JPH08307814A - 画像信号記録方法および装置、画像信号再生方法および装置、ならびに画像信号記録媒体 - Google Patents
画像信号記録方法および装置、画像信号再生方法および装置、ならびに画像信号記録媒体Info
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- JPH08307814A JPH08307814A JP7129185A JP12918595A JPH08307814A JP H08307814 A JPH08307814 A JP H08307814A JP 7129185 A JP7129185 A JP 7129185A JP 12918595 A JP12918595 A JP 12918595A JP H08307814 A JPH08307814 A JP H08307814A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現行のテレビジョン信号が記録された光ディ
スクと両立性を保ちつつ、高解像度画像信号の記録/再
生を可能とする。 【構成】 高解像度画像201が高解像度画像用のエン
コーダ200に供給され、動き補償予測符号化がなさ
れ、高解像度画像のビットストリームが形成される。高
解像度画像がダウンサンプリング回路301を介される
ことによって、1/4解像度画像101が形成され、エ
ンコーダ100において、動き補償予測符号化により圧
縮される。エンコーダ100で動き補償のために生成さ
れた復号画像がアップサンプリング回路302を介して
エンコーダ200に供給され、高解像度画像の符号化の
ために利用される。各ビットストリームが多層光ディス
クの第1、第2層にそれぞれ記録される。第1層のみを
再生する時には、現行テレビジョン画像と同様の画像が
得られ、二つの層を同時に再生することによって、高解
像度画像を再生できる。
スクと両立性を保ちつつ、高解像度画像信号の記録/再
生を可能とする。 【構成】 高解像度画像201が高解像度画像用のエン
コーダ200に供給され、動き補償予測符号化がなさ
れ、高解像度画像のビットストリームが形成される。高
解像度画像がダウンサンプリング回路301を介される
ことによって、1/4解像度画像101が形成され、エ
ンコーダ100において、動き補償予測符号化により圧
縮される。エンコーダ100で動き補償のために生成さ
れた復号画像がアップサンプリング回路302を介して
エンコーダ200に供給され、高解像度画像の符号化の
ために利用される。各ビットストリームが多層光ディス
クの第1、第2層にそれぞれ記録される。第1層のみを
再生する時には、現行テレビジョン画像と同様の画像が
得られ、二つの層を同時に再生することによって、高解
像度画像を再生できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動画像信号を、光磁
気ディスクなどの記録媒体に記録し、これを再生し表示
する場合などに用いて好適な画像信号符号化方法および
画像信号符号化装置、画像信号復号化方法および画像信
号復号化装置、ならび画像信号記録媒体に関する。
気ディスクなどの記録媒体に記録し、これを再生し表示
する場合などに用いて好適な画像信号符号化方法および
画像信号符号化装置、画像信号復号化方法および画像信
号復号化装置、ならび画像信号記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現行のテレビジョン信号を記録再生する
ような装置、および光ディスクが実用化されている。こ
のような動画像信号を、光磁気ディスクなどの記録媒体
に記録し、これを再生してディスプレイなどに表示する
場合においては、記録媒体を効率良く利用するため、画
像信号のライン相関やフレーム間相関を利用して、画像
信号を圧縮符号化するようになされている。この圧縮符
号化には、ISO/IEC JTC-1/SC29 WG11 が制定するところ
の通称MPEG 2と呼ばれるISO/IEC 13818-2 などが利用さ
れる。ライン相関を利用すると、画像信号を、例えばD
CT(離散コサイン変換)処理するなどして圧縮するこ
とができる。また、フレーム間相関を利用すると、画像
信号をさらに圧縮して符号化することが可能となる。
ような装置、および光ディスクが実用化されている。こ
のような動画像信号を、光磁気ディスクなどの記録媒体
に記録し、これを再生してディスプレイなどに表示する
場合においては、記録媒体を効率良く利用するため、画
像信号のライン相関やフレーム間相関を利用して、画像
信号を圧縮符号化するようになされている。この圧縮符
号化には、ISO/IEC JTC-1/SC29 WG11 が制定するところ
の通称MPEG 2と呼ばれるISO/IEC 13818-2 などが利用さ
れる。ライン相関を利用すると、画像信号を、例えばD
CT(離散コサイン変換)処理するなどして圧縮するこ
とができる。また、フレーム間相関を利用すると、画像
信号をさらに圧縮して符号化することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、現行のテ
レビジョン信号を動画像データとして圧縮符号化し、光
ディスクなどの記録媒体に記録する手法は、実用化され
ている。しかし、現在さらに高画質化の要求があり、H
DTV(高解像度テレビジョン)信号の符号化/記録方
法が必要とされいる。また、現行のテレビジョン信号を
動画像データとして符号化した光ディスクは既に市場導
入されているため、この光ディスクとの両立性が必要で
ある。
レビジョン信号を動画像データとして圧縮符号化し、光
ディスクなどの記録媒体に記録する手法は、実用化され
ている。しかし、現在さらに高画質化の要求があり、H
DTV(高解像度テレビジョン)信号の符号化/記録方
法が必要とされいる。また、現行のテレビジョン信号を
動画像データとして符号化した光ディスクは既に市場導
入されているため、この光ディスクとの両立性が必要で
ある。
【0004】従って、この発明の目的は、現行のテレビ
ジョン信号の符号化データを元に予測画面の生成を行
い、高解像度の動画像信号の符号化を行った符号化デー
タを、効率的に記録/再生することができる画像信号記
録方法および装置、再生方法および装置、ならびに画像
信号記録媒体を提供することにある。
ジョン信号の符号化データを元に予測画面の生成を行
い、高解像度の動画像信号の符号化を行った符号化デー
タを、効率的に記録/再生することができる画像信号記
録方法および装置、再生方法および装置、ならびに画像
信号記録媒体を提供することにある。
【0005】また、この発明の他の目的は、既に市場導
入されている現行のテレビジョン信号のみが記録されて
いる光ディスクとの両立性を実現することができる画像
信号記録方法および装置、再生方法および装置、ならび
に画像信号記録媒体を提供することにある。
入されている現行のテレビジョン信号のみが記録されて
いる光ディスクとの両立性を実現することができる画像
信号記録方法および装置、再生方法および装置、ならび
に画像信号記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像信号
を、圧縮符号化を利用して複数の情報記録層を有する光
ディスクに記録する方法において、低解像度画像信号と
高解像度画像信号を生成するステップと、低解像度画像
信号を圧縮符号化して第1の符号化データを生成するス
テップと、光ディスクの第1の情報記録層に第1の符号
化データを記録するステップと、低解像度画像信号から
高解像度画像信号の予測画像を生成し、予測画像を利用
して高解像度画像信号を圧縮符号化して第2の符号化デ
ータを生成するステップと、光ディスクの第2の情報記
録層に第2の符号化データを記録するステップとからな
ることを特徴とする画像信号記録方法である。また、こ
の発明は、このように記録する装置である。
を、圧縮符号化を利用して複数の情報記録層を有する光
ディスクに記録する方法において、低解像度画像信号と
高解像度画像信号を生成するステップと、低解像度画像
信号を圧縮符号化して第1の符号化データを生成するス
テップと、光ディスクの第1の情報記録層に第1の符号
化データを記録するステップと、低解像度画像信号から
高解像度画像信号の予測画像を生成し、予測画像を利用
して高解像度画像信号を圧縮符号化して第2の符号化デ
ータを生成するステップと、光ディスクの第2の情報記
録層に第2の符号化データを記録するステップとからな
ることを特徴とする画像信号記録方法である。また、こ
の発明は、このように記録する装置である。
【0007】また、この発明は、複数の情報記録層を有
する光ディスクであって、低解像度画像信号と高解像度
画像信号が生成され、低解像度画像信号を圧縮符号化し
て生成した第1の符号化データが第1の情報記録層に記
録され、低解像度画像信号から高解像度画像信号の予測
画像を生成し、予測画像を利用して高解像度画像信号を
圧縮符号化して生成された第2の符号化データが第2の
情報記録層に記録された光ディスクから、第1の情報記
録層に記録された第1の符号化データを再生するステッ
プと、第2の情報記録層に記録された第2の符号化デー
タを再生するステップと、再生された第1および第2の
符号化データを組み合わせて復号することによって、高
解像度画像信号を再生するステップとからなることを特
徴とする画像信号再生方法である。また、この発明は、
このように再生する装置である。
する光ディスクであって、低解像度画像信号と高解像度
画像信号が生成され、低解像度画像信号を圧縮符号化し
て生成した第1の符号化データが第1の情報記録層に記
録され、低解像度画像信号から高解像度画像信号の予測
画像を生成し、予測画像を利用して高解像度画像信号を
圧縮符号化して生成された第2の符号化データが第2の
情報記録層に記録された光ディスクから、第1の情報記
録層に記録された第1の符号化データを再生するステッ
プと、第2の情報記録層に記録された第2の符号化デー
タを再生するステップと、再生された第1および第2の
符号化データを組み合わせて復号することによって、高
解像度画像信号を再生するステップとからなることを特
徴とする画像信号再生方法である。また、この発明は、
このように再生する装置である。
【0008】さらに、この発明は、複数の情報記録層を
有する光ディスクであって、低解像度画像信号と高解像
度画像信号が生成され、低解像度画像信号を圧縮符号化
して生成した第1の符号化データが光ディスクの第1の
情報記録層に記録され、低解像度画像信号から高解像度
画像信号の予測画像を生成し、予測画像を利用して高解
像度画像信号を圧縮符号化して生成された第2の符号化
データが第2の情報記録層に記録された、ことを特徴と
するディスク状記録媒体である。
有する光ディスクであって、低解像度画像信号と高解像
度画像信号が生成され、低解像度画像信号を圧縮符号化
して生成した第1の符号化データが光ディスクの第1の
情報記録層に記録され、低解像度画像信号から高解像度
画像信号の予測画像を生成し、予測画像を利用して高解
像度画像信号を圧縮符号化して生成された第2の符号化
データが第2の情報記録層に記録された、ことを特徴と
するディスク状記録媒体である。
【0009】
【作用】この発明を適用することによって、現行のテレ
ビジョン信号が記録されている情報記録層からのビット
ストリームのみを復号すれば現行のテレビジョン信号が
復号される。また、現行のテレビジョン信号が記録され
ている情報記録層からの第1のビットストリームと、こ
の現行のテレビジョン信号に基づいて予測画面を生成
し、これを用いて高解像度の動画像信号の符号化を行っ
た第2のビットストリームとの両者を組み合わせて復号
することによって、高解像度の動画像信号が復号され
る。
ビジョン信号が記録されている情報記録層からのビット
ストリームのみを復号すれば現行のテレビジョン信号が
復号される。また、現行のテレビジョン信号が記録され
ている情報記録層からの第1のビットストリームと、こ
の現行のテレビジョン信号に基づいて予測画面を生成
し、これを用いて高解像度の動画像信号の符号化を行っ
た第2のビットストリームとの両者を組み合わせて復号
することによって、高解像度の動画像信号が復号され
る。
【0010】さらに、既に市場導入されている現行のテ
レビジョン信号のみを記録した光ディスクと、この発明
における多層式ディスクにおける現行のテレビジョン信
号を記録した層を、同一に構成すれば、既に市場導入さ
れている現行のテレビジョン信号のみが記録されている
光ディスクとの両立性が実現される。
レビジョン信号のみを記録した光ディスクと、この発明
における多層式ディスクにおける現行のテレビジョン信
号を記録した層を、同一に構成すれば、既に市場導入さ
れている現行のテレビジョン信号のみが記録されている
光ディスクとの両立性が実現される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この発明の説明に先立って、フレーム
間相関を利用するようにした画像信号の圧縮符号化の一
例について説明する。例えば図8に示すように、時刻t
1、t2、t3において、フレーム画像PC1、PC
2、PC3がそれぞれ発生しているとき、フレーム画像
PC1とPC2の画像信号の差を演算して、PC12を
生成し、また、フレーム画像PC2とPC3の差を演算
して、PC23を生成する。一般に連続した動画では、
時間的に隣接するフレームの画像は、それ程大きな変化
を有していないため、両者の差を演算すると、その差分
信号は小さな値のものとなる。そこで、この差分信号を
符号化すれば、符号量を圧縮することができる。
照して説明する。この発明の説明に先立って、フレーム
間相関を利用するようにした画像信号の圧縮符号化の一
例について説明する。例えば図8に示すように、時刻t
1、t2、t3において、フレーム画像PC1、PC
2、PC3がそれぞれ発生しているとき、フレーム画像
PC1とPC2の画像信号の差を演算して、PC12を
生成し、また、フレーム画像PC2とPC3の差を演算
して、PC23を生成する。一般に連続した動画では、
時間的に隣接するフレームの画像は、それ程大きな変化
を有していないため、両者の差を演算すると、その差分
信号は小さな値のものとなる。そこで、この差分信号を
符号化すれば、符号量を圧縮することができる。
【0012】しかしながら、差分信号のみを伝送したの
では、元の画像を復号することができない。そこで、各
フレームの画像を、Iピクチャ、PピクチャまたはBピ
