JPH08307678A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH08307678A JPH08307678A JP7104125A JP10412595A JPH08307678A JP H08307678 A JPH08307678 A JP H08307678A JP 7104125 A JP7104125 A JP 7104125A JP 10412595 A JP10412595 A JP 10412595A JP H08307678 A JPH08307678 A JP H08307678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error
- pixel
- circuit
- image
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】画像の低濃度領域における黒画素の出現を早め
て画質劣化を防ぐ。 【構成】入力画像信号Si に画像補正信号Sc を加算す
る補正回路11と、この回路からの補正画像信号Sicを
閾値Th と比較して2値化する2値化回路12と、この
回路からの画像信号So と補正画像信号Sicから注目画
素の誤差を求める2値化誤差算出回路13と、注目画素
の周辺画素の重み係数を記憶した重み係数記憶回路15
と、誤差算出回路で求めた誤差に重み係数記憶回路から
の重み係数を乗じて周辺画素位置における重み誤差を算
出する重み誤差算出回路14と、この回路にて算出した
重み誤差をそれぞれ累積記憶し、注目画素に対応する画
像補正信号を発生する誤差記憶回路16と、この回路が
重み誤差を記憶する各画素位置に閾値Th 以下の誤差デ
ータを初期設定する誤差設定部17とからなる。
て画質劣化を防ぐ。 【構成】入力画像信号Si に画像補正信号Sc を加算す
る補正回路11と、この回路からの補正画像信号Sicを
閾値Th と比較して2値化する2値化回路12と、この
回路からの画像信号So と補正画像信号Sicから注目画
素の誤差を求める2値化誤差算出回路13と、注目画素
の周辺画素の重み係数を記憶した重み係数記憶回路15
と、誤差算出回路で求めた誤差に重み係数記憶回路から
の重み係数を乗じて周辺画素位置における重み誤差を算
出する重み誤差算出回路14と、この回路にて算出した
重み誤差をそれぞれ累積記憶し、注目画素に対応する画
像補正信号を発生する誤差記憶回路16と、この回路が
重み誤差を記憶する各画素位置に閾値Th 以下の誤差デ
ータを初期設定する誤差設定部17とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字や写真等を
ラスタスキャンして得た多値画像を誤差拡散法を用いて
2値化又は多値化する画像処理装置に関する。
ラスタスキャンして得た多値画像を誤差拡散法を用いて
2値化又は多値化する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、イメージ情報も扱える文書画像
処理においては、スキャナなどの画像読取手段にて読み
取った画像情報に対して、文字や線画などの画像情報の
場合は固定閾値により単純2値化を行い、写真などの階
調を有する画像情報は組織的ディザ法などの疑似階調手
段により2値化を行うようになっている。
処理においては、スキャナなどの画像読取手段にて読み
取った画像情報に対して、文字や線画などの画像情報の
場合は固定閾値により単純2値化を行い、写真などの階
調を有する画像情報は組織的ディザ法などの疑似階調手
段により2値化を行うようになっている。
【0003】これは、読み取った画像情報を固定閾値に
より単純2値化処理を行うと、文字や線画の領域では解
像度が保存されるために画質劣化は生じないが、写真画
像の領域では階調性が保存されないため画質劣化が生じ
るという問題があり、また、読み取った画像情報を組織
的ディザ法などの疑似階調処理を行うと、写真画像の領
域では階調性が保存されため画質劣化は生じないが、文
字や線画の領域では解像度が低下するため画質劣化が生
じるという問題があるためである。
より単純2値化処理を行うと、文字や線画の領域では解
像度が保存されるために画質劣化は生じないが、写真画
像の領域では階調性が保存されないため画質劣化が生じ
るという問題があり、また、読み取った画像情報を組織
的ディザ法などの疑似階調処理を行うと、写真画像の領
域では階調性が保存されため画質劣化は生じないが、文
字や線画の領域では解像度が低下するため画質劣化が生
じるという問題があるためである。
【0004】これに対し、写真画像の領域の階調性を満
足すると共に文字や線画の領域に対しても組織的ディザ
法に比べて解像度が維持できる画像処理として誤差拡散
法がある。誤差拡散法は、注目画素の濃度に、すでに2
値化した周辺画素の2値化誤差にある重み係数を乗じた
ものを加え、固定閾値で2値化するものである。
足すると共に文字や線画の領域に対しても組織的ディザ
法に比べて解像度が維持できる画像処理として誤差拡散
法がある。誤差拡散法は、注目画素の濃度に、すでに2
値化した周辺画素の2値化誤差にある重み係数を乗じた
ものを加え、固定閾値で2値化するものである。
【0005】このような誤差拡散法を使用した画像処理
装置としては、従来、図3に示すものが知られている。
すなわち、入力画像信号Si 及び画像補正信号Sc を補
正回路1に入力し、この補正回路1で注目画素の画像情
報を補正し、この補正した補正画像信号Sicを2値化回
路2に供給している。2値化回路2にはまた、2値化閾
値Th が入力されている。2値化回路2は補正画像信号
Sicを2値化閾値Thと比較し、Sic>Th であれば2
値化画像信号So として信号「1」、すなわち、黒画素
を出力し、Sic≦Th であれば2値化画像信号So とし
て信号「0」、すなわち、白画素を出力する。なお、2
値化閾値Th としては、入力画像信号Si が例えば8b
itであれば入力画像信号Si の値が0〜255となる
ので、中間値である128を設定する。
装置としては、従来、図3に示すものが知られている。
すなわち、入力画像信号Si 及び画像補正信号Sc を補
正回路1に入力し、この補正回路1で注目画素の画像情
報を補正し、この補正した補正画像信号Sicを2値化回
路2に供給している。2値化回路2にはまた、2値化閾
値Th が入力されている。2値化回路2は補正画像信号
Sicを2値化閾値Thと比較し、Sic>Th であれば2
値化画像信号So として信号「1」、すなわち、黒画素
を出力し、Sic≦Th であれば2値化画像信号So とし
て信号「0」、すなわち、白画素を出力する。なお、2
値化閾値Th としては、入力画像信号Si が例えば8b
itであれば入力画像信号Si の値が0〜255となる
ので、中間値である128を設定する。
【0006】一方、補正回路1からの補正画像信号Sic
及び2値化回路2からの2値化画像信号So を2値化誤
差算出回路3に供給し、この2値化誤差算出回路3にて
2値化した注目画素の2値化誤差を算出している。すな
わち、2値化画像信号So が「1」のときは値を「25
5」とし、「0」のときは「0」として、補正画像信号
Sicとの差、すなわち、Sic−So を算出している。
及び2値化回路2からの2値化画像信号So を2値化誤
差算出回路3に供給し、この2値化誤差算出回路3にて
2値化した注目画素の2値化誤差を算出している。すな
わち、2値化画像信号So が「1」のときは値を「25
5」とし、「0」のときは「0」として、補正画像信号
Sicとの差、すなわち、Sic−So を算出している。
【0007】2値化誤差算出回路3からの2値化誤差信
号Serを重み誤差算出回路4に供給している。この重み
誤差算出回路4には、また重み係数記憶回路5からの重
み係数が入力されている。重み係数記憶回路5は、一種
の誤差フィルタで、この誤差フィルタには、注目画素
「*」の周辺画素に対する重み係数A,B,C,Dを記
憶している。重み係数A,B,C,Dは、例えば、A=
7/16、B=1/16、C=5/16、D=3/1
6、に設定している。
号Serを重み誤差算出回路4に供給している。この重み
誤差算出回路4には、また重み係数記憶回路5からの重
み係数が入力されている。重み係数記憶回路5は、一種
の誤差フィルタで、この誤差フィルタには、注目画素
「*」の周辺画素に対する重み係数A,B,C,Dを記
憶している。重み係数A,B,C,Dは、例えば、A=
7/16、B=1/16、C=5/16、D=3/1
6、に設定している。
【0008】重み誤差算出回路4は、2値化誤差信号S
erにそれぞれ重み係数A,B,C,Dを乗じて注目画素
の周辺に対応する位置の重み誤差を算出し、誤差記憶回
路6に供給している。誤差記憶回路6は注目画素「*」
の該当する周辺に対して算出された該当する重み誤差を
累積し、その累積した値eA ,eB ,eC ,eD を記憶
する。そして、誤差記憶回路6は入力画像信号Si に対
応した画素、すなわち、注目画素「*」の累積記憶値を
画像補正信号Sc として補正回路1に供給している。
erにそれぞれ重み係数A,B,C,Dを乗じて注目画素
の周辺に対応する位置の重み誤差を算出し、誤差記憶回
路6に供給している。誤差記憶回路6は注目画素「*」
の該当する周辺に対して算出された該当する重み誤差を
累積し、その累積した値eA ,eB ,eC ,eD を記憶
する。そして、誤差記憶回路6は入力画像信号Si に対
応した画素、すなわち、注目画素「*」の累積記憶値を
画像補正信号Sc として補正回路1に供給している。
【0009】また、近年、出力装置の階調数(レベル
数)が大きい場合の誤差拡散法においても、前述した2
値化回路2を階調数に対応するだけの閾値を用いる多値
化回路に置き換えて対応している。例えば、出力階調数
が4階調であれば3種類の閾値を使用することになる。
数)が大きい場合の誤差拡散法においても、前述した2
値化回路2を階調数に対応するだけの閾値を用いる多値
化回路に置き換えて対応している。例えば、出力階調数
が4階調であれば3種類の閾値を使用することになる。
【0010】また、特公平6−66876号公報に見ら
れるように、テクスチャを防止するために重み係数を複
数個持ち、乱数を発生させて画素毎にこれらの中から1
つを選択し誤差拡散を行うものもある。
れるように、テクスチャを防止するために重み係数を複
数個持ち、乱数を発生させて画素毎にこれらの中から1
つを選択し誤差拡散を行うものもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのいず
れにおいても、画像の背景等の濃度レベルが極端に小さ
い場合には、画像の濃度が一定であってもエリア内の画
像濃度を正確に再現できない問題があった。これは、誤
差拡散法における2値化誤差が画像の左上から主走査方
向、副走査方向に拡散され累積されてやがて閾値Th に
達したときに黒画素がはじめて出現するため、同一濃度
の画像であっても誤差拡散処理の開始時点と開始後しば
らくしてからでは黒画素の出現率が異なることに原因す
る。従って、低濃度領域においては黒画素の出現遅れが
発生する。
れにおいても、画像の背景等の濃度レベルが極端に小さ
い場合には、画像の濃度が一定であってもエリア内の画
像濃度を正確に再現できない問題があった。これは、誤
差拡散法における2値化誤差が画像の左上から主走査方
向、副走査方向に拡散され累積されてやがて閾値Th に
達したときに黒画素がはじめて出現するため、同一濃度
の画像であっても誤差拡散処理の開始時点と開始後しば
らくしてからでは黒画素の出現率が異なることに原因す
る。従って、低濃度領域においては黒画素の出現遅れが
発生する。
【0012】表1は、入力画像信号が256階調中の
「8」で、誤差記憶回路6の各画素位置の初期誤差が
「0」の場合の主走査方向及び副走査方向について各画
素の処理を終了した時の2値化誤差を示している。表中
斜線部分は黒画素が発生した場所を示している。この表
1から分かるように副走査方向に10ライン目ではじめ
て黒画素が出力される。
「8」で、誤差記憶回路6の各画素位置の初期誤差が
「0」の場合の主走査方向及び副走査方向について各画
素の処理を終了した時の2値化誤差を示している。表中
斜線部分は黒画素が発生した場所を示している。この表
1から分かるように副走査方向に10ライン目ではじめ
て黒画素が出力される。
【0013】
【表1】
【0014】このように、従来の誤差拡散法を使用した
画像処理装置では、いずれも低濃度領域では黒画素の出
力遅れが発生し、これにより背景等の画像の形が異な
り、結果として画質劣化を生じ問題があった。この現象
