JPH08301683A - エアバッグ用ガス発生器 - Google Patents
エアバッグ用ガス発生器Info
- Publication number
- JPH08301683A JPH08301683A JP7135804A JP13580495A JPH08301683A JP H08301683 A JPH08301683 A JP H08301683A JP 7135804 A JP7135804 A JP 7135804A JP 13580495 A JP13580495 A JP 13580495A JP H08301683 A JPH08301683 A JP H08301683A
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- JP
- Japan
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- hydrogen peroxide
- gas generator
- gas
- weight
- airbag
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- Pending
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- Air Bags (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグのガス発生剤として用いられてい
るアジ化ナトリウム配合物の難点を一挙に改善すること
ができるエアバッグ用ガス発生器を提供することを目的
とするものである。 【構成】 請求項1は、過酸化水素の含有率が64.5
重量%以下の水溶液であって、融点が127℃以下であ
る主剤を収容した主剤容器と、過酸化水素の分解触媒を
収容した分解触媒容器と、この分解触媒容器内に取り付
けられた点火具と、前記点火具、分解触媒容器、主剤容
器の順に収容するとともに主剤容器の上方にガス噴出部
を備えたガス発生器本体とで構成されていることを特徴
とするものである。
るアジ化ナトリウム配合物の難点を一挙に改善すること
ができるエアバッグ用ガス発生器を提供することを目的
とするものである。 【構成】 請求項1は、過酸化水素の含有率が64.5
重量%以下の水溶液であって、融点が127℃以下であ
る主剤を収容した主剤容器と、過酸化水素の分解触媒を
収容した分解触媒容器と、この分解触媒容器内に取り付
けられた点火具と、前記点火具、分解触媒容器、主剤容
器の順に収容するとともに主剤容器の上方にガス噴出部
を備えたガス発生器本体とで構成されていることを特徴
とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車,トラック,二
輪車,その他の乗物の搭乗者が不幸にして衝突事故や自
損事故に遭遇したとき、人体を危害から守るエアバッグ
に用いられるガス発生器に係り、詳しくは、過酸化水素
を利用したエアバッグ用のガス発生器である。
輪車,その他の乗物の搭乗者が不幸にして衝突事故や自
損事故に遭遇したとき、人体を危害から守るエアバッグ
に用いられるガス発生器に係り、詳しくは、過酸化水素
を利用したエアバッグ用のガス発生器である。
【0002】
【従来の技術】近年、道路を走行する乗物の数量は世界
的な規模でみると増加の一途を辿っていて、関係各方面
の努力にも拘わらず交通事故の発生はなかなか減少しな
いのが実状である。そこで、不幸にして衝突,自損によ
って強い衝撃が人体に加わったとき、搭乗者が致命的な
傷害を受けないで済むようエアバッグの取付が普及しつ
つある。
的な規模でみると増加の一途を辿っていて、関係各方面
の努力にも拘わらず交通事故の発生はなかなか減少しな
いのが実状である。そこで、不幸にして衝突,自損によ
って強い衝撃が人体に加わったとき、搭乗者が致命的な
傷害を受けないで済むようエアバッグの取付が普及しつ
つある。
【0003】このガス発生源は、アジ化ナトリウム粉に
同じく粉状の過塩素酸塩,金属酸化物,金属硫化物等を
配合,加圧成型し、モジュールに収納した固体ガス発生
器で加速度センサーが強い衝撃を検出すれば直ちに発火
しエアバッグを急速に展開させる役割を担っている。現
在、この系統の配合物がガス発生剤の主流になってい
て、これから生成する窒素ガスはエアバッグ用ガスとし
て適した物性を持つといわれている。
同じく粉状の過塩素酸塩,金属酸化物,金属硫化物等を
配合,加圧成型し、モジュールに収納した固体ガス発生
器で加速度センサーが強い衝撃を検出すれば直ちに発火
しエアバッグを急速に展開させる役割を担っている。現
在、この系統の配合物がガス発生剤の主流になってい
て、これから生成する窒素ガスはエアバッグ用ガスとし
て適した物性を持つといわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し、アジ化ナトリウ
ム配合物には幾つかの欠点もある。先ず、取扱者の血圧
を降下させる作用があり、大量製産工場における職場の
環境保全に強い規制が敷かれ、廃車時の処理に多額の経
費が必要になる。燃焼時に少量ながら酸化ナトリウム,
過酸化トリウムが副生飛散し、眼や呼吸器を害すること
がある。それらの化合物は、水と反応して発火する。
ム配合物には幾つかの欠点もある。先ず、取扱者の血圧
を降下させる作用があり、大量製産工場における職場の
環境保全に強い規制が敷かれ、廃車時の処理に多額の経
費が必要になる。燃焼時に少量ながら酸化ナトリウム,
過酸化トリウムが副生飛散し、眼や呼吸器を害すること
がある。それらの化合物は、水と反応して発火する。
【0005】更に、深刻な問題はアジ化ナトリウムの発
火,燃焼性についてはまだ研究と情報が十分にはなく、
アジ化ナトリウムの製造とその配合物の混合,成型過程
における発火危険性に対する完壁な対策が立ち後れてい
ることである。アジ化ナトリウムは、水や酸に接触する
と猛毒で爆発感度が高いアジ化水素(HN3)が発生す
るといわれている。
火,燃焼性についてはまだ研究と情報が十分にはなく、
アジ化ナトリウムの製造とその配合物の混合,成型過程
における発火危険性に対する完壁な対策が立ち後れてい
ることである。アジ化ナトリウムは、水や酸に接触する
と猛毒で爆発感度が高いアジ化水素(HN3)が発生す
るといわれている。
【0006】アジ化ナトリウムに代わるガス発生剤とし
てテトラゾール化合物が期待されているが、これも製造
上の危険が完全に払拭されたわけではなく、燃焼ガスに
は極く微量とはいえシアン系ガスが含まれる。その他の
代替物質も一酸化炭素を多量に発生する等の欠点があ
る。一方、特開昭56ー88804号公報には、過酸化
水素水溶液を用いたガス発生器が開示されている。
てテトラゾール化合物が期待されているが、これも製造
上の危険が完全に払拭されたわけではなく、燃焼ガスに
は極く微量とはいえシアン系ガスが含まれる。その他の
代替物質も一酸化炭素を多量に発生する等の欠点があ
る。一方、特開昭56ー88804号公報には、過酸化
水素水溶液を用いたガス発生器が開示されている。
【0007】これは、上述したエアバッグのガス発生剤
として用いられているアジ化ナトリウム配合物の難点を
解決するものである。処で、エアバッグは車に搭載され
ているため、車の置かれている厳しい環境下でも同じ性
能を有することが必要不可欠である。即ち、低温側でー