クチャの3種類のピクチャのいずれかのピクチャとし、
画像信号を圧縮符号化するようにしている。図9は画像
信号を圧縮符号化するときの処理の一例を示す。
では、元の画像を復号することができない。そこで、各
フレームの画像を、Iピクチャ、PピクチャまたはBピ
クチャの3種類のピクチャのいずれかのピクチャとし、
画像信号を圧縮符号化するようにしている。図9は画像
信号を圧縮符号化するときの処理の一例を示す。
【0013】図9において、フレームF1乃至F17ま
での17フレームの画像信号をグループオブピクチャと
し、処理の1単位とする。そして、その先頭のフレーム
F1の画像信号はIピクチャとして符号化し、第2番目
のフレームF2はBピクチャとして、また第3番目のフ
レームF3はPピクチャとして、それぞれ処理する。以
下、第4番目以降のフレームF4乃至F17は、Bピク
チャまたはPピクチャとして交互に処理する。
での17フレームの画像信号をグループオブピクチャと
し、処理の1単位とする。そして、その先頭のフレーム
F1の画像信号はIピクチャとして符号化し、第2番目
のフレームF2はBピクチャとして、また第3番目のフ
レームF3はPピクチャとして、それぞれ処理する。以
下、第4番目以降のフレームF4乃至F17は、Bピク
チャまたはPピクチャとして交互に処理する。
【0014】Iピクチャの画像信号としては、その1フ
レーム分の画像信号をそのまま符号化し伝送する。これ
に対して、Pピクチャの画像信号としては、基本的に
は、図9Aに示すように、予測画像としてそれより時間
的に先行するIピクチャまたはPピクチャの画像信号か
らの差分を符号化し伝送する。さらにBピクチャの画像
信号としては、基本的には、図9Bに示すように、予測
画像として時間的に先行するフレームまたは後行するフ
レームの両方の平均値からの差分を求め、その差分を符
号化し伝送する。
レーム分の画像信号をそのまま符号化し伝送する。これ
に対して、Pピクチャの画像信号としては、基本的に
は、図9Aに示すように、予測画像としてそれより時間
的に先行するIピクチャまたはPピクチャの画像信号か
らの差分を符号化し伝送する。さらにBピクチャの画像
信号としては、基本的には、図9Bに示すように、予測
画像として時間的に先行するフレームまたは後行するフ
レームの両方の平均値からの差分を求め、その差分を符
号化し伝送する。
【0015】図10は、このようにして、動画像信号を
符号化する方法の原理を示している。同図に示すよう
に、最初のフレームF1はIピクチャとして処理される
ため、そのまま伝送データF1Xとして伝送路に伝送さ
れる(フレーム内符号化)。これに対して、第2のフレ
ームF2は、Bピクチャとして処理されるため、時間的
に先行するフレームF1と、時間的に後行するフレーム
F3の平均値との差分が演算され、その差分が伝送デー
タF2Xとして伝送される。
符号化する方法の原理を示している。同図に示すよう
に、最初のフレームF1はIピクチャとして処理される
ため、そのまま伝送データF1Xとして伝送路に伝送さ
れる(フレーム内符号化)。これに対して、第2のフレ
ームF2は、Bピクチャとして処理されるため、時間的
に先行するフレームF1と、時間的に後行するフレーム
F3の平均値との差分が演算され、その差分が伝送デー
タF2Xとして伝送される。
【0016】このBピクチャとしての処理について、さ
らに詳細に説明すると、4種類存在する。その第1の処
理は、元のフレームF2のデータをそのまま伝送データ
F2Xとして伝送するものであり(SP1)(イントラ
符号化)、Iピクチャにおける場合と同様の処理とな
る。第2の処理は、時間的に後行するフレームF3から
の差分を演算し、その差分(SP2)を伝送するもので
ある(後方予測符号化)。第3の処理は、時間的に先行
するフレームF1との差分(SP3)を伝送するもので
ある(前方予測符号化)。さらに第4の処理は、時間的
に先行するフレームF1と後行するフレームF3の平均
値との差分(SP4)を生成し、これを伝送データF2
Xとして伝送するものである(両方向予測符号化)。こ
れら4つの方法のうち、伝送データが最も少なくなる方
法が採用される。
らに詳細に説明すると、4種類存在する。その第1の処
理は、元のフレームF2のデータをそのまま伝送データ
F2Xとして伝送するものであり(SP1)(イントラ
符号化)、Iピクチャにおける場合と同様の処理とな
る。第2の処理は、時間的に後行するフレームF3から
の差分を演算し、その差分(SP2)を伝送するもので
ある(後方予測符号化)。第3の処理は、時間的に先行
するフレームF1との差分(SP3)を伝送するもので
ある(前方予測符号化)。さらに第4の処理は、時間的
に先行するフレームF1と後行するフレームF3の平均
値との差分(SP4)を生成し、これを伝送データF2
Xとして伝送するものである(両方向予測符号化)。こ
れら4つの方法のうち、伝送データが最も少なくなる方
法が採用される。
【0017】尚、差分データを伝送するとき、現フレー
ムの画像と差分を演算する対象となるフレームの画像
(予測画像)との間の動きベクトルx1(フレームF1
とF2の間の動きベクトル)(前方予測の場合)、もし
くはx2(フレームF3とF2の間の動きベクトル)
(後方予測の場合)、またはx1とx2の両方(両方向
予測の場合)が差分データとともに伝送される。
ムの画像と差分を演算する対象となるフレームの画像
(予測画像)との間の動きベクトルx1(フレームF1
とF2の間の動きベクトル)(前方予測の場合)、もし
くはx2(フレームF3とF2の間の動きベクトル)
(後方予測の場合)、またはx1とx2の両方(両方向
予測の場合)が差分データとともに伝送される。
【0018】また、PピクチャのフレームF3は、時間
的に先行するフレームF1を予測画像として、このフレ
ームとの差分信号(SP3)と、動きベクトルx3が演
算され、これが伝送データF3Xとして伝送される(前
方予測符号化)。あるいはまた、元のフレームF3のデ
ータがそのまま伝送データF3Xとして伝送される(S
P1)(イントラ符号化)。いずれの方法により伝送さ
れるかは、Bピクチャにおける場合と同様に、伝送デー
タがより少なくなる方が選択される。
的に先行するフレームF1を予測画像として、このフレ
ームとの差分信号(SP3)と、動きベクトルx3が演
算され、これが伝送データF3Xとして伝送される(前
方予測符号化)。あるいはまた、元のフレームF3のデ
ータがそのまま伝送データF3Xとして伝送される(S
P1)(イントラ符号化)。いずれの方法により伝送さ
れるかは、Bピクチャにおける場合と同様に、伝送デー
タがより少なくなる方が選択される。
【0019】図11は、上述した原理に基づいて、動画
像信号を符号化して伝送し、これを復号化する装置の構
成例を示している。符号化装置1は、入力された映像信
号を符号化し、伝送路としての記録媒体3に伝送するよ
うになされている。ここでは、記録媒体3として光ディ
スクを想定している。そして、復号化装置2は、記録媒
体3に記録された信号を再生し、これを復号して出力す
るようになされている。
像信号を符号化して伝送し、これを復号化する装置の構
成例を示している。符号化装置1は、入力された映像信
号を符号化し、伝送路としての記録媒体3に伝送するよ
うになされている。ここでは、記録媒体3として光ディ
スクを想定している。そして、復号化装置2は、記録媒
体3に記録された信号を再生し、これを復号して出力す
るようになされている。
【0020】符号化装置1において、入力された映像信
号が前処理回路11に入力され、そこで輝度信号と色信
号(この例の場合、色差信号)が分離され、それぞれA
/D変換器12、13でA/D変換される。A/D変換
器12、13によりA/D変換されてデジタル信号とな
った映像信号は、フレームメモリ14に供給され、記憶
される。フレームメモリ14では、輝度信号が輝度信号
フレームメモリ15に、また色差信号が色差信号フレー
ムメモリ16に、それぞれ記憶される。
号が前処理回路11に入力され、そこで輝度信号と色信
号(この例の場合、色差信号)が分離され、それぞれA
/D変換器12、13でA/D変換される。A/D変換
器12、13によりA/D変換されてデジタル信号とな
った映像信号は、フレームメモリ14に供給され、記憶
される。フレームメモリ14では、輝度信号が輝度信号
フレームメモリ15に、また色差信号が色差信号フレー
ムメモリ16に、それぞれ記憶される。
【0021】フォーマット変換回路17は、フレームメ
モリ14に記憶されたフレームフォーマットの信号をブ
ロックフォーマットの信号に変換する。即ち、図12A
に示すように、フレームメモリ14に記憶された映像信
号は、1ライン当りHドットのラインがVライン集めら
れたフレームフォーマットのデータとされている。フォ
ーマット変換回路17は、この1フレームの信号を、1
6ラインを単位としてN個のスライスに区分する。そし
て図12Bに示すように各スライスは、M個のマクロブ
ロックに分割される。各マクロブロックは、16×16
個の画素(ドット)に対応する輝度信号により構成され
る。この輝度信号は図12Cに示すように、さらに8×
8ドットを単位とするブロックY[1]乃至Y[4]に
区分される。そして、この16×16ドットの輝度信号
には、8×8ドットのCb信号と、8×8ドットのCr
信号が対応される。
モリ14に記憶されたフレームフォーマットの信号をブ
ロックフォーマットの信号に変換する。即ち、図12A
に示すように、フレームメモリ14に記憶された映像信
号は、1ライン当りHドットのラインがVライン集めら
れたフレームフォーマットのデータとされている。フォ
ーマット変換回路17は、この1フレームの信号を、1
6ラインを単位としてN個のスライスに区分する。そし
て図12Bに示すように各スライスは、M個のマクロブ
ロックに分割される。各マクロブロックは、16×16
個の画素(ドット)に対応する輝度信号により構成され
る。この輝度信号は図12Cに示すように、さらに8×
8ドットを単位とするブロックY[1]乃至Y[4]に
区分される。そして、この16×16ドットの輝度信号
には、8×8ドットのCb信号と、8×8ドットのCr
信号が対応される。
【0022】このように、ブロックフォーマットに変換
された信号は、フォーマット変換回路17からエンコー
ダ18に供給され、ここでエンコード(符号化)が行わ
れる。その詳細については、図13を参照して後述す
る。
された信号は、フォーマット変換回路17からエンコー
ダ18に供給され、ここでエンコード(符号化)が行わ
れる。その詳細については、図13を参照して後述す
る。
【0023】エンコーダ18によりエンコードされた信
号は、ビットストリームとして、例えば記録媒体3に記
録される。ここでは、記録媒体3として光ディスクに、
ビットストリームが記録される。
号は、ビットストリームとして、例えば記録媒体3に記
録される。ここでは、記録媒体3として光ディスクに、
ビットストリームが記録される。
【0024】記録媒体3の光ディスクより再生されたデ
ータは、復号化装置2のデコーダ31に供給され、デコ
ード(復号化)される。デコーダ31の詳細について
は、図16を参照して後述する。
ータは、復号化装置2のデコーダ31に供給され、デコ
ード(復号化)される。デコーダ31の詳細について
は、図16を参照して後述する。
【0025】デコーダ31によりデコードされたデータ
は、フォーマット変換回路32に入力され、ブロックフ
ォーマットの信号からフレームフォーマットの信号に変
換される。そして、フレームフォーマットの輝度信号
は、フレームメモリ33の輝度信号フレームメモリ34
に供給され、記憶される。また、色差信号は色差信号フ
レームメモリ35に供給され、記憶される。輝度信号フ
レームメモリ34と色差信号フレームメモリ35よりそ
れぞれ読み出された輝度信号と色差信号は、D/A変換
器36と37によりそれぞれD/A変換され、後処理回
路38に供給され、合成される。そして、図示せぬ例え
ばCRTなどのディスプレイに出力され、表示される。
は、フォーマット変換回路32に入力され、ブロックフ
ォーマットの信号からフレームフォーマットの信号に変
換される。そして、フレームフォーマットの輝度信号
は、フレームメモリ33の輝度信号フレームメモリ34
に供給され、記憶される。また、色差信号は色差信号フ
レームメモリ35に供給され、記憶される。輝度信号フ
レームメモリ34と色差信号フレームメモリ35よりそ
れぞれ読み出された輝度信号と色差信号は、D/A変換
器36と37によりそれぞれD/A変換され、後処理回
路38に供給され、合成される。そして、図示せぬ例え
ばCRTなどのディスプレイに出力され、表示される。
【0026】次に、図13を参照して、エンコーダ18
の構成例について説明する。符号化されるべき画像デー
タは、マクロブロック単位で動きベクトル検出回路50
に入力される。動きベクトル検出回路50は、所定のシ
ーケンスに従って、各フレームの画像データを、Iピク
チャ、Pピクチャ、またはBピクチャとして処理する。
シーケンシャルに入力される各フレームの画像を、I、
P、Bのいずれのピクチャとして処理するかは、例え
ば、図9に示したように、フレームF1乃至F17によ
り構成されるグループオブピクチャが、I、B、P、
B、P、・・・B、Pとして処理されるように予め定め
られている。
の構成例について説明する。符号化されるべき画像デー
タは、マクロブロック単位で動きベクトル検出回路50
に入力される。動きベクトル検出回路50は、所定のシ
ーケンスに従って、各フレームの画像データを、Iピク
チャ、Pピクチャ、またはBピクチャとして処理する。
シーケンシャルに入力される各フレームの画像を、I、
P、Bのいずれのピクチャとして処理するかは、例え
ば、図9に示したように、フレームF1乃至F17によ
り構成されるグループオブピクチャが、I、B、P、
B、P、・・・B、Pとして処理されるように予め定め
られている。
【0027】Iピクチャとして処理されるフレーム(例
えばフレームF1)の画像データは、動きベクトル検出
回路50からフレームメモリ51の前方原画像部51a
に転送、記憶され、Bピクチャとして処理されるフレー
ム(例えばフレームF2)の画像データは、参照原画像
部51bに転送、記憶され、Pピクチャとして処理され
るフレーム(例えばフレームF3)の画像データは、後
方原画像部51cに転送、記憶される。
えばフレームF1)の画像データは、動きベクトル検出
回路50からフレームメモリ51の前方原画像部51a
