JPH08301910A - トリメトキシシラン系オリゴマー並びにこの中間体であるアリルメルカプタン系オリゴマー、及びこれらの製造方法 - Google Patents
トリメトキシシラン系オリゴマー並びにこの中間体であるアリルメルカプタン系オリゴマー、及びこれらの製造方法Info
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- JPH08301910A JPH08301910A JP13840895A JP13840895A JPH08301910A JP H08301910 A JPH08301910 A JP H08301910A JP 13840895 A JP13840895 A JP 13840895A JP 13840895 A JP13840895 A JP 13840895A JP H08301910 A JPH08301910 A JP H08301910A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2/00—Processes of polymerisation
- C08F2/12—Polymerisation in non-solvents
- C08F2/16—Aqueous medium
- C08F2/18—Suspension polymerisation
- C08F2/20—Suspension polymerisation with the aid of macromolecular dispersing agents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FRPに使用するガラス繊維等の表面処理に
採用しうる、トリメトキシシラン系オリゴマーを提供す
る。 【構成】 このトリメトキシシラン系オリゴマーは、ω
−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレート)
オリゴマー又はω−トリメトキシシランポリ(スチレ
ン)オリゴマーである。トリメトキシシラン系オリゴマ
ーは、低分子量の場合はシロップ状の粘稠な液体であ
り、高分子量の場合は白色状粉末である。トリメトキシ
シラン系オリゴマーの数平均分子量(Mn)は、100
0〜15000程度が好ましく、また重量平均分子量
(Mw)は、2000〜20000程度が好ましく、
(Mw/Mn)は、1.10〜1.70程度が好ましい。
ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーの比重は約1.05であり、ω−トリメ
トキシシランポリ(スチレン)オリゴマーの比重は約
1.17である。
採用しうる、トリメトキシシラン系オリゴマーを提供す
る。 【構成】 このトリメトキシシラン系オリゴマーは、ω
−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレート)
オリゴマー又はω−トリメトキシシランポリ(スチレ
ン)オリゴマーである。トリメトキシシラン系オリゴマ
ーは、低分子量の場合はシロップ状の粘稠な液体であ
り、高分子量の場合は白色状粉末である。トリメトキシ
シラン系オリゴマーの数平均分子量(Mn)は、100
0〜15000程度が好ましく、また重量平均分子量
(Mw)は、2000〜20000程度が好ましく、
(Mw/Mn)は、1.10〜1.70程度が好ましい。
ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーの比重は約1.05であり、ω−トリメ
トキシシランポリ(スチレン)オリゴマーの比重は約
1.17である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてガラス繊維強
化プラスチック(FRP)を製造する際に、ガラス繊維
と合成樹脂との親和性を向上させる目的で、ガラス繊維
表面に付与される親和剤(カップリング剤)に関するも
のである。
化プラスチック(FRP)を製造する際に、ガラス繊維
と合成樹脂との親和性を向上させる目的で、ガラス繊維
表面に付与される親和剤(カップリング剤)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成樹脂製成形品は各種の用
途に使用されている。合成樹脂製成形品の強度を向上さ
せるため、成形品中にガラス繊維を埋設したFRPも各
種の用途に使用されている。FRPの強度を高くする一
つの手段として、合成樹脂とガラス繊維との親和性を良
好にし、両者を緊密に密着させるという手段が採用され
ている。
途に使用されている。合成樹脂製成形品の強度を向上さ
せるため、成形品中にガラス繊維を埋設したFRPも各
種の用途に使用されている。FRPの強度を高くする一
つの手段として、合成樹脂とガラス繊維との親和性を良
好にし、両者を緊密に密着させるという手段が採用され
ている。
【0003】合成樹脂は有機材料であり、ガラス繊維は
無機材料であるため、元々親和性は良好ではない。この
ため、ガラス繊維の表面に、ガラス繊維にも合成樹脂に
対しても親和性の良好な化合物を付与することが従来よ
り行われている。このような化合物としては、γ−(メ
タクリロキシプロピル)トリメトキシシランやγ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン等の各種のシラン
系カップリング剤が採用されている。
無機材料であるため、元々親和性は良好ではない。この
ため、ガラス繊維の表面に、ガラス繊維にも合成樹脂に
対しても親和性の良好な化合物を付与することが従来よ
り行われている。このような化合物としては、γ−(メ
タクリロキシプロピル)トリメトキシシランやγ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン等の各種のシラン
系カップリング剤が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
シラン系カップリング剤として、新規な化合物を提供し
ようというものである。
シラン系カップリング剤として、新規な化合物を提供し
ようというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、新規な
シラン系カップリング剤として、一般式:
シラン系カップリング剤として、一般式:
【化3】 で表されるトリメトキシシラン系オリゴマーを提供する
ものである。また、このトリメトキシシラン系オリゴマ
ーを製造する際に用いる中間体である、一般式:
ものである。また、このトリメトキシシラン系オリゴマ
ーを製造する際に用いる中間体である、一般式:
【化4】 で表されるアリルメルカプタン系オリゴマーを提供する
ものである。更に、トリメトキシシラン系オリゴマー及
びアリルメルカプタン系オリゴマーを製造する方法を提
供するものである。
ものである。更に、トリメトキシシラン系オリゴマー及
びアリルメルカプタン系オリゴマーを製造する方法を提
供するものである。
