JPH08307287A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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Publication number
JPH08307287A
JPH08307287A JP7111481A JP11148195A JPH08307287A JP H08307287 A JPH08307287 A JP H08307287A JP 7111481 A JP7111481 A JP 7111481A JP 11148195 A JP11148195 A JP 11148195A JP H08307287 A JPH08307287 A JP H08307287A
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JP
Japan
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output
signal
amplitude
communication device
amplifier
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Application number
JP7111481A
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English (en)
Inventor
Masafumi Tanaka
政史 田中
Ryuzo Nishi
竜三 西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェージング波が存在する劣悪な環境下で復
調精度を向上させ、更に通信距離を長くできる無線通信
機を提供することを目的とする。 【構成】 中間周波数増幅器103からの中間周波数信
号をベースバンド周波数信号に変換すると同時に同相成
分と直交成分に分離する直交復調器104と、同相成分
と直交成分のS/Nの改善を行うトランスバーサルフィ
ルタ105a,105bと、S/N改善された同相成分
と直交成分より振幅成分を出力する振幅抽出器106
と、振幅抽出器106からの信号と基準電圧との比較を
行い中間周波数増幅器103の制御を行うコンパレータ
とからなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した信号に応じて
自動的に増幅度を変化させる無線通信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の無線通信装置の発展は目覚ましい
ものがある。以下、図面を参照しながら従来の無線通信
機の自動利得制御装置について説明する。
【0003】図11は従来の無線通信機の自動利得制御
装置の構成を示すブロック図である。901は無線周波
数信号を受信するアンテナ、902はアンテナ901で
受信した無線周波数信号から中間周波数である変調信号
を抽出する無線部、903は入力された変調信号を外部
からの制御信号によって出力する変調信号のレベルを調
整することができる中間周波数増幅器、904は中間周
波数増幅器903からの信号の包絡線検波を行う包絡線
検波器、905は包絡線検波器904からの包絡線検波
出力と基準電圧の比較を行い中間周波数増幅器903か
らの制御を行うコンパレータ、906は中間周波数増幅
器903からの変調信号からデータ再生を行う検波器で
ある。
【0004】この構成で変調波は中間周波数増幅器90
3で増幅されて、包絡線検波器904へ送られる。包絡
線検波器904は増幅された変調波の包絡線検波を行
い、変調信号の信号レベルをコンパレータ905へ出力
する。コンパレータ905は包絡線検波器904から送
られてくる変調信号の信号レベルと基準電圧を比較し、
変調信号の信号レベルが基準電圧より高い時は中間周波
数増幅器903の利得を下げる方向に制御し、変調信号
の信号レベルが基準電圧より低い時は中間周波数増幅器
901の利得を上げる方向に制御する。従来の無線通信
機の自動利得制御装置は、コンパレータ905に入力さ
れる変調信号の信号レベルが基準電圧に近づくように中
間周波数増幅器903を制御するので、検波器906の
入力信号電力レベルを一定に保つことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、中間周波数増幅器からの出力の大きさを
一定にするように制御しているため、雑音レベルが大き
かったり、目的の信号レベルが小さい場合、目的の信号
の大きさが小さく且つ雑音ばかりが大きくなるという状
態が生じ、検波器の復調精度の劣化を招いてしまうと言
うことがあった。
【0006】本発明は、上記した課題に鑑み、雑音レベ
ルが大きかったり、目的の信号レベルが小さかった場合
でも、検波器の復調精度を落とすことのない無線通信装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するために、増幅器から出力される信号の雑音
に対する信号の電力比に応じて増幅器の増幅度を変化さ
せる様にした。
【0008】さらに、雑音に対する信号の電力比が最大
になるように増幅度を変化させる様に制御を行う様にし
た。
【0009】また、増幅部からの出力を同相成分と直交
成分とに分離して出力する直交復調手段と、直交復調手
段からのそれぞれの出力を所定の信号パターンとの相関
を取るS/N比改善手段と、S/N比改善手段からの出
力より振幅を抽出する振幅抽出器と、振幅抽出器からの
信号に応じて増幅器の増幅度を変化させる制御部とを有
した。
【0010】さらに、この振幅抽出器は、S/N比改善
手段からの同相成分の出力の絶対値の二乗とS/N比改
善手段からの直交成分の出力の絶対値の二乗との加算を
行ったものの平方根を取った値を出力する様にした。
【0011】また、この振幅抽出器は、S/N比改善手
段からの同相成分の出力と直交成分の出力との出力比を
比較し、その出力比が最大になったときの値に最小の時
の値の1/2の値を加算したものを出力する様にした。
【0012】さらに、この制御部は振幅抽出部からの出
力の変化量を抽出し、この抽出した結果に基づいて増幅
器の増幅度を変化させる誤差信号抽出器で構成した。
【0013】また、この制御部は振幅抽出器からの出力
と基準値とを比較した結果を増幅器へ出力するコンパレ
ータで構成した。
【0014】さらに、増幅部は、変調信号は時分割多重
通信により受信された変調信号の増幅を行い、S/N比
改善手段は時分割多重通信のフレーム同期用のプリアン
ブルパターンを所定の信号パターンとした。
【0015】また、スペクトラム拡散信号の増幅を行う
と共にその増幅度を外部より可変できる増幅器と、増幅
部からの出力を同相成分と直交成分とに分離して出力す
る直交復調手段と、直交復調手段からのそれぞれの出力
からそれぞれの信号の逆拡散を行う逆拡散手段と、逆拡
散手段からの出力より振幅を抽出する振幅抽出器と、振
幅抽出器からの信号に応じて増幅器の増幅度を変化させ
る制御部とを有した。
【0016】
【作用】上記した構成により、前記増幅信号が一定にな
るように前記中間周波数増幅器の利得を制御することに
より前記直交復調期の入力S/Nを一定にすることがで
きる。
【0017】また、二乗平均器の代わりに比較器と加算
器で振幅信号を抽出することができる。
【0018】さらに、前記振幅信号が最大になるように
前記中間周波数増幅器の利得を制御することにより前記
直交復調器の入力S/Nを最大にすることができる。
【0019】さらに、S/N改善用プリアンブルパター
ンの代わりにフレーム同期検出用プリアンブルパターン
を用いて前記直交復調期の入力S/Nを最大にすること
ができる。
【0020】さらに、フレーム検出用プリアンブルパタ
ーンの代わりにスペクトラム拡散の拡散パターンを用い
て前記直交復調期の入力S/Nを最大にすることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図を
参照して説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図、図2は本発明の第1の実施例の送受信のタ
イミングを示すタイミング図、図3は本発明の第1の実
施例におけるデータ構成を示すデータフォーマット、図
4はトランスバーサルフィルタの構成を示すブロック図
である。
【0023】図1において、構成要素として101は無
線周波数信号を受信するアンテナ、102はアンテナ1
01で受信した無線周波数信号から中間周波数である変
調信号を抽出する無線部、103は無線部102から送
られてくる変調信号のレベルを外部からの制御信号によ
って調整して出力する中間周波数増幅器、104は中間
周波数増幅器103からの変調信号を中間周波数からベ
