JPH08306549A - 電気機器の冷却構造 - Google Patents

電気機器の冷却構造

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JPH08306549A
JPH08306549A JP10612095A JP10612095A JPH08306549A JP H08306549 A JPH08306549 A JP H08306549A JP 10612095 A JP10612095 A JP 10612095A JP 10612095 A JP10612095 A JP 10612095A JP H08306549 A JPH08306549 A JP H08306549A
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JP
Japan
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cooling medium
sprayer
nozzle hole
tip
liquid
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Pending
Application number
JP10612095A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Ishizu
一正 石津
Toshio Yokonishi
富志雄 横西
Kenji Sato
賢司 佐藤
Yoshitake Nakagami
芳武 仲神
Koji Iwamura
光二 岩村
Yasuhiro Kuzumi
康弘 来住
Toyofumi Kanamaru
豊文 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Spraying Systems Japan Co
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Spraying Systems Japan Co
Central Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異物が例え詰まっても自動的にその異物を吐き
出せるようなセルフクリーニング機能を噴霧器に持せ
る。 【構成】電気機器本体に冷却媒体を吹き付ける噴霧器1
が、互いに突き合わされてなる可動チップ21および固
定チップ20を備え、これらのチップの突き合わせ面に
ノズル穴8が形成されるとともに、可動チップ21が冷
却媒体の流れの反対方向27に付勢するばね19を介し
て移動可能に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静止誘導機器や半導
体変換装置などの電気機器を冷却媒体の蒸発潜熱によっ
て冷却する冷却構造、とくに、液体の冷却媒体を霧にす
る噴霧器の目詰まり防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、電気機器の冷却構造を説明す
る原理図である。発熱体である電気機器本体11が密封
されたタンク12内に収納され、タンク12内にはSF
6 ガスなどの絶縁ガスが封入されている。タンク12の
側面にはタンク12内部空間と連通する凝縮器13が配
されるとともに、タンク12の底面には液化した冷却媒
体14を溜める液溜め16が配されている。タンク12
の内部には噴霧器100が配され、この噴霧器100に
は送液管18が接続されている。送液管18には送液ポ
ンプ17と冷却媒体14を濾過するフィルタ15とが介
装され、冷却媒体14を流れ14Aの矢印方向に案内し
ている。
【0003】図12において、噴霧器100が冷却媒体
14を霧化させタンク12内に噴霧する。冷却媒体14
は、細かい粒子径を有する霧14Bとなって絶縁ガスと
ともにタンク12の内部空間に充満する。霧状の冷却媒
体14が電気機器本体11に触れ、蒸発潜熱を奪うこと
によって電気機器本体11を冷却する。蒸発した冷却媒
体14は、流れ14Cとなって凝縮器13に入る。凝縮
器13によって冷却され液化した冷却媒体14は、重力
によって流れ14Dとなり液溜め16に入る。
【0004】電気機器の不燃化のために、冷却媒体14
としては、例えば、不燃性であるフロロカーボンが用い
られる。フロロカーボンは、現在かなり高価なので、タ
ンク12に冷却媒体14を充満させ電気機器本体11の
全体を液体で浸すと非常にコストの高い装置になってし
まう。そこで、図12のように冷却媒体 14を霧状に
して電気機器本体11に噴霧し、循環させることによ
り、必要な冷却媒体14の量を少なくすることが出来
る。霧14Bとしては、その粒子径を数百μm以下にす
ることによって、液滴状でタンク12の内部空間に長時
間浮遊させることができる。そのため、タンク12内の
隅々まで霧14Bを充満させることができる、電気機器
本体11から蒸発潜熱を奪う。
【0005】図13は、図12の電気機器の冷却構造に
おける従来の噴霧器100の詳細構成を示す断面図であ
る。キャップ2の内部にリング状のパッキング7を介し
て円板状のチップ5が配されている。このチップ5には
中心にノズル穴8が貫通している。チップ5は、コア4
を介してコアボデー3によって押さえ付けられている。
コアボデー3は、ねじ部9を介してキャップ2に嵌まる
ように形成されている。コアボデー3は回転することに
