JPH08306741A - Tab用フィルムキャリア及びその製造方法 - Google Patents
Tab用フィルムキャリア及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08306741A JPH08306741A JP7105869A JP10586995A JPH08306741A JP H08306741 A JPH08306741 A JP H08306741A JP 7105869 A JP7105869 A JP 7105869A JP 10586995 A JP10586995 A JP 10586995A JP H08306741 A JPH08306741 A JP H08306741A
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- JP
- Japan
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- film
- insulating base
- reinforcing
- tab
- slit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】折曲げ部位に形成するスリット形状に制約がな
く、かつ折曲げ特性を良好にして信頼性を向上する。 【構成】配線パターン2を表面に形成した可とう性の絶
縁基材フィルム1の裏面に、補強用フィルム4を貼り付
ける。実装時に折曲げを必要とする部位12の補強用フ
ィルム4を部分的に除去してスリット5を形成する。絶
縁基材フィルム1には折曲げ時の屈曲性に富んだ材質を
用い、補強用フィルム4には機械的強度を十分確保でき
る材質を選ぶ。これらにはポリイミド樹脂が好ましい。
く、かつ折曲げ特性を良好にして信頼性を向上する。 【構成】配線パターン2を表面に形成した可とう性の絶
縁基材フィルム1の裏面に、補強用フィルム4を貼り付
ける。実装時に折曲げを必要とする部位12の補強用フ
ィルム4を部分的に除去してスリット5を形成する。絶
縁基材フィルム1には折曲げ時の屈曲性に富んだ材質を
用い、補強用フィルム4には機械的強度を十分確保でき
る材質を選ぶ。これらにはポリイミド樹脂が好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材フィルムの表面に
配線パターンを形成したTAB用フィルムキャリア及び
その製造方法に係り、特に実装時に折曲げを必要とする
ものに関する。
配線パターンを形成したTAB用フィルムキャリア及び
その製造方法に係り、特に実装時に折曲げを必要とする
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IC・LSI等と共に、TABと
呼ばれるフィルムキャリア方式の半導体実装技術が注目
され始めている。TABとは、Tape Automa
tedBondingの略であり、その特徴として高効
率な一括ボンディング、超ファインピッチ化が可能なこ
と、さらに可とう性に富み折曲げ基盤実装が可能なこと
などが挙げられ、液晶ドライバ等に良く用いられてい
る。
呼ばれるフィルムキャリア方式の半導体実装技術が注目
され始めている。TABとは、Tape Automa
tedBondingの略であり、その特徴として高効
率な一括ボンディング、超ファインピッチ化が可能なこ
と、さらに可とう性に富み折曲げ基盤実装が可能なこと
などが挙げられ、液晶ドライバ等に良く用いられてい
る。
【0003】TAB用フィルムキャリアは、主として金
属配線パターンが絶縁基材フィルムに接着剤を介して接
着された構造をもつ。その代表的な製造法は、まず、3
5mmまたは70mmの幅の接着剤付き絶縁基材フィルム
に、パーフォレーションホールと呼ばれるガイド孔や、
半導体チップとボンディングするためのデバイスホー
ル、アウタリードの基盤接合のためのアウタホール等を
