス
トンロッドの伸縮作動に応じて鉛直方向に昇降動させら
れると共に、吸引口部が袋Z内に挿入された際、吸引ポ
ンプを作動させることにより、袋Z内の粉体を所望の容
器に排出、輸送することができる。このように粉体吸引
管98が上下動して粉体を吸引する領域は、粉体吸引域
を規定する。したがって前記袋保持手段70を備えた移
動台車66は、袋切断域と粉体吸引域との間を移動自在
であるといえる。
90について説明する。フレーム4の前方の右側には一
対のガイドフレーム91及び92が鉛直方向に延在する
よう配置されている。ガイドフレーム91及び92の上
端部にはエアシリンダ94が鉛直方向上方に突出するよ
う装着されている。エアシリンダ94のピストンロッド
には支持体96が連結されている。支持体96はガイド
フレーム90及び92との間に設けられた図示しないガ
イド手段によりガイドフレーム90及び92に沿って昇
降移動できるよう構成されている。支持体96には粉体
吸引管(吸引ノズル)98の上端部が一体に連結されて
いる。粉体吸引管98はその上端部が鉛直方向に延び中
間部が下方に延びるに従ってフレーム4の左方に向かっ
て傾斜し、下端部が鉛直方向に延びるよう、その形状が
規定されている。粉体吸引管98の下端は吸引口部を規
定し、上端は、可撓管、パイプ部材等を介して吸引源で
ある吸引ポンプに接続されている(何れも図示せず)。
したがって粉体吸引管98は、エアシリンダ94のピス
トンロッドの伸縮作動に応じて鉛直方向に昇降動させら
れると共に、吸引口部が袋Z内に挿入された際、吸引ポ
ンプを作動させることにより、袋Z内の粉体を所望の容
器に排出、輸送することができる。このように粉体吸引
管98が上下動して粉体を吸引する領域は、粉体吸引域
を規定する。したがって前記袋保持手段70を備えた移
動台車66は、袋切断域と粉体吸引域との間を移動自在
であるといえる。
【0031】図1及び図3を参照して、フレーム4の前
端部、すなわち前記袋切断域と粉体吸引域の下方位置に
は袋Zの切れ端及び空袋回収用のホッパ100が配置さ
れている。ホッパ100の底部には、空袋圧縮輸送用の
スクリューコンベア102が幅方向に延在するよう装着
されている。スクリューコンベア102は図示しない電
動モータにより回転駆動される。粉体吸引域において粉
体が排出された空き袋はホッパ100内に落とされ、ス
クリューコンベア102により図3の左方に移送され、
排出口104から排出される。
端部、すなわち前記袋切断域と粉体吸引域の下方位置に
は袋Zの切れ端及び空袋回収用のホッパ100が配置さ
れている。ホッパ100の底部には、空袋圧縮輸送用の
スクリューコンベア102が幅方向に延在するよう装着
されている。スクリューコンベア102は図示しない電
動モータにより回転駆動される。粉体吸引域において粉
体が排出された空き袋はホッパ100内に落とされ、ス
クリューコンベア102により図3の左方に移送され、
排出口104から排出される。
【0032】次に、以上のように構成された袋内の粉体
取り出し装置の作用を説明する。先ず、作用の概要を説
明する。袋載置域において取り出された袋Zは、袋切断
域に移送される。袋切断域に移送された袋Zは袋保持手
段により保持された後、切断手段によりその上端部が切
断される。上端部が切断された袋Zは開封口を上にした
状態で粉体吸引域に移送される。粉体吸引域において開
封口から粉体吸引手段の吸引口部が袋Z内に挿入され、
粉体が吸引、排出される。これらの作動制御は、マイク
ロコンピュータを含む制御装置、各部に設けられたセン
サ、スイッチ等により行なわれるが、ここではそれらの
説明は省略する。
取り出し装置の作用を説明する。先ず、作用の概要を説
明する。袋載置域において取り出された袋Zは、袋切断
域に移送される。袋切断域に移送された袋Zは袋保持手
段により保持された後、切断手段によりその上端部が切
断される。上端部が切断された袋Zは開封口を上にした
状態で粉体吸引域に移送される。粉体吸引域において開
封口から粉体吸引手段の吸引口部が袋Z内に挿入され、
粉体が吸引、排出される。これらの作動制御は、マイク
ロコンピュータを含む制御装置、各部に設けられたセン
サ、スイッチ等により行なわれるが、ここではそれらの
説明は省略する。
【0033】次に前記作用を更に詳細に説明する。袋載
置域において、各ラック10a及び12a内に載置さ
れ、直立状態で配列された粉体入りの袋Zは、予め決め
られた所定の順序に従って、一袋づつ取り出され、袋切
断域に移送される。この作用は一例としてXライン(図
2及び図4参照)に配列されている各ラック10aに沿
って図1の右から左に向かって順次遂行され、次いでY
ラインに配列されている各ラック12aに沿って図1の
右から左に向かって順次遂行されるよう、その順序が定
められる。この順序は実用にあたって適宜定められる。
ここでは一例として、Xラインに配列されているラック
10aの図1の右から7番目に載置・収納されている袋
Zの取り出し、移送作用について説明する。図1、図2
及び図4を参照して、図1の右端に位置付けられている
上部移動台車28及び下部移動台車14は連動して前進
移動し、前記所定の袋載置位置S1に停止される。この
移動の際、上部移動台車28の補助移動台車32と下部
移動台車14の補助移動台車18とは、それぞれ図2の
A位置(図2参照)に位置付けられている。また補助移
動台車18に設けられた袋押上手段20は最低位置にあ