よって、リング状のパッキング7を押し付けるとともに
コア4とチップ5を押し付けるようになっている。
【0006】図13において、パッキング6と7とによ
って噴霧器100の内部10の液密を保っている。図1
3では図示されていないが、コアボデー3の右端は、さ
らに送液管18(図12)に接続されている。液状の冷
却媒体が、図13の右側から流れ14Aとなって内部1
0に送られて来る。それによって、内部10の圧力が上
昇するとともにノズル穴8から冷却媒体の霧14Bが左
側へ噴き出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の噴霧器は、ノズル穴が目詰まりするとい
う可能性があった。すなわち、ノズル穴の直径は、通常
1mm以下なので、冷却媒体とともに、万一、異物が流
れ込んで来ると、目詰まりを起こすことが考えられる。
タンク内部は、常時は目視できないので、従来は万一の
ために複数の噴霧器が配されていた。また、送液管内の
圧力や冷却媒体の流量を常時監視することによってノズ
ル穴に目詰まりが起きないか否かをチェックしていた。
【0008】上記によって、とりあえずは電気機器の運
転は続けることができるが、いずれはその運転を止め、
タンクを明けて噴霧器の目詰まりを修復させる必要があ
った。そのために、電気機器の使用停止が余儀なくさ
れ、負荷側を停電させなければならないというような状
態が起きる可能性もあった。図12の構成では、フィル
タ15で噴霧器側へ行く異物をブロックしているが、こ
のフィルタ15もいずれは目詰まりを起こす可能性があ
り、フィルタ15の交換時に電気機器の使用停止が余儀
なくされる。
【0009】この発明の目的は、異物が例え詰まっても
自動的にその異物を吐き出せるようなセルフクリーニン
グ機能を噴霧器に持せることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、絶縁ガスとともに電気機器本体
を収納したタンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズ
ル穴に通して霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によ
って気化した冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの
底部に配され液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この
液溜めに溜まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポン
プとにより構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気
機器本体を冷却するものにおいて、噴霧器が互いに突き
合わされてなる可動チップおよび固定チップを備え、こ
れらのチップの突き合わせ面にノズル穴が形成されると
ともに、可動チップが冷却媒体の流れの反対方向に付勢
するばねを介して移動可能に支持されてなるものとする
とよい。
【0011】または、絶縁ガスとともに電気機器本体を
収納したタンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル
穴に通して霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によっ
て気化した冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底
部に配され液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液
溜めに溜まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプ
とにより構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機
器本体を冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴に入
る可動針を備え、この可動針が冷却媒体流れの反対方向
に付勢するばねを介して移動可能に支持されてなるもの
とするとしてもよい。
【0012】または、絶縁ガスとともに電気機器本体を
収納したタンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル
穴に通して霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によっ
て気化した冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底
部に配され液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液
溜めに溜まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプ
とにより構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機
器本体を冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴の貫
通するチップを備え、このチップにノズル穴の周縁部か
ら放射状に伸びる複数本の切れ込みが設けられるととも
に、チップが弾性体により形成されてなるものとすると
してもよい。