プレス打抜きにより加工する。次に、この接着剤付き絶
縁基材フィルムに銅箔等の導電金属箔を加熱接着する。
その後、感光性有機レジスト塗料を金属箔面上に塗布
し、配線パターンの焼付け・現像を行い、エッチング法
によりレジストパターンに沿って配線パターンを絶縁基
材フィルム上に形成する。さらに、必要に応じてパター
ン保護のためのソルダレジストを配線パターン上に形成
し、最後に錫めっき、金めっき、はんだめっき等の表面
処理を施して完成とする。
属配線パターンが絶縁基材フィルムに接着剤を介して接
着された構造をもつ。その代表的な製造法は、まず、3
5mmまたは70mmの幅の接着剤付き絶縁基材フィルム
に、パーフォレーションホールと呼ばれるガイド孔や、
半導体チップとボンディングするためのデバイスホー
ル、アウタリードの基盤接合のためのアウタホール等を
プレス打抜きにより加工する。次に、この接着剤付き絶
縁基材フィルムに銅箔等の導電金属箔を加熱接着する。
その後、感光性有機レジスト塗料を金属箔面上に塗布
し、配線パターンの焼付け・現像を行い、エッチング法
によりレジストパターンに沿って配線パターンを絶縁基
材フィルム上に形成する。さらに、必要に応じてパター
ン保護のためのソルダレジストを配線パターン上に形成
し、最後に錫めっき、金めっき、はんだめっき等の表面
処理を施して完成とする。
【0004】上述したTAB用フィルムキャリアは、そ
の可とう性を生かして、液晶パネル等に折曲げて実装さ
れることが多く、そのようなTAB用フィルムキャリア
には、その折曲げ部位の基材フィルムにスリットを設け
て、折曲げ性を良くするものがある。ところが、このス
リット部位で折り曲げた際に、スリットのエッジで曲げ
半径が小さくなり配線パターンが破断してしまう事故が
多い。
の可とう性を生かして、液晶パネル等に折曲げて実装さ
れることが多く、そのようなTAB用フィルムキャリア
には、その折曲げ部位の基材フィルムにスリットを設け
て、折曲げ性を良くするものがある。ところが、このス
リット部位で折り曲げた際に、スリットのエッジで曲げ
半径が小さくなり配線パターンが破断してしまう事故が
多い。
【0005】この折曲げ時の配線パターン破断を防止す
るために、フレックス樹脂充填型TAB用フィルムキャ
リアが提案されている。これは、図4に示すように、実
装時に折曲げを必要とする部位の絶縁基材フィルム21
に形成した折曲げ用のスリット24に、フレックス性の
樹脂25を充填したもので、折曲げ時にスリット24の
エッジでの配線パターン22の折れ曲がりを防止し、曲
げをスリット全体に分担することで曲げ半径を大きく取
ること狙いとしたものである。
るために、フレックス樹脂充填型TAB用フィルムキャ
リアが提案されている。これは、図4に示すように、実
装時に折曲げを必要とする部位の絶縁基材フィルム21
に形成した折曲げ用のスリット24に、フレックス性の
樹脂25を充填したもので、折曲げ時にスリット24の
エッジでの配線パターン22の折れ曲がりを防止し、曲
げをスリット全体に分担することで曲げ半径を大きく取
ること狙いとしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このフレッ
クス樹脂充填型TAB用フィルムキャリアにおいても、
製造上の制約が幾つかある。フレックス樹脂は、通常、
印刷によりスリットに充填されるが、スリット幅が1.
0〜3.0mmの範囲では比較的問題はないが、幅1mm以
下の狭いスリットになると充填しづらい。また、逆に幅
3mm以上の広いスリットになると、折曲げ性を確保でき
るだけの十分な厚さのフレックス樹脂を充填することが
非常に難しい。加えて、スリットへの均一な充填が難し
く、フレックス樹脂のピンホールや導体との密着不良等
の不良が避けられない。
クス樹脂充填型TAB用フィルムキャリアにおいても、
製造上の制約が幾つかある。フレックス樹脂は、通常、
印刷によりスリットに充填されるが、スリット幅が1.
0〜3.0mmの範囲では比較的問題はないが、幅1mm以
下の狭いスリットになると充填しづらい。また、逆に幅
3mm以上の広いスリットになると、折曲げ性を確保でき
るだけの十分な厚さのフレックス樹脂を充填することが
非常に難しい。加えて、スリットへの均一な充填が難し
く、フレックス樹脂のピンホールや導体との密着不良等
の不良が避けられない。
【0007】本発明の目的は、前述した従来技術の欠点
を解消し、スリット形状の制約がなく、折曲げ特性を良
好にし、信頼性を向上できるTAB用フィルムキャリア
を提供する。また、本発明の目的は、印刷の必要のない
製造の簡単なTAB用フィルムキャリアの製造方法を提
供することにある。
を解消し、スリット形状の制約がなく、折曲げ特性を良
好にし、信頼性を向上できるTAB用フィルムキャリア
を提供する。また、本発明の目的は、印刷の必要のない
製造の簡単なTAB用フィルムキャリアの製造方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のTAB用フィル
ムキャリアは、配線パターンを表面に形成した可とう性
の絶縁基材フィルムの裏面に補強用フィルムを貼り付
け、補強用フィルムの実装時に折曲げを必要とする折曲
げ部位にスリットを形成したものである。
ムキャリアは、配線パターンを表面に形成した可とう性
の絶縁基材フィルムの裏面に補強用フィルムを貼り付
け、補強用フィルムの実装時に折曲げを必要とする折曲
げ部位にスリットを形成したものである。
【0009】また、本発明のTAB用フィルムキャリア
の製造方法は、可とう性の絶縁基材フィルム及びこれを
補強する補強用フィルムにパーフォレーションホール、
デバイスホール、アウタホールなどの必要な孔を同一サ
イズ、同一配置に形成し、補強用フィルムにはさらに実
装時に折曲げを必要とする折曲げ部位にスリット状の孔
を形成し、パーフォレーションホール、デバイスホー
ル、アウタホールなどの必要な孔同士を位置合わせして
絶縁基材フィルムと補強用フィルムを貼り付け、補強用
フィルムを貼り付けた裏面と反対側の絶縁基材フィルム
の表面に配線パターンを形成したものである。
の製造方法は、可とう性の絶縁基材フィルム及びこれを
補強する補強用フィルムにパーフォレーションホール、
デバイスホール、アウタホールなどの必要な孔を同一サ
イズ、同一配置に形成し、補強用フィルムにはさらに実
装時に折曲げを必要とする折曲げ部位にスリット状の孔
を形成し、パーフォレーションホール、デバイスホー
ル、アウタホールなどの必要な孔同士を位置合わせして
絶縁基材フィルムと補強用フィルムを貼り付け、補強用
フィルムを貼り付けた裏面と反対側の絶縁基材フィルム
の表面に配線パターンを形成したものである。
【0010】
【作用】実装時に、TAB用フィルムキャリアを折り曲
げると、その折曲げ部位は、可とう性の絶縁基材フィル
ムで構成されているので、柔軟性があって曲率半径を大
きく取ることができ、折曲げ部位を走る配線パターンの
破断を防止することができる。
げると、その折曲げ部位は、可とう性の絶縁基材フィル
ムで構成されているので、柔軟性があって曲率半径を大
きく取ることができ、折曲げ部位を走る配線パターンの
破断を防止することができる。
【0011】また、折曲げ部位に形成されたスリット
は、可とう性の絶縁基材フィルムで裏打ちされているの
で、スリットにフレックス樹脂を充填する必要がなく、
したがってスリット幅に制約がない。
は、可とう性の絶縁基材フィルムで裏打ちされているの
で、スリットにフレックス樹脂を充填する必要がなく、
したがってスリット幅に制約がない。
【0012】基材フィルムは、折曲げ時の屈曲性に富ん
だ材質と厚みを選定する。材質は、例えばポリイミド樹
脂が好ましい。また、厚さは、折曲げを必要とする部位
に形成されるスリットの幅と密接に関係するが、その厚
さを十分薄くする。例えば、スリット幅が1mm未満の幅
狭スリットの場合は、5〜20μm程度が好ましい。1
mm以上の広幅スリットの場合には、絶縁基材フィルムと
しての強度も勘案して、15〜50μm程度の厚さが好
ましい。
だ材質と厚みを選定する。材質は、例えばポリイミド樹
脂が好ましい。また、厚さは、折曲げを必要とする部位
に形成されるスリットの幅と密接に関係するが、その厚
さを十分薄くする。例えば、スリット幅が1mm未満の幅
狭スリットの場合は、5〜20μm程度が好ましい。1
mm以上の広幅スリットの場合には、絶縁基材フィルムと
しての強度も勘案して、15〜50μm程度の厚さが好
ましい。
【0013】また、補強用フィルムは、フィルム材とし
ての強度を十分確保できる材質と厚みを選定する。材質
は、例えばポリイミド樹脂が好ましい。また、厚さは、
絶縁基材フィルムと貼り付けて構成されるフィルムキャ
リアの用途によって決まるが、絶縁基材フィルムの厚さ
との合計が接着剤を含めて75μm〜150μmとなる
ことが好ましい。厚さの合計が75μm以下であるとフ
