JPH08301828A - 新規アミド化合物及びその製造中間体並びにそれらの製造方法 - Google Patents
新規アミド化合物及びその製造中間体並びにそれらの製造方法Info
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- JPH08301828A JPH08301828A JP11033595A JP11033595A JPH08301828A JP H08301828 A JPH08301828 A JP H08301828A JP 11033595 A JP11033595 A JP 11033595A JP 11033595 A JP11033595 A JP 11033595A JP H08301828 A JPH08301828 A JP H08301828A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(1)で表されるアミド化合物、及びそ
の製造中間体である一般式(2)で表されるアミド化合物
又はその塩、並びにそれらの製造方法。 【化1】 【化2】 〔R1はOHが置換していてもよいC1〜24のアルキル基
又はアルケニル基を示し、R2はOHが置換していてもよ
いC1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、Xは
ハロゲン原子を示し、m及びnは1〜6の整数を示
す。〕 【効果】 皮膚や毛髪に対して低刺激で好ましい感触を
与え、かつ優れた起泡力及び乳化安定性を有し、各種洗
浄剤、化粧料等の成分や、乳化剤、コンディショニング
剤等として有用である。
の製造中間体である一般式(2)で表されるアミド化合物
又はその塩、並びにそれらの製造方法。 【化1】 【化2】 〔R1はOHが置換していてもよいC1〜24のアルキル基
又はアルケニル基を示し、R2はOHが置換していてもよ
いC1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、Xは
ハロゲン原子を示し、m及びnは1〜6の整数を示
す。〕 【効果】 皮膚や毛髪に対して低刺激で好ましい感触を
与え、かつ優れた起泡力及び乳化安定性を有し、各種洗
浄剤、化粧料等の成分や、乳化剤、コンディショニング
剤等として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪及び皮膚化粧料の
基剤、洗浄剤、乳化剤、コンディショニング剤などとし
て有用なニ鎖型アミド化合物及びその製造中間体並びに
それらの製造方法に関する。
基剤、洗浄剤、乳化剤、コンディショニング剤などとし
て有用なニ鎖型アミド化合物及びその製造中間体並びに
それらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗浄剤や乳化剤としてアルキル硫
酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩などの界面活性剤が使用されてい
る。しかし、これらの多くは使用時における皮膚に対す
る刺激がやや強いという問題がある。このため、アルキ
ルリン酸塩、アシル化アミノ酸塩などの皮膚刺激の弱い
界面活性剤が、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、乳化剤とし
て又は皮膚等の洗浄剤として使用されるようになってい
る。
酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩などの界面活性剤が使用されてい
る。しかし、これらの多くは使用時における皮膚に対す
る刺激がやや強いという問題がある。このため、アルキ
ルリン酸塩、アシル化アミノ酸塩などの皮膚刺激の弱い
界面活性剤が、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、乳化剤とし
て又は皮膚等の洗浄剤として使用されるようになってい
る。
【0003】しかしながら、最近では、消費者の要求の
多様化や高級品指向に伴い、皮膚などに対する刺激が少
ないことに加え、起泡性が良いこと、皮膚などに好まし
い感触を付与できることなどの性能を有するものが求め
られており、上記の界面活性剤ではこれらの要求を十分
満足できるものではなかった。
多様化や高級品指向に伴い、皮膚などに対する刺激が少
ないことに加え、起泡性が良いこと、皮膚などに好まし
い感触を付与できることなどの性能を有するものが求め
られており、上記の界面活性剤ではこれらの要求を十分
満足できるものではなかった。
【0004】一方、毛髪のコンディショニング剤や繊維
の仕上剤として、カチオン界面活性剤である第四級アン
モニウム塩が種々使用されている。しかし、第四級アン
モニウム塩は、起泡性が不十分であることや、皮膚等に
対する刺激が強いことなどから、化粧料の基剤、乳化
剤、皮膚等の洗浄剤等には使用されず、極めて限定され
た用途での使用に止まっている。
の仕上剤として、カチオン界面活性剤である第四級アン
モニウム塩が種々使用されている。しかし、第四級アン
モニウム塩は、起泡性が不十分であることや、皮膚等に
対する刺激が強いことなどから、化粧料の基剤、乳化
剤、皮膚等の洗浄剤等には使用されず、極めて限定され
た用途での使用に止まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記問題点を解決し、皮膚などに対する刺激が少な
く、起泡性に優れ、更に皮膚等に好ましい感触を与える
ことができ、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、洗浄剤、乳化
剤、コンディショニング剤などとして有用な化合物を提
供することにある。
は、上記問題点を解決し、皮膚などに対する刺激が少な
く、起泡性に優れ、更に皮膚等に好ましい感触を与える
ことができ、毛髪及び皮膚化粧料の基剤、洗浄剤、乳化
剤、コンディショニング剤などとして有用な化合物を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、後記一般式(1)で表
される新規アミド化合物が、皮膚等に対して低刺激で好
ましい感触を与え、かつ優れた起泡性及び乳化安定性を
有することを見出し、本発明を完成した。
発明者らは鋭意研究を行った結果、後記一般式(1)で表
される新規アミド化合物が、皮膚等に対して低刺激で好
ましい感触を与え、かつ優れた起泡性及び乳化安定性を