に転送、記憶され、Bピクチャとして処理されるフレー
ム(例えばフレームF2)の画像データは、参照原画像
部51bに転送、記憶され、Pピクチャとして処理され
るフレーム(例えばフレームF3)の画像データは、後
方原画像部51cに転送、記憶される。
【0028】また、次のタイミングにおいて、さらにB
ピクチャ(フレームF4)またはPピクチャ(フレーム
F5)として処理すべきフレームの画像が入力されたと
き、それまで後方原画像部51cに記憶されていた最初
のPピクチャ(フレームF3)の画像データが、前方原
画像部51aに転送され、次のBピクチャ(フレームF
4)の画像データが、参照原画像部51bに記憶(上書
き)され、次のPピクチャ(フレームF5)の画像デー
タが、後方原画像部51cに記憶(上書き)される。こ
のような動作が順次繰り返される。
ピクチャ(フレームF4)またはPピクチャ(フレーム
F5)として処理すべきフレームの画像が入力されたと
き、それまで後方原画像部51cに記憶されていた最初
のPピクチャ(フレームF3)の画像データが、前方原
画像部51aに転送され、次のBピクチャ(フレームF
4)の画像データが、参照原画像部51bに記憶(上書
き)され、次のPピクチャ(フレームF5)の画像デー
タが、後方原画像部51cに記憶(上書き)される。こ
のような動作が順次繰り返される。
【0029】フレームメモリ51に記憶された各ピクチ
ャの信号は、そこから読み出され、予測モード切り替え
回路52において、フレーム予測モード処理、またはフ
ィールド予測モード処理が行なわれる。さらにまた予測
判定回路54の制御の下に、演算部53において、画像
内予測、前方予測、後方予測、または両方向予測の演算
が行なわれる。これらの処理のうち、いずれの処理を行
なうかは、予測誤差信号(処理の対象とされている参照
画像と、これに対する予測画像との差分)に対応して決
定される。このため、動きベクトル検出回路50は、こ
の判定に用いられる予測誤差信号の絶対値和(自乗和で
もよい)を生成する。
ャの信号は、そこから読み出され、予測モード切り替え
回路52において、フレーム予測モード処理、またはフ
ィールド予測モード処理が行なわれる。さらにまた予測
判定回路54の制御の下に、演算部53において、画像
内予測、前方予測、後方予測、または両方向予測の演算
が行なわれる。これらの処理のうち、いずれの処理を行
なうかは、予測誤差信号(処理の対象とされている参照
画像と、これに対する予測画像との差分)に対応して決
定される。このため、動きベクトル検出回路50は、こ
の判定に用いられる予測誤差信号の絶対値和(自乗和で
もよい)を生成する。
【0030】ここで、予測モード切り替え回路52にお
けるフレーム予測モードとフィールド予測モードについ
て説明する。
けるフレーム予測モードとフィールド予測モードについ
て説明する。
【0031】フレーム予測モードが設定された場合にお
いては、予測モード切り替え回路52は、動きベクトル
検出回路50より供給される4個の輝度ブロックY
[1]乃至Y[4]を、そのまま後段の演算部53に出
力する。即ち、この場合においては、図14Aに示すよ
うに、各輝度ブロックに奇数フィールドのラインのデー
タと、偶数フィールドのラインのデータとが混在した状
態となっている。このフレーム予測モードにおいては、
4個の輝度ブロック(マクロブロック)を単位として予
測が行われ、4個の輝度ブロックに対して1個の動きベ
クトルが対応する。
いては、予測モード切り替え回路52は、動きベクトル
検出回路50より供給される4個の輝度ブロックY
[1]乃至Y[4]を、そのまま後段の演算部53に出
力する。即ち、この場合においては、図14Aに示すよ
うに、各輝度ブロックに奇数フィールドのラインのデー
タと、偶数フィールドのラインのデータとが混在した状
態となっている。このフレーム予測モードにおいては、
4個の輝度ブロック(マクロブロック)を単位として予
測が行われ、4個の輝度ブロックに対して1個の動きベ
クトルが対応する。
【0032】これに対して、フィールド予測モードが設
定された場合においては、予測モード切り替え回路52
は、図14Aに示す構成で動きベクトル検出回路50よ
り入力される信号を、図14Bに示すように、4個の輝
度ブロックのうち、輝度ブロックY[1]とY[2]
を、例えば奇数フィールドのラインのデータのみで構成
させ、他の2個の輝度ブロックY[3]とY[4]を、
偶数フィールドのラインのデータのみで構成させて、演
算部53に出力する。この場合においては、2個の輝度
ブロックY[1]とY[2]に対して、1個の動きベク
トルが対応され、他の2個の輝度ブロックY[3]とY
[4]に対して、他の1個の動きベクトルが対応され
る。
定された場合においては、予測モード切り替え回路52
は、図14Aに示す構成で動きベクトル検出回路50よ
り入力される信号を、図14Bに示すように、4個の輝
度ブロックのうち、輝度ブロックY[1]とY[2]
を、例えば奇数フィールドのラインのデータのみで構成
させ、他の2個の輝度ブロックY[3]とY[4]を、
偶数フィールドのラインのデータのみで構成させて、演
算部53に出力する。この場合においては、2個の輝度
ブロックY[1]とY[2]に対して、1個の動きベク
トルが対応され、他の2個の輝度ブロックY[3]とY
[4]に対して、他の1個の動きベクトルが対応され
る。
【0033】動きベクトル検出回路50は、フレーム予
測モードにおける予測誤差の絶対値和と、フィールド予
測モードにおける予測誤差の絶対値和を、予測モード切
り替え回路52に出力する。予測モード切り替え回路5
2は、フレーム予測モードとフィールド予測モードにお
ける予測誤差の絶対値和を比較し、その値がより小さい
予測モードに対応する処理を施して、データを演算部5
3に出力する。
測モードにおける予測誤差の絶対値和と、フィールド予
測モードにおける予測誤差の絶対値和を、予測モード切
り替え回路52に出力する。予測モード切り替え回路5
2は、フレーム予測モードとフィールド予測モードにお
ける予測誤差の絶対値和を比較し、その値がより小さい
予測モードに対応する処理を施して、データを演算部5
3に出力する。
【0034】但し、このような処理は、実際には動きベ
クトル検出回路50で行われる。即ち、動きベクトル検
出回路50は、決定されたモードに対応する構成の信号
を予測モード切り替え回路52に出力し、予測モード切
り替え回路52は、その信号を、そのまま後段の演算部
53に出力する。
クトル検出回路50で行われる。即ち、動きベクトル検
出回路50は、決定されたモードに対応する構成の信号
を予測モード切り替え回路52に出力し、予測モード切
り替え回路52は、その信号を、そのまま後段の演算部
53に出力する。
【0035】尚、色差信号は、フレーム予測モードの場
合、図15Aに示すように、奇数フィールドのラインの
データと偶数フィールドのラインのデータとが混在する
状態で、演算部53に供給される。また、フィールド予
測モードの場合、図15Bに示すように、各色差ブロッ
クCb,Crの上半分の4ラインが、輝度ブロックY
[1],Y[2]に対応する奇数フィールドの色差信号
とされ、下半分の4ラインが、輝度ブロックY[3],
Y[4]に対応する偶数フィールドの色差信号とされ
る。
合、図15Aに示すように、奇数フィールドのラインの
データと偶数フィールドのラインのデータとが混在する
状態で、演算部53に供給される。また、フィールド予
測モードの場合、図15Bに示すように、各色差ブロッ
クCb,Crの上半分の4ラインが、輝度ブロックY
[1],Y[2]に対応する奇数フィールドの色差信号
とされ、下半分の4ラインが、輝度ブロックY[3],
Y[4]に対応する偶数フィールドの色差信号とされ
る。
【0036】また、動きベクトル検出回路50は、次の
ようにして、予測判定回路54において、画像内予測、
前方予測、後方予測、または両方向予測のいずれの予測
を行なうかを決定するための予測誤差の絶対値和を生成
する。
ようにして、予測判定回路54において、画像内予測、
前方予測、後方予測、または両方向予測のいずれの予測
を行なうかを決定するための予測誤差の絶対値和を生成
する。
【0037】即ち、画像内予測の予測誤差の絶対値和と
して、参照画像のマクロブロックの信号Aijの和ΣAij
の絶対値|ΣAij|と、マクロブロックの信号Aijの絶
対値|Aij|の和Σ|Aij|との差を求める。また、前
方予測の予測誤差の絶対値和として、参照画像のマクロ
ブロックの信号Aijと、予測画像のマクロブロックの信
号Bijの差Aij−Bijの絶対値|Aij−Bij|の和Σ|
Aij−Bij|を求める。また、後方予測と両方向予測の
予測誤差の絶対値和も、前方予測における場合と同様に
(その予測画像を前方予測における場合と異なる予測画
像に変更して)求める。
して、参照画像のマクロブロックの信号Aijの和ΣAij
の絶対値|ΣAij|と、マクロブロックの信号Aijの絶
対値|Aij|の和Σ|Aij|との差を求める。また、前
方予測の予測誤差の絶対値和として、参照画像のマクロ
ブロックの信号Aijと、予測画像のマクロブロックの信
号Bijの差Aij−Bijの絶対値|Aij−Bij|の和Σ|
Aij−Bij|を求める。また、後方予測と両方向予測の
予測誤差の絶対値和も、前方予測における場合と同様に
(その予測画像を前方予測における場合と異なる予測画
像に変更して)求める。
【0038】これらの絶対値和は、予測判定回路54に
供給される。予測判定回路54は、前方予測、後方予測
および両方向予測の予測誤差の絶対値和のうち、最も小
さいものを、インター予測の予測誤差の絶対値和として
選択する。さらに、このインター予測の予誤差の絶対値
和と、画像内予測の予測誤差の絶対値和とを比較し、そ
の小さい方を選択し、この選択した絶対値和に対応する
モードを予測モードとして選択する。即ち、画像内予測
の予測誤差の絶対値和の方が小さければ、画像内予測モ
ードが設定される。インター予測の予測誤差の絶対値和
の方が小さければ、前方予測、後方予測または両方向予
測モードのうち、対応する絶対値和が最も小さかったモ
ードが設定される。
供給される。予測判定回路54は、前方予測、後方予測
および両方向予測の予測誤差の絶対値和のうち、最も小
さいものを、インター予測の予測誤差の絶対値和として
選択する。さらに、このインター予測の予誤差の絶対値
和と、画像内予測の予測誤差の絶対値和とを比較し、そ
の小さい方を選択し、この選択した絶対値和に対応する
モードを予測モードとして選択する。即ち、画像内予測
の予測誤差の絶対値和の方が小さければ、画像内予測モ
ードが設定される。インター予測の予測誤差の絶対値和
の方が小さければ、前方予測、後方予測または両方向予
測モードのうち、対応する絶対値和が最も小さかったモ
ードが設定される。
【0039】このように、動きベクトル検出回路50
は、参照画像のマクロブロックの信号を、フレームまた
はフィールド予測モードのうち、予測モード切り替え回
路52により選択されたモードに対応する構成で、予測
モード切り替え回路52を介して演算部53に供給する
とともに、4つの予測モードのうち、予測判定回路54
により選択された予測モードに対応する予測画像と参照
画像の間の動きベクトルを検出し、この動きベクトルを
可変長符号化回路58と動き補償回路64に出力する。
上述したように、この動きベクトルとしては、対応する
予測誤差の絶対値和が最小となるものが選択される。
は、参照画像のマクロブロックの信号を、フレームまた
はフィールド予測モードのうち、予測モード切り替え回
路52により選択されたモードに対応する構成で、予測
モード切り替え回路52を介して演算部53に供給する
とともに、4つの予測モードのうち、予測判定回路54
により選択された予測モードに対応する予測画像と参照
画像の間の動きベクトルを検出し、この動きベクトルを
可変長符号化回路58と動き補償回路64に出力する。
上述したように、この動きベクトルとしては、対応する
予測誤差の絶対値和が最小となるものが選択される。
【0040】予測判定回路54は、動きベクトル検出回
路50が前方原画像部51aよりIピクチャの画像デー
タを読み出しているとき、予測モードとして、フレーム
(画像)内予測モード(動き補償を行わないモード)を
設定し、演算部53のスイッチ53dを接点a側に切り
替える。これにより、Iピクチャの画像データがDCT
モード切り替え回路55に入力される。
路50が前方原画像部51aよりIピクチャの画像デー
タを読み出しているとき、予測モードとして、フレーム
(画像)内予測モード(動き補償を行わないモード)を
設定し、演算部53のスイッチ53dを接点a側に切り
替える。これにより、Iピクチャの画像データがDCT
モード切り替え回路55に入力される。
【0041】このDCTモード切り替え回路55は、図
15AまたはBに示すように、4個の輝度ブロックのデ
ータを、奇数フィールドのラインと偶数フィールドのラ
インが混在する状態(フレームDCTモード)、また
は、分離された状態(フィールドDCTモード)、のい
ずれかの状態にして、DCT回路56に出力する。
15AまたはBに示すように、4個の輝度ブロックのデ
ータを、奇数フィールドのラインと偶数フィールドのラ
インが混在する状態(フレームDCTモード)、また
は、分離された状態(フィールドDCTモード)、のい
ずれかの状態にして、DCT回路56に出力する。
【0042】即ち、DCTモード切り替え回路55は、
奇数フィールドと偶数フィールドのデータを混在してD
CT処理した場合における符号化効率と、分離した状態
においてDCT処理した場合の符号化効率とを比較し、
符号化効率の良好なモードを選択する。
奇数フィールドと偶数フィールドのデータを混在してD
CT処理した場合における符号化効率と、分離した状態
においてDCT処理した場合の符号化効率とを比較し、
符号化効率の良好なモードを選択する。
【0043】例えば、入力された信号を、図15Aに示
すように、奇数フィールドと偶数フィールドのラインが
混在する構成とし、上下に隣接する奇数フィールドのラ
インの信号と偶数フィールドのラインの信号の差を演算
し、さらにその絶対値の和(または自乗和)を求める。
また、入力された信号を、図15Bに示すように、奇数
フィールドと偶数フィールドのラインが分離した構成と
し、上下に隣接する奇数フィールドのライン同士の信号
の差と、偶数フィールドのライン同士の信号の差を演算
し、それぞれの絶対値の和(または自乗和)を求める。
さらに、図15Aのデータ構成で求められた絶対値和
