JPH08308870A - 医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マット - Google Patents
医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マットInfo
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- JPH08308870A JPH08308870A JP14520295A JP14520295A JPH08308870A JP H08308870 A JPH08308870 A JP H08308870A JP 14520295 A JP14520295 A JP 14520295A JP 14520295 A JP14520295 A JP 14520295A JP H08308870 A JPH08308870 A JP H08308870A
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 継続した冷却を自動的に安定して行なうこと
ができ、しかも看護者の手間を著しく省力化すること。 【構成】 冷却水が収容された水タンクと、冷却水入口
及び冷却水出口を有する冷却水流路が内部に形成された
冷却マットとを備えた医療用冷却装置。冷却マットの冷
却水入口と水タンクとをチューブにより接続しかつ冷却
マットの冷却水出口と水タンクとをチューブにより接続
して冷却水循環流路を形成し、冷却水循環流路に設けら
れた水ポンプにより冷却水を強制循環させる。
ができ、しかも看護者の手間を著しく省力化すること。 【構成】 冷却水が収容された水タンクと、冷却水入口
及び冷却水出口を有する冷却水流路が内部に形成された
冷却マットとを備えた医療用冷却装置。冷却マットの冷
却水入口と水タンクとをチューブにより接続しかつ冷却
マットの冷却水出口と水タンクとをチューブにより接続
して冷却水循環流路を形成し、冷却水循環流路に設けら
れた水ポンプにより冷却水を強制循環させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体における所望の被
冷却部を継続的に冷却する際に適用される、医療用冷却
装置及び該装置に用いる冷却マットに関する。
冷却部を継続的に冷却する際に適用される、医療用冷却
装置及び該装置に用いる冷却マットに関する。
【0002】
【従来の技術】人体における所望の被冷却部、例えば頭
部(額、こめかみ等)、首、腕等を継続的に冷却する際
には、従来から、家庭においても病院においても、水
枕、氷枕、氷嚢、アイスノン(商標名)等の医療用冷却
用具が使用されている。
部(額、こめかみ等)、首、腕等を継続的に冷却する際
には、従来から、家庭においても病院においても、水
枕、氷枕、氷嚢、アイスノン(商標名)等の医療用冷却
用具が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの冷却用具は、
使用当初においては低温が保持されるが、時間の経過に
伴って体温により温度が上昇してしまう。すなわち、こ
れらの記冷却用具は、いずれも使用に際してその冷却温
度を一定に保持することができないので、安定した冷却
を継続して行なうことができない。更に前記冷却用具
は、使用前におけるそれら自体の冷却温度を所望の温度
に調整することができない。したがって、この面におい
ても、安定した冷却を行なうことは著しく困難であると
いえる。
使用当初においては低温が保持されるが、時間の経過に
伴って体温により温度が上昇してしまう。すなわち、こ
れらの記冷却用具は、いずれも使用に際してその冷却温
度を一定に保持することができないので、安定した冷却
を継続して行なうことができない。更に前記冷却用具
は、使用前におけるそれら自体の冷却温度を所望の温度
に調整することができない。したがって、この面におい
ても、安定した冷却を行なうことは著しく困難であると
いえる。
【0004】また各冷却用具は、前記したように、使用
時間の経過に伴って温度が上昇してしまうので、使用後
のある時点において冷却媒体である中身(水、氷等)を
交換し、あるいは予備の冷却用具と交換しなければなら
ず、看護者の手間を多く要していた。特に病院等の医療
機関においては、多くの患者の看護を行なわなければな
らないので、看護者の手間、負担は一層大きなものとな
る。また使用後の冷却用具は改めて冷却して次の使用に
備える必要があり、このための手間も要する。そして病
院等においては、予備の冷却用具を多数用意し、しかも
常時使用できるよう冷却しておく必要があり、管理上の
負担も小さくない。
時間の経過に伴って温度が上昇してしまうので、使用後
のある時点において冷却媒体である中身(水、氷等)を
交換し、あるいは予備の冷却用具と交換しなければなら
ず、看護者の手間を多く要していた。特に病院等の医療
機関においては、多くの患者の看護を行なわなければな
らないので、看護者の手間、負担は一層大きなものとな
る。また使用後の冷却用具は改めて冷却して次の使用に
備える必要があり、このための手間も要する。そして病
院等においては、予備の冷却用具を多数用意し、しかも
常時使用できるよう冷却しておく必要があり、管理上の
負担も小さくない。
【0005】本発明の第1の目的は、継続した冷却を自
動的に安定して行なうことができ、しかも看護者の手間
を著しく省力化できる、新規な医療用冷却装置を提供す
ることである。
動的に安定して行なうことができ、しかも看護者の手間
を著しく省力化できる、新規な医療用冷却装置を提供す
ることである。
【0006】本発明の第2の目的は、前記第1の目的を
達成するための医療用冷却装置に好適に使用することが
できる、新規な医療用冷却装置に用いる冷却マットを提
供することである。
達成するための医療用冷却装置に好適に使用することが
できる、新規な医療用冷却装置に用いる冷却マットを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明においては、冷却マット内の冷却水流路
と冷却水が収容された水タンクとを流路手段により接続
して冷却水循環流路を形成し、水ポンプにより冷却水を
強制循環させる。すなわち本発明によれば、冷却水が収
容された水タンクと、冷却水入口及び冷却水出口を有す
る冷却水流路が内部に形成されて人体の被冷却部を冷却
するための冷却マットとを備え、該冷却マットの該冷却
水入口と該水タンクとを冷却水供給流路により接続しか
つ該冷却マットの該冷却水出口と該水タンクとを冷却水
排出流路により接続して冷却水循環流路を形成し、該冷
却水循環流路に設けられた水ポンプにより冷却水を強制
循環させる、ことを特徴とする医療用冷却装置、が提供
される。
るため、本発明においては、冷却マット内の冷却水流路
と冷却水が収容された水タンクとを流路手段により接続
して冷却水循環流路を形成し、水ポンプにより冷却水を
強制循環させる。すなわち本発明によれば、冷却水が収
容された水タンクと、冷却水入口及び冷却水出口を有す
る冷却水流路が内部に形成されて人体の被冷却部を冷却
するための冷却マットとを備え、該冷却マットの該冷却
水入口と該水タンクとを冷却水供給流路により接続しか
つ該冷却マットの該冷却水出口と該水タンクとを冷却水
排出流路により接続して冷却水循環流路を形成し、該冷
却水循環流路に設けられた水ポンプにより冷却水を強制
循環させる、ことを特徴とする医療用冷却装置、が提供
される。
【0008】前記構成において、冷却水入口及び冷却水
出口を有する冷却水流路が内部に形成された第2の冷却
マットが備えられ、該第2の冷却マットの該冷却水入口
を該冷却水供給流路から分岐した冷却水供給分岐流路に
接続しかつ該第2の冷却マットの該冷却水出口を該冷却
水排出流路に合流する冷却水排出分岐流路に接続して冷
却水循環分岐流路を、該冷却水循環流路に並列して形成
する、ことが好適である。
出口を有する冷却水流路が内部に形成された第2の冷却
