JPH08309714A - 畳縁地の捺染方法及び機械 - Google Patents

畳縁地の捺染方法及び機械

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JPH08309714A
JPH08309714A JP15826695A JP15826695A JPH08309714A JP H08309714 A JPH08309714 A JP H08309714A JP 15826695 A JP15826695 A JP 15826695A JP 15826695 A JP15826695 A JP 15826695A JP H08309714 A JPH08309714 A JP H08309714A
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JP
Japan
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fabric
printing
pattern
tatami
woven fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP15826695A
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English (en)
Inventor
Kiichi Naito
喜一 内藤
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NAITO ORIMONO KK
Original Assignee
NAITO ORIMONO KK
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Publication date
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 細幅織物等の幅の狭い布地から、畳縁として
優れた性能を有する、捺染された布を製造する 【構成】 毛羽除去ロール、毛焼き等により、表面毛羽
を減らした後、柄を刻んだロール等により染料もしくは
顔料を印刷し、染料もしくは顔料を布に固定する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畳縁用の織物に捺染によ
り模様付けを行う方法及び機械に関する。捺染による模
様は畳縁の場合、従来の製品にない自由度を有してお
り、低コストでありながら消費者に高級感を与える利点
を有する。
【0002】本発明の方法により製造される畳縁は、具
象的図形を表現できるため、動植物絵柄やアニメーショ
ンのキャラクター、商標、文字等を印刷することにより
子供部屋専用の畳や特定商品のファン専用の畳に用いる
ことができ、高い付加価値を与えることができる。
【0003】本発明の方法により製造される畳縁は、ジ
ャカード織りでは表現できない巨大な絵柄や微細な絵柄
を印刷することができ、花ござの縁や藺草座布団の縁に
用いて、織り柄にマッチした模様を組み合わせることに
より、高い付加価値を与えることができる。
【0004】
【従来の技術】従来から畳縁は細幅の先染め織物から作
られている。この中で無地ものと呼ばれる一種類の色糸
で織られたものは、主に平織組織で製織されている。こ
のタイプの畳縁は畳に地味なイメージを与えるので、畳
への縫着性は優れているものの、高級感を与えることが
難しい問題がある。また製造が容易であるため、低賃金
の国での生産が極めて有利であり、国内のメーカーの利
益率が次第に低下している問題がある。
【0005】従来の畳縁の主要な商品は、細幅の先染め
ジャカード織物から作られている。ジャカード織物の特
徴として、多種類の柄が容易に製織される利点がある
が、柄を作るための浮き糸や沈み糸が重なって布を厚く
するため、畳に縫着する際に縫着機等に引っ掛かり易
く、針の通りが概して悪い傾向があり、また曲げ硬さが
局部的に激しく変動するため、畳の縁の稜線に沿い難
く、高度の技術を要する問題がある。このような欠点は
手縫いによる縫着の場合にはそれほど顕著に現れない
が、縫着機を使用する際には顕著になる。近年、コスト
の高い手縫いによる畳表の縫着は嫌われる傾向があり、
縫着機を使用し難いことは畳縁の重大な欠陥と認識され
るようになっている。
【0006】先染めジャカード織物による畳縁の縫着特
性は、織り糸に細い糸を使用すれば解消するが、糸を細
くすれば耐摩耗性が大幅に低下する問題があること、お
よび畳縁が元来麻織物であつたことにより、消費者が硬
いものが良いとの先入観をもっていて、このような嗜好
から薄地の織物を感覚的に嫌う傾向があるため、細い糸
を使用する織物を作っても売れないという問題がある。
【0007】細幅織物に捺染を行うことは従来からあま
り行われていないが、普通の織物と比べて技術としては
特別に変わっていると言うことはできない。しかし実際
に細幅織物に捺染を行って畳縁として実用試験を行う
と、畳縁は埃を吸着する能力が高いため非常に汚れ易い
ことがわかった。しかも、この織物に防汚加工や制電加
工を行った場合でも顕著な改善が認められない問題があ
ることがわかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の平織組
織を持つ畳縁の、付加価値が低く国際競争力を持たない
問題、従来の細幅ジャカード織物の畳縁の、機械縫着性
の劣る問題を解決することを目的とする。本発明はま
た、従来の捺染を行った織物が、畳縁として評価すると
極めて汚染を生じ易い問題を解決することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は細幅織物もしく
は普通の織物を畳縁の幅にスリットしたものから、表面
に有する毛羽を除去した後、糊等を含む染料もしくは顔
料により柄模様を印刷し、固着することを特徴とする、
畳縁地の捺染方法である。普通の織物、とくに後染め織
物を畳縁として使用すると、室内に存在する綿埃などを
吸着して、短時間で汚れた外観を呈する。汚れの程度は
濃色に染めたものほど激しく見える。埃の吸着による汚
染は従来から静電気によるものと考えられていたが、実
際には制電加工を施しても、種々の防汚加工を施しても
全く効果が見られず、商品化は困難と判断されていた。
【0010】種々の検討の結果、汚染の原因は織物表面
に存在する毛羽に、埃が絡み付いて汚染が進行すること
が判明し、本発明に到達したものである。本発明におい
て織物が表面に有する毛羽を除去する方法は、サンドペ
ーパーやブラシにより表面をこすって毛羽をはぎ取る方
法、もしくはこすりながら糊剤を塗布する方法、毛羽先
を炎や化学薬品で焼き取る方法などが用いられる。毛羽
を除去する工程は織物の製織後であることがコスト面か
ら好ましいが、製織前の糸の段階で行うことも可能であ
り、品質的には優れている。
【0011】紡績糸織物の毛羽を実質的にすべてをなく
することは不可能である。しかし綿埃に絡み付くような
毛羽はかなり長いものばかりであり、とくに織物の表面
に飛び出しているものが問題となる。畳縁は揉まれるよ
うな摩擦を受けることがないため、毛織物で頻発する織
り糸の移動による表裏の柄模様の反転現象は発生しな
い。従って毛羽の除去は表側のみで良い。
【0012】本発明の方法を実施する際に好ましい装置
としては、図1に示すように、筒状に巻いた幅の狭いテ
ープ状の未加工布ボビン1を有する、生地の巻き出し装
置の後に、該生地の有する毛羽を除去するローラ2等の
毛羽除去装置を設け、更に模様を彫刻した捺染用彫刻ロ
ール3を用いる印刷装置を設けて、糊等を含む染料もし
くは顔料を印刷し、熱風乾燥機6のような装置により加
熱して固着するようにしたものが上げられる。この装置
を用いて畳縁用生地を効率良く連続捺染することができ
る。
【0013】本発明の方法を実施する際に更に好ましい
装置としては、巻き出し装置がテープ状生地の中心線と
ロール上に彫刻した模様の中心線が一致するように、位
置制御を行うことができるものである。ここで模様の中
心線とは、模様の対称の中心ではなく、畳に縫着した時
に畳縁上の模様が最も好ましい位置に来るように定めた
線である。この線は従来のジャカード織りの畳縁では縁
用の細幅織物に方向性が生じないように、模様の中心線
を選ぶことが常であったが、縫着した畳縁の中心線は織
物の中心線と異なっているのが通例であり、印刷によっ
て柄出しを行う場合、このような慣例に従う必要はな
い。畳に縫着する位置に合わせて柄を形成すれば、不要
な部分に模様を付けるコストが削減でき、縫着時の柄合
わせのミスも減少すると思われる。
【0014】
【作用】本発明の方法は、織物を畳縁として使用する際
に欠点となる、機械縫着性が劣る問題および綿埃を多量
に吸着する問題を、柄出しを平織組織への印刷を行うこ
とにより、布の平滑性を高め、折り曲げ硬さの均一性を
高めて縫着性を改善するとともに、印刷以前の工程にお
いて毛羽の除去を行うことにより、毛羽に綿埃が絡み付
くことを防止することにより、解決するものである。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例により、詳細かつ具体的
に説明する。
【0016】実施例 1 経糸として16番手の綿糸を246本用い、緯糸として
16番手の綿糸を25mm当たり75本の密度で打ち込
んだ、織物幅約7.5cmの細幅織物を材料として柄の
印刷を行った。該細幅織物を速度5m/分で連続的に巻
き出して、織物の片面にポリビニルアルコール水溶液
(クラレ製PVA124を濃度12%に溶解)を塗布し
た後、シュロ製の回転ブラシを用いて表面速度200m
/分で擦過して、毛羽伏せを行った。擦過した後、直ち
に熱風乾燥機により120℃7分間の乾燥を行い、連続
してグラビア印刷機により模様を印捺し、加熱して固着
させた。印刷インクとして顔料をポリウレタン樹脂に分
散させたものを使用した。
【0017】この細幅織物を畳縁として実用評価を行っ
た。印捺した柄の耐光堅牢度を通常の染色物に準じて行
ったところ、6級以上と判定された。また平面摩耗も極
めて良好であった。畳への縫着試験では、従来のジャカ
ード織物よりもはるかに縫着性が良好であった。実用試
験の結果、綿埃の吸着は従来の木綿の先染織物より若干
良好で、木綿の後染織物よりもはるかに良好であった。
【0018】実施例 2 実施例1の細幅織物の代わりに、毛焼き加工した綿の3
0番双糸を経緯糸とした細幅織物を用い、織物での毛羽
伏せ加工を行わずに、実施例1と同様の印刷加工を行っ
た。印捺した柄の堅牢度および畳縁としての防汚性は、
実施例1と同様に良好であった。
【0019】実施例 3 実施例1の細幅織物の代わりに、糸段階て毛羽伏せ加工
を行った綿の16番手の糸を経緯糸として細幅織物を製
織し、織物での毛羽伏せ加工を行わずに、実施例1と同
様の印刷加工を行ったところ、実施例1と同様に優れた
畳縁が得られた。
【0020】比較例 1 実施例1において、毛羽伏せ加工を省略して印刷加工を
行った。得られた細幅織物を畳縁として評価したとこ
ろ、柄の色の均一性と堅牢度では極めて良好であった
が、畳縁としての防汚性は従来の先染織物よりも劣って
いた。
【0021】
【発明の効果】本発明は畳縁用の織物に捺染により模様
付けを行う方法及び機械に関する。捺染による模様は畳
縁の場合、従来の製品にない自由度を有しており、低コ
ストでありながら消費者に高級惑を与える利点を有す
る。
【0022】本発明の方法により製造される畳縁は、具
象的図形を表現できるため、動植物絵柄やアニメーショ
ンのキャラクター、商標、文字等を印刷することにより
子供部屋専用の畳や特定商品のファン専用の畳に用いる
ことができ、高い付加価値を与えることができる。
【0023】本発明の方法により製造される畳縁は、ジ
ャカード織りでは表現できない巨大な絵柄や微細な絵柄
を印刷することができ、花ござの縁や藺草座布団の縁に
用いて、織り柄にマッチした模様を組み合わせることに
より、高い付加価値を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】畳縁地の捺染加工機の立面図の略図である。
【符号の説明】
1. 未加工布ボビン 2. 毛羽除去用ローラ 3. 捺染用彫刻ローラ 4. 捺染糊液 5. ドクターナイフ 6. 熱風乾燥機 7. ヒータ 8. 加工布 9. ファン 11.布

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細幅織物もしくは普通の織物を畳縁の
    幅にスリットしたものから、表面に有する毛羽を除去し
    た後、糊等を含む染料もしくは顔料により柄模様を印刷
    し、固着することを特徴とする、畳縁地の捺染方法。
  2. 【請求項2】 筒状に巻いた幅の狭いテープ状の生地
    の巻き出し装置の後に、該生地の有する毛羽を除去する
    装置を設け、更に模様を彫刻したロールを用いる印刷装
    置を設けて、糊等を含む染料もしくは顔料を印刷し、加
    熱して固着するようにしたことを特徴とする、畳縁用生
    地の連続捺染機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の巻き出し装置がテープ
    状生地の中心線とロール上に彫刻した模様の中心線が一
    致するように、位置制御を行うことができることを特徴
    とする、畳縁用生地の連続捺染機。
JP15826695A 1995-05-22 1995-05-22 畳縁地の捺染方法及び機械 Pending JPH08309714A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100627138B1 (ko) * 2006-01-25 2006-09-25 신재옥 열차단 통풍 및 탈취 기능이 구비된 투습원단의 제조장치및 그 방법
KR200459929Y1 (ko) * 2010-02-19 2012-04-20 박판제 피그먼트 코팅장치
KR101643854B1 (ko) * 2015-11-13 2016-08-10 안상수 보풀제거장치를 구비한 디지털 텍스타일 프린터
IT201800010838A1 (it) * 2018-12-05 2020-06-05 Montex Srl Apparato per la preparazione di cotone imbevuto.

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