JPH08303585A - 変速誤操作防止装置 - Google Patents
変速誤操作防止装置Info
- Publication number
- JPH08303585A JPH08303585A JP13611095A JP13611095A JPH08303585A JP H08303585 A JPH08303585 A JP H08303585A JP 13611095 A JP13611095 A JP 13611095A JP 13611095 A JP13611095 A JP 13611095A JP H08303585 A JPH08303585 A JP H08303585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range
- select lever
- detent
- stopper pin
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機を搭載した自動車において、セレ
クトレバーが不用意にNレンジに入らないようにする。 【構成】 デテントプレート7の側部に、流体11を充
填し内部に一方弁16とオリフィス14とを備えた容器
9を設け、この容器9にはセレクトレバー1側にいずれ
か一方のみが突出するアクチュエータ20とストッパピ
ン21とを設けた。そしてこのストッパピン21を、突
出したときデテントボタン4を押さないときのデテント
ピン5に当接してセレクトレバー1の動きを規制するよ
うに位置付けた。さらに、一方弁16とオリフィス14
により、ストッパピン21が瞬間的には引っ込まず、引
っ込むのに多少の時間がかかるようにした。この構成に
より、Lレンジまたは2レンジからDレンジに切換える
とき、勢い余ってDレンジを越えてNレンジに入るのを
防止することができる。
クトレバーが不用意にNレンジに入らないようにする。 【構成】 デテントプレート7の側部に、流体11を充
填し内部に一方弁16とオリフィス14とを備えた容器
9を設け、この容器9にはセレクトレバー1側にいずれ
か一方のみが突出するアクチュエータ20とストッパピ
ン21とを設けた。そしてこのストッパピン21を、突
出したときデテントボタン4を押さないときのデテント
ピン5に当接してセレクトレバー1の動きを規制するよ
うに位置付けた。さらに、一方弁16とオリフィス14
により、ストッパピン21が瞬間的には引っ込まず、引
っ込むのに多少の時間がかかるようにした。この構成に
より、Lレンジまたは2レンジからDレンジに切換える
とき、勢い余ってDレンジを越えてNレンジに入るのを
防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機を搭載した
自動車に適用する、変速誤操作防止装置に関するもので
ある。
自動車に適用する、変速誤操作防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動変速機を搭載した自動車において
は、運転者がセレクトレバーを操作して変速モードを選
択する。セレクトレバーのレンジは、セレクトレバーを
もっとも前方に押した位置でP(パーキング)レンジ、
次にR(リバース)レンジ、次にN(ニュートラル)レ
ンジがあり、その手前がD(ドライブ)レンジ、次に2
(セカンド)レンジ、最後にL(ロー)レンジの順に設
けたものが一般的である。このうち自動車が不用意に動
かないように、Rレンジへの変速にはセレクトレバーの
ノブに設けられたデテントボタンを押さないとその操作
ができないようにしてあるが、Lレンジまたは2レンジ
からDレンジへの切換えはデテントボタンを押す必要が
なく、さらにDレンジからNレンジに戻すにもデテント
ボタンを押す必要がない。
は、運転者がセレクトレバーを操作して変速モードを選
択する。セレクトレバーのレンジは、セレクトレバーを
もっとも前方に押した位置でP(パーキング)レンジ、
次にR(リバース)レンジ、次にN(ニュートラル)レ
ンジがあり、その手前がD(ドライブ)レンジ、次に2
(セカンド)レンジ、最後にL(ロー)レンジの順に設
けたものが一般的である。このうち自動車が不用意に動
かないように、Rレンジへの変速にはセレクトレバーの
ノブに設けられたデテントボタンを押さないとその操作