り、補助移動台車32に設けられたクランプ手段40は
最高位置にある。
置域において、各ラック10a及び12a内に載置さ
れ、直立状態で配列された粉体入りの袋Zは、予め決め
られた所定の順序に従って、一袋づつ取り出され、袋切
断域に移送される。この作用は一例としてXライン(図
2及び図4参照)に配列されている各ラック10aに沿
って図1の右から左に向かって順次遂行され、次いでY
ラインに配列されている各ラック12aに沿って図1の
右から左に向かって順次遂行されるよう、その順序が定
められる。この順序は実用にあたって適宜定められる。
ここでは一例として、Xラインに配列されているラック
10aの図1の右から7番目に載置・収納されている袋
Zの取り出し、移送作用について説明する。図1、図2
及び図4を参照して、図1の右端に位置付けられている
上部移動台車28及び下部移動台車14は連動して前進
移動し、前記所定の袋載置位置S1に停止される。この
移動の際、上部移動台車28の補助移動台車32と下部
移動台車14の補助移動台車18とは、それぞれ図2の
A位置(図2参照)に位置付けられている。また補助移
動台車18に設けられた袋押上手段20は最低位置にあ
り、補助移動台車32に設けられたクランプ手段40は
最高位置にある。
【0034】補助移動台車18のエアシリンダ22によ
って支持板26がラック10a底部の孔13(図9参
照)を通して上昇され、袋Zは所定の高さ位置まで押し
上げられる(図5参照)。すなわち袋Zは袋押上手段2
0によってラック10aの上方に直立状態で押し上げら
れる。次いで補助移動台車32のエアシリンダ36によ
ってクランプフレーム39が袋Zの上端部位置まで降下
される。上下のクランプ工具の各挟持板42は所定の離
隔位置にあり、袋Zの上端部の両側に所定の間隔を置い
て位置付けられる(図5及び図6参照)。上下のクラン
プ工具の各エアシリンダ44によって各挟持板42が接
近方向に移動され、袋Zの上端部がしっかりと挟持され
る(図7及び図8参照)。すなわち袋Zの上端部はクラ
ンプ手段40によってクランプされる。袋Zの上端部は
粉体が実質上存在しない領域であり、相互の内面が圧着
された状態でクランプされる。
って支持板26がラック10a底部の孔13(図9参
照)を通して上昇され、袋Zは所定の高さ位置まで押し
上げられる(図5参照)。すなわち袋Zは袋押上手段2
0によってラック10aの上方に直立状態で押し上げら
れる。次いで補助移動台車32のエアシリンダ36によ
ってクランプフレーム39が袋Zの上端部位置まで降下
される。上下のクランプ工具の各挟持板42は所定の離
隔位置にあり、袋Zの上端部の両側に所定の間隔を置い
て位置付けられる(図5及び図6参照)。上下のクラン
プ工具の各エアシリンダ44によって各挟持板42が接
近方向に移動され、袋Zの上端部がしっかりと挟持され
る(図7及び図8参照)。すなわち袋Zの上端部はクラ
ンプ手段40によってクランプされる。袋Zの上端部は
粉体が実質上存在しない領域であり、相互の内面が圧着
された状態でクランプされる。
【0035】補助移動台車32のエアシリンダ36によ
ってクランプフレーム39が最高位置まで上昇される。
袋Zはクランプ手段40によってクランプされた状態で
ラック10aから完全に引き出され、懸吊される。袋押
上手段20は最低位置に降下させられる。袋Zが懸吊さ
れた状態で上部移動台車28が図1の左方に移動され、
位置S2を経て切断(開袋)待機位置S3に移動され停
止する(図10及び図11参照)。図2のA位置にある
補助移動台車32はXラインを移動する。なお補助移動
台車32が図2のB位置にある場合、上部移動台車28
の左方への移動によりYラインを左方に移動させられる
が、上部移動台車28が切断待機位置S3に移動された
後、補助移動台車32はエアシリンダ34によりB位置
からA位置に移動される。
ってクランプフレーム39が最高位置まで上昇される。
袋Zはクランプ手段40によってクランプされた状態で
ラック10aから完全に引き出され、懸吊される。袋押
上手段20は最低位置に降下させられる。袋Zが懸吊さ
れた状態で上部移動台車28が図1の左方に移動され、
位置S2を経て切断(開袋)待機位置S3に移動され停
止する(図10及び図11参照)。図2のA位置にある
補助移動台車32はXラインを移動する。なお補助移動
台車32が図2のB位置にある場合、上部移動台車28
の左方への移動によりYラインを左方に移動させられる
が、上部移動台車28が切断待機位置S3に移動された
後、補助移動台車32はエアシリンダ34によりB位置
からA位置に移動される。
【0036】次いで上部移動台車28は切断待機位置S
3から更に左方に移動され、袋切断域である切断位置S
4で停止する(図12参照)。切断手段50の切断刃5
8は、クランプ手段40にクランプされた袋Z上端部の
左方に近接した位置であって、クランプ手段40の各ク
ランプ工具の上下方向中間部に位置付けられている。次
いで図3及び図17の左側である粉体吸引域に位置付け
られていた移動台車66がエアシリダ68により袋切断
域に(2点鎖線位置から実線位置に)移動される。移動
台車66に設けられた吸引パッド74及び76は袋Zの
厚さより広い間隔をもって対峙しているので、前記移動
の際、懸吊されている袋Zには干渉しない。吸引パッド
74及び76は袋Zの胴部両側に間隔を置いて位置付け
られる。次いで吸引パッド74及び76がエアシリダ7