ィルムキャリアとしての機械的強度が保てず、150μ
m以上になると可とう性に乏しくなり、フィルムキャリ
アのメリットがなくなるからである。
ての強度を十分確保できる材質と厚みを選定する。材質
は、例えばポリイミド樹脂が好ましい。また、厚さは、
絶縁基材フィルムと貼り付けて構成されるフィルムキャ
リアの用途によって決まるが、絶縁基材フィルムの厚さ
との合計が接着剤を含めて75μm〜150μmとなる
ことが好ましい。厚さの合計が75μm以下であるとフ
ィルムキャリアとしての機械的強度が保てず、150μ
m以上になると可とう性に乏しくなり、フィルムキャリ
アのメリットがなくなるからである。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は本
実施例のTAB用フィルムキャリアを示し、(a)は斜
視図、(b)はA−B線断面図である。
実施例のTAB用フィルムキャリアを示し、(a)は斜
視図、(b)はA−B線断面図である。
【0015】TAB用フィルムキャリアは、表面に配線
パターン2を接着剤3で貼り付けた可とう性の絶縁基材
フィルム1の裏面に、絶縁基材フィルム1の強度を補強
する補強用フィルム4を接着剤6で貼り付けたものであ
る。絶縁基材フィルム1及び補強用フィルム4には、パ
ーフォレーションホール7、デバイスホール8、アウタ
ホール9が共通に設けられる。配線パターン2は、略中
央に位置するデバイスホール8に突き出したインナリー
ド10と、その左右に延出したアウタリード11を有す
る。
パターン2を接着剤3で貼り付けた可とう性の絶縁基材
フィルム1の裏面に、絶縁基材フィルム1の強度を補強
する補強用フィルム4を接着剤6で貼り付けたものであ
る。絶縁基材フィルム1及び補強用フィルム4には、パ
ーフォレーションホール7、デバイスホール8、アウタ
ホール9が共通に設けられる。配線パターン2は、略中
央に位置するデバイスホール8に突き出したインナリー
ド10と、その左右に延出したアウタリード11を有す
る。
【0016】このTAB用フィルムキャリアは、実装時
に折曲げを必要とする折曲げ部位12をもち、その部位
12は、通常、延出しているアウタリード11の途中に
なる。その折曲げ部位12の補強用フィルム4は、図示
するように部分的に除去されてスリット5が形成され
る。
に折曲げを必要とする折曲げ部位12をもち、その部位
12は、通常、延出しているアウタリード11の途中に
なる。その折曲げ部位12の補強用フィルム4は、図示
するように部分的に除去されてスリット5が形成され
る。
【0017】絶縁基材フィルム1は、例えば厚さ50μ
mのポリイミド樹脂、商品名で挙げれば東レデュポン株
式会社製のカプトンV(登録商標)であり、配線パター
ン2は厚さ19μmの接着剤3を介して絶縁基材フィル
ム1の表面に接着されている。補強用フィルム4は厚さ
50μmのポリイミド樹脂、商品名で挙げれば宇部興産
株式会社製のユーピレックスS(登録商標)が用いられ
る。折曲げ部位12の補強用フィルム4には、幅3mmの
スリット5が形成される。この補強用フィルム4は、絶
縁基材フィルム1の裏面に厚さ19μmの接着剤6を介
して接着されている。なお、接着剤3及び6はポリイミ
ド系の樹脂からなるものである。
mのポリイミド樹脂、商品名で挙げれば東レデュポン株
式会社製のカプトンV(登録商標)であり、配線パター
ン2は厚さ19μmの接着剤3を介して絶縁基材フィル
ム1の表面に接着されている。補強用フィルム4は厚さ
50μmのポリイミド樹脂、商品名で挙げれば宇部興産
株式会社製のユーピレックスS(登録商標)が用いられ
る。折曲げ部位12の補強用フィルム4には、幅3mmの
スリット5が形成される。この補強用フィルム4は、絶
縁基材フィルム1の裏面に厚さ19μmの接着剤6を介
して接着されている。なお、接着剤3及び6はポリイミ
ド系の樹脂からなるものである。
【0018】上記のように構成されたTAB用フィルム
キャリアは、図2に示すように、デバイスホール8に突
き出したインナリード10に半導体チップ13を、また
アウタリード11に液晶14等を実装し、これをスリッ
ト5の部位で折曲げて使用する。
キャリアは、図2に示すように、デバイスホール8に突
き出したインナリード10に半導体チップ13を、また
アウタリード11に液晶14等を実装し、これをスリッ
ト5の部位で折曲げて使用する。
【0019】ここで、本実施例のTAB用フィルムキャ
リアの性能を確認するために、スリット5の部位におけ
るアウタリード11の耐折れ性の評価を行った。耐折れ
性の評価は、100gの加重を加えた場合の90°両側
曲げ試験を行ったときの、アウタリード破断までの折曲
げ回数で示す。比較のために、図4に示す従来のフレッ
クス樹脂充填型TAB用フィルムキャリアについても試
験した。試験に用いるTAB用フィルムキャリアは、い
ずれも同一配線パターン(折曲げ部アウタリード幅80
μm)のものであり、また、スリット幅も同一(1.0
mm)とした。