ができないようにしてあるが、Lレンジまたは2レンジ
からDレンジへの切換えはデテントボタンを押す必要が
なく、さらにDレンジからNレンジに戻すにもデテント
ボタンを押す必要がない。
【0003】このため、現在Lレンジまたは2レンジに
あるセレクトレバーをDレンジに切換えようとすると
き、適度の力でセレクトレバーを操作すれば何の問題も
ないが、もし通常より勢いよく操作した場合、力が余っ
てDレンジを通り越し、Nレンジまで移動させてしまう
ことがある。セレクトレバーがNレンジになるとエンジ
ンから車輪に向かう動力が切断されることになるから、
そのときもしアクセルペダルを踏むと、いわゆる空吹か
しになり、エンジンを無負荷で高回転させてしまうこと
になる。また、そこからDレンジに戻すとクラッチに加
わる力が大きくなる。
あるセレクトレバーをDレンジに切換えようとすると
き、適度の力でセレクトレバーを操作すれば何の問題も
ないが、もし通常より勢いよく操作した場合、力が余っ
てDレンジを通り越し、Nレンジまで移動させてしまう
ことがある。セレクトレバーがNレンジになるとエンジ
ンから車輪に向かう動力が切断されることになるから、
そのときもしアクセルペダルを踏むと、いわゆる空吹か
しになり、エンジンを無負荷で高回転させてしまうこと
になる。また、そこからDレンジに戻すとクラッチに加
わる力が大きくなる。
【0004】そこでこの問題を解決するためになされた
ものに、実開平3−112164号公報に記載されたも
のがある。この公報のものは、電気的に制御されるアク
チュエータおよびこのアクチュエータから突出するシャ
フトを設け、このシャフトが突出したとき、セレクトレ
バーがNレンジに入らないようにしたものである。この
ため電気的な制御回路が必要であり、またアクチュエー
タ等への電気配線が必要となるものである。
ものに、実開平3−112164号公報に記載されたも
のがある。この公報のものは、電気的に制御されるアク
チュエータおよびこのアクチュエータから突出するシャ
フトを設け、このシャフトが突出したとき、セレクトレ
バーがNレンジに入らないようにしたものである。この
ため電気的な制御回路が必要であり、またアクチュエー
タ等への電気配線が必要となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、流体圧を利用することによって
電気回路によることなく、同様の作用効果を得ることが
できる変速誤操作防止装置を提供しようとするものであ
る。
てなされたものであり、流体圧を利用することによって
電気回路によることなく、同様の作用効果を得ることが
できる変速誤操作防止装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、デテントボタンを押すことに
よりセレクトレバーに設けられたデテントピンをセレク
トレバーの長手方向に移動させるようにした変速操作装
置において、デテントプレートの側部に、流体を充填し
内部に一方弁とオリフィスとを備えた容器を設けると共
に、該容器にはセレクトレバー側にいずれか一方が突出
するアクチュエータとストッパピンとを設け、ストッパ
ピンを、デテントボタンを押さないときのセレクトレバ
ーがニュートラルの位置に入るのを阻止する位置で突出
するように位置付けたことを特徴とする。
決するための手段として、デテントボタンを押すことに
よりセレクトレバーに設けられたデテントピンをセレク
トレバーの長手方向に移動させるようにした変速操作装
置において、デテントプレートの側部に、流体を充填し
内部に一方弁とオリフィスとを備えた容器を設けると共
に、該容器にはセレクトレバー側にいずれか一方が突出
するアクチュエータとストッパピンとを設け、ストッパ
ピンを、デテントボタンを押さないときのセレクトレバ
ーがニュートラルの位置に入るのを阻止する位置で突出
するように位置付けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成とすれば、容器内に充填された
流体は、アクチュエータとストッパピンの容器に対する
位置の変化に対応して2室間を移動することになる。こ
の移動に際し、仕切壁には一方弁とオリフィスとが設け
られているので、一方の室から他方の室に移動するとき
には円滑に流れるが、これと逆の方向に流れるときには
時間遅れが生ずることになる。そこでストッパピンを、
セレクトレバーをDレンジからNレンジに向けて移動さ
せようとしたときにストッパピンが引っ込むのに時間が
かかるように位置付ける。
流体は、アクチュエータとストッパピンの容器に対する
位置の変化に対応して2室間を移動することになる。こ
の移動に際し、仕切壁には一方弁とオリフィスとが設け
られているので、一方の室から他方の室に移動するとき
には円滑に流れるが、これと逆の方向に流れるときには
時間遅れが生ずることになる。そこでストッパピンを、
セレクトレバーをDレンジからNレンジに向けて移動さ
せようとしたときにストッパピンが引っ込むのに時間が
かかるように位置付ける。
【0008】セレクトレバーが2レンジあるいはLレン
ジにあるときにこのセレクトレバーによってアクチュエ
ータが容器内に押し込まれるようにすると、セレクトレ
バーをDレンジに切換えるときにはアクチュエータは容
器から突出する。この突出によりアクチュエータを設け
た側の室内の流体の圧力は減少するので、ストッパピン
を設けた側の室から流体が移動する。この流体の移動に
よってストッパピンは容器内に引っ込むことになるが、
一方弁とオリフィスの作用で流体の移動に時間がかかる
ことになる。その結果ストッパピンが、セレクトレバー
がNレンジに入るのを所定時間だけ阻止することにな
る。セレクトレバーの操作を緩やかに行えば、流体の移
動完了にともないストッパピンが引っ込むのでNレンジ
に入れることができる。急速に切換えたいときにはノブ
のデテントボタンを押してデテントピンを引っ込ませ、
ストッパピンとの位置をずらせばよい。
ジにあるときにこのセレクトレバーによってアクチュエ
ータが容器内に押し込まれるようにすると、セレクトレ
バーをDレンジに切換えるときにはアクチュエータは容
器から突出する。この突出によりアクチュエータを設け
た側の室内の流体の圧力は減少するので、ストッパピン
を設けた側の室から流体が移動する。この流体の移動に
よってストッパピンは容器内に引っ込むことになるが、
一方弁とオリフィスの作用で流体の移動に時間がかかる
ことになる。その結果ストッパピンが、セレクトレバー
がNレンジに入るのを所定時間だけ阻止することにな
る。セレクトレバーの操作を緩やかに行えば、流体の移
動完了にともないストッパピンが引っ込むのでNレンジ
に入れることができる。急速に切換えたいときにはノブ
のデテントボタンを押してデテントピンを引っ込ませ、
ストッパピンとの位置をずらせばよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2につい
て説明する。1はセレクトレバーであり、下端で軸2を
中心にして図1における左右方向に傾倒できるように支
持されているものである。セレクトレバー1の上端には
ノブ3が取付けられており、図2に示すようにその側部
からデテントボタン4が突出している。図示しないがセ
レクトレバー1は中空になっており、内部にロッドが軸
方向に移動可能に嵌挿されている。そしてデテントボタ
ン4を押すとこのロッドが動き、セレクトレバー1の中
間部分に設けた孔1a(図1および図3参照)から横方
向に突出したデテントピン5をセレクトレバー1の長手
方向に動かすようになっている。セレクトレバー1には
ブラケット6が設けられており、図示しない変速機に結
合される。
て説明する。1はセレクトレバーであり、下端で軸2を
中心にして図1における左右方向に傾倒できるように支
持されているものである。セレクトレバー1の上端には
ノブ3が取付けられており、図2に示すようにその側部
からデテントボタン4が突出している。図示しないがセ
レクトレバー1は中空になっており、内部にロッドが軸
方向に移動可能に嵌挿されている。そしてデテントボタ
ン4を押すとこのロッドが動き、セレクトレバー1の中
間部分に設けた孔1a(図1および図3参照)から横方
向に突出したデテントピン5をセレクトレバー1の長手
方向に動かすようになっている。セレクトレバー1には
ブラケット6が設けられており、図示しない変速機に結
合される。
【0010】セレクトレバー1の側部にはデテントプレ
ート7が設けられており、このデテントプレート7に
は、図3に拡大して示すようにデテントホール8が設け
られている。このデテントホール8は従来周知のもので
あり、下辺がなだらかな曲面であるのに対し上辺は凹凸
形状をしており、デテントピン5がPレンジからLレン
ジに対応した位置に係合するようになっている。
ート7が設けられており、このデテントプレート7に
は、図3に拡大して示すようにデテントホール8が設け
られている。このデテントホール8は従来周知のもので
あり、下辺がなだらかな曲面であるのに対し上辺は凹凸
形状をしており、デテントピン5がPレンジからLレン
ジに対応した位置に係合するようになっている。
【0011】デテントボタン4は、図示しないスプリン
グの弾発力により、これを押さないときにはデテントピ
ン5が上方に復帰するように付勢されているので、デテ
ントピン5がデテントホール8の上辺の高い位置にある
ときには、デテントボタン4を押してデテントピン5を
引っ込まさないと他のレンジへの移動はできないことに
なる。すなわち、PレンジとRレンジ相互間、Nレンジ
からRレンジへ、Dレンジから2レンジへ、また2レン
ジからLレンジへの切換えは、デテントボタン4を押さ
ないとできないことになる。
グの弾発力により、これを押さないときにはデテントピ
ン5が上方に復帰するように付勢されているので、デテ
ントピン5がデテントホール8の上辺の高い位置にある
ときには、デテントボタン4を押してデテントピン5を
引っ込まさないと他のレンジへの移動はできないことに
なる。すなわち、PレンジとRレンジ相互間、Nレンジ
からRレンジへ、Dレンジから2レンジへ、また2レン
ジからLレンジへの切換えは、デテントボタン4を押さ
ないとできないことになる。
【0012】図4に示すように、デテントプレート7の
側部には容器9が設けられ、ボルト10でデテントプレ
ート7に固着されている。容器9には適度な粘度を有す
るオイル等の流体11が充填されている。容器9の内部
には仕切り壁12が設けられ、容器9内を室Aと室Bに
画成している。仕切り壁12にはテーパ状の孔13とオ
リフィス14が形成されている。孔13にはボール15
が着座するように配設され、これらで一方弁16が形成
されている。17はボール15の脱落を防止する突片で
ある。
側部には容器9が設けられ、ボルト10でデテントプレ
ート7に固着されている。容器9には適度な粘度を有す
るオイル等の流体11が充填されている。容器9の内部
には仕切り壁12が設けられ、容器9内を室Aと室Bに
画成している。仕切り壁12にはテーパ状の孔13とオ
リフィス14が形成されている。孔13にはボール15
が着座するように配設され、これらで一方弁16が形成
されている。17はボール15の脱落を防止する突片で
ある。
【0013】容器9のデテントプレート7側の面には筒
状の孔18,19が設けられている。そして室A側の孔
18にはアクチュエータ20が、また室B側の孔19に
はストッパピン21が摺動自在に、すなわちセレクトレ
バー1側に突出するように嵌挿している。これらアクチ
ュエータ20とストッパピン21とは、次に説明する構
造により、同時に突出することはなく、選択的に突出す
る。
状の孔18,19が設けられている。そして室A側の孔
18にはアクチュエータ20が、また室B側の孔19に
はストッパピン21が摺動自在に、すなわちセレクトレ
バー1側に突出するように嵌挿している。これらアクチ
ュエータ20とストッパピン21とは、次に説明する構
造により、同時に突出することはなく、選択的に突出す
る。
【0014】図示するように、アクチュエータ20およ
びストッパピン21ともに一端が開口したカップ状のも
のであり、開口部に設けられたフランジ20a,21a
が孔18,19の筒部に係合することにより、抜止めを
防止するようになっている。アクチュエータ20の底部
と容器9の底部との間にはスプリング22が圧縮状態で
介装されており、アクチュエータ20に常時突出する方
向の力を与えている。
びストッパピン21ともに一端が開口したカップ状のも
のであり、開口部に設けられたフランジ20a,21a
が孔18,19の筒部に係合することにより、抜止めを
防止するようになっている。アクチュエータ20の底部
と容器9の底部との間にはスプリング22が圧縮状態で
介装されており、アクチュエータ20に常時突出する方
向の力を与えている。
【0015】孔18と孔19とは、図4に示すように仕
切り壁12を挟む位置に設けられており、孔18から突
出するアクチュエータ20は2レンジとLレンジの位置
に、またストッパピン21はNレンジに位置している
(図3参照)。図4に示すように、アクチュエータ20
はストッパピン22より長く、突出したとき、先端がセ
レクトレバー1の移動軌跡内に入るようにしてある。こ
れによりセレクトレバー1を図4の状態から右方に移動
させたとき、アクチュエータ20を押し下げることにな
る。アクチュエータ20の先端には、このための斜面部
20aが形成されている。
切り壁12を挟む位置に設けられており、孔18から突
出するアクチュエータ20は2レンジとLレンジの位置
に、またストッパピン21はNレンジに位置している
(図3参照)。図4に示すように、アクチュエータ20
はストッパピン22より長く、突出したとき、先端がセ
レクトレバー1の移動軌跡内に入るようにしてある。こ
れによりセレクトレバー1を図4の状態から右方に移動
させたとき、アクチュエータ20を押し下げることにな
る。アクチュエータ20の先端には、このための斜面部
20aが形成されている。
【0016】図3に示すように、ストッパピン21は長
円形をしており、セレクトレバー1の孔1aに沿ってセ
レクトレバー1の長手方向に移動するデテントピン5
が、デテントボタン4(図2参照)が押されないことに
よって、下降せずに上方位置にあるときには、デテント
ピン5(したがってセレクトレバー1)の右方への動き
(Nモード、RモードならびにPモードへの動き)を規
制するようにしてある。
円形をしており、セレクトレバー1の孔1aに沿ってセ
レクトレバー1の長手方向に移動するデテントピン5
が、デテントボタン4(図2参照)が押されないことに
よって、下降せずに上方位置にあるときには、デテント
ピン5(したがってセレクトレバー1)の右方への動き
(Nモード、RモードならびにPモードへの動き)を規
制するようにしてある。
【0017】作用を説明する。図3および図4に示す状
態は、セレクトレバー1がDレンジに入っているところ
である。この状態ではアクチュエータ20はセレクトレ
バー1によって容器9の内方向に押されないから、スプ
リング22の弾発力で十分に突出している。なお、アク
チュエータ20が突出していることにより、容器9の内
部の流体11がストッパピン21を引っこめるので、ス
トッパピン20は容器9内に引っ込んだ状態を維持す
る。
態は、セレクトレバー1がDレンジに入っているところ
である。この状態ではアクチュエータ20はセレクトレ
バー1によって容器9の内方向に押されないから、スプ
リング22の弾発力で十分に突出している。なお、アク
チュエータ20が突出していることにより、容器9の内
部の流体11がストッパピン21を引っこめるので、ス
トッパピン20は容器9内に引っ込んだ状態を維持す
る。
【0018】通常の走行はセレクトレバー1をDレンジ
にしたままでよいが、急な上り坂になったとき、あるい
は急な下り坂で、いわゆるエンジンブレーキを効かせた
いときには2レンジあるいはLレンジに切換えることに
なる。このためセレクトレバー1を図における右方に移
動させて2レンジあるいはそれを通り越してLレンジに
すると、アクチュエータ20はセレクトレバー1に押さ
れて、その一部が容器9内に引っ込むことになる。
にしたままでよいが、急な上り坂になったとき、あるい
は急な下り坂で、いわゆるエンジンブレーキを効かせた
いときには2レンジあるいはLレンジに切換えることに
なる。このためセレクトレバー1を図における右方に移
動させて2レンジあるいはそれを通り越してLレンジに
すると、アクチュエータ20はセレクトレバー1に押さ
れて、その一部が容器9内に引っ込むことになる。
【0019】アクチュエータ20が引っ込むと、容器9
の室A内の流体11はボール15を押し、一方弁16を
開いて室B内に入るのでストッパピン21を押し、これ
をセレクトレバー1側に突出させる。図5は、このよう
にして2レンジが選択されたところである。このよう
に、アクチュエータ20が引っ込むことによりストッパ
ピン21が突出するために、アクチュエータ20の引っ
込んだ部分の内部に入る流体11の量と、ストッパピン
21の内部に入る流体11の量とを等しくしておく。
の室A内の流体11はボール15を押し、一方弁16を
開いて室B内に入るのでストッパピン21を押し、これ
をセレクトレバー1側に突出させる。図5は、このよう
にして2レンジが選択されたところである。このよう
に、アクチュエータ20が引っ込むことによりストッパ
ピン21が突出するために、アクチュエータ20の引っ
込んだ部分の内部に入る流体11の量と、ストッパピン
21の内部に入る流体11の量とを等しくしておく。
【0020】アクチュエータ20が引っ込むことにより
ストッパピン21が突出するときには、室Aにある流体
はボール15をテーパ状の孔13から離座させて、すな
わち一方弁16を開いて室Bに移動するので、流体抵抗
が小さく、アクチュエータ20の動きに支障を与えるこ
とがない。
ストッパピン21が突出するときには、室Aにある流体
はボール15をテーパ状の孔13から離座させて、すな
わち一方弁16を開いて室Bに移動するので、流体抵抗
が小さく、アクチュエータ20の動きに支障を与えるこ
とがない。
【0021】次に、走行条件が変わって再びDレンジに
戻すためにセレクトレバー1を図における左方に移動す
ると、図6に示すようにそれまでセレクトレバー1によ
って押されていたアクチュエータ20はスプリング22
の弾発力によって容器9から突出する。アクチュエータ
20が突出すると、その内部に入る流体11の量が増大
するので室A側は流体11の量不足になり、室B側から
流体11が移動することになる。
戻すためにセレクトレバー1を図における左方に移動す
ると、図6に示すようにそれまでセレクトレバー1によ
って押されていたアクチュエータ20はスプリング22
の弾発力によって容器9から突出する。アクチュエータ
20が突出すると、その内部に入る流体11の量が増大
するので室A側は流体11の量不足になり、室B側から
流体11が移動することになる。
【0022】このような流体11の作用により、ストッ
パピン21には容器9内に引っ込む力が作用し、ストッ
パピン21は容器9内に引っ込むことになるが、このと
きの流体11の移動に対してはボール15がテーパ状の
孔13に着座して一方弁16を閉じるので、流体11は
オリフィス14を通ってのみ移動する。このためストッ
パピン21は瞬間的には引っ込まず、時間遅れをもって
引込むことになる。
パピン21には容器9内に引っ込む力が作用し、ストッ
パピン21は容器9内に引っ込むことになるが、このと
きの流体11の移動に対してはボール15がテーパ状の
孔13に着座して一方弁16を閉じるので、流体11は
オリフィス14を通ってのみ移動する。このためストッ
パピン21は瞬間的には引っ込まず、時間遅れをもって
引込むことになる。
【0023】ストッパピン21の引っ込みが瞬間的に行
われず、所定量の流体11がオリフィス14を通って室
Bから室Aに移動してから引っ込むので、その間にセレ
クトレバー1をNレンジ側に移動させようとしても、図
6に示すようにデテントピン5が突出しているストッパ
ピン21に遮られ、移動させることができない。このた
めに、Lレンジあるいは2レンジからDレンジに切換え
るときに力が余ってDレンジを通り越し、Nレンジに入
れてしまうことはできないことになる。
われず、所定量の流体11がオリフィス14を通って室
Bから室Aに移動してから引っ込むので、その間にセレ
クトレバー1をNレンジ側に移動させようとしても、図
6に示すようにデテントピン5が突出しているストッパ
ピン21に遮られ、移動させることができない。このた
めに、Lレンジあるいは2レンジからDレンジに切換え
るときに力が余ってDレンジを通り越し、Nレンジに入
れてしまうことはできないことになる。
【0024】室B内の流体11の必要量がオリフィス1
4を通って室A内に移動すれば、その移動に伴ってスト
ッパピン21は容器9内の室B内に引っ込むことになる
(図7参照)。ストッパピン21が引っ込めばデテント
ピン5の動きに支障を与えるものがないので、図8に示
すようにセレクトレバー1をデテントピン5とストッパ
ピン21が同列に並ぶ位置、すなわちNレンジ(図3参
照)に入れることができることになる。
4を通って室A内に移動すれば、その移動に伴ってスト
ッパピン21は容器9内の室B内に引っ込むことになる
(図7参照)。ストッパピン21が引っ込めばデテント
ピン5の動きに支障を与えるものがないので、図8に示
すようにセレクトレバー1をデテントピン5とストッパ
ピン21が同列に並ぶ位置、すなわちNレンジ(図3参
照)に入れることができることになる。
【0025】何かの都合によりセレクトレバー1を急速
にNレンジに入れたいときには、ノブ3のデテントボタ
ン4を押せばよい。すなわち、デテントボタン4を押せ
ばデテントピン5がセレクトレバー1の孔1aに沿って
下降し、ストッパピン21に接触しないところまで移動
するので、ストッパピン21が引っ込み終わらないうち
にもセレクトレバー1をNレンジに入れることができる
ことになる。
にNレンジに入れたいときには、ノブ3のデテントボタ
ン4を押せばよい。すなわち、デテントボタン4を押せ
ばデテントピン5がセレクトレバー1の孔1aに沿って
下降し、ストッパピン21に接触しないところまで移動
するので、ストッパピン21が引っ込み終わらないうち
にもセレクトレバー1をNレンジに入れることができる
ことになる。
【0026】以上説明した実施例においては、アクチュ
エータ20をセレクトレバー1で直接押すようにした
が、このようにせず、セレクトレバー1にアクチュエー
タ20を押すための部材を取付けるようにしてもよい。
また、アクチュエータ20の先端に斜面部20aを形成
し、セレクトレバー1を押し易いようにしたが、斜面部
20aに代えて先端部にローラを取付け、そのローラを
セレクトレバー1あるいはこれに取付けた部材に当接さ
せるようにしてもよい。このようにすれば、斜面部20
aを形成したものより小さな力でアクチュエータ20を
押し込むことができる。
エータ20をセレクトレバー1で直接押すようにした
が、このようにせず、セレクトレバー1にアクチュエー
タ20を押すための部材を取付けるようにしてもよい。
また、アクチュエータ20の先端に斜面部20aを形成
し、セレクトレバー1を押し易いようにしたが、斜面部
20aに代えて先端部にローラを取付け、そのローラを
セレクトレバー1あるいはこれに取付けた部材に当接さ
せるようにしてもよい。このようにすれば、斜面部20
aを形成したものより小さな力でアクチュエータ20を
押し込むことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た変速誤操作防止装置であり、セレクトレバーの動きに
係らしめてアクチュエータとストッパピンを選択的に突
出するようにし、セレクトレバーの動きに規制を加える
ストッパピンの突出に遅れを持たせるようにしたもので
あるから、デテントボタンを押さずにLレンジあるいは
2レンジからDレンジに切換えようとしたときに、力が
余ってNレンジに入ってしまう事態を確実に防止するこ
とができることになる。したがってエンジンおよび変速
機に衝撃を与えることがない。前掲の先行技術のように
電気的な回路および手段によることがなく、流体の流れ
のみを利用する機械的なものであるから、誤作動が生ず
る余地がなく、耐久性に優れ、かつ、生産性およびコス
トの点で有利になる。
た変速誤操作防止装置であり、セレクトレバーの動きに
係らしめてアクチュエータとストッパピンを選択的に突
出するようにし、セレクトレバーの動きに規制を加える
ストッパピンの突出に遅れを持たせるようにしたもので
あるから、デテントボタンを押さずにLレンジあるいは
2レンジからDレンジに切換えようとしたときに、力が
余ってNレンジに入ってしまう事態を確実に防止するこ
とができることになる。したがってエンジンおよび変速
機に衝撃を与えることがない。前掲の先行技術のように
電気的な回路および手段によることがなく、流体の流れ
のみを利用する機械的なものであるから、誤作動が生ず
る余地がなく、耐久性に優れ、かつ、生産性およびコス
トの点で有利になる。
【図1】本発明の一実施例のセレクトレバーを一部透視
状態で示した側面図である。
状態で示した側面図である。
【図2】図1のものを右方から示した背面図である。
【図3】図1中の本発明の要部を示す側面図である。
【図4】図3のものをA−A線部分で切断して示した断
面図である。
面図である。
【図5】図4のものの異なった状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】図4のもののさらに異なった状態を示す断面図
である。
である。
【図7】図4のもののさらに異なった状態を示す断面図
である。
である。
【図8】図4のもののさらに異なった状態を示す断面図
である。
である。
1 セレクトレバー 3 ノブ 4 デテントボタン 5 デテントピン 7 デテントプレート 9 容器 11 流体 14 オリフィス 16 一方弁 20 アクチュエータ 21 ストッパピン
Claims (1)
- 【請求項1】 デテントボタンを押すことによりセレク
トレバーに設けられたデテントピンをセレクトレバーの
長手方向に移動させるようにした変速操作装置におい
て、デテントプレートの側部に、流体を充填し内部に一
方弁とオリフィスとを備えた容器を設けると共に、該容
器にはセレクトレバー側にいずれか一方が突出するアク
チュエータとストッパピンとを設け、ストッパピンを、
デテントボタンを押さないときのセレクトレバーがニュ
ートラルの位置に入るのを阻止する位置で突出するよう
に位置付けたことを特徴とする変速誤操作防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13611095A JPH08303585A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 変速誤操作防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13611095A JPH08303585A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 変速誤操作防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303585A true JPH08303585A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15167533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13611095A Pending JPH08303585A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 変速誤操作防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08303585A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1146259A3 (en) * | 2000-04-15 | 2002-03-13 | Douglas Autotech Corp. | Lock device for transmission selector |
| KR101395927B1 (ko) * | 2013-05-28 | 2014-05-19 | 현대자동차주식회사 | 후방충돌 발생 시 변속레버의 이동방지 구조 |
| US10100919B1 (en) | 2016-06-10 | 2018-10-16 | Kongsberg Power Products Systems I, Inc. | Shifter assembly |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP13611095A patent/JPH08303585A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1146259A3 (en) * | 2000-04-15 | 2002-03-13 | Douglas Autotech Corp. | Lock device for transmission selector |
| KR101395927B1 (ko) * | 2013-05-28 | 2014-05-19 | 현대자동차주식회사 | 후방충돌 발생 시 변속레버의 이동방지 구조 |
| US10100919B1 (en) | 2016-06-10 | 2018-10-16 | Kongsberg Power Products Systems I, Inc. | Shifter assembly |
| US10190675B2 (en) | 2016-06-10 | 2019-01-29 | Kongsberg Power Products Systems I, Inc. | Shifter assembly |
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