8(図21参照)により相互に接近する方向に移動さ
れ、袋Zの両面に当接した状態で停止する。袋保持手段
70に関連して設けられた真空ポンプを作動させて、袋
Zの胴部両面を吸引パッド74及び76により吸引す
る。それによって、袋Zはクランプ手段40と共に袋保
持手段70によっても保持される。したがって袋Zの保
持は著しく確実に行なわれる。
3から更に左方に移動され、袋切断域である切断位置S
4で停止する(図12参照)。切断手段50の切断刃5
8は、クランプ手段40にクランプされた袋Z上端部の
左方に近接した位置であって、クランプ手段40の各ク
ランプ工具の上下方向中間部に位置付けられている。次
いで図3及び図17の左側である粉体吸引域に位置付け
られていた移動台車66がエアシリダ68により袋切断
域に(2点鎖線位置から実線位置に)移動される。移動
台車66に設けられた吸引パッド74及び76は袋Zの
厚さより広い間隔をもって対峙しているので、前記移動
の際、懸吊されている袋Zには干渉しない。吸引パッド
74及び76は袋Zの胴部両側に間隔を置いて位置付け
られる。次いで吸引パッド74及び76がエアシリダ7
8(図21参照)により相互に接近する方向に移動さ
れ、袋Zの両面に当接した状態で停止する。袋保持手段
70に関連して設けられた真空ポンプを作動させて、袋
Zの胴部両面を吸引パッド74及び76により吸引す
る。それによって、袋Zはクランプ手段40と共に袋保
持手段70によっても保持される。したがって袋Zの保
持は著しく確実に行なわれる。
【0037】この状態で、切断刃58がエアシリンダ5
1により袋Zの上端部に向けて高速で移動され、その幅
方向全幅にわたって切断する(図13及び図14参
照)。切断刃58は袋Zの上端部を切断してそれとクロ
スした状態でその移動が停止される。クリーニング手段
の真空ポンプを作動させて、切断刃58を支持する支持
体56の各吸引スリット59から空気を吸引する(図1
4及び図16参照)。これにより袋Zの切断面の切屑、
その周辺に付着したゴミ等の異物が吸引され、クリーニ
ングされる。この吸引は、図示しない間欠作動手段によ
り数回行なわれる。クリーニング終了後、切断刃58は
ホームポジションに戻される。
1により袋Zの上端部に向けて高速で移動され、その幅
方向全幅にわたって切断する(図13及び図14参
照)。切断刃58は袋Zの上端部を切断してそれとクロ
スした状態でその移動が停止される。クリーニング手段
の真空ポンプを作動させて、切断刃58を支持する支持
体56の各吸引スリット59から空気を吸引する(図1
4及び図16参照)。これにより袋Zの切断面の切屑、
その周辺に付着したゴミ等の異物が吸引され、クリーニ
ングされる。この吸引は、図示しない間欠作動手段によ
り数回行なわれる。クリーニング終了後、切断刃58は
ホームポジションに戻される。
【0038】切断刃58が袋Zの上端部を切断し、ホー
ムポジションに戻された後、クランプ手段40の2個の
クランプ工具のうち上方のクランプ工具が袋Zの上端部
のクランプを解除する。この作用は、上方のクランプ工
具におけるエアシリンダ44により各挟持板42が離隔
する方向に移動されることにより行なわれる。これによ
り、切り離された袋Zの上端部の切れ端がホッパ100
内に落下する。次いで、下方のクランプ工具が袋Zの上
端部のクランプを解除する。この作用は、下方のクラン
プ工具におけるエアシリンダ44により各挟持板42が
離隔する方向に移動されることにより行なわれる。袋Z
は吸引パッド74及び76のみによって保持される(図
18参照)。クランプ手段40は最高位置に上昇させら
れる。
ムポジションに戻された後、クランプ手段40の2個の
クランプ工具のうち上方のクランプ工具が袋Zの上端部
のクランプを解除する。この作用は、上方のクランプ工
具におけるエアシリンダ44により各挟持板42が離隔
する方向に移動されることにより行なわれる。これによ
り、切り離された袋Zの上端部の切れ端がホッパ100
内に落下する。次いで、下方のクランプ工具が袋Zの上
端部のクランプを解除する。この作用は、下方のクラン
プ工具におけるエアシリンダ44により各挟持板42が
離隔する方向に移動されることにより行なわれる。袋Z
は吸引パッド74及び76のみによって保持される(図
18参照)。クランプ手段40は最高位置に上昇させら
れる。
【0039】図3及び図17の右側である袋切断域に位
置付けられていた移動台車66がエアシリダ68により
左側の粉体吸引域に(実線位置から2点鎖線位置に)移
動される。袋Zは開封口を上にした直立状態で粉体吸引
域に位置付けられる。粉体吸引手段90のエアシリンダ
94により粉体吸引管98が降下され、その下端の吸引
口部が袋Zの開封口内に挿入される。そして粉体吸引手
段90に関連して設けられた吸引ポンプを作動させ、粉
体を吸引、排出させる。粉体が所定量排出されたところ
で吸引パッド74及び76がエアシリンダ78(図21
参照)により離隔方向に移動される。この離隔移動は、
吸引作用を継続しながら遂行されるので、袋Zは吸引パ
ッド74及び76により更に広げられる(図20参
照)。図21に示す機構により、吸引パッド74及び7
6が所定の角度回動され、その結果、袋Zが図3、図1
7及び図19に示すように傾斜した状態に位置付けられ
る。粉体吸引管98の降下は、その下端の吸引口部が袋
Zの最低部位である角部に達するまで継続される。その
