JPH08306676A - 化学気相成長装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

化学気相成長装置及び半導体装置の製造方法

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JPH08306676A
JPH08306676A JP10985795A JP10985795A JPH08306676A JP H08306676 A JPH08306676 A JP H08306676A JP 10985795 A JP10985795 A JP 10985795A JP 10985795 A JP10985795 A JP 10985795A JP H08306676 A JPH08306676 A JP H08306676A
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vapor deposition
chemical vapor
silicon oxide
oxide film
pressure
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JP10985795A
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Masayoshi Saito
政良 斉藤
Yutaka Kudo
豊 工藤
Yoshio Honma
喜夫 本間
Hisahiro Arai
寿裕 新井
Keiichi Nagasaki
恵一 長崎
Eiji Sato
栄治 佐藤
Masayuki Hachitani
昌幸 蜂谷
Shinpei Suzuki
新平 鈴木
Shinpei Iijima
晋平 飯島
Shigehiko Nakanishi
成彦 中西
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Hitachi Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】化学気相成長反応の際に、下地依存性がなく、
流動性の高品質の酸化シリコン膜を形成できる半導体装
置の製造方法。 【構成】シリコンアルコキシドを原料とし、高オゾン条
件下で、化学気相成長法により、10Torrから10
0Torrの範囲の圧力で、第1の酸化シリコン膜30
2を形成し、次ぎに、500Torrから1.5気圧の
範囲の圧力で第2の酸化シリコン膜303を形成する半
導体装置の製造方法。予め第3の酸化シリコン膜307
をプラズマ化学気相成長法により形成してから、上記の
反応を行なってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の絶縁膜形
成に用いるのに適した化学気相成長装置及び化学気相成
長法を用いる半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラエチルオルソシリケート(以下、
TEOSという)等とO3との反応によって酸化シリコ
ン膜を形成する化学気相成長(以下、CVDという)法
は、いくつかの方法に分かれる。そのうちの常圧CVD
法は、4〜15vol.%程度の高オゾン条件、常圧
(760Torr)で、開放型反応室を用いて成膜する
方法である。形成した膜の特性は比較的良好であるが、
成膜時に下地依存性が表われるという問題があった。す
なわち、下地が金属やSiのような半導体のときは、表
面が平坦な膜が形成されるが、下地が絶縁物のときは、
表面が荒れた膜しか形成されず、また、両者の間で成長
速度が異なるという問題があった。
【0003】また、準大気圧CVD(サブアトモスフェ
アCVD、以下、SA−CVDという)法は、密閉型反
応室を用い、大気圧より僅かに低い数百Torrの圧力
で成膜する方法である。形成された膜の特性はほぼ常圧
CVD法によるものと同じで、この場合も下地依存性が
表われる。
【0004】また、減圧CVD法は、4vol.%未満
の低オゾン条件で、密閉型反応室を用い、200Tor
r以下の減圧で成膜する方法である。この場合、下地依
存性は表われないが、形成された膜は緻密性がなく、エ
ッチング速度も大きく、また、いわゆる流動性形状がな
いため、段差被覆性が悪いという問題があった。なお、
この種の方法に関連するものとして、特開平3−773
20が挙げられる。
【0005】さらにまた、プラズマCVD法は、密閉型
反応室を用い、減圧下に、プラズマにより成膜する方法
である。この場合、下地依存性は表われず、形成された
膜も緻密で良質であるが、流動性形状がなく、段差被覆
性が悪く、そのため膜の断面形状が不安定である。すな
わち、高アスペクト比の凹部に対するカバレッジが充分
でなく、例えば、微細な金属配線間の凹部を埋めること
が困難である。
【0006】そのため、従来、絶縁膜上に金属配線パタ
ーンがある半導体基板表面等に、酸化シリコン膜を形成
するときは、次ぎのような方法を用いなければならなか
った。その第1の方法は、半導体基板表面にプラズマC
VD法により、ある程度の厚さの酸化シリコン膜を形成
し、SOG(塗布型酸化シリコン)を塗布し、上記酸化
シリコン膜の表面を流動性形状とし、加熱して塗膜とし
てからその表面をエッチバックし、その上にさらにプラ
ズマCVD法により十分な厚さの酸化シリコン膜を形成
するものである。
【0007】また、その第2の方法は、特開平4−10
7924に述べられているように、SiH4とO2又はN
2Oを原料とし、プラズマCVD法、減圧CVD法又は
常圧CVD法により薄い酸化シリコン膜を形成し、その
上に、シリコンアルコキシドとO3を原料としたプラズ
マCVD法により十分な厚さの酸化シリコン膜を形成す
るものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の第1の
方法は、SOGの塗布、加熱硬化、エッチバック等の工
程が複雑で作業時間が増加し、製造コストが増加すると
いう問題があった。また、SOGを用いて形成された酸
化シリコン膜の電気的耐圧が十分でないため、この膜の
ところを避けてコンタクトホールを設けなければならな
いというレイアウト上の制限があるという問題があっ
た。
【0009】また、上記従来技術の第2の方法は、Si
4を用いて形成した酸化シリコン膜の段差被覆性が非
常に悪いという問題があった。すなわち、配線パターン
上にSiH4を用いて酸化シリコン膜を形成すると、平
坦部や配線上部には所定の厚みの膜が形成されるのに対
し、配線と配線の間の溝の底部には十分な膜厚の酸化シ
リコン膜が形成されないという問題があった。特に、配
線間隔が0.5μm以下の微細パターンでは、配線上部
のいわゆるオーバーハングによって、溝の上部入口が閉
じて内部に空隙ができることがあり、このような形状に
なると、もはや空隙を埋めることができない。また、S
iH4を用いた反応では、ウエハ基板上以外の部分でS
iO2が成長し、これがいわゆるパーティクルとしてウ
エハ基板上の酸化シリコン膜の膜中や表面に付着し、不
良膜となるいう問題があった。
【0010】本発明の第1の目的は、下地依存性がな
く、流動性の高品質の酸化シリコン膜を形成できる化学
気相成長装置を提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、工程数を削減し、
低コストで、流動性の高品質の酸化シリコン膜を有する
半導体装置を製造する方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の化学気相成長装置は、反応室と、こ
の内部を、第1の所望の圧力と、これと異なる第2の所
望の圧力とに保持するための圧力調整手段と、基板の保
持手段と、基板の加熱手段と、シリコンアルコキシドと
オゾンを反応室に導入するための導入手段とを設け、こ
の反応室で化学気相成長反応を行なうようにしたもので
ある。
【0013】ここで、第1の所望の圧力とは、10To
rrから100Torrの範囲の圧力であることが好ま
しい。また、第2の所望の圧力とは、500Torrか
ら1.5気圧の範囲の圧力であることが好ましく、50
0Torrから1.2気圧の範囲の圧力であることがよ
り好ましい。また、反応室は密閉型であるが、必要なと
きに開放できる。反応室を複数個備えれば、成膜処理効
率を向上させることができる。
【0014】さらに、この化学気相成長装置は、プラズ
マ発生用電源を備えることが好ましい。これにより、プ
ラズマCVD法による酸化シリコン膜を形成すること
も、プラズマクリーニングを行なうこともできる。プラ
ズマCVDもプラズマクリーニングも共に1Torrか
ら4Torrの範囲の圧力で行なうことが好ましいの
で、装置としては、1Torrから1.5気圧の範囲の