【0013】または、絶縁ガスとともに電気機器本体を
収納したタンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル
穴に通して霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によっ
て気化した冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底
部に配され液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液
溜めに溜まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプ
とにより構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機
器本体を冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴の貫
通するチップを備え、このチップにノズル穴の周縁部か
ら放射状に伸びる複数本の切れ込みが設けられるととも
に、チップが形状記憶合金により形成されてなるものと
するとしてもよい。
【0014】または、絶縁ガスとともに電気機器本体を
収納したタンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル
穴に通して霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によっ
て気化した冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底
部に配され液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液
溜めに溜まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプ
とにより構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機
器本体を冷却するものにおいて、噴霧器が送液ポンプか
らの冷却媒体を内部の開口穴に通して送り出す異物除去
部と、この異物除去部から送り出された冷却媒体をノズ
ル穴に通して霧にする噴霧部とにより構成され、異物除
去部が互いに突き合わされてなる可動チップおよび固定
チップを備え、これらのチップの突き合わせ面に前記開
口穴が形成されるとともに、可動チップが冷却媒体の流
れの反対方向に付勢するばねを介して移動可能に支持さ
れ、異物除去部は、内部から外部へ連通する吐出穴と、
内部から噴霧器へ連通する連通穴とを備え、可動チップ
が冷却媒体の流れの方向に移動したときは吐出穴が塞が
れるとともに連通穴が連通し、可動チップが冷却媒体の
流れの反対方向に移動したときは吐出穴が連通するとと
もに連通穴が塞がれてなるものとするとしてもよい。
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、噴霧器が互いに突き
合わされてなる可動チップおよび固定チップを備え、こ
れらのチップの突き合わせ面にノズル穴が形成されてい
る。可動チップが冷却媒体の流れの反対方向に付勢する
ばねを介して移動可能に支持されている。冷却媒体に流
れがないときは、ばねの付勢力によって可動チップが引
かれ可動チップと固定チップとの突き合わせ面が互いに
離れる。一方、冷却媒体に所定の流量の流れがあるとき
は、可動チップが冷却媒体によってその流れの方向に力
を受ける。したがって、可動チップがばねの付勢力に反
抗して冷却媒体の流れの方向に移動し、可動チップと固
定チップとが突き合わされた状態になる。ノズル穴に目
詰まりがなく、噴霧器に冷却媒体が所定の流量以上流れ
ていれば、可動チップと固定チップとの突き合わせ境界
面でノズル穴が正規の形状を保っている。そのノズル穴
が目詰まりすると、噴霧器に流れ込む冷却媒体の流れが
止まるので、可動チップがばねの付勢力によって移動す
る。そのために、ノズル穴が大きく開き、正規の形状か
らくずれる。それによって、目詰まりの原因である異物
が剥がされ、冷却媒体の流れが再び確保されるので、目
詰まりしていた異物がノズル穴の周縁部から吐き出され
る。その後、冷却媒体が所定の流量になったときは、ノ
ズル穴は正規な形状に戻る。すなわち、自動的に異物が
除去されるというセルフクリーニング機能が噴霧器に備
えられている。
【0016】また、噴霧器がノズル穴に入る可動針を備
え、この可動針が冷却媒体流れの反対方向に付勢するば
ねを介して移動可能に支持されている。冷却媒体に流れ
がないときは、ばねの付勢力によって可動針が引かれる
ので、可動針がノズル穴から離れる。一方、冷却媒体に
所定の流量の流れがあるときは、可動針が冷却媒体によ
ってその流れの方向に力を受ける。したがって、可動針
がばねの付勢力に反抗して冷却媒体の流れの方向に移動
して、可動針がノズル穴に入る。ノズル穴に目詰まりが
なく、噴霧器に冷却媒体が所定の流量以上流れていれ
ば、可動針がノズル穴に入り、正規の形状のノズル穴が
確保されている。そのノズル穴が目詰まりすると、噴霧
器に流れ込む冷却媒体の流れが止まるので、可動針がば
ねの付勢力によって移動する。そのために、ノズル穴か
ら可動針が抜けノズル穴が正規の形状からくずれる。そ
れによって、目詰まりの原因である異物が剥がされ、冷
却媒体の流れが再び確保されるので、目詰まりしていた