【0006】また、トリメトキシシラン系オリゴマーが
ガラス体に付着したFRP等の複合材料用ガラス体を提
供するものである。更に、合成樹脂中に、トリメトキシ
シラン系オリゴマーが付着したガラス体を埋設したFR
P等の合成樹脂製成形品を提供するものである。
ガラス体に付着したFRP等の複合材料用ガラス体を提
供するものである。更に、合成樹脂中に、トリメトキシ
シラン系オリゴマーが付着したガラス体を埋設したFR
P等の合成樹脂製成形品を提供するものである。
【0007】まず、本発明に係るメトキシシラン系オリ
ゴマーを製造するための中間体である、アリルメルカプ
タン系オリゴマーは、アリルメルカプタンの存在下に、
メチルメタアクリレート又はスチレンを、2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤を使用してラ
ジカル重合させることによって得ることができる。この
際、アリルメルカプタンは重合端に結合するので、アリ
ルメルカプタンとメチルメタアクリレート又はスチレン
とのモル比によって、得られるアリルメルカプタン系オ
リゴマーの分子量を調節することができる。また、この
反応は、ベンゼン等の有機溶媒中に行うのが一般的であ
り、また加熱温度は60℃前後で、反応時間は、10〜
40時間程度である。
ゴマーを製造するための中間体である、アリルメルカプ
タン系オリゴマーは、アリルメルカプタンの存在下に、
メチルメタアクリレート又はスチレンを、2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤を使用してラ
ジカル重合させることによって得ることができる。この
際、アリルメルカプタンは重合端に結合するので、アリ
ルメルカプタンとメチルメタアクリレート又はスチレン
とのモル比によって、得られるアリルメルカプタン系オ
リゴマーの分子量を調節することができる。また、この
反応は、ベンゼン等の有機溶媒中に行うのが一般的であ
り、また加熱温度は60℃前後で、反応時間は、10〜
40時間程度である。
【0008】アリルメルカプタン系オリゴマーが得られ
る反応式は、メチルメタアクリレートを使用した場合
は、化5に示したとおりである。なお、化5に示した構
造式を持つアリルメルカプタン系オリゴマーのことを、
本発明では、ω−アリリックポリ(メチルメタアクリレ
ート)オリゴマーと呼ぶことにする。
る反応式は、メチルメタアクリレートを使用した場合
は、化5に示したとおりである。なお、化5に示した構
造式を持つアリルメルカプタン系オリゴマーのことを、
本発明では、ω−アリリックポリ(メチルメタアクリレ
ート)オリゴマーと呼ぶことにする。
【化5】
【0009】また、スチレンを使用した場合における、
アリルメルカプタン系オリゴマーが得られる反応式は、
化6に示したとおりである。なお、化6に示した構造式
を持つアリルメルカプタン系オリゴマーのことを、本発
明では、ω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーと
呼ぶことにする。
アリルメルカプタン系オリゴマーが得られる反応式は、
化6に示したとおりである。なお、化6に示した構造式
を持つアリルメルカプタン系オリゴマーのことを、本発
明では、ω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーと
呼ぶことにする。
【化6】
【0010】次に、アリルメルカプタン系オリゴマーを
使用して、メトキシシラン系オリゴマーを製造するに
は、トリメトキシシランとアリルメルカプタン系オリゴ
マーとを等モル反応させればよい。但し、現実の反応に
際しては、トリメトキシシランを過剰に使用する方が、
反応速度が速くなるので好ましい。アリルメルカプタン
系オリゴマーは、一般的にトルエン等の有機溶媒に溶解
させて反応させる。また、反応触媒としては、塩化白金
酸を使用するのが最も好ましい。また、反応は窒素雰囲
気下等の不活性雰囲気下で行うのが好ましい。更に、加
熱温度は80℃前後でよく、反応時間は8時間前後でよ
い。
使用して、メトキシシラン系オリゴマーを製造するに
は、トリメトキシシランとアリルメルカプタン系オリゴ
マーとを等モル反応させればよい。但し、現実の反応に
際しては、トリメトキシシランを過剰に使用する方が、
反応速度が速くなるので好ましい。アリルメルカプタン
系オリゴマーは、一般的にトルエン等の有機溶媒に溶解
させて反応させる。また、反応触媒としては、塩化白金
酸を使用するのが最も好ましい。また、反応は窒素雰囲
気下等の不活性雰囲気下で行うのが好ましい。更に、加
熱温度は80℃前後でよく、反応時間は8時間前後でよ
い。
【0011】ω−アリリックポリ(メチルメタアクリレ
ート)オリゴマーを使用して、メトキシシラン系オリゴ
マーを得る場合の反応式は、化7に示したとおりであ
る。なお、化7に示した構造式を持つメトキシシラン系
オリゴマーのことを、本発明ではω−トリメトキシシラ
ンポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマーと呼ぶこ
とにする。
ート)オリゴマーを使用して、メトキシシラン系オリゴ
マーを得る場合の反応式は、化7に示したとおりであ
る。なお、化7に示した構造式を持つメトキシシラン系
オリゴマーのことを、本発明ではω−トリメトキシシラ
ンポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマーと呼ぶこ
とにする。
【化7】
【0012】ω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマ
ーを使用して、メトキシシラン系オリゴマーを得る場合
の反応式は、化8に示したとおりである。なお、化8に
示した構造式を持つメトキシシラン系オリゴマーのこと
を、本発明ではω−メトキシシランポリ(スチレン)オ
リゴマーと呼ぶことにする。
ーを使用して、メトキシシラン系オリゴマーを得る場合
の反応式は、化8に示したとおりである。なお、化8に
示した構造式を持つメトキシシラン系オリゴマーのこと
を、本発明ではω−メトキシシランポリ(スチレン)オ
リゴマーと呼ぶことにする。
【化8】
【0013】メトキシシラン系オリゴマーの重合度は、
10〜200程度であるのが好ましい。重合度が10未
満であると、分子量が小さくなり、従来使用されている
γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシランや
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとの差異
が顕著にならない傾向が生じる。また、重合度が200
を超えると、高分子量になりすぎて、ガラス体との反応
性が低下する傾向が生じる。従って、メトキシシラン系
オリゴマーの数平均分子量(Mn)は1000〜150
00程度が好ましく、また重量平均分子量(Mw)は、
2000〜20000程度が好ましい。また、数平均分
子量に対する重量平均分子量の比(Mw/Mn)は、1.
10〜1.70程度が好ましい。
10〜200程度であるのが好ましい。重合度が10未
満であると、分子量が小さくなり、従来使用されている
γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシランや
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとの差異
が顕著にならない傾向が生じる。また、重合度が200
を超えると、高分子量になりすぎて、ガラス体との反応
性が低下する傾向が生じる。従って、メトキシシラン系
オリゴマーの数平均分子量(Mn)は1000〜150
00程度が好ましく、また重量平均分子量(Mw)は、
2000〜20000程度が好ましい。また、数平均分
子量に対する重量平均分子量の比(Mw/Mn)は、1.
10〜1.70程度が好ましい。
【0014】メトキシシラン系オリゴマーの性状は、分
子量が低い場合には、シロップ状の粘稠な液体であり、
分子量が高い場合には、白色状粉末である。また、メト
キシシラン系オリゴマーの比重は、ω−トリメトキシシ
ランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマーの場
合、約1.05であり、ω−メトキシシランポリ(スチ
レン)オリゴマーの場合、約1.17である。なお、比
重は、25℃において測定した値である。
子量が低い場合には、シロップ状の粘稠な液体であり、
分子量が高い場合には、白色状粉末である。また、メト
キシシラン系オリゴマーの比重は、ω−トリメトキシシ
ランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマーの場
合、約1.05であり、ω−メトキシシランポリ(スチ
レン)オリゴマーの場合、約1.17である。なお、比
重は、25℃において測定した値である。
【0015】本発明に係るトリメトキシシラン系オリゴ
マーは、FRP等に使用されるガラス体の表面に付着さ
せて使用されるものである。ガラス体に、トリメトキシ
シラン系オリゴマーを付着させるには、テトラヒドロフ
ランにトリメトキシシラン系オリゴマーを溶解させ、そ
こへガラス体を投入して、反応させればよい。反応温度
は20〜60℃程度でよく、また反応時間は4〜5時間
程度でよい。ガラス体にトリメトキシシラン系オリゴマ
ーが付着するのは、化学結合による付着と考えられ、例
えば化9に示した結合形態で付着すると考えられる。
マーは、FRP等に使用されるガラス体の表面に付着さ
せて使用されるものである。ガラス体に、トリメトキシ
シラン系オリゴマーを付着させるには、テトラヒドロフ
ランにトリメトキシシラン系オリゴマーを溶解させ、そ
こへガラス体を投入して、反応させればよい。反応温度
は20〜60℃程度でよく、また反応時間は4〜5時間
程度でよい。ガラス体にトリメトキシシラン系オリゴマ
ーが付着するのは、化学結合による付着と考えられ、例
えば化9に示した結合形態で付着すると考えられる。
【化9】
【0016】トリメトキシシラン系オリゴマーが付着し
たガラス体は、合成樹脂中に埋設されて、ガラス強化プ
ラスチックとなるのである。例えば、ガラス体がガラス
繊維の場合には、平板状の合成樹脂表面に、トリメトキ
シシラン系オリゴマーが付着したガラス繊維を敷き延
べ、更にその上に溶液状の合成樹脂を塗布することによ
って、合成樹脂中にトリメトキシシラン系オリゴマーが
付着したガラス繊維を埋設してなるガラス繊維強化プラ
スチック(FRP)が得られるのである。なお、本発明
に係るトリメトキシシラン系オリゴマーは、ガラス体に
処理されるだけでなく、他の任意の物質に処理すること
もできる。更に、本発明に係るトリメトキシシラン系オ
リゴマーは、従来のシラン系カップリング剤が使用され
ている、あらゆる用途に代替可能なものである。
たガラス体は、合成樹脂中に埋設されて、ガラス強化プ
ラスチックとなるのである。例えば、ガラス体がガラス
繊維の場合には、平板状の合成樹脂表面に、トリメトキ
シシラン系オリゴマーが付着したガラス繊維を敷き延
べ、更にその上に溶液状の合成樹脂を塗布することによ
って、合成樹脂中にトリメトキシシラン系オリゴマーが
付着したガラス繊維を埋設してなるガラス繊維強化プラ
スチック(FRP)が得られるのである。なお、本発明
に係るトリメトキシシラン系オリゴマーは、ガラス体に
処理されるだけでなく、他の任意の物質に処理すること
もできる。更に、本発明に係るトリメトキシシラン系オ
リゴマーは、従来のシラン系カップリング剤が使用され
ている、あらゆる用途に代替可能なものである。
【0017】
(薬品の準備) [メチルメタアクリレート(メタクリル酸メチル)]:
関東化学株式会社製のメタクリル酸メチルを、希酸性亜
硫酸ナトリウム水溶液,5%水酸化ナトリウム水溶液,
20%食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥させた。その後、窒素雰囲気下で減圧蒸留(43
℃,80mmHg)したものを、本実施例ではメチルメ
タアクリレートとして使用した。 [スチレン]:関東化学株式会社製のスチレンを、チオ
硫酸ナトリウム水溶液,水,水酸化ナトリウム水溶液,
水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。その後、窒素雰囲気下で減圧蒸留(58℃,35m
mHg)したものを、本実施例ではスチレンとして使用
した。 [アリルメルカプタン]:和光純薬株式会社製のアリル
メルカプタンに、重合禁止剤としてp−ベンゾキノンを
加えて蒸留したものを、本実施例ではアリルメルカプタ
ンとして使用した。 [2,2’−アゾビスイソブチロニトリル]:和光純薬
株式会社製の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを
エタノールに溶解させた後、再結晶して得られたもの
を、本実施例では2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ルとして使用した。 [ベンゼン,トルエン,テトラヒドロフラン]:市販品
のベンゼン,トルエン,テトラヒドロフランを常法にし
たがって精製し、金属ナトリウム上で乾燥させて得られ
たものを、本実施例ではベンゼン,トルエン,テトラヒ
ドロフランとして使用した。 [塩化白金酸]:和光純薬株式会社製の塩化白金酸を、
0.02%のイソプロパノール溶液としたものを、本実
施例では塩化白金酸として使用した。 [その他の薬品又は材料]:その他の薬品や材料は、市
販品のものをそのまま使用した。
関東化学株式会社製のメタクリル酸メチルを、希酸性亜
硫酸ナトリウム水溶液,5%水酸化ナトリウム水溶液,
20%食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥させた。その後、窒素雰囲気下で減圧蒸留(43
℃,80mmHg)したものを、本実施例ではメチルメ
タアクリレートとして使用した。 [スチレン]:関東化学株式会社製のスチレンを、チオ
硫酸ナトリウム水溶液,水,水酸化ナトリウム水溶液,
水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。その後、窒素雰囲気下で減圧蒸留(58℃,35m
mHg)したものを、本実施例ではスチレンとして使用
した。 [アリルメルカプタン]:和光純薬株式会社製のアリル
メルカプタンに、重合禁止剤としてp−ベンゾキノンを
加えて蒸留したものを、本実施例ではアリルメルカプタ
ンとして使用した。 [2,2’−アゾビスイソブチロニトリル]:和光純薬
株式会社製の2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを
エタノールに溶解させた後、再結晶して得られたもの
を、本実施例では2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ルとして使用した。 [ベンゼン,トルエン,テトラヒドロフラン]:市販品
のベンゼン,トルエン,テトラヒドロフランを常法にし
たがって精製し、金属ナトリウム上で乾燥させて得られ
たものを、本実施例ではベンゼン,トルエン,テトラヒ
ドロフランとして使用した。 [塩化白金酸]:和光純薬株式会社製の塩化白金酸を、
0.02%のイソプロパノール溶液としたものを、本実
施例では塩化白金酸として使用した。 [その他の薬品又は材料]:その他の薬品や材料は、市
販品のものをそのまま使用した。
【0018】実施例1 ベンゼン中に、アリルメルカプタン0.035g(0.
47mmol),メチルメタアクリレート4.68g
(46.7mmol),重合開始剤である2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.077g(0.47mm
ol)をそれぞれ仕込んで、60℃に加熱して12時間
反応させた。その後、ヘキサンを使用して、得られたω
−アリリックポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマ
ーを析出させた後、乾燥したところ、このオリゴマーの
重量は約4.7gであった。そして、このオリゴマーの
数平均分子量及び重量平均分子量をゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー(GPC)で測定し、その結果を
表1に示した。なお、GPCの測定条件は、溶媒として
テトラヒドロフラン、標準物質としてポリスチレンを使
用し、東ソー株式会社製TSKgelG(4+3+2)
HXLで測定し、データ処理はSC−8010スーパーシ
ステムコントローラーを用いて行った。
47mmol),メチルメタアクリレート4.68g
(46.7mmol),重合開始剤である2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.077g(0.47mm
ol)をそれぞれ仕込んで、60℃に加熱して12時間
反応させた。その後、ヘキサンを使用して、得られたω
−アリリックポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマ
ーを析出させた後、乾燥したところ、このオリゴマーの
重量は約4.7gであった。そして、このオリゴマーの
数平均分子量及び重量平均分子量をゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィー(GPC)で測定し、その結果を
表1に示した。なお、GPCの測定条件は、溶媒として
テトラヒドロフラン、標準物質としてポリスチレンを使
用し、東ソー株式会社製TSKgelG(4+3+2)
HXLで測定し、データ処理はSC−8010スーパーシ
ステムコントローラーを用いて行った。
【0019】かきまぜ装置及び塩化カルシウム管のつい
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー0.4937g
をトルエン25mlに溶解させた溶液、過剰量のトリメ
トキシシラン[関東化学株式会社製]0.0887g
(0.72mmol)、及び触媒として塩化白金酸を投
入し、窒素気流下で80℃で8時間かきまぜながら反応
させた。反応終了後、ロータリーエバポレーターで溶媒
等を留去し、真空乾燥して、ω−トリメトキシシランポ
リ(メチルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー0.4937g
をトルエン25mlに溶解させた溶液、過剰量のトリメ
トキシシラン[関東化学株式会社製]0.0887g
(0.72mmol)、及び触媒として塩化白金酸を投
入し、窒素気流下で80℃で8時間かきまぜながら反応
させた。反応終了後、ロータリーエバポレーターで溶媒
等を留去し、真空乾燥して、ω−トリメトキシシランポ
リ(メチルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
【0020】かきまぜ装置及び塩化カルシウム管のつい
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−トリメトキシシラ
ンポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー全量をテ
トラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液、及びガラ
スビーズ4.5474gを投入し、60℃で4.5時間
かきまぜながら反応させた。反応終了後、空気中に放置
して乾燥し、その後、ガラスビーズ表面に化学結合して
付着しているオリゴマーを残し、化学結合しないで付着
しているオリゴマーを除去するため、ベンゼンを溶媒と
してソックスレー抽出を12時間行った。その結果、ガ
ラスビーズの重量は4.5777gとなっており、オリ
ゴマーが化学的にガラスビーズ表面に付着していること
が分かった。
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−トリメトキシシラ
ンポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー全量をテ
トラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液、及びガラ
スビーズ4.5474gを投入し、60℃で4.5時間
かきまぜながら反応させた。反応終了後、空気中に放置
して乾燥し、その後、ガラスビーズ表面に化学結合して
付着しているオリゴマーを残し、化学結合しないで付着
しているオリゴマーを除去するため、ベンゼンを溶媒と
してソックスレー抽出を12時間行った。その結果、ガ
ラスビーズの重量は4.5777gとなっており、オリ
ゴマーが化学的にガラスビーズ表面に付着していること
が分かった。
【0021】実施例2 アリルメルカプタンの量を表1に記載した量に変更する
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約4.7gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約4.7gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
【0022】次いで、得られたω−アリリックポリ(メ
チルメタアクリレート)オリゴマー0.4967gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
1593g(1.03mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
チルメタアクリレート)オリゴマー0.4967gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
1593g(1.03mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
【0023】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5441gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5822gを得た。
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5441gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5822gを得た。
【0024】実施例3 アリルメルカプタンの量を表1に記載した量に変更する
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約5.0gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約5.0gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
【0025】次いで、得られたω−アリリックポリ(メ
チルメタアクリレート)オリゴマー0.4985gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3367g(2.76mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
チルメタアクリレート)オリゴマー0.4985gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3367g(2.76mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
【0026】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5440gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5983gを得た。
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5440gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5983gを得た。
【0027】実施例4 アリルメルカプタンの量を表1に記載した量に変更する
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約4.8gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約4.8gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
【0028】次いで、得られたω−アリリックポリ(メ
チルメタアクリレート)オリゴマー0.5060gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3293g(2.69mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
チルメタアクリレート)オリゴマー0.5060gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3293g(2.69mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
【0029】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5502gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.6284gを得た。
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5502gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.6284gを得た。
【0030】実施例5 アリルメルカプタンの量を表1に記載した量に変更する
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約3.1gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
他は、実施例1と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(メチルメタアクリレート)オリゴマー約3.1gを得
た。得られたオリゴマーの数平均分子量等を表1に示し
た。
【0031】次いで、得られたω−アリリックポリ(メ
チルメタアクリレート)オリゴマー0.5016gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3176g(2.60mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
チルメタアクリレート)オリゴマー0.5016gをト
ルエン25mlに溶解させた溶液を使用すると共に、過
剰量のトリメトキシシラン[関東化学株式会社製]0.
3176g(2.60mmol)を使用する他は、実施
例1と同様にして、ω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーを得た。
【0032】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5400gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5998gを得た。
キシシランポリ(メチルメタアクリレート)オリゴマー
全量をテトラヒドロフラン20mlに溶解させた溶液及
びガラスビーズ4.5400gを使用する他は、実施例
1と同様にして、オリゴマーが化学的に結合したガラス
ビーズ4.5998gを得た。
【0033】
【表1】
【0034】実施例6 ベンゼン中に、アリルメルカプタン0.032g(0.
44mmol),スチレン4.53g(43.6mmo
l),重合開始剤である2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.072g(0.44mmol)をそれぞれ
仕込んで、60℃に加熱して36時間反応させた。その
後、ヘキサンを使用して、得られたω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマーを析出させた後、乾燥したとこ
ろ、このオリゴマーの重量は約4.2gであった。そし
て、このオリゴマーの数平均分子量及び重量平均分子量
をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
で測定し、その結果を表2に示した。なお、GPCの測
定条件は、実施例1と同様である。
44mmol),スチレン4.53g(43.6mmo
l),重合開始剤である2,2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.072g(0.44mmol)をそれぞれ
仕込んで、60℃に加熱して36時間反応させた。その
後、ヘキサンを使用して、得られたω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマーを析出させた後、乾燥したとこ
ろ、このオリゴマーの重量は約4.2gであった。そし
て、このオリゴマーの数平均分子量及び重量平均分子量
をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
で測定し、その結果を表2に示した。なお、GPCの測
定条件は、実施例1と同様である。
【0035】かきまぜ装置及び塩化カルシウム管のつい
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー0.5002gをトルエン25
mlに溶解させた溶液、過剰量のトリメトキシシラン
[関東化学株式会社製]0.0693g(0.56mm
ol)、及び触媒として塩化白金酸を投入し、窒素気流
下で80℃で8時間かきまぜながら反応させた。反応終
了後、ロータリーエバポレーターで溶媒等を留去し、真
空乾燥して、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)
オリゴマーを得た。
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー0.5002gをトルエン25
mlに溶解させた溶液、過剰量のトリメトキシシラン
[関東化学株式会社製]0.0693g(0.56mm
ol)、及び触媒として塩化白金酸を投入し、窒素気流
下で80℃で8時間かきまぜながら反応させた。反応終
了後、ロータリーエバポレーターで溶媒等を留去し、真
空乾燥して、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)
オリゴマーを得た。
【0036】かきまぜ装置及び塩化カルシウム管のつい
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−トリメトキシシラ
ンポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒドロフラ
ン20mlに溶解させた溶液、及びガラスビーズ4.5
230gを投入し、60℃で4.5時間かきまぜながら
反応させた。反応終了後、空気中に放置して乾燥し、そ
の後、ガラスビーズ表面に化学結合して付着しているオ
リゴマーを残し、化学結合しないで付着しているオリゴ
マーを除去するため、ベンゼンを溶媒としてソックスレ
ー抽出を12時間行った。その結果、ガラスビーズの重
量は4.5758gとなっており、オリゴマーが化学的
にガラスビーズ表面に付着していることが分かった。
た玉付き冷却管を備えた100mlの三つ口フラスコ
に、上記の方法によって得られたω−トリメトキシシラ
ンポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒドロフラ
ン20mlに溶解させた溶液、及びガラスビーズ4.5
230gを投入し、60℃で4.5時間かきまぜながら
反応させた。反応終了後、空気中に放置して乾燥し、そ
の後、ガラスビーズ表面に化学結合して付着しているオ
リゴマーを残し、化学結合しないで付着しているオリゴ
マーを除去するため、ベンゼンを溶媒としてソックスレ
ー抽出を12時間行った。その結果、ガラスビーズの重
量は4.5758gとなっており、オリゴマーが化学的
にガラスビーズ表面に付着していることが分かった。
【0037】実施例7 アリルメルカプタンの量を表2に記載した量に変更する
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.3gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.3gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
【0038】次いで、得られたω−アリリックポリ(ス
チレン)オリゴマー0.4993gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0720g
(0.59mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
チレン)オリゴマー0.4993gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0720g
(0.59mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
【0039】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5889gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.6
231gを得た。
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5889gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.6
231gを得た。
【0040】実施例8 アリルメルカプタンの量を表2に記載した量に変更する
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.0gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.0gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
【0041】次いで、得られたω−アリリックポリ(ス
チレン)オリゴマー0.4986gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0842g
(0.69mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
チレン)オリゴマー0.4986gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0842g
(0.69mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
【0042】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5413gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
908gを得た。
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5413gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
908gを得た。
【0043】実施例9 アリルメルカプタンの量を表2に記載した量に変更する
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.1gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約4.1gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。
【0044】次いで、得られたω−アリリックポリ(ス
チレン)オリゴマー0.5067gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0793g
(0.65mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
チレン)オリゴマー0.5067gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0793g
(0.65mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。
【0045】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5516gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
838gを得た。
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5516gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
838gを得た。
【0046】実施例10 アリルメルカプタンの量を表2に記載した量に変更する
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約3.7gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。また、得ら
れたω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーの赤外
線吸収スペクトルのチャートを図1に、核磁気共鳴スペ
クトルのチャートを図2に示した。
他は、実施例6と同様の方法で、ω−アリリックポリ
(スチレン)オリゴマー約3.7gを得た。得られたオ
リゴマーの数平均分子量等を表2に示した。また、得ら
れたω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーの赤外
線吸収スペクトルのチャートを図1に、核磁気共鳴スペ
クトルのチャートを図2に示した。
【0047】次いで、得られたω−アリリックポリ(ス
チレン)オリゴマー0.5024gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0939g
(0.77mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。得られたω−トリメトキシシランポリ
(スチレン)オリゴマーの赤外線吸収スペクトルのチャ
ートを図3に、核磁気共鳴スペクトルのチャートを図4
に示した。
チレン)オリゴマー0.5024gをトルエン25ml
に溶解させた溶液を使用すると共に、過剰量のトリメト
キシシラン[関東化学株式会社製]0.0939g
(0.77mmol)を使用する他は、実施例6と同様
にして、ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーを得た。得られたω−トリメトキシシランポリ
(スチレン)オリゴマーの赤外線吸収スペクトルのチャ
ートを図3に、核磁気共鳴スペクトルのチャートを図4
に示した。
【0048】上記の方法によって得られたω−トリメト
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5451gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
820gを得た。
キシシランポリ(スチレン)オリゴマー全量をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶解させた溶液及びガラスビーズ
4.5451gを使用する他は、実施例6と同様にし
て、オリゴマーが化学的に結合したガラスビーズ4.5
820gを得た。
【0049】
【表2】
