JPH08303053A - クリーンルームの建屋構造 - Google Patents

クリーンルームの建屋構造

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JPH08303053A
JPH08303053A JP7105285A JP10528595A JPH08303053A JP H08303053 A JPH08303053 A JP H08303053A JP 7105285 A JP7105285 A JP 7105285A JP 10528595 A JP10528595 A JP 10528595A JP H08303053 A JPH08303053 A JP H08303053A
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JP
Japan
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building
utility
clean room
main body
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP7105285A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneharu Fukuda
宗治 福田
Noboru Nakajima
登 中島
Chikashi Sato
史 佐藤
Masataka Kasai
正隆 河西
Kazuhiro Shimono
一宏 下野
Hiroshi Yamamoto
浩史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd, Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空調機械室や用役室のユーティリィティー建屋
の建設敷地を必要としないので狭い敷地面積を有効利用
することができると共に、微振動環境及び地震に対する
免震環境を効果的に構成することのできるクリーンルー
ムの建屋構造を提供する。 【構成】内部にクリーンルーム24が形成される本体建
屋12の上に空調系や用役系の機器類を設置するユーテ
ィリィティー建屋14を設けると共に、本体建屋12と
ユーティリィティー建屋14との間には、微振動に対す
る防振効果の大きな天然ゴム製の積層ゴム38を用いた
多段積層ゴム30と粘性ダンパー32とを並列配置して
成る第1の除振機構16を介在させる。そして、本体建
屋12と地盤18に埋設される基礎20との間には、高
減衰能を有し免震効果の大きな合成ゴム製の積層ゴム5
8を用いた多段積層ゴム52から成る第2の除振機構2
2を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルームの建屋構
造に係り、特に、半導体製造工場や光学製品の製造・組
立工場等において製造や組立等の工程で使用する精密機
器を設置するクリーンルームの建屋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造工場、光学製品の製造・組
立工場では、クリーンルームを設けて、温度、湿度、塵
埃量などの環境条件を適正に制御する他に、振動を軽減
する対策を講じている。振動の要因としては、製造や組
立のための機器自体から発生する振動以外にも、ユーテ
ィリィティー関連機器から発生する振動、或いは工場外
から地盤を伝搬してくる外的振動がある。ユーティリィ
ティー関連機器による振動の主たる要因は、クリーンル
ーム内に清浄な空調エアを供給する空調系の機械や、製
造ラインから発生するガス等の排気や給水等の用役系の
機械である。外的振動の主たる要因は、他工場からの振
動、交通機関から地盤を伝播してくる振動である。
【0003】従来の代表的なクリーンルームの建屋構造
は、地下に空調機械や用水、排水、排ガス処理機器等の
用役機械を置くと共に、1階にクリーンルームを設置
し、地下に置いた空調機械や用役機械には振動を吸収す
るダンパを装填している。更には地下室部分と1階の建
屋部分の基礎を分離して、振動の伝播を防止しているも
のもある。別の代表的なクリーンルームの建屋構造に
は、クリーンルームを設置する本体建屋の隣接地に空調
機械室や用役室のためのユーティリィティー建屋を備え
たものがある。そして、振動対策を考慮して、クリーン
ルームは2階以下の低階層に設置するのが一般的であ
る。
【0004】また、工場外から地盤を伝播してくる外的
振動対策としては、周辺の交通環境や他工場からの振動
発生環境を調査して、振動環境を満足する地域に工場を
建設するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地下に
空調機械や用役機械を置く従来の方式は、空調機械室や
用役室に建設敷地が取られないメリットはあるものの、
必ずしも十分な除振効果が得られていない。また、地下
室部分と1階の建屋部分の基礎を分離した場合には、柱
が増えて構造が複雑になり機械の配置に制限を受けやす
いという弊害が生じる。
【0006】一方、空調機械室や用役室のユーティリィ
ティー建屋をクリーンルーム建屋に隣接させる従来の方
式は、防振の点では理想的であるが、大きな敷地面積を
必要とするので、工場の立地条件によっては採用できな
いという欠点がある。また、工場外から伝播してくる外
的振動の主要因である交通振動は、交通量の増加や新た
な交通機関の開設等により年々増加する。このため、工
場建設当時の振動とは振動の内容が大きく変化するとい
う問題がある。更に、近年においては、地震に対する免
震対策の併用を考えていかなくてはならない時代であ
り、振動と地震の両方を制御するクリーンルームの建屋
構造が要望されている。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、空調機械室や用役室のユーティリィティー建