異物がノズル穴の周縁部から吐き出される。その後、冷
却媒体が所定の流量になったときは、ノズル穴は正規な
形状に戻る。すなわち、自動的に異物が除去されるとい
うセルフクリーニング機能が噴霧器に備えられている。
【0017】また、噴霧器がノズル穴の貫通するチップ
を備える。このチップにノズル穴の周縁部から放射状に
伸びる複数本の切れ込みが設けられるとともに、チップ
が弾性体により形成される。ノズル穴が目詰まりする
と、噴霧器に流れ込む冷却媒体の流れが止まるので、噴
霧器内の圧力が高くなる。そのためにノズル穴の周縁部
が切れ込みのところでまくれ上がり、ノズル穴が正規の
形状からくずれる。それによって、目詰まりの原因であ
る異物が剥がされ、冷却媒体の流れが再び確保されるの
で、目詰まりしていた異物がノズル穴の周縁部から吐き
出される。その後、冷却媒体が所定の流量になったとき
は、ノズル穴は正規な形状に戻る。すなわち、自動的に
異物が除去されるというセルフクリーニング機能が噴霧
器に備えられている。
【0018】また、かかる構成において、チップの材料
を弾性体の代わりに形状記憶合金にする。運転時におい
て冷却媒体の流れがないときは、チップ自体の放熱もな
くなるので、チップの温度が上昇する。そこで、温度上
昇分によって、ノズル穴の周縁部が切れ込みのところで
まくれ上がるようにチップに記憶させておく。一方、冷
却媒体が所定の流量の流れがあるときは、チップ自体も
放熱され、チップの温度が下がる。冷却媒体が正常に流
れているときの温度でノズル穴が正規の形状になるよう
にチップに記憶させておく。ノズル穴が目詰まりする
と、噴霧器に流れ込む冷却媒体の流れが止まるので、ノ
ズル穴の周縁部が切れ込みのところでまくれ上がり、ノ
ズル穴が正規の形状からくずれる。それによって、目詰
まりの原因である異物が剥がされ、冷却媒体の流れが再
び確保されるので、目詰まりしていた異物がノズル穴の
周縁部から吐き出される。その後、冷却媒体が所定の流
量になったときは、ノズル穴は正規な形状に戻る。すな
わち、自動的に異物が除去されるというセルフクリーニ
ング機能が噴霧器に備えられている。
【0019】また、噴霧器が送液ポンプからの冷却媒体
を内部の開口穴に通して送り出す異物除去部と、この異
物除去部から送り出された冷却媒体をノズル穴に通して
霧にする噴霧部とにより構成される。異物除去部が互い
に突き合わされてなる可動チップおよび固定チップを備
え、これらのチップの突き合わせ面に前記開口穴が形成
されるとともに、可動チップが冷却媒体の流れの反対方
向に付勢するばねを介して移動可能に支持されている。
異物除去部は内部から外部へ連通する吐出穴と、内部か
ら噴霧器へ連通する連通穴とを備え、可動チップが冷却
媒体の流れの方向に移動したときは吐出穴が塞がれると
ともに連通穴が連通し、可動チップが冷却媒体の流れの
反対方向に移動したときは吐出穴が連通するとともに連
通穴が塞がれている。異物除去部の開口穴に目詰まりが
なく、内部の冷却媒体に所定の流量の流れがあるとき
は、可動チップが冷却媒体によってその流れの方向に力
を受けるので、可動チップがばねの付勢力に反抗して冷
却媒体の流れの方向に移動し、可動チップと固定チップ
とが突き合わされた状態になる。その際、吐出穴が塞が
れるとともに連通穴は連通しているので、冷却媒体は噴
霧部へ送られノズル穴を介して霧化される。一方、異物
除去部の開口穴が目詰まりすると、異物除去部に流れ込
む冷却媒体の流れが止まるので、可動チップがばねの付
勢力によって移動する。そのために、開口穴が大きく開
き、正規の形状からくずれる。それによって、吐出穴が
連通するとともに連通穴が塞がれるので、冷却媒体の流
れが一時、噴霧部側へ行かず、吐出穴を介してタンク側
へ流れる。そのために、目詰まりしていた異物が吐出穴
を通ってタンク側へ吐き出される。異物がなくなると、
冷却媒体が所定の流量になるので、可動チップがまた冷
却媒体の流れの方向に移動するので吐出穴が塞がれると
ともに連通穴が連通し、開口穴は元の正規の形状に戻
る。すなわち、異物除去部によって自動的に異物が除去
されるというセルフクリーニング機能が噴霧器に備えら
れている。
【0020】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は、この発明の実施例にかかる電気機器の冷却
構造における噴霧器の詳細構成を示す断面図である。噴
霧器1がキャップ2内部にリング状のパッキング7を介
して配された可動チップ21と固定チップ20とを備え
ている。可動チップ21は、矢印27の方向に付勢され
た圧縮性のばね19を介して、左右方向に移動可能にキ
ャップ2内で支持されている。一方、固定チップ20は
をコアボデー3によって左方に押し付けられている。
【0021】図2(A)は、図1のA−A断面図、図2
(B)は、図1のB−B断面図である。図2(A)にお
いて、可動チップ21と固定チップ20とはハの字の境
界面31を介して分割され、ノズル穴8がその中心に確
保されている。図2(B)において、ばね19が可動チ
ップ21の下部に配され、可動チップ21を付勢してい
る。
【0022】図1のその他の構成は、図13で説明され
た従来の構成と同じである。同じ部分は、同一参照符号
を付けることにより詳細な説明を繰り返すことは省略す
る。図1は、ノズル穴8が目詰まりしておらず、冷却媒
体の流れ14Aが所定の流量のときの状態である。流れ
14Aのために、可動チップ21が左方へ力を受けてい
る。そのために、ばね19の付勢力に反抗して可動チッ