有することを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、次の一般式(1)
【0008】
【化5】
【0009】〔式中、2個のR1は同一又は異なってヒ
ドロキシル基が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖
の炭素数1〜24のアルキル基又はアルケニル基を示し、
6個のR2は同一又は異なってヒドロキシル基が置換し
ていてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4のアル
キル基又はアルケニル基を示し、Xはハロゲン原子を示
し、m及びnは1〜6の整数を示す。〕で表されるアミ
ド化合物、及びその製造中間体である次の一般式(2)
ドロキシル基が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖
の炭素数1〜24のアルキル基又はアルケニル基を示し、
6個のR2は同一又は異なってヒドロキシル基が置換し
ていてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4のアル
キル基又はアルケニル基を示し、Xはハロゲン原子を示
し、m及びnは1〜6の整数を示す。〕で表されるアミ
ド化合物、及びその製造中間体である次の一般式(2)
【0010】
【化6】
【0011】〔式中、R1、R2、m及びnは前記と同じ
意味を示す。〕で表されるアミド化合物又はその塩、並
びにそれらの製造方法に係るものである。
意味を示す。〕で表されるアミド化合物又はその塩、並
びにそれらの製造方法に係るものである。
【0012】一般式(1)及び(2)中、R1で示されるヒド
ロキシル基が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の
炭素数1〜24のアルキル基又はアルケニル基の具体例と
しては、以下のものを挙げることができる。
ロキシル基が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の
炭素数1〜24のアルキル基又はアルケニル基の具体例と
しては、以下のものを挙げることができる。
【0013】直鎖アルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、イ
コシル、ヘンイコシル、ドコシル、トリコシル及びテト
ラコシルを挙げることができ、分岐鎖アルキル基として
は、例えばメチルヘキシル、エチルヘキシル、メチルヘ
プチル、エチルヘプチル、メチルノニル、メチルウンデ
シル、メチルヘプタデシル、ヘキシルデシル、オクチル
デシルなどの基を挙げることができる。
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、イ
コシル、ヘンイコシル、ドコシル、トリコシル及びテト
ラコシルを挙げることができ、分岐鎖アルキル基として
は、例えばメチルヘキシル、エチルヘキシル、メチルヘ
プチル、エチルヘプチル、メチルノニル、メチルウンデ
シル、メチルヘプタデシル、ヘキシルデシル、オクチル
デシルなどの基を挙げることができる。
【0014】直鎖アルケニル基としては、例えばエテニ
ル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、
ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデ
セニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、
ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オ
クタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘンイコセ
ニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニルなど
の基を挙げることができ、分岐鎖アルケニル基として
は、例えばメチルヘキセニル、エチルヘキセニル、メチ
ルヘプテニル、エチルヘプテニル、メチルノネニル、メ
チルウンデセニル、メチルヘプタデセニル、ヘキシルデ
セニル、オクチルデセニルなどの基を挙げることができ
る。
ル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、
ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデ
セニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、
ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オ
クタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘンイコセ
ニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニルなど
の基を挙げることができ、分岐鎖アルケニル基として
は、例えばメチルヘキセニル、エチルヘキセニル、メチ
ルヘプテニル、エチルヘプテニル、メチルノネニル、メ
チルウンデセニル、メチルヘプタデセニル、ヘキシルデ
セニル、オクチルデセニルなどの基を挙げることができ
る。
【0015】ヒドロキシル基で置換された直鎖又は分岐
鎖のアルキル基としては、ヒドロキシル基の置換位置は
特に限定されず、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシ
エチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒド
ロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル、ヒドロキシヘプ
チル、ヒドロキシオクチル、ヒドロキシノニル、ヒドロ
キシデシル、ヒドロキシウンデシル、ヒドロキシドデシ
ル、ヒドロキシトリデシル、ヒドロキシテトラデシル、
ヒドロキシペンタデシル、ヒドロキシヘキサデシル、ヒ
ドロキシヘプタデシル、ヒドロキシオクタデシル、ヒド
ロキシノナデシル、ヒドロキシイコシル、ヒドロキシヘ
ンイコシル、ヒドロキシドコシル、ヒドロキシトリコシ
ル、ヒドロキシテトラコシル、ヒドロキシメチルヘキシ
ル、ヒドロキシエチルヘキシル、ヒドロキシメチルヘプ
チル、ヒドロキシエチルヘプチル、ヒドロキシメチルノ
ニル、ヒドロキシメチルウンデシル、ヒドロキシメチル
