JPH08308832A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH08308832A JPH08308832A JP11875995A JP11875995A JPH08308832A JP H08308832 A JPH08308832 A JP H08308832A JP 11875995 A JP11875995 A JP 11875995A JP 11875995 A JP11875995 A JP 11875995A JP H08308832 A JPH08308832 A JP H08308832A
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Abstract
織が層状に存在する場合の診断に好適であって、簡単な
しかもスペックルの均一性に無関係な装置構成ながら、
そのような場合の超音波画像の画質劣化および画像歪を
改善するとともに、画像上での計測誤差を減らすことが
できる超音波診断装置を提供する。 【構成】被検体の内部を超音波信号で走査し、その超音
波信号のエコー信号に基づいて超音波画像をモニタに得
るようにした超音波診断装置。被検体の音速特性に対し
て設定された超音波信号の設定音速を検査者がマニュア
ルで変更できる音速変更手段を設けた。
Description
査法を採用した超音波診断装置に係り、特にその電子フ
ォーカスにおけるフォーカス点位置の制御,超音波画像
の表示,表示画面上での計測に関する。
速をある決まった音速(通常はJISで定められた15
30m/s)と仮定して、電子フォーカスにおける遅延
時間計算、モニタ上への画像表示、表示画像上での各種
計測が行われている。
を補正するために、超音波アレイプローブの各アレイで
受信されたエコー信号間の相互相関を計算し、それによ
り電子フォーカスの遅延時間に補正をかけるという研究
が行われている。
合、特に体表からの検査では、音速が異なる組織が層状
に分布している部分を画像化して診断する場合が多い。
例えば腹部検査で肝臓を診る場合、生体内組織は超音波
プローブ側から見ると概略、表皮,表皮下脂肪組織,筋
肉を経て肝臓というように層状構造を成している。また
甲状腺を観察する場合、表皮,筋肉,および甲状腺の層
状構造を成し、経頭蓋骨で脳を診る場合、表皮,頭蓋
骨,および脳の層状構造を成し、乳腺を診る場合、表
皮,表皮下脂肪組織,および乳腺の層状構造を成してい
る。つまり、診断対象により組織構造は異なる。
の境界部分でスネルの法則に従った屈折が起こることで
ある。これにより実際のフォーカス位置が意図したフォ
ーカス位置からずれる。また受信フォーカスをエコー受
信中に変更できるように構成した超音波診断装置におい
ては、意図した位置からのエコーが返ってくる時間が変
化することによって、見掛け上、受信フォーカス位置が
ずれる。この2つのフォーカス位置のずれは双方とも同
じ方向に作用するため、全体のフォーカス位置のずれは
無視できないものとなり、画像のボケ、信号レベルの低
下となって超音波画像の画質などに悪影響を及ぼしてい
た。
生体組織に対し、生体が音速1530m/sの均一な音
速の超音波伝達媒体であると仮定して表示手段への超音
波画像を表示した場合、画像歪が生じることになるし、
表示した超音波画像上で距離,面積,周囲長などの計測
を行った場合、計測誤差が生じることになる。
経路上に存在する組織の音速と、設定された音速153
0m/sとの差が大きいほど、またその組織の層の厚み
が大きいほど、フォーカスのずれ量が大きくなる。実際
に問題となる組織は、骨,筋肉,脂肪などであり、個人
差はあるものの、骨は3000m/s,筋肉は1590
m/s,脂肪は1470m/s程度の値が報告されてい
る。これから考えると経頭蓋骨で脳を診る場合、肝臓を
診る場合,及び甲状腺を診る場合は近距離方向に、乳腺
を診る場合は遠距離方向に、フォーカスが意図した位置
(生体が音速1530m/sの均一な音速の超音波伝達
媒体であると仮定した場合の位置)からずれることにな
る。
補正するために、超音波アレイプローブの各アレイで受
信されたエコー信号間の相互相関を計算し、それにより
電子フォーカスの遅延時間に補正をかけるという研究が
行われている。
対象とする組織構造が層状でなくともよいことなど幾つ
かの利点があるが、しかし、装置のハードウェア規模が
大きくなってしまうこと、自動補正のために、均一なス
