JPH08308383A - 鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法 - Google Patents
鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法Info
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- JPH08308383A JPH08308383A JP7118674A JP11867495A JPH08308383A JP H08308383 A JPH08308383 A JP H08308383A JP 7118674 A JP7118674 A JP 7118674A JP 11867495 A JP11867495 A JP 11867495A JP H08308383 A JPH08308383 A JP H08308383A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 鑑賞用植物および鑑賞用魚を、紫外線灯によ
って紫外線照射を行ないながら育成し、花色、葉色ある
いは体色の濃度を濃くし、かつ鮮明とする鑑賞用植物お
よび鑑賞用魚の育成方法。 【効果】 紫外線灯による紫外線照射を行ないながら育
成するようにしたため、植物体の花色、葉色および魚体
の体色等の濃度を調節できる他、鑑賞用植物にあって
は、その照射部分を制限することにより、花および葉等
の植物体の所望の部分だけに色変化を起こさせることが
できる。
って紫外線照射を行ないながら育成し、花色、葉色ある
いは体色の濃度を濃くし、かつ鮮明とする鑑賞用植物お
よび鑑賞用魚の育成方法。 【効果】 紫外線灯による紫外線照射を行ないながら育
成するようにしたため、植物体の花色、葉色および魚体
の体色等の濃度を調節できる他、鑑賞用植物にあって
は、その照射部分を制限することにより、花および葉等
の植物体の所望の部分だけに色変化を起こさせることが
できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、鑑賞用植物および鑑賞用
魚の育成方法に関し、特に、鑑賞用植物の花および/ま
たは葉の色、鑑賞用魚の体色を所望の色調、濃度に維持
して育成できる鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法に
関する。
魚の育成方法に関し、特に、鑑賞用植物の花および/ま
たは葉の色、鑑賞用魚の体色を所望の色調、濃度に維持
して育成できる鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法に
関する。
【0002】
【発明の技術的背景】鑑賞用植物および鑑賞用魚は、家
屋内で育成して、葉色、花色あるいは体色を鑑賞され
る。
屋内で育成して、葉色、花色あるいは体色を鑑賞され
る。
【0003】例えば、鑑賞用植物としては、ラン科植
物、カラー等のサトイモ科植物、バラ等のバラ科植物、
アマリリス等のヒガンバ科植物等の開花した花色を鑑賞
する植物に加えて、ベゴニア、カラジウム、葉鶏頭、オ
モト、一部のラン、イワヒバ、アオキ等の葉色を鑑賞す
る鑑葉植物がある。
物、カラー等のサトイモ科植物、バラ等のバラ科植物、
アマリリス等のヒガンバ科植物等の開花した花色を鑑賞
する植物に加えて、ベゴニア、カラジウム、葉鶏頭、オ
モト、一部のラン、イワヒバ、アオキ等の葉色を鑑賞す
る鑑葉植物がある。
【0004】また、鑑賞用魚としては、和金、出目金、
ランチュウなどの金魚、あるいは錦鯉などをあげること
ができる。これらの鑑賞用植物および鑑賞用魚は、花
色、葉色および体色がその品質を大きく影響する。
ランチュウなどの金魚、あるいは錦鯉などをあげること
ができる。これらの鑑賞用植物および鑑賞用魚は、花
色、葉色および体色がその品質を大きく影響する。
【0005】ところが、これら鑑賞用植物および鑑賞用
魚は、家屋内での育成において、その色調、色の濃度等
の悪化する場合があった。また、これら鑑賞用植物およ
び鑑賞用魚を商業的に栽培、養殖し、出荷する場合、温
度等の環境が安定じた温室あるいは室内プール等で育成
することが多いが、この場合でも出荷時での鑑賞用植物
および鑑賞用魚の色調が商品品質に大きな影響を与え
る。
魚は、家屋内での育成において、その色調、色の濃度等
の悪化する場合があった。また、これら鑑賞用植物およ
び鑑賞用魚を商業的に栽培、養殖し、出荷する場合、温
度等の環境が安定じた温室あるいは室内プール等で育成