ヘプタデシル、ヒドロキシヘキシルデシル、ヒドロキシ
オクチルデシルなどの基を挙げることができる。
鎖のアルキル基としては、ヒドロキシル基の置換位置は
特に限定されず、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシ
エチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒド
ロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル、ヒドロキシヘプ
チル、ヒドロキシオクチル、ヒドロキシノニル、ヒドロ
キシデシル、ヒドロキシウンデシル、ヒドロキシドデシ
ル、ヒドロキシトリデシル、ヒドロキシテトラデシル、
ヒドロキシペンタデシル、ヒドロキシヘキサデシル、ヒ
ドロキシヘプタデシル、ヒドロキシオクタデシル、ヒド
ロキシノナデシル、ヒドロキシイコシル、ヒドロキシヘ
ンイコシル、ヒドロキシドコシル、ヒドロキシトリコシ
ル、ヒドロキシテトラコシル、ヒドロキシメチルヘキシ
ル、ヒドロキシエチルヘキシル、ヒドロキシメチルヘプ
チル、ヒドロキシエチルヘプチル、ヒドロキシメチルノ
ニル、ヒドロキシメチルウンデシル、ヒドロキシメチル
ヘプタデシル、ヒドロキシヘキシルデシル、ヒドロキシ
オクチルデシルなどの基を挙げることができる。
【0016】ヒドロキシル基で置換された直鎖又は分岐
鎖のアルケニル基としては、ヒドロキシル基の置換位置
は特に限定されず、例えばヒドロキシエテニル、ヒドロ
キシプロペニル、ヒドロキシブテニル、ヒドロキシペン
テニル、ヒドロキシヘキセニル、ヒドロキシヘプテニ
ル、ヒドロキシオクテニル、ヒドロキシノネニル、ヒド
ロキシデセニル、ヒドロキシウンデセニル、ヒドロキシ
ドデセニル、ヒドロキシトリデセニル、ヒドロキシテト
ラデセニル、ヒドロキシペンタデセニル、ヒドロキシヘ
キサデセニル、ヒドロキシヘプタデセニル、ヒドロキシ
オクタデセニル、ヒドロキシノナデセニル、ヒドロキシ
イコセニル、ヒドロキシヘンイコセニル、ヒドロキシド
コセニル、ヒドロキシトリコセニル、ヒドロキシテトラ
コセニル、ヒドロキシメチルヘキセニル、ヒドロキシエ
チルヘキセニル、ヒドロキシメチルヘプテニル、ヒドロ
キシエチルヘプテニル、ヒドロキシメチルノネニル、ヒ
ドロキシメチルウンデセニル、ヒドロキシメチルヘプタ
デセニル、ヒドロキシヘキシルデセニル、ヒドロキシオ
クチルデセニルなどの基を挙げることができる。
鎖のアルケニル基としては、ヒドロキシル基の置換位置
は特に限定されず、例えばヒドロキシエテニル、ヒドロ
キシプロペニル、ヒドロキシブテニル、ヒドロキシペン
テニル、ヒドロキシヘキセニル、ヒドロキシヘプテニ
ル、ヒドロキシオクテニル、ヒドロキシノネニル、ヒド
ロキシデセニル、ヒドロキシウンデセニル、ヒドロキシ
ドデセニル、ヒドロキシトリデセニル、ヒドロキシテト
ラデセニル、ヒドロキシペンタデセニル、ヒドロキシヘ
キサデセニル、ヒドロキシヘプタデセニル、ヒドロキシ
オクタデセニル、ヒドロキシノナデセニル、ヒドロキシ
イコセニル、ヒドロキシヘンイコセニル、ヒドロキシド
コセニル、ヒドロキシトリコセニル、ヒドロキシテトラ
コセニル、ヒドロキシメチルヘキセニル、ヒドロキシエ
チルヘキセニル、ヒドロキシメチルヘプテニル、ヒドロ
キシエチルヘプテニル、ヒドロキシメチルノネニル、ヒ
ドロキシメチルウンデセニル、ヒドロキシメチルヘプタ
デセニル、ヒドロキシヘキシルデセニル、ヒドロキシオ
クチルデセニルなどの基を挙げることができる。
【0017】これらのうち、R1としては、起泡力、洗
浄力等の性能面より、ヒドロキシル基が置換していても
よい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜18のアルキル基又
はアルケニル基、更に直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜15の
アルキル基、特に炭素数8〜15の直鎖アルキル基が好ま
しい。1分子中の2個のR1は同一であっても異なって
いてもよいが、同一であるのが好ましい。
浄力等の性能面より、ヒドロキシル基が置換していても
よい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜18のアルキル基又
はアルケニル基、更に直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜15の
アルキル基、特に炭素数8〜15の直鎖アルキル基が好ま
しい。1分子中の2個のR1は同一であっても異なって
いてもよいが、同一であるのが好ましい。
【0018】また、R2で示されるヒドロキシル基が置
換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4の
アルキル基又はアルケニル基としては、上記R1の具体
例のうち、炭素数1〜4のものが挙げられるが、なかで
もメチル基、エチル基及びヒドロキシエチル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。1分子中の各R2は同一
であっても異なっていてもよいが、同一であるのが好ま
しい。
換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4の
アルキル基又はアルケニル基としては、上記R1の具体
例のうち、炭素数1〜4のものが挙げられるが、なかで
もメチル基、エチル基及びヒドロキシエチル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。1分子中の各R2は同一
であっても異なっていてもよいが、同一であるのが好ま
しい。
【0019】一般式(1)及び(2)中、m及びnは1〜6の
整数であるが、なかでも2〜4の整数が好ましい。
整数であるが、なかでも2〜4の整数が好ましい。
【0020】一般式(1)中、Xで示されるハロゲン原子
としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素
原子が挙げられ、なかでも塩素原子及び臭素原子が好ま
しく、特に塩素原子が好ましい。
としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素
原子が挙げられ、なかでも塩素原子及び臭素原子が好ま
しく、特に塩素原子が好ましい。
【0021】本発明アミド化合物(1)及び(2)は、例えば
次の反応に従って製造することができる。
次の反応に従って製造することができる。
【0022】