ースバンド周波数に変換すると同時に同相成分と直交成
分に分離する直交復調器、105aはS/N検出用のプ
リアンブルパターンとの相関をとり同相成分のS/Nを
改善するトランスバーサルフィルタ、105bはS/N
検出用のプリアンブルパターンとの相関をとり直交成分
のS/Nを改善するトランスバーサルフィルタ、106
はS/N検出用のプリアンブルパターンのタイミングで
同相成分のトランスバーサルフィルタ105aの出力と
直交成分のトランスバーサルフィルタ105bの出力の
二乗平均した振幅成分を電圧レベル信号として出力する
振幅抽出器、107は振幅抽出器から送られてくる信号
の電圧と外部から入力される基準電圧を比較し中間周波
数増幅器103の制御を行うコンパレータ、108は直
交復調された変調信号のフレーム処理を行うと同時にデ
ータの再生を行う検波器である。
【0024】図2において第1の実施例の無線通信機が
行うTDD通信について説明する。無線通信機1と無線
通信機2は同一の周波数或いは複数の周波数に時間的に
均一に分割された1つの区間(スロット:上がりスロッ
トと下りスロットはフレーム同期によって同期してい
る)を使い送受信データのやりとりを行う。ここで無線
通信機1と無線通信機2は1フレームの音声等のデータ
を圧縮して送信し、受信した1スロット中の音声等のデ
ータを1フレーム分に伸長してデータのやりとりを行っ
ている。例えば無線通信機1は送信スロットT1でデー
タを送信し、受信スロットR1でデータを受信する。一
方、無線通信機2は送信スロットT2でデータを送信
し、受信スロットR2でデータを受信する。
【0025】図3において1は送信時の送信スロット或
いは受信時の受信スロットのデータのフォーマットであ
り、フレーム同期用のプリアンブルパターンを入れるフ
レーム同期検出bit,S/N検出用のプリアンブルパ
ターンを入れるS/N検出bit及び音声や画像等のデ
ータを入れるデータ領域から構成される。
【0026】図4において1051はデータフォーマッ
ト1のS/N検出bit長と同じ遅延量を持つ遅延線、
1052はデータフォーマット1のS/N検出bitと
同じデータパターンをタップ利得パターンとして入力デ
ータSiとタップ利得パターンRiを乗算し重み付けを
行う重み付け器、1053は全ての重み付け器1052
の演算結果を加算する加算器である。S/N検出bit
のビット長はM,S/N検出bitパターンとタップ利
得パターンRiの位相は一致として、S/N検出bit
パターンを入力した時の加算器の出力Sは
【0027】
【数1】
【0028】(入力Siの平均値は1かつ入力S/N=
γとする)となり、S/N検出bitの代わりにホワイ
トノイズNij(平均は1/γ)が入力された時の加算
器の出力の平均値をAjとすると
【0029】
【数2】
【0030】と表すことができる。従ってS/N=Mγ
と考えることができ、トランスバーサルフィルタ105
a,105bにS/N検出bitが入力されるとS/N
を20log(M)だけ改善することができる。
【0031】以上のように構成された無線通信機の自動
利得制御装置について、以下その動作を図1,図2及び
図3を用いて詳説する。
【0032】アンテナ101で受信された無線周波数信
号は無線部102で中間周波数である変調信号を抽出さ
れる。変調信号は中間周波数増幅器103でレベル調整
され直交復調器104へ送られ、中間周波数からベース
バンド周波数に変換されると同時に同相成分と直交成分
に分離される。同相成分と直交成分はトランスバーサル
フィルタ105a,105bでそれぞれS/N検出用の
プリアンブルパターンとの相関をとられることにより、
受信スロットのS/N検出bitの位置でS/Nの改善
がなされ信号レベルに対する雑音レベルが小さくなる。
振幅抽出器106はデータフォーマット1のS/N検出
bitのタイミングでトランスバーサルフィルタ105
a,105bの出力の二乗平均して得た振幅成分を電圧
レベルに変換し出力する。ここで、トランスバーサルフ
ィルタ105a,105bでのS/N改善によって、入
力信号レベルに対する雑音レベルが十分小さくなった場
合、S/Nは振幅成分に比例していると考えることがで
きる。そこで、コンパレータ107はデータフォーマッ
ト1のS/N検出bitのタイミングで振幅抽出器10
6からの電圧レベル信号と外部から入力される任意のS
/Nに対応した基準電圧を比較し、基準電圧が大きい場