結果、袋Z内の粉体は実質上残すことなく吸引される。
置付けられていた移動台車66がエアシリダ68により
左側の粉体吸引域に(実線位置から2点鎖線位置に)移
動される。袋Zは開封口を上にした直立状態で粉体吸引
域に位置付けられる。粉体吸引手段90のエアシリンダ
94により粉体吸引管98が降下され、その下端の吸引
口部が袋Zの開封口内に挿入される。そして粉体吸引手
段90に関連して設けられた吸引ポンプを作動させ、粉
体を吸引、排出させる。粉体が所定量排出されたところ
で吸引パッド74及び76がエアシリンダ78(図21
参照)により離隔方向に移動される。この離隔移動は、
吸引作用を継続しながら遂行されるので、袋Zは吸引パ
ッド74及び76により更に広げられる(図20参
照)。図21に示す機構により、吸引パッド74及び7
6が所定の角度回動され、その結果、袋Zが図3、図1
7及び図19に示すように傾斜した状態に位置付けられ
る。粉体吸引管98の降下は、その下端の吸引口部が袋
Zの最低部位である角部に達するまで継続される。その
結果、袋Z内の粉体は実質上残すことなく吸引される。
【0040】袋Z内の粉体が完全に吸引された後、粉体
吸引管98が上昇して元の位置に戻される(図3の実線
で示す位置)。吸引パッド74及び76が相互に接近す
る方向に移動され、ホームポジションに戻される。次い
で吸引作動が停止される。袋保持手段70による袋Zの
保持が解除されるので、空袋となった袋Zはホッパ10
0内に落下させられる。上部移動台車28が再び袋載置
域に移動し、下部移動台車14と共に次のラックの上下
部に位置付けられる。以上のサイクルが繰り返し行なわ
れる。
吸引管98が上昇して元の位置に戻される(図3の実線
で示す位置)。吸引パッド74及び76が相互に接近す
る方向に移動され、ホームポジションに戻される。次い
で吸引作動が停止される。袋保持手段70による袋Zの
保持が解除されるので、空袋となった袋Zはホッパ10
0内に落下させられる。上部移動台車28が再び袋載置
域に移動し、下部移動台車14と共に次のラックの上下
部に位置付けられる。以上のサイクルが繰り返し行なわ
れる。
【0041】前記した実施例において、袋切断域に移送
された袋は、その両側面を吸引パッド74及び76によ
り吸引することにより保持される。そしてこの吸引作用
により、袋上端部の切断部は充分開口されるので、下降
してきた粉体吸引管98の吸引口部は開口縁に干渉する
ことなく袋内に挿入される。この作用は袋が一層である
場合には充分確実に行なわれる。しかしながら、袋が二
層である場合には、吸引パッド74及び76による吸引
作用が内側の袋には及ばないので、外側の袋が充分開口
しても、内側の袋が開口しないおそれがある。図22〜
図24には、このように二層に構成された袋において使
用される袋開口手段110の実施例が示されている。
された袋は、その両側面を吸引パッド74及び76によ
り吸引することにより保持される。そしてこの吸引作用
により、袋上端部の切断部は充分開口されるので、下降
してきた粉体吸引管98の吸引口部は開口縁に干渉する
ことなく袋内に挿入される。この作用は袋が一層である
場合には充分確実に行なわれる。しかしながら、袋が二
層である場合には、吸引パッド74及び76による吸引
作用が内側の袋には及ばないので、外側の袋が充分開口
しても、内側の袋が開口しないおそれがある。図22〜
図24には、このように二層に構成された袋において使
用される袋開口手段110の実施例が示されている。
【0042】図22のL1は、吸引パッド74及び76
により吸引保持されている袋Zに対して鉛直方向に昇降
する粉体吸引管98の吸引口部の移動ラインを示し、L
2は、同位置にある袋Zに対して鉛直方向に昇降する袋
開口手段110(後述する)の移動ラインを示してい
る。すなわち袋開口手段110の移動ラインL2は、粉
体吸引管98の吸引口部の移動ラインL1に対し、先に
述べた幅方向にずれた位置に配置され、相互の干渉は生
じない。なお図22を左右方向に見た場合、ラインL1
とL2は相互に重合している。
により吸引保持されている袋Zに対して鉛直方向に昇降
する粉体吸引管98の吸引口部の移動ラインを示し、L
2は、同位置にある袋Zに対して鉛直方向に昇降する袋
開口手段110(後述する)の移動ラインを示してい
る。すなわち袋開口手段110の移動ラインL2は、粉
体吸引管98の吸引口部の移動ラインL1に対し、先に
述べた幅方向にずれた位置に配置され、相互の干渉は生
じない。なお図22を左右方向に見た場合、ラインL1
とL2は相互に重合している。
【0043】前記した粉体吸引域において、一対の吸引
パッド74及び76により保持されている袋Zの上方位
置には袋開口手段110が配置されている。袋開口手段
110は、支持体112と、支持体112に回動自在に
支持された一対のロッド部材114及び116と、ロッ
ド部材114の下端に、その延長方向に突出するよう設
けられた針部材114aと、ロッド部材116の下端
に、その延長方向に突出するよう設けられた設けられた
針部材116aと、ロッド部材114の上端に連結され
たエアシリンダ118と、ロッド部材116の上端に連
結されたエアシリンダ120とを備えている。支持体1
12は、図示はしていないが、前記フレーム4に鉛直方
向に昇降自在に装着されている。支持体112は、フレ
ーム4の前後方向に水平に延びるフレーム112aを備
えている。フレーム4にはエアシリンダ122が鉛直方