プ21がキャップ2の内部の壁面に当たり、ノズル穴8
が図2(A)のような正規の丸い形状を保っている。
【0023】図3は、図1の噴霧器1において冷却媒体
の流れが止まったときの状態を示す断面図である。可動
チップ21を押さえるものがないので、ばね19の付勢
力によって、矢印27の方向へ可動チップ21が移動
し、ノズル穴8の形状がくずれている。ノズル穴8に異
物が詰まり、冷却媒体の流れが止まったのであれば、一
時的に、図3の状態になる。それによって、冷却媒体の
流れ14Aがまた確保されるので異物が左方へ吐き出さ
れ、また、図1のような正規の状態に戻る。
【0024】すなわち、図1の構成は、ノズル穴8が目
詰まりしても自動的に異物が除去されるというセルフク
リーニング機能を持っている。そのために、冷却媒体の
流量や圧力の監視も不要であり、タンクを空けて噴霧器
1を修復させる必要もない。なお、図1におけるばね1
9は圧縮性であるが、これを引張りばねとし、キャップ
2の右側から可動チップ21を右方へ引っ張る付勢力を
与えてもよい。また、図2における境界面31は必ずし
もハの字状とせずに直線状であってもよい。さらに、境
界面は十字状にするなどして複数の可動チップを設けて
もよい。
【0025】図4は、この発明の異なる実施例にかかる
電気機器の冷却構造における噴霧器の詳細構成を示す断
面図である。噴霧器1がキャップ2内に円板状でかつ、
中心にノズル穴8の空いたチップ23を備えている。キ
ャップ2のねじ部24に嵌まるコア22が、さらにねじ
部9に嵌まるコアボデー3を支持している。コア22
は、チップ23を押し付けるとともに可動針26のガイ
ド22Aを備えている。可動針26の左端部はノズル穴
8の内部にわずかの隙間を介して入り込んでいる。さら
に、可動針26は、右方向に伸びて円柱状に形成され、
突出部26A、26B、26Cを備えている。ガイド2
2Aと突出部26Cとの間には矢印27方向に付勢する
圧縮性のばね25が介装されている。なお、突出部26
A、26B、26Cおよびガイド22Aは、いずれも外
形はリング状であるが、冷却媒体の左方への流れに支障
をきたさないように内部には隙間が充分に空けられてい
る。突出部26A、26Bは、ガイド22Aに当たるス
トッパーの役目、突出部26Cは、ばね25を押さえる
役目をそれぞれ担っている。また、ガイド22Aは、可
動針26を左右方向に移動可能に支持している。その他
の構成は、図1と同じである。
【0026】図5は、図4の噴霧器1において冷却媒体
の流れが止まったときの状態を示す断面図である。可動
針26を押さえるものがないので、ばね25の付勢力に
よって、矢印27の方向へ可動針26が移動し、ノズル
穴8の形状がくずれ広く開くようになる。ノズル穴8に
異物が詰まり、冷却媒体の流れが止まったのであれば、
一時的に図5の状態になる。それによって、冷却媒体の
流れ14Aがまた確保されるので、異物が左方へ吐き出
され、また、図4のような正規の状態に戻る。
【0027】すなわち、図4の構成は、ノズル穴8が目
詰まりしても自動的に異物が除去されるというセルフク
リーニング機能を持っている。そのために、冷却媒体の
流量や圧力の監視も不要であり、タンクを明けて噴霧器
1を修復させる必要もない。なお、図4におけるばね2
5は、圧縮性であるが、これを引張りばねとし、コア2
2の右側から可動針26を右方へ引っ張る付勢力を与え
てもよい。
【0028】図6は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる電気機器の冷却構造における噴霧器の詳細構成を
示す断面図である。噴霧器1がキャップ2内に円板状で
かつ、中心にノズル穴8の空いたチップ28を備えてい
る。キャップ2のねじ部9に嵌まるコアボデー3がチッ
プ28を押し付けている。なお、チップ28は、後述さ
れるように弾性体の場合と形状記憶合金の場合とがあ
る。
【0029】図7は、図6のチップ28だけを取り出し
て示した側面図である。図6の左端から右方を見た図で
ある。チップ28のノズル穴8の周縁部から四本の切れ
込み29が放射状に設けられている。図6に戻り、図6
のその他の構成は従来の装置である図13と同じであ
る。図6の状態は、ノズル穴8が目詰まりしておらず、
冷却媒体の流れが所定の流量のときのものである。
【0030】図8は、図6の噴霧器1において冷却媒体
の流れが止まったときのチップ28の状態を示す断面図
である。チップ28がノズル穴8の周囲で切れ込みのと
ころでまくれ上がり、ノズル穴8の形状がくずれている
図8において、チップ28が弾性体の場合、ノズル穴8
が異物で目詰まりし、冷却媒体の流れが止まると、内部
10(図6)の圧力が上昇する。チップ28には切れ込
み29(図7)が入れられてあるので、右方からの圧力
によってチップ28が変形し、図8のようになる。すな
わち、ノズル穴8の周縁部がまくれ上がり、穴径が等価
的に大きくなる。それによって、冷却媒体の流れ14A
が確保されるので、異物も左方へ吐き出され圧力が下が
り、また図6のような正規の状態に7に戻る。
【0031】すなわち、図6の構成は、ノズル穴8が目
詰まりしても自動的に異物が除去されるというセルフク
リーニング機能を持っている。そのために、冷却媒体の
流量や圧力の監視も不要であり、タンクを明けて噴霧器
1を修復させる必要もない。また、図8において、チッ
プ28を形状記憶合金としてもよい。ノズル穴8が異物
で目詰まりし、冷却媒体の流れが止まると、チップ28
も放熱されなくなる。チップ28は、その温度上昇分に
よって、ノズル穴8の周縁部が図8のようにまくれ上が
りる形状になるようにチップ28に記憶させておく。す
なわち、ノズル穴8の周縁部がまくれ上がり、穴径が等
価的に大きくなる。それによって、冷却媒体の流れ14
Aが確保されるので、異物も左方へ吐き出される。冷却
媒体が所定の流量流れるようになると、チップ28自体
の放熱され、チップ28の温度が下がる。一方、冷却媒
体が流れるときの温度でノズル穴8が正規の形状になる
ようにチップ28に記憶させておく。それによって、冷
却媒体の流れが確保されるとともに、ノズル穴8も図6
のような正規な状態に戻る。
【0032】すなわち、図6の構成は、チップ28を形
状記憶合金としてもノズル穴8の目詰まりが自動的に解
消されるというセルフクリーニング機能を持っている。
そのために、冷却媒体の流量や圧力の監視も不要であ
り、タンクを明けて噴霧器1を修復させる必要もないな
お、図7における切れ込み29の本数は四本であるが、
チップ28がまくれ上がるために切れ込みは、三本以上
あればよい。
【0033】図9は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる電気機器の冷却構造を示す要部断面図である。タ
ンク12の内部側12Aに噴霧器32が配され、取り付
けフランジ39を介してタンク12に固定されている。
噴霧器32は、噴霧部34と異物除去部33とからな
り、異物除去部33が送液管18に連通している。噴霧
部34は、導液管35に複数のノズル穴80が取り付け
られている。異物除去部33から送られて来た冷却媒体
が導液穴36を介してノズル穴80に供給され、霧14
Bが噴射される。
【0034】図10は、図9の異物除去部33の詳細構
成を示す断面図である。異物除去部33の右端は、取り
付けフランジ39に接続され、異物除去部33の左端
は、導液管35に接続されている。キャップ2の左端に
すりばち状の流通穴40が設けられるとともに下部に吐
出穴37が空けられている。また、可動チップ21の左
端には、支え棒42を介して栓41が固定されている。
この栓41は、流通穴40に嵌合する形状を有してい
る。その他は、図1の噴霧器1の構成と全く同じであ
り、また、ノズル穴8の名称は開口穴38に変えただけ
である。したがって、可動チップ21や固定チップ2
0、ばね19などの作用も図1と同じである。
【0035】すなわち、図10において、異物除去部3
3の開口穴38に目詰まりがなく、内部の冷却媒体に所
定の流量の流れがあるときは、可動チップ21が冷却媒
体によってその流れの方向(14A方向)に力を受ける
ので、可動チップ21がばね19の付勢力に反抗して左
の方向に移動し、可動チップ21と固定チップ20とが
突き合わされた状態になる。その際、吐出穴37が塞が
れるとともに連通穴40は噴霧部側と連通しているの
で、冷却媒体は噴霧部へ送られ霧化される。
【0036】図11は、図1の噴霧器1において冷却媒
体の流れが止まったときの状態を示す断面図である。異
物除去部33の開口穴38が目詰まりすると、可動チッ
プ21を押さえるものがなくなる。そのために、ばね1
9の付勢力によって矢印27の方向へ可動チップ21が
移動し、開口穴38の形状がくずれる。開口穴38に異
物が詰まり、冷却媒体の流れが止まったのであれば、一
時的に、図11の状態になる。開口穴38の変形によっ
て異物が剥がれ、冷却媒体の流れとともに異物が矢印3
7Aの方向に落ち、吐出穴37を通過してタンクの内部
側12A(図9)へ吐き出される。その後、異物除去部
33は、また、図10のような正規の状態に戻る。すな
わち、噴霧部34の目詰まりの原因となる異物が全て自
動的にこの異物除去部から吐き出される。そのために、
噴霧部34はどんな形でもよく、従来の構成の噴霧器1
00(図13)でもよい。噴霧部34は複数のノズル穴
80を備えていても、いずれのノズル穴80も目詰まり
することはない。したがって、各ノズル穴80にセルフ
クリーニング機能を設ける必要はない。
【0037】
【発明の効果】この発明は前述のように、噴霧器が互い
に突き合わされてなる可動チップおよび固定チップを備
え、これらのチップの突き合わせ面にノズル穴が形成さ
れている。可動チップが冷却媒体の流れの反対方向に付
勢するばねを介して移動可能に支持されている。そのた
めに、ノズル穴が目詰まりすると、ノズル穴が自動的に
開く。したがって、目詰まりの原因となっていた異物が
吐き出され、また、元の正常状態の戻る。すなわち、噴
霧器がセルフクリーニング機能を備えたので、次の効果
が得られる。
【0038】目詰まりによる噴霧停止がなくなり、噴
霧されないことによる電気機器の局部加熱が防止され
る。 目詰まりがなくなるので、予備の噴霧器や二重に噴霧
器を配備する必要がなくなり、コストの低減が計れる。
また、送液管にフィルタを介装する必要もなくなった。
【0039】目詰まりが自動的に防止されるので、目
詰まりによる機器の運転停止や補修が不要でメンテナン
スフリーである。 上記ないしから、電気機器の信頼性が向上する。 また、噴霧器がノズル穴の入る可動針を備え、この可動
針が冷却媒体流れの反対方向に付勢するばねを介して移
動可能に支持される。そのために、ノズル穴が目詰まり
すると、ノズル穴が自動的に開く。したがって、目詰ま
りの原因となっていた異物が吐き出され、また、元の正
常状態の戻る。すなわち、噴霧器がセルフクリーニング
機能を備えたので、上記ないしと同じ効果が得られ
る。