合は中間周波数増幅器103の利得を上げる方向に制御
し、基準電圧が小さい場合には中間周波数増幅器103
の利得を下げる方向に制御する。
【0033】こうして第1の実施例の無線通信機の自動
利得制御装置は任意のS/Nに対応した振幅成分となる
ように中間周波数増幅器103の利得制御するのでS/
Nを一定に保つことができる。
【0034】また、本発明の第2の実施例について、図
を参照して説明する。図5は本発明の第2の実施例の構
成を示すブロック図、図6は振幅抽出器の演算回路の構
成を示すブロック図である。
【0035】図5において、構成要素として101は無
線周波数信号を受信するアンテナ、102はアンテナ1
01で受信した無線周波数信号から中間周波数である変
調信号を抽出する無線部、103は無線部102から送
られてくる変調信号のレベルを外部からの制御信号によ
って調整して出力する中間周波数増幅器、104は中間
周波数増幅器103からの変調信号を中間周波数からベ
ースバンド周波数に変換すると同時に同相成分と直交成
分に分離する直交復調器、105aはS/N検出用のプ
リアンブルパターンとの相関をとり同相成分のS/Nを
改善するトランスバーサルフィルタ、105bはS/N
検出用のプリアンブルパターンとの相関をとり直交成分
のS/Nを改善するトランスバーサルフィルタ、201
はS/N検出用のプリアンブルパターンのタイミングで
同相成分のトランスバーサルフィルタ105aの出力と
直交成分のトランスバーサルフィルタ105bの出力を
比較し最小値の2分の1と最大値を加算して得られた振
幅成分を電圧レベル信号として出力する振幅抽出器、1
07は振幅抽出器から送られてくる信号の電圧と外部か
ら入力される基準電圧を比較し中間周波数増幅器の制御
を行うコンパレータ、108は直交復調された変調信号
のフレーム処理を行うと同時にデータの再生を行う検波
器である。
【0036】図6において、2011は入力された同相
成分と直交成分の比較を行うコンパレータ、2012は
コンパレータからの制御信号によって信号の選択を行う
セレクター、2013は入力信号を2分の1にする乗算
器、2014は加算を行う加算器である。入力された同
相成分と直交成分の比較をコンパレータ2011で行い
同相成分が大きい時、直交成分を乗算器2013,同相
成分を加算器に入力するようにセレクタが選択し、加算
器は直交成分の2分の1と同相成分の加算を行い振幅成
分を算出する。逆に入力された同相成分と直交成分の比
較をコンパレータ2011で行い直交成分が大きい時、
同相成分を乗算器2013,直交成分を加算器2014
に入力するようにセレクタが選択し、加算器2014は
同相成分の2分の1と直交成分の加算を行い振幅成分を
算出する。
【0037】以上のように構成された無線通信機の自動
利得制御装置について、以下その動作を図5を用いて詳
説する。なお、第2の実施例は第1の実施例と同様のデ
ータ構成でTDD通信を行うものとする。
【0038】アンテナ101で受信された無線周波数信
号は無線部102で中間周波数である変調信号を抽出さ
れる。変調信号は中間周波数増幅器103でレベル調整
され直交復調器104へ送られ、中間周波数からベース
バンド周波数に変換されると同時に同相成分と直交成分
に分離される。同相成分と直交成分はトランスバーサル
フィルタ105a,105bでそれぞれS/N検出用の
プリアンブルパターンとの相関をとられることにより、
受信スロットのS/N検出bitの位置でS/Nの改善
がなされ信号レベルに対する雑音レベルが小さくなる。
振幅抽出器201はデータフォーマット1のS/N検出
bitのタイミングでトランスバーサルフィルタ105
a,105bの出力を比較し、最小値の2分の1と最大
値を加算して得られた振幅成分を電圧レベルに変換し出
力する。ここで、トランスバーサルフィルタ105a,
105bでのS/N改善によって、入力信号レベルに対
する雑音レベルが十分小さくなった場合、S/Nは振幅
成分に比例していると考えることができる。そこで、コ
ンパレータ107はデータフォーマット1のS/N検出
bitのタイミングで振幅抽出器201からの電圧レベ
ル信号と外部から入力される任意のS/Nに対応した基
準電圧を比較し、基準電圧が大きい場合は中間周波数増
幅器103の利得を上げる方向に制御し、基準電圧が小
さい場合には中間周波数増幅器103の利得を下げる方
向に制御する。
【0039】こうして第2の実施例の無線通信機の自動