向に延在するよう取り付けられ、エアシリンダ122の
ピストンロッドがフレーム112aに連結されている。
したがってエアシリンダ122のピストンロッドの収縮
作用により、支持体112は昇降動させられる。
パッド74及び76により保持されている袋Zの上方位
置には袋開口手段110が配置されている。袋開口手段
110は、支持体112と、支持体112に回動自在に
支持された一対のロッド部材114及び116と、ロッ
ド部材114の下端に、その延長方向に突出するよう設
けられた針部材114aと、ロッド部材116の下端
に、その延長方向に突出するよう設けられた設けられた
針部材116aと、ロッド部材114の上端に連結され
たエアシリンダ118と、ロッド部材116の上端に連
結されたエアシリンダ120とを備えている。支持体1
12は、図示はしていないが、前記フレーム4に鉛直方
向に昇降自在に装着されている。支持体112は、フレ
ーム4の前後方向に水平に延びるフレーム112aを備
えている。フレーム4にはエアシリンダ122が鉛直方
向に延在するよう取り付けられ、エアシリンダ122の
ピストンロッドがフレーム112aに連結されている。
したがってエアシリンダ122のピストンロッドの収縮
作用により、支持体112は昇降動させられる。
【0044】フレーム112aには、その長手方向に間
隔をおいて鉛直方向下方に延在する一対のフレーム11
2b及び112cが設けられている。ロッド部材114
の中間部はフレーム112bの下端部に回動自在に支持
され、ロッド部材116の中間部はフレーム112cの
下端部に回動自在に支持されている。ロッド部材114
及び116の各回動軸線は、フレーム4の幅方向に水平
にかつ平行に延びるよう位置付けられている。エアシリ
ンダ118はフレーム112aの左端部の下方に取り付
けられ、エアシリンダ120はフレーム112aの右端
部の下方に取り付けられている。エアシリンダ118及
び120は、フレーム4の前後方向に水平に延びる共通
の軸線上に位置付けられている。エアシリンダ118及
び120の各ピストンロッドは互いに向き合う方向に突
出しており、エアシリンダ118のピストンロッドはロ
ッド部材114の上端部に連結され、エアシリンダ12
0のピストンロッドはロッド部材116の上端部に連結
されている。エアシリンダ118及び120の各ピスト
ンロッドは連動して伸縮作動され、それによってロッド
部材114及び116は同時に回動され、各針部材11
4a及び116aは相互に接近した位置と相互に離隔し
た位置とに選択的に開閉移動せしめられる。
隔をおいて鉛直方向下方に延在する一対のフレーム11
2b及び112cが設けられている。ロッド部材114
の中間部はフレーム112bの下端部に回動自在に支持
され、ロッド部材116の中間部はフレーム112cの
下端部に回動自在に支持されている。ロッド部材114
及び116の各回動軸線は、フレーム4の幅方向に水平
にかつ平行に延びるよう位置付けられている。エアシリ
ンダ118はフレーム112aの左端部の下方に取り付
けられ、エアシリンダ120はフレーム112aの右端
部の下方に取り付けられている。エアシリンダ118及
び120は、フレーム4の前後方向に水平に延びる共通
の軸線上に位置付けられている。エアシリンダ118及
び120の各ピストンロッドは互いに向き合う方向に突
出しており、エアシリンダ118のピストンロッドはロ
ッド部材114の上端部に連結され、エアシリンダ12
0のピストンロッドはロッド部材116の上端部に連結
されている。エアシリンダ118及び120の各ピスト
ンロッドは連動して伸縮作動され、それによってロッド
部材114及び116は同時に回動され、各針部材11
4a及び116aは相互に接近した位置と相互に離隔し
た位置とに選択的に開閉移動せしめられる。
【0045】図23は、袋Zが、その両側面を吸引パッ
ド74及び76により吸引することにより保持されて袋
切断域に移送され、位置付けられた状態を示している。
袋Zは外側の袋Z1(例えばクラフト紙)と内側の袋Z
2(例えばポリ塩化ビニル)の二層からなるので、吸引
パッド74及び76の吸引作用により、外側の袋Z1上
端部の切断部は充分開口されているが、内側の袋Z2上
端部の切断部は開口していない。通常は、袋Zの移送に
干渉しない上方位置に位置付けられている袋開口手段1
10の支持体112はエアシリンダ122によって図の
位置まで下降させられる。相互に接近した位置に位置付
けられている各針部材114a及び116aは内側の袋
Z2の上方に位置付けられる。支持体112が更に下降
すると、図24の2点鎖線で示すように、各針部材11
4a及び116aは内側の袋Z2の上端部であって切断
口の両側部を突き刺す。この状態で支持体112の下降
が停止される。次いで、エアシリンダ118及び120
の各ピストンロッドが同時に伸張される。その結果、針
部材114a及び116aは相互に離隔した位置(図2
4の実線で示す位置)に移動せしめられる。これにより
内側の袋Z2の上端部は切断部に沿って充分広く開口さ
れる。この状態で、下降してきた粉体吸引管98の吸引
口部は開口縁に干渉することなく内側の袋Z2内に挿入
され、粉体の吸引作用が行なわれる。前記袋開口手段1
10においては、一対の針部材114a及び116aが
袋Z2を突き刺すが、袋Z2は内側に存在するためその
表面に泥等の異物は付着しておらず、外側の袋Z1に比
較して清浄であるので問題はない。
ド74及び76により吸引することにより保持されて袋
切断域に移送され、位置付けられた状態を示している。
袋Zは外側の袋Z1(例えばクラフト紙)と内側の袋Z
2(例えばポリ塩化ビニル)の二層からなるので、吸引
パッド74及び76の吸引作用により、外側の袋Z1上
端部の切断部は充分開口されているが、内側の袋Z2上
端部の切断部は開口していない。通常は、袋Zの移送に
干渉しない上方位置に位置付けられている袋開口手段1
10の支持体112はエアシリンダ122によって図の
位置まで下降させられる。相互に接近した位置に位置付
けられている各針部材114a及び116aは内側の袋
Z2の上方に位置付けられる。支持体112が更に下降
すると、図24の2点鎖線で示すように、各針部材11
4a及び116aは内側の袋Z2の上端部であって切断
口の両側部を突き刺す。この状態で支持体112の下降
が停止される。次いで、エアシリンダ118及び120
の各ピストンロッドが同時に伸張される。その結果、針
部材114a及び116aは相互に離隔した位置(図2
4の実線で示す位置)に移動せしめられる。これにより
内側の袋Z2の上端部は切断部に沿って充分広く開口さ
れる。この状態で、下降してきた粉体吸引管98の吸引
口部は開口縁に干渉することなく内側の袋Z2内に挿入
され、粉体の吸引作用が行なわれる。前記袋開口手段1
10においては、一対の針部材114a及び116aが
袋Z2を突き刺すが、袋Z2は内側に存在するためその
表面に泥等の異物は付着しておらず、外側の袋Z1に比
較して清浄であるので問題はない。
【0046】以上、本発明による袋内の粉体取り出し装
置の一実施例について説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱するこ
となく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば前
記実施例において使用された各エアシリンダは、油圧シ
リンダであっても成立する。また吸引パッド74及び7
6を移動させかつ回転させる機構も実施例に限るもので
はない。また吸引パッド74及び76を傾斜させるタイ
ミングも適宜設定されることはいうまでもない。更に、
袋の切断面をクリーニングする手段は、クランプ手段側
に設けてもよい。クリーニングのタイミングは切断時又
は切断直後の何れでもよい。
置の一実施例について説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱するこ
となく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば前
記実施例において使用された各エアシリンダは、油圧シ
リンダであっても成立する。また吸引パッド74及び7
6を移動させかつ回転させる機構も実施例に限るもので
はない。また吸引パッド74及び76を傾斜させるタイ
ミングも適宜設定されることはいうまでもない。更に、
袋の切断面をクリーニングする手段は、クランプ手段側
に設けてもよい。クリーニングのタイミングは切断時又
は切断直後の何れでもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明に従って構成された袋内の粉体取
り出し装置によれば、袋を切断する際あるいは袋内の粉
体を取り出す際の何れの場合においても、袋の外表面に
付着している異物が、粉体に混入することを確実に防止
できる。したがって、本発明は、特に、安全面、衛生面
等において厳しい管理が要求される医薬品、食品等の分
野において、きわめて有用である。
り出し装置によれば、袋を切断する際あるいは袋内の粉
体を取り出す際の何れの場合においても、袋の外表面に
付着している異物が、粉体に混入することを確実に防止
できる。したがって、本発明は、特に、安全面、衛生面
等において厳しい管理が要求される医薬品、食品等の分
野において、きわめて有用である。
【図1】本発明に従って改良された袋内の粉体取り出し
装置の一実施例を示す正面概略図。
装置の一実施例を示す正面概略図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】図1の一部のみを概略的に示す上面図。
【図5】図1の一つの作動態様を部分的に示す正面図。
【図6】図5のA−A矢視断面概略図。
【図7】図5の他の作動態様を示す部分図。
【図8】図7のB−B矢視断面概略図。
【図9】図7のC−C矢視断面概略図。
【図10】図1の袋切断域の手前で袋が待機している状
態を示す図。
態を示す図。
【図11】図10のD−D矢視断面図。
【図12】図10において袋が袋切断域に位置付けられ
た状態を示す図。
た状態を示す図。
【図13】図12において袋が切断された状態を示す部
分図。
分図。
【図14】図13のE−E矢視断面図。
【図15】図14における切断刃を右方から見た図。
【図16】図13の状態でクリーニングを行なっている
状態を示す部分拡大概略図。
状態を示す部分拡大概略図。
【図17】図3の一部を拡大して示す図。
【図18】図13の他の作動態様図。
【図19】図3において2点鎖線で示す粉体の吸引状態
を実線で示した図。
を実線で示した図。
【図20】袋を一対の吸引パッドで吸引した状態を示す
図。
図。
【図21】吸引パッドの支持機構を示す上面図。
【図22】図23に示す袋開口手段と粉体吸引管との位
置関係を示す概略図。