【0040】また、噴霧器がノズル穴の貫通するチップ
を備える。このチップにノズル穴の周縁部から放射状に
伸びる複数本の切れ込みが設けられるとともに、チップ
が弾性体により形成される。そのために、ノズル穴が目
詰まりすると、ノズル穴が自動的に開く。したがって、
目詰まりの原因となっていた異物が吐き出され、また、
元の正常状態の戻る。すなわち、噴霧器がセルフクリー
ニング機能を備えたので、この場合も上記ないしと
同じ効果が得られる。
【0041】また、かかる構成において、チップ材料を
弾性体の代わりに形状記憶合金にする。そのために、ノ
ズル穴が目詰まりすると、ノズル穴が自動的に開く。し
たがって、目詰まりの原因となっていた異物が吐き出さ
れ、また、元の正常状態の戻る。すなわち、噴霧器がセ
ルフクリーニング機能を備えたので、この場合も上記
ないしと同じ効果が得られる。
【0042】また、噴霧器が送液ポンプからの冷却媒体
を内部の開口穴に通して送り出す異物除去部と、この異
物除去部から送り出された冷却媒体をノズル穴に通して
霧にする噴霧部とにより構成される。それによって、噴
霧器の目詰まりの原因となっていた異物が自動的にこの
異物除去部から吐き出される。そのために、噴霧部はど
んな形でもよく、従来の構成の噴霧器でもよい。さら
に、噴霧部は複数のノズル穴を備えていても、いずれの
ノズル穴も目詰まりすることはない。したがって、各ノ
ズル穴にセルフクリーニング機能を設ける必要はない。
そのために、噴霧器が複数のノズル穴を備えている場合
に特に有利であり、大幅なコストの低減が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる電気機器の冷却構造
における噴霧器の詳細構成を示す断面図
【図2】(A)は図1のA−A断面図、(B)は図1の
B−B断面図
【図3】図1の噴霧器において冷却媒体の流れが止まっ
たときの状態を示す断面図
【図4】この発明の異なる実施例にかかる電気機器の冷
却構造における噴霧器の詳細構成を示す断面図
【図5】図4の噴霧器において冷却媒体の流れが止まっ
たときの状態を示す断面図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかる電気機
器の冷却構造における噴霧器の詳細構成を示す断面図
【図7】図6のチップだけを取り出して示した側面図
【図8】図6の噴霧器において冷却媒体の流れが止まっ
たときのチップの状態を示す断面図
【図9】この発明のさらに異なる実施例にかかる電気機
器の冷却構造における噴霧器の詳細構成を示す断面図
【図10】図9における異物除去部の詳細構成を示す断面
【図11】図10の異物除去部において冷却媒体の流れが
止まったときの状態を示す断面図
【図12】電気機器の冷却構造を説明する原理図
【図13】図12の電気機器の冷却構造における従来の噴
霧器の詳細構成を示す断面図
【符号の説明】
1,32:噴霧器、12:タンク、18:送液管、2
0:固定チップ、21:可動チップ、23,28:チッ
プ、19,25:ばね、26:可動針、8,80:ノズ
ル穴、31:境界面、29:切れ込み、37:吐出穴、
38:開口穴、33:異物除去部、34:噴霧部、4
0:流通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石津 一正 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 横西 富志雄 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 佐藤 賢司 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 仲神 芳武 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 岩村 光二 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 来住 康弘 千葉県四街道市和良比117−10 (72)発明者 金丸 豊文 神奈川県相模原市相模原5−1−15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ガスとともに電気機器本体を収納した
    タンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル穴に通し
    て霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によって気化し
    た冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底部に配さ
    れ液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液溜めに溜
    まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプとにより
    構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機器本体を
    冷却するものにおいて、噴霧器が互いに突き合わされて
    なる可動チップおよび固定チップを備え、これらのチッ
    プの突き合わせ面にノズル穴が形成されるとともに、可
    動チップが冷却媒体の流れの反対方向に付勢するばねを
    介して移動可能に支持されてなることを特徴とする電気
    機器の冷却構造。
  2. 【請求項2】絶縁ガスとともに電気機器本体を収納した
    タンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル穴に通し
    て霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によって気化し
    た冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底部に配さ
    れ液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液溜めに溜
    まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプとにより
    構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機器本体を
    冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴に入る可動針
    を備え、この可動針が冷却媒体の流れの反対方向に付勢
    するばねを介して移動可能に支持されてなることを特徴
    とする電気機器の冷却構造。
  3. 【請求項3】絶縁ガスとともに電気機器本体を収納した
    タンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル穴に通し
    て霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によって気化し
    た冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底部に配さ
    れ液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液溜めに溜
    まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプとにより
    構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機器本体を
    冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴の貫通するチ
    ップを備え、このチップにノズル穴の周縁部から放射状
    に伸びる複数本の切れ込みが設けられるとともに、チッ
    プが弾性体により形成されてなることを特徴とする電気
    機器の冷却構造。
  4. 【請求項4】絶縁ガスとともに電気機器本体を収納した
    タンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル穴に通し
    て霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によって気化し
    た冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底部に配さ
    れ液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液溜めに溜
    まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプとにより
    構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機器本体を
    冷却するものにおいて、噴霧器がノズル穴の貫通するチ
    ップを備え、このチップにノズル穴の周縁部から放射状
    に伸びる複数本の切れ込みが設けられるとともに、チッ
    プが形状記憶合金により形成されてなることを特徴とす
    る電気機器の冷却構造。
  5. 【請求項5】絶縁ガスとともに電気機器本体を収納した
    タンクの内部に液体の冷却媒体を内蔵のノズル穴に通し
    て霧にする噴霧器と、電気機器本体の熱によって気化し
    た冷却媒体を液化させる凝縮器と、タンクの底部に配さ
    れ液化した冷却媒体を溜める液溜めと、この液溜めに溜
    まった冷却媒体を前記噴霧器に送る送液ポンプとにより
    構成され、冷却媒体の蒸発潜熱によって電気機器本体を
    冷却するものにおいて、噴霧器が送液ポンプからの冷却
    媒体を内部の開口穴に通して送り出す異物除去部と、こ
    の異物除去部から送り出された冷却媒体をノズル穴に通
    して霧にする噴霧部とにより構成され、異物除去部が互
    いに突き合わされてなる可動チップおよび固定チップを
    備え、これらのチップの突き合わせ面に前記開口穴が形
    成されるとともに、可動チップが冷却媒体の流れの反対
    方向に付勢するばねを介して移動可能に支持され、異物
    除去部は内部から外部へ連通する吐出穴と、内部から噴
    霧器へ連通する連通穴とを備え、可動チップが冷却媒体
    の流れの方向に移動したときは吐出穴が塞がれるととも
    に連通穴が連通し、可動チップが冷却媒体の流れの反対
    方向に移動したときは吐出穴が連通するとともに連通穴
    が塞がれてなることを特徴とする電気機器の冷却構造。
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