30℃、高温側で+80℃の範囲で性能を保証する必要
がある。
として用いられているアジ化ナトリウム配合物の難点を
解決するものである。処で、エアバッグは車に搭載され
ているため、車の置かれている厳しい環境下でも同じ性
能を有することが必要不可欠である。即ち、低温側でー
30℃、高温側で+80℃の範囲で性能を保証する必要
がある。
【0008】これに対してガス発生剤として使用される
過酸化水素は、その濃度によって物性が変化し沸点、疑
固点に変化を受ける。このため、特開昭56ー8880
4号公報に開示されている過酸化水素水溶液の含有率5
重量%〜30重量%のものでは、低温環境下で凍るとい
うトラブルが発生し、低温でのガス発生能力はなくなっ
てしまう。
過酸化水素は、その濃度によって物性が変化し沸点、疑
固点に変化を受ける。このため、特開昭56ー8880
4号公報に開示されている過酸化水素水溶液の含有率5
重量%〜30重量%のものでは、低温環境下で凍るとい
うトラブルが発生し、低温でのガス発生能力はなくなっ
てしまう。
【0009】又、エアバッグ用ガス発生器はエアバッグ
を膨らませるという目的を持っている。このエアバッグ
は衝突から約30〜40msecで完全展開する必要が
ある。このためには、過酸化水素水溶液を用いたガス発
生剤は、30〜40msecで分解反応を終了する必要
がある。これに対し、過酸化水素はその濃度によって分
解速度が変化する性質を持っている。過酸化水素の濃度
は分解反応のパラメータであり、濃度が高くなると共に
分解速度も速くなる。このことからも特開昭56‐88
804号公報に開示された過酸化水素の含有率5重量%
〜30重量%のものでは、30〜40msecでの分解
反応終了は不可能である。
を膨らませるという目的を持っている。このエアバッグ
は衝突から約30〜40msecで完全展開する必要が
ある。このためには、過酸化水素水溶液を用いたガス発
生剤は、30〜40msecで分解反応を終了する必要
がある。これに対し、過酸化水素はその濃度によって分
解速度が変化する性質を持っている。過酸化水素の濃度
は分解反応のパラメータであり、濃度が高くなると共に
分解速度も速くなる。このことからも特開昭56‐88
804号公報に開示された過酸化水素の含有率5重量%
〜30重量%のものでは、30〜40msecでの分解
反応終了は不可能である。
【0010】そのため、この特開昭56ー88804号
公報に開示されてある発明では、30秒以内に80%の
膨張率を得ると記載するに止まっており、これでは、自
動車用のエアバッグのガス発生器としては全く使用でき
ないものとなる。即ち、自動車用のエアバッグを展開し
て乗員を保護するためには、少なくとも50msec以
内に分解反応を終了しガスを発生させ、エアバッグを1
00%展開させていなければならないからである。
公報に開示されてある発明では、30秒以内に80%の
膨張率を得ると記載するに止まっており、これでは、自
動車用のエアバッグのガス発生器としては全く使用でき
ないものとなる。即ち、自動車用のエアバッグを展開し
て乗員を保護するためには、少なくとも50msec以
内に分解反応を終了しガスを発生させ、エアバッグを1
00%展開させていなければならないからである。
【0011】本発明は斯かる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、エアバッグのガス発生剤として用
いられているアジ化ナトリウム配合物の難点を一挙に改
善することができるエアバッグ用ガス発生器を提供する
ことを目的とするものである。
めになされたもので、エアバッグのガス発生剤として用
いられているアジ化ナトリウム配合物の難点を一挙に改
善することができるエアバッグ用ガス発生器を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、過酸
化水素の含有率が64.5重量%以下の水溶液であっ
て、融点が127℃以下である主剤を収容した主剤容器
と、過酸化水素の分解触媒を収容した分解触媒容器と、
この分解触媒容器内に取り付けられた点火具と、外筒
と、前記点火具、分解触媒容器、主剤容器の順に収容す
るとともに主剤容器の上方にガス噴出部を備えたガス発
生器本体とで構成されていることを特徴とするものであ
る。
化水素の含有率が64.5重量%以下の水溶液であっ
て、融点が127℃以下である主剤を収容した主剤容器
と、過酸化水素の分解触媒を収容した分解触媒容器と、
この分解触媒容器内に取り付けられた点火具と、外筒
と、前記点火具、分解触媒容器、主剤容器の順に収容す
るとともに主剤容器の上方にガス噴出部を備えたガス発
生器本体とで構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2の発明は、請求項1において、主
剤は、過酸化水素の含有率が35重量%〜64.5重量
%の水溶液であることを特徴とするものである。請求項
3の発明は、請求項1において、主剤は、過酸化水素の
含有率が40重量%〜60重量%の水溶液であることを
特徴とするものである。請求項4の発明は、請求項1に
おいて、過酸化水素の分解触媒は、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の過マンガン酸塩、アルカリ金属又は
金,白金,銀,銅から成るクロム酸塩、ランタノイド系
の酸化物、金,白金,銀,銅の粉末であることを特徴と
するものである。
剤は、過酸化水素の含有率が35重量%〜64.5重量
%の水溶液であることを特徴とするものである。請求項
3の発明は、請求項1において、主剤は、過酸化水素の
含有率が40重量%〜60重量%の水溶液であることを
特徴とするものである。請求項4の発明は、請求項1に
おいて、過酸化水素の分解触媒は、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の過マンガン酸塩、アルカリ金属又は
金,白金,銀,銅から成るクロム酸塩、ランタノイド系
の酸化物、金,白金,銀,銅の粉末であることを特徴と
するものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1において、点
火具は、発熱体とこの発熱体に取り付けた火薬とで構成
されていることを特徴とするものである。請求項6の発
明は、請求項1において、主剤容器とガス噴出部との間
には、噴出口を有する押さえ部材が配設されていること
を特徴とするものである。
火具は、発熱体とこの発熱体に取り付けた火薬とで構成
されていることを特徴とするものである。請求項6の発
明は、請求項1において、主剤容器とガス噴出部との間
には、噴出口を有する押さえ部材が配設されていること
を特徴とするものである。
【0015】
【作用】過酸化水素の分解熱は、次式に示すとおり非常
に高いが、含有率が64.5重量%以下の水溶液では液
全体を蒸発させるには至らないので、暴走反応が起こる
ことはない。 H202 → H20+0.502+98.2kJ 図1は過酸化水素水溶液の濃度に対する生成ガスの組成
と温度の変化を示している。
に高いが、含有率が64.5重量%以下の水溶液では液
全体を蒸発させるには至らないので、暴走反応が起こる
ことはない。 H202 → H20+0.502+98.2kJ 図1は過酸化水素水溶液の濃度に対する生成ガスの組成
と温度の変化を示している。
【0016】図中、実線で示されたX(H20),X