置関係を示す概略図。
【図23】二層に構成された袋に使用される袋開口手段
の実施例を示す図であって、図22をF−F矢視方向に
見た概略図。
の実施例を示す図であって、図22をF−F矢視方向に
見た概略図。
【図24】図23の他の作動態様図。
2 袋内の粉体取り出し装置 10a及び12a ラック 14 下部移動台車 18 補助移動台車 20 袋押し上げ手段 26 支持板 28 上部移動台車 32 補助移動台車 40 クランプ手段 42 挟持板 50 切断手段 58 切断刃 59 吸引スリット 66 移動台車 70 袋保持手段 74及び76 吸引パッド 82 ガイドロッド 84 ドライベアリング 90 粉体吸引手段 98 粉体吸引管 110 袋開口手段 112 支持体 114及び116 ロッド部材 114a及び116a 針部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶本 剛 静岡県榛原郡金谷町金谷河原588番地 第 一製薬株式会社静岡工場製剤技術センター 内 (72)発明者 福井 一郎 東京都文京区本郷3−38−11 株式会社徳 寿工作所内 (72)発明者 林 恒美 静岡県沼津市東椎路632 赤武エンジニア リング株式会社内 (72)発明者 河野 斌 静岡県沼津市東椎路632 赤武エンジニア リング株式会社内 (72)発明者 渡辺 安裕 静岡県沼津市東椎路632 赤武エンジニア リング株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 袋の上端部を解除自在にクランプするク
ランプ手段と、該上端部が該クランプ手段にクランプさ
れて垂下せしめられている袋の該上端部を切断して開封
する切断手段と、該切断により形成された開封口を上方
に向けた状態で袋を保持するための袋保持手段と、該袋
保持手段に保持されている袋の該開封口を通して袋内に
挿入される吸引口部を有する粉体吸引手段とを備えてい
る、ことを特徴とする袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項2】 該切断手段が袋の該上端部を切断してい
る時又はその直後に、袋の切断口に沿って吸引するクリ
ーニング手段を含む、請求項1記載の袋内の粉体取り出
し装置。 - 【請求項3】 該クリーニング手段は、袋の幅方向に延
在する吸引スリットを有する、請求項2記載の袋内の粉
体取り出し装置。 - 【請求項4】 該切断手段は、袋の幅方向に延在しかつ
袋の片側面から他側面に向けて切断移動せしめられる切
断刃を有し、該吸引スリットは該切断刃の後方を該切断
刃に沿って延びる、請求項3記載の袋内の粉体取り出し
装置。 - 【請求項5】 該クランプ手段は、上下方向に間隔を置
いて配置された2個のクランプ工具を含み、該クランプ
工具の各々は、袋の幅方向の実質上全幅にわたって延在
する一対のクランプ部材と、該一対のクランプ部材を相
互に接近し離隔する方向に移動せしめる移動手段とを含
む、請求項1記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項6】 該クランプ手段の該2個のクランプ工具
が袋の該上端部を上下方向に間隔を置いてクランプして
いる状態において、該袋保持手段が袋を保持する、請求
項5記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項7】 該クランプ手段の該2個のクランプ工具
が袋の該上端部を上下方向に間隔を置いてクランプしか
つ該袋保持手段が袋を保持している状態において、該切
断手段が、該2個のクランプ工具の間において袋の該上
端部を幅方向全幅にわたって切断する、請求項5記載の
袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項8】 該切断手段が袋の該上端部を切断した
後、該2個のクランプ工具のうち上方のクランプ工具が
袋の該上端部のクランプを解除する、請求項7記載の袋
内の粉体取り出し装置。 - 【請求項9】 該上方のクランプ工具が袋の該上端部の
クランプを解除した後、該2個のクランプ工具のうち下
方のクランプ工具が袋の該上端部のクランプを解除す
る、請求項8記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項10】 該袋保持手段は袋の胴部分の両面にそ
れぞれ作用する一対の吸引パッドを含んでいる、請求項
1記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項11】 該一対の吸引パッドを相互に接近し離
隔する方向に移動せしめる移動手段を含む、請求項10
記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項12】 該一対の吸引パッドにより保持されて
いる袋の上方位置には袋開口手段が配置され、該袋開口
手段は、鉛直方向に昇降自在に配置された支持体と、該
支持体に回動自在に支持された一対のロッド部材と、該
ロッド部材の各々の下端に設けられた針部材と、該ロッ
ド部材の各々の上端に連結されてそれぞれ該ロッド部材
の各々を回動させることにより該針部材の各々を相互に
接近した位置と離隔した位置とに選択的に開閉移動せし
める移動手段とを含む、請求項10記載の袋内の粉体取
り出し装置。 - 【請求項13】 該袋保持手段には、袋を実質上鉛直に