圧力に調整できるようにしておくことが好ましい。
【0015】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の半導体装置の製造方法は、シリコンアルコキシ
ドとオゾンを原料として、10Torrから100To
rrの範囲の圧力で、第1の化学気相成長反応を行な
い、基板上に第1の酸化シリコン膜を形成し、ついで、
同じ原料を用い、500Torrから1.5気圧の範囲
の圧力で、第2の化学気相成長反応を行ない、第1の酸
化シリコン膜上に第2の酸化シリコン膜を形成して絶縁
膜を形成するようにしたものである。
【0016】上記の第1のCVD反応は、350℃から
450℃の範囲の基板温度で行なうことが好ましく、3
50℃から400℃の範囲の基板温度で行なうことがよ
り好ましい。酸化シリコン膜の膜質を向上させるために
は、高温であることが好ましいが、あまりに高温にする
と、その下にある他の材質、例えば配線用Alを良好な
品質に保っておくことが困難になる。また、この工程で
形成される第1の酸化シリコン膜の厚さは、200Åか
ら0.2μmの範囲であることが好ましく、200Åか
ら800Åの範囲であることがより好ましい。膜厚を2
00Åから0.2μmとするのは、反応時間にして、お
よそ15秒から60秒程度である。膜厚が200Å程度
以上であれば、この上に形成される第2の酸化シリコン
膜には下地依存性が表われない。また、膜厚が厚すぎる
と、その下の微細なパターンの形状を保つのに不利にな
る。
【0017】上記の第2のCVD反応は、350℃から
450℃の範囲の基板温度で行なうことが好ましく、3
50℃から400℃の範囲の基板温度で行なうことがよ
り好ましい。この理由は上述したことと同じである。
【0018】さらに、本発明の半導体装置の製造方法
は、上記の第1の酸化シリコン膜の形成の前に、シリコ
ンアルコキシドを用い、プラズマ化学気相成長反応によ
り、基板上に第3の酸化シリコン膜を形成し、上記の第
1の酸化シリコン膜を、この第3の酸化シリコン膜上に
形成するようにすることが好ましい。プラズマ化学気相
成長反応はオゾンを用いないため、オゾンによる下地の
劣化を防止することができる。プラズマ化学気相成長反
応は、1Torrから4Torrの範囲の圧力で、10
0℃から450℃の範囲の基板温度で行なうことが好ま
しい。
【0019】
【作用】上記の第1のCVD反応は、低圧状態で、高オ
ゾンの条件で成膜するため、成長の際の下地依存性がな
く、かつ、高品質の膜を得ることができる。また、第2
のCVD反応では、圧力を大気圧近傍として高オゾンの
条件で成膜するため、高品質の流動性の膜を形成するこ
とができる。また、第1のCVD反応の前に、プラズマ
CVD法により、予め酸化シリコン膜を形成すれば、配
線金属層等の高オゾン条件下での表面劣化を防止するこ
とができる。
【0020】
【実施例】
〈実施例1〉以下、図面を用いて本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例の化学気相成長装置のユニット構
成図である。本装置は、図1に示すように、反応室ユニ
ット101、ウエハカセット部102、搬送ユニット1
03、制御ユニット104、真空ポンプユニット10
5、反応ガスユニット106の6ユニットから構成され
る。
【0021】図2は反応室ユニットと搬送ユニットの断
面図である。カバー215内に配置された反応室は密閉
型で、成膜法はフェイスダウン(ウエハ下向き)を採用
した。反応室は円筒形の反応室上部ベース201と反応
室下部ベース202からなり、サセプタ支持アーム20
7が、図示されていない駆動系により上下し、反応室上
部ベース201と反応室下部ベース202を密着させて
内部を気密に保持する。反応室上部ベース201は、サ
セプタ204、ウエハ支持アーム205によりウエハ基
板206を水平に支持し、均一に加熱する。また、反応
室下部ベース202は、反応ガスをウエハ基板206表
面に均一に供給するためのガスヘッド203が配設され
ており、この供給源にはTEOS配管210、O3配管
211、CF4配管212、O2配管213、N2配管2
14が接続されている。また、このガスヘッド203に
はプラズマ自己清浄用とプラズマCVD用のRF電源2
08が接続されている。
【0022】さらに、反応室下部ベース202の底部に
は排気口があり、真空排気ユニット209により反応室