【化7】
【0023】〔式中、R1、R2、m、n及びXは前記と
同じ意味を示し、Yはヒドロキシル基、アルコキシル基
又はハロゲン原子を示す。〕
同じ意味を示し、Yはヒドロキシル基、アルコキシル基
又はハロゲン原子を示す。〕
【0024】すなわち、まずテトラアザアルカン誘導体
(3)に1種又は2種のアシル化合物(4)を反応させて中間
体であるアミド化合物(2)を合成し、次いでこれに1種
又は2種のハロゲン化アルキル(5)を反応させることに
より本発明アミド化合物(1)が製造される。
(3)に1種又は2種のアシル化合物(4)を反応させて中間
体であるアミド化合物(2)を合成し、次いでこれに1種
又は2種のハロゲン化アルキル(5)を反応させることに
より本発明アミド化合物(1)が製造される。
【0025】化合物(3)と化合物(4)の反応は、化合物
(4)のYがハロゲン原子である場合には、例えば不活性
溶媒存在下、0〜100℃、好ましくは0〜40℃で、化合
物(3)の2つの2級アミノ基に対して1〜2当量の化合
物(4)を反応させることにより行われる。この際、反応
により生成するハロゲン化水素を中和するため、種々の
アルカリ剤を共存させることにより、反応はより円滑に
進行する。かかるアルカリ剤としては、アルカリ金属水
酸化物、アルカリ金属炭酸塩、三置換アミンなどが挙げ
られるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、トリメチルアミン、トリエチルアミン
などが好ましい。この反応で使用する不活性溶媒として
は、水、エーテル、脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化
水素系溶媒などが挙げられ、これらを単独で又は2種以
上を組合せて用いることができる。
(4)のYがハロゲン原子である場合には、例えば不活性
溶媒存在下、0〜100℃、好ましくは0〜40℃で、化合
物(3)の2つの2級アミノ基に対して1〜2当量の化合
物(4)を反応させることにより行われる。この際、反応
により生成するハロゲン化水素を中和するため、種々の
アルカリ剤を共存させることにより、反応はより円滑に
進行する。かかるアルカリ剤としては、アルカリ金属水
酸化物、アルカリ金属炭酸塩、三置換アミンなどが挙げ
られるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、トリメチルアミン、トリエチルアミン
などが好ましい。この反応で使用する不活性溶媒として
は、水、エーテル、脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化
水素系溶媒などが挙げられ、これらを単独で又は2種以
上を組合せて用いることができる。
【0026】また、化合物(4)のYがヒドロキシル基又
はアルコキシル基である場合には、化合物(3)と化合物
(4)の反応は、例えば不活性溶媒の存在下又は不存在
下、50〜200℃で、化合物(3)の2つの2級アミノ基に対
して1〜10当量の化合物(4)を反応させることにより行
われる。この際、種々の酸触媒又は塩基触媒を共存させ
ることにより、反応はより円滑に進行する。かかる酸触
媒又は塩基触媒としては、p-トルエンスルホン酸、三フ
ッ化ホウ素、三塩化アルミニウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどが好ましい。こ
の反応で使用する不活性溶媒としては、水、エーテル、
脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒などが挙
げられ、これらを単独で又は2種以上を組合せて用いる
ことができる。
はアルコキシル基である場合には、化合物(3)と化合物
(4)の反応は、例えば不活性溶媒の存在下又は不存在
下、50〜200℃で、化合物(3)の2つの2級アミノ基に対
して1〜10当量の化合物(4)を反応させることにより行
われる。この際、種々の酸触媒又は塩基触媒を共存させ
ることにより、反応はより円滑に進行する。かかる酸触
媒又は塩基触媒としては、p-トルエンスルホン酸、三フ
ッ化ホウ素、三塩化アルミニウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどが好ましい。こ
の反応で使用する不活性溶媒としては、水、エーテル、
脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒などが挙
げられ、これらを単独で又は2種以上を組合せて用いる
ことができる。
【0027】本反応において、化合物(4)として、R1の
異なる2種以上を組み合わせて用いることにより、2個
のR1が異なる化合物(1)を製造することもできるが、同
一のR1を有する単一の化合物(4)を用いてR1が同一で
ある化合物(2)を製造するのが簡便であり、より好まし
い。なお、本反応において得られる化合物(2)が遊離の
アミンである場合には、必要に応じフッ化水素、塩化水
素等のハロゲン化水素で中和して塩に変換することもで
き、また化合物(2)が副生するハロゲン化水素との反応
により塩として得られる場合には、必要に応じ適当な塩
基で中和して遊離のアミンとすることもできる。
異なる2種以上を組み合わせて用いることにより、2個
のR1が異なる化合物(1)を製造することもできるが、同
一のR1を有する単一の化合物(4)を用いてR1が同一で
ある化合物(2)を製造するのが簡便であり、より好まし
い。なお、本反応において得られる化合物(2)が遊離の
アミンである場合には、必要に応じフッ化水素、塩化水
素等のハロゲン化水素で中和して塩に変換することもで
き、また化合物(2)が副生するハロゲン化水素との反応
により塩として得られる場合には、必要に応じ適当な塩
基で中和して遊離のアミンとすることもできる。
【0028】このようにして得られた化合物(2)と化合
物(5)の反応は、例えば不活性溶媒の存在下、20〜150
℃、好ましくは60〜120℃で、化合物(2)の2個のアミノ
基に対し2〜10当量の化合物(5)を反応させることによ
って行われる。この際、化合物(5)の分解反応により生
成するハロゲン化水素を中和するため、種々のアルカリ
剤を共存させることにより、反応はより円滑に進行す
る。かかるアルカリ剤としては、アルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属炭酸塩などが挙げられるが、特に水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなど
が好ましい。この反応で使用する不活性溶媒としては、
水、アルコール、脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化水
素系溶媒などが挙げられ、これらを単独で又は2種以上
を組合せて用いることができるが、特に水、低級アルコ
ール、又は水と低級アルコールの混合溶媒が好ましい。
物(5)の反応は、例えば不活性溶媒の存在下、20〜150
℃、好ましくは60〜120℃で、化合物(2)の2個のアミノ
基に対し2〜10当量の化合物(5)を反応させることによ
って行われる。この際、化合物(5)の分解反応により生
成するハロゲン化水素を中和するため、種々のアルカリ
剤を共存させることにより、反応はより円滑に進行す
る。かかるアルカリ剤としては、アルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属炭酸塩などが挙げられるが、特に水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなど
が好ましい。この反応で使用する不活性溶媒としては、
水、アルコール、脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化水
素系溶媒などが挙げられ、これらを単独で又は2種以上
を組合せて用いることができるが、特に水、低級アルコ
ール、又は水と低級アルコールの混合溶媒が好ましい。
【0029】本反応において、化合物(5)として、化合
物(2)のR2と相異なるR2を有する化合物を用いること
により、又は化合物(2)のR2と同一もしくは相異なるR
2を有する2種以上の化合物を組み合わせて用いること
により、2種以上のR2を有する化合物(1)を製造するこ
とができるが、化合物(2)のR2と同一のR2を有する単
一の化合物(5)を用いてすべてのR2が同一である化合物
(1)を製造するのが簡便であり、より好ましい。
物(2)のR2と相異なるR2を有する化合物を用いること
により、又は化合物(2)のR2と同一もしくは相異なるR
2を有する2種以上の化合物を組み合わせて用いること
により、2種以上のR2を有する化合物(1)を製造するこ
とができるが、化合物(2)のR2と同一のR2を有する単
一の化合物(5)を用いてすべてのR2が同一である化合物
(1)を製造するのが簡便であり、より好ましい。
【0030】このような反応により、化合物(1)又は(2)
が得られるが、反応条件によっては、このほかにアミン
と酸の塩、無機塩、未反応の各化合物などが副生又は残
存することがある。本発明においては、反応生成物をそ
のまま使用することも可能であるが、必要に応じて溶媒
分別法、透析法、再結晶法、蒸留法、分配クロマトグラ
フ法、ゲル濾過法など、公知の方法により精製して用い
ることもできる。
が得られるが、反応条件によっては、このほかにアミン
と酸の塩、無機塩、未反応の各化合物などが副生又は残
存することがある。本発明においては、反応生成物をそ
のまま使用することも可能であるが、必要に応じて溶媒
分別法、透析法、再結晶法、蒸留法、分配クロマトグラ
フ法、ゲル濾過法など、公知の方法により精製して用い
ることもできる。
【0031】本発明のアミド化合物(1)は、皮膚等に対
して低刺激で好ましい感触を与え、かつ優れた洗浄力、
起泡力を有することから、皮膚、毛髪、食器、衣料用な
どの各種洗浄剤、衣料用洗浄剤等の各種洗浄剤に、また
安定な乳化能を有することから、皮膚、毛髪用化粧料の
乳化剤、コンディショニング剤等として使用することが
できる。その場合の本発明化合物(1)の配合量は特に制
限されず、その用途等に応じて0.1〜80重量%、好まし
くは1〜50重量%の範囲で用いることができる。
して低刺激で好ましい感触を与え、かつ優れた洗浄力、
起泡力を有することから、皮膚、毛髪、食器、衣料用な
どの各種洗浄剤、衣料用洗浄剤等の各種洗浄剤に、また
安定な乳化能を有することから、皮膚、毛髪用化粧料の
乳化剤、コンディショニング剤等として使用することが
できる。その場合の本発明化合物(1)の配合量は特に制
限されず、その用途等に応じて0.1〜80重量%、好まし
くは1〜50重量%の範囲で用いることができる。
【0032】本発明化合物(1)をこれらの用途に使用す
る場合、必要に応じて公知の各種界面活性剤、保湿剤、
殺菌剤、乳化剤、増粘剤、パール化剤、二価金属イオン
捕捉剤、アルカリ剤、無機塩、再汚染防止剤、酵素、有
効塩素の捕捉剤、還元剤、漂白剤、蛍光染料、可溶化
剤、香料、ケーキング防止剤、酵素の活性化剤、酸化防
止剤、防腐剤、色素、青味付け剤、漂白活性化剤、酵素
安定化剤、相調節剤、浸透剤等を配合することができ
る。
る場合、必要に応じて公知の各種界面活性剤、保湿剤、
殺菌剤、乳化剤、増粘剤、パール化剤、二価金属イオン
捕捉剤、アルカリ剤、無機塩、再汚染防止剤、酵素、有
効塩素の捕捉剤、還元剤、漂白剤、蛍光染料、可溶化
剤、香料、ケーキング防止剤、酵素の活性化剤、酸化防
止剤、防腐剤、色素、青味付け剤、漂白活性化剤、酵素
安定化剤、相調節剤、浸透剤等を配合することができ
る。
【0033】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 500ml容の4つ口丸底フラスコにDE2616411記載の方法に
従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,6,10,14
-テトラアザペンタデカン17g(0.067mol)、トリエチ
ルアミン13g(0.13mol)、及び塩化メチレン200mlを入
れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌しながらドデカノイ
ルクロライド29g(0.13mol)を1時間で滴下した。そ
の後、室温で24時間攪拌した後、析出した固体を濾過に
より除去し、水を加えて洗浄操作を行った。有機相から
塩化メチレンを減圧下で留去した後、カラムクロマトグ
ラフ法〔充填剤;Kieselgel 60(Merck社製),溶離
液;クロロホルム/メタノール=7/1(v/v)〕によ
り精製し、4,8-ビス(1-オキソドデシル)-1,11-ジ(ジメ
チルアミノ)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカン12.3
g(収率30%)を得た。この化合物12g(0.02mol)、
塩化メチル20g(0.36mol)、炭酸ナトリウム0.4g(0.
004mol)、イソプロピルアルコール100ml及び水20mlを5
00ml容のオートクレーブに入れ、70℃に昇温した。その
後、70℃を6時間維持し、室温まで放冷後、減圧下で溶
媒を留去し、残渣をクロロホルム300mlに溶解し、水を
加えて洗浄操作を行った。減圧下でクロロホルムを留去
し、4,8-ビス(1-オキソドデシル)-1,11-ジ(トリメチル
アンモニウム)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカンク
ロライド13.6g(収率95%)を得た。この化合物は、高
速液体クロマトグラフ法〔カラム;RP-18(Merck社
製),溶離液;メタノール/水=9/1(v/v)(20mM
テトラブチルアンモニウムブロミド)〕により単一物で
あることを確認した。
従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,6,10,14
-テトラアザペンタデカン17g(0.067mol)、トリエチ
ルアミン13g(0.13mol)、及び塩化メチレン200mlを入
れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌しながらドデカノイ
ルクロライド29g(0.13mol)を1時間で滴下した。そ
の後、室温で24時間攪拌した後、析出した固体を濾過に
より除去し、水を加えて洗浄操作を行った。有機相から
塩化メチレンを減圧下で留去した後、カラムクロマトグ
ラフ法〔充填剤;Kieselgel 60(Merck社製),溶離
液;クロロホルム/メタノール=7/1(v/v)〕によ
り精製し、4,8-ビス(1-オキソドデシル)-1,11-ジ(ジメ
チルアミノ)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカン12.3
g(収率30%)を得た。この化合物12g(0.02mol)、
塩化メチル20g(0.36mol)、炭酸ナトリウム0.4g(0.
004mol)、イソプロピルアルコール100ml及び水20mlを5
00ml容のオートクレーブに入れ、70℃に昇温した。その
後、70℃を6時間維持し、室温まで放冷後、減圧下で溶
媒を留去し、残渣をクロロホルム300mlに溶解し、水を
加えて洗浄操作を行った。減圧下でクロロホルムを留去
し、4,8-ビス(1-オキソドデシル)-1,11-ジ(トリメチル
アンモニウム)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカンク
ロライド13.6g(収率95%)を得た。この化合物は、高
速液体クロマトグラフ法〔カラム;RP-18(Merck社
製),溶離液;メタノール/水=9/1(v/v)(20mM
テトラブチルアンモニウムブロミド)〕により単一物で
あることを確認した。
【0035】1H-NMR(CD3OD-CDCl3):δ(ppm) 0.88(9H,三重線,a) 1.27(32H,一重線,b) 1.62(4H,幅広い一重線,c) 1.95-2.25(4H,複雑な多重線,d) 2.25-2.7(4H,複雑な多重線,e) 3.17(6H,一重線,f-1) 3.18(6H,一重線,f-2) 3.22(6H,一重線,f-3) 3.25-3.75(12H,複雑な多重線,g) 4.06(1H,幅広い一重線,h)
【0036】
【化8】
【0037】実施例2 1リットル容の4つ口丸底フラスコにDE2616411記載の
方法に従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,
6,10,14-テトラアザペンタデカン・2塩酸塩 30g(0.0
9mol)、トリエチルアミン62ml(0.45mol)、及び塩化
メチレン600mlを入れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌
しながらヘキサデカノイルクロライド60g(0.27mol)
を3時間で滴下した。その後、室温で24時間攪拌した
後、析出した固体を濾過により除去し、減圧下で溶媒を
留去した。残渣にエタノール600ml及び4N水酸化ナト
リウム水溶液225ml(0.9mol)を加え、40℃で3時間攪
拌した後、減圧下で溶媒を留去し、塩化メチレンを加え
て抽出操作を行った。有機相から塩化メチレンを減圧下
で留去した後、カラムクロマトグラフ法〔充填剤;Kies
elgel 60(Merck社製),溶離液;クロロホルム/メタ
ノール=7/1(v/v)〕により精製し、4,8-ビス(1-オ
キソヘキサデシル)-1,11-ジ(ジメチルアミノ)-6-ヒドロ
キシ-4,8-ジアザウンデカン6.0g(収率9.1%)を得
た。この化合物6.0g(0.0082mol)、塩化メチル20g
(0.36mol)、炭酸ナトリウム0.17g(0.0016mol)、イ
ソプロピルアルコール100ml及び水20mlを500ml容のオー
トクレーブに入れ、70℃に昇温した。その後、70℃を6
時間維持し、室温まで放冷後、減圧下で溶媒を留去し、
残渣をクロロホルム300mlに溶解し、水を加えて洗浄操
作を行った。減圧下でクロロホルムを留去し、4,8-ビス
(1-オキソヘキサデシル)-1,11-ジ(トリメチルアンモニ
ウム)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカンクロライド
6.5g(収率95%)を得た。この化合物は、高速液体ク
ロマトグラフ法〔カラム;RP-18(Merck社製),溶離
液;メタノール/水=9/1(v/v)(20mMテトラブチ
ルアンモニウムブロミド)〕により単一物であることを
確認した。
方法に従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,
6,10,14-テトラアザペンタデカン・2塩酸塩 30g(0.0
9mol)、トリエチルアミン62ml(0.45mol)、及び塩化
メチレン600mlを入れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌
しながらヘキサデカノイルクロライド60g(0.27mol)
を3時間で滴下した。その後、室温で24時間攪拌した
後、析出した固体を濾過により除去し、減圧下で溶媒を
留去した。残渣にエタノール600ml及び4N水酸化ナト
リウム水溶液225ml(0.9mol)を加え、40℃で3時間攪
拌した後、減圧下で溶媒を留去し、塩化メチレンを加え
て抽出操作を行った。有機相から塩化メチレンを減圧下
で留去した後、カラムクロマトグラフ法〔充填剤;Kies
elgel 60(Merck社製),溶離液;クロロホルム/メタ
ノール=7/1(v/v)〕により精製し、4,8-ビス(1-オ
キソヘキサデシル)-1,11-ジ(ジメチルアミノ)-6-ヒドロ
キシ-4,8-ジアザウンデカン6.0g(収率9.1%)を得
た。この化合物6.0g(0.0082mol)、塩化メチル20g
(0.36mol)、炭酸ナトリウム0.17g(0.0016mol)、イ
ソプロピルアルコール100ml及び水20mlを500ml容のオー
トクレーブに入れ、70℃に昇温した。その後、70℃を6
時間維持し、室温まで放冷後、減圧下で溶媒を留去し、
残渣をクロロホルム300mlに溶解し、水を加えて洗浄操
作を行った。減圧下でクロロホルムを留去し、4,8-ビス
(1-オキソヘキサデシル)-1,11-ジ(トリメチルアンモニ
ウム)-6-ヒドロキシ-4,8-ジアザウンデカンクロライド
6.5g(収率95%)を得た。この化合物は、高速液体ク
ロマトグラフ法〔カラム;RP-18(Merck社製),溶離
液;メタノール/水=9/1(v/v)(20mMテトラブチ
ルアンモニウムブロミド)〕により単一物であることを
確認した。
【0038】1H-NMR(CD3OD-CDCl3):δ(ppm) 0.88(9H,三重線,a) 1.27(48H,一重線,b) 1.62(4H,幅広い一重線,c) 1.95-2.25(4H,複雑な多重線,d) 2.25-2.7(4H,複雑な多重線,e) 3.17(6H,一重線,f-1) 3.18(6H,一重線,f-2) 3.22(6H,一重線,f-3) 3.25-3.75(12H,複雑な多重線,g) 4.06(1H,幅広い一重線,h)
【0039】
【化9】
【0040】実施例3 1リットル容の4つ口丸底フラスコにDE2616411記載の
方法に従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,
6,10,14-テトラアザペンタデカン・2塩酸塩 30g(0.0
9mol)、トリエチルアミン62ml(0.45mol)、及び塩化
メチレン600mlを入れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌
しながらヘキサノイルクロライド36.3g(0.27mol)を
3時間で滴下した。その後、室温で24時間攪拌した後、
析出した固体を濾過により除去し、減圧下で溶媒を留去
した。残渣にエタノール600ml及び4N水酸化ナトリウ
ム水溶液225ml(0.9mol)を加え、40℃で3時間攪拌し
た後、減圧下で溶媒を留去し、塩化メチレンを加えて抽
出操作を行った。有機相から塩化メチレンを減圧下で留
去した後、カラムクロマトグラフ法〔充填剤;Kieselge
l 60(Merck社製),溶離液;クロロホルム/メタノー
ル=7/1(v/v)〕により精製し、4,8-ビス(1-オキソ
ヘキシル)-1,11-ジ(ジメチルアミノ)-6-ヒドロキシ-4,8
-ジアザウンデカン20g(収率50%)を得た。この化合
物10g(0.023mol)、塩化メチル4.6g(0.091mol)、
炭酸ナトリウム0.5g(0.0046mol)、イソプロピルアル
コール100ml及び水20mlを500ml容のオートクレーブに入
れ、70℃に昇温した。その後、70℃を6時間維持し、室
温まで放冷後、減圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロホ
ルム300mlに溶解し、不溶な塩を濾過により除去した。
減圧下でクロロホルムを留去し、4,8-ビス(1-オキソヘ
キシル)-1,11-ジ(トリメチルアンモニウム)-6-ヒドロキ
シ-4,8-ジアザウンデカンクロライド12g(収率98%)
を得た。この化合物は、高速液体クロマトグラフ法〔カ
ラム;RP-18(Merck社製),溶離液;メタノール/水=
9/1(v/v)(20mMテトラブチルアンモニウムブロミ
ド)〕により単一物であることを確認した。
方法に従って合成した2,14-ジメチル-8-ヒドロキシ-2,
6,10,14-テトラアザペンタデカン・2塩酸塩 30g(0.0
9mol)、トリエチルアミン62ml(0.45mol)、及び塩化
メチレン600mlを入れ、氷冷した後、窒素気流下、攪拌
しながらヘキサノイルクロライド36.3g(0.27mol)を
3時間で滴下した。その後、室温で24時間攪拌した後、
析出した固体を濾過により除去し、減圧下で溶媒を留去
した。残渣にエタノール600ml及び4N水酸化ナトリウ
ム水溶液225ml(0.9mol)を加え、40℃で3時間攪拌し
た後、減圧下で溶媒を留去し、塩化メチレンを加えて抽
出操作を行った。有機相から塩化メチレンを減圧下で留
去した後、カラムクロマトグラフ法〔充填剤;Kieselge
l 60(Merck社製),溶離液;クロロホルム/メタノー
ル=7/1(v/v)〕により精製し、4,8-ビス(1-オキソ
ヘキシル)-1,11-ジ(ジメチルアミノ)-6-ヒドロキシ-4,8
-ジアザウンデカン20g(収率50%)を得た。この化合
物10g(0.023mol)、塩化メチル4.6g(0.091mol)、
炭酸ナトリウム0.5g(0.0046mol)、イソプロピルアル
コール100ml及び水20mlを500ml容のオートクレーブに入
れ、70℃に昇温した。その後、70℃を6時間維持し、室
温まで放冷後、減圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロホ
ルム300mlに溶解し、不溶な塩を濾過により除去した。
減圧下でクロロホルムを留去し、4,8-ビス(1-オキソヘ
キシル)-1,11-ジ(トリメチルアンモニウム)-6-ヒドロキ
シ-4,8-ジアザウンデカンクロライド12g(収率98%)
を得た。この化合物は、高速液体クロマトグラフ法〔カ
ラム;RP-18(Merck社製),溶離液;メタノール/水=
9/1(v/v)(20mMテトラブチルアンモニウムブロミ
ド)〕により単一物であることを確認した。
【0041】1H-NMR(CD3OD-CDCl3):δ(ppm) 0.88(9H,三重線,a) 1.27(8H,幅広い一重線,b) 1.62(4H,幅広い一重線,c) 1.95-2.25(4H,複雑な多重線,d) 2.25-2.7(4H,複雑な多重線,e) 3.17(6H,一重線,f-1) 3.18(6H,一重線,f-2) 3.22(6H,一重線,f-3) 3.25-3.75(12H,複雑な多重線,g) 4.06(1H,幅広い一重線,h)
【0042】
【化10】
【0043】処方例1 本発明の化合物を用い、以下に示す組成のシャンプーを
製造した。
製造した。
【表1】 (組成) (重量%) 実施例1の化合物 15.0 ラウロイルジエタノールアミド 3.0 ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5 ヒドロキシエチルセルロース(ダイセル社製) 0.1 安息香酸ナトリウム 0.3 色素 適量 香料 適量 クエン酸 適量水 バランス 計 100.0 このシャンプーは、いずれも起泡性、洗浄性に優れてお
り、洗髪時、すすぎ時の感触も良好であった。
り、洗髪時、すすぎ時の感触も良好であった。
【0044】処方例2 本発明の化合物を用い、以下に示す組成のボディシャン
プーを製造した。
プーを製造した。
【表2】 (組成) (重量%) 実施例1の化合物 17.0 ポリオキシエチレン(EO3)ラウリルグルコシド 5.0 ラウリルジメチルアミンオキシド 3.0 グリセリン 4.0 ショ糖脂肪酸エステル 1.0 メチルパラベン 0.3 色素 適量 香料 適量 クエン酸 適量水 バランス 計 100.0 このボディシャンプーは、いずれも起泡性、洗浄性に優
れており、洗い上がり後の感触もしっとりとして良好で
あった。
れており、洗い上がり後の感触もしっとりとして良好で
あった。
【0045】
【発明の効果】本発明の新規アミド化合物(1)は、皮膚
や毛髪に対して低刺激で好ましい感触を与え、かつ優れ
た起泡力及び乳化安定性を有し、各種洗浄剤、化粧料等
の成分や、乳化剤、コンディショニング剤等として有用
である。