することが多いが、この場合でも出荷時での鑑賞用植物
および鑑賞用魚の色調が商品品質に大きな影響を与え
る。
【0006】例えば、カラーは、南アフリカ原産のサト
イモ科の植物であり、葉間から延びた長茎の花とを具え
る。また、花は、肉穂花序を取り巻く苞(仏炎苞)を有
し、この花苞の花色が鑑賞される。
イモ科の植物であり、葉間から延びた長茎の花とを具え
る。また、花は、肉穂花序を取り巻く苞(仏炎苞)を有
し、この花苞の花色が鑑賞される。
【0007】このようなカラーは、例えば鉢花用とし
て、ビニルハウス等の温室内にて育成し、2〜3本の花
が開花した時点で出荷して市場に供される。ところで、
カラーは、育成時において、日中、高温と成る場合に
は、遮光等を行なってビニルハウス等の温室内の温度を
下げる必要がある。しかしながら、このような遮光を行
なった場合には、日照不足によって花色が不鮮明とな
り、その商品価値が著しく低下し、市場価値が無くなっ
てしまうという問題があった。
て、ビニルハウス等の温室内にて育成し、2〜3本の花
が開花した時点で出荷して市場に供される。ところで、
カラーは、育成時において、日中、高温と成る場合に
は、遮光等を行なってビニルハウス等の温室内の温度を
下げる必要がある。しかしながら、このような遮光を行
なった場合には、日照不足によって花色が不鮮明とな
り、その商品価値が著しく低下し、市場価値が無くなっ
てしまうという問題があった。
【0008】金魚および錦鯉などは、室内養殖用プール
にて育成・養殖すると、体色が薄くかつ不鮮明となるた
め、室外の養殖用プールに移し、ここで暫く育成してか
ら出荷していた。しかしながら、養殖した魚の室外への
移動は、養殖作業を煩雑とする他、育成環境が安定しな
いため、育成状態が悪化し、安定した出荷ができなくな
る恐れがあった。
にて育成・養殖すると、体色が薄くかつ不鮮明となるた
め、室外の養殖用プールに移し、ここで暫く育成してか
ら出荷していた。しかしながら、養殖した魚の室外への
移動は、養殖作業を煩雑とする他、育成環境が安定しな
いため、育成状態が悪化し、安定した出荷ができなくな
る恐れがあった。
【0009】また、鑑賞用植物および鑑賞用魚は、所望
の色調を有するよう種々品種改良されているが、このよ
うな品種改良には多大の労力および時間を要するという
問題がある。
の色調を有するよう種々品種改良されているが、このよ
うな品種改良には多大の労力および時間を要するという
問題がある。
【0010】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術に伴う問
題点を解決するためになされたものであり、育成される
鑑賞用植物および鑑賞用魚に望ましい色調、色濃度を付
与することができ、したがって高い商品価値の鑑賞用植
物および鑑賞用魚を安定出荷することが可能な鑑賞用植
物および鑑賞用魚の育成方法を提供することを目的とし
ている。
題点を解決するためになされたものであり、育成される
鑑賞用植物および鑑賞用魚に望ましい色調、色濃度を付
与することができ、したがって高い商品価値の鑑賞用植
物および鑑賞用魚を安定出荷することが可能な鑑賞用植
物および鑑賞用魚の育成方法を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【発明の概要】本発明に係る鑑賞用植物の育成方法は、
鑑賞用植物を、紫外線灯によって紫外線照射を行ないな
がら育成し、葉色および/または花色を調節することを
特徴とする。
鑑賞用植物を、紫外線灯によって紫外線照射を行ないな
がら育成し、葉色および/または花色を調節することを
特徴とする。
【0012】また、本発明に係る鑑賞用魚の育成方法
は、鑑賞用魚を、紫外線灯によって紫外線照射を行ない
ながら育成し、体色を調節することを特徴とする。本発
明は、これら鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成が、温室
等の室内で行なわれる場合に特に有効である。
は、鑑賞用魚を、紫外線灯によって紫外線照射を行ない
ながら育成し、体色を調節することを特徴とする。本発
明は、これら鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成が、温室
等の室内で行なわれる場合に特に有効である。
【0013】本発明によれば、紫外線灯による紫外線照
射を行ないながら鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成を行