【0050】実施例11 実施例1で得られたω−トリメトキシシランポリ(メチ
ルメタアクリレート)オリゴマーの全量を、150ml
のテトラヒドロフランに溶解した溶液を得た。一方、ガ
ラス体として、ガラス繊維織物(三重織物株式会社製、
マイクログラス処理クロスYEM−2103H)を17
cm平方に切断したものを準備した。そして、上記の溶
液を磁性バットに入れた後、この溶液(温度は室温)中
に、ガラス体を20枚重ねて、4.5時間浸した。その
後、空気中に放置し乾燥した。以上のようにして複合材
料用ガラス体を得た。
ルメタアクリレート)オリゴマーの全量を、150ml
のテトラヒドロフランに溶解した溶液を得た。一方、ガ
ラス体として、ガラス繊維織物(三重織物株式会社製、
マイクログラス処理クロスYEM−2103H)を17
cm平方に切断したものを準備した。そして、上記の溶
液を磁性バットに入れた後、この溶液(温度は室温)中
に、ガラス体を20枚重ねて、4.5時間浸した。その
後、空気中に放置し乾燥した。以上のようにして複合材
料用ガラス体を得た。
【0051】この複合材料用ガラス体を使用して、次の
要領でFRPを作成した。まず、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、液状の不飽和ポリエステル樹脂
(日立化成工業株式会社製)を塗った後ローラーで延ば
す。(1)次に、その上に上記の複合材料用ガラス体を
置く。(2)複合材料用ガラス体の上に、再び液状の不
飽和ポリエステル樹脂(日立化成工業株式会社製)を塗
る。以上の(1)及び(2)の操作を20回繰り返す。
最後に、ポリエチレンテレフタレートフィルムを重ね
る。以上のようにして、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム,複合材料用ガラス体と不飽和ポリエステル樹脂
との積層物,ポリエチレンテレフタレートの順で積層さ
れた積層体が得られる。この積層体の両面にアルミ板を
積層した後、120℃、100kg/cm2、35分間
の条件でプレスした。以上のようにして、積層物中の不
飽和ポリエステル樹脂を硬化させ、このポリエステル樹
脂と複合材料用ガラス体とからなるFRPを得た。
要領でFRPを作成した。まず、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、液状の不飽和ポリエステル樹脂
(日立化成工業株式会社製)を塗った後ローラーで延ば
す。(1)次に、その上に上記の複合材料用ガラス体を
置く。(2)複合材料用ガラス体の上に、再び液状の不
飽和ポリエステル樹脂(日立化成工業株式会社製)を塗
る。以上の(1)及び(2)の操作を20回繰り返す。
最後に、ポリエチレンテレフタレートフィルムを重ね
る。以上のようにして、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム,複合材料用ガラス体と不飽和ポリエステル樹脂
との積層物,ポリエチレンテレフタレートの順で積層さ
れた積層体が得られる。この積層体の両面にアルミ板を
積層した後、120℃、100kg/cm2、35分間
の条件でプレスした。以上のようにして、積層物中の不
飽和ポリエステル樹脂を硬化させ、このポリエステル樹
脂と複合材料用ガラス体とからなるFRPを得た。
【0052】このFRPの曲げ強度,曲げ弾性率及び層
間剪断強度を測定し、その結果を表3に示した。なお、
曲げ強度等の測定方法は、以下のとおりである。 [曲げ強度]:試料となるFRPを20mm×60mm
の大きさに切断して試験片とした。そして、曲げ試験機
(株式会社島津製作所製、AutographAG−1
00kNE)を用いて、支点間距離48.0mm、最大
荷重5kN、降下速度2mm/minの条件で測定し
た。なお、曲げ強度(σb)は、次の式で算出されるも
のであり、その単位はMPaである。即ち、σb=3Pb
L/2bh2[但し、Pbは最大荷重(N)、Lは支点間
距離(mm)、bは試験片の幅(mm)、hは試験片の
厚み(mm)を表す。]である。 [曲げ弾性率]:曲げ弾性率は、曲げ強度を測定する際
に得られた荷重−たわみ曲線を利用して算出する。即
ち、曲げ弾性率(Eb)は、Eb=(1/4)・(L/b
h3)・(P/σ)[但し、Lは支点間距離(mm)、
bは試験片の幅(mm)、hは試験片の厚み(mm)を
表し、P/σは荷重−たわみ曲線の直線部の傾斜(N/
mm)を表す。]なる式で算出されるものである。な
お、曲げ弾性率の単位は、GPaである。 [層間剪断強度]:試料となるFRPを20mm×30
mmの大きさに切断して試験片とした。そして、曲げ試
験機(株式会社島津製作所製、Autograph A
G−100kNE)を用いて、支点間距離12.6m
m、最大荷重10kN、降下速度2mm/minの条件
で測定した。なお、層間剪断強度(τb)は、次の式で
算出されるものであり、その単位はMPaである。即
ち、τb=(3/4)・(PMAX/bh)[但し、PMAX
は破壊時の最大曲げ荷重(N)、bは試験片の幅(m
m)、hは試験片の厚み(mm)を表す。]である。
間剪断強度を測定し、その結果を表3に示した。なお、
曲げ強度等の測定方法は、以下のとおりである。 [曲げ強度]:試料となるFRPを20mm×60mm
の大きさに切断して試験片とした。そして、曲げ試験機
(株式会社島津製作所製、AutographAG−1
00kNE)を用いて、支点間距離48.0mm、最大
荷重5kN、降下速度2mm/minの条件で測定し
た。なお、曲げ強度(σb)は、次の式で算出されるも
のであり、その単位はMPaである。即ち、σb=3Pb
L/2bh2[但し、Pbは最大荷重(N)、Lは支点間
距離(mm)、bは試験片の幅(mm)、hは試験片の
厚み(mm)を表す。]である。 [曲げ弾性率]:曲げ弾性率は、曲げ強度を測定する際
に得られた荷重−たわみ曲線を利用して算出する。即
ち、曲げ弾性率(Eb)は、Eb=(1/4)・(L/b
h3)・(P/σ)[但し、Lは支点間距離(mm)、
bは試験片の幅(mm)、hは試験片の厚み(mm)を
表し、P/σは荷重−たわみ曲線の直線部の傾斜(N/
mm)を表す。]なる式で算出されるものである。な
お、曲げ弾性率の単位は、GPaである。 [層間剪断強度]:試料となるFRPを20mm×30
mmの大きさに切断して試験片とした。そして、曲げ試
験機(株式会社島津製作所製、Autograph A
G−100kNE)を用いて、支点間距離12.6m
m、最大荷重10kN、降下速度2mm/minの条件
で測定した。なお、層間剪断強度(τb)は、次の式で
算出されるものであり、その単位はMPaである。即
ち、τb=(3/4)・(PMAX/bh)[但し、PMAX
は破壊時の最大曲げ荷重(N)、bは試験片の幅(m
m)、hは試験片の厚み(mm)を表す。]である。
【0053】実施例12〜15 ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーとして、実施例2〜5で得られたものを
使用する他は、実施例11と同様にしてFRPを作成
し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間剪断強度を測定
した。その結果を表3に示した。
ト)オリゴマーとして、実施例2〜5で得られたものを
使用する他は、実施例11と同様にしてFRPを作成
し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間剪断強度を測定
した。その結果を表3に示した。
【0054】実施例16〜20 ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーに代えて、実施例6〜10で得られたω
−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリゴマーを使
用する他は、実施例11と同様にしてFRPを作成し、
その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間剪断強度を測定し
た。その結果を表3に示した。
ト)オリゴマーに代えて、実施例6〜10で得られたω
−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリゴマーを使
用する他は、実施例11と同様にしてFRPを作成し、
