JPH08307873A - ビデオ信号符号化方法 - Google Patents
ビデオ信号符号化方法Info
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- JPH08307873A JPH08307873A JP20286595A JP20286595A JPH08307873A JP H08307873 A JPH08307873 A JP H08307873A JP 20286595 A JP20286595 A JP 20286595A JP 20286595 A JP20286595 A JP 20286595A JP H08307873 A JPH08307873 A JP H08307873A
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- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 客体の動きに従って適応的に特徴点を選択
して、より効果的にビデオ信号を符号化し得る改善され
たビデオ信号符号化方法を提供する。 【解決手段】 本発明のビデオ信号符号化方法は、現
フレームの各画素に対する動きベクトルを検知し、これ
に基づいて、基準フレームからの画素値を得て、現フレ
ームの各画素の画素値から基準フレームからの画素値を
減算した差分画素値を求め、画素単位で差分画素値と閾
値THと比較して、閾値THより大きい差分画素値を有する
画素からなる1つ以上の領域を選択し、選択された領域
内の画素を、各動きベクトルによって指定される位置へ
シフトして得られた領域を得て、基準フレームからエッ
ジ点を検知し、エッジ点の位置とオーバラップするシフ
トされた領域から1つ以上の処理領域を特定し、基準フ
レーム上に第1及び第2グリッドを形成し、これらに基
づいて、基準フレームの画素を特徴点として選択する。
して、より効果的にビデオ信号を符号化し得る改善され
たビデオ信号符号化方法を提供する。 【解決手段】 本発明のビデオ信号符号化方法は、現
フレームの各画素に対する動きベクトルを検知し、これ
に基づいて、基準フレームからの画素値を得て、現フレ
ームの各画素の画素値から基準フレームからの画素値を
減算した差分画素値を求め、画素単位で差分画素値と閾
値THと比較して、閾値THより大きい差分画素値を有する
画素からなる1つ以上の領域を選択し、選択された領域
内の画素を、各動きベクトルによって指定される位置へ
シフトして得られた領域を得て、基準フレームからエッ
ジ点を検知し、エッジ点の位置とオーバラップするシフ
トされた領域から1つ以上の処理領域を特定し、基準フ
レーム上に第1及び第2グリッドを形成し、これらに基
づいて、基準フレームの画素を特徴点として選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号を符号
化する方法に関し、とくに、物体の動きに従って適応的
に特徴点を選択することによってビデオ信号を効果的に
符号化し得る方法に関する。
化する方法に関し、とくに、物体の動きに従って適応的
に特徴点を選択することによってビデオ信号を効果的に
符号化し得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディジタル化された映像
信号の伝送は、アナログ信号の伝送より良好な画質を維
持することができる。一連の映像フレーム(frames)か
らなる映像信号がディジタル形態で表現される時、とく
に、高精細度テレビ(HDTV)の場合、大量のデータが伝
送されなければならない。しかし、従来の伝送チャンネ
ルの使用可能な周波数帯域は制限されているので、その
大量のディジタルデータを伝送するためには、伝送すべ
きデータを圧縮するか、またはその量を減らす必要があ
る。多様な圧縮技法のうち、確率的符号化技法と時間的
/空間的圧縮技法とを組み合わせた、いわゆるハイブリ
ッド符号化(hybrid coding)技法が最も効率的な圧縮
技法として知られている。
信号の伝送は、アナログ信号の伝送より良好な画質を維
持することができる。一連の映像フレーム(frames)か
らなる映像信号がディジタル形態で表現される時、とく
に、高精細度テレビ(HDTV)の場合、大量のデータが伝
送されなければならない。しかし、従来の伝送チャンネ
ルの使用可能な周波数帯域は制限されているので、その
大量のディジタルデータを伝送するためには、伝送すべ
きデータを圧縮するか、またはその量を減らす必要があ
る。多様な圧縮技法のうち、確率的符号化技法と時間的
/空間的圧縮技法とを組み合わせた、いわゆるハイブリ
ッド符号化(hybrid coding)技法が最も効率的な圧縮
技法として知られている。
【0003】ほとんどのハイブリッド符号化技法は、動
き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT
(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、及びV
LC(可変長符号化)などの技法を用いている。動き補
償DPCMは、現フレームとその1つ前のフレーム(前
フレーム)との間の物体の動きを推定し、推定された物
体の動きから現フレームを予測すると共に、現フレーム
とその予測との間の差を表すエラー信号を生成する方法
である。この方法は、例えばStaffan Ericssonによる、
「Fixed and Adaptive Predictors for Hybrid Predict
ive/TransformCoding」、IEEE Transactions on Commu
nications,COM-33,NO.12,(1985年12月)、またはNinomiy
aとOhtsukaとによる「A Motion Compensated Interfram
e Coding Scheme for Television Pictures」、IEEE T
ransactions on Communications,COM-30,NO.1,(1982年1
月)に記載されている。
き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT
(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、及びV
LC(可変長符号化)などの技法を用いている。動き補
償DPCMは、現フレームとその1つ前のフレーム(前
フレーム)との間の物体の動きを推定し、推定された物
体の動きから現フレームを予測すると共に、現フレーム
とその予測との間の差を表すエラー信号を生成する方法
である。この方法は、例えばStaffan Ericssonによる、
「Fixed and Adaptive Predictors for Hybrid Predict
ive/TransformCoding」、IEEE Transactions on Commu
nications,COM-33,NO.12,(1985年12月)、またはNinomiy
aとOhtsukaとによる「A Motion Compensated Interfram