(02)は各濃度における分解ガスのモル濃度を示し、
Y(H20),Y(02)は体積百分率の濃度を示してい
る。又、図中に示された過酸化水素水溶液の濃度から分
解時におけるガスの状態を知ることができる。即ち、過
酸化水素の含有率が11.5重量%以下では熱を与えら
れても気化せず液体の状態を保つ。又、過酸化水素の含
有率が64.5重量%以上では水は加熱蒸気と成り、分
解ガス温度は急上昇することがわかる。例えば、過酸化
水素の含有率が100重量%では分解ガス温度が100
0℃近くを示す。
(02)は各濃度における分解ガスのモル濃度を示し、
Y(H20),Y(02)は体積百分率の濃度を示してい
る。又、図中に示された過酸化水素水溶液の濃度から分
解時におけるガスの状態を知ることができる。即ち、過
酸化水素の含有率が11.5重量%以下では熱を与えら
れても気化せず液体の状態を保つ。又、過酸化水素の含
有率が64.5重量%以上では水は加熱蒸気と成り、分
解ガス温度は急上昇することがわかる。例えば、過酸化
水素の含有率が100重量%では分解ガス温度が100
0℃近くを示す。
【0017】然し、過酸化水素の含有率が11.5重量
%〜64.5重量%の範囲内では飽和水蒸気の状態で存
在し、常圧の場合を例にとれば水の高い蒸発潜熱によっ
て温度が抑制され、過酸化水素水溶液の分解ガス温度は
100℃(飽和水蒸気温度)で頭打ちとなる。又、この
図1から圧力10atmの状態であっても分解ガス温度
は200℃程度に抑えられることが読み取れる。
%〜64.5重量%の範囲内では飽和水蒸気の状態で存
在し、常圧の場合を例にとれば水の高い蒸発潜熱によっ
て温度が抑制され、過酸化水素水溶液の分解ガス温度は
100℃(飽和水蒸気温度)で頭打ちとなる。又、この
図1から圧力10atmの状態であっても分解ガス温度
は200℃程度に抑えられることが読み取れる。
【0018】ここで使用している過酸化水素の含有率を
60重量%とすれば、その分解ガス組成は18重量%の
酸素を含む水蒸気と僅かな量の液体の水に限られるの
で、空気とほぼ同様な組成のクリーンなガスが発生する
ことがわかる。
60重量%とすれば、その分解ガス組成は18重量%の
酸素を含む水蒸気と僅かな量の液体の水に限られるの
で、空気とほぼ同様な組成のクリーンなガスが発生する
ことがわかる。
【0019】又、エアバッグの展開時の圧力は、大気圧
+1atm程度であるので、ガス温度も110℃以下に
抑えられる。このため、他ガス発生剤のように分解生成
物によりバッグ材を焼損する虞は全くなく、更に火炎も
発生しないことが特徴としてあげられる。図2は過酸化
水素水溶液の基本物性を示している。
+1atm程度であるので、ガス温度も110℃以下に
抑えられる。このため、他ガス発生剤のように分解生成
物によりバッグ材を焼損する虞は全くなく、更に火炎も
発生しないことが特徴としてあげられる。図2は過酸化
水素水溶液の基本物性を示している。
【0020】図中、(A)は各濃度における沸点と比重
を示し、(B)は過酸化水素水溶液濃度と凝固点の変化
を示している。(B)からは過酸化水素の含有率が60
重量%のところで凝固点の極小値を示すことがわかる。
インフレータは、車が置かれる厳しい低温環境であって
も一定性能を保つ必要がある。このため低温環境下にお
いても過酸化水素水溶液が凍るトラブルを避けることが
必要である。
を示し、(B)は過酸化水素水溶液濃度と凝固点の変化
を示している。(B)からは過酸化水素の含有率が60
重量%のところで凝固点の極小値を示すことがわかる。
インフレータは、車が置かれる厳しい低温環境であって
も一定性能を保つ必要がある。このため低温環境下にお
いても過酸化水素水溶液が凍るトラブルを避けることが
必要である。
【0021】然しながら、図2の(B)は低温環境要件
値ー30℃でも凍ることのないことを示している。図2
の(B)は横軸に過酸化水素の濃度、縦軸に温度が示さ
れ曲線は各々の含有率での凝固点を示しポイントを結ん
だものである。又、図中に示されている数値は代表的な
含有率での凝固点である。
値ー30℃でも凍ることのないことを示している。図2
の(B)は横軸に過酸化水素の濃度、縦軸に温度が示さ
れ曲線は各々の含有率での凝固点を示しポイントを結ん
だものである。又、図中に示されている数値は代表的な
含有率での凝固点である。
【0022】この図から過酸化水素の含有率60重量%
のもので凝固点が極小値のー55.4℃を示しているこ
とがわかる。これは過酸化水素の含有率60重量%のも
のはー55.4℃以上の環境下であれば凍らないことを
示している。又、過酸化水素の凝固点は過酸化水素の含
有率60重量%を最小値として高濃度側及び低濃度側の
何れに進んでも凝固点はそれよりも高くなる。例えば、
過酸化水素の含有率50重量%ではー50.0℃、過酸
化水素の含有率70重量%ではー40.2℃となり、過
酸化水素の含有率35重量%ではー32.6℃となる。
従って、低温環境要件値ー30℃を満足するために
は、過酸化水素の含有率が35重量%以上でなければ凍
るトラブルを回避することができない。以上のことか
ら、過酸化水素の含有率は、35重量%〜64.5重量
%、好ましくは40重量%〜60重量%である。
のもので凝固点が極小値のー55.4℃を示しているこ
とがわかる。これは過酸化水素の含有率60重量%のも
のはー55.4℃以上の環境下であれば凍らないことを
示している。又、過酸化水素の凝固点は過酸化水素の含
有率60重量%を最小値として高濃度側及び低濃度側の
何れに進んでも凝固点はそれよりも高くなる。例えば、
過酸化水素の含有率50重量%ではー50.0℃、過酸
化水素の含有率70重量%ではー40.2℃となり、過
酸化水素の含有率35重量%ではー32.6℃となる。
従って、低温環境要件値ー30℃を満足するために
は、過酸化水素の含有率が35重量%以上でなければ凍
るトラブルを回避することができない。以上のことか
ら、過酸化水素の含有率は、35重量%〜64.5重量
%、好ましくは40重量%〜60重量%である。
【0023】更に言うならば、過酸化水素の含有率が1
1.5重量%〜30重量%の範囲では、過酸化水素は低
温環境下で、ガスを発生するという本来の目的を達成す
ることができないということがわかる。又、図2の
(A)は沸点についても高温環境要件値+80℃に対し
過酸化水素の含有率が60重量%では、沸点120℃と
問題のない値を示している。
1.5重量%〜30重量%の範囲では、過酸化水素は低
温環境下で、ガスを発生するという本来の目的を達成す
ることができないということがわかる。又、図2の
(A)は沸点についても高温環境要件値+80℃に対し
過酸化水素の含有率が60重量%では、沸点120℃と
問題のない値を示している。
【0024】このことは過酸化水素水溶液がインフレー
タの環境温度に対して充分な許容範囲を持っていること
を示している。このように本発明に用いられる中濃度の
過酸化水素はエアバッグへの応用に際し密閉状態で貯
蔵、保存して濃度上昇が避けられる環境に置けば高い安
全性と安全を保証できる。
タの環境温度に対して充分な許容範囲を持っていること
を示している。このように本発明に用いられる中濃度の
過酸化水素はエアバッグへの応用に際し密閉状態で貯
蔵、保存して濃度上昇が避けられる環境に置けば高い安
全性と安全を保証できる。
【0025】前述したように、自動車用エアバッグを展
開して乗員を保護するためには、少なくとも50mse