なうにしたため、日中の遮光、室内での育成あるいは天
候不純等による日照不足に起因する花色、葉色および体
色に対する悪影響を、可視光線照射を用いた場合と比較
して、格段に有効に防止できる。
射を行ないながら鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成を行
なうにしたため、日中の遮光、室内での育成あるいは天
候不純等による日照不足に起因する花色、葉色および体
色に対する悪影響を、可視光線照射を用いた場合と比較
して、格段に有効に防止できる。
【0014】また、本発明では、紫外線の強さを調節す
ることにより、植物体の花色、葉色および魚体の体色等
の濃度を調節できる他、鑑賞用植物にあっては、その照
射位置を制限することにより、花および葉等の植物体に
所望の部分だけに色の変化を起こさせることができる。
ることにより、植物体の花色、葉色および魚体の体色等
の濃度を調節できる他、鑑賞用植物にあっては、その照
射位置を制限することにより、花および葉等の植物体に
所望の部分だけに色の変化を起こさせることができる。
【0015】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る鑑賞用植物お
よび鑑賞用魚の育成方法を、図面を参照してさらに具体
的に説明する。
よび鑑賞用魚の育成方法を、図面を参照してさらに具体
的に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る鑑賞用植物の育成方
法を説明するための模式図である。図示されるように、
本発明に係る鑑賞用植物の育成方法では、紫外線灯1に
よる紫外線照射下で、鑑賞用植物、例えばカラー2、バ
ラ3およびアマリリス4等を育成する以外は、従来公知
の栽培・生産方法であってもよい。
法を説明するための模式図である。図示されるように、
本発明に係る鑑賞用植物の育成方法では、紫外線灯1に
よる紫外線照射下で、鑑賞用植物、例えばカラー2、バ
ラ3およびアマリリス4等を育成する以外は、従来公知
の栽培・生産方法であってもよい。
【0017】したがって、本発明の方法は、鑑賞用植物
の家屋内での育成、ビニルハウスなどの温室内での育
成、とくに商業的栽培等に好適に適用することができ、
また適用される植物種を特に限定されない。
の家屋内での育成、ビニルハウスなどの温室内での育
成、とくに商業的栽培等に好適に適用することができ、
また適用される植物種を特に限定されない。
【0018】具体的には、本発明は、図示されるカラー
2等のサトイモ科植物、バラ3等のバラ科植物およびア
マリリス4等のヒガンバナ科植物、あるいはラン科植物
等の花を鑑賞する様々な植物体に有効に適用できる。。
また、ベゴニア、カラジウム、葉鶏頭、オモト、一部の
ラン、イワヒバ、アオキ等の葉を鑑賞する植物体にも同
様の効果が期待できる。
2等のサトイモ科植物、バラ3等のバラ科植物およびア
マリリス4等のヒガンバナ科植物、あるいはラン科植物
等の花を鑑賞する様々な植物体に有効に適用できる。。
また、ベゴニア、カラジウム、葉鶏頭、オモト、一部の
ラン、イワヒバ、アオキ等の葉を鑑賞する植物体にも同
様の効果が期待できる。
【0019】また、本発明では、紫外線の照射によっ
て、その植物種および品種に特有な花色および葉色の色
変化、鮮明化あるいは高色濃度化を期待できるのであっ
て、植物体の種類、色変化を所望する植物体の部位、出
荷時期などによって、紫外線の照射線量、照射時間(間
隔)および照射時期を適宜選択することが望ましい。
て、その植物種および品種に特有な花色および葉色の色
変化、鮮明化あるいは高色濃度化を期待できるのであっ
て、植物体の種類、色変化を所望する植物体の部位、出
荷時期などによって、紫外線の照射線量、照射時間(間
隔)および照射時期を適宜選択することが望ましい。
【0020】例えば、図1に示されるように、カラー
2、バラ3およびアマリリス4などのような花を鑑賞す
る植物体にあっては、花芽が形成され、開花直前となっ
た時期から開花(出荷)時期にかけて照射することによ
り、花色が濃く、鮮明な花を有した鑑賞用植物を育成
し、切花あるいは鉢花として出荷することができる。
2、バラ3およびアマリリス4などのような花を鑑賞す
る植物体にあっては、花芽が形成され、開花直前となっ
た時期から開花(出荷)時期にかけて照射することによ
り、花色が濃く、鮮明な花を有した鑑賞用植物を育成
し、切花あるいは鉢花として出荷することができる。
【0021】葉を鑑賞する植物体にあっては、出荷前に
おいて、一定期間紫外線を照射することにより、所望の
