JPH08308930A - 放射性医薬品用注射器の遮蔽器具 - Google Patents
放射性医薬品用注射器の遮蔽器具Info
- Publication number
- JPH08308930A JPH08308930A JP7122884A JP12288495A JPH08308930A JP H08308930 A JPH08308930 A JP H08308930A JP 7122884 A JP7122884 A JP 7122884A JP 12288495 A JP12288495 A JP 12288495A JP H08308930 A JPH08308930 A JP H08308930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation
- plunger
- piston
- syringe
- shielding material
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- Withdrawn
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
- A61M5/31513—Piston constructions to improve sealing or sliding
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プランジャーあるいはピストンと保護筒との
開放部分から漏洩する放射線を防ぐこと。 【構成】 外周部に放射線遮蔽用保護筒を有する放射性
医薬品用注射器において、先端部に放射線遮蔽材を複合
成形したプランジャーあるいは、医薬品と接する面の反
対側に放射線遮蔽材を複合成形したピストンを有する放
射性医薬品用注射器の遮蔽器具。
開放部分から漏洩する放射線を防ぐこと。 【構成】 外周部に放射線遮蔽用保護筒を有する放射性
医薬品用注射器において、先端部に放射線遮蔽材を複合
成形したプランジャーあるいは、医薬品と接する面の反
対側に放射線遮蔽材を複合成形したピストンを有する放
射性医薬品用注射器の遮蔽器具。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオアイソトープ等
の放射性医薬品用注射器の放射線遮蔽器具に関するもの
である。
の放射性医薬品用注射器の放射線遮蔽器具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ガリュウムやタリュウム等の放射性同位
元素を含む放射性医薬品は、今日医療現場において各種
の診断及び治療過程に使用されている。この放射性医薬
品は放射線の被爆を防ぐために鉛やタングステン合金等
の放射線遮蔽材より成る保護筒に収められた注射器を用
いて患者に投与されている。この保護筒を主体とした放
射性医薬品用注射器の放射線遮蔽装置は各種の方法が採
用されているが、代表的なものは図5に示すように、注
射器本体を放射線遮蔽保護筒3、鉛ガラス4、注射器固
定フランジ5より成る放射線遮蔽装置に挿入されてい
る。また、プランジャー1及びピストン2は図6に示す
ように、プランジャー側のオネジlaとピストン側のメ
ネジ2aをネジ止めすることにより注射器の押し棒の役
割をしている。なお、図1中6はシリンジ、7は注射針
取付口を示す。
元素を含む放射性医薬品は、今日医療現場において各種
の診断及び治療過程に使用されている。この放射性医薬
品は放射線の被爆を防ぐために鉛やタングステン合金等
の放射線遮蔽材より成る保護筒に収められた注射器を用
いて患者に投与されている。この保護筒を主体とした放
射性医薬品用注射器の放射線遮蔽装置は各種の方法が採
用されているが、代表的なものは図5に示すように、注
射器本体を放射線遮蔽保護筒3、鉛ガラス4、注射器固
定フランジ5より成る放射線遮蔽装置に挿入されてい
る。また、プランジャー1及びピストン2は図6に示す
ように、プランジャー側のオネジlaとピストン側のメ
ネジ2aをネジ止めすることにより注射器の押し棒の役
割をしている。なお、図1中6はシリンジ、7は注射針
取付口を示す。
【0003】上記した従来の放射線遮蔽装置は、保護筒
3部分については遮蔽は十分であるが、放射性医薬品を
押出すためのピストン及びプランジャーの方向より漏れ
た放射線は、直接注射器操作者の指及び手を被爆するこ
とになる。この対策としてプランジャーの指を当てる部
分のみを放射線遮蔽材で覆った工夫もみられるが、保護
筒との開放部分より漏洩する放射線は防げない。
3部分については遮蔽は十分であるが、放射性医薬品を
押出すためのピストン及びプランジャーの方向より漏れ
た放射線は、直接注射器操作者の指及び手を被爆するこ
とになる。この対策としてプランジャーの指を当てる部
分のみを放射線遮蔽材で覆った工夫もみられるが、保護
