JPH08305207A - 剥離剤の計量方法及び計量装置 - Google Patents

剥離剤の計量方法及び計量装置

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JPH08305207A
JPH08305207A JP8105974A JP10597496A JPH08305207A JP H08305207 A JPH08305207 A JP H08305207A JP 8105974 A JP8105974 A JP 8105974A JP 10597496 A JP10597496 A JP 10597496A JP H08305207 A JPH08305207 A JP H08305207A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置において、剥離剤を計量ロールに均
一に塗布する。 【解決手段】 本発明に係る、剥離剤(シリコーン油)
を計量ロールに塗布する剥離剤管理(RAM)装置90
は、計量ロール110上のシリコーン油の均一性を改善
するために、一対の計量ブレード114、116を使用
している。第1計量ブレード114に関連するブレード
の欠陥またはほこりの堆積またはその両方によって生じ
た過剰なシリコーン油の "しま" または局部領域は、第
2計量ブレード116によって計量されて、より均一な
厚さに平滑化される。この目的のため、第1計量ブレー
ド114はシリコーン油を第1の所定厚さに計量する作
用をし、第2計量ブレード116は、シリコーン油の "
しま" 等を第1所定厚さより大きい第2所定厚さに計量
する作用をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には電子写真式印
刷装置、より詳細には、特に、定着装置の剥離剤管理
(RAM)装置に重きを置いた、トナー像を定着する像
処理方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在広く使用されている像形成装置で
は、一般に、電荷保持表面を一様な電位に帯電させたあ
と、露光することにより電荷保持表面を選択的に放電さ
せて電荷保持表面上に静電潜像を形成する。潜像は電荷
保持表面の放電部分から成っていてもよいし、あるいは
帯電部分から成っていてもよい。光源はどんな周知の装
置でも、たとえば光レンズ式走査装置、またはレーザー
ビームから成るものでもよい。潜像を形成した後、電荷
保持表面上の静電潜像はトナーと呼ばれる粉末現像剤で
現像して可視化する。最も一般的な現像装置は荷電キャ
リヤ粒子と、キャリヤ粒子に摩擦帯電作用で付着したト
ナー粒子から成る現像剤を使用している。現像中、トナ
ー粒子は電荷保持表面の像領域の帯電パターンによって
キャリヤ粒子から引きつけられ、電荷保持表面上に粉末
像を形成する。このトナー像は、次に支持体の表面たと
えば普通紙へ転写したあと、加熱または加圧または両者
を組み合わせて普通紙へ永久的に定着することができ
る。
【0003】熱でトナーを支持体に永久的に定着する、
すなわち融着するには、トナーの成分が融合して粘着性
になる点までトナーの温度を高める必要がある。この作
用により、トナーはある程度支持体の繊維または小孔の
上に流れるか、あるいはシートの表面上を流れる。その
あと、トナーは冷却して凝固し、支持体にしっかり結合
する。
【0004】トナー像を支持体に加熱定着する1つの方
法は、表面に未定着のトナー像が載っている支持体を、
一対の対向ローラー(少なくとも一方のローラーが内部
から加熱されている)の間に通すことである。この形式
の定着装置では、動作中、静電作用で表面に付着したト
ナー像を有する支持体をローラー間のニップに通すこと
によって、トナー像を加熱した定着ローラーに接触さ
せ、ニップ内でトナー像を加熱する。このような定着装
置の典型は2ロール式定着装置である。定着ローラーは
シリコンゴムなどの接着剤または他の低表面エネルギー
エラストマー(たとえば、デュポン社から商標“ Teflo
n ”を付して販売されているテトラフルオロエチレン樹
脂)で被覆されている。剥離をさらに促進するために、
上記エラストマー被膜に剥離剤たとえばシリコーン油が
塗布される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】市販の像形成装置にお
いては、計量ロールとドナー(供与)ロールから成る剥
離剤管理(Release Agent Management; 以下RAMと略
す)装置が有効に使用されてきた。かかるRAM装置で
は、計量ブレードを使用してシリコーン油または他の適
当な剥離剤を計量ロールの上に所望の厚さに計量するの
が通例である。単色(すなわち、通常の像支持体に黒
色)を定着する場合、計量ロール上の油層の均一性は、
カラートナー像の場合に要求される油層の均一性、特に
カラー像を光学的に投影するのに使用される透明な支持
体に関連するものに比べて、それほど重要でない。シリ
コーン油は1個またはそれ以上の計量ブレードを使用し
て計量ロール上に計量される。
【0006】ほこりで汚染された、または欠陥のある計
量ブレードを使用すると、剥離油が計量ロール上に不均
一に計量されることがある。その不均一な油の塗布は、
カラー像の光沢特性を変化させたり、あるいは "しま"
(streak) の発生により、スライドで支持されたカラー
トナー像の投影に悪い影響を及ぼすことがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】カラートナー像を支持体
に定着する装置は、シリコーン油を計量ロールに塗布す
る剥離剤管理(RAM)装置を備えている。RAM装置
は、計量ロールへの油の計量を改善するために、一対の
計量ブレードを使用している。第1計量ブレードに関連
するブレードの欠陥またはほこりの堆積またはその両方
によって生じたシリコーン油の "しま" または局部的堆
積は、第2ブレードで許容できる厚さに計量されるの
で、最終コピーの品質に関する上記 "しま" の望ましく
ない結果は除去される。各ブレードは油の量を所定の厚
さに計量する(たとえば、第1ブレードは1コピー当た
り4〜5マイクロリットル程度に計量し、第2ブレード
は8〜10マイクロリットル程度に計量する)ように設
計されている。第1計量ブレードによって計量された後
の計量ロール上の油のどんな "しま" または局部的領域
も、第2ブレードによって有効に計量されるので、油の
"しま" は生じない。このように、本発明に従って、そ
れぞれの計量ブレードはシリコーン油を異なる厚さに計
量する作用をする。第2計量ブレードの目的は、油の "
しま" または計量ロールのある領域に堆積した油を平滑
にするほか、ボイド(void) を油で満たすことである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、好ましい実施例について本
発明を説明するが、発明をその実施例に限定するつもり
のないことは理解されるであろう。それどころか、本発
明は特許請求の範囲に含まれるすべての代替物、修正
物、および均等物を包含しているものとする。
【0009】本発明の特徴の全体的理解のために、図面
を参照して説明する。図2は本発明を組み入れた典型的
な電子写真式印刷装置の種々の構成要素を示す略図であ
る。本発明の装置は多種多様な印刷装置に等しくうまく
使用できるようになっており、その利用が必ずしもここ
に図示した特定の電子写真式印刷装置に限定されないこ
とは、以下の説明から明らかになるであろう。
【0010】図2に示すように、印刷装置の動作中、多
色原稿38がラスター入力スキャナ(RIS)10の上
に置かれる。RISは原稿照明ランプ、光学レンズ、機
械式走査駆動装置、および電荷結合素子(CCD)アレ
イを含んでいる。RIS10は原稿全体をキャプチャー
し、それを一連のラスター走査線へ変換し、かつ原稿内
の各点における一組の原色濃度(すなわち赤、緑、青の
濃度)を測定する。この情報は画像処理装置(IPS)
12へ送られる。画像処理装置12はラスター出力スキ
ャナ(ROS)16へ送るイメージデータの流れを準備
し、それを管理する制御電子装置を含んでいる。ユーザ
ーインタフェース(UI)14はIPS12に連絡され
ている。ユーザーインタフェース14を用いて、オペレ
ータは調節可能な種々の機能を制御することができる。
ユーザーインタフェース14からの出力信号はRIS1
2へ送られる。RIS12から所望のイメージに対応す
る信号がROS16へ送られ、そこで出力コピー像が生
成される。ROS16は一連の水平走査線で像を形成す
る。各走査線は1インチ当たり指定した数の画素を含ん
でいる。ROS16はレーザーと回転ポリゴンミラーか
ら成っている。ROS16は、マーキングエンジン18
から成るプリンタの帯電した光導電性ベルト20を露光
して一組の減法混色の潜像を生成する。各潜像はそれぞ
れシアン色、マゼンタ色、およびイエローの現像剤で現
像される。これらの現像された各像は、互いに上に重ね
合わせてコピー用紙へ転写され、コピー用紙の上に多色
像が形成される。次に、この多色像をコピー用紙へ定着
すると、カラーコピーができ上がる。代わりに、重ね合
わせた像を像の光学的投影に使用される形式の透明な支
持体に定着することもできる。
【0011】図2の説明を続けると、プリンタすなわち
マーキングエンジン18は電子写真式印刷装置である。
マーキングエンジン18の光導電性ベルト20は多色用
光導電性材料で作られていることが好ましい。光導電性
ベルト20は、矢印22の方向に動いて光導電性表面を
連続的に進め、その移動通路の周囲に配置された種々の
ゼログラフィー処理部を順次通過させる。光導電性ベル
ト20は、転写ローラ24、26、テンションローラ2
8、および駆動ローラ30のまわりに掛け渡されてい
る。駆動ローラ30は適当な手段たとえばベルト伝動装
置(図示せず)で結合されたモータ32によって回転さ
れる。ローラ30が回転すると、光導電性ベルト20は
矢印22の方向に動く。
【0012】最初に、光導電性ベルト20の一部分が帯
電部33を通過する。帯電部33では、コロナ発生装置
34が光導電性ベルト20を比較的高い、ほぼ一様な静
電位に帯電させる。
【0013】次に、光導電性表面の帯電部分は露光部3
5を通過する。露光部35はRIS10上に置かれた多
色原稿38から得られた情報に対応する変調された光ビ
ームを受け取る。RIS10は原稿38から全イメージ
をキャプチャーし、それを一連のラスター走査線へ変換
し、電気信号としてIPS12へ送る。RIS10から
の電気信号は原稿内の各点における赤、緑、および青の
濃度に対応している。IPS12は一組の赤、緑、およ
び青の濃度信号、すなわち原稿38の三原色濃度に対応
する一組の信号を一組の測色座標(colorimetric coord
inates) へ変換する。オペレータはユーザーインタフェ
ース14の適当なキーを操作してコピーのパラメータを
調整する。ユーザーインタフェース14はタッチ画面ま
たは装置にオペレータインタフェースを提供する他の適
当などんな制御パネルでもよい。ユーザーインタフェー
ス14の出力信号はIPS12へ送られる。IPS12
はそのあと所望のイメージに対応する信号をROS16
へ送る。ROS16はレーザーと回転ポリゴンミラーを
含んでいる。9面のポリゴンを使用することが好まし
い。ROS16はミラー37を介して1インチ当たり約
400画素の割合で光導電性ベルト20の帯電部分を照
明する。ROS16は光導電性ベルトを露光し、3つの
潜像を記録する。第1潜像はシアン色の現像剤で現像さ
れ、第2潜像はマゼンタ色の現像剤で現像され、第3潜
像はイエローの現像剤で現像される。ROS16によっ
て光導電性ベルト上に形成された潜像はIPS12から
送られてきた信号に対応している。
【0014】光導電性ベルト20に静電潜像が記録され
た後、光導電性ベルト20は上記の潜像を現像部39へ
進める。現像部39は、4個の現像装置40、42、4
4、46で構成されている。現像装置はこの分野では一
般に「磁気ブラシ現像装置」と呼ばれる形式のものであ
る。一般に、磁気ブラシ現像装置は、磁性キャリヤ粒子
とキャリヤ粒子に摩擦帯電作用で付着したトナー粒子と
から成る磁性現像剤を使用している。現像剤は連続的に
方向性のある磁界を通過して現像剤のブラシを形成す
る。ブラシに新しい現像剤を連続的に与えるために、現
像剤は絶えず移動している。この現像剤のブラシを光導
電性表面に接触させることによって、現像が行われる。
現像装置40、42、44はそれぞれ、光導電性表面に
記録された特定の色分解された静電潜像の補色に相当す
る特定の色のトナー粒子を付与される。それぞれのトナ
ー粒子の色は、電磁波スペクトルの事前に選定したスペ
クトル領域内の光を吸収するようになっている。たとえ
ば、原稿の緑の領域に対応する光導電性ベルト上の電荷
部分を放電させることによって形成された静電潜像は、
赤および青の部分を比較的高い電荷濃度の領域として光
導電性ベルト20上に記録するのに対し、緑の領域は現
像には不十分な電圧レベルまで減らされる。この帯電領
域は、現像装置40が光導電性ベルト20上の静電潜像
に緑色吸収トナー粒子を塗布することで可視化される。
同様に、青色分解版(blue separation)は現像装置42
によって青色吸収トナー粒子で現像され、赤色分解版
(red separation) は現像装置44によって赤色吸収ト
ナー粒子で現像される。黒色トナー粒子が入っている現
像装置46は白黒原稿から形成された静電潜像を現像す
るのに使用することができる。各現像装置は作用位置へ
出し入れされる。作用位置では、磁気ブラシが光導電性
ベルトに隣接しているのに対し、非作用位置では、磁気
ブラシは光導電性ベルトから間隔をおいて置かれる。図
2において、現像装置40は作用位置に、そして現像装
置42、44、46は非作用位置に示してある。各静電
潜像の現像中、現像装置は1個だけが作用位置にあり、
残りの現像装置は非作用位置にある。これにより、各静
電潜像は互いに混じり合わずに適切な色のトナー粒子で
確実に現像される。
【0015】現像後、トナー像は転写部65へ進められ
る。転写部65は転写区域64を含む。この転写区域6
4において、トナー像は支持材料のシートたとえば普通
紙へ転写される。転写部65では、シート搬送装置48
がシートを移動させて光導電性ベルト20に接触させ
る。シート搬送装置48は一対の円筒形ローラ50、5
2のまわりに掛け渡された一対の間隔をおいて配置され
たベルト54を有する。ベルト54の間に延びているシ
ートグリッパー(図示せず)はベルトと一緒に動く。シ
ート25は給紙トレーに置かれたシートスタック56か
ら送り出される。摩擦遅延式給送装置58はスタック5
6から一番上のシートを搬送装置60へ送り出す。搬送
装置60はシート25をシート搬送装置48へ進める。
シート25はシートグリッパーの動きに同期して搬送装
置60によって進められる。このようにして、シート2
5の前縁が事前に選定した位置すなわちローディング区
域に達し、開いたシートグリッパーによって受け取られ
る。そのあと、シートグリッパーが閉じてシート25を
固定し、再循環通路内を一緒に移動する。シート25の
前縁はシートグリッパーによって固定される。ベルト5
4が矢印62の方向に動くと、シート25も動いて、光
導電性ベルト上に現像されたトナー像に同期して光導電
性ベルトに接触する。転写区域64では、トナー像を光
導電性ベルト20からシート25へ引きつけるために、
コロナ発生装置66がシート25の裏面にイオンを付与
し、シート25を適切な静電位および極性に帯電させ
る。シート25は、再循環通路内を3回移動する間、シ
ートグリッパーに固定されたままである。このようにし
て、3つの異なる色のトナー像が、互いに上に重ね合わ
せてシートへ転写される。この分野の専門家は、下色除
去(under color black remove) 操作を使用する場合は
4回、2枚の原稿の情報を1枚のコピーシートにマージ
する場合には8回、シートが再循環通路内で動かされる
ことを理解されるであろう。光導電性表面に記録された
各静電潜像が適切な着色トナーで現像され、互いに上に
重ね合わせてシートへ転写されると、カラー原稿の多色
コピーができ上がる。
【0016】最後の転写操作の後、シートグリッパーが
開いてシートを解放する。次に、コンベヤ68がシート
を矢印70の方向に定着部71まで搬送する。ここで、
転写されたトナー像が永久的にシートへ定着される。
【0017】定着部71は加熱した定着ロール72と加
圧ロール74で構成されている。定着ロール72と加圧
ロール74の間に形成されたニップをシートが通過する
と、トナー像は定着ロール72に接触して溶融し、シー
トへ定着される。定着後、シートは一対のロール76に
よってキャッチトレー78へ送られ、あとでオペレータ
によってキャッチトレー78から取り出される。
【0018】光導電性ベルト20の移動方向22に沿っ
た最後の処理部は、清掃部79である。清掃部79に設
置された回転繊維ブラシ80は、光導電性ベルト20に
接触した状態に保たれていて、転写後に光導電性ベルト
上に残っている残留トナー粒子を除去する。残留トナー
の清掃後、次の連続サイクルの開始に先立って、ランプ
82が光導電性ベルト20を照明し、ベルト上に残って
いるすべての残留電荷を除去する。
【0019】図1に、定着ロール72と加圧ロール74
から成る加熱加圧式定着装置と、剥離剤管理(RAM)
装置90を示す。図示のように、加熱された定着ロール
72は、芯92と Viton (デュポン社の登録商標)の比
較的薄い層94で被覆された熱伝導性シリコーンゴムの
比較的厚い層93で構成されている。芯92は種々の金
属たとえば銅、鉄、アルミニウム、ニッケル、ステンレ
ス鋼、等で作ることができる。アルミニウムは芯92の
材料として好ましいが、これは重要ではない。芯92は
中空であり、中空芯92の内部に定着用の熱を供給する
加熱素子96が置かれている。この目的に適した加熱素
子はこの分野では知られており、石英の包囲体の中にタ
ングステン抵抗型加熱素子を配置した石英赤外線ヒータ
ーでもよい。必要な熱を供給する方法は本発明には重要
でなく、内部加熱手段、外部加熱手段、または両者の組
合せによって定着ロールを加熱することができる。トナ
ーを支持体シートへ融着する十分な熱を供給する加熱手
段は周知である。定着エラストマー層は周知の材料のど
れかで、たとえば Viton及び/またはシリコーンゴムで
作ることができる。定着ロール72はモータ97で矢印
99の方向に回転されるようになっている。
【0020】定着ロール72は加圧ロール74に圧接し
た状態で示してある。加圧ロール74は金属芯98と耐
熱材料の外層100で構成されている。この定着装置で
は、定着ロール72と加圧ロール74とが圧接し、十分
な圧力の下でニップ102を形成するように、定着ロー
ル72と加圧ロール74は、相互に近接するようにばね
付勢された軸受(図示せず)に装着されている。このニ
ップ102の中で、定着作用すなわち融着作用が行われ
る。外層100は周知の材料のどれかで、たとえば Tef
lon ( デュポン社の商標)で作ることができる。
【0021】表面にトナー像104を有する最終的像支
持体すなわちシート25が、ニップ102に通される
と、トナー像104が加熱した定着ロール72に接触す
る。そのときトナー像104を形成しているトナー物質
が定着ロール72の表面へオフセットしないように、溜
め部108に入っている剥離剤、たとえばシリコーン油
106が塗布される。
【0022】溜め部108とシリコーン油106はRA
M装置90の一部を構成する。RAM装置90は、さら
に、計量ロール110とドナー(供与)ロール112を
備えている。計量ロール110はシリコーン油106に
一部が漬かった状態で支持され、かつ溜め部108から
ドナーロール112の表面へシリコーン油を運ぶために
ドナーロール112に接している。計量ロール110
は、さらに、シリコーン油に漬かったパッド113に接
している。パッド113は、計量ロールの回転中、その
表面に形成される空気層を破壊する空気シールを提供す
る作用をする。もしパッド113が存在しなければ、空
気層は計量ロールの表面一杯に広がり、計量ロールの表
面は剥離剤に接触しなくなってしまう。
【0023】ドナーロール112は計量ロール110に
接した状態で回転自在に支持され、かつ定着ロール72
にも接している。ドナーロール112の回転は、定着ロ
ール72との摩擦接触を通じて与えられる。計量ロール
110の回転はドナーロール112との接触を通じて与
えられる。ドナーロール112は定着ロールに接してい
るとして図示してあるが、代わりに、加圧ロール74に
接していてもよいことは理解されるであろう。また、他
の複写機またはプリンタにおいて使用するとき、定着ロ
ールと加圧ロールの位置を逆にすることもできる。計量
ロール110に接した状態で支持された一対の計量ブレ
ード114、116は、計量ロール上のシリコーン油を
要求された厚さに計量する作用をする。
【0024】計量ブレード114、116は、余分の量
をかき落とすやり方で定着ロール表面上のシリコーン油
を計量する作用をする。ブレード部材は周知の製造方法
に従って Viton などの弾性材料から作られる。計量ブ
レード114、116は、シリコーン油を異なる厚さに
計量するため、計量ロールの表面に圧接して支持されて
いる。
【0025】第1計量ブレード114は計量ロール11
0上のシリコーン油の厚さを1コピー当たり約4〜5マ
イクロリットルに計量するようになっており、第2計量
ロール116はシリコーン油の厚さを1コピー当たり約
8〜10マイクロリットルの厚さに計量するようになっ
ている。第2計量ブレード116は、該ブレード116
の先端にシリコーン油が蓄積するのを防止するために、
シリコーン油の量を、第1計量ブレードと同じ量に計量
するか、または、第1計量ブレードより小さい量に計量
するようになっている。第1計量ブレード114へのほ
こりの堆積によるブレード動作の不完全さのために、計
量ロール上に1コピー当たり8〜10マイクロリットル
を越える油の "しま(streak)" または局部領域が存在す
る場合、第2計量ブレード116が、これらの "しま"
または局部領域を1コピー当たり10マイクロリットル
以下の厚さに確実に計量する。従って、定着されたコピ
ー上への、眼に見える "しま" を防止できる。
【0026】一例として、第1計量ブレード114によ
る計量の後、計量ロール110上に1コピー当たり約1
5マイクロリットルの厚さの油の "しま" または局部堆
積が存在すると仮定する。この状況において、第2計量
ブレード116は計量ロール上の油の "しま" または局
部堆積を1コピー当たり15マイクロリットルから約8
〜10マイクロリットルへ計量する作用をする。この第
2計量ブレードの機能は、周知のブレードへの荷重の技
術によって得ることができ、そのほかに、ブレードのデ
ュロメーター(硬度)や、計量ブレードの先端または半
径の設計や、これらの組合せによって得ることができ
る。従って、異なる厚さに計量するために、2つの計量
ブレード114、116は異なるデュロメーターをもつ
ようにしてもよいし、あるいはブレード先端を計量ロー
ルに接触させるため異なる荷重をもつようにもできる。
さらに、この目的のため、ブレードに異なる先端形状を
与えるようにしてもよい。
【0027】計量ロール上に油の "しま" が存在しない
場合は、計量ロール上のシリコーン油の厚さは1コピー
当たり4〜6マイクロリットルに等しいであろう。従っ
て、そのような状態では、第2計量ブレードは計量を行
わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の略図である。
【図2】本発明を組み入れた典型的な電子写真式印刷装
置の略図である。
【符号の説明】
10 ラスター入力スキャナ(RIS) 12 画像処理装置(IPS) 14 ユーザーインタフェース(UI) 16 ラスター出力スキャナ(ROS) 18 マーキングエンジン 20 光導電性ベルト 24、26 転写ローラ 25 コピーシート 33 帯電部 34 コロナ発生装置 35 露光部 39 現像部 40、42、44、46 現像装置 48 シート搬送装置 56 シートスタック 60 搬送装置 64 転写区域 65 転写部 71 定着部 72 定着ロール 74 加圧ロール 76 一対のロール 78 キャッチトレー 79 清掃部 90 剥離剤管理(RAM)装置 92 芯 93 比較的厚い熱伝導性シリコーンゴム層 94 比較的薄い Viton 層 96 加熱素子 97 モータ 98 金属芯 100 耐熱材料の外層 102 ニップ 104 トナー像 106 シリコーン油 108 溜め部 110 計量ロール 112 ドナーロール 113 パッド 114 第1計量ブレード 116 第2計量ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニー エス コンデロ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター ニューベリー レーン 757 (72)発明者 ロバート エム ジェイコブス アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14519 オンタリオ レイク ロード 685 (72)発明者 アルヴィン ディー クローム ジュニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター ブルックトゥリー レー ン 1126 (72)発明者 ラビン モーザー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14564 ヴィクター ヒデン ブルック トレイ ル 269

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量部材上に剥離剤を計量する方法であ
    って、 計量部材の一部を溜め部に入っている供給用剥離剤に浸
    し、 剥離剤が前記計量部材の表面に接触して該表面によって
    運ばれるように、前記剥離剤中に置かれた前記計量部材
    の表面の空気層を破壊し、 前記溜め部からある分量の剥離剤を取り出すように前記
    計量部材を動かし、 前記計量部材の剥離剤を第1の所定厚さに計量するよう
    に、該計量部材を第1のブレード部材に接触させ、 剥離剤の "しま" を第2の所定厚さに計量するように、
    前記計量部材を第2の計量ブレードに接触させ、前記第
    2の所定厚さを、前記第1の所定厚さより大きいが、前
    記 "しま" の厚さより小さくすることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 計量部材上に剥離剤を計量する装置であ
    って、 溜め部に入っている供給用剥離剤に浸された計量部材
    と、 剥離剤が前記計量部材の表面に接触して該表面によって
    運ばれるように、前記剥離剤中に置かれた計量部材の表
    面上の空気層を破壊する手段と、 前記溜め部からある分量の剥離剤を取り出すように前記
    計量部材を動かす手段と、 前記計量部材に接触して該計量部材上の剥離剤を第1の
    所定厚さに計量する第1ブレード部材と、 前記計量部材に接触して剥離剤の "しま" を第2の所定
    厚さに計量する第2計量ブレードとから成り、前記第2
    の所定厚さは、前記第1の所定厚さより大きく且つ前記
    "しま" の厚さより小さいことを特徴とする装置。
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