c以内に分解反応を終了しガスを発生させ、エアバッグ
を100%展開させていなければならない。本発明はこ
の分解速度を持たせた点に特徴がある。即ち、過酸化水
素の分解触媒として記述した請求項4の物質に点火薬、
伝火薬と呼ばれる火薬類を混合し、火薬の亜音速に近い
分解反応を用いて数msec以内に請求項4に示される
物質を過酸化水素内に拡散させる。火薬の燃焼熱と分解
触媒の拡散速度によって50msec以内に分解を終了
させることができる。
開して乗員を保護するためには、少なくとも50mse
c以内に分解反応を終了しガスを発生させ、エアバッグ
を100%展開させていなければならない。本発明はこ
の分解速度を持たせた点に特徴がある。即ち、過酸化水
素の分解触媒として記述した請求項4の物質に点火薬、
伝火薬と呼ばれる火薬類を混合し、火薬の亜音速に近い
分解反応を用いて数msec以内に請求項4に示される
物質を過酸化水素内に拡散させる。火薬の燃焼熱と分解
触媒の拡散速度によって50msec以内に分解を終了
させることができる。
【0026】これは特開昭56ー88804号公報で開
示されたガス発生器のガス発生速度より1000倍の速
さでガスを発生することを可能にしたものであり、速度
の観点から根本的な違いがある。
示されたガス発生器のガス発生速度より1000倍の速
さでガスを発生することを可能にしたものであり、速度
の観点から根本的な違いがある。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明する。
【0028】実施例1 図3は、請求項1乃至6に係るエアバッグ用ガス発生器
の一実施例を示すものである。図において、10はガス
発生器本体を表す。このガス発生器本体10は、例え
ば、SUS 304のステンレス材から成り、フランジ
部12とを有する外筒11と、この外筒11のフランジ
部12に取り付けられて外筒11の開口を閉鎖する頭部
金具23と、この頭部金具23の凹部24に螺着される
頂部金具33とを有する。
の一実施例を示すものである。図において、10はガス
発生器本体を表す。このガス発生器本体10は、例え
ば、SUS 304のステンレス材から成り、フランジ
部12とを有する外筒11と、この外筒11のフランジ
部12に取り付けられて外筒11の開口を閉鎖する頭部
金具23と、この頭部金具23の凹部24に螺着される
頂部金具33とを有する。
【0029】外筒11は、上部側に環状のフランジ部1
2を有し、下部側に段部14を有し、この段部14より
下方に突出する筒状体15とを一体的に有する。フラン
ジ部12には、ボルト挿通孔17と、Oーリング等のシ
ール部材19を装着する環状孔18が設けられている。
又、外筒11の内壁部13の開口端16には、頭部金具
23の環状突起31の外側部を嵌入させる収納部20が
設けられている。この収容部20の下部には、後述する
頭押さえキャップ90を螺着するための雌螺子21が設
けられている。
2を有し、下部側に段部14を有し、この段部14より
下方に突出する筒状体15とを一体的に有する。フラン
ジ部12には、ボルト挿通孔17と、Oーリング等のシ
ール部材19を装着する環状孔18が設けられている。
又、外筒11の内壁部13の開口端16には、頭部金具
23の環状突起31の外側部を嵌入させる収納部20が
設けられている。この収容部20の下部には、後述する
頭押さえキャップ90を螺着するための雌螺子21が設
けられている。
【0030】頭部金具23は、複数のノズル25を底部
に形成した円筒状の凹部24が中央部に設けられてい
る。凹部24には、頂部金具33を螺着するための雌螺
子部25が形成されている。凹部24の外周の環状壁部
32には、外筒11のフランジ部12と同等の外径を有
する環状のフランジ部26が一体的に設けられている。
フランジ部26には、ボルト挿通孔27と螺子挿通孔2
8が設けられている。
に形成した円筒状の凹部24が中央部に設けられてい
る。凹部24には、頂部金具33を螺着するための雌螺
子部25が形成されている。凹部24の外周の環状壁部
32には、外筒11のフランジ部12と同等の外径を有
する環状のフランジ部26が一体的に設けられている。
フランジ部26には、ボルト挿通孔27と螺子挿通孔2
8が設けられている。
【0031】凹部24の外周の環状壁部32には、フラ
ンジ部26より上方にOーリング等のシール部材30を
装着する環状孔29が設けられている。凹部24の反対
側の面には、位置決め用の環状突起31が設けられてい
る。
ンジ部26より上方にOーリング等のシール部材30を
装着する環状孔29が設けられている。凹部24の反対
側の面には、位置決め用の環状突起31が設けられてい
る。
【0032】頂部金具33は、円筒状の本体34と、こ
の本体34の上部に設けた円錐形状のガス噴出部34
と、本体34の中央部に設けた貫通孔35と、本体34
の外周に設けられた雄螺子部36とを有する。ガス噴出
部34は、本体34の上部側から円錐形状に突出する屋
根部37と、この屋根部37の斜面に設けた複数の小孔
から成るノズル部38とで形成されている。ノズル部3
8は、エアバッグ48の縦方向の衝撃を緩和するために
角度を持たしてある。
の本体34の上部に設けた円錐形状のガス噴出部34
と、本体34の中央部に設けた貫通孔35と、本体34
の外周に設けられた雄螺子部36とを有する。ガス噴出
部34は、本体34の上部側から円錐形状に突出する屋
根部37と、この屋根部37の斜面に設けた複数の小孔
から成るノズル部38とで形成されている。ノズル部3
8は、エアバッグ48の縦方向の衝撃を緩和するために
角度を持たしてある。
【0033】そして、ガス噴出部34と貫通孔35との
間には空間部39が形成されている。貫通孔35には、
空間部39に向かって多孔板40、銅等の金網41、多
孔板40、円筒状の押さえ金具42の順番で装着されて
いる。円筒状の押さえ金具42は、外周に雄螺子43を
設け、貫通孔35の壁面に形成した雌螺子44に螺着さ
れている。
間には空間部39が形成されている。貫通孔35には、
空間部39に向かって多孔板40、銅等の金網41、多
孔板40、円筒状の押さえ金具42の順番で装着されて
いる。円筒状の押さえ金具42は、外周に雄螺子43を
設け、貫通孔35の壁面に形成した雌螺子44に螺着さ
れている。
【0034】頭部金具23と接する頂部金具33の底面
には、Oーリング等のシール部材46を装着する環状孔
45が設けられている。頂部金具33は、エアバッグ4
8を固定する取付金具47によって脱落しないように固
定されている。取付金具47は、頭部金具23の環状壁
部32の外側に密着すると共に、先端の環状係止爪部5
1によってガス噴出部34の根本部に当接する。
には、Oーリング等のシール部材46を装着する環状孔
45が設けられている。頂部金具33は、エアバッグ4
8を固定する取付金具47によって脱落しないように固
定されている。取付金具47は、頭部金具23の環状壁
部32の外側に密着すると共に、先端の環状係止爪部5
1によってガス噴出部34の根本部に当接する。
【0035】エアバッグ48は、螺子50によって頭部
金具23と取付金具47に固定されると共に、ボルト4
9によって外筒11と頭部金具23と取付金具47に固
定される。一方、外筒11内には、段部14から開口端
16に向けて分解触媒容器60、主剤容器80、押さえ
キャップ90の順番で配設されている。
金具23と取付金具47に固定されると共に、ボルト4