筒との開放部分より漏洩する放射線は防げない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、プランジャーあるいはピストンと保護筒
との開放部分より漏洩する放射線を防げないという点で
ある。
する問題点は、プランジャーあるいはピストンと保護筒
との開放部分より漏洩する放射線を防げないという点で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外周部に放射
線保護筒を有する放射性医薬品用注射器において、先端
部に放射性遮蔽材を複合成形したプランジャーあるい
は、医薬品と接する面の反対側に放射性遮蔽材を複合成
形したピストンを有することを特徴とする放射性医薬品
用注射器の遮蔽器具に係るものである。ここで放射性遮
蔽材に使用する材質は従来の鉛より放射線遮蔽効果が大
きく、しかも人体にとってより安全であるタングステン
又は、タングステンを含む合金あるいは複合材料から成
るものとする。
線保護筒を有する放射性医薬品用注射器において、先端
部に放射性遮蔽材を複合成形したプランジャーあるい
は、医薬品と接する面の反対側に放射性遮蔽材を複合成
形したピストンを有することを特徴とする放射性医薬品
用注射器の遮蔽器具に係るものである。ここで放射性遮
蔽材に使用する材質は従来の鉛より放射線遮蔽効果が大
きく、しかも人体にとってより安全であるタングステン
又は、タングステンを含む合金あるいは複合材料から成
るものとする。
【0006】上記図5及び図6にて示した注射器にあっ
ては、押し棒より注射器操作者の指及び手に被爆する放
射線を防護するためにはプランジャー又はピストン側に
放射線遮蔽材を取付ければ良いことになる。単純には適
当に整形加工した放射線遮蔽材をプランジャー又はピス
トン接着する方法があるが、患者に医薬品を投与する注
射器に使用するものであることを考えると、この接着剤
による医薬品の汚染及び接着強度不足による剥離の危険
性は除去しておく必要がある。ところで、合成樹脂製の
プランジャー及びゴム又は合成樹脂等の弾性材料より成
るピストンは共に射出成形によって製作されており、こ
の成形過程で適当に整形加工した放射線遮蔽材を予めセ
ットしておき、複合成形すれば接着剤等を使用せず強固
な複合成形体を得ることができる。
ては、押し棒より注射器操作者の指及び手に被爆する放
射線を防護するためにはプランジャー又はピストン側に
放射線遮蔽材を取付ければ良いことになる。単純には適
当に整形加工した放射線遮蔽材をプランジャー又はピス
トン接着する方法があるが、患者に医薬品を投与する注
射器に使用するものであることを考えると、この接着剤
による医薬品の汚染及び接着強度不足による剥離の危険
性は除去しておく必要がある。ところで、合成樹脂製の
プランジャー及びゴム又は合成樹脂等の弾性材料より成
るピストンは共に射出成形によって製作されており、こ
の成形過程で適当に整形加工した放射線遮蔽材を予めセ
ットしておき、複合成形すれば接着剤等を使用せず強固
な複合成形体を得ることができる。
【0007】他方、医療現場においては、放射性医薬品
は従来のゴム等でシールされた多容量瓶により供給さ
れ、前記の放射線遮蔽装置により保護した注射器により
必要量を抜取り、患者に投与する方法と、最近の放射線
遮蔽装置を有するディスポーザブル注射器に必要量の放
射性医薬品を充填した形で供給され、注射針とプランジ
ャーをセットするだけで患者に投与できるものがある。
前者は注射器押し棒の放射線遮蔽に関して、放射線遮蔽
材をプランジャー側、ピストン側に拘らず、取付けるこ
とができるが、後者は放射性医薬品の供給時点で既にピ
ストンのみを挿入し、薬液の漏洩を防ぐ栓の替わりとな
っているので、このピストンに放射線遮蔽材が取付けて
あれば、放射線遮蔽装置としてはほぼ完璧で放射性医薬
品の取扱い上、非常に安全となる。また、コスト面でプ
ランジャーの繰返し使用を望む場合は、プランジャー側
に放射線遮蔽材を取付けた方が薬液による汚染が少なく
て良い。
は従来のゴム等でシールされた多容量瓶により供給さ
れ、前記の放射線遮蔽装置により保護した注射器により
必要量を抜取り、患者に投与する方法と、最近の放射線
遮蔽装置を有するディスポーザブル注射器に必要量の放
射性医薬品を充填した形で供給され、注射針とプランジ
ャーをセットするだけで患者に投与できるものがある。
前者は注射器押し棒の放射線遮蔽に関して、放射線遮蔽
材をプランジャー側、ピストン側に拘らず、取付けるこ
とができるが、後者は放射性医薬品の供給時点で既にピ
ストンのみを挿入し、薬液の漏洩を防ぐ栓の替わりとな
っているので、このピストンに放射線遮蔽材が取付けて
あれば、放射線遮蔽装置としてはほぼ完璧で放射性医薬
品の取扱い上、非常に安全となる。また、コスト面でプ
ランジャーの繰返し使用を望む場合は、プランジャー側
に放射線遮蔽材を取付けた方が薬液による汚染が少なく
て良い。
【0008】本発明の放射性医薬品用注射器の遮蔽器具
について、以下にピストン側、プランジャー側に放射線
遮蔽材を各々取付けた場合について更に詳しく説明す
る。まず、プランジャー側に放射線遮蔽材を取付けた場
合においては、その遮蔽材の一方の先端がゴム又は合成
樹脂製の弾性材料より成るピストンと繋合するようにオ
ネジ加工した凸部を構成すると共に、その反対側円周上
に合成樹脂製プランジャーと複合成形接合する端部より
軸に平行な所要形状、所要本数のスリットを構成し、該
スリットがプランジャー部分の合成樹脂により満たされ
て強固に機械的接合した複合成形をしており、しかも該
遮蔽材のシリンジと接する表面部分を合成樹脂で薄く覆
うように、該遮蔽材の円柱の最大径がシリンジ内径及び
プランジャー外径より僅かに小さくなるように選定した
段付円柱形状とする。ここで放射線遮蔽材の円周上でプ
ランジャーと接合部分にスリットを設けたのは射出成形
時に合成樹脂材の流れを良くすると共に機械的に噛み合
った強固な接合を図ろうとするものであって、この目的
を達成するものであればどんな形状でも良い。また、遮
蔽材の注射器本体と対面する円周上に薄い合成樹脂被膜
を作るのは、万一該遮蔽材がシリンジ内側のガラス又は
合成樹脂と接触して発生する磨耗粉等による薬液汚染の
可能性を排除するものであるが、プランジャーはピスト
ンより薬液に対して外側にあり、よってこの被膜は無く
ても構わない。
について、以下にピストン側、プランジャー側に放射線
遮蔽材を各々取付けた場合について更に詳しく説明す
る。まず、プランジャー側に放射線遮蔽材を取付けた場
合においては、その遮蔽材の一方の先端がゴム又は合成
樹脂製の弾性材料より成るピストンと繋合するようにオ
ネジ加工した凸部を構成すると共に、その反対側円周上
に合成樹脂製プランジャーと複合成形接合する端部より
軸に平行な所要形状、所要本数のスリットを構成し、該
スリットがプランジャー部分の合成樹脂により満たされ
て強固に機械的接合した複合成形をしており、しかも該
遮蔽材のシリンジと接する表面部分を合成樹脂で薄く覆
うように、該遮蔽材の円柱の最大径がシリンジ内径及び
プランジャー外径より僅かに小さくなるように選定した
段付円柱形状とする。ここで放射線遮蔽材の円周上でプ
ランジャーと接合部分にスリットを設けたのは射出成形
時に合成樹脂材の流れを良くすると共に機械的に噛み合
った強固な接合を図ろうとするものであって、この目的
を達成するものであればどんな形状でも良い。また、遮
蔽材の注射器本体と対面する円周上に薄い合成樹脂被膜
を作るのは、万一該遮蔽材がシリンジ内側のガラス又は
合成樹脂と接触して発生する磨耗粉等による薬液汚染の
可能性を排除するものであるが、プランジャーはピスト
ンより薬液に対して外側にあり、よってこの被膜は無く
ても構わない。
【0009】次に、ピストン側に放射線遮蔽材を取付け
た場合においては、その遮蔽材の一方がプランジャーの
オネジ部分と繋合するメネジを中心軸に有する同心円形
状の段付円柱形状であって、その円柱の最大径がシリン
ジ内径及びピストン外径より僅かに小さく、他端の円柱
表面に所要形状、所要本数のスリットを有し、このスリ
ット部分がピストンを構成するゴム又は合成樹脂製の弾
性材料で満たされて強固に機械的接合すると共にシリン
ジ内径と接する部分をこの弾性材料で薄く覆うように複
合成形している。ここで遮蔽材表面にスリットを設ける
のは上記した如く、ピストンを構成するゴム又は合成樹
脂を射出成形する場合に流れを良くし、しかも強固な接
合を得るためのものであり、この目的を達成すれば、他
の形状でも良い。また、注射器本体の内径と接する可能
性のある遮蔽材の円柱表面上をピストンを構成するゴム
又は合成樹脂で薄く覆うのはできるだけ放射線の遮蔽面
積を大きくすると共に注射器のガラス又は合成樹脂との
接触磨耗による薬液汚染の可能性を防止するものであ
り、医薬品の安全性が更に向上するものである。
た場合においては、その遮蔽材の一方がプランジャーの
オネジ部分と繋合するメネジを中心軸に有する同心円形
状の段付円柱形状であって、その円柱の最大径がシリン
ジ内径及びピストン外径より僅かに小さく、他端の円柱
表面に所要形状、所要本数のスリットを有し、このスリ
ット部分がピストンを構成するゴム又は合成樹脂製の弾
性材料で満たされて強固に機械的接合すると共にシリン
ジ内径と接する部分をこの弾性材料で薄く覆うように複
合成形している。ここで遮蔽材表面にスリットを設ける
のは上記した如く、ピストンを構成するゴム又は合成樹
脂を射出成形する場合に流れを良くし、しかも強固な接
合を得るためのものであり、この目的を達成すれば、他
の形状でも良い。また、注射器本体の内径と接する可能
性のある遮蔽材の円柱表面上をピストンを構成するゴム
又は合成樹脂で薄く覆うのはできるだけ放射線の遮蔽面
積を大きくすると共に注射器のガラス又は合成樹脂との
接触磨耗による薬液汚染の可能性を防止するものであ
り、医薬品の安全性が更に向上するものである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明注射器遮蔽装置の遮蔽器具で
あるプランジャーを示す。粉末冶金法を用いて製作した
タングステン合金(通常ヘビーアロイと呼ばれる)に加
工を加え、図2の形状とする。ここに、オネジlaは市
販品のゴムピストンに適合するように選定し、横方向の
スリットlc及び円周方向のスリットlc’は幅2m
m、深さ2mmとする。外径は3cc用注射器に入るよ
うにφ7.8mmとした全長15mmの遮蔽材である。
これを射出成形機の金型に遮蔽部lbのオネジ部端面で
押付けるようにセットし、ポリプロピレンを他端より注
入して成形した。注入したポリプロピレンは遮蔽材を押
付け、軸方向のスリットlcより流れて円周方向のスリ
ットlc’を埋め、金型と遮蔽材のギャップ0.2mm
をも埋めて図1に示す製品が得られた。
あるプランジャーを示す。粉末冶金法を用いて製作した
タングステン合金(通常ヘビーアロイと呼ばれる)に加
工を加え、図2の形状とする。ここに、オネジlaは市
販品のゴムピストンに適合するように選定し、横方向の
スリットlc及び円周方向のスリットlc’は幅2m
m、深さ2mmとする。外径は3cc用注射器に入るよ
うにφ7.8mmとした全長15mmの遮蔽材である。
これを射出成形機の金型に遮蔽部lbのオネジ部端面で
押付けるようにセットし、ポリプロピレンを他端より注
入して成形した。注入したポリプロピレンは遮蔽材を押
付け、軸方向のスリットlcより流れて円周方向のスリ
ットlc’を埋め、金型と遮蔽材のギャップ0.2mm
をも埋めて図1に示す製品が得られた。
【0011】図3は、本発明による遮蔽器具であるピス
トンを示す。上記実施例と同様に、タングステン合金を
図4の形状に加工した。遮蔽部の外径は同じくφ7.8
mmであり全長10mmの遮蔽材となった。今度はメネ
ジ部分を金型に設けた突起部にセットし、反対側より合
成ゴムを注入し、図3の形状に成形した。この時ピスト
ンの最大径はφ9.lmm(シリンジ内径φ8.7m
m)となっており、従来品と変わらない弾性を有し、シ
ール効果は十分であった。
トンを示す。上記実施例と同様に、タングステン合金を
図4の形状に加工した。遮蔽部の外径は同じくφ7.8
mmであり全長10mmの遮蔽材となった。今度はメネ
ジ部分を金型に設けた突起部にセットし、反対側より合
成ゴムを注入し、図3の形状に成形した。この時ピスト
ンの最大径はφ9.lmm(シリンジ内径φ8.7m
m)となっており、従来品と変わらない弾性を有し、シ
ール効果は十分であった。
【0012】このようにして得られた遮蔽材付き部品を
従来部品と組合わせて(図1のプランジャーと従来のピ
ストン、図3のピストンと従来のプランジャー)実用テ
ストを実施し、プランジャーの指当て部分で放射線の漏
洩測定をしたところ、共にシリンジ内径と押し棒遮蔽材
のギャップに相当するリング状部分に多少の漏洩は認め
られるものの実用的には問題無く、従来品よりはるかに
放射線が遮蔽されており、本発明遮蔽器具の効果のある
ことが確認された。この実施例では遮蔽材のスリット形
状については、その一例を示しているが、これは螺旋状
になっていても良く、射出材としての合成樹脂又は合成
ゴムが気泡を抱えることも無くてスムーズに注入し、し
かも機械的に噛み合って強固な接合を形成するものであ
れば良い。
従来部品と組合わせて(図1のプランジャーと従来のピ
ストン、図3のピストンと従来のプランジャー)実用テ
ストを実施し、プランジャーの指当て部分で放射線の漏
洩測定をしたところ、共にシリンジ内径と押し棒遮蔽材
のギャップに相当するリング状部分に多少の漏洩は認め
られるものの実用的には問題無く、従来品よりはるかに
放射線が遮蔽されており、本発明遮蔽器具の効果のある
ことが確認された。この実施例では遮蔽材のスリット形
状については、その一例を示しているが、これは螺旋状
になっていても良く、射出材としての合成樹脂又は合成
ゴムが気泡を抱えることも無くてスムーズに注入し、し
かも機械的に噛み合って強固な接合を形成するものであ
れば良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遮蔽器具
は、プランジャーあるいはピストンと保護筒との開放部
分より漏洩する放射線を遮蔽するので、従来品より更に
放射線保護が良好になり、医薬品及び医療業界の労働安
全衛生に大きく寄与するものである。
は、プランジャーあるいはピストンと保護筒との開放部
分より漏洩する放射線を遮蔽するので、従来品より更に
放射線保護が良好になり、医薬品及び医療業界の労働安
全衛生に大きく寄与するものである。
【図1】本発明の一実施例のプランジャーを示した説明
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例のプランジャーの要部拡大図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施例のピストンを示した説明図
である。
である。
【図4】本発明の他の実施例のピストンの要部拡大図で
ある。
ある。
【図5】従来の放射線遮蔽装置付き注射器の断面構成図
である。
である。
【図6】従来の放射線遮蔽装置付き注射器の押し棒構成
部品を示す説明図である。
部品を示す説明図である。
1 プランジャー la オネジ lb 遮蔽部 2 ピストン 2a メネジ
Claims (4)
- 【請求項1】 外周部に放射線遮蔽用保護筒を有する放
射性医薬品用注射器において、先端部に放射線遮蔽材を
複合成形したプランジャーあるいは、医薬品と接する面
の反対側に放射線遮蔽材を複合成形したピストンを有す
ることを特徴とする放射性医薬品用注射器の遮蔽器具。 - 【請求項2】 前記放射線遮蔽材が、タングステン又
は、タングステンを含む合金あるいは複合材料から成る
ことを特徴とする請求項1に記載の放射性医薬品用注射
器の遮蔽器具。 - 【請求項3】 前記放射線遮蔽材において、その一方の
先端部がゴム又は合成樹脂製の弾性材料より成るピスト
ンと繋合するようにオネジ加工した凸部を構成すると共
に、その反対側軸方向の円周上に合成樹脂製プランジャ
ーと複合成形接合する端部に開放した所要形状、所要本
数のスリットを構成し、該スリットがプランジャー部分
の合成樹脂により満たされて強固に機械的接合した複合
成形をした同心円状の段付円柱状とすることを特徴とす
る請求項1に記載の放射性医薬品用注射器の遮蔽器具。 - 【請求項4】 前記放射性遮蔽材において、その一方が
プランジャーのオネジ部分と繋合するメネジを中心軸上
に有する同心円状の段付円柱状であって、その円柱の最
大径がシリンジ内径及びピストン外径より僅かに小さ
く、他端の円柱表面に端部に開放した所要形状、所要本
数のスリットを有し、このスリット部分がピストンを構
成するゴム又は合成樹脂製の弾性材料で満たされて強固
に機械的接合すると共にシリンジ内径と接する部分をこ
の弾性材料で薄く覆うように複合成形していることを特
徴とする請求項1に記載の放射性医薬品用注射器の遮蔽
器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122884A JPH08308930A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 放射性医薬品用注射器の遮蔽器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122884A JPH08308930A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 放射性医薬品用注射器の遮蔽器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308930A true JPH08308930A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14847028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7122884A Withdrawn JPH08308930A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 放射性医薬品用注射器の遮蔽器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308930A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073539A (ja) * | 2007-10-22 | 2008-04-03 | Nihon Medi Physics Co Ltd | 放射線遮蔽材を有するプランジャー |
| CN104001236A (zh) * | 2013-02-27 | 2014-08-27 | 重庆市北碚区精神卫生中心 | 一种胰岛素给药装置 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP7122884A patent/JPH08308930A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073539A (ja) * | 2007-10-22 | 2008-04-03 | Nihon Medi Physics Co Ltd | 放射線遮蔽材を有するプランジャー |
| CN104001236A (zh) * | 2013-02-27 | 2014-08-27 | 重庆市北碚区精神卫生中心 | 一种胰岛素给药装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |