JPH08310027A - サーマルプリントヘッド - Google Patents
サーマルプリントヘッドInfo
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- JPH08310027A JPH08310027A JP12117495A JP12117495A JPH08310027A JP H08310027 A JPH08310027 A JP H08310027A JP 12117495 A JP12117495 A JP 12117495A JP 12117495 A JP12117495 A JP 12117495A JP H08310027 A JPH08310027 A JP H08310027A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルプリントヘッドのプラテンへの押圧
を解除した際に、誤って、指等を印字用基板に引掛け
て、放熱板から浮き上がらせてしまうことを防止する。 【構成】 サーマルプリントヘッド2は、ライン状に配
列された複数の発熱抵抗体3を有する印字用基板6と、
放熱板4と、その放熱板に固定された制御用基板8とか
らなり、印字用基板と放熱板との接触面には、熱の伝導
性が良好なオイルコンパウンド34が介在されるととも
に、印字用基板6の長手方向各端部の接続ピン18が、
制御用基板8に半田付けされることによって、印字用基
板の放熱板に対する面方向の移動が規制される。また、
放熱板4には、印字用基板6の端縁に沿って、その印字
用基板と略同等の高さを有する保護部材60が設けられ
ている。これによって、印字用基板6の端縁が覆われる
ため、誤って指等を引掛ける虞れはない。
を解除した際に、誤って、指等を印字用基板に引掛け
て、放熱板から浮き上がらせてしまうことを防止する。 【構成】 サーマルプリントヘッド2は、ライン状に配
列された複数の発熱抵抗体3を有する印字用基板6と、
放熱板4と、その放熱板に固定された制御用基板8とか
らなり、印字用基板と放熱板との接触面には、熱の伝導
性が良好なオイルコンパウンド34が介在されるととも
に、印字用基板6の長手方向各端部の接続ピン18が、
制御用基板8に半田付けされることによって、印字用基
板の放熱板に対する面方向の移動が規制される。また、
放熱板4には、印字用基板6の端縁に沿って、その印字
用基板と略同等の高さを有する保護部材60が設けられ
ている。これによって、印字用基板6の端縁が覆われる
ため、誤って指等を引掛ける虞れはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、プリン
タ等の画像形成装置において、特に、感熱方式を用いた
画像形成装置の印字機構に搭載されるサーマルプリント
ヘッドに関するものである。
タ等の画像形成装置において、特に、感熱方式を用いた
画像形成装置の印字機構に搭載されるサーマルプリント
ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーマルプリントヘッド
は、ライン状に配列された複数の発熱抵抗体を有する印
字用基板(セラミック等からなる絶縁基板)と、発熱抵
抗体から発生する熱を必要以上に印字用基板に蓄積させ
ないための放熱板(アルミニウムや鉄等からなる金属
板)とから構成されており、通常、それら印字用基板と
放熱板とは、ネジあるいは接着剤等によって固定されて
いた。
は、ライン状に配列された複数の発熱抵抗体を有する印
字用基板(セラミック等からなる絶縁基板)と、発熱抵
抗体から発生する熱を必要以上に印字用基板に蓄積させ
ないための放熱板(アルミニウムや鉄等からなる金属
板)とから構成されており、通常、それら印字用基板と
放熱板とは、ネジあるいは接着剤等によって固定されて
いた。
【0003】このとき、たとえば、両面テープや接着剤
を用いる場合には、両面テープや接着剤の厚みが断熱層
として働き、放熱板の放熱効率を悪くするため、できる
だけ熱伝導性の良い両面テープや接着剤が用いられてい
た。また、ネジ等の締結部材によって固定する場合に
は、放熱板への熱の伝導を良くするために、シリコーン
ゴムのような熱伝導性の良い材料を間に挟んで固定する
ことが多かった。
を用いる場合には、両面テープや接着剤の厚みが断熱層
として働き、放熱板の放熱効率を悪くするため、できる
だけ熱伝導性の良い両面テープや接着剤が用いられてい
た。また、ネジ等の締結部材によって固定する場合に
は、放熱板への熱の伝導を良くするために、シリコーン
ゴムのような熱伝導性の良い材料を間に挟んで固定する
ことが多かった。
【0004】しかしながら、これらの対策を行った場合
であっても、たとえば、連続印字を行ったり、印字率の
高い記録を行う際には、印字用基板に発生した熱を充分
に放熱することができなかった。このため、放熱しきれ
なかった熱が蓄積されて各部の温度が上昇すると、印字
用基板と放熱板との熱膨張係数に相違があるため、いわ
ゆるバイメタル効果によって反り曲がりが発生する。そ
の結果、プラテンからプリントヘッドが浮いた部分に印
字掠れ等の印字不良が発生したり、あるいは、インクリ
ボンを用いた熱転写記録装置に適用する場合において
は、反り曲がりによりプリントヘッドのプラテンへの押
圧バランスが崩れることによって、インクリボンにシワ
が発生して印字不良を起こすという欠点もあった。
であっても、たとえば、連続印字を行ったり、印字率の
高い記録を行う際には、印字用基板に発生した熱を充分
に放熱することができなかった。このため、放熱しきれ
なかった熱が蓄積されて各部の温度が上昇すると、印字
用基板と放熱板との熱膨張係数に相違があるため、いわ
ゆるバイメタル効果によって反り曲がりが発生する。そ
の結果、プラテンからプリントヘッドが浮いた部分に印
字掠れ等の印字不良が発生したり、あるいは、インクリ
ボンを用いた熱転写記録装置に適用する場合において
は、反り曲がりによりプリントヘッドのプラテンへの押
圧バランスが崩れることによって、インクリボンにシワ
が発生して印字不良を起こすという欠点もあった。
【0005】また、印字用基板の全面を放熱板に接着す
る場合、接着剤の厚みにムラがあると、放熱板の放熱効
率にムラが生じ、結果として、印字ムラが発生するた
め、接着剤を全面に塗布するにあたっては、できるだけ
均一に塗布しなければならないという問題もあった。
る場合、接着剤の厚みにムラがあると、放熱板の放熱効
率にムラが生じ、結果として、印字ムラが発生するた
め、接着剤を全面に塗布するにあたっては、できるだけ
均一に塗布しなければならないという問題もあった。
【0006】そこで、プリントヘッドの長手方向の中央
部分だけを、ネジで固定することも考えられたが、中央
部分のみが密着して放熱がよくなり、その他の部分とで
放熱量に顕著な差ができる。このため、たとえ放熱用の
シリコーンゴムシートを間に挟んでいたとしても、全体
が密着するわけではないので、不均一な放熱となる。そ
の結果、プリントヘッドの中央部は温度は低く、周辺部
は高いという温度分布が発生し、放熱が充分にできずに
高温になった周辺部で尾引きと呼ばれる現象(サーマル
プリントヘッドの温度が感熱記録用紙の発色温度を越え
てしまうことによって、印字像の終端部にサーマルプリ
ントヘッド、あるいは感熱記録用紙の移動方向に薄い陰
が印字される現象)が発生したり、逆に中央部分の温度
が低くなりすぎて感熱記録用紙に充分な発色熱エネルギ
ーを与えられずに、印字掠れ等の記録不良を引き起こす
欠点があった。
部分だけを、ネジで固定することも考えられたが、中央
部分のみが密着して放熱がよくなり、その他の部分とで
放熱量に顕著な差ができる。このため、たとえ放熱用の
シリコーンゴムシートを間に挟んでいたとしても、全体
が密着するわけではないので、不均一な放熱となる。そ
の結果、プリントヘッドの中央部は温度は低く、周辺部
は高いという温度分布が発生し、放熱が充分にできずに
高温になった周辺部で尾引きと呼ばれる現象(サーマル
プリントヘッドの温度が感熱記録用紙の発色温度を越え
てしまうことによって、印字像の終端部にサーマルプリ
ントヘッド、あるいは感熱記録用紙の移動方向に薄い陰
が印字される現象)が発生したり、逆に中央部分の温度
が低くなりすぎて感熱記録用紙に充分な発色熱エネルギ
ーを与えられずに、印字掠れ等の記録不良を引き起こす
欠点があった。
【0007】そこで、これらの問題を解決するため、少
なくとも発熱抵抗体の直下に対応する印字用基板(ヘッ
ド基板)と放熱板との間に、たとえば、シリコーンオイ
ル、シリコーングリス、あるいはシリコーンオイルを基
材とするオイルコンパウンド等のグリス状の液体からな
る熱伝導手段を介在させ、放熱板への熱伝導の円滑化を
図るようにしたものが提案された。
なくとも発熱抵抗体の直下に対応する印字用基板(ヘッ
ド基板)と放熱板との間に、たとえば、シリコーンオイ
ル、シリコーングリス、あるいはシリコーンオイルを基
材とするオイルコンパウンド等のグリス状の液体からな
る熱伝導手段を介在させ、放熱板への熱伝導の円滑化を
図るようにしたものが提案された。
【0008】そして、印字用基板を放熱板に取り付ける
にあたっては、それら両者の熱膨張係数の違いによる反
り曲がりの発生を防止するために、印字用基板と放熱板
との間における接着剤の使用を一切排除して、たとえ
ば、印字用基板の長手方向各端部の端子部に接続ピンを
設け、その接続ピンを放熱板に固定された制御用基板に
半田付けすることにより、印字用基板の放熱板に対する
面方向の移動を規制する方法が考えられた。また、他の
方法として、印字用基板の長手方向の一部分、たとえ
ば、中央部分のみを接着剤によって放熱板に部分的に固
定する方法も考えられた。
にあたっては、それら両者の熱膨張係数の違いによる反
り曲がりの発生を防止するために、印字用基板と放熱板
との間における接着剤の使用を一切排除して、たとえ
ば、印字用基板の長手方向各端部の端子部に接続ピンを
設け、その接続ピンを放熱板に固定された制御用基板に
半田付けすることにより、印字用基板の放熱板に対する
面方向の移動を規制する方法が考えられた。また、他の
方法として、印字用基板の長手方向の一部分、たとえ
ば、中央部分のみを接着剤によって放熱板に部分的に固
定する方法も考えられた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によれば、通
常の使用状態において、印字用基板と放熱板とは、熱伝
導性の良い熱伝導手段を介して密着するようになるの
で、発熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達
することができるとともに、印字用基板と放熱板との間
に、接着剤が部分的にのみ使用されるか、あるいは、一
切使用されないので、熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもない。従って、連続印字を行った
り、印字率の高い記録を行って、発熱量が増大した場合
であっても、プリントヘッドの長手方向に印字ムラが発
生することがなく、均一の印字濃度で高品質の印字を行
うことができる優れた効果がある反面、以下のような問
題が新たに発生した。
常の使用状態において、印字用基板と放熱板とは、熱伝
導性の良い熱伝導手段を介して密着するようになるの
で、発熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達
することができるとともに、印字用基板と放熱板との間
に、接着剤が部分的にのみ使用されるか、あるいは、一
切使用されないので、熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもない。従って、連続印字を行った
り、印字率の高い記録を行って、発熱量が増大した場合
であっても、プリントヘッドの長手方向に印字ムラが発
生することがなく、均一の印字濃度で高品質の印字を行
うことができる優れた効果がある反面、以下のような問
題が新たに発生した。
【0010】すなわち、プリントヘッドをプラテンに向
かって押圧している通常の使用状態においては、何等問
題はないのであるが、たとえば、感熱記録用紙を使用し
た印字機構にあっては、ロール状に巻回された感熱記録
用紙(ロール紙)を交換するために、また、インクリボ
ンを用いた熱転写記録装置の印字機構にあっては、イン
クリボンを交換する等のために、プラテンへの押圧を一
時的に解除する必要がある。このとき、プリントヘッド
の印字用基板は、その長手方向の一部分のみが放熱板に
対して部分的に接着されるか、あるいは、全く接着され
ずに、制御用基板と接続ピンを介して接続されているだ
けの状態にあり、しかも、外部に露出して手で触れるこ
とが可能な状態となっているため、誤って、印字用基板
を放熱板から剥してしまったり、接続ピンを曲げて印字
用基板を放熱板から浮き上がらせてしまうことがある。
かって押圧している通常の使用状態においては、何等問
題はないのであるが、たとえば、感熱記録用紙を使用し
た印字機構にあっては、ロール状に巻回された感熱記録
用紙(ロール紙)を交換するために、また、インクリボ
ンを用いた熱転写記録装置の印字機構にあっては、イン
クリボンを交換する等のために、プラテンへの押圧を一
時的に解除する必要がある。このとき、プリントヘッド
の印字用基板は、その長手方向の一部分のみが放熱板に
対して部分的に接着されるか、あるいは、全く接着され
ずに、制御用基板と接続ピンを介して接続されているだ
けの状態にあり、しかも、外部に露出して手で触れるこ
とが可能な状態となっているため、誤って、印字用基板
を放熱板から剥してしまったり、接続ピンを曲げて印字
用基板を放熱板から浮き上がらせてしまうことがある。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、誤って、印字用基板を放熱板か
ら剥してしまったり、接続ピンを曲げて浮き上がらせて
しまうことのないようにしたサーマルプリントヘッドを
提供することを目的としている。
になされたものであり、誤って、印字用基板を放熱板か
ら剥してしまったり、接続ピンを曲げて浮き上がらせて
しまうことのないようにしたサーマルプリントヘッドを
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のサーマルプリントヘッドは、ライン状に配
列された複数の発熱抵抗体を有する印字用基板と、その
印字用基板に接触するように設けられた放熱板とからな
るものであって、特に、印字用基板の端縁に沿って、そ
の印字用基板と略同等の高さを有する保護部材を設けた
ことを特徴としている。
に、本発明のサーマルプリントヘッドは、ライン状に配
列された複数の発熱抵抗体を有する印字用基板と、その
印字用基板に接触するように設けられた放熱板とからな
るものであって、特に、印字用基板の端縁に沿って、そ
の印字用基板と略同等の高さを有する保護部材を設けた
ことを特徴としている。
【0013】また、印字用基板と放熱板との接触面に
は、接着性を持たない熱伝導手段のみが介在されるとと
もに、その印字用基板の端子部に設けられた接続ピン
が、放熱板に取り付けられた制御用基板に固定されるこ
とを特徴としている。
は、接着性を持たない熱伝導手段のみが介在されるとと
もに、その印字用基板の端子部に設けられた接続ピン
が、放熱板に取り付けられた制御用基板に固定されるこ
とを特徴としている。
【0014】さらに、保護部材が、放熱板に設けられて
いることを特徴としている。
いることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明のサーマルプリント
ヘッドによれば、特に、印字用基板の端縁に沿って、そ
の印字用基板と略同等の高さを有する保護部材が設けら
れているので、たとえば、プラテンへの押圧を解除した
場合に、誤って、印字用基板の端縁に指等を引掛けて、
放熱板から剥したり、接続ピンを曲げて浮き上がらせて
しまうことを確実に防止することができる。
ヘッドによれば、特に、印字用基板の端縁に沿って、そ
の印字用基板と略同等の高さを有する保護部材が設けら
れているので、たとえば、プラテンへの押圧を解除した
場合に、誤って、印字用基板の端縁に指等を引掛けて、
放熱板から剥したり、接続ピンを曲げて浮き上がらせて
しまうことを確実に防止することができる。
【0016】また、通常の使用状態において、印字用基
板と放熱板とは、たとえば、シリコーンオイル、シリコ
ーングリス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオ
イルコンパウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導性
の良い熱伝導手段を介して密着するようになるので、発
熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達するこ
とができる。従って、連続印字を行ったり、印字率の高
い記録を行って、発熱量が増大した場合であっても、印
字用基板と放熱板との熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもなく、均一の印字濃度で高品質の
印字を行うことができる。
板と放熱板とは、たとえば、シリコーンオイル、シリコ
ーングリス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオ
イルコンパウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導性
の良い熱伝導手段を介して密着するようになるので、発
熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達するこ
とができる。従って、連続印字を行ったり、印字率の高
い記録を行って、発熱量が増大した場合であっても、印
字用基板と放熱板との熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもなく、均一の印字濃度で高品質の
印字を行うことができる。
【0017】さらに、保護部材が、印字用基板に接触す
る放熱板自体に設けられているので、保護部材を印字用
基板の端縁に沿って容易、且つ適確に配置形成すること
ができる。従って、印字用基板の放熱板からの浮き上が
りを、より確実に防止することができる。
る放熱板自体に設けられているので、保護部材を印字用
基板の端縁に沿って容易、且つ適確に配置形成すること
ができる。従って、印字用基板の放熱板からの浮き上が
りを、より確実に防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0019】図1は、たとえば、プリンタやファクシミ
リ等の画像形成装置に適用される印字機構の一部を示す
ものであり、矢印方向に回転駆動されるプラテン1と、
そのプラテン1に向かって押圧されるサーマルプリント
ヘッド2とが備えられている。サーマルプリントヘッド
2は、放熱特性のよい、たとえば、アルミニウムや鉄等
の金属板からなる放熱板4と、ライン状に配列された複
数の発熱抵抗体3を有する印字用基板(ヘッド基板)6
と、その印字用基板6に接続ピン18,19を介して電
気的に接続された制御用基板8とからなる。
リ等の画像形成装置に適用される印字機構の一部を示す
ものであり、矢印方向に回転駆動されるプラテン1と、
そのプラテン1に向かって押圧されるサーマルプリント
ヘッド2とが備えられている。サーマルプリントヘッド
2は、放熱特性のよい、たとえば、アルミニウムや鉄等
の金属板からなる放熱板4と、ライン状に配列された複
数の発熱抵抗体3を有する印字用基板(ヘッド基板)6
と、その印字用基板6に接続ピン18,19を介して電
気的に接続された制御用基板8とからなる。
【0020】制御用基板8は、コネクタを介してさらに
接続されるメイン制御基板から、画像情報に基づく駆動
制御信号が供給され、その駆動制御信号が接続ピン1
8,19を介して印字用基板6に伝達される。これによ
り、印字用基板6は、発色させたい部位に位置する発熱
抵抗体3のみに電流が供給され、通電された発熱抵抗体
3が熱を発生する。
接続されるメイン制御基板から、画像情報に基づく駆動
制御信号が供給され、その駆動制御信号が接続ピン1
8,19を介して印字用基板6に伝達される。これによ
り、印字用基板6は、発色させたい部位に位置する発熱
抵抗体3のみに電流が供給され、通電された発熱抵抗体
3が熱を発生する。
【0021】プラテン1に沿って一列に配列された発熱
抵抗体3は、スプリング10によって感熱記録用紙12
に押圧されていることから、熱を発生した発熱抵抗体3
の領域では、これに密着している感熱記録用紙12に熱
が伝達され、同記録用紙12はその領域において発色
し、画像が形成される。このとき、放熱板4は、発熱抵
抗体3から発生した熱が印字用基板6に蓄積されないよ
うにして、印字用基板6の過度の温度上昇を防止する。
抵抗体3は、スプリング10によって感熱記録用紙12
に押圧されていることから、熱を発生した発熱抵抗体3
の領域では、これに密着している感熱記録用紙12に熱
が伝達され、同記録用紙12はその領域において発色
し、画像が形成される。このとき、放熱板4は、発熱抵
抗体3から発生した熱が印字用基板6に蓄積されないよ
うにして、印字用基板6の過度の温度上昇を防止する。
【0022】図2は、プリンタやファクシミリ等の画像
形成装置に適用される印字機構の詳細を示すものであ
り、サーマルプリントヘッド2は、図1とは上下逆向き
の状態、すなわち、印字用基板6の発熱抵抗体3が、ロ
ール状に巻回された感熱記録用紙(ロール紙)12に上
方から接触するように、ヘッド取付枠50に支持されて
いる。そして、ヘッド取付枠50は、軸51を中心とし
て回動可能な装置カバー52に一体的に取り付けられて
おり、図2に実線で示される通常の使用位置と、同じく
二点鎖線で示される開放位置とに、選択的に配置可能と
されている。これによって、装置カバー52の実線位置
から二点鎖線位置への回動に伴って、プリントヘッド2
のプラテン1への押圧を解除するとともに、そうした状
態で感熱記録用紙12を適宜交換できるようにしてい
る。
形成装置に適用される印字機構の詳細を示すものであ
り、サーマルプリントヘッド2は、図1とは上下逆向き
の状態、すなわち、印字用基板6の発熱抵抗体3が、ロ
ール状に巻回された感熱記録用紙(ロール紙)12に上
方から接触するように、ヘッド取付枠50に支持されて
いる。そして、ヘッド取付枠50は、軸51を中心とし
て回動可能な装置カバー52に一体的に取り付けられて
おり、図2に実線で示される通常の使用位置と、同じく
二点鎖線で示される開放位置とに、選択的に配置可能と
されている。これによって、装置カバー52の実線位置
から二点鎖線位置への回動に伴って、プリントヘッド2
のプラテン1への押圧を解除するとともに、そうした状
態で感熱記録用紙12を適宜交換できるようにしてい
る。
【0023】次に、サーマルプリントヘッド2の各部の
詳細について図面を参照しながら説明する。
詳細について図面を参照しながら説明する。
【0024】印字用基板6は、たとえば、特開平2−1
08561号公報等に示されるように、セラミック等か
らなる細長い絶縁性基板の一面に、複数の発熱抵抗体3
がライン状に配列されるとともに、この発熱抵抗体3を
駆動する駆動用IC(ドライバー素子)14が実装され
ている。さらに、印字用基板6の長手方向の各端部に
は、駆動用IC14を介して個々の発熱抵抗体3へ電流
を供給するための端子部16,17が設けられ、その各
端子部16,17と発熱抵抗体3、および駆動用IC1
4との間に、複数の配線パターン(コモンライン、アー
スライン、クロック信号ライン、ストローブ信号ライン
等)が形成されるとともに、その各端子部16,17に
おいて複数本(ここでは、それぞれ9本)の接続ピン1
8,19が電気的に接続されている。そして、それら各
接続ピン18,19および駆動用IC14は、図1、図
3に示されるように、印字用基板6上に樹脂コートされ
ており、印字用基板6から容易に離脱しないように保護
されている。
08561号公報等に示されるように、セラミック等か
らなる細長い絶縁性基板の一面に、複数の発熱抵抗体3
がライン状に配列されるとともに、この発熱抵抗体3を
駆動する駆動用IC(ドライバー素子)14が実装され
ている。さらに、印字用基板6の長手方向の各端部に
は、駆動用IC14を介して個々の発熱抵抗体3へ電流
を供給するための端子部16,17が設けられ、その各
端子部16,17と発熱抵抗体3、および駆動用IC1
4との間に、複数の配線パターン(コモンライン、アー
スライン、クロック信号ライン、ストローブ信号ライン
等)が形成されるとともに、その各端子部16,17に
おいて複数本(ここでは、それぞれ9本)の接続ピン1
8,19が電気的に接続されている。そして、それら各
接続ピン18,19および駆動用IC14は、図1、図
3に示されるように、印字用基板6上に樹脂コートされ
ており、印字用基板6から容易に離脱しないように保護
されている。
【0025】制御用基板8は、たとえば、紙フェノール
等からなるプリント基板の一面に、制御信号伝達用の複
数の配線パターン15(これらの配線パターンは、コネ
クタを介してメイン制御基板にさらに電気接続される)
が形成されるとともに、その配線パターン15に連なる
外部接続用の導体パターン20,21が、制御用基板8
の長手方向の各端部において、前記各接続ピン18,1
9と同じ配列ピッチで設けられている。
等からなるプリント基板の一面に、制御信号伝達用の複
数の配線パターン15(これらの配線パターンは、コネ
クタを介してメイン制御基板にさらに電気接続される)
が形成されるとともに、その配線パターン15に連なる
外部接続用の導体パターン20,21が、制御用基板8
の長手方向の各端部において、前記各接続ピン18,1
9と同じ配列ピッチで設けられている。
【0026】放熱板4は、アルミニウム、あるいは鉄等
の金属板を折曲するなどして構成されるとともに、その
長手方向の一側縁に沿って、印字用基板6の略全面を支
持するための平坦状の基板用支持部22が設けられ、ま
た、その他側縁の長手方向各端部に、位置決め突起2
4,25を突設した一対の基板用取付部26,27が設
けられている。これらの各位置決め突起24,25は、
その一方の突起25が制御用基板8の一側に設けられた
円形の位置決め孔28に、他方の突起24が同じく他側
に設けられた小判形の位置決め孔29に嵌合することに
より、制御用基板8の放熱板4に対する位置決めがなさ
れる。また、一対の締めネジ30,31は、制御用基板
8に設けられた透孔32,33に通して、基板用取付部
26,27の雌ネジ部に螺合することにより、制御用基
板8を放熱板4に固定するものである。
の金属板を折曲するなどして構成されるとともに、その
長手方向の一側縁に沿って、印字用基板6の略全面を支
持するための平坦状の基板用支持部22が設けられ、ま
た、その他側縁の長手方向各端部に、位置決め突起2
4,25を突設した一対の基板用取付部26,27が設
けられている。これらの各位置決め突起24,25は、
その一方の突起25が制御用基板8の一側に設けられた
円形の位置決め孔28に、他方の突起24が同じく他側
に設けられた小判形の位置決め孔29に嵌合することに
より、制御用基板8の放熱板4に対する位置決めがなさ
れる。また、一対の締めネジ30,31は、制御用基板
8に設けられた透孔32,33に通して、基板用取付部
26,27の雌ネジ部に螺合することにより、制御用基
板8を放熱板4に固定するものである。
【0027】上記印字用基板6は、その長手方向各端部
の接続ピン18,19が、制御用基板8の各導体パター
ン20,21に半田付けされることにより、電気的な接
続が確保されるとともに、各接続ピン18,19を介し
て制御基板8に対する相対的な移動ができないように連
結される。これによって、印字用基板6は、放熱板4に
対する面方向の移動、すなわち、基板用支持部22の平
坦面に沿う方向の移動が規制されるとともに、たとえ
ば、プラテン1への押圧が解除された場合(図2に示さ
れる二点鎖線位置に回動されたとき)において、基板用
支持部22からの不意の浮き上がりも規制される。
の接続ピン18,19が、制御用基板8の各導体パター
ン20,21に半田付けされることにより、電気的な接
続が確保されるとともに、各接続ピン18,19を介し
て制御基板8に対する相対的な移動ができないように連
結される。これによって、印字用基板6は、放熱板4に
対する面方向の移動、すなわち、基板用支持部22の平
坦面に沿う方向の移動が規制されるとともに、たとえ
ば、プラテン1への押圧が解除された場合(図2に示さ
れる二点鎖線位置に回動されたとき)において、基板用
支持部22からの不意の浮き上がりも規制される。
【0028】この印字用基板6と放熱板4の間には、そ
の接触面における空気層を排除して熱の伝導を良好なも
のとするオイルコンパウンド(熱伝導手段)34が介在
される。このオイルコンパウンド34は、たとえば、シ
リコーンオイル等を基材として、これに熱伝導性の良好
なアルミナ等の微粉末を混合したグリス状の液体であっ
て、信越シリコーン(株)製のオイルコンパウンド「G
−746」等が好適に使用される。
の接触面における空気層を排除して熱の伝導を良好なも
のとするオイルコンパウンド(熱伝導手段)34が介在
される。このオイルコンパウンド34は、たとえば、シ
リコーンオイル等を基材として、これに熱伝導性の良好
なアルミナ等の微粉末を混合したグリス状の液体であっ
て、信越シリコーン(株)製のオイルコンパウンド「G
−746」等が好適に使用される。
【0029】オイルコンパウンド34は、熱の伝導性が
良いこと、さらには、適用温度範囲内で固化せず、接着
性を持たず、適度の粘性を有する(流動性が良すぎな
い、すなわち、流失する虞れがないこと)等の特性を満
足する材料であれば、どのようなものでも置き換え可能
であり、たとえば、シリコーンオイル、あるいは、シリ
コーングリス等のオイル単体、あるいは、グリス単体で
あってもよいし、シリコーンオイル以外のものを基材と
するオイルコンパウンド等を使用するようにしてもよ
い。
良いこと、さらには、適用温度範囲内で固化せず、接着
性を持たず、適度の粘性を有する(流動性が良すぎな
い、すなわち、流失する虞れがないこと)等の特性を満
足する材料であれば、どのようなものでも置き換え可能
であり、たとえば、シリコーンオイル、あるいは、シリ
コーングリス等のオイル単体、あるいは、グリス単体で
あってもよいし、シリコーンオイル以外のものを基材と
するオイルコンパウンド等を使用するようにしてもよ
い。
【0030】また、前記放熱板4には、図1、図3、図
4、図5に示されるように、印字用基板(ヘッド基板)
6が接触する基板用支持部22において、印字用基板6
の端縁に沿って、その印字用基板6と略同等の高さを有
する保護部材60が設けられている。すなわち、この保
護部材60は、たとえば、ゴム、あるいはプラスチッ
ク、さらには、放熱板4と同じ金属等の適当な素材から
なるものであって、印字用基板6の長手方向一側がわ
(発熱抵抗体3が設けられている側)の端縁と、長手方
向各端部の側端縁とに沿って、弾性を有する接着剤、あ
るいは、両面テープ等を用いて、いわゆるバイメタル効
果が生じないように固定されている。
4、図5に示されるように、印字用基板(ヘッド基板)
6が接触する基板用支持部22において、印字用基板6
の端縁に沿って、その印字用基板6と略同等の高さを有
する保護部材60が設けられている。すなわち、この保
護部材60は、たとえば、ゴム、あるいはプラスチッ
ク、さらには、放熱板4と同じ金属等の適当な素材から
なるものであって、印字用基板6の長手方向一側がわ
(発熱抵抗体3が設けられている側)の端縁と、長手方
向各端部の側端縁とに沿って、弾性を有する接着剤、あ
るいは、両面テープ等を用いて、いわゆるバイメタル効
果が生じないように固定されている。
【0031】なお、保護部材60が放熱板4と略同等の
熱膨張係数を有する素材からなり、たとえば、放熱板4
と同じ金属製素材からなる場合等にあっては、接着剤や
両面テープ等を用いる他に、カシメ、あるいは、ねじ止
め等の固定手段によって、適宜固定することも可能であ
る。
熱膨張係数を有する素材からなり、たとえば、放熱板4
と同じ金属製素材からなる場合等にあっては、接着剤や
両面テープ等を用いる他に、カシメ、あるいは、ねじ止
め等の固定手段によって、適宜固定することも可能であ
る。
【0032】上記構成からなるサーマルプリントヘッド
2は、次のようにして組み立てることができる。
2は、次のようにして組み立てることができる。
【0033】先ず、制御用基板8を放熱板4に取り付け
るべく、制御用基板8の各位置決め孔28,29を、基
板用取付部26,27の位置決め突起25,24に嵌合
して位置決めを行ったのち、締めネジ30,31を、制
御用基板8の各透孔32,33に通して、基板用取付部
26,27の雌ネジ部に螺合する。これによって、制御
用基板8を放熱板4の所定の位置に固定することができ
る。
るべく、制御用基板8の各位置決め孔28,29を、基
板用取付部26,27の位置決め突起25,24に嵌合
して位置決めを行ったのち、締めネジ30,31を、制
御用基板8の各透孔32,33に通して、基板用取付部
26,27の雌ネジ部に螺合する。これによって、制御
用基板8を放熱板4の所定の位置に固定することができ
る。
【0034】次に、印字用基板6と放熱板4の基板用支
持部22のいずれか一方、あるいは、双方の互いに接触
する面に、オイルコンパウンド34を塗布する。そし
て、適当な治工具を用いて、印字用基板6を基板用支持
部22の所定の位置(発熱抵抗体3がプラテン1の軸に
沿って正確に整列し且つ対応する位置)に位置決めする
とともに、それら両者が互いに密着するように保持した
状態で、印字用基板6の長手方向各端部の接続ピン1
8,19を、制御用基板8の導体パターン20,21に
半田付けする。これによって、印字用基板6が制御用基
板8に対して相対的な移動ができないように連結され
る。
持部22のいずれか一方、あるいは、双方の互いに接触
する面に、オイルコンパウンド34を塗布する。そし
て、適当な治工具を用いて、印字用基板6を基板用支持
部22の所定の位置(発熱抵抗体3がプラテン1の軸に
沿って正確に整列し且つ対応する位置)に位置決めする
とともに、それら両者が互いに密着するように保持した
状態で、印字用基板6の長手方向各端部の接続ピン1
8,19を、制御用基板8の導体パターン20,21に
半田付けする。これによって、印字用基板6が制御用基
板8に対して相対的な移動ができないように連結され
る。
【0035】この際、放熱用のオイルコンパウンド34
は、基板用支持部22と印字用基板6との間で押し伸ば
され、接触面の略全域にわたって均一に介在するように
なり、また、これに伴って、一部のオイルコンパウンド
34が、間隙からはみ出してくることもあるが、これは
適宜拭き取っておくことが望ましい。
は、基板用支持部22と印字用基板6との間で押し伸ば
され、接触面の略全域にわたって均一に介在するように
なり、また、これに伴って、一部のオイルコンパウンド
34が、間隙からはみ出してくることもあるが、これは
適宜拭き取っておくことが望ましい。
【0036】なお、前記保護部材60は、上記のように
して、印字用基板6の放熱板4に対する位置決めを行っ
て、接続ピン18,19を制御用基板8に半田付けした
後に、印字用基板6の端縁に沿って、放熱板4の基板用
支持部22に固定するようにしてもよいし、あるいは、
あらかじめ、放熱板4の基板用支持部22に固定してお
いてもよい。この場合、保護部材60と印字用基板6の
端縁との間に、若干の間隙が形成されるようにすること
が望ましく、これによって、印字用基板6のプラテン1
に対する位置決め調節に支障は生じない。
して、印字用基板6の放熱板4に対する位置決めを行っ
て、接続ピン18,19を制御用基板8に半田付けした
後に、印字用基板6の端縁に沿って、放熱板4の基板用
支持部22に固定するようにしてもよいし、あるいは、
あらかじめ、放熱板4の基板用支持部22に固定してお
いてもよい。この場合、保護部材60と印字用基板6の
端縁との間に、若干の間隙が形成されるようにすること
が望ましく、これによって、印字用基板6のプラテン1
に対する位置決め調節に支障は生じない。
【0037】このようにして組み立てられたサーマルプ
リントヘッド2は、図2に示されるような印字機構に組
み込まれて、通常の印字を行う際に、スプリング10の
弾発力により、プラテン1に向かって押圧されると、印
字用基板6と放熱板4の基板用支持部22とが、オイル
コンパウンド34を介して互いに密着するようになる。
従って、発熱抵抗体3から発生した熱は、印字用基板6
からオイルコンパウンド34を介して効率よく放熱板4
に伝達されるので、たとえば、連続印字を行ったり、印
字率の高い記録を行って、発熱量が増大した場合であっ
ても、印字用基板6の過度の温度上昇を確実に防止する
ことができる。
リントヘッド2は、図2に示されるような印字機構に組
み込まれて、通常の印字を行う際に、スプリング10の
弾発力により、プラテン1に向かって押圧されると、印
字用基板6と放熱板4の基板用支持部22とが、オイル
コンパウンド34を介して互いに密着するようになる。
従って、発熱抵抗体3から発生した熱は、印字用基板6
からオイルコンパウンド34を介して効率よく放熱板4
に伝達されるので、たとえば、連続印字を行ったり、印
字率の高い記録を行って、発熱量が増大した場合であっ
ても、印字用基板6の過度の温度上昇を確実に防止する
ことができる。
【0038】しかも、オイルコンパウンド34は、少な
くとも発熱抵抗体3の存在する領域を全てカバーするよ
うに、印字用基板6の全面にわたって介在されている
上、グリス状の液体であるので、シリコーンゴムシート
を挟んだ場合のように部分的な隙間が形成されることも
ない。従って、長手方向のどこの部分でも略同等の放熱
状態となり、中央部と周辺部とで放熱量が大きく変化す
ることがないので、サーマルプリントヘッド2の温度分
布状態を、プラテン1の長手方向にわたって略均一に保
つことができる。
くとも発熱抵抗体3の存在する領域を全てカバーするよ
うに、印字用基板6の全面にわたって介在されている
上、グリス状の液体であるので、シリコーンゴムシート
を挟んだ場合のように部分的な隙間が形成されることも
ない。従って、長手方向のどこの部分でも略同等の放熱
状態となり、中央部と周辺部とで放熱量が大きく変化す
ることがないので、サーマルプリントヘッド2の温度分
布状態を、プラテン1の長手方向にわたって略均一に保
つことができる。
【0039】さらに、印字用基板6および放熱板4の温
度が上昇しても、それら両者間には接着剤層が全く介在
されておらず、オイルコンパウンド34が介在されてい
るだけであって、しかも、オイルコンパウンド34には
接着力がないので自由に延びることができる。従って、
放熱板4と印字用基板6とが、熱膨張係数の異なる材質
のものであっても、サーマルプリントヘッド2に反り曲
がりが発生することはない。このため、プラテン1に対
する圧接力を、長手方向のどこの部分でも略同等に保つ
ことができる。
度が上昇しても、それら両者間には接着剤層が全く介在
されておらず、オイルコンパウンド34が介在されてい
るだけであって、しかも、オイルコンパウンド34には
接着力がないので自由に延びることができる。従って、
放熱板4と印字用基板6とが、熱膨張係数の異なる材質
のものであっても、サーマルプリントヘッド2に反り曲
がりが発生することはない。このため、プラテン1に対
する圧接力を、長手方向のどこの部分でも略同等に保つ
ことができる。
【0040】このサーマルプリントヘッド2を使って、
たとえば、連続印字を行ったり、印字率の高い記録を行
って、印字品質をチェックしてみても、印字不良を起こ
すほどの蓄熱差や反り曲がりは発生せず、長手方向のど
この部分でも均一の印字濃度で高品質の印字を行うこと
ができた。
たとえば、連続印字を行ったり、印字率の高い記録を行
って、印字品質をチェックしてみても、印字不良を起こ
すほどの蓄熱差や反り曲がりは発生せず、長手方向のど
この部分でも均一の印字濃度で高品質の印字を行うこと
ができた。
【0041】また、サーマルプリントヘッド2に反り曲
がりが発生しないので、インクリボンを用いて印字する
ようにした熱転写記録装置に適用する場合には、プラテ
ン1の長手方向のどこの部分でも接触圧が一定となり、
インクリボンのしわの発生を防止する効果もある。
がりが発生しないので、インクリボンを用いて印字する
ようにした熱転写記録装置に適用する場合には、プラテ
ン1の長手方向のどこの部分でも接触圧が一定となり、
インクリボンのしわの発生を防止する効果もある。
【0042】ときに、本実施例のサーマルプリントヘッ
ド2は、印字用基板6の端縁に沿って、その印字用基板
6と略同等の高さを有する保護部材60が設けられてい
るので、以下のような効果がある。
ド2は、印字用基板6の端縁に沿って、その印字用基板
6と略同等の高さを有する保護部材60が設けられてい
るので、以下のような効果がある。
【0043】すなわち、図2に示されるように、装置カ
バー52を実線位置から二点鎖線位置に回動することに
よって、プリントヘッド2のプラテン1への押圧を解除
することができ、そうした状態で、感熱記録用紙12を
適宜交換することができる。このとき、印字用基板6
は、端子部16,17の接続ピン18,19によって、
放熱板4からの浮き上がりが阻止された状態にある(オ
イルコンパウンド34の持つ粘性によっても若干の浮き
上がり防止効果はある)ため、プリントヘッド2に手指
等を触れない限り、何等問題は生じない。
バー52を実線位置から二点鎖線位置に回動することに
よって、プリントヘッド2のプラテン1への押圧を解除
することができ、そうした状態で、感熱記録用紙12を
適宜交換することができる。このとき、印字用基板6
は、端子部16,17の接続ピン18,19によって、
放熱板4からの浮き上がりが阻止された状態にある(オ
イルコンパウンド34の持つ粘性によっても若干の浮き
上がり防止効果はある)ため、プリントヘッド2に手指
等を触れない限り、何等問題は生じない。
【0044】しかしながら、印字用基板6が外部に露出
した状態となるため、手指等が触れる可能性がある。し
かも、運悪く、印字用基板6の端縁に指(特に、爪)等
を引掛けたときは、図2に一点鎖線で示されるように、
印字用基板6を浮き上がらせてしまい、接続ピン18,
19を曲げてしまう危険性がある。
した状態となるため、手指等が触れる可能性がある。し
かも、運悪く、印字用基板6の端縁に指(特に、爪)等
を引掛けたときは、図2に一点鎖線で示されるように、
印字用基板6を浮き上がらせてしまい、接続ピン18,
19を曲げてしまう危険性がある。
【0045】ところが、本実施例のサーマルプリントヘ
ッド2によれば、印字用基板6の端縁が保護部材60に
よって覆われているため、誤って、手指等が触れたとし
ても、保護部材60に触れるにとどまり、印字用基板6
の端縁に指(特に、爪)等を引掛ける虞れがない。従っ
て、印字用基板6を放熱板4から浮き上がらせることは
なく、その損傷を確実に防止することができる。
ッド2によれば、印字用基板6の端縁が保護部材60に
よって覆われているため、誤って、手指等が触れたとし
ても、保護部材60に触れるにとどまり、印字用基板6
の端縁に指(特に、爪)等を引掛ける虞れがない。従っ
て、印字用基板6を放熱板4から浮き上がらせることは
なく、その損傷を確実に防止することができる。
【0046】ここにおいて、保護部材60は、必ずしも
印字用基板6と同じ高さである必要はなく、たとえば、
それより若干低い場合であっても、印字用基板6の端縁
に指等を引掛ける虞れがなくなれば充分である。また、
逆に、必要以上に印字用基板6より高くすると、発熱抵
抗体3に接触して移動する感熱記録用紙12、あるいは
インクリボン等に邪魔となり好ましくない。従って、印
字用基板6と略同等の高さであることが好ましく、より
好適には、印字用基板6の厚みの誤差、あるいは若干の
変形等を考慮して、わずかに高くなるようにするのが望
ましい。
印字用基板6と同じ高さである必要はなく、たとえば、
それより若干低い場合であっても、印字用基板6の端縁
に指等を引掛ける虞れがなくなれば充分である。また、
逆に、必要以上に印字用基板6より高くすると、発熱抵
抗体3に接触して移動する感熱記録用紙12、あるいは
インクリボン等に邪魔となり好ましくない。従って、印
字用基板6と略同等の高さであることが好ましく、より
好適には、印字用基板6の厚みの誤差、あるいは若干の
変形等を考慮して、わずかに高くなるようにするのが望
ましい。
【0047】なお、保護部材60の構成は、これに限定
されることなく、たとえば、図6に示されるように、放
熱板4の一部に曲げ加工や絞り加工等を施して、あるい
は、印字用基板6が非常に薄い絶縁性基板等によって構
成されている場合には、エンボス加工等を施して、保護
部材61を放熱板4と一体的に形成するようにしてもよ
い。また、放熱板4の近傍に位置する他の部材、たとえ
ば、プリントヘッド2を固定的に支持する支持枠等に、
保護部材60を設けるようにしてもよい。
されることなく、たとえば、図6に示されるように、放
熱板4の一部に曲げ加工や絞り加工等を施して、あるい
は、印字用基板6が非常に薄い絶縁性基板等によって構
成されている場合には、エンボス加工等を施して、保護
部材61を放熱板4と一体的に形成するようにしてもよ
い。また、放熱板4の近傍に位置する他の部材、たとえ
ば、プリントヘッド2を固定的に支持する支持枠等に、
保護部材60を設けるようにしてもよい。
【0048】ところで、本実施例におけるサーマルプリ
ントヘッド2において、放熱板4の温度が上昇したと
き、制御用基板8と放熱板4との間でも、熱膨張係数の
違いがあるため、理論上は多少の変形が伴うと思われる
が、たとえば、発熱抵抗体3の幅が210〜300mm
程度のサーマルプリントヘッドにおいては、その量は無
視できるほどの極めてわずかなものであり、実用上はな
んら問題は生じない。
ントヘッド2において、放熱板4の温度が上昇したと
き、制御用基板8と放熱板4との間でも、熱膨張係数の
違いがあるため、理論上は多少の変形が伴うと思われる
が、たとえば、発熱抵抗体3の幅が210〜300mm
程度のサーマルプリントヘッドにおいては、その量は無
視できるほどの極めてわずかなものであり、実用上はな
んら問題は生じない。
【0049】もっとも、非常に大きなサーマルプリント
ヘッドを必要とする場合であって、しかも、制御用基板
8と放熱板4とで、熱膨張係数が大きくことなる素材を
採用せざるを得ないとき等には、以下の方法によって対
処することができる。
ヘッドを必要とする場合であって、しかも、制御用基板
8と放熱板4とで、熱膨張係数が大きくことなる素材を
採用せざるを得ないとき等には、以下の方法によって対
処することができる。
【0050】たとえば、上記実施例における少なくとも
一方の締めネジ30、すなわち、小判形の位置決め孔2
9が設けられた側の締めネジ30を緩く締めるように
し、これによって、制御用基板8の放熱板4に対する長
手方向への相対移動を自由としてもよいし、あるいは、
一対の締めネジ30,31に代えて、適当な弾性を有す
る接着剤を用いて、制御用基板8の長手方向各端部を、
放熱板4の基板用取付部26,27に接着するようにし
てもよい。これによれば、それら両者間に介在する接着
剤層によって、制御用基板8の放熱板4に対する長手方
向への相対移動が許容される。
一方の締めネジ30、すなわち、小判形の位置決め孔2
9が設けられた側の締めネジ30を緩く締めるように
し、これによって、制御用基板8の放熱板4に対する長
手方向への相対移動を自由としてもよいし、あるいは、
一対の締めネジ30,31に代えて、適当な弾性を有す
る接着剤を用いて、制御用基板8の長手方向各端部を、
放熱板4の基板用取付部26,27に接着するようにし
てもよい。これによれば、それら両者間に介在する接着
剤層によって、制御用基板8の放熱板4に対する長手方
向への相対移動が許容される。
【0051】また、図7、図8に示されるように、制御
用基板8に一対の係合穴40,41を形成するととも
に、放熱板4には、その一部を折曲加工するなどして、
各係合穴40,41に挿通可能とした一対の係合突起4
2,43を形成し、その係合突起42,43の先端部を
塑性変形させる(直角に折り曲げる)ことによって、制
御用基板8を放熱板4に取り付けるようにしてもよい。
これによっても、制御用基板8の放熱板4に対する長手
方向への相対移動が許容される。
用基板8に一対の係合穴40,41を形成するととも
に、放熱板4には、その一部を折曲加工するなどして、
各係合穴40,41に挿通可能とした一対の係合突起4
2,43を形成し、その係合突起42,43の先端部を
塑性変形させる(直角に折り曲げる)ことによって、制
御用基板8を放熱板4に取り付けるようにしてもよい。
これによっても、制御用基板8の放熱板4に対する長手
方向への相対移動が許容される。
【0052】勿論、これら接着剤、あるいは、係合突起
42,43による取付方法は、制御用基板8の長手方向
への移動を許容する必要がある場合に限らず、たとえ
ば、制御用基板8と放熱板4との熱膨張差が極めてわず
かであって、実用上なんら問題が生じない場合にも利用
することができる。
42,43による取付方法は、制御用基板8の長手方向
への移動を許容する必要がある場合に限らず、たとえ
ば、制御用基板8と放熱板4との熱膨張差が極めてわず
かであって、実用上なんら問題が生じない場合にも利用
することができる。
【0053】ときに、上記実施例においては、印字用基
板6の長手方向各端部の接続ピン18,19を制御用基
板8に半田付けするようにしたので、印字用基板6の放
熱板4に対する面方向の移動、および放熱板4からの不
意の浮き上がりを、長手方向の両端部二箇所において確
実に規制することができるが、これに限定されることな
く、たとえば、印字用基板6が比較的短い等の場合に
は、端子ピンを集中的に設けるようにしてもよい。
板6の長手方向各端部の接続ピン18,19を制御用基
板8に半田付けするようにしたので、印字用基板6の放
熱板4に対する面方向の移動、および放熱板4からの不
意の浮き上がりを、長手方向の両端部二箇所において確
実に規制することができるが、これに限定されることな
く、たとえば、印字用基板6が比較的短い等の場合に
は、端子ピンを集中的に設けるようにしてもよい。
【0054】また、印字用基板6の各接続ピン18,1
9を半田付けによって制御用基板8に固定するようにし
たので、印字用基板6の放熱板に対する面方向の移動を
確実に規制することができると同時に、印字用基板6と
制御用基板8との電気的な接続をも容易に確保すること
ができるが、これに限定されることなく、たとえば、導
電性接着剤等を用いて接着固定するようにしてもよい
し、あるいは、カシメ等の手段を用いて圧着固定するよ
うにしてもよい。
9を半田付けによって制御用基板8に固定するようにし
たので、印字用基板6の放熱板に対する面方向の移動を
確実に規制することができると同時に、印字用基板6と
制御用基板8との電気的な接続をも容易に確保すること
ができるが、これに限定されることなく、たとえば、導
電性接着剤等を用いて接着固定するようにしてもよい
し、あるいは、カシメ等の手段を用いて圧着固定するよ
うにしてもよい。
【0055】さらに、本実施例におけるサーマルプリン
トヘッド2においては、印字用基板6と放熱板4とは、
それら両者の間に接着剤層が全く形成されず、接着性を
持たないオイルコンパウンド(熱伝導手段)34のみが
介在するようにしたものであるが、これに限らず、たと
えば、図9に示されるような構成であってもよい。
トヘッド2においては、印字用基板6と放熱板4とは、
それら両者の間に接着剤層が全く形成されず、接着性を
持たないオイルコンパウンド(熱伝導手段)34のみが
介在するようにしたものであるが、これに限らず、たと
えば、図9に示されるような構成であってもよい。
【0056】すなわち、少なくとも発熱抵抗体3の直下
に対応する印字用基板(ヘッド基板)6と放熱板4との
間に、たとえば、シリコーンオイル、シリコーングリ
ス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオイルコン
パウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導手段35を
介在させるとともに、印字用基板6の長手方向の一部
分、たとえば、中央部分の発熱抵抗体3が設けられてい
ない側の側縁部のみを、接着剤36によって放熱板4に
固定し、これによって、印字用基板6と放熱板4との熱
膨張係数の違いによる反り曲がりの発生を防止するよう
にしてもよい。
に対応する印字用基板(ヘッド基板)6と放熱板4との
間に、たとえば、シリコーンオイル、シリコーングリ
ス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオイルコン
パウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導手段35を
介在させるとともに、印字用基板6の長手方向の一部
分、たとえば、中央部分の発熱抵抗体3が設けられてい
ない側の側縁部のみを、接着剤36によって放熱板4に
固定し、これによって、印字用基板6と放熱板4との熱
膨張係数の違いによる反り曲がりの発生を防止するよう
にしてもよい。
【0057】この場合、印字用基板6は、接続ピン1
8,19を介する制御用基板8との連結によって、放熱
板4に対する面方向の移動を規制する必要がないので、
印字用基板6と制御用基板8との電気的接続方法に制限
がなくなり、多様化が可能である。
8,19を介する制御用基板8との連結によって、放熱
板4に対する面方向の移動を規制する必要がないので、
印字用基板6と制御用基板8との電気的接続方法に制限
がなくなり、多様化が可能である。
【0058】また、保護部材60は、前実施例と同様
に、印字用基板6の長手方向一側がわ(発熱抵抗体3が
設けられている側)の端縁と、長手方向各端部の側端縁
とに沿って、接着、あるいは、カシメ等の適宜の固定手
段によって放熱板4に固定するか、あるいは、エンボス
加工等によって、放熱板4と一体的に形成することが望
ましく、これによって、プリントヘッド2のプラテン1
への押圧を解除した際に、誤って、指等を印字用基板6
の端縁に引掛けることがなくなる。従って、印字用基板
6の長手方向の一部分、たとえば、中央部分のみが部分
的に接着されるのみの比較的弱い接着力であったとして
も、その接着力に抗して印字用基板6が放熱板4から剥
されてしまうことはない。
に、印字用基板6の長手方向一側がわ(発熱抵抗体3が
設けられている側)の端縁と、長手方向各端部の側端縁
とに沿って、接着、あるいは、カシメ等の適宜の固定手
段によって放熱板4に固定するか、あるいは、エンボス
加工等によって、放熱板4と一体的に形成することが望
ましく、これによって、プリントヘッド2のプラテン1
への押圧を解除した際に、誤って、指等を印字用基板6
の端縁に引掛けることがなくなる。従って、印字用基板
6の長手方向の一部分、たとえば、中央部分のみが部分
的に接着されるのみの比較的弱い接着力であったとして
も、その接着力に抗して印字用基板6が放熱板4から剥
されてしまうことはない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のサーマルプリントヘッドによれば、特に、印字
用基板の端縁に沿って、その印字用基板と略同等の高さ
を有する保護部材が設けられているので、たとえば、プ
ラテンへの押圧を解除した場合に、誤って、印字用基板
の端縁に指等を引掛けて、放熱板から剥したり、接続ピ
ンを曲げて浮き上がらせてしまうことを確実に防止する
ことができる。
本発明のサーマルプリントヘッドによれば、特に、印字
用基板の端縁に沿って、その印字用基板と略同等の高さ
を有する保護部材が設けられているので、たとえば、プ
ラテンへの押圧を解除した場合に、誤って、印字用基板
の端縁に指等を引掛けて、放熱板から剥したり、接続ピ
ンを曲げて浮き上がらせてしまうことを確実に防止する
ことができる。
【0060】また、通常の使用状態において、印字用基
板と放熱板とは、たとえば、シリコーンオイル、シリコ
ーングリス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオ
イルコンパウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導性
の良い熱伝導手段を介して密着するようになるので、発
熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達するこ
とができる。従って、連続印字を行ったり、印字率の高
い記録を行って、発熱量が増大した場合であっても、印
字用基板と放熱板との熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもなく、均一の印字濃度で高品質の
印字を行うことができる。
板と放熱板とは、たとえば、シリコーンオイル、シリコ
ーングリス、あるいはシリコーンオイルを基材とするオ
イルコンパウンド等のグリス状の液体からなる熱伝導性
の良い熱伝導手段を介して密着するようになるので、発
熱抵抗体から発生する熱を効率よく放熱板に伝達するこ
とができる。従って、連続印字を行ったり、印字率の高
い記録を行って、発熱量が増大した場合であっても、印
字用基板と放熱板との熱膨張係数の違いによって反り曲
がりが発生することもなく、均一の印字濃度で高品質の
印字を行うことができる。
【0061】さらに、保護部材が、印字用基板に接触す
る放熱板自体に設けられているので、保護部材を印字用
基板の端縁に沿って容易、且つ適確に配置形成すること
ができる。従って、印字用基板の放熱板からの浮き上が
りを、より確実に防止することができる。
る放熱板自体に設けられているので、保護部材を印字用
基板の端縁に沿って容易、且つ適確に配置形成すること
ができる。従って、印字用基板の放熱板からの浮き上が
りを、より確実に防止することができる。
【図1】本発明のサーマルプリントヘッドを適用した印
字機構の一部を示す一側断面図である。
字機構の一部を示す一側断面図である。
【図2】本発明のサ−マルプリントヘッドを適用した印
字機構の詳細を示す一側断面図である。
字機構の詳細を示す一側断面図である。
【図3】サーマルプリントヘッドの一部を切り欠いて示
す上面図である。
す上面図である。
【図4】図3のA−A線における拡大断面図である。
【図5】サ−マルプリントヘッドの分解斜視図である。
【図6】第2の実施例を示すサーマルプリントヘッドの
一側断面図である。
一側断面図である。
【図7】第3の実施例を示すサーマルプリントヘッドの
一部切欠上面図である。
一部切欠上面図である。
【図8】図7のB−B線における拡大断面図である。
【図9】第4の実施例を示すサーマルプリントヘッドの
一部切欠上面図である。
一部切欠上面図である。
1 プラテン 2 サーマルプリントヘッド 3 発熱抵抗体 4 放熱板 6 印字用基板 8 制御用基板 16 端子部 17 端子部 18 接続ピン 19 接続ピン 22 基板用支持部 34 オイルコンパウンド(熱伝導手段) 35 熱伝導手段 36 接着剤 60 保護部材 61 保護部材
Claims (5)
- 【請求項1】 ライン状に配列された複数の発熱抵抗体
を有する印字用基板と、その印字用基板に接触するよう
に設けられた放熱板とからなるサーマルプリントヘッド
において、 前記印字用基板の端縁に沿って、その印字用基板と略同
等の高さを有する保護部材を設けたことを特徴とするサ
ーマルプリントヘッド。 - 【請求項2】 前記印字用基板と放熱板との接触面に
は、接着性を持たない熱伝導手段のみが介在されるとと
もに、その印字用基板の端子部に設けられた接続ピン
が、前記放熱板に取り付けられた制御用基板に固定され
ていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリ
ントヘッド。 - 【請求項3】 前記印字用基板と放熱板との接触面に
は、接着性を持たない熱伝導手段が介在されるととも
に、その印字用基板の長手方向の一部分のみが前記放熱
板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の
サーマルプリントヘッド。 - 【請求項4】 前記熱伝導手段が、シリコーンオイル、
シリコーングリス、あるいはシリコーンオイルを基材と
するオイルコンパウンド等のグリス状の液体からなるこ
とを特徴とする請求項2又は3に記載のサーマルプリン
トヘッド。 - 【請求項5】 前記保護部材が、放熱板に設けられてい
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
サーマルプリントヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12117495A JPH08310027A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | サーマルプリントヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12117495A JPH08310027A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | サーマルプリントヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310027A true JPH08310027A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14804689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12117495A Pending JPH08310027A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | サーマルプリントヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08310027A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166584A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-11 | Kyocera Corp | サーマルヘッド及びそれを用いたサーマルプリンタ |
| JP2009119861A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-06-04 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
| JP2010513088A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | エヌ・シー・アール・コーポレイション | 両面熱印刷の検出 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP12117495A patent/JPH08310027A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166584A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-11 | Kyocera Corp | サーマルヘッド及びそれを用いたサーマルプリンタ |
| JP2010513088A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | エヌ・シー・アール・コーポレイション | 両面熱印刷の検出 |
| JP2009119861A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-06-04 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20040119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |