JPH08305191A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH08305191A JPH08305191A JP7131014A JP13101495A JPH08305191A JP H08305191 A JPH08305191 A JP H08305191A JP 7131014 A JP7131014 A JP 7131014A JP 13101495 A JP13101495 A JP 13101495A JP H08305191 A JPH08305191 A JP H08305191A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- temperature
- heating element
- film
- heating body
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通電により発熱する加熱体に耐熱性フィルム
を接触摺動させ該フィルムの加熱体側とは反対側の面に
被加熱材を密着させて該フィルムと共に加熱体位置を通
過させて加熱体から該フィルムを介して被加熱材に熱エ
ネルギーを付与する加熱装置について、加熱体の異常昇
温時に加熱体への給電を緊急遮断する安全対策用温度検
知素子を加熱体に非接触で配置するものとし、この場合
の、該素子の応答遅れの問題、加熱体と該素子との離間
配設精度の問題を解消する。 【構成】 安全対策用温度検知素子10を加熱体3に対
してスペーサ部材13を介して離間dさせて非接触配設
し、スペーサ部材13の少なくとも一部を、軟化点が該
素子10の作動温度より大であり、かつ加熱体3の異常
昇温時に該素子10の作動前に軟化してスペーサ部材1
3のスペーサ機能を消失させて該素子10の加熱体3に
対する接触を許容させる軟化部材で構成したこと。
を接触摺動させ該フィルムの加熱体側とは反対側の面に
被加熱材を密着させて該フィルムと共に加熱体位置を通
過させて加熱体から該フィルムを介して被加熱材に熱エ
ネルギーを付与する加熱装置について、加熱体の異常昇
温時に加熱体への給電を緊急遮断する安全対策用温度検
知素子を加熱体に非接触で配置するものとし、この場合
の、該素子の応答遅れの問題、加熱体と該素子との離間
配設精度の問題を解消する。 【構成】 安全対策用温度検知素子10を加熱体3に対
してスペーサ部材13を介して離間dさせて非接触配設
し、スペーサ部材13の少なくとも一部を、軟化点が該
素子10の作動温度より大であり、かつ加熱体3の異常
昇温時に該素子10の作動前に軟化してスペーサ部材1
3のスペーサ機能を消失させて該素子10の加熱体3に
対する接触を許容させる軟化部材で構成したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電により発熱する加
熱体に耐熱性フィルムを接触摺動させ、該フィルムの加
熱体とは反対側の面に被加熱材を密着させて該フィルム
と共に加熱体位置を通過させて加熱体から該フィルムを
介して被加熱材に熱エネルギーを付与する、フィルム加
熱方式の加熱装置に関する。
熱体に耐熱性フィルムを接触摺動させ、該フィルムの加
熱体とは反対側の面に被加熱材を密着させて該フィルム
と共に加熱体位置を通過させて加熱体から該フィルムを
介して被加熱材に熱エネルギーを付与する、フィルム加
熱方式の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は本出願人の先の提案に係る特開昭63-313182号公報
・特開平2-157878号公報等で知られており、電子写真複
写機・プリンタ・ファックス等の画像形成装置における
画像熱定着装置、すなわち電子写真・静電記録・磁気記
録等の画像形成プロセス手段により熱溶融性の樹脂等よ
り成る顕画剤(トナー)を用いて被記録材(転写材シー
ト・エレクトロファックスシート・静電記録シート・印
字用紙・印刷紙など)の面に間接(転写)方式もしくは
直接方式で形成した、目的の画像情報に対応した未定着
顕画剤像を該画像を担持している被記録材面に固着画像
として熱定着処理する熱定着装置として活用できる。
置は本出願人の先の提案に係る特開昭63-313182号公報
・特開平2-157878号公報等で知られており、電子写真複
写機・プリンタ・ファックス等の画像形成装置における
画像熱定着装置、すなわち電子写真・静電記録・磁気記
録等の画像形成プロセス手段により熱溶融性の樹脂等よ
り成る顕画剤(トナー)を用いて被記録材(転写材シー
ト・エレクトロファックスシート・静電記録シート・印
字用紙・印刷紙など)の面に間接(転写)方式もしくは
直接方式で形成した、目的の画像情報に対応した未定着
顕画剤像を該画像を担持している被記録材面に固着画像
として熱定着処理する熱定着装置として活用できる。
【0003】また、例えば、画像を担持した記録材を加
熱してつや等の表面性を改質する装置や仮定着処理する
装置等として使用できる。
熱してつや等の表面性を改質する装置や仮定着処理する
装置等として使用できる。
【0004】図14にフィルム加熱方式の加熱装置とし
ての画像熱定着装置の要部の横断面模型図を示した。
ての画像熱定着装置の要部の横断面模型図を示した。
【0005】1はステー、11は耐熱性・断熱性・剛性
を有する加熱体支持部材(以下、ヒータホルダと記
す)、3は加熱体であり、本例はセラミックヒータであ
る。加熱体3をヒータホルダ11の下面に固定保持さ
せ、このヒータホルダ11をステー1の下面に固定保持
させてある。2はポリイミド等の耐熱性フィルム(以
下、定着フィルムと記す)、6は加圧部材としてのシリ
コンゴムローラ等の弾性加圧ローラである。加熱体3と
加圧ローラ6は定着フィルム2を挟んで所定の押圧力を
もって圧接させて所定幅の圧接ニップ部N(以下、定着
ニップ部と記す)を形成させてある。
を有する加熱体支持部材(以下、ヒータホルダと記
す)、3は加熱体であり、本例はセラミックヒータであ
る。加熱体3をヒータホルダ11の下面に固定保持さ
せ、このヒータホルダ11をステー1の下面に固定保持
させてある。2はポリイミド等の耐熱性フィルム(以
下、定着フィルムと記す)、6は加圧部材としてのシリ
コンゴムローラ等の弾性加圧ローラである。加熱体3と
加圧ローラ6は定着フィルム2を挟んで所定の押圧力を
もって圧接させて所定幅の圧接ニップ部N(以下、定着
ニップ部と記す)を形成させてある。
【0006】定着フィルム2は不図示の駆動手段、或は
加圧ローラ6が回転駆動されることにより加熱体3の下
面に密着してa方向に所定の速度で摺動搬送される。
加圧ローラ6が回転駆動されることにより加熱体3の下
面に密着してa方向に所定の速度で摺動搬送される。
【0007】加熱体3としてのセラミックヒータに通電
がなされて所定の定着温度に立ち上げられて温調され、
定着フィルム2が搬送されてる状態において、定着ニッ
プ部Nの定着フィルム2と加圧ローラ6との間に被加熱
材としての画像定着すべき被記録材Pを導入して定着フ
ィルム2と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送させること
により加熱体3の熱を定着フィルム2を介して被記録材
Pに付与して該被記録材Pの面に形成担持されている未
定着顕画像(トナー画像)tを熱定着させるものであ
る。定着ニップ部Nを通った被記録材Pは定着フィルム
2面から分離されて搬送されていく。
がなされて所定の定着温度に立ち上げられて温調され、
定着フィルム2が搬送されてる状態において、定着ニッ
プ部Nの定着フィルム2と加圧ローラ6との間に被加熱
材としての画像定着すべき被記録材Pを導入して定着フ
ィルム2と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送させること
により加熱体3の熱を定着フィルム2を介して被記録材
Pに付与して該被記録材Pの面に形成担持されている未
定着顕画像(トナー画像)tを熱定着させるものであ
る。定着ニップ部Nを通った被記録材Pは定着フィルム
2面から分離されて搬送されていく。
【0008】加熱体3としてのセラミックヒータは、電
気絶縁性・耐熱性・低熱容量の細長のセラミック基板3
aと、該基板の面に長手に沿って線状あるいは帯状に形
成した通電発熱体3bを基本構成体とするものであり、
通電発熱体3bに対する通電により急速昇温する。
気絶縁性・耐熱性・低熱容量の細長のセラミック基板3
aと、該基板の面に長手に沿って線状あるいは帯状に形
成した通電発熱体3bを基本構成体とするものであり、
通電発熱体3bに対する通電により急速昇温する。
【0009】加熱体3の温度は不図示の温度検出素子で
検出されてその検出情報が不図示の通電制御回路へフィ
ードバックされて電源から通電発熱体3bへの通電が制
御されることで定着実行時に温度検出素子で検出される
加熱体3の温度が所定の温度(定着温度)になるように
温調制御される。
検出されてその検出情報が不図示の通電制御回路へフィ
ードバックされて電源から通電発熱体3bへの通電が制
御されることで定着実行時に温度検出素子で検出される
加熱体3の温度が所定の温度(定着温度)になるように
温調制御される。
【0010】また、加熱体3の異常昇温時に加熱体の熱
で作動して加熱体への給電を緊急遮断させる安全対策用
温度検知素子10(サーマルプロテクタ、以下、温度ヒ
ューズと記す)を加熱体3の定着フィルム密着面側とは
反対側の面(加熱体背面)に対して接触させて配設して
あり、通電発熱体3bに対する通電に制御不能の事態を
生じて加熱体3が異常昇温(加熱体の暴走、許容以上の
過昇温)すると、その加熱体3の異常昇温温度で温度ヒ
ューズ10が作動して通電発熱体3bへの通電が緊急遮
断される。
で作動して加熱体への給電を緊急遮断させる安全対策用
温度検知素子10(サーマルプロテクタ、以下、温度ヒ
ューズと記す)を加熱体3の定着フィルム密着面側とは
反対側の面(加熱体背面)に対して接触させて配設して
あり、通電発熱体3bに対する通電に制御不能の事態を
生じて加熱体3が異常昇温(加熱体の暴走、許容以上の
過昇温)すると、その加熱体3の異常昇温温度で温度ヒ
ューズ10が作動して通電発熱体3bへの通電が緊急遮
断される。
【0011】上記のようなフィルム加熱方式の装置は、
加熱体3として低熱容量のものを用いることができるた
め、従来の熱ローラ方式等の加熱装置に比べウエイトタ
イムの短縮化(クイックスタート性)が可能となり、ま
たクイックスタートが可能となるため、装置を使用して
いない時の予熱が必要なくなり、総合的な意味での省電
力化もはかれる。その他、他の加熱方式の装置の種々の
欠点を解決できる等の利点を有し、効果的なものであ
る。
加熱体3として低熱容量のものを用いることができるた
め、従来の熱ローラ方式等の加熱装置に比べウエイトタ
イムの短縮化(クイックスタート性)が可能となり、ま
たクイックスタートが可能となるため、装置を使用して
いない時の予熱が必要なくなり、総合的な意味での省電
力化もはかれる。その他、他の加熱方式の装置の種々の
欠点を解決できる等の利点を有し、効果的なものであ
る。
【0012】安全対策用温度検知素子としての温度ヒュ
ーズ10には通常、感温ペレットタイプと、合金タイプ
の2種類がある。
ーズ10には通常、感温ペレットタイプと、合金タイプ
の2種類がある。
【0013】図15は感温ペレットタイプの温度ヒュー
ズの一例であり、(A)は平常時の縦断面図、(B)は
動作時の縦断面図である。
ズの一例であり、(A)は平常時の縦断面図、(B)は
動作時の縦断面図である。
【0014】31は温度ヒューズの外装金属ケース、3
2は第1リード線であり、その先端部に絶縁セラミック
円筒部材33を取りつけ、この円筒部材33をケース3
1内の一端側に嵌入してケースをかしめることによりケ
ース31とは絶縁して抜け止めてある。
2は第1リード線であり、その先端部に絶縁セラミック
円筒部材33を取りつけ、この円筒部材33をケース3
1内の一端側に嵌入してケースをかしめることによりケ
ース31とは絶縁して抜け止めてある。
【0015】34は第2リード線であり、その先端部を
ケース31内の他端側に挿入しケースをかしめて金属ケ
ース31に電気的に導通させて抜け止めてある。
ケース31内の他端側に挿入しケースをかしめて金属ケ
ース31に電気的に導通させて抜け止めてある。
【0016】35・36・37・38・39・40は夫
々ケース31内に第1リード線32側から第2リード線
34側に順次に配列内蔵させた、第1スプリング、可動
電極、円板、第2スプリング、円板、感温部材である有
機物からなる感温ペレットである。
々ケース31内に第1リード線32側から第2リード線
34側に順次に配列内蔵させた、第1スプリング、可動
電極、円板、第2スプリング、円板、感温部材である有
機物からなる感温ペレットである。
【0017】第1スプリング35は絶縁セラミック33
と可動電極36との間に縮設してあり、第2スプリング
38は円板37と円板39間に縮設してある。
と可動電極36との間に縮設してあり、第2スプリング
38は円板37と円板39間に縮設してある。
【0018】第2スプリング38のバネ力を第1スプリ
ング35よりも大きくしてあり、(A)の平常時はこの
第2スプリング38の円板37・39間での突っ張り力
により、第1スプリング35が可動電極36と絶縁セラ
ミック円筒部材33との間に押し縮められ、可動電極3
6が第1リード線32の先端部に押圧されて該第1リー
ド線32との電気的導通が保たれる。また感温ペレット
40が第2リード線34の先端に当接して受け止めら
れ、円板39と第2リード線34の先端間にスペーサ部
材として介在した状態に保たれる。
ング35よりも大きくしてあり、(A)の平常時はこの
第2スプリング38の円板37・39間での突っ張り力
により、第1スプリング35が可動電極36と絶縁セラ
ミック円筒部材33との間に押し縮められ、可動電極3
6が第1リード線32の先端部に押圧されて該第1リー
ド線32との電気的導通が保たれる。また感温ペレット
40が第2リード線34の先端に当接して受け止めら
れ、円板39と第2リード線34の先端間にスペーサ部
材として介在した状態に保たれる。
【0019】可動電極36はその外周縁が金属ケース3
1の内面に接触していて該ケース31との電気的導通を
保ってケース内を軸線方向に移動自由である。
1の内面に接触していて該ケース31との電気的導通を
保ってケース内を軸線方向に移動自由である。
【0020】この平常時状態において、加熱体3の通電
発熱体3bへの電流は第1リード線32、その先端に押
圧接触状態にある可動電極36、これと電気的に導通し
ている金属ケース31、第2リード線34の経路で流れ
る。
発熱体3bへの電流は第1リード線32、その先端に押
圧接触状態にある可動電極36、これと電気的に導通し
ている金属ケース31、第2リード線34の経路で流れ
る。
【0021】41はケース31内の気密性を保たせるた
めに本例の場合は金属ケース31の第1リード線取付け
側の端面と第1リード線基部にかけて塗着形成した封口
(封止)樹脂部である。
めに本例の場合は金属ケース31の第1リード線取付け
側の端面と第1リード線基部にかけて塗着形成した封口
(封止)樹脂部である。
【0022】この温度ヒューズ10を加熱体3に接触さ
せて配設することにより、加熱体3の熱が金属ケース3
1等を介して内部の感温ペレット40に伝達される。こ
の感温ペレット40の温度が所定の動作温度以下である
限りは該温度ヒューズ10は(A)の平常時状態が保た
れていて、この温度ヒューズ10を介して加熱体3の通
電発熱体3bへの給電がなされる。
せて配設することにより、加熱体3の熱が金属ケース3
1等を介して内部の感温ペレット40に伝達される。こ
の感温ペレット40の温度が所定の動作温度以下である
限りは該温度ヒューズ10は(A)の平常時状態が保た
れていて、この温度ヒューズ10を介して加熱体3の通
電発熱体3bへの給電がなされる。
【0023】一方、通電制御系15の故障による加熱体
暴走により加熱体3が過昇温して感温ペレット40の温
度が所定の動作温度以上になると、該感温ペレット40
が溶融または昇華して(B)のように液状または消滅
し、円板39と第2リード線34の先端間のスペーサ部
材としての感温ペレット40がなくなる。そのため第1
スプリング35のバネ力で第2スプリング38が第2リ
ード線34側へ押し動かされて可動電極36が第1リー
ド線32の先端から離れた状態になり、加熱体3の通電
発熱体4への通電が遮断される。
暴走により加熱体3が過昇温して感温ペレット40の温
度が所定の動作温度以上になると、該感温ペレット40
が溶融または昇華して(B)のように液状または消滅
し、円板39と第2リード線34の先端間のスペーサ部
材としての感温ペレット40がなくなる。そのため第1
スプリング35のバネ力で第2スプリング38が第2リ
ード線34側へ押し動かされて可動電極36が第1リー
ド線32の先端から離れた状態になり、加熱体3の通電
発熱体4への通電が遮断される。
【0024】図16は合金タイプの温度ヒューズの一例
であり、(A)は平常時の縦断面図、(B)は動作時の
縦断面図である。
であり、(A)は平常時の縦断面図、(B)は動作時の
縦断面図である。
【0025】43は該温度ヒューズ10の外装セラミッ
クケース、44は該ケース内に位置させて両端部にそれ
ぞれ第1と第2のリード線32・34を溶接により接続
した感温部材としての合金からなる導電性可溶体であ
る。この可溶体44の外周はフラックス45で覆われて
いる。
クケース、44は該ケース内に位置させて両端部にそれ
ぞれ第1と第2のリード線32・34を溶接により接続
した感温部材としての合金からなる導電性可溶体であ
る。この可溶体44の外周はフラックス45で覆われて
いる。
【0026】41・41はケース43内の気密性を保た
せるためにケース43の両端開口部を閉塞させた封口樹
脂部である。
せるためにケース43の両端開口部を閉塞させた封口樹
脂部である。
【0027】この温度ヒューズ10を加熱体3に接触さ
せて配設することにより、加熱体3の熱がセラミックケ
ース43等を介して内部の可溶体44に伝達される。こ
の可溶体44の温度が所定の動作温度以下である限りは
温度ヒューズ10は(A)の平常時状態が保たれてい
て、第1リード線32、可溶体44、第2リード線34
の経路で加熱体3の通電発熱体3bへの給電がなされ
る。
せて配設することにより、加熱体3の熱がセラミックケ
ース43等を介して内部の可溶体44に伝達される。こ
の可溶体44の温度が所定の動作温度以下である限りは
温度ヒューズ10は(A)の平常時状態が保たれてい
て、第1リード線32、可溶体44、第2リード線34
の経路で加熱体3の通電発熱体3bへの給電がなされ
る。
【0028】一方、加熱体暴走により加熱体3が過昇温
して可溶体44が所定の動作温度以上になると、該可溶
体44が溶融する。このとき可溶体44は回りを覆って
いるフラックス45の作用と可溶体44の表面張力によ
り溶融した可溶体44が瞬時に第1と第2のリード線3
2・34の先端部に(B)のようにそれぞれ分かれて凝
集・球状化して溶断した状態になり、加熱体3の通電発
熱体3bへの給電回路が確実に遮断される。
して可溶体44が所定の動作温度以上になると、該可溶
体44が溶融する。このとき可溶体44は回りを覆って
いるフラックス45の作用と可溶体44の表面張力によ
り溶融した可溶体44が瞬時に第1と第2のリード線3
2・34の先端部に(B)のようにそれぞれ分かれて凝
集・球状化して溶断した状態になり、加熱体3の通電発
熱体3bへの給電回路が確実に遮断される。
【0029】上述の感温ペレットタイプの温度ヒューズ
も、合金タイプの温度ヒューズも、上述したようにヒュ
ーズケース31・43内を封口樹脂41により気密性を
保たせている。これはケース内を気密に保たないと、ケ
ース内の感温ペレット40や可溶体44・フラックス4
5が経時的に変質してしまい、本来の動作温度以下で作
動してしまったり、逆に動作温度に達しても作動しなか
ったりして信頼性が低下してしまうからである。
も、合金タイプの温度ヒューズも、上述したようにヒュ
ーズケース31・43内を封口樹脂41により気密性を
保たせている。これはケース内を気密に保たないと、ケ
ース内の感温ペレット40や可溶体44・フラックス4
5が経時的に変質してしまい、本来の動作温度以下で作
動してしまったり、逆に動作温度に達しても作動しなか
ったりして信頼性が低下してしまうからである。
【0030】従来はその封口樹脂41として、リード線
32・34を曲げ処置する等の際に封口樹脂部に強い力
が加わっても、はがれ・ひび・変形等して気密がやぶれ
ないように、エポキシ樹脂等の、ある程度強度を持つ耐
熱性非弾性材質の樹脂を用いている。
32・34を曲げ処置する等の際に封口樹脂部に強い力
が加わっても、はがれ・ひび・変形等して気密がやぶれ
ないように、エポキシ樹脂等の、ある程度強度を持つ耐
熱性非弾性材質の樹脂を用いている。
【0031】
(A)フィルム加熱方式の加熱装置は、熱ローラ方式
等、他の加熱装置と異なり、加熱体の急加熱・急冷却と
いうヒートサイクルを頻繁に繰り返す。
等、他の加熱装置と異なり、加熱体の急加熱・急冷却と
いうヒートサイクルを頻繁に繰り返す。
【0032】即ち、加熱体3に接触させて設けた温度ヒ
ューズ10もそのようなヒートサイクルを受けることで
封口樹脂部41が熱膨張・収縮を繰り返すために、該封
口樹脂部41にひびが入り、気密がやぶられて温度ヒュ
ーズ10の動作異常を起こす可能性があった。
ューズ10もそのようなヒートサイクルを受けることで
封口樹脂部41が熱膨張・収縮を繰り返すために、該封
口樹脂部41にひびが入り、気密がやぶられて温度ヒュ
ーズ10の動作異常を起こす可能性があった。
【0033】(B)加熱体3の長手方向の温度分布は被
記録材Pのサイズにより通紙部と非通紙部の領域が変わ
る為、これに対応して変化してしまう。
記録材Pのサイズにより通紙部と非通紙部の領域が変わ
る為、これに対応して変化してしまう。
【0034】よって温度ヒューズ10を従来のように加
熱体3に直接接触させて配置する場合は加熱体3の温度
が通紙中に常に安定する通紙部に、できる限り低い定格
温度の温度ヒューズを配置し、異常昇温時の応答を早く
する必要がある。
熱体3に直接接触させて配置する場合は加熱体3の温度
が通紙中に常に安定する通紙部に、できる限り低い定格
温度の温度ヒューズを配置し、異常昇温時の応答を早く
する必要がある。
【0035】また、安全性を高める目的で複数個の温度
ヒューズを配置する場合、スペース的に、被記録材Pの
サイズによっては加熱体3の長手方向で非通紙部となる
領域にも温度ヒューズを当接することとなる。このよう
な場合、温度ヒューズ10を加熱体3に直接接触させて
配置すると、小サイズ紙を通紙したときの非通紙部昇温
によって誤動作を起こさない程度に定格温度の高い温度
ヒューズを使うこととなる。しかし、これは異常昇温時
の応答を鈍くすることとなってしまう。
ヒューズを配置する場合、スペース的に、被記録材Pの
サイズによっては加熱体3の長手方向で非通紙部となる
領域にも温度ヒューズを当接することとなる。このよう
な場合、温度ヒューズ10を加熱体3に直接接触させて
配置すると、小サイズ紙を通紙したときの非通紙部昇温
によって誤動作を起こさない程度に定格温度の高い温度
ヒューズを使うこととなる。しかし、これは異常昇温時
の応答を鈍くすることとなってしまう。
【0036】(C)従来のように温度ヒューズ10を直
接に加熱体3に当接すると、通常の通紙中にも温度ヒュ
ーズ10に熱が奪われてしまい、加熱体3の温度ヒュー
ズ当接部位の定着性が下がってしまう。朝一の立ち上げ
(温度ヒューズの温度が室温程度に低い状態からの立ち
上げ)では温度ヒューズ10が当接している加熱体部分
の温度が他の加熱体部分よりもおよそ20deg程度低
くなっていた。このことは朝一の定着性を低下させてし
まう。
接に加熱体3に当接すると、通常の通紙中にも温度ヒュ
ーズ10に熱が奪われてしまい、加熱体3の温度ヒュー
ズ当接部位の定着性が下がってしまう。朝一の立ち上げ
(温度ヒューズの温度が室温程度に低い状態からの立ち
上げ)では温度ヒューズ10が当接している加熱体部分
の温度が他の加熱体部分よりもおよそ20deg程度低
くなっていた。このことは朝一の定着性を低下させてし
まう。
【0037】これを防ぐために、通電発熱体3bの発熱
量を温度ヒューズ当接部に合わせて、高くなるよう通電
発熱体を構成する、例えば、通電発熱体3bのパターン
をしぼり通電発熱体の長手に沿う発熱分布を部分的に変
えなくてはならず通電発熱体のパターンを複雑にしてい
た。
量を温度ヒューズ当接部に合わせて、高くなるよう通電
発熱体を構成する、例えば、通電発熱体3bのパターン
をしぼり通電発熱体の長手に沿う発熱分布を部分的に変
えなくてはならず通電発熱体のパターンを複雑にしてい
た。
【0038】(D)上記のような問題点を解決する為の
対策として、温度ヒューズ10を加熱体3近傍に非接触
で配置することも考えられている。
対策として、温度ヒューズ10を加熱体3近傍に非接触
で配置することも考えられている。
【0039】しかし、加熱体3に温度ヒューズ10を非
接触で設ける場合、加熱体3から温度ヒューズ10への
熱伝導が遅い為に、異常時の加熱体過昇温を検知して加
熱体への通電を遮断するのが遅くなり発煙を生じて問題
になる可能性があった。
接触で設ける場合、加熱体3から温度ヒューズ10への
熱伝導が遅い為に、異常時の加熱体過昇温を検知して加
熱体への通電を遮断するのが遅くなり発煙を生じて問題
になる可能性があった。
【0040】また、検知精度を高めるためために加熱体
と温度ヒューズとの離間間隔の精度を非常に高くする必
要があるが、これは技術的に困難であると共にコストア
ップになってしまう。
と温度ヒューズとの離間間隔の精度を非常に高くする必
要があるが、これは技術的に困難であると共にコストア
ップになってしまう。
【0041】本発明は、フィルム加熱方式の加熱装置に
ついて、加熱体の異常昇温時に加熱体への給電を緊急遮
断する安全対策用温度検知素子(温度ヒューズ)を上記
(D)の場合と同様に加熱体に非接触で配置するもので
あるが、非接触配置の場合の上述のような、素子の応答
遅れの問題、加熱体と安全対策用温度検知素子との離間
配設精度の問題を解消して、安全性、信頼性を向上させ
た加熱装置を提供することを目的とする。
ついて、加熱体の異常昇温時に加熱体への給電を緊急遮
断する安全対策用温度検知素子(温度ヒューズ)を上記
(D)の場合と同様に加熱体に非接触で配置するもので
あるが、非接触配置の場合の上述のような、素子の応答
遅れの問題、加熱体と安全対策用温度検知素子との離間
配設精度の問題を解消して、安全性、信頼性を向上させ
た加熱装置を提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置である。
徴とする加熱装置である。
【0043】(1)通電により発熱する加熱体に耐熱性
フィルムを接触摺動させ該フィルムの加熱体側とは反対
側の面に被加熱材を密着させて該フィルムと共に加熱体
位置を通過させて加熱体から該フィルムを介して被加熱
材に熱エネルギーを付与する加熱装置において、加熱体
の異常昇温時に加熱体の熱で作動して加熱体への給電を
緊急遮断する安全対策用温度検知素子を加熱体に対して
スペーサ部材を介して離間させて非接触配設し、上記ス
ペーサ部材の少なくとも一部を、軟化点が安全対策用温
度検知素子の作動温度より大であり、かつ加熱体の異常
昇温時に安全対策用温度検知素子の作動前に軟化してス
ペーサ部材のスペーサ機能を消失させて安全対策用温度
検知素子の加熱体に対する接触を許容させる軟化部材で
構成したことを特徴とする加熱装置。
フィルムを接触摺動させ該フィルムの加熱体側とは反対
側の面に被加熱材を密着させて該フィルムと共に加熱体
位置を通過させて加熱体から該フィルムを介して被加熱
材に熱エネルギーを付与する加熱装置において、加熱体
の異常昇温時に加熱体の熱で作動して加熱体への給電を
緊急遮断する安全対策用温度検知素子を加熱体に対して
スペーサ部材を介して離間させて非接触配設し、上記ス
ペーサ部材の少なくとも一部を、軟化点が安全対策用温
度検知素子の作動温度より大であり、かつ加熱体の異常
昇温時に安全対策用温度検知素子の作動前に軟化してス
ペーサ部材のスペーサ機能を消失させて安全対策用温度
検知素子の加熱体に対する接触を許容させる軟化部材で
構成したことを特徴とする加熱装置。
【0044】(2)スペーサ部材を介して加熱体に離間
させて非接触配設した安全対策用温度検知素子を加熱体
方向に常時押圧付勢する部材を具備させたことを特徴と
する(1)に記載の加熱装置。
させて非接触配設した安全対策用温度検知素子を加熱体
方向に常時押圧付勢する部材を具備させたことを特徴と
する(1)に記載の加熱装置。
【0045】(3)安全対策用温度検知素子を加熱体の
耐熱性フィルム密着面側とは反対面側において被加熱材
進行方向に沿う温度分布の温度の最も高い部分位置にス
ペーサ部材を介して離間させて非接触配設したことを特
徴とする(1)または(2)に記載の加熱装置。
耐熱性フィルム密着面側とは反対面側において被加熱材
進行方向に沿う温度分布の温度の最も高い部分位置にス
ペーサ部材を介して離間させて非接触配設したことを特
徴とする(1)または(2)に記載の加熱装置。
【0046】(4)加熱体の耐熱性フィルム密着面側と
は反対面側に近接する加熱体支持部材部分に空隙を設け
たことを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の
加熱装置。
は反対面側に近接する加熱体支持部材部分に空隙を設け
たことを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の
加熱装置。
【0047】(5)複数の安全対策用温度検知素子を加
熱体の長手方向に配列して備えたことを特徴とする
(1)乃至(4)の何れかに記載の加熱装置。
熱体の長手方向に配列して備えたことを特徴とする
(1)乃至(4)の何れかに記載の加熱装置。
【0048】(6)安全対策用温度検知素子を加熱体の
耐熱性フィルム密着面側とは反対面側に形成された当接
部に近接して備えたことを特徴とする(1)乃至(5)
の何れかに記載の加熱装置。
耐熱性フィルム密着面側とは反対面側に形成された当接
部に近接して備えたことを特徴とする(1)乃至(5)
の何れかに記載の加熱装置。
【0049】
a)加熱体の異常昇温時に加熱体の熱で作動して加熱体
への給電を緊急遮断する安全対策用温度検知素子を加熱
体に対してスペーサ部材を介して離間させて非接触配設
し、該スペーサ部材の少なくとも一部を、軟化点が安全
対策用温度検知素子の作動温度より大であり、かつ加熱
体の異常昇温時に安全対策用温度検知素子の作動前に軟
化してスペーサ部材のスペーサ機能を消失させて安全対
策用温度検知素子の加熱体に対する接触を許容させる軟
化部材で構成することで、平常時、即ち加熱体が通常の
温調温度で加熱制御されている限りにおいては、安全対
策用温度検知素子のスペーサ部材は軟化せず、従って安
全対策用温度検知素子は加熱体に対してスペーサ部材を
介して所定の離間間隔を存して非接触に配設されている
状態に保持される。
への給電を緊急遮断する安全対策用温度検知素子を加熱
体に対してスペーサ部材を介して離間させて非接触配設
し、該スペーサ部材の少なくとも一部を、軟化点が安全
対策用温度検知素子の作動温度より大であり、かつ加熱
体の異常昇温時に安全対策用温度検知素子の作動前に軟
化してスペーサ部材のスペーサ機能を消失させて安全対
策用温度検知素子の加熱体に対する接触を許容させる軟
化部材で構成することで、平常時、即ち加熱体が通常の
温調温度で加熱制御されている限りにおいては、安全対
策用温度検知素子のスペーサ部材は軟化せず、従って安
全対策用温度検知素子は加熱体に対してスペーサ部材を
介して所定の離間間隔を存して非接触に配設されている
状態に保持される。
【0050】このように平常時は、安全対策用温度検知
素子は加熱体から離間した非接触の状態に保持されるの
で、加熱体の急加熱・急冷却というヒートサイクルが頻
繁に繰り返されても、接触配設の場合よりもその加熱体
ヒートサイクルの熱影響が大幅に緩和され、従って安全
対策用温度検知素子の封口樹脂の大きな熱膨張・収縮の
繰り返しによるひび割れ・気密破れが防止され、安全対
策用温度検知素子の所定の性能を劣化せずに長期に渡っ
て保持させることができ、また安全対策用温度検知素子
の誤作動も起きず、装置の安全性・信頼性が向上する。
素子は加熱体から離間した非接触の状態に保持されるの
で、加熱体の急加熱・急冷却というヒートサイクルが頻
繁に繰り返されても、接触配設の場合よりもその加熱体
ヒートサイクルの熱影響が大幅に緩和され、従って安全
対策用温度検知素子の封口樹脂の大きな熱膨張・収縮の
繰り返しによるひび割れ・気密破れが防止され、安全対
策用温度検知素子の所定の性能を劣化せずに長期に渡っ
て保持させることができ、また安全対策用温度検知素子
の誤作動も起きず、装置の安全性・信頼性が向上する。
【0051】b)また平常時は、安全対策用温度検知素
子は加熱体から離間した非接触の状態に保持されること
で、接触配設の場合のような加熱体の安全対策用温度検
知素子接触部の安全対策用温度検知素子による奪熱に起
因する局部的な温度低下がなくなり、加熱体の長手に沿
う温度分布を均一化できて加熱体の通電発熱体のパター
ンを簡略化することが可能となる。
子は加熱体から離間した非接触の状態に保持されること
で、接触配設の場合のような加熱体の安全対策用温度検
知素子接触部の安全対策用温度検知素子による奪熱に起
因する局部的な温度低下がなくなり、加熱体の長手に沿
う温度分布を均一化できて加熱体の通電発熱体のパター
ンを簡略化することが可能となる。
【0052】c)加熱体の耐熱性フィルム密着面側とは
反対面側に近接する加熱体支持部材部分に空隙を設ける
ことで、これと安全対策用温度検知素子が加熱体に非接
触配設されていることと相まって加熱体の発熱量を長手
方向で一定にしても加熱体の長手に沿う温度分布を定着
性に影響が出ない程度に均一とすることができた。これ
により、加熱体の通電発熱体の構成を簡略化し、コスト
ダウンを行うことが可能となった。また、加熱体背面側
の加熱体支持部材部分に上記の空隙があることで、加熱
体背面から加熱体支持部材への熱の逃げを防ぐことがで
き、クイックスタート、消費電力の低減も可能となっ
た。
反対面側に近接する加熱体支持部材部分に空隙を設ける
ことで、これと安全対策用温度検知素子が加熱体に非接
触配設されていることと相まって加熱体の発熱量を長手
方向で一定にしても加熱体の長手に沿う温度分布を定着
性に影響が出ない程度に均一とすることができた。これ
により、加熱体の通電発熱体の構成を簡略化し、コスト
ダウンを行うことが可能となった。また、加熱体背面側
の加熱体支持部材部分に上記の空隙があることで、加熱
体背面から加熱体支持部材への熱の逃げを防ぐことがで
き、クイックスタート、消費電力の低減も可能となっ
た。
【0053】d)装置に通紙する被加熱材のサイズによ
っては非通紙部となり非通紙部昇温が高くなる領域にも
安全対策用温度検知素子を配置できるため、安全性を高
めるために複数の安全対策用温度検知素子を加熱体の長
手方向にわたって誤動作の問題なく配置することができ
る。
っては非通紙部となり非通紙部昇温が高くなる領域にも
安全対策用温度検知素子を配置できるため、安全性を高
めるために複数の安全対策用温度検知素子を加熱体の長
手方向にわたって誤動作の問題なく配置することができ
る。
【0054】e)加熱体に対する通電に制御不能の事態
を生じて加熱体が異常昇温したときは、その昇温がスペ
ーサ部材の軟化温度に達すると、該スペーサ部材が軟化
・溶融して安全対策用温度検知素子を支えられなくな
り、安全対策用温度検知素子は加熱体方向への押圧付勢
部材を具備させた場合は該部材の付勢力で、或は自重に
より加熱体に接触した状態に自動的に変化する。
を生じて加熱体が異常昇温したときは、その昇温がスペ
ーサ部材の軟化温度に達すると、該スペーサ部材が軟化
・溶融して安全対策用温度検知素子を支えられなくな
り、安全対策用温度検知素子は加熱体方向への押圧付勢
部材を具備させた場合は該部材の付勢力で、或は自重に
より加熱体に接触した状態に自動的に変化する。
【0055】安全対策用温度検知素子は加熱体に接触す
ることで、異常昇温の加熱体により直に加熱されて作動
して加熱体への通電を緊急遮断する。スペーサ部材の軟
化温度は安全対策用温度検知素子の作動温度よりも大と
することで、スペーサ部材が軟化して安全対策用温度検
知素子が異常昇温の加熱体に接触すると、実質的にタイ
ムラグなくすぐに安全対策用温度検知素子が作動するに
至り、加熱体に発煙・発火を生じる前に加熱体への通電
が緊急遮断される。即ち、加熱体異常昇温時の安全対策
用温度検知素子の応答性に全く問題はない。
ることで、異常昇温の加熱体により直に加熱されて作動
して加熱体への通電を緊急遮断する。スペーサ部材の軟
化温度は安全対策用温度検知素子の作動温度よりも大と
することで、スペーサ部材が軟化して安全対策用温度検
知素子が異常昇温の加熱体に接触すると、実質的にタイ
ムラグなくすぐに安全対策用温度検知素子が作動するに
至り、加熱体に発煙・発火を生じる前に加熱体への通電
が緊急遮断される。即ち、加熱体異常昇温時の安全対策
用温度検知素子の応答性に全く問題はない。
【0056】f)加熱体と安全対策用温度検知素子との
離間間隔はスペーサ部材で所定にバラツキ少なく規定で
きるし、その離間間隔精度も、本発明においては、加熱
体異常昇温時に安全対策用温度検知素子を加熱体から離
間させたまま作動させるのではなく、加熱体に接触状態
に変化させて作動させるから、厳密性は必要としないも
ので、低コスト化を図ることができる。
離間間隔はスペーサ部材で所定にバラツキ少なく規定で
きるし、その離間間隔精度も、本発明においては、加熱
体異常昇温時に安全対策用温度検知素子を加熱体から離
間させたまま作動させるのではなく、加熱体に接触状態
に変化させて作動させるから、厳密性は必要としないも
ので、低コスト化を図ることができる。
【0057】g)安全対策用温度検知素子を加熱体の耐
熱性フィルム密着面側とは反対面側において被加熱材進
行方向に沿う温度分布の温度の最も高い部分位置にスペ
ーサ部材を介して非接触に離間させて配設することで、
加熱体の異常昇温時にスペーサ部材が軟化して安全対策
用温度検知素子が加熱体に接触したとき該安全対策用温
度検知素子は加熱体の高温部分に接触して応答が迅速に
なる。
熱性フィルム密着面側とは反対面側において被加熱材進
行方向に沿う温度分布の温度の最も高い部分位置にスペ
ーサ部材を介して非接触に離間させて配設することで、
加熱体の異常昇温時にスペーサ部材が軟化して安全対策
用温度検知素子が加熱体に接触したとき該安全対策用温
度検知素子は加熱体の高温部分に接触して応答が迅速に
なる。
【0058】h)安全対策用温度検知素子を加熱体の耐
熱性フィルム密着面側とは反対面側に形成された当接部
(凹溝部)に近接して備えることで、加熱体の異常昇温
時にスペーサ部材が軟化して安全対策用温度検知素子が
加熱体に接触したとき該安全対策用温度検知素子は該当
接部に受け止められて加熱体表面側の通電発熱体中央部
に対応する位置から容易にずれることがない。また当接
部に安全対策用温度検知素子が受け止められることによ
り安全対策用温度検知素子と加熱体との接触面積が増
え、更に加熱体の通電発熱体からの距離が近くなるので
より安全対策用温度検知素子の応答が早くなる。
熱性フィルム密着面側とは反対面側に形成された当接部
(凹溝部)に近接して備えることで、加熱体の異常昇温
時にスペーサ部材が軟化して安全対策用温度検知素子が
加熱体に接触したとき該安全対策用温度検知素子は該当
接部に受け止められて加熱体表面側の通電発熱体中央部
に対応する位置から容易にずれることがない。また当接
部に安全対策用温度検知素子が受け止められることによ
り安全対策用温度検知素子と加熱体との接触面積が増
え、更に加熱体の通電発熱体からの距離が近くなるので
より安全対策用温度検知素子の応答が早くなる。
【0059】
〈実施例1〉(図1〜図8) (1)加熱装置 図1は本実施例の加熱装置の概略構成を示す横断面図で
ある。本例の加熱装置は特開平4−44075号公報、
同4−204980〜204980〜204984号公
報等に開示の所謂テンションレスタイプのフィルム加熱
方式の像定着装置である。前述図14の装置と共通する
構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省
略する。
ある。本例の加熱装置は特開平4−44075号公報、
同4−204980〜204980〜204984号公
報等に開示の所謂テンションレスタイプのフィルム加熱
方式の像定着装置である。前述図14の装置と共通する
構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省
略する。
【0060】1は横断面略半円形樋状の耐熱樹脂製のス
テーであり、定着フィルム2・被記録材Pの搬送方向a
に直交する方向(図面に垂直方向)を長手とする横長部
材である。
テーであり、定着フィルム2・被記録材Pの搬送方向a
に直交する方向(図面に垂直方向)を長手とする横長部
材である。
【0061】加熱体3はセラミックヒータであり、これ
を加熱体支持部材であるヒータホルダ11の下面に長手
に沿って設けた加熱体幅の溝部11aに嵌着保持させ、
そのヒータホルダ11を上記ステー1の下面に長手に沿
って形成したヒータホルダ幅の溝部1aに嵌入して保持
させてある。
を加熱体支持部材であるヒータホルダ11の下面に長手
に沿って設けた加熱体幅の溝部11aに嵌着保持させ、
そのヒータホルダ11を上記ステー1の下面に長手に沿
って形成したヒータホルダ幅の溝部1aに嵌入して保持
させてある。
【0062】定着フィルム2は円筒状(エンドレス)の
耐熱性フィルムであり、上記のように加熱体3を保持さ
せたステー1に外嵌させてある。円筒状の定着フィルム
2の内周長と、加熱体3を含むステー1の外周長とで
は、フィルム2の方を例えば3mm程大きくしてある。
従ってフィルム2は加熱体3を含むステー1に対して周
長が余裕をもってルーズに外嵌している。
耐熱性フィルムであり、上記のように加熱体3を保持さ
せたステー1に外嵌させてある。円筒状の定着フィルム
2の内周長と、加熱体3を含むステー1の外周長とで
は、フィルム2の方を例えば3mm程大きくしてある。
従ってフィルム2は加熱体3を含むステー1に対して周
長が余裕をもってルーズに外嵌している。
【0063】加圧ローラ6は芯金6aの外周にシリコン
ゴム等の離型性のよい耐熱ゴム層6bをローラ状に同心
一体に設けた弾性ローラである。この加圧ローラ6と上
記ステー1側の加熱体3とを定着フィルム2を挟ませて
加圧ローラの弾性に抗して圧接させて所定幅の定着ニッ
プ部Nを形成させてある。
ゴム等の離型性のよい耐熱ゴム層6bをローラ状に同心
一体に設けた弾性ローラである。この加圧ローラ6と上
記ステー1側の加熱体3とを定着フィルム2を挟ませて
加圧ローラの弾性に抗して圧接させて所定幅の定着ニッ
プ部Nを形成させてある。
【0064】加圧ローラ6は駆動系Mにより矢示の反時
計方向に所定の周速度で回転駆動され、この加圧ローラ
6の回転駆動による、定着ニップ部Nにおける該ローラ
6とフィルム2の外面との摩擦力でフィルム2に直接的
に回転力が作用し(被記録材Pが定着ニップ部Nに導入
されたときは該被記録材Pを介してフィルム2に回転力
が間接的に作用)、該フィルム2が加熱体3の下面に圧
接摺動しつつ矢示の時計方向aに回転駆動される。ステ
ー1はその両端側を装置の不図示のサイド部材に不動に
支持させてあり、加熱体3を保持するとともに回転する
円筒状定着フィルム2の内面ガイド部材として機能して
フィルム2の回転を容易にする。フィルム2の内面と加
熱体3の下面との摺動抵抗を低減するために両者の間に
耐熱性グリス等の潤滑剤を少量介在させることもでき
る。
計方向に所定の周速度で回転駆動され、この加圧ローラ
6の回転駆動による、定着ニップ部Nにおける該ローラ
6とフィルム2の外面との摩擦力でフィルム2に直接的
に回転力が作用し(被記録材Pが定着ニップ部Nに導入
されたときは該被記録材Pを介してフィルム2に回転力
が間接的に作用)、該フィルム2が加熱体3の下面に圧
接摺動しつつ矢示の時計方向aに回転駆動される。ステ
ー1はその両端側を装置の不図示のサイド部材に不動に
支持させてあり、加熱体3を保持するとともに回転する
円筒状定着フィルム2の内面ガイド部材として機能して
フィルム2の回転を容易にする。フィルム2の内面と加
熱体3の下面との摺動抵抗を低減するために両者の間に
耐熱性グリス等の潤滑剤を少量介在させることもでき
る。
【0065】加圧ローラ6の回転によるフィルム2の回
転が定常化し、加熱体3の温度が所定に立ち上がった状
態において、フィルム2を挟んで加熱体3と加圧ローラ
6とで形成される定着ニップ部Nのフィルム2と加圧ロ
ーラ6との間に被加熱材としての画像定着すべき被記録
材Pが導入されてフィルム2と一緒に定着ニップ部Nを
挟持搬送されることにより加熱体3の熱がフィルム2を
介して被記録材P・未定着顕画像tに付与され被記録材
P上の未定着顕画像tが被記録材P面に加熱定着される
ものである。定着ニップ部Nを通った被記録材Pはフィ
ルム2の面から分離されて搬送される。
転が定常化し、加熱体3の温度が所定に立ち上がった状
態において、フィルム2を挟んで加熱体3と加圧ローラ
6とで形成される定着ニップ部Nのフィルム2と加圧ロ
ーラ6との間に被加熱材としての画像定着すべき被記録
材Pが導入されてフィルム2と一緒に定着ニップ部Nを
挟持搬送されることにより加熱体3の熱がフィルム2を
介して被記録材P・未定着顕画像tに付与され被記録材
P上の未定着顕画像tが被記録材P面に加熱定着される
ものである。定着ニップ部Nを通った被記録材Pはフィ
ルム2の面から分離されて搬送される。
【0066】本例のフィルム加熱方式の装置は、フィル
ム回転駆動状態時に、定着ニップ部Nと、このニップ部
Nよりもフィルム回転方向上流側のステー外面部分とフ
ィルム1の内面との接触部領域のフィルム部分のみにテ
ンションが作用し、残余の大部分のフィルム部分にはテ
ンションが作用しない(テンションレス、テンションフ
リー)。そのため、フィルム回転駆動状態時におけるフ
ィルム2のステー長手に沿う寄り移動力が小さく、フィ
ルム2の寄り移動規制手段ないしはフィルム寄り制御手
段を簡単化することができる。例えばフィルム2の寄り
移動規制手段としてはフィルム端部を受け止めるフラン
ジ部材のような簡単なものにすることができ、フィルム
寄り制御手段は省略して装置のコストダウンや小型化を
図ることができる。
ム回転駆動状態時に、定着ニップ部Nと、このニップ部
Nよりもフィルム回転方向上流側のステー外面部分とフ
ィルム1の内面との接触部領域のフィルム部分のみにテ
ンションが作用し、残余の大部分のフィルム部分にはテ
ンションが作用しない(テンションレス、テンションフ
リー)。そのため、フィルム回転駆動状態時におけるフ
ィルム2のステー長手に沿う寄り移動力が小さく、フィ
ルム2の寄り移動規制手段ないしはフィルム寄り制御手
段を簡単化することができる。例えばフィルム2の寄り
移動規制手段としてはフィルム端部を受け止めるフラン
ジ部材のような簡単なものにすることができ、フィルム
寄り制御手段は省略して装置のコストダウンや小型化を
図ることができる。
【0067】定着フィルム2は熱容量を小さくしてクイ
ックスタート性を向上させる為に、膜厚を、総厚100
μm以下好ましくは40μm以下20μm以上の耐熱性
・離型性・強度・耐久性等のあるPTFE,PFA,F
EPの単層フィルム、あるいは、ポリイミド,ポリアミ
ドイミド,PEEK,PES,PPS等の外周表面にP
TFE,PFA,FEP等をコーティングした複合層フ
ィルムを使用できる。本実施例では、ポリイミドフィル
ムの外周表面にPTFEをコートしたものを用いた。
ックスタート性を向上させる為に、膜厚を、総厚100
μm以下好ましくは40μm以下20μm以上の耐熱性
・離型性・強度・耐久性等のあるPTFE,PFA,F
EPの単層フィルム、あるいは、ポリイミド,ポリアミ
ドイミド,PEEK,PES,PPS等の外周表面にP
TFE,PFA,FEP等をコーティングした複合層フ
ィルムを使用できる。本実施例では、ポリイミドフィル
ムの外周表面にPTFEをコートしたものを用いた。
【0068】図2は加熱体3としてのセラミックヒータ
の途中部省略・一部切欠き平面模型図と、通電制御系の
ブロック図である。
の途中部省略・一部切欠き平面模型図と、通電制御系の
ブロック図である。
【0069】本例の加熱体としてのセラミックヒータ3
は下記の構成のものである。
は下記の構成のものである。
【0070】a.定着フィルム2の搬送方向aに略直交
する方向を長手とする、Al2 O3(アルミナ),Al
N,SiC等の電気絶縁性・耐熱性・低熱容量の、幅7
mm・厚さ1mmの細長のセラミック基板3a、 b.この基板3aの一方面側(表面側)の基板幅方向中
央部に基板長手に沿って、スクリーン印刷等により幅2
mmに塗工・焼成して形成した線状あるいは帯状の、銀
パラジウム(Ag/Pd),RuO2 ,Ta2 N等の電
気抵抗材料の通電発熱体3b、 c.この通電発熱体3bの両端部にそれぞれ導通させて
基板面に形成した給電電極3c・3d、 d.基板3aの通電発熱体形成面を被覆させた表面保護
層としてのガラスやフッ素樹脂等の電気絶縁性オーバー
コート層3e、 e.基板3aの他方面側(背面側)に接触させて設けた
サーミスタ等の温度検出素子3f、 f.後述するように、基板3aの他方面側にスペーサ部
材13を介して非接触に離間させて配設した安全対策用
温度検知素子である温度ヒューズ10。
する方向を長手とする、Al2 O3(アルミナ),Al
N,SiC等の電気絶縁性・耐熱性・低熱容量の、幅7
mm・厚さ1mmの細長のセラミック基板3a、 b.この基板3aの一方面側(表面側)の基板幅方向中
央部に基板長手に沿って、スクリーン印刷等により幅2
mmに塗工・焼成して形成した線状あるいは帯状の、銀
パラジウム(Ag/Pd),RuO2 ,Ta2 N等の電
気抵抗材料の通電発熱体3b、 c.この通電発熱体3bの両端部にそれぞれ導通させて
基板面に形成した給電電極3c・3d、 d.基板3aの通電発熱体形成面を被覆させた表面保護
層としてのガラスやフッ素樹脂等の電気絶縁性オーバー
コート層3e、 e.基板3aの他方面側(背面側)に接触させて設けた
サーミスタ等の温度検出素子3f、 f.後述するように、基板3aの他方面側にスペーサ部
材13を介して非接触に離間させて配設した安全対策用
温度検知素子である温度ヒューズ10。
【0071】加熱体3のオーバーコート層3e側がフィ
ルム接触摺動面側であり、この面側を外部露呈させて加
熱体3をヒータホルダ11に保持させ、そのヒータホル
ダ11をステー1に保持させてある。
ルム接触摺動面側であり、この面側を外部露呈させて加
熱体3をヒータホルダ11に保持させ、そのヒータホル
ダ11をステー1に保持させてある。
【0072】加熱体3は通電発熱体3bの両端給電電極
3c・3d間に交流電源20より電圧が印加され、該通
電発熱体3bが発熱することで昇温する。
3c・3d間に交流電源20より電圧が印加され、該通
電発熱体3bが発熱することで昇温する。
【0073】加熱体3の温度は基板背面の温度検出素子
3fで検出されてその検出情報が通電制御回路15へフ
ィードバックされて交流電源20から通電発熱体3bへ
の通電が制御されることで定着実行時に温度検出素子3
fで検出される加熱体3の温度が所定の温度(定着温
度)になるように温調制御される。
3fで検出されてその検出情報が通電制御回路15へフ
ィードバックされて交流電源20から通電発熱体3bへ
の通電が制御されることで定着実行時に温度検出素子3
fで検出される加熱体3の温度が所定の温度(定着温
度)になるように温調制御される。
【0074】加熱体3の温調制御は通電発熱体3bに対
する印加電圧または電流をコントロールするか、通電時
間をコントロールする方法が採られている。通電時間を
コントロールする方法には、電源波形の半波ごとに、通
電する、通電しない、を制御するゼロクロス波数制御、
電源波形の半波ごとに通電する位相角を制御する位相制
御がある。
する印加電圧または電流をコントロールするか、通電時
間をコントロールする方法が採られている。通電時間を
コントロールする方法には、電源波形の半波ごとに、通
電する、通電しない、を制御するゼロクロス波数制御、
電源波形の半波ごとに通電する位相角を制御する位相制
御がある。
【0075】即ち、温度検出素子3fの出力をA/D交
換しCPUに取り込み、その情報をもとにトライアック
により通電発熱体3bに通電するAC電圧を位相制御あ
るいは波数制御等のパルス幅変調をかけ温度検出素子3
fによる加熱体3の検知温度が一定となるように通電発
熱体3bへの通電を制御している。
換しCPUに取り込み、その情報をもとにトライアック
により通電発熱体3bに通電するAC電圧を位相制御あ
るいは波数制御等のパルス幅変調をかけ温度検出素子3
fによる加熱体3の検知温度が一定となるように通電発
熱体3bへの通電を制御している。
【0076】温度ヒューズ10は前述図13の感温ペレ
ットタイプ、図14の合金タイプの何れでもよい。また
その他のタイプのものでもよい。温度ヒューズ10は通
電発熱体3bに対する通電路に直列に接続してあり、通
電発熱体3bの通電制御が不能の事態を生じて加熱体3
が異常昇温(加熱体の暴走)すると、次に説明するよう
にスペーサ部材13の軟化・溶融で温度ヒューズ10が
加熱体3に接触した状態になることで温度ヒューズ10
が作動して加熱体3の通電発熱体3bへの通電が緊急遮
断される。
ットタイプ、図14の合金タイプの何れでもよい。また
その他のタイプのものでもよい。温度ヒューズ10は通
電発熱体3bに対する通電路に直列に接続してあり、通
電発熱体3bの通電制御が不能の事態を生じて加熱体3
が異常昇温(加熱体の暴走)すると、次に説明するよう
にスペーサ部材13の軟化・溶融で温度ヒューズ10が
加熱体3に接触した状態になることで温度ヒューズ10
が作動して加熱体3の通電発熱体3bへの通電が緊急遮
断される。
【0077】(2)温度ヒューズ10 a)配設構成 図3・図4は加熱体の温度ヒューズ配設部分の拡大横断
面模型図と拡大縦断面模型図である。
面模型図と拡大縦断面模型図である。
【0078】温度ヒューズ10は加熱体背面(セラミッ
ク基板3aの裏面)の幅方向中央部に、温度ヒューズ1
0の先端側左右部と後端側左右部とに予め付着具備させ
たスペーサ部材としての都合4つの下向きのスペーサ凸
部13を介して所定に離間dさせて非接触配設してあ
る。本例ではその離間間隔dを0.5mmにしてある。
ク基板3aの裏面)の幅方向中央部に、温度ヒューズ1
0の先端側左右部と後端側左右部とに予め付着具備させ
たスペーサ部材としての都合4つの下向きのスペーサ凸
部13を介して所定に離間dさせて非接触配設してあ
る。本例ではその離間間隔dを0.5mmにしてある。
【0079】ヒータホルダ11の温度ヒューズ対応部分
には幅を温度ヒューズ10の幅にほぼ対応させた温度ヒ
ューズ落とし込み透孔11bを予め形成してあり、加熱
体3をヒータホルダ11の溝部11aに嵌着して保持さ
せた後、ヒータホルダ11の上記透孔11b内に温度ヒ
ューズ10をスペーサ凸部13側を下向きにして落とし
込みスペーサ凸部13を加熱体背面に当接させる。この
温度ヒューズ落とし込み透孔11bにより、温度ヒュー
ズ10は加熱体背面の幅方向中央部に必ず位置するよう
になる。
には幅を温度ヒューズ10の幅にほぼ対応させた温度ヒ
ューズ落とし込み透孔11bを予め形成してあり、加熱
体3をヒータホルダ11の溝部11aに嵌着して保持さ
せた後、ヒータホルダ11の上記透孔11b内に温度ヒ
ューズ10をスペーサ凸部13側を下向きにして落とし
込みスペーサ凸部13を加熱体背面に当接させる。この
温度ヒューズ落とし込み透孔11bにより、温度ヒュー
ズ10は加熱体背面の幅方向中央部に必ず位置するよう
になる。
【0080】透孔11bに温度ヒューズ10を落とし込
んだ後、該温度ヒューズ10の第1リード線32及び第
2リード線34をそれぞれ加熱体3のセラミック基板裏
面に予め形成してある不図示の通電路パターンにロー付
け等で電気的に接続する。
んだ後、該温度ヒューズ10の第1リード線32及び第
2リード線34をそれぞれ加熱体3のセラミック基板裏
面に予め形成してある不図示の通電路パターンにロー付
け等で電気的に接続する。
【0081】また、ステー1のヒータホルダ嵌着溝部1
aの温度ヒューズ対応位置にはバネ受け穴1bを設けて
あり、上記のように加熱体3と温度ヒューズ10とを組
み付けたヒータホールダ11をステー1のヒータホール
ダ嵌着溝部1aに嵌着する際にステー1側の上記バネ受
け穴1bに加圧バネ(コイルバネ)12の一端側を差し
込み、該加圧バネ12を温度ヒューズ10とバネ受け穴
1bとの間に押し縮めながらヒータホールダ11をステ
ー1のヒータホールダ嵌着溝部1aに嵌着保持させる。
aの温度ヒューズ対応位置にはバネ受け穴1bを設けて
あり、上記のように加熱体3と温度ヒューズ10とを組
み付けたヒータホールダ11をステー1のヒータホール
ダ嵌着溝部1aに嵌着する際にステー1側の上記バネ受
け穴1bに加圧バネ(コイルバネ)12の一端側を差し
込み、該加圧バネ12を温度ヒューズ10とバネ受け穴
1bとの間に押し縮めながらヒータホールダ11をステ
ー1のヒータホールダ嵌着溝部1aに嵌着保持させる。
【0082】これにより、ステー1とヒータホルダ11
の組み付け状態において、スペーサ部材13を介して加
熱体3の背面に離間させて非接触配設した温度ヒューズ
10は加圧バネ12により加熱体方向に常時押圧付勢さ
れる。
の組み付け状態において、スペーサ部材13を介して加
熱体3の背面に離間させて非接触配設した温度ヒューズ
10は加圧バネ12により加熱体方向に常時押圧付勢さ
れる。
【0083】温度ヒューズ10は加熱体背面の幅方向中
央部、即ち加熱体3の定着フィルム密着面側とは反対面
側において被加熱材進行方向に沿う温度分布の温度の最
も高い部分位置に対応させている。
央部、即ち加熱体3の定着フィルム密着面側とは反対面
側において被加熱材進行方向に沿う温度分布の温度の最
も高い部分位置に対応させている。
【0084】図6に加熱体3の通電発熱体3bに通電し
たときの加熱体の幅方向(被加熱材進行方向)に沿う温
度分布を示す。この温度分布図は加熱体背面の幅方向中
央部であるTmの位置に備えたサーミスタにより加熱体
を180°Cに温度制御させたときのもので、横軸が加
熱体幅方向の位置であり、縦軸がその位置での温度であ
る。図からわかるように加熱体3の幅方向の中央部と端
部では、温度差が50℃以上あり、加熱体3の基板3a
の大きさや、通電発熱体3bの幅や基板3aに対する位
置により、さらに温度差が大きくなることもある。本発
明者の実験により、加熱体背面側においては、通電発熱
体3bの幅方向の略中央に対応する位置が最も温度が高
いことがわかっている。そこで本実施例では温度ヒュー
ズ10を加熱体背面の最も温度が高い幅方向略中央部に
配設している。
たときの加熱体の幅方向(被加熱材進行方向)に沿う温
度分布を示す。この温度分布図は加熱体背面の幅方向中
央部であるTmの位置に備えたサーミスタにより加熱体
を180°Cに温度制御させたときのもので、横軸が加
熱体幅方向の位置であり、縦軸がその位置での温度であ
る。図からわかるように加熱体3の幅方向の中央部と端
部では、温度差が50℃以上あり、加熱体3の基板3a
の大きさや、通電発熱体3bの幅や基板3aに対する位
置により、さらに温度差が大きくなることもある。本発
明者の実験により、加熱体背面側においては、通電発熱
体3bの幅方向の略中央に対応する位置が最も温度が高
いことがわかっている。そこで本実施例では温度ヒュー
ズ10を加熱体背面の最も温度が高い幅方向略中央部に
配設している。
【0085】スペーサ部材13はその少なくとも一部
を、軟化点T1が温度ヒューズ10の作動温度T2より
大であり、かつ加熱体3の異常昇温時に温度ヒューズ1
0の作動前に軟化してスペーサ部材13のスペーサ機能
を消失させて温度ヒューズ10の加熱体3に対する接触
を許容させる軟化部材で構成する。即ち、スペーサ部材
13は加熱体3の通常の温調温度状態時の温度では軟化
せず、加熱体3の許容以上の過昇温状態時には軟化する
ものを選ぶ。
を、軟化点T1が温度ヒューズ10の作動温度T2より
大であり、かつ加熱体3の異常昇温時に温度ヒューズ1
0の作動前に軟化してスペーサ部材13のスペーサ機能
を消失させて温度ヒューズ10の加熱体3に対する接触
を許容させる軟化部材で構成する。即ち、スペーサ部材
13は加熱体3の通常の温調温度状態時の温度では軟化
せず、加熱体3の許容以上の過昇温状態時には軟化する
ものを選ぶ。
【0086】具体的には、通紙中の加熱体3の温度は、
小サイズ紙を通紙し、被記録材Pに熱を奪われない非通
紙部に昇温が起こった場合でも加熱装置の熱による劣化
を防ぐ為、温調温度やスループットを制御することによ
り、最悪時でもおよそ210℃程度となるようにコント
ロールされている。従って、スペーサ部材13はそれよ
り高い温度になった場合に軟化する樹脂を選べば良い。
小サイズ紙を通紙し、被記録材Pに熱を奪われない非通
紙部に昇温が起こった場合でも加熱装置の熱による劣化
を防ぐ為、温調温度やスループットを制御することによ
り、最悪時でもおよそ210℃程度となるようにコント
ロールされている。従って、スペーサ部材13はそれよ
り高い温度になった場合に軟化する樹脂を選べば良い。
【0087】例えば、ポリアミドイミド(軟化温度27
4℃)、ガラス繊維入りポリエーテルサルホン(軟化温
度216℃)、ガラス繊維入りポリエチレンテレフタレ
ート(軟化温度235℃)、ガラス繊維入りポリアミド
(軟化温度228℃)等の軟化温度が210℃を越えた
樹脂がスペーサ部材13として使用できる。軟化温度は
JISK2531環球法による。
4℃)、ガラス繊維入りポリエーテルサルホン(軟化温
度216℃)、ガラス繊維入りポリエチレンテレフタレ
ート(軟化温度235℃)、ガラス繊維入りポリアミド
(軟化温度228℃)等の軟化温度が210℃を越えた
樹脂がスペーサ部材13として使用できる。軟化温度は
JISK2531環球法による。
【0088】本実施例ではスペーサ部材としての4つの
スペーサ凸部13の全てを上記の軟化部材にしてある。
スペーサ凸部13の全てを上記の軟化部材にしてある。
【0089】b)平常時 平常時、即ち加熱体3が通常の温調温度で加熱制御され
ている限りにおいては、温度ヒューズ10のスペーサ部
材13は軟化せず、従って温度ヒューズ10は、図3・
図4のように、加熱体背面の幅方向中央部においてスペ
ーサ部材13を介して所定の離間間隔d(0.5mm)
を存して非接触配設されている状態に保持される。
ている限りにおいては、温度ヒューズ10のスペーサ部
材13は軟化せず、従って温度ヒューズ10は、図3・
図4のように、加熱体背面の幅方向中央部においてスペ
ーサ部材13を介して所定の離間間隔d(0.5mm)
を存して非接触配設されている状態に保持される。
【0090】このように平常時は、温度ヒューズ10は
加熱体背面から離間した非接触状態に保持されるので、
加熱体3の急加熱・急冷却というヒートサイクルが頻繁
に繰り返されても、接触配設の場合よりもその加熱体ヒ
ートサイクルの熱影響(ヒートショック)が大幅に緩和
され、従って温度ヒューズ10の封口樹脂41の大きな
熱膨張・収縮の繰り返しによるひび割れ・気密破れが防
止され、温度ヒューズ10の所定の性能を劣化せずに長
期にわたって保持させることができる。
加熱体背面から離間した非接触状態に保持されるので、
加熱体3の急加熱・急冷却というヒートサイクルが頻繁
に繰り返されても、接触配設の場合よりもその加熱体ヒ
ートサイクルの熱影響(ヒートショック)が大幅に緩和
され、従って温度ヒューズ10の封口樹脂41の大きな
熱膨張・収縮の繰り返しによるひび割れ・気密破れが防
止され、温度ヒューズ10の所定の性能を劣化せずに長
期にわたって保持させることができる。
【0091】また平常時は、温度ヒューズ10は加熱体
背面から離間した非接触状態に保持されることで、接触
配設の場合のような加熱体3の温度ヒューズ接触部の温
度ヒューズによる奪熱に起因する局部的な温度低下がな
くなり、加熱体の長手に沿う温度分布を均一化できて通
電発熱体3bのパターンを簡略化することが可能とな
る。
背面から離間した非接触状態に保持されることで、接触
配設の場合のような加熱体3の温度ヒューズ接触部の温
度ヒューズによる奪熱に起因する局部的な温度低下がな
くなり、加熱体の長手に沿う温度分布を均一化できて通
電発熱体3bのパターンを簡略化することが可能とな
る。
【0092】c)加熱体異常昇温時 加熱体3の通電発熱体3bに対する通電に制御不能の事
態を生じて加熱体3が異常昇温したときは、その昇温が
スペーサ部材13の軟化温度T1に達すると、該スペー
サ部材13が軟化・溶融して温度ヒューズ10を支えら
れなくなり、温度ヒューズ10は加圧バネ12の押圧力
で図5のように加熱体背面に接触した状態に自動的に変
化する。図5において13′は軟化・溶融したスペーサ
部材である。
態を生じて加熱体3が異常昇温したときは、その昇温が
スペーサ部材13の軟化温度T1に達すると、該スペー
サ部材13が軟化・溶融して温度ヒューズ10を支えら
れなくなり、温度ヒューズ10は加圧バネ12の押圧力
で図5のように加熱体背面に接触した状態に自動的に変
化する。図5において13′は軟化・溶融したスペーサ
部材である。
【0093】温度ヒューズ10は加熱体背面に接触する
ことで、異常昇温の加熱体3により直に加熱されて作動
して通電発熱体3bへの通電を緊急遮断する。本実施例
ではスペーサ部材13の軟化温度T1は温度ヒューズ1
0の作動温度T2よりも大としている。従ってスペーサ
部材13が軟化・溶融して温度ヒューズ10が異常昇温
の加熱体3の背面に接触すると、実質的にタイムラグな
くすぐに温度ヒューズ10が作動するに至り、加熱体3
に発煙・発火を生じる前に通電発熱体3bへの通電が緊
急遮断される。即ち、加熱体異常昇温時の温度ヒューズ
10の応答性に全く問題はない。
ことで、異常昇温の加熱体3により直に加熱されて作動
して通電発熱体3bへの通電を緊急遮断する。本実施例
ではスペーサ部材13の軟化温度T1は温度ヒューズ1
0の作動温度T2よりも大としている。従ってスペーサ
部材13が軟化・溶融して温度ヒューズ10が異常昇温
の加熱体3の背面に接触すると、実質的にタイムラグな
くすぐに温度ヒューズ10が作動するに至り、加熱体3
に発煙・発火を生じる前に通電発熱体3bへの通電が緊
急遮断される。即ち、加熱体異常昇温時の温度ヒューズ
10の応答性に全く問題はない。
【0094】また、加熱体3と温度ヒューズ10との離
間間隔dはスペーサ部材13で所定にバラツキ少なく規
定できるし、その離間間隔精度も、本発明においては、
加熱体異常昇温時に温度ヒューズ10を加熱体3から離
間させたまま作動させるのではなく、加熱体に接触状態
に変化させて作動させるから、厳密性は必要としないも
ので、低コスト化を図ることができる。
間間隔dはスペーサ部材13で所定にバラツキ少なく規
定できるし、その離間間隔精度も、本発明においては、
加熱体異常昇温時に温度ヒューズ10を加熱体3から離
間させたまま作動させるのではなく、加熱体に接触状態
に変化させて作動させるから、厳密性は必要としないも
ので、低コスト化を図ることができる。
【0095】本実施例では、スペーサ部材13として、
軟化温度235℃のガラス繊維入りポリエチレンテレフ
タレート部材を用い、温度ヒューズ10を加熱体背面か
ら0.5mm離間させて配設した。この場合の温度ヒュ
ーズ10の作動温度と加熱体の過昇温度の関係は図7の
実線グラフAのようになった。この結果、作動温度21
0℃から230℃の温度ヒューズ10を使用でき、もっ
とも作動温度の低い210℃の温度ヒューズでもプリン
ト中に誤って作動することはなかった。
軟化温度235℃のガラス繊維入りポリエチレンテレフ
タレート部材を用い、温度ヒューズ10を加熱体背面か
ら0.5mm離間させて配設した。この場合の温度ヒュ
ーズ10の作動温度と加熱体の過昇温度の関係は図7の
実線グラフAのようになった。この結果、作動温度21
0℃から230℃の温度ヒューズ10を使用でき、もっ
とも作動温度の低い210℃の温度ヒューズでもプリン
ト中に誤って作動することはなかった。
【0096】このような構成であれば安全性を高める為
に、図8のように、複数の温度ヒューズ10・10を加
熱体長手方向に直列で配置した場合に、温度ヒューズ1
0の位置が小サイズ紙通紙時に非通紙部となったとして
も、プリント中に誤って作動することはなかった。
に、図8のように、複数の温度ヒューズ10・10を加
熱体長手方向に直列で配置した場合に、温度ヒューズ1
0の位置が小サイズ紙通紙時に非通紙部となったとして
も、プリント中に誤って作動することはなかった。
【0097】比較実験として、金属のスペーサを用い温
度ヒューズを加熱体から0.5mm離して保持した。作
動温度の異なる温度ヒューズを取り付けて室温20℃か
ら強制的に昇温させて温度ヒューズの作動したときの加
熱体温度を測定した。結果を図7の破線グラフBで示
す。
度ヒューズを加熱体から0.5mm離して保持した。作
動温度の異なる温度ヒューズを取り付けて室温20℃か
ら強制的に昇温させて温度ヒューズの作動したときの加
熱体温度を測定した。結果を図7の破線グラフBで示
す。
【0098】この場合は、210℃の作動温度の温度ヒ
ューズを使用すると、加熱体3の温度は420℃まで上
り発煙が生じた。
ューズを使用すると、加熱体3の温度は420℃まで上
り発煙が生じた。
【0099】また、200℃の作動温度の温度ヒューズ
を使用すると、加熱体の昇温は380℃まで低下する
が、プリント中に温度ヒューズが誤作動して、プリンタ
を作動できなくしてしまった。
を使用すると、加熱体の昇温は380℃まで低下する
が、プリント中に温度ヒューズが誤作動して、プリンタ
を作動できなくしてしまった。
【0100】〈実施例2〉(図9) 本実施例では上記実施例1の加熱装置において、図9の
ように、ヒータホルダ11の幅方向中央部にホルダ長手
に沿って幅4mmのスリット状の空隙部11cを具備さ
せてある。このスリット状空隙部11aは、加熱体3を
該ヒータホルダ11の下面に長手に沿って設けた溝部1
1aに嵌着保持させとき、その加熱体3の背面の幅方向
中央部が対応位置し、加熱体3の長さにほぼ対応する長
さ寸法を有している。そしてこのヒータホルダ11のス
リット状空隙部11cの長手方向の所定の位置に温度ヒ
ューズ10を落とし込んでスペーサ部材13を介して加
熱体背面に離間させて非接触配設してある。言い換える
と、実施例1の装置においてヒータホルダ11の温度ヒ
ューズ落とし込み透孔11bをヒータホルダ11の長手
に沿って加熱体3の長さにほぼ対応する長さ延長してス
リット状の空隙部11cを具備させたものである。その
他の装置構成は実施例1と同様である。
ように、ヒータホルダ11の幅方向中央部にホルダ長手
に沿って幅4mmのスリット状の空隙部11cを具備さ
せてある。このスリット状空隙部11aは、加熱体3を
該ヒータホルダ11の下面に長手に沿って設けた溝部1
1aに嵌着保持させとき、その加熱体3の背面の幅方向
中央部が対応位置し、加熱体3の長さにほぼ対応する長
さ寸法を有している。そしてこのヒータホルダ11のス
リット状空隙部11cの長手方向の所定の位置に温度ヒ
ューズ10を落とし込んでスペーサ部材13を介して加
熱体背面に離間させて非接触配設してある。言い換える
と、実施例1の装置においてヒータホルダ11の温度ヒ
ューズ落とし込み透孔11bをヒータホルダ11の長手
に沿って加熱体3の長さにほぼ対応する長さ延長してス
リット状の空隙部11cを具備させたものである。その
他の装置構成は実施例1と同様である。
【0101】ヒータホルダ11に上記のように加熱体3
の長さにほぼ対応する長さ寸法のスリット状空隙部11
cを具備させることで、温度ヒューズ10の加熱体3に
対する非接触配設と相まって加熱体3の長手に沿う温度
分布をより均一とすることができる。
の長さにほぼ対応する長さ寸法のスリット状空隙部11
cを具備させることで、温度ヒューズ10の加熱体3に
対する非接触配設と相まって加熱体3の長手に沿う温度
分布をより均一とすることができる。
【0102】即ち、ヒータホルダ11の上記スリット状
空隙11cの存在と、非接触の温度ヒューズ10によ
り、通電発熱体3bの発熱量を長手方向で一定にしても
加熱体3の長手に沿う温度分布を定着性に影響が出ない
程度に均一とすることができた。
空隙11cの存在と、非接触の温度ヒューズ10によ
り、通電発熱体3bの発熱量を長手方向で一定にしても
加熱体3の長手に沿う温度分布を定着性に影響が出ない
程度に均一とすることができた。
【0103】これにより、加熱体3の通電発熱体3bの
構成を簡略化し、コストダウンを行うことが可能となっ
た。
構成を簡略化し、コストダウンを行うことが可能となっ
た。
【0104】また、本実施例の加熱体ホルダ構成によれ
ば加熱体背面側にスリット状空隙11cがあることで、
加熱体背面からヒータホルダ11への熱の逃げを防ぐこ
とができ、クイックスタート、消費電力の低減も可能と
なった。
ば加熱体背面側にスリット状空隙11cがあることで、
加熱体背面からヒータホルダ11への熱の逃げを防ぐこ
とができ、クイックスタート、消費電力の低減も可能と
なった。
【0105】〈実施例3〉(図10・図11) 本実施例は実施例1または実施例2の加熱装置におい
て、温度ヒューズ10をスペーサ部材13を介して非接
触に離間させて配設する加熱体背面の温度ヒューズ対応
面部分に図10のように温度ヒューズ10の下面が入り
込む凹溝部3g(当接部)を形成具備させたものであ
る。
て、温度ヒューズ10をスペーサ部材13を介して非接
触に離間させて配設する加熱体背面の温度ヒューズ対応
面部分に図10のように温度ヒューズ10の下面が入り
込む凹溝部3g(当接部)を形成具備させたものであ
る。
【0106】上記の凹溝部3gは加熱体背面の幅方向中
央部に位置し、加熱体表面側の通電発熱体3bの幅方向
中央部に対応している。この凹溝部3gは本実施例では
頂点を加熱体表面側の通電発熱体3bの幅方向中央部に
対応させた、横断面が三角形状の溝3bを断面が逆山形
の三角形溝としてある。円弧溝などとすることもでき
る。
央部に位置し、加熱体表面側の通電発熱体3bの幅方向
中央部に対応している。この凹溝部3gは本実施例では
頂点を加熱体表面側の通電発熱体3bの幅方向中央部に
対応させた、横断面が三角形状の溝3bを断面が逆山形
の三角形溝としてある。円弧溝などとすることもでき
る。
【0107】而して、前述の実施例1の場合と同様に、
加熱体3の通電発熱体3bに対する通電に制御不能の事
態を生じて加熱体3が異常昇温したときは、その昇温が
スペーサ部材13の軟化温度T1に達すると、該スペー
サ部材13が軟化・溶融13′(図11)して温度ヒュ
ーズ10を支えられなくなり、温度ヒューズ10は加圧
バネ12の押圧力で温度ヒューズ下面が図11のように
加熱体背面の上記凹溝部3gに係合して受け止められた
状態で加熱体背面に接触し、異常昇温の加熱体3により
直に加熱されて作動して通電発熱体3bへの通電を緊急
遮断する。
加熱体3の通電発熱体3bに対する通電に制御不能の事
態を生じて加熱体3が異常昇温したときは、その昇温が
スペーサ部材13の軟化温度T1に達すると、該スペー
サ部材13が軟化・溶融13′(図11)して温度ヒュ
ーズ10を支えられなくなり、温度ヒューズ10は加圧
バネ12の押圧力で温度ヒューズ下面が図11のように
加熱体背面の上記凹溝部3gに係合して受け止められた
状態で加熱体背面に接触し、異常昇温の加熱体3により
直に加熱されて作動して通電発熱体3bへの通電を緊急
遮断する。
【0108】このように凹溝部3gを具備させたこと
で、過昇温時にスペーサ部材13が軟化し、温度ヒュー
ズ10が加熱体背面に接触したときその下面が該凹溝部
3gに受け止められて加熱体表面側の通電発熱体中央部
に対応する位置から容易にずれることがない。
で、過昇温時にスペーサ部材13が軟化し、温度ヒュー
ズ10が加熱体背面に接触したときその下面が該凹溝部
3gに受け止められて加熱体表面側の通電発熱体中央部
に対応する位置から容易にずれることがない。
【0109】また凹溝部3gに温度ヒューズ10の下面
が入ることにより温度ヒューズ10と加熱体3との接触
面積が増え、更に通電発熱体3bからの距離が近くなる
のでより温度ヒューズ10の応答が早くなるという利点
がある。
が入ることにより温度ヒューズ10と加熱体3との接触
面積が増え、更に通電発熱体3bからの距離が近くなる
のでより温度ヒューズ10の応答が早くなるという利点
がある。
【0110】なお、以上の各実施例においては、ステー
1とヒータホルダ11の組み付け状態において、スペー
サ部材13を介して加熱体3の背面に非接触に離間させ
て配設した温度ヒューズ10を加圧バネ12により加熱
体方向に常時押圧付勢させ、加熱体の異常昇温時にスペ
ーサ部材13が軟化したとき該加圧バネ12の付勢力で
温度ヒューズ10を加熱体背面に接触させるようにして
あるが、スペーサ部材13が軟化したとき温度ヒューズ
10を自重で加熱体背面に接触させる構成にさせること
で加圧バネ12を省略した構成にすることもできる。
1とヒータホルダ11の組み付け状態において、スペー
サ部材13を介して加熱体3の背面に非接触に離間させ
て配設した温度ヒューズ10を加圧バネ12により加熱
体方向に常時押圧付勢させ、加熱体の異常昇温時にスペ
ーサ部材13が軟化したとき該加圧バネ12の付勢力で
温度ヒューズ10を加熱体背面に接触させるようにして
あるが、スペーサ部材13が軟化したとき温度ヒューズ
10を自重で加熱体背面に接触させる構成にさせること
で加圧バネ12を省略した構成にすることもできる。
【0111】スペーサ部材13の構成形態は任意であ
り、またその全部を軟化部材にしなくともよく、少なく
とも一部を、軟化点T1が温度ヒューズ10の作動温度
T2より大であり、かつ加熱体3の異常昇温時に温度ヒ
ューズ10の作動前に軟化してスペーサ部材13のスペ
ーサ機能を消失させて温度ヒューズ10の加熱体3に対
する接触を許容させることができる構成であればよい。
り、またその全部を軟化部材にしなくともよく、少なく
とも一部を、軟化点T1が温度ヒューズ10の作動温度
T2より大であり、かつ加熱体3の異常昇温時に温度ヒ
ューズ10の作動前に軟化してスペーサ部材13のスペ
ーサ機能を消失させて温度ヒューズ10の加熱体3に対
する接触を許容させることができる構成であればよい。
【0112】〈実施例4〉(図12) (a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加熱方式の
加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
【0113】(a)のものは、第1のフィルム懸回ロー
ラ51と、第2のフィルム懸回ローラ52と、ヒータホ
ルダ11・ステー1に保持させた加熱体3との互いに並
行の3部材51・52・3間に、エンドレスベルト状の
耐熱性フィルム2を懸回張設し、フィルム2を挟んで加
熱体3に圧接させて加圧ローラ6を配設し、耐熱性フィ
ルム2を第1のフィルム懸回ローラ51、或いは加圧ロ
ーラ6をフィルム駆動ローラとして回転搬送aする構成
のものである。第1のフィルム懸回ローラ51を駆動ロ
ーラとしたときは加圧ローラ6は従動回転する。
ラ51と、第2のフィルム懸回ローラ52と、ヒータホ
ルダ11・ステー1に保持させた加熱体3との互いに並
行の3部材51・52・3間に、エンドレスベルト状の
耐熱性フィルム2を懸回張設し、フィルム2を挟んで加
熱体3に圧接させて加圧ローラ6を配設し、耐熱性フィ
ルム2を第1のフィルム懸回ローラ51、或いは加圧ロ
ーラ6をフィルム駆動ローラとして回転搬送aする構成
のものである。第1のフィルム懸回ローラ51を駆動ロ
ーラとしたときは加圧ローラ6は従動回転する。
【0114】(b)のものは、ヒータホルダ11・ステ
ー1に保持させた加熱体3と1本のフィルム懸回ローラ
53の2部材3・53間にエンドレスベルト状の耐熱性
フィルム2を懸回張設し、フィルム2を挟んで加圧ロー
ラ6を加熱体3に圧接させて配設し、耐熱性フィルム2
をフィルム懸回ローラ53、或いは加圧ローラ6をフィ
ルム駆動ローラとして回転搬送aする構成のものであ
る。フィルム懸回ローラ53を駆動ローラとしたときは
加圧ローラ6は従動回転する。
ー1に保持させた加熱体3と1本のフィルム懸回ローラ
53の2部材3・53間にエンドレスベルト状の耐熱性
フィルム2を懸回張設し、フィルム2を挟んで加圧ロー
ラ6を加熱体3に圧接させて配設し、耐熱性フィルム2
をフィルム懸回ローラ53、或いは加圧ローラ6をフィ
ルム駆動ローラとして回転搬送aする構成のものであ
る。フィルム懸回ローラ53を駆動ローラとしたときは
加圧ローラ6は従動回転する。
【0115】(c)のものは、耐熱性フィルム2とし
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸54
側から加熱体3を経由させて巻き取り軸55側へ掛け渡
し、フィルム2を挟んで加熱体3に加圧ローラ6を圧接
させ、フィルム2を巻き取り軸55側へ走行搬送aする
構成のものである。加圧ローラ6をフィルム駆動ローラ
とすることもできる。
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸54
側から加熱体3を経由させて巻き取り軸55側へ掛け渡
し、フィルム2を挟んで加熱体3に加圧ローラ6を圧接
させ、フィルム2を巻き取り軸55側へ走行搬送aする
構成のものである。加圧ローラ6をフィルム駆動ローラ
とすることもできる。
【0116】上記(a)・(b)・(c)の何れの装置
も、圧接ニップ部Nの耐熱性フィルム2と加圧ローラ6
との間に被加熱材Pを導入して耐熱性フィルム2と一緒
に圧接ニップ部Nを通過させることで加熱体3から耐熱
性フィルム2を介して被加熱材に熱エネルギーを付与す
る。
も、圧接ニップ部Nの耐熱性フィルム2と加圧ローラ6
との間に被加熱材Pを導入して耐熱性フィルム2と一緒
に圧接ニップ部Nを通過させることで加熱体3から耐熱
性フィルム2を介して被加熱材に熱エネルギーを付与す
る。
【0117】何れの装置も本発明に従って安全対策用温
度検知素子(温度ヒューズ)10を加熱体3に配設する
ことで、実施例1〜3と同様の効果を得ることができ
る。
度検知素子(温度ヒューズ)10を加熱体3に配設する
ことで、実施例1〜3と同様の効果を得ることができ
る。
【0118】〈実施例5〉(図13) 図13は例えば前述した実施例1に示したような本発明
に従うフィルム加熱方式の加熱装置を画像熱定着装置A
として組み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示し
ている。本例の画像形成装置は原稿台往復動型・回転ド
ラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方式の電子
写真複写装置である。
に従うフィルム加熱方式の加熱装置を画像熱定着装置A
として組み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示し
ている。本例の画像形成装置は原稿台往復動型・回転ド
ラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方式の電子
写真複写装置である。
【0119】100は装置機筺、101はその装置機筺
の上面板102上に配設したガラス板等の透明板部材よ
りなる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板102
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
の上面板102上に配設したガラス板等の透明板部材よ
りなる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板102
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
【0120】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台101の上面に所定の載置基準に
従って載置し、その上に原稿圧着板103をかぶせて押
え込むことによりセットされる。
向きにして原稿載置台101の上面に所定の載置基準に
従って載置し、その上に原稿圧着板103をかぶせて押
え込むことによりセットされる。
【0121】104は機筺上面板102面に原稿載置台
101の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
101の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0122】原稿載置台101上に載置セットした原稿
Gの下向き画像面は原稿載置台101の右方aへの往動
移動過程で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開
口部104の位置を通過していき、その通過過程でラン
プ105の光Lをスリット開口部104、透明な原稿載
置台101を通して受けて照明走査され、その照明走査
光の原稿面反射光が像素子アレイ106によって感光ド
ラム107面に結像露光される。
Gの下向き画像面は原稿載置台101の右方aへの往動
移動過程で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開
口部104の位置を通過していき、その通過過程でラン
プ105の光Lをスリット開口部104、透明な原稿載
置台101を通して受けて照明走査され、その照明走査
光の原稿面反射光が像素子アレイ106によって感光ド
ラム107面に結像露光される。
【0123】感光ドラム107は例えば酸化亜鉛感光層
・有機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支
軸108を中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回
転駆動され、その回転過程で帯電器109により正極性
又は負極性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に
前記の原稿画像の結像露光(スリット露光)を受けるこ
とにより感光ドラム107面には結像露光した原稿画像
に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
・有機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支
軸108を中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回
転駆動され、その回転過程で帯電器109により正極性
又は負極性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に
前記の原稿画像の結像露光(スリット露光)を受けるこ
とにより感光ドラム107面には結像露光した原稿画像
に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0124】この静電潜像は現像器110により加熱で
軟化溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化さ
れ、該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器
111の配設部位へ移行していく。
軟化溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化さ
れ、該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器
111の配設部位へ移行していく。
【0125】Sは被記録材としての転写材シートPを積
載収納したカセットであり、該カセット内のシートが給
送ローラ112の回転により1枚宛繰出し給送され、次
いでレジストローラ113により、ドラム107上のト
ナー画像形成部の先端が転写放電器111の部位に到達
したとき転写材シートPの先端も転写放電器111と感
光ドラム107との間位置に丁度到達して両者一致する
ようにタイミングどりされて同期給送される。
載収納したカセットであり、該カセット内のシートが給
送ローラ112の回転により1枚宛繰出し給送され、次
いでレジストローラ113により、ドラム107上のト
ナー画像形成部の先端が転写放電器111の部位に到達
したとき転写材シートPの先端も転写放電器111と感
光ドラム107との間位置に丁度到達して両者一致する
ようにタイミングどりされて同期給送される。
【0126】そしてその給送シートの面に対して転写放
電器111により感光ドラム107側のトナー画像が順
次に転写されていく。
電器111により感光ドラム107側のトナー画像が順
次に転写されていく。
【0127】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム107面から順次に分離
されて搬送装置114によって前述の熱定着装置Aに導
かれて担持している未定着トナー画像の加熱定着を受
け、画像形成物(コピー)として排出ローラ116を通
って機外の排紙トレイ117上に排出される。
不図示の分離手段で感光ドラム107面から順次に分離
されて搬送装置114によって前述の熱定着装置Aに導
かれて担持している未定着トナー画像の加熱定着を受
け、画像形成物(コピー)として排出ローラ116を通
って機外の排紙トレイ117上に排出される。
【0128】画像転写後の感光ドラム107の面はクリ
ーニング装置118により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
ーニング装置118により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0129】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部120に着脱されるプロセスカートリッジであり、
本例の場合は、像担持体としての感光ドラム107、帯
電器109、現像器110、クリーニング装置118の
4つのプロセス機器を包含させて一括して装置本体10
0に対して着脱交換自在としてある。
脱部120に着脱されるプロセスカートリッジであり、
本例の場合は、像担持体としての感光ドラム107、帯
電器109、現像器110、クリーニング装置118の
4つのプロセス機器を包含させて一括して装置本体10
0に対して着脱交換自在としてある。
【0130】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルム
加熱方式の加熱装置について、加熱体の異常昇温時に加
熱体への給電を緊急遮断する安全対策用温度検知素子
(温度ヒューズ)を加熱体に非接触で配置するけれど
も、非接触配置の場合に従来問題であった前述のよう
な、素子の応答遅れの問題、加熱体と安全対策用温度検
知素子との離間配設精度の問題を解消して、安全性、信
頼性を向上させた加熱装置を得ることができ、所期の目
的がよく達成される。
加熱方式の加熱装置について、加熱体の異常昇温時に加
熱体への給電を緊急遮断する安全対策用温度検知素子
(温度ヒューズ)を加熱体に非接触で配置するけれど
も、非接触配置の場合に従来問題であった前述のよう
な、素子の応答遅れの問題、加熱体と安全対策用温度検
知素子との離間配設精度の問題を解消して、安全性、信
頼性を向上させた加熱装置を得ることができ、所期の目
的がよく達成される。
【図1】実施例1の加熱装置の概略構成を示す横断面図
【図2】加熱体としてのセラミックヒータの途中部省略
・一部切欠き平面模型図と、通電制御系のブロック図
・一部切欠き平面模型図と、通電制御系のブロック図
【図3】加熱体の温度ヒューズ配設部分の拡大横断面模
型図
型図
【図4】加熱体の温度ヒューズ配設部分の拡大縦断面模
型図
型図
【図5】加熱体の異常昇温時にスペーサ部材が軟化して
温度ヒューズが加熱体背面に接触した状態時の図
温度ヒューズが加熱体背面に接触した状態時の図
【図6】加熱体の通電発熱体に通電したときの加熱体の
幅方向(被加熱材進行方向)に沿う温度分布図
幅方向(被加熱材進行方向)に沿う温度分布図
【図7】温度ヒューズの作動温度と加熱体温度との相関
図
図
【図8】複数の温度ヒューズを加熱体長手方向に直列で
配置した場合の加熱体の部分的拡大縦断面図
配置した場合の加熱体の部分的拡大縦断面図
【図9】実施例2の加熱装置のヒータホルダの斜視図
【図10】実施例3の加熱装置の温度ヒューズ配設部分
の拡大横断面模型図
の拡大横断面模型図
【図11】加熱体の異常昇温時にスペーサ部材が軟化し
て温度ヒューズが加熱体背面に接触した状態時の図
て温度ヒューズが加熱体背面に接触した状態時の図
【図12】(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム
加熱方式加熱装置の各種構成形態例の略図
加熱方式加熱装置の各種構成形態例の略図
【図13】画像形成装置例の概略図
【図14】フィルム加熱方式の加熱装置の要部の概略模
型図
型図
【図15】(A)・(B)はそれぞれ感温ペレットタイ
プの温度ヒューズの平常時と作動時の内部状態を示した
縦断面図
プの温度ヒューズの平常時と作動時の内部状態を示した
縦断面図
【図16】(A)・(B)はそれぞれ合金タイプの温度
ヒューズの平常時と作動時の内部状態を示した縦断面図
ヒューズの平常時と作動時の内部状態を示した縦断面図
1 ステー 2 耐熱性フィルム(定着フィルム) 3 加熱体(セラミックヒータ) 6 加圧ローラ 10 安全対策用温度検知素子(温度ヒューズ) 11 加熱体支持部材(ヒータホルダ) 12 加圧バネ 13 スペーサ部材 N 圧接ニップ部(定着ニップ部) P 被加熱材(被記録材)
Claims (6)
- 【請求項1】 通電により発熱する加熱体に耐熱性フィ
ルムを接触摺動させ該フィルムの加熱体側とは反対側の
面に被加熱材を密着させて該フィルムと共に加熱体位置
を通過させて加熱体から該フィルムを介して被加熱材に
熱エネルギーを付与する加熱装置において、 加熱体の異常昇温時に加熱体の熱で作動して加熱体への
給電を緊急遮断する安全対策用温度検知素子を加熱体に
対してスペーサ部材を介して離間させて非接触配設し、 上記スペーサ部材の少なくとも一部を、軟化点が安全対
策用温度検知素子の作動温度より大であり、かつ加熱体
の異常昇温時に安全対策用温度検知素子の作動前に軟化
してスペーサ部材のスペーサ機能を消失させて安全対策
用温度検知素子の加熱体に対する接触を許容させる軟化
部材で構成したことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項2】 スペーサ部材を介して加熱体に離間させ
て非接触配設した安全対策用温度検知素子を加熱体方向
に常時押圧付勢する部材を具備させたことを特徴とする
請求項1に記載の加熱装置。 - 【請求項3】 安全対策用温度検知素子を加熱体の耐熱
性フィルム密着面側とは反対面側において被加熱材進行
方向に沿う温度分布の温度の最も高い部分位置にスペー
サ部材を介して離間させて非接触配設したことを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の加熱装置。 - 【請求項4】 加熱体の耐熱性フィルム密着面側とは反
対面側に近接する加熱体支持部材部分に空隙を設けたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
加熱装置。 - 【請求項5】 複数の安全対策用温度検知素子を加熱体
の長手方向に配列して備えたことを特徴とする請求項1
乃至請求項4の何れかに記載の加熱装置。 - 【請求項6】 安全対策用温度検知素子を加熱体の耐熱
性フィルム密着面側とは反対面側に形成された当接部に
近接して備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5
の何れかに記載の加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7131014A JPH08305191A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7131014A JPH08305191A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08305191A true JPH08305191A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15047977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7131014A Pending JPH08305191A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08305191A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787319A (en) * | 1996-04-11 | 1998-07-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Fixing unit for use in image forming apparatus |
| JP2002110313A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
| WO2007013659A1 (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-01 | Canon Kabushiki Kaisha | 像加熱装置 |
| JP2020024366A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-02-13 | 株式会社リコー | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2022189098A (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-22 | 株式会社リコー | 加熱装置、定着装置および画像形成装置 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP7131014A patent/JPH08305191A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787319A (en) * | 1996-04-11 | 1998-07-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Fixing unit for use in image forming apparatus |
| JP2002110313A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
| WO2007013659A1 (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-01 | Canon Kabushiki Kaisha | 像加熱装置 |
| US7269365B2 (en) | 2005-07-26 | 2007-09-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| JP2020024366A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-02-13 | 株式会社リコー | 定着装置、画像形成装置 |
| JP2022189098A (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-22 | 株式会社リコー | 加熱装置、定着装置および画像形成装置 |
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