内の残ガスを室外へ排出する。反応室の圧力は、大気圧
より低い圧力を設定する場合には真空排気ユニット20
9に組み込まれた自動圧力調整バルブの開閉度の調整に
よりコンダクタンスを変えて真空ポンプによる排気量を
変える。また、大気圧を越える圧力とする場合には、真
空ポンプを経由せずに直接排気処理装置に排ガスを送り
出す方式で、排ガス用配管に組み込んだバルブの開口度
により調節した。なお、この反応ガスの供給方式はポス
トミックス又はプリミックスのいずれの方式でも構わな
い。図3は、反応室を反応室上部ベース201と反応室
下部ベース202に分解した状態の斜視図である。8イ
ンチウエハを4枚同時に成膜が可能で、枚葉バッチ式処
理する構造である。
【0023】次に上記の装置を用いた成膜処理工程を図
4に従い説明する。まず、ウエハカセットを本装置に設
置する。続いて、図2に示したウエハ搬送アーム217
によりウエハ基板は真空吸着され、図示されていない駆
動系により上下回転してウエハ基板表面を下向きにす
る。ここで同時にゲート216も開になる。その後、サ
セプタ支持アーム207が図示されていない駆動部によ
り上昇し、反応室上部ベース201も上昇する。
【0024】次ぎの工程を図5により説明する。ウエハ
支持アーム205が、図示されていない駆動系により降
下する(図5(a))。次ぎに、ウエハ基板を吸着した
ウエハ搬送アーム217が伸び、サセプタ204下方の
設定位置にウエハ基板を配設する(図5(b))。次い
でウエハ支持アーム205が上昇し、ウエハ基板206
を支持する。その後ウエハ搬送アーム217は戻り、ウ
エハ支持アーム205は、ウエハ基板が加熱されたサセ
プタ204に密着する位置まで上昇し、ウエハ基板20
6がサセプタ204に設置される(図5(c))。次
に、サセプタ支持アーム207が図示されていないの駆
動部により回転し、同時に反応室上部ベース201も水
平に公転し、ウエハ基板が設置されていないサセプタに
上記と同様にウエハ基板を順次設置する。他のサセプタ
にウエハ基板が設置された後、サセプタ支持アーム20
7が降下し、反応室上部ベース201と反応室下部ベー
ス202が密着し、反応室内は気密になる(図5
(d))。ここで同時にゲート216も閉じ、ウエハ搬
送工程が完了する。
【0025】次に図4の真空引きからの工程を説明す
る。まず、図2に示した真空排気ユニット209により
反応室内を0.01Torr以下に真空引きし、大気及
び不純物ガスを排気した後、N2ガスを反応室内に導入
し、減圧状態(50Torr)に圧力を調節する。ウエ
ハ基板は室温から550℃の範囲で設定できるサセプタ
に置かれ、ここでは400℃に保持した。このサセプタ
の加熱法は、ランプによる非接触加熱である。なお、ウ
エハ内の膜厚の均一性を向上させるため、このサセプタ
は図示されていない駆動系により自転する機構を備えて
いる。サセプタ加熱方式は、上記の方式以外でも可能で
ある。また、ウエハ基板温度は、上記温度を含む300
℃〜450℃として成膜してもよい。
【0026】次いでTEOSガスを導入し、流量の調整
を行なった後、高濃度O3を導入して化学気相成長法に
より酸化シリコン膜の形成を時間にして約60秒(膜厚
で700Å程度)行なう。ここでは安全を確保するた
め、必ずO3に対してTEOSが先行する仕組とし、し
かも反応ガス中のTEOS分圧が1.0%を越えない範
囲とした(第一工程)。この時のCVD条件は、TEO
S流量は40sccm、搬送窒素ガスは20slm、O
2流量は20slm、O2中のO3濃度は7.5%、ガス
供給ヘッドとウエハ基板間隔は20mmとした。さら
に、この減圧状態から連続的に約15秒間で反応室内圧
力を大気圧近傍(700Torr)まで可変させ、初期
に形成した酸化シリコン膜上に、さらに酸化シリコン膜
を時間にして約300秒(膜厚で約7000Å)形成し
た(第二工程)。この成膜法により、下地依存性が現わ
れず、さらに流動性が得られた優れた酸化シリコン膜が
形成された。以上が成膜工程である。
【0027】この後、反応ガス(TEOS及びO3)の
供給が図示されていないバルブにより停止すると同時
に、反応室内の残ガスが真空排気ユニット209により
排出される。次いで、反応室内の圧力は大気圧になり成
膜されたウエハ基板をウエハカセットに戻す搬送工程に
行なう。この搬送工程は、図5の逆の工程である。
【0028】以上が成膜処理シーケンスである。基板の