は画像の低濃度領域のみでなく、画像の高濃度領域にお
いても発生し、高濃度領域においては白画素の出現遅れ
が発生する。このように、従来の誤差拡散法を使用した
画像処理装置では、画像の低濃度領域及び高濃度領域に
おいて黒画素や白画素の出現遅れによる画質劣化を招く
という問題があった。
画像処理装置では、いずれも低濃度領域では黒画素の出
力遅れが発生し、これにより背景等の画像の形が異な
り、結果として画質劣化を生じ問題があった。この現象
は画像の低濃度領域のみでなく、画像の高濃度領域にお
いても発生し、高濃度領域においては白画素の出現遅れ
が発生する。このように、従来の誤差拡散法を使用した
画像処理装置では、画像の低濃度領域及び高濃度領域に
おいて黒画素や白画素の出現遅れによる画質劣化を招く
という問題があった。
【0015】そこで本発明は、画像の低濃度領域におけ
る黒画素や高濃度領域における白画素の出現を早めて画
質劣化を防ぐことができる画像処理装置を提供する。
る黒画素や高濃度領域における白画素の出現を早めて画
質劣化を防ぐことができる画像処理装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
入力画像信号を注目画素として画像補正信号に基づいて
補正する補正手段と、この補正手段にて補正した注目画
素の画像信号を予め設定した閾値と比較して2値化又は
多値化する手段と、この手段にて2値化又は多値化した
注文画素の画像信号と2値化又は多値化する手段に入力
する補正した注目画素の画像信号から注目画素の誤差を
求める誤差算出手段と、注目画素の周辺画素の重み係数
を記憶した重み係数記憶手段と、誤差算出手段で求めた
誤差に重み係数記憶手段に記憶した周辺画素の重み係数
を乗じて周辺画素位置における重み誤差を算出する重み
誤差算出手段と、この重み誤差算出手段にて算出した周
辺画素位置における重み誤差をそれぞれ累積して記憶す
る誤差記憶手段と、この誤差記憶手段が重み誤差を累積
記憶する各画素位置に予め2値化又は多値化するときに
使用する閾値以下の誤差データを初期設定する誤差設定
手段とからなり、入力画像信号の注目画素に対応する画
像補正信号を誤差記憶手段の対応する画素位置の累積記
憶内容に基づいて発生するものである。
入力画像信号を注目画素として画像補正信号に基づいて
補正する補正手段と、この補正手段にて補正した注目画
素の画像信号を予め設定した閾値と比較して2値化又は
多値化する手段と、この手段にて2値化又は多値化した
注文画素の画像信号と2値化又は多値化する手段に入力
する補正した注目画素の画像信号から注目画素の誤差を
求める誤差算出手段と、注目画素の周辺画素の重み係数
を記憶した重み係数記憶手段と、誤差算出手段で求めた
誤差に重み係数記憶手段に記憶した周辺画素の重み係数
を乗じて周辺画素位置における重み誤差を算出する重み
誤差算出手段と、この重み誤差算出手段にて算出した周
辺画素位置における重み誤差をそれぞれ累積して記憶す
る誤差記憶手段と、この誤差記憶手段が重み誤差を累積
記憶する各画素位置に予め2値化又は多値化するときに
使用する閾値以下の誤差データを初期設定する誤差設定
手段とからなり、入力画像信号の注目画素に対応する画
像補正信号を誤差記憶手段の対応する画素位置の累積記
憶内容に基づいて発生するものである。
【0017】請求項2対応の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、誤差設定手段は、各ラインにおけ
る誤差データの総和がゼロとなるように誤差記憶手段の
各画素位置に誤差データを初期設定するものである。
像処理装置において、誤差設定手段は、各ラインにおけ
る誤差データの総和がゼロとなるように誤差記憶手段の
各画素位置に誤差データを初期設定するものである。
【0018】請求項3対応の発明は、請求項1又は2記
載の画像処理装置において、誤差設定手段は、誤差記憶
手段の各画素位置に初期設定する誤差データを関数発生
装置を使用して発生するものである。
載の画像処理装置において、誤差設定手段は、誤差記憶
手段の各画素位置に初期設定する誤差データを関数発生
装置を使用して発生するものである。
【0019】
【作用】このような構成の本発明においては、2値化又
は多値化を開始する前に、誤差記憶手段の各画素位置に
閾値以下の誤差データを初期設定する。
は多値化を開始する前に、誤差記憶手段の各画素位置に
閾値以下の誤差データを初期設定する。
【0020】そして、入力画像信号の入力があると、補
正手段は入力画像信号を注目画素としてこの注目画素に
対応する画像補正信号を誤差記憶手段から入力し、補正
した画像信号を出力する。この補正画像信号は2値化又
は多値化する手段において閾値と比較され2値化又は多
値化される。
正手段は入力画像信号を注目画素としてこの注目画素に
対応する画像補正信号を誤差記憶手段から入力し、補正
した画像信号を出力する。この補正画像信号は2値化又
は多値化する手段において閾値と比較され2値化又は多
値化される。
【0021】一方、2値化又は多値化した注文画素の画
像信号と2値化又は多値化前の補正画像信号から注目画
素の誤差を求め、この求めた誤差に周辺画素の重み係数
を乗じて周辺画素位置における重み誤差をそれぞれ算出
する。そして算出した周辺画素位置における重み誤差を
誤差記憶手段の対応する画素位置にそれぞれ累積する。
そして、次の注目画素となる入力画像信号の入力がある
と、誤差記憶手段から注目画素に対応する画像補正信号
を補正手段に供給する。以上の処理を1ラインの各画素
毎に繰り返し行い、これをさらに各ライン毎に繰り返し
て全体の画像処理を行う。
像信号と2値化又は多値化前の補正画像信号から注目画
素の誤差を求め、この求めた誤差に周辺画素の重み係数
を乗じて周辺画素位置における重み誤差をそれぞれ算出
する。そして算出した周辺画素位置における重み誤差を
誤差記憶手段の対応する画素位置にそれぞれ累積する。
そして、次の注目画素となる入力画像信号の入力がある
と、誤差記憶手段から注目画素に対応する画像補正信号
を補正手段に供給する。以上の処理を1ラインの各画素
毎に繰り返し行い、これをさらに各ライン毎に繰り返し
て全体の画像処理を行う。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。先ず、請求項1に対応した実施例について述べ
る。図1において、11は補正手段としての補正回路
で、この補正回路11にスキャナ等の画像読取装置で画
像読取り行って得た入力画像信号Si を1画素づつ入力
すると共に、誤差記憶手段である誤差記憶回路16から
各画素毎に対応する画像補正信号Sc を入力している。
なお、入力画像信号Si は例えば8bitの信号で0〜
255の値を取る多値画像信号である。
する。先ず、請求項1に対応した実施例について述べ
る。図1において、11は補正手段としての補正回路
で、この補正回路11にスキャナ等の画像読取装置で画
像読取り行って得た入力画像信号Si を1画素づつ入力
すると共に、誤差記憶手段である誤差記憶回路16から
各画素毎に対応する画像補正信号Sc を入力している。
なお、入力画像信号Si は例えば8bitの信号で0〜
255の値を取る多値画像信号である。
【0023】前記補正回路11は入力画像信号Si の値
に画像補正信号Sc の値を加算して入力画像信号Si を
補正し、補正画像信号Sicを2値化回路12に供給して
いる。前記2値化回路12は、補正画像信号Sicを2値
化閾値Th と比較し、Sic>Th であれば2値化画像信
号So として信号「1」、すなわち、黒画素を出力し、
Sic≦Th であれば2値化画像信号So として信号
「0」、すなわち、白画素を出力するようになってい
る。2値化閾値Th としては、例えば、256階調の中
間値である128を設定している。
に画像補正信号Sc の値を加算して入力画像信号Si を
補正し、補正画像信号Sicを2値化回路12に供給して
いる。前記2値化回路12は、補正画像信号Sicを2値
化閾値Th と比較し、Sic>Th であれば2値化画像信
号So として信号「1」、すなわち、黒画素を出力し、
Sic≦Th であれば2値化画像信号So として信号
「0」、すなわち、白画素を出力するようになってい
る。2値化閾値Th としては、例えば、256階調の中
間値である128を設定している。
【0024】前記補正回路11からの補正画像信号Sic
及び2値化回路12からの2値化画像信号So を誤差算
出手段である2値化誤差算出回路13に供給している。
前記2値化誤差算出回路13は、2値化画像信号So が
「1」のときは値を「255」とし、「0」のときは
「0」として、補正画像信号Sicとの差、すなわち、S
ic−So を算出し2値化誤差を求めるようになってい
る。
及び2値化回路12からの2値化画像信号So を誤差算
出手段である2値化誤差算出回路13に供給している。
前記2値化誤差算出回路13は、2値化画像信号So が
「1」のときは値を「255」とし、「0」のときは
「0」として、補正画像信号Sicとの差、すなわち、S
ic−So を算出し2値化誤差を求めるようになってい
る。
【0025】前記2値化誤差算出回路13からの2値化
誤差信号Serを重み誤差算出手段である重み誤差算出回
路14に供給している。この重み誤差算出回路14に
は、また重み係数記憶手段である重み係数記憶回路15
から重み係数が入力するようになっている。
誤差信号Serを重み誤差算出手段である重み誤差算出回
路14に供給している。この重み誤差算出回路14に
は、また重み係数記憶手段である重み係数記憶回路15
から重み係数が入力するようになっている。
【0026】前記重み係数記憶回路15は、一種の誤差
フィルタで、この誤差フィルタには、注目画素「*」の
周辺画素に対する重み係数A,B,C,Dを記憶してい
る。重み係数は、例えば、A=7/16、B=1/1
6、C=5/16、D=3/16に設定している。
フィルタで、この誤差フィルタには、注目画素「*」の
周辺画素に対する重み係数A,B,C,Dを記憶してい
る。重み係数は、例えば、A=7/16、B=1/1
6、C=5/16、D=3/16に設定している。
【0027】前記重み誤差算出回路14は、2値化誤差
信号Serにそれぞれ重み係数A,B,C,Dを乗じて注
目画素の周辺に対応する位置の重み誤差を算出し、その
結果を前記誤差記憶回路16に供給している。前記誤差
記憶回路16は注目画素「*」の該当する周辺に対して
算出された該当する重み誤差を累積し、その累積した値
eA ,eB ,eC ,eD を記憶する。そして、前記誤差
記憶回路16は入力画像信号Si に対応した画素、すな
わち、注目画素「*」の累積記憶値を画像補正信号Sc
として前記補正回路11に供給している。
信号Serにそれぞれ重み係数A,B,C,Dを乗じて注
目画素の周辺に対応する位置の重み誤差を算出し、その
結果を前記誤差記憶回路16に供給している。前記誤差
記憶回路16は注目画素「*」の該当する周辺に対して
算出された該当する重み誤差を累積し、その累積した値
eA ,eB ,eC ,eD を記憶する。そして、前記誤差
記憶回路16は入力画像信号Si に対応した画素、すな
わち、注目画素「*」の累積記憶値を画像補正信号Sc
として前記補正回路11に供給している。
【0028】17は入力画像信号Si の2値化処理を開
始する前に、前記誤差記憶回路16における重み誤差を
累積記憶する各画素位置に前記閾値Th 以下の誤差デー
タを初期設定する誤差設定手段としての誤差設定部で、
誤差データとして例えば各画素位置すべてに一定の値
「32」を初期設定するようになっている。
始する前に、前記誤差記憶回路16における重み誤差を
累積記憶する各画素位置に前記閾値Th 以下の誤差デー
タを初期設定する誤差設定手段としての誤差設定部で、
誤差データとして例えば各画素位置すべてに一定の値
「32」を初期設定するようになっている。
【0029】このような構成の実施例においては、図2
に示す画像空間において、2値化処理を開始する前に誤
差設定部17は前記誤差記憶回路16における重み誤差
を累積記憶する各画素位置に一定の値「32」をそれぞ
れ初期設定する。
に示す画像空間において、2値化処理を開始する前に誤
差設定部17は前記誤差記憶回路16における重み誤差
を累積記憶する各画素位置に一定の値「32」をそれぞ
れ初期設定する。
【0030】この状態で、階調値が「8」で一様な入力
画像信号Si が補正回路11に入力されると、先ず、1
ライン目の最初の1画素目P11が注目画素となり、補正
回路11は入力画像信号Si に誤差記憶回路16からの
画像補正信号Sc を加算して補正を行う。このときの画
像補正信号Sc の値は、1ライン目の最初の1画素目P
11の画素位置に記憶してある値に対応し、今、誤差記憶
回路16には一様に「32」が初期設定されているの
で、「32」となる。
画像信号Si が補正回路11に入力されると、先ず、1
ライン目の最初の1画素目P11が注目画素となり、補正
回路11は入力画像信号Si に誤差記憶回路16からの
画像補正信号Sc を加算して補正を行う。このときの画
像補正信号Sc の値は、1ライン目の最初の1画素目P
11の画素位置に記憶してある値に対応し、今、誤差記憶
回路16には一様に「32」が初期設定されているの
で、「32」となる。
【0031】従って、補正回路11は8+32=40を
求め、補正画像信号Sic「40」を出力する。この補正
画像信号Sicは2値化回路12で閾値Th と比較される
が、閾値Th は「128」であるので、2値化回路12
は2値化画像信号So として白画素の「0」を出力す
る。
求め、補正画像信号Sic「40」を出力する。この補正
画像信号Sicは2値化回路12で閾値Th と比較される
が、閾値Th は「128」であるので、2値化回路12
は2値化画像信号So として白画素の「0」を出力す
る。
【0032】一方、2値化誤差算出回路13は補正画像
信号Sicと2値化画像信号So との差、すなわち、40
−0=40を算出し、この「40」を2値化誤差信号S
erとして重み誤差算出回路14に供給する。重み誤差算
出回路14は注目画素P11の周辺の画素P12,P21,P
22に対する重み係数A,B,Cによって重み誤差を算出
する。画素P12に対応した重み誤差を2値化誤差信号S
erに重み係数Aを乗じて求める。すなわち、40×7/
16により「18」を求める。同様にして画素P21に対
応した重み誤差を重み係数Cを乗じて求める。すなわ
ち、40×5/16により「13」を求める。また、画
素P22に対応した重み誤差を重み係数Bを乗じて求め
る。すなわち、40×1/16により「3」を求める。
信号Sicと2値化画像信号So との差、すなわち、40
−0=40を算出し、この「40」を2値化誤差信号S
erとして重み誤差算出回路14に供給する。重み誤差算
出回路14は注目画素P11の周辺の画素P12,P21,P
22に対する重み係数A,B,Cによって重み誤差を算出
する。画素P12に対応した重み誤差を2値化誤差信号S
erに重み係数Aを乗じて求める。すなわち、40×7/
16により「18」を求める。同様にして画素P21に対
応した重み誤差を重み係数Cを乗じて求める。すなわ
ち、40×5/16により「13」を求める。また、画
素P22に対応した重み誤差を重み係数Bを乗じて求め
る。すなわち、40×1/16により「3」を求める。
【0033】誤差記憶回路16の該当する画素位置eA
(P12に対応),eC (P21に対応),eB (P22に対
応)にはそれぞれ「32」が初期設定されているので、
これに「18」「13」「3」がそれぞれ累積されてe
A =50,eC =45,eB=35となる。なお、注目
画素P11は「32」に「8」が累積されて「40」とな
る。こうして、1ライン目の最初の1画素目P11の画像
処理が終了する。
(P12に対応),eC (P21に対応),eB (P22に対
応)にはそれぞれ「32」が初期設定されているので、
これに「18」「13」「3」がそれぞれ累積されてe
A =50,eC =45,eB=35となる。なお、注目
画素P11は「32」に「8」が累積されて「40」とな
る。こうして、1ライン目の最初の1画素目P11の画像
処理が終了する。
【0034】次に1ライン目の2画素目P12が注目画素
となり、補正回路11は入力画像信号Si の「8」と画
像補正信号Sc の「50」を加算する。こうして、補正
回路11から補正画像信号Sic「58」が2値化回路1
2に供給される。「58」も閾値Th より小さいので、
2値化回路12は2値化画像信号So として白画素の
「0」を出力する。
となり、補正回路11は入力画像信号Si の「8」と画
像補正信号Sc の「50」を加算する。こうして、補正
回路11から補正画像信号Sic「58」が2値化回路1
2に供給される。「58」も閾値Th より小さいので、
2値化回路12は2値化画像信号So として白画素の
「0」を出力する。
【0035】一方、2値化誤差算出回路13は補正画像
信号Sicと2値化画像信号So との差、すなわち、58
−0=58を算出し、この「58」を2値化誤差信号S
erとして重み誤差算出回路14に供給する。重み誤差算
出回路14は注目画素P12の周辺の画素P13,P21,P
22,P23に対する重み係数A,B,C,Dによって重み
誤差を算出する。画素P13に対応した重み誤差を2値化
誤差信号Serに重み係数Aを乗じて求める。すなわち、
58×7/16により「25」を求める。同様にして画
素P21に対応した重み誤差を重み係数Dを乗じて求め
る。すなわち、58×3/16により「11」を求め
る。また、画素P22に対応した重み誤差を重み係数Cを
乗じて求める。すなわち、58×5/16により「1
8」を求める。また、画素P23に対応した重み誤差を重
み係数Bを乗じて求める。すなわち、58×1/16に
より「4」を求める。
信号Sicと2値化画像信号So との差、すなわち、58
−0=58を算出し、この「58」を2値化誤差信号S
erとして重み誤差算出回路14に供給する。重み誤差算
出回路14は注目画素P12の周辺の画素P13,P21,P
22,P23に対する重み係数A,B,C,Dによって重み
誤差を算出する。画素P13に対応した重み誤差を2値化
誤差信号Serに重み係数Aを乗じて求める。すなわち、
58×7/16により「25」を求める。同様にして画
素P21に対応した重み誤差を重み係数Dを乗じて求め
る。すなわち、58×3/16により「11」を求め
る。また、画素P22に対応した重み誤差を重み係数Cを
乗じて求める。すなわち、58×5/16により「1
8」を求める。また、画素P23に対応した重み誤差を重
み係数Bを乗じて求める。すなわち、58×1/16に
より「4」を求める。
【0036】誤差記憶回路16の該当する画素位置eA
(P13に対応),eD (P21に対応),eC (P22に対
応),eB (P23に対応)にはそれぞれ「32」「4
5」「35」「32」が記憶されているので、これに
「25」「11」「18」「4」がそれぞれ累積されて
eA =57,eD =56,eC =53,eB =36とな
る。こうして、1ライン目の2画素目P12の画像処理が
終了する。以下、この画像処理を1ラインの各画素につ
いて順次行い、これを各ラインすべてについて順次行っ
て1頁の画像処理が終了する。
(P13に対応),eD (P21に対応),eC (P22に対
応),eB (P23に対応)にはそれぞれ「32」「4
5」「35」「32」が記憶されているので、これに
「25」「11」「18」「4」がそれぞれ累積されて
eA =57,eD =56,eC =53,eB =36とな
る。こうして、1ライン目の2画素目P12の画像処理が
終了する。以下、この画像処理を1ラインの各画素につ
いて順次行い、これを各ラインすべてについて順次行っ
て1頁の画像処理が終了する。
【0037】そして各画素の処理を終了した時に発生す
る2値化誤差信号Serの値を示すと表2に示すようにな
る。なお、この表は主走査方向に13画素、副走査方向
に18ラインの一部を示している。
る2値化誤差信号Serの値を示すと表2に示すようにな
る。なお、この表は主走査方向に13画素、副走査方向
に18ラインの一部を示している。
【0038】
【表2】
【0039】この表の斜線部は黒画素が発生した場所を
示し、副走査方向に6ライン目で最初の黒画素が現れて
いる。このように、従来に比べて黒画素の出現が早くな
る。すなわち、入力画像信号Si の値が「8」という低
濃度領域における黒画素の出現を早めて画質劣化を防ぐ
ことができる。また、この2値化処理を行えば高濃度領
域における白画素の出現を早めて画質劣化を防ぐことも
できる。
示し、副走査方向に6ライン目で最初の黒画素が現れて
いる。このように、従来に比べて黒画素の出現が早くな
る。すなわち、入力画像信号Si の値が「8」という低
濃度領域における黒画素の出現を早めて画質劣化を防ぐ
ことができる。また、この2値化処理を行えば高濃度領
域における白画素の出現を早めて画質劣化を防ぐことも
できる。
【0040】なお、前記実施例では誤差設定部17とし
て誤差記憶回路16における重み誤差を累積記憶する各
画素位置のすべてに、誤差データとして一定の値を初期
設定するものについて述べたが必ずしもこれに限定する
ものではなく、例えば、誤差設定部に乱数発生器を設
け、この乱数発生器から発生する乱数を誤差データとし
て誤差記憶回路16における各画素位置に初期設定して
もよい。
て誤差記憶回路16における重み誤差を累積記憶する各
画素位置のすべてに、誤差データとして一定の値を初期
設定するものについて述べたが必ずしもこれに限定する
ものではなく、例えば、誤差設定部に乱数発生器を設
け、この乱数発生器から発生する乱数を誤差データとし
て誤差記憶回路16における各画素位置に初期設定して
もよい。
【0041】例えば、0〜32の範囲で発生する乱数を
誤差データとして初期設定した場合において、各画素の
処理を終了した時に発生する2値化誤差信号Serの値を
示すと表3に示すようになる。なお、入力画像信号Si
の値は前記同様「8」である。
誤差データとして初期設定した場合において、各画素の
処理を終了した時に発生する2値化誤差信号Serの値を
示すと表3に示すようになる。なお、入力画像信号Si
の値は前記同様「8」である。
【0042】
【表3】
【0043】この表において斜線部は黒画素が発生した
場所を示し、副走査方向に7ライン目で最初の黒画素が
現れている。このように、誤差データの設定に乱数を使
用しても黒画素の出現を早めることができ、画質劣化を
防ぐことができる。
場所を示し、副走査方向に7ライン目で最初の黒画素が
現れている。このように、誤差データの設定に乱数を使
用しても黒画素の出現を早めることができ、画質劣化を
防ぐことができる。
【0044】ところで、初期設定に使用する誤差データ
は閾値Th よりも小さくする必要がある。例えば、閾値
Th 「128」よりも大きな「144」の誤差データを
誤差記憶回路16の各画素位置のすべてに一様に初期設
定した場合において、各画素の処理を終了した時に発生
する2値化誤差信号Serの値を示すと表4に示すように
なる。なお、入力画像信号Si の値は前記同様「8」で
ある。
は閾値Th よりも小さくする必要がある。例えば、閾値
Th 「128」よりも大きな「144」の誤差データを
誤差記憶回路16の各画素位置のすべてに一様に初期設
定した場合において、各画素の処理を終了した時に発生
する2値化誤差信号Serの値を示すと表4に示すように
なる。なお、入力画像信号Si の値は前記同様「8」で
ある。
【0045】
【表4】
【0046】この表から分かるように黒画素の出現を早
めることはできるが、黒画素が1ライン目に集中し、そ
の後、11ライン目まで黒画素の出現がない。これは中
間調処理において階調性を失わせる原因となる。
めることはできるが、黒画素が1ライン目に集中し、そ
の後、11ライン目まで黒画素の出現がない。これは中
間調処理において階調性を失わせる原因となる。
【0047】次に、請求項2に対応した実施例について
述べる。全体の回路構成は図1と同様である。この実施
例では誤差設定部として、初期設定する誤差データの1
ラインの総和がゼロとなる誤差データを発生するように
なっている。
述べる。全体の回路構成は図1と同様である。この実施
例では誤差設定部として、初期設定する誤差データの1
ラインの総和がゼロとなる誤差データを発生するように
なっている。
【0048】すなわち、2値化処理を施す前に設定する
誤差データの値はそのまま画像全体に与える誤差にな
る。換言すれば、黒画素の出現は早くなるが、この誤差
により画像全体の濃度が変わってしまう。
誤差データの値はそのまま画像全体に与える誤差にな
る。換言すれば、黒画素の出現は早くなるが、この誤差
により画像全体の濃度が変わってしまう。
【0049】これは入力画像信号Si の総和をDi 、設
定誤差をE、画像の主走査方向をn、出力画像信号So
の総和をDo とすると、 Do =Di +E×n となり、E×nだけ出力画像が濃くなる。そこで、これ
を解決するためにE×nの総和がゼロとなるように誤差
設定を行う。すなわち、
定誤差をE、画像の主走査方向をn、出力画像信号So
の総和をDo とすると、 Do =Di +E×n となり、E×nだけ出力画像が濃くなる。そこで、これ
を解決するためにE×nの総和がゼロとなるように誤差
設定を行う。すなわち、
【数1】
【0050】となるようにすればよい。
【0051】表5は誤差設定部に−64〜64の乱数を
発生する乱数発生器を設けて、誤差データの総和がゼロ
となるように誤差設定した場合において、各画素の処理
を終了した時に発生する2値化誤差信号Serの値を示し
ている。なお、入力画像信号Si の値は前記同様「8」
である。
発生する乱数発生器を設けて、誤差データの総和がゼロ
となるように誤差設定した場合において、各画素の処理
を終了した時に発生する2値化誤差信号Serの値を示し
ている。なお、入力画像信号Si の値は前記同様「8」
である。
【0052】
【表5】
【0053】これによれば、黒画素の出現は8ライン目
と早くなると共に、画像全体の濃度が一定となり、画像
の再現性を向上できる。
と早くなると共に、画像全体の濃度が一定となり、画像
の再現性を向上できる。
【0054】この実施例では、−64〜64の範囲の乱
数を発生したがこれに限定するものでないのは勿論であ
る。
数を発生したがこれに限定するものでないのは勿論であ
る。
【0055】次に、請求項3に対応した実施例について
述べる。全体の回路構成は図1と同様である。この実施
例では初期設定する誤差データの1ラインの総和がゼロ
となるように周期的に繰り返される関数、例えば三角関
数(sin)を用いて誤差設定を行う。すなわち、誤差
設定部に三角関数発生器を設けて誤差記憶回路16にお
ける各画素位置に誤差を初期設定するようになってい
る。
述べる。全体の回路構成は図1と同様である。この実施
例では初期設定する誤差データの1ラインの総和がゼロ
となるように周期的に繰り返される関数、例えば三角関
数(sin)を用いて誤差設定を行う。すなわち、誤差
設定部に三角関数発生器を設けて誤差記憶回路16にお
ける各画素位置に誤差を初期設定するようになってい
る。
【0056】三角関数は、誤差をE、画素をn、三角関
数の周期をt、円周率をπ、振幅(最大値)をxとする
と、 En=sin{(n/t)・2π}・x となる。例えば、周期t=12、振幅x=64の三角関
数を使用して誤差記憶回路16における各画素位置に誤
差を初期設定した場合において、各画素の処理を終了し
た時に発生する2値化誤差信号Serの値を示すと表6に
示すようになる。なお、入力画像信号Si の値は前記同
様「8」である。
数の周期をt、円周率をπ、振幅(最大値)をxとする
と、 En=sin{(n/t)・2π}・x となる。例えば、周期t=12、振幅x=64の三角関
数を使用して誤差記憶回路16における各画素位置に誤
差を初期設定した場合において、各画素の処理を終了し
た時に発生する2値化誤差信号Serの値を示すと表6に
示すようになる。なお、入力画像信号Si の値は前記同
様「8」である。
【0057】
【表6】
【0058】これによれば、黒画素の出現が7ライン目
と早くなると共に、画像全体の濃度が一定であり、画像
の再現性を向上できる。
と早くなると共に、画像全体の濃度が一定であり、画像
の再現性を向上できる。
【0059】この実施例では、周期t=12、振幅x=
64の三角関数を使用したがこれに限定するものでない
のは勿論である。
64の三角関数を使用したがこれに限定するものでない
のは勿論である。
【0060】なお、前記各実施例は入力画像信号Si を
2値化回路で2値化して出力するものについて述べた
が、2値化回路を複数の閾値を設定した多値化回路に代
えて入力画像信号Si を多値化して出力するものにも適
用できるものである。
2値化回路で2値化して出力するものについて述べた
が、2値化回路を複数の閾値を設定した多値化回路に代
えて入力画像信号Si を多値化して出力するものにも適
用できるものである。
【0061】
【発明の効果】以上、本発明によれば、重み誤差を累積
して記憶する誤差記憶手段に、誤差設定手段により予め
2値化又は多値化するときに使用する閾値以下の誤差デ
ータを初期設定するようにしているので、画像の低濃度
領域における黒画素や高濃度領域における白画素の出現
を早めて画質劣化を防ぐことができる。
して記憶する誤差記憶手段に、誤差設定手段により予め
2値化又は多値化するときに使用する閾値以下の誤差デ
ータを初期設定するようにしているので、画像の低濃度
領域における黒画素や高濃度領域における白画素の出現
を早めて画質劣化を防ぐことができる。
【0062】また、初期設定する誤差データの各ライン
における総和がゼロとなるようにしているので、画像全
体の濃度が一定となり、画像の再現性を向上できる。
における総和がゼロとなるようにしているので、画像全
体の濃度が一定となり、画像の再現性を向上できる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例において2値化処理を行う画像空間を
示す図。
示す図。
【図3】従来例を示すブロック図。
11…補正回路 12…2値化回路 13…2値化誤差算出回路 14…重み誤差算出回路 15…重み係数記憶回路 16…誤差記憶回路 17…誤差設定部
Claims (3)
- 【請求項1】 入力画像信号を注目画素として画像補正
信号に基づいて補正する補正手段と、この補正手段にて
補正した注目画素の画像信号を予め設定した閾値と比較
して2値化又は多値化する手段と、この手段にて2値化
又は多値化した注文画素の画像信号と前記2値化又は多
値化する手段に入力する補正した注目画素の画像信号か
ら注目画素の誤差を求める誤差算出手段と、注目画素の
周辺画素の重み係数を記憶した重み係数記憶手段と、前
記誤差算出手段で求めた誤差に前記重み係数記憶手段に
記憶した周辺画素の重み係数を乗じて周辺画素位置にお
ける重み誤差を算出する重み誤差算出手段と、この重み
誤差算出手段にて算出した周辺画素位置における重み誤
差をそれぞれ累積して記憶する誤差記憶手段と、この誤
差記憶手段が重み誤差を累積記憶する各画素位置に予め
2値化又は多値化するときに使用する閾値以下の誤差デ
ータを初期設定する誤差設定手段とからなり、入力画像
信号の注目画素に対応する画像補正信号を前記誤差記憶
手段の対応する画素位置の累積記憶内容に基づいて発生
することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 誤差設定手段は、各ラインにおける誤差
データの総和がゼロとなるように誤差記憶手段の各画素