9によって外筒11と頭部金具23と取付金具47に固
定される。一方、外筒11内には、段部14から開口端
16に向けて分解触媒容器60、主剤容器80、押さえ
キャップ90の順番で配設されている。
【0036】分解触媒容器60は、外形が断面T字型を
為すと共に中心部に断面T字型の貫通孔62を有する本
体61と、貫通孔62内に充填される過酸化水素の分解
触媒63とを有し、この過酸化水素の分解触媒63の後
部には点火具64が取り付けてある。本体61は、外筒
11の内壁部13の内径とほぼ同径の外形を有する支持
固定部65と、外筒11の筒状体15の内径とほぼ同径
の外形を有する軸部66とを有する。
為すと共に中心部に断面T字型の貫通孔62を有する本
体61と、貫通孔62内に充填される過酸化水素の分解
触媒63とを有し、この過酸化水素の分解触媒63の後
部には点火具64が取り付けてある。本体61は、外筒
11の内壁部13の内径とほぼ同径の外形を有する支持
固定部65と、外筒11の筒状体15の内径とほぼ同径
の外形を有する軸部66とを有する。
【0037】支持固定部65には、上下面に、Oーリン
グ等のシール部材68を装着する環状孔67とOーリン
グ等のシール部材70を装着する環状孔69とが設けら
れている。軸部66は、外筒11の筒状体15よりも長
く、分解触媒容器60の装着時に外筒11の筒状体15
より突出する。軸部66には、雄螺子71が設けられて
いる。
グ等のシール部材68を装着する環状孔67とOーリン
グ等のシール部材70を装着する環状孔69とが設けら
れている。軸部66は、外筒11の筒状体15よりも長
く、分解触媒容器60の装着時に外筒11の筒状体15
より突出する。軸部66には、雄螺子71が設けられて
いる。
【0038】分解触媒容器60の装着時に外筒11の筒
状体15より突出する軸部66には、ロックナット72
が螺着され、固定される。点火具64は、通電により発
熱する発熱体に火薬類を取り付けたものである。発熱体
としては、例えば薄膜抵抗体、ニクロム線等が用いられ
る。火薬類としては、例えば黒色火薬、ロダン鉛、トリ
シネート等が用いられる。
状体15より突出する軸部66には、ロックナット72
が螺着され、固定される。点火具64は、通電により発
熱する発熱体に火薬類を取り付けたものである。発熱体
としては、例えば薄膜抵抗体、ニクロム線等が用いられ
る。火薬類としては、例えば黒色火薬、ロダン鉛、トリ
シネート等が用いられる。
【0039】点火具64は、軸部66にロックナット7
4を螺着することによって、固定される。その脚線73
は、ロックナット74から引き出される。点火具64
は、脚線73を介して衝突事故や自損事故を関知する加
速度センサーからの信号に基づく作動指令により、点火
するようになっている。過酸化水素の分解触媒63とし
ては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過マンガン
酸塩、アルカリ金属又は金,白金,銀,銅から成るクロ
ム酸塩、ランタノイド系の酸化物、金,白金,銀,銅の
粉末がある。
4を螺着することによって、固定される。その脚線73
は、ロックナット74から引き出される。点火具64
は、脚線73を介して衝突事故や自損事故を関知する加
速度センサーからの信号に基づく作動指令により、点火
するようになっている。過酸化水素の分解触媒63とし
ては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過マンガン
酸塩、アルカリ金属又は金,白金,銀,銅から成るクロ
ム酸塩、ランタノイド系の酸化物、金,白金,銀,銅の
粉末がある。
【0040】分解触媒容器60の上部には、複数のノズ
ル76を設けた圧力調整板75が載置されている。圧力
調整板75の上には、スタータキャップ77が被せてあ
る。スタータキャップ77にもノズル78が設けられて
いる。スタータキャップ77の上には、過酸化水素の含
有率が64.5重量%以下の水溶液であって、融点が1
27℃以下である主剤81を収容した主剤容器80が載
置されている。
ル76を設けた圧力調整板75が載置されている。圧力
調整板75の上には、スタータキャップ77が被せてあ
る。スタータキャップ77にもノズル78が設けられて
いる。スタータキャップ77の上には、過酸化水素の含
有率が64.5重量%以下の水溶液であって、融点が1
27℃以下である主剤81を収容した主剤容器80が載
置されている。
【0041】主剤容器80は、例えばポリエチレン等の
合成樹脂から成る袋に主剤81を充填した後、頭部がカ
シメ又は熱等により封着されている。主剤容器80の上
には、押さえキャップ90が螺着されている。押さえキ
ャップ90は、図3及び図4に示すように、断面逆T字
型を為す筒状体である。下部の縁部91には、外筒11
の内壁部13に設けた雌螺子部20に螺合する雄螺子部
92が設けられている。天井部94は閉鎖され、側壁部
には複数の噴出口93が設けられている。
合成樹脂から成る袋に主剤81を充填した後、頭部がカ
シメ又は熱等により封着されている。主剤容器80の上
には、押さえキャップ90が螺着されている。押さえキ
ャップ90は、図3及び図4に示すように、断面逆T字
型を為す筒状体である。下部の縁部91には、外筒11
の内壁部13に設けた雌螺子部20に螺合する雄螺子部
92が設けられている。天井部94は閉鎖され、側壁部
には複数の噴出口93が設けられている。
【0042】次に、本実施例に係るエアバッグ用ガス発
生器の組立について説明する。先ず、分解触媒容器60
を軸部66から外筒11内に挿入する。次に、外筒11
の突出体15から突出する軸部66にロックナット72
を螺着して分解触媒容器60を外筒11内の段部14上
に確実に支持固定する。この際、分解触媒容器60に
は、過酸化水素の分解触媒63と点火具64は予め装填
されてある。又、分解触媒容器60には、上部に圧力調
整板75とスタータキャップ77が被せてある。
生器の組立について説明する。先ず、分解触媒容器60
を軸部66から外筒11内に挿入する。次に、外筒11
の突出体15から突出する軸部66にロックナット72
を螺着して分解触媒容器60を外筒11内の段部14上
に確実に支持固定する。この際、分解触媒容器60に
は、過酸化水素の分解触媒63と点火具64は予め装填
されてある。又、分解触媒容器60には、上部に圧力調
整板75とスタータキャップ77が被せてある。
【0043】次に、点火具の脚線73側にロックナット
74を軸部66に螺着して点火具64の脱落を防止す
る。このロックナット74によって、分解触媒容器60
の軸部66の端部と点火具64の端部が、確実に閉鎖さ
れる。ロックナット74から突出する脚線73は、図示
しない制御装置へ連絡する。ここで、過酸化水素の分解
触媒63としては、過マンガン酸カリウム系分解触媒、
点火具64の点火剤としては黒色火薬とボロン/硝酸カ
リウムと過塩素酸アンモニウム系固体推進薬を用いた。
黒色火薬には分解触媒を過酸化水素水溶液中に急速分散
させる役割も担わせている。
74を軸部66に螺着して点火具64の脱落を防止す
る。このロックナット74によって、分解触媒容器60
の軸部66の端部と点火具64の端部が、確実に閉鎖さ
れる。ロックナット74から突出する脚線73は、図示
しない制御装置へ連絡する。ここで、過酸化水素の分解
触媒63としては、過マンガン酸カリウム系分解触媒、