e Coding Scheme for Television Pictures」、IEEE T
ransactions on Communications,COM-30,NO.1,(1982年1
月)に記載されている。
【0004】映像データ間の空間的冗長度を除去する2
次元DCTにおいては、例えば、8×8画素のディジタ
ル映像データのブロックを1組の変換係数のデータに変
換する。この技法は、例えばChen及びPrattの“Scene A
daptive Coder”,IEEE Transactions on Communication
s,COM-32,No.3(1984年3月)に開示されている。そのよう
な変換係数のデータを量子化器、ジグザグスキャナ及び
VLCにて処理することによって、伝送されるべきデータ
の量を効果的に圧縮することができる。
次元DCTにおいては、例えば、8×8画素のディジタ
ル映像データのブロックを1組の変換係数のデータに変
換する。この技法は、例えばChen及びPrattの“Scene A
daptive Coder”,IEEE Transactions on Communication
s,COM-32,No.3(1984年3月)に開示されている。そのよう
な変換係数のデータを量子化器、ジグザグスキャナ及び
VLCにて処理することによって、伝送されるべきデータ
の量を効果的に圧縮することができる。
【0005】詳述すると、動き補償DPCMでは、現フ
レームと前フレームとの間で推定された物体の動きに基
づいて、現フレームのデータを対応する前フレームのデ
ータから予測する。このような推定された動きは、前フ
レームと現フレームとの間の画素の変位を表す2次元動
きベクトルによって表される。
レームと前フレームとの間で推定された物体の動きに基
づいて、現フレームのデータを対応する前フレームのデ
ータから予測する。このような推定された動きは、前フ
レームと現フレームとの間の画素の変位を表す2次元動
きベクトルによって表される。
【0006】ある物体の画素の変位を推定する方法は、
2つの基本的なタイプに分類される。一方はブロック単
位の動き推定であり、他方は画素単位の動き推定であ
る。
2つの基本的なタイプに分類される。一方はブロック単
位の動き推定であり、他方は画素単位の動き推定であ
る。
【0007】ブロック単位の推定においては、現フレー
ムの各ブロックは、最も良好な一致が得られるまで、そ
の前フレームにおける対応する各ブロックと比較され
る。かくして、現フレームの全ブロックに対するフレー
ム間変位ベクトル(ブロックがフレーム間でどの位移動
したかを表す)が推定される。
ムの各ブロックは、最も良好な一致が得られるまで、そ
の前フレームにおける対応する各ブロックと比較され
る。かくして、現フレームの全ブロックに対するフレー
ム間変位ベクトル(ブロックがフレーム間でどの位移動
したかを表す)が推定される。
【0008】しかし、ブロック単位の動き推定に於いて
は、ブロック内における全ての画素が一方向へ移動しな
い場合には、不良な推定が行われ、その結果、全体的な
画質が低下する。
は、ブロック内における全ての画素が一方向へ移動しな
い場合には、不良な推定が行われ、その結果、全体的な
画質が低下する。
【0009】一方、画素単位の動き推定を用いる場合、
変位は全ての画素に対して求められる。この方法は画素
値をより正確に推定することができると共に、スケール
変更(例えば、ズーミングのような映像面に対して鉛直
な動き)も容易に扱うことができる。しかし、画素単位
の方法では、動きベクトルが全ての画素の各々に対して
決定されるので、全ての動きベクトルデータを受信機に
伝送することは実際には不可能である。
変位は全ての画素に対して求められる。この方法は画素
値をより正確に推定することができると共に、スケール
変更(例えば、ズーミングのような映像面に対して鉛直
な動き)も容易に扱うことができる。しかし、画素単位
の方法では、動きベクトルが全ての画素の各々に対して
決定されるので、全ての動きベクトルデータを受信機に
伝送することは実際には不可能である。
【0010】画素単位の動き推定の結果生じる伝送デー
タ量が過剰となるという問題を解決するために導入され
た技法の1つが、特徴点に基づく動き推定方法がある。
タ量が過剰となるという問題を解決するために導入され
た技法の1つが、特徴点に基づく動き推定方法がある。
【0011】特徴点に基づく動き推定法においては、1
組の選択された画素(即ち、特徴点)に対する動きベク
トルが受信機へ伝送される。ここで、特徴点とは物体の
動きを表し得る現フレームまたはその前フレームの画素
として定義され、受信端では、特徴点の動きベクトルか
ら現フレームにおける画素に対する全体の動きベクトル
を復元または推定できる。特徴点に基づく動き推定法を
用いた符号化器においては、本特許出願と出願人を同じ
くする係属中の米国特許出願第08/367,520号
に「Method and Apparatus for Encoding a Video Sign
al Using Pixel-by-Pixel Motion Estimation」との名
称で開示されており、複数の特徴点が、現フレームに含
まれる全ての画素から最初に選択される。その後、その
選択された特徴点に対する動きベクトルを通常のブロッ
ク整合法を用いて特定するが、ここで各々の動きベクト
ルは、前フレームにおける1つの特徴点と現フレームに
おける対応する整合点(即ち、最も類似な画素)との間
の空間的変位を表す。更に詳述すると、特徴点の各々に
対する整合点は、現フレーム内の探索領域内で検知され
るが、ここで探索領域は対応する特徴点の位置を取り囲
む予め定められた領域として定義される。しかる後、現
フレームにおける全画素に対する全体の動きベクトル
が、特徴点の動きベクトルに基づいて特定される。
組の選択された画素(即ち、特徴点)に対する動きベク
トルが受信機へ伝送される。ここで、特徴点とは物体の
動きを表し得る現フレームまたはその前フレームの画素
として定義され、受信端では、特徴点の動きベクトルか
ら現フレームにおける画素に対する全体の動きベクトル
を復元または推定できる。特徴点に基づく動き推定法を
用いた符号化器においては、本特許出願と出願人を同じ
くする係属中の米国特許出願第08/367,520号
に「Method and Apparatus for Encoding a Video Sign
al Using Pixel-by-Pixel Motion Estimation」との名
称で開示されており、複数の特徴点が、現フレームに含
まれる全ての画素から最初に選択される。その後、その
選択された特徴点に対する動きベクトルを通常のブロッ
ク整合法を用いて特定するが、ここで各々の動きベクト
ルは、前フレームにおける1つの特徴点と現フレームに
おける対応する整合点(即ち、最も類似な画素)との間
の空間的変位を表す。更に詳述すると、特徴点の各々に
対する整合点は、現フレーム内の探索領域内で検知され
るが、ここで探索領域は対応する特徴点の位置を取り囲
む予め定められた領域として定義される。しかる後、現
フレームにおける全画素に対する全体の動きベクトル
が、特徴点の動きベクトルに基づいて特定される。