屋の建設敷地を必要としないので狭い敷地面積を有効利
用することができると共に、振動を制御した環境を効果
的に構成することのできるクリーンルームの建屋構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、内部にクリーンルームが形成される本体建屋の
上に空調系や用役系の機器類を設置するユーティリィテ
ィー建屋を設けると共に、前記本体建屋と前記ユーティ
リィティー建屋との間には天然ゴム製の積層ゴムを用い
た多段積層ゴムとダンパー装置とを並列配置して成る第
1の除振機構を介在させ、本体建屋と地盤に埋設される
基礎との間には合成ゴム製の積層ゴムを用いた多段積層
ゴムから成る第2の除振機構を介在させたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明によれば、内部にクリーンルームが形成
される本体建屋の上に、振幅の小さな機械から発生する
振動に対して防振効果の大きな天然ゴム製の積層ゴムを
用いた多段積層ゴムとダンパー装置とを並列配置した第
1の除振機構を介してユーティリィティー建屋を設け
る。これにより、ユーティリィティー建屋に設置される
機器類の振動が本体建屋に伝搬しない条件を満足させな
がらユーティリィティー建屋のための建設敷地を要しな
いようにした。
【0010】また、本体建屋と地盤に埋設される基礎と
の間には、高減衰能を有し免震効果の大きな合成ゴム製
の積層ゴムを用いた多段積層ゴムから成る第2の除振機
構を介在させるようにし、効果的な地震対策を図ると共
に、地盤を伝播してくる交通機関等の外的振動をも減衰
できるようにした。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るクリーン
ルームの建屋構造の好ましい実施例について詳説する。
図1はクリーンルーム建屋の全体構成の一例を説明する
説明図である。図1に示すように、本発明のクリーンル
ーム建屋10は、4階建ての鉄筋コンクリート構造の本
体建屋12と、その本体建屋12の上に設けられた鉄骨
構造のユーティリィティー建屋14と、本体建屋12と
ユーティリィティー建屋14との間に介在される第1の
除振機構16と、本体建屋12の底面と地盤18に埋設
される基礎20との間に介在される第2の除振機構22
から構成される。本体建屋12の各階には例えば半導体
製造ラインの精密機器を設置するクリーンルーム24が
形成される。ユーティリィティー建屋14内には、空調
機械室26や用役室28が形成され、空調機械室26内
には空調機、送風ファン、外気導入ファン、冷却ファ
ン、冷凍機等の空調系機械類が設置される。用役室28
内には製造ラインで発生する排ガスの排気処理装置や煙
突、ガスを浄化するスクラバ、クリーンルーム内に清浄
水を供給する給水装置等の用役系機器類が設置される。
このように、空調系及び用役系のユーティリィティー関
連機器は、クリーンルーム24が形成される本体建屋1
2の上に設けたユーティリィティー建屋14内に収納す
るように構成した。
【0012】図2に示すように、本体建屋12とユーテ
ィリィティー建屋14の間に介在される第1の除振機構
は、4基の多段積層ゴム30、30…と4基のダンパー
装置32、32…とを並列に設けて成り、それぞれの多
段積層ゴム30はユーティリィティー建屋14の底面4
隅に配置され、ダンパー装置32は多段積層ゴム30同
士の中間位置に並列配置される。多段積層ゴム30は、
上部安定板34と下部安定板36との間に天然ゴム製の
積層ゴム38と中間安定板40とを交互に積層した積層
構造を有し、積層ゴム38は各安定板34、36、40
の4隅位置に配置される。ダンパー装置32としては粘
性ダンパーが用いられ、図3に示すように円板状の水平
板42と、水平板42の中心に一方端が支持されたロッ
ド44と、粘性液46が充填された充填容器48とで構
成され、水平板42と充填容器48の底との間に発生す
る粘性力を利用して振動を減衰させる。図2に示したよ
うに、本体建屋12の上面と多段積層ゴム30の下部安
定板36、及び多段積層ゴム30の上部安定板34とユ
ーティリィティー建屋14の底面とがそれぞれアンカー
ボルト50で固定される。粘性ダンパー32の充填容器
48と本体建屋12の上面とがアンカーボルト50で固
定され、水平板42のロッド44の他方端がユーティリ
ィティー建屋14の底面に固定される。ユーティリィテ
ィー建屋14に設置される各種機器の重量は、多段積層
ゴム30の錘(加重)として利用している。
【0013】図4に示すように、本体建屋12と基礎2
0の間に介在される第2の除振機構は4基の多段積層ゴ
ム52から成り、それぞれの多段積層ゴム52は本体建
屋12の底面4隅に配置される。多段積層ゴム52は、
上部安定板54と下部安定板56との間に高減衰能を有
する合成ゴム製の積層ゴム58と中間安定板60とを交
互に積層した積層構造を有し、積層ゴム58は各安定板
54、56、60の4隅位置に配置される。本体建屋1
2の底面と多段積層ゴム52の上部安定板54、及び多
段積層ゴム52の下部安定板56と基礎20とがそれぞ
れアンカーボルト50で固定される。ユーティリィティ
ー建屋14及び本体建屋の重量は、多段積層ゴム52の
錘(加重)として利用している。
【0014】上記の如く構成された本発明のクリーンル
ーム建屋10の構造によれば、クリーンルーム24が形
成される本体建屋12の上に、ユーティリィティー関連
機器を設置するユーティリィティー建屋14を、第1の
除振機構を介して設けるようにしたので、クリーンルー
ム建屋10の建設の際にユーティリィティー建屋14の
ための建設敷地を要しない。しかも、第1の除振機構
は、振動に対する防振効果の大きな天然ゴム製の積層ゴ
ム38を用いた多段積層ゴム30とダンパー装置32と
を並列配置して構成したので、ユーティリィティー関連
機器によるユーティリィティー建屋14からの振動を効
果的に除振して本体建屋12に伝搬しないようにでき
る。地震波が本体建屋12に加えられた時、第2の除振
機構でかなり軽減されるが、当然建物は揺動する。揺動
は上の階ほど大きくなり、第1の除振機構部で最大にな
る。粘性材料を使ったダンパ装置32は比較的長い波長
にも対応するので、地震波の遅延・分散効果を起こし本
体建屋12の揺動を低減することができる。従って、建
設敷地が狭い場合でも、クリーンルーム建屋10のスペ
ースを大きく取ることができるので、建設敷地の有効利
用を図ることができる。
【0015】また、本体建屋12の上にユーティリィテ
ィー建屋14を設けたことによりユーティリィティー建
屋14内に設置する機器類が高所に設けられることにな
る。この結果、狭い建設敷地にクリーンルーム建屋10
を建設した場合にも、騒音の大きな機器類や排ガスを排
出する煙突等と周辺地上部との距離を確保することがで
きるので、騒音の距離減衰効果や煙の距離拡散効果を得
ることができる。
【0016】また、本体建屋12と基礎20との間に
は、高減衰能を有し免震効果の大きな合成ゴム製の積層
ゴム58を用いた多段積層ゴム52を介在させたので、
効果的な地震対策を行えると共に、交通機関や他工場か
ら地盤45を伝搬してくる外的振動(地表波や地中波)
をも減衰させることができる。尚、本実施例では半導体
製造に使用する精密機器の例で説明したが、これに限定
されるものではなく、振動環境が必要な精密機器産業の
全てに適用することができる。本実施例では第1の除振
機構として4基の多段積層ゴムと4基のダンパー装置を
用いたが、使用する数はこれに限定されるものではな
い。要はユーティリィティー建屋からの振動が本体建屋
に伝搬しないようにできればよい。同様に第2の除振機
構の多段積層ゴムも4基に限定されるものではない。ダ
ンパー装置として粘性ダンパーを使用したが、これに限
定されるものではなく空気ダンパー等でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクリーン
ルームの建屋構造によれば、内部にクリーンルームが形
成される本体建屋の上に、振動に対する防振効果の大き
な第1の除振機構を介してユーティリィティー建屋を設
けるようにしたので、クリーンルーム建屋を建設する際
にユーティリィティー建屋のための専用敷地を必要とせ
ず、且つユーティリィティー建屋に設置する機器類の振
動が本体建屋に伝搬しないようにできる。
【0018】また、本体建屋と地盤に埋設される基礎と
の間には、高減衰能を有し免震効果の大きな第2の除振
機構を介在させるようにしたので、第1の除振機構に組
み込んだダンパ装置の機能と相まって効果的な地震対策
を図ることができると共に、地盤を伝搬してくる外的振
動をも減衰することができる。従って、本発明のクリー
ンルームの建屋構造は、特に都会等のように広い建設敷
地スペースが確保できにくく、また交通機関等の外的振
動の多い立地条件においてクリーンルーム建屋を建設す
る場合に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーンルームの建屋構造の全体構成
の概要を説明する説明図
【図2】本体建屋とユーティリィティー建屋との間に介
在させる第1の除振機構を説明する説明図
【図3】本体建屋と基礎との間に介在させる第2の除振
機構を説明する説明図
【図4】粘性ダンパーの説明図
【符号の説明】
10…クリーンルーム建屋 12…本体建屋 14…除振装置 14…ユーティリィティー建屋 16…第1の除振機構 18…地盤 20…基礎 22…第2の除振機構 24…クリーンルーム 30…天然ゴム製の積層ゴムを用いた多段積層ゴム 32…粘性ダンパー 52…合成ゴム製の積層ゴムを用いた多段積層ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 3/16 F24F 3/16 7/06 7/06 C (72)発明者 佐藤 史 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 河西 正隆 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 下野 一宏 京都府京都市右京区西院溝崎町21番地 ロ ーム株式会社内 (72)発明者 山本 浩史 京都府京都市右京区西院溝崎町21番地 ロ ーム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にクリーンルームが形成される本体
    建屋の上に空調系や用役系の機器類を設置するユーティ
    リィティー建屋を設けると共に、前記本体建屋と前記ユ
    ーティリィティー建屋との間には天然ゴム製の積層ゴム
    を用いた多段積層ゴムとダンパー装置とを並列配置して
    成る第1の除振機構を介在させ、本体建屋と地盤に埋設
    される基礎との間には合成ゴム製の積層ゴムを用いた多
    段積層ゴムから成る第2の除振機構を介在させたことを
    特徴とするクリーンルームの建屋構造。
  2. 【請求項2】 前記本体建屋には複数階のクリーンルー
    ムが形成されることを特徴とする請求項1のクリーンル
    ームの建屋構造。
  3. 【請求項3】 前記ダンパー装置は粘性ダンパーである
    ことを特徴とする請求項1のクリーンルームの建屋構
    造。
JP7105285A 1995-04-28 1995-04-28 クリーンルームの建屋構造 Pending JPH08303053A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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