点火具64の点火剤としては黒色火薬とボロン/硝酸カ
リウムと過塩素酸アンモニウム系固体推進薬を用いた。
黒色火薬には分解触媒を過酸化水素水溶液中に急速分散
させる役割も担わせている。
【0044】次に、スタータキャップ77上に、過酸化
水素の含有率が64.5重量%以下の水溶液であって、
融点が127℃以下である主剤81を収容した主剤容器
80が載置されている。次に、主剤容器80の上には、
押さえキャップ90が外周に設けた雄螺子92を外筒1
1の内壁面13に設けた雌螺子20に螺着させることに
よって、固定される。
水素の含有率が64.5重量%以下の水溶液であって、
融点が127℃以下である主剤81を収容した主剤容器
80が載置されている。次に、主剤容器80の上には、
押さえキャップ90が外周に設けた雄螺子92を外筒1
1の内壁面13に設けた雌螺子20に螺着させることに
よって、固定される。
【0045】次に、外筒11の開口側を頭部金具23で
閉塞し、ボルト49で固定する。ここで、頭部金具23
には、その凹部24内に頂部金具33が螺着されると共
にエアバッグ48を取り付ける。又、エアバッグ48の
上方には、取付金具47が取り付けられると共にこれら
を螺子50を介して固定している。以上によって、図3
に示すエアバッグ用ガス発生器の組立が完了する。
閉塞し、ボルト49で固定する。ここで、頭部金具23
には、その凹部24内に頂部金具33が螺着されると共
にエアバッグ48を取り付ける。又、エアバッグ48の
上方には、取付金具47が取り付けられると共にこれら
を螺子50を介して固定している。以上によって、図3
に示すエアバッグ用ガス発生器の組立が完了する。
【0046】次に、このエアバッグ用ガス発生器の作用
を説明する。通常は、主剤容器80は、完全密封されて
いるので、どのような状態においても外部へ漏れること
がない。又、主剤容器80は、上下をスタータキャップ
77及び押さえキャップ90により固定されているの
で、振動が発生しても主剤容器80は位置ずれを起こす
虞がない。
を説明する。通常は、主剤容器80は、完全密封されて
いるので、どのような状態においても外部へ漏れること
がない。又、主剤容器80は、上下をスタータキャップ
77及び押さえキャップ90により固定されているの
で、振動が発生しても主剤容器80は位置ずれを起こす
虞がない。
【0047】そこで、衝突事故や自損事故により、これ
を関知する加速度センサーからの信号に基づく作動指令
にて脚線73を介して点火具64が点火されると、分解
触媒容器60に伝火し、その熱と衝撃によって主剤容器
80が破られる。同時に、分解触媒容器60内の分解触
媒63が外筒11内に拡散し、拡散された分解触媒63
と過酸化水素とが接触し、過酸化水素が分解を開始し、
水と酸素ガスを発生する。
を関知する加速度センサーからの信号に基づく作動指令
にて脚線73を介して点火具64が点火されると、分解
触媒容器60に伝火し、その熱と衝撃によって主剤容器
80が破られる。同時に、分解触媒容器60内の分解触
媒63が外筒11内に拡散し、拡散された分解触媒63
と過酸化水素とが接触し、過酸化水素が分解を開始し、
水と酸素ガスを発生する。
【0048】発生した酸素ガスは、押さえキャップ90
の噴出口93を介して押さえキャップ90と外筒11の
内壁部13との間の空間100を経由して、頭部金具2
3のノズル25から頂部金具33の貫通孔35へ流入す
る。貫通孔35では、多孔板40、金網41及び多孔板
40から成るフィルタによって未反応成分を除去した
後、空間部39内へ酸素ガスを導き、ガス噴出部34の
ノズル部38からエアバッグ48内へ侵入させる。
の噴出口93を介して押さえキャップ90と外筒11の
内壁部13との間の空間100を経由して、頭部金具2
3のノズル25から頂部金具33の貫通孔35へ流入す
る。貫通孔35では、多孔板40、金網41及び多孔板
40から成るフィルタによって未反応成分を除去した
後、空間部39内へ酸素ガスを導き、ガス噴出部34の
ノズル部38からエアバッグ48内へ侵入させる。
【0049】かくして、エアバッグ48は膨張される。
尚、過酸化水素の分解速度は、点火薬の種類と量、分解
触媒の種類、粒度、溶液中への分散効率で制御される。
図6は、本実施例における生成ガスの圧力,温度曲線を
示すものである。図において、は圧力、は温度を示
している。
尚、過酸化水素の分解速度は、点火薬の種類と量、分解
触媒の種類、粒度、溶液中への分散効率で制御される。
図6は、本実施例における生成ガスの圧力,温度曲線を
示すものである。図において、は圧力、は温度を示
している。
【0050】の圧力曲線から明らかなように、点火信
号を送ってから約50msec後に圧力が最大となり、
最高圧力は2.5MPaに達するというデータが得られ
た。一方、の温度曲線から明らかなように、点火信号
を送ってから約150msec後に、最高温度は約20
0℃に達するというデータが得られた。以上から、過酸
化水素60重量%の水溶液55mlは60リットルのエ
アバッグを急速膨張させるのに充分な量であることが確
認できた。
号を送ってから約50msec後に圧力が最大となり、
最高圧力は2.5MPaに達するというデータが得られ
た。一方、の温度曲線から明らかなように、点火信号
を送ってから約150msec後に、最高温度は約20
0℃に達するというデータが得られた。以上から、過酸
化水素60重量%の水溶液55mlは60リットルのエ
アバッグを急速膨張させるのに充分な量であることが確
認できた。
【0051】尚、上記実施例では、過酸化水素の含有率
60重量%の水溶液を55ml用いた場合について説明
したが、本発明はこれに限定するものではないことは、
上述した作用の説明から明らかである。 実施例2 実施例1に示されたエアバッグ用ガス発生器を用い、温
度環境下における圧力の出力特性を確認した。ガス発生
器及びその組み立て方法は実施例1に示されたものと全
く同様である。
60重量%の水溶液を55ml用いた場合について説明
したが、本発明はこれに限定するものではないことは、
上述した作用の説明から明らかである。 実施例2 実施例1に示されたエアバッグ用ガス発生器を用い、温
度環境下における圧力の出力特性を確認した。ガス発生
器及びその組み立て方法は実施例1に示されたものと全
く同様である。
【0052】本実施例は、過酸化水素含有率30重量%
品と60重量%品を使用し行った。実施例1に示された
組立て方法によって組み立てたガス発生器をー30℃の
低温槽に放置した。4時間以上放置の後、取り出し5分
以内に圧力上昇試験に供した。図7は各濃度における圧
力上昇試験の結果を示している。この結果から明らかな
ようにー30℃の低温環境下においても含有率60重量
%の過酸化水素水溶液は常温と同等のタンク圧力を出力
できることがわかる。
品と60重量%品を使用し行った。実施例1に示された
組立て方法によって組み立てたガス発生器をー30℃の
低温槽に放置した。4時間以上放置の後、取り出し5分
以内に圧力上昇試験に供した。図7は各濃度における圧
力上昇試験の結果を示している。この結果から明らかな
ようにー30℃の低温環境下においても含有率60重量
%の過酸化水素水溶液は常温と同等のタンク圧力を出力
できることがわかる。
【0053】これに対して含有率30重量%品は300
msec程度で圧力が立ち上がりはじめ、低温でのエア
バッグ用ガス発生器としての性能は有さないことがわか
った。この結果は先に記述した作用でも明らかなよう
に、使用可能な範囲が過酸化水素含有率35重量%以上
のものに限定されることを示している。 実施例3 実施例1に示されたエアバッグ用ガス発生器を用いて、
実際に使用されているエアバッグの展開試験を行った。
msec程度で圧力が立ち上がりはじめ、低温でのエア
バッグ用ガス発生器としての性能は有さないことがわか
った。この結果は先に記述した作用でも明らかなよう
に、使用可能な範囲が過酸化水素含有率35重量%以上
のものに限定されることを示している。 実施例3 実施例1に示されたエアバッグ用ガス発生器を用いて、
実際に使用されているエアバッグの展開試験を行った。
【0054】試験に際し、主剤容器80内の試料量(過
酸化水素含有量60重量%)70ml、点火具64の成
分は黒色火薬0.2g粉状及び粒状、ペレット状ボロン
/硝酸カリウム0.6g、過塩素酸アンモニウム系固体
推進薬0.3g、過酸化水素の分解触媒63として過マ
ンガン酸カリウム0.7gとした。又、エアバッグ48
の容量は、60リットル、ガス噴出部34のノズル部3
8の径15mmとした。エアバッグ48は、通常のエア
バッグと同様にたたみ、テープで二カ所固定した。
酸化水素含有量60重量%)70ml、点火具64の成
分は黒色火薬0.2g粉状及び粒状、ペレット状ボロン
/硝酸カリウム0.6g、過塩素酸アンモニウム系固体
推進薬0.3g、過酸化水素の分解触媒63として過マ
ンガン酸カリウム0.7gとした。又、エアバッグ48
の容量は、60リットル、ガス噴出部34のノズル部3
8の径15mmとした。エアバッグ48は、通常のエア
バッグと同様にたたみ、テープで二カ所固定した。
【0055】図8乃至図15にその結果を示す。図は、
1秒間に250コマ撮影可能な高速度ビデを用いて撮影
したバッグ展開写真を示す。通電より32msecで縦
方向への展開が最大を迎え、40msecでエアバッグ
48の振動がほぼ終了する。48msec〜56mse
cで、エアバッグ48の展開が完了し、形状が一定化し
fill timeを迎える。
1秒間に250コマ撮影可能な高速度ビデを用いて撮影
したバッグ展開写真を示す。通電より32msecで縦
方向への展開が最大を迎え、40msecでエアバッグ
48の振動がほぼ終了する。48msec〜56mse
cで、エアバッグ48の展開が完了し、形状が一定化し
fill timeを迎える。
【0056】64msec以降、形状は安定し、100
msec程度経過すると、エアバッグ48がしぼんでく
ることが判った。エアバッグ48展開後のガスは、クリ
ーンであり特異な臭い等も無かった。又、当然ではある
が、エアバッグ48にアルカリ金属のアジ化物を使った
時の刺激臭もなかった。
msec程度経過すると、エアバッグ48がしぼんでく
ることが判った。エアバッグ48展開後のガスは、クリ
ーンであり特異な臭い等も無かった。又、当然ではある
が、エアバッグ48にアルカリ金属のアジ化物を使った
時の刺激臭もなかった。
【0057】この試験により、50msec以内にエア
バッグ48は90%展開しており、過酸化水素を用いた
ガス発生器で市販のエアバッグ用ガス発生器と同等の時
間でエアバッグを展開できることが証明できた。
バッグ48は90%展開しており、過酸化水素を用いた
ガス発生器で市販のエアバッグ用ガス発生器と同等の時
間でエアバッグを展開できることが証明できた。
【0058】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至6に記載さ
れた発明によれば、含有率が64.5重量%を越えない
過酸化水素水溶液を主剤として採用し、適切な点火剤と
触媒の選定、その急速分解を可能にするモジュールの設
計による長期に亘る使用寿命を保証したエアバッグ・シ
ステムを構築することができる。
れた発明によれば、含有率が64.5重量%を越えない
過酸化水素水溶液を主剤として採用し、適切な点火剤と
触媒の選定、その急速分解を可能にするモジュールの設
計による長期に亘る使用寿命を保証したエアバッグ・シ
ステムを構築することができる。
【0059】即ち、本発明における特筆すべき長所は、
燃焼(分解)生成物が酸素と水蒸気のみと人体に全く無
害な過酸化水素の特性を活用し実用上の難点を克服した
ところにある。従って、含有率が64.5重量%を越え
ない過酸化水素水溶液を用いたガス発生器から流れ出す
ガス温度は圧力上昇のために相当上がるにしても251
℃以下となるので、他のガス発生剤のように、分解生成
物によリ布製のエアバッグ材を焼損する虞は全くない。
燃焼(分解)生成物が酸素と水蒸気のみと人体に全く無
害な過酸化水素の特性を活用し実用上の難点を克服した
ところにある。従って、含有率が64.5重量%を越え
ない過酸化水素水溶液を用いたガス発生器から流れ出す
ガス温度は圧力上昇のために相当上がるにしても251
℃以下となるので、他のガス発生剤のように、分解生成
物によリ布製のエアバッグ材を焼損する虞は全くない。
【0060】又、火炎が発生せず、エアバッグ表面の温
度も167℃程度と低いので、分解ガスの水蒸気と酸素
によリ火傷を被ることも起こらない。
度も167℃程度と低いので、分解ガスの水蒸気と酸素
によリ火傷を被ることも起こらない。
【図1】過酸化水素水溶液の濃度に対する生成ガスの組
成と温度の変化を示す図である。
成と温度の変化を示す図である。
【図2】過酸化水素水溶液の基本特性を示す図である。
【図3】請求項1乃至請求項6に係るエアバッグ用ガス
発生器の第一実施例を示す断面図である。
発生器の第一実施例を示す断面図である。
【図4】図2におけるエアバッグ用ガス発生器の平面図
である。
である。
【図5】図2におけるエアバッグ用ガス発生器の押さえ
キャップの斜視図である。
キャップの斜視図である。
【図6】図3のエアバッグ用ガス発生器の生成ガスの圧
力、温度曲線を示す図である。
力、温度曲線を示す図である。
【図7】請求項1乃至請求項6に係るエアバッグ用ガス
発生器の第二実施例の各濃度における圧力上昇試験(ー
30℃)の結果を示す図である。
発生器の第二実施例の各濃度における圧力上昇試験(ー
30℃)の結果を示す図である。
【図8】実施例3におけるバッグ展開写真で、20ms
ecの状態を示す。
ecの状態を示す。
【図9】実施例3におけるバッグ展開写真で、24ms
ecの状態を示す。
ecの状態を示す。
【図10】実施例3におけるバッグ展開写真で、32m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
【図11】実施例3におけるバッグ展開写真で、40m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
【図12】実施例3におけるバッグ展開写真で、48m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
【図13】実施例3におけるバッグ展開写真で、56m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
【図14】実施例3におけるバッグ展開写真で、64m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
【図15】実施例3におけるバッグ展開写真で、82m
secの状態を示す。
secの状態を示す。
10 ガス発生器本体 11 外筒 23 頭部金具 24 凹部 33 頂部金具 34 ガス噴出部 38 ノズル部 40 多孔板 41 金網 42 押さえ金具 47 取付金具 48 エアバッグ 60 分解触媒容器 63 過酸化水素の分解触媒 64 点火具 66 軸部 80 主剤容器 81 主剤 90 押さえキャップ 93 噴出口
Claims (6)
- 【請求項1】 過酸化水素の含有率が64.5重量%以
下の水溶液であって、融点が127℃以下である主剤を
収容した主剤容器と、過酸化水素の分解触媒を収容した
分解触媒容器と、この分解触媒容器内に取り付けられた
点火具と、前記点火具、分解触媒容器、主剤容器の順に
収容するとともに主剤容器の上方にガス噴出部を備えた
ガス発生器本体とで構成されていることを特徴とするエ
アバッグ用ガス発生器。 - 【請求項2】 請求項1において、主剤は、過酸化水素
の含有率が35重量%〜64.5重量%の水溶液である
ことを特徴とするエアバッグ用ガス発生器。 - 【請求項3】 請求項1において、主剤は、過酸化水素
の含有率が40重量%〜60重量%の水溶液であること
を特徴とする請求項1記載のエアバッグ用ガス発生器。 - 【請求項4】 請求項1において、過酸化水素の分解触
媒は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過マンガン
酸塩、アルカリ金属又は金,白金,銀,銅から成るクロ
ム酸塩、ランタノイド系の酸化物、金,白金,銀,銅の
粉末であることを特徴とするエアバッグ用ガス発生器。 - 【請求項5】 請求項1において、点火具は、発熱体と
この発熱体に取り付けた火薬とで構成されていることを
特徴とするエアバッグ用ガス発生器。 - 【請求項6】 請求項1において、主剤容器とガス噴出
部との間には、噴出口を有する押さえ部材が配設されて
いることを特徴とするエアバッグ用ガス発生器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135804A JPH08301683A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | エアバッグ用ガス発生器 |
| PCT/JP1996/000423 WO1996026912A1 (en) | 1995-02-27 | 1996-02-23 | Airbag gas-generating agent and airbag gas generator using the same |
| DE0757975T DE757975T1 (de) | 1995-02-27 | 1996-02-23 | Gaserzeugungsmittel für airbags und deren verwendung in einem gasgenerator für einen airbag |
| EP96903228A EP0757975A1 (en) | 1995-02-27 | 1996-02-23 | Airbag gas-generating agent and airbag gas generator using the same |
| KR1019960706066A KR970702796A (ko) | 1995-02-27 | 1996-10-28 | 에어백용 가스발생제 및 이것을 사용한 에어백용 가스발생기(airbag gas-generating agent and airbag gas generator using the same) |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135804A JPH08301683A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | エアバッグ用ガス発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301683A true JPH08301683A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15160213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7135804A Pending JPH08301683A (ja) | 1995-02-27 | 1995-05-09 | エアバッグ用ガス発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301683A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007122606A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Nippon Koki Co Ltd | 臭気発生装置 |
| JP2007521999A (ja) * | 2003-11-18 | 2007-08-09 | オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド | 直線状過酸化物インフレータ |
| US7442255B2 (en) * | 2003-04-17 | 2008-10-28 | Apollon Solar | Crucible for a device for producing a block of crystalline material and method for producing same |
| JP2013538754A (ja) * | 2010-10-04 | 2013-10-17 | インヴィスタ テクノロジーズ エスアエルエル | ポリエステル製エアバッグとガスインフレータを含有する自動車用サイドカーテンエアバッグモジュール |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP7135804A patent/JPH08301683A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7442255B2 (en) * | 2003-04-17 | 2008-10-28 | Apollon Solar | Crucible for a device for producing a block of crystalline material and method for producing same |
| JP2007521999A (ja) * | 2003-11-18 | 2007-08-09 | オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド | 直線状過酸化物インフレータ |
| JP2007122606A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Nippon Koki Co Ltd | 臭気発生装置 |
| JP2013538754A (ja) * | 2010-10-04 | 2013-10-17 | インヴィスタ テクノロジーズ エスアエルエル | ポリエステル製エアバッグとガスインフレータを含有する自動車用サイドカーテンエアバッグモジュール |
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