【0012】しかしながら、上述した特徴点に基づく動
き推定法においては、特徴点が物体間の多様な動きを考
えずに特定されるため、適正な動き推定または正確な映
像の復元が常に可能でないという欠点があった。
き推定法においては、特徴点が物体間の多様な動きを考
えずに特定されるため、適正な動き推定または正確な映
像の復元が常に可能でないという欠点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、物体の動きによって適応的に特徴点を選択する
ことによって、ビデオ信号を効率的に符号化できる改善
されたビデオ信号符号化方法を提供することである。
目的は、物体の動きによって適応的に特徴点を選択する
ことによって、ビデオ信号を効率的に符号化できる改善
されたビデオ信号符号化方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によると、特徴点に基づく動き推定法によ
って、現フレーム及び基準フレームを含む複数のフレー
ムを有するディジタルビデオ信号を符号化するビデオ信
号符号化器に用いられる、前記現フレームと前記基準フ
レームとの間の物体の動きに従って特徴点を適応的に選
択するビデオ信号符号化方法が、(a)前記現フレーム
と前記基準フレームとの間の現フレームにおける各画素
に対する動きベクトルを検知する過程と、(b)前記現
フレームにおける各画素に対する動きベクトルに基づい
て、基準フレームから画素値を提供する過程と、(c)
前記現フレームの各画素の画素値から前記基準フレーム
から提供された画素値を減算することによって、差分画
素値を与える過程と、(d)画素単位で前記差分画素値
と閾値THと比較して、該閾値THより大きい差分画素値を
有する画素からなる、1つまたはそれ以上の領域を選択
する過程と、(e)前記選択された領域内に含まれた画
素をそれらの各々の動きベクトルによって指定される位
置へシフトすることによって、シフトされた領域を供給
する過程と、(f)前記基準フレームからエッジ点を検
知する過程と、(g)前記エッジ点の位置とオーバラッ
プされるシフトされた領域から1つまたはそれ以上の処
理領域を特定する過程と、(h)前記基準フレーム上に
第1グリッドを形成し、かつ前記処理領域の各々に対応
する第2グリッドを形成する過程であって、該第2グリ
ッドが、前記第1グリッドのグリッド点の一部と、前記
第1グリッドに於いて垂直及び水平方向に隣接する一対
のグリッド点の間の中間点に位置する新たに追加された
グリッド点とによって形成される、該過程と、(i)前
記第1及び第2グリッド及び前記エッジに基づいて、前
記基準フレームにおける複数の画素を特徴点として選択
する過程とを有する。
めに、本発明によると、特徴点に基づく動き推定法によ
って、現フレーム及び基準フレームを含む複数のフレー
ムを有するディジタルビデオ信号を符号化するビデオ信
号符号化器に用いられる、前記現フレームと前記基準フ
レームとの間の物体の動きに従って特徴点を適応的に選
択するビデオ信号符号化方法が、(a)前記現フレーム
と前記基準フレームとの間の現フレームにおける各画素
に対する動きベクトルを検知する過程と、(b)前記現
フレームにおける各画素に対する動きベクトルに基づい
て、基準フレームから画素値を提供する過程と、(c)
前記現フレームの各画素の画素値から前記基準フレーム
から提供された画素値を減算することによって、差分画
素値を与える過程と、(d)画素単位で前記差分画素値
と閾値THと比較して、該閾値THより大きい差分画素値を
有する画素からなる、1つまたはそれ以上の領域を選択
する過程と、(e)前記選択された領域内に含まれた画
素をそれらの各々の動きベクトルによって指定される位
置へシフトすることによって、シフトされた領域を供給
する過程と、(f)前記基準フレームからエッジ点を検
知する過程と、(g)前記エッジ点の位置とオーバラッ
プされるシフトされた領域から1つまたはそれ以上の処
理領域を特定する過程と、(h)前記基準フレーム上に
第1グリッドを形成し、かつ前記処理領域の各々に対応
する第2グリッドを形成する過程であって、該第2グリ
ッドが、前記第1グリッドのグリッド点の一部と、前記
第1グリッドに於いて垂直及び水平方向に隣接する一対
のグリッド点の間の中間点に位置する新たに追加された
グリッド点とによって形成される、該過程と、(i)前
記第1及び第2グリッド及び前記エッジに基づいて、前
記基準フレームにおける複数の画素を特徴点として選択
する過程とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
いて図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明によるビデオ信
号符号化装置10のブロック図が示されている。入力デ
ィジタルビデオ信号は、ラインL11及びL10を通じ
て減算器102及び現フレーム予測ブロック150に接
続されている第1フレームメモリ100内に、現フレー
ム信号として格納されている。
号符号化装置10のブロック図が示されている。入力デ
ィジタルビデオ信号は、ラインL11及びL10を通じ
て減算器102及び現フレーム予測ブロック150に接
続されている第1フレームメモリ100内に、現フレー
ム信号として格納されている。
【0017】この第1フレーム予測ブロック150にお
いては、第1フレームメモリ100から取り出されたラ
インL10上の現フレーム信号と、第2フレームメモリ
124からラインL12上の再構成された前フレーム信
号または基準フレーム信号とを処理して、画素単位で現
フレームを予測する。その後、予測された現フレーム信
号をラインL16上に、特徴点に対する1セットの動き
ベクトルはラインL17上に、そして物体の散発的かつ
局所的な動きが現れる領域において、詳細な動き補償を
要する、領域の位置を示すグリッド情報をラインL18
上に発生する。現フレーム予測ブロック150の詳細
は、以降図2及び図9を参照して説明する。
いては、第1フレームメモリ100から取り出されたラ
インL10上の現フレーム信号と、第2フレームメモリ
124からラインL12上の再構成された前フレーム信
号または基準フレーム信号とを処理して、画素単位で現
フレームを予測する。その後、予測された現フレーム信
号をラインL16上に、特徴点に対する1セットの動き
ベクトルはラインL17上に、そして物体の散発的かつ
局所的な動きが現れる領域において、詳細な動き補償を
要する、領域の位置を示すグリッド情報をラインL18
上に発生する。現フレーム予測ブロック150の詳細
は、以降図2及び図9を参照して説明する。
【0018】減算器102においては、ラインL16上
の予測された現フレーム信号をラインL11上の現フレ
ーム信号から減算して、その結果のデータ、即ち、現フ
レームと予測された現フレームとの間の差分画素値を表
すエラー信号が映像信号符号化器105へ入力される。
ここで、エラー信号は例えば、DCT及び公知の量子化
法のうちのいずれかを用いて複数の量子化された変換係
数のセットに符号化される。
の予測された現フレーム信号をラインL11上の現フレ
ーム信号から減算して、その結果のデータ、即ち、現フ
レームと予測された現フレームとの間の差分画素値を表
すエラー信号が映像信号符号化器105へ入力される。
ここで、エラー信号は例えば、DCT及び公知の量子化
法のうちのいずれかを用いて複数の量子化された変換係
数のセットに符号化される。
【0019】続いて、その量子化された変換係数は、エ
ントロピー符号化器107及び映像信号復号化器113
へ伝送される。エントロピー符号化器107において、
映像信号符号化器105からの量子化された変換係数、
ラインL17上の動きベクトル及びラインL18上のグ
リッド情報は、例えば可変長さ符号化法を用いてそれぞ
れ符号化されると共に、バッファ109を通じて一定の
伝送レートで伝送器(図示せず)へ送られて伝送され
る。
ントロピー符号化器107及び映像信号復号化器113
へ伝送される。エントロピー符号化器107において、
映像信号符号化器105からの量子化された変換係数、
ラインL17上の動きベクトル及びラインL18上のグ
リッド情報は、例えば可変長さ符号化法を用いてそれぞ
れ符号化されると共に、バッファ109を通じて一定の
伝送レートで伝送器(図示せず)へ送られて伝送され
る。
【0020】一方、映像信号復号化器113は、映像信
号符号化器105からの量子化された変換係数のセット
を、逆量子化及び逆離散的コサイン変換技法を用いて、
再構成されたエラー信号に再度変換する。
号符号化器105からの量子化された変換係数のセット
を、逆量子化及び逆離散的コサイン変換技法を用いて、
再構成されたエラー信号に再度変換する。
【0021】映像信号復号化器113からの再構成され
たエラー信号、及び現フレーム予測ブロック150から
のラインL16上の予測された現フレーム信号が、加算
器115にて組み合わせられることによって、次のフレ
ームに対する基準フレームとして、第2フレームメモリ
124に書き込まれるべき再構成された現フレーム信号
が供給される。符号化器において、受信器における復号
化器の動作をモニターして、復号化器における再構成さ
れた現フレーム信号と符号化器における現フレーム信号
との間に、ずれが生じないようにエラー信号を再構成す
ることが必要である。
たエラー信号、及び現フレーム予測ブロック150から
のラインL16上の予測された現フレーム信号が、加算
器115にて組み合わせられることによって、次のフレ
ームに対する基準フレームとして、第2フレームメモリ
124に書き込まれるべき再構成された現フレーム信号
が供給される。符号化器において、受信器における復号
化器の動作をモニターして、復号化器における再構成さ
れた現フレーム信号と符号化器における現フレーム信号
との間に、ずれが生じないようにエラー信号を再構成す
ることが必要である。
【0022】図2を参照すると、図1に示した現フレー
ム予測ブロック150の動作が詳細に記述されている。
第2フレームメモリ124からのラインL12上の基準
フレーム信号は特徴点選択ブロック210、特徴点動き
ベクトル検知ブロック212及び動き補償ブロック21
6へ入力されることが示されている。
ム予測ブロック150の動作が詳細に記述されている。
第2フレームメモリ124からのラインL12上の基準
フレーム信号は特徴点選択ブロック210、特徴点動き
ベクトル検知ブロック212及び動き補償ブロック21
6へ入力されることが示されている。
【0023】特徴点選択ブロック210においては、基
準フレーム内に含まれた画素から複数の特徴点が選択さ
れる。それらの特徴点は、フレーム内の物体の動きを代
表できる画素として定義される。
準フレーム内に含まれた画素から複数の特徴点が選択さ
れる。それらの特徴点は、フレーム内の物体の動きを代
表できる画素として定義される。
【0024】図3を参照すると、図2に示した特徴点選
択ブロック210の詳細なブロック図が示されている。
図1に示した第1フレームメモリ100からのラインL
10上の現フレーム信号は、ブロック単位の動きベクト
ル推定ブロック310及び加算器312へ入力され、一
方、図1の第2フレームメモリ124からのラインL1
2上の基準フレーム信号は、ブロック単位の動きベクト
ル推定ブロック310、ブロック単位の動き補償ブロッ
ク311及びエッジ検知ブロック315へ入力される。
択ブロック210の詳細なブロック図が示されている。
図1に示した第1フレームメモリ100からのラインL
10上の現フレーム信号は、ブロック単位の動きベクト
ル推定ブロック310及び加算器312へ入力され、一
方、図1の第2フレームメモリ124からのラインL1
2上の基準フレーム信号は、ブロック単位の動きベクト
ル推定ブロック310、ブロック単位の動き補償ブロッ
ク311及びエッジ検知ブロック315へ入力される。
【0025】ブロック単位の動きベクトル推定ブロック
310は、公知のブロック整合技法を用いて、現フレー
ムに対する各探索ブロックと基準フレームにおけるそれ
と最も類似なブロックとの間の空間的変位を表す動きベ
クトルを検知する。かくして、ラインL31を通じてブ
ロック単位の動き補償ブロック311、及び領域選択ブ
ロック316へ提供する。この際、探索ブロックに対す
る動きベクトルは、その探索ブロック内に含まれている
画素の動きベクトルとして定まる。ブロック単位の動き
補償ブロック311は、現フレームにおける全ての画素
に対する動きベクトルを用いて、図1に示した図2フレ
ームメモリ124から画素値を取り出すことによって、
これを予測信号として減算器312へ提供する。
310は、公知のブロック整合技法を用いて、現フレー
ムに対する各探索ブロックと基準フレームにおけるそれ
と最も類似なブロックとの間の空間的変位を表す動きベ
クトルを検知する。かくして、ラインL31を通じてブ
ロック単位の動き補償ブロック311、及び領域選択ブ
ロック316へ提供する。この際、探索ブロックに対す
る動きベクトルは、その探索ブロック内に含まれている
画素の動きベクトルとして定まる。ブロック単位の動き
補償ブロック311は、現フレームにおける全ての画素
に対する動きベクトルを用いて、図1に示した図2フレ
ームメモリ124から画素値を取り出すことによって、
これを予測信号として減算器312へ提供する。
【0026】減算器312において、その予測信号は現
フレーム信号から減算されて、その結果のデータ、即
ち、現フレーム信号と予測信号との間の差分画素値を表
す差分信号が比較ブロック313へ供給される。この比
較ブロック313は、差分信号に含まれた差分画素値の
各々と閾値THとを画素単位で比較する。閾値THは予め定
められるか、または図1に示したバッファ109に格納
されたデータ量(即ち、バッファの占有度)に従って適
応的に決定される。もし差分画素値が閾値THより小さい
場合、差分画素値は転換値0にセットされ、そうでない
場合は、転換値1にセットされる。これらの転換値は第
3フレームメモリ314へ提供される。図4において、
第3フレームメモリ314内に格納された転換値により
形成されたエラーフレーム41が例示的に示されてい
る。エラーフレーム41には、互いに異なる2つのゾー
ンがあるが、一方は転換値1を有する領域(例えば、
A、B及びC)を、他方は転換値0を有する領域を表
す。
フレーム信号から減算されて、その結果のデータ、即
ち、現フレーム信号と予測信号との間の差分画素値を表
す差分信号が比較ブロック313へ供給される。この比
較ブロック313は、差分信号に含まれた差分画素値の
各々と閾値THとを画素単位で比較する。閾値THは予め定
められるか、または図1に示したバッファ109に格納
されたデータ量(即ち、バッファの占有度)に従って適
応的に決定される。もし差分画素値が閾値THより小さい
場合、差分画素値は転換値0にセットされ、そうでない
場合は、転換値1にセットされる。これらの転換値は第
3フレームメモリ314へ提供される。図4において、
第3フレームメモリ314内に格納された転換値により
形成されたエラーフレーム41が例示的に示されてい
る。エラーフレーム41には、互いに異なる2つのゾー
ンがあるが、一方は転換値1を有する領域(例えば、
A、B及びC)を、他方は転換値0を有する領域を表
す。
【0027】図3を再度参照すると、エッジ検知ブロッ
ク315は当技術分野によく知られているように、通常
のグラディエントオペレーター(gradient operator)
(例えば、ソベルオペレーター(sobel operator)を用
いて、基準フレーム内に存在するエッジ点を検知する。
例えば、画素位置(x,y)において方向グラディエン
ト(即ち、水平及び垂直グラディエントGx(x,y)
及びGy(x,y))は、水平及び垂直ソベルオペレー
ターを用いて計算されて、画素位置(x,y)における
グラディエントの大きさg(x,y)は、次式のように
得られる。
ク315は当技術分野によく知られているように、通常
のグラディエントオペレーター(gradient operator)
(例えば、ソベルオペレーター(sobel operator)を用
いて、基準フレーム内に存在するエッジ点を検知する。
例えば、画素位置(x,y)において方向グラディエン
ト(即ち、水平及び垂直グラディエントGx(x,y)
及びGy(x,y))は、水平及び垂直ソベルオペレー
ターを用いて計算されて、画素位置(x,y)における
グラディエントの大きさg(x,y)は、次式のように
得られる。
【0028】g(x,y)=|Gx(x,y)|+|Gy(x,y)|
【0029】続いて、基準フレームにおけるエッジ点
は、基準フレームの各画素に対するグラディエントの大
きさg(x,y)と予め定められた閾値Teとを比較する
ことによって検知される。即ち、g(x,y)がTeより
大きい場合、画素位置(x,y)はエッジ点になる。
は、基準フレームの各画素に対するグラディエントの大
きさg(x,y)と予め定められた閾値Teとを比較する
ことによって検知される。即ち、g(x,y)がTeより
大きい場合、画素位置(x,y)はエッジ点になる。
【0030】しかる後、エッジ点の位置を表すエッジ信
号eg(x,y)は、領域選択ブロック316へ提供さ
れ、各エッジ点に対するグラディエントの大きさg
(x,y)は、エッジ信号eg(x,y)と共に特徴点
定義ブロック318へ提供される。
号eg(x,y)は、領域選択ブロック316へ提供さ
れ、各エッジ点に対するグラディエントの大きさg
(x,y)は、エッジ信号eg(x,y)と共に特徴点
定義ブロック318へ提供される。
【0031】ブロック単位の動きベクトル推定ブロック
310からの動きベクトルに応じて、領域選択ブロック
316は転換値1を有する各画素(即ち、図4に示した
エラーフレーム41内の領域A、B及びCに対応する画
素)をそれらの動きベクトルによって指定された位置に
移動させることによって、移動されたエラーフレーム4
3を生成する。各々の領域A、B及びCは、各々領域
A′、B′及びC′へシフトされる。続いて、図5に示
したように、処理領域は転換値1を有する領域A′、
B′及びC′の位置と、エッジ検知ブロック315から
与えられるエッジ点の位置との間の位置関係データに基
づいて選択される。例えば、エッジ点の一部とオーバラ
ップする領域A′及びB′が領域選択ブロック316に
より処理領域として特定される。領域C′は、基準フレ
ーム上の何れのエッジ点ともオーバラップしないので、
処理領域として選択されない。処理領域の位置を表す処
理領域情報は、グリッド点形成ブロック317へ与えら
れる。
310からの動きベクトルに応じて、領域選択ブロック
316は転換値1を有する各画素(即ち、図4に示した
エラーフレーム41内の領域A、B及びCに対応する画
素)をそれらの動きベクトルによって指定された位置に
移動させることによって、移動されたエラーフレーム4
3を生成する。各々の領域A、B及びCは、各々領域
A′、B′及びC′へシフトされる。続いて、図5に示
したように、処理領域は転換値1を有する領域A′、
B′及びC′の位置と、エッジ検知ブロック315から
与えられるエッジ点の位置との間の位置関係データに基
づいて選択される。例えば、エッジ点の一部とオーバラ
ップする領域A′及びB′が領域選択ブロック316に
より処理領域として特定される。領域C′は、基準フレ
ーム上の何れのエッジ点ともオーバラップしないので、
処理領域として選択されない。処理領域の位置を表す処
理領域情報は、グリッド点形成ブロック317へ与えら
れる。
【0032】更に、図3を参照すると、グリッド点形成
ブロック317は、基準フレーム上に第1グリッドを形
成し、そして処理領域の情報に応じて各々の処理領域に
第2グリッドを形成するが、ここで、第2グリッドのグ
リッド点の密度は第1グリッドの密度より大きくなけれ
ばならない。好適な実施例において、基準フレーム上の
全体に六角グリッドが形成され、各々の処理領域上には
三角グリッドが形成されるが、ここで三角グリッドは、
処理領域を適正にカバーし得る最小面積を有し、六角グ
リッドのグリッド点の一部と、六角グリッドの水平また
は垂直方向へ隣接する一対の六角グリッド点の中央に、
新たに加えられる付加グリッド点とにより形成される。
例えば図6に示されたように、処理領域A′及びB′に
細かいグリッド(即ち、三角グリッド61及び63)が
形成される。そして、各々の三角グリッドに対する位置
データ(例えば、各三角グリッドの左上の画素位置及び
大きさ)を表すグリッド情報は、その後、ラインL18
を通じてエントロピー符号化器107及び特徴点定義ブ
ロック318へ与えられる。特徴点定義ブロック318
において、複数の特徴点が基準フレーム内に含まれた画
素から選択される。
ブロック317は、基準フレーム上に第1グリッドを形
成し、そして処理領域の情報に応じて各々の処理領域に
第2グリッドを形成するが、ここで、第2グリッドのグ
リッド点の密度は第1グリッドの密度より大きくなけれ
ばならない。好適な実施例において、基準フレーム上の
全体に六角グリッドが形成され、各々の処理領域上には
三角グリッドが形成されるが、ここで三角グリッドは、
処理領域を適正にカバーし得る最小面積を有し、六角グ
リッドのグリッド点の一部と、六角グリッドの水平また
は垂直方向へ隣接する一対の六角グリッド点の中央に、
新たに加えられる付加グリッド点とにより形成される。
例えば図6に示されたように、処理領域A′及びB′に
細かいグリッド(即ち、三角グリッド61及び63)が
形成される。そして、各々の三角グリッドに対する位置
データ(例えば、各三角グリッドの左上の画素位置及び
大きさ)を表すグリッド情報は、その後、ラインL18
を通じてエントロピー符号化器107及び特徴点定義ブ
ロック318へ与えられる。特徴点定義ブロック318
において、複数の特徴点が基準フレーム内に含まれた画
素から選択される。
【0033】図7を参照すると、本発明よる特徴点定義
ブロック318で行われる、特徴点選択過程を説明する
ための図解がなされている。グリッド点形成ブロック3
17からのグリッド情報に応答して、各々のグリッド点
(例えば、G1乃至G4)に対して大きさが最大となる
重複しない円形探索領域(例えば、SR1乃至SR4)
を設定する。しかる後、エッジ検出ブロック315から
のエッジ点の位置を表すエッジ信号及びエッジ点のグラ
ディエントの大きさに基づいて、その中央にエッジ点を
有する、例えば5×5画素のブロックを、探索領域とオ
ーバラップする各エッジ点(例えば、E1乃至E9)に
対して設定する。その後、各ブロック内に含まれる画素
のグラディエントの大きさが加算されて、得られた加算
値を各ブロックの中央に位置するエッジ点に対するエッ
ジ値として定められ、探索領域において最大エッジ値を
有するエッジ点がその探索領域の特徴点として選択され
る。そして、最大エッジ値を有するエッジ点が1つまた
はそれ以上存在する場合、グリッド点により近接してい
るエッジ点が特徴点として選択される。また、探索領域
内にエッジ点が存在しない場合(例えば、SR1または
SR3)には、グリッド点(例えば、G1またはG3)
自体が特徴点として選択される。
ブロック318で行われる、特徴点選択過程を説明する
ための図解がなされている。グリッド点形成ブロック3
17からのグリッド情報に応答して、各々のグリッド点
(例えば、G1乃至G4)に対して大きさが最大となる
重複しない円形探索領域(例えば、SR1乃至SR4)
を設定する。しかる後、エッジ検出ブロック315から
のエッジ点の位置を表すエッジ信号及びエッジ点のグラ
ディエントの大きさに基づいて、その中央にエッジ点を
有する、例えば5×5画素のブロックを、探索領域とオ
ーバラップする各エッジ点(例えば、E1乃至E9)に
対して設定する。その後、各ブロック内に含まれる画素
のグラディエントの大きさが加算されて、得られた加算
値を各ブロックの中央に位置するエッジ点に対するエッ
ジ値として定められ、探索領域において最大エッジ値を
有するエッジ点がその探索領域の特徴点として選択され
る。そして、最大エッジ値を有するエッジ点が1つまた
はそれ以上存在する場合、グリッド点により近接してい
るエッジ点が特徴点として選択される。また、探索領域
内にエッジ点が存在しない場合(例えば、SR1または
SR3)には、グリッド点(例えば、G1またはG3)
自体が特徴点として選択される。
【0034】図2及び図3を再度参照すると、特徴点定
義ブロック318からの選択された特徴点の位置を表す
特徴点情報が、特徴点動きベクトル検知ブロック212
及び現フレーム動きベクトル検知ブロック214へ入力
される。ラインL10上の現フレーム信号及びラインL
12上の基準フレーム信号は、共に特徴点動きベクトル
検知ブロック212へ提供される。
義ブロック318からの選択された特徴点の位置を表す
特徴点情報が、特徴点動きベクトル検知ブロック212
及び現フレーム動きベクトル検知ブロック214へ入力
される。ラインL10上の現フレーム信号及びラインL
12上の基準フレーム信号は、共に特徴点動きベクトル
検知ブロック212へ提供される。
【0035】特徴点動きベクトル検知ブロック212に
おいては、選択された特徴点に対する第1セットの動き
ベクトルが検知される。第1セットの動きベクトルの各
々は、基準フレームにおける特徴点と、現フレームにお
けるそれに最も類似した画素との間の空間的変位を表
す。全ての特徴点に対する動きベクトルを検知した後、
第1セットの動きベクトルは、ラインL17を通じて現
フレーム動きベクトル検知ブロック214及びエントロ
ピー符号化器107(図1)へ提供される。
おいては、選択された特徴点に対する第1セットの動き
ベクトルが検知される。第1セットの動きベクトルの各
々は、基準フレームにおける特徴点と、現フレームにお
けるそれに最も類似した画素との間の空間的変位を表
す。全ての特徴点に対する動きベクトルを検知した後、
第1セットの動きベクトルは、ラインL17を通じて現
フレーム動きベクトル検知ブロック214及びエントロ
ピー符号化器107(図1)へ提供される。
【0036】現フレーム動きベクトル検知ブロック21
4においては、特徴点選択ブロック210からの特徴点
情報と第1セットの動きベクトルとを用いて、現フレー
ムにおける全ての画素に対する第2セットの動きベクト
ルが特定される。この第2セットの動きベクトルを特定
するために、まず、基準フレーム上の特徴点から第1セ
ットの動きベクトルの分だけシフトされた現フレーム上
の画素点を表す、「準特徴点」に対する1セットの動き
ベクトルが特定される。準特徴点に対する動きベクトル
の大きさは、対応する特徴点の動きベクトルと同一であ
るが、これらの2つのベクトルの方向は互いに反対であ
る。全ての準特徴点に対する動きベクトルを決定した
後、現フレームに残っている「非準特徴点」に対する動
きベクトルが、下記のように特定される。
4においては、特徴点選択ブロック210からの特徴点
情報と第1セットの動きベクトルとを用いて、現フレー
ムにおける全ての画素に対する第2セットの動きベクト
ルが特定される。この第2セットの動きベクトルを特定
するために、まず、基準フレーム上の特徴点から第1セ
ットの動きベクトルの分だけシフトされた現フレーム上
の画素点を表す、「準特徴点」に対する1セットの動き
ベクトルが特定される。準特徴点に対する動きベクトル
の大きさは、対応する特徴点の動きベクトルと同一であ
るが、これらの2つのベクトルの方向は互いに反対であ
る。全ての準特徴点に対する動きベクトルを決定した
後、現フレームに残っている「非準特徴点」に対する動
きベクトルが、下記のように特定される。
【0037】最初に、準特徴点を互いに連結するライン
セグメントにより、重複しない多角形、例えば複数の三
角形が画定される。しかる後、各々の多角形を形成する
準特徴点とそれらに対応する特徴点との間の位置関係に
基づいて、現フレーム上の各々の多角形に含まれる各画
素に対する基準フレーム上の予測位置が決定される。そ
の後、現フレームの各多角形内に含まれた各画素に対す
る動きベクトルが、各画素の位置とその予測位置との間
の変位から決定される。一方、特定された第2セットの
動きベクトルは動き補償ブロック216へ与えられて、
画素単位で現フレームを予測する。このような手法は、
本特許出願と出願人を同じくする係属中の米国特許出願
第08/434,808号の「METHOD AND APPARATUS F
OR ENCODING/DECOING A VIDEO SIGNAL」との表題で、本
出願に引用例として加えられているものに記載されてい
る。
セグメントにより、重複しない多角形、例えば複数の三
角形が画定される。しかる後、各々の多角形を形成する
準特徴点とそれらに対応する特徴点との間の位置関係に
基づいて、現フレーム上の各々の多角形に含まれる各画
素に対する基準フレーム上の予測位置が決定される。そ
の後、現フレームの各多角形内に含まれた各画素に対す
る動きベクトルが、各画素の位置とその予測位置との間
の変位から決定される。一方、特定された第2セットの
動きベクトルは動き補償ブロック216へ与えられて、
画素単位で現フレームを予測する。このような手法は、
本特許出願と出願人を同じくする係属中の米国特許出願
第08/434,808号の「METHOD AND APPARATUS F
OR ENCODING/DECOING A VIDEO SIGNAL」との表題で、本
出願に引用例として加えられているものに記載されてい
る。
【0038】非準特徴点に対する動きベクトルを特定す
るビデオ信号符号化装置の他の例は、本特許出願と出願
人を同じくする、係属中の米国出願第08/367,5
20号の「METHOD AND APPARATUS FOR ENCODING A VIDE
O SIGNAL USING PIXEL-BY-PIXEL MOTION PREDICTION」
との表題で、本願にやはり引用例として加えられている
ものに記載されている。この引用例において、ビデオ信
号符号化装置は、非準特徴点に対する動きベクトルが、
動きベクトルを求めようとする1つの画素と最も近接し
ている準特徴点を含む予め定められた拡張された半径と
の和によって定義された、半径の円境界内に位置する準
特徴点の動きベクトルを平均することによって、特定さ
れる。
るビデオ信号符号化装置の他の例は、本特許出願と出願
人を同じくする、係属中の米国出願第08/367,5
20号の「METHOD AND APPARATUS FOR ENCODING A VIDE
O SIGNAL USING PIXEL-BY-PIXEL MOTION PREDICTION」
との表題で、本願にやはり引用例として加えられている
ものに記載されている。この引用例において、ビデオ信
号符号化装置は、非準特徴点に対する動きベクトルが、
動きベクトルを求めようとする1つの画素と最も近接し
ている準特徴点を含む予め定められた拡張された半径と
の和によって定義された、半径の円境界内に位置する準
特徴点の動きベクトルを平均することによって、特定さ
れる。
【0039】動き補償ブロック216は、各々の第2セ
ットの動きベクトルを用いて、第2フレームメモリ12
4からの予測された現フレームにおける各画素値を取り
出すことによって、予測された現フレーム信号をライン
L16を通じて減算器102及び加算器115(図1)
へ供給する。
ットの動きベクトルを用いて、第2フレームメモリ12
4からの予測された現フレームにおける各画素値を取り
出すことによって、予測された現フレーム信号をライン
L16を通じて減算器102及び加算器115(図1)
へ供給する。
【0040】図8を参照すると、図1に示した本発明に
よるビデオ信号符号化装置10に対応するビデオ信号復
号化装置800が示されている。ビデオ信号符号化装置
10から伝送された符号化されたビデオ信号は、バッフ
ァ810を通じてエントロピー復号化器820へ供給さ
れる。次いで、エントロピー復号化器820はその符号
化されたビデオ信号を復号化して、特徴点の動きベクト
ル及びグリッド情報を現フレーム予測ブロック850
へ、そして量子化された変換係数を映像信号復号化器8
30へ供給する。この映像信号復号化器830は、ビデ
オ信号符号化装置10における映像信号復号化器113
と同一の機能を行うことによって、再構成されたエラー
信号を加算器840へ供給する。現フレーム予測ブロッ
ク850は、符号化器10からの特徴点の動きベクトル
がエントロピー復号化器820からブロック850に供
給されるため、図2に示された特徴点動きベクトル検知
ブロック212のような動き推定器を含まないという点
を除いては、図2に示された現フレーム予測ブロック1
50と同一の構成を有する。現フレーム予測ブロック8
50は、現フレーム予測ブロック150と関連して説明
された機能と同一の機能を有する特徴点選択ブロック、
現フレーム動きベクトル検知ブロック及び動き補償ブロ
ックを含む。
よるビデオ信号符号化装置10に対応するビデオ信号復
号化装置800が示されている。ビデオ信号符号化装置
10から伝送された符号化されたビデオ信号は、バッフ
ァ810を通じてエントロピー復号化器820へ供給さ
れる。次いで、エントロピー復号化器820はその符号
化されたビデオ信号を復号化して、特徴点の動きベクト
ル及びグリッド情報を現フレーム予測ブロック850
へ、そして量子化された変換係数を映像信号復号化器8
30へ供給する。この映像信号復号化器830は、ビデ
オ信号符号化装置10における映像信号復号化器113
と同一の機能を行うことによって、再構成されたエラー
信号を加算器840へ供給する。現フレーム予測ブロッ
ク850は、符号化器10からの特徴点の動きベクトル
がエントロピー復号化器820からブロック850に供
給されるため、図2に示された特徴点動きベクトル検知
ブロック212のような動き推定器を含まないという点
を除いては、図2に示された現フレーム予測ブロック1
50と同一の構成を有する。現フレーム予測ブロック8
50は、現フレーム予測ブロック150と関連して説明
された機能と同一の機能を有する特徴点選択ブロック、
現フレーム動きベクトル検知ブロック及び動き補償ブロ
ックを含む。
【0041】より詳しく述べると、図9に示したよう
に、現フレーム予測ブロック850の詳細が示されてい
るが、ここでエントロピー復号化器820からのグリッ
ド情報及びフレームメモリ860からの基準フレーム信
号は、特徴点選択ブロック952へ入力され複数の特徴
点が選択される。ここで、特徴点選択ブロック952
は、符号化器の特徴点選択ブロック210を構成するの
と同一のエッジ検知ブロック及び特徴点定義ブロックを
含み、図2に示された特徴点選択ブロック210で選択
されたのと同一の複数の特徴点を選択する。特徴点選択
ブロック952からの選択された特徴点の位置を表す特
徴点情報、及びエントロピー復号化器820からの特徴
点動きベクトルに応答して、現フレーム動きベクトル検
知ブロック954は、図2に示した現フレーム動きベク
トル検知ブロック214で実施されたのと同一の方法で
現フレームにおける全ての画素に対する動きベクトルを
特定する。動き補償ブロック956は、図2に示した動
き補償ブロック216と同一の方法で予測された現フレ
ーム信号を供給する。
に、現フレーム予測ブロック850の詳細が示されてい
るが、ここでエントロピー復号化器820からのグリッ
ド情報及びフレームメモリ860からの基準フレーム信
号は、特徴点選択ブロック952へ入力され複数の特徴
点が選択される。ここで、特徴点選択ブロック952
は、符号化器の特徴点選択ブロック210を構成するの
と同一のエッジ検知ブロック及び特徴点定義ブロックを
含み、図2に示された特徴点選択ブロック210で選択
されたのと同一の複数の特徴点を選択する。特徴点選択
ブロック952からの選択された特徴点の位置を表す特
徴点情報、及びエントロピー復号化器820からの特徴
点動きベクトルに応答して、現フレーム動きベクトル検
知ブロック954は、図2に示した現フレーム動きベク
トル検知ブロック214で実施されたのと同一の方法で
現フレームにおける全ての画素に対する動きベクトルを
特定する。動き補償ブロック956は、図2に示した動
き補償ブロック216と同一の方法で予測された現フレ
ーム信号を供給する。
【0042】図8を再度参照すると、現フレーム予測ブ
ロック850からの予測された現フレーム信号と、映像
信号復号化器830からの再構成されたエラー信号とが
加算器840で共に加算されて、再構成された現フレー
ム信号は表示装置(図示せず)及びフレームメモリ部8
60へ与えられる。再構成された現フレーム信号は復号
化されるべき次フレームに対する基準フレームとして、
フレームメモリ860に格納される。
ロック850からの予測された現フレーム信号と、映像
信号復号化器830からの再構成されたエラー信号とが
加算器840で共に加算されて、再構成された現フレー
ム信号は表示装置(図示せず)及びフレームメモリ部8
60へ与えられる。再構成された現フレーム信号は復号
化されるべき次フレームに対する基準フレームとして、
フレームメモリ860に格納される。
【0043】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本発明記載の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
いて説明したが、本発明記載の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0044】
【発明の効果】従って、本発明によれば、上記のような
方法及び装置において、映像の動きに従って適応的に特
徴点を選択することによって、より効果的にビデオ信号
を符号化し、より正確にビデオ信号を復元することがで
きる。
方法及び装置において、映像の動きに従って適応的に特
徴点を選択することによって、より効果的にビデオ信号
を符号化し、より正確にビデオ信号を復元することがで
きる。
【図1】本発明によるビデオ信号符号化装置を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の現フレーム予測ブロックの詳細なブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図2の特徴点選択ブロックの詳細なブロック図
である。
である。
【図4】動きベクトルに基づく現フレーム信号の移動を
示した図である。
示した図である。
【図5】基準フレームにおけるエッジと比較的大きい差
分画素値を有する領域とのオーバラップを示した図であ
る。
分画素値を有する領域とのオーバラップを示した図であ
る。
【図6】選択された領域における適応的なグリッド形成
過程を示した図である。
過程を示した図である。
【図7】本発明による特徴点選択過程を示した例示的な
図である。
図である。
【図8】本発明によるビデオ信号復号化装置のブロック
図である。
図である。
【図9】図8に示された現フレーム予測ブロックに対す
る詳細なブロック図である。
る詳細なブロック図である。
100 第1フレームメモリ 105 映像信号符号化器 107 エントロピー符号化器 113 映像信号復号化器 124 第2フレームメモリ 150 現フレーム予測ブロック 210 特徴点選択ブロック 212 特徴点動きベクトル検知ブロック 214 現フレーム動きベクトル検知ブロック 216 動き補償ブロック 310 ブロック単位の動き推定ブロック 311 ブロック単位の動き補償ブロック 313 比較ブロック 314 第3フレームメモリ 315 エッジ検知ブロック 316 領域選択ブロック 317 グリッド点形成ブロック 318 特徴点定義ブロック 820 エントロピー復号化器 830 映像信号復号化器 850 現フレーム予測ブロック 860 フレームメモリ 952 特徴点選択ブロック 954 現フレーム動きベクトル検知ブロック 956 動き補償ブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 特徴点に基づく動き推定法によって、
現フレーム及び基準フレームを含む複数のフレームを有
するディジタルビデオ信号を符号化するビデオ信号符号
化器に用いられる、前記現フレームと前記基準フレーム
との間の物体の動きに従って特徴点を適応的に選択する
ビデオ信号符号化方法であって、 (a)前記現フレームと前記基準フレームとの間の現フ
レームにおける各画素に対する動きベクトルを検知する
過程と、 (b)前記現フレームにおける各画素に対する動きベク
トルに基づいて、基準フレームから画素値を提供する過
程と、 (c)前記現フレームの各画素の画素値から前記基準フ
レームから提供された画素値を減算することによって、
差分画素値を与える過程と、 (d)画素単位で前記差分画素値と閾値THと比較して、
該閾値THより大きい差分画素値を有する画素からなる、
1つまたはそれ以上の領域を選択する過程と、 (e)前記選択された領域内に含まれた画素をそれらの
各々の動きベクトルによって指定される位置へシフトす
ることによって、シフトされた領域を供給する過程と、 (f)前記基準フレームからエッジ点を検知する過程
と、 (g)前記エッジ点の位置とオーバラップされるシフト
された領域から1つまたはそれ以上の処理領域を特定す
る過程と、 (h)前記基準フレーム上に第1グリッドを形成し、か
つ前記処理領域の各々に対応する第2グリッドを形成す
る過程であって、該第2グリッドが、前記第1グリッド
のグリッド点の一部と、前記第1グリッドに於いて垂直
及び水平方向に隣接する一対のグリッド点の間の中間点
に位置する新たに追加されたグリッド点とによって形成
される、該過程と、 (i)前記第1及び第2グリッド及び前記エッジに基づ
いて、前記基準フレームにおける複数の画素を特徴点と
して選択する過程とを有することを特徴とするビデオ信
号符号化方法。 - 【請求項2】 前記エッジ点検知過程(f)が、 基準フレームにおける各画素に対するグラディエントの
大きさを求める過程を有し、 前記特徴点選択過程(i)が、 (i1)前記第1及び第2グリッドのグリッド点の各々
に、重複しない探索領域を設定する過程と、 (i2)前記エッジ点の各々を含む画素のブロック内に
存在する画素のグラディエントの大きさを合算すること
によって得られるエッジ値を、各々のエッジ点に対する
エッジ値として与える過程と、 (i3)探索領域内においていかなるエッジ点も有しな
い各グリッド点及び探索領域内において1つまたそれ以
上のエッジ点のうち、最も大きいエッジ値を有する各エ
ッジ点を特徴点として特定して提供する過程とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載のビデオ信号符号化方
法。 - 【請求項3】 前記動きベクトル検知過程(a)が、ブ
ロック整合技法を用いて実施されることを特徴とする請
求項2に記載のビデオ信号符号化方法。 - 【請求項4】 前記第1及び第2グリッドが、各々六角
及び三角グリッドからなることを特徴とする請求項2に
記載のビデオ信号符号化方法。
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