ペックルのエコーが必要なことなど欠点も有している。
った音速の組織が層状に存在する場合の診断に好適であ
って、簡単なしかもスペックルの均一性に無関係な装置
構成ながら、そのような場合の超音波画像の画質劣化お
よび画像歪を改善するとともに、画像上での計測誤差を
減らすことができる超音波診断装置を提供することを、
その目的とする。
め、本発明は、被検体の内部を超音波信号で走査し、そ
の超音波信号のエコー信号に基づいて超音波画像をモニ
タに得るようにした超音波診断装置において、前記被検
体の音速特性に対して設定された前記超音波信号の設定
音速を検査者がマニュアルで変更できる音速変更手段を
設けている。
し、その超音波信号のエコー信号に基づいて超音波画像
をモニタに得るようにした超音波診断装置において、前
記被検体の音速特性に対して設定された前記超音波信号
の設定音速を検査者がマニュアルで変更できる音速変更
手段と、この変更した設定音速を前記モニタに表示する
音速表示手段とを設けている。
前記被検体の深さ方向の位置に応じた音速を示す音速バ
ーのデータを作成する手段であり、前記音速表示手段は
前記音速バーを前記モニタ上に表示する手段であり、前
記音速バーは、前記深さ方向に分割された1つまたは複
数の音速域を有し、この音速域毎に前記設定音速を割り
当てた構成である。また、前記モニタ上に表示された前
記音速バーの前記音速域の境界位置を検査者がマニュア
ルで変更できる音速域変更手段と、前記音速域の各々に
割り当てられた設定音速を検査者がマニュアルで変更で
きる音速個別変更手段とをさらに設けた。
理を行う受信処理手段と、前記音速変更手段により変更
された設定音速に対応して前記電子フォーカス処理によ
るフォーカス点の位置変化を補正するフォーカス補正手
段とをさらに設けることもできる。
た設定音速に基づいて前記モニタ上の画像表示位置の補
正を行う表示位置補正手段をさらに設けることもでき
る。
号に対する設定音速をマニュアルで変更できる。この変
更された設定音速はモニタ上に表示される。
位置(範囲)に対応する設定音速を表わす音速バーとし
て表示される。それらの音速域や設定音速はマニュアル
で任意に変更できる。
ーに対する電子フォーカスのフォーカス位置の変化やモ
ニタ上の画像表示装置が適宜補正される。
明する。
方式でBモード断層像を取得する装置であり、超音波プ
ローブ10を備えている。このプローブ10は複数の振
動子を配列させたフェーズド・アレイ形の例えば電子コ
ンベクスプローブで成る。
パルス信号を送受信するための送信回路11および受信
処理回路12に接続されるとともに、この送受の両回路
11,12は送受信制御回路13に接続されている。こ
の送受信制御回路13は一定時間毎にレートパルス及び
送信用の遅延時間パターンを送信回路13に送る。これ
により送信回路13のチャンネル毎のパルサが起動し、
所望深さ位置に電子フォーカスを掛けた超音波パルス信
号をプローブ10を介して被検体に向けて送信できる。
なお、送信時の遅延制御(電子フォーカス)は省いても
よい。プローブ10は超音波ラスタ位置制御回路14か
らラスタ位置情報を受けており、そのラスタ位置の超音
波ビーム形成を担う予め決められた複数の振動子が逐一
選択されつつ、かかる送信が行われる。
出力毎に、受信用の遅延時間パターンを受信処理回路1
2に出力する。これにより受信処理回路12は受信エコ
ーパルスを整相加算して検波し、その検波信号をBモー
ドの画像信号として出力する。
変換器18を介してTVモニタ19に至る。このため、
受信処理回路12から出力されたBモードの画像信号は
A/D変換器15でデジタル量に変換されて画像メモリ
16に一時書き込まれる。この書込みデータは、書込み
/読出し制御回路20によって所定アドレス順序及び所
定タイミングで順次読み出され、超音波走査から標準T
V走査に変換される。この変換データは、加算器17
で、キャラクタ/マーカ用メモリ21から出力されたキ
ャラクタやマーカなどの情報が画素毎に重畳された後、
D/A変換器18でアナログ量に変換される。このアナ
ログ量の画像信号がTVモニタ19に送られ、Bモード
の断層像がリアルタイムに表示される。
設されている。また、D/A変換器18,書込み/読出
し制御回路20,及びキャラクタ/マーカ用メモリ21
はビデオ同期信号発生器23からの同期信号により同期
制御される。
置にはホストCPU24が備えられ、このホストCPU
24にキーボードやマウスなどを含む入力器25がイン