マットが備えられ、該第2の冷却マットの該冷却水入口
を該冷却水供給流路から分岐した冷却水供給分岐流路に
接続しかつ該第2の冷却マットの該冷却水出口を該冷却
水排出流路に合流する冷却水排出分岐流路に接続して冷
却水循環分岐流路を、該冷却水循環流路に並列して形成
する、ことが好適である。
【0009】前記構成において、該冷却水は、水冷機に
よって所定の温度に調整される、ことが好ましい。
よって所定の温度に調整される、ことが好ましい。
【0010】前記構成において、該冷却マットの各々の
該冷却水流路には複数の隔壁が相互に間隔を置いて形成
されている、ことが好ましい。
該冷却水流路には複数の隔壁が相互に間隔を置いて形成
されている、ことが好ましい。
【0011】前記第2の目的を達成するため、本発明に
おいては、複数の合成樹脂製シート部材を重ね合わせて
溶着し、表層シート部材と2層目シート部材との間に冷
却水流路を形成する。すなわち本発明によれば、相互に
重ね合わせて所定の溶着部を溶着することにより一体に
形成された複数の合成樹脂製シート部材を含む、人体の
被冷却部を冷却するための冷却マットにして、該所定の
溶着部は該冷却マットの周縁部を規定する周縁溶着部を
含み、該シート部材のうちの外部に露呈する表層シート
部材と、該表層シート部材に重合された2層目シート部
材との間の、該周縁溶着部に実質上囲まれた空間により
冷却水流路が規定され、該冷却水流路は該周縁溶着部を
貫通して形成された冷却水入口及び冷却水出口を有す
る、ことを特徴とする、医療用冷却装置に用いる冷却マ
ット、が提供される。
おいては、複数の合成樹脂製シート部材を重ね合わせて
溶着し、表層シート部材と2層目シート部材との間に冷
却水流路を形成する。すなわち本発明によれば、相互に
重ね合わせて所定の溶着部を溶着することにより一体に
形成された複数の合成樹脂製シート部材を含む、人体の
被冷却部を冷却するための冷却マットにして、該所定の
溶着部は該冷却マットの周縁部を規定する周縁溶着部を
含み、該シート部材のうちの外部に露呈する表層シート
部材と、該表層シート部材に重合された2層目シート部
材との間の、該周縁溶着部に実質上囲まれた空間により
冷却水流路が規定され、該冷却水流路は該周縁溶着部を
貫通して形成された冷却水入口及び冷却水出口を有す
る、ことを特徴とする、医療用冷却装置に用いる冷却マ
ット、が提供される。
【0012】前記構成において、該所定の溶着部は、該
周縁溶着部に囲まれかつ相互に間隔を置いた複数の内側
溶着部を含み、該冷却水流路には複数個の隔壁が形成さ
れ、該隔壁の各々は該内側溶着部の各々により規定され
る、ことが好ましい。そして該隔壁の各々は、該冷却マ
ットを平面から見て、該冷却マットを横切る一つの仮想
直線に対し実質上平行に延在し、該冷却水入口及び該冷
却水出口は該仮想直線に対し実質上平行に延在する、こ
とが好適である。
周縁溶着部に囲まれかつ相互に間隔を置いた複数の内側
溶着部を含み、該冷却水流路には複数個の隔壁が形成さ
れ、該隔壁の各々は該内側溶着部の各々により規定され
る、ことが好ましい。そして該隔壁の各々は、該冷却マ
ットを平面から見て、該冷却マットを横切る一つの仮想
直線に対し実質上平行に延在し、該冷却水入口及び該冷
却水出口は該仮想直線に対し実質上平行に延在する、こ
とが好適である。
【0013】前記構成において、実質上矩形の本体部
と、該本体部の幅方向の一側部から相互に間隔を置いて
側外方に延びる一対の張出部とを含む、ことが好都合で
ある。
と、該本体部の幅方向の一側部から相互に間隔を置いて
側外方に延びる一対の張出部とを含む、ことが好都合で
ある。
【0014】前記構成において、相互に溶着された該シ
ート部材は該2層目シート部材に重合された3層目シー
ト部材を含み、該表層シート部材及び該2層目シート部
材はそれぞれ軟質塩化ビニルフィルムから形成され、該
3層目シート部材は発泡塩化ビニルフィルムから形成さ
れ、該3層目シート部材には4層目シート部材が重合・
接着され、該4層目シート部材は発泡ポリエチレンシー
トから形成されている、ことが好ましい。そして該表層
シート部材及び該2層目シート部材の厚さはそれぞれ
0.2mmであり、該3層目シート部材の厚さは0.4
mmであり、該4層目シート部材の厚さは2.0mm〜
3.0mmである、ことが好適である。また該冷却水入
口及び該冷却水出口は、それぞれ該表層シート部材及び
該2層目シート部材間を貫通しかつそれらと溶着された
チューブにより規定され、該チューブは軟質塩化ビニル
から形成されている、ことが好都合である。
ート部材は該2層目シート部材に重合された3層目シー
ト部材を含み、該表層シート部材及び該2層目シート部
材はそれぞれ軟質塩化ビニルフィルムから形成され、該
3層目シート部材は発泡塩化ビニルフィルムから形成さ
れ、該3層目シート部材には4層目シート部材が重合・
接着され、該4層目シート部材は発泡ポリエチレンシー
トから形成されている、ことが好ましい。そして該表層
シート部材及び該2層目シート部材の厚さはそれぞれ
0.2mmであり、該3層目シート部材の厚さは0.4
mmであり、該4層目シート部材の厚さは2.0mm〜
3.0mmである、ことが好適である。また該冷却水入
口及び該冷却水出口は、それぞれ該表層シート部材及び
該2層目シート部材間を貫通しかつそれらと溶着された
チューブにより規定され、該チューブは軟質塩化ビニル
から形成されている、ことが好都合である。
【0015】
【作用】前記第1の目的を達成するための本発明装置に
よれば、冷却マット内の冷却水流路内の冷却水は水ポン
プにより水タンクとの間を強制循環させられるので、冷
却マットを利用して人体における所望の被冷却部を継続
的に冷却しても、冷却マット内の冷却水が体温によって
上昇することが防止される。したがって継続した冷却を
自動的に安定して行なうことができる。また冷却マット
を従来のようにいちいち交換する必要がなくなったの
で、看護の手間が著しく省力化される。更に水ポンプを
作動するのみで冷却マットが冷却されるので、従来のよ
うな冷却用具をいちいち冷却する手間がなくなり、この
面でも省力化が達成される。また病院等においては、従
来のように多数の冷却用具を用意しておく必要もなくな
り、管理上の負担も軽減される。
よれば、冷却マット内の冷却水流路内の冷却水は水ポン
プにより水タンクとの間を強制循環させられるので、冷
却マットを利用して人体における所望の被冷却部を継続
的に冷却しても、冷却マット内の冷却水が体温によって
上昇することが防止される。したがって継続した冷却を
自動的に安定して行なうことができる。また冷却マット
を従来のようにいちいち交換する必要がなくなったの
で、看護の手間が著しく省力化される。更に水ポンプを
作動するのみで冷却マットが冷却されるので、従来のよ
うな冷却用具をいちいち冷却する手間がなくなり、この
面でも省力化が達成される。また病院等においては、従
来のように多数の冷却用具を用意しておく必要もなくな
り、管理上の負担も軽減される。
【0016】本発明装置において、冷却水入口及び冷却
水出口を有する冷却水流路が内部に形成された第2の冷
却マットが備えられ、第2の冷却マットの冷却水入口を
冷却水供給流路から分岐した冷却水供給分岐流路に接続
しかつ第2の冷却マットの冷却水出口を冷却水排出流路
に合流する冷却水排出分岐流路に接続して冷却水循環分
岐流路を、前記冷却水循環流路に並列して形成する、よ
う構成した場合には、各冷却マットを利用して人体の2
か所、例えば頭部及び首を同時に冷却することができ、
効率的な冷却を遂行することができる。なお冷却マット
を2つ並列に備えたこの発明による基本的作用効果は、
先に説明した冷却マットが1つの装置と実質上同一であ
ることは明白であるので、説明は省略する。
水出口を有する冷却水流路が内部に形成された第2の冷
却マットが備えられ、第2の冷却マットの冷却水入口を
冷却水供給流路から分岐した冷却水供給分岐流路に接続
しかつ第2の冷却マットの冷却水出口を冷却水排出流路
に合流する冷却水排出分岐流路に接続して冷却水循環分
岐流路を、前記冷却水循環流路に並列して形成する、よ
う構成した場合には、各冷却マットを利用して人体の2
か所、例えば頭部及び首を同時に冷却することができ、
効率的な冷却を遂行することができる。なお冷却マット
を2つ並列に備えたこの発明による基本的作用効果は、
先に説明した冷却マットが1つの装置と実質上同一であ
ることは明白であるので、説明は省略する。
【0017】本発明装置において、冷却水が水冷機によ
って所定の温度に調整される、よう構成した場合には、
冷却水の温度を必要に応じて調整することができ、継続
した冷却を一層安定して行なうことができる。
って所定の温度に調整される、よう構成した場合には、
冷却水の温度を必要に応じて調整することができ、継続
した冷却を一層安定して行なうことができる。
【0018】本発明装置において、冷却マットの冷却水
流路内に複数の隔壁が相互に間隔を置いて形成された場
合には、各隔壁と隔壁の間に多数の流路が形成されるの
で冷却性能が向上すると共に、荷重、例えば頭部による
荷重が作用しても、それによって流路が閉塞されること
は防止され、冷却機能が確保される。したがって継続し
た冷却が安定して行なわれる。
流路内に複数の隔壁が相互に間隔を置いて形成された場
合には、各隔壁と隔壁の間に多数の流路が形成されるの
で冷却性能が向上すると共に、荷重、例えば頭部による
荷重が作用しても、それによって流路が閉塞されること
は防止され、冷却機能が確保される。したがって継続し
た冷却が安定して行なわれる。
【0019】前記第2の目的を達成するための本発明冷
却マットによれば、相互に重ね合わせて溶着することに
より一体に形成された複数の合成樹脂製シート部材を含
むので、全体を比較的薄く形成でき、軽量かつ柔軟で湾
曲し易く、人体の所望の冷却箇所(被冷却部)の形状に
対する追従性に優れ、取り扱いが便利である。また溶着
することに起因して、成形が容易であり、水漏れに対す
るシール性が高い。内側に冷却水が流れる表層シート部
材を人体の被冷却部に直接接触させる形態で使用するこ
とができるので、冷却を効率的に遂行することができ
る。したがって本発明冷却マットは、前記医療用冷却装
置に好適に使用することができる。
却マットによれば、相互に重ね合わせて溶着することに
より一体に形成された複数の合成樹脂製シート部材を含
むので、全体を比較的薄く形成でき、軽量かつ柔軟で湾
曲し易く、人体の所望の冷却箇所(被冷却部)の形状に
対する追従性に優れ、取り扱いが便利である。また溶着
することに起因して、成形が容易であり、水漏れに対す
るシール性が高い。内側に冷却水が流れる表層シート部
材を人体の被冷却部に直接接触させる形態で使用するこ
とができるので、冷却を効率的に遂行することができ
る。したがって本発明冷却マットは、前記医療用冷却装
置に好適に使用することができる。
【0020】前記所定の溶着部が、周縁溶着部に囲まれ
かつ相互に間隔を置いた複数の内側溶着部を含み、冷却
水流路には複数個の隔壁が形成され、隔壁の各々は内側
溶着部の各々により規定される、よう構成した場合に
は、各隔壁(内側溶着部)と隔壁との間に多数の流路が
形成されるので冷却性能が向上すると共に、荷重が作用
しても、それによって流路が閉塞されることはなく、冷
却機能が確保される。したがって継続した冷却が安定し
て行なわれる。複数の内側溶着部の存在により冷却マッ
ト全体の強度が向上する。そしてこの構成において、隔
壁(内側溶着部)の各々は、冷却マットを平面から見
て、冷却マットを横切る一つの仮想直線に対し実質上平
行に延在し、冷却水入口及び冷却水出口は仮想直線に対
し実質上平行に延在する、よう構成した場合には、冷却
マットを隔壁の各々が延在する方向の軸線まわりに湾曲
させることが容易となる。すなわち隔壁の各々は、冷却
マットに対し湾曲の方向性を与える機能をも有してい
る。このため人体への装着がきわめて容易となり、実用
上便利である。
かつ相互に間隔を置いた複数の内側溶着部を含み、冷却
水流路には複数個の隔壁が形成され、隔壁の各々は内側
溶着部の各々により規定される、よう構成した場合に
は、各隔壁(内側溶着部)と隔壁との間に多数の流路が
形成されるので冷却性能が向上すると共に、荷重が作用
しても、それによって流路が閉塞されることはなく、冷
却機能が確保される。したがって継続した冷却が安定し
て行なわれる。複数の内側溶着部の存在により冷却マッ
ト全体の強度が向上する。そしてこの構成において、隔
壁(内側溶着部)の各々は、冷却マットを平面から見
て、冷却マットを横切る一つの仮想直線に対し実質上平
行に延在し、冷却水入口及び冷却水出口は仮想直線に対
し実質上平行に延在する、よう構成した場合には、冷却
マットを隔壁の各々が延在する方向の軸線まわりに湾曲
させることが容易となる。すなわち隔壁の各々は、冷却
マットに対し湾曲の方向性を与える機能をも有してい
る。このため人体への装着がきわめて容易となり、実用
上便利である。
【0021】本発明冷却マットを、実質上矩形の本体部
と、本体部の幅方向の一側部から相互に間隔を置いて側
外方に延びる一対の張出部とを含む、よう構成した場合
には、本体部を額の冷却用に、また一対の張出部をこめ
かみの冷却用に、それぞれ利用することができ、1枚の
冷却マットにより頭部を効率的に冷却することができ
る。
と、本体部の幅方向の一側部から相互に間隔を置いて側
外方に延びる一対の張出部とを含む、よう構成した場合
には、本体部を額の冷却用に、また一対の張出部をこめ
かみの冷却用に、それぞれ利用することができ、1枚の
冷却マットにより頭部を効率的に冷却することができ
る。
【0022】本発明冷却マットにおいて、相互に溶着さ
れたシート部材は2層目シート部材に重合された3層目
シート部材を含み、表層シート部材及び2層目シート部
材はそれぞれ軟質塩化ビニルフィルムから形成され、3
層目シート部材は発泡塩化ビニルフィルムから形成さ
れ、3層目シート部材には4層目シート部材が重合・接
着され、4層目シート部材は発泡ポリエチレンシートか
ら形成されている、よう構成した場合には、内側を冷却
水が流れる表層の軟質塩化ビニルフィルムを人体の被冷
却部に直接接触させる形態で使用することができるの
で、冷却を効率的に遂行することができる。また3層目
シート部材が発泡塩化ビニルフィルムから形成され、4
層目シート部材が発泡ポリエチレンシートから形成され
ていることによって、冷却による結露が確実に防止され
る。したがって、周囲を濡らすこともなく、また拭く手
間も省くことができ、取扱が容易となる。そして表層シ
ート部材及び2層目シート部材の厚さはそれぞれ0.2
mmであり、3層目シート部材の厚さは0.4mmであ
り、4層目シート部材の厚さは2.0mm〜3.0mm
である、よう構成した場合には、前記した種々の効果を
一層確実に達成することができる。4層目シート部材は
他のシート部材に対して相当厚く形成されているので、
柔軟性を保ちながら冷却マット全体の形状がしっかりと
保持され、取扱が著しく容易となる。また冷却水入口及
び冷却水出口は、それぞれ表層シート部材及び2層目シ
ート部材間を貫通しかつそれらと溶着されたチューブに
より規定され、チューブは軟質塩化ビニルから形成され
ている、場合には、冷却水入口及び冷却水出口を含めて
容易に一体成形できると共に、冷却水の漏れを確実に防
止することができる。
れたシート部材は2層目シート部材に重合された3層目
シート部材を含み、表層シート部材及び2層目シート部
材はそれぞれ軟質塩化ビニルフィルムから形成され、3
層目シート部材は発泡塩化ビニルフィルムから形成さ
れ、3層目シート部材には4層目シート部材が重合・接
着され、4層目シート部材は発泡ポリエチレンシートか
ら形成されている、よう構成した場合には、内側を冷却
水が流れる表層の軟質塩化ビニルフィルムを人体の被冷
却部に直接接触させる形態で使用することができるの
で、冷却を効率的に遂行することができる。また3層目
シート部材が発泡塩化ビニルフィルムから形成され、4
層目シート部材が発泡ポリエチレンシートから形成され
ていることによって、冷却による結露が確実に防止され
る。したがって、周囲を濡らすこともなく、また拭く手
間も省くことができ、取扱が容易となる。そして表層シ
ート部材及び2層目シート部材の厚さはそれぞれ0.2
mmであり、3層目シート部材の厚さは0.4mmであ
り、4層目シート部材の厚さは2.0mm〜3.0mm
である、よう構成した場合には、前記した種々の効果を
一層確実に達成することができる。4層目シート部材は
他のシート部材に対して相当厚く形成されているので、
柔軟性を保ちながら冷却マット全体の形状がしっかりと
保持され、取扱が著しく容易となる。また冷却水入口及
び冷却水出口は、それぞれ表層シート部材及び2層目シ
ート部材間を貫通しかつそれらと溶着されたチューブに
より規定され、チューブは軟質塩化ビニルから形成され
ている、場合には、冷却水入口及び冷却水出口を含めて
容易に一体成形できると共に、冷却水の漏れを確実に防
止することができる。
【0023】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して、本発明に従っ
て改良された医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マ
ットの実施例及び使用例を説明する。なお、図1〜図9
において同一部分は同一符号で示す。図1を参照して、
全体を番号2で示す医療用冷却装置において、4は移動
式の冷水機ユニットであって全体がボックス形をなし、
その底部には複数個の車輪6が装着されている。冷水機
ユニット4の内には、冷却水が収容された水タンク10
と、冷水機12と、水ポンプ14とが配置されている。
当業者には周知の冷水機12は水タンク10内の冷却水
を冷却することができると共に、冷却水の温度を所定の
範囲、例えば5°〜13°の範囲で調整することができ
る。16は吸込パイプであって、その一端は水タンク1
0内に開口し、他端は水ポンプ14の吸込口14aに接
続されている。水ポンプ14の吐出口14bは冷却水供
給チューブ18を介してマニホールド20に設けられた
分岐ジョイント22の冷却水入口22aに接続されてい
る。
て改良された医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マ
ットの実施例及び使用例を説明する。なお、図1〜図9
において同一部分は同一符号で示す。図1を参照して、
全体を番号2で示す医療用冷却装置において、4は移動
式の冷水機ユニットであって全体がボックス形をなし、
その底部には複数個の車輪6が装着されている。冷水機
ユニット4の内には、冷却水が収容された水タンク10
と、冷水機12と、水ポンプ14とが配置されている。
当業者には周知の冷水機12は水タンク10内の冷却水
を冷却することができると共に、冷却水の温度を所定の
範囲、例えば5°〜13°の範囲で調整することができ
る。16は吸込パイプであって、その一端は水タンク1
0内に開口し、他端は水ポンプ14の吸込口14aに接
続されている。水ポンプ14の吐出口14bは冷却水供
給チューブ18を介してマニホールド20に設けられた
分岐ジョイント22の冷却水入口22aに接続されてい
る。
【0024】医療用冷却装置2は、人体の被冷却部を冷
却するための、第1の冷却マットである冷却マット24
及び第2の冷却マットである冷却マット26を備えてい
る。冷却マット24には、冷却水入口28及び冷却水出
口30を有する冷却水流路32がその内部に形成されて
いる。冷却水流路32には、複数の隔壁33が相互に間
隔を置いて形成されている。また冷却マット26には、
冷却水入口34及び冷却水出口36を有する冷却水流路
38がその内部に形成されている。冷却水流路38に
は、複数の隔壁39が相互に間隔を置いて形成されてい
る。冷却マット24及び26の構造については後に詳述
する。
却するための、第1の冷却マットである冷却マット24
及び第2の冷却マットである冷却マット26を備えてい
る。冷却マット24には、冷却水入口28及び冷却水出
口30を有する冷却水流路32がその内部に形成されて
いる。冷却水流路32には、複数の隔壁33が相互に間
隔を置いて形成されている。また冷却マット26には、
冷却水入口34及び冷却水出口36を有する冷却水流路
38がその内部に形成されている。冷却水流路38に
は、複数の隔壁39が相互に間隔を置いて形成されてい
る。冷却マット24及び26の構造については後に詳述
する。
【0025】前記マニホールド20の分岐ジョイント2
2の冷却水出口の一方22bと冷却マット24の冷却水
入口28とは冷却水供給チューブ40を介して接続さ
れ、分岐ジョイント22の冷却水出口の他方22cと冷
却マット26の冷却水入口34とは冷却水供給チューブ
42を介して接続されている。また、冷却マット24の
冷却水出口30とマニホールド20に設けられた他の分
岐ジョイント44の冷却水入口の一方44aとは冷却水
排出チューブ46を介して接続され、冷却マット26の
冷却水出口36とマニホールド20の分岐ジョイント4
4の冷却水入口の他方44bとは冷却水排出チューブ4
8を介して接続されている。マニホールド20の分岐ジ
ョイント44の冷却水出口44cと水タンク10とは冷
却水排出チューブ49を介して接続されている。冷却水
排出チューブ49の一端は水タンク10内に開口してい
る。
2の冷却水出口の一方22bと冷却マット24の冷却水
入口28とは冷却水供給チューブ40を介して接続さ
れ、分岐ジョイント22の冷却水出口の他方22cと冷
却マット26の冷却水入口34とは冷却水供給チューブ
42を介して接続されている。また、冷却マット24の
冷却水出口30とマニホールド20に設けられた他の分
岐ジョイント44の冷却水入口の一方44aとは冷却水
排出チューブ46を介して接続され、冷却マット26の
冷却水出口36とマニホールド20の分岐ジョイント4
4の冷却水入口の他方44bとは冷却水排出チューブ4
8を介して接続されている。マニホールド20の分岐ジ
ョイント44の冷却水出口44cと水タンク10とは冷
却水排出チューブ49を介して接続されている。冷却水
排出チューブ49の一端は水タンク10内に開口してい
る。
【0026】水タンク10、水ポンプ14、冷却水供給
チューブ18、分岐ジョイント22、冷却水供給チュー
ブ40、冷却マット24(の冷却水流路32)、冷却水
排出チューブ46、分岐ジョイント44及び冷却水排出
チューブ49等により、冷却水循環流路が形成される。
この循環流路において、冷却水供給チューブ18、分岐
ジョイント22及び冷却水供給チューブ40等により冷
却水供給流路が規定される。また冷却水排出チューブ4
6、分岐ジョイント44及び冷却水排出チューブ49等
により、冷却水排出流路が規定される。
チューブ18、分岐ジョイント22、冷却水供給チュー
ブ40、冷却マット24(の冷却水流路32)、冷却水
排出チューブ46、分岐ジョイント44及び冷却水排出
チューブ49等により、冷却水循環流路が形成される。
この循環流路において、冷却水供給チューブ18、分岐
ジョイント22及び冷却水供給チューブ40等により冷
却水供給流路が規定される。また冷却水排出チューブ4
6、分岐ジョイント44及び冷却水排出チューブ49等
により、冷却水排出流路が規定される。
【0027】他方、分岐ジョイント22、冷却水供給チ
ューブ42、冷却マット26(の冷却水流路38)、冷
却水排出チューブ48、分岐ジョイント44等により、
冷却水循環分岐流路が形成される。この冷却水循環分岐
流路は前記冷却水循環流路に並列である。この分岐流路
において、分岐ジョイント22及び冷却水供給チューブ
42等により冷却水供給分岐流路が形成される。また冷
却水排出チューブ48及び分岐ジョイント44等によ
り、冷却水排出分岐流路が規定される。
ューブ42、冷却マット26(の冷却水流路38)、冷
却水排出チューブ48、分岐ジョイント44等により、
冷却水循環分岐流路が形成される。この冷却水循環分岐
流路は前記冷却水循環流路に並列である。この分岐流路
において、分岐ジョイント22及び冷却水供給チューブ
42等により冷却水供給分岐流路が形成される。また冷
却水排出チューブ48及び分岐ジョイント44等によ
り、冷却水排出分岐流路が規定される。
【0028】医療用冷却装置2の使用に際しては、ま
ず、冷却マット24及び26を人体の被冷却部に接触さ
せる。例えば、冷却マット24を頭部に、また冷却マッ
ト24を首に、それぞれ巻き付けて装着する。次いで水
ポンプ14を回転駆動させると、水タンク10内の冷却
水は、前記した冷却水循環流路及び冷却水循環分岐流路
内を強制循環させられる。冷却マット24及び26内の
各冷却水流路32及び38には、冷水機12によって温
度調整された冷却水が連続して流される。したがって、
冷却マット24及び26は体温による影響を受けること
なく、略一定の温度に保持される。また、各冷却水流路
32及び38にはそれぞれ多数の隔壁33及び39が形
成されており、それにより多数の流路が形成されるの
で、冷却性能が向上する。
ず、冷却マット24及び26を人体の被冷却部に接触さ
せる。例えば、冷却マット24を頭部に、また冷却マッ
ト24を首に、それぞれ巻き付けて装着する。次いで水
ポンプ14を回転駆動させると、水タンク10内の冷却
水は、前記した冷却水循環流路及び冷却水循環分岐流路
内を強制循環させられる。冷却マット24及び26内の
各冷却水流路32及び38には、冷水機12によって温
度調整された冷却水が連続して流される。したがって、
冷却マット24及び26は体温による影響を受けること
なく、略一定の温度に保持される。また、各冷却水流路
32及び38にはそれぞれ多数の隔壁33及び39が形
成されており、それにより多数の流路が形成されるの
で、冷却性能が向上する。
【0029】次に、冷却マット24及び26の構成につ
いて詳細に説明する。この実施例において、冷却マット
24は頭部の冷却に使用され、冷却マット26は首回り
の冷却に使用される。冷却マット24及び26は、使用
箇所の相違に起因して形状が相違するものの、実質上の
構成は同一である。したがって、以下、これらを代表し
て冷却マット24の構成を図2〜図8を参照して説明す
る。
いて詳細に説明する。この実施例において、冷却マット
24は頭部の冷却に使用され、冷却マット26は首回り
の冷却に使用される。冷却マット24及び26は、使用
箇所の相違に起因して形状が相違するものの、実質上の
構成は同一である。したがって、以下、これらを代表し
て冷却マット24の構成を図2〜図8を参照して説明す
る。
【0030】先ず図2を参照して、冷却マット24は、
平面から見て、実質上矩形の本体部50と、本体部50
の幅方向(図2の上下方向)の一側部から相互に長手方
向(図2の左右方向)に間隔を置いて側外方に延びる一
対の張出部52及び54とを含んでいる。図2と共に図
3及び図4を参照して、冷却マット24は、相互に重ね
合わせて所定の溶着部を溶着することにより一体に形成
された複数(実施例では3枚)の合成樹脂製シート部材
60、62及び64と、これに更に重合・接着された1
枚の合成樹脂製シート部材66とを含んでいる。図4に
おいて符号68はシート部材64と66との接着部を示
し、接着部68は実施例においては両面接着テープから
なる。前記シート部材のうち、相互に一体に溶着された
3枚のシート部材は、外部に露呈する表層シート部材6
0と、表層シート部材60に重合された2層目シート部
材62と、2層目シート部材62に重合された3層目シ
ート部材からなる。なお、図3及び図4においては、説
明の便宜上、前記シート部材60、62及び64間の溶
着部の図示は省略し、単に積層状態のみを示している。
平面から見て、実質上矩形の本体部50と、本体部50
の幅方向(図2の上下方向)の一側部から相互に長手方
向(図2の左右方向)に間隔を置いて側外方に延びる一
対の張出部52及び54とを含んでいる。図2と共に図
3及び図4を参照して、冷却マット24は、相互に重ね
合わせて所定の溶着部を溶着することにより一体に形成
された複数(実施例では3枚)の合成樹脂製シート部材
60、62及び64と、これに更に重合・接着された1
枚の合成樹脂製シート部材66とを含んでいる。図4に
おいて符号68はシート部材64と66との接着部を示
し、接着部68は実施例においては両面接着テープから
なる。前記シート部材のうち、相互に一体に溶着された
3枚のシート部材は、外部に露呈する表層シート部材6
0と、表層シート部材60に重合された2層目シート部
材62と、2層目シート部材62に重合された3層目シ
ート部材からなる。なお、図3及び図4においては、説
明の便宜上、前記シート部材60、62及び64間の溶
着部の図示は省略し、単に積層状態のみを示している。
【0031】表層シート部材60及び2層目シート部材
62は、それぞれ、商品名「ガング」としてマルト化学
株式会社から販売されている、厚さが0.2mmの軟質
塩化ビニルフィルムが使用されている。3層目シート部
材64は、商品名「トルネード」として丸喜化学株式会
社から販売されている、厚さが0.4mmの発泡塩化ビ
ニルフィルムが使用されている。これらのシート部材は
相互に重合された状態で所定の溶着部において一体に溶
着される。所定の溶着部は、冷却マット24の周縁部を
規定する周縁溶着部70(図2参照)と、周縁溶着部7
0に囲まれかつ相互に間隔を置いた複数の内側溶着部7
2とを含んでいる。内側溶着部72の各々は、図2から
容易に理解できるように、冷却マット24を平面から見
て、冷却マット24を横切る一つの仮想直線Lに対し実
質上平行に延在している。
62は、それぞれ、商品名「ガング」としてマルト化学
株式会社から販売されている、厚さが0.2mmの軟質
塩化ビニルフィルムが使用されている。3層目シート部
材64は、商品名「トルネード」として丸喜化学株式会
社から販売されている、厚さが0.4mmの発泡塩化ビ
ニルフィルムが使用されている。これらのシート部材は
相互に重合された状態で所定の溶着部において一体に溶
着される。所定の溶着部は、冷却マット24の周縁部を
規定する周縁溶着部70(図2参照)と、周縁溶着部7
0に囲まれかつ相互に間隔を置いた複数の内側溶着部7
2とを含んでいる。内側溶着部72の各々は、図2から
容易に理解できるように、冷却マット24を平面から見
て、冷却マット24を横切る一つの仮想直線Lに対し実
質上平行に延在している。
【0032】表層シート部材60と2層目シート部材6
2との間の、周縁溶着部70に実質上囲まれた空間(隙
間)により冷却水流路32が規定され、冷却水流路32
は周縁溶着部70を貫通して形成された冷却水入口28
及び冷却水出口30を有する。冷却水入口28及び冷却
水出口30は、それぞれ表層シート部材60及び2層目
シート部材62間を貫通しかつそれらと溶着されたチュ
ーブ74及び76により規定されている。各チューブ7
4及び76は、商品名「透明ビニールチューブ」として
プラステク株式会社から販売されている、外径が9.0
mm、内径が7.0mmの軟質塩化ビニルチューブが使
用されている。冷却水流路32の内側溶着部72の各々
は、冷却水流路32を部分的に遮断する隔壁33(図1
も参照)を規定する。換言すれば、冷却水流路32には
複数個の隔壁33が形成され、隔壁33の各々は内側溶
着部72の各々により規定される。冷却水入口28及び
冷却水出口30を規定するチューブ74及び76は、そ
れぞれ前記仮想直線Lに対し実質上平行に延在する。3
層目シート部材64の下面には4層目シート部材66が
接着される(図7及び図8も参照)。4層目シート部材
66は、商品名「PEライト」として株式会社イノアッ
クコーポレーションから販売されている、厚さが2.0
mm〜3.0mmの発泡ポリエチレンシートが使用され
ている。図2〜図4に示されているように、冷却マット
24の長手方向両端部及び各張出部52、54におけ
る、4層目シート部材66の下面には、それぞれ、マジ
ックテープMが貼付されている。マジックテープは、株
式会社クラレから商品名「マジックテープ」として販売
されているものが使用されている。
2との間の、周縁溶着部70に実質上囲まれた空間(隙
間)により冷却水流路32が規定され、冷却水流路32
は周縁溶着部70を貫通して形成された冷却水入口28
及び冷却水出口30を有する。冷却水入口28及び冷却
水出口30は、それぞれ表層シート部材60及び2層目
シート部材62間を貫通しかつそれらと溶着されたチュ
ーブ74及び76により規定されている。各チューブ7
4及び76は、商品名「透明ビニールチューブ」として
プラステク株式会社から販売されている、外径が9.0
mm、内径が7.0mmの軟質塩化ビニルチューブが使
用されている。冷却水流路32の内側溶着部72の各々
は、冷却水流路32を部分的に遮断する隔壁33(図1
も参照)を規定する。換言すれば、冷却水流路32には
複数個の隔壁33が形成され、隔壁33の各々は内側溶
着部72の各々により規定される。冷却水入口28及び
冷却水出口30を規定するチューブ74及び76は、そ
れぞれ前記仮想直線Lに対し実質上平行に延在する。3
層目シート部材64の下面には4層目シート部材66が
接着される(図7及び図8も参照)。4層目シート部材
66は、商品名「PEライト」として株式会社イノアッ
クコーポレーションから販売されている、厚さが2.0
mm〜3.0mmの発泡ポリエチレンシートが使用され
ている。図2〜図4に示されているように、冷却マット
24の長手方向両端部及び各張出部52、54におけ
る、4層目シート部材66の下面には、それぞれ、マジ
ックテープMが貼付されている。マジックテープは、株
式会社クラレから商品名「マジックテープ」として販売
されているものが使用されている。
【0033】次に冷却マット24の製造方法の実施例に
ついて簡単に説明する。図5及び図6を参照して、所定
の形状に切断された表層シート部材60、2層目シート
部材62及び3層目シート部材64は相互に重合された
状態で、平坦な基台80上に載置される。表層シート部
材60と2層目シート部材62との間の所定の周縁部2
か所には、チューブ74及び76が配置される。チュー
ブ74及び76の、それぞれの、表層シート部材60を
介した上部には、軟質塩化ビニル製のバンド78が配置
される。これらの各被溶着部材は、相互のセット位置を
保持するため、予め所要箇所を仮接着しておくことが好
ましい。次いで上部から高周波シーラーの電極82を降
下させ、積層状態の被溶着部材を基台80上面に対して
加圧した状態で停止させる。なお図示はされていない
が、基台上面には予め、例えば合成樹脂製のフィルム等
からなる絶縁体が配置される。電極82の下端部は、所
定の溶着部である周縁溶着部70及び内側溶着部72に
対応した形状を有している。電極82に高周波電圧を付
与することにより前記所定の溶着部が溶着・シールされ
る。高周波電圧の付与を遮断した後、電極82を上昇さ
せる。以上により溶着の工程が終了する。次いで、3層
目シート部材64の下面に4層目シート部材66が接着
される。すなわち所定の形状に切断された4層目シート
部材66の上面の全面に両面接着テープを貼付し、両面
接着テープの上面に3層目シート部材64の下面が重合
・押圧され、相互に接着される(図7及び図8参照)。
4層目シート部材66の下面における前記所定の箇所に
それぞれマジックテープMが貼付される。以上により接
着工程と共に製造工程が終了する。
ついて簡単に説明する。図5及び図6を参照して、所定
の形状に切断された表層シート部材60、2層目シート
部材62及び3層目シート部材64は相互に重合された
状態で、平坦な基台80上に載置される。表層シート部
材60と2層目シート部材62との間の所定の周縁部2
か所には、チューブ74及び76が配置される。チュー
ブ74及び76の、それぞれの、表層シート部材60を
介した上部には、軟質塩化ビニル製のバンド78が配置
される。これらの各被溶着部材は、相互のセット位置を
保持するため、予め所要箇所を仮接着しておくことが好
ましい。次いで上部から高周波シーラーの電極82を降
下させ、積層状態の被溶着部材を基台80上面に対して
加圧した状態で停止させる。なお図示はされていない
が、基台上面には予め、例えば合成樹脂製のフィルム等
からなる絶縁体が配置される。電極82の下端部は、所
定の溶着部である周縁溶着部70及び内側溶着部72に
対応した形状を有している。電極82に高周波電圧を付
与することにより前記所定の溶着部が溶着・シールされ
る。高周波電圧の付与を遮断した後、電極82を上昇さ
せる。以上により溶着の工程が終了する。次いで、3層
目シート部材64の下面に4層目シート部材66が接着
される。すなわち所定の形状に切断された4層目シート
部材66の上面の全面に両面接着テープを貼付し、両面
接着テープの上面に3層目シート部材64の下面が重合
・押圧され、相互に接着される(図7及び図8参照)。
4層目シート部材66の下面における前記所定の箇所に
それぞれマジックテープMが貼付される。以上により接
着工程と共に製造工程が終了する。
【0034】冷却マット26も前記した冷却マット24
と実質上同一の構成を有している。冷却マット26の4
層目シート部材66の下面における長手方向の一端部、
及び他端部寄りの位置には、それぞれマジックテープM
が貼付されている(図示せず)。冷却マット24及び2
6は図1に示す形態で、医療用冷却装置2に組み込ま
れ、一例として、図9に示す形態で好適に使用される。
図1と共に図9を参照して、番号90は医療用のベッド
を示し、このベッド90の端部付近には前記冷水機ユニ
ット4が配置されている(図示せず)。ベッド90の上
部にはドーム92が備えられている。ドーム92は人体
の首から下の部分を温めることにより患部を治療するた
めの図示しない温熱治療装置の一部であって、ベッド9
0に横たわった人の首から下の部分はドーム92によっ
て覆われる。ドーム92の内部は、例えば加熱媒体であ
る温風を吹き出させることにより所定の温度に加熱され
る。温熱治療装置により人体の血液の温度は上昇する
が、それにより頭部の血液の温度が過剰に上昇するのを
防止するため、冷却マット24が頭部、すなわち額及び
こめかみの冷却に、また冷却マット26が首まわりの冷
却に適用される。
と実質上同一の構成を有している。冷却マット26の4
層目シート部材66の下面における長手方向の一端部、
及び他端部寄りの位置には、それぞれマジックテープM
が貼付されている(図示せず)。冷却マット24及び2
6は図1に示す形態で、医療用冷却装置2に組み込ま
れ、一例として、図9に示す形態で好適に使用される。
図1と共に図9を参照して、番号90は医療用のベッド
を示し、このベッド90の端部付近には前記冷水機ユニ
ット4が配置されている(図示せず)。ベッド90の上
部にはドーム92が備えられている。ドーム92は人体
の首から下の部分を温めることにより患部を治療するた
めの図示しない温熱治療装置の一部であって、ベッド9
0に横たわった人の首から下の部分はドーム92によっ
て覆われる。ドーム92の内部は、例えば加熱媒体であ
る温風を吹き出させることにより所定の温度に加熱され
る。温熱治療装置により人体の血液の温度は上昇する
が、それにより頭部の血液の温度が過剰に上昇するのを
防止するため、冷却マット24が頭部、すなわち額及び
こめかみの冷却に、また冷却マット26が首まわりの冷
却に適用される。
【0035】冷却マット24及び26は、それぞれ、表
層シート部材60が人体側に接触するように、頭部及び
首まわりに装着される。冷却マット24は、その本体部
50が額に、また各張出部52及び54がこめかみ部に
当たるよう、頭部に巻き付けようにして装着される。冷
却マット24の4層目シート部材66は表側に露呈する
形態となり、その両端部に貼付されたマジックテープ間
が、マジックテープを両端に備えた図示しないバンドに
より離脱自在に連結される。また各張出部52及び54
に貼付されたマジックテープ間が、マジックテープを両
端に備えた図示しない他のバンドにより離脱自在に連結
される。冷却マット26は首の周囲に巻き付けようにし
て装着される。他方、冷却マット26の4層目シート部
材66は表側に露呈する形態となり、その一端部と他端
部寄り位置に貼付されたマジックテープ間が、マジック
テープを両端に備えた図示しない他のバンドにより離脱
自在に連結される。
層シート部材60が人体側に接触するように、頭部及び
首まわりに装着される。冷却マット24は、その本体部
50が額に、また各張出部52及び54がこめかみ部に
当たるよう、頭部に巻き付けようにして装着される。冷
却マット24の4層目シート部材66は表側に露呈する
形態となり、その両端部に貼付されたマジックテープ間
が、マジックテープを両端に備えた図示しないバンドに
より離脱自在に連結される。また各張出部52及び54
に貼付されたマジックテープ間が、マジックテープを両
端に備えた図示しない他のバンドにより離脱自在に連結
される。冷却マット26は首の周囲に巻き付けようにし
て装着される。他方、冷却マット26の4層目シート部
材66は表側に露呈する形態となり、その一端部と他端
部寄り位置に貼付されたマジックテープ間が、マジック
テープを両端に備えた図示しない他のバンドにより離脱
自在に連結される。
【0036】前記冷水機ユニット4に関連して設けられ
た図示しない操作スイッチをONとすることにより水ポ
ンプ14が回転駆動させられる。冷水機12によって予
め所定の温度に冷却されている水タンク10内の冷却水
は、図1に示す冷却水循環流路及び冷却水循環分岐流路
内を強制循環させられる。冷却マット24及び26内の
各冷却水流路32及び38には、冷水機12によって温
度調整された冷却水が連続して流される。冷却マット2
4及び26は体温による影響を受けることなく、略一定
の温度に保持される。冷却水は、冷却マット24及び2
6の冷却水流路32及び38内を流れる過程で、薄い表
層シート部材60を介して接触する頭部及び首まわりを
奪熱する。以上のようにして遂行される頭部及び首まわ
りの冷却を終了させるには、前記操作スイッチをOFF
とすればよい。これにより水ポンプ14の回転が停止さ
せられ、冷却水の循環が停止する。冷却マット24及び
26のバンドによる連結を解除することにより、それぞ
れを頭部及び首まわりから容易に取り外すことができ
る。冷却マット24及び26は使用前の状態で待機させ
ておけばよい。以降の使用に際しては、前記と同様の作
用を繰り返すのみであって、使用毎に冷却マット24及
び26を交換する必要は全くない。
た図示しない操作スイッチをONとすることにより水ポ
ンプ14が回転駆動させられる。冷水機12によって予
め所定の温度に冷却されている水タンク10内の冷却水
は、図1に示す冷却水循環流路及び冷却水循環分岐流路
内を強制循環させられる。冷却マット24及び26内の
各冷却水流路32及び38には、冷水機12によって温
度調整された冷却水が連続して流される。冷却マット2
4及び26は体温による影響を受けることなく、略一定
の温度に保持される。冷却水は、冷却マット24及び2
6の冷却水流路32及び38内を流れる過程で、薄い表
層シート部材60を介して接触する頭部及び首まわりを
奪熱する。以上のようにして遂行される頭部及び首まわ
りの冷却を終了させるには、前記操作スイッチをOFF
とすればよい。これにより水ポンプ14の回転が停止さ
せられ、冷却水の循環が停止する。冷却マット24及び
26のバンドによる連結を解除することにより、それぞ
れを頭部及び首まわりから容易に取り外すことができ
る。冷却マット24及び26は使用前の状態で待機させ
ておけばよい。以降の使用に際しては、前記と同様の作
用を繰り返すのみであって、使用毎に冷却マット24及
び26を交換する必要は全くない。
【0037】以上、本発明による医療用冷却装置及び該
装置に用いられる冷却マットの実施例について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正
が可能である。例えば、前記実施例において、冷却マッ
トは2個使用されているが、必要に応じ、1個でも、3
個以上でも成立する。
装置に用いられる冷却マットの実施例について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正
が可能である。例えば、前記実施例において、冷却マッ
トは2個使用されているが、必要に応じ、1個でも、3
個以上でも成立する。
【0038】
【発明の効果】本発明による医療用冷却装置によれば、
冷却マットを利用して人体における所望の被冷却部を継
続的に冷却しても、冷却マット内の冷却水が体温によっ
て上昇することが防止される。したがって継続した冷却
を自動的に安定して行なうことができる。また冷却マッ
トを従来のようにいちいち交換する必要がなくなったの
で、看護の手間が著しく省力化される。更に水ポンプを
作動するのみで冷却マットが冷却されるので、従来のよ
うな冷却用具をいちいち冷却する手間がなくなり、この
面でも省力化が達成される。また病院等においては、従
来のように多数の冷却用具を用意しておく必要もなくな
り、管理上の負担も軽減される。したがって本発明を病
院等において使用した場合には、きわめて効率的に冷却
を遂行することができ、有用である。
冷却マットを利用して人体における所望の被冷却部を継
続的に冷却しても、冷却マット内の冷却水が体温によっ
て上昇することが防止される。したがって継続した冷却
を自動的に安定して行なうことができる。また冷却マッ
トを従来のようにいちいち交換する必要がなくなったの
で、看護の手間が著しく省力化される。更に水ポンプを
作動するのみで冷却マットが冷却されるので、従来のよ
うな冷却用具をいちいち冷却する手間がなくなり、この
面でも省力化が達成される。また病院等においては、従
来のように多数の冷却用具を用意しておく必要もなくな
り、管理上の負担も軽減される。したがって本発明を病
院等において使用した場合には、きわめて効率的に冷却
を遂行することができ、有用である。
【0039】また本発明による医療用冷却装置に用いる
冷却マットよれば、全体を比較的薄く形成でき、軽量か
つ柔軟で湾曲し易く、人体の所望の冷却箇所の形状に対
する追従性に優れ、取り扱いが便利である。また溶着す
ることに起因して、成形が容易であり、水漏れに対する
シール性が高い。内側に冷却水が流れる表層シート部材
を人体の被冷却部に直接接触させる形態で使用すること
ができるので、冷却を効率的に遂行することができる。
したがって本発明冷却マットは、前記医療用冷却装置に
好適に使用することができる。
冷却マットよれば、全体を比較的薄く形成でき、軽量か
つ柔軟で湾曲し易く、人体の所望の冷却箇所の形状に対
する追従性に優れ、取り扱いが便利である。また溶着す
ることに起因して、成形が容易であり、水漏れに対する
シール性が高い。内側に冷却水が流れる表層シート部材
を人体の被冷却部に直接接触させる形態で使用すること
ができるので、冷却を効率的に遂行することができる。
したがって本発明冷却マットは、前記医療用冷却装置に
好適に使用することができる。
【図1】本発明に従って構成された医療用冷却装置を概
略的に示す図。
略的に示す図。
【図2】図1に示す医療用冷却装置に使用される冷却マ
ットの実施例を示す平面図。
ットの実施例を示す平面図。
【図3】図2のA矢視図であって一部を省略して示す側
面図。
面図。
【図4】図3のB部拡大図。
【図5】図2のC−C矢視断面図であって、4層目シー
ト部材を省略して示すと共に高周波シーラーの電極の一
部を概略的に示す図。
ト部材を省略して示すと共に高周波シーラーの電極の一
部を概略的に示す図。
【図6】図2のD−D矢視断面図であって、高周波シー
ラーの電極の一部を概略的に示す図。
ラーの電極の一部を概略的に示す図。
【図7】図2のC−C矢視断面図であって、4層目シー
ト部材を省略しない図。
ト部材を省略しない図。
【図8】図2のE−E矢視断面図。
【図9】図1に示す医療用冷却装置及びその冷却マット
の使用例を概念的に示す斜視概略図。
の使用例を概念的に示す斜視概略図。
2 医療用冷却装置 4 冷水機ユニット 10 水タンク 12 冷水機 14 水ポンプ 18、40及び42 冷却水供給チューブ 20 マニホールド 24 第1の冷却マット 26 第2の冷却マット 28及び34 冷却水入口 30及び36 冷却水出口 32及び38 冷却水流路 33及び39 隔壁 46、47及び48 冷却水排出チューブ 50 本体部 52及び54 張出部 60 表層シート部材 62 2層目シート部材 64 3層目シート部材 66 4層目シート部材 68 接着部 70 周縁溶着部 72 内側溶着部 74及び76 チューブ 80 基台 82 電極 90 ベッド 92 ドーム
Claims (11)
- 【請求項1】 冷却水が収容された水タンクと、冷却水
入口及び冷却水出口を有する冷却水流路が内部に形成さ
れて人体の被冷却部を冷却するための冷却マットとを備
え、該冷却マットの該冷却水入口と該水タンクとを冷却
水供給流路により接続しかつ該冷却マットの該冷却水出
口と該水タンクとを冷却水排出流路により接続して冷却
水循環流路を形成し、該冷却水循環流路に設けられた水
ポンプにより冷却水を強制循環させる、ことを特徴とす
る医療用冷却装置。 - 【請求項2】 冷却水入口及び冷却水出口を有する冷却
水流路が内部に形成された第2の冷却マットが備えら
れ、該第2の冷却マットの該冷却水入口を該冷却水供給
流路から分岐した冷却水供給分岐流路に接続しかつ該第
2の冷却マットの該冷却水出口を該冷却水排出流路に合
流する冷却水排出分岐流路に接続して冷却水循環分岐流
路を、該冷却水循環流路に並列して形成する、請求項1
記載の医療用冷却装置。 - 【請求項3】 該冷却水は、水冷機によって所定の温度
に調整される、請求項1又は請求項2記載の医療用冷却
装置。 - 【請求項4】 該冷却マットの該冷却水流路には複数の
隔壁が相互に間隔を置いて形成されている、請求項1又
は請求項2記載の医療用冷却装置。 - 【請求項5】 相互に重ね合わせて所定の溶着部を溶着
することにより一体に形成された複数の合成樹脂製シー
ト部材を含む、人体の被冷却部を冷却するための冷却マ
ットにして、該所定の溶着部は該冷却マットの周縁部を
規定する周縁溶着部を含み、該シート部材のうちの外部
に露呈する表層シート部材と、該表層シート部材に重合
された2層目シート部材との間の、該周縁溶着部に実質
上囲まれた空間により冷却水流路が規定され、該冷却水
流路は該周縁溶着部を貫通して形成された冷却水入口及
び冷却水出口を有する、ことを特徴とする、医療用冷却
装置に用いる冷却マット。 - 【請求項6】 該所定の溶着部は、該周縁溶着部に囲ま
れかつ相互に間隔を置いた複数の内側溶着部を含み、該
冷却水流路には複数個の隔壁が形成され、該隔壁の各々
は該内側溶着部の各々により規定される、請求項5記載
の医療用冷却装置に用いる冷却マット。 - 【請求項7】 該隔壁の各々は、該冷却マットを平面か
ら見て、該冷却マットを横切る一つの仮想直線に対し実
質上平行に延在し、該冷却水入口及び該冷却水出口は該
仮想直線に対し実質上平行に延在する、請求項6記載の
医療用冷却装置に用いる冷却マット。 - 【請求項8】 実質上矩形の本体部と、該本体部の幅方
向の一側部から相互に間隔を置いて側外方に延びる一対
の張出部とを含む、請求項5記載の医療用冷却装置に用
いる冷却マット。 - 【請求項9】 相互に溶着された該シート部材は該2層
目シート部材に重合された3層目シート部材を含み、該
表層シート部材及び該2層目シート部材はそれぞれ軟質
塩化ビニルフィルムから形成され、該3層目シート部材
は発泡塩化ビニルフィルムから形成され、該3層目シー
ト部材には4層目シート部材が重合・接着され、該4層
目シート部材は発泡ポリエチレンシートから形成されて
いる、請求項5記載の医療用冷却装置に用いる冷却マッ
ト。 - 【請求項10】 該表層シート部材及び該2層目シート
部材の厚さはそれぞれ0.2mmであり、該3層目シー
ト部材の厚さは0.4mmであり、該4層目シート部材
の厚さは2.0mm〜3.0mmである、請求項9記載
の医療用冷却装置に用いる冷却マット。 - 【請求項11】 該冷却水入口及び該冷却水出口は、そ
れぞれ該表層シート部材及び該2層目シート部材間を貫
通しかつそれらと溶着されたチューブにより規定され、
該チューブは軟質塩化ビニルから形成されている、請求
項9記載の医療用冷却装置に用いる冷却マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14520295A JPH08308870A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14520295A JPH08308870A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308870A true JPH08308870A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15379776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14520295A Pending JPH08308870A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 医療用冷却装置及び該装置に用いる冷却マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308870A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6023023B2 (ja) * | 1978-06-02 | 1985-06-05 | 松下電器産業株式会社 | 水槽付き天板の成型装置 |
| JPS60502042A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-11-28 | ベイリ−,デ−ビッド・フランクリン | 多層廃棄式医用温度ブランケツト |
| JPS61100243A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | 工業技術院長 | 体温自動調節装置 |
| JPS62227353A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | 工業技術院長 | 体温調節装置 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP14520295A patent/JPH08308870A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6023023B2 (ja) * | 1978-06-02 | 1985-06-05 | 松下電器産業株式会社 | 水槽付き天板の成型装置 |
| JPS60502042A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-11-28 | ベイリ−,デ−ビッド・フランクリン | 多層廃棄式医用温度ブランケツト |
| JPS61100243A (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | 工業技術院長 | 体温自動調節装置 |
| JPS62227353A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | 工業技術院長 | 体温調節装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980630 |