と、図15Bのデータ構成で求められた絶対値和の両者
を比較し、より小さい値に対応するDCTモードを設定
する。即ち、前者の方がより小さければ、フレームDC
Tモードを設定し、後者の方がより小さければ、フィー
ルドDCTモードを設定する。
すように、奇数フィールドと偶数フィールドのラインが
混在する構成とし、上下に隣接する奇数フィールドのラ
インの信号と偶数フィールドのラインの信号の差を演算
し、さらにその絶対値の和(または自乗和)を求める。
また、入力された信号を、図15Bに示すように、奇数
フィールドと偶数フィールドのラインが分離した構成と
し、上下に隣接する奇数フィールドのライン同士の信号
の差と、偶数フィールドのライン同士の信号の差を演算
し、それぞれの絶対値の和(または自乗和)を求める。
さらに、図15Aのデータ構成で求められた絶対値和
と、図15Bのデータ構成で求められた絶対値和の両者
を比較し、より小さい値に対応するDCTモードを設定
する。即ち、前者の方がより小さければ、フレームDC
Tモードを設定し、後者の方がより小さければ、フィー
ルドDCTモードを設定する。
【0044】そして、選択したDCTモードに対応する
構成のデータをDCT回路56に出力するとともに、選
択したDCTモードを示すDCTフラグを、可変長符号
化回路58と動き補償回路64に出力する。
構成のデータをDCT回路56に出力するとともに、選
択したDCTモードを示すDCTフラグを、可変長符号
化回路58と動き補償回路64に出力する。
【0045】予測モード切り替え回路52における予測
モード(図14)と、このDCTモード切り替え回路5
5におけるDCTモード(図15)を比較して明らかな
ように、輝度ブロックに関しては、両者の各モードにお
けるデータ構造は実質的に同一である。
モード(図14)と、このDCTモード切り替え回路5
5におけるDCTモード(図15)を比較して明らかな
ように、輝度ブロックに関しては、両者の各モードにお
けるデータ構造は実質的に同一である。
【0046】予測モード切り替え回路52において、フ
レーム予測モード(奇数ラインと偶数ラインが混在する
モード)が選択された場合、DCTモード切り替え回路
55においても、フレームDCTモード(奇数ラインと
偶数ラインが混在するモード)が選択される可能性が高
く、また予測モード切り替え回路52において、フィー
ルド予測モード(奇数フィールドと偶数フィールドのデ
ータが分離されたモード)が選択された場合、DCTモ
ード切り替え回路55において、フィールドDCTモー
ド(奇数フィールドと偶数フィールドのデータが分離さ
れたモード)が選択される可能性が高い。
レーム予測モード(奇数ラインと偶数ラインが混在する
モード)が選択された場合、DCTモード切り替え回路
55においても、フレームDCTモード(奇数ラインと
偶数ラインが混在するモード)が選択される可能性が高
く、また予測モード切り替え回路52において、フィー
ルド予測モード(奇数フィールドと偶数フィールドのデ
ータが分離されたモード)が選択された場合、DCTモ
ード切り替え回路55において、フィールドDCTモー
ド(奇数フィールドと偶数フィールドのデータが分離さ
れたモード)が選択される可能性が高い。
【0047】しかしながら、必ずしも常にそのような選
択がなされるわけではなく、予測モード切り替え回路5
2においては、予測誤差の絶対値和が小さくなるように
モードが決定され、DCTモード切り替え回路55にお
いては、符号化効率が良好となるようにモードが決定さ
れる。
択がなされるわけではなく、予測モード切り替え回路5
2においては、予測誤差の絶対値和が小さくなるように
モードが決定され、DCTモード切り替え回路55にお
いては、符号化効率が良好となるようにモードが決定さ
れる。
【0048】DCTモード切り替え回路55より出力さ
れたIピクチャの画像データは、DCT回路56に入力
され、DCT(離散コサイン変換)処理され、DCT係
数に変換される。このDCT係数は、量子化回路57に
入力され、送信バッファ59のデータ蓄積量(バッファ
蓄積量)に対応した量子化スケールで量子化された後、
可変長符号化回路58に入力される。
れたIピクチャの画像データは、DCT回路56に入力
され、DCT(離散コサイン変換)処理され、DCT係
数に変換される。このDCT係数は、量子化回路57に
入力され、送信バッファ59のデータ蓄積量(バッファ
蓄積量)に対応した量子化スケールで量子化された後、
可変長符号化回路58に入力される。
【0049】可変長符号化回路58は、量子化回路57
より供給される量子化スケールに対応して、量子化回路
57より供給される画像データ(いまの場合、Iピクチ
ャのデータ)を、例えばハフマン符号などの可変長符号
に変換し、送信バッファ59に出力する。
より供給される量子化スケールに対応して、量子化回路
57より供給される画像データ(いまの場合、Iピクチ
ャのデータ)を、例えばハフマン符号などの可変長符号
に変換し、送信バッファ59に出力する。
【0050】可変長符号化回路58にはまた、量子化回
路57より量子化スケール、予測判定回路54より予測
モード(画像内予測、前方予測、後方予測、または両方
向予測のいずれが設定されたかを示すモード)、動きベ
クトル検出回路50より動きベクトル、予測モード切り
替え回路52より予測フラグ(フレーム予測モードまた
はフィールド予測モードのいずれが設定されたかを示す
フラグ)、およびDCTモード切り替え回路55が出力
するDCTフラグ(フレームDCTモードまたはフィー
ルドDCTモードのいずれが設定されたかを示すフラ
グ)が入力されており、これらも可変長符号化される。
路57より量子化スケール、予測判定回路54より予測
モード(画像内予測、前方予測、後方予測、または両方
向予測のいずれが設定されたかを示すモード)、動きベ
クトル検出回路50より動きベクトル、予測モード切り
替え回路52より予測フラグ(フレーム予測モードまた
はフィールド予測モードのいずれが設定されたかを示す
フラグ)、およびDCTモード切り替え回路55が出力
するDCTフラグ(フレームDCTモードまたはフィー
ルドDCTモードのいずれが設定されたかを示すフラ
グ)が入力されており、これらも可変長符号化される。
【0051】送信バッファ59は、入力されたデータを
一時的に蓄積し、蓄積量に対応するデータを量子化回路
57に出力する。送信バッファ59は、そのデータ残量
が許容上限値まで増量すると、量子化制御信号によって
量子化回路57の量子化スケールを大きくすることによ
り、量子化データのデータ量を低下させる。また、これ
とは逆に、データ残量が許容下限値まで減少すると、送
信バッファ59は、量子化制御信号によって量子化回路
57の量子化スケールを小さくすることにより、量子化
データのデータ量を増大させる。このようにして、送信
バッファ59のオーバフローまたはアンダフローが防止
される。そして、送信バッファ59に蓄積されたデータ
は、所定のタイミングで読み出され、伝送路に出力さ
れ、例えば記録媒体3に記録される。
一時的に蓄積し、蓄積量に対応するデータを量子化回路
57に出力する。送信バッファ59は、そのデータ残量
が許容上限値まで増量すると、量子化制御信号によって
量子化回路57の量子化スケールを大きくすることによ
り、量子化データのデータ量を低下させる。また、これ
とは逆に、データ残量が許容下限値まで減少すると、送
信バッファ59は、量子化制御信号によって量子化回路
57の量子化スケールを小さくすることにより、量子化
データのデータ量を増大させる。このようにして、送信
バッファ59のオーバフローまたはアンダフローが防止
される。そして、送信バッファ59に蓄積されたデータ
は、所定のタイミングで読み出され、伝送路に出力さ
れ、例えば記録媒体3に記録される。
【0052】一方、量子化回路57より出力されたIピ
クチャのデータは、逆量子化回路60に入力され、量子
化回路57より供給される量子化スケールに対応して逆
量子化される。逆量子化回路60の出力は、IDCT
(逆DCT)回路61に入力され、逆DCT処理された
後、演算器62を介してフレームメモリ63の前方予測
画像部63aに供給され、記憶される。
クチャのデータは、逆量子化回路60に入力され、量子
化回路57より供給される量子化スケールに対応して逆
量子化される。逆量子化回路60の出力は、IDCT
(逆DCT)回路61に入力され、逆DCT処理された
後、演算器62を介してフレームメモリ63の前方予測
画像部63aに供給され、記憶される。
【0053】動きベクトル検出回路50は、シーケンシ
ャルに入力される各フレームの画像データを、たとえ
ば、I、B、P、B、P、B・・・のピクチャとしてそ
れぞれ処理する場合、最初に入力されたフレームの画像
データをIピクチャとして処理した後、次に入力された
フレームの画像データをBピクチャとして処理する前
に、さらにその次に入力されたフレームの画像データを
Pピクチャとして処理する。これはBピクチャは、後方
予測を伴うため、後方予測画像としてのPピクチャが先
に用意されていないと復号することができないためであ
る。
ャルに入力される各フレームの画像データを、たとえ
ば、I、B、P、B、P、B・・・のピクチャとしてそ
れぞれ処理する場合、最初に入力されたフレームの画像
データをIピクチャとして処理した後、次に入力された
フレームの画像データをBピクチャとして処理する前
に、さらにその次に入力されたフレームの画像データを
Pピクチャとして処理する。これはBピクチャは、後方
予測を伴うため、後方予測画像としてのPピクチャが先
に用意されていないと復号することができないためであ
る。
【0054】そこで動きベクトル検出回路50は、Iピ
クチャの処理の次に、後方原画像部51cに記憶されて
いるPピクチャの画像データの処理を開始する。そし
て、上述した場合と同様に、マクロブロック単位でのフ
レーム間差分(予測誤差)の絶対値和が、動きベクトル
検出回路50から予測モード切り替え回路52と予測判
定回路54に供給される。予測モード切り替え回路52
と予測判定回路54は、このPピクチャのマクロブロッ
クの予測誤差の絶対値和に対応して、フレーム/フィー
ルド予測モード、または画像内予測、前方予測、後方予
測、もしくは両方向予測の予測モードを設定する。
クチャの処理の次に、後方原画像部51cに記憶されて
いるPピクチャの画像データの処理を開始する。そし
て、上述した場合と同様に、マクロブロック単位でのフ
レーム間差分(予測誤差)の絶対値和が、動きベクトル
検出回路50から予測モード切り替え回路52と予測判
定回路54に供給される。予測モード切り替え回路52
と予測判定回路54は、このPピクチャのマクロブロッ
クの予測誤差の絶対値和に対応して、フレーム/フィー
ルド予測モード、または画像内予測、前方予測、後方予
測、もしくは両方向予測の予測モードを設定する。
【0055】演算部53はフレーム内予測モードが設定
されたとき、スイッチ53dを上述したように接点a側
に切り替える。従って、このデータは、Iピクチャのデ
ータと同様に、DCTモード切り替え回路55、DCT
回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送
信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、こ
のデータは、逆量子化回路60、IDCT回路61、演
算器62を介してフレームメモリ63の後方予測画像部
63bに供給され、記憶される。
されたとき、スイッチ53dを上述したように接点a側
に切り替える。従って、このデータは、Iピクチャのデ
ータと同様に、DCTモード切り替え回路55、DCT
回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、送
信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、こ
のデータは、逆量子化回路60、IDCT回路61、演
算器62を介してフレームメモリ63の後方予測画像部
63bに供給され、記憶される。
【0056】前方予測モードの時、スイッチ53dが接
点bに切り替えられるとともに、フレームメモリ63の
前方予測画像部63aに記憶されている画像(いまの場
合Iピクチャの画像)データが読み出され、動き補償回
路64により、動きベクトル検出回路50が出力する動
きベクトルに対応して動き補償される。すなわち、動き
補償回路64は、予測判定回路54より前方予測モード
の設定が指令されたとき、前方予測画像部63aの読み
出しアドレスを、動きベクトル検出回路50がいま出力
しているマクロブロックの位置に対応する位置から動き
ベクトルに対応する分だけずらしてデータを読み出し、
予測画像データを生成する。
点bに切り替えられるとともに、フレームメモリ63の
前方予測画像部63aに記憶されている画像(いまの場
合Iピクチャの画像)データが読み出され、動き補償回
路64により、動きベクトル検出回路50が出力する動
きベクトルに対応して動き補償される。すなわち、動き
補償回路64は、予測判定回路54より前方予測モード
の設定が指令されたとき、前方予測画像部63aの読み
出しアドレスを、動きベクトル検出回路50がいま出力
しているマクロブロックの位置に対応する位置から動き
ベクトルに対応する分だけずらしてデータを読み出し、
予測画像データを生成する。
【0057】動き補償回路64より出力された予測画像
データは、演算器53aに供給される。演算器53a
は、予測モード切り替え回路52より供給された参照画
像のマクロブロックのデータから、動き補償回路64よ
り供給された、このマクロブロックに対応する予測画像
データを減算し、その差分(予測誤差)を出力する。こ
の差分データは、DCTモード切り替え回路55、DC
T回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、
送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、
この差分データは、逆量子化回路60、IDCT回路6
1により局所的に復号され、演算器62に入力される。
データは、演算器53aに供給される。演算器53a
は、予測モード切り替え回路52より供給された参照画
像のマクロブロックのデータから、動き補償回路64よ
り供給された、このマクロブロックに対応する予測画像
データを減算し、その差分(予測誤差)を出力する。こ
の差分データは、DCTモード切り替え回路55、DC