延びる直立状態から鉛直に対して鋭角をなして延びる傾
斜状態に傾動せしめる傾動手段を含んでいる、請求項1
記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項14】 複数の袋が直立状態で載置される袋載
置手段と、該袋載置手段上に載置されている袋を順次に
袋切断域に移送するための袋移送手段を備え、 該クランプ手段は該袋移送手段に配設されており、該袋
移送手段は該クランプ手段によって袋の該上端部をクラ
ンプして袋を移送し、 該切断手段は該袋切断域に移送された袋の該上端部を切
断する、請求項1記載の袋内の粉体取り出し装置。 - 【請求項15】 該袋保持手段は該袋切断域と粉体吸引
域との間を移動自在に配設されており、該粉体吸引手段
の吸引口部は該粉体吸引域において袋内に挿入される、
請求項14記載の袋内の粉体取り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13114995A JPH08301249A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 袋内の粉体取り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13114995A JPH08301249A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 袋内の粉体取り出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301249A true JPH08301249A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15051154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13114995A Pending JPH08301249A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 袋内の粉体取り出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301249A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016153338A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 日本アエロジル株式会社 | 粉体吸引抜出管及び粉体吸引抜出装置 |
| CN107399107A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-28 | 东莞市金尚包装印刷有限公司 | 一种半自动纸袋供墨系统 |
| CN111361816A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-07-03 | 天津环博科技有限责任公司 | 一种硅料自动拆袋机 |
| CN111959905A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-20 | 浙江万家工业设备有限公司 | 一种用于吨袋自动开包机 |
| CN115959352A (zh) * | 2022-12-01 | 2023-04-14 | 国网智能科技股份有限公司 | 一种拆袋机器人及工作方法 |
| CN118182997A (zh) * | 2024-04-30 | 2024-06-14 | 北京配天技术有限公司 | 一种软包物料投料生产线 |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP13114995A patent/JPH08301249A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016153338A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-25 | 日本アエロジル株式会社 | 粉体吸引抜出管及び粉体吸引抜出装置 |
| CN107399107A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-28 | 东莞市金尚包装印刷有限公司 | 一种半自动纸袋供墨系统 |
| CN111361816A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-07-03 | 天津环博科技有限责任公司 | 一种硅料自动拆袋机 |
| CN111959905A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-20 | 浙江万家工业设备有限公司 | 一种用于吨袋自动开包机 |
| CN115959352A (zh) * | 2022-12-01 | 2023-04-14 | 国网智能科技股份有限公司 | 一种拆袋机器人及工作方法 |
| CN118182997A (zh) * | 2024-04-30 | 2024-06-14 | 北京配天技术有限公司 | 一种软包物料投料生产线 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030506 |