位置に誤差データを初期設定することを特徴とする請求
項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 誤差設定手段は、誤差記憶手段の各画素
位置に初期設定する誤差データを関数発生装置を使用し
て発生することを特徴とする請求項1又は2記載の画像
処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104125A JPH08307678A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104125A JPH08307678A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307678A true JPH08307678A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14372407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7104125A Pending JPH08307678A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307678A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6747669B1 (en) | 1999-09-22 | 2004-06-08 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Method for varying initial value in gray scale modification |
| WO2008108075A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-12 | Panasonic Corporation | 画像表示装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7104125A patent/JPH08307678A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6747669B1 (en) | 1999-09-22 | 2004-06-08 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Method for varying initial value in gray scale modification |
| WO2008108075A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-12 | Panasonic Corporation | 画像表示装置 |
| JPWO2008108075A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2010-06-10 | パナソニック株式会社 | 画像表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3603906B2 (ja) | 画像信号2値化処理装置および方法 | |
| JPH0793538A (ja) | 線形フィルタリングと統計的平滑化とを用いた逆ハーフトーン化方法 | |
| EP0781034B1 (en) | Image processing apparatus and method | |
| JPH04119763A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP3031994B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US6356361B1 (en) | Image processing apparatus and method for processing gradation image data using error diffusion | |
| EP0786741B1 (en) | Method and apparatus for binary coding of image data | |
| JPH0846784A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH08307678A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2860039B2 (ja) | 擬似中間調画像縮小装置 | |
| JPH05183737A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2570890B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH0318177A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH09107472A (ja) | 画像データ変換方法及び画像データ変換装置 | |
| JP2702593B2 (ja) | 孤立点除去装置 | |
| JPH1188693A (ja) | 疑似階調処理装置 | |
| JP3011464B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| JP3157870B2 (ja) | 画像処理方式 | |
| JP3222585B2 (ja) | 中間調二値データ発生回路 | |
| JPH06291993A (ja) | 画像信号処理装置 | |
| JPH06292005A (ja) | 画像信号処理装置 | |
| JPH06253133A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH11239273A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
| JPH0197066A (ja) | 画像処理方法 | |
| JPH08265569A (ja) | 疑似中間調処理装置 |