利得制御装置は任意のS/Nに対応した振幅成分となる
ように中間周波数増幅器103の利得制御するのでS/
Nを一定に保つことができる。
【0040】また、本発明の第3の実施例について、図
を参照して説明する。図7は本発明の第3の実施例の構
成を示すブロック図である。
【0041】図7において、構成要素として101は無
線周波数信号を受信するアンテナ、102はアンテナ1
01で受信した無線周波数信号から中間周波数である変
調信号を抽出する無線部、103は無線部102から送
られてくる変調信号のレベルを外部からの制御信号によ
って調整して出力する中間周波数増幅器、104は中間
周波数増幅器103からの変調信号を中間周波数からベ
ースバンド周波数に変換すると同時に同相成分と直交成
分に分離する直交復調器、105aはS/N検出用のプ
リアンブルパターンとの相関をとり同相成分のS/Nを
改善するトランスバーサルフィルタ、105bはS/N
検出用のプリアンブルパターンとの相関をとり直交成分
のS/Nを改善するトランスバーサルフィルタ、201
はS/N検出用のプリアンブルパターンのタイミングで
同相成分のトランスバーサルフィルタ105aの出力と
直交成分のトランスバーサルフィルタ105bの出力を
比較し最小値の2分の1と最大値を加算して得られた振
幅信号を出力する振幅抽出器、301は振幅信号の変化
量を抽出し中間周波数増幅器103の制御を行う誤差信
号抽出器、108は直交復調された変調信号のフレーム
処理を行うと同時にデータの再生を行う検波器である。
【0042】以上のように構成された無線通信機の自動
利得制御装置について、以下その動作を図7を用いて詳
説する。なお、第3の実施例は第1の実施例と同様のデ
ータ構成でTDD通信を行うものとする。
【0043】アンテナ101で受信された無線周波数信
号は無線部102で中間周波数である変調信号を抽出さ
れる。変調信号は中間周波数増幅器103でレベル調整
され直交復調器104へ送られ、中間周波数からベース
バンド周波数に変換されると同時に同相成分と直交成分
に分離される。同相成分と直交成分はトランスバーサル
フィルタ105a,105bでそれぞれS/N検出用の
プリアンブルパターンとの相関をとられることにより、
受信スロットのS/N検出bitの位置でS/Nの改善
がなされ信号レベルに対する雑音レベルが小さくなる。
振幅抽出器201はデータフォーマット1のS/N検出
bitのタイミングでトランスバーサルフィルタ105
a,105bの出力を比較し、最小値の2分の1と最大
値を加算し振幅信号として出力する。ここで、トランス
バーサルフィルタ105a,105bでのS/N改善に
よって、入力信号レベルに対する雑音レベルが十分小さ
くなった場合、S/Nは振幅成分に比例していると考え
ることができ、振幅信号の変化の極性がS/Nの変化の
極性となる。そこで、誤差信号抽出器301は振幅信号
を1フレーム毎にデータフォーマット1のS/N検出b
itのタイミングでシフトレジスタに取りみ、2フレー
ム前の振幅信号と比較し、振幅が増加している時は中間
周波数増幅器103の制御方向を維持し、振幅が減少し
ている時は中間周波数増幅器103の制御方向を逆にす
る。
【0044】こうして第3の実施例の無線通信機の自動
利得制御装置は振幅成分が増加する方向に中間周波数増
幅器103の利得を制御するのでS/Nを最大にするこ
とができる。
【0045】また、本発明の第4の実施例について、図
を参照して説明する。図8は本発明の第4の実施例の構
成を示すブロック図、図9は本発明の第4の実施例にお
けるデータ構成を示すデータフォーマットである。
【0046】図8において、構成要素として101は無
線周波数信号を受信するアンテナ、102はアンテナ1
01で受信した無線周波数信号から中間周波数である変
調信号を抽出する無線部、103は無線部102から送
られてくる変調信号のレベルを外部からの制御信号によ
って調整して出力する中間周波数増幅器、104は中間
周波数増幅器103からの変調信号を中間周波数からベ
ースバンド周波数に変換すると同時に同相成分と直交成
分に分離する直交復調器、401aはフレーム検出用の
プリアンブルパターンとの相関をとり同相成分のS/N
を改善するトランスバーサルフィルタ、401bはフレ
ーム検出用のプリアンブルパターンとの相関をとり直交
成分のS/Nを改善するトランスバーサルフィルタ、4
02はフレーム検出用のプリアンブルパターンのタイミ