リアの性能を確認するために、スリット5の部位におけ
るアウタリード11の耐折れ性の評価を行った。耐折れ
性の評価は、100gの加重を加えた場合の90°両側
曲げ試験を行ったときの、アウタリード破断までの折曲
げ回数で示す。比較のために、図4に示す従来のフレッ
クス樹脂充填型TAB用フィルムキャリアについても試
験した。試験に用いるTAB用フィルムキャリアは、い
ずれも同一配線パターン(折曲げ部アウタリード幅80
μm)のものであり、また、スリット幅も同一(1.0
mm)とした。
【0020】その結果、本実施例の耐折れ性は、従来例
の100回に対して200回以上であり、従来例に比べ
て2倍以上良いことがわかった。
の100回に対して200回以上であり、従来例に比べ
て2倍以上良いことがわかった。
【0021】次に、上述した本実施例のTAB用フィル
ムキャリアの製造方法について説明する。図3に示すよ
うに、まず、表面に接着剤3を付けた可とう性の絶縁基
材フィルム1、及び表面に接着剤6を付けた補強用フィ
ルム4にパーフォレーションホール、デバイスホール
8、アウタホール9などの必要な孔を、打抜きパンチン
グ加工で同一サイズ、同一配置に形成する。このとき、
補強用フィルム4にはさらに実装時に折曲げを必要とす
る折曲げ部位12にスリット5を形成する(図3
(a))。スリット5の形状は、補強用フィルムの打抜
きパンチング加工の精度のみに依存し、補強用フィルム
としての強度が保てれば、基本的にその形状に制約はな
い。
ムキャリアの製造方法について説明する。図3に示すよ
うに、まず、表面に接着剤3を付けた可とう性の絶縁基
材フィルム1、及び表面に接着剤6を付けた補強用フィ
ルム4にパーフォレーションホール、デバイスホール
8、アウタホール9などの必要な孔を、打抜きパンチン
グ加工で同一サイズ、同一配置に形成する。このとき、
補強用フィルム4にはさらに実装時に折曲げを必要とす
る折曲げ部位12にスリット5を形成する(図3
(a))。スリット5の形状は、補強用フィルムの打抜
きパンチング加工の精度のみに依存し、補強用フィルム
としての強度が保てれば、基本的にその形状に制約はな
い。
【0022】その後、パーフォレーションホール、デバ
イスホール8、アウタホール9などの必要な孔同士を位
置合わせして絶縁基材フィルム1に補強用フィルム4を
接着剤6で貼り付ける(図3(b))。そして、補強用
フィルム4を貼り付けた裏面と反対側の絶縁基材フィル
ム1の表面に、接着剤3を用いて銅箔等の導電金属箔を
加熱接着する。その後、前述したように配線パターン2
を絶縁基材フィルム1上に形成する(図3(c))。
イスホール8、アウタホール9などの必要な孔同士を位
置合わせして絶縁基材フィルム1に補強用フィルム4を
接着剤6で貼り付ける(図3(b))。そして、補強用
フィルム4を貼り付けた裏面と反対側の絶縁基材フィル
ム1の表面に、接着剤3を用いて銅箔等の導電金属箔を
加熱接着する。その後、前述したように配線パターン2
を絶縁基材フィルム1上に形成する(図3(c))。
【0023】これによれば、補強用フィルムに形成した
スリットにフレックス樹脂を充填する必要がないので、
製造が容易となる。また、スリット幅は、打抜きパンチ
ング加工の精度によって決まるが、0.1mm以上は可能
であり、従来のような制約がない。
スリットにフレックス樹脂を充填する必要がないので、
製造が容易となる。また、スリット幅は、打抜きパンチ
ング加工の精度によって決まるが、0.1mm以上は可能
であり、従来のような制約がない。
【0024】なお、上述した製造方法例では、TAB用
フィルムキャリアを製造するに際して、絶縁基材フィル
ムに補強用フィルムを貼り付けてから配線パターンを形
成するようにしたが、絶縁基材フィルム上に配線パター
ンを形成してから、補強用フィルムを貼り付けるように
してもよい。
フィルムキャリアを製造するに際して、絶縁基材フィル
ムに補強用フィルムを貼り付けてから配線パターンを形
成するようにしたが、絶縁基材フィルム上に配線パター
ンを形成してから、補強用フィルムを貼り付けるように
してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、折曲げ部に形成するス
リット形状に制約がなく、また折曲げ特性が良好で、耐
折れ性も従来のフレックス樹脂充填型TABに比べ2倍
以上改善でき、信頼性に優れる。
リット形状に制約がなく、また折曲げ特性が良好で、耐
折れ性も従来のフレックス樹脂充填型TABに比べ2倍
以上改善でき、信頼性に優れる。
【0026】また、本発明方法によれば、形成したスリ
ットにフレックス樹脂を充填する必要がないので、製造
が容易である。
ットにフレックス樹脂を充填する必要がないので、製造
が容易である。
【図1】本発明のTAB用フィルムキャリアの実施例を
示す図であって、(a)は斜視図、(b)はA−B線断
面図である。
示す図であって、(a)は斜視図、(b)はA−B線断
面図である。
【図2】本実施例のTAB用フィルムキャリアの使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図3】本実施例のTAB用フィルムキャリアの製造方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図4】従来例のフレックス樹脂充填型TAB用フィル
ムキャリアの断面図である。
ムキャリアの断面図である。
1 絶縁基材フィルム 2 配線パターン 3 接着剤 4 補強用フィルム 5 スリット 6 接着剤 7 パーフォレーションホール 8 デバイスホール 9 アウタホール 10 インナリード 11 アウタリード 12 折曲げ部位
Claims (3)
- 【請求項1】配線パターンを表面に形成した可とう性の
絶縁基材フィルムの裏面に補強用フィルムを貼り付け、
補強用フィルムの実装時に折曲げを必要とする折曲げ部
位にスリットを形成したTAB用フィルムキャリア。 - 【請求項2】上記絶縁基材フィルムが折曲げ時の屈曲性
に富んだポリイミド樹脂から構成され、補強用フィルム
材は機械的強度を十分確保できるポリイミド樹脂から構
成されている請求項1に記載のTAB用フィルムキャリ
ア。 - 【請求項3】可とう性の絶縁基材フィルム及びこれを補
強する補強用フィルムにパーフォレーションホール、デ
バイスホール、アウタホールなどの必要な孔を同一サイ
ズ、同一配置に形成し、補強用フィルムにはさらに実装
時に折曲げを必要とする折曲げ部位にスリットを形成
し、上記パーフォレーションホール、デバイスホール、
アウタホールなどの必要な孔同士を位置合わせして絶縁
基材フィルムに補強用フィルムを貼り付け、補強用フィ
ルムを貼り付けた裏面と反対側の絶縁基材フィルムの表
面に配線パターンを形成したTAB用フィルムキャリア
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105869A JPH08306741A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | Tab用フィルムキャリア及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105869A JPH08306741A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | Tab用フィルムキャリア及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306741A true JPH08306741A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14418969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7105869A Pending JPH08306741A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | Tab用フィルムキャリア及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08306741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633002B2 (en) | 1999-05-20 | 2003-10-14 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Tape carrier having high flexibility with high density wiring patterns |
| KR100651788B1 (ko) * | 2000-04-25 | 2006-11-30 | 삼성테크윈 주식회사 | Tbga 반도체 팩키지 제조 방법 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7105869A patent/JPH08306741A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633002B2 (en) | 1999-05-20 | 2003-10-14 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Tape carrier having high flexibility with high density wiring patterns |
| KR100651788B1 (ko) * | 2000-04-25 | 2006-11-30 | 삼성테크윈 주식회사 | Tbga 반도체 팩키지 제조 방법 |
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