や毛髪に対して低刺激で好ましい感触を与え、かつ優れ
た起泡力及び乳化安定性を有し、各種洗浄剤、化粧料等
の成分や、乳化剤、コンディショニング剤等として有用
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 235/10 9547−4H C07C 235/10 235/28 9547−4H 235/28
Claims (6)
- 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中、2個のR1は同一又は異なってヒドロキシル基
が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜
24のアルキル基又はアルケニル基を示し、6個のR2は
同一又は異なってヒドロキシル基が置換していてもよい
直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4のアルキル基又はア
ルケニル基を示し、Xはハロゲン原子を示し、m及びn
は1〜6の整数を示す。〕で表されるアミド化合物。 - 【請求項2】 一般式(1)において、2個のR1がそれぞ
れ直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜15のアルキル基であり、
かつ6個のR2がそれぞれメチル基、エチル基又はヒド
ロキシエチル基である請求項1記載のアミド化合物。 - 【請求項3】 次の一般式(2) 【化2】 〔式中、2個のR1は同一又は異なってヒドロキシル基
が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜
24のアルキル基又はアルケニル基を示し、4個のR2は
同一又は異なってヒドロキシル基が置換していてもよい
直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4のアルキル基又はア
ルケニル基を示し、m及びnは1〜6の整数を示す。〕
で表されるアミド化合物又はその塩。 - 【請求項4】 一般式(2)において、2個のR1がそれぞ
れ直鎖又は分岐鎖の炭素数5〜15のアルキル基であり、
かつ4個のR2がそれぞれメチル基、エチル基又はヒド
ロキシエチル基である請求項3記載のアミド化合物又は
その塩。 - 【請求項5】 次の一般式(3) 【化3】 〔式中、4個のR2は同一又は異なってヒドロキシル基
が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜
4のアルキル基又はアルケニル基を示し、m及びnは1
〜6の整数を示す。〕で表されるテトラアザアルカン誘
導体と、次の一般式(4) 【化4】 〔式中、R1はヒドロキシル基が置換していてもよい直
鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜24のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、Yはヒドロキシル基、アルコキシル基
又はハロゲン原子を示す。〕で表される1種又は2種の
アシル化合物とを反応させることを特徴とする請求項3
又は4記載のアミド化合物又はその塩の製造方法。 - 【請求項6】 請求項3記載のアミド化合物又はその塩
と、次の一般式(5) R2−X (5) 〔式中、R2はヒドロキシル基が置換していてもよい直
鎖もしくは分岐鎖の炭素数1〜4のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。〕で表され
る1種又は2種のハロゲン化炭化水素とを反応させるこ
とを特徴とする請求項1記載のアミド化合物の製造方
法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033595A JPH08301828A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 新規アミド化合物及びその製造中間体並びにそれらの製造方法 |
| US08/646,767 US5756784A (en) | 1995-05-09 | 1996-05-08 | Amides, method for preparing the amides, and detergent compositions containing the amides |
| US08/967,918 US5885955A (en) | 1995-05-09 | 1997-11-12 | Amides, method for preparing the amides, and detergent compositions containing the amides |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033595A JPH08301828A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 新規アミド化合物及びその製造中間体並びにそれらの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301828A true JPH08301828A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14533149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11033595A Pending JPH08301828A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 新規アミド化合物及びその製造中間体並びにそれらの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301828A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6180591B1 (en) * | 1996-09-30 | 2001-01-30 | Clariant Gmbh | Use of N-(3-dialkylamino) propyl-N-polyhydroxyalkylcarboxamides and their acid adducts as thickeners for liquid aqueous surfactant systems |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP11033595A patent/JPH08301828A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6180591B1 (en) * | 1996-09-30 | 2001-01-30 | Clariant Gmbh | Use of N-(3-dialkylamino) propyl-N-polyhydroxyalkylcarboxamides and their acid adducts as thickeners for liquid aqueous surfactant systems |
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