T回路56、量子化回路57、可変長符号化回路58、
送信バッファ59を介して伝送路に伝送される。また、
この差分データは、逆量子化回路60、IDCT回路6
1により局所的に復号され、演算器62に入力される。
【0058】この演算器62にはまた、演算器53aに
供給されている予測画像データと同一のデータが供給さ
れている。演算器62は、IDCT回路61が出力する
差分データに、動き補償回路64が出力する予測画像デ
ータを加算する。これにより、元の(復号した)Pピク
チャの画像データが得られる。このPピクチャの画像デ
ータは、フレームメモリ63の後方予測画像部63bに
供給され、記憶される。
供給されている予測画像データと同一のデータが供給さ
れている。演算器62は、IDCT回路61が出力する
差分データに、動き補償回路64が出力する予測画像デ
ータを加算する。これにより、元の(復号した)Pピク
チャの画像データが得られる。このPピクチャの画像デ
ータは、フレームメモリ63の後方予測画像部63bに
供給され、記憶される。
【0059】動きベクトル検出回路50は、このよう
に、IピクチャとPピクチャのデータが前方予測画像部
63aと後方予測画像部63bにそれぞれ記憶された
後、次にBピクチャの処理を実行する。予測モード切り
替え回路52と予測判定回路54は、マクロブロック単
位でのフレーム間差分の絶対値和の大きさに対応して、
フレーム/フィールドモードを設定し、また、予測モー
ドをフレーム内予測モード、前方予測モード、後方予測
モード、または両方向予測モードのいずれかに設定す
る。
に、IピクチャとPピクチャのデータが前方予測画像部
63aと後方予測画像部63bにそれぞれ記憶された
後、次にBピクチャの処理を実行する。予測モード切り
替え回路52と予測判定回路54は、マクロブロック単
位でのフレーム間差分の絶対値和の大きさに対応して、
フレーム/フィールドモードを設定し、また、予測モー
ドをフレーム内予測モード、前方予測モード、後方予測
モード、または両方向予測モードのいずれかに設定す
る。
【0060】上述したように、フレーム内予測モードま
たは前方予測モードの時、スイッチ53dは接点aまた
は接点bに切り替えられる。このとき、Pピクチャにお
ける場合と同様の処理が行われ、データが伝送される。
たは前方予測モードの時、スイッチ53dは接点aまた
は接点bに切り替えられる。このとき、Pピクチャにお
ける場合と同様の処理が行われ、データが伝送される。
【0061】これに対して、後方予測モードまたは両方
向予測モードが設定された時、スイッチ53dは、接点
cまたは接点dにそれぞれ切り替えられる。
向予測モードが設定された時、スイッチ53dは、接点
cまたは接点dにそれぞれ切り替えられる。
【0062】スイッチ53dが接点cに切り替えられて
いる後方予測モードの時、後方予測画像部63bに記憶
されている画像(いまの場合、Pピクチャの画像)デー
タが読み出され、動き補償回路64により、動きベクト
ル検出回路50が出力する動きベクトルに対応して動き
補償される。すなわち、動き補償回路64は、予測判定
回路54より後方予測モードの設定が指令されたとき、
後方予測画像部63bの読み出しアドレスを、動きベク
トル検出回路50がいま出力しているマクロブロックの
位置に対応する位置から動きベクトルに対応する分だけ
ずらしてデータを読み出し、予測画像データを生成す
る。
いる後方予測モードの時、後方予測画像部63bに記憶
されている画像(いまの場合、Pピクチャの画像)デー
タが読み出され、動き補償回路64により、動きベクト
ル検出回路50が出力する動きベクトルに対応して動き
補償される。すなわち、動き補償回路64は、予測判定
回路54より後方予測モードの設定が指令されたとき、
後方予測画像部63bの読み出しアドレスを、動きベク
トル検出回路50がいま出力しているマクロブロックの
位置に対応する位置から動きベクトルに対応する分だけ
ずらしてデータを読み出し、予測画像データを生成す
る。
【0063】動き補償回路64より出力された予測画像
データは、演算器53bに供給される。演算器53b
は、予測モード切り替え回路52より供給された参照画
像のマクロブロックのデータから、動き補償回路64よ
り供給された予測画像データを減算し、その差分を出力
する。この差分データは、DCTモード切り替え回路5
5、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回
路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送され
る。
データは、演算器53bに供給される。演算器53b
は、予測モード切り替え回路52より供給された参照画
像のマクロブロックのデータから、動き補償回路64よ
り供給された予測画像データを減算し、その差分を出力
する。この差分データは、DCTモード切り替え回路5
5、DCT回路56、量子化回路57、可変長符号化回
路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送され
る。
【0064】スイッチ53dが接点dに切り替えられて
いる両方向予測モードの時、前方予測画像部63aに記
憶されている画像(いまの場合、Iピクチャの画像)デ
ータと、後方予測画像部63bに記憶されている画像
(いまの場合、Pピクチャの画像)データが読み出さ
れ、動き補償回路64により、動きベクトル検出回路5
0が出力する動きベクトルに対応して動き補償される。
すなわち、動き補償回路64は、予測判定回路54より
両方向予測モードの設定が指令されたとき、前方予測画
像部63aと後方予測画像部63bの読み出しアドレス
を、動きベクトル検出回路50がいま出力しているマク
ロブロックの位置に対応する位置から動きベクトル(こ
の場合の動きベクトルは、前方予測画像用と後方予測画
像用の2つとなる)に対応する分だけずらしてデータを
読み出し、予測画像データを生成する。
いる両方向予測モードの時、前方予測画像部63aに記
憶されている画像(いまの場合、Iピクチャの画像)デ
ータと、後方予測画像部63bに記憶されている画像
(いまの場合、Pピクチャの画像)データが読み出さ
れ、動き補償回路64により、動きベクトル検出回路5
0が出力する動きベクトルに対応して動き補償される。
すなわち、動き補償回路64は、予測判定回路54より
両方向予測モードの設定が指令されたとき、前方予測画
像部63aと後方予測画像部63bの読み出しアドレス
を、動きベクトル検出回路50がいま出力しているマク
ロブロックの位置に対応する位置から動きベクトル(こ
の場合の動きベクトルは、前方予測画像用と後方予測画
像用の2つとなる)に対応する分だけずらしてデータを
読み出し、予測画像データを生成する。
【0065】動き補償回路64より出力された予測画像
データは、演算器53cに供給される。演算器53c
は、動きベクトル検出回路50より供給された参照画像
のマクロブロックのデータから、動き補償回路64より
供給された予測画像データの平均値を減算し、その差分
を出力する。この差分データは、DCTモード切り替え
回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符
号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送
される。Bピクチャの画像は、他の画像の予測画像とさ
れることがないため、フレームメモリ63には記憶され
ない。
データは、演算器53cに供給される。演算器53c
は、動きベクトル検出回路50より供給された参照画像
のマクロブロックのデータから、動き補償回路64より
供給された予測画像データの平均値を減算し、その差分
を出力する。この差分データは、DCTモード切り替え
回路55、DCT回路56、量子化回路57、可変長符
号化回路58、送信バッファ59を介して伝送路に伝送
される。Bピクチャの画像は、他の画像の予測画像とさ
れることがないため、フレームメモリ63には記憶され
ない。
【0066】尚、フレームメモリ63において、前方予
測画像部63aと後方予測画像部63bは、必要に応じ
てバンク切り替えが行われ、所定の参照画像に対して、
一方または他方に記憶されているものを、前方予測画像
あるいは後方予測画像として切り替えて出力することが
できる。
測画像部63aと後方予測画像部63bは、必要に応じ
てバンク切り替えが行われ、所定の参照画像に対して、
一方または他方に記憶されているものを、前方予測画像
あるいは後方予測画像として切り替えて出力することが
できる。
【0067】以上の説明においては、輝度ブロックを中
心として説明をしたが、色差ブロックについても同様
に、図15に示すマクロブロックを単位として処理さ
れ、伝送される。尚、色差ブロックを処理する場合の動
きベクトルは、対応する輝度ブロックの動きベクトルを
垂直方向と水平方向に、それぞれ1/2にしたものが用
いられる。
心として説明をしたが、色差ブロックについても同様
に、図15に示すマクロブロックを単位として処理さ
れ、伝送される。尚、色差ブロックを処理する場合の動
きベクトルは、対応する輝度ブロックの動きベクトルを
垂直方向と水平方向に、それぞれ1/2にしたものが用
いられる。
【0068】次に、図16は、図11中のデコーダ31
の構成例を示すブロック図である。伝送路(記録媒体
3)を介して伝送された符号化された画像データは、図
示せぬ受信回路で受信されたり、再生装置で再生され、
受信バッファ81に1時記憶された後、可変長復号化回
路82に供給される。可変長復号化回路82は、受信バ
ッファ81より供給されたデータを可変長復号化し、動
きベクトル、予測モード、予測フラグおよびDCTフラ
グを動き補償回路87に、また、量子化スケールを逆量
子化回路83に、それぞれ出力するとともに、復号され
た画像データを逆量子化回路83に出力する。
の構成例を示すブロック図である。伝送路(記録媒体
3)を介して伝送された符号化された画像データは、図
示せぬ受信回路で受信されたり、再生装置で再生され、
受信バッファ81に1時記憶された後、可変長復号化回
路82に供給される。可変長復号化回路82は、受信バ
ッファ81より供給されたデータを可変長復号化し、動
きベクトル、予測モード、予測フラグおよびDCTフラ
グを動き補償回路87に、また、量子化スケールを逆量
子化回路83に、それぞれ出力するとともに、復号され
た画像データを逆量子化回路83に出力する。
【0069】逆量子化回路83は、可変長復号化回路8
2より供給された画像データを、同じく可変長復号化回
路82より供給された量子化スケールに従って逆量子化
し、IDCT回路84に出力する。逆量子化回路83よ
り出力されたデータ(DCT係数)は、IDCT回路8
4で、逆DCT処理され、演算器85に供給される。
2より供給された画像データを、同じく可変長復号化回
路82より供給された量子化スケールに従って逆量子化
し、IDCT回路84に出力する。逆量子化回路83よ
り出力されたデータ(DCT係数)は、IDCT回路8
4で、逆DCT処理され、演算器85に供給される。
【0070】IDCT回路84より供給された画像デー
タが、Iピクチャのデータである場合、そのデータは演
算器85より出力され、演算器85に後に入力される画
像データ(PまたはBピクチャのデータ)の予測画像デ
ータ生成のために、フレームメモリ86の前方予測画像
部86aに供給されて記憶される。また、このデータ
は、図11に示したフォーマット変換回路32に出力さ
れる。
タが、Iピクチャのデータである場合、そのデータは演
算器85より出力され、演算器85に後に入力される画
像データ(PまたはBピクチャのデータ)の予測画像デ
ータ生成のために、フレームメモリ86の前方予測画像
部86aに供給されて記憶される。また、このデータ
は、図11に示したフォーマット変換回路32に出力さ
れる。
【0071】IDCT回路84より供給された画像デー
タが、その1フレーム前の画像データを予測画像データ
とするPピクチャのデータであって、前方予測モードの
データである場合、フレームメモリ86の前方予測画像
部86aに記憶されている、1フレーム前の画像データ
(Iピクチャのデータ)が読み出され、動き補償回路8
7で可変長復号化回路82より出力された動きベクトル
に対応する動き補償が施される。そして、演算器85に
おいて、IDCT回路84より供給された画像データ
(差分のデータ)と加算され、出力される。この加算さ
れたデータ、即ち、復号されたPピクチャのデータは、
演算器85に後に入力される画像データ(Bピクチャま
たはPピクチャのデータ)の予測画像データ生成のため
に、フレームメモリ86の後方予測画像部86bに供給
されて記憶される。
タが、その1フレーム前の画像データを予測画像データ
とするPピクチャのデータであって、前方予測モードの
データである場合、フレームメモリ86の前方予測画像
部86aに記憶されている、1フレーム前の画像データ
(Iピクチャのデータ)が読み出され、動き補償回路8
7で可変長復号化回路82より出力された動きベクトル
に対応する動き補償が施される。そして、演算器85に
おいて、IDCT回路84より供給された画像データ
(差分のデータ)と加算され、出力される。この加算さ
れたデータ、即ち、復号されたPピクチャのデータは、
演算器85に後に入力される画像データ(Bピクチャま
たはPピクチャのデータ)の予測画像データ生成のため
に、フレームメモリ86の後方予測画像部86bに供給
されて記憶される。
【0072】Pピクチャのデータであっても、画像内予
測モードのデータは、Iピクチャのデータと同様に、演
算器85で特に処理は行わず、そのまま後方予測画像部
86bに記憶される。このPピクチャは、次のBピクチ
ャの次に表示されるべき画像であるため、この時点で
は、まだフォーマット変換回路32へ出力されない(上
述したように、Bピクチャの後に入力されたPピクチャ
が、Bピクチャより先に処理され、伝送されている)。
測モードのデータは、Iピクチャのデータと同様に、演
算器85で特に処理は行わず、そのまま後方予測画像部
86bに記憶される。このPピクチャは、次のBピクチ
ャの次に表示されるべき画像であるため、この時点で
は、まだフォーマット変換回路32へ出力されない(上
述したように、Bピクチャの後に入力されたPピクチャ
が、Bピクチャより先に処理され、伝送されている)。
【0073】IDCT回路84より供給された画像デー
タが、Bピクチャのデータである場合、可変長復号化回
路82より供給された予測モードに対応して、フレーム
メモリ86の前方予測画像部86aに記憶されているI
ピクチャの画像データ(前方予測モードの場合)、後方
予測画像部86bに記憶されているPピクチャの画像デ
ータ(後方予測モードの場合)、または、その両方の画
像データ(両方向予測モードの場合)が読み出され、動
き補償回路87において、可変長復号化回路82より出
力された動きベクトルに対応する動き補償が施されて、
予測画像が生成される。但し、動き補償を必要としない
場合(画像内予測モードの場合)、予測画像は生成され
ない。
タが、Bピクチャのデータである場合、可変長復号化回
路82より供給された予測モードに対応して、フレーム
メモリ86の前方予測画像部86aに記憶されているI
ピクチャの画像データ(前方予測モードの場合)、後方
予測画像部86bに記憶されているPピクチャの画像デ
ータ(後方予測モードの場合)、または、その両方の画
像データ(両方向予測モードの場合)が読み出され、動
き補償回路87において、可変長復号化回路82より出
力された動きベクトルに対応する動き補償が施されて、
予測画像が生成される。但し、動き補償を必要としない
場合(画像内予測モードの場合)、予測画像は生成され
ない。
【0074】このようにして、動き補償回路87で動き
補償が施されたデータは、演算器85において、IDC
T回路84の出力と加算される。この加算出力は、フォ
ーマット変換回路32に出力される。
補償が施されたデータは、演算器85において、IDC
T回路84の出力と加算される。この加算出力は、フォ
ーマット変換回路32に出力される。
【0075】但し、この加算出力はBピクチャのデータ
であり、他の画像の予測画像生成のために利用されるこ
とがないため、フレームメモリ86には記憶されない。
であり、他の画像の予測画像生成のために利用されるこ
とがないため、フレームメモリ86には記憶されない。
【0076】Bピクチャの画像が出力された後、後方予
測画像部86bに記憶されているPピクチャの画像デー
タが読み出され、動き補償回路87を介して演算器85
に供給される。但し、このとき、動き補償は行われな
い。
測画像部86bに記憶されているPピクチャの画像デー
タが読み出され、動き補償回路87を介して演算器85
に供給される。但し、このとき、動き補償は行われな
い。
【0077】尚、このデコーダ31には、図13のエン
コーダ18における予測モード切り替え回路52とDC
Tモード切り替え回路55に対応する回路が図示されて
いないが、これらの回路に対応する処理、即ち、奇数フ
ィールドと偶数フィールドのラインの信号が分離された
構成を、元の混在する構成に必要に応じて戻す処理は、
動き補償回路87が実行する。
コーダ18における予測モード切り替え回路52とDC
Tモード切り替え回路55に対応する回路が図示されて
いないが、これらの回路に対応する処理、即ち、奇数フ
ィールドと偶数フィールドのラインの信号が分離された
構成を、元の混在する構成に必要に応じて戻す処理は、
動き補償回路87が実行する。
【0078】また、以上においては、輝度信号の処理に
ついて説明したが、色差信号の処理も同様に行われる。
但し、この場合、動きベクトルは、輝度信号用のもの
を、垂直方向および水平方向に1/2にしたものが用い
られる。
ついて説明したが、色差信号の処理も同様に行われる。
但し、この場合、動きベクトルは、輝度信号用のもの
を、垂直方向および水平方向に1/2にしたものが用い
られる。
【0079】この発明は、上述した、現行のテレビジョ
ン信号を動画像データとして圧縮符号化し、光ディスク
などの記録媒体に記録する方法を用いて、現行のテレビ
ジョン信号/HDTV信号を階層符号化して記録するも
のである。
ン信号を動画像データとして圧縮符号化し、光ディスク
などの記録媒体に記録する方法を用いて、現行のテレビ
ジョン信号/HDTV信号を階層符号化して記録するも
のである。
【0080】まず、この発明の一実施例の記録側の処理
について説明する。図1は、記録側に設けられる階層符
号化のエンコーダの概略を示す。入力画像として、高解
像度画像201が用意される。これは、階層符号化のた
めに、ダウンサンプリング回路301を介して、1/4
解像度画像101に変換される。1/4解像度画像10
1は、水平方向の画素数および垂直方向のライン数がそ
れぞれ高解像度画像の1/2である画像である。高解像
度画像201は、HDTV信号により発生するもので、
1/4解像度画像がほぼ現行のテレビジョン信号の標準
解像度に等しい。
について説明する。図1は、記録側に設けられる階層符
号化のエンコーダの概略を示す。入力画像として、高解
像度画像201が用意される。これは、階層符号化のた
めに、ダウンサンプリング回路301を介して、1/4
解像度画像101に変換される。1/4解像度画像10
1は、水平方向の画素数および垂直方向のライン数がそ
れぞれ高解像度画像の1/2である画像である。高解像
度画像201は、HDTV信号により発生するもので、
1/4解像度画像がほぼ現行のテレビジョン信号の標準
解像度に等しい。
【0081】一般的なダウンサンプリングは、水平方向
および垂直方向の帯域制限のためのローパスフィルタを
適用し、2:1に間引きを行う。高解像度画像信号は、
高解像度用の圧縮符号化のエンコーダ200に供給さ
れ、1/4解像度画像101が1/4解像度画像用の圧
縮符号化のエンコーダ100に供給される。これらのエ
ンコーダ100および200から、出力端子109およ
び209にそれぞれビットストリームが出力される。出
力端子109に得られる1/4解像度ビットストリーム
は、後述するような多層光ディスクの第1の情報記録層
に記録され、出力端子209に得られる高解像度ビット
ストリームは、その第2の情報記録層に記録される。
および垂直方向の帯域制限のためのローパスフィルタを
適用し、2:1に間引きを行う。高解像度画像信号は、
高解像度用の圧縮符号化のエンコーダ200に供給さ
れ、1/4解像度画像101が1/4解像度画像用の圧
縮符号化のエンコーダ100に供給される。これらのエ
ンコーダ100および200から、出力端子109およ
び209にそれぞれビットストリームが出力される。出
力端子109に得られる1/4解像度ビットストリーム
は、後述するような多層光ディスクの第1の情報記録層
に記録され、出力端子209に得られる高解像度ビット
ストリームは、その第2の情報記録層に記録される。
【0082】エンコーダ100、200は、上述したM
PEG方式のものを使用できる。この一実施例では、エ
ンコーダ200における予測のために、エンコーダ10
0からの予測信号をアップサンプリング回路302によ
ってアップコンバートした信号を使用する。それによっ
て、予測の精度の向上を図っている。
PEG方式のものを使用できる。この一実施例では、エ
ンコーダ200における予測のために、エンコーダ10
0からの予測信号をアップサンプリング回路302によ
ってアップコンバートした信号を使用する。それによっ
て、予測の精度の向上を図っている。
【0083】図2に1/4解像度画像用のエンコーダ1
00の一例を示す。ダウンサンプリング回路301によ
り得られた1/4解像度画像101は、動きベクトル検
出回路103に入力される。入力された画像は予め設定
された画像シーケンス(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピ
クチャ)に従って、フレームメモリ群102から必要な
画像をマクロブロック単位で読みだし、参照画像と前方
原画像及び/又は後方原画像との間で動きベクトルの検
出を行う。
00の一例を示す。ダウンサンプリング回路301によ
り得られた1/4解像度画像101は、動きベクトル検
出回路103に入力される。入力された画像は予め設定
された画像シーケンス(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピ
クチャ)に従って、フレームメモリ群102から必要な
画像をマクロブロック単位で読みだし、参照画像と前方
原画像及び/又は後方原画像との間で動きベクトルの検
出を行う。
【0084】フレーム内/前方/両方向予測判定回路1
04は、動きベクトル検出回路で計算されたブロック単
位でのフレーム間差分の絶対値和をもとに、参照ブロッ
クのマクロブロックタイプを決定する。またフレーム内
/前方/両方向予測判定回路104で決定された予測モ
ードを可変長符号化回路107に供給する。
04は、動きベクトル検出回路で計算されたブロック単
位でのフレーム間差分の絶対値和をもとに、参照ブロッ
クのマクロブロックタイプを決定する。またフレーム内
/前方/両方向予測判定回路104で決定された予測モ
ードを可変長符号化回路107に供給する。
【0085】このマクロブロックタイプをもとに、ブロ
ック単位でフレーム内/前方/両方向予測の切り替えを
行なう。つまり、予測判定回路104は、フレーム内符
号化モードの場合は入力画像そのものを出力し、前方/
両方向予測モードのときはそれぞれの予測画像からのフ
レーム間符号化データを出力する。予測判定回路104
の出力信号は、DCT回路105に供給される。
ック単位でフレーム内/前方/両方向予測の切り替えを
行なう。つまり、予測判定回路104は、フレーム内符
号化モードの場合は入力画像そのものを出力し、前方/
両方向予測モードのときはそれぞれの予測画像からのフ
レーム間符号化データを出力する。予測判定回路104
の出力信号は、DCT回路105に供給される。
【0086】DCT回路105は映像信号の2次元相関
を利用して、入力画像データ又は差分データをブロック
単位でDCT変換し、その結果得られる変換データ(D
CT係数)が量子化回路106に供給される。量子化回
路106は、マクロブロックおよびスライス毎に定まる
量子化ステップサイズでDCT変換データを量子化し、
その結果得られる量子化データを可変長符号化(VL
C)回路107および逆量子化回路110に供給する。
量子化に用いる量子化スケールは送信バッファメモリ1
08のバッファ残量をフィードバックすることによっ
て、送信バッファメモリ108がオーバーフロー/アン
ダーフローしない値に決定する。この量子化スケール
も、可変長符号化回路107および逆量子化回路110
に、量子化データとともに供給される。
を利用して、入力画像データ又は差分データをブロック
単位でDCT変換し、その結果得られる変換データ(D
CT係数)が量子化回路106に供給される。量子化回
路106は、マクロブロックおよびスライス毎に定まる
量子化ステップサイズでDCT変換データを量子化し、
その結果得られる量子化データを可変長符号化(VL
C)回路107および逆量子化回路110に供給する。
量子化に用いる量子化スケールは送信バッファメモリ1
08のバッファ残量をフィードバックすることによっ
て、送信バッファメモリ108がオーバーフロー/アン
ダーフローしない値に決定する。この量子化スケール
も、可変長符号化回路107および逆量子化回路110
に、量子化データとともに供給される。
【0087】ここで、VLC回路107は、量子化デー
タを、量子化スケール、マクロブロックタイプ、動きベ
クトルと共に可変長符号化処理し、伝送データとして送
信バッファメモリ108に供給する。送信バッファメモ
リ108から出力端子109に取り出される1/4解像
度画像のビットストリームは、マクロブロックの符号化
データと、予測モード、動きベクトル、DCT係数を含
む。
タを、量子化スケール、マクロブロックタイプ、動きベ
クトルと共に可変長符号化処理し、伝送データとして送
信バッファメモリ108に供給する。送信バッファメモ
リ108から出力端子109に取り出される1/4解像
度画像のビットストリームは、マクロブロックの符号化
データと、予測モード、動きベクトル、DCT係数を含
む。
【0088】逆量子化回路110は、量子化回路106
から送出される量子化データを代表値、すなわち、逆量
子化データに変換し、出力データの量子化回路106に
おける変換前の変換データを復号する。この逆量子化デ
ータがIDCT(inverse discrete cosine trasform)
回路111に供給される。IDCT回路111は、逆量
子化回路110で復号された逆量子化データをDCT回
路105とは逆の変換処理で復号画像データに変換し、
フレームメモリ112に出力する。
から送出される量子化データを代表値、すなわち、逆量
子化データに変換し、出力データの量子化回路106に
おける変換前の変換データを復号する。この逆量子化デ
ータがIDCT(inverse discrete cosine trasform)
回路111に供給される。IDCT回路111は、逆量
子化回路110で復号された逆量子化データをDCT回
路105とは逆の変換処理で復号画像データに変換し、
フレームメモリ112に出力する。
【0089】動き補償回路113は、IDCT回路11
1の出力データとマクロブロックタイプ、動きベクト
ル、フレーム/フィールド予測フラグ、フレーム/フィ
ールドDCTフラグを使用して局所復号を行ない、復号
画像を前方予測画像もしくは後方予測画像としてフレー
ムメモリ群112に書き込む。フレームメモリ群112
では、バンク切り替えが行われる。これにより、符号化
する画像に応じて、単一のフレームが、後方予測画像と
して出力されたり、前方予測画像として出力されたりす
る。前方/両方向予測の場合は、予測画像からの差分が
IDCT回路111の出力として送られてくるために、
この差分を予測画像に対して加算することで、局所復号
を行なっている。この予測画像は、デコーダで復号され
る画像と全く同一の画像であり、次の処理画像はこの予
測画像をもとに、前方/両方向予測を行なう。
1の出力データとマクロブロックタイプ、動きベクト
ル、フレーム/フィールド予測フラグ、フレーム/フィ
ールドDCTフラグを使用して局所復号を行ない、復号
画像を前方予測画像もしくは後方予測画像としてフレー
ムメモリ群112に書き込む。フレームメモリ群112
では、バンク切り替えが行われる。これにより、符号化
する画像に応じて、単一のフレームが、後方予測画像と
して出力されたり、前方予測画像として出力されたりす
る。前方/両方向予測の場合は、予測画像からの差分が
IDCT回路111の出力として送られてくるために、
この差分を予測画像に対して加算することで、局所復号
を行なっている。この予測画像は、デコーダで復号され
る画像と全く同一の画像であり、次の処理画像はこの予