色調の葉色を有する鑑賞用植物を育成し、切花あるいは
鉢花として出荷することが可能である。
おいて、一定期間紫外線を照射することにより、所望の
色調の葉色を有する鑑賞用植物を育成し、切花あるいは
鉢花として出荷することが可能である。
【0022】勿論、家庭内での育成に際しては、常時、
間欠的に一定時間紫外線が照射されるようにすれば、安
定した花色および葉色を鑑賞できる。また、部分的に覆
いを掛けるなどして、植物体の紫外線が照射される部分
を制限することにより、1つの植物体に様々な色調、色
の濃淡を有する部分を付与することができる。したがっ
て、例えば、1つの植物体に複数の色調、色濃度を有す
る花を開花させることができる。
間欠的に一定時間紫外線が照射されるようにすれば、安
定した花色および葉色を鑑賞できる。また、部分的に覆
いを掛けるなどして、植物体の紫外線が照射される部分
を制限することにより、1つの植物体に様々な色調、色
の濃淡を有する部分を付与することができる。したがっ
て、例えば、1つの植物体に複数の色調、色濃度を有す
る花を開花させることができる。
【0023】本発明において照射される紫外線の波長
は、育成する鑑賞用植物の種類、および色変化を所望す
る部位によって選択すれば良く、特に限定されないが、
通常200nm〜400nm、好ましくは240nm〜
350nm、特に好ましくは250〜300nmの波長
を有している。
は、育成する鑑賞用植物の種類、および色変化を所望す
る部位によって選択すれば良く、特に限定されないが、
通常200nm〜400nm、好ましくは240nm〜
350nm、特に好ましくは250〜300nmの波長
を有している。
【0024】鑑賞用植物に照射する紫外線量もまた、植
物体に悪影響を与えず、かつ所望部位に色変化を起こし
得るよう適宜選択されるが、これは育成される植物体の
状態に合わせて、紫外線灯の出力、配設密度および配設
高さ等を調節することによって容易に達成される。紫外
線量は、紫外線灯に遮蔽板あるいはフィルタを設けるこ
とによっても調節することが可能である。
物体に悪影響を与えず、かつ所望部位に色変化を起こし
得るよう適宜選択されるが、これは育成される植物体の
状態に合わせて、紫外線灯の出力、配設密度および配設
高さ等を調節することによって容易に達成される。紫外
線量は、紫外線灯に遮蔽板あるいはフィルタを設けるこ
とによっても調節することが可能である。
【0025】また、1日の内、紫外線照射を行なう時間
は、特に限定されないが、紫外線の人体への影響を考慮
すれば、人体が暴露される可能性の低い夜間に行なうこ
とが望ましい。
は、特に限定されないが、紫外線の人体への影響を考慮
すれば、人体が暴露される可能性の低い夜間に行なうこ
とが望ましい。
【0026】次に、本発明に係る鑑賞用魚の育成方法を
説明する。図2は、本発明に係る鑑賞用魚の育成方法を
説明するための模式図であり、図示されるように、本発
明では、紫外線灯11による紫外線照射下で、水槽10
内の鑑賞用魚、例えば金魚12および錦鯉13等を育成
する以外は、従来公知の育成方法であってもよい。
説明する。図2は、本発明に係る鑑賞用魚の育成方法を
説明するための模式図であり、図示されるように、本発
明では、紫外線灯11による紫外線照射下で、水槽10
内の鑑賞用魚、例えば金魚12および錦鯉13等を育成
する以外は、従来公知の育成方法であってもよい。
【0027】したがって、本発明の方法は、鑑賞用魚の
家屋内の水槽での育成、ビニルハウスなどの温室内の養
殖プールでの育成、とくに商業的養殖等に好適に適用す
ることができ、また適用される魚類を特に限定されな
い。
家屋内の水槽での育成、ビニルハウスなどの温室内の養
殖プールでの育成、とくに商業的養殖等に好適に適用す
ることができ、また適用される魚類を特に限定されな
い。
【0028】また、本発明では、紫外線の照射によっ
て、鑑賞魚の体色の鮮明化あるいは高色濃度化を期待で
きるのであって、鑑賞魚の種類、出荷時期などによっ
て、紫外線の照射線量、照射時間(間隔)および照射時
期を適宜選択することが望ましい。
て、鑑賞魚の体色の鮮明化あるいは高色濃度化を期待で
きるのであって、鑑賞魚の種類、出荷時期などによっ
て、紫外線の照射線量、照射時間(間隔)および照射時
期を適宜選択することが望ましい。
【0029】例えば、図2に示されるように、金魚12
および錦鯉13を室内の水槽10で飼育して鑑賞する場
合にあっては、比較的低い紫外線量を常時連続的に、あ
るいは適当な時間間欠的に照射することにより、魚体に
鮮明な体色を付与することができる。
および錦鯉13を室内の水槽10で飼育して鑑賞する場
合にあっては、比較的低い紫外線量を常時連続的に、あ
るいは適当な時間間欠的に照射することにより、魚体に
鮮明な体色を付与することができる。
【0030】また、商業的に多数の鑑賞魚を養殖する場
合には、出荷前の一定期間において、一定量の紫外線を
照射することにより、所望の色調の体色を有する鑑賞用
魚を育成することが可能である。
合には、出荷前の一定期間において、一定量の紫外線を
照射することにより、所望の色調の体色を有する鑑賞用
魚を育成することが可能である。
【0031】本発明において照射される紫外線の波長
は、育成する鑑賞用魚の種類によって選択すれば良く、
特に限定されないが、通常200nm〜400nm、好
ましくは240nm〜350nm、特に好ましくは25
0〜300nmの波長を有している。
は、育成する鑑賞用魚の種類によって選択すれば良く、
特に限定されないが、通常200nm〜400nm、好
ましくは240nm〜350nm、特に好ましくは25
0〜300nmの波長を有している。
【0032】鑑賞用魚に照射する紫外線量もまた、魚体
に悪影響を与えず、かつ所望部位に色変化を起こし得る
よう適宜選択されるが、これは育成される魚の状態に合
わせて、紫外線灯の出力、配設密度および配設高さ等を
調節することによって容易に達成される。紫外線量は、
紫外線灯に遮蔽板あるいはフィルタを設けることによっ
ても調節することが可能である。
に悪影響を与えず、かつ所望部位に色変化を起こし得る
よう適宜選択されるが、これは育成される魚の状態に合
わせて、紫外線灯の出力、配設密度および配設高さ等を
調節することによって容易に達成される。紫外線量は、
紫外線灯に遮蔽板あるいはフィルタを設けることによっ
ても調節することが可能である。
【0033】また、1日の内、紫外線照射を行なう時間
は、特に限定されないが、紫外線の人体への影響を考慮
すれば、魚体の育成に影響がない限り夜間に行なうこと
が望ましい。
は、特に限定されないが、紫外線の人体への影響を考慮
すれば、魚体の育成に影響がない限り夜間に行なうこと
が望ましい。
【0034】以上説明した本発明に係るカラーの栽培方
法によれば、日中の遮光、天候不純等による日照不足
を、紫外線灯による紫外線照射によって補うようにした
ため、可視光線照射を用いた場合と比較して、格段に鮮
明な花色を有するカラーを生産することができる。ま
た、温室栽培に際して春期〜夏期にかけての温室内の温
度管理を遮光によって行なっても、花色に影響がでるこ
とがないため、春期〜夏期でのカラーの歩留りが良く、
高品質の植物体を安定して大量出荷することが可能とな
る。
法によれば、日中の遮光、天候不純等による日照不足
を、紫外線灯による紫外線照射によって補うようにした
ため、可視光線照射を用いた場合と比較して、格段に鮮
明な花色を有するカラーを生産することができる。ま
た、温室栽培に際して春期〜夏期にかけての温室内の温
度管理を遮光によって行なっても、花色に影響がでるこ
とがないため、春期〜夏期でのカラーの歩留りが良く、
高品質の植物体を安定して大量出荷することが可能とな
る。
【0035】さらに、紫外線の照射線量、具体的には紫
外線灯の出力および照射高さおよび照射時間を適宜変更
することにより、所望の鮮明度の花色を有するカラーを
生産することも可能である。
外線灯の出力および照射高さおよび照射時間を適宜変更
することにより、所望の鮮明度の花色を有するカラーを
生産することも可能である。
【0036】なお、主に、畑地性品種の鉢花用植物体を
栽培・生産する場合を例にして本発明を説明してきた
が、本発明は、これに限定して解釈すべきのもではな
く、育成時において紫外線灯により紫外線を照射する、
湿地性品種の鉢花用植物体の栽培、あるいは湿地性品種
および畑地性品種の切花用植物体の栽培等も本発明の範
囲内であることは、言うまでもない。
栽培・生産する場合を例にして本発明を説明してきた
が、本発明は、これに限定して解釈すべきのもではな
く、育成時において紫外線灯により紫外線を照射する、
湿地性品種の鉢花用植物体の栽培、あるいは湿地性品種
および畑地性品種の切花用植物体の栽培等も本発明の範
囲内であることは、言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紫外線灯による紫外線照射を行ないながら鑑賞用植物お
よび鑑賞用魚の育成を行なうにしたため、日中の遮光、
室内での育成あるいは天候不純等による日照不足に起因
する花色、葉色および体色に対する悪影響を、可視光線
照射を用いた場合と比較して、格段に有効に防止でき
る。したがって、所望の花色および葉色を有する鑑賞用
植物および所望の体色を有する鑑賞魚を、家庭内等にて
継続的に鑑賞できる他、商業的栽培および飼育に適用す
れば、これら高品質の鑑賞用植物および鑑賞用魚を容易
にかつ安定して供給することが可能となる。
紫外線灯による紫外線照射を行ないながら鑑賞用植物お
よび鑑賞用魚の育成を行なうにしたため、日中の遮光、
室内での育成あるいは天候不純等による日照不足に起因
する花色、葉色および体色に対する悪影響を、可視光線
照射を用いた場合と比較して、格段に有効に防止でき
る。したがって、所望の花色および葉色を有する鑑賞用
植物および所望の体色を有する鑑賞魚を、家庭内等にて
継続的に鑑賞できる他、商業的栽培および飼育に適用す
れば、これら高品質の鑑賞用植物および鑑賞用魚を容易
にかつ安定して供給することが可能となる。
【0038】また、本発明では、紫外線の強さを調節す
ることにより、植物体の花色および葉色、あるいは魚体
の体色の色調および濃度を自在に調節できる他、鑑賞用
植物にあっては、その照射位置を制限することにより、
花および葉等の植物体に所望の部分だけに色の変化を起
こさせることができるため、自然界では期待できないほ
ど鮮明かつ興趣ある花色、葉色または模様、あるいは体
色を有する鑑賞用植物および鑑賞用魚を提供することが
可能となった。
ることにより、植物体の花色および葉色、あるいは魚体
の体色の色調および濃度を自在に調節できる他、鑑賞用
植物にあっては、その照射位置を制限することにより、
花および葉等の植物体に所望の部分だけに色の変化を起
こさせることができるため、自然界では期待できないほ
ど鮮明かつ興趣ある花色、葉色または模様、あるいは体
色を有する鑑賞用植物および鑑賞用魚を提供することが
可能となった。
【0039】以下、実施例により、本発明に係る鑑賞用
植物および鑑賞用魚の育成方法を、さらに具体的に説明
する。
植物および鑑賞用魚の育成方法を、さらに具体的に説明
する。
【0040】
【実施例1】通常の方法にて、カラーの根茎を鉢植え
し、葉間から延びた長茎の先端に花芽(蕾)が形成され
るまでて育成してカラーの成体植物体を用意した。
し、葉間から延びた長茎の先端に花芽(蕾)が形成され
るまでて育成してカラーの成体植物体を用意した。
【0041】次に、蕾を有したカラー成体植物体2を、
この蕾が開く直前に、図1に示すように、蕾から略15
00mmの高さに配設した15w紫外線灯1下にて3日
間育成したところ、赤色(ゴールデンレッド)の花が開
花し、かつ茎も赤色に変色した。
この蕾が開く直前に、図1に示すように、蕾から略15
00mmの高さに配設した15w紫外線灯1下にて3日
間育成したところ、赤色(ゴールデンレッド)の花が開
花し、かつ茎も赤色に変色した。
【0042】紫外線灯1による照射時間は、1日に付
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。また、夜間で
の紫外線照射を行なわなかった以外は、同様にして3日
間花芽を有したカラー成体植物体を育成して、開花させ
た。
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。また、夜間で
の紫外線照射を行なわなかった以外は、同様にして3日
間花芽を有したカラー成体植物体を育成して、開花させ
た。
【0043】3日後に、開花した花の色を比較観察した
ところ、紫外線照射を行なったカラーの方がより濃くか
つ鮮明な花色を有していた。
ところ、紫外線照射を行なったカラーの方がより濃くか
つ鮮明な花色を有していた。
【0044】
【実施例2】通常の方法にて、鉢植えし、花芽(蕾)が
形成されるまでて育成したアマリリスの成体植物体を用
意した。
形成されるまでて育成したアマリリスの成体植物体を用
意した。
【0045】次に、蕾を有したアマリリス成体植物体4
を、この蕾が開く直前に、図1に示すように、花芽から
略1500mmの高さに配設した15w紫外線灯1下に
て3日間育成して、開花させた。
を、この蕾が開く直前に、図1に示すように、花芽から
略1500mmの高さに配設した15w紫外線灯1下に
て3日間育成して、開花させた。
【0046】紫外線灯1による照射時間は、1日に付
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。また、夜間で
の紫外線照射を行なわなかった以外は、同様にして3日
間花芽を有したアマリリス成体植物体を育成して、開花
させた。
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。また、夜間で
の紫外線照射を行なわなかった以外は、同様にして3日
間花芽を有したアマリリス成体植物体を育成して、開花
させた。
【0047】3日後に、開花した花の色を比較観察した
ところ、紫外線照射を行なったアマリリスの花色は赤色
であったが、紫外線を照射しなかったアマリリスは、淡
桃色を有していた。
ところ、紫外線照射を行なったアマリリスの花色は赤色
であったが、紫外線を照射しなかったアマリリスは、淡
桃色を有していた。
【0048】また、紫外線照射を行なったアマリリスに
あっても、照射した紫外線の影が形成される部分(花の
裏側、および茎の対応する側面)は、紫外線を照射しな
かったカラーと同様の色を有していた。
あっても、照射した紫外線の影が形成される部分(花の
裏側、および茎の対応する側面)は、紫外線を照射しな
かったカラーと同様の色を有していた。
【0049】
【実施例3】通常の方法にて、鉢植えし、複数の花芽
(蕾)が形成されるまでて育成したバラの成体植物体を
用意した。
(蕾)が形成されるまでて育成したバラの成体植物体を
用意した。
【0050】次に、蕾を有したバラ成体植物体2を、こ
の蕾が開く直前に、図1に示すように、蕾から略150
0mmの高さに配設した15w紫外線灯1下にて3日間
育成し、この際、植物体の一方の側には紫外線が照射さ
れないように遮蔽を行ない、開花した花の色を観察し
た。
の蕾が開く直前に、図1に示すように、蕾から略150
0mmの高さに配設した15w紫外線灯1下にて3日間
育成し、この際、植物体の一方の側には紫外線が照射さ
れないように遮蔽を行ない、開花した花の色を観察し
た。
【0051】紫外線灯1による照射時間は、1日に付
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。その結果、紫
外線が照射された側には、色が濃く鮮明な花が開花して
おり、紫外線が照射されなかった側には、色が薄く淡い
花が開花していた。
き、夜6時〜朝6時の12時間であった。その結果、紫
外線が照射された側には、色が濃く鮮明な花が開花して
おり、紫外線が照射されなかった側には、色が薄く淡い
花が開花していた。
【0052】
【実施例4】図2に示すように、室内に設けられた紫外
線灯11付きガラス製水槽10内に、水を導入した。
線灯11付きガラス製水槽10内に、水を導入した。
【0053】次いで、この水槽10に、金魚2および緋
鯉3を放し、数週間、紫外線照射下に飼育した。紫外線
灯1は、フィルタによって照射線量を調節した。また、
その照射時間は、1日に付き、夜6時〜朝6時の12時
間であった。
鯉3を放し、数週間、紫外線照射下に飼育した。紫外線
灯1は、フィルタによって照射線量を調節した。また、
その照射時間は、1日に付き、夜6時〜朝6時の12時
間であった。
【0054】また、夜間での紫外線照射を行なわなかっ
た以外は、同様の期間、金魚2および緋鯉3を育成し
た。飼育終了後に、金魚および緋鯉の体色を比較観察し
たところ、紫外線照射を行なった鑑賞用魚の方がより濃
くかつ鮮明な赤橙色を有していた。
た以外は、同様の期間、金魚2および緋鯉3を育成し
た。飼育終了後に、金魚および緋鯉の体色を比較観察し
たところ、紫外線照射を行なった鑑賞用魚の方がより濃
くかつ鮮明な赤橙色を有していた。
【図1】図1は、本発明に係る鑑賞用植物の育成方法を
説明するための模式図である。
説明するための模式図である。
【図2】図2は、本発明に係る鑑賞用植物の育成方法を
説明するための模式図である。
説明するための模式図である。
1,11 紫外線灯 2 カラー 3 バラ 4 アマリリス 10 水槽 11 金魚 12 錦鯉
Claims (4)
- 【請求項1】鑑賞用植物を、紫外線灯によって紫外線照
射を行ないながら育成し、葉色および/または花色を調
節することを特徴とする鑑賞用植物の育成方法。 - 【請求項2】前記鑑賞用植物の育成が、温室内で行なわ
れることを特徴とする請求項1記載の鑑賞用植物の育成
方法。 - 【請求項3】鑑賞用魚を、紫外線灯によって紫外線照射
を行ないながら育成し、体色を調節することを特徴とす
る鑑賞用魚の育成方法。 - 【請求項4】前記鑑賞用魚の育成が、室内で行なわれる
ことを特徴とする請求項3記載の鑑賞用魚の育成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118674A JPH08308383A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118674A JPH08308383A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308383A true JPH08308383A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14742405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7118674A Pending JPH08308383A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 鑑賞用植物および鑑賞用魚の育成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308383A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061503A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-04 | Kazuaki Ogawa | 動植物の育成方法 |
| KR20030091421A (ko) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | (주) 아원 | 자외선 살균 꽃병 |
| JP2006254907A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-09-28 | Brf Giken:Kk | 植物発光装置、及び植物発光方法 |
| JP2007089430A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Shimane Pref Gov | 植物のポリフェノール増収方法及び増収装置 |
| WO2023058333A1 (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-13 | ウシオ電機株式会社 | 植物枯殺方法および植物枯殺システム |
| CN118177111A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-06-14 | 重庆市水产科学研究所(重庆农垦农产品质量安全检验检测站) | 一种食用鱼的体色保持方法 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP7118674A patent/JPH08308383A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061503A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-04 | Kazuaki Ogawa | 動植物の育成方法 |
| KR20030091421A (ko) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | (주) 아원 | 자외선 살균 꽃병 |
| JP2006254907A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-09-28 | Brf Giken:Kk | 植物発光装置、及び植物発光方法 |
| JP2007089430A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Shimane Pref Gov | 植物のポリフェノール増収方法及び増収装置 |
| WO2023058333A1 (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-13 | ウシオ電機株式会社 | 植物枯殺方法および植物枯殺システム |
| JP2023054591A (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-14 | ウシオ電機株式会社 | 植物枯殺方法および植物枯殺システム |
| CN118177111A (zh) * | 2024-04-16 | 2024-06-14 | 重庆市水产科学研究所(重庆农垦农产品质量安全检验检测站) | 一种食用鱼的体色保持方法 |
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