ターフェイス26を介して接続されている。入力器25
は操作パネル上に設けられた設定音速変更用のツマミ2
5aも含む。ホストCPU24はまた、キャラクタ/マ
ーカ用メモリ21,外部インターフェース27,送受信
制御回路13にも接続されている。これにより、ホスト
CPU24は設定音速をメモリ21に書き込むことがで
きる。さらにホストCPU24はその設定音速を送受信
制御回路13に出力し、送受信制御回路13はその出力
に基づいてフォーカス点位置の変化を補正することがで
きる。
御回路20にも接続され、設定音速をこの制御回路20
に接続する。これに応答して書込み/読出し制御回路2
0はその設定音速及び表示スケール(1mmを何ピクセル
として表示するか)に基づいて画像メモリ16に対する
書込みアドレスを発生及び指示する。
音波ビームが通過する部分は均一な媒質で構成され、全
てある一定音速の特性を有していると仮定している。こ
のような媒質特性に対処すべく、ホストCPU24は図
2に示す如く処理を行う。
24は音速設定用のツマミ25aからの電気的出力を読
み込む。そして、ステップ31にて、それまで記憶して
いた設定音速値と比較することにより音速変更を行うか
否かを判断する。つまり、検査者がツマミ25aを回す
とステップ31でYES(設定音速の変更)と判断され
る。検査者がツマミ25aを回さない間は、ステップ3
0,31の処理を繰り返しながら待機する。
ら32,33に移行し、ホストCPU24は記憶すべき
設定音速値を更新するとともに、その最新の音速値をキ
ャラクタ/マーカ用メモリ21に新しく書き込む。この
書込み値は加算器17で標準TV走査のフレーム画像の
所定位置に、設定音速を示す数字データとして重畳され
る。これによりTVモニタ19(又は記録器22)の画
面には例えば図3に示す如く、それまでの設定音速値に
代えて最新の音速値がリアルタイムに重畳表示される。
このようにツマミを回す毎にTVモニタ19には常に最
新の設定音速が表示され、検査者は、その設定値を画面
上で容易に確認することができる。
PU24は新しく設定された音速値を送受信制御回路1
3に出力する。この出力に呼応して送受信制御回路13
は、設定音速値の変化分だけ送受信フォーカス点の位置
変化の補正を行う。この補正は例えば、1つの基準音速
となる1530m/sの値で計算した遅延時間データ
に、更新した設定音速値との間の音速比を掛けて新しい
遅延時間データをリアルタイムに発生させることで行わ
れる。この新しい遅延時間データのパターンは送信回路
11および受信処理回路12に送られ、変更した分の設
定音速値だけフォーカス点の位置が自動的に変更され
る。
は、変更可能な範囲の設定音速全てに対する電子フォー
カスのための遅延時間データ全部を予め送受信制御回路
13(またはホストCPU24)の内部メモリに記憶さ
せておいて、設定音速を変更する毎にその遅延時間デー
タに照会するようにしてもよい。これによりメモリ容量
は幾分増えるものの、非常に簡単にフォーカス点の位置
を補正できる。
PU24は、変更した設定音速値を書込み/読み出し制
御回路20にも出力する。これにより、書込み/読出し
制御回路20はその変更した最新の設定音速値と指示さ
れている表示スケール情報とに基づいて画像メモリ16
への書込みアドレスをリアルタイムに変更する。この結
果、TVモニタ19には、変更された設定音速を正確に
反映したBモード断層像がリアルタイムに表示される。
このため、TVモニタ19の画像上で各種物理量の計測
を行う場合であっても、画像メモリ16で事前にその書
込みが補正されているため、そのまま画像上で正確な計
測を行うことができる。
込み時に設定音速の変更に対する補正処理を行わないよ
うにすることも可能で、その場合には画像上での計測値
をホストCPU24で、対応する変更分だけ補正計算す
るようにすればよい。
図7に基づいて説明する。
の受信中に、生体の深さに応じて受信フォーカス点を変
化させていく技法(ダイナミックフオーカス)が一般に
行われている。このような装置を使用する場合、実際に
電子フォーカスのための遅延時間データを変化させなく
ても、その受信フォーカス点を変化させるタイミングを
ずらしてやることにより、等価的に本発明の目的が達成
できる。
ので、前述の第1実施例で説明した設定音速の情報を受
けた送受信制御回路13の部分的なブロック構成(図
4)及びその動作(図5)を示す。なお、この変形例で
は、超音波プローブ10はフェーズド・アレイ・タイプ
の電子リニアプローブであるとして説明する。
回路40と、コントロール電圧発生器41とを備えてい
る。遅延回路40は電圧制御増幅器40a,40a、遅
延線40b…40b、バリキャップ40c…40cを図
示の如く接続して備え、バリキャップを使用した可変時
間遅延線を構成している。この可変時間遅延線により連
続的に受信フォーカス点を変化させる。バリキャップ4
0c…40cにはコントロール電圧発生器41から容量
可変用のコントロール電圧(逆方向電圧)が供給され
る。このコントロール電圧発生器41は、その時点の設
定音速を受けて、この設定音速が例えば1530m/s
の基準値ならば、コントロール電圧をその予め定めた基
準値から対応ビーム出力時点からの時間経過に伴って徐
々に上昇させる(図5のVS 参照)。
と、その高い度合に応じてコントロール電圧をより高い
値からより緩やかな勾配で連続的に変化させ(図5のV
H 参照)、反対に低くなると、その低い度合に応じてコ
ントロール電圧を低い値からより急な勾配で連続的に変
化させる(図5のVL 参照)。
遅延時間も図5のTS (設定音速が基準値の場合)、T
H (設定音速が基準値よりも高い場合)、TL (設定音
速が基準値よりも低い場合)で各々示す如く、超音波ビ
ームの出力時点からの時間経過に伴って連続的に徐々に
下がる。
信フォーカ点の連続変化のタイミングが変わるので、前
述の目的を達成できる。
す。この第2の変形例は、第1の変形例と同様に受信フ
ォーカス点を変えるタイミングを制御するものである
が、第1の変形例が連続可変であるのに対して、かかる
タイミングをステップ状に変化させるものである。
間を遅延パターンに応じて切り替えることのできる2系
統の遅延線DL1,DL2を有した遅延回路45を備
え、その遅延線DL1,DL2のアナログ形のスイッチ
46で切り替えて出力するようになっている。スイッチ
46には切替えクロック発生器47からの切替えクロッ
クが与えられており、このクロックによりスイッチ46
の切替えタイミングが遅延線DL1側またはDL2側に
切り替えられる。切替えクロック発生器47は前述した
第1実施例の如く検査者が決めて設定音速に応じて切替
えクロックのオン(切替えは遅延線DL1側)、オフ
(切替えは遅延線DL2側)のタイミングを変更する。
すなわち設定音速がその基準値(例えば1530m/
s)より速い場合、その速い程度に応じて図7の1点鎖
線で示す如く、オンからオフへの立上げを速め、且つオ
フからオンへの立上げも速める方にシフトさせる。反対
に設定音速がその基準値よりも遅い場合、その遅い程度
に応じてオンからオフ及びオフからオンへの切替えを図
7の点線で示す如く図中右側にシフトさせる。
ば最初体表からの深さ0〜1cm及び1〜2cmの場合のフ
ォーカス点5mm及び15mmの遅延が指令され、次いで深
さ2〜3cm及び3〜4cmの場合のフォーカス点25mm及
び35mmといった具合に順次,遅延が指令される。
s)の場合の受信フォーカス距離が図7に示す如く、超
音波ビーム反射タイミングからの時間経過に伴ってステ
ップ状に深められるとともに、設定音速の大小に対応し
てそのステップ状の切替えタイミングが調節される。つ
まり、基準音速時のフォーカス切替え時期(深さ)を調
節することで、見掛け上受信フォーカスが合うことにな
り、第1実施例と等価な作用効果が得られる。
変形例では診断対象を含む走査部位全体が一定音速の均
一な媒質であると仮定していたが、走査部位に依っては
音速の異なる層が1つ又は複数、目的とする診断対象の
手前に存在し、その層状構造部分を通して超音波ビーム
を送受しなければならないことが多い。例えば、前述し
たように経頭蓋骨で脳を診断する場合,肝臓を診断する
場合,甲状腺を診断する場合などがそれに該当する。
例を説明する。なお、これらの実施例において、第1実
施例を示す図1のハード構成と同一又は同等の構成要素
には同一符号を用いてその説明を簡略化又は省略する。
例のTVモニタ19には図8に示す如く、表示される音
速バーSBが表示される。この音速バーSBは設定音速
と生体の深さとの関係を色相や輝度などで表わした細長
いスケールであり、複数の音速域に分割され、この音速
域毎に設定音速が割り当てられる。TVモニタ19には
音速バーSBの複数の音速域の生体深さ方向の範囲を変
更するための音速域変更スイッチ50,50と、それら
の音速域に対する設定音速を変更するための音速アップ
ダウンスイッチ51…51がスクリーン上の所定位置に
一体に形成されている。これらの音速域変更スイッチ5
0,50及び音速アップダウンスイッチ51…51は入
力器25のマウスによって変更できるようになってい
る。
う。ステップ60では、音速域(例えば2つ領域)の深
さ方向の範囲及びそれらの設定音速の予め定めた初期値
を内部メモリから読み出す。次いで、ステップ61〜6
3の処理(図1のステップ33〜35と同様)が行われ
る。これにより、キャラクタ/マーカ用メモリ21によ
り音速バーSBと共に図8に示す画面がTVモニタ19
上に表示される。
で、画面上の音速域変更スイッチ50,50の出力信号
を読み込み、ステップ65でその信号値から音速域を変
更するか否かを判断する。この判断により、オペレータ
がトラックボール等をカーソル移動させ、音速域変更ス
イッチ50,50の位置を上下させたと認識した場合、
ステップ68にて操作パネル上の確認用の「SET」ス
イッチ(図示せず)がオンか否かを判断し、オンになる
と、ステップ69〜71(図1のステップ33〜35と
同様の処理)を行う。この内、ステップ69の処理によ
って音速バーSBの各音速域の範囲を音速域変更スイッ
チ50,50が示した新しい位置に合せる。
Bの音速域は変更しないと判断された場合、ホストCP
U24はステップ66で音速アップダウンスイッチ51
…51の出力信号を読み込み、さらにステップ67でそ
の信号値に基づいて音速域の設定音速を変更するか否か
を判断する。この判断でYES(変更する)の場合、前
記ステップ68〜70の処理が行われる。この内、ステ
ップ69のキャラクタ/マーカ用メモリ21を使った処
理により、例えば体表に最も近い一番上の音速域の設定
音速が「1580m/s」から「1570m/s」に変
更される。
終了」か否かの判断がセットされているため、検査者が
処理終了の指示を出さない限り、ステップ64〜67の
処理を繰り返しながら待機する。
速の変更の両方又は一方をトラックボール等でカーソル
移動させて適宜行うことができる。したがって、筋肉層
など、その層状構造の各厚みが被検体の個体差によって
異なっても、その厚みに合せて音速バーSBの音速域の
範囲を修正または微調整できるとともに、各層が如何な
る生体部分から成るかなどに応じて、その設定音速を適
宜に調整・変更することができる。
必要も無く、比較的簡単な処理を行うだけで、被検体内
の層状の音速変化に応じて受信フォーカス点の見掛け上
の位置を制御でき、画像のボケを防止して良好な画質を
得ることができる。また、画像上の各種計測も精度良く
行うことができる。さらに前述した従来の音速不均一に
対する自動補正の場合のように、特に均一なスペックル
エコーが必要であるということもない。
いて説明する。
ネルには図10に示す如く、1つ又は複数のセレクトス
イッチ80a…80cが設けられている。このセレクト
スイッチ80(80a…80c)は、例えば肝臓(LIVE
R ),甲状腺(TYROID),経頭蓋骨(TRANSCRANIAL)用
であり、それらの部位が診断対象のときにオペレータに
よって押されるものである。
う。つまり、ステップ90でセレクトスイッチ80の出
力信号を読み込み、ステップ91で何れかのスイッチ8
0a(…80c)が押されたか否かを判断しながら待機
する。ステップ91でYES(何れかのスイッチが選択
された)と判断した場合、ステップ92に移行し、選択
部位に応じて予め記憶している音速域及びその各域の設
定音速のデータを内部メモリからワークメモリに読み出
す。診断部位によって各層を形成する組織名及びその深
さ方向の位置,厚みなどが殆ど同じであることが多いの
で、予め何種類かの診断部位を決めて各部位毎に音速域
/音速をパターン化しておく。その後、ホストCPU2
4はステップ93〜96の処理(図2のステップ33〜
36と同様の処理)を行って、TVモニタ19上には例
えば図10に示す如く、予め定めた3層(各層の設定音
速は各々、3000m/s,1530m/s,1480
m/s)からなる音速バーSBが自動的に調整される。
を指定するだけで、自動的に層状の音速域及びその音速
が設定され、受信エコーがその音速によって制御される
とともに、TVモニタ19上にもその旨表示される。こ
のため、検査者が画面上でトラックボールなどを操作し
て音速域や音速値を手動制御する手間が省け、操作効率
が良くなる。
例とを組み合せ実施してもよい。すなわち、診断部位を
指定することにより予めパターン化させた音速域,音速
値データを自動的に読み出すととともに、そのデータを
手動で微調整できるようにするものである。これによ
り、操作性が良くなるとともに、個人差による音速域,
音速値データの変更にも容易に対処できる。
の音速特性に対して設定された超音波信号の設定音速を
検査者がマニュアルで変更できるようにし、これに対応
して、その変更の仕方,設定音速の表示態様,受信エコ
ー,電子フォーカス点の位置変化、さらにはモニタ上の
画像表示位置に改善を加えるようにしたため、通常の診
断で頻繁に現れる、異なった音速の組織が層状に存在す
る場合の診断に好適であって、簡単なしかもスペックル
の均一性に無関係な装置構成ながら、そのような場合の
超音波画像の画質劣化および画像歪を改善するととも
に、画像上での計測誤差を減らすことができる超音波診
断装置を提供すことができる。
ロック図。
ローチャート。
対応を説明する図。
部分回路図。
ト。
部分ブロック図。
ト。
を示す図。
示すフローチャート。
チとモニタ画像との対応を説明する図。
を示すフローチャート。
Claims (9)
- 【請求項1】 被検体の内部を超音波信号で走査し、そ
の超音波信号のエコー信号に基づいて超音波画像をモニ
タに得るようにした超音波診断装置において、 前記被検体の音速特性に対して設定された前記超音波信
号の設定音速を検査者がマニュアルで変更できる音速変
更手段を設けたことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 被検体の内部を超音波信号で走査し、そ
の超音波信号のエコー信号に基づいて超音波画像をモニ
タに得るようにした超音波診断装置において、 前記被検体の音速特性に対して設定された前記超音波信
号の設定音速を検査者がマニュアルで変更できる音速変
更手段と、この変更した設定音速を前記モニタに表示す
る音速表示手段とを備えたことを特徴とする超音波診断
装置。 - 【請求項3】 前記音速変更手段は、前記被検体の深さ
方向の位置に応じた音速を示す音速バーのデータを作成
する手段であり、前記音速表示手段は前記音速バーを前
記モニタ上に表示する手段である請求項2記載の超音波
診断装置。 - 【請求項4】 前記音速バーは、前記深さ方向に分割さ
れた1つまたは複数の音速域を有し、この音速域毎に前
記設定音速を割り当てた構成である請求項3記載の超音
波診断装置。 - 【請求項5】 前記モニタ上に表示された前記音速バー
の前記音速域の境界位置を検査者がマニュアルで変更で
きる音速域変更手段と、前記音速域の各々に割り当てら
れた設定音速を検査者がマニュアルで変更できる音速個
別変更手段とをさらに設けた請求項4記載の超音波診断
装置。 - 【請求項6】 前記音速変更手段は、前記被検体の異な
る診断部位に応じてその診断部位の層状の組織構造に応
じた深さ範囲およびその深さ範囲毎の前記設定音速から
成るパターンデータを予め記憶するパターン記憶手段
と、検査者が前記診断部位に応じてそのパターンデータ
を選択するパターン選択手段と、その選択されたパター
ンデータを前記モニタ上に表示するパターン表示手段
と、を有する請求項1記載の超音波診断装置。 - 【請求項7】 前記エコー信号の電子フォーカス処理を
行う受信処理手段と、前記音速変更手段により変更され
た設定音速に対応して前記電子フォーカス処理によるフ
ォーカス点の位置変化を補正するフォーカス補正手段と
をさらに設けた請求項1記載の超音波診断装置。 - 【請求項8】 前記受信処理手段は、前記エコー信号を
受信している最中に受信深さを反映させた制御信号に応
じて前記電子フォーカス処理によるフォーカス点を制御
するフォーカス制御手段を有し、前記補正手段は、前記
制御信号を前記変更された設定音速に応じて調整する制
御信号調整手段を有する請求項7記載の超音波診断装
置。 - 【請求項9】 前記音速変更手段により変更された設定
音速に基づいて前記モニタ上の画像表示位置の補正を行
う表示位置補正手段をさらに設けた請求項1記載の超音
波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11875995A JP3710844B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 超音波診断装置 |
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