形成膜厚の均一性を(最大値−最小値)/(最大値+最
小値)で表わすとき、前述の自転機構を機能させない場
合は、4.5%前後であったのに対し、この自転機構を
機能させると1.5%以下となった。
【0029】ここで枚葉処理式装置と複数枚処理式装置
の処理速度の比較例を挙げる。まず、処理工程は図4に
示したウエハ搬送、真空引き、反応ガス流量及び圧力調
整、成膜、ウエハ搬送の工程順とし、膜厚を5000Å
形成する場合を条件とする。この条件下で枚葉式装置で
は、ウエハ搬送及び搬出時間2分、真空引き、流量及び
圧力調整時間2分、成膜時間4分で一枚当たりの処理時
間は約8分で一時間当たり約7枚処理できる。一方、本
実施例の複数枚(4枚一括処理)式装置では、ウエハ搬
送及び搬出時間4分、流量及び圧力調整時間3分、成膜
時間4分で一回の4枚当たり約11分で一時間当たり約
20枚処理が可能である。なお、成膜条件の最適化によ
り20枚以上の処理も可能である。
【0030】次にプラズマ自己清浄について説明する。
反応室内圧力2Torr、サセプタ温度400℃、電極
間隔20mm、RF電源150W、50kHz、放電時
間約15分の条件で、反応ガスとしてフッ素系のガスC
4を用いて等方性のプラズマエッチング法により反応
室内壁に成長したSiO2を自己清浄することができ
る。上記の成膜及び自己清浄動作に関しては、すべてプ
ログラムの設定により自動処理が可能である。本実施例
では処理基板の表面が下を向いて設置されるフェイスダ
ウン方式を説明したが、フェイスアップ方式も可能であ
る。
【0031】〈実施例2〉図6(a)を用いて、シリコ
ン半導体の層間絶縁膜の形成に本発明を適用した実施例
を以下に示す。シリコン基板301上の図示しない活性
領域には、MOSトランジスタ等の半導体素子が設けら
れている。また、シリコン基板301上には、図示しな
い絶縁膜が形成され、その上に窒化チタン304、アル
ミニウム305、窒化チタン306からなる配線パター
ンが形成されている。
【0032】前記CVD装置を用い、実施例1と同じ方
法で、この上に、膜厚700Åの第1の酸化シリコン膜
302の形成を行なう。すなわち、CVD条件は、圧
力:50Torr、基板温度:400℃、TEOS流
量:40sccm、搬送窒素ガス:20slm、O2
量:20slm、O2中のO3濃度:7.5%、ガス供給
ヘッドとウエハ基板間隔:20mmである。さらに、こ
の減圧状態から連続的に約15秒間で反応室内圧力を大
気圧近傍(700Torr)とし、第1の酸化シリコン
膜302上に、さらに膜厚約7000Åの第2の酸化シ
リコン膜303を形成する。以下、通常の方法により半
導体装置を製造した。
【0033】上記CVD反応の原料には、TEOSを用
いたが、これに変えてテトラメチルオルソシリケート、
トリエトキシシラン又はトリメトキシシランを用い、同
様に処理しても、同様に半導体装置を製造することがで
きた。ただし、トリエトキシシラン又はトリメトキシシ
ランを用いるときは、第1の酸化シリコン膜形成のとき
のCVD条件を、基板温度:350℃、原料流量:20
sccm、第2の酸化シリコン膜形成のときのCVD条
件を、圧力:760Torr、基板温度:350℃、原
料流量:20sccmに変え、その他は同様の条件で行
なった。また、原料はバブラに保持し、窒素ガスにより
バブルさせるが、バブラの温度は、TEOS又はテトラ
メチルオルソシリケートのとき65℃、トリエトキシシ
ラン又はトリメトキシシランのとき25℃とした。
【0034】〈実施例3〉図6(b)を用いて、シリコ
ン半導体の層間絶縁膜の形成に本発明を適用した他の実
施例を示す。シリコン基板301上の図示しない活性領
域には、MOSトランジスタ等の半導体素子が設けられ
ている。また、シリコン基板301上には、図示しない
絶縁膜が形成され、その上に窒化チタン304、アルミ
ニウム305、窒化チタン306からなる配線パターン
が形成されている。
【0035】前記CVD装置を用い、まず、プラズマC
VD法により、膜厚500Åの第3の酸化シリコン膜3
07を形成する。プラズマCVD条件は、圧力:0.7
Torr、基板温度:440℃、搬送窒素ガス:0.5
slm、O2流量:250sccm、電極間隔:20m
m、RF電源:100W(50kHz)であり、TEO
Sは65℃に保持し、窒素ガスを120sccm流して
バブルさせる。以下、実施例2と同様に、膜厚700Å
の第1の酸化シリコン膜302を、次ぎに、その上に膜
厚約7000Åの第2の酸化シリコン膜303を形成
し、以下、通常の方法により半導体装置を製造した。
【0036】上記のプラズマCVD反応の原料には、T
EOSを用いたが、他のシリコンアルコキシドを用いる
こともできる。ただしその場合は、それぞれ適切なプラ
ズマCVD条件とすることが好ましい。例えば、トリメ
トキシシランを用いるときは、基板温度:350℃、搬
送窒素ガス:1.2slm、O2流量:100scc
m、原料を25℃に保持し、窒素ガスを300sccm
流してバブルさせるようにする。
【0037】また、上記CVD装置を、サセプタにもう
1つのRF電源を接続した構成とし、2周波プラズマC
VD法により第3の酸化シリコン膜を形成してもよい。
この場合、例えば、トリエトキシシラン(TES)を用
い、圧力:4Torr、基板温度:360℃、搬送窒素
ガスを用いず、O2流量:50sccm、RF電源:3
00W(13.56kHz)、バイアス電源:300W
(400kHz)、TESの供給方式は、原料を25℃
に保持し、気化させ反応室へ供給する方式である。TE
S流量は80sccmである。
【0038】
【発明の効果】本発明のCVD装置によれば、下地依存
性が現われず、流動性を持つ酸化シリコン膜の形成が可
能である。また、本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、流動性の高品質の酸化シリコン膜を有する半導体装
置を、効率良く、低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の化学気相成長装置のユニッ
ト構成図。
【図2】その反応室ユニットと搬送ユニットの断面図。
【図3】その反応室開放斜視図。
【図4】本発明の一実施例の化学気相成長装置による成
膜シーケンスフロー図。
【図5】本発明の一実施例の化学気相成長装置によるウ
エハ搬送の説明図。
【図6】本発明の一実施例の半導体装置の製造方法を説
明するための半導体装置の部分断面図。
【符号の説明】
101…反応室ユニット 102…ウエハカセット部 103…搬送ユニット 104…制御ボックス 105…真空ポンプユニット 106…反応ガスユニット 201…反応室上部ベース 202…反応室下部ベース 203…ガスヘッド 204…サセプタ 205…ウエハ支持アーム 206…ウエハ基板 207…サセプタ支持アーム 208…RF電源 209…真空排気ユニット 210…TEOS配管 211…O3配管 212…CF4配管 213…O2配管 214…N2配管 215…カバー 216…ゲート 217…ウエハ搬送アーム 301…シリコン基板 302…第1の酸化シリコン膜 303…第2の酸化シリコン膜 304、306…窒化チタン 305…アルミニウム 307…第3の酸化シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 喜夫 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 新井 寿裕 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 長崎 恵一 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 佐藤 栄治 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 蜂谷 昌幸 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 新平 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 飯島 晋平 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中西 成彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化学気相成長反応を行なうための反応室、
    反応室の内部を、第1の所望の圧力と、これと異なる第
    2の所望の圧力とに保持するための圧力調整手段、基板
    を保持するための保持手段、基板を加熱するための加熱
    手段及びシリコンアルコキシドとオゾンを上記反応室に
    導入するための導入手段を有することを特徴とする化学
    気相成長装置。
  2. 【請求項2】上記第1の所望の圧力は、10Torrか
    ら100Torrの範囲の圧力であることを特徴とする
    請求項1記載の化学気相成長装置。
  3. 【請求項3】上記第2の所望の圧力は、500Torr
    から1.5気圧の範囲の圧力であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の化学気相成長装置。
  4. 【請求項4】上記反応室は、複数個具備されていること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の化学
    気相成長装置。
  5. 【請求項5】上記保持手段は、基板を自転させるための
    駆動機構が具備されたことを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一に記載の化学気相成長装置。
  6. 【請求項6】上記化学気相成長装置は、プラズマ発生用
    電源を有することを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か一に記載の化学気相成長装置。
  7. 【請求項7】シリコンアルコキシドとオゾンを用い、1
    0Torrから100Torrの範囲の圧力で、第1の
    化学気相成長反応により、基板上に第1の酸化シリコン
    膜を形成する第1の工程及びシリコンアルコキシドとオ
    ゾンを用い、500Torrから1.5気圧の範囲の圧
    力で、第2の化学気相成長反応により、上記第1の酸化
    シリコン膜上に第2の酸化シリコン膜を形成する第2の
    工程により絶縁膜を形成することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】上記第1の工程は、300℃から450℃
    の範囲の基板温度で行なうことを特徴とする請求項7記
    載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】上記第2の工程は、300℃から450℃
    の範囲の基板温度で行なうことを特徴とする請求項7又
    は8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】上記第1の酸化シリコン膜の厚さは、2
    00Åから0.2μmの範囲であることを特徴とする請
    求項7から9のいずれか一に記載の半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】上記シリコンアルコキシドは、テトラエ
    チルオルソシリケート、テトラメチルオルソシリケー
    ト、トリエトキシシラン及びトリメトキシシランからな
    る群から選ばれた少なくとも1種の化合物であることを
    特徴とする請求項7から10のいずれか一に記載の半導
    体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】上記第1の工程の前に、シリコンアルコ
    キシドを用い、プラズマ化学気相成長反応により、基板
    上に第3の酸化シリコン膜を形成する工程を有し、上記
    第1の酸化シリコン膜は、上記第3の酸化シリコン膜上
    に形成されることを特徴とする請求項7から11のいず
    れか一に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】上記プラズマ化学気相成長反応は、1T
    orrから4Torrの範囲の圧力で行なうことを特徴
    とする請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】上記プラズマ化学気相成長反応は、10
    0℃から450℃の範囲の基板温度で行なうことを特徴
    とする請求項12又は13記載の半導体装置の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011228357A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Samco Inc 有機金属気相成長装置

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