測画像をもとに、前方/両方向予測を行なう。
【0090】さらに、局所復号された予測画像がアップ
サンプリング回路302を介して、高解像度画像のエン
コーダ200に供給される。
サンプリング回路302を介して、高解像度画像のエン
コーダ200に供給される。
【0091】図3は、高解像度画像用のエンコーダ20
0の構成を示す。このエンコーダ200は、上述した1
/4解像度画像用のエンコーダ100と予測以外の処理
は全く同様である。高解像度画像201は、動きベクト
ル検出回路203を介して予測判定回路204に供給さ
れる。この回路では、フレーム内符号化とともに、フレ
ームメモリ212からの動き補償による前方/両方向予
測および1/4解像度画像からの予測を行なう。
0の構成を示す。このエンコーダ200は、上述した1
/4解像度画像用のエンコーダ100と予測以外の処理
は全く同様である。高解像度画像201は、動きベクト
ル検出回路203を介して予測判定回路204に供給さ
れる。この回路では、フレーム内符号化とともに、フレ
ームメモリ212からの動き補償による前方/両方向予
測および1/4解像度画像からの予測を行なう。
【0092】1/4解像度画像の符号化においてIDC
T回路111の出力側の加算回路から出力された画像デ
ータはアップサンプリング回路302によって高解像度
画像と同様の解像度に補間処理される。一般的なアップ
サンプリングは、補間画素に隣接する画素の平均値を補
間値とすることによって、水平および垂直方向において
画素数を2倍とすることができる。このように生成され
た補間画像がアップサンプリング回路302から出力さ
れ、重み付け回路303を介して予測判定回路204に
供給される。この重み付け回路303では、重み(1−
W)が乗算される。重み付け回路303の出力を第1の
予測画像とする。
T回路111の出力側の加算回路から出力された画像デ
ータはアップサンプリング回路302によって高解像度
画像と同様の解像度に補間処理される。一般的なアップ
サンプリングは、補間画素に隣接する画素の平均値を補
間値とすることによって、水平および垂直方向において
画素数を2倍とすることができる。このように生成され
た補間画像がアップサンプリング回路302から出力さ
れ、重み付け回路303を介して予測判定回路204に
供給される。この重み付け回路303では、重み(1−
W)が乗算される。重み付け回路303の出力を第1の
予測画像とする。
【0093】一方、動き補償回路213からは、前方/
両方向動き補償によって、予測画像が供給される。この
予測画像に対して重み付け回路305によって重みWが
乗算される。重み付け回路303の出力を第2の予測画
像とする。
両方向動き補償によって、予測画像が供給される。この
予測画像に対して重み付け回路305によって重みWが
乗算される。重み付け回路303の出力を第2の予測画
像とする。
【0094】これらの第1および第2の予測画像は、演
算器304で加算されることによって第3の予測画像が
形成される。この第3の予測画像を利用して、予測判定
回路204で予測を行なう。重みWは、この第3の予測
画像の予測効率が最もよくなるように、重み決定回路3
06で決定される。同時にこの重みは、可変長符号化回
路207に供給され、符号化伝送される。
算器304で加算されることによって第3の予測画像が
形成される。この第3の予測画像を利用して、予測判定
回路204で予測を行なう。重みWは、この第3の予測
画像の予測効率が最もよくなるように、重み決定回路3
06で決定される。同時にこの重みは、可変長符号化回
路207に供給され、符号化伝送される。
【0095】予測判定回路204は、従来の動き補償に
加えて、1/4解像度画像を用いることによって、さら
に高い予測効率を得ることができる。例えば高解像度画
像と1/4解像度画像との間で、同一位置の画素につい
ては、差分をほぼ0とすることができる。この階層符号
化によって、圧縮効率を向上できる。決定された予測モ
ードは、可変長符号化回路207に供給され、符号化伝
送される。また、この予測データはDCT回路205に
供給される。その他の処理は、1/4解像度画像のエン
コーダ100と同様である。送信バッファ208の出力
端子209に取り出されるビットストリームは、マクロ
ブロックの符号化データと、予測モード、動きベクト
ル、重みWを含む。
加えて、1/4解像度画像を用いることによって、さら
に高い予測効率を得ることができる。例えば高解像度画
像と1/4解像度画像との間で、同一位置の画素につい
ては、差分をほぼ0とすることができる。この階層符号
化によって、圧縮効率を向上できる。決定された予測モ
ードは、可変長符号化回路207に供給され、符号化伝
送される。また、この予測データはDCT回路205に
供給される。その他の処理は、1/4解像度画像のエン
コーダ100と同様である。送信バッファ208の出力
端子209に取り出されるビットストリームは、マクロ
ブロックの符号化データと、予測モード、動きベクト
ル、重みWを含む。
【0096】出力端子109、209にそれぞれ取り出
されたビットストリームは、多層光ディスクの各情報記
録層に記録される。図4は、単一の情報記録層702を
有する単一層の光ディスク701を光ピックアップ70
3によって、記録、読み出す方式を示す。これは、現行
の方式で用いられていたもので、単純に現行のテレビジ
ョン方式の画像信号を記録する場合は、この方式で記
録、読み出しが行われる。
されたビットストリームは、多層光ディスクの各情報記
録層に記録される。図4は、単一の情報記録層702を
有する単一層の光ディスク701を光ピックアップ70
3によって、記録、読み出す方式を示す。これは、現行
の方式で用いられていたもので、単純に現行のテレビジ
ョン方式の画像信号を記録する場合は、この方式で記
録、読み出しが行われる。
【0097】これに対して、図5は、ディスクの厚み方
向に、第1層の情報記録層705と、第2層の情報記録
層706とが設けられ、片面から光ピックアップ70
7、708によって情報を記録、読出す形式の片面2層
式ディスク704を示す。上述のように、1/4解像度
画像のビットストリームを、片面2層式ディスク704
の第1層705に記録し、高解像度画像のビットストリ
ームを第2層706に記録する。
向に、第1層の情報記録層705と、第2層の情報記録
層706とが設けられ、片面から光ピックアップ70
7、708によって情報を記録、読出す形式の片面2層
式ディスク704を示す。上述のように、1/4解像度
画像のビットストリームを、片面2層式ディスク704
の第1層705に記録し、高解像度画像のビットストリ
ームを第2層706に記録する。
【0098】これにより、従来の単一層の光ディスク7
01を再生できる再生装置の場合では、第1層705の
みを読み出して復号することによって、現行テレビジョ
ン信号が復号される。また、両方の情報記録層705、
706を光ピックアップ707、708によって同時に
読み出し、後述のように、組み合わせて復号することに
よって高解像度画像信号を再生できる。この方式によっ
て、単一層のディスクとの両立性を実現できる。
01を再生できる再生装置の場合では、第1層705の
みを読み出して復号することによって、現行テレビジョ
ン信号が復号される。また、両方の情報記録層705、
706を光ピックアップ707、708によって同時に
読み出し、後述のように、組み合わせて復号することに
よって高解像度画像信号を再生できる。この方式によっ
て、単一層のディスクとの両立性を実現できる。
【0099】また、図6は、両面にそれぞれ情報記録層
710、711を有する両面張り合わせ式の光ディスク
709を示す。表面の記録層710を第1層とし、裏面
の記録層711を第2層とすると、第1層710に対し
て記録、読出しのための光ピックアップ712が設けら
れ、第2層711に対して記録、読出しのための光ピッ
クアップ713が設けられている。この場合は、片面2
層式の光ディスク704と同様に、1/4解像度画像の
ビットストリームを第1層710に記録する。また、高
解像度画像のビットストリームを第2層711に記録す
ることによって、両立性を保ちつつ、高解像度画像信号
の再生が可能という、効果が達成できる。
710、711を有する両面張り合わせ式の光ディスク
709を示す。表面の記録層710を第1層とし、裏面
の記録層711を第2層とすると、第1層710に対し
て記録、読出しのための光ピックアップ712が設けら
れ、第2層711に対して記録、読出しのための光ピッ
クアップ713が設けられている。この場合は、片面2
層式の光ディスク704と同様に、1/4解像度画像の
ビットストリームを第1層710に記録する。また、高
解像度画像のビットストリームを第2層711に記録す
ることによって、両立性を保ちつつ、高解像度画像信号
の再生が可能という、効果が達成できる。
【0100】次に、再生側に設けられるデコーダについ
て説明する。図7に階層符号化を行った場合のデコーダ
ーのブロック図を示す。401で示す入力端子には、多
層光ディスクの第1層から再生された1/4解像度画像
のビットストリームが供給される。このビットストリー
ムは、従来と同様に復号される。
て説明する。図7に階層符号化を行った場合のデコーダ
ーのブロック図を示す。401で示す入力端子には、多
層光ディスクの第1層から再生された1/4解像度画像
のビットストリームが供給される。このビットストリー
ムは、従来と同様に復号される。
【0101】入力端子401からのビットストリームが
受信バッファ402を介して可変長復号化(IVLC)
回路403に入力される。可変長復号化回路403は、
ビットストリームから量子化データと、動きベクトル、
マクロブロックタイプ、量子化スケール、フレーム/フ
ィールド予測フラグ、フレーム/フィールドDCTフラ
グを復号する。この量子化データと量子化スケールは、
次の逆量子化回路404に入力される。
受信バッファ402を介して可変長復号化(IVLC)
回路403に入力される。可変長復号化回路403は、
ビットストリームから量子化データと、動きベクトル、
マクロブロックタイプ、量子化スケール、フレーム/フ
ィールド予測フラグ、フレーム/フィールドDCTフラ
グを復号する。この量子化データと量子化スケールは、
次の逆量子化回路404に入力される。
【0102】逆量子化回路404、IDCT回路40
5、動き補償回路407の動作は、図2に示すエンコー
ダの局所復号の動作と同様である。これらの回路によっ
て、1/4解像度画像信号408が得られる。同時に、
復号画像は、次の画像の予測のためにフレームメモリ4
06に蓄積される。
5、動き補償回路407の動作は、図2に示すエンコー
ダの局所復号の動作と同様である。これらの回路によっ
て、1/4解像度画像信号408が得られる。同時に、
復号画像は、次の画像の予測のためにフレームメモリ4
06に蓄積される。
【0103】一方、このフレームメモリ406に蓄積さ
れる画像は、高解像度画像の復号化(予測)に用いるた
めに、高解像度画像用デコーダに供給される。すなわ
ち、復号された1/4解像度画像は、アップサンプリン
グ回路602を介して、重み付け回路603に供給さ
れ、この回路603によって(1−W)の重みが乗じら
れる。この重み付け回路603の出力画像を、高解像度
デコーダに対する第1の予測画像とする。
れる画像は、高解像度画像の復号化(予測)に用いるた
めに、高解像度画像用デコーダに供給される。すなわ
ち、復号された1/4解像度画像は、アップサンプリン
グ回路602を介して、重み付け回路603に供給さ
れ、この回路603によって(1−W)の重みが乗じら
れる。この重み付け回路603の出力画像を、高解像度
デコーダに対する第1の予測画像とする。
【0104】高解像度画像用のデコーダに対しては、入
力端子501から多層光ディスクの第2層から再生され
た高解像度ビットストリームが入力される。このビット
ストリームが受信バッファ502を介して可変長復号化
(IVLC)回路503に入力される。そして、逆量子
化回路504、IDCT回路505、動き補償回路50
7によって高解像度画像508が復号される。同時に、
復号化した画像は、次の画像の予測のためにフレームメ
モリ506に蓄積される。
力端子501から多層光ディスクの第2層から再生され
た高解像度ビットストリームが入力される。このビット
ストリームが受信バッファ502を介して可変長復号化
(IVLC)回路503に入力される。そして、逆量子
化回路504、IDCT回路505、動き補償回路50
7によって高解像度画像508が復号される。同時に、
復号化した画像は、次の画像の予測のためにフレームメ
モリ506に蓄積される。
【0105】ここで、動き補償回路507からの出力
は、重み付け回路604に供給され、重み付け回路60
4によって第2の予測画像が形成される。この第2の予
測画像と、1/4解像度画像から形成された第1の予測
画像とが演算器605で加算される。演算器605の出
力が高解像度デコーダに対する予測画像として利用され
る。ここで、使用される重みWは、エンコーダで用いら
れた重みWであり、ビットストリームのデコードをへて
IVLC回路503から得られたものである。これまで
の過程によって、高解像度画像のデコードが完了する。
は、重み付け回路604に供給され、重み付け回路60
4によって第2の予測画像が形成される。この第2の予
測画像と、1/4解像度画像から形成された第1の予測
画像とが演算器605で加算される。演算器605の出
力が高解像度デコーダに対する予測画像として利用され
る。ここで、使用される重みWは、エンコーダで用いら
れた重みWであり、ビットストリームのデコードをへて
IVLC回路503から得られたものである。これまで
の過程によって、高解像度画像のデコードが完了する。
【0106】なお、記録/再生可能な光ディスクとして
は、何回も記録できるMO(光磁気)ディスク、PD
(相変化型)ディスク、並びに1回の記録が可能なWO
ディスクを使用できる。さらに、再生のみを考慮すると
きには、ROM形式の光ディスクを使用できる。よりさ
らに、2枚の単一層ディスクを透明接着材にて張り合わ
せた張り合わせ型であって、片面記録/読出しの光ディ
スクを使用することもできる。
は、何回も記録できるMO(光磁気)ディスク、PD
(相変化型)ディスク、並びに1回の記録が可能なWO
ディスクを使用できる。さらに、再生のみを考慮すると
きには、ROM形式の光ディスクを使用できる。よりさ
らに、2枚の単一層ディスクを透明接着材にて張り合わ
せた張り合わせ型であって、片面記録/読出しの光ディ
スクを使用することもできる。
【0107】
【発明の効果】この発明は、多層光ディスクの第1層に
標準解像度の画像信号を圧縮符号化して記録し、その第
2層に高解像度の画像信号を標準解像度の画像信号の予
測画像をも使用して圧縮符号化して記録している。従っ
て、この発明によれば、高解像度の動画像信号を効率的
に記録することができる。
標準解像度の画像信号を圧縮符号化して記録し、その第
2層に高解像度の画像信号を標準解像度の画像信号の予
測画像をも使用して圧縮符号化して記録している。従っ
て、この発明によれば、高解像度の動画像信号を効率的
に記録することができる。
【0108】さらに、既に市場導入されている現行のテ
レビジョン信号のみを記録した光ディスクと、この発明
による多層式ディスクにおける標準解像度のテレビジョ
ン信号を記録した層を、同一に構成すれば、現行のテレ
ビジョン信号のみが記録されている光ディスクとの両立
性が実現される。
レビジョン信号のみを記録した光ディスクと、この発明
による多層式ディスクにおける標準解像度のテレビジョ
ン信号を記録した層を、同一に構成すれば、現行のテレ
ビジョン信号のみが記録されている光ディスクとの両立
性が実現される。
【図1】この発明の一実施例の記録回路の概略的な構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の記録回路内の1/4解像
度画像信号のエンコーダの一例のブロック図である。
度画像信号のエンコーダの一例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の記録回路内の高解像度画
像信号のエンコーダの一例のブロック図である。
像信号のエンコーダの一例のブロック図である。
【図4】単一層のディスクの記録、読み出しを行う方法
を説明する略線図である。
を説明する略線図である。
【図5】片面2層式の光ディスクの記録、読み出しを行
う方法を説明する略線図である。
う方法を説明する略線図である。
【図6】表裏の両面張り合わせからなるディスクの記
録、読み出しを行う方法を説明する略線図である。
録、読み出しを行う方法を説明する略線図である。
【図7】この発明の一実施例の再生回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】この発明に使用することができる高能率符号化
の原理を説明する略線図である。
の原理を説明する略線図である。
【図9】画像データを圧縮する場合におけるピクチャの
タイプを説明する略線図である。
タイプを説明する略線図である。
【図10】動画像信号を符号化する原理を説明する略線
図である。
図である。
【図11】先に提案されている画像信号符号化装置と復
号化装置の構成例を示すブロック図である。
号化装置の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11におけるフォーマット変換回路のフォ
ーマット変換の動作を説明する図である。
ーマット変換の動作を説明する図である。
【図13】図11におけるエンコーダの構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】図13の予測モード切り替え回路の動作を説
明する略線図である。
明する略線図である。
【図15】図13のDCTモード切り替え回路55の動
作を説明する略線図である。
作を説明する略線図である。
【図16】図11のデコーダ31の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
101 1/4解像度画像 105 DCT回路 106 量子化回路 107 可変長符号化回路 108 送信バッファ 109 1/4解像度画像のビットストリーム 201 高解像度画像 205 DCT回路 206 量子化回路 207 可変長符号化回路 208 送信バッファ 209 高解像度画像のビットストリーム 301 ダウンサンプリング回路 302 アップサンプリング回路 303 重み付け回路 305 重み付け回路 306 重み決定回路 401 1/4解像度ビットストリーム 402 受信バッファ 408 1/4解像度画像 501 高解像度ビットストリーム 502 受信バッファ 508 高解像度画像 602 アップサンプリング回路 603 重み付け回路 604 重み付け回路
Claims (15)
- 【請求項1】 画像信号を、圧縮符号化を利用して複数
の情報記録層を有する光ディスクに記録する方法におい
て、 低解像度画像信号と高解像度画像信号を生成するステッ
プと、 上記低解像度画像信号を圧縮符号化して第1の符号化デ
ータを生成するステップと、 上記光ディスクの第1の情報記録層に上記第1の符号化
データを記録するステップと、 上記低解像度画像信号から上記高解像度画像信号の予測
画像を生成し、上記予測画像を利用して上記高解像度画
像信号を圧縮符号化して第2の符号化データを生成する
ステップと、 上記光ディスクの第2の情報記録層に上記第2の符号化
データを記録するステップとからなることを特徴とする
画像信号記録方法。 - 【請求項2】 複数の情報記録層を有する光ディスクで
あって、 低解像度画像信号と高解像度画像信号が生成され、上記
低解像度画像信号を圧縮符号化して生成した第1の符号
化データが第1の情報記録層に記録され、 上記低解像度画像信号から上記高解像度画像信号の予測
画像を生成し、上記予測画像を利用して上記高解像度画
像信号を圧縮符号化して生成された第2の符号化データ
が第2の情報記録層に記録された光ディスクから、 上記第1の情報記録層に記録された第1の符号化データ
を再生するステップと、 上記第2の情報記録層に記録された第2の符号化データ
を再生するステップと、 上記再生された上記第1および第2の符号化データを組
み合わせて復号することによって、上記高解像度画像信
号を再生するステップとからなることを特徴とする画像
信号再生方法。 - 【請求項3】 複数の情報記録層を有する光ディスクで
あって、 低解像度画像信号と高解像度画像信号が生成され、上記
低解像度画像信号を圧縮符号化して生成した第1の符号
化データが上記光ディスクの第1の情報記録層に記録さ
れ、 上記低解像度画像信号から上記高解像度画像信号の予測
画像を生成し、上記予測画像を利用して上記高解像度画
像信号を圧縮符号化して生成された第2の符号化データ
が第2の情報記録層に記録された、 ことを特徴とするディスク状記録媒体。 - 【請求項4】 画像信号を、圧縮符号化を利用して複数
の情報記録層を有する光ディスクに記録する装置におい
て、 低解像度画像信号と高解像度画像信号を生成する手段
と、 上記低解像度画像信号を圧縮符号化して第1の符号化デ
ータを生成する手段と、 上記光ディスクの第1の情報記録層に上記第1の符号化
データを記録する手段と、 上記低解像度画像信号から上記高解像度画像信号の予測
画像を生成し、上記予測画像を利用して上記高解像度画
像信号を圧縮符号化して第2の符号化データを生成する
手段と、 上記光ディスクの第2の情報記録層に上記第2の符号化
データを記録する手段とからなることを特徴とする画像
信号記録装置。 - 【請求項5】 複数の情報記録層を有する光ディスクで
あって、 低解像度画像信号と高解像度画像信号が生成され、上記
低解像度画像信号を圧縮符号化して生成した第1の符号
化データが第1の情報記録層に記録され、 上記低解像度画像信号から上記高解像度画像信号の予測
画像を生成し、上記予測画像を利用して上記高解像度画
像信号を圧縮符号化して生成された第2の符号化データ
が第2の情報記録層に記録された光ディスクから、 上記第1の情報記録層に記録された第1の符号化データ
を再生する手段と、 上記第2の情報記録層に記録された第2の符号化データ
を再生する手段と、 上記再生された上記第1および第2の符号化データを組
み合わせて復号することによって、上記高解像度画像信
号を再生する手段とからなることを特徴とする画像信号
再生装置。 - 【請求項6】 上記光ディスクは片面多層式ディスクで
あることを特徴とする請求項1に記載の画像信号記録方
法。 - 【請求項7】 上記光ディスクは片面多層式ディスクで
あることを特徴とする請求項2に記載の画像信号再生方
法。 - 【請求項8】 上記光ディスクは片面多層式ディスクで
あることを特徴とする請求項3に記載のディスク状記録
媒体。 - 【請求項9】 上記光ディスクは片面多層式ディスクで
あることを特徴とする請求項4に記載の画像信号記録装
置。 - 【請求項10】 上記光ディスクは片面多層式ディスク
であることを特徴とする請求項5に記載の画像信号再生
装置。 - 【請求項11】 上記光ディスクは張り合わせ両面式デ
ィスクであることを特徴とする請求項1に記載の画像信
号記録方法。 - 【請求項12】 上記光ディスクは張り合わせ両面式デ
ィスクであることを特徴とする請求項2に記載の画像信
号再生方法。 - 【請求項13】 上記光ディスクは張り合わせ両面式デ
ィスクであることを特徴とする請求項3に記載のディス
ク状記録媒体。 - 【請求項14】 上記光ディスクは張り合わせ両面式デ
ィスクであることを特徴とする請求項4に記載の画像信
号記録装置。 - 【請求項15】 上記光ディスクは張り合わせ両面式デ
ィスクであることを特徴とする請求項5に記載の画像信
号再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129185A JPH08307814A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 画像信号記録方法および装置、画像信号再生方法および装置、ならびに画像信号記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129185A JPH08307814A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 画像信号記録方法および装置、画像信号再生方法および装置、ならびに画像信号記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307814A true JPH08307814A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15003251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7129185A Pending JPH08307814A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 画像信号記録方法および装置、画像信号再生方法および装置、ならびに画像信号記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307814A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999001868A1 (fr) * | 1997-07-01 | 1999-01-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Support d'enregistrement, dispositif d'enregistrement et lecteur |
| KR100335105B1 (ko) * | 1998-12-23 | 2002-05-04 | 구자홍 | 영상의 부호화 및 복호화 방법 |
| WO2004112022A1 (en) * | 2003-06-19 | 2004-12-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Apparatus for processing information stored in a data carrier, data carrier and method for storing a file with a plurality of related sub-files in said carrier |
| JP2010011154A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Pioneer Electronic Corp | 画像生成装置及び画像再生装置 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7129185A patent/JPH08307814A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999001868A1 (fr) * | 1997-07-01 | 1999-01-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Support d'enregistrement, dispositif d'enregistrement et lecteur |
| US6876617B1 (en) | 1997-07-01 | 2005-04-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Recording medium, recorder, and player |
| KR100335105B1 (ko) * | 1998-12-23 | 2002-05-04 | 구자홍 | 영상의 부호화 및 복호화 방법 |
| WO2004112022A1 (en) * | 2003-06-19 | 2004-12-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Apparatus for processing information stored in a data carrier, data carrier and method for storing a file with a plurality of related sub-files in said carrier |
| JP2010011154A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Pioneer Electronic Corp | 画像生成装置及び画像再生装置 |
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