その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間剪断強度を測定し
た。その結果を表3に示した。
【0055】比較例1 ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーを使用しない他は、実施例11と同様に
してFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層
間剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
ト)オリゴマーを使用しない他は、実施例11と同様に
してFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層
間剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
【0056】比較例2 ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタアクリレー
ト)オリゴマーに代えて、γ−(メタクリロキシプロピ
ル)トリメトキシシラン(信越シリコーン株式会社製、
KBM503)を使用する他は、実施例11と同様にし
てFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間
剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
ト)オリゴマーに代えて、γ−(メタクリロキシプロピ
ル)トリメトキシシラン(信越シリコーン株式会社製、
KBM503)を使用する他は、実施例11と同様にし
てFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び層間
剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
【0057】ω−トリメトキシシランポリ(メチルメタ
アクリレート)オリゴマーに代えて、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン株式会社
製、KBM403)を使用する他は、実施例11と同様
にしてFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び
層間剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
アクリレート)オリゴマーに代えて、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン株式会社
製、KBM403)を使用する他は、実施例11と同様
にしてFRPを作成し、その曲げ強度、曲げ弾性率及び
層間剪断強度を測定した。その結果を表3に示した。
【0058】
【表3】
【0059】
【発明の効果】本発明に係るトリメトキシシラン系オリ
ゴマーで処理したガラス体を使用し、例えばFRPを作
成すれば、ガラス体と合成樹脂との密着性が向上し、F
RPの各種強度が向上する。従って、本発明に係るトリ
メトキシシラン系オリゴマーは、従来のシランカップリ
ング剤と同様に使用することができる。また、本発明に
係るアリルメルカプタン系オリゴマーを使用すれば、本
発明に係るトリメトキシシラン系オリゴマーを容易に製
造することができる。なお、本発明に係るトリメトキシ
シラン系オリゴマーは、従来のシランカップリング剤が
使用されていた、あらゆる用途に用いることのできるも
のである。更に、高分子系のシラン系物質として、他の
用途にも任意に使用されるものである。
ゴマーで処理したガラス体を使用し、例えばFRPを作
成すれば、ガラス体と合成樹脂との密着性が向上し、F
RPの各種強度が向上する。従って、本発明に係るトリ
メトキシシラン系オリゴマーは、従来のシランカップリ
ング剤と同様に使用することができる。また、本発明に
係るアリルメルカプタン系オリゴマーを使用すれば、本
発明に係るトリメトキシシラン系オリゴマーを容易に製
造することができる。なお、本発明に係るトリメトキシ
シラン系オリゴマーは、従来のシランカップリング剤が
使用されていた、あらゆる用途に用いることのできるも
のである。更に、高分子系のシラン系物質として、他の
用途にも任意に使用されるものである。
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】ω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーの
赤外線吸収スペクトルのチャートである。
赤外線吸収スペクトルのチャートである。
【図2】ω−アリリックポリ(スチレン)オリゴマーの
核磁気共鳴スペクトルのチャートである。
核磁気共鳴スペクトルのチャートである。
【図3】ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーの赤外線吸収スペクトルのチャートである。
ゴマーの赤外線吸収スペクトルのチャートである。
【図4】ω−トリメトキシシランポリ(スチレン)オリ
ゴマーの核磁気共鳴スペクトルのチャートである。
ゴマーの核磁気共鳴スペクトルのチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式: 【化1】 で表されることを特徴とするトリメトキシシラン系オリ
ゴマー。 - 【請求項2】 一般式: 【化2】 で表されることを特徴とするアリルメルカプタン系オリ
ゴマー。 - 【請求項3】 アリルメルカプタンの存在下に、メチル
メタアクリレート又はスチレンを重合させる、アリルメ
ルカプタン残基を重合端に結合させることを特徴とする
請求項2記載のアリルメルカプタン系オリゴマーの製造
方法。 - 【請求項4】 請求項2記載のアリルメルカプタン系オ
リゴマーにトリメトキシシランを反応させ、該アリルメ
ルカプタン系オリゴマーのアリル基の二重結合を開裂さ
せて、トリメトキシシラン残基を結合させることを特徴
とする請求項1記載のトリメトキシシラン系オリゴマー
の製造方法。 - 【請求項5】 ガラス体の表面に請求項1記載のトリメ
トキシシラン系オリゴマーを付着させたことを特徴とす
る複合材料用ガラス体。 - 【請求項6】 ガラス体がガラス繊維である請求項5記
載の複合材料用ガラス体。 - 【請求項7】 合成樹脂中に請求項5又は6記載の複合
材料用ガラス体を埋設したことを特徴とする合成樹脂製
成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13840895A JPH08301910A (ja) | 1995-05-13 | 1995-05-13 | トリメトキシシラン系オリゴマー並びにこの中間体であるアリルメルカプタン系オリゴマー、及びこれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13840895A JPH08301910A (ja) | 1995-05-13 | 1995-05-13 | トリメトキシシラン系オリゴマー並びにこの中間体であるアリルメルカプタン系オリゴマー、及びこれらの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301910A true JPH08301910A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15221267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13840895A Pending JPH08301910A (ja) | 1995-05-13 | 1995-05-13 | トリメトキシシラン系オリゴマー並びにこの中間体であるアリルメルカプタン系オリゴマー、及びこれらの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301910A (ja) |
-
1995
- 1995-05-13 JP JP13840895A patent/JPH08301910A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
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