ングで同相成分のトランスバーサルフィルタの出力と直
交成分のトランスバーサルフィルタの出力を比較し最小
値の2分の1と最大値を加算して得られた振幅信号を出
力する振幅抽出器、301は振幅信号の変化量を抽出し
中間周波数増幅器103の制御を行う誤差信号抽出器、
403は直交復調された変調信号のフレーム処理を行う
と同時にデータの再生を行う検波器である。
【0047】図9において、2は送信時の送信スロット
或いは受信時の受信スロットのデータのフォーマットで
あり、フレーム同期用のプリアンブルパターンを入れる
フレーム同期bit及び音声や画像等のデータを入れる
データ領域から構成される。
【0048】以上のように構成された無線通信機の自動
利得制御装置について、以下その動作を図8を用いて詳
説する。なお、第4の実施例は図9のデータ構成で第1
の実施例と同様のTDD通信を行うものとする。
【0049】アンテナ101で受信された無線周波数信
号は無線部102で中間周波数である変調信号を抽出さ
れる。変調信号は中間周波数増幅器103でレベル調整
され直交復調器104へ送られ、中間周波数からベース
バンド周波数に変換されると同時に同相成分と直交成分
に分離される。同相成分と直交成分はトランスバーサル
フィルタ401a,401bでそれぞれフレーム検出用
のプリアンブルパターンとの相関をとられることによ
り、受信スロットのフレーム検出bitの位置でS/N
の改善がなされ信号レベルに対する雑音レベルが小さく
なる。振幅抽出器402はデータのフォーマット2フレ
ーム検出bitのタイミングでトランスバーサルフィル
タ401a,401bの出力を比較し、最小値の2分の
1と最大値を加算し振幅信号として出力する。ここで、
トランスバーサルフィルタ401a,401bでのS/
N改善によって、入力信号レベルに対する雑音レベルが
十分小さくなった場合、S/Nは振幅成分に比例してい
ると考えることができ、振幅信号の変化の極性がS/N
の変化の極性となる。そこで、誤差信号抽出器301は
振幅信号を1フレーム毎にデータフォーマット2のフレ
ーム検出bitのタイミングでシフトレジスタに取り
み、2フレーム前の振幅信号と比較し、振幅が増加して
いる時は中間周波数増幅器103の制御方向を維持し、
振幅が減少している時は中間周波数増幅器103の制御
方向を逆にする。
【0050】こうして第4の実施例の無線通信機の自動
利得制御装置は振幅成分が増加する方向に中間周波数増
幅器103の利得を制御するのでS/Nを最大にするこ
とができる。
【0051】また、本発明の第5の実施例について、図
を参照して説明する。図10は本発明の第5の実施例の
構成を示すブロック図である。
【0052】図10において、構成要素として101は
無線周波数信号を受信するアンテナ、102はアンテナ
101で受信した無線周波数信号から中間周波数である
変調信号を抽出する無線部、103は無線部102から
送られてくる変調信号のレベルを外部からの制御信号に
よって調整して出力する中間周波数増幅器、104は中
間周波数増幅器103からの変調信号を中間周波数から
ベースバンド周波数に変換すると同時に同相成分と直交
成分に分離する直交復調器、501aは送信側の拡散パ
ターンとの相関をとり同相成分のS/Nを改善する逆拡
散器、501bは送信側の拡散パターンとの相関をとり
直交成分のS/Nを改善する逆拡散器、502は1フレ
ームに1回のタイミングで同相成分の逆拡散器501a
の出力と直交成分の逆拡散器501bの出力を比較し最
小値の2分の1と最大値を加算して得られた振幅信号を
出力する振幅抽出器、301は振幅信号の変化量を抽出
し中間周波数増幅器103の制御を行う誤差信号抽出
器、503は直交復調された変調信号のフレーム処理を
行うと同時にデータの再生を行う検波器である。
【0053】以上のように構成された無線通信機の自動
利得制御装置について、以下その動作を図10を用いて
詳説する。なお、第5の実施例は図9のデータ構成でス
ペクトラム拡散を行うと同時に、第1の実施例と同様の
TDD通信を行うものとする。
【0054】アンテナ101で受信された無線周波数信
号は無線部102で中間周波数である変調信号を抽出さ
れる。変調信号は中間周波数増幅器103でレベル調整
され直交復調器104へ送られ、中間周波数からベース
バンド周波数に変換されると同時に同相成分と直交成分
に分離される。同相成分と直交成分は逆拡散器501
a,501bでそれぞれ送信側の拡散パターンとの相関
をとられることにより、受信スロット全体でS/Nの改
善がなされ信号レベルに対する雑音レベルが小さくな
る。振幅抽出器502はデータフォーマット2のデータ
領域の1ビット目のタイミングで逆拡散器501a,5
01bの出力を比較し、最小値の2分の1と最大値を加
算し振幅信号として出力する。
【0055】ここで、逆拡散器501a,501bでの
S/N改善によって、入力信号レベルに対する雑音レベ
ルが十分小さくなった場合、S/Nは振幅成分に比例し
ていると考えることができ、振幅信号の変化の極性がS
/Nの変化の極性となる。そこで、誤差信号抽出器30
1は振幅信号を1フレーム毎にシフトレジスタに取り
み、2フレーム前の振幅信号と比較し、振幅が増加して
いる時は中間周波数増幅器103の制御方向を維持し、
振幅が減少している時は中間周波数増幅器103の制御
方向を逆にする。
【0056】こうして第5の実施例の無線通信機の自動
利得制御装置は振幅成分が増加する方向に中間周波数増
幅器103の利得を制御するのでS/Nを最大にするこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、増幅器から出力される信号の
雑音に対する信号の電力比に応じて前記増幅器の増幅度
を変化させる様にしたので、信号の受信状態の一番良い
状態で信号の再生を行うことができるようになり、雑音
による影響を受けにくくなり、検波器の復調精度を落と
すことなく復調を行うことができる。
【0058】さらに、雑音に対する信号の電力比が最大
になるように増幅度を変化させる様に制御を行う様にし
たので、検波器の復調精度を最大にすることができ、よ
り正確な復調を行うことができる。
【0059】また、時分割多重通信の場合に、S/N比
改善手段は前記時分割多重通信のフレーム同期用のプリ
アンブルパターンを所定の信号パターンとすることによ
り、S/N改善の為に所定の信号パターンを用意する必
要が無くなり、回路規模を小さくできる事ができ、低価
格化、小型化が可能となる。
【0060】さらに、スペクトラム拡散信号の復調を行
う場合、逆拡散手段からの出力より振幅を抽出する事に
より、S/N改善手段を新たに用いることが無くなり、
回路規模を小さくできる事ができ、低価格化、小型化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例の送受信のタイミングを
示すタイミング図
【図3】本発明の第1の実施例におけるデータ構成を示
すデータフォーマット
【図4】トランスバーサルフィルタの構成を示すブロッ
ク図
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
【図6】振幅抽出器の演算回路の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第4の実施例におけるデータ構成を示
すデータフォーマット
【図10】本発明の第5の実施例の構成を示すブロック
図
【図11】従来の無線通信機の自動利得制御装置の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 無線部 103 中間周波数増幅器 104 直交復調器 105a,105b トランスバーサルフィルタ 106 振幅抽出器 107 コンパレータ 108 検波器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された変調信号の増幅を行うと共にそ
    の増幅度を外部より可変できる増幅器と、前記増幅器か
    ら出力される信号の雑音に対する信号の電力比を抽出す
    る抽出部と、前記抽出部からの出力によって前記増幅器
    の増幅度を変化させる制御部とを有する事を特徴とする
    無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記制御部は、前記抽出部からの出力が最
    大になるように前記増幅器の増幅度を変化させる事を特
    徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記抽出部からの出力が一
    定になるように前記増幅器の増幅度を変化させる事を特
    徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】入力された変調信号の増幅を行うと共にそ
    の増幅度を外部より可変できる増幅器と、前記増幅部か
    らの出力を同相成分と直交成分とに分離して出力する直
    交復調手段と、前記直交復調手段からのそれぞれの出力
    を所定の信号パターンとの相関を取るS/N比改善手段
    と、前記S/N比改善手段からの出力より振幅を抽出す
    る振幅抽出器と、前記振幅抽出器からの信号に応じて前
    記増幅器の増幅度を変化させる制御部とを有することを
    特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】前記振幅抽出器は、前記S/N比改善手段
    からの同相成分の出力の絶対値の二乗と前記S/N比改
    善手段からの直交成分の出力の絶対値の二乗との加算を
    行ったものの平方根を取った値を出力する事を特徴とす
    る請求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】前記振幅抽出器は、前記S/N比改善手段
    からの同相成分の出力と直交成分の出力との出力比を比
    較し、その出力比が最大になったときの値に最小の時の
    値の1/2の値を加算したものを出力する事を特徴とす
    る請求項4記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】前記制御部は前記振幅抽出部からの出力の
    変化量を抽出しこの抽出した結果に基づいて前記増幅器
    の増幅度を変化させる誤差信号抽出器から成る事を特徴
    とする請求項4〜6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】前記制御部は前記振幅抽出器からの出力と
    基準値とを比較した結果を前記増幅器へ出力するコンパ
    レータであることを特徴とする請求項4〜6のいずれか
    に記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】前記増幅部は、変調信号は時分割多重通信
    により受信された変調信号の増幅を行い、前記S/N比
    改善手段は前記時分割多重通信のフレーム同期用のプリ
    アンブルパターンを所定の信号パターンとする事を特徴
    とする請求項4〜8のいずれかに記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】スペクトラム拡散信号の増幅を行うと共
    にその増幅度を外部より可変できる増幅器と、前記増幅
    部からの出力を同相成分と直交成分とに分離して出力す
    る直交復調手段と、前記直交復調手段からのそれぞれの
    出力からそれぞれの信号の逆拡散を行う逆拡散手段と、
    前記逆拡散手段からの出力より振幅を抽出する振幅抽出
    器と、前記振幅抽出器からの信号に応じて前記増幅器の
    増幅度を変化させる制御部とを有することを特徴とする
    無線通信装置。
  11. 【請求項11】前記振幅抽出器は、前記逆拡散手段から
    の同相成分の出力の絶対値の二乗と前記S/N比改善手
    段からの直交成分の出力の絶対値の二乗との加算を行っ
    たものの平方根を取った値を出力する事を特徴とする請
    求項10記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】前記振幅抽出器は、前記逆拡散手段から
    の同相成分の出力と直交成分の出力との出力比を比較
    し、その出力比が最大になったときの値に最小の時の値
    の1/2の値を加算したものを出力する事を特徴とする
    請求項10記載の無線通信装置。
  13. 【請求項13】前記制御部は前記振幅抽出部からの出力
    の変化量を抽出しこの抽出した結果に基づいて前記増幅
    器の増幅度を変化させる誤差信号抽出器から成る事を特
    徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の無線通信
    装置。
  14. 【請求項14】前記制御部は前記振幅抽出器からの出力
    と基準値とを比較した結果を前記増幅器へ出力するコン
    パレータであることを特徴とする請求項10〜12のい
    